雨の中の二人橋幸夫 | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 雨が小粒の真珠なら 恋はピンクのバラの花 肩を寄せ合う小さな傘が 若いこころを燃えさせる 別れたくないふたりなら 濡れてゆこうよ 何処までも 好きとはじめて打ちあけた あれも小雨のこんな夜 頬に浮かべた 可愛いえくぼ 匂ううなじもぼくのもの 帰したくない君だから 歩きつづけていたいのさ 夜はこれからひとりだけ 君を帰すにゃ早すぎる 口に出さぬが思いは同じ そっとうなずくいじらしさ 別れたくないふたりなら 濡れてゆこうよ 何処までも…… 何処までも 何処までも |
恋と涙の太陽 (アメリアッチ)橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | どうして僕達 いけないの 愛し合ってるのに いけないの 燃える想いを かくしてすまして 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ ビーチだぜ エンジンふかして 思い切り 君のスキーを 思い切り 僕のボートで 引っぱりたいんだ 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 水の上 教えてくれよな どうすれば 君の気に入るのか どうすれば 良けりゃ ヨットに 赤い帆はろか 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 君と僕 |
霧氷橋幸夫 | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 霧氷…… 霧氷…… 思い出は かえらない 遥かな 遥かな 冬空に 消えた恋 霧の街角で 告げたさよならが 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… なにもかも 夢だった 今でも 今でも 愛しては いるけれど どこにいるさえ 今は知らぬ人 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… 美しい 恋だった 消えない 消えない 悲しみを 胸にだき 霧の街角を 一人今日もゆく 僕を 僕を 僕を泣かす |
シンガポールの夜は更けて橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 吉田正 | 南十字は 燃えたとて 誰にいまさら 恋ごころ 消えた瞳に 似た星を ナイトクラブの 窓に見る ああシンガポール シンガポール 星の港の夜は 更けゆく 恋は短し 星あかり 泣くにゃ明るい シーサイド ひとりさまよう エトランゼ 胸のこの傷 いつなおる ああシンガポール シンガポール 星の港の夜は 更けゆく 逢えるその日は いつのこと ああシンガポール シンガポール 星の港の夜は 更けゆく |
殺陣師一代橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 握りしめてる剣ひとふりに 冴えよ こもれといいきかす なんでつかめぬ芝居のこころ 意地が男が 段平が そっと泣いてる 舞台裏 (セリフ) 先生、出来ました。これが先生の好きな リヤリズムの立廻りだっせ 月もささない露地裏長屋 呑んで悪態 つく俺に 質屋通いも慣れたと笑う 可愛い女房の やせた肩 胸じゃすまぬと詫びている (セリフ) なに、女房が危篤やさかい、帰れ、 沢田先生わての女房はタテだす。立廻りだす。 こんな立廻りのない芝居やめて、 もっとタテのある芝居やりまひょ。 立廻り、それがわての生命だ、段平の生命だっせ あれは段平 ど阿呆 阿呆 何と云わりょと構やせん 生きてくれろよ工夫の殺陣よ 檜舞台の 花蔭に 殺陣師一代 名を残す |
恋のメキシカン・ロック橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 吉田正 | メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー ぎらら まぶしい太陽 肌にやけつく 太陽 真昼の海で 出逢った二人 君の瞳は サパタブラック 君の唇 マタドールレッド なんて素敵な セニョリータ 信じられない セニョリータ も一度言って 好きだと言って メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー 恋の酒なら テキーラ ラテン・ロックで 踊ろう 指先からでも 心はかよう 僕の気持ちは メキシカン・パッション 君のスタイル メキシカン・ファッション みんなみてるぜ 君を しびれちゃったよ 僕も パンチのきいた ロックとルック メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー 君はたのしい 太陽娘 君は陽気な イエローダリヤ 今夜はじめて マニャーナ 言ってみたんだ マニャーナ 別れの言葉も いかしているぜ メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー |
佐久の鯉太郎橋幸夫 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 吉田正 | 信州 佐久の鯉太郎 とてもうぬ等の 長脇差(どす)じゃ無理 月の出ぬ間に 消えちまえ けちな面(つら)など けちな面など 見たかねえ おもかげばかり なぜ残る 忘れかねての またの秋 峠一つも 七曲り 落葉しぐれの 落葉しぐれの 三度笠 草鞋(わらじ)の先よ ふるさとへ 向いちゃ苦業が むだになる なるな涙に 旅がらす 夢に流れろ 夢に流れろ 千曲川 |
思い出のカテリーナ橋幸夫・津々美洋とオールスターズワゴン | 橋幸夫・津々美洋とオールスターズワゴン | 橋本淳 | すぎやまこういち | | カテリーナ カテリーナ カテリーナ カテリーナ 抱きしめたいひと ガラスの靴が さみしくぬれる たそがれの街で あなたは一人 別れたひとが 好きだと云った シャネルのかおりが ぼくをまどわす めぐり逢いなのに 求めあう心 カテリーナ カテリーナ カテリーナ 抱きしめたいひと 遙かな国の 思い出が眠る 真珠の指輪に 涙ぐむあなた 涙ぐむあなた めぐり逢いなのに 求めあう心 カテリーナ カテリーナ カテリーナ 抱きしめたいひと 遙かな国の 思い出が眠る 真珠の指輪に 涙ぐむあなた 涙ぐむあなた |
京都・神戸・銀座橋幸夫 | 橋幸夫 | 橋本淳 | 筒美京平 | 筒美京平 | 川の流れに せつない影を うかべて恋は しのびよる あなたの好きな 東山 街の灯りが ゆれている 京都の夜のしのび逢い しのび逢い あなたの気持ち たしかめたくて 泣いてしまった 雨の中 はじめてわたし 知ったのよ 涙でひらく 花びらを 神戸の夜のしのび逢い めぐり逢い 愛した人が 冷たいときは ため息だけで 生きている お願いだから 今日からは 悲しい思い させないで 銀座の夜のめぐり逢い めぐり逢い |
東京-パリ橋幸夫 | 橋幸夫 | 橋本淳 | 筒美京平 | | いやよ いやなの 離れては 未練の気持を ふりまきながら 命みじかい 残り火を 激しく燃やして あなたに すがるの ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 夢ひとつ 泣いたりしない シャンゼリゼー 歩いてください 最後の夜を 楽しいはずの くちづけが 涙のように 身体にしみるわ ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな虹がでる 抱いてください エアーポート うしろ姿が他人のようね わたしのいない セーヌ河 愛をきざんだ 指輪は沈む ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 恋の街 |
子連れ狼橋幸夫・若草児童合唱団 | 橋幸夫・若草児童合唱団 | 小池一雄 | 吉田正 | 吉田正 | 「小高い丘の城跡のくずれかけてた東屋でその子は父を待っていた。 この日の朝には帰るはずの父であった。それが三ッ目の朝となり 四ッ目の夜が来て、五ッ目の朝が雨だった。」 しとしとぴっちゃん・しとぴっちゃん・ しとぴっちゃん 哀しく冷たい 雨すだれ おさない心を 凍てつかせ 帰らぬ 父(ちゃん)を待っている ちゃんの仕事は 刺客(しかく)ぞな しとしとぴっちゃん・しとぴっちゃん 涙かくして 人を斬る 帰りゃあいいが 帰りゃんときゃあ この子も雨ン中 骨になる この子も雨ン中 骨になる あ…大五郎まだ三才(みっつ) しとしとぴっちゃん・しとぴっちゃん ひょうひょうしゅるる・ひょうしゅるる・ ひょうしゅるる さびしく ひもじい北風 こけし頭を なでていく 帰らぬ 父はいまどこに ちゃんの仕事は 刺客ぞな ひょうひょうしゅるる・ひょうしゅるる 涙かくして 人を斬る 帰りゃあいいが 帰りゃんときゃあ この子も風ン中 土になる この子も風ン中 土になる あ…大五郎まだ三才 ひょうひょうしゅるる・ひょうしゅるる 「六ッ目の朝 霜がおりた 季節の変わり目をつげる別れ霜が…」 ぱきぱきぴきんこ・ぱきぴんこ・ ぱきぴんこ 雨風凍って わかれ霜 霜ふむ足が かじかんで 父をさがしに 出ていく子 ちゃんの仕事は 刺客ぞな ぱきぱきぴきんこ・ぱきぴんこ 涙かくして 人を斬る 帰りゃあいいが 帰りゃんときゃあ この子も霜ン中 こごえ死ぬ この子も霜ン中 こごえ死ぬ あ…大五郎まだ三才 ぱきぱきぴきんこ・ぱきぴんこ…… |
