nano.RIPE編曲の歌詞一覧リスト  53曲中 1-53曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ありのままで山之内遼平(鈴木崚汰)、如月七緒(矢野奨吾)山之内遼平(鈴木崚汰)、如月七緒(矢野奨吾)吾龍nano.RIPEnano.RIPEどんな時も笑顔でいられるように ありのまま歩き出そう  目まぐるしく過ぎる毎日 また新しい朝はやってきて 顔合わせたならいつもの挨拶 いつでも笑って自然で居れて  形あるものが全てじゃないと 言葉にしなくても伝わるような 不思議なほどに近く感じてる心は いつでも暖かいまま  巡り巡る日々のなか 変わらずに居れたら でこぼこ道も歩いて行ける 上手くいかないことだけ数えてないで 些細な喜びをいつでも見つめていよう  力強くただ真っ直ぐに 風に揺れる向日葵のように 陽の光向かって どこまでも伸びて 同じ景色をただ追いかけていたくて  またひとつと何かを知っていくたび 躓くこともあるけど 諦めずに立ち上がる そのひたむきな強さを 誰もが知っているから  いつの間にか差し込んだ ひだまりの真ん中 その優しさが包む繋がり どんな時も心はありのままでいい その言葉いつまでも忘れぬように 巡り巡る日々のなか 新しい方角へ 続く明日も晴れたらいいな 足りないものばかりだけ数えてないで 大切な毎日を一歩ずつ歩き出そう ありのまま
イトシキヒビnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE面影を少し残すように 淡い花の色に染まる今  空ばかり見てつまずくなんてあの子らしくていいな 憧れるだけ憧れたなら次はあたしの番でしょう  そうやって積み重ねたふたり分の日々 止まった時計も指の先ひとつで動き出すよ  面影を少し残すように淡い花の色に染まれ 懐しむほどに薄れない 愛し声は今も響く あたしの中  春の手前で立ち止まるたび蘇る物語 助走をつけて飛び越えた夏 擦り剥いたヒザの痛み  何も消えはしないよ 零れ落ちても いつかまた会えたら誇れるあたしでいられるように  ともしびを胸に秘めながら渡り鳥のように歌え ココロまで二度とはぐれない 目指す場所が帰る場所があるから  夢を見るの 遠くなるの 夢中で走り抜けた道 未来のあの子の後ろ姿  面影を少し残すように淡い花の色に染まる 涙でふやけた胸の奥 愛し声が響く 響く  ともしびに今をくべながら渡り鳥のように歌え ココロまで二度とはぐれない 目指す場所は帰る場所は あたしの中 咲き続ける
スピカnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEふたり何もかもを分け合って誰より青く光ると誓うよ  乾いた喉を潤すようにきみはあたしの中に宿った 偶然みたいな必然だとあの時たしかにそう思えたのは  重なる道のその先にキレイな星を見たから  ふたり夢と希望を分け合えば誰より強くなれるよ そうして描いた未来の上でまた誰より夢を見るから 青い光がきみとあたしを繋ぐよ  明けない夜を幾度も知れば震える手には幼い涙 もたれた壁にはきみの影が独りにはしないよと寄り添うから  重なるふたつの手の中キレイな星を隠して  時に涙さえも分け合えば誰よりきみを知れるよ たとえ暗い闇で見えなくても誰よりそばに居るから 青い光はきみとあたしの深くに  ふたり何もかもを分け合って魂の奥に触れる きみの声にまた導かれて新たなステージへ  ふたり夢と希望を分け合えば誰より強くなれるよ そうして描いた未来の上でまた誰より夢を見るから 青い光がきみとあたしを繋ぐよ
ローリエnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE今 夏がぼくらを連れ出した きみと描いたこの夢に色を付けようか  初めて握り締めた白いボールは眩しく見えて 小さな手のひらから少しでも遠くまでと投げたよ  あの日からぼくは目指す場所まで1ミリでも近付けるよう 走り続けてはたまに転んで そのたびに地面をギュッと蹴り付けた  擦り剥いた傷の数で決まるなら負けない自信はあるのに 夏の陽射しがぼくらを照らすほど きみの笑顔がどうしても見たくなったんだ  ひとつの言い訳からハラハラと弱音が零れては ただひとつのプライドさえ投げ出してしまう夜もあったよ  暗くなる空にぼくを隠して人知れず涙を拭っても 消えない光がココロで揺れて そのたびに思いはグッと加速した  闇雲に追い掛けていられたのはいつだってきみがいたから 夏の陽射しがすべてを知るのなら ぼくの弱さも見抜かれていたのかな  ねえ ぼくは間違いなくあの日の続きを描いてるかい ねえ ぼくはあとどれくらい遠くへ投げたら届くんだい ねえ 今のぼくの手ならあの日のすべてを掴めるかい ねえ 今もおなじ空の下 眩しく見えてるかい  こんな傷の数で決まるような小さな夢ではないけど 夏の陽射しがぼくらを照らすから きみの笑顔がもう一度見たい  闇雲に追い掛けたその果てにはひとつの答えがあるから 夏が終わりをぼくらに告げる頃 きみと描いたこの夢が光りますように  七色に
海と空のヒミツ三森すずこ三森すずこきみコ佐々木淳nano.RIPE掬い上げたのは宝石みたいな青 なのにどうして 掬い上げた途端透明になるの それさえもすぐに零れる  空になった手のひらに残る雫を凝らせば ぼんやりと色付く 見上げれば青だ  憧れたものはいつも少しカタチを変えて私に届く 頼りないこの手でも守れるくらいに 溢れてしまわないように 海と空を閉じ込めた手のひら 少しずつ解き明かすよ  小さな頃から不思議を集めた ねえ?なんで?どうして? 知らないことから逃げたくはないの 理想や夢が壊れても  知りすぎて傷付いて海の深くに潜れば 静寂に包まれる 見渡せば青だ  憧れたものはいつもどこか残酷だけど私に潜む 息がもう苦しくて水面から出した顔を真っ直ぐ照らす光 いつもよりも煌めく世界 それが見たくて深くへまた潜る  海と 空と  憧れたものはいつも少しカタチを変えて私に届く この海の深くから空の彼方から ヒミツを打ち明けるように 海と空を散りばめた世界が手のひらから飛び出せば 私もそう青く染まるよ
アザレアnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE許されたことなんてそう多くはないでしょう? 誰の目に適えば誰も傷つけずに済む? シアワセの定義は人の数あるけど 掴むまでの道は一本と限らない  迷子になる前にきみの声を標に 耳の奥 鼓膜をもっと震わせて  道なき道を行こう 初めてを捧げよう 甘い夢 その魔法に掛かったフリで 残酷にも思える運命のその中で 見つからないように進もう 足跡は消して  届かない夜にも寄り添える何かを いつの間にふたりはそっと育てていたんだよ 叶えたいことなら星の数あるけど たとえそのすべてが夢と散ったって  怖くはないようにきみの手を離さずに 胸の奥 鼓動がぐっと高まれば  道なき道を行こう 初めてを重ねよう 名前のないこの感情に名前を付けて 錯覚にも思える衝動に従って きみが望むなら落ちよう どこまでも闇へ  迷子になる前にきみの声を標に 耳の奥 鼓膜をもっと震わせて  道なき道を行こう 初めてを続けよう 甘い夢 その魔法が覚めてもまだ 残酷にも思える運命を蹴散らして 邪魔されない方へ進もう ふたりだけ消して
