tears松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | カッコつけてタバコなんて 吸いはじめてた 思い込みの恋におぼれ 喜んでいた 好きな人にバカにされて それでもいいと 涙なんか 流さなくていいよね 窓の外の 景色なんて 見たくはないと 一人の部屋カーテン閉め 寝ころんでいた それでもあふれ出す光に ドキドキしてた この光を 浴び続けてみたい 青に染まりこころかかげ 見たい ただ春を待つ 小鳥たちのように 絡み合った指をほどき空を見上げ 扉あければ 振り返られない 君の声すら 届かなくなるから 答えてくれない 冷えた青空にまで 見放された気分になるから 儚い夢の匂い 埃と煙りの街の色 涙に変えて持ってきて 染まるでしょう? カッコつけてタバコなんて 吸いはじめてた 思い込みの恋におぼれ 喜んでいた 好きな人にバカにされて それでもいいと 涙なんか 流さなくていいよね |
天使の悲鳴松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 夢の彼方に未来が見えても 今の日々の中じゃ なにが言えるの ボクに何が見えるの? 今のボクに何が歌えるの? 壊れなくて何ができるの? 果ての果てに何があるっていうの? 行き交う人たち 見知らぬ君の涙 誰も気付くことなく 声も出さずに まっすぐな瞳は天使? 立ちつくして君を見ていた 淋しそうな背中追いかけて 果ての果てに何があるっていうの? ひとりぼっちの天使がボクを助けてくれたんだ 今は… 今のボクに何か歌えるの? 壊れなくて何かできるの? 果ての果てに何かあるっていうの? |
電球松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 夢が始まって それが終った ボクの中には 何もない 音もしない あなたと出会った わかり合えました 魂触れ合った瞬間はなればなれ きのう夢見た あなたの夢でした 今まで気付かなかったあなたの光を 心で感じて 身体で感じて 目が覚めれば涙溢れすぎる 夜を切り裂き闇をくぐり抜け ボクの心を抱いてくれないか 笑ってさよならあの時はできた なのに何でそんなにもがいているの? 咲いて咲き誇り あなたの瞳をまっすぐ見つめている 2人で遠くへ行こう 誰もいない夕焼けをいつまでも見よう 心の奥がしーんと言いました またあの想いだ またあの想いです あなたいないととても淋しい 「アイハイラナイ」 ボクは嘘つきです 夜を切り裂き闇をくぐり抜け ボクの身体を癒してくれないか 止まる指先 消えたピアノ線 言葉の奥なんてボクには分からない 咲いて咲き誇り あなたの瞳を真っ直ぐ見つめている 2人で遠くへ行こう 誰もいない夕焼けをいつまでも見よう |
true colors松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 海はそんなに近くない だけど潮の匂いがする ボクには何んにもないよ 近寄らないでよ 潮の匂いがする お腹が少しすいたなぁ タバコに火をつけてがまん 煙で遊びながら あなたの顔が うっすら浮かんでは消える つらくて眠れない日も やるせない月の光も 大切にしたいのに つきはなすことしかできない 今日この頃 ひとりで泣くことできないボクは 続いてくボクの空を見つめてゆくはずで ここに戻って来てしまうらしい 海はそんなに近くない 潮の匂いがする 君の匂いがする |
東京の空松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 風が吹いた時 空を見上げてた 鳥が鳴いた時 すぐに追いかけた 道で死んでいた ネコを抱き締めて それでもボクは 泣くことができないよ 何故に雪溶けは 知らずのうちに この景色に塵を もどしてしまう 何処に生まれても 誰に生まれても ボクはここにいる 君はそこにいる 窓に見える空が 海だったら こんなに意味もなく 切なくなったりしない 窓に見える空が 海だったら いつも心豊かに 泳いでいれるのに 忘れないでいてよ 生まれたこの国を 忘れないでいてよ 東京の空 |
