今日笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 今日という日々は、東から始まって 今日という日々は、西へと終わってゆく 今日という日々で、笑うことができたら 今日という日々に、ありがとうと伝えて 今日という日々で、涙がこぼれおちたら 今日という日々を、恨んでみればいいさ 今日という日々に、君が生まれたことは 今日という日々が、招いてくれた喜び 今日という日々に、あなたが消えることは 今日という日々が、持ち去ってゆく事実 今日という日々に、あなたと居れることは 今日という日々が、連れて来てくれた奇跡 今日という日々は、ただそれだけのことで 今日という日々は、それ以上でもない それ以上でもない。 |
唯一のもの笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | かわいくて かわいくて 憎らしい者よ かわいくて かわいくて 唯一の者よ かわいくて かわいくて 憎らしい者よ かわいくて かわいくて 唯一の者よ あたしが永遠に守るから だから怖れずに生きなさい 海を日々の師とあおぎなさい 波が高き日の次には なだゆるやかな日が来るから 海のように 海のように 広き者になりなさい 風のように流れていなさい 苦しみ全て流れるように いつもきよい心になるから 風のように 風のように きよき者になりなさい かわいくて かわいくて 憎らしい者よ かわいくて かわいくて 唯一の者よ あたしが永遠に守るから だから怖れずに生きなさい 唯一の者に未来あれ 唯一の者に幸あれ 星となる人を守りなさい |
月下美人城南海 | 城南海 | 笹川美和 | 笹川美和 | 松浦晃久 | 今宵こそはあなたに 逢えるとわかって宇宙を飛ぶ あなたの甘い香りは 海を越えて届いてる 今もあなたは独りで その身咲かせんと悶えてる あなたの甘い香りは むせてしまうほど流れ散る 魅せて 花びらひらかせる様を 魅せて 白く濡れるその肌を 鏡のように光る月 蛍のように光る星 細波揺れるその上を 潮風にのり黒揚羽 黒い翅を羽ばたかせ 僕はあなたを目指すよ 月明かりのその下の あなたの蜜を接吻ために 魅せて 月光に愛される様を 魅せて めくるめくその肌を 一夜の儚い恋は 無情の時の流れに包まれて 今宵こそはあなたに逢えるとわかって宇宙を飛ぶ 甘い香りと白い肌あなたの蜜を求めて 黒い翅を羽ばたかせ |
春の夢笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | ふと見上げればそこには 円く浮かぶ春月 ああ。 あなたも見てよと願う 甍を照らす月映えに 萌出る春香り ああ。 あなたに届けと願う ミモザは風に揺れて あなたを招く あたしはここにいるわ あなた 迷わないで。ここにいるわ、あなた あたしはここにいる、ここに。 山桜にこでまりに 輝き放つ春宵 ああ。 あなたも居ればと願う 然りとてここは地上ゆえ あなたまでは果てなく ああ。 飛んで行きたいと乞うの 沈丁花は薫り立ち あなたを呼ぶ ぶらんこに腰かけて 高く、高く舞えと漕ぐの 想いはあなたにあるのに あたしは飛べない あたしはここにいるわ あなた 迷わないで。ここにいるわ、あなた あたしはここにいるわ あなた 迷わないで。ここにいるわ、あなた あたしはここにいる。 ここに。 |
アネモネ笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | あなたがここに来るだけで あたしは、女の子なんだって思い知るの 背の高いあなたの顔を 見上げるだけで胸は高鳴るの あたしこのまま恋に落ちる そしてあなたに揺れて アネモネの様に あたしも揺れて 足を踏みはずしたとしても あなただけは離せないの あなたが横に居るだけで あたしは、女の子なんだって思い知るの 寒いねって言われるだけで からだがこんなに熱くなるの あたしあなたに溺れてゆく そしてあなたに揺れて アネモネの様に あたしも揺れて 心踏みにじられたとしても この恋だけは譲れないの あなたに触れたい衝動を抑えることが こんなに難しいなんて知らなかった お願い あなたからあたしに触れてよ お願い 低い声でささやいてみせてよ そうでもしなきゃ何も変わらないの それとも何も変えたくはないの? こんなにあたし揺れ続けているのに 揺らし続けて 揺らし続けてよ アネモネ揺れて あたしも揺れて 光も揺れて 影も揺れて たとえ結ばれぬ恋だとしても この恋だけは忘れないの |
泣いたって笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 破裂しそうよ 限界なの 心ってあるのね だって すごく 痛い 泣いて、泣いて、泣いたって 探したってもうないの 愛は見えないって、当たり前に気付く。 愛は温度を持っていて それでいて包んでくれる 埋もれていたあたしはもういない。 って思うと 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 溢れてくるの 止まらないの 記憶ってあるのね だって よく 見える 願い、願い、願ったって 何一つ変わらないの 時に愛は無情、初めてわかる。 愛には色彩があって それをもって彩ってくれる 魅せられてたあたしはもういない。 って思うと 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 正気ってそうそう失わないのね このまま慣れてゆくの? あなたのいないあたしの時空を思うと 狂いそうよ 泣いて、泣いて、泣いたって 探したってもうないの 愛は見えないって、当たり前に気付く。 愛は温度を持っていて それでいて包んでくれる 埋もれていたあたしはもういない。 って思うと 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 身体の真ん中を鷲掴みにされて あたしはのたうちまわる。 |
太陽笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 海の見える丘に登って 沈む太陽見てみてよ 赤く灼熱色に輝いて 誰かに見て欲しい あの海を赤く染めるほど あの太陽は海を愛し焦がした 海が染まる時に戻って ただその海見てみてよ 赤く灼熱色に輝いて ただただ染めるの あの大地を赤き地とするほどに あの太陽は大地を愛し包む 海の見える丘に登って 沈む太陽見てみてよ 赤く灼熱色に輝いて 誰かに見て欲しい あたしも灼熱色に輝いて あなたに見て欲しい |
