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  • 上野大樹
    掬うことが救うことになることをこの作品で知った。
    掬うことが救うことになることをこの作品で知った。

    上野大樹

    掬うことが救うことになることをこの作品で知った。

     2021年12月15日に“上野大樹”がニューアルバム『帆がた』をリリースしました。独特な空気を纏ったバラード「波に木」、今までにはないメロウなバンドサウンドを奏でる「朝が来る」、四つ打ちで心を高揚させるサウンドに包まれた「揺れる」、上野大樹の王道ポップス「航る」、情景を鬱陶しくもリアルなまでに思い浮かばせる「フィルム」。新曲の中にひっそりと佇む、ファンの中ではすでに人気曲でもある「白花」「アカネ」。 今の上野大樹を深く、そして広く知ることができる渾身の1枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“上野大樹”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、上野大樹の歌詞の軌跡のお話。本格的に音楽を始めた18歳の頃と今、変化した価値観とは…。自身が歌詞を書くとき大切にしていること、作詞の軸になっている想いを明かしてくださいました。是非、今作の歌詞と併せて受け取ってください。 第2弾:上野大樹の詞 ここ数年、詞をピックアップされることが増えた。自分の中ではまだその評価が不思議な感覚になる時がある。   上京して本格的に音楽を始めた18歳。目標に向かって何かをするというよりは、今を充実させたくて、とにかく大学卒業の22歳まで自分のことを詞に書き続けた。歌の中では壊滅的に常に自分が主人公であり、攻撃の矛先を探したり時には浸たったり、塞ぎ込んだ生活がそのまま歌になっていた。   その4年間、詞を褒められることは特になく、何なら「上野くんは詞がもっと書けたら良いのにね」とぽつりと言われることの方が多かった。そんな自分が今のようなライティングをするようになったのはいつだろう、と考えてみた。   大学卒業のタイミングで今の制作チームと出会った。東京での居場所がひとつ失くなったが、良く言えば自由になった当時。友達やその当時の恋人とも何故かこのタイミングで縁が切れた。出会いがあれば別れがあるとはよく言ったもので、今現在の繋がりがこの当時の出会い全てであり、その当時の別れがそれまでの自分の全てであった。   制作チームとの最初の作品は「青」だった。藁にもすがる思いで、何かを振り向かせたくて、多くの時間と思考を注いだ記憶がある。   作品を作る過程で、自分と同じ目線で意見を述べてくれて、心から納得して自分の意見に賛同してくれるという経験をこの時初めてした。作品を作ることが、自分の為だけではなく、リスナーやもしかしたら世の中の為になるのでは、と初めて思えた作品でありレコーディングであった。かなり省いて要約してしまったが、青はそれほどまでに今の自分に影響を与えた作品だった。   この制作を経て、作品が自分の気持ちを吐き出す場所から、誰かの気持ちを掬い出す場所となった。救うではなく、掬うだ。烏滸がましいものではなく、気付いてピックするという簡単な作業。掬うことが救うことになることをこの作品で知った。「ラブソング」や「て」はそんな経験を経たから出来た曲だと思っている。   改めて、自分の詞を今一度分析しても、今でもこれで大丈夫だろうかと毎回悩む。怖いもので、リリースをすると今後塗り替えることは余程のことがない限り無理である。   詞は恐ろしいほどに自分を象徴する。 メロディなんてどうとでもなる。ただ、詞は無理だ。   上野大樹の詞に普遍的なものを感じ、何かの救いになってくれてるとしたら、掬った意味があったなと思う。ただ、この作業も何かのきっかけで出来なくなる可能性がある。それは勘違いしてしまった時、奢りが出た時。調子に乗ったら、自分と周りとでズレが生じたら。そんな危機感を覚えながら毎日散歩をして色んな所に目を向ける。   詞は自分が見たものが全てだ。自分が感じたこと、思ったことが全てだ。正解だと思ったら、きっと誰かに間違いと言われても曲げることは出来ないと思う。性格的にも、、、   自分の詞がこれからも誰かの救いになれるように。掬えるほどの視点と心を持った人間を、まずは維持し続けたいと思う。その先に、更により個性となる上野大樹の詞が完成したら良いと思う。 <上野大樹> ◆ニューアルバム『帆がた』 2021年12月15日発売 ANXZ-25620 ¥3,300(税込) <収録曲> 1.航る 2.波に木 3.白花 4.揺れる 5.朝が来る 6.フィルム 7.アカネ 8.彼方 9.リジー 10.合い着 BT.ラブソング(ライブバージョン)

    2022/02/09

  • 鞘師里保
    自分の気持ちとすれ違ってしまう歌詞に本当の情熱は乗せられない。
    自分の気持ちとすれ違ってしまう歌詞に本当の情熱は乗せられない。

    鞘師里保

    自分の気持ちとすれ違ってしまう歌詞に本当の情熱は乗せられない。

     2022年1月12日に“鞘師里保”が、2nd EP『Reflection』をリリースしました。今作は、1st EP『DAYBREAK』(=夜明け)で昇った太陽が、水面地上を照らす“光の広がり”を表しております。また、1st EPの作家陣に加えて、NiziUなどへの楽曲提供が話題のKanata Okajimaや南カリフォルニア育ちのシンガーソングライターMichael Kanekoが初参加。全5曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“鞘師里保”による歌詞エッセイをお届け!今回は【前編】です。綴っていただいたのは、歌詞について、言葉についての想い。そして今作の収録曲「 Take a Breath 」のお話。歌のグルーブ感を大事にするため、こだわったワンフレーズとは。是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 はじめまして! 鞘師里保です。歌ネットさん、いつもお世話になっています。たまに自分の歌詞を検索させて頂いたりなどもします。   私は昨年からソロで音楽活動を始め、同時に作詞を始めました。   私は歌を届けたりパフォーマンスをするとき、自分が心からワクワクしたり、内側からエネルギーや感情を生み出しながら歌い踊ったりすることが出来ているのか。それをとても大事にしています。それが大きければ大きいほど、見ている方にも強く訴えられるのではないかと思います。   だからこそ、自分がこのテーマを、この言葉を届けるんだと。言葉を選んでゆく作業は大切にしなければいけません。   私はまだ詞を書き始めて間もないので、今後、言葉に関しての考え方は変わっていくと思います。   そんな中、今の時期だからこそ意識しているのは、きちんと感情の深部からの言葉を書き出す事。   自分の見たくない部分と向き合わなきゃいけない瞬間も多いので、少し辛くなったりもしますし、歌詞の提出がすごく恥ずかしくなっていってしまうんですけどね。   いつも詞が完成すると思い切ってマネージャーさんにデータを送るものの、のちに何人ものスタッフの人達に読まれる事を冷静に想像して、何度も送信取り消しをしてしまう。などしてしまいます。。   それでも、自分の気持ちとすれ違ってしまう歌詞に本当の情熱は乗せられないと思うので、いつも恥ずかしい気持ちと戦いながら言葉を選んでいます。     そんな私ですが、1月に2nd EP『Reflection』をリリースしました。せっかくなので、この機会に数曲ピックアップして少し楽曲のメッセージを深掘りさせて頂いたり、私がどんな方法で作詞をしているのか知って頂く機会になればと思います。   今回は、EPの2曲目に収録されている「 Take a Breath 」について。   同じような毎日の生活の息苦しさから抜け出して、一息つきたい。という曲。   歌詞の中では、自分と君が登場します。君という存在のおかげで、日々をひっくり返すきっかけを見つけ、ふたりで夜通し自ら気持ちの赴くまま走る。   勿論、人それぞれ心地よいと感じる生き方は違うけれど、もし今の状況から抜け出したいのに、色々と細かい理由があるのだとしたら、また何か別の理由を作って一度逃げ出せばいい。何かひとつ自ら大きく行動できた時って、少し自信がついて強くなれた気がすると思うんです。動き出せた時のそんな気持ちを後半では表せたらなと思いました。   この曲は聴いていただくと分かると思いますが、ファンクなダンスナンバーになっています。リズム感を歌い方でも伝えられるように。ということをまず頭の片隅におきながら作詞しました。   楽曲制作の際、曲先行と詞先行(同時の方もいらっしゃるかと思いますが)と方法があるのですが、作曲の宮野さんとは、前作の「Find Me Out」を詞先行、今作「Take a Breath」は曲先行で作っています。   とはいえ、作曲前から、曲のイメージや歌詞に入れ込みたいメッセージみたいなものは私から伝え、事前に細かく打ち合わせもさせていただきながら共有しています。それは他の楽曲も同様に行っていることが多いです。   曲先行で、楽曲のデモが来る段階には、曲の世界観をイメージしやすいように、そして詞が書きやすくなるように、英語風の仮歌を入れて頂いている事が多いのですが、今回の場合、キャッチーなフレーズの部分は、デモの時から既に出来ているようなものでした。   ♪ I want to take a breath~   ♪ Everything's gon' be alright   この辺りは、ほとんどデモのままです。先述したように、曲のテーマは事前に話し合いをしているので、書きたいことのイメージは元々持ってはいたけれど、こうして引っ張っていってくれるようなフレーズなどがあると、広がっていきやすいし、すごく助かります。   勿論、それでも昼間に書いたり夜中に書いたり、、 たっぷり時間を使って書き上げました。   ちなみに、その ♪ Everythig's gon' be alright~ の部分なのですが、 元々は、よく使う短縮系の文法で、 ♪ Everthing's【gonna be】alright にしていました。でも、これだと歌う時に、「ゴナビー」or 「ガナビー」になるんです。   そうするとどうなるかというと、言葉の歯切れが良すぎて、私の場合、歌のグルーブ感が途切れてしまうんですね。ただ、これ以外の言い回しを知らなくて、自分の歌い方の意識で気持ちの良い部分を探そうとしていました。   そして、レコーディングの日が直前に近づいてきたある日、違うアーティストの歌を口ずさんでいたときに、たまたま、今Gonna be alright的なことを言っている。でもgonna be ではない!なんだろ! という瞬間があったんです。   急いで検索したら、【gon' be】と書いてありました。これだったら「ごぉ~n びー」って歌うことができる!途切れない!   奇跡的な出会いをすることが出来ました。どうしようかずっと悩んでいたので、凄く喜んだ記憶があります。   英語も色々あるんですね。「いらっしゃいませ~」が次第に「っしゃっせ~」になる。みたいな感じでしょうか。   もしよかったら、歌い比べてみてください。印象が変わると思います。   他にもこの曲は、意外と歌い回しが難しい部分が多くて、私が特に気をつけてレコーディングで歌ったのは、   ♪ひたすらループして daze daze daze~ の「ひたすら」のリズムです。   イメージ的には「ひたっすら」という感じなのですが、「っ」を意識しすぎるとリズムに遅れてしまうので、ぜひ気をつけながら、歌ってみてください。   リズムに乗りこなせたら、とても気持ち良いです。   次回は、更に2曲くらいについてお話できればと考えています。よかったらまた読みに来てください。 <鞘師里保> ◆紹介曲「 Take a Breath 」 作詞:鞘師里保・宮野弦士 作曲:宮野弦士 ◆2nd EP『Reflection』 2022年1月12日発売   <収録曲> 1.Go-by  2.Take a Breath 3.Melt  4.Baby Me 5.Winding Road  

