島津亜矢「名作歌謡劇場コンプリートベスト」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
近松門左衛門原作「心中 天の網島」より 小春島津亜矢島津亜矢松井由利夫村沢良介浮名を流す蜆川 小春治兵衛の エー道行きじゃぞェ…  帯も身幅も 思いの丈も 痩せて浪花の 神無月 治兵衛さま…小春… まして浮き名の 曽根崎新地 人の噂で 運命が変わる 小春 哀しや… 義理に泣く  縁とは不思議なものです 逢うたびに、情は深まり 心が傾く そしていつしか、切るに切れない絆となるものです これがこの世の運命とあらば 小春はすべてを 運命の川にまかせます 運命の川に流れます さあ治兵衛さま、この橋を渡りましょう 橋の名前も梅、桜… 渡り切れたら花となり、 散って散ってあの世へ参りましょう  恋は気まぐれ こころの迷い それは世間の 逃げ言葉 治兵衛さま… 小春… 引くに引けない 情けの狭間 たかが一枚 この誓紙(かみ)きれで 小春 涙で… 帯を解く  風に誘われて聞こえて来るのは大長寺の鐘の音… ここは小春が治兵衛さまと、最後の場と決めた綱島です 母さまに何の親孝行も出来ないまま先立つ不幸 どうか、どうかお許し下さいませ そして先の世に行っても、小春は大好きな母さまの 娘でいさせて下さい 小春は、小春は母さまが大好きでした…  女いのちの 建て前本音 捌ききれずに 袖を噛む 治兵衛さま… 小春… 死ぬも生きるも 絵草紙ならば 夢の道行き 浄土の旅へ 小春 治兵衛に… 雪が舞う  南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 治兵衛さま~
お吉島津亜矢島津亜矢志賀大介村沢良介池多孝春ひどい!ひどいじゃございませんか いくら私がハリスさんの処へ行く事を 承知したからといって…  涙を積み荷の 黒船が おんなの運命(さだめ)を変えました 浜に浜木綿 咲いたけど 泣いて爪噛む 爪木崎 伊豆はしぐれる 下田は曇る ああ お吉は 辛(つ)ろうございます  鶴さんそりゃァ あんまりだァ たとえ 天城の山が崩れても このお吉を 離すもんかと言った あれは嘘だったのかい あゝ こんな哀しい筋書きを 誰が書いたんだい 夢さ 夢にきまってるよ…  お酒よおまえに 罪はない この世の仕組みに 毒がある うわさ指さす 石つぶて 耐えて下田の 糸やなぎ 生きる証の 灯りがほしい ああ お吉に 明日は見えません  あゝ お酒がほしいよう お酒で何もかも 忘れてしまいたいのさ 愚痴も涙も涸れ果てました あゝ あたしの人生って なんだったんだろうねぇ  名もない路傍の 草だって 季節が巡れば 春の顔 破れ三味線 黄八丈 泣くな下田の 明け烏 夢の続きは あの世とやらで ああ お吉は もう泣きません  あゝ 寒い… 鶴さん 今行くからね
村松梢風原作「残菊物語」より お徳島津亜矢島津亜矢野本高平村沢良介「お徳、お前がいのち」と言って下さった あの夜の若旦那の言葉、 お徳は若旦那と離れられなくなりました…  親の許さぬ ふたりの仲を 恋の炎は なぜ焦がす 花の音羽屋 お徳のいのち 髪を 髪を ほどけば紅が散る 夢はおぼろ 夢はおぼろ 泣いて浪花へ 都落ち  父親の跡を継いで芝居をとるか、お徳をとるか… 若旦那はお徳をとって下さいました あの時から若旦那とお徳の命は、 二人で一つになりました… だから、どんな事をしてでも 若旦那を立派な役者にしなければ…  妻と名のれず あなたと呼べず 隠れ所帯は 路地の奥 好きなお方が 世に出るまでは 苦労 苦労 覚悟のいく曲がり 涙おぼろ 涙おぼろ 生きて尽くして 愛されて  えっ、本当ですか? 旦那様が二人の事を許して下さったのですか? それじゃ、このお徳は世間晴れて、 若旦那の女房になれたのですね… これからは「あなた」と呼んでもいいのですね… あなた…これで私の病気も治りますね… 私の命はあなたのいのち、 お徳は…お徳は…幸せ者です……  出世花道 舟乗り込みを せめて笑顔で 送る朝 今日が最期か お徳のつとめ 終えて 終えて 黄泉路をひとり旅 あとはおぼろ あとはおぼろ 声が聞こえる 大向う  あなた あなた あなた…音羽屋……