黒子笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | あたしが知らないあたしの黒子を あなたはどれ位知っているのでしょう あなたが知ってるあなたの黒子を あたしは幾つも知らないのです 見る暇が無かった 見る暇が無かった あなたを見ることであたしの目は 精一杯だったの わかるでしょ? あなたを見ることであたしの目は 精一杯だったの 気付いてたでしょ? あたしが知ってるあたしの癖を あなたはどれ位知らないのでしょう あなたが知らないあなたの癖を あたしは幾つも知っているのです 夢中だったから 夢中だったから あなたを写し盗るあたしの唇は 精一杯だったの わかるでしょ? あなたを写し盗るあたしの唇は 精一杯だったの 気付いてたでしょ? 愛されたくて 見て欲しくて あなたの腕で 死にたくて あなたの目の下のその泣き黒子 見つめることだけで切なくて あなたの目の下のその泣き黒子 愛して止まないその泣き黒子 あなたを愛してる いつまで愛してる あぁ |
先笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 春先 梅雨来たる その先 夏がある あたしに恋来たる その先 愛がある だけど あなたには 願いがあるの なって欲しい… あなたが海になればいい あなたが海になればいい あなたが海になればいい あたしが太陽になるから あたしが太陽になるから 雨先 虹でたり その先 何がある あたしに愛来たる その先 何がある だから あなたには 願いがあるの 知って欲しい… あたしがすべてになればいい あたしがすべてになればいい あたしがすべてになればいい あたしはあなたが全てなの あたしはあなたが全てなの あたしがすべてになればいい あたしがすべてになればいい あたしがすべてになればいい あたしはあなたが全てなの あたしはあなたが全てなの |
雪雲笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 飽きずにねぇ愛して 雪雲大地愛す様に 気付けば積もる雪の様に 気付けばあなた愛していた どんな雪でもいい どんな降り方でもいい どんな積もり方でも 降り続けて 飽きずにねぇ愛して 雪雲大地愛す様に 軽く触るだけでいい 粉雪愛 涙混じりでもいい 霙愛 重く積もるならなおいい 牡丹雪愛 飽きずにねぇ愛して 雪雲大地愛す様に 飽きずにねぇ愛して 雪雲大地染める様に 染める様に 気付けばあなた溶けるの? |
髪笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | あなたがあたしの髪を褒めるから あなたがあたしの髪を褒めるから あたしはこの髪だけは護ろうと 心から誓った頃 あたしはあなたに染められてた あなたがあたしの髪を褒めたから あたしはいつまでも Oh あなたが褒めた あたしのこの髪を 何ものにも染めれず Uh この髪を染められます様に この髪を染められます様に あなたがあたしの髪を撫でるから あなたがあたしの髪を撫でるから 来る日も来る日も髪に櫛を差し あなたに撫でられた頃 あたしはあなたに染められてた あなたがあたしの髪を撫でたから この髪はいまでも Oh あなたにもう一度撫でられる事を 待ち望み続けて ねぇ この髪を撫でられます様に この髪を撫でられます様に あなたがあたしの髪を褒めたから あたしはいつまでも Oh あなたがあたしの髪を撫でたから この髪はいまでも Oh あなたを待ち続けてる様で あなたに染められます様に 染められます様に 染められます様に |
そして太陽の光を。笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | 見渡す限りの大海原 遮るものなど何もない 全身で風を受け 陽光を浴びる 前進あるのみ。 時として愛は残酷なまでに弱くする ならば涙でぬかるむ己に種を蒔け 怒声は肥やしに 恐れは雨に そして太陽の光を そう、笑え。 見渡す限りが荒涼でも 希望は創れる 芽吹ける 大丈夫。難儀であっても 己は無限 前進あるのみ。 時として愛は残酷なまでに弱くする ならば涙でぬかるむ己に種を蒔け 怒声は肥やしに 恐れは雨に そして太陽の光を そう、笑え。 怒声は肥やしに 恐れは雨に そして太陽の光を そう、笑え。 笑え。 笑え。 |
あの場所へ笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | あの坂道の上 行ってみようよ 何が在るかはわからない 切ないほどに澄み渡る 青空に続く様な あの坂道の上へ。 ああ、君と来たいな 二つの島が浮かぶ海。 ああ、君と見たいな 紅い夕日が謡ってる、 紅い夕日が謡ってる。 あの砂利道の向こう 行ってみようよ 何が在るかはわからない 瞬ゆいばかりに輝いた 緑の森に続く あの砂利道の向こうへ。 ああ、君と来たいな 見渡す限り菜の花畑。 ああ、君と来たいな 紋白蝶が呼んでる、 紋白蝶が呼んでる。 地図などいらないさ 二人のなかにある 時には不安なら 立ち止まればいいよ、 いいよ。 まだ見ぬあの場所 行ってみようよ 何が在るかはわからない 思い描いた通りになる 迷うことなどはない まだ見ぬあの場所へ。 ああ、君とゆくんだ あの楽園は遥か向こう ああ、君と目指すよ 鯨がニヤリと誘うよ、 鯨がニヤリと誘うよ。 |
過去笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 消したい過去が出来てた あたし 思い出しても愚かな あたし 消したい過去が 奥にあるの 消したい過去が 奥になるの 引っ掻いてもとれないの 潰しても潰れないの 千切っても千切れないの 腐敗すればいいのに そしたら涙で剥がせるのに それでも涙さえ流れないの 消したい過去が出来てた あたし 思い出しても苛つく あたし 消したい過去が あたしにあるの 消したい過去が あたしになるの 引き裂いても破れないの 捻っても捻れないの 溶かそうとも溶けないの 腐敗すればいいのに そしたら涙で剥がせるのに それでも涙さえ流れないの |
