LIVE REPORT

OLDCODEX ライヴレポート

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【OLDCODEX ライヴレポート】 『OLDCODEX Arena Tour 2018 “we’re Here!”』 2018年2月8日 at 横浜アリーナ

2018年02月08日@横浜アリーナ

撮影:達川範一、MASA/取材:榑林史章

2018.02.12

2月8日に横浜アリーナで、『OLDCODEX Arena Tour 2018“we’re Here!”』が開催された。何かの物語か映画でも始まりそうな不穏なムードのSEで始まったライヴは、メンバーが登場するやヘヴィなサウンドに一転。鬼気迫るTa_2のシャウトとハードなサウンドに呼応するように、広大なアリーナの観客が一斉に手をあげて躍動し声を発した。ドカドカとしたドラムに続いて「Seek your turn」のギターが軽快に鳴り響くと、会場が一斉にジャンプ。その様子に嬉しそうな表情を見せるTa_2は、“さぁ、手をあげようぜ!”とさらに観客をはやしたてた。

中盤には“俺らのメンバーにペインターがいる意味を見せてやる”と、「Outsomnia」や「Achromatic habit」などミディアムでスケールの大きなナンバーを繰り出し、YORKE.の手元がビジョンに大映しにされた。MCで“本日はお集まりいただきありがとうございます”と謙虚な姿勢で笑いをとりながら、“去年から続いていたツアーの決着を付ける日がきた”と意気込んだYORKE.。そして、エレクトリカルな「A Black Toy」では会場がクラブのような雰囲気の中、巨大なキャンバスに蛍光塗料の文字が怪しく光り、最後には炎の中から“OLDCODEX”の文字が浮かび上がるという演出で魅せてくれた。

Ta_2が“伸ばした手の先に何があるか分かんねえけど、俺は掴みたいもんを掴む。ださくても安っぽくてもいい。俺たちは成長する”と発して演奏したのは、新曲の「Growth Arrow」。向かい風でもぐいぐいと前身するようなヘヴィなビートと爽快なサビが押し寄せ、観客はその波にもまれながら唯一無二の世界に心酔した。

撮影:達川範一、MASA/取材:榑林史章

OLDCODEX

オルドコデックス:2009年結成。ヴォーカルTa_2とペインターYORKE.という異色の組合せの特性を活かし、ロック、ラウド、ダンスの要素を強く持ったサウンドを主としつつ、アートを織り交ぜた視覚をも楽しませる作品を打ち出している。Ta_2のハードな歌声に乗せ、YORKE.のエモーショナルなペインティングがキャンバスを色付けていくアグレッシブなライヴにも定評があり、観るものの感性を刺激するパフォーマンスを展開している。

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    1.ploblem

  2. 2

    2.Where’d They Go?

  3. 8

    8.Loose my breath

  4. 22

    <ENCORE>

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