Route 67すぎもとまさと | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | Route sixty seven Star Dust Highway Route sixty seven Star Dust Highway 星が流れる いい女 だったけど 限界だったよ 10年も 暮らして 惚れてはいたけど いつからか ジェラシーと 諍いの日々 永遠の 愛なんて おとぎ話さ あばよ Goodbye Goodbye 闇の 中 強く アクセル 踏み込む 風切り 走る Route sixty seven Star Dust Highway Route sixty seven Star Dust Highway 星が流れる Route sixty seven Seaside Highway Route sixty seven Seaside Highway 夜の海風 悪いこと ばかりじゃ なかったけれど 思い出に 浸れば センチメンタル 戻る気は ないのさ 終わった恋だぜ 俺なんか 忘れて いい男(やつ)探せ あばよ Goodbye Goodbye バックミラー 映る 面影 振り捨て ハンドル 廻せば Route sixty seven Seaside Highway Route sixty seven Seaside Highway もうすぐ夜明け Route sixty seven Star Dust Highway Route sixty seven Star Dust Highway Route sixty seven Star Dust Highway Route sixty seven Star Dust Highway 星が流れる |
空に刺さった三日月すぎもとまさと | すぎもとまさと | 森田由美 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 馬鹿みたいだよね 涙みせるのは みっともないね 過ぎる交差点 笑う人の波 しゃがみ泣くあの娘… ほっといておくれ 擦りよるタクシー うんざりなのよ 誰かを乗せたら 見向きもしないさ アイツと同じだね… ああ「死にたいよ」なんて ただの意気地なし あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる 馬鹿みたいだから 全部置いてきた アイツの部屋に 最後のつよがり 涙を殺して 見せつけた背中… 女ってヤツを 丸めるささやき うんざりなのよ 信じた唇 噛んでにじむ嘘 口紅より赤く ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜淋しいのは あんた一人じゃない 今夜逃げたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとついてくる ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる |
別れの日にすぎもとまさと | すぎもとまさと | 門谷憲二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 振り向けば はるかな道を おまえと 歩いてきた ときには 泣かせたこともあった 許してほしい いつかくる 別れの日には おまえが しっかりして みんなでこの俺 肴にして 酒を飲んでほしい 大した男じゃなかったけれど 静かにおまえを愛した 俺にしかない 歴史といえば おまえと生きたことだけ Wo Wo Wo…… 生きるのは ときにはつらく なんにも 見えなくなる それでも生きろと 子どもたちに 伝えてほしい いつかくる 別れの日には おまえは 時を止めて みんなが帰った 家の中で ひとり 泣いてほしい 大した男じゃなかったけれど なんとかおまえと暮らした 俺にしかない 歴史といえば おまえに逢えたことだけ 大した男じゃなかったけれど 静かにおまえを愛した 俺にしかない 歴史といえば おまえと生きたことだけ Wo Wo Wo…… |
この世で一本のバラすぎもとまさと | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | 佐藤和豊・宮崎慎二 | あたしの誕生日は 真冬だから 花なんか ろくにないのさ お金もないって 知ってるけれど あんたお願いよ バラを頂戴 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ あたしの誕生日は 真冬だから 華やいだ ドレスもないの これでもお洒落を してきたつもり あんた脱がせてよ 最後の肌を 一本の 一本の 一本のトゲで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 舞い上がらせて 苛立つくらい 女にしてよ ハッピー ハッピー ハッピーバースディ 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ |
砂漠の子守唄すぎもとまさと | すぎもとまさと | 高田ひろお | 杉本眞人 | 杉本眞人 | ビルの谷間の 三日月に 銀のブランコ 吊りさげて 漕いでいたいよ 夜明けまで 子守唄など 聴きながら あゝ東京は 冷たい砂漠 心ぼろぼろ 心ぼろぼろ 淋しいよ いくら恋して 愛しても 紅い花など 咲きゃしない 水をください 一滴(ひとしずく) 子守唄なら 眠らせて あゝ東京は 乾いた砂漠 心ひりひり 心ひりひり せつないよ 胸にわたしが 飼っていた 青い小鳥は 逃げたまま おいでもいちど 止まり木に 子守唄でも 歌ってよ あゝ東京は 眠らぬ砂漠 心ゆらゆら 心ゆらゆら 恋しいよ |
新宿はぐれ鳥すぎもとまさと | すぎもとまさと | 菅麻貴子 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・杉本眞人 | 別れ話の いきさつは ささくれ畳に 聞いとくれ 今じゃ喧嘩も できないが どうしているのよ こんな夜は あんた 新宿迷い鳥 想いで数えて いるのなら ここで も一度 ねえ 暮らそうよ 店の帰りに ふたりして 並んで放った お賽銭 合わせた両手の 隙間から いつしか倖せ 逃げていた ふたり 新宿はぐれ鳥 沈んでばかりの 身の上は 誰のせいでも ねえ ありゃしない 路地を吹く風 肩で切り 帰っておいでよ この街へ 遊びがすぎてた ひとだけど それでもあんたが 好きなのよ あたし 新宿阿呆鳥 男を愛して 泣くなんて これで最後に ねえ したいのよ |