天邪鬼笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 素直じゃない あたし 素直すぎる あなた 恋だの 愛だの 言われたとたん こわくなるの そのせいで あなたは ほほえみを返すの そのせいで あたしは おこったふりをする あなたの愛の元で うずくは あなたに対する あたしのワガママ あたしのワガママ 透明じゃない あたし 透明すぎる あなた わかるくせにと 言われたとたん うなずけないの そのせいで あなたは 驚くふりをする そのせいで あたしは ほほえみを返すの あなたの愛の元で 気付くは あなたに対する あたしのワガママ あたしのワガママ 素直じゃない あたし 素直すぎる あなた |
霧笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 霧よ晴れないで あなたの向こうにはいるの あたしの愛とする人が だからこそ晴れないで 霧よ晴れないで あなたの向こうにはいるの あたしの愛とする人が だからこそ晴れないで あなたはあたしの希望 あの人いるいない あなたのみぞ知る 霧よお願い いつも晴れないで 霧よお願い 真実は霧の中へ 霧よ晴れないで 霧よ晴れないで 霧よ晴れないで あなたの向こうにはいるの あたしの愛とする人が だからこそ晴れないで あなたはあたしの苦痛 あの人いないのは あたしのみぞ知る 霧よお願い いつも晴れないで 霧よお願い 真実は夜霧の中 霧よ晴れないで 霧よ晴れないで 霧よ晴れないで あなたの向こうにはいるの あたしの愛とする人が だからこそ晴れないで だからこそ晴れないで |
亡者笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | あたしにだってあるわ あなたに対する欲望 時として思うのよ この髪 撫でられるだけで 幸せと思うのよ もうこれ以上 もうこれ以上 あたしを愛の亡者にしないで 愛の亡者にしないで あたしにだってあるわ あなたに対する欲望 時として思うのよ この肌 掴まれるだけで 幸せと思うのよ もうこれ以上 もうこれ以上 あたしを愛の亡者にしないで 愛の亡者にしないで 時として思うのよ このあたし あなたのものだと 言って欲しいの 言って欲しいの もうこれ以上 もうこれ以上 あたしを愛の亡者にしないで 愛の亡者にしないで |
紫雲寺笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | さあ 行こう あの場所へ 粟島と佐渡ヶ島 見える防波堤の上へ さあ 行こう あの場所へ 四つ並ぶ煙突が 見える防波堤の上へ 君とあなたとあたしとで行った 防波堤の上へ 茜色に染まる海 三日月が上浮かぶ海 黄色に染まるこの場所にゃ 全てがあるのさ紫雲寺 シャシャンノ シャシャント シャンシャンノセ シャシャンノ シャント それ踊れ シャシャンノ シャント シャンシャンノセ シャシャンノ シャント シャシャンノセ |
影法師笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 夕暮れのかすかな時間 夕暮れのほのかな時間 あたしに許されるは この時間 影法師踏んでる時 あたしの理想が叶う時 あなたの指に、あたしの指を、絡めることも出来る あなたの肩に、あたしの首を、凭れることも出来る 影法師踏んでる時 あたしの理想が叶う時 赤い空 赤い雲 赤い頬 赤い頬 あなたの背に、あたしの頬を、埋めることも出来る あなたの影に、あたしの影を、重ねることも出来る 影法師踏んでる時 あたしの理想が叶う時 影法師踏んでる時 あたしの理想が叶う時 あたしに許されるは この時間 |
海砂笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | あなたのその腕は あなたのその手は 波打つ血筋さえも 打ち寄せる波のよう あなたは海の砂 あなたは海の砂 甘くほどよく強く あなたという海に 甘くほどよく強く あたしをさらうの あなたは海の砂 あなたは海の砂 甘くほどよく重く あなたという海に 甘くほどよく重く あたしをさらうの あなたは時が来れば あなたはあたしを 岸辺にあげてしまう 打ち寄せる波のよう 知りゆくも あたしは… |
隧道笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも あなたが今生きてる場所も あたしには見ることが出来るでしょうか あなたが今歩く道も あたしには見ることが出来るでしょうか って… 夢から覚めてはあなたを想って もう嫌 苦しい 会いたいよ 夢から覚めては涙を流して もう嫌 苦しい 愛してる トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも あなたが今見ている星も あたしには見ることが出来るでしょうか あなたが今愛するものに 代わることあたしには出来るでしょうか って… 夢から覚めてはあなたを想って もう嫌 苦しい 会いたいよ 夢から覚めては涙を流して もう嫌 苦しい 愛してる トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば見えるかも トンネルくぐれば出来るかも |
好きな様に笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | INORAN・葉山拓亮 | 好きな歌を 好きな場所で 好きな音で 好きな時に 歌っちゃいけないの? 歌っちゃいけないの? ねぇ いつかは死ぬから かならず死ぬから なのに 歌っちゃいけないの? 歌っちゃいけないの? なぜ 好きな文を 好きな場所で 好きな言葉で 好きな時に 読んじゃいけないの? 読んじゃいけないの? ねぇ いつかは死ぬから かならず死ぬから なのに 読んじゃいけないの? 読んじゃいけないの? なぜ 好きな人を 好きな場所で 好きな事で 好きな時に 愛しちゃいけないの? 愛しちゃいけないの? ねぇ いつかは死ぬから かならず死ぬから なのに 愛しちゃいけないの? 愛しちゃいけないの? なぜ 苦しんで 涙して 儚くて 脆くて 雪の様に美しく 雨の様に輝いて 好きな様に 好きな様に 好きな様に 好きな様に 好きな様に 好きな様に 好きな様に 好きな様に 生きてゆけばいい 生きてゆけばいい |