最終前nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEとっておきの秘密基地みたいな小さな小さなかくれんぼ 最終の電車が来るまでココに居よう ねえ 雨に濡れてもさ  止まらなくてもいい ほんの少しでいい 時の流れをゆるやかに 5分だけでも  あたしから奪わないで きみを奪わないで はみ出したふたりはもう戻るとこなんてないよ 離れることに意味なんてあるの?  とっておきの影を呼び覚まして暗い夜に溶けてしまおう 駅前のベンチは冷たくて雨粒を少し弾いた  見送った背中が小さくなるほどに ココに居る意味に迷うけど  あたしから奪わないで きみを奪わないで 夢の中で待ち合わせ 不器用なふたりは今日も すれ違うまま明日を迎えるかな  とっておきの夜が当たり前に変わる日を待ってる  あたしから奪わないで きみを奪わないで はみ出したふたりはもう戻るとこなんてないよ 離れることにも意味がない  あたしのすべてを懸けよう あたしのすべてをあげよう 重なったふたりが今向かう場所は ああヒトツだ きみが笑えばあたしも晴れる
スターハンターnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコ・佐々木淳nano.RIPE知らないままでも歩いてこれた でも知ってしまったからにはもう 欲しくて欲しくて仕方がないんだ 欲張りなぼくのこと許してよ  寝ても覚めても同じ夢を見てる ココロは遥か雲の向こう 想像だけではもう足りないんだ カラダが疼くから  間に合わせで繕った感情では 抗えない青く澄んだ瞳  真っ直ぐに突き刺さって動けない 世界がぐらりと揺れた気がした どこへも逃げられない あの時にぼくは未知のものに恋をした  抱えたままでも歩いてゆける でも半分預かっていてほしいんだ 重くはないけど軽くもないよ その割に場所は取る  間に合わせで繕った感情から 綻びた本音だけを連れて  もうすぐに会いたくって戻れない 世界の広さに今さら嘆いた どこへも逃げられない いっそもうぼくを閉じ込めてよ どこかへ  間に合わせで繕った感情では 抗えない空を宿した瞳  真っ青に晴れ渡って逸らせない ぼくごとぐるりと囲まれてしまった どこへ逃げたらいい? 果てのない空を前にぼくは無力だ  真っ直ぐに突き刺さって動けない 世界の仕組みが変わり始めた どこまで逃げたとしても この夢に果てがあるとしても  そこで待ち伏せるきみにぼくはもう一度恋をする
虚虚実実nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE青天響く霹靂 閃光眩むその間に 決して音を立てずにじっと忍び寄る影  騙し騙されて失った 罵り罵られて奪った 守るべき正義をすり減らして勝ち取るものなどない  籠の中から見上げた空 雨上がりの青の眩しさに 囚われたままじゃ居られない 昔話なら捨てて  快楽に身を委ねれば緩やかに削られる野心 振り返り見渡す限りいつまでも咲き誇る美談  可能性に賭けるわけじゃなくて これまでの日々に賭けるんだ 何もかもが嫌になって投げ出した そこから始まる未来  籠の中から見上げた空 暮れゆく魔法に掛けられた 囚われたままじゃ居られない 内側から響いた声が 闘うべきは他でもない とりまぜ刷り込まれたキオクだ 答えはヒトツと限らない 染まれるほどキレイじゃないさ  信じていたすべてがたちまち音を立て崩れ 積み重ねたすべてが瓦礫になろうとも 背中に隠してた翼がやっと今ゆっくりと広がり  籠を飛び出し見上げた空 満ち欠け傾く月が照らす 囚われたままじゃ気づけない 足元にも広がる世界 従うべきは他でもない 突き動かすほどの本能だ ぼくはぼくじゃなきゃ居られない 変われるほど器用じゃないさ
ヒーローnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPEいつもより少し高いとこで 遠くに見える雨雲を眺めて呟いた あの中で誰かが泣いている 悲しみが育つスピードで雲は大きくなる  「ヒーローなんていないよ」 続いてきみは雲目指す  上昇気流を捕まえて 雲の上に影を映すよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ  風の音 泣き声を掻き消した 手の中のバリオに導かれゴールを探してる  「ヒーローなんかじゃないよ」 笑ってきみは空翔ける  上昇気流を捕まえて 雲の上の青に眩むよ 上昇気流のその先で 七色に染めるよ  起死回生で飛べるよ 結んだ口元もふわり弧を描く  上昇気流を捕まえて 続きは神様に祈るよ あの子の笑顔を捕まえて 七色に染まれ  上昇気流を捕まえた 雲の上の眺めはいかが? 視界が晴れたらその先で ヒーローに会えるよ
アナザーエンドnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE泡になって消えちゃったあの子のこと 思い出して怖くなって祈れなくて なんもかんも失ってその代わりに 手にしたもんは意外となくてそんなもんかな  もしきみが消えちゃってヒトリになったら ぼくはきっと怖くなって動けなくて ハイとローを繰り返す波に飲まれ 溺れそうで藁を掴んでそのうちにほら  今まで全部なかったことのようになって 世界をずっと今よりもっとキライになってしまうでしょ  叶わなくて消えちゃったんだ 叶えたくて消えちゃったんだ 消えちゃって気が付いたってもう手遅れだ 本当にそうだったっけ 物語の続きならココにはないよ  泡になって消えちゃったあの子のこと わかったふりして悲しくなった自分に酔って なにがどうしてどうなってシアワセなんだって 答えはなくてそれを探してもがいてるんでしょ  切り取る角度を違った場所に変えたなら 今までずっと見ていたもんがウソになって泡になって 世界はずっと今よりもっとキレイになってしまうでしょ  叶ったから消えてったんだ 叶えたから消えてったんだ 海から陸へそして空に昇った 本当はそうだったんだ 物語の続きならぼくが描くよ  泡になって消えちゃったあの子は今 こんなぼくを見下ろして笑ってるんでしょ
イタチnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE甘い誘惑につられて彷徨う 魅力的なもんが散らばっている 目移りした後選んだヒトツは 必然を絵に描いたように笑っている  才能 紙一重 有能 在り来り 反応 猫を被って剥がれることを恐れている  明日消えてしまうかもなんて都合良くいけばいいけれど 死ぬまで闘い続けなくちゃ 見えないものと  性が悪だとしたらぼくら何を学ぶだろう 性が善だとしたらぼくら何を失くすだろう 変わりたい? 変われない? そんなことはないのか? ぼくはどっちだろう  眠りに就く前に巻き戻す 今日手にしたもんを並べてみる 正解か間違いか気付くのは 時が満ちてなお後と決まっている  アイノウ ユウノウ 過去の罪を被って迷える子羊のふりをして  もしも神様の手のひらで踊らされているとしても 降りれない傾くステージの上で回り続ける  性が悪だとしたらぼくら何を学ぶだろう 性が善だとしたらぼくら何を失くすだろう わからない 変わらないまんまずっと居られない? ぼくはなんでだろう ねえ イタチ  こんなプライドを盾にして放つコトバを槍にして それでも闘い続けるのはだれかのためか?  性が悪だとしたらぼくら何を学ぶだろう 性が善だとしたらぼくら何を失くすだろう 性が悪だとしてもぼくは傷をつけるだろう 性が善だとしてもなにかヒトツ救えるだろう ぼくとして生を受けぼく以外になれぬなら いっそどっちでも いっそどっちもで ねえ イタチ
