悲しい週末今井美樹 | 今井美樹 | 岩沢律 | 前田保 | | ゆるやかなカーブで 海が遠ざかると 思い出のビーチも 夏をとじてゆくわ いつもと変わらない 横顔の向うに 悲しいほど 晴れた街が ひろがる 優しいあなたから 聞きたくなかった さよなら でもお願い その娘を連れて この海に来ないで 思い出のあなたは 今も眩しすぎて 心は揺れるのに 時を止められない もう ここで降ろして これ以上一緒じゃ あなたにひどいこと 言いそうだから 切ないまなざしに 負けない私に変るわ でも 今だけ肩を支えて 守ってほしかった 優しいあなたから 聞きたくなかった さよなら でもお願い その娘を連れて この海に来ないで |
思い出しただけ今井美樹 | 今井美樹 | 戸沢暢美 | 佐藤準 | | あなたはあの日の夢をかなえたかしら 輝く瞳と夢中になるクセ 変わらずにいてほしい ふたりでよく来た店はもうないけれど はじめてキスした並木道だけは 今もあのセピア 1984 Oh 見つめ合うだけで 愛してると 信じていられた 1985 ニューイヤーを待って 抱きしめ合ったね 駈け抜けた日々 ただ思い出しただけ 心は 振り向くこともあるのね 楽しかった日々 ただ思い出しただけ さみしいのは 顔だけが思い出せなくて 築き上げたものだってスグこわれるわ そう知りはじめた 心の陽だまり 大切なひとがいる 友達なんかになれないサヨナラだった 握手をした街うるんでゆくけど 悔やんではいない 1984 Oh わがままな愛を もてあまして でも寄りそえたの 1985 けんかしたバレンタイン 今では なつかしい 駈け抜けた日々 ただ思い出しただけ 時間は 悲しみ遠く連れ去る ムキになれた日々 ただ思い出しただけ あなたにも幸せになっていてほしいの 駈け抜けた日々 ただ思い出しただけ 時間は 悲しみ遠く連れ去る 楽しかった日々 ただ思い出しただけ さみしいのは 顔だけが思い出せなくて |
黄色いTV今井美樹 | 今井美樹 | 岩里祐穂 | 上田知華 | | 彼が来る土曜の夜も 彼が来ないふつうの夜も わたしを見てる黄色いTV fu fu fu… ため息をフゥーッとついたり 時々はすねてみせたり バラ色にほほ染めてもみたり 恋しているから こんな雨降りの日も 想うだけで 幸せな気持ちになる ほら 愛してるよ… ささやいて欲しくって 夢見ていた いつも いつも いつも 知らんぷり 時は過ぎるのね 誰ももう来なくなっても わたしを見てる黄色いTV …外は雨 クスッと今笑ったの 静か過ぎて 悲しくてたまらないから Kiss me 涙がでる 一人ぼっちになった こみあげても みんな みんな 遠い ああ 愛していた ささやいて欲しかった 夢見ていた ずっと ずっと ずっと |
9月半島今井美樹 | 今井美樹 | 岩里祐穂 | 上田知華 | | 果てしない青さを海まで追いかけたくて 砂の残る素足で 錆びたペダル漕いでゆく 光のモスリンが 柔らかな風を編んで 流れだす黒髪も ほら 息を切らし走る 輝いた翼になる 波のしぶき聞きながら 心は弱さ責めるけど 許せなかった…帰れなかった…忘れたかった 自転車を休めて木影で汗をぬぐった 急ぐたびに誰もが なぜ何かを失うの? 振り向くこともできずに 今は空の下にいる 遠い子供にもどってみる 沖に遊ぶ鳥のように 自由でいたい 波のしぶき聞きながら だけどつらくなった時は 夢でもいい Ah…あなたがいい 思い出でいい 果てしない青さを海まで追いかけたくて 息を切らして走る ああ 傷つけあうよりも 今 一人をえらんだの |
ありふれた love scene今井美樹 | 今井美樹 | 戸沢暢美 | 上田知華 | | Touch のばした指がふるえて Kiss かさなる影になるの ああ 当たり前の ささやきが あなたの 声を借り 天国へ誘う 腕の中 かくれて 心が せせらぐの 恋は 抱き合うため 生まれる Why 逢わない夜も眠れない Stay 目を閉じて見るシルエット もう 泣いているのか ほほえんでいるのか わからない 私でいるわ ありふれたシーンが 心を 奪うのは からだごと あなたに ひかれてしまったせい ありふれたシーンに 心は せせらぐの くり返す 罪さえ Moon 恋を Moon 汚せない I Love You I Love You |
