さよなら さよなら千堂あきほ | 千堂あきほ | 枯堂夏子 | DICK LEE | 棚橋信仁 | さよなら さよなら 肩を並べて歩いた さよなら さよなら いつものように 星を見つめながら ねぇ 不思議ね きっとふたり 甘い恋をしてるよう 時は流れるけど 心は傷つくけど ふたりの歩幅はまだ変わらない 同じ星を探す あなたの名前さえも きっと二度と呼べないのに さよなら さよなら あしたも晴れるねとつぶやく さよなら さよなら ふたりにはもう あしたは来ないのに 幾ら同じ時を過ごし 誓い合って歩いても さよなら 人生は このまま まだ続くわ まるでなにも起こらなかったように 今隣で歩く あなたの名前さえも きっと二度と呼べないのに |
ドレスの数だけスキャンダル千堂あきほ | 千堂あきほ | 枯堂夏子 | DICK LEE | 上杉洋史 | そうね全部 根も葉もない 嘘だとは 言わないわ いい女が 歩けばそりゃ 砂漠にも 花が咲く ナルシスも羨む この美貌が 事件を起こすだけだわ 聞かせて What's new?! 私の噂を そうよ 世紀のジゴレットよ私 教えて What's new?! ハデなスキャンダル ドレスの数だけ噂がなきゃ 女じゃない そっと視線 交わすだけで ジェラシーを 巻きおこす もしも指で キスを投げりゃ 戦争が 始まるわ エロスさえ虜にしてしまった 運命がいけないのよ 聞かせて What's new?! 悲劇も喜劇も 世界をまたぐジゴレットよ私 教えて What's new?! もっとスキャンダル ルージュの色だけ噂がなきゃ 女じゃない オナシスも贅沢過ぎるという 生き方がしたいだけよ 聞かせて What's new?! 嘘でも本当でも 嵐を起こすジゴレットよ私 教えて What's new?! ハデなスキャンダル ノベルの数だけ噂がなきゃ 人生じゃないわ |
!OLE MACHO!C.C.ガールズ | C.C.ガールズ | 枯堂夏子 | JOEY CARBONE | | (A...Arriba!) ずっと待っていたのよ 地球がダメになりそうよ ああ 逞しい腕に 正義が蘇る! Ole MACHO! 見せてよ Ole! 男を Ay ay...! Ole MACHO! 優しさなんか 捨てていい Ole MACHO! 立ててよ Ole! 力を Ay ay...! Ole MACHO! ヤワな男を やっつけて 言葉並べたてても イライラするだけなのよ ああ 迷ってばかりの 男を片付けて! Ole MACHO! 愛して Ole! 腕ずくで Ay ay...! Ole MACHO! 理由なんかは 言えなくていい Ole MACHO! 男と女が 五分なら Ay ay...! Ole MACHO! 強くなければ 惚れないわ ああ 強い男よ あなたが一番よ Ole MACHO! Buena Suerte! Te quiero mucho...ay ay... Ole MACHO! Que tenga suerte! Venga, mi corazon! Ole MACHO! Buena Suerte! Te quiero mucho...ay ay... Ole MACHO! Que tenga suerte! Venga, mi corazon! |
氷の国少年隊 | 少年隊 | 枯堂夏子 | 西司 | | 眠らない都会(まち)に 別れを告げ 北の国へと 飛び立つ 氷河の街の 低い空が 悲しみを そっと 包む くずれ落ちてく 氷のかたまり つみかさねた 嘘を 嘲笑(わら)うように 早すぎた時間(とき) はしゃぎすぎた夜 すべての 音が消える 氷の国 突き刺す寒さは 温りきった 哀れみを 寄せつけない 地平まで続く 白い道に 疲れてた心が 目覚めた 狭すぎる都会(まち) 遠すぎる明日(あした) こぼれ落ちた やさしさ 取りもどせ かすかに聞こえた 低い笛の音 遠い記憶 かすめる 氷の国 吹雪がけむる 嵐(かぜ)が泣きさけぶ むなしい言葉たちが 消えていく 遠く残した あなたの涙が 胸を あたためている 氷の国 |
