保田幸司郎作曲の歌詞一覧リスト  17曲中 1-17曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤垣源蔵・徳利の別れ鏡五郎鏡五郎木下龍太郎保田幸司郎一升徳利を 手土産に 雪降る中を 饅頭笠 これが今生の 別れなら 酒で敷居は 高けれど 兄をたずねる 暇乞い  (セリフ)義姉上さま 赤穂浪人 呑んべえのこの赤垣源蔵 やっと仕官が叶い、お別れに参上致しました。 兄上がお留守とあらば、そこに掛った小袖を兄上と思い、 別れの酒を一献傾けとうござりまする。  人は一代 武士は その名を惜しめ 末代も 下手な謡曲を 口ずさみ 膳を間に 懐しき 黒の小袖と 差し向い  (セリフ)明十五日 寅の刻 吉良邸へ討入り致します。 二度と生きては戻れぬ身ならば、 せめて せめて一目なりともお逢いいたし 別れの酒を酌み交しとうございました。兄上様!  明日の討入り 身仕度を 急かせて鳴るか 鐘七つ 残る浮世の 未練やら 払う先から 降り積もる 雪が重たい 赤合羽
あかね雲金田たつえ金田たつえ一ツ橋雪保田幸司郎出稼ぎばかりの 明け暮れに 泣いてたお前はヨー もうはや二十才 明日は文金花嫁御寮 見せてやりたや 見せてやりたや恋女房 うすい縁のヨー あかね雲  手塩にかけた 娘なら 幸せになれヨー 涙がほろり 女房ゆずりの 器量よし 空を仰いだ 空を仰いだ横顔に 幼いままのヨー 泣きぼくろ  たまにはおやじの ひげ面が 恋しくなったらヨー 一緒に帰れ 愛し殿御と ヤヤ連れて 抱いてやろうぞ 抱いてやろうぞふところに 明日は晴れるかヨー あかね雲
天野屋利兵衛鏡五郎鏡五郎木下龍太郎保田幸司郎男同士の 約束ごとは 髪に書かずに 腹に書く ご恩ある身の 大石様の 隠しことなら 頼みなら 口が裂けても 漏らしゃせぬ 天野屋利兵衛は 男でござる  ここで一言 漏らしたならば 赤穂浪士の皆々様の 長の苦労が 水の泡 吉良の屋敷へ 討入り道具 妻子に類が 及ぼとままよ 知らぬ存ぜぬ 押し通す 命 命捨て身の 天野屋利兵衛  (セリフ)「えゝ! 去る十五日未明 大石内蔵助様を始め赤穂浪士の方々が 吉良様のお屋敷に討入り。見事にご本懐を遂げられた…と。 ご奉行様、それは真実にござりまするか…。 ああ 有難や これで天野屋の浮き世の義理と男の意地が立ちました。 今となれば隠しごとの何もかも 何もかも包み隠さず申し上げます。」  受けた情けは この世で返す 借りちゃおけない あの世まで 儲けご破算 算盤捨てた 刀 差さない 商人の これがせめての お助太刀 天野屋利兵衛は 男でござる  (セリフ)「見込んだりやな内蔵助 見込まれたりや天野屋利兵衛」
おしどり酒金田たつえ金田たつえ仁井谷俊也保田幸司郎佐伯亮思い通りに ならないと 自棄(やけ)をおこしちゃ 駄目ですよ あなたの背中が 疲れてみえる たまには息ぬき して欲しい 今夜はふたり 久し振り お酒飲みましょう おしどり酒を  口惜しまぎれの その拳 ぶってください このわたし 泣きたいくらいの 苦しさ辛さ わかっております 女房です 今夜は涙 わけあって お酒飲みましょう おしどり酒を  いつか世にでる 人なのよ 我慢するのも 修行です わたしのこの瞳(め)に くるいはないわ あなたは男に きっとなる 今夜はふたり 水入らず お酒飲みましょう おしどり酒を
お登勢島津悦子島津悦子松井由利夫保田幸司郎池多孝春点(とも)してください 命の限り 男を貫く 夢の火を たとえ この身は 露(つゆ)となり 三条河原に さらされようと お登勢は お登勢は… あなたに 賭けます つくします  拓(ひら)いてください 夜明けの扉 嵐にくじけず ひとすじに 花の袂(たもと)を 噛みしめる 涙と情けの 紅殻格子(べにがらごうし) お登勢は お登勢は… あなたが 心の 道しるべ  酔わせてください 大志(のぞみ)を遂げて 生きてる証(あか)しの 美酒(うまざけ)に 月の加茂川 水鏡 たばねる黒髪 女の一念(おもい) お登勢は お登勢は… あなたに 明日(あした)を あずけます
