硝子坂高田みづえ | 高田みづえ | 島武実 | 宇崎竜童 | | 悲しいのでしょうと 夢の中 見知らぬ人の問いかけに 声もだせずに うなずいて それは あなたが やっぱり 好きだから いじわるな あなたは いつでも 坂の上から 手招きだけを くりかえす 私の前には 硝子坂 きらきら光る 硝子坂 行けるのでしょうかと 夢の中 見知らぬ人に訪ねては 涙こぼして 横向いて それも あなたが やっぱり 好きだから いじわるな あなたは いつでも 坂の上から 手招きだけを くりかえす 私の前には 硝子坂 きらきら光る 硝子坂 とうとう来たねと 夢の中 うれしいはずの問いかけに 何故かすなおに なれなくて それは あなたの せいだと 言えないわ いじわるな あなたが たたずむ 坂に向かって さよならの 手を振るつもり きらきら飛び散る 硝子坂 きらきら消えた 硝子坂 |
そんなヒロシに騙されて高田みづえ | 高田みづえ | 桑田佳祐 | 桑田佳祐 | | おまえが好きだと 耳元で言った そんなヒロシにだまされ 渚にたたずむ 踊りが上手で ウブなふりをした そんなヒロシが得意な エイト・ビートのダンス 泣いたりしたら いけないかもね ディスコティックは 夜通し熱い だから一言下さい 恋の行方はメランコリー だからお前はステキさ 愛が消えてく 横須賀に 小粋なリードで私を誘った あんな男が今さら 許せるでしょうか 二人の仲は 永遠だもの ジュークボックス鳴り続けてる だから彼氏に伝えて 口づけだけを 待っている 胸の鼓動が激しい サイケな夏を 横須賀で |
秋冬高田みづえ | 高田みづえ | 中山丈二 | 堀江童子 | | しゃれた日焼けに 涙が流れる あー 秋かしら やさしく 説くように別れを告げた あなたでした 心の水面に さざ波が立って あー 秋ですね 鏡を見つめて小さな声で 一人でつぶやく 秋の詩 季節の変わり目を あなたの心で 知るなんて もう恋も もう恋も 終わるのね 好きな曲ばかり ラジオに流れる あー 秋かしら 私のわがままに いつも微笑んだ あなたでした 深い空から 枯葉が舞って あー 秋ですね あなたが返した 合鍵が似合う 無口な 私になりました 季節の変わり目を あなたの心で 知るなんて もう恋も もう恋も 終わるのね 別れの北風が あなたと私に 吹き込んで もう冬も もう冬も 近いのね |
青春 II高田みづえ | 高田みづえ | 松山千春 | 松山千春 | | この胸の中 かけぬけて行く 思い出たちが 優しすぎます 背中を向けた 貴方をつつむ 淡い日ざしが まぶしすぎます 人は皆 つかの間の幸せを信じて 貴方と生きた 青春の日よ 愛に全てを かけた日々 涙がほほを ひとすじつたう これ程貴方を 愛したのですね 幾度季節を 見送ろうとも 忘れたくない 思い出がある 人は皆 つかの間の幸せを信じて 貴方と生きた 青春の日よ 愛に全てを かけた日々 人は皆 つかの間の幸せを信じて 貴方と生きた 青春の日よ 愛に全てを かけた日々 |
ビードロ恋細工高田みづえ | 高田みづえ | 島武実 | 宇崎竜童 | | 貴方の瞳を見ていても もう何もかもが判からない 季節外れ 海岸線 朝やけの雲の切れ間から ほら 耳を澄ますと 私には 又 聴こえる ビードロ細工のわれるおと 優しさって 引きさがる事ですか? 優しさって 境界線引きますか? 恋する為に 飛びこせない 恋する為に ほどけない二人 貴方に胸まで預けても もうぬくもりは伝って来ない 他人の気配 木ノ葉も舞う 色あせた 時の隙間から ほら 耳を塞ぐと 私へと 又 吹ぶいてる ビードロ細工の 冷めたさが 悲しさって なすがままって事ですか? 悲しさって 心がかじかみますか? 恋するゆえに 飛びこせない 恋するゆえに ほどけない二人 |
原宿メモリー高田みづえ | 高田みづえ | 三浦徳子 | 新田一郎 | | 出てゆくの あなた出てゆくの 涙など流さないわ これっきり 原宿で出逢ったあの頃 やけに風 熱く吹いて火が点いた二人 真夏の名残によどむエアコン 息がつまりそう 最後のkiss 結んだ心が ほつれてゆけば たどりつく未練が待つ 出てゆくの あなた出てゆくの 高速で巻きもどして 原宿メモリー おそろいの Tシャツほした バルコニー見上げるのも これっきり 待ち合わせした店も今は 一秒ごと姿変えて メランコリイ・ナイト 季節の流れに身をまかせるわ 指で覚えたダイヤル忘れ 結んだ心がほどけて浮かぶ 夜空には ENDマーク この街を 二人出てゆくの 高速で消してゆくわ 原宿メモリー 季節の流れに身をまかせるわ 空車の表示のタクシー止めて ほつれた心をシートに置けば ガラスには ENDマーク この街を 二人出てゆくの 高速で消してゆくわ 原宿メモリー |