終末のローグnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE抜け出した毎日から 反射した光を見て 眩しくて目を閉じた 今も裏っかわに焼き付いてる  何回でもあたしはすべてにトキめくよ 空になって満たされて繰り返して  ずっと続いていくシナリオにドラマチックを 吹き消したろうそくが作り出す闇は 終末に向かう途中で訪れる うららかな春の日のうたた寝のようだ 何もかもそっと包み込む あたしのまま柔らかい夢を見れる  右膝のアザを見て 壁紙の傷を見ていた 歩道橋から見た空は 苦手だった街を洗う  最低でもあたしはあたしを信じなくちゃ ウソになったコトバだって紡がなくちゃ  ずっと続いていくシナリオにロマンチックを 分かれ道で手を振った仕草ヒトツも 終末に向かうほどにキラめいたら ウソツキと呼ばれた日々さえも愛おしく また少しホンモノになれる あたしのまま乾いた声で歌う  運命ならすべて甘んじて受け入れるか それなら何もかも仕方ないと思えるのか だれかのせいにして悔やんでしまった日々なら 好きな色に塗り替えてしまえばいい  いつか終わってしまうシナリオのエピローグで 共に幕を下ろすあの子の左手は うつむいたあたしの額を撫でた ココに居ていいんだって教えてくれたから 終末を迎えたとき笑えたなら アザも傷も空もヒトツになる だから今奇跡を纏い あたしのまま あたしの夢を見るよ  進め 終わりへ
あとの花火nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE約束したっけな してないっけな いつの日か一緒に 曖昧だな  人波に流され辿り着いた ぼくだけヒトリきり お似合いだな  花火が上がってさ 光が弾けてさ そのたび揺れる世界 きみがいたら 花のように笑うだろう  今では夢模様 「会いたいな」花火の音にかき消された  川沿いを歩いた 寒かったな ほどけるくらいに手を繋いで  季節は巡ってさ ぼくだけ残ってさ まるで変わった景色 おなじ場所で 笑うように花が咲いた  今なら言えるかな 曖昧なぼくに火の粉が降り注ぐ  今さら夢に酔う あたたかなきみの温度が残っている  今ではもう夢模様 花のような笑顔は二度と見られない  今でも 今さら  人波に流され辿り着いた きみと待ち合わせた小さな駅
ライムツリーnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE草木も眠る夜の隅で世界の節で 寝息にそっと耳を立てて瞳を閉じる 首筋にふっとあたたかな命の粒が ココに居るって叫んでるんだ 声なき声で  生まれ変われたら終わりなきように きみがノドを痛めなくて済むような姿になろう  差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々に囁きかける 来世になったらきっと  過ちをずっと繰り返して重ねた罪を 二人背負って守ることが償うことと 現からちょっとはみ出して笑うきみを ヒトリボッチにはしたくなくて なりたくなくて  生まれ変われるの?曇りなき目に 映るぼくが頷いたら何もかも赦されよう  空になって二人旅 この身ヒトツで 歩き疲れたらもう 額合わせて 差し当たって二人旅 どこまで行っても 朝には辿り着かない 来世になるまできっと  生まれ変わったら離れないように きみが何も痛めなくて済むような姿になろう  差し当たって二人旅 どこまで歩ける? 行けるとこまで行こう 歩幅合わせて 折れ曲がって二人旅 どこまで行けば? 木々が囁きかける もう大丈夫と 突き当たって二人旅 ココまで来れば 木々になって立ち尽くそう 来世になってもずっと  ココで眠ろう 二人眠ろう 永久に
色彩nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE描かれた道に逆らい 覗き穴から空を見た コッチヘオイデと呼ぶ声 耳を塞いで遮った  欲しいモノはキリがなくて 抱えきれずに落としたりもしたよ 増え続ける傷はぼくを 向こう側へ飛ばしたりもするよ 正解なんて知らないけれど  ぼくら限りない空の下で まさに夢みたいな夢を見てる 宝探しのような毎日にきみが笑う それだけでいいや  いくつ季節が巡っても たとえば生まれ変わっても 同じココロを探すだろう 同じコトバを紡ぐだろう  いつかあの子と手と手を振り合った この道の上で今きみと出会い とりあえずと手を取るよ  時にわかりあうことも出来ず ヒトリ暗がりに怯えても 胸の奥深く深く眠る 痛み繋ぎ合わせては笑う  広がり続ける色彩  ぼくら いつか擦り減ったクツ掲げ 今日を笑い飛ばす日が来るんだって だから繰り返す日々の中に 消えることない光を  今も限りない空の下で まさに夢みたいな夢を見て 集めた色でぼくらなりの 消えることない光を 光を放て
地球に針nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE少しずつ流れ流され 泳ぎ疲れ見上げた空に 果てのない宛てのない旅 ぼくはどこかうわの空で  飽きるくらい飲み込んだ水は 涙の味によく似てると 呟いて気が付いた 空に海が溶ける  広がる世界に重なる青の青さ そっと端っこを掴んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でずっときみを思い出そう  ヒトツだけ願いをかけた 流れ星が消えた後で 飲み込んだ水を吐き出すくらいにちゃんと伝えられていたら  ココロのイチバン深くにひと雫のヒミツをポトリ ささめいた水面に星とぼくが映る  広がる夜空に連なる星のように ずっと光っていられたら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所でもっときみを思い出そう  ぼくの名前を呼ぶきみをぼくは頼りに生きていた ぼくは今でもきみだけをずっと頼りに生きている  広がる世界で今ヒトツ消えてゆくもの ぎゅっと唇を噛んだら ぼくはもうココに居よう どこでもないこの場所できっときみを忘れてく  広がる世界に 広がる夜空に 重なる世界で 消えゆく世界で ぼくで居られたら きみを忘れたら 地球に針を刺して進むよ
日付変更線nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE行こう せーので飛び越えよう 約束なんて忘れてしまったよ 今日が昨日に変わるたびにぼくら新しくなれるから 利き足が宙に浮いたらまたゼロになる  明けない夜はないというけど明けてほしくない夜を知らないの? 時間が決して止まらないならぼくから迎えにゆくとしよう  欲しがるきみに記憶をあげるよ 首を振るなら未来でもいいよ 小指は離そう 左にいるよ 怖いなら朝まで話をしよう  こんな夜の向こうに見えるものは必ずしも望んだものじゃないけど どんな夜もぼくらを離せないから せーのでさあ飛び越えよう  始まれば終わることばかり それなら始まりを繰り返そう 何万回と越えた夜はつまりはそういうことでしょう?  軸足はぼくに預けて 右 左 未来 過去 今 よそ見ならしたいだけしてよ ぐるっと巡り巡ってゼロだ  夜が世界を分かつのなら境目はたしかに見えるはずさ そんなことに意味などないというなら試してみようか さあ  今日が昨日に変わるときに繋ぐのは指ではないと知れば どんな夜もぼくらを離せないから見えない線をイメージして せーので今飛び越えよう  昨日と今日のそのあいだで足が竦んだり震えたりするなら 今日と明日のそのあいだで立ち尽くすならぼくをそばに置いて
みずたまりnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE雨上がり跳ねたみずたまり 映る青の青さ 立ち止まりふっと息を吐いた 高鳴るのはココロ? 吸い込まれてしまいそな空はあの日とよく似てる 約束だよと笑って泣いた 落ちた雫の音も  理由も答えもいらないよココは 何度だって晴れてそのたびに跳ねて 光って見えた残像と  映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね? きみに会える  終わってしまうと知った日に手にした感情と 一粒一粒落ちて出来たココロのみずたまり  覗けば見えるかな 時が過ぎても 水面が揺れたらそっと触れてみて 映った青に飛び込めば  いつまでだってココに居る キオクの隅っこ取り出してよ うずくまった泣き顔も キレイだな ね? 会いにゆくよ  ちいさな海から漕ぎ出すよ  映り込んだアレコレは奇跡みたいな世界だよって 振り返った笑い顔 もうすぐそうだ ね?  潜ってみようよみずたまり 深く深くに隠したら未来で 転んで映った泣き顔が映えるように ね? とびっきりを  だから今 ね? 笑い合おう
スノードームnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE見慣れてた街並みも少し目を凝らしてみていたら 薄れ行く色に代え微かに色付いたきみが居た  冬空の隙間から差し込む光さえ当たらない この部屋も少しだけあたたかな色に染まるよう  かじかんだきみの手に触れたくて手を伸ばす 振り出した雪はもうどこまでもただ白く  夢に見た世界がココにある だけどまだぼくだけ足りないな 光が闇を飲み込むスピードで ずっともうずっとこの手を伸ばしてる  ため息は空高く吐き出した想いにアテはなく 儚くも美しくまぶたに焼き付いたきみが居る  よく笑うきみの目に映るのはぼくじゃない いっそこの手の中に閉じ込めてしまえたら  夢に見た世界がココにある だけどまだぼくだけ足りないな 届かないと知りそれでも今も ずっとずっと  いつの日か世界が終わるなら この雪が汚れてしまうなら 光も闇も永遠も刹那も ずっともうずっとこの手に閉じ込めて  しまえたら
ルーペnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPEキレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの  今日の日が終わり明日が来て振り返れば道が出来ていた どこからきみに話をしよう?小さな物語 初夏の風にページが捲られ追いかけるように進んでゆく この先何が待ち受けてるの?それを見にゆこうよ  ポケットに隠している涙は出しておこう 世界にただヒトツだけあたしの虫めがね  キレイに見えすぎて目を塞ぎたくなることも きっとあるけどそれだけじゃないと思えるよきみの隣なら キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの  晴れたと思えば雲が覆いたちまち雨が降り出すような 気まぐれな空を見上げながら大きく息をした  歪んだこの空にぼやけたあたしの声が 溶け出し浮かぶその色に包まれていたいなきみとふたりきり 思い出すたびにまた傷つき迷うことも 繋がりながらその先へ伸びてゆく道の上に立っている今  キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノに気付かない  傷つけ合うことや涙を流すことでこの手に触れるモノもある 本当に大切なモノはその中に 世界でただヒトツあたしの涙越しに見えるきみが笑う それだけでハッピーエンドの明日を描けるから
4分間nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPEたった4分で何が出来るかな たった4分で何か出来るかな たった4分じゃ何も出来ないな きみのウタを作って歌うくらい それくらい それとも  きみの頬にかかる髪をそっと手のひらですくった夜の中 瞳の置奥のぼくはどんなカオしてるだろう 右の手で顎を引き寄せてひと呼吸 時が止まるみたい 目を閉じたまぶたの裏にもまだきみがいる  明けない夜の代わりにヒトツ変わらないぼくが増えてゆく 変わらないぼくの道の終わりで待ち伏せたきみが 平均台の上から飛んでアスファルトを踏みしめて笑う ココはとてもやわらかな場所と  宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だからぼくはいつも不安でしょうがないんだよ 不確かなものをください  間違いだらけの世の中でコレくらい許されていたかった 壁も線も過去も未来もいつの間にか消える 消える  愛しているの代わりにヒトツ変わらない朝が増えてゆく 変わらない朝の夢の続きは繋いだ手の中に 大丈夫だよ きみが言うなら そんな気になれてしまうけど ココロはいつもゆらゆらと揺れてる  夜が終わる 静かにただ静かに 間違い探しをしながら ぼくは離れる きみの頬に手を伸ばす 微かに頬が染まる  宝物は宝物の中に息を潜めて目には見えない だけどこの腕が確かに今触れてる 朝を待つあいだの魔法 ただ不確かなものでいいから  たった4分で何が出来るかな たった4分で何が出来るかな ありふれた愛を歌うくらいならば 触れるだけの口づけをただしていたいな
嘘と月nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEきみがぼくに嘘をつくたび 嘘に嘘を重ねるたびに ぼくは少し優しくなれる?優しさの基準なんて知らないけど  嘘の隙から覗き込むような本当は愛してるに似ている? いつまで経っても上手に使えないくだらないぼくはいつまで?  使わなくていいんだよ 使えなくていいんだよなんて 気付かないあいだにいつも守られてた  ぼくがアチコチ欠けてるから ピースの足りないパズルだから きみはいつも嘘をつくんでしょう?ぼくがコレ以上欠けないように  嘘に嘘に嘘を塗り重ねた日々の厚さは今どれくらい? いつまで経っても近付くことはない変わらないきみはいつまで?  欠けてるんじゃないんだよ 足りないんじゃないんだよなんて 気付かないあいだにいつも守られてた ぼくが?  嘘に気付かないふりをしていたぼくもきみとおなじ嘘つきか? 傷付かないように優しいふりして守ることは逃げることだ  夢から醒めたんだ 悪夢から醒めたんだやっと 優しい嘘なんてあるわけがないだろう  欠けてるんでしょう?ぼくは 足りないんでしょう?ぼくはずっと 気付かないあいだに少しずつ侵されてた  だれが?だれを? きみが?ぼくを?
ラルミーnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE闇を照らす星さえひどく安い夜だ 作りかけのパズルを壊すぼくのせいだ きみへ続く唯一の糸がほどけなくて 無理に開けた扉に欠けた月が笑う  繰り返したしかめた心地良い温度さえ いつか消えてしまうならば  見えないものばかりを求めて歩くぼくは 繋いだ指に宿る今を探していたのかもなあ  明日とか未来とかその先の定めとか 待ち受ける暗闇に足は震えるけど  本当に怖いのはひび割れたこの声が 消えてしまうことじゃなくて  いびつなこのココロが頼りないこのコトバが 今あるものすべてがきみへ届かぬことだ 宙に浮かんだままで行き場をなくした声は 止まらない時の中でウソに変わってしまうのかな  カタチないこのココロをカタチないそのココロへ 伝える術を今日も今も探しているよ  ぼくは声をあげ何度も叫ぶように 吐き出す胸の奥のきみを愛しく思うたびに
ホタルnano.RIPEnano.RIPE草野正宗草野正宗nano.RIPE時を止めて 君の笑顔が 胸に砂地に 浸み込んでいくよ 闇の途中で やっと気づいた すぐに消えそうで 悲しいほどささやかな光  なまぬるい 優しさを求め 変わり続ける街の中で 終わりない 欲望埋めるより 懐かしい歌にも似た  甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻  ひとつずつ バラまいて片づけ 生まれて死ぬまでのノルマから 紙のような 翼ではばたき どこか遠いところまで  時を止めて 君の笑顔が 胸の砂地に 浸み込んでいくよ 甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻  それは幻
空飛ぶクツnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEたった一度の人生なら夢見るくらいは自由でしょう? だれかのコトバをいつからか言い訳にして 生憎ぼくらはウソツキだ 絡めた小指に縛られて 動けなくなる前に逃げ出してしまおうとしてた  いつまですり減ったままのクツで走り続けるつもりなの? さあ? 行けるところまで 息が続くまで 止まれば楽にはなるけど  ぼくら見えないものに追われながら だけど見えないものを追いながら ぼくがだれなのか ココがどこなのか わからないくらいが今はそうちょうど良いだろう  あの頃未来と呼んだ今は想像してたよりモノクロだ 透明になる前に逃げ出してしまおうよ すぐに  いつまでもすり減ったままのクツで走り続けるつもりなの? そうすればいつの日か空を飛べるとか 言えるほど子供じゃないだろう  雨が降れば水が浸みてしまうような ボロボロのクツを捨てられない ぼくを捨ててしまえ かかと踏み鳴らせ 止まっても楽になんてなれやしない  飛ばせ 見えないものも見えるものも 飛ばせ 空飛ぶクツに詰め込んで ぼくがだれなのか ココがどこなのか わからないくらいで今はそう良いだろう わかる日がくれば空さえ飛べるだろう
有色透明nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE虹を七色に見せた それはニュートンではないという 虹を七色に見るか それはぼくらのココロ次第  何色?何色?  きみは何色に見える?それが今のきみのココロだ ぼくはその色が見たくて今もウタを歌い続けている  赤橙黄緑青藍紫で七つ ドレミファソラシと魔法のスペクトルだ  ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ  だけどそれは目では見えないから どうか今はきみがぼくを塗ってよ  ココロにも色があるんだよ ぼくらにも色があるんだよ  ココロにも ぼくらにも
プラリネジュリア(愛美)ジュリア(愛美)きみコ佐々木淳nano.RIPE夢は夢として眠るときに見るものでしょう? つまらない常識を捨ててあたしやっと大人になれた  後ろ指さされるくらい怖くなんてないから もう あなたからもらったこの場所でもう一度素直になろう  悲しくたって悔しくたって未来にちょっと夢を見るの まだあたしにだって子供みたいに信じる力があるよ  今をゼロとしてどちらがプラスになるのでしょう? わからない だけど行かなくちゃ 動けないならついておいでよ  後戻り出来ないくらい遠くまで来たんだ もう あなたからもらったなにもかも道しるべにしてきたよ  嬉しくなって優しくなって前よりちょっと強くなるの ほらあたしにだって出来ることが少しずつ増えてゆくよ  後ろ指さされるくらい怖くなんてないでしょう?もう 夢は目を開いて見るものとあなたが教えてくれた  悲しくなって悔しくなって自分にもっと夢を見るの まだあたしにだって出来ることが星が降るよに光るよ  ねえ 少し笑って時々泣いて 今よりもっと強くなれるから 未来はきっと子供みたいに信じるほどに光るよ
ルーペ伊藤かな恵伊藤かな恵きみコきみコnano.RIPEキレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの  今日の日が終わり明日が来て振り返れば道が出来ていた どこからきみに話をしよう?小さな物語 初夏の風にページが捲られ追いかけるように進んでゆく この先何が待ち受けてるの?それを見にゆこうよ  ポケットに隠している涙は出しておこう 世界にただヒトツだけあたしの虫めがね  キレイに見えすぎて目を塞ぎたくなることも きっとあるけどそれだけじゃないと思えるよきみの隣なら キレイなモノだけで世界を彩るには簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノを見落としてしまうの  晴れたと思えば雲が覆いたちまち雨が降り出すような 気まぐれな空を見上げながら大きく息をした  歪んだこの空にぼやけたあたしの声が 溶け出し浮かぶその色に包まれてたいなきみとふたりきり 思い出すたびにまた傷つき迷うことも 繋がりながらその先へ伸びてゆく道の上に立っている今  キレイなモノだけで世界を彩るのは簡単だけど それだけじゃきっと大切なモノに気付けない  傷つけ合うことや涙を流すことでこの手に触れるモノもある 本当に大切なモノはその中に 世界でただヒトツあたしの涙越しに見えるきみが笑う それだけでハッピーエンドの明日を描けるから
なないろびよりnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE魚になって空は海 飛んでるように泳いでる あの山をヒトツ越えたら見えてくる 真っ直ぐに伸びたあぜ道にだれかの小っちゃな忘れ物 片っぽになったクツが示すは晴れ  ゆるやかに続いてく日々は答えなどない  季節が水を染めて七色に光るよ 息継ぎしたら消えた 絶え間なく降り注いでる笑い声が遠くで歌うように響いてる  逆さになって海の底 深く潜って目を凝らす ふたつ並んだ足跡は続いている 時計は乾いた音を止め世界は今にも消えそうだ 片っぽになったクツを拾いにゆこう  夜が来て朝が来て繰り返して息づく 宝物を集めてさ 歌うように泳ごう  季節が水を染めて七色に光るよ 息継ぎしたら消えた  晴れたら手を繋いでさ 雨なら潜ってさ 染まる町を眺めよう 絶え間なく降り注いでる笑い声が遠くで歌うように響いてる  歌うように続いてく