鳥が飛ぶ意識(Keep on living in my song)松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 空に見初められて 花が飛び散ってく 物忘れがひどい ボクは忘れてしまいそうだよ あんなに好きなあなたのことさえも 背中を押され振り向く暇も無い ぼんやりと微んで 優しさとぬくもり あれは夢だったって? 汗についた埃が痛い まぎらわされて 人を好きになることも 臆病になり 凍えた手をかかげ 息苦しくて笑う 本当はただ会いたいよ あなたの夢を空を 叶えるためただ走る 鳥が嘲笑う さわやかな朝日も 濁った水色 死んだふりをすれば誰かがすぐ駆け寄り騒ぐ 優しすぎるね 苦しみ冴え果てる むりやり顔を上げて見つめなおせ あなたはいない もういない 違う空を目指してる ボクはボクであるために あなたになろうとはしない 鳥が呻く 忘れてしまっても この歌の中で あなたは生きてる 高く 高く 降り注げ あなたはいない もういない 違う空を目指してる ボクはボクであるために ゆっくり君を 好きになってる いいの? いいよ 鳥が飛んだ |
How to be A Sun松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ・山折り谷折り | 松崎ナオ | | 子供は元気ですか もう大人になるのですか 届く物届かないのは、食べてしまったからですか 消えてゆく物をいつまで経っても見てるだけで、 あの好きな歌のように生きられないボクはここにいて。 隣りで泣いてますか ボクは心を引き裂く思いです。 「またお届けに伺います」 「また食べちゃってもいいんですか」 幸せより辛かったことばかりが頭を巡り、 あなたのこと好きになりはじめてるから 自転車に乗って、色混ぜて、会いに来て 咲き誇れよ 湧き上がるよ 奮い立てよ ボクの中はこんなに綺麗さ ボクの部屋に、太陽が見えた。何かが透けてて、そこに見えてた。 行かなきゃいけないところがある。少しうつむき涙を落とす 何かを求めて叫び狂うような生き方は、 ボクの性にあってないことだから、ボクはここに残る。 ここにいるよ。さあ、行けばいい 咲き誇れよ 暖かいよ 鳥になるよ ボクの中は… 泣いて見ろよ ボクの中は光溢れてる 背を向けていてよ ひとりで飛べるさ |
花びら松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 会いたくて 会いたくて 心は 紅い紅い花びら 空の果て 闇の果て 連れてって もう君が見えない ワンピースの色 何が好きですか もし きいろなら 海に行きませんか このまえ見たよ あの日を見たよ 願いがすべて 叶う夜 クラクラとするんです あなたの笑顔 自分が汚くなってゆきそう ききたくて でもきけなくて 少し淋しい 声が届く場所にいたい 会いたくて 会いたくて 心は 紅い紅い花びら 空の果て 闇の果て 連れてって もう君が見えない 毎日空を見上げてますか 空はこんなに青いのよ この前見たよ水色の中 降りつづけてる花びらを 泣かないで 泣かないで そんなふうに 自分が汚くなってゆく ききたくて でもきけなくて とても淋しい 今日も風が吹いてる 振り向かず 力強く 抱いて 水色が溶けるほど 哀しみが 騒いだら 心に 風の唄送るよ 会いたくて 会いたくて 心は 紅い紅い花びら 空の果て 闇の果て 連れてって もう君が見えない |
はらいのけダンス松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | 雨が降り出した夜 草の緑 匂いを放つ ガラスに映る姿 見ていたら 潤んでいった 目が合って笑いかけて 新しい靴を履いて また目が合って笑って 新しい傘打ち鳴らす 雨が降ったらぼくらは そうさ はしゃいでる 傘に当たる 雨音を すべて はらいのける 星1つない夜 月も出ない夜 気配を感じている 雨がすべて 伝えてくれた 目が合って 笑いかけて 泥んこの靴 脱ぎ捨てて また目が合って笑って 裸足のまんま 踊るんだ 雨が降ったらぼくらは そうさ はしゃいでる 傘に当たる 雨音を すべて はらいのける 雨が降ったらぼくらは そうさ はしゃいでる 夜に染まるキミの手を はらいのける ラララ… |