WORKING WOMAN少年隊 | 少年隊 | 枯堂夏子 | 西司 | | 男がいつでも落ちると 思ってちゃ間違いだぜ 冷めた目やアンクレットじゃ なにも働きはしないさ すべてを手にして 高笑いしてた 愛の女神たちが 倒された 覚えてるはずだろ 恋に手を抜いちゃいけないと あきらめのよさだけ 売りものにしてくつもりかい YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU'RE A WORKING WOMAN YOU'RE A WORKING WOMAN TO BE YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU'RE A WORKING WOMAN YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU ARE! 女がなにより強いと 信じてちゃ手遅れだぜ わがままもスネた仕草も ほら 魔力が薄れてる 女と男が 命を賭けてた 謎解きのゲーム 投げだした 見せつけておくれよ あの頃の焼けつくパワーを しらけた顔をして 目の前を通りすぎるのか YOU'RE COOL, WOMAN! YOU'RE COOL, WOMAN! YOU'RE COOL, WOMAN! YOU ARE! YOU'RE COOL, WOMAN! YOU'RE COOL, WOMAN! YOU'RE COOL, WOMAN! FOR WHAT?! 覚えてるはずだろ 消えそうな恋に叫んでた あの頃の涙を もう一度煮えたぎらせてよ YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU'RE A WORKING WOMAN YOU'RE A WORKING WOMAN TO BE YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU'RE A WORKING WOMAN YOU'RE A WORKING WOMAN TO BE YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU'RE A WORKING WOMAN YOU'RE A WORKING WOMAN, YOU ARE! |
貧乳狂詩曲柴田浩之 | 柴田浩之 | 枯堂夏子 | 岡素世 | | 模様のない 服を 着てると いつも どっちが 前なのか わからない うつ伏せの まんまで 寝ている方が 肩甲骨の 分だけ 盛り上がる 蚊に 刺されちゃった ときのほうが まだ 腫れるもんだけどな バンドエイド ふたつで ブラジャーに なる 男湯に 居たって 気づかれない 注射の 痕だって ちょっとは 膨れる ツベルクリン反応なら 陰性だね だけど だけど ボク ホントの 気持ちを 告白しちゃうとね 貧乳 微乳 ドキドキしちゃうのさ ホントは 貧乳 微乳 よだれが出ちゃうのさ ぐししっし 巨乳なんて どこがいいのか タダの 肉の塊 悲しいほど 平らな オソマツな胸 好きだよ 胸を 大きくする 通販グッズ 隙間 ありすぎて 吸い付かない マッサージだってした 体操もした 青ヒゲ薬局 行ってもみた お百度 踏んで 滝に 打たれて 絵馬にも 描いたよ ダーウィンも 驚く 進化なのかな 哺乳類とは もう 思えない 一流の 大工が カンナ かけても そこまでは まっ平らに 削れない だけど だけど ボク いつでも ひそかに 見守っているのさ 貧乳 微乳 クラクラしちゃうのさ ぐひひっひ 貧乳 微乳 ムラムラきちゃうのさ うひょひょっひょ 大平原に 抱かれながら 地平の果て 夢見る 「平らなものフェチ」かも 魚なら 平目好きさ 貧乳 微乳 ホントは 萌え萌えさ うししっし ペチャパイ 素胸(ソムネ) まな板 滑走路 どひゃひゃっひゃ のしイカに 関東平野 ベニヤ板に 下敷き スケート場 焼き海苔 たまらんぜ たたみいわし |
鷲羽の子守歌小林優子 | 小林優子 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | 長岡成貢 | 芽生えたばかりの 木の芽でも 生まれたばかりの すい星も 知っているのよ はるかな昔を 宇宙が生まれた 時のことを 何億通りの 偶然と 何億世代の 愛情を すべて集めて 生まれてきたこと そうね あなたは 知っているのね 眠れよ 眠れよ はるかな 夢見て いつまでも 忘れないでね 遠い あの日の 記憶を つぶらな瞳も その指も はじめて会うのに 懐かしい 笑顔見せても 泣き声あげても みんなが あなたに 夢中なのよ 眠れよ 眠れよ やさしい夢見て いつの日か 忘れかけてた 本当のことを 教えて 眠れよ 眠れよ はるかな 夢見て この腕に 抱かれることを 選んだわけを 教えて |
