てのひらの音 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村タイチ | かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ ずっと遠くまで 時に僕等は傷ついた 小さな声さえ届かずただ無償を探す影に押された 緩い坂道を抜けたら窓の空いた白い部屋 まだ時計の針は確かに動き続けてる 揺れていた日々今は遠くなる思い出たち 朽ちかけたこの足跡も揺れて咲く一輪の花 かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ そして僕は足元を知る 道は果てしなく 時間は限りなく僕の心に続くよ ずっと遠くまで 立ち止まり空を見上げる「始まりの声は聞こえるよ」と 隣の人が微かに呟いて過ぎていく 止まらない涙 いつかきっと見たあの陽炎 やっと見つけたこの場所はもっと輝きを放って 鳴り続ける靴音届けどこまでも 道の狭間で響くよ 疲れ眠りにつくその前に 部屋の片隅で佇んだ季節ははぐれた夢と幻 今もそのままで 絡まる糸達解き 全てを掴んでゆく 砂地の暗闇歩き 陽の当たる場所を目指してく 今までもこれからもずっと… かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ そして僕は足元を知る 道は果てしなく 時間は限りなく僕の心に続くよ ずっと遠くまで 繋ぐ掌は少し瞬いて肩にかかる力を溶かした もう怯む意味も無い 全てを委ねたあの頃は遠く 道の果てを探してく ずっと遠くまで もっと遠くまで |
翼 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け その光を浴びるたびに人は確かに夢を持っていく 限りない空の片隅 人は密かに泪を滲ます 乾いた夏の色 それはスタートのサイン 伝わるその鼓動 そしていつか向かい合えば未来 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある 今足音紡ぐたびに僕らまた少しね大人になる 「変われない」と嘆いてても何も始まらないことに気づく 届いた明日の鐘 それが始まりの合図 重なり合う光 そして今がいつの日より未来 僕らがまたこの時代の先へ飛び立つ 閉ざされたいくつもの扉を開けながらね この先にどんな大きな変化があろうとも 揺るぎない闘志とともに今を駆けてゆく 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある |
月夜恋風いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 甘い甘い恋に見捨てられた脆い感情は 遠い空の下でいつか花を咲かせるでしょう 細く狭い道は単純に僕を苦しめないし 綺麗に並べられる愛が真実とも言えない 探すのはキッカケじゃなく まして心理や理念じゃない つまるとこ答えなんて無く 嗚呼 今日も風は優しい 騒がしい未来は僕に何かを語るかな? ひたすら平凡な僕は何を感じるかな? 夢は夢で胸に包み 時に恋して泪流す 常に現実は重くとも 嗚呼 今宵の月は綺麗 ありきたりな僕等が紡ぐ 嗚呼 日々こそが美しい 淡い淡い恋は今日も様々に散らばってく 小さな幸せがそっと世界を染めていく |
月とあたしと冷蔵庫 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊・吉岡聖恵 | 山下穂尊 | いきものがかり・江口亮 | 真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて 窓開けて虫の声を聞いて スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく それを見つめてたら胸がキュンとした いつからあたしはあたしを作ったんだろう… 冷蔵庫の扉を閉じる勇気もない… 不安な気持ちが一つ胸ん中を巡る 代わり映えのないこの日々を傷つけよう 窓の隙間に見上げた黄色い満月は あたしに気付かないフリして雲に隠れた 君がそこに居るんならあたしは歩けるわ 「か細く漏れる光、あたしを照らしてくれ…」って 叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ 一つのタメ息も残さないで あたしという輝きを放つ 真夜中の月が優しい 喧噪の火照りを静かに静かに冷ましてくれるのは君 取り出すアイスをそっと唇にあてて ゆっくり冷蔵庫の扉を閉めよう 語りかけた三日月は一段と澄んでて 当たり前のように今日も笑ってくれた 閉じかけた窓から覗いた光の粒が 少しだけ躊躇したあたしを包んでくれる 等身大となって今日に見合う距離を知って いつか出逢う優柔なあたしも越えてこうよ Yes, No と知った二つの世界に連れて行こう 月と冷蔵庫 今、叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫 今、叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫 連れて行こう 月と冷蔵庫 |