hello,goodbye松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 高い所 雲が早い そこにうねる風 もうすぐ嵐がやって来て 萌える緑よ 終わって 始まって ボクって何んなんだろう 人は皆 いつどこでさぁ 会えなくなるか知らない ボクから告げない愛がここにある ボクは見てるよ 単純なことが 空に満ちてる ボクらはとても 複雑だから I say hello, I say goodbye もしも 君が ボクより先にいなくなっても 歌ってあげる I say hello, I say goodbye 高い所 穏やかな雲 そこに夏の風 なんだか少し頭が痛いんだけれど 風って なんてこんな気持ちいいんだろう 人は皆 不自然でさぁ こんなに揺らいでいる ボクから告げたい愛がここにある むせ返りそう 単純なことが空に満ちてる ボクらはとても 複雑だから I say hello, I say goodbye 人はどうして こんなに悲しい だからこんなに綺麗なんだろう I say flower, I say sky I believe my heart. |
passin' away松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | もしボクに魔法が少し使えたなら あなたの笑顔がもう一度 もう一度見たい 青空の中にいる気分教えて ボクはカンタンなコトバでうたにして送るね 咲き乱れてく 心のキズをそのままにして 生きているのに意味なんてないって割り切って 淋しさ抱えてゆけば いつの日か優しくなる もしボクに魔法が少し使えたなら あなたの場所まで今すぐに飛んでゆくよ 胸をおさえていても なにもできやしないけど なかなか立ち上がること 進めない進めないんです 淋しさ抱えてゆけば いつの日か優しくなる |
パピコ松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 石井マサユキ・戸崎孝夫 | ねぇ きこえる きこえてきたでしょう 私が生まれたとこの波の音 ねぇ きこえる きこえる車の 行き交うこの街 私の海がある ねぇ きいてて きいててそのまんまで 今日見た夢の 鳥が飛んだ空 その空の青さまで 届きたい 届きたい 遠すぎるよ 遠すぎるよ 見上げている そうだったの? 変わってしまうものと 変わらずにいる景色 歌をうたっていたい 誰のためうたえばいいの ねぇ きこえてきたなら 愛の証 2つに割ってほら ひとつあげるから あの空の青さまで 届きたい 届きたい 遠すぎるよ 冷たすぎて 喉が熱く痛んでいた あきらめない青さまで 届きたい 届けたい 何の不安もなく2人で 手を繋いで歩きたい 変わってしまうものと 変わらずにいる景色 歌をうたっていたい それでもあなたが好きよ |
光が生まれる日まで松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 小林信吾 | 私は泣かないよ また光が生まれてくる日まで 目を閉じてうずくまって待ってようと思ってた でもきっとあなたが喜ばない 最近雨ばかりよく降るんです 心が水溜まりの中 泳ぐ 落ち着かない… 螺旋の空 狂おしく あなたを辿れば 水槽の中の魚のように 背中しか浮かばない私の心は 危やの刹那 また光が生まれてくる日を 心の隅に入れとこうかなあ 晴れのち曇りでもいい 笑ってたい 笑っていたい 螺旋の空 狂おしく あなたを辿れば 水槽の中の魚のように 背中しか浮かばない私の心は 危やの刹那 あなたの瞳をあの頃のように まっすぐ見つめ 大きな手が頭を撫でる その日まで私は泣かないよ 螺旋の空 狂おしく あなたを辿れば 水槽の中の魚のように 背中しか浮かばない私の心は 危やの刹那 螺旋の中瞬きながら あなた辿れば また会えるね 光が生まれる日まで… |
ひとつのうた松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | これはひとつのうた たったひとつのうた くずれることのない たったひとつのうた 大切な冷たさを 降ってくる想いに含ませて 大切な消えてゆくいのちを 生まれたばかりの命を 祈る 命を 祈る いちたすいち そよぐ木々 いちたすいち 虫の合唱 いちたすいち 人々の怒り いちたすいち 繰り返さない日々 これはひとつのうた たったひとつのうた あなたはたったひとりのひと ひとりだけのひと 輝け 輝けどこまでも |
ひとつの果て松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 小野瀬雅生 | あなたの隣りで泣けるなら それは悲しみでないということを あなたに伝えることができるなら 青い月の中一人でいれる 心が離れてやがて消えていっても 毎日が降りしきる雨のように切なくても 答えのない思い出が あの夏の日の幻が 降り注ぐような滲むような 輝く白い星に見える たどり着いたひとつの果て 手探りの日々胸にしんとくる どこにいてもいつもなんとなく 不安な気持ち揺れている 心が離れてやがて消えていっても あなたのこと愛してる だから別れなんて怖くない 淋しい夜の綱渡り 冷たく刻む時の音さえ やさしく包み込めるように 静かに心震わせて… |
