LIVE REPORT

GRANRODEO ライブレポート

GRANRODEO

『GRANRODEO TOUR 2014 MAGICAL RODEO TOUR』

2014年07月06日@Zepp Tokyo

撮影:平野タカシ/取材:榑林史章

2014.07.10

凝ったセットや演出はナシ、その分パフォーマンスと楽曲のみで魅せつける、非常にフィジカルなステージを展開したツアー。ファイナルのこの日は、もともとのバンド感がより高みへと到達し、例にないほど一体感が高まった夜になった。最初は少し緊張の色も見えたふたりだったが、バンド感の高まりと比例してどんどん笑顔になり、こんなふたりは見たことないと思うほど、嬉しそうで楽しそうな表情があふれる。

洋楽ロックをベースにした楽曲の数々は、それでなくともイケてるのに、さらなる神級のテクニックを披露するe-ZUKA(Gu)はソロコーナーで、次々と多彩なアドリブを繰り出し、「Urban Sweet」のスキャットまで飛び出した。かと思えば、実にJ-POP的でキャッチーな、親しみ感のあるメロディーも聴かせる。「Can Do」などヒット曲はもちろんだが、「愛のWarrior」や「カナリヤ」などでは、会場がまさに一体となって大合唱。客席からは、アイドルのような合いの手も飛び出し、タオルを振ったり、ペンライトを揺らしたりと、非常に自由で熱い空間が広がった。KISHOW(Vo)のMCもノリにノッて、生中継が入っていることも忘れて下ネタを連発。大切なマイクスタンドを“みんなの指紋を付けて”と、客席に転げ回すほど。e-ZUKAもギターを客席に差し出し、最前のファンに弾かせていた。いつになく楽しい雰囲気に“みんなから元気をもらった。またたくさんいい曲が作れそうだ”とe-ZUKA。ヤバイほどの近い距離感が、観客を熱く盛り上げ、それがバンドをますます高みへと引っ張り上げる。ライヴマジックという言葉があるが、それがまさしく目の前で起きていた。
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