月とあたしと冷蔵庫緑黄色社会 | 緑黄色社会 | 山下穂尊・吉岡聖恵 | 山下穂尊 | 宍見真吾・LASTorder | 真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて 窓開けて虫の声を聞いて スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく それを見つめてたら胸がキュンとした いつからあたしはあたしを作ったんだろう… 冷蔵庫の扉を閉じる勇気もない… 不安な気持ちが一つ胸ん中を巡る 代わり映えのないこの日々を傷つけよう 窓の隙間に見上げた黄色い満月は あたしに気付かないフリして雲に隠れた 君がそこに居るんならあたしは歩けるわ 「か細く漏れる光、あたしを照らしてくれ…」って 叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ 一つのタメ息も残さないで あたしという輝きを放つ 真夜中の月が優しい 喧噪の火照りを 静かに静かに冷ましてくれるのは君 取り出すアイスをそっと唇にあてて ゆっくり冷蔵庫の扉を閉めよう 語りかけた三日月は一段と澄んでて 当たり前のように今日も笑ってくれた 閉じかけた窓から覗いた光の粒が 少しだけ躊躇したあたしを包んでくれる 等身大となって今日に見合う距離を知って いつか出逢う優柔なあたしも越えてこうよ Yes, No と知った二つの世界に連れて行こう 月と冷蔵庫 今、叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫 今、叫んだとして いつも願ったとして いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫 連れて行こう 月と冷蔵庫 |
ちこくしちゃうよ いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊・吉岡聖恵 | 山下穂尊 | 西川進 | 鼻歌が聞こえてる 君の声に似てるね 透き通る太陽と 光のにおいがした この坂道を勢いつけて 今走る 走る ヒコウキ雲がまっすぐ空に白く描く道すじ 希望 自転車に乗って走る君の肩追いかけ 気付かないでよ 気付いてみてよ 目が合えば恋になりそうで 自転車に乗って 遅刻しちゃいそうだよ今日は 晴れた今日の日 ヒコウキ雲をのんびり見とれ走る君 追いかける 向こう岸見渡せば 君が暮らしてる街 君のことを見つけた 8:30の大橋 伝わるのかな? このドキドキの苦しさと愛しさと 聞こえるのかな? あたしのベルにひどく強く刻む 鼓動 自転車に乗った君にあたしは何もできないで 急がないでね 焦らないでね 傍にいる時間をもっと… どうしようもなくて 遅刻しちゃいそうなんだ今日は ただ君のこと ただ君のこと 後ろ姿の君をただ見つめてる 自転車に乗って 走る君の肩追いかけ 気付かないでよ 気付いてみてよ ふいに落としたそのスピード 自転車に乗って 遅刻しちゃいそうだよ今日は 揺れた木洩れ日 ヒコウキ雲をのんびり見とれ走る君 追いかける 自転車に乗って |
タユムコトナキナガレノナカデ いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | あたしの想いよ風に乗れ 今すぐに知らぬうちに 行け 届いた雲の中の言葉 うっすらと 解りかけた 自分 日々の脆さに半ば諦めかけていたのは 浮ついたあたしの心で 何かに掴まるあたしの弱さはもうたくさん 飾らない強さを纏うわ 行き交う人の流れに逆らい 今あたしは何処へと向かうのだろう 徒然なる夜には 月明かりの中で君を思い出そう 生まれた有りっ丈の声よ 一向に伸びやかに 行け 途切れた行くあての無い道 いつの間に忘れていた自分 孤独さの上に見たものとは何だったのか 気が付いた日々の重さを ある一定の距離を計ろうとしていたんだ 遠ざかる明日をめざして 行き交う人の流れを掻き分け 今あたしは何かを探すのだろう 敬虔なる祈りは 月明かりの中で何を奏でよう 弛まぬ時の流れに 今あたしは 何を思い何を見て何を感じながら生きるだろう 恐れることそれすら包み込める 全て愛し続けよう 過ぎ行く人の流れに逆らい いざあたしは明日へと踏み出すから 確かなもの一つを手に入れたら いつの日か君と分かつ 果てなき旅路の上に今あたしは君を想い 夢を歌い 日々を感じながら生きてゆこう 息づくこの歌がね、きっと届く 弛まぬ流れの中で… |