白夜の音松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 涙を見せないで 僕は果てがなくて白夜の様 困った顔しないで 僕は越えられない痛みがある 水音さえも今は強く静けさの中に響く 夢を見せないで 僕は 笑うことさえ偽りになる 風音さえも今は強く心に 空しく響く 黄昏時が続くこの心を癒さないで 白夜が響く 心の細胞に触れないで 君が夜に染まってしまう 優しくしないで 僕は振り返れない玩具の兵隊 気づかせないで 僕は闇の匂いに飛んでいたい 情熱さえも今は強く静けさの中に響く 黄昏時が続くこの心を引き寄せないで 白夜が終わる ぼくの心は彷徨う 君が夜に染まってしまう 君が夜に僕に染まってしまう 殺して 抱いて 逸話にして 君への気持ち 決して永遠じゃない |
Pure Rain松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 二人ぼっちで息を殺して 雨の音聴いた夜 雨の音色はなんかせつないの もう少しこのままでいさせて 夢の迷路と雨の匂いをあなたに会うまでは 綺麗だなんて思えなかったよ 心は痛むけど この雨を体に受け 手をのばし全て流せ 神様の一人涙を この雨が好きよ 帽子を深くかぶっていても 人の群れやっぱりだめね 掌に天使 嘆かないでね 夢現入ってゆく そんなとき雨が降る 夢の迷路と雨の匂いをあなたに会うまでは 綺麗だなんて思えなかったよ 今すぐ会いに行こう 降りやまないで流れて行け この夜をキリで染めて 明日には笑顔溢れる この雨が好きよ |
風鈴ケ丘松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | ああ 風鈴が何処からか響いてる ああ 心まで 届くけど聞こえない 風の向くまま 歌っていても 形が分からない 風切って走れ 強すぎるから とめどなく ほとりから水面揺れ 見続けて答えを知った 昔来たこの場所に辿り着き鈴が咲いてた 海よ 空よ すべてを広げ 満ちた心 ボクを守れよ ああ 夜が明け フタを開け 湯気がたち ああ 曇り窓 手でこすり 一瞬 空 ネコが寝ている テレビが笑う ボクらは帰れない 汗が滲んで ギターを弾いた まだ 何もない 帰り道 分かる様にひとつずつ置いた小石が 光るのを感じたら 辿り着く 風鈴ヶ丘 星よ 民よ すべてを広げ 満ちた君よ ボクを守れよ 見渡しのいいこの丘に 立ち上がる事ができたなら すぐに見つけ 助けてあげる |
フットウソング松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | 落ち着いた心は愛を知り 頼まれてもいないのに なんだか泣けて 仕方ない たくさん歩いたつもりだった 一歩も動けていないのか 私は落ち着いているから茶を沸かす 湯気が立つまでの時間が やたらと 長いんだ まだ音が聞こえない グツグツグツグツ まだ音が聞こえない トクトクトクトク 窓辺にさがる風鈴が 鳴るのを待って暇つぶし もうすぐ夏かなあ まだかな夏は 風鈴が鳴るたび 冷たい風が吹く まだ冬かあ… |
平坦な戦場松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 闇夜にTVの光り 世界が回る 蒼白く姿染めてく 鏡の自分 とめどもなく 続く道が ボクにだってあると信じたころ 赤い爪 まさぐる手を ふりほどくこと許されない ボクはまだ 人を愛する ことを知らないのかもしれない 壊れていけ つないでゆく退屈な 毎日を この目に見えない感情が 電波のようにとび交って この目に見えない複雑が ボクらをどんどん無にしてく 越えられないハードル消して モラルで縛り うつむき歩く大人 見てる子供 相変わらず 日々変わらず 退屈だし 覚えてないけど 痛くたって 明日は来る 変わらない 何も変わらない この目に見えない感情が 電波のようにとび交って この目に映った明りさえ ボクらは気づかぬふりをする 過ぎていったあなたの顔 少しだけ思いだす 抱きあって眠った日々を 愛しくも思います この目に見えない感情が 電波のようにとび交って この目に見えない複雑が ボクらをどんどん無にしてく この目に見えない感情が ボクらをどんどん無にしてく この目に映った明かりさえ ボクらは気づかぬふりをする 何かをすればいいのですか? みんなについてゆければいい |