    2022/02/08

  • eill
    私はその横顔をとてもとても、愛おしくて美しいと思った。
    私はその横顔をとてもとても、愛おしくて美しいと思った。

    eill

    私はその横顔をとてもとても、愛おしくて美しいと思った。

     2022年2月2日に“eill”が、メジャー1stアルバム『PALETTE』(読み:パレット)をリリースしました。今作には、TVアニメ『東京リベンジャーズ』のエンディング主題歌となったメジャーデビュー曲「ここで息をして」を始め、月9ドラマ・映画・Abemaドラマなどの大型タイアップ楽曲と、新たにレコーディングされABEMA『私が獣になった夜~名前のない関係~』主題歌に起用された「片っぽ - Acoustic Version」に加え、CD商品でしか聴くことのできない「ここで息をして - Extended Version」など全13曲を収録!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“eill”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作の収録曲「 いけないbaby 」にまつわるお話。みなさんは今、好きなひとはいますか? 本当に会いたいと思うひとは誰ですか? 自分にとっての<君>を頭に浮かべながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 「 いけないbaby 」 少し寒い 冬のはじまり   世の中が少し落ち着きはじめた頃   コロナ禍で会えていなかった友達と久々に会った。   恋話で盛り上がる夜。   「ねえねえ、今まで好きになった人のなかで一番好きなひといる? 私はね…」   「実はあの時、彼のことが好きだったんだ…!てか今もかも!あはは」   「大好きな人がいてね、でも好きって言えないの、でも気持ちも消えないの。どうしたらいいのかな。」   「ずっとずっと好きだったよ。」   会えない間に紡がれた沢山の物語と想いが 色んな人から溢れ出した。   そんな夜の帰り道は みんなおんなじような顔をする。 隣にいる私じゃない、誰かを思い浮かべてる顔。   きっと私もそう。   それぞれ、心の中にいる誰かを思い浮かべて、優しい表情で、少し涙目で、空に浮かんだ星を数えてる。   張り裂けそうに切ないはずなのに なぜか心は前を向いている。   私はその横顔を とてもとても、愛おしくて美しいと思った。 人を好きになること。奇跡みたいだった。   …   会えない時間に気づいた自分の気持ち。 本当に会いたいと思う人の存在。   運命でも 運命じゃなくても そんなのどうだっていいの。   たった一度の私の人生で あなたと出会えて あなたに恋に落ちて あなたを想う夜がここにあってよかった。   だからね   「幸せならそれでいい」   笑顔で伝えた。   言葉の裏側には   「あなたと幸せになりたかった。」   だってあなたに敵うもんなんてなにもないから。   そんな願いが隠れてるのかな。   …   久しぶりのラブソングを描きはじめる。   叶わない恋じゃない。 どこにでもいるふたりじゃない。   どうかどうか幸せに。 ふたりでなって。   はじめてのねつを おなじねつを 半分こできますように。   最後はそんな願いを込めて歌詞を描いた。   …     あれから少し時間が経って   アルバムがリリースされて   冬の真ん中になった。   また 会いたい人に会いづらい世の中になった今   違うひとの隣にいることを選んだ恋   ずっとずっとねつを持ったまま、あたためている恋   冷めてしまった恋   ねつを半分こした恋   幾千もの想いが交差する中で   いま、一番会いたい人に   題名をつけました。   「いけないbaby」   あなたが会いたい人は誰ですか? <eill> ◆紹介曲「 いけないbaby 」 作詞:eill 作曲:eill ◆メジャー1stアルバム『PALETTE』 2022年2月2日発売 CD PCCA-06106 ¥3,300(税込) CD+Blu-ray PCCA-06105 ¥4,500(税込)   <収録曲> 1. いけないbaby 2. ここで息をして 3. 23 4. palette 5. hikari 6. 花のように 7. プラスティック・ラブ 8. ただのギャル 9. honey-cage 10. 片っぽ - Acoustic Version  11. letter... 12. HARU 13. ここで息をして - Extended Version ※パッケージにのみ収録。

    2022/02/07

  • SCANDAL
    丈夫で壊れやすい鏡。
    丈夫で壊れやすい鏡。

    SCANDAL

    丈夫で壊れやすい鏡。

     結成15周年を迎えた“SCANDAL”が、2022年1月26日にオリジナル・アルバム『MIRROR』をリリース!昨年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作はメンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けた楽曲も収録されております。アルバムならではの楽曲が多数収録されているのでお楽しみに…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け。今回が最終回。執筆を担当したのは、ドラムのRINAです。コロナ禍でアルバム『MIRROR』を作り上げるまでの想い。そしてタイトル曲であり、アルバムの入り口を飾る1曲 「 MIRROR 」 のお話です。是非、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 「 MIRROR 」 真っ白で目印もない世界に放り込まれて、ずっと、探し物しているみたいだった。世の中の状況が一変して、音楽が止まった。頑張るのも諦めるのも違くて、その場にただ立ち止まった。走り続けた足を止めて、強制的に立ち止まりながら“今、ここ”に起きている出来事や自分に向き合う。そんな制作期間だった。   光、繊細、丸く柔らかい感覚。これから先も長く演奏できて、自分たちが感じる女性らしさがある曲が良い。書きたいものがどんどん抽象的で軟いものになっていった。具体的にしたいものが分からなかったし、正解も要らなかった。   コロナ禍でリリースしたシングル3部作は、“新しくて好き!”とか、“音楽性が変わって大人しくなった。”とか色んなリアクションが届いて面白かった。何より私自身が全部の意見に納得できて、分かる分かると頷いてた。   少しずつ、丁寧に。異常なまで神経質に細部にまで拘って、10枚目のアルバムを仕上げた。自分たちのバンドなのに、何か少しでも手を抜いたら神様にビンタされそう…と思う笑。色んなメンタルになりながらも、ぬかりなく。4人それぞれが今できることを全部やり切って、本当に個性的で不思議で自分たちらしい良いアルバムが出来たと思う。   アルバムタイトルがなかなか決まらず、「もうこれ以上待てません!」と言われた日にもまだ、曖昧な言葉で話し合った。最後の最後にふと「ミラーは?」と。「うわぁ…それだ!」となってからは早かった。話や気持ちが前に進んだ。   それから、アルバムの1曲目になる「MIRROR」と言うリード曲を作ろうとなった。ここに辿り着くまでに何度も話してきた、上手く説明し切れない感覚を、全部そのまま歌詞にしようと思った。遠回りに何一つ無駄はなく、伏線回収するみたいにしっくりくるタイトルと曲に辿り着けた。   丈夫で壊れやすい鏡。好きな部分も嫌いな部分もあるそのままの姿を映しながら、それを受け入れたり、時にはカウンターを打つよう跳ね返したり。立ち止まってバンドや世界に向き合った自分たちから一歩前進して書いた曲。   全世界に届け!ひとりでも多くの耳へ。と、大前提で祈りつつも、心の奥の方では届くべき人の元へ飛んでいけ~!とも思っているし、自分達のために作ったエゴイスティックなアルバムでもある。きっとこれを作らないと次に進めない気もしてたから、完成させられた時点でなんだか1ポイント勝ち取った気分。   誰もがそのままの自分で、みんな違う個性を持ったまま、もっと認め合って交われたら、と。いつも、ずっと、思ってる。 <SCANDAL・RINA> ◆紹介曲「 MIRROR 」 作詞:RINA 作曲:MAMI ◆10th ALBUM『MIRROR』 2022年1月26日発売 【配信】 https://jvcmusic.lnk.to/MIRROR 【通常盤】CD VICL-65653 ¥3,300(税込) 【初回限定盤A】CD+DVD VIZL-2001 ¥4, 400(税込) 【初回限定盤B】CD+雑誌 VIZL-2002 ¥4, 400(税込) 【完全生産限定盤】CD+DVD+GOODS ※豪華 BOX 仕様 VIZL-2003 ¥11,000(税込)   <収録曲> 1. MIRROR 2. eternal 3. 愛にならなかったのさ 4. 彼女はWave 5. 愛の正体 6. アイボリー 7. 夕暮れ、溶ける 8. 蒼の鳴る夜の隙間で 9. プリズム 10. one more time   bonus track 1. Living in the city 2. SPICE ◆10th Album『MIRROR』予約特設サイト https://www.her-label.com/ MIRROR/

    2022/02/04

  • Organic Call
    ライブハウスは最高の場所です。
    ライブハウスは最高の場所です。

    Organic Call

    ライブハウスは最高の場所です。

     4人組ロックバンド“Organic Call”(通称:オガコ )が、2022年2月3日にバンド結成5周年を迎えました。昨年11月には、3rd single「Hello,Good-bye」をリリースし、東名阪3会場で“Reunion Tour 2021”を開催。東京ファイナル公演となる渋谷 O-WEST はSOLDOUTし、大盛況で幕を閉じました。そして、2022年2月28日には渋谷 WWW にて結成5周年記念の2マンライブを開催予定。勢い衰えることなくそのスピードを加速しております。    さて、今日のうたコラムではそんな“Organic Call”のヒラタナオヤによる歌詞エッセイをお届け!今回はその第1弾。綴っていただいたのは、5周年を迎えるまでの軌跡。そして渋谷WWWにて行われる5周年企画の意気込みです。楽曲と併せて、是非この想いを受け取ってください…! 初めまして、Organic CallというバンドでVo&Gtをやっているヒラタナオヤと申します。今月は今回を含み3回に渡り、歌ネットさんにてエッセイを書かせていただきます。1回目の今回はバンドのことについて書いてみようと思います。歌詞については次の2回で書くつもりなのでお楽しみに。   僕の所属しているOrganic Callは、2月3日で初ライブから5周年を迎えます。初ライブは2017.2.3 at.下北沢MOSAiCにて行いました。ライブの記憶はイマイチ無く、東京のライブハウスということで、青森出身の弱冠20歳であった僕にとっては少し怖いところでした。 今では下北沢という場所はとても落ち着く街になりました。逆に遠征でよく行く大阪や名古屋などはまだ慣れません。それから知らぬ間に全国を飛び回りながら年間100本ライブを行うロックバンドになっていました。人生何があるかわかりませんね。   5年間もバンド活動をしていると沢山の環境の変化があり、特にバンドの入れ替わりなんかは最近よく感じます。バンドの飛躍の仕方も以前とは大きく変わりつつあり、ライブハウスでというよりSNSでの広まりがかなりの影響力を産んでいます。   もちろん今までだったら届かなかったところにまで届く可能性があるのは嬉しいですが、それも維持しながら、やはりライブハウスでの一瞬一瞬が大切なバンドでありたいと思います。だからこそ全国いろんなところに歌いに行きます。その目で見て耳で聞いて感じてほしいのです。   既にチケットはソールドしていますが、今月末には渋谷WWWにて5周年企画があります。やれる範囲で自分たちのやるべきことをやる、それのみだと思っています。   僕がいろんな人を守るとかそんなんじゃない。ただ、ライブハウスは最高の場所です。来れる時や来れなくなる時期があってもいい。ライブハウスに戻って来た時にいつでもカッコいいロックバンドを観せられるように、そのために牙を研ぎ続けます。 <Organic Call・ヒラタナオヤ> ◆3rd Single「Hello,Good-bye」 2021年11月3日発売   <収録曲:> M-1.Hello My Friend M-2.Good-bye M-3.Hello My Friend(Another ver.) M-3.茜色、空に灯す(Live ver.) ※M-3は盤によって収録曲が変わります   ・会場盤 M-1.Hello My Friend M-2.Good-bye M-3.茜色、空に灯す(Live ver.)   ・タワレコ盤 M-1.Hello My Friend M-2.Good-bye M-3.Hello My Friend(Another ver.) <配信サイト リンク> http://OrganicCall.lnk.to/ music