きせつの町nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE土手の真ん中寝転んで移り変わる空を見ていた 地平線まで続くキャンバス 今日は何色の夢に染まるの?  こんなキレイな夢ならきっとあの子の涙も乾くだろう  青空 木漏れ日 夕間暮れ 乾いた風の音 雨降り 虹の輪 休むことなく着替えながら世界を包んでココロに忍ぶよ  昨日よりちょっとシアワセだ 空に手をかざす  坂の真ん中ひと休み 代わりばんこに漕いでゆこうか 地平線まで続くこの道 どこまでもゆけたらいいな  どんなキレイな夢でもいつか覚めるとだれかが笑うけど  菜の花 向日葵 金木犀 舞い散る綿雪 溶けて桜雪 枯れることなく着替えながら世界を彩り季節を巡るよ  歌声 泣き声 笑い声 5時を告げる鐘 朝を告げる鳥 飽きることなく着替えながら世界に響いてココロに刻むよ  昨日よりずっとシアワセだ 空に手をかざす きみと手をかざす
めまいnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEめまいがするほどに響く きみの声ばかり 惹かれるまま歩き出す 誓った場所へ  月明かりの下で星明かりの下で 約束のないぼくらなら出会える気がしていた  手探りで進もうか 声が道しるべ 五感なんてもうすべて耳に預けよう  めまいがするほどに響く きみの声ばかり 本当は二度と聴こえない そんなことくらい わかってるけど離れない きみの声ばかり 夜に乗れば届くかな 光って消えた  隙間を埋めるような習性があるんだろう 泣いてしまえば薄れゆく気がするから泣かない  五感と言わずぼくごときみにあげるよ  今すべてが戻るなら繋いでたんだろな 悔やんでももう戻らない 会いたいよ こんなウタより欲しかったきみの体温は ぼくより少しあたたかく 光って消えた
スターチャートnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE夜が明ける前にもっともっと聴かせて  揺れる街から抜け出そう 手のひらサイズの空を手に 奏でる調べは今ぼくだけの子守唄  消えないようにぼくは願う 消えないよってきみは笑う 確かめたくて伸ばした手が報われた そのままで  夜が明ける前に少しでも遠くまで行けたら 夢が覚める前にもっともっと聴かせて  名前のないこのココロに名前をつけてくれた人 星のないこの空からヒカリをくれた人  なにか足りなくてなにが足りなくてぼくは一体だれだろう 星が回るとぼくも回るから変わり続けてゆくのだろう  消えないようにぼくは願う 消えないようにきみと祈る それさえもほら消えそうで伸ばした手は  消えてしまうと知るぼくは 消えてしまうと知るきみと 知らないフリしたウソツキだ 東を背に逃げ出そう  早く夜が明ける前に少しでも遠くまで行けたら 夢が覚める前にもっともっと  泣いてしまうと思ったんだ 打ち明け話のヒミツに きみの描くウタをずっとずっと聴かせて  聴かせてよ
月花nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEどこから朝になる?静かな空 見ないふりをした指切り 小指の先 笑われた月なら消えてゆくんだ 昨日の方角へ  嘘つき 臆病者 みんなまとめてぼくなら 咲いていたのは夢の中だ  月の影に隠してた 本当はね泣いてた 涙はもう流れない 枯れてしまったの? なにもかも許せたら流れるかもしれないけど 守りたいものばかりだな  いつから聞こえてた?ぼくの声 そんなにも震えてた?おかしいかな 歌ってただけだよ ココにいるって 明日の方角へ  思い出 散らかる部屋 足の踏み場もないなら すべて残してカラダひとつで  暗いドアをこじ開けて終わる旅に出掛けた 回り道で迷っても サヨナラ ココでいい なにもかも認めたら見つかるかもしれないけど 守れないものばかりだな  空になっていたまま大事にしてたのに 指先で触れたくらいで崩れるから  代わる代わる手にしては握りしめて壊したり 愛のウタに塞いでは怖くなって離したり 繰り返して  月の影に隠してた 本当はね咲いてた 曲がり角で踏みつけて枯れてしまわないで なにもかも手放してたったヒトツ残るモノを 守れるように祈る夜明け
ツマビクヒトリnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEつま弾く指先は欠けた月のよう 散りゆく日々の先照らす微かな灯 冷たく鳴り響きのち残る音に あまねく染み込んでく夜の続き  月へと向かう道 淡い匂い けぶった視界の隅 単純なんて言うから間違った あたしは泣いていた?  憧れた空は描いた色とどこかちょっと違うような 歪んでいる舞台を背に立ちすくむまま 気が付けば遥か遠いところまで来てしまった たったヒトリで  ざわめくかりそめのココロその裏で たなびく過去 今 未来 付かず離れず  吐き出すように歌う 苦い思い 上がった通り雨 単純だって言うのに疑った あたしは泣いていた  海に似た声がこぼれ落ちた静寂に響くように 耳鳴りに塞いだ手は離せないまま 見下ろせば遥か高いところまで来てしまった たったヒトリで何も持たないで  つま弾く指先と欠けた月模様 散りゆく日々に告ぐ終わりと始まり 煌めく言の葉に乗り浮かぶ音は 揺らめくキオクを連れ未踏の世界へ  憧れた空は描いた色とどこかちょっと違うけど 塞いだ手を離したなら差し伸べるまま 掴めずに消えたそのすべてであたしになるという たったヒトリの ただヒトリの
影踏みnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコ・佐々木淳nano.RIPEきみと目が合うたび赤く染まる頬を沈みかけたオレンジのせいにした 夢のような今を少しも色褪せずにココロにしまっておけたらいいな  細く長く伸びたふたつの影 まるで絵に描いたような夕暮れに おかしなポーズを映す帰り道 笑い声こだまする  細く長く伸びたふたつの影 重なった手と手が照れくさくて 影を踏まれたら負けだなんて 言い訳に走り出す  きみと目が合うたび赤く染まる頬を沈みかけたオレンジのせいにした 夢のような今を少しも色褪せずにココロにしまっておけたらいいな  花のような夕焼けは世界を染めて流れ続ける時間に記しをつけた 一秒ごとに変わりゆくココロだからきみが笑う瞬間を見逃さぬように  長く伸びた影も赤く染まる頬も繋いだ手の温度もそのチカラも 今ココにあるすべてを少しも色褪せずにココロにしまっておけたらいいな  きみのココロに棲む影をひとつひとつこの足で踏みつけてゆきたいから 季節がまた巡ってもふたつの影はずっと隣り合っていられたらいいな
帰り道nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコ・佐々木淳nano.RIPE耳元に きみの声 夕暮れ 立ち止まる 西を背に 長いぼく 揺れている 秋の葉が ひとひら 長い夜の 始まりを 告げるよ  ぼくの涙はまだ止まらない きみのせいかな  歩き出す 左から 明日へ  ぼくの涙はまだ止まらない きみのせいだよ 夢の続きはまだ終わらない きみのせいだよ  触れた指のあたたかさに覚めない夢を見ていた 夜が来るよりも少し早くきみの元へ帰るよ  冷えた指をあたためたら西の空に浮かぶ明星 照らすのはぼくがきみを想うこと それだけでココにいる  寂しくて 泣いていた あの日は 嬉しくて 泣いている 今日の日へ
面影ワープnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE地平線をなぞるように空と地球を繋いでる雲が ぼくの住むこの街をぐるりと囲った夢うつつの昼下がりに  綿菓子みたいなそれを千切り微かに空いた穴の向こう側 目を凝らせば小さな夏の入り口がほら  注ぐ蝉時雨 追いかけてたカブトムシ 溶けたアイスキャンディ 巻き戻る記憶  きみがぼくに隠していた夜と朝のあいだのヒミツは 鍵のない箱の中しまい込んだきり 今も眠りに就いたままだ  零れた光は強さを増し 気が付けばぼくは手を伸ばしてる 触れないから動けなくて また胸を焦がすけど  注ぐ夏の陽に追いかけてたきみの声 焼けたコンクリート 揺れる陽炎  本当は少し怖くて触れなかったカブトムシ 涙の跡に砂を泥まみれで笑う  夏に見とれてた ふたり歩いた帰り道 二度と戻ることはない でも消えない模様