真夏の雪松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 部屋の窓 ベランダの花 ボクが育てた ピンクと赤 ボクのこの手で生まれて来たね ボクのこの手で生まれて来たんだ 太陽と土と水と掌 楽しい時は話しかける 悲しい時は隣りに座る 何も聞いたりしないから 何も聞いたりしない 空に雪が降る 夏の雪が降る 君の奥の果ての景色なんだね 君はこの中で生きてる 君はこの中で生きてる 届け ビルの窓 夕日が映る ボクを照らした一瞬の光 間に見えるは八千代の歌数 時の影を追う 先は暗く怖い 一歩先に何が待っていても ボクの足は走り出す 先に行くから着いて来て 生きて 満ちて 咲いて 届く そして 狂おしい雪 真夏の雪は暑さ知らず |
桃からはじまる音楽もある松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | 隣りの無愛想な太ったおばさんに カゴの中いっぱいの 大きな桃をもらいました 隣りの無愛想な太ったおばさんは 片口を歪ませて 踵を返して帰ってく 桃を食べよう 固くてまだ青いな 桃を食べたら ベトベトのまんま眠った 大きな桃の木の下に かわいい少女 掌をこっちに向け 大きな種を見せました 大きな木の下に 大きな種を植える 「さようなら また会おうね。」 なんだか不思議な夢を見た さあ 100年後には 私はいないんだなあ 100年後には種は森になった 熟せ 熟せ 熟せ 続け 世界よ 続け 小さな小さな世界から 小さなうたが生まれた I'm just walkin' for life 私たちが初めて耳にした音楽は あなたが産まれた時の鳴き声だったんだ |
屋根の方向松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | 隣りの明かりが灯る頃 お家の匂いに急いでる ぼくはひとりそれを見つめ 立ち止まる 街を行く人たちに ぼくはおいていかれたんだ 忘れないで 忘れないよ 話をしながら 歩いたら 偶然 頭をぶつけたよ 空に星がこんないっぱいあるなんて ぼくは知らずに過ごしてたなんて 信じられない 円の中 ぼくたちは外れてく 選ぶんだ 青が散る 絶え果てる 種を蒔く 草花が溢れ出す |
夜の中の鳥籠松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 上田禎・松崎ナオ | 雲の切れ間に月 涙の色すら 溶けだしそうな 空気が冷たすぎて 真っ赤な耳すら 燃え尽きている 雲の切れ間に月 あなたの目の色 同じになった 飛べるはずない鳥 一瞬かすめた 姿があった 守るべきもの 守る強さと 何んにもないから とても強い人 ぼくらは何んにも 失くすものはない 空からたしなめて 動悸が鳴り響く ぼくらは何んにも 持ち合わせがない それでもあたたかい 愛のコトバ囁いてよ 絵に描いたような夜 彷徨い続ける心 雲に隠れた月 瞼の裏側 月のかたちが 指先まで あなたを感じる瞬間 それに似ている 守るべきもの 守る強さは 時につまらない とてもずるい人 ぼくらは何んにも 失くすものはない 空からたしなめて 動悸が鳴り響く ぼくらは何んにも 持ち合わせがない それでもあたたかい 愛のコトバ囁いてよ 夜の鳥が鳴いているみたいに 囁いてよ |
Last Flower松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | ちょっと気が遠くなるの あなたの沈んだ顔 何も出来ずに目を窓にやる 「叶えられないこともある。」 あなたはぼそっと呟いて 一粒しずくキラリ枯れてゆく この花を この花を 今 心の水につけて 枯れないで 枯れないで どうか ただ願って思って 同じ気持ちで空や木を見ていたころから悲し気で いつも遠い日の夢 刹那に見ている 雨はいつまでも降り続く それでも綺麗に吹けないの? 傷口から微かに胸焦がす情熱 この雨が この雨が どうか 降りやむことを知らずに あの花を あの花を 今 狂おしく咲かせて 叶えて 最後の一りん柔らかく甘い色したこの花をそっと飾って咲かせよう |
