ごめんね…ジロー奥村チヨ | 奥村チヨ | 多木比佐夫 | 津野陽二 | | ごめんね ジロー ごめんね ジロー いままで きづかず あいしてたの ごめんね ジロー ごめんね ジロー やっぱり あなたを あいしてたの ゆめにみてた あこがれてた その人こそ あなたなの ごめんね ジロー ごめんね ジロー 許してちょうだい 私のジロー もう言わないわ わがままを 愛して ジロー 愛して ジロー わたしのすべては あなたのもの 帰ってきて いますぐに まってるのよ あなただけ 愛して ジロー 愛して ジロー 愛してちょうだい 私のジロー… |
恋泥棒奥村チヨ | 奥村チヨ | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | | 最初は好きだと 思わなかった 一度だけ お茶なんか のんではみたけど なんとなく 二度が三度に たび重なって 好きになったの あなたのことを 一緒にいたって 感じなかった 一度だけ くちづけを 許してみたけど 知らぬ間に 二度が三度に たび重なって 好きになったの あなたのことを いけないことだと 言われていたの 一度だけ その腕に 抱かれてみたけど うれしくて 二度が三度に たび重なって 好きになったの あなたのことを 二度が三度に たび重なって 好きになったの あなたのことを 二度が三度に たび重なって 好きになったの あなたのことを… |
恋の奴隷奥村チヨ | 奥村チヨ | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | | あなたと逢った その日から 恋の奴隷に なりました あなたの膝に からみつく 小犬のように だからいつも そばにおいてね 邪魔しないから 悪い時は どうぞぶってね あなた好みの あなた好みの 女になりたい あなたを知った その日から 恋の奴隷に なりました 右と言われりゃ 右むいて とても幸せ 影のように ついてゆくわ 気にしないでね 好きな時に 思い出してね あなた好みの あなた好みの 女になりたい あなただけに 言われたいの 可愛い奴と 好きなように 私をかえて あなた好みの あなた好みの 女になりたい |
恋狂い奥村チヨ | 奥村チヨ | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | | もうこれ以上 じらすのは止めて 私あなたに 恋狂い 恋狂い うけとめて ねえうけとめて捧げる愛を 何もかも ねえ何もかも あげるのに あなたは横むいて じれったいじれったい 女心を もてあそばないで 私あなたに 恋狂い 恋狂い 苦しくて あゝ苦しくて死んでしまいそう 目の前が あゝ目の前が 暗くなる こんなに愛しても 知らんふり知らんふり 逃げる恋なら つかまえてみたい 私あなたに 恋狂い 恋狂い 追いかけて あゝ追いかけてふり捨てられて 泣きながら あゝ泣きながらすがりつく つめたくされるほど 燃えるのよ燃えるのよ 燃えるのよ |
終着駅奥村チヨ | 奥村チヨ | 千家和也 | 浜圭介 | | 落葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の邪魔になる だから今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる |
涙いろの恋奥村チヨ | 奥村チヨ | 橋本淳 | 筒美京平 | 筒美京平 | あなたのやさしい くちびるで わたしにどうぞ あなたのやさしい くちびるで くちづけしてね すてきなあなたの 真心がもしも この手でつかめたら なんにもいらない いらない あなたの横顔 思い出す かくせはしない あなたの横顔 思い出す 涙いろの恋 白い車のあの人が 遠くの町へ 白い車のあのひとが わたしをさそう すてきなあなたの 真心がもしも この手でつかめたら なんにもいらない いらない 冷たい横顔 悲しいわ 抱きしめて 冷めたい横顔 悲しいわ 涙いろの恋 |