不器用じゃなきゃ恋はできない小桜エツ子・井上喜久子・夏樹リオ | 小桜エツ子・井上喜久子・夏樹リオ | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | | 熱いまなざしも 約束のことばも 上手いキスも 恋にはいらない 青い空を見て「きれいだね」と言える キミの素朴さ 好きよ なにげなく 目が合えば 気まずくて 下を向く それが ほんとの恋だね 不器用じゃなきゃ 恋はできないわ… 近づくほど 冷めるもの だからね もどかしさが 恋なのよ うまく伝えられない せつなさが いいのよ 抱きあってみても 誓いあってみても いつか 退屈に なるだけだわ 同じ風の中 ただ歩いていたい なにも 確かめないで 手が触れた 瞬間に ほっぺたが 熱くなる そんな ふたりでいたいの 不器用じゃなきゃ 恋はできないわ 手に入れたら 消えるもの ドキドキしてるいまが 恋なのよ いつまでも 届かない せつなさが いいのよ 不器用じゃなきゃ 恋はできないわ… 近づくほど 冷めるもの だからね もどかしさが 恋なのよ うまく伝えられない せつなさが いいのよ |
ちょっと無口な女の子小桜エツ子 | 小桜エツ子 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | だれもよく わたしのこと 知らないけれど 本当は こう見えても女の子なの かわいい 小猫のようでも 本当は 強いのよ 突然 変身しちゃうのよ とても不思議な生き物 ペットにも マシーンにも お好みしだい 永遠の謎の旅に 連れてったげる ミャミャミャミャミャミャーミャー 気づいてね わたしとても 無口だけれど 男の子よりも ずっと 大胆かもよ やさしい 猫撫で声でも スゴイことも いうのよ あなたが 気づいてないだけよ ボヤっとしてちゃ ダメだわ 堅いけど 柔らかいの あなたしだいよ 複雑な 女心 わかってほしい ミャミャミャミャミャミャーミャー 温泉が大好きなの 連れて行ってね いつだって 一緒じゃなきゃ ふくれちゃうのよ 放っておくと 知らぬ間に パワーアップしてるわ 戦争だってやっちゃうかも きっと 大怪我するわよ ミャミャミャミャミャミャミャミャー 本当のことは 何も 言わないけれど 複雑な女ごころ 気づいてほしい ミャミャミャミャミャミャーミャー わがままで 愛らしくて 憎めないのよ わたしこそ 女の子よ わかってほしい ミャミャミャミャミャミャーミャー |
BOYS BE FREE!小桜エツ子 | 小桜エツ子 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | 魔法使いが あなたを 女の子に 変身させても わたし 平気よ いままでどおり きっと あなたが 好きでいられる おそろいの リボンつけて おしゃれを しましょ いまよりも もっと なかよくなれる そんな気も するわ 大好きよ 強くなくても 大好きよ ガンバらなくても 守って欲しい わけじゃないわ あなたと ただふたり いっしょに いるだけでいい 大きな 敵と 戦っているような 鋭い目は イヤ 甘い夢 見て トロンとしてる そんな 瞳が とても 好きだわ しなきゃいけないことなど この世に ないわ 優しさが なければ 自由になる 資格はないのよ 大好きよ エラくなくても 大好きよ 負けてばかりでも 勇気も 力も いらないわ あなたと いつまでも なかよくしていたいだけ 大好きよ 強くなくても 大好きよ ガンバらなくても 大好きよ エラくなくても 大好きよ 負けてばかりでも |
Pasera国分寺こより(大谷育江) | 国分寺こより(大谷育江) | 枯堂夏子 | 高木隆次 | | ちょっとだけ あなたに見せたい わたしの 秘密の部屋 あなたがまだ 見たことないわたし そこには 暮らしている 優しすぎる あなただから 伝えられない イケナイ夢 世界中に 見せたくて 電子の海 泳ぎ着いた 仮想の岸辺 本当の わたしがいる 大好きな あなたの前では ウブに なりすましちゃう そんなわたし イヤになる夜には この部屋に 来ているの 知らず知らず 重ねていた 空しい嘘を 闇のかなた 時の渦に 投げ捨てて なにもかもを あなたの目に さらけ出したい この部屋で 愛されたい 言葉よりも 笑顔よりも 伝えてみたい 不確実な 現実から 抜け出して 色とりどり まとっていた 哀しい嘘を 脱ぎ捨てた わたしがいる 波を超えて 網を潜(くぐ)り 探し当ててね 流砂の粒 記号の雨 駆け抜けて 闇の回路 指で探り 鍵を壊して この部屋に 辿り着いて |