    2022/02/03

  • 上野大樹
    兄のギターを借りて暇潰しに“弾き語り”を始めた高校2年生。
    兄のギターを借りて暇潰しに“弾き語り”を始めた高校2年生。

    上野大樹

    兄のギターを借りて暇潰しに“弾き語り”を始めた高校2年生。

     2021年12月15日に“上野大樹”がニューアルバム『帆がた』をリリースしました。独特な空気を纏ったバラード「波に木」、今までにはないメロウなバンドサウンドを奏でる「朝が来る」、四つ打ちで心を高揚させるサウンドに包まれた「揺れる」、上野大樹の王道ポップス「航る」、情景を鬱陶しくもリアルなまでに思い浮かばせる「フィルム」。新曲の中にひっそりと佇む、ファンの中ではすでに人気曲でもある「白花」「アカネ」。 今の上野大樹を深く、そして広く知ることができる渾身の1枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“上野大樹”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作『帆がた』の制作にも通ずる、彼が音楽を始めたキッカケのお話です。なぜ、歌い始めたのか。そしてなぜ、歌い続けているのか。そのひとつの答えを歌詞と併せて、このエッセイから受け取ってください。   第1弾:歌を書くこと   目立つことが好きだった3兄弟の末っ子。家でも学校でも注目を集めて自分の話をしたり、見てもらう事が好きだった。そんな人格も高校1年生の頃に終わりを迎えた。   小学4年生からサッカーを始め、日本代表まで手が届くかも、と思っていた未来が突然絶たれ、自尊心を完全に失ったからだ。勉強はそこそこに出来たが、別に人に注目して貰いたいような“特技”に極めたいとは思わなかった。自分が自分で居られる為の本質がまっさらになってしまった。   そんな高校生活は、とにかく人目を避け、距離を取り、尖ることで人を近付けないようにしていた。きっとあの頃の自分を知っている人は100人中100人が自分を苦手だったと思う。可哀想だと思われるのが一番嫌だった当時は、全力を出す事をダサいと決めつけていた。適当に振る舞うことで底まで落ちたことも“余裕なんだ”と思われたかった。本当は全てが辛かったし、人間関係にもトラウマが出来るほど人との対話に困った。   そんな自分を再度0から創り上げるキッカケとなったのが音楽だった。兄のギターを借りて暇潰しに“弾き語り”を始めた高校2年生。   偶然知ったネットの配信アプリで歌を歌ってみたら、顔も名前も知らない人達に褒めて貰えた。そんな成功体験が、始めてすぐに起こったのでとても嬉しかった。自分の今までの事が0になった当時、何となくではあるが自分のアイデンティティになりそうなものが見つかった感覚だった。   学校では身を潜め、家では自室に篭り、歌やギターの練習をしてネット配信で披露する毎日。両親は当時、自分の部屋でスマホに向かって歌を歌ったかと思ったら、ぶつぶつと話し始める息子をどう感じていたのだろう。。。   ただ、特技がなくなってしまった当時の自分は、歌を歌って褒められる事がとにかく楽しかった。次第に歌を歌うだけではなく、作詞作曲で人に褒められる事が“誰にも出来ない事”と思い始め、今の音楽活動の始まりに繋がった。サッカーを辞めた当時、一度葬り去った“目立ちたい”という人格がここでまた復活を遂げた!   今も100ではないにしろ、誰かに褒められたいという当時の気持ちはまだ心の片隅に残っている。音楽に特別触れていたわけでも、元々才能があったわけでもない自分が、突然変異のように音楽に夢中になれたのはきっと「音楽に救われた」とか「音楽が好きだった」以上にこの成功体験が鍵になっているような気がする。     昨年12月に2枚目のアルバムを出した。今までに何百と曲を書いたはずなのに、アルバムの10曲を作るのは容易ではなかった。歌を書く意味が“誰かに褒められたい”だけでは底を尽きてしまったからだ。   音楽の本質と向き合い、自分の可能性をどうにか探る時間だった。見つかったかはわからないけど、アルバムは完成した。だけど、ここからはまた新たに歌を書く意味を見つけなければならない。それも沢山。燃料は多いに越した事はない。   26歳を目前に「支えてくれているリスナーに歌を届けたい」は大前提にあるとして、自分を再定義できるキッカケとなった“歌を書くこと”を、今度はもう少し本質的に見つめて、これからも沢山の歌を書き続けたいと思う。   <上野大樹> ◆ニューアルバム『帆がた』 2021年12月15日発売 ANXZ-25620 ¥3,300(税込) <収録曲> 1.航る 2.波に木 3.白花 4.揺れる 5.朝が来る 6.フィルム 7.アカネ 8.彼方 9.リジー 10.合い着 BT.ラブソング(ライブバージョン)

    2022/02/02

  • ハク。
    『若者日記』ができるまで 【後編】
    『若者日記』ができるまで 【後編】

    ハク。

    『若者日記』ができるまで 【後編】

      平均年齢19歳 の4人組バンド“ハク。”が、2022年1月19日にミニアルバム『若者日記』をリリースしました。2021年3月に初のデジタルシングル「BLUE GIRL」のリリース以降、5曲のデジタルシングルをリリース。そのデジタルシングルはもちろん。音楽サイトにて人気を博し、現在もライブで人気の楽曲「アップルパイ」を含む全8曲収録となります。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ハク。”のあい(Gt.&Vo.)による歌詞エッセイをお届け。【前編】では「ハク。を組むまで」の軌跡と「若者日記が出来るまで」のお話を綴っていただきました。【後編】はその続きのお話です。バンドを組んだことによる変化。そして19歳の今の気持ち。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 初めて歌詞エッセイを書いてみて、文章にするのはなかなか難しいなあと思いました。1年半ぐらいの事をギュッとまとめるこの行為は、中学の卒業前の思い出作文が最後だったと思うから。   1個ずつ丁寧に思い出そうとしたけど、思い出そうとしたらごちゃごちゃして疲れちゃって。だから朝、目覚めた瞬間、顔と右手だけ布団から出して、スマホを持ち、頭ぽやぽや状態で思い出してみた。そしたら頭のビデオのスイッチがONされたみたいに、映像として流れてきた、思い出すのは苦じゃなく、結構楽しかった(多分そのまま二度寝してたら夢の世界まで持って行ってたと思う!)。   …では、改めて、私がバンドを組んだことについて。確実に心が豊かになったと思う。最初は4人の国だと思ってたのが、今はだんだん広がって大国になっているのだ。目には見えない繋がりというものは本当にあるんだなと思った。   そしてその大国の住人たちから、私自身、刺激受けたな~受けているな~と感じている。もっと大胆でいたかった高校時代。消極的な要素が多かった私に密かに+αしてくれていた。当時は気づけなかったけど、今はその+αが私にとって良い肥料になっていると感じる。変な形の花が咲いて、理解されない事は怖いと思っていたけど、そうでもない。   それは、友達が変な形の花を咲かせていても「わ!やべぇヤツがいる、サイコー!」みたいに私自身が受け入れられる様になったから。ということもある。そして前よりも確実に生きやすくなった。だからバンドを組んで、豊かになって、そりゃあしんどくて涙ぽろぽろだぜ、なんて日は珍しくないけど、良いのです。それが、あい、19歳の今の気持ち。   『若者日記』については、曲が出来た時どんな感じだったか。などを前編で書いた。実は「アップルパイ」はハク。が1番最初にレコーディングした曲で(『若者日記』に収録されているのは後から録り直したもの)、次に「BLUE GIRL」だったのだけど。特にこの2つは、最後歌を入れる時、自分の声に違和感を持ったのを思い出した。ライブとは違う、ヘッドホンから声が直で耳に入るあの感じ。不思議だったなあ~と。   次に、この2つの曲以外にも歌詞を見てみると、「願い」が込められたものが多いなと思う。これも高校時代、消極的な私からの、もっとこうしたい。とか、こうなりたい。の想いが言葉として姿を現し、メロディーにのって曲になっている。そんなところが生々しく、素直に曲を作って良かったなと今思う。   今回、歌詞エッセイを書くことでたくさんのことを思い出し、当時の考えと今の考えを照らし合わせてみたり。文字にして振り返るのもたま~には良いかも~!と思いました。また文章を書く機会があって、とてもヘンテコなものに仕上がっても良かったら、読んでみてください。 <ハク。あい(Gt.&Vo.)> ◆1st Mini Album『若者日記』 2022年1月19日発売 PECF-3265 ¥1,980(税込) <収録曲> 1.ワタシ 2.BLUE GIRL 3.本物 4.カランコエ 5.ame. 6.hitonatsu 7.アップルパイ 8.ふたり基地