走馬燈奥村チヨ | 奥村チヨ | 喜多條忠 | 川口真 | | さりげないめくばせで 鍵をわたしながら あなたは夜の街へ 車をすべらせてゆく 浮気な男と わかっていても ほんの少しのやさしさに 酔いしれる私 部屋のベランダ くるくると 想い出重ねて ゆらめきながら 恋のあやまち またくり返す 女心は 女心は走馬燈 あどけない顔をして 悪い人なんだから 化粧を盗み見てる 子供のようなあなたね 浮気な男と わかっていても ちょっと淋しい横顔が たまらない私 秋の夜風に くるくると 言葉のはしばし 彩(いろど)りながら 嘘のいいわけ またくり返す 男心の 男心の走馬燈 |
一人ぼっちで奥村チヨ | 奥村チヨ | 多木比佐夫 | 津野陽二 | | 私 ひとりぼっちで 街を あ…… あてどもなく 歩くのが好き 私 もう思い出さないわ あ…… 悲しい恋 忘れちゃったの 青い空の彼方に 新しい恋が きっと待ってる だから ひとりぼっちで 街を あ…… あてどもなく 歩くのが好き 私 ひとりぼっちで 行くの あ…… あてどもなく 歩いて行くの 私 もう思い出さないわ あ…… あの人のこと 忘れちゃったの 遠い道の彼方に 新しい恋が きっと待ってる だから ひとりぼっちで 行くの あ…… あてどもなく 歩いて行くの ムー 歩くのが好き 歩くのが好き 好き |
陽のあたる場所奥村チヨ | 奥村チヨ | 山上路夫 | 筒美京平 | | 愛にそむかれた あの日からなのよ 哀しみの影を まとって生きてる 人波さけて 裏通りゆくの 枯葉が散る中 どこまで歩く あなたの暖かい 胸が恋しい どこに行ったとて 二度と帰らない 陽のあたる場所は あなたと消えたの 街のウインドの 前にたたずめば やせてはかなげな 私が映るの 涙も涸(か)れた さびしげな瞳 明日は南の 花咲く町ヘ 一人で発ちましょか すべて忘れて どこに行ったとて 二度と帰らない 陽のあたる場所は あなたと消えたの |
あなたがいなくても奥村チヨ | 奥村チヨ | 多木比佐夫 | 津野陽二 | | あなたがいなくても 春はやってくる 小鳥はうたい 花はひらく あなたがいなくても 夏はやってきて かがやく太陽 青い波間に あなたがいなくても 秋はやってくる 枯葉は落ちて ペーブをうずめる あなたがいなくても 冬はやってきて 白い雪を降らせる あの日のように だけど私には もうあなたとの 春も夏も秋も冬も めぐってこない 小鳥の声も 青い波間も 枯葉の道も 雪の窓辺も あなたがいなくても あの日のように また愛し合う人の 思い出をつくる 小鳥の声も 青い波間も 枯葉の道も 雪の窓辺も あなたがいなくても あの日のように また愛し合う人の 思い出をつくる あなたがいなくても… |
云えなかったの奥村チヨ | 奥村チヨ | 岡本克己 | 宮川泰 | | ゴメンネ 云えなかったの 初めて 逢った時に あなたは はしゃいでいたけれど 私はただ だまるだけ あなたを 見ていたんだもン だってネ その時恋をしてしまった私 ゴメンネ 云えなかったの 二人で 逢った時は あなたが 空を見ているから 私もただ まねてたら “好きだよ”なんて云うんだもン ゴメンネ あなたに何も云えなかった私 本当に 云えなかったの 二人で 逢った時に 私に 笑顔を見せないから 何かを 言おうとしたら いきなり キスしちゃうんだもン だからね あなたに何も云えなかった私 |
私の胸をノックして奥村チヨ | 奥村チヨ | なかにし礼 | 中島安敏 | | もしも いつかあなたが 私を好きになったら 小さなこの胸を ノックしてちょうだい 私の胸の お部屋には 花が咲いてる 愛の花が いつも 胸をはずませ あなたの来るのを 私は待っているの 何故か 涙あふれて 一人淋しい時は やさしくこの胸を ノックしてちょうだい あなたの胸を あたためる 恋のだんろが もえている 私の胸の 部屋は あなたの お部屋よ いつでも 遊びに来て 好きよ 好きよ 大好き あなたは 冷い人 早くこの胸を ノックしてちょうだい 私の胸の お部屋には 甘いワインと グラスが二つ いつも いついつまでも あなたの来るのを 私は待っているの 待っているの |
私を愛して奥村チヨ | 奥村チヨ | J.ケネディ・漣健児 | J.ケネディ | | モア(Moi) 一人きり 見る夢は モア あなたの 夢だけなのに モア ちいさな その夢さえも あなたは かなえてくれないの モア さみしくて 泣いてるの モア 心のそこから 悲しくて モア 涙もかれはてた 私を あなたは 愛してくれないの モア あなたが 生きがいなの モア あなたの やさしい愛だけが モア それなしに 生きられないの 私を愛して ほしいのよ |