恋はDISCOMMUNICATION菊池正美・折笠愛・高田由美・横山智佐・水谷優子・小林優子・小桜エツ子 | 菊池正美・折笠愛・高田由美・横山智佐・水谷優子・小林優子・小桜エツ子 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | 流れ星が 光れば 願いごとが かなうのよ 短冊を 笹につけ お空を 見上げるの 赤い靴下 かぶって 眠れば いいことあるのさ ねずみ小僧が 夜中に 小判を くれるのさ 宇宙のひとたち なんだか 誤解しているよ いいのよ誤解があるほうが 恋は 楽しいのよ もめごとだけ おこさないで きょうは Happy Xmas! Merry Xmas! いちばん愛する ひとに いばらの冠 かぶせて 体中 トゲさせば 悪霊も 逃げるわ プルトニウムを 燃やして ツリーを 照らしましょうか ミサイルを 打ち上げて 雪を 降らせましょか 宇宙の人たち 過激に 誤解をしてるよ 誤解は そっとしとくほうが 恋は にぎやか 不吉な予感が 走るよ クリスマスなのに 未来は 気にしないほうが 恋は ステキなのよ 火の元だけ 気をつけてね きょうは Happy Xmas! Merry Xmas! にんじん いっぱいたべたい クリスマスだから いっしょに おねんねしましょね クリスマスだから こどもは ひっこんでなさい クリスマスだから 年増も すっこんでろよな クリスマスだからさ もめごとだけ おこさないで We wish you a Happy Xmas! Merry Xmas! |
上野の恋の物語菊池正美・折笠愛・高田由美 | 菊池正美・折笠愛・高田由美 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | 町の寂しい 露地裏に 情け無用の 通り雨 似た物どうしの ふたりだから ついてない日もおんなじね あなたは競馬 キミはパチンコ ふたり揃って 負けたのね ガード下で 雨宿りしましょ 山の手線が 通るたび あなたの声が 聞こえない せめて一杯 カップ酒 最後のコインで 買いましょう わたしが10円 僕が50円 ふたりあわせて 60円 電車賃さえ 残ってないのね ジャマイカあたりの おじさんが 貸してくれた 紙ぶくろ 人の情けが 身に染みる まだまだ捨てたもんじゃない あなたは新聞 君はダンボール ふたり一緒に 眠りましょ 雨が上がれば 星空の屋根さ |
きみのキャロットケーキ菊池正美 | 菊池正美 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | はじまりは 雨降る街 雑誌をかざし 歩くキミを見て 僕が声かける そして優しく傘を差し出す 「公園に 行きましょう」と ロマンチストの乙女が言うのさ そして花を摘み 愛の記念と 僕に手渡す あー 「日曜日 美術館に いっしょにいきませんか」と はにかんで彼女が 僕のこと誘う いつの日か やってくるのさ 見えるのさ 瞳閉じれば ドタバタのキミたちと違う 本物の天使が僕に 恋するのさ キミの部屋 ふたりきりで キミがつくった キャロットケーキを なかよく食べたら キミのアルバム 見せておくれよ あー これからは キミの横に 僕も写るんだねって 言えば 彼女はもう ホロリとくるのさ 嵐にも風にも負けず 嫉妬にもねたみにも負けず 喧嘩とか浮気もせずに 愛しあう そんなふたりに なりたいのさ あー 町はずれ ふたりだけの 家を建てて暮らすのさ そしていつか愛の 結晶ができる いつの日か やってくるのさ そんな日が きっとくるのさ 感じるよ 甘い予感を 本物の天使が僕に 恋するのさ いつの日か やってくるのさ 見えるのさ 瞳閉じれば 感じるよ 甘い予感を 本物の天使が僕に 恋するのさ |
