松島詩子の歌詞一覧リスト  18曲中 1-18曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨の郷愁雨が静かに 降る宵(よい)は 青いオームも 赤い灯(ひ)も なぜかさみしい 物思い わたしの胸も ぬれてくる  だれの嘆きの 涙やら 忍び泣くよな 雨の夜は 遠いあの日が あのころが ほのかに浮かぶ やるせなさ  母の優しい 面影を そっと心に 抱きしめて 思い乱れる 黒髪の 乙女(おとめ)を泣かす 雨の歌松島詩子吉川静夫山口俊郎雨が静かに 降る宵(よい)は 青いオームも 赤い灯(ひ)も なぜかさみしい 物思い わたしの胸も ぬれてくる  だれの嘆きの 涙やら 忍び泣くよな 雨の夜は 遠いあの日が あのころが ほのかに浮かぶ やるせなさ  母の優しい 面影を そっと心に 抱きしめて 思い乱れる 黒髪の 乙女(おとめ)を泣かす 雨の歌
潮来の雨潮来出島(いたこでじま)の 真菰(まこも)の花に 降るは情(なさけ)のサア 降るは情の 雨かしら  雨は雨でも 夜ふけの雨は 船頭(せんどう)泣かせのサア 船頭泣かせの よにく雨  さまは浮島(うきしま) わたしは潮来(いたこ) 心かよへどサア 心かよへど 風だより  風は風でも 潮来の風は 想ふ心をサア 想ふ心を 吹いてゆく松島詩子松村又一田村しげる潮来出島(いたこでじま)の 真菰(まこも)の花に 降るは情(なさけ)のサア 降るは情の 雨かしら  雨は雨でも 夜ふけの雨は 船頭(せんどう)泣かせのサア 船頭泣かせの よにく雨  さまは浮島(うきしま) わたしは潮来(いたこ) 心かよへどサア 心かよへど 風だより  風は風でも 潮来の風は 想ふ心をサア 想ふ心を 吹いてゆく
かすみ草この花が好きなのは 日差しの中で 往く春を惜しむよに 咲く花だから 光るなみだ 風の匂い あの日別れたふたり 壊れてく幸福(しあわせ)の 形のように かすみ草 かすみ草 白く散ってた  揺(ゆ)り椅子に揺れながら 手紙を読めば いつかしらあの人の 声が聴こえる 忘れようと 努(つと)めながら 想い出しているのね 約束はひとときの 気休めごとと 知りながら 知りながら 愛した私  いつの世にも 脆(もろ)いものは 愛と言う名のいのち 壊れてく幸福(しあわせ)の 形のように かすみ草 かすみ草 白く散ってた松島詩子木下龍太郎桜田誠一この花が好きなのは 日差しの中で 往く春を惜しむよに 咲く花だから 光るなみだ 風の匂い あの日別れたふたり 壊れてく幸福(しあわせ)の 形のように かすみ草 かすみ草 白く散ってた  揺(ゆ)り椅子に揺れながら 手紙を読めば いつかしらあの人の 声が聴こえる 忘れようと 努(つと)めながら 想い出しているのね 約束はひとときの 気休めごとと 知りながら 知りながら 愛した私  いつの世にも 脆(もろ)いものは 愛と言う名のいのち 壊れてく幸福(しあわせ)の 形のように かすみ草 かすみ草 白く散ってた
枯葉よ語ろう木枯(こがら)しの笛の音に 誘われて ペーブを踊って行く 枯葉よ 枯葉  若いみどりの あの夢は どこになくして しまったか わたしといっしょに あてもなく 探して行こう 枯葉よ 枯葉  街で別れた あの人の うしろ姿が 忘られず  わたしはひとりで 泣きながら いつまで待つやら 枯葉よ 枯葉  暗い小路(こうじ)の 吹きだまり しばし休んで 寄せ合って わたしとおまえの 消え去った 嘆きを語ろう 枯葉よ 枯葉松島詩子矢野亮吉田矢健治木枯(こがら)しの笛の音に 誘われて ペーブを踊って行く 枯葉よ 枯葉  若いみどりの あの夢は どこになくして しまったか わたしといっしょに あてもなく 探して行こう 枯葉よ 枯葉  街で別れた あの人の うしろ姿が 忘られず  わたしはひとりで 泣きながら いつまで待つやら 枯葉よ 枯葉  暗い小路(こうじ)の 吹きだまり しばし休んで 寄せ合って わたしとおまえの 消え去った 嘆きを語ろう 枯葉よ 枯葉