ボクの夜鈴木紗理奈 | 鈴木紗理奈 | 松崎ナオ・鈴木紗理奈 | 松崎ナオ | 亀田誠治 | ボクは泣いた ただ泣いた あなたは笑う ただ笑う ただ傍にいたかったということ あなたはボクを満たしたということ だからボクはこの歌がいらなかった 哀しい別れではなかったということ でも苦しい場所があったということ だからボクはこの歌をうたうのです 青い壁 くもる窓 さし込む涙 夜の匂い あなたの匂い 残る部屋 あなた以上 あなたのこと 考えてましたか あふれ過ぎたボクのあなたに押しつぶされて あなたのこと 見えなくなった 永遠などなかったということ でも小さな夢があったということ だからボクはこの歌をうたうのです 寂しいのはボクじゃないボクだけじゃない 少しだけ強くなる 夜を抱いた あなた以上 あなたのこと 考えてましたか あふれすぎたボクのあなたに押しつぶされて あなた以上 あなたのこと 考えてましたか それでもボクのあなたは 澄みきった心 愛しい夜が あったということ その時あなたが ここにいた ボクは泣いた ただ泣いた あなたは笑う ただ笑う ボクは泣いた ただ泣いた あなたは笑う ただ笑う |
あまい鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | あまい暮らし あまい暮らし そう あまい 元気だけのうた まるであまい あまいお菓子 あまいお菓子 そう 嫌い あまいお菓子 あまいお菓子 アウェイ サラサラ降る 雨は土に ただ吸い込まれて行く 夜滑り台 夜滑り台 そう 滑って 夜ブランコ 夜ブランコ アウェイ サラサラ降る 雨は土に ただ吸い込まれて行く |
It's a beautiful day鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | もしも君が明日死ぬとして それをぼくが知ってたとして その日一日を 大切に過ごすだろう 君の寝顔を見て 世界の美しさを知るだろう もしも君が明日死ぬとして それをぼくが知らなかったとして いつもの様に 乱暴に過ごすだろう 君の寝顔を見て 世界の儚さを知るだろう 図々しい空が 語りかける うるさいったら ありゃしない 図々しい空が 語りかける うるさいったら うるさいったら もしもぼくが明日死ぬとして それをぼくが知ってたとして なるべく普段の生活をするのだろう 君の寝顔を見て 世界の美しさを知るだろう It's a beautiful day |
犬のおまわり鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 魚の家 とび出して いけないこと 気持ちいいこと さくらんぼの木の根元では 犬がまわる まわる アイアイ サイアイ サイアイノコト 歩き疲れ 足は棒のよう 行く所なんて どこにもないの すすき野原の真ん中の道 犬が吠える 吠える アイアイ サイアイ サイアイノヒト ぼくのお家はどこですか ぼくの名前 知りませんか 迷子なのはぼくの方です なぜキミばかり 泣いているのですか 困ってしまって ワンワンワン 困ってしまって ワンワンワン |
うめぼし鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 梅干し食べてみて アゴの所変なのみたい 梅干し食べてみせて アゴの所が変だよ うちのばあちゃんは 梅干し しょう油 味の素 1粒もらって 変な味 駆けだした ばあちゃんのつっかけで 半分以上 足が出てる よだれがぼたぼた垂れて 涙もぼたぼた垂れた ぼくを帰して 海へ帰して ぼくを帰して コンクリートに黒いしみ 点々 まるでぼくの足跡だ 涙も鼻水も何より ぼくの手を引っ張る すっぱさ 「そう立って」 「立ち上がれ」 |
回転レシーブ鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 子供の飢えた声と ポケットに飴ひとつ ぼくは生きるために 走った 逃げたんだ 情けない思いは 何になる 瓦礫の中のクギは錆びついて 何になる 心が回転してる 風が吹き荒んで 立っていられないんだ 立っていられないんだ 涙は止まらない 答え闇の中か 涙は止まらない 光の中にある 森の中に片方の靴下が落ちていた ぼくは追い立てられ 走った 逃げたんだ 水面はガラスの向こう側の様で 背中から飛び込んだ ぼくは泡まみれ 心が回転してる 風が吹き荒んで 立っていられないんだ 立っていられないんだ 涙は止まらない 答え闇の中か 涙は止まらない 光の中にある 心が回転してる 風が吹き荒んで 立っていられないんだ 立っていられないんだ 回転レシーブ 極めて 回転レシーブ 極めて |