女火越前二郎越前二郎はち惣平保田幸司郎菊地恒夫いちど男に 抱かれたら 二度と消えない 女火よ 寝ても醒めても 死ぬ程あなたが 好きだから 罪を重ねて 色づく恋に 乱れたおんなに 見せたいの  髪に絡んで はなれない 指が愛しい 女火よ しのぶ恋ゆえ あなたの優しさ 激しさを 一人占めして 悪女になるわ 素顔のわたしを 壊してね  躰ばかりを 寄せ合って 炎えた不幸な 女火よ だから寝化粧 行き着く処は あなたなの たとえ世間に 裁かれたって 今さらおんなを 捨てないわ
かくれ傘金田たつえ金田たつえ荒川利夫保田幸司郎ふたりは夫婦に 見えるでしょうか 揃いの浴衣の いで湯橋 傘に隠した こころの中に 離れられない 命火よ 涙のような… 雨を写した 川を見る  あなたをこんなに 愛してしまう 私が悪いと 叱る雨 ひとりぼっちを 支えてくれる そんなあなたが いればこそ 明日もここで… 山の紅葉に 染まりたい  逢ってはいけない もう駄目だよと 言われる恋でも 恋は恋 傘に隠れて 逢いたい想い 捨てゝどうして 生きられる 涙のような… 雨を写した 川を見る 
金沢情話~原作 滝の白糸(泉鏡花)より~金田たつえ金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎舞台の上の 水芸は 裏にあります からくりが 素顔で 惚れた この恋は 表も裏も 誠だけ あゝ 金沢の月に帯解く 高瀬舟  (セリフ)「欣弥さん 東京で好きなだけ勉強してください。 学費はこの滝の白糸が きっときっと 工面いたします。」  旅芸人の 細腕にゃ いつか重荷に 仕送りは 操を守る それ故に この手を染める 罪の色 あゝ 叶うなら この身投げたい 浅野川  (セリフ)「あなた いいえ 村越検事様 人を殺めたのは 誓って想う人への仕送りのためではございません。」  恋しい人に 裁かれる 運命哀しや 糸車 真実を言えと 言う人を 庇って嘘を つき通す あゝ 金沢の 格子窓には なみだ雪 
恋あそび三門二郎三門二郎志水正和保田幸司郎夢を追いかけ 今宵また さまよい歩き 酒を飲む 透かしグラスに 面影描き 酔えば虹色 花が咲く ああネオン街 恋あそび  夢のかけらが 欲しくって せめて束の間 抱くあの娘 情けもろさに つまされて 小舟のように 流された ああネオン街 恋あそび  夢がさめれば むなしくて 残り火せつない 夜の雨 男ごころの うらおもて 帰る古巣に 灯がともる ああネオン街 恋あそび  
真剣師金田たつえ金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎負けて傷つく 名誉はないが 勝たにゃ明日の 銭がない 誰か付けたか 真剣師 次の一手を 思案の駒に 命 捨て身の 命 捨て身の 将棋盤  「賭け将棋に人生を賭けているから真剣師。 いい呼び名じゃございませんか。 負ければ明日がないー だから毎日毎日が真剣勝負なのでございます。」  好いたほれたの 色恋沙汰は なんで出来ない 後始末 いつか世間も 通せんぼ 恨みますよと 泣いてた女の 声が聴こえる 声が聴こえる 風の宿  「私にもこの世にたった一人の子供が居ります。 馬鹿をしながら貯めたこの金は、 私になにかありましたら子供に渡しちゃあくれませんか。 詫びの印にしては、あまりにも少うはございますが……」  駒に男の 人生賭けて それで死ねたら 悔いはない 骨の髄まで 真剣師 賽の河原で 船賃賭けて 鬼を相手に 鬼を相手に 将棋指す