日本の昔話「鶴女房」より おつう島津亜矢島津亜矢さとの深花村沢良介「日本に古くから伝わる民話 美しくも哀しい鶴の物語です。」  うれしくて うれしくて 雪にさまよう この命 助けてくれた 恩返し 羽根を千本 引き抜いて 織り上げましょう 千羽織り あなた…あなた… つうはあなたの 女房になりました  「あの雪の降る寒い夜… あなたは私の胸に 食い込んだ矢を抜いて、命を助けてくれました。 その恩返しにあなたの所にお嫁に来たのです。 そしてあなたに喜んで貰おうと思って、 心を込めて一生懸命に布を織りました。 貧乏でも構いません…。私はあなたの側に いたいのです。だからお願いです…。 私から離れないで… どこへも行かないで下さい…。」  せつなくて せつなくて 力 尽きても 死のうとも 心をこめて 織りました 違う世界の 人の様に 冷たくなって いかないで あなた…あなた… つうはあなたの お側で暮らしたい  「あれほど覗かないでと言ったのに、 あなたは覗きましたね…なぜ見たのです! 私は以前、傷ついた所を助けていただいた鶴です…。 その恩に報いるために、命を、命をかけて、 心を込めて布を織りました…。 でも私の本当の姿を見られては、 もうここに住むことは出来ないのです。 許して下さい…私は鶴に戻ります!」  夢でした 夢でした どうぞ機屋を 覗かずに その約束は 雪に散る 祈り願いも 叶わずに 茜に染まる 空の果て あなた…あなた… つうは涙で 昔にもどります  「さようならあなた…私は飛び立ちます! さようなら…」
新内「明烏」より 浦里島津亜矢島津亜矢吉岡治村沢良介不幸の匂いが わかるのか 逢うた初手から 相惚(あいぼ)れて 花の吉原 賑わう闇に 愛し恋しの 起請文(きしょうもん) 何百交わせど 苦界(くがい)では 夫婦になれない 篭の鳥  「お許し下さい… お店にかかりのある時次郎さんゆえ、 浦里が手引きをして 二階へ上げたのでございます。 ああ酷(むご)い、寄ってたかって時次郎さんを 打つの蹴るのと仕放題。 その責め苦、どうか私に下さい… この浦里が悪いのです。 心底惚れた時次郎さんの身替りなら、 どのような目に 遭おうとも、私は厭(いと)いません……」  ご法度破りの 折檻(せっかん)に 哀れ浦里 身をさらす 物見高いは 色里ごのみ 雪も連れだち 覗きみる どのよな憂き目に 会おうとも 主さんあるなら 耐えられる  「時次郎さん、 どうして戻ってきたのですか… ここで死ぬのは容易(たやす)いけれど、 廓で死ぬのは恥の恥。 早くこの縄、早くこの縄を断ち切って、 箱梯子のぼり塀を乗り越えましょう。 大門(おおもん)抜ければ自由の身… 浦里嬉しゅうございます……」  この世の旅路の 行く先は 右も左も 行きどまり いっそ二人で 手を取り合うて 渡る三途の 夫婦船 闇夜の名残りを 告げるよに 啼いてせつない 明烏
忠治侠客旅島津亜矢島津亜矢たなかゆきを村沢良介池多孝春「忠治!御用だ!御用だ! 御用だ、御用だ…」 「喧しいやい、静かにしろい!義理と人情 忘れたそんな奴らに我慢ができず、 堪忍袋の緒を切った、男忠治の心意気、 たっぷり見せてやらァ!」  生まれ在所を 我が物顔に 渡る奴らは 許せねぇ 義理を表に 情けを裏に 侠客忠治が 赤城の山で 乗るか反るかの 乗るか反るかの 勝負する  「赤城の山も今宵を限り、生まれ故郷の 国定の村や縄張りを捨て 国を捨て、可愛い子分の手前(てめえ)たちとも 別れ別れになる首途(かどで)だ。 …加賀の国の住人、小松五郎義兼が 鍛えた、業物(わざもの)。万年溜の雪水に浄(きよ)めて、 俺には生涯手前という強ぇ味方が あったのだ。」  麓囲んだ 追手の灯り 守る俺達ァ 暴れ獅子 灰になっても 親分子分 七分飲み干す 赤城の地酒 あとの三分は あとの三分は 別れ酒  「人の運命(さだめ)は五十歩百歩。 咲くも花なら散るも花。 長い草鞋(わらじ)も承知の上で、 心の向くまま、足の向くまま、 あても果てしもねぇ旅に発つのだ。」  筋を通した この生き様も 今宵限りと 仁王立ち 小松五郎を 万年溜の 水に浄めりゃ 赤城の月が うつす忠治の うつす忠治の 旅姿  「たとえ世間は変わろうと、 忠治は忠治で生きていかァ。」