各々鹿々鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | アンコールください アンコールください アンコールください アンコールください あぁ 今日から キミも鹿々 かくかくしかじかだ 夜風に気をつけて 足元軽やかに 暖かい心で 帰ってくれるといいな 息が白い朝も 蒸す様な熱い夜も ひとりぼっちと思ったら 大間違いだ アンコールください アンコールください アンコールください アンコールください |
清く、ただしく鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | もしもあなたが私だったなら 嫌いなこの町 輝くでしょうか 虫がこだまする 鳥がけんかしてる このすえた匂い 思い出して 耳を塞いで しゃがみ込んでると わたしの髪を 冷たい風が 一筋吹いて 周りを見渡して 朽ち果てた線路 ただまっすぐで ずるして近道を 捜し続けたら 遠回りばかり 横道ばかり それでも必ず 戻って来れたのは 私の中の あなたの反響 潔さの果て 潔さの果て あぁ 真っ白い花と 丸まった背中と 寝ているひまわり Tシャツの汗染み 曖昧な歌を口ずさんで走る この先に何がなくとも 曖昧な歌を口ずさんで走る この先に何がなくとも |
先人の教え鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 辺りは雨音 向こうは嘘みたいな 真っ赤なアネモネ 射してる この世界は君とボクで できていると知った 軽快な足どりで 世界中を踏んづけろよ 血を流さなくても 会いに行ける move on peaceful world いつでも思い出す 子供の頃の夢 いつでも目指してる あの夏の蝉のうた いつかなくなるとか 誰が言ってるんだ それでも残ってく 母の味伝えましょう いつでも思い出す 子供の頃の夢 いつでも目指してる あの夏の蝉のうた いつかなくなるとか 誰が言ってるんだ それでも残ってく 先人の教え聞きましょう |
筍と鹿の国鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 青々と茂る 竹藪の間 幻を見たの 春のうたを聞いたから 清涼な風と 根を張り巡らせた この土の強さ ぼくらは守られている 今日もこんなに 影が色濃い 朝日を浴びた群れは何処を目指すのか ぼくらは守られている かつて我はこの国の王 弱い か弱いものたちに 危険が及べば 年老いた我が身を捧げよう 静かに |
だけのもの鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 声がする なんだか優しい声がする まだ熱い 額をぬぐって息を吐く あれは いつの景色かな?「気付いて」 声がする なんだか優しい声がする まだ熱い 鳥の羽が舞う 青空と白い白い羽「目覚めて」 ゆっくり目をあけます 朦朧とした中で カーテンが微かに揺れ 青空がたまに見えて かくれて 見えて かくれて 身体がないかのようで 私の悲しみは 私だけのもの だけのもの 私の苦しみは 私だけのもの 海の淵 何時間も立っている 潮風が 身体の形を思い出させ 握って ひらいて 踏み込んだ「さぁ行け」 あぁ 穏やかな 気持ちがする さぁ行け 私の喜びを あなたにあげよう あげよう 毎日 あたたかな日が 昇ってく だけのもの |
トコトコ鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 掌があたたかい それが君の光の理由 ぼくは闇 君は光 染めたくないから 電気をつける あぁ 冬だ ストーブの上に やかんが しゅんしゅん言った トコトコ押して 泣けてくる 君のように 生きてみたいと願うよ トコトコ押して 泣けてくる 君のように 生きてみたいと願うよ 掌があたたかい それが君の光 掌があたたかい 掌があたたかい それが君の光の理由 |
ハハタップ鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 遊びに行こうよ 早く この家から逃げたい 遊びに行こうよ 早く 風を追い越すくらいのスピードで 自由に泳ぐ 君にあこがれて 我が家の狂った世界に嫌悪する 母の愚痴ではない心の底 それはとんでもなくあきらめの底 私のそれと似ていた 似てたんだ だからたまにはウチに帰ろう そこからはじまることがなくても |