    2022/02/01

  • SCANDAL
    そんな話を聞くたびに、心の奥がジュワッとした。
    そんな話を聞くたびに、心の奥がジュワッとした。

    SCANDAL

    そんな話を聞くたびに、心の奥がジュワッとした。

     結成15周年を迎えた“SCANDAL”が、2022年1月26日にオリジナル・アルバム『MIRROR』をリリース!昨年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作はメンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けた楽曲も収録されております。アルバムならではの楽曲が多数収録されているのでお楽しみに…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け。今回は第3弾。執筆を担当したのは、ベースのTOMOMIです。綴っていただいたのは、自身が作詞を手掛けた今作の収録曲「 愛の正体 」に通ずるお話。大人になると気づく、“尊いもの”とは…。あなたにとっての大切なひとを思い浮かべながら、この歌詞とエッセイを受け取ってください。 「 愛の正体 」   20代から30代になった瞬間はひとりで家にいた。1回目の緊急事態宣言が数日前に解除されたばかりで、とは言え外に出る気分にはとてもなれず、毎日テレビのニュースを垂れ流しにしながら初めての事態に困惑していた。約2年前のことだ。5月で私は32歳になる。   相も変わらず夜明けまで起きているし、買ってきたばかりの卵を落とすし、iPhoneは水没させるし、あの頃想像していたアラウンドサーティとはずいぶんとかけ離れた自分に笑ったり呆れたりする毎日だが、最近になって年を重ねたと実感する瞬間が増えた。   周りの環境が大きく変わったのだ。   結婚したり、出産したり、同性を好きになったり、病気を患ったり、家族や友達を亡くしたり、大人になると色んなことがある。   そんな話を聞くたびに、心の奥がジュワッとした。   私は昔から周りに恵まれてきたという自負がある。優しくて温かい人に囲まれ、たくさんの愛を与えてもらった。悩み事はあるけれど、いつも誰かが傍にいてくれた。貰ってばかりの日々を当たり前のように過ごしてきたのだ。   だけど今その幸せと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、尊いものがあるのではないかと感じている。   それは、与える側になるということ。   ある友人は「この人を一生笑わせたい」と言い、またある友人は「娘が命に関わる病を患った時、どうして代わってあげられないんだろうと何度も思った」と言う。   心の奥でジュワッとしたのは、こういった言葉が強烈に突き刺さったからだ。   私にも心の底から大切に想う人たちがいる。年を重ねて気付いたが、私もその人たちに“与えたい”と思っている。   そう、大人になると気付く。 多くの人が気付いているはずだ。   2022年になっても尚、世界は問題が山積みで争いも絶えない。だけど争っている両者に、心の底から大切に想う人、いつまでも笑っていてほしい人が存在する。   小さな世界には愛が溢れているのに、大きな世界にはミサイルが飛んでいる。   愛を与える喜びを知っている大人が、わざわざ傷つけ合うのはなぜなのか。   考えても考えてもわからないが、わからないなりに向き合いたい。ほつれた糸は直したい。   そして、本来全人類が持って生まれたはずの慈愛の心を社会の波に攫われないようしっかり抱き締めていたい。認め合い、許し合いたい。   そんな事を思いながら、今日も夜明けまで起きている。 今、30代を生きている。 <SCANDAL・TOMOMI> ◆紹介曲「 愛の正体 」 作詞:TOMOMI 作曲:TOMOMI ◆10th ALBUM『MIRROR』 2022年1月26日発売 【配信】 https://jvcmusic.lnk.to/MIRROR 【通常盤】CD VICL-65653 ¥3,300(税込) 【初回限定盤A】CD+DVD VIZL-2001 ¥4, 400(税込) 【初回限定盤B】CD+雑誌 VIZL-2002 ¥4, 400(税込) 【完全生産限定盤】CD+DVD+GOODS ※豪華 BOX 仕様 VIZL-2003 ¥11,000(税込)   <収録曲> 1. MIRROR 2. eternal 3. 愛にならなかったのさ 4. 彼女はWave 5. 愛の正体 6. アイボリー 7. 夕暮れ、溶ける 8. 蒼の鳴る夜の隙間で 9. プリズム 10. one more time   bonus track 1. Living in the city 2. SPICE ◆10th Album『MIRROR』予約特設サイト https://www.her-label.com/ MIRROR/

    2022/01/31

  • SCANDAL
    “なんだかわからないけどすごく好き”で十分伝わる気持ちがある。
    “なんだかわからないけどすごく好き”で十分伝わる気持ちがある。

    SCANDAL

    “なんだかわからないけどすごく好き”で十分伝わる気持ちがある。

     結成15周年を迎えた“SCANDAL”が、2022年1月26日にオリジナル・アルバム『MIRROR』をリリース!昨年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作はメンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けた楽曲も収録されております。アルバムならではの楽曲が多数収録されているのでお楽しみに…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け。今回は第2弾。執筆を担当したのは、ボーカルのHARUNAです。綴っていただいたのは、自身が作詞作曲を手掛けた今作の収録曲「 夕暮れ、溶ける 」のお話。コロナ禍の秋、とある夕暮れに曲の欠片が生まれたというこの歌。どんな思いで制作を進め、完成して何を感じたのか…。是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 「 夕暮れ、溶ける 」 今回のアルバムで私が作詞作曲している楽曲は、コロナ禍の2020年秋、夕方犬の散歩中に「夕暮れ、溶ける」というワードを思いついたところから始まった。   コロナ禍になり予定していたライブが延期・中止になり、日常生活さえも制限されてしまったことで、ミュージシャンとしての生きがいを奪われ気分が落ち込んでしまい、なかなか制作に取り掛かかることができなかった。   そんな時もあったが、ずっとそうしているわけにもいかず、少しずつ状況を受け入れて、今やれることを自分なりにやっていかなきゃなと沸々と湧いてきた前向きな気持ちと、その時に見た夕日が妙にマッチして、ストンと胸に落ちた。夕暮れが溶けるなんて、言葉としては変だけど“なんかいい”と思い、その感覚を信じて作り始めることにした。   これまで自分が作詞してきた曲は、詞を読めばすぐに景色や状況が想像できたり、気持ちを説明するようなものが多く、20代の時はそれで良かったのだが、30代になりその直接的な表現のバリエーションに少し限界を感じることもあった。   なので今回のような、風景や気持ちに名前を付けるようにして生まれた、抽象的で曖昧な詞ができたときに、改めて音楽や表現の自由さに触れられた気がした。作詞においての可能性を見出すことができてなんだかとても嬉しかった。   生きていると、何かと好きな理由などを問われたり、言語化しなきゃいけない場面がたくさんあって、上手く話せなかった時に、これじゃ伝わってないのではないかと落ち込むこともある。けれど、“なんだかわからないけどすごく好き”で十分伝わる気持ちがあると信じたいし、そう思えることをたくさん肯定して、もっともっと自分の世界を広げていきたい。   自分らしく生きて、自分らしく表現する。そんなミュージシャンとしての本質を改めて感じられたこの曲を大切にして、これからもたくさんの人の人生を音楽で救っていきたいと、今強く感じている。 <SCANDAL・HARUNA> ◆紹介曲「 夕暮れ、溶ける 」 作詞:HARUNA 作曲:HARUNA ◆10th ALBUM『MIRROR』 2022年1月26日発売 【配信】 https://jvcmusic.lnk.to/MIRROR 【通常盤】CD VICL-65653 ¥3,300(税込) 【初回限定盤A】CD+DVD VIZL-2001 ¥4, 400(税込) 【初回限定盤B】CD+雑誌 VIZL-2002 ¥4, 400(税込) 【完全生産限定盤】CD+DVD+GOODS ※豪華 BOX 仕様 VIZL-2003 ¥11,000(税込)   <収録曲> 1. MIRROR 2. eternal 3. 愛にならなかったのさ 4. 彼女はWave 5. 愛の正体 6. アイボリー 7. 夕暮れ、溶ける 8. 蒼の鳴る夜の隙間で 9. プリズム 10. one more time   bonus track 1. Living in the city 2. SPICE ◆10th Album『MIRROR』予約特設サイト https://www.her-label.com/ MIRROR/  

    2022/01/28

  • ヒトリエ
    こんなん聴いてんのお前だけ。
    こんなん聴いてんのお前だけ。

    ヒトリエ

    こんなん聴いてんのお前だけ。

     激動の活動を続けてきた“ヒトリエ”が2022年1月22日に8周年を迎えました。このメモリアルなタイミングに2週連続で新作をリリース!1月19日にライブアルバム『Amplified Tour 2021 at OSAKA』をリリース。そして、1月26日に新曲「ステレオジュブナイル」をリリース。同曲は、新章へと歩みを進めたヒトリエの初期衝動すら感じさせるバンドイズム満載の音楽への高い純度とエネルギーに溢れた快作となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ヒトリエ”のシノダによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 ステレオジュブナイル 」についてのお話です。歌の核となる<こんなん聴いてんのお前だけ>というワンフレーズ。その言葉に込められた想いとは…。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 <こんなん聴いてんのお前だけ>   この一節が浮かんだので、あーもうこの曲は大丈夫だわ、と根拠の無い確信を得ました。それ以外の歌詞は全部まやかしだと思って頂いて結構、「ステレオジュブナイル」の完成です。   昨年開催されたフジロックに関する記事で、「最近の若者はロックを聴かない」みたいなことが書いてあり、それを読んだわたしは驚愕しました。最近どころか20年くらい前から、それこそわたしがクソ田舎の高校生だった頃からロックなんて誰も聴いてなかったからです。   勿論みんな聴いてるロックも余裕であったんですけど何かそういうものは10代特有の排斥エンジンにより一旦無かったことにされいつの間にか「俺しか聴いてない音楽こそロックである」という最悪の認知に到達しがちなのがまたロックの恐ろしいところでもありますね。   学力、スポーツ、人間性という3つの大きな風穴を空けたわたしが高校時代をサバイブするには誰よりもヤバい音楽を聴いて、自意識を増幅させ続けるしかなかったのです。   勿論、ロックを聴く友人、コミュニティはわたしの周りにもありましたがその中でも細かな食い違いを感じ続けたわたしは最終的に「俺よりロックを聴いている人間は存在しない」と思い込む最悪の生物に変身して教室から姿を消し、戻ってくることはありませんでした。   あなたが普段足を運んでいるライブ会場は上記のような生物の集まりである可能性が高いみたいなことを想像したら何か嫌ですね。そうでないことを祈ります。   ここまで読んで、「何言ってんだこいつ」と思う人と「わかるなー」って人とで大きく二分化されると思うんですけど、人生なんてマジでそんなことの連続で生きていく過程で様々なものを間引いたり間引かれたりした挙句最終的に残ったカードでデッキを形成していくしか無いわけで何言ってんだこいつって思う人に徹底的に理解してもらおうなんて気力は流石にもうそんなに湧かないんですよね。この世には争っても仕方の無いことの方が多い。   それよりも、より剥き出しのわたしを言葉にした方がより多くの共鳴を得られるのではないか~等と最近は考えており、それが何故かというと自分が自分のことをオンリーワンなどという戯けた考えなんて徹底的に排斥した方がよくて、むしろ1匹いたら30匹、くらいのノリで考えてないとマジでやってられないというかわたしみたいなやつが本当にわたししか居なかった場合の方が圧倒的に寂しいし恐ろしいし、わたしみたいなやつがもっと居てくれないとこの先マジで困るんですよね。   わたしみたいなやつにしかわからない救難信号を出すような気持ちで日々、歌詞を綴っています。救難信号なので、なるべくノイズが乗らないように気をつけては居ますが…ただ10代の頃、こんなん聴いてんの俺だけだと思って観に行った、ナンバーガールのライブ会場が押し寄せる人波で爆裂したあの時の余波で今を生きているのでヒトリエもそうなったらいいなあというおまじないのような意味も込められた「こんなん聴いてんのお前だけ」。我ながらなかなか勇気づけられる言葉を書くじゃないの、と満足しています。   <ヒトリエ・シノダ> ◆紹介曲「 ステレオジュブナイル 」 作詞:シノダ 作曲:ゆーまお ◆新曲「ステレオジュブナイル」 2022年1月26日発売 