喫茶店の片隅でアカシア並木(なみき)の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯(ひ)がつく 喫茶店 いつも貴方(あなた)と 逢(あ)った日の 小さな赤い 椅子(いす)二つ モカの香(かお)りが にじんでた  ふたりだまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン 洩(も)れるピアノの 音(ね)につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず ひとり来てみた 喫茶店 散った窓べの 紅(べに)バラが はるかに過ぎた 想(おも)い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵(こよい)松島詩子矢野亮中野忠晴佐々木豊年アカシア並木(なみき)の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯(ひ)がつく 喫茶店 いつも貴方(あなた)と 逢(あ)った日の 小さな赤い 椅子(いす)二つ モカの香(かお)りが にじんでた  ふたりだまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン 洩(も)れるピアノの 音(ね)につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず ひとり来てみた 喫茶店 散った窓べの 紅(べに)バラが はるかに過ぎた 想(おも)い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵(こよい)
黒きバラ黒きバラに そそぐ雨は さみしき 想(おも)い出の糸か 胸に残るは 昔のあの日 別れのことば 小雨にけむりて 遠く去り行きし あの人  黒きバラに 指をふれて 静かに 想い出をたぐる 胸に残るは 昔の小歌(こうた) なみだの窓べ 小雨に包まれ 遠く去り行きし あの人松島詩子山野三郎佐藤長助黒きバラに そそぐ雨は さみしき 想(おも)い出の糸か 胸に残るは 昔のあの日 別れのことば 小雨にけむりて 遠く去り行きし あの人  黒きバラに 指をふれて 静かに 想い出をたぐる 胸に残るは 昔の小歌(こうた) なみだの窓べ 小雨に包まれ 遠く去り行きし あの人
恋のボンゴ赤い 赤い夕陽(ゆうひ)の あちらから 夜は 夜は南の 島に来る  椰子(やし)の葉末 わたる風に 揺れて響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ 寄り添いうたわん 熱き想(あも)いを 燃ゆる 燃ゆる炎の 消えぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌  君を 君を抱(いだ)けば ほのぼのと 甘き 甘き香りの 忍び寄る 渚(なぎさ)みつる 潮に乗りて 高く響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ ほほ寄せ語らん つきぬのぞみを 胸の 胸の花びら 散らぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌松島詩子矢野亮中野忠晴赤い 赤い夕陽(ゆうひ)の あちらから 夜は 夜は南の 島に来る  椰子(やし)の葉末 わたる風に 揺れて響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ 寄り添いうたわん 熱き想(あも)いを 燃ゆる 燃ゆる炎の 消えぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌  君を 君を抱(いだ)けば ほのぼのと 甘き 甘き香りの 忍び寄る 渚(なぎさ)みつる 潮に乗りて 高く響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ ほほ寄せ語らん つきぬのぞみを 胸の 胸の花びら 散らぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌
さよならも言わないでさよならも言わないで 笑顔(えがお)を見せて 思いきらせた あなたはさすが いきな男 ふり向けば ふりかえり 気まぐれなものね さよならも 言わないで  さよならも言わないで つれないそぶり 胸で呼んでる わたしはしょせん やぼな女 手を振れば 手をあげて 憎らしい人ね さよならも 言わないで  ふり向けば ふりかえり 憎らしい人ね さよならも 言わないで松島詩子東條寿三郎吉田矢健治さよならも言わないで 笑顔(えがお)を見せて 思いきらせた あなたはさすが いきな男 ふり向けば ふりかえり 気まぐれなものね さよならも 言わないで  さよならも言わないで つれないそぶり 胸で呼んでる わたしはしょせん やぼな女 手を振れば 手をあげて 憎らしい人ね さよならも 言わないで  ふり向けば ふりかえり 憎らしい人ね さよならも 言わないで