ひかりのこども鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 上を見てた 何んにもなかった そうかぼくにはこれしかないよ 予感が… ビルの影に 月があると 立ち尽くして その輝きを待った 君の涙 ぼくの心 洗い流した 気付けて良かった ぼくは 同んなじ ひとつの月を みんな 同んなじ ひとつの月を 君も 同んなじ ひとつの月を 見ている 嵐が止み 風の中に 濃い緑の匂いがする ぼくは1人 呼吸をする ぼくは1人 君見つめる ビルの影に 月があると 立ち尽くして その輝きを待った 上を見てた 月が見えた |
秘密の名前鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 君の名前教えて 君の名前教えて 自転車こいで ビシビシあたる大雨 顔が痺れているみたいだな 梅雨の嘆く歌声 早く家に帰って 魚を茹でて食べた ウロコがどっかはりついて 床に着く 電気消す なんか泣けてくる やんだ雨粒 窓を輝かせ 君の名前教えて 君の名前教えて 生まれてすぐに付けられた 秘密の名前教えて 立って 座って あっち向いて 笑って |
まじめな人生鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 笑い 働き 酒を飲み 語り けんかして 人をなぐり あやまり タバコを吸う 空を見上げ 花を愛でて 政治家の文句を言い この世を憂う 行方知れずの子供を心配し 見つかれば涙する 病気と立ち向かい 車とばし ロックを聞き 肉を食らい 自分が嫌になる 笑い 働き 酒を飲み 語り けんかして 人をなぐり あやまり タバコを吸う 空を見上げ 花を愛でて 政治家の文句を言い この世を憂う 行方知れずの子供を心配し 見つかれば涙する 病気と立ち向かい 車とばし ロックを聞き 肉を食らい 猫を助け まじめに眠る |
ヤイヤイ鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | 朝靄が鼻をつつく 木々の様子が騒がしい 頭の隅っ子の方で 夢なんだと分かってて なのに獣くさい風が纏う 3回のクシャミで目が醒める ここはどこなんだろうと一瞬ぼんやりする またクシャミ鼻が疼く ここは東京の中二階 天井の低い部屋 やたらと陽当たりのいい部屋 パンの焼けた匂い 煮立った味噌汁の匂い 少し開けた窓から白いカーテンが揺れる これを本当の安心と呼べるなら 私に何が足らないんだろう 自由になりたいと願いながら 少し不自由な生活を選んでる 机の上のカギが音をたてた また獣くさい風が吹いていたんじゃない? もう捨てた筈の田舎に未練なんてあるはずないのに 勝手で無邪気な笑い声がする なりたかった理想の私 本当は足早に逃げたかっただけなんじゃないの? 生きて ただ生きて そしたら近づける 息のできる唯一の場所 そこで生き抜くしかないと悟った 凍ってしまった途切れた線路は この日差しで溶けただろうか そこに張り付いていた私は そろそろここに戻って来るだろうか |
やきそば鹿の一族 | 鹿の一族 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | | やきそば食べて やきそばまずい どうしたら 美味しいの食べれるの? 「気合を込めて オレがつくるよ」 じゃあ待つよ 何年でも待つよ さぁ作って作って おいしい匂いがする 「さぁ食べてごらん」こんな味のやきそば もう2度と 食べられない予感 気持ちで料理の味は決まる |
川べりの家海蔵亮太 | 海蔵亮太 | 松崎ナオ | 松崎ナオ | 高山和芽 | 大人になってゆくほど 涙がよく出てしまうのは 1人で生きて行けるからだと信じて止まない それでも淋しいのも知ってるから あたたかい場所へ行こうよ 川のせせらぎが聞こえる家を借りて耳をすまし その静けさや激しさを覚えてゆく 歌は水に溶けてゆき そこだけ水色 幸せを守るのではなく 分けてあげる なるべく大きくて なるべくりっぱな水槽を 自転車で買いに行き はなしてやろう なんて奇跡の色を持っているの キラキラ揺らめいてる 水溜まりに映っている ボクの家は青く透け 指でいくらかき混ぜても もどってくる とても儚ないものだから 大切にして 一瞬しかない |