    2022/01/27

  • カノエラナ
    これはきっと、自分自身を救う為の歌なんだと思う。
    これはきっと、自分自身を救う為の歌なんだと思う。

    カノエラナ

    これはきっと、自分自身を救う為の歌なんだと思う。

     “カノエラナ”が2022年デジタルシングル3作連続リリース決定!その第1弾シングル「キンギョバチ」が1月26日にリリースされました。同曲は、WOWOW開局30周年記念 新作長編アニメ『永遠の831』オープニングテーマとして書き下ろした楽曲。アニメファンであり、かねてからアニソンを歌うことが夢だった彼女の念願のアニメタイアップソングとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“カノエラナ”による歌詞エッセイをお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、新曲「 キンギョバチ 」に通ずるお話です。金魚にまつわる遠い記憶。答えを出すことから逃げたあの頃。そして今も抱え続けている怒り…。是非、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 「お母さん、金魚すくいがあるよ!」 「本当だね。でもうちに水槽は無いし…死んじゃったら可哀想だよ?」 「○○ちゃんが昔使ってた金魚鉢が裏庭にあるよ!泥遊びした後に、もう要らないって置いていっちゃった。だから一回やってもいい?お願い!」 「仕方ないなぁ…じゃあ一回だけね?」 「やった!ありがとう!」     「全然金魚掬えなかったねぇ…」 「でも屋台のおじさんが1匹おまけでくれたからよかったじゃん。家に帰ったらすぐ金魚鉢に入れてあげなね。それからちゃんと餌もあげること。いい?責任持ってね?」 「うん!大丈夫、任せて!」     ペットがいたことがない家に、家族が増えた気がした。握りしめた水巾着の感触が面白くて、何度もつっついて遊んだ。中の水をこぼさない様に。遊びながらぼんやりと、この手の中にいる小さな生き物の命を自分だけが握っている、ということに子どもながらに高揚感と緊張感、そして少しの罪悪感を覚えた。   帰宅後、綺麗に洗った透明の鉢の中でユラユラとキョトンとした顔をしながら水に身を任せている赤いヒラヒラ。そこに世界を隔てる確かな壁があることを知ってか知らずか、ぶち当たりながら泳ぎ回っている様を飽きる事なくただ呆然と眺めていた。   その日の夜の食卓に、煮魚が出てきた。ふと、顔を歪めてしまう。この煮魚と赤いヒラヒラに何の違いがあってこんなにも差ができてしまったのかと考えてしまった。片やヒトに食べられ死に、片やヒトに鑑賞されて生きる。見た目に多少の差はあれど、同じサカナなのにどうして???   …幼い自分は考えるのをやめた。平たく言えば逃げた。怖かった。認めたくなかった。この先を知るのはもっと大人になってからでもいいやと、まだ見ぬ自分に答えを無責任に押し付けた。   それからずっと前に進めずに、大人になることを先延ばしにしながら∞を漂っている。おぼつかない照明の中、誰も教えてくれない社会の仕組みや人間関係ヒエラルキーに頭ごなしに演説を浴びる毎日。幼い頃にあった正義感も、今ではすっかり箱に閉まって鍵をかけてある。   「もうウンザリだ」   だけどこの怒りは一体何処にぶつければいいんだろう? 言って何かが変わるものなのか? 誰に物申せばいいのか? 手で掬える大きさの赤いヒラヒラでさえも何も出来ずに死なせてしまったのに?   ― セイレーン 嗚呼僕は 一体何処に向かってんだい?―   これはきっと、自分自身を救う為の歌なんだと思う。   <カノエラナ> ◆紹介曲「 キンギョバチ 」 作詞:カノエラナ 作曲:カノエラナ

    2022/01/26

  • ハク。
    『若者日記』ができるまで 【前編】
    『若者日記』ができるまで 【前編】

    ハク。

    『若者日記』ができるまで 【前編】

     平均年齢19歳の4人組バンド“ハク。”が、2022年1月19日にミニアルバム『若者日記』をリリースしました。2021年3月に初のデジタルシングル「BLUE GIRL」のリリース以降、5曲のデジタルシングルをリリース。そのデジタルシングルはもちろん。音楽サイトにて人気を博し、現在もライブで人気の楽曲「アップルパイ」を含む全8曲収録となります。   さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ハク。”のあい(Gt.&Vo.)による歌詞エッセイをお届け。【前編】で綴っていただいたのは、まず「ハク。を組むまで」の軌跡。そして「若者日記が出来るまで」のお話です。高校時代の自身のリアルがギュッと詰まっている今作。是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください…! 「若者日記が出来るまで」の前に「ハク。を組むまで」も話そうと思う。高校1年の冬、私は、今も仲の良い男の子に「あいあい~音楽サークル行ってみーひん??めっちゃ勉強なるで」と声をかけられた。すってんころりん、それが音楽人生の起点となる一言。私がハク。を組むきっかけを作ってくれた友達。   いざサークルへ行ってみると、緊張と人見知りのダブルパンチ。周りは今まで自分が関わったことのないようなタイプの人ばかりでした(派手だったり、 ギャルっぽかったり、とにかく勢いがある感じ)。私は端っこに座ってる組だったけど、それでも刺激を求めここに通おうと決めたのです。   そして半年ほど「弾き語りの女の子」として生活していた。そんなある日、私と同じ高校の友達、まゆを誘ってサークルへ行くと、本当にたまたま、カノとなずなもサークルへ来ていたのだ。   眺めていると、サークルの先生が口を開く。「そこさ、4人で組んでみれば?バンドバンド…」今思い出すとスローモーションみたいな加工かけちゃうくらいの私的凄イベントだったと思う。初対面同士、2人組ペアは高校2年の春、ハク。というバンドを組むこととなる。ここからが『若者日記』の始まり。   このアルバムには、高校生の時に生まれた楽曲が詰まりに詰まっている。ハク。が初めて作った楽曲は「ワタシ」。次に「本物」。この2つは特に私自身のリアルタイムを歌ったもので素直さを感じる。メンバーに聴いてもらった時、スっと曲を受け入れて貰えたのがとても嬉しかった。   作るのに時間がかかった曲は「アップルパイ」と「BLUE GIRL」。アップルパイはテンポ感や間奏のベースラインをどうするかで悩み、初めてスタジオ内がピリピリしたのを覚えている。私の心にピリピリの刺激をくれた記念日だと思うことにしている。ありがとうアップルパイ。BLUE GIRLはメンバーと曲のイメージを共有したり、曲のノリが難しく時間がかかった。その頃から私が聴いてる曲をメンバーにシェアするようになる。その行為がいかに大事な事か!と気づかせてくれたBLUE GIRL。   逆にあまり時間がかからなかった曲は「カランコエ」。曲のイメージが掴みやすかったのかなと思う。コロナの時期に作った曲で、そう思って歌詞を見ると、そんな感じもするというか。この時代を曲にして残したかった。コーラスが多くてカノを悩ませてしまった代表曲。それが無きゃこの曲の良さは出ないのよ!って歌う度思う。   これが曲になるのか…と不安になった「ame.」。恐る恐るLINEに投げたのだけどレスも早く、いいと思う、やってみよう、と言ってくれた。BLUE GIRLとはまた違ったノリの難しさがこの曲の壁だったと思う。スタジオで演奏する時は、なずなは目を瞑り、カノは床を見つめ、まゆは眉間にシワを寄せ、演奏。そんな3人を見てまた不安になったけど、今ではそれぞれのノリ方で前を向いている。   曲ができた後にテンション上がったのが「ふたり基地」と「hitonatsu」。ふたり基地はスタジオで録音した後すぐスピーカーで流し皆で踊った。こんなに嬉しいと思ってくれるんやワイワーイ!いい時間だと思った。後半は私1人しか踊ってなかったのにそこだけカメラロールに残っている。hitonatsuは、詩が良いねとよく言ってくれて、よく口ずさんでくれて嬉しかった。自分たちの音の位置を、正解なのかは分からないけど沢山考え作った曲で、楽しかったけどヘロヘロになって作った曲でもある。   こんな8曲が揃った『若者日記』。自分たちが若者じゃなくなった時に、これを聴いて、また違った記憶を思い出すかもと思ったら、ワクワクせずには居られないのです。 <ハク。あい(Gt.&Vo.)> ◆1st Mini Album『若者日記』 2022年1月19日発売 PECF-3265 ¥1,980(税込) <収録曲> 1.ワタシ 2.BLUE GIRL 3.本物 4.カランコエ 5.ame. 6.hitonatsu 7.アップルパイ 8.ふたり基地

    2022/01/25

  • SCANDAL
    私が個人的に恋愛において大事だな~と思うことは…。
    私が個人的に恋愛において大事だな~と思うことは…。

    SCANDAL

    私が個人的に恋愛において大事だな~と思うことは…。

     結成15周年を迎えた“SCANDAL”が、2022年1月26日にオリジナル・アルバム『MIRROR』をリリース!昨年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作はメンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けた楽曲も収録されております。アルバムならではの楽曲が多数収録されているのでお楽しみに…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け。今回は第1弾。執筆を担当したのは、ギターのMAMIです。綴っていただいたのは、自身が作詞作曲を手掛けた収録曲「 愛にならなかったのさ 」のお話。みなさんが恋愛において大事だと思うことは何ですか? 是非、自分なりの“恋とは、愛とは”を考えながら、この歌詞とエッセイをお楽しみください。 「 愛にならなかったのさ 」 この曲は「アイボリー」という曲と同時期くらいにメロディーが浮かんで、どっちに先に歌詞をつけるか考えていたところ、たまたまアイボリーの方が先に書けたからボイスメモ(新規録音#58)として眠っていた一曲。   その時はまだどんな歌詞がついてどんなアレンジになるのかも全くの未定で、なんなら世に出ない(メンバーさえ聴いてない)私の中での所謂お蔵入りという形になっていました。   2021年にリリースしたシングル3曲を作っている間にアルバム制作の話が出て、やばい!ストックがない!今からスピードを上げて作らなきゃ!となっていた時にふと思い出したのがこのボイスメモのこと。あれ、使えるかな? とボイスメモを聴き直して、とりあえず弾き語りのデモを作ることにしました(正直これしかまともなメロがなかったというのもある笑)。   このメロが出来た時のことを思い出して、ただアイボリーとは違う内容にしたかったからもうちょっと何かに限定した内容がいいかなーとか考えて。あー、この時期、恋愛に悩んでる友達が多かったなーなんて記憶もあって。しかもその悩みも複雑だったなー、もし私が同じ状況だったらどうしてるかなー、てか私の過去の恋愛どんなだったっけー。とかとかとか…、色々思い返してたらこの歌詞に辿り着きました。   愛とは、じゃないけどそういうのって価値観がそれぞれ違って、どんな時も一緒にいることが大事だって人もいれば、一緒にいられなくても愛情表現が大事だって人もいると思うし、何もなくたって心は繋がっているって思える人もいると思う(その他もたくさんあると思う、報告連絡相談は大事!とか)。   私が個人的に恋愛において大事だな~と思うことは『見返りを求めない、過度に期待しない、思いやりを忘れない』の3つ。もうこれは無償の愛だと思う、私にはできない笑。相手のことを思うなら好き同士別れる理由なんてない。好きな人ができたわけでもないのに。でも見返りを求めるから、期待しちゃうから、なんか物足りないって思うんだろうね。   これを読んでいるあなたは何が大事だと思うのだろう。 私が無償の愛に近づく日はまだまだ遠いな~。。 <SCANDAL・MAMI> ◆紹介曲「 愛にならなかったのさ 」 作詞:MAMI 作曲:MAMI ◆ 先行配信Single「愛にならなかったのさ」  https://jvcmusic.lnk.to/MIRROR   ◆10th ALBUM『MIRROR』 2022年1月26日発売 【通常盤】CD VICL-65653 ¥3,300(税込) 【初回限定盤A】CD+DVD VIZL-2001 ¥4, 400(税込) 【初回限定盤B】CD+雑誌 VIZL-2002 ¥4, 400(税込) 【完全生産限定盤】CD+DVD+GOODS ※豪華 BOX 仕様 VIZL-2003 ¥11,000(税込)     <収録曲> 1. MIRROR 2. eternal 3. 愛にならなかったのさ 4. 彼女はWave 5. 愛の正体 6. アイボリー 7. 夕暮れ、溶ける 8. 蒼の鳴る夜の隙間で 9. プリズム 10. one more time     bonus track 1. Living in the city 2. SPICE ◆10th Album『MIRROR』予約特設サイト https://www.her-label.com/ MIRROR/