NUDE川上とも子 | 川上とも子 | 枯堂夏子 | 島田充 | 二宮直樹 | 最終兵器 腕に持ち 核シェルターの 中にいても まだどこかで おびえてる 引き金の指 ふるえてる 最後には そんなもの 役になど たたないと どこかで 気がついてるのさ どんな時代 来ようとも どんなに世界 変わろうとも すべてのもの 剥ぎ取られ 裸にされて しまったら 最後には 身体しか 頼りには ならないと だれもがみな 気づくはずさ 風を切れ 雲を引き裂け 星を 打ち抜け 美しい 肉体だけが 何より 強い力を持つ 最後には 身体しか 賭けるもの ないことに だれもがみな 気づくはずさ いつの日か 土を蹴れ 嵐を起こせ 宇宙を 焦がせ 完璧な 肉体だけが 答えを 持ってる 風を切れ 雲を引き裂け 星を 打ち抜け たくましい 肉体だけが 愛と勇気の強さを 知る |
DOUBLE MIND笠原留美 | 笠原留美 | 枯堂夏子 | 岸村正実 | | 給食 運ぶたび 不安になる 突然 貧血が 起きないかと キライな にんじんが もしも 入ってたら 廊下に 八宝菜 きっと ぶちまけたくなる わたしの 心に ちがうヒトが いる 憂鬱な 気持ちに なるたびに やってくるのよ だれかが 反復横跳びが してみたいわ 踏台昇降も あこがれちゃう 見学ばっかりの 体育じゃ 泣けてくる いらない ブルマなら 売り飛ばしちゃいたくなる わたしの 心に 悪いヒトが いる 悲しい 思いを するたびに ささやいてゆく やさしく わたしの 心に ちがうヒトが いる 寂しい 気持ちに なるたびに あらわれるのよ だれかが |
灰とダイナマイト~枯れ木に花を咲かせましょう~笠原弘子 | 笠原弘子 | 枯堂夏子 | 岸村正実 | 岸村正実 | ひとを 殺すなんてこと できはしない 街で狂って 暴れるなんて できはしない だれが一番悪いか 見えてこない 部屋の水さえ まずくて 飲めやしない ダイナマイトを 枕に 涙を うかべてる 胸に置かれた マッチは いつしか 湿っていたわ 枯れた桜が 咲くのは 放射能の せいだけか この心 燃やし尽くし 灰になって 枯れ木に 花咲かせたい だれも おんなじ思いと 信じていた きっと なんとかなるさと 放っておいた ダイナマイトを 枕に 甘い夢を 見てた 導火線なら とっくに ネズミが かじっていたわ やけどしそうな 熱さは オゾンホールの せいだけか まだ心 燃えるならば 灰になって 枯れ木に 花咲かせたい 枯れた桜が 咲くのは 放射能の せいだけか やけどしそうな 熱さは オゾンホールの せいだけか その心 火をつけろ… 枯れた桜が 咲くのは 放射能の せいだけか もう一度 心燃やし 灰になって わたしが 花咲かせたい やけどしそうな 熱さは オゾンホールの せいだけか 燃え尽きて 灰になって 世界中の 枯れ木に 花咲かせたい |
お祭りをもう一度折笠愛・高田由美 | 折笠愛・高田由美 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | | もう少しだけ 遠回りをしていたくて あなたの声に 気がつかない フリをしてた なのにもう遅い… まるで答え 探すように あなたは聞くけど 「いまのままで いいの」それが 答えだった 馬鹿なことに はしゃぐ日々が とても好きだった 恋や愛に ゴールなんて いらなかった いま 幕が下りる これで 終わりなのね お祭りだと 言ったじゃないの… もう少しだけ 遠回りをしていたくて あなたの声に 気が つかない フリをしてた なのにさよならね… ひとはだれも 手に入れたい 夢があるけれど 夢のままに しておくのも すてきなのよ 雨の朝も 風の夜も ずっと見ていたわ 行く当てさえ ないあなたが とても好きで また 別の夢が きっと 欲しくなるわ お祭りだと 言ったじゃないの… もう少しだけ 遠回りをしていたくて あなたの声に 気がつかない フリをしてた なのにさよならね… もういちどだけ 遠回りをしてみましょう すべてを忘れ 始めましょう あの場所から そうよもういちど… |
銀河で直立歩行折笠愛・高田由美 | 折笠愛・高田由美 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 藤原いくろう | 釣り堀で ミサイル飛ばしても ヘラブナは かからない この白い指先 よごしても ねりえさを 丸めなきゃダメね 恋は力じゃ 実らない つらく むなしいものね 薔薇より綺麗で 強いわたしが 恋に悩むなんて 似合わない だけども知ったわ 恋はミジメね 爪に火を灯して あなた待つわ ノミ取りが サルより上手ければ ボス猿が 惚れたのに 歳を取るくらいが 取り柄なら 宇宙でも 行かず後家になる そんなあなたに あの方が 惚れるはずはないのよ 気高くゆかしい わたくしだけを ずっと あのお方は待っていた いくとせ過ぎても ふたりの愛は カブト蟹のように 変わらないわ |