椿の宿小野由紀子小野由紀子円理子保田幸司郎前田俊明雨のしずくに 耐え切れなくて ホロリこぼれた 一輪は 未練涙(みれんなみだ)を 湯けむりの 向こうに流す 紅椿 ああ 湯の宿に 雨が降る  あなたの肩が 私の袖(そで)が 濡れて切ない 春しぐれ 別れたくない 湯けむりの 向こうに心が 乱れます ああ 湯の宿に 雨が降る  流れ流れて 湯の町ぐらし いつか私も 伊豆の花 笑顔咲かせば 湯けむりの 向こうに明日(あす)が 見えますか ああ 湯の宿に 雨が降る
母恋巡礼金田たつえ金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎山田年秋あれもこれもと 想っていても 夢で終った 親孝行 離れ離れにめ 暮らしただけに 胸に残るは 悔いばかり 母恋巡礼 札所めぐりの 花供養  やると決めたら 死ぬ気でおやり やって駄目なら 戻りゃいい 故郷を出る朝 しばれる駅の 別れ言葉の あたたかさ 母恋巡礼 添える想い出 花供養  いまは小言も 聴けないけれど いつも心の いのち杖 辛い時には 昔に戻り 泣いて甘える 夢枕 母恋巡礼 鈴を鳴らして 花供養 
人妻金田たつえ金田たつえ一ツ橋雪保田幸司郎しあわせあげると言われた人に すがれぬ運命の それは人妻 愛することも答えることも 眠むることも 目覚めることも許されぬ あゝ私は悪い女です すべてをすてて 行けない女です  夢か誠か しのび逢う夜は あやしく燃える それは人妻 尽くすことも 堪えることも 励ますことも 支えることも 届かない あゝ私は罪な女です あなたのために死ねない女です  死ぬも生きるもあなたのままと 心は捧げた それは人妻 寄りそうことも 見つめることも 甘えることも 安らぐことも かりそめか あゝ私はずるい女です おぼれて泣いても 所詮は人の妻 
ひとり雨鏡五郎鏡五郎木下龍太郎保田幸司郎連れは一日 遅れて来ると その場つくろう つくり言 湯宿にいつか ひとり雨 泣きに来たのを 気付かれまいと 女ごころの あー 見栄を張る  呑めもせぬのに 頼んでみたが やはり余って 燗冷まし ひと夜が長い ひとり宿 障子閉めても 雨音までが またも貴方の あー 声になる  湯冷めしたのか 髪まで冷える 添い寝するよに 抱き枕 夜通し窓に ひとり雨 愛を覚えた 女の肌が 声を忍ばせ あー 夜泣きする
蛍舞い島津悦子島津悦子木下龍太郎保田幸司郎南郷達也眠るあなたを 起こさずに 宿を出ました 忍び足 後ふり向けば ああ 闇に乱れる 蛍舞い 女ごころの 未練火が 燃えているよで つらくなる  呑めぬお酒を せがんでは 酔って薄めた 罪ごころ 初めの夜も ああ 明り障子に 蛍舞い そっとあなたに 添い寝して 数を数えた 宿枕  戻りたいけど 戻ったら 別れられない 今度こそ 私の胸に ああ 揺れる篝火(かがりび) 蛍舞い 迷う足元 照らしては おいでおいでと 先を行く
夕顔金田たつえ金田たつえはち惣平保田幸司郎濡れた黒髪 梳く指の 細さに泣けば 焦がれ月 あなたの浴衣の 残り香を 乳房包んで… 庭の風鈴 手にとれば 咲いて夕顔 恋しのぶ  和紙の団扇を 帯にさし ふたり寄り添い 蛍川 夢もはかない うたかたの おんな一輪… こころ淋しく 夏に咲く 白い夕顔 何を泣く  雨はむらさき 宵化粧 書いては捨てる みだれ恋文 追えないあなたに 炎えるほど 若くはないわと… 言って聞かせる 縁先に 揺れて夕顔 みれん咲き
雪割桜八代よう子八代よう子木下龍太郎保田幸司郎こころの傷など 元通り この手で縫って やると言う いいの本当に 本当に信じても 貴方の愛の ぬくもりに 世間の冬は 厳しいが 蕾ふくらむ 雪割桜  近くの誠は みえなくて 遠くの嘘に あこがれる 馬鹿ね女は 女は夢見鳥 貴方の愛の やさしさに 片意地張って 遠まわり 咲く日遅れた 雪割桜  一度は過去ある 女でも 一生従いて 来いと言う いいわ短い 短い夢だって 貴方の愛の つぐないに 私の春も しあわせも みんなあげます 雪割桜
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