15秒nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコ&佐々木淳nano.RIPE秘密のドアのその先の宝の地図の示す場所 数え切れない夜を抜けココまで歩いてきた  15秒だけ目を閉じて開いたあとの世界の色 そのとき見えた何もかもぼくはきっと忘れない  ほんの一瞬で世界が変わる ほんの一瞬が世界を変える  ぼくはもうどこへだって行けるけど ぼくはもうどこへだって行かない 夜の闇にカラダを沈めてさ 死んだふりをしていよう  時を打つ音が遠ざかる 繋いだ場所から溶けてゆく ココにあるものはココにしかないけど たしかにあたたかいな  ほんの一瞬の世界が今を創っているんだろう だからほんの一瞬にぼくらは揺れる  ぼくはもうどこへだって行けるけど ぼくはもうどこへだって行かない 夜の闇がふたりを隠すから きみとぼくがすべて ほかに何もいらない  切ないくらいにキレイで 悲しいくらいにたしかで それゆえにどこか儚くて 触れたら消えてしまうかな  ぼくらもうどこへだって行けるけど ぼくらもうどこへだって行かない 朝がもうすぐそこで笑うから ふたり目を閉じて 死んだふりをしていよう
空の少年nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE大切なものを失くしたんだと言って きみはあたしの元を訪ねた そのときあたしは青色ベッドで 空に焦がれる夢を見ていた  踏み切る足がわからなくって怯えていたあたしに 「ぼくも怖いものだらけ だけど実はね…」  空の向こうにも空があるんだと 飛べないあたしの手を引いて この目に見せてくれた 夢を見ることに理由なんてないんだと 無邪気に笑ったきみの足は 少し宙に浮いていた  それはたしがオトナになろうとしてた ひどくキレイな夢のようなハナシ  大切なものを失くしたならもう 怖いものなどないと思ってた  いつかあたしが消えてしまって 何も遺らなかったら そんなことを考えて眠れぬ夜が きみにもあるの?  空の向こうにも空があるんだと 飛べないあたしの手を引いて この目に見せてくれた ココに居ることに理由なんてないんだと 無邪気に笑ったきみの足は 少し宙に浮いていた  それはあたしがオトナになろうとしてた ひどく静かな青い夜のハナシ
細胞キオクnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE時間が後ろへ流されてく 手を振る間もなく流されてく あの子の匂いが薄れてゆく 赤い目をこすった まだ眠りたくない  夢を見るたびオトナになる 大事なものから零れてくの?  もしも明日目が覚める頃すべて忘れてしまうとしても 爪で掻いた傷跡もいつかは消えてしまうとしても  ぼくの細胞のヒトツがずっと覚えてるから  明日は今日より笑えるかな もっと遠くへと抜け出せるかな あの子は一緒に来てくれるかな 赤い目をこすった もう眠らなくちゃ  夢の中でもフタリでいよう 大事なものなら零れないよね?  もしも明日目が覚める頃すべて忘れてしまうとしても 爪で掻いた傷跡もいつかは消えてしまうとしても  明日目が覚める頃あの子がトナリに居てくれたら 夢の最後になんとなく繋いだ温度がそこにあったら  ぼくの細胞のヒトツがずっと忘れないから  ぼくの細胞ヒトツヒトツがきみを覚えてるから  忘れないから
月影とブランコnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE月影照らす帰り道 公園を通り過ぎると 規則正しく揺れるブランコに思わず未来を重ねる  ゆうべの雨を吸い込んだ砂に足跡を残して ココに居ることを確かめるたび少し泣きそうになる  ループするイメージを抜け出して 最後にはヒトツだときみが言う  ぼくが創った世界には色や匂いが足りなくて 届きそうな明日さえも描けなくて きみの匂いに誘われて触れた色に目を奪われた 足りないものはココにあるの  宇宙のヒミツに触れたら弾けたきみの夢を見た ほらねと得意気な顔できみは笑った  4月の風が吹いてる 3月のぼくを乗せて 5月のぼくの方へ ブランコを揺らして未来へ通り抜ける  きみが創った世界ならぼくは望んで旅に出よう 知らない足りない見えないものを探しにゆこう 月影に沿って歩いてこう ブランコは月に掛けてしまおう ゆらり夜を揺らしてきみと歩こう
リップシンクnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEじゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 行こう  胸を塞ぐカタチのない影を少しずつ きみのカタチへ近付けてく  あんな風に笑えたらな 泣きやむたびに架かる橋は 七色では表せないからさ いつもそうぼくは目が眩むけれど  じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて 手を繋いだら怖いものがなくなるわけじゃないけど 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな  たまに押し寄せる小波に足が濡れないように 橋の上から手を引いてよ  ほんの少し変わりたいな だれかのためにならなくても ぼくがぼくを見失わないくらい ぼくだけにわかるくらいでいいから  じゃあね ぼくは向こう側へ 何千色の橋を越えて その先には今とおなじものしかないとしたって  これまでの日々が間違いじゃないと思えるから うまく言えないのなら歌ってしまおうよ  じゃあね ぼくは向こう側へ じゃあね きみと向こう側へ 手を繋いだら怖いものがヒトツになる気がしたんだ 愛のコトバは喉の奥でまだ息を潜めてる 小さく開けた口のカタチで伝わるかな 伝わるといいな
ハナノイロnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE涙の雨が頬をたたくたびに美しく  くだらないルールからはみ出せずに泣いていた ぼやけすぎた未来地図 すり減ったココロを埋めたくて集めた 要らないモノばかり  バイバイ あの愛しき日々は戻りはしないから  開いてゆく 小さく閉じたココロが夜の隅で静かに 色付いてく もっと深く優しく朝の光を受けて  涙の雨が頬をたたくたびに美しく  だれかの明日をただ憂えたり嘆いたりすることが優しさなら すり減ったココロは思うよりも簡単に埋められやしないかな  何回だって間違えるけど終わりはしないなら 笑ってたいな  閉じてゆく ずっと隠してた傷が夜の隅で静かに 繋がってく いつかはぐれたすべてが朝の光を受けて  開いてゆく 小さく閉じたココロが夜の隅で静かに 色付いてく もっと深く優しく朝の光を受けて  近付いてく 何度となく夜を越え昨日より空の方へ たまに枯れながら そうしてまた光に目を細め深く呼吸をして  涙の雨が頬をたたくたびに美しく
バーチャルボーイnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE時計の針を眺め眠れずに朝を待つ もしもぼくが鳥のように飛べたなら  きみが好きなあの子にもう少し似ていたら 目を閉じて思い通りの世界へ  妄想ばっかしてるんだって頭の中でもう 何万回も流れた贅沢なストーリー どうせちょっとはみ出してんだリアルな世界では 会いたいなんて言えないよ もう  時計の針を戻す 鳥のように空を飛ぶ 思うままに姿形を変える  難しい顔して考え込んでも わからないことなどなくならないでしょ 思えば思うほど近付く仕組みだ それならぼくは  妄想だって消えないように温めておくよ 想像の末リアルになるんでしょう? もうどうなってこうなるんだって経緯は知らないけど 会いたいなって思えばいいんでしょう?  思えばいいんでしょう?