「細川ガラシャ」より お玉島津亜矢島津亜矢祝部禧丸村沢良介丸山雅仁散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ  時代(とき)の流れと 宿命(さだめ)のままに 嫁ぐお方は 細川さまへ 京は長岡 あの勝龍寺城(しょうりゅうじ) 城下町では お玉のことを ガラシャ ガラシャ ガラシャ夫人と 噂する  わたくしは忠興さまに嫁ぎ、 幸せに思っておりましたが、 この味土野の淋しい暮らしは、 あまりにも虚しく、 儚いものでございます。 これからは神を信じ、 心の支えとして生きてまいります。 すべてはデウスの思し召し、 つらいとき、苦しいとき、 必ずデウスは、お助けくださいます。  死ぬも生きるも 乱世の女 暮らす味土野(みどの)は 虚しさつのる 天主(かみ)はお玉の 心の中に 遠く淋しい 丹後の里で 愛を 愛を 愛を祈って ひとり待つ  わたくしはデウスの愛によって、 人の命はみな等しく、 尊いものであることを知りました。 お父上、お玉はなぜ女に 生まれてきたのでしょう。 嫁いだ身だとはいえ、 お玉は明智の誇りを胸に、 魂まで渡すつもりはございません。 わたくしも花のように、 潔く散りとうございます。  デウス(かみ)を信じて 真実(まこと)に生きる 人は心で 結ばれている 命ささげた 女のさだめ 胸の十字架(クルス)を 抱きしめながら 燃える 燃える 燃える紅蓮(ぐれん)の 紅桔梗は散る  デウスさまぁ…
八重~会津の花一輪~島津亜矢島津亜矢志賀大介村沢良介池多孝春明日の夜は 何国(いずこ)の誰か ながむらん なれし御城に 残す月かげ  ならぬことは ならぬもの これがふるさと 会津の魂(こころ) 時は幕末 葵は枯れる 仰ぐなみだの 鶴ヶ城 八重は一生 女の 女の 女の誠を通します  「弟・三郎の形見の衣装を身にまとい 散るを覚悟で城に向かったあの日… あれは まるで昨日の事の様です 城 明渡しの夜 無念のうちに見上げた夜空に 煌々と輝いていたあの月が 目を閉じれば今もそこにあります あゝ 何故あれほど多くの命が 失われなくてはならなかったのでしょう… わたしたちは ただ国を ただ故郷を 守りたかっただけなのです」  胸に宿す こころざし 風が運んだ 日本の夜明け 青いガス燈 想いを照らす 馳せる希望の あかね雲 八重は一生 女の 女の 女の誠を通します  「散切り頭にちょんまげ頭 時代は 『明治』に変わり 押し寄せる維新の波は 誰をも飲み込む潮流となって迫ってきました ジョー、あなたと共に夢を馳せた世も 争いは絶えません わかっています わかっているのです 誰も争いごとは望んでおりません 人はもともとやさしいもの… そのやさしさを求める人々に 私は手を差し伸べ続けます その先に… その先に…」  明日は明日の 陽が昇る 峰にかかれる むら雲晴れる いのちひとすじ 慈愛の精神(こころ) 夢にこの身を 捧げたい 八重は一生 女の 女の 女の誠を通します