冬蛍すぎもとまさと | すぎもとまさと | 吉田旺 | 杉本眞人 | 杉本眞人 | 吹雪の向こうの 赤ちょうちん さすらう心に ふと沁みて 暖簾をくぐれば 振り返る 女の笑顔の 暖かさ しばれて来たわね お客さん ストーブ間近に 来てという 熱燗頼めば 兄さんに 似てると真顔で 俺を見る 蛍 蛍 誰を待つのやら 針音まじりの 番外地 兄貴の 十八番の歌だとか ホッケに湯豆腐 氷頭(ひず)なます 私のおごりと はしゃぎ酒 表は真っ白 雪嵐 朝まで飲んでも いいと言う 男の心の 流氷を じんわり溶かして 夜は更ける 蛍 蛍 ぽつり雪ん中 蛍 蛍 誰を待つのやら |
あんな男なんてすぎもとまさと | すぎもとまさと | Kaori | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | つらい気持ちは 同じだよ 愛は変わらないよ 私を見つめて 涙ぐむ ずるい人 いつもそうさ 男はみんな きれい事と いつわりだけの 夢に酔う 恋なんていらない 淋しすぎるわ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ 照れた笑顔が 大好きで いつも甘えてたね 私はその瞳に もう二度と 映らない あなただけは 放したくない ありったけの まごころこめて 包んでも 恋なんて 夜更けの おとぎ話さ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ |
東京とまり木すぎもとまさと | すぎもとまさと | 吉岡治 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・杉本眞人 | 軽口たたいて 笑って泣いて グラス揺らせば 鳴る氷 ドアが開くたび はじけるように 泳ぐ視線も 切ないネ ねえ チーフ わたし待ってる訳ではないわ 卒業したのよ あの恋は なみだ美人と うぬ惚れながら この指止まれ 赤い鳥 東京とまり木 かならず明日は まっすぐ帰る 言った気もする ほろ酔いで 座りごこちも なじみの椅子で 三日三晩は 切ないネ ねえ チーフ 夜も更けたし 閉店ですか しみじみ雨降る こんな夜は こころびしょ濡れ 誘われたがる この指止まれ 青い鳥 東京とまり木 ねえ チーフ これで最後の お酒にするわ 気分は沖行く 砂の舟 たかが恋だと 呟きながら この指止まれ 迷い鳥 東京とまり木 |
酒場のレクイエムすぎもとまさと | すぎもとまさと | 小田めぐみ | 杉本眞人 | 永田エルトン一郎 | 昔行ったことが あるような 場末のひなびた 小さな店で 傷ついたこともある 笑い転げたことも あんたが運命と 知っていた頃 写真はもう見ないで 年をとったのがわかるから 華やいだあたしに 二度と会えなくても 泣かないで 泣かないで 愛しいあんた 旅立つだけさ 天国ヘ いつも三杯目で 肩を抱き おまえがすべてと ささやきくれた 煙がしみる店の 古いランプの下で あたしは世の中の ルールを捨てた 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も |
ありふれた人生だけどすぎもとまさと | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 近頃めっきり 酒も弱くなり 色気もとうに ご無沙汰で 昔のことを 思い出しても 昨夜のことは 忘れてる 馴染みの店にも 足が遠のいて 可愛いあの娘の お誘いや 誰かに遊びに 誘われたなら 断りきれない 俺がいる ああ 浮世の義理も しがらみも すべて捨てたら 気楽だろうが そうはいかぬが 人生だから ぐっとこらえて 苦笑い それでも 自分は自分さ 誇れるものは ないけれど ありふれた ありふれた 人生 それでいい 親しい友が 今日もまたひとり 遠くへ行って しまったよ 真赤に燃えた あの夏の日の 若さはすでに ないけれど ああ 泣かせた過去や 裏切りは 胸に刺さった 青い棘 戻れないのが 人生だから 悔やむことから 逃れない それでも 自分は自分さ 自分らしく 生きりゃいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい… |
おふくろよすぎもとまさと | すぎもとまさと | 喜多條忠 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・杉本眞人 | 海にひとりで 来るたびに おふくろの事 思い出す 港の祭りに ゆかた着て 夜空に花火が はじけるたびに おふくろの顔 きれいに見えた 遠足の日はいつだって 玉子焼きの匂いで起きた のり巻きのはじっこもらうたび おふくろの指の匂いがしてた おふくろよ…おふくろよ 夢がこわれてゆく夜や バカな自分がわかる夜 俺はやっぱり 海に来る あなたのやさしさ かぎたくて お前ひとりの わがままで 仕事変えてちゃ 妻や子が 哀しい顔を するだろう 親父に内緒で送ってくれた 現金書留 字が怒ってた 浜の作業場 カキをむく おふくろの手は ひび割れて 潮風がきっと しみただろう ゴメンよ おふくろ 心配させた おふくろよ…おふくろよ 星も少ない 東京で 海も汚れた 東京で 俺は俺なり がんばるよ いつかは男に なるからね いつかは男に なるからね おふくろよ…おふくろよ |
Thanks〜さらば、よき友〜すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 今すぐ逢いに来いよ 星から降りて来いよ おまえと よく来た 居酒屋 俺、独りで 飲んだくれているから… 親友などと軽く 名づけてしまうものか 積木に よく似た 絆 もう人生 すれ違えも しないさ… ありがとうと両掌(て)を やっと合わせられる 胸に疼(うず)く場所が またひとつ増えた 群馬の血だと いつも 豪気に笑い飛ばす 思えば 沈んだ おまえを ついいちども 見た覚えがないよね… 逃げないことの強さ 教えてくれたやつさ 落ち込む ことなく 俺も この運命(うんめい) 目を逸(そ)らさず 視(み)てやる… 人は哀し過ぎると 涙なんか出ない 許し難(がた)い病気 またひとつ増えた ありがとうと両掌を やっと合わせられる ともに走り抜けた 20世紀に乾杯! Woh Oh Oh Woh …… |
吾亦紅すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | すぎもとバンド | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… |