ココアと苦いチョコレート折笠愛・高田由美 | 折笠愛・高田由美 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 藤原いくろう | (魎呼)ココアと 苦いチョコレート 喧嘩した夜は (阿重霞)あなたが ベッドにふたつ そっと 運ぶのよ (魎呼)熱いココアにチョコを かきまぜて飲めば (阿重霞)温かくて (魎呼)ほろ苦くて (二人)甘い 眠くなると ダメなの あなたが 憎めなくなる (阿重霞)悔しいけど 今夜は (魎呼)これで (阿重霞)おわり (二人)また あした (阿重霞)昔は こうじゃなかったわ なにか あるたびに (魎呼)朝が来るまで ふたり 喧嘩してたっけ (阿重霞)そんな歳じゃ ないけど 変わったのかしら (魎呼)忘れていく (阿重霞)ことも なぜか (二人)素敵 眠くなると ダメなの なんだか やさしくなって (魎呼)知らない間に 大人に (阿重霞)なった (魎呼)かもね (二人)ふたりとも (二人)眠くなると ダメなの あなたが 憎めなくなる (阿重霞)悔しいけど 今夜は (魎呼)…(あくび) (阿重霞)…(あくび) (二人)またあした |
電波の海原折笠愛・高田由美 | 折笠愛・高田由美 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 藤原いくろう | (愛)都会の カラスも (愛)夢を見る 頃 (愛)お耳に 届くのは (愛)まいど この二人 (由美)電波の 海原 (由美)ちょいと 乗り越えて (由美)あなたの お部屋に (由美)花を 咲かせましょう (愛)顔を 見なきゃ (由美)言えそうな (愛)おつな 話 (由美)聞かせましょう (由美)たかが 言葉 (愛)たかが 声に (愛・由美)できることがある (愛・由美)聞いてらっしゃい 皆の衆 (愛・由美)お代は いらない (愛)愛の (由美)ユミ矢で (愛・由美)打ち抜くわ (愛・由美)あなたの 胸 (由美)つれない 素振りに (由美)涙が 出ても (愛)声を 聞くたびに (愛)染みる 愛がある (由美)灯り 消して (愛)しっぽりと (由美)寝物語 (愛)聞いとくれ (愛)時を 越えて (由美)場所を 越えて (愛・由美)かなう夢がある (愛・由美)古今東西 北南 (愛・由美)さあさ 始まる (愛)歌に (由美)ドラマに (愛・由美)泣き笑い (愛・由美)てんこ盛りね (愛・由美)聞いてらっしゃい 皆の衆 (愛・由美)お代は いらない (愛)愛の (由美)ユミ矢で (愛・由美)打ち抜くわ (愛・由美)あなたの 胸 |
恋は治外法権折笠愛 | 折笠愛 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | こんな内気な わたしでさえ 今夜だけは 強引な 誘いに 負けそう だれも落とせぬ 美貌だけど あなただけに 神様が チャンスを くれたわ スウィート・ルームくらいは こっちで 予約してあげる 終電は 気にしないで 今夜は クリスマスだから なんでも できる 夜どおし 無礼講よ めでたい 夜なら ヤボは およしよ 酒屋は 開いてるわ 裸のわたしを あら縄で 十字架に しばるのよ それも いいじゃない キャンドル灯し 体中に ろうそくを たらすのよ そいつも ごきげん 世界中の酒 集め かたっぱしから 飲み干しゃ きぶんは 世界征服 さあこい! クリスマスだから 縁起が いいぜ 腰が 抜けるくらいに 五臓六腑に 愛が しみるぜ バチが 当たるくらい クリスマスだから なんでも できる ご利益が 舞い降りる 酒が 切れるまで 治外法権 地獄の釜が 開く |
退屈なドラマ折笠愛 | 折笠愛 | 枯堂夏子 | 前田克樹 | 根岸貴幸 | あなたは窓辺で 足のつめを切ってる 白いレースのカーテンが 揺れている 退屈なドラマを 見ているみたいな 何も起きない ひとときが 幸せに 思える そうね あの頃は 「愛」 は激しいものと 決めてかかってたわ あなたと わたしが 同じ場所に ただいるだけのしあわせ あなたと 何年 過ごしたのかさえも フッと忘れてしまうほど やすらかな ひととき そうね あの頃は 「愛」 は激しいものと 信じていたかもね あなたとわたしが 同じ場所に ただいるだけのしあわせ 特別なことが なにひとつ起きないのは お互いに わかりあえた証拠なのね あなたは窓辺で 足のつめを切ってる のどかな 昼下がり 退屈なドラマを 見るような ただ それだけの しあわせ |