泣きたかった今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 柿原朱美 | | 突然 あふれてきた とめどなく あふれてきた 熱い 涙だった 台所の冷たい 床にすわり込んだまま ずっと 泣いていたわ 心の中にある何かがふっと切れた 気持ち さらけ出す勇気を 閉じ込めていたの もう何年も前に 忘れてしまってた事を 思い出した 泣きたかった 素直に ずっと 自信のない自分を 認めるのが怖くて いつも 目隠ししてた 忙しいふりをして 気づかないようにしてた こんな弱さなんて だけど時は自然に 自由の鍵をくれた 体の中の毒が みんな 大きな涙の中に溶けてく すーっと 気持ち開放する事を忘れてたの 泣きたかった ほんとは ずっと 雨あがりの緑が 息を吹きかえしたわ 優しい顔になった 気持ちさらけだす勇気を 閉じ込めていたの もう何年も前に 忘れてしまってた事を思い出した 泣きたかった ほんとに ずっと |
輝く星になって今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 山口美央子 | | 少しやせたね君は ポツンとひとつつぶやく そんな悲しい顔で 見つめないで また会えるわ いつまでも あなたの心に いつまでも 生きていくのよ 泣かないで 輝き 光る星になる あなたに出逢ってから いつも暖かだったわ まぶしいその笑顔が 私だけの日だまりだった いつまでも そのままでいてね いつまでも 優しい気持ちで いつまでも あなたを みつめているわ いつまでも あなたの心に いつまでも 生きていくのよ 泣かないで 輝き 光る星になる |
新しい街で今井美樹 | 今井美樹 | 岩里祐穂 | KAN | | もうしばらく 同じ場所で 風を聞こう 何処かにある 温もりに 気づき始めてる 空は 雲を抱き 樹々は 葉を歌う 雨は 虹を掛け 光は 地を包む 通りをゆく人々の 笑顔に会い 忘れかけていたものを 教えられただけ 声が呼びかける 路が続いてる 時が動きだす私はここにいる あなたが私にくれた 言葉も試練も 今はじめて限りない愛だとわかった 空は 雲を抱き 樹々は 葉を歌う 雨は 虹を掛け 光は 地を包む 時が動きだす私はここにいる |
黄昏今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 柿原朱美 | | ここではないと 気づいてた あなたの瞳 泳いでる どれほど時が流れようとも 終わらぬ愛 信じた遠い日 言葉もなくて 過ぎてゆく 昔 愛した この時間も いつしか色褪せてゆくのかしら 私へ向かう想いのように 移ろわないものなどないこと 気づいたわ あなたを見つめながら せめてひとつだけでもいいから ぬくもりを 残せたら 夢を見ていた あの頃の 二人愛した時間だけが 少しずつ離れてゆく距離を かすかにむすんでいる黄昏 かすかに繋ぎとめてる黄昏 |
遠い街から今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 久石譲 | | 暮れゆく街角に 冬の匂い漂う あなたのいない初めての 雪が舞い降りてくる 届いた絵はがきに 懐かしい癖の文字 優しい言葉にあなたの笑顔が 映っている 外はイルミネーションが 星屑のように光る 浮かれた気持ちで 時を過ごすざわめきたち 淋しい心に響く あなたと歩いてた 街を一人歩こう 遠く離れても 続く空から 雪は降りる 離れた時間に今も慣れないから 返事のかわりに電話をかけよう 遠い街へ 新しい年が明けて 桜の季節の頃に 約束通りここへ あなたが帰ってくると思うだけで この胸がせつない あなたと歩いてた 街を一人歩こう さみしさは風が さらって空へと 飛んでゆくわ |