    2022/01/24

  • angela
    がむしゃらに足掻いた先にも、息だけして過ごした日々の先にも。
    がむしゃらに足掻いた先にも、息だけして過ごした日々の先にも。

    angela

    がむしゃらに足掻いた先にも、息だけして過ごした日々の先にも。

     2022年1月21日に“angela”がデジタルシングル「ひとひらの未来」をリリースしました。同曲は長編アニメ作品『永遠の831』主題歌。自分は何者で何処に行くのか。葛藤や不安という誰もが持つ感情や、決断し未来を掴んでいく情動が、オリエンタルなサウンドにより深みのある楽曲に仕上がっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“angela”のatsukoによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「ひとひらの未来」に通ずるお話。同曲が主題歌のアニメ『永遠の831』の主人公と自分自身がリンクした部分とは…? 今、夢を追いかけている方。なかなか未来に希望を抱けない方。是非、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 未来は必ずやってくる。それはがむしゃらに足掻いた先にも、 息だけして過ごした日々の先にも。 私は18歳で上京し、就職した。そうしたかったわけではなく、歌手になりたいがためにお金をかけず上京し、音楽活動をするための手段として選んだのが就職だったのだ。   angelaの新曲「ひとひらの未来」は、神山健治監督・脚本の新作長編アニメ『永遠の831』の主題歌である。この作品の主人公も同じように上京し、働きながら大学に通っている。自分が何者であるのか? 何のために生きているのか? 誰もが何度も自問自答したであろうこの難問を抱えて、日々生きている。   今思い返しても、十代、二十代は常に不安を抱えながら自分を探していた気がする。そこがこのアニメの主人公に、私が言葉を重ね合わせた核の部分かもしれない。   日本には四季がある。桜が咲けば新年度とともにいつの間にか始まりの場所に立たされ、そしてあっという間に季節は変わる。花はいつでも勝手に咲き季節を進め、散り際、ほのかな切なさを振りまいていく。   私は、未来に希望を抱けない時間をとても長く過ごしてきた気がする。「歌手になる」なんて夢みたいな夢を追いかけたせいもある。ただ、最後のチャンスだと思った「ひとひら」の出会いを繋いでいけたおかげで今もこうして歌っていられるのだ。   未来に希望を抱けなかった時、そこに色はなかったが、未来に希望を抱いたとき、突如として世界が鮮やかさを増す感覚を覚えた。不安はどんな時でも消えることなく心に住み続けているものの、それを包み隠してくれるのが希望なのかもしれない。   東の方向からやってくる明日は、まだ誰のものでもない。ならば自分のものにもできるはずと信じ、そして動く。全ての未来は、選択と行動の先にあることを大人になっていく段階で少しずつ理解してきた。   選択し、行動することで様々な道が開けていくと、例えテレビやネットで言っていても、その事実をまっすぐに受け入れられなかった若い時代。経験していかないと分からないことは、言葉だけでは伝えるのは難しい。   しかし、音楽は違う。少ない言葉でもメロディーにのせることで、スッと入っていく。耳から、心に。   この「ひとひらの未来」も、やわらかな風のように心にそっと寄り添えたら嬉しい。そして「一歩を踏み出してみようかな」と思ってもらえたならば、この曲を生み出した意味があるのかもしれない。 <angela・atsuko>

    2022/01/21

  • nolala
    この曲がきっと、12月に出すアルバムの代表曲になると思った。
    この曲がきっと、12月に出すアルバムの代表曲になると思った。

    nolala

    この曲がきっと、12月に出すアルバムの代表曲になると思った。

     京都発・スリーピースガールズバンド“nolala”が2021年12月15日に1st EP『sequence』をリリースしました。今作には9月に配信リリースされた「生き辛い世の中だ」を含む全5曲を収録。“私の居場所は音楽のあるこの場所だ”。“人生”を感じさせられる1枚となっております。現在は今作を引っ提げたリリースツアーを全国で開催中!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“nolala”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回が最終回。執筆を担当したのは、メンバーのひな( Dr.Cho.)です。綴っていただいたのは、今作の収録曲 「 生き辛い世の中だ 」のお話。体調もメンタルも最悪だったある日のこと。曲が誕生するまでのエピソードを是非、歌詞と併せてお楽しみください。 確かしんどかったと思う。 朝早いし。 引越し後で部屋汚いし。 生理2日目やし。 結構、何もかもどうでもよかった。 情緒終わってた。 頑張るけど。   機材を抱えて家を出る。 リハーサルスタジオに3人で入った。 千陽ちゃんが新曲を1曲持ってきた。 スマホ画面を見ながら懸命に歌う。 下を向きながら目を瞑って聴く自分に 反して、凝視して聴く美寿々さん。いつも。   やっぱり、この人天才かも。 って曲を持ってくるたびに思ってしまう。   「自分の好き」ぐらい自分で決めるから、 好きじゃなかったら嫌いって言うし、 伝わって欲しいのに、 千陽ちゃんは、「ほんまに言うてる?」って言う。   白か黒。0か100。 ひなの性格なんて知ってるくせに。 それとなく合わせて見るが 何となく上手く行かない。 もっとこうしたら、 みたいなのもこれといって浮かばない。   この部分があのバンドに似ている。 いつもこの構成、コード進行。   この日は、2nd Single "ルームメイト"Relese Tour 2021、奈良編で、奈良NEVERLANDに出演が決まっていたから、ライブのセットリストを一連の流れで通して終了。   結局 曲はボツになった。 てか、した。千陽ちゃんが。 自分が作った曲をボツにできるのも才能だと思う。   時間割いて、 当時の心情を思い出しながら、メロディに乗せて、 それが全部ボツになるって。   自分は、歌うたいじゃないから分からないけど、 組み立てたチャリが誰にも使われずに、 最終廃車になってしまう、的な感覚? まあ、、、、ちがうか   「嘘はつきたくないしな」 口癖のように言ってるから、 何か引っかかる部分があったのかも。 知らんけど。   奈良へ出発する時は、 身体が重かった。 大袈裟に、産まれる?と思った。 こんな情緒で、 お姫様2人の命を預かって、 安全運転出来る自信がなかった。 カメラマン山本寛太に運転を頼んだ。情けない。   一瞬で奈良NEVERLANDにワープして 入りしてすぐにライブのリハーサル。 オープンの時間までの自由時間。 最高のヤニ休憩。 ちなみに、山本寛太には、お礼で水奢った。 水、、、、   「車の中来て」 急に千陽ちゃんからラインで招集され、車へ向かう。 「曲出来たわ!聴いて!」 スマホ画面を見ながら懸命に歌う。 下を向きながら目を瞑って聴く自分に 反して、凝視して聴く美寿々さん。   車の中で20分程度で仕上げてきた曲。 天才なん?やっぱ。 ボツにした曲とは全く違う曲で しかもリハ後に。這い上がる精神、えぐい。   この曲がきっと、 12月に出すアルバムの代表曲になると思った。 し、メンバーも思っていたはず。 いつの間にか自分の情緒は通常運転に。   この情勢のこと、 努力しているのに認めて貰えない、 やりたいことが出来ない、 パワハラ、セクハラ、モラハラ、 障害、セクシャルマイノリティ、外国人 など きっと全人類が感じたことのある気持ちや、生き辛さ。 結論、自分次第なんだ、ということ。   音楽だけで、 人の生活や世界を救うことは出来ない、 だからこそ、生活に寄り添える音楽でありたい。   nolalaの音楽が、あなたの生活の一部になりますように。 「 生き辛い世の中だ 」 生理痛にも効きます。 <nolala・ひな> ◆紹介曲「 生き辛い世の中だ 」 作詞:千陽 作曲:千陽 ◆1st EP『sequence』 2021年12月15日発売 NCJD-10008  ¥1,650(tax in) <収録曲> 1 生き辛い世の中だ 2 天秤 3 piece of 4 大人になったら 5 結び目

    2022/01/20

  • nolala
    誰かのことを分かってあげたい、孤独にさせたくない、味方でいたい。
    誰かのことを分かってあげたい、孤独にさせたくない、味方でいたい。

    nolala

    誰かのことを分かってあげたい、孤独にさせたくない、味方でいたい。

     京都発・スリーピースガールズバンド“nolala”が2021年12月15日に1st EP『sequence』をリリースしました。今作には9月に配信リリースされた「生き辛い世の中だ」を含む全5曲を収録。“私の居場所は音楽のあるこの場所だ”。“人生”を感じさせられる1枚となっております。現在は今作を引っ提げたリリースツアーを全国で開催中!    さて、今日のうたコラムでは最新作を放った“nolala”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第2弾。執筆を担当したのは、メンバーの美寿々( Ba.&Vo.)です。綴っていただいたのは、自身が初の作詞作曲を手掛けた今作の収録曲 「 結び目 」に通ずるお話。傷ついたとき、孤独なとき、たったひとりでも自分のことをわかってくれるひとがいたら…。そんな思いを抱えているあなたに、このエッセイと歌詞が届きますように。 “ちゃんと仕事しています”“しっかり見ています”とアピールするために指示・指導の声が飛ぶような場。どこの職場もそうなんかな? 人の入れ替わりが多いせいでたった数ヶ月で、勤務歴が長い人=ベテランになってしまった。なりたくもない全体を仕切る立場になり、試行錯誤しながらこなす日々。そんな立場になると、できて当たり前。その日その時で状況が違う+次々といろんなことを上から追加され厳しい時ですら、できて当たり前。   ある日、あきらかに無理な時があって、できなくて、叱られた。割ときつめに(全然重要なミスでもないし、過去と同じミスをしたわけでもない)。ご指導を受けたとかそんなありがたい感じではなく、いやーな圧をかけられた感じで。こうすれば良かっただの、こうするべきだっただの。外で見てるだけやからそんなん言えんねん。うち1人が悪いみたいに言ってさあ。   同じ立場の人がいない。1人で抱え込む。 ぐるぐるぐる。 もやもやもや。 ぐさぐさぐさ。 この出来事が私に傷をつける。   ここの長は、私には言ってこないものの、上司に対してきつく荒い言葉 ・嫌味・大きな声を頻繁に飛ばしている。その度に職場全体が縮こまる。今時そんな口調で怒鳴るやついるんやって感じ。 マジでパワ◯ラ。 この環境が私の傷に塩を塗ってくる。   ポジティブな私ですらさすがに気が落ちに落ちきって、心が砂まみれの石に。今にも粉砕しそうな状態だった。   それがある日、私が傷を負った あの日のことを知っている1人がひとこと。   「あれはできなくて仕方なかった」   その言葉を聞いた瞬間、急にどばどば涙が溢れ出てきた。職場の事務所で。大人やから うっ… と抑えて静かに涙してたけど、   「うあああん!そうやんなあああ…!うち、うちが、、!うちが悪いみたいな感じで、、!めっちゃ責められてさああああ…!うあああああん…!!!泣泣泣」   って感じで内心は号泣。 水を得た魚みたいな。使い方違うな笑。   たった1人でも分かってくれる人がいたら、たったひとことでも声をかけてもらえれば、こんなにも救われるんやって。気付いた。実感した。あの日のことを綺麗に消化できたというだけでなく、一瞬にして何かに包まれた感じがした。   仕方なかったよね。 頑張ったね。 今日もお疲れ様。 応援してるよ。   そう想われているというだけで、自分自身はなにもしていないけどHPを保っていられる。自分も誰かのことを分かってあげたい、孤独にさせたくない、味方でいたい。   1st EP『sequence』を作るにあたって、nolalaの美寿々として初めて作詞作曲をすることになったわけですが、どんな曲を書こうか考える間もなく自然とこの気持ちが溢れ出てきて歌詞にしました。   ライブでみんなに歌いたい。 曲を聴いて、心に、御守りにでもしてほしい。   タイムリーに今感じている想いと、そもそも私がなんで音楽をしているのかという核心部分の想いをも同時に詰め込むことができた、初めての作品に相応しい曲になったと思います。   「 結び目 」/nolala   <nolala・美寿々> ◆紹介曲「 結び目 」 作詞:美寿々 作曲:美寿々 ◆1st EP『sequence』 2021年12月15日発売 NCJD-10008  ¥1,650(tax in) <収録曲> 1 生き辛い世の中だ 2 天秤 3 piece of 4 大人になったら 5 結び目

