三山ひろし「こころの歌~三山ひろし叙情歌を唄う~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
早春賦三山ひろし三山ひろし吉丸一昌中田章伊戸のりお春は名のみの 風の寒さや 谷の鴬(うぐいす) 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず  氷解け去り 葦(あし)は角(つの)ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空  春と聞かねば 知らでありしを 聞けば急かるる 胸の思(おもい)を いかにせよとの この頃か いかにせよとの この頃か
白い花の咲く頃三山ひろし三山ひろし寺尾智沙田村しげる椿拓也白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら 黙って うつむいてたお下髪 悲しかった あの時の あの 白い花だよ  白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら こだまが さよならと呼んでいた 淋しかった あの時の あの 白い雲だよ  白い月が ないてた ふるさとの 丘の木立ちに さよならと 云ったら 涙の眸(ひとみ)で じっとみつめてた 悲しかった あの時の あの 白い月だよ
花~すべての人の心に花を~三山ひろし三山ひろし喜納昌吉喜納昌吉京田誠一川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ  涙流れて どこどこ行くの 愛も流れて どこどこ行くの そんな流れを このうちに 花として 花として むかえてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ  花は花として わらいもできる 人は人として 涙も流す それが自然のうたなのさ 心の中に 心の中に 花を咲かそうよ 泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ  泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ
浜辺の歌三山ひろし三山ひろし林古溪成田為三伊戸のりおあした浜辺を さまよえば 昔のことぞ 忍ばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も  ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星のかげも  疾風(はやて)たちまち 波を吹き 赤裳(あかも)のすそぞ ぬれもせじ 病(や)みし我(われ)は すべていえて 浜辺の真砂(まさご) まなごいまは
夏の思い出三山ひろし三山ひろし江間章子中田喜直伊戸のりお夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径 水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水の辺(ほと)り 石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空  夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 野の旅よ 花のなかに そよそよと ゆれゆれる 浮島(うきしま)よ 水芭蕉の花が におっている 夢みてにおっている 水の辺り まなこつぶれば なつかしい はるかな尾瀬 遠い空  水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水の辺り 石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空
知床旅情三山ひろし三山ひろし森繁久彌森繁久彌椿拓也知床の岬に はまなすの咲く頃 思い出しておくれ 俺たちのことを 飲んで騒いで 丘に登れば はるかクナシリに 白夜は明ける  旅の情けか 飲むほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上(え) 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う  別れの日はきた 知床の村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気(き)まぐれガラスさん 私を泣かすな 白いかもめを 白いかもめを
少年時代三山ひろし三山ひろし井上陽水井上陽水・平井夏美京田誠一夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 青空に残された 私の心は夏模様  夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき  夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様  目が覚めて 夢のあと 長い影が夜にのびて 星屑(ほしくず)の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき  夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様
涙そうそう三山ひろし三山ひろし森山良子BEGIN京田誠一古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙(なだ)そうそう  一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく  晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう
赤とんぼ三山ひろし三山ひろし三木露風山田耕筰石倉重信夕焼 小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か  山の畑の 桑の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか  十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた  夕焼 小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿の先
空に星があるように三山ひろし三山ひろし荒木一郎荒木一郎京田誠一空に星があるように 浜辺に砂があるように ボクの心に たった一つの 小さな夢が ありました  風が東に吹くように 川が流れて行くように 時の流れに たった一つの 小さな夢は 消えました  淋しく 淋しく 星を見つめ ひとりで ひとりで 涙にぬれる 何もかも すべては 終わってしまったけれど 何もかも まわりは 消えてしまったけれど  春に小雨が降るように 秋に枯葉が散るように それは誰にも あるような ただの季節の かわりめの頃
故郷三山ひろし三山ひろし高野辰之岡野貞一石倉重信兎(うさぎ)追いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと)  如何(いか)にいます 父母(ちちはは) 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思い出(い)ずる 故郷  志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷  忘れがたき 故郷
椰子の実三山ひろし三山ひろし島崎藤村大中寅二伊戸のりお名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子(やし)の実(み)一つ 故郷(ふるさと)の岸を 離れて 汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)  旧(もと)の木は 生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた 渚(なぎさ)を枕 孤(ひとり)身の 浮寝(うきね)の旅ぞ  実をとりて 胸にあつれば 新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれ)い 海の日の 沈むを見れば 激(たぎ)り落つ 異郷の涙  思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお) いずれの日にか 国に帰らん
銀色の道三山ひろし三山ひろし塚田茂宮川泰椿拓也遠い 遠い はるかな道は 冬の嵐が 吹いてるが 谷間の春は 花が咲いてる ひとり ひとり 今日もひとり 銀色の はるかな道  ひとり ひとり はるかな道は つらいだろうが 頑張ろう 苦しい坂も 止まればさがる 続く 続く 明日(あした)も続く 銀色の はるかな道  続く 続く はるかな道を 暗い夜空を 迷わずに 二人の星よ 照らしておくれ 近い 近い 夜明けは近い 銀色の はるかな道 はるかな道 はるかな道
ゴンドラの唄三山ひろし三山ひろし吉井勇中山晋平椿拓也いのち短かし恋せよおとめ 紅き唇あせぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日のないものを  いのち短かし恋せよおとめ いざ手をとりてかの舟に いざ燃ゆる頬を君が頬(ほ)に ここにはだれも来ぬものを  いのち短かし恋せよおとめ 波にただよい波の様に 君が柔手(やわて)をわが肩に ここには人目(ひとめ)ないものを  いのち短かし恋せよおとめ 黒髪の色あせぬ間に 心のほのお消えぬ間に 今日はふたたび来ぬものを
叱られて三山ひろし三山ひろし清水かつら弘田龍太郎石倉重信叱(しか)られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊(ぼう)やをねんねしな 夕べさみしい 村はずれ こんときつねが なきゃせぬか  叱られて 叱られて 口には出さねど 眼になみだ 二人のお里は あの山を 越えてあなたの 花のむら ほんに花見は いつのこと
かあさんの歌三山ひろし三山ひろし窪田聡窪田聡石倉重信かあさんが 夜なべをして 手ぶくろ 編(あ)んでくれた こがらし吹いちゃ つめたかろうて せっせと編んだだよ ふるさとのたよりはとどく いろりのにおいがした  かあさんは 麻糸(あさいと)つむぐ 一日 つむぐ おとうは土間(どま)で 藁(わら)うち仕事 おまえもがんばれよ ふるさとの冬はさみしい せめて ラジオ聞かせたい  かあさんの あかぎれ痛い 生(なま)みそをすりこむ 根雪(ねゆき)もとけりゃ もうすぐ春だで 畑がまってるよ 小川のせせらぎが聞こえる なつかしさがしみとおる
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