拝借笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | INORAN・葉山拓亮 | 照らしたもう 主よ 与えたもう 主よ 主よ 主よ この目は何を見付け この目は何を見捨てる あたしが今 あたしを信ずるなど あたしは知らないの あなたのお手を拝借 あなたのお手を拝借 照らしたもう 主よ 与えたもう 主よ 主よ 主よ この手は何を掴み この手は何を離す あたしが今 あたしを認めるなど あたしは知らないの あなたのお手を拝借 あなたのお手を拝借 照らしたもう 主よ 与えたもう 主よ 主よ 主よ あなたのお手を拝借 照らしたもう 主よ 与えたもう 主よ 主よ 主よ |
嵐の前の静けさ笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | きっと風が吹く 嵐になるだろう おかしくなりそうに辛いのに 何故か心は穏やかで 「嵐の前の静けさ」って言うじゃない きっと、これは、そう。 さぁ、嵐に備えよう 涙は何リットル用意したらいいかな 時間はどれくらい必要かな 自分を繕う方法も見つけなきゃ あなたを庇う言い訳も 嵐は誰にも止められない きっと風が吹く 嵐になるだろう 天気予報は大いにハズレ。 さぁ、嵐に備えよう |
高鳴り笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | Kan Sano | やわらかい雨が降っている あたしは浴びて踊ろう あたたかい雨の中、裸足になって歩くの どこまでも行けそうよ、足どりは軽いまま 教えて あたしを急き立てるものは何? 教えて この胸の高鳴りの行く先を ざわめきを抱いて顔を上げて やわらかい雨が降っている あたしは浴びて踊ろう 止まない手拍子を打って この地に足を踏み鳴らして dan dan dan dan dan... 笑い合うこの時も、一秒後には過去になる 輝きは一瞬で、永遠ではない無情 教えて 眩しい方を求めるのは何故? 教えて この胸の高鳴りの行く先を ひらめきを抱いて顔を上げて 教えて 瞬きを惜しむほどの景色を 教えて この胸の高鳴りの行く先を 移りゆく未だ見ぬ未来抱いて やわらかい雨が降っている あたしは浴びて踊ろう 止まない手拍子を打って この地に足を踏み鳴らして やわらかい雨が降っている あたしは浴びて踊ろう 止まない手拍子を打って この地に足を踏み鳴らして dan dan dan dan dan... やわらかい雨が降っている あたしは浴びて踊ろう |
サンクチュアリ笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 横山裕章 | 右も左も分からないうえに 退路も絶たれてしまった 月火水木金土日の日々は あいまいに続いているだけ うずくまっている今のあたしに 残された道は一つ あたしは歩く 前へ歩く それだけで十分よ この世は広い あたしは唯一 変わらぬものを 信じてサンクチュアリ 過去をふり返るということは 必ずしも悪いことじゃない あの時こぼし落ちた涙から 小さな芽が芽吹いているはず うずくまっている今のあたしに 残された道は一つ あたしは歩く 前へ歩く それだけで十分よ この世は広い あたしは唯一 変わりゆくことを 畏れずサンクチュアリ 怖気づき立止まる今のあたしに 残された道は一つ あたしは歩き 前へと進む それだけで十分よ この世は広い あたしは唯一 確かなことは あたしは笑い あたしは歌う それだけで十分よ この世は広い あたしは唯一 確かなことは 歌がサンクチュアリ あたしのサンクチュアリ |
ご都合主義笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | 真夜中に後悔 疲れた脳で考える うまく笑えない日々の 元凶はどこに? 混沌の心を整理したくても 何処まで何を遡ればいいかわからない 間違ってる? 間違ってた。なんて… 口に出したら本当になりそうで怖いの 人の記憶ほど浅はかで曖昧なご都合主義はないでしょ。 真夜中に後悔 疲れた心はからっぽ うまく笑えた日々を 懐かしむだけ 混沌の心は水滴が溢れ 何処まで何を遡っても息は出来ず 間違ってる? 間違ってた。なんて… 口に出したら本当になりそうで怖いの 人の言葉ほど移り気で残酷なご都合主義はないでしょ。 もはやあたしは壊れ痺れて 吐き気それだけがあたしを覚醒する 間違ってる? 間違ってた。 間違ってた。 間違ってた。なんて… 口に出したら本当になりそうで怖いの 人の心ほど正直で貴いご都合主義はないでしょ。 口に出したら本当になるなど明確で あたしの気持ちほど卑しく汚れたご都合主義はないから。 あたしの気持ちほど卑しく汚れたご都合主義はないから。 |
氷砂糖笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | INORAN・葉山拓亮 | 甘いだけなら 甘いだけなら むせてしまうほど 甘いだけなら どんなにいいか あなたの愛が あなたの愛が むせてしまうほど 甘いだけなら どんなにいいか あなたの愛は 甘くて冷たい 甘くて冷たい 氷砂糖 溶けるだけなら 溶けるだけなら 噛んでしまいたいほど 溶けるだけなら どんなにいいか あなたの愛が あなたの愛が 噛んでしまいたいほど 溶けるだけなら どんなにいいか あなたの愛は 溶けるに固く 溶けるに固く 氷砂糖 見えるだけなら 見えるだけなら 透けてしまうほど 見えるだけなら どんなにいいか あなたの愛が あなたの愛が 透けてしまうほど 見えるだけなら どんなにいいか あなたの愛は 濁って見える 濁って見える 氷砂糖 氷砂糖 |
こころ次第笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | 水墨画の様さ 今の心は あたり前の日々に 色は戻らない できることならば あの時に戻って 僕は僕に伝えよう 後悔が待ってると どこにでも暗い世界の入り口は開いていて 気がつけば暗い世界に足を捕られ動けなくなる 目がさめてまず後悔なら 笑い飛ばせばいいさ 戻らぬ日々は戻らないと 知ってるだけいいさ。 セピア写真の様さ 今の心は 何も知らぬ日々に 今更戻れない できることならば あの時に戻って 僕は僕に伝えよう 不安が待ってると 今生きている一秒が僕の未来創るなら このやるせない悲しみも喜びと変るのだろう 眠る前いつも不安ならば 感じてみればいいさ 心のどこか溢れかえる 何かあるならいいさ。 人のこころはいつも矛盾で埋め尽くされて それでも時は流れてゆく 流されて、立ち止まって 決めるのはこころ次第… 目がさめてまず後悔なら 笑い飛ばせばいいさ 戻らぬ日々は戻らないと 知ってるだけいいさ。 眠る前いつも不安ならば 感じてみればいいさ 心のどこか溢れかえる 何かあるから、でしょ? 決めるのはこころ次第… |