Martiniqueの海風今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 坂本龍一 | 坂本龍一 | 短い影を写す砂浜 真夏の陽射し浴びている まぶしいほどのぬける青空 何故か胸をしめつけるの むせるくらいに暑い空気が 体中まとわりついて 汗ばむように心の痛みが 流れだしてゆくわ 離れる事が必要だった 行くあては何もないけど 2人を包む止まった時間から ただ逃げたかったの 海からそよぐ風が 優しくすり抜ける いつかあなたの胸に 抱かれた時のように あなたの夢と歩いてゆくの そんな想いにしばられて 私はどこへ向かっているのか 見えなくなっていた ゆれる光の中で 心が溶けてゆく 深くむすばれていた 笑顔の日々のように それぞれに見つめる 明日の未来図は 自分でインクで 描いてゆくの 今でも愛してると 心から思うの 会えない時間の中で 自分を知った 海からそよぐ風が 優しくすり抜ける けれどあなたの優しさ もう待たないと決めた |
輝く街で今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 上田知華 | 小森茂生 | 切りたての 髪をみて 少し驚くあなた 柔らかな5月の風が 耳元 くすぐる 突然の再会は 過ぎてゆく流れさえ巻き戻す様に あなたを近くに感じた 「もう戻れない…」と つぶやく横顔見れずに 波のような おしよせる涙があふれた あの日 いつの日か別々の道を選ぶことさえ 何も知らずに愛してた 二人は遠い日 「もう恋はしない」と 誓った苦しい終わりに 何もかもが消えてしまえばいいと思った あの日 今 悲しみはもう 消えたと 素直に言えるの 時の中でいつしか想い出にかわった あなたさえ |
海辺にて今井美樹 | 今井美樹 | 岩里祐穂 | 上田知華 | 坂本龍一 | 傷ついて私は歩いた どこまでも打ちよせる波の淵を 暮れわたる水面に抱かれて 燃え尽きる輝きを見つめ続けた 愛することのむずかしさを知り それでも希望を失いたくなかった 何度でも問いかける 人生はくりかえす波ね 飛沫に砕けながら満ちてゆく 燈台の灯りがいざなう 戻るべき港へと船は帰るよ 悩み抱えたあなたを許せず 受けとめきれない自分もはがゆいまま 訳もなく 涙した 守られて愛されたいなら とめどなく満たされる時はない 励ましてゆこう 愛は惜しみなく与え合うものと 支えてゆくものだと たった今 気づいたの ありがとう 変わらぬ優しさ かけがえのないあなたがそばにいる 愛はただ 懸命に愛すること |
春の日今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | MAYUMI | 菅野ようこ | 風に揺れている花びらが泣いているの まるでハラハラと涙こぼれてるみたい 春風に乗って ここから離れていった あなた見送った 私みたいだった 別れは新しい 道の扉だと 頷いてみるけど 涙こぼれ落ちてくるの 過ぎてゆく春を 見つめてる空を見上げ 離れても 側にあなたがいるようで 戻らない二人の 心寄せた日々 けれど愛した記憶は 永遠のものだから あなたがいつでも 幸せでいる様にと 離れても いつもそっと祈ってるわ 離れても ずっと想っているわ |
Love of my life今井美樹 | 今井美樹 | 今井美樹 | 布袋寅泰 | 布袋寅泰 | はるかな宇宙の雫たちが ここで出逢った星のように輝いて 神秘を感じてる Love Of My Life 溢れる喜びは Love Of My Life 高めあうために見つめあった 全ての道が教えてくれた意味を 心が感じてる Love Of My Life 溢れる愛しさは Love Of My Life 激しく過ぎた 今までの闇もみな 今日の自分を愛して あなたを愛するために 生まれた Love Of My Life 全ては Love Of My Life 出逢ったことには私だけの 答えがあると教えてくれた愛を 優しく見つめてる Love Of My Life 柔らかな心は Love Of My Life 現在(いま)を生きてる証だと 怖れずに見つめる勇気をくれた 強さに感謝したいの あなたへ Love Of My Life 溢れる Love Of My Life 想いは Love Of My Life 愛しさ Love Of My Life |