上海の踊り子霧の夜を 月の夜を 踊るランタン 踊る上海 夢を見るよな 踊り子の 黒い瞳が ぬれている ぬれている  街の灯も 窓の灯も みんな呼んでる 歌の上海 リラの花さえ 開く夜を 何を泣くやら 夜の雨 夜の雨  あの歌も この歌も 遠い想い出 夢の上海 君の形見の 日の丸の 紅のあかさは 燃えるのに 燃えるのに松島詩子時雨音羽細川潤一霧の夜を 月の夜を 踊るランタン 踊る上海 夢を見るよな 踊り子の 黒い瞳が ぬれている ぬれている  街の灯も 窓の灯も みんな呼んでる 歌の上海 リラの花さえ 開く夜を 何を泣くやら 夜の雨 夜の雨  あの歌も この歌も 遠い想い出 夢の上海 君の形見の 日の丸の 紅のあかさは 燃えるのに 燃えるのに
スペインの恋唄燃えて開いた 紅(くれない)の バラの花よ ああ カルメン 刺すとげの 痛さ知れど ああ この胸を 誘う香(かお)りよ 君ともに踊らん 狂おしき ハバネラの調べに  夢をたたえて さかずきに よどむ酒か ああ カルメン メフィストの わなと知れど ああ 飲みほして 悔いぬ想(おも)いよ 君ともに語らん さめやすき 青春のよろこび  ギター鳴らして セレナーデ 窓におくる ああ カルメン ドン・ホセの 運命(さだめ)知れど ああ わが命 かけし願いよ 君ともに歌わん なやましき スペインの恋唄松島詩子矢野亮吉田矢健治燃えて開いた 紅(くれない)の バラの花よ ああ カルメン 刺すとげの 痛さ知れど ああ この胸を 誘う香(かお)りよ 君ともに踊らん 狂おしき ハバネラの調べに  夢をたたえて さかずきに よどむ酒か ああ カルメン メフィストの わなと知れど ああ 飲みほして 悔いぬ想(おも)いよ 君ともに語らん さめやすき 青春のよろこび  ギター鳴らして セレナーデ 窓におくる ああ カルメン ドン・ホセの 運命(さだめ)知れど ああ わが命 かけし願いよ 君ともに歌わん なやましき スペインの恋唄
星座仰いで夜空を仰げば きらめく星座 聞かせておくれ 過ぎし日の 想い出を あの人の あの瞳 そのままに 私の心に 優しく囁く  吐息に揺れつつ 瞬(またた)く星座 伝えておくれ 忘られぬ 愛の唄 又逢える その日まで 待ちましょう 遥かな面影 この手に抱きしめ  ネオンは消えても 残るは星座 呼ばせておくれ いつまでも 変らずに あの星が あの空に あるかぎり 夜毎に仰いで のぞみをすてずに松島詩子矢野亮中野忠晴夜空を仰げば きらめく星座 聞かせておくれ 過ぎし日の 想い出を あの人の あの瞳 そのままに 私の心に 優しく囁く  吐息に揺れつつ 瞬(またた)く星座 伝えておくれ 忘られぬ 愛の唄 又逢える その日まで 待ちましょう 遥かな面影 この手に抱きしめ  ネオンは消えても 残るは星座 呼ばせておくれ いつまでも 変らずに あの星が あの空に あるかぎり 夜毎に仰いで のぞみをすてずに
花の溜息月のほほえみか 星の吐息か そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ ひめやかに ひめやかに 人知れぬ 愛の想いに咲く ああ 夢の花 白いくちなしの花  夜のしずけさに 花の溜息 そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ 清らかな 清らかな 短夜(みじかよ)の 愛の夢にも似た ああ 匂う花 白いくちなしの花  白い花びらに 愁(うれ)いかくして そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ うるわしき うるわしき 衣ずれの 甘き仄かな香り ああ 愛の花 白いくちなしの花松島詩子服部鋭夫林伊佐緒月のほほえみか 星の吐息か そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ ひめやかに ひめやかに 人知れぬ 愛の想いに咲く ああ 夢の花 白いくちなしの花  夜のしずけさに 花の溜息 そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ 清らかな 清らかな 短夜(みじかよ)の 愛の夢にも似た ああ 匂う花 白いくちなしの花  白い花びらに 愁(うれ)いかくして そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ うるわしき うるわしき 衣ずれの 甘き仄かな香り ああ 愛の花 白いくちなしの花