魔力笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 君をここからさらってしまいたい 君の全てを知り尽くしたい くるくる回る君の表情は 僕の感情を惑わせるから 今日はめずらしく寂しげで 僕の心は落ち着かない はたまたあなたは聖母? はたまたあなたは魔女? はたまた二つの顔を持つ あなたは誰より魅惑的。 君との時を止めてしまいたい 君の全てを知り尽くしたい くるくる回る君の表情は 僕の時間さえ早めてしまう 今日はいつもの様に楽しげで 僕の心は落ち着かない はたまたあなたは聖母? はたまたあなたは魔女? はたまた二つの顔を持つ あなたは誰より魅惑的。 君が笑顔なら、僕はまるで幸せで 君が涙なら、僕はまるで苦しくて、 君の表情は魔力なの? 君の魔力から抜け出せずに 君の魔力から抜け出せずに はたまたあなたは聖母? はたまたあなたは魔女? はたまた二つの顔を持つ あなたは誰より魅惑的。 |
渇望笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | 握り潰せそうな小鳥を 見つめて想いを馳せるは 邪な妄想の中で 笑う笑う笑う あなたよ 握り潰せそうな小鳥を 見つめて想いを馳せるは 邪な妄想の中で 笑う笑う笑う あなたよ 今、誰に眼差しを注ぐの? 今、誰に体温教えるの? こんなに醜いあたしが 向かう術など あたしは。 あなたの為に歌を唄おう。 あたしの声だけを聴いて。求めて。 消え入りそうな鈴虫の音 それさえ虫唾が走る程 邪な妄想の中で 嘆く嘆く嘆く あたしよ 今、誰が眼差しを送るの? 今、誰が体温与えるの? こんなに醜いあたしが 持てる術など あたしは。 あなたの為に歌を唄おう。 あたしの言葉だけ聴いて。震えて。 刻一刻と変わる月の位置を 眺めて身を焦がし、悶えるの こんなに醜いあたしが 耐えうる術など あたしは。 あなたの為に歌を唄おう。 あたしの声だけを求めて。 あなたの為に歌を唄おう。 あたしの言葉だけ聴いて。震えて。 |
それを知らない笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 今宵星は妖しく瞬き まるで遠くのアラビアの夜模様 愛する人を求めて彷徨う 目指す先は南十字星の麓 彷徨える湖のほとりで 何処のあなたを憂いて嘆くの 目を閉じれば浮かぶはあなた 朱い口紅ひいて 今宵星は妖しく瞬き まるで遠くのアラビアの夜模様 愛するかの地探して彷徨う 目指す先は南十字星の麓 彷徨える都の入り口で 何処のかの地を憂いて嘆くの 目を閉じれば浮かぶはかの地 光る泉は湧き出で あの夜星は妖しく瞬き まるで遠くのアラビアの夜でした 今宵それは見慣れた夜空で あたしは遠くアラビアを知らない。 |
いじわる笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | あたしの中から あなた全部消せとあなたが言うから 消しゴム一つ握りしめたなら 思い出へ出かけるの この上り坂、何故か好きだったよね この長い橋も幾度通ったろう 夜景の丘は数度だけ この公園は今年も緑の絨毯 無理。 あなたは消せない こんなにもあたしの中にある 消せなんて 最後にいじわる言わないで。 消しゴム一つ握りしめながら あなたを思い出す 小さい顔、薄いくちびる 笑うと頬にしわができるの 節だった指を幾度握ったろう 目の下のほくろ、星座みたいって思ってた 無理。 あなたは消せない こんなにもあたしの中にある 消せなんて 最後にいじわる言わないで。 忘れるのを待つほか無いでしょ? 至る所にあなたが居るのに消すなんて 無理。 あなたは消せない こんなにもあたしの中にある 消せなんて最後にどうしていじわる言うの? |
姫林檎笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 可愛や君よ 姫林檎指して 可愛やその手 姫林檎指して 食べられるんだよって あたしに告げた 可愛や君よ 姫林檎指して 可愛やその手 姫林檎指して おばあちゃんが言ったんよって あたしに告げた 可愛や君よ 姫林檎君よ |
蕾笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 今、雷が鳴った 鈍い光放って 今、雷が鳴った 鈍い光放って 無限の蕾が 無限に待つこの世に 薄暗闇 切り裂いて 薄暗闇 鈍い光 雷様、雷様 春を告げる 春雨を 蕾達にわかに匂いだす 蕾達一気に踊りだす 見よ。 見よ。 |
晴れてくるだろう笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | あたしの鼻孔を包みこむものは 濡れたアスファルトの香り 今はまだ見えぬが風を読めばわかる じき ここも雨が降るだろう さあ このまま進む? それとも引き返すか? ほら ここでもわかれ道に遭遇 生きることは常になにかを選び 生きることは常にどれかを捨てる 知らぬ間に選ぶことを繰り返して あたしはつくられてる あたしの先に続く道は まだ 真っすぐな道ではない様で それでも選ぶことを繰り返して あたしはつくられてる 知らぬ間に選ぶことを繰り返して あたしはつくられてる あたしの鼻孔をくすぐるものは 乾いた土ぼこりの香り 今はまだ見えぬが風を読めばわかる じき ここも晴れてくるだろう 晴れてくるだろう 晴れてくるだろう |
時笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | 時などはとめどなく溢れて消えるもの 消えるもの 眩い季節 色褪せる季節 同じと するもの そんなものにあたしの心いやせると言うの? あの人しかいやせぬ心をいやせると言うの? 時などはとめどなく溢れて消えるもの 消えるもの 恥じる季節も 忘れる季節も 同じと するもの そんなものにあの人の心戻せると言うの? あたしさえもわからぬ心を戻せると言うの? 流されるしかない 薄紅色の 薄桃色の 季節を 歩こう 眩いばかりの緑の道の 季節を 歩こう 白いがゆえに白さきわだつ季節を 歩こう 知りゆく あたし 逆らえず あたし 永遠に 歩こう |