    2022/01/19

  • nolala
    バンド人生の終幕まで残り4ヶ月となったところで急に光が差した。
    バンド人生の終幕まで残り4ヶ月となったところで急に光が差した。

    nolala

    バンド人生の終幕まで残り4ヶ月となったところで急に光が差した。

     京都発・スリーピースガールズバンド“nolala”が2021年12月15日に1st EP『sequence』をリリースしました。今作には9月に配信リリースされた「生き辛い世の中だ」を含む全5曲を収録。“私の居場所は音楽のあるこの場所だ”。“人生”を感じさせられる1枚となっております。現在は今作を引っ提げたリリースツアーを全国で開催中!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“nolala”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第1弾。執筆を担当したのは、メンバーの千陽( Gt.&Vo.)です。綴っていただいたのは、バンドを辞めようと思っていた頃から、今作 『sequence』にたどり着くまでの想い。そしてこれからへの意志。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 バンドは、もう辞めようと思っていた。 いつからだろう、ここ最近の話ではなく もう2年くらい前からかなぁ。   好きな人を追いかけてギターをはじめ 元彼を見返すために曲を書き ずっとバンドに夢中だった。 特にここ数年は特別ハードなスケジュールで日々を過ごし 自分なりに精一杯、本当に精一杯頑張っているつもりだった。   でも売れていく後輩、 それと反するように評価されなくなっていく自分の曲。 正直、恥ずかしかった。 プライドはもうズタボロだった。   バンドを辞めない私に痺れを切らした親に家を追い出され 自分の気持ちを伝えられずメンバーとも距離ができ 曲が書けなくなり心が限界に達した時 「バンドを辞めたい」 そうメンバーに伝えた。   了承は得られなかったものの、 自分の中では終わるための活動が始まる。 「私にはもう何も残らない」 「頑張ってきたものが全て無になる」 そんなことを思いながら バンド人生の終幕まで残り4ヶ月となったところで 急に光が差した。   「私たちの事務所と一緒に頑張っていきませんか」   すぐに受け入れることが出来ず 私はとにかく辞めるための理由を探す。   自分の年齢 自信 親の反対 環境 辞める理由は十分に集まった。   でも ここまで頑張ってきたこと メンバーの想い 支えてくれた沢山の人の言葉 そして自分の夢 全てが気持ちを引っ張っていく。   四六時中考えた。 悩んだ。 食事が喉を通らない というかそもそも食事という存在を忘れるほど とにかく悩み、悩んだ。   本当にこれでいいのか ここで終わってもいいのか 辞めようと思った直前に事務所から声がかかるなんて そんな奇跡のようなことが起きているのに。 続けられる方法はあるんじゃないか そもそも 自分が辞めたい理由って本当はどれなんだろう? ひとつひとつ洗い出した。   そして結局 「言いたいことが言えない」 それにより心に溜まった沢山の石を 抱えられなくなったからだ ということに気づいた。   全ては自分自身の問題で それを隠すために環境や親のせいにして 辞めようとしていたんだ。 メンバーや支えてくれたみんなの気持ちも考えずに。   私はもう一度この光を背に 夢を追いかけることにした。 メンバー一人一人に気持ちを伝え 前より一層固い絆になったことを確信した。   待たせてごめん。 もう一度頑張ってみたい。   そこから、再スタートに向けて曲作りが始まる。 『sequence』 ここから私たちは再び出発します。 親にはまだ、言えていない。 < nolala・ 千陽> ◆1st EP『sequence』 2021年12月15日発売 NCJD-10008  ¥1,650(tax in) <収録曲> 1 生き辛い世の中だ 2 天秤 3 piece of 4 大人になったら 5 結び目

    2022/01/18

  • Ms.OOJA
    心のドアをひらいていれば、会えない人にもきっと会える。
    心のドアをひらいていれば、会えない人にもきっと会える。

    Ms.OOJA

    心のドアをひらいていれば、会えない人にもきっと会える。

     メジャーデビュー10周年を迎え、2022年3月27日(日)に初の日本武道館単独公演開催を発表した“Ms.OOJA”が、2月16日にベストアルバム『10th Anniversary Best ~私たちの主題歌~』をリリース!1月16日には先行配信シングルとなる新曲「Open door」をリリースしました。ドラマティックでどこか懐かしさを感じさせるサウンドに、Ms.OOJAの伸びやかでエモーショナルなヴォーカルが印象的な楽曲で、これまでとこれからの決意を感じるメッセージが込められた1曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“Ms.OOJA”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 Open door 」のお話です。Dr.R Sakaiと麦野優衣とのコライトによって制作され、歌詞ははるか遠い宇宙をさまようような感覚で生まれたという楽曲。あなたにとってのたくさんの愛を、もう会えない誰かを、思い浮かべながらこのエッセイを受け取ってください…! みなさま、こんにちは。Ms.OOJAです。2022年ですね、、、ついに2022年になってしまいました。未来は必ず今になってそして過去になる。そうはわかってはいても、ついに来てしまったか、、、と身が引き締まる思いで2022年を迎えました。   そうです、3月27日(日)、Ms.OOJA初の日本武道館単独公演がついに迫ってきたからです。ゲストも続々と発表になり、具体的にいろんなことが進んで来て、さらに頑張っていこうという気概に満ちた思いであります。   そんな中、1月16日にリリースされたのがMs.OOJA連続配信第12弾の新曲「Open door」です。10周年企画ということで昨年の2月16日から毎月様々な弾を打ち続けて来たMs.OOJAですが、この曲はまさに今、そしてこれからの私を表現した曲になりました。   昨年12月にリリースされた「Who Are You」と同時期に制作をしたんですが、「Who Are You」がコンセプチュアルな楽曲だったのに対して、「Open door」は本能的に書いた曲と言えます。   今作は数々の曲を生み出して来たDr.R Sakaiと麦野優衣とのコライト。制作時、スタジオに入るまでに「こんな曲作りたい!」というイメージをして入る時もあれば、全くノープランでスタートする時もあって、「Open door」は後者でした。   近年の制作は「普遍的である」ということを大切にしています。しかし普遍的と言ってもその感覚は人それぞれ。あくまでも自分の中の普遍性というものを軸にしながら、決してひとりよがりにならない音楽を目指しています。 その軸がピタッと合うこのお二方との制作はいつも楽しく、その能力の高さと音楽に対する情熱に助けられてばかりです。   そんな信頼できる二人との制作だったこともあってか、私の意識はこの時はるか遠い宇宙をさまよっていたような感覚があります(笑)。歌詞を書いていると、思考より先に無意識が言葉を紡ぐことがあって、この時もメロディーが出来上がる前に冒頭の<立ち止まり足元を見れば 曲がりくねった道の上 守れなかったものたちとも どこかでまた会えると>、 <冷たい水の中を泳いで 感覚さえなくしたまま 見つけたぬくもりに生きていく 強さを感じていた>の部分を、宇宙をさまよいながら(笑)、自身のPCに打ち込んでいました。それが酒井さんの作ったトラックと麦野ちゃんが生み出したメロディーにピタリとハマったのです。なにか運命的なものを感じました。   2021年9月に長年一緒に暮らしていた愛猫が天に召されました。私のすべてのような存在でしたから、深い悲しみに暮れ、大人になって初めて声を上げて泣きました。その深い悲しみの底まで落ちたときに、何かあたたかなものに触れた気がしました。   それは今までその子がくれたたくさんの愛でした。姿形はなくても数え切れないほどの場面が私の中で生き続けていました。そして悲しみは幸せだったことの証なのだと気付きました。たくさんの愛が私の人生には満ちていて、まさに消えない歌のように響き続けている。愛猫が残した悲しみはそう優しく教えてくれました。   心のドアをひらいていれば、会えない人にもきっと会える。無意識が紡いだ言葉が私の思考を越えて未来に繋がっていく。その扉の向こうはきっと光で満ち溢れている。   「Open door」一人でも多くの方の心の支えになれたら嬉しいです。 <Ms.OOJA> ◆紹介曲「 Open door 」 作詞:Ms.OOJA・Yui Mugino・Ryosuke“Dr.R”Sakai 作曲:Ryosuke“Dr.R”Sakai・Ms.OOJA・Yui Mugino

