ふるさとのはなしをしよう羽山みずき | 羽山みずき | 伊野上のぼる | キダタロー | 松井タツオ | 砂山に さわぐ潮風 かつお舟 はいる浜辺の 夕焼けが 海をいろどる きみの知らない ぼくのふるさと ふるさとの はなしをしよう 鳴る花火 ならぶ夜店に 縁日の まちのともしび 下町の 夜が匂うよ きみが生まれた きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう 今頃は 丘の畑に 桃の実が 赤くなるころ 遠い日の 夢の数々 ぼくは知りたい きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう |
京都慕情羽山みずき | 羽山みずき | 林春生 | ザ・ベンチャーズ | | あの人の姿 懐かしい 黄昏の河原町 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ 知りながら あの人の言葉 想い出す 夕焼けの高瀬川 遠い日の 愛の残り火が 燃えてる嵐山 すべて すべて あなたのことが どうして 消せないの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの東山 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの桂川 |
りんどう峠羽山みずき | 羽山みずき | 西條八十 | 古賀政男 | 石倉重信 | りんりん りんどうの 花咲く頃サ 姉サは馬コで お嫁に行った りんりんりんどうは 濃むらさき 姉サの小袖も 濃むらさき 濃むらさき ハイノ ハイノ ハイ りんりん りんどうの 花咲く峠 姉サは馬コで あとふりかえる 姉サに行かれて なんとしょう いっしょに柴刈る ひとも無い ひとも無い ハイノ ハイノ ハイ りんりん りんどうは 小雨にぬれる わたしゃ別れの 涙でぬれる りんりん鳴るのは 馬の鈴 姉サは峠に 消えてゆく 消えてゆく ハイノ ハイノ ハイ |
波止場しぐれ羽山みずき | 羽山みずき | 吉岡治 | 岡千秋 | 安形和巳 | 波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町 肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港 のんでおゆきよ もう一杯 浮世小路の ネオン酒 あれは高松 最終便 グラス持つ手に 汽笛がからむ ここは瀬戸内 土庄港 恋も着きます 夢もゆく 春も紅さす ネオン町 |
あなたの妻と呼ばれたい羽山みずき | 羽山みずき | 水木かおる | 遠藤実 | 安形和巳 | お酒のしずくで つづけて書いた あなたの苗字と わたしの名前 愛しても 愛しても 愛したりない 女ごころは うるさいですか 今は夢でも いつかあなたの 妻と 妻と呼ばれてみたい あなたがうしろを ふりむくときを 今日まで待ったわ 爪かみながら これからも これからも 邪魔をしないで ついてゆきます 嫌わないでね 愛はひとすじ いつかあなたの 妻と 妻と呼ばれてみたい 指環もお金も ほしくはないが かなえてあげたい あなたの夢は つくすだけ つくすだけ どうぞわたしの 今の生き甲斐 うばわないでね 何もいらない いつかあなたの 妻と 妻と呼ばれてみたい |
妻恋道中羽山みずき | 羽山みずき | 藤田まさと | 阿部武雄 | 安藤実親 | 好いた女房に 三下り半を 投げて長脇差(ながどす) 永の旅 怨むまいぞえ 俺らのことは またの浮世で 逢うまでは 惚れていながら 惚れない素振り それがやくざの 恋とやら 二度と添うまい 街道がらす 阿呆阿呆で 旅ぐらし 泣いてなるかと 心に誓や 誓う矢先に またほろり 馬鹿を承知の 俺らの胸を 何故に泣かすか 今朝の風 |
知床旅情羽山みずき | 羽山みずき | 森繁久弥 | 森繁久弥 | 松井タツオ | 知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける 旅の情か 酔うほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上(え) 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う 別れの日は来た 知床の村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめを 白いかもめを |