夢伝説〜ペルシャン・ブルー〜高田みづえ | 高田みづえ | 竜真知子 | 馬飼野康二 | | 耳もと すべる涙で めざめた 夢の余韻が あなたの 腕の中でも 私を おびえさせる それは 乾いた 砂漠に 置き去りにされた 私 あなたを たずねて 仰ぐ 空は ペルシャのブルー 幾千年も 同じ心で 幾千年も 同じ命で 時の魔術に かかったように 愛したい 愛したい あなたひとりを せつなく とじたまぶたに そっと くちづけするひと こんな 優しいしぐさ 忘れられなく なるわ そうよ 愛したときから 別れは しのびこんでる だけど 今はこのまま 奇跡を 信じたいの 幾千年も 同じ心で 幾千年も 同じ命で 時の魔術に かかったように 愛したい 愛したい あなたひとりを 幾千年も 同じ心で 幾千年も 同じ命で 時の魔術に かかったように 愛したい 愛したい あなたひとりを 幾千年も 同じ心で 幾千年も 同じ命で 時の魔術に かかったように 愛したい 愛したい あなたひとりを |
女ともだち高田みづえ | 高田みづえ | 松本隆 | 筒美京平 | | あの人あなたとつきあいたいなんて 男のくせにもじもじしてね 心を直接言えない いくじなし かわりに私ここ迄来た訳 ねえ真知子どうおもう? ハンサムなんて縁遠いけど ポケットに優しさをつめてる人よ ねえ真知子どうおもう? そう聞きながら心が泣いた 本当はあの人を渡したくない 真知子 人目に言うほどあの人ワルじゃない いきがってても空いばりだけ 気になるあなたに意地悪したくなる 気持の綾をわかってあげてね ねえ真知子どうおもう? うす笑みばかり振りまかないで あの人にいい返事聞かせてあげて ねえ真知子どうおもう? そう聞きながら ほんとは私 心から嫉けてるの気付かないのね 真知子 ねえ真知子どうおもう? もしその気なら 近くの店で あの人が待っている行ってあげなよ ねえ真知子どうおもう? 返事はいいわ 聞けば哀しい 邪魔者は消えるわね あとはお好きに 真知子 |
愛の終りに高田みづえ | 高田みづえ | 花岡優平 | 花岡優平 | | 時の流れが そっと 街路樹を 染めるみたいに あの人の心も 変ってゆきました もうすぐ さよならの日が 来るのは 分っているけど 今でも信じている あの日の温りを 愛はいつだって 仕方なく こわれてゆくけど だまされて捨てられた 訳じゃない そんなふうに 云ったなら 笑う人もいるけれど 人を信じられない 人よりは幸せ もう 逢えなくなるのが そんなに 今は恐くない 心のどこかでまだ 信じられないのでしょう 電話で さよならを 云って欲しくは ないのです 受話器を置いたあとの 淋しさが恐いから 愛はいつだって 仕方なく こわれてゆくけど だまされて捨てられた 訳じゃない 同じ事と 云いながら 誰かが笑っているけれど 愛を信じられない 人よりは幸せ 愛はいつだって 仕方なく こわれてゆくけど だまされて捨てられた 訳じゃない そんなふうに 云ったなら 笑う人もいるけれど 人を愛せない様な 人よりは幸せ |
ガラスの花高田みづえ | 高田みづえ | 谷村新司 | 谷村新司 | | マンションの窓灯りがまた一つ消えてゆく 幸福に暮らしている貴方を見つけただけね まちがいだと気付いてたわ それは わかりすぎる程 時に愛は 悪を承知で燃え上がる それも愛 抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい 楽しげに微笑んでる 貴方の家族の写真 口紅で消していたわ貴方以外の人を まちがいだわ わかってる 私は幼すぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛 抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい まちがいだわ わかってる 私は幼なすぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛 抱きしめてくれたなら 貴方の指のすきまから 音もなく消えてゆくわ ガラスの花らしく |