第一発見者ブルース折笠愛 | 折笠愛 | 枯堂夏子 | 長岡成貢 | | 道で拾った百円は 落ちてた道のものじゃない 道に百円 豚に真珠 使い道さえ分からない 天然痘もラジウムも 見つけた人が偉いのよ Want to be,Be my lover この私を 見つけたあなた あなたのものよ ちっちゃい頃からワルガキで 500で不良と呼ばれたわ 懺悔のつもりじゃないけれど 神社で眠れる美女となる かぐや姫もタケノコも 見つけた翁が偉いのよ You're the one! Be my lover! 私はもう あなたのものよ 遠慮しないで 高価くてうまいトリュフでも 見つけたブタが偉いのよ Want to be…be my lover 宇宙一の 拾い物とは 私のことよ |
月のTRAGEDY折笠愛 | 折笠愛 | 枯堂夏子 | 石黒孝子 | 藤原いくろう | 近くにいても あなたの心に 辿りつく道 どこにもないのね 違う軌道を 廻り続けてる 地球と月とに とても 似てるね 戯れても 時が過ぎても ふたり さまよっているだけ ああ このまま黙って 踊って いましょう 朝がくる頃 忘れていいわ まぶしい気持ちは 溢れて いるけど あなたの夜を ほんの少し 照らすだけでいい 近づくことも 遠ざかることも あなたは決して 選びはしないわ ふたりの距離が 縮まらないこと わかっているから 廻り続ける いつかきっと ささやく言葉 気づかないふりで 歩いて ああ このまま黙って 踊っていましょう どんな言葉も 忘れていいわ 寂しさが 胸に 溢れる夜なら 闇の深さに 瞳 閉じて 少し 眠りましょう このまま黙って 踊っていましょう 朝がくる頃 忘れていいわ まぶしい気持ちは 溢れているけど あなたの夜を そっと そっと 照らすだけでいい |
恋愛の時空折笠愛 | 折笠愛 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 長岡成貢 | 桜が散るころに 偶然会いましょう 見馴れない服を着て 他人の顔をして もう一度 はじまる いつだって 戻れる 長い時間をかけた 最高の恋だもの あなたと出会った あの頃のわたしは あなたのいちばん きらいなタイプだった いつでもわたしを 無視してた あなたは 話の合わない ヤボったい男だったわ ああ 熱い恋に 予感なんてない 少しずつ 少しずつ ふたり 変わった 桜が散るころに 偶然会いましょう 見馴れない服を着て 他人の顔をして もう一度 はじまる いつだって 戻れる 長い時間をかけた 最高の恋だもの あなたの言葉に さからってばかりの 強気のわたしに 手を焼いていたでしょ わたしのことなど 気にしないふりして いつも 突き放す あなたが 憎らしかったわ ああ 熱い恋が 甘いはずはない すれ違い 傷ついて 知ってゆくのよ 桜が散るころに 偶然会いましょう 見馴れない服を着て 他人の顔をして もう一度 はじまる いつだって 戻れる 長い時間をかけた 最高の恋だもの 桜が散るころに 偶然会いましょう 見馴れない服を着て 他人の顔をして もう一度 はじまる いつだって 戻れる 長い時間をかけた 本当の恋だもの |
八百黒戦隊ヤオレンジャー太田明彦(中村悠一) | 太田明彦(中村悠一) | 枯堂夏子 | 高木隆次 | | 明けの明星 消える頃 高く積まれた ダンボール 朝露に濡れる 露地ものの 産地直送 新鮮野菜 キャベツレンジャー 千切りだ 長葱レンジャー 斜め切り 人参レンジャー いちょう切り トマトレンジャー まるかじり サニーレタスレンジャー 手でちぎれ 売れ残るな しおれるな 八百黒戦隊ヤオレンジャー ビタミン リコピン カプサンチン βカロテン 繊維質 有機栽培 無農薬 電話一本 配達します 生姜レンジャー 隠し味 レンコンレンジャー 歯ごたえだ 赤カブレンジャー 彩りだ えのきレンジャー お通じに ブロッコリーレンジャー つけあわせ 五時過ぎたら 安売りだ 八百黒戦隊ヤオレンジャー 明日も仕入れは 朝早い 八百黒戦隊ヤオレンジャー |