マロニエの木蔭空はくれて 丘の涯(はて)に 輝くは 星の瞳(ひとみ)よ なつかしの マロニエの木蔭(こかげ)に 風は想い出の 夢をゆすりて 今日も返らぬ 歌を歌うよ  彼方(かなた)遠く 君は去りて わが胸に 残る瞳よ 想い出の マロニエの木蔭に ひとり佇(たたず)めば 尽きぬ想いに 今日も溢るる 熱き涙よ  空はくれて 丘の涯に またたくは 星の瞳よ なつかしの マロニエの木蔭に あわれ若き日の 夢の面影 きょうもはかなく 偲(しの)ぶ心よ松島詩子坂口淳細川潤一細川潤一空はくれて 丘の涯(はて)に 輝くは 星の瞳(ひとみ)よ なつかしの マロニエの木蔭(こかげ)に 風は想い出の 夢をゆすりて 今日も返らぬ 歌を歌うよ  彼方(かなた)遠く 君は去りて わが胸に 残る瞳よ 想い出の マロニエの木蔭に ひとり佇(たたず)めば 尽きぬ想いに 今日も溢るる 熱き涙よ  空はくれて 丘の涯に またたくは 星の瞳よ なつかしの マロニエの木蔭に あわれ若き日の 夢の面影 きょうもはかなく 偲(しの)ぶ心よ
マロニエの並木路黄昏の 鐘の音が 流れてゆく銀座裏 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 君待てば 君待てば ゆれてユラユラ 夢がわく 紫の仄(ほの)かな アベック・タイム  想い出も 浮かびくる 街角の時計台 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 寄り添えば 寄り添えば ゆれてユラユラ 溶ける胸 紫の仄かな アベック・タイム松島詩子矢野亮中野忠晴黄昏の 鐘の音が 流れてゆく銀座裏 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 君待てば 君待てば ゆれてユラユラ 夢がわく 紫の仄(ほの)かな アベック・タイム  想い出も 浮かびくる 街角の時計台 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 寄り添えば 寄り添えば ゆれてユラユラ 溶ける胸 紫の仄かな アベック・タイム
緑の風に誘われて緑の風に 誘われて 一人で旅に出たのです こうして瞼 閉じてると 私のそばに 寄り添った 暖(ぬく)みがそっと 包みます  心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です 心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です  別れた夜の 涙さえ ずいぶん遠く なりました それでも胸の 小箱から 思い出一つ 採(と)り出して 昔の頃に 戻ります  心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです 心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです  車の窓を 流れてく 若葉の蔭が 素敵です 知らない山の 湯の宿に ふらりと降りて みませんか あの日の夢が こぼれます  心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です 心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です松島詩子矢野亮林伊佐緒緑の風に 誘われて 一人で旅に出たのです こうして瞼 閉じてると 私のそばに 寄り添った 暖(ぬく)みがそっと 包みます  心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です 心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です  別れた夜の 涙さえ ずいぶん遠く なりました それでも胸の 小箱から 思い出一つ 採(と)り出して 昔の頃に 