純愛さがし高田みづえ | 高田みづえ | 阿久悠 | 坂田晃一 | | 言葉にすれば簡単な 愛することにとまどって よろめくような毎日 今日もあしたも ただ行きずりの人ならば 微笑むだけでいいけれど 心を託す人には 嘘はつけない 愛があれば同じだけの辛いこともあると 知りながら悲しみを背負うのが愛なの 知りながら苦しみに耐えるのが愛なの 遊びに見える恋をして 空しさだけが残ったと 電話で話すともだち やけに思える 不器用そうな恋人が たしかな愛を見つけたと 夢中で話す黄昏 胸に響いた 愛はすべて違う顔で人を試しに来る うつむいて答えてはその先が見えない 強がってふざけては真実が聴けない 愛はすべて違う顔で人を試しに来る うつむいて答えてはその先が見えない 強がってふざけては真実が聴けない |
チャイナ・ライツ高田みづえ | 高田みづえ | 康珍化 | 筒美京平 | | 波の音でも聞けたらと 泣ける言葉にほだされて ついて来たけれど 罪な灯り ねえここまで来なきゃ よかったネ 痛いところを責めるのが 別れ上手の仕草でも 好きなとこもある そんな人に楽しかったサと 言われたらつらいわ なじみのキスをください ヨコハマ そのままこのまま 腰のあたり ただようの海風 泣かないとこが好きサと 最初に言われて 抱かれたなら あッ 余計泣きたくなるじゃない チャラチャラせつない チャイナ・ライツ ひとつぐらいは覚えてる ワルイとこほどしみるから 胸に秘めましょか 愛されたのは ねえ きれいどころの わたしです つらいわ 名残りのキスをください ヨコハマ そのままこのまま 思い出なら 胸に万華鏡 強気なとこが好きサと 最初に言われて 抱かれたなら あッ 余計弱気になるじゃない チャラチャラせつない チャイナ・ライツ チィラチィラ チャラチャラ チャイナ・ライツ |
パープル・シャドウ高田みづえ | 高田みづえ | 松本隆 | 都倉俊一 | | 日照りの坂道 夏ぜみの声 あなたの家まで自転車をこぐ 都会へ行ってたあなたを昨日 見たって友だち電話をくれた 帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ 君との愛を忘れてなけりゃ 窓に一房葡萄飾るよ それがあの日のあなたの言葉 パープル・シャドウ私の手首にくちびる寄せて 残した小さなうす青のしみ パープル・シャドウ季節は流れてあざは消えても 心にしみてる紫の影 しみるわ紫の影 ああ 一房の葡萄 風舞う公園 あの日あなたが 蛇口に顔寄せ飲んだ水飲み 想い出みたいにシャツを濡らして あなたの真似してくちびるあてた 瞳とじろよ 何故? 何故でもいいさ やさしい笑顔もしうすれても このくちづけは想い出せるよ まぶた閉じてたあなたの言葉 パープル・シャドウ垣根を曲って二ツ目の家 自転車倒して私は見てた パープル・シャドウ季節が早くて青い葡萄が あなたの窓へと風に揺れてた 窓へと風に揺れたわ ああ 一房の葡萄 |
なぜ…高田みづえ | 高田みづえ | 藤井伸生・補作詞:島武実 | 宇崎竜童 | | アッアー ほんの少しなんだけど アッアー 飛ばしてしまう 飛ばしてしまおうと 胸の内しまい忘れて 戻す気になれない 恋の言葉明日にも そうね 先のとがった 紙飛行機にして 飛ばしてしまおうと ずっと遠くに ツユ明け カミナリ 南風 夏が匂えば 紫陽花が色あせる 好きな人― わかれ わかれ 季節が手の平かえして 悲しいの なぜ? こころもち手許がぶれて お気に入りだったの 二人の写真 今夜にも そうね ひと足早く 紙吹雪にして 飛ばしてしまおうと ずっと向うに 夕暮れ 風鈴 浴衣がけ 恋が匂えば ほうせん花思い出す 好きな人― わかれ わかれ 季節が手の平かえして 悲しいの なぜ? |
愛のイマジネーション高田みづえ | 高田みづえ | 安井かずみ | 加藤和彦 | | あなたがくれた 愛のイマジネーション 今日も抱きしめて 港の見える丘 ふたりで感じた 愛のインスピレーション 忘れていないわ たとえ はなれてても Come back to me 海があなたを変えないうちに Come back to me 水平線に陽が沈む 今頃 メキシコ はるかなひと La Lai-La Lai........ わたしが描く 愛のイマジネーション 自由に飛べるわ あなたのいるとこに ふたりで感じた 愛のインスピレーション 月日がすぎても 胸にあざやかに Come back to me 小さな港 わたしここにいるわ Come back to me すこしセンチな風が吹く 今頃 アラスカ 波の彼方 Come back to me すこしセンチな風が吹く 今頃 アラスカ 波の彼方 La Lai-La Lai........ |