NYにて笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | カメラのフィルムを買いに 君は部屋を出た 見知らぬこの街は 煉瓦造り、石畳。 郵便局を過ぎた辺り 空き地を見上げると 不規則に舞い上がる 小さくて、白い風船。 素敵。 その時君の心には 小さな羽が生えてきて 君は道を見つけたの 知らぬは君ばかり 溶けそうな曇空の下 君はバスに乗る 見覚えのあるあの公園 映画で観たそのまま。 美術館はもうすぐそこ バスを降り足元を見る 水溜り軽く飛び越せば 大きくて、白い美術館。 綺麗。 その時君の心には 大きな夢が膨らんで 君は道を見つけたの 知らぬは君ばかり。 雲の隙間から 青空が広がって 君の心も 広がって、広がって その時君の心では… 大きな羽を羽ばたかせ 君は道を進みだす 知らぬは何処へ 知らぬは何処へ。 |
安息日笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 林有三 | だから駄目なものは駄目と だから無理なものは無理と だから諦めてしまえと 決めた最後の安息日 今 あなたを 責めたりしたら 二度と あたしに 触れなくなる 今 あなたを 責めたりしたら 一瞬で あたしは 消えてしまう だから駄目なものは駄目と だから無理なものは無理と だから諦めてしまえと 決めた最後の安息日 今 あなたに 愛をあげても すぐに あなたは 食べてしまう 今 あなたに 愛をあげても 一瞬であなたは 散らしてしまう 天使の顔して悪魔 言うこと 為すこと あなた 天使の顔した悪魔 愛すべき あなた だけど駄目なものは駄目と だけど無理なものは無理と だけど諦めてしまえと 決めた最後の安息日 だから駄目なものは駄目と だから無理なものは無理と だから諦めてしまえと 決めた最後の安息日 |
真実の雫笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 山本隆二 | 流るる時を受け入れ 見えないものを愛し 孤独の意味を知って 辿りつく真実の雫 空を横切る白い雲をただ眺めて 手を伸ばせば届きそうだと 追いかけてジャンプしたあの頃 いつからだろう手を伸ばしても 掴めそうで掴めないことが多いこと 知れば知るほど臆病に不器用に あの頃より小さくなってた 流るる時を受け入れ 見えないものを愛し 孤独の意味を知って 辿りつく真実の雫 空を横切る白い雲をただ追いかけ 内なる声に疑いもせずに 従ったあの頃 胸いっぱいに息を吸い込んで 心に溜め込んでる重り吐き出して 大事なものは自然と残るよ あの頃のように軽くなったら 流るる時を受け入れ 見えないものを愛し 孤独の意味を知って 辿りつく真実の雫 流るる時を受け入れ 見えないものを愛し 孤独の意味を知って 辿りつく真実の雫 辿りつく真実の雫 |
君よ 君よ 君の。笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 君が向かいで 目尻をさげて微笑む姿は この世の穢れが 一瞬で消えたと錯覚する程で お願いだから君よ 何も変わらないで 君よ笑って ただ笑って 澱みを流す、君の笑顔は。 見上げた心は一面の朧雲 そこに吹く一陣の風は君。 見る間に青空へ 君が隣で 寝息をたてて眠る姿は この世の穢れが 一瞬で消えたと錯覚する程で お願いだから君よ 何も変わらないで 君よ生きて ただ生きて 澱みを流す、君の息吹きだから。 君よ生きて ただ生きて 僕の喜びは、君の息吹きだから。 |
爛漫城南海 | 城南海 | 笹川美和 | 笹川美和 | 松岡モトキ・きなみうみ | 青空見上げ、思いはせるあの日の空 体はこごえてしまいそう 寒空見上げ、思いはせる郷里の空 持ってきたのは 夢ひとつ 信じてきたのは 夢ひとつ 夢に押し潰されそうな時も 夢にまた救われて 表裏一体の狭間に揺れながら 心の種火は灯し続けたまま くちびるから溢れだす 私のこの声は 鮮やかに 甘やかに 花の様に咲き誇る 美しく響かせる歌物語を 魅せましょう 流した涙の薄氷 心の種火で溶かしたわ 持っていたのは 声ひとつ 信じていたのは 声ひとつ 色は匂へど散りぬるを そんなこと認めないわ くちびるから溢れだす この声がある限り 鮮やかに 甘やかに 花の様に咲き誇る 麗らかに 艶やかに 花の様に咲き誇る 美しく響かせる歌物語を 魅せましょう 歌、歌、歌、爛漫。 |
こもれび笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | こもれびは撫でるように 見つめ合うふたり、きらめき照らしだしてる 雨の先には幸運の虹が架かるから この手はなさないで。 はりつめた心をほどけさせるもの あなたのほほえみは揺るがない陽だまりのようよ。 数多の出逢いを繰り返し 幾多のさよなら覚えただろう めぐりめぐってあの時に、あたしはあなたを選ぶの。 こもれびは撫でるように 見つめ合うふたり、きらめき照らしだしてる 雨の先には幸運の虹が架かるから この手はなさないで。 自分を見失い傷ついた時にも あなたのささやきは道照らす灯台のようよ。 数多の出逢いを繰り返し 幾多のさよなら覚えただろう めぐりめぐってあの時に、あたしはあなたを選ぶの。 こもれびは撫でるように 見つめ合うふたり、きらめき照らしだしてる 雨の先には幸運の虹が架かるから こもれびは撫でるように 見つめ合うふたり、きらめき照らしだしてる 雨の先には幸運の虹が架かるから そっと手にぎっていて。 |
もぐら笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 闇があたしを跨ぐ頃 あたしはやっと吹き返す あたしの内のお利口さんは 「お好きな様に」と口を噤む 誰かの何かを壊しても あたしは見えないふりをする 無邪気なあたしが顔を出し 深い罪に身を焦がす 穢れを知らぬことが美徳ならば 素直であることは良いことでしょう? 本能に従うことの何が、呵責なのか。 哀れみなんて止してよいらない。 偽善者に仕立てあげるつもり? 快楽に身を投じることが そんなに悪いことかしら。 籠の扉を開け放ち まだ見ぬ深みへ手を伸ばす あたしの内のお利口さんは 「おやすみなさい」と眠りにつく 何が罪でどれを罰とするかなど あたしのみがわかれば良いことでしょう? 罪と罰は蜜の味だもの、舐めたいでしょう。 どんな味の喜びだとしても 幸福だと仕立てあげるつもり。 快楽に身を投じることが そんなに悪いことかしら。 ひかり溢れる現世で 生きる価値などとうに無い 大罪を背負い、そして尚求める 明日は続く。 愛して欲しいと心から願うわ 愛でるもので仕立てあげるつもり。 快楽に身を投じることが そんなに悪いことかしら。 快楽に身を投じることが そんなに悪いことかしら。 |