    2022/01/17

  • LACCO TOWER
    優しくて痛くて意味のある嘘を。
    優しくて痛くて意味のある嘘を。

    LACCO TOWER

    優しくて痛くて意味のある嘘を。

     2021年12月8日に“LACCO TOWER”がニューアルバム『青春』をリリースしました。すでに発表されている「閃光」「無戦無敗」「罪」「化物」「約束」をはじめ、タイトル曲「青春」を含む新曲7曲が加わった全12曲が収録。レコ発全国ワンマンツアー<青春旅行>も開催!2022年1月15日、ホームの群馬・高崎clubFLEEZ公演を皮切りにスタート!    さて、今日のうたコラムでは最新作をリリースした“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイをお届け!今回が最終回。今作の収録曲「 嘘 」に通ずるお話です。彼がずっと後悔しているあの日の嘘。みなさんは誰かのために嘘をついたことはありますか? 一体それはどんな意味を持ちましたか…? 是非、そんな記憶も思い浮かべながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 吐息が形を作る冬。この季節になると思い出す。 あの時をずっと後悔している。   私は学生時代、バスケットボール部に所属していた。当時、流行真っただ中にあった『SLAM DUNK』の影響をもろに受けた我々世代の8割強の男子は、中学に上がると同時に「流川になりたい」という夢を思い描いたに違いない。私もその一人だった。   新1年生部員は皆仲が良かった。初めての先輩、初めての後輩、初めての練習試合、初めての遠征、勝利、敗北。その全てが純粋で無垢できらきらと輝いていたかのように思う。   皆小学生に毛が生えた程度の年齢だ。仲の良いメンバーでも当時からちょっとした喧嘩や、なんとなく話さなくなる事はちらほらあった。ただやはり皆仲は良かったように思う。そんな学生生活を1年ほど送っていたある日、何がきっかけかは分からないが、バスケットボール部でいつもつるんでいたメンバーの一人が顔を見せなくなった。次第に放課後会う事もなくなり、皆連れ立って買い物に行く事もなくなり、次第に彼の悪い話が耳に入るようになった。しかも何か悪い事をした話ではない。なんとなく「うっとうしい」と思われているようなのだ。   中学校から少し歩いた所に、我々がよく溜まっていた公園があった。マンションのふもとにあるその場所は、この辺りでは珍しくネットの張られたバスケットゴールを有するハーフコートと、そのネットをハーフラインから見つめるようにトーテムポールが立っている奇妙な場所だった。その公園のあるマンションに、彼は住んでいた。   いつからだろうか、そういえば彼がコートに来る事はなくなり、その場所に彼がいた事を噂で聞くようになり、その頃にはほとんど彼とは話さなくなっていた。そんな折、たまたま彼と出くわす機会があった。冬休み直前、私は彼女と待ち合わせをして下校した。その帰り道だった。彼はおもむろに   「、、なぁ、みんなからなんか聞いてる?」   と私に話しかけた。   今思えば、彼の「なんか」には恐らく色んな意味が含まれていただろう。 「俺の事悪く言ってる?」 「皆どんなかんじなの?」 「何かした?俺」。   でも私は   「んー、、。知らんよ?」   と適当な返答をした。恐ろしく曖昧で意味のない保身に溢れた嘘を。   あの日からこのコラムを書く今日現在まで、正直彼の事は忘れていた。ただ今になって、あの時の嘘が酷く恥ずかしい。何と無責任に酷い事を言ったのだろうと。   自分自身が痛みを伴い、相手に優しさを与え、それが何かの意味になる嘘を、私は今までいくつついてきたのだろう。消えると知って燃やすマッチは、それでも一瞬の暖かさを与えてくれる。真冬の空の下で、私は彼にマッチどころか毛布を掛ける事さえしなかった。自分自身が凍えてしまうような気がしていたから。   誰かの為につく嘘は、果たしてただの嘘なのだろうか。それとも一筋の光を見せる励ましや優しさなのだろうか。願わくば、どうかこれから先は、私自身、後者のような嘘をつけるようになりたいと思うのだ。     全3回の「青春」コラム。乱文駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。皆様の青春が素晴らしいものである事を心から願っています。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 嘘 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆ニューアルバム『青春』 2021年12月8日発売 <収録曲> 1 青春 2 化物 3 証明 4 嘘 5 閃光 6 独白 7 口紅 8 罪 9 渦巻 10 約束 11 無戦無敗 12 雪

    2022/01/14

  • 古川本舗
    曲を作るときの作詞の段取りについて話してみようと思います。
    曲を作るときの作詞の段取りについて話してみようと思います。

    古川本舗

    曲を作るときの作詞の段取りについて話してみようと思います。

      2021年11月24日に“古川本舗”が新曲「Ordinaries feat.古川亮」を配信リリース。楽曲制作、MV制作、ジャケット制作など多岐にわたる創作活動をするマルチクリエイター・フルカワリョウによる音楽プロジェクト・古川本舗。5年の沈黙を破り、活動再開した古川本舗の復帰後3曲目となる「Ordinaries feat.古川亮」は、何気ない、いつもの日常を“古川亮”自身の声で奏でる1曲となっております。  さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“古川本舗”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作「 Ordinaries feat.古川亮 」に込めた想いと、自身の作詞工程についてのお話です。歌詞が完成するまでの9つの手順を是非、今作と併せて、お楽しみください。 あけましておめでとうございます。古川です。   昨年6年ぶりに活動を再開しました。活動を再開してから早1年。個人事務所を立ち上げ悪戦苦闘しつつ、今日もドタバタしてます。   昨年11月の終わりに、復帰後三曲目となる楽曲「 Ordinaries feat.古川亮 」をリリースしました。活動再開前は割と歌詞に関しては、曲の世界の中で完結するのが望ましいと思って作っていましたが、この曲あたりから、少しずつ、「どう日常や普段の生活と接点を持たせるか」みたいなことを考えるようになりました。なんとなく古川の曲としても不思議な立ち位置な曲になった気がしています。是非聞いてみてください。     さて、今日は歌詞エッセイということで、何について書こうかなあと思ったのですが、普段曲を作るときの作詞の段取りについて話してみようと思います。     作詞に関しては、通常まず、譜割りに合っている気持ち良さを担保するところから始まります。譜割りに無理がある曲ってどうしても聞いてても歌ってても「?」と思う瞬間があります。   例えば、どうしても4文字(4音)必要な歌詞があったとして、そこに3文字の歌詞を詰め込むような場合です。   ◎おにぎり ×うどおん   どんな歌詞やねんと思われそうですがたとえ話です。この場合どうしても「うどん」というワードを使いたい場合、母音を無理やり伸ばして譜割りに合わせるのですが、基本的にはこういうことにならないように作詞する、ということが大事だ。ということです。   とはいえ、最初からそんなことを考えるわけではありませんし、そううまくもいきません。ので、自分では作詞の際、ある程度作業をフォーマット化して行っています。僕は曲と詞だと完全に曲が先なので、以下のような手順で作詞をしています。   1.ある程度、弾き語れるところまで曲を作る。 2.英語とも日本語とも取れないような謎言語で弾き語り、録音。 3.②の中で意味が通る文章、単語をピック 4.そこから膨らませて文章作成。この時点では譜割りは一切無視。 5.譜割りに当てはまるように修正。 6.特徴的な文言などを言い換えたり、置き換えたりして修正。 7.文章として成立するように感嘆符、句読点などを追加。 8.再度弾き語り、録音して違和感なければOKとする。 9.次の日聞き返して捨てる。   ⑨にたどり着かないようにゴールするのが望ましいですが、そんな甘い話はなかなかないですね。   上の手順の中でポイントになるのは③の工程です。適当な言葉で唄いながらメロディをなぞることを何回か繰り返す。1ワードくらいはメロと歌詞が劇的にハマる単語や文章が出てくるものです。僕はこれを「曲が呼んでいるワード」ととらえていて、基本的にそこから膨らませて歌詞を作る、ということをしています。なので、テーマを決めて書く、とか対象を決めて書く、ということはあまりありません。   話が前後しますが、1つずつ説明しますと、   1.ある程度弾き語れるところまで曲を作る。   言うまでもありませんが、作っているものは詩ではなく歌詞なので、最終的に曲にならないと話になりません。まずは歌メロを仮でもいいので確定させ、歌える状態にする。というところから始まります。最終的に歌詞を優先してメロを変えることもたまにあります。   2.英語とも日本語とも取れないような謎言語で弾き語り、録音。   歌詞エッセイでいうようなことではないですが、基本的に英語だろうが日本語だろうがどっちでもいいと思っています。重要なのは歌として発声した時の気持ち良さ、みたいなのが最上位のプライオリティだ、ということです。   たまに一部、英語歌詞はかっちょよくない、というような話を出してくる人もいたりします。作詞をしている方全般にお伝えしたいのですが、そういう手合いは一切無視でOKです。ただ、英語なら英語、日本語なら日本語で統一されている方が、歌のリズム的には正しくなり、気持ち良さ的には上がるのではとは思います。   3.②の中で意味が通る文章、単語をピック   上で書いている項目です。これが出てこなかったら①に戻ります。どうしても出てこない場合はお蔵になることが多いです。   4.そこから膨らませて文章作成。この時点では譜割りは一切無視。   この時点で譜割りを考えだすと、所謂「ダサい歌詞」になりがちな気がします。この工程で作るのが「世界観」と呼ばれるものの正体かなあと思っています。世界観、というとらえ方とはあまり好きではないので、そこの良し悪しについて特別気にすることはないですが、曲の雰囲気と、この段階での文章の雰囲気が一致しているか、は気にします。   5.譜割りに当てはまるように修正。   ここは割と機械的にやります。文字数を数えてあってるかどうか、母音伸ばしてみたいなのをやってないか、みたいなことをチェックして潰す作業です。ただ、全くなければそれでよいというわけでもないので、ワードのハマり的に問題なければ残したりもします。   6.特徴的な文言などを言い換えたり、置き換えたりして修正。   ここには割と時間をかけます。歌詞の個性を作るパートだと思っています。「Ordinaries」で言えば<溜息を燃やす>などの表現ですが、あえてダサいワード(ブラリと歩いた等)なんかを入れたりもします。読んだ時に「ん!」か「ん?」と思わせたら勝ちです。   7.文章として成立するように感嘆符、句読点などを追加。   ここは僕の個性となるところなような気がしますが、歌詞ができたら必ずこれはします。文章としての美しさ、みたいなものが生まれているかどうかを確認するための句読点と、音だけで表現しきれない歌詞の感情みたいなものを表現するための感嘆符の位置づけです。   音だけで表現すればよいのでは、と思われそうですが、自分の中では音は音として表現する領域があり、歌詞は文章として表現する領域があって、その二つは必ずしも一致している必要はないと思っています。一致していてもしていなくても別の深みの出方がある、という認識です。   8.再度弾き語り、録音して違和感なければOKとする。   本当はここに最終工程として「一度歌詞カードを作る」があるのですが、それはどちらかというと個人的な趣味みたいなものなので省きます。文章としてレイアウトした時にカッコいいかどうかを見ます。何が基準で良し悪しが決まるのかは自分でもよくわからないです。     9.次の日読み返して捨てる。   8割こうなります。こうならないように頑張ります。       というような段取りで古川の歌詞はできております。ポイントとなるのは「表現したい内容」が先にある、というわけではなく、ぼんやりと「表現しようとしていることに形をつけていく」作業工程だ、ということでしょうか。   その結果、出来上がったものが何を表現するものと呼ぶのがふさわしいか、みたいなことを考えて、修正したり加筆したりするようにしています。   そして今回、11月にリリースした曲「Ordinaries」が表現したのは「日常」でした。なんでもない一日が素晴らしい、というような含蓄のあるような話でなく、「きょうは なんか ふつうの ふつうの ひ でした。」というだけの曲です。それを素晴らしいと思うか退屈だと思うかはわからないですが、少なくとも悪い日ではなさそうです。そういう一日に少しだけ光と色を添える楽曲であればと願います。 <古川本舗> ◆紹介曲「 Ordinaries feat.古川亮 」 作詞:古川本舗 作曲:古川本舗 

    2022/01/13

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