戻ります  心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです 心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです  車の窓を 流れてく 若葉の蔭が 素敵です 知らない山の 湯の宿に ふらりと降りて みませんか あの日の夢が こぼれます  心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です 心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です
夜のささやき夜のひくい足音 それはつぶやき うるむ赤い灯 それはなみだ むせび泣いている 裏町の乙女 愛は切ないもの 恋は甘いもの  雨が降る 雨が降る 恋も 夢も 流して 雨が降る 雨が降る 私の胸に  夜のしじまを甘くつつむ あれは小人の すすり泣きか 何処の角にも 明るい歌が 聞えてくるけれども  雨が降る 雨が降る 暗い恋の運命か 雨が降る 雨が降る マロニエの並木に  はぐれ鳥さえ 歌を唄ひ 愛の希望を 白い羽に 暗い夜空を 飛んでいるのに 可愛そうな あの人  星が降る 星が降る 恋の甘いささやき 星が降る 星が降る マロニエの並木に松島詩子泉しげる江口浩司夜のひくい足音 それはつぶやき うるむ赤い灯 それはなみだ むせび泣いている 裏町の乙女 愛は切ないもの 恋は甘いもの  雨が降る 雨が降る 恋も 夢も 流して 雨が降る 雨が降る 私の胸に  夜のしじまを甘くつつむ あれは小人の すすり泣きか 何処の角にも 明るい歌が 聞えてくるけれども  雨が降る 雨が降る 暗い恋の運命か 雨が降る 雨が降る マロニエの並木に  はぐれ鳥さえ 歌を唄ひ 愛の希望を 白い羽に 暗い夜空を 飛んでいるのに 可愛そうな あの人  星が降る 星が降る 恋の甘いささやき 星が降る 星が降る マロニエの並木に
夜のバイオリン夜のひととき ひき鳴らす 恋はかなしい トレモロか あなたは あなたは どこにいる 月が木陰に 下(お)りる夜は そっと取り出す バイオリン  君は優しい 紅のバラ 恋はかなしい 流れ星 あなたは あなたは どこにいる 泣いた別れの 想い出に ひとり奏(かな)でる バイオリン  糸のしらべも すすり泣く 恋はかなしい トレモロか あなたは あなたは どこにいる 想い出す夜は 面影を 偲(しの)ぶさみしい バイオリン松島詩子若杉雄三郎渡久地政信夜のひととき ひき鳴らす 恋はかなしい トレモロか あなたは あなたは どこにいる 月が木陰に 下(お)りる夜は そっと取り出す バイオリン  君は優しい 紅のバラ 恋はかなしい 流れ星 あなたは あなたは どこにいる 泣いた別れの 想い出に ひとり奏(かな)でる バイオリン  糸のしらべも すすり泣く 恋はかなしい トレモロか あなたは あなたは どこにいる 想い出す夜は 面影を 偲(しの)ぶさみしい バイオリン
私のアルベール夜霧深い 街(まち)のペーブ くずれ落ちた ミモザ一つ いつもあなたの 胸に咲いて 香(かお)りしこの花 あの日の夢よ 再び我にかえれよ  想(おも)い出なつかし パリの夜 ふたりで腕を組みて あなたの吹く口笛に わたしも歌ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人  想い出恋しい セーヌ川 そよ吹く風に乗りて 流れてくるシャンソンに 合わせて踊ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人松島詩子矢野亮中野忠晴夜霧深い 街(まち)のペーブ くずれ落ちた ミモザ一つ いつもあなたの 胸に咲いて 香(かお)りしこの花 あの日の夢よ 再び我にかえれよ  想(おも)い出なつかし パリの夜 ふたりで腕を組みて あなたの吹く口笛に わたしも歌ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人  想い出恋しい セーヌ川 そよ吹く風に乗りて 流れてくるシャンソンに 合わせて踊ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人
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