旅に出よう笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 旅に出よう あなたと二人で 行く先は無限 輝く碧い海に浮かぶ白い教会 通りに続く枯葉つもる石畳 とりとめの無い話をしながら 手を繋ぎ二人でそこに居よう 旅に出よう あなたと二人で 行き先は無限 濃く厚い樹々に隠された石の塔 天の川瞬き流れる鏡の湖 体温を感じるままに黙り 手を繋ぎ二人でそこに居よう 聞かせて、何があなたを動かしたか 聞かせて、何をあなたが思ったか 旅に出よう あなたと二人で 行く先は無限 旅路にうつる二つの影が ずっと続きます様に 旅に出よう あなたと二人で 行く先は無限。 |
女王笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 今日も溜息ばかりを吐いて一日が終わる 黙れ、って耳をおさえて逃げたくなるし だけど我慢と言いわけを駆使して微笑むの 今日もそんな風にして一日が終わる それでも あたし 考え、悩み、選んできたから 何を恥じろと言うの、あたしよ? 何ひとつ無駄なものなどないの 全部あたしが決めてきた それが今のあたし 勝ちか負けかと問われれば返答に困る だって日々悩みはあるし、自問自答の輪廻 自分を貫くばかりが正解じゃないが 押し殺した感情も確かな気持ちで それでも あたし 秘めやかなれど夢があるから 何を嘆くと言うの、あたしよ? ちっぽけな夢でも 夢があると笑えばいい それが今のあたし 挫折も失望ものみこんできたのでしょう? 今日より明日の自分は確かと信じて 何を恥じろと言うの、あたしよ? 何ひとつ否定などさせないわ 何を嘆くと言うの、あたしよ? ちっぽけな夢だと笑うなら笑うがいい そこでは あたしは手をたたき あたしは女王。 あたしは女王。 |
ペガサス笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 言葉に詰まるあなたを 見て見ぬふりすることが どんなに惨めなことか 想像できるかしら もうわかっているのでしょう? 話すべき時が来たと どんなにごまかし続けても 無くなりはしないのよ 占いはペガサスなんだって 聞いてもいないのに 無邪気に話したあなたは何処へ 探しても無駄よね 時だけは順調に増えていったわ 思い出は忘れられるほども無いのに 時忘れ、手を握り、二人並んで 星空を見ることさえ叶わなかった ねぇ、あなた 星空があることさえ忘れているのでしょう。 腕時計見る仕草を 見て見ぬふりすることが どんなにさびしいことか 想像できるかしら 「これさえ終われば」なんて あなた告げる口癖は 終わりのないメリーゴーラウンド 前には進めないのよ だからあなたは毒みたいだって 戸惑うことばかり 真顔で話したあなたは何処へ 探しても無駄よね 時だけは順調に流れて行ったわ 思い出と受け止めるには十分なほど 秋夜空、ペガスス座、一人眺めて 甘やかな感傷に笑みが溢れる ねぇ、あなた あの頃の二人は間違いなく運命だった。 あの頃の二人は間違いなく運命だった。 運命だった。 |
知っててね笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | まだ指先に、あなたの柔らかい髪を撫でた感触が残っているの あなたの髪が、あたしの睫毛を揺らすほど近くに居れたのは時のいたずら あたしは二度とあなたには触れられない もう二度と もう二度と だから きっと一度も伝えないままに あたし、あなたと離れてしまった 知っててね。あなたが思った以上に あたし愛してた。 そういいわけ。聞きわけのいい大人のふりしてはみたけれど臆病がゆえ あなたのことを疑ったわけではないから。 あたし自身をね信じきれずに。 あなたは二度とあたしには振り向かない もう二度と もう二度と だから きっと一度も見せないままに あたし、あなたと離れてしまった 知っててね。あなたが思った以上に あたし寂しくて。 本来のあたしはとてもわがままなのよ。 あなたを困らせる程に どうせ離れてしまうなら、困らせてみたかった。 きっと一度も伝えないままに きっと一度も見せないままに あたし、あなたと離れてしまった あたし、あなたと離れてしまった 知っててね。あなたが思った以上に あたし、愛してた。 ずっともっと愛してた。 |
スピカ笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | ここではないどこかに 本当の居場所があると 信じて夢見た日々は遥か遠く 春颯告げる 待ち焦がれた季節の始まりは 天空の瑠璃色、ミモザの黄色に高揚を覚える るるら るるら るるら るるら るるら るるら るら るらる 高らかに口遊んで るるら るるら るるら るるら るるら るるら るら るらる 怖れなど吹き飛ばすよ ここではないどこかへ 想いをはせて生きた 目をつむれば あの頃のあたしが無邪気に笑う どこかではないここで 悲しみ苦しみ愛を背負って 目を背けず生きている 確かに今を。 どこかではないここで 想いをはせて生きる 目をつむれば 春の宵がやわらかく私に纏う どこかではないここで 想いをはせて生きる 未知なる世界は平等に待っている。 信じて生きている、素晴らしきこの世界を。 心に宿すはスピカ。 |
綺麗ごとだとしても笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | こんなに自分が臆病だなんて忘れていた ひとつの想いを口にすることが恐いだなんて 優しい嘘。なんてそれ自体嘘だから 欲しくないのに 苦しむ真実を突きつけられた方が 生きてゆけるのに no ... 忘れようとすればするほど no... 時間の重みは濃くなってゆくだけ こんなに自分が不甲斐ないだなんて苛つくだけ 何かを信じて待ち続けることが恐いだなんて 奇跡を信じてる。それ自体奇跡だから ありえないのに 綺麗ごとだとしても奇跡を起こす方を 信じて生きるよ no... 考えれば考えるほど no... 時間の記憶は揺るぎなくなってた 諦めると言うことが 自分の何かを殺すことだなんて 容易いはずもなく no... 否定しようとすればするほど no... 時間は変化を伴なって no... 時間は輝きを連れてくる |