花残り月nano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE古びたコトバ繰り返しつぶやいてみる 伸ばしたままの爪痕はほら消えないよ  探し物なら見つかるように置いてくよ 少しずつ変わるでしょう 街の色と共に  旅慣れないぼくの両手は つまらない荷物でうまく手も振れないけど  遠く離れた空へと向かうよ 隠しても隠せない弱さに 春の風は優しくそれでいて強く 花びらヒトツ宙に舞う  並んだきみがいつものように笑うから 迷わないふりをした きっときみもそうでしょう  さよならはまだ歌わない コトバに変わらない 想いは深くにしまいこんで  遠く遠く離れた空へと向かうよ 失くしたり手にしたりしながら ヒトリきりではないけどフタリでもないから 届かない夜もあるだろうけど  ぼくが残した花びらに書いた不確かな未来の行方は だれが知るでもないけど伝えられないけど 忘れることもないだろう  そして遠く離れた空へと向かうよ 隠しても隠せない弱さなら 春の風に溶かしてぼくごと溶かして 流されるままに泣くよ  春の風は優しくそれでいて強く 花びらヒトツ宙に舞う
フラッシュキーパーnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE夢から覚めた東の空 世界を乗せて回りだした 脈拍はいくつだ?  そびえ立つビルの隙を抜け走る だれかの作った最先端に乗り 流れる景色はだれのものでもなく あたしもそう景色みたいなもんなんだろう  今手にしてる感情さえも明日にはもう頼りないものだ そんな当たり前に染まれなくて  流れる景色に溶け消えた日々に 遺せた何かはあるのかな 足跡にはキレイな花が咲くなんて 訳知り顔でまただれかが言う  けぶる未来へとスピードを上げ行く このまま進めば知らない街まで 想像を超えた物語なんてさ そうそう手に入るはずがないだろう  ココロを覆うトゲもいつの日にか 丸く柔らかくなるのかな 全部脱いじゃえば楽になれるなんて 訳知り顔でまただれかが言う だれかが言う  想像してまた目の前にあるものを見失って立ち止まるよ 堂々巡り終わることのない迷路みたいな毎日だな 今手にしてる感情さえも頼りないものに変わりゆくなら 繰り返しなんてないはずでしょう?  上昇する脈に耳を澄ます 確かなものなんてヒトツでいい 足跡には何も咲かなくても ココロを覆う トゲに傷ついても  流れる景色に溶け消えた日々に 振り返ることなくあたしは行く
レインカーテンnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPEいつもより少し暗い朝 首筋を冷やす黒い夢 きみの手は熱を帯びて 大丈夫だよって言う 大丈夫だよって言う  逆さまに見た窓から 覗きこむ夢の粒に 組み立てた日々を投げた 今日はもういいかな 今日はもういいよね  変わらないなぼくらはまだ フタリいつか繋いだ日と 窓を叩く雨音のリズム 気まぐれが心地良いな  雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて まばたきを数えて時を刻もう 薄れゆく意識の中  雨上がり虹がカオを出すまで ココに居ようきみをウデに絡めて 変わらないものなどないと言うなら 寄せた頬に口づけ  雨が今フタリを隠したから ココはもうきみとぼくの世界だ 永遠ならそこらに落ちているよ だれにも変えられない  そうでしょ?  そうだよ
祈りうたnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPEさよなら さよなら 泡になり消えてゆく 弾けた思いと澄みわたる風景画  通り過ぎた時間の中で 落としたものはもう戻らない  見上げた夜のしじまに笑う月の美しさ コトバは脆く儚く傷跡さえ残せずに消えてゆく  さよなら さよなら またいつか会えるかな ウソでも笑えたら少しは楽なのかな  目を閉じれば今だってほら 日々もきみもこんなに近く  伸ばした腕は届かず帰る場所を失った 欠けた光が白く消えたらぼくはもう行かなきゃ  過ぎ去りし日々が頬を伝って夢になる 思い出すたびに忘れるほどにキレイになる  見上げた夜のしじまに笑う月の美しさ ねえもう少し ねえもう少し 何もかも忘れないで  届くことない祈りを捧ぐ 消えないでお月様 あともう少しだけこの場所で 祈るぼくを見下ろしていてください
パトリシアnano.RIPEnano.RIPEきみコ佐々木淳nano.RIPE随分遠くまで歩いてきたと 思うけれどまだ霞む未来 立ち止まることがただ怖いから 流されるまま歩いてた  どこから来たのかどこへ向かうのか 自分のことさえわからないまま 変わりゆく日々の色や匂いは ガラスの向こう側のこと  サヨナラするたびに消えてしまった色は そう遠くない場所でぼくを待っていた  きみに出会うまで忘れたふりをして 誰にも言えずに隠してきたものが 胸の奥で軋んで泣いた ココニイルヨ  降り注ぐ朝の光のような やわらかな声は清く強く 大切なものはヒトツきりだと 決め付けていたぼくの手を  ぎゅっと握りしめた ずっと探してたと ただそれだけで絡まった指に宿るよ  きみに出会うため生まれてきただとか きみを守るためこの身を捧ぐとか そんなことは言えないけれど それでも今  きみを想うたびその手に触れるたび 探してたものがぼくにもあったこと 愛してるのコトバの意味を少しずつ知る  愛してるのコトバの意味を少しずつ知る
水性キャストnano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE明日きみとぼくは離ればなれになる それをぼくはたしかに知っていた きみが最後にぼくに言うコトバも 多分きっとぼくは知っていた  だけども変えられない その手を繋げない 呼吸を止めてみたってさ 時間は止まらなかった  明日きみとぼくは離ればなれになる それをぼくはたしかに知っていた きみが最後に笑うその笑顔が 少し歪むことも知っていた  何から伝えよう それさえわからない コトバはきみに届くまで カタチを変えるから  世界にもし魔法があってそれをぼくが使えたら テレパシーでココロすべてきみに届けるのに  遠く西の空が少しずつ晴れゆく この街にももうじき光が射すだろう あの日に似た空は記憶を呼ぶけど そんな色もいつかは忘れてしまうだろう  世界にもし魔法があってそれをぼくが使えたら なんてことを考えるにはオトナになりすぎたかな  きみのことを歌いたくて今日もウタを歌うけど きみのことを思い出すと何故か歌えなくて
夢路nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコnano.RIPE繰り返される日々が終わり見えないモノがヒトツ消えた ぼくは今道を探してる 耳の奥で響く声に思わずきみを想うけれど 振り返るのはまだ怖いから  はぐれた指を高くかざして 南風を味方につけて行けたらいいな  ぼくはぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ  軽くなった荷物抱え次は何を入れようかと 考えるフリでもしてみよう 夢は夢で目が覚めると跡形もなく消えるモノだ 思うより価値なんてない  足りないモノばかりでも答えなんていらないな 辿り着けば今よりも笑えるだろう  ぼくばぼくをきみはきみを探しにゆく旅に出る 曖昧でも不確かでも今ならば言えるよ  遠くかすむ光さえもココからでは見えないけど 夢にも似た小さな灯が足元を照らすよ  きみが歌う春の歌は今ぼくらの背中を押す ありがとうもさようならも今だから言えるよ
上弦nano.RIPEnano.RIPEきみコきみコ・佐々木淳nano.RIPE明け方の空に浮かぶ薄い三日月を 乾いた指先でつまんでみた ココから東へと満ちてゆくのなら うさぎが笑うその頃は何をしよう  明けてゆくこの空は絵ハガキみたいで 消えてゆくあの月が幻みたいだ  歪んだ街の隅で息を潜め合う 遥かなぼくたちが繋がる夜 ココロが少しずつ欠けてゆくのなら 最後にこの手には何が残るかな  明けてゆくこの空は絵ハガキみたいで 消えてゆくあの月が幻みたいだ 満ちてゆくあの月も欠けてゆくココロも 明けてゆくこの空に消えてゆく気がした  明けてゆく 消えてゆく  満ち足りる 満ち足りない 染められる 染められない 触れられる 触れられない 今以上 風向きが変わるまで 何度でも間違えよう それまでは思い込みでもいいだろう  明けてゆくこの空は絵ハガキみたいで 消えてゆくあの月が幻みたいだ 明けてゆくこの空にきみのカオ浮かべたら 消えてゆくあの月にも届くような気がした  明けてゆく 消えてゆく
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