中途半端はやめて奥村チヨ | 奥村チヨ | なかにし礼 | 筒美京平 | | 中途半端はやめて 苦しいだけだから どっちかはっきりさせて 好きなの嫌いなの 惚れた弱みに つけ込んで あなたは何さ 小猫がマリにじゃれるよに たわむれないで 責任とって 責任とって あなたも男なら 中途半端はやめて 覚悟はしてるから どっちかはっきりさせて 拾うの捨てちゃうの 最初あなたが 惚れさせて 今頃何さ いざとなったら手をあわせ 逃げるというの? 責任とって 責任とって あなたも男なら 中途半端はやめて 待ちくたびれたから どっちかはっきりさせて 嘘なの本気なの 帰れないのを 知りながら 帰れと云うの? 子供を道に迷わせて 泣くなと云うの? 責任とって 責任とって あなたも男なら |
愛してるから奥村チヨ | 奥村チヨ | 多木比佐夫 | 津野陽二 | | 愛してるから 淋しいの 愛してるから 悲しいの おぼえてるから 忘れたいの あなたのくれた 想い出 愛してるから わかるの 愛してるから あなたの つめたくなった 心のなかが 愛しているから わかるの 愛してるから 怖いの 愛してるから 逢えないの おねがいだから 忘れさせて あなたのくれた 倖せ 愛してるから わかるの 愛してるから あなたの いつわりだった 愛のちかい 愛しているから わかるの |
くやしいけれど幸せよ奥村チヨ | 奥村チヨ | 山上路夫 | 筒美京平 | | どうにもならない 私なの あなたの罪だわ 何にも知らずに 生きてた頃が 今では今ではなつかしい だけど今日もまた あなたの胸で くやしいけれどくやしいけれど幸せなのよ あなたが教えたことだから 私は覚えた 本当は恋するうれしさなんか 知りたく知りたくなかったの だけど今日もまた 私のまけよ くやしいけれどくやしいけれど幸せなのよ 男と女を比べたら どちらが悪いの 一から十まで男が悪い そうなのそうなの悪者よ だけど今日もまた あなたに抱かれ くやしいけれどくやしいけれど幸せなのよ |
北国の青い空奥村チヨ | 奥村チヨ | 橋本淳 | ベンチャーズ | | 風にまかれた 私の髪に 野バラの甘いかおりがせつない 北国の空と湖 二人の愛は ここにねむる あなたのために 私は祈る 二度と帰らない 夏の日の恋よ 恋よ 白い小舟に野バラをかざる 北国の青い空はないてる あなたのために 私は祈る 二度と帰らない 夏の日の恋よ 恋よ 白い小舟に野バラをかざる 北国の青い空はないてる |
青い月夜奥村チヨ | 奥村チヨ | 橋本淳 | 井上忠夫 | | 霧にまかれた あなたの窓辺 ともる灯りが とてもいとしい 長いドレスを 愛してくれた やさしいあなたは 空のはて 青い青い月夜の くちづけを 残してあなたは ひとりで眠る 瞳をとじて 心をとじて 青い青い月夜の くちづけを 残してあなたは ひとりで眠る 瞳をとじて 心をとじて 古いレンガの 坂道に 二人の心は 今もただよう 霧にただよう |
燃える瞳奥村チヨ | 奥村チヨ | 橋本淳 | 筒美京平 | | 燃えるあなたの 瞳がいとしい 強く結ばれた 遥かななぎさ 今は愛 愛は白い波にきえ 夏は私の心で 泣いている思い出 かわす口づけ いつわりの姿 今は愛 愛は白い波にきえ 夏は私の心で 泣いている思い出 かわす口づけ いつわりの姿……… |
窓奥村チヨ | 奥村チヨ | 山上路夫 | 筒美京平 | | 悲しい女もいるわ 明るい女もいるわ 裏街の中で いろいろな女が暮してる 花を飾った窓は 恋をしている人が 住んでいる 部屋なのかしら 誰もが今日また生きる 明日にのぞみをつなぎ 裏街の中で いろいろな女が 生きている 南を向いてる窓も 北がわ向いてる窓も この街で生きる いろいろなさだめを語るのよ 今日も閉ざした窓は 恋を失くした人が 泣いている 部屋なのかしら 誰もが今日また生きる 明日にのぞみをつなぎ 裏街の中で いろいろな女が 生きている 白い窓掛けの中 青い窓掛けの中 夜が来て 灯りがともる 誰もが今日また生きる 明日にのぞみをつなぎ 裏街の中で いろいろな女が 生きている |