大忠臣蔵島津亜矢島津亜矢松井由利夫村沢良介かぜさそふ はなよりもなほ われはまた  ならぬ堪忍 耐えてこそ 武門の意地も 立瀬川 今はこれまで この一太刀を 吉良殿お受け 候えや 吾れ桜木の 花と散る  殿中にての刃傷沙汰は 罪萬死に値すること この内匠頭 重々承知いたしております さりながら積もる遺恨の数々… 浅野家五万三千石 所領も捨て家臣を捨てての 覚悟の所業でござる 梶川殿…武士の情けじゃ この手を離しくだされ 今ひと太刀…今ひと太刀 上野介を討たせてくだされ…梶川殿  忠に生きるは 武士の道 命を盾の 槍ぶすま 敵を欺く 言挙げならば 瑤泉院さま 許されよ 雪ふりしきる 南部坂  われら幡州赤穂の浪士 大石内蔵助以下 四十七名の者どもでござる この言挙げは私怨に非ず 天下の御政道の是非を正すためなり おのおの方 かまえてその旨を心にしかと刻まれい 忠左衛門どの…吉良殿の所在は未だつかめぬか 源五…東の空も白んでくるわ くまなく探せ われらの命運はあと半刻ぞ… 天よ地よ神よ仏よ 慈悲あらばわれらが本懐を遂げさせたまえ “吉良殿…見つかり申した…”  あれは山鹿の 陣太鼓 一打ち 二打ち 三流れ 一期一会は この世のならい 粒々辛苦 血の涙 暁染める 松坂町
鶴八鶴次郎島津亜矢島津亜矢宮沢守夫村沢良介三味に女の 命を込めて ツンと爪弾く 明鳥 好いて好かれて 喧嘩して 恋の恋の 二上がり 三下がり 月に聞かせる エ……泣き語り  愛の深さを知ってから 三味線の技を知りました 恋しさといとしさと切なさが 女心の三筋の糸 次郎さんの胸に届けたい……届けたい  聞いて下さい 今夜の音色 艶が出たねと 言われます 二人一緒の 舞台なら これがこれが 最後に なったのね 涙押さえる エ…牡丹刷毛  もう一度二人で 一緒の舞台に出たかった 切っても切れない 二枚看板なのに… 引き離す宿命を恨みます…憎みます  おまえあなたと 呼び合いながら そばで一生 暮らしたい それも今では 夢なのね 消えて消えて はかない 水の泡 恋の緞帳 エ…幕を引く
男…新門辰五郎島津亜矢島津亜矢宮沢守夫村沢良介池多孝春男いのちを 纏に賭ける 火消し稼業の 勇み肌 江戸は「を」組の 元締めで 気っ風の良さで 名を挙げる 「男の中の…男でござる」 その名は…新門辰五郎  サーエー 格子造りに御神燈下げて 兄貴ァ家かと姐御に問えば 兄貴ァ二階で木遣りの稽古 音頭とるのはアリャうちの人 エンヤーラエンヤラヤ サノヨーイサエンヤラヤ エンヤラヤレコノセー サノセー アレワサエーンヤーラヤー  惚れたおせきと 観音さまに 愛を誓えば 鳩が舞う 消すがさだめの 火消しでも 恋の火だけは 消されない 「男の中の…男でござる」 その名は…新門辰五郎  江戸の華なら 数々あるが 火事と喧嘩と 纏持ち 見ろよ見てくれ 晴れ姿 「を」組いのちの この纏 「男の中の…男でござる」 その名は…新門辰五郎
「絵島生島」より 雪の舞い島津亜矢島津亜矢チコ早村沢良介恋とは 苦しくて 切なくて… 狂おしいほど燃えるのが…恋  花のお江戸の 噂の陰で 絵島哀しや 恋に泣く 掟に背き 解いた帯は 弱いおんなの 夢ですか あぁ…雪ですね 身体が冷える 心が凍る …峠越え  庭の椿の花に雪が舞ってます。 絵島はこの大奥へ来て、生島に逢うことが出来ました。 そして殿方を愛することを知りました。 他人にかくれて逢う辛さも知りました。 でも倖せでした。 たとえ不義と云われようとも…  峠越えたら 二度とは逢えぬ 江戸を追われた かくれ笠 みだれた髪を 手櫛で束ね もらす吐息も 白い夜 あぁ…辛すぎる 灯りがにじむ 命火揺れる …しぐれ宿  あぁ…灯りが消えます。 生島の髪の匂いがただよいます。 唇に紅を差し、薄物一枚の白無垢で、市中引き廻しの上、 信濃の高遠へ幽閉… 江戸の噂では…生島は獄門張り付けの罪とか… たとえあの世へ行っても、二人は必ず逢えると信じています。  しぐれ宿なら 噂も消えて 夢と添い寝の 夜が更ける 手鏡のぞき 面影重ね そっと瞼を 閉じてみる あぁ…切ないね 生島恋し 絵島が踊る …雪の舞い  あぁ…夢が散ります 愛が消えます 新五郎さま…
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