噂の金四郎橋幸夫 | 橋幸夫 | 千家和也 | 風間史朗 | | あれが噂の金四郎 若い娘が ひとめ惚れ 人の泣く声 呼ぶ声を 聞けばたちまち 走り出す 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ 生まれついての一本気 何を好んで 人助け 見ないふりして 通るには 悪いやつらが 多すぎる 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ とっておいたぜ切り札は 桜吹雪は 伊達じゃない 罪の重さは 憎んでも かける情けの 名裁(めいさば)き 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ |
面影 渡り鳥橋幸夫 | 橋幸夫 | 荒木とよひさ | 吉田正 | | 今更しがねえ 渡り鳥 生まれた 時代が悪いのか 背中に夕やけ 柿の実ひとつ 誰が唄うか 子守唄 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 許してくんねェ おっ母さん カラスの馬鹿さえ 笑ってる ねぐらの ひとつも ない俺を 膝をかかえりゃ 一番星が 遠い昔を また照らす 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 恨んでくれるな お菊さん あすは木曾路か 山里か ずっと むこうにゃ 想い出が 故郷じゃ初雪 降っただろうか やけにしみるぜ 木枯らしが 寒かろなァ (寒かろなァ) 寒かろなァ (寒かろなァ) 面影抱いた 渡り鳥 |
盆ダンス橋幸夫 | 橋幸夫 | 木下龍太郎 | 谷口尚久 | 伊戸のりお | 故郷(ふるさと)を 遠く離れて暮らしても 顔見せに 盆を合図に里帰り 富士山が 櫓(やぐら)代わりの天辺で 音頭とりゃ みんなひと踊り 沖縄が 太鼓叩いてエイサなら 北国は にしん大漁旗 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス この胸の 年に一度の憂さ晴らし 思いきり 手足伸ばして踊ったら 流れ出る 汗が心の大掃除 しあわせが 胸の戸をたたく 想い出を みんなそれぞれ持ち寄って 懐かしい 顔が勢揃い 昨日向くより明日を向いて ソレ心と心で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス |
ジェンカ橋幸夫 | 橋幸夫 | Rauno Lehtinen・日本語詞:亜蘭知子 | Rauno Lehtinen | | Hop Step キックして Hop Step ジャンプして Hop Step 青空に はずむ靴音 響かせよう Hop Step いつだって Hop Step どこだって Hop Step ニコニコになれる ワクワクするリズム ラ ラーンラーラ ランランラン 人生はたのしい ラーンラーラ ランランラン 踊ろうよ さぁ ジェンカ Hop Step つながって Hop Step ジャンプして Hop Step 世界じゅう ほほえみの輪を広げよう Hop Step 泣かないで Hop Step しょげないで Hop Step 雨上がり 虹の橋 渡って行こう Hop Step 喜びも Hop Step 悲しみも Hop Step 分け合える 仲間がいる その幸せ ラ ラーンラーラ ランランラン 明日はまためぐる ラーンラーラ ランランラン 踊ろうよ さぁ ジェンカ Hop Step つながって Hop Step ジャンプして Hop Step 青空に はずむ靴音 響かせよう |
ちゃっきり茶太郎橋幸夫 | 橋幸夫 | 鈴木紀代 | 影山時則 | 新田高史 | 小夜(さよ)の中山 峠を越えて 草鞋(わらじ)の先を 東へ向ける 聞いてくれるな そのわけは あゝ 茶山茶どころ 茶の香り ちゃっきり茶太郎 故郷(ふるさと)恋しや 富士の山 愚痴(ぐち)と弱音は 得意じゃないが 泣きたい時は 俺にもあるさ 涙一粒(ひとつぶ) 振り払い あゝ 唄いだすのさ 茶摘(つ)み唄 ちゃっきり茶太郎 帰るに帰れぬ 牧之原 何里行(ゆ)けども 忘れはしない あの娘の声が 背中にからむ 何を隠そう 惚れていた あゝ 赤い襷(たすき)に 菅(すげ)の笠 ちゃっきり茶太郎 遠州はるかに 駿河湾 |