だからこそ話そう笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 明解な感情はこの世には存在しない 触れられず、目にみえぬ歌のよう 明解な感情はこの世には存在しない 触れられず、目にみえぬ歌のよう だからこそ言葉があるよ。 話そう 話そう 知りたい、知って欲しいと願うなら 話そう。 孤独を愛せるほどに強くならなくていい 傷つくことを愛せるような強さが欲しいの だからこそ言葉があるよ。 話そう 話そう 知りたい、知って欲しいと願うなら 苦しむ真実だとしても 憎むべき真実だとしても その先を見出す為に 話そう。 何気ないあなたのその一言だって 誰かの生きる意味にもなりえるんだよ 正解な感情はこの世には存在しない 触れられず、目にみえぬ愛のよう 今朝抱いた絶望さえも きっかけひとつで希望へと変わる 感情は変幻自在 だからこそ言葉があるよ 話そう 話そう 知りたい、知って欲しいと願うなら あなたの真実ならば 本当の声ならば 傷ついたってかまわない 話そう。 話そう。 |
アルタイル笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | この街の夜空の星は少ない 数えられてしまうくらいだ 本当はあるのに 数えられないくらい 本当はあるのに 本当はあるのに 頭上には見渡せぬほどの星が 流れ星を伴って瞬く 漁火と僕の瞳ふるえる 潮騒と僕の息づかい 遠き夏の日の星空 きっと今も頭上には広がるだろう どうしても強い光の横では 淡い光は成りをひそめてしまう 本当はあるのに 小さくとも光は光 本当はあるのに 本当はあるのに 心には消し去れぬ疼く闇が 時に火花を散らしながら呻く 仰ぎ見る現在の空に あの日みたアルタイル探し まぶた閉じ深呼吸 そうだ今も星空は広がってる 寄せては返す感情の波 逃げ出したくて、でも何処へ? すくわれそうな足で堪えて信じて来たよ あの夏に感じた自分の息吹を。 頭上には見渡せぬほどの星が 流れ星を伴って瞬く 漁火と僕の瞳ふるえる 潮騒と僕の息づかい 遠き夏の日の星空 いつも今も心には広がってる |
見慣れたまち (original ver.)笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 雨で煙るまちは 見慣れたまち 代わり映えしない小径 見慣れたまち 傘をさして歩く 見慣れたまち それでも閑かに代わる 見慣れたまち あなたのしわもいつの間にか増え うしろ姿をみては まだこどもと思い知る 空の広いまちは 見慣れたまち くりかえすこの営み 見慣れたまち 山を望むまちは 見慣れたまち そして川は海へと今日も流る あたしもいつの日にかここを離れ なつかしく思い出す日が訪れるのだろうか あたしもいつの日にかここを離れ なつかしく思い出す日が訪れるのだろうか 朱い夕陽沈む 見慣れたまち すべて受けとめている 見慣れたまち それでも閑かに在る 見慣れたまちよ |
僕は椅子笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 偶然に僕はこの地に芽を出し 幸運に僕は空に近づいた 幾月幾年、めぐる星を眺めて こうして僕はあなたにふれられて ここにいる 突然に訪れた君との出会いは 幸運の日々の始まりでした 幾月幾年、めぐる君を眺めて こうして僕は君にふれながら ここにいる 日々ひろがる君の世界は 日々ふくらんでゆく 君を通して僕は感じるよ 君が生きるこの世界はいつだって 目紛しく変わることだらけだろう 選ぶ道も迷うだろう。 君が選ぶ道が正解かなど 目紛しく変わるこの世界にあって 誰も知らない。 そんな時は焦らないで ほら、まずは腰掛けて。 君が生きるこの世界はいつだって 目紛しく変わることだらけだろう 真っ白な朝もめぐり来る。 君が選ぶ道が正解かなど 君が望み道を進み続ける 君以外成し得ない だからこそ焦らないで ほら、まずは腰掛けて。 |
透明色笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 何も聞こえていないと思ってるんでしょう? 何も知らないでいると思ってるんでしょう? それではあなたはわかっているの? この葉が色づいた本当の意味を この笑顔が生まれた本当の意味を ねぇ、知ってる? あなたに訪れた物語の意味は 誰にも あなたにさえ 分かり得ないの だから、あなたが意味を創るのよ。 どうせ平気でいると思ってるんでしょう? どうせ触れられないと思ってるんでしょう? それではあなたは感じているの? あなたの産毛を揺らすその吐息を あなたに向けられたその眼ざしを ねぇ、感じる? あなたが訪れた数々の場面は あらゆる景色で持って与えてくれている だから、あなたに意味はちゃんと在る。 悲しみを澄まして 苦しみを澄まして 憎しみを澄まして 畏れを澄まして 見つめて、見つけて。 透明ってあるってことよ。 あなたに訪れた物語の意味も あなたに訪れた数々の場面も あなたが意味を創るのよ。 あなたに意味はちゃんと在る。 あなたがあなたを創るのよ。 |
夢見草笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 海鳴りが聞こえてきます まぶたを閉じて聞いてみます 波の花は風に踊り狂ってるでしょう 海鳥は風に抗い 飛んでいる 力の限り両手ひろげて 飛んでいる ひとり寂しく孤独に耐えながら 風鳴りが渦巻いています まぶたを閉じて座っています 千切れ雲は風に酔い狂ってるでしょう 夢見草は風に寄り添い 咲いている 慈愛の限り香り放って 咲いている 色艶やかな今だけと知りながら 飛んでいる 咲いている |
スバル笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | 笹川美和 | | 雪のつもる夜は無音の音が包む 煌星の囁きさえ聴こえるほどに 汚れなき夜に この身を浸して かさぶたをつくり この夜を超えて あぁ 神様。 どうして悲しみばかり そっと与えては行くのですか? つらら光る夜は透明の粒子が舞う スバルの一星さえ鮮やかに見えるほどに 汚れなき夜は この身を隠して 眠りへと誘う この夜のために あぁ 神様。 どうして苦しみばかり そっと与えては行くのですか? あぁ 誰か。 いつかはこのあたしに そっと触れてみてはくれるのですか? |