アクセル飯塚雅弓 | 飯塚雅弓 | 枯堂夏子 | 松原みき | | ごめんね わたし 少しずつ 変わってゆく あのころの 約束は もう 守れない気がしてる キャンパスが 色づいて 学園祭が 始まるの… でもそんな 話題がきっと フリーターのままの キミを 不機嫌にさせてる ごめんね わたし 少しずつ 変わっている 新しい 生活に 夢中に なってゆく あなたの ほかに なにひとつ 見えなかった 十六の恋が いま 少し 重たくなっている 「免許証を取ったよ」と 誘ってくれた ドライブは 怖いほど アクセル踏んで… キミは なにを追いかけるの? 愛も 振り切るの? いつしか 心 少しずつ 離れてゆく 別々の 毎日を ふたりは 生きている 広い 世界に 触れるたび 感じている あのころの 約束は もう 守れない気がしてる 加速してゆく… アクセルを 踏み込むように 十六の恋は もう 小さくなってゆく ごめんね わたし 少しずつ 変わってゆく これからが 本当の 自分に会える 気がしてる |
はつこい飯塚雅弓 | 飯塚雅弓 | 枯堂夏子 | 関淳二郎 | 関淳二郎 | そうだね 一度だけ 誘ってくれた 二学期の 最後の日 こんな 季節ね なんだか ふたりとも ぎこちなくって 見に行った 映画さえ 憶えてないけど たった 一度の デートだったね ジングルベルが 流れていた あの日 クリスマスが 近づくたび 遠いあの頃を 思い出す いつだか 教室で うわさになって 大声で「ちがうよ」と 怒っていたね それから ふたりとも 気まずくなって そばに寄る ことさえも 避けてしまったわ たった 一度の デートだったね ポインセチアが 風に 揺れていたね クリスマスが 近づくたび 遠いあの頃を 思い出す クリスマスが 近づくたび 遠いあの頃を 思い出す クリスマスが 近づくたび 遠いあの頃を 思い出す |
SACRIFICE―犠牲―天野由梨 | 天野由梨 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 藤原いくろう | 都会(まち)の ひとごみでさえも ひとは 孤独と言うけど 孤独に なってみたい 遠い星まで 行っても 深い眠りの中にも つきまとう 影がある 悪気が あるのなら マシよ 罪のない 笑顔が 恐ろしい そうよ 犠牲者だわ あたし イヤと 言えないと 見越してるでしょう あんた 国会議員に なれば コンビ やめられるかしら でも 選挙権もない 昇格も 貯金も 恋も あんたさえ いなけりゃ できたはず 「ごめんなさい」だけで 済めば 警察なんかは いりはしないのよ あんた マヌケな 味方は 敵よりも 怖いと だれより 知っているわ 夜逃げ 考えてもみた 縁切り寺へも 行った 魔よけの お札も貼った ワラの人形も買った 煙でいぶしてもみた ホーサンだんごも置いた トリモチ 仕掛けてもみた 蝿取り紙もつるした |
二十世紀が終わっても秋山久美 | 秋山久美 | 枯堂夏子 | 藤原いくろう | 藤原いくろう | 男同士で キスが出来れば 厚い壁が ひとつ 崩れてゆく ほんとうのことを 知ってゆくたび 目の前の世界 は 壊れてゆく だけどそれじゃ 夢も消える だまされているうちが 恋は花だから 二十世紀が終わっても きっとなんにも 変わらないわ かなわぬ恋に身をこがし 泣いてやつれて みたいものね だからもうやぼはおよしよ 右も左も 真っ暗闇と 言えた時代はまだ 明るかった 太陽の下 抱き合っている 明るい恋人に なにがあるのか ゴールすれば 夢は消える 追いかけているうちが 恋は花だから 二十世紀が終わっても きっとなんにも 変わらないわ 粋な男に入れあげて 身上(シンショ)つぶして みたいものね 阿呆(アホウ)と呼ばれてみたい 二十世紀が終わっても きっとなんにも 変わらないわ かなわぬ恋に身をこがし 泣いてやつれて みたいものね だからもうやぼはおよしよ |
夢が叶うまえに赤塩正樹 | 赤塩正樹 | 枯堂夏子 | 赤塩正樹 | | 神様か少し 冷たくするのは キミのちから 認めてるから チャンスがちっとも やって来ないのは 強いキミを 試してるから 夢か叶うまえに だれもが通る道 なにも見えないのは 遠い未来 見つめてるから 自分か小さく 思えてくるのは キミのこころ 広がったから 大事なあのひと 遠くへ行くのは キミの愛を 信じてるから 夢か叶うまえに だれもが通る道 ひとりさびしいのは 新しい世界にいるから 泪か少し こぼれてくるのは 熱いきもち 冷めてないから 夢か叶う前に だれもが通る道 足が震えるのは もう夢が そばに来てるから もう 夢はそばにいるさ |