ソプラノ いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 降り始めた通り雨が あたしの肩を冷たく濡らす 頬を伝うその雫は 涙だと知って我に返る 掛け違えた答えが 二人の愛を変えた 過去に戻る力も 無いくせに 強がりの鼓動は鳴る あの日見つけた恋の欠片は あたしの中でいつか消えたの? もう二度と届かないあなたの手を 思い出す理由さえもう無いの? 降り注ぐ雨はただ優しく こぼれ落ちてく涙をかばう 夕暮れが連れ出した雨の香り それだけが唯一優しい… 押し殺した涙声は 弱々しくもまだ震えて ウソなんだと笑いたいのに 最後の言葉はもう消えない 二人で話した夢 初めて繋いだ手も ただ全てがひたすら 胸の奥 現実を締め付ける あの日届いた恋の魔法は あなたの中できっと消えたの 出逢ったあの頃の夢を探す 意味の無いことだって分かってる もう少しだけそばにいたいと あのとき何故そう言えなかったろう… 遮るようにも聞こえた四文字 言わないでと願ったのに… 歩き出したあたしの歩幅は あの日よりも不確かだけれど 覚束ない靴音に耳をすます いつかまた笑い合い逢えるかな 巡り巡る幾重の時間は それでもあたしの宝物で 何一つ色褪せぬ思い出だけこの胸にそっとしまおう この胸にそっとしまおう |
スピカ~あなたがいるということ~いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | あなたがいるということ それだけで温かいんだよ 眠れぬ夜に灯る確かな輝き いつまでもそばにいて なんて照れ隠しするけど 叶えあえるものがそこにある 形あるものがあるように 形ないものもそこにある 風の中凛として咲く花の香りがあるように 毎日がまた過ぎて行くよ 消えない夢をまた手探る そんな日にあなたの歌う声が頭のなか巡る 探していた憧れは 夜空に咲くスピカの蒼さで そう小さな光だけどその声を聞かせて あなたがいるということ それだけで温かいんだよ 眠れぬ夜に灯る確かな輝き いつまでもそばにいて なんて照れ隠しするけど 叶えあえるものがそこにある 半年が一年へ変わり 気がつけば三年目の春 この街に私が残せたのは何色の跡だろう いつまでもね変わらずにいられると信じてる 私は この夢物語の先 深く息を吸うの あなたとつながること それだけは信じたいんだよ 曇り空の闇にふと見えたぬくもり これからも消えないで 私は今日も歩くよ 支えられてるから 今がある あなたを見つけた日を 忘れられはしないんだよ 春風に仰ぎ見た小さな星屑 あなたがいるということ 私がいるということ 奏で合える言葉 ここにある |
スパイス・マジック いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | あのとき交わした言葉は今どこか遠い場所で誰かを待ってるのかな 想い描いた確かな未来図はいつの日から変わり始めてたんだろう あの日何故か すれ違った心が運命をノックして 本当の愛をくれたの いつもいたその場所で 触れたら消えそうなこの光にも 確かな愛の灯が灯るとして 生まれた一つの願いをあなたに いつまでもどんなときも 変わらずにいつの日にも 二人で歩いた暮れなずむ季節の帰り道が私たちを繋いだの 有り触れた出逢いだってこうして奇跡を起こして 偽らない愛を知れたよ いつか見た夢のように 今にも壊れそうなその言葉にも 切なる愛の実が宿るとして 伝えたい一つの想いをあなたに この先もどの未来も 果てのない日々を越えて 君からもらった「ありがとう」いつの日も胸の中 色褪せたりしないよ 「必ず幸せになるから…」約束した公園に吹き抜けた淡い風 触れたら消えそうなこの光にも 確かな愛の灯が灯るとして 生まれた一つの願いをあなたに 巡りゆく季節の中 いつまでもどんなときも 変わらずにいつの日にも |
Sweet! Sweet! Music! いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! 憧れはいつもドキドキ 現実はいつでもズキズキ ほら今宵の宴に残りものもない 心と身体がヒリヒリ 僕らの街はもう夜明けに ほらじーちゃんばーちゃんにーちゃんねーちゃん新婚さんもいらっしゃい 鳴り止まぬ笑い声 ふと耳を澄まして 少しだけ見えた気がした 明日の笑顔 ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! 君がくれたその言葉に毎回本当はドギマギ まずはいっさいがっさい身辺整理してからステップアップ! 届かないあの日にもふとその手伸ばせば 触れられるような気がしたいつかの涙 一回じゃ始まんない最高の愛をちょーだい! そんなんであっちこっちそっちどっち向いたらラッキー? 後悔なんてしたくない なんつって持てぬ期待 そんなんじゃ変じゃレンジャー忍者 酔いどれも踊るの Sweet! Sweet! Music! アンビリーバブルなるは精神です どん時のあたし見ればハッピーです?? 人畜無害の神様 君とお嫁でサンバな皆 Summer! アイロニカルにシニカルに シリガルなあの子みてまたよがる 大好きなことがまだしたいやいや ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! Sweet! Sweet! Music! |
情熱モラトリアムJUNNA | JUNNA | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 白戸佑輔 | 一瞬飛んで跳ねてからまた心地よいときでいいの 喧騒感の真ん中ですら負けない気持ちがいいの 幸福的な価値観にすら悲劇は訪れる 計画的に生きていく一体何が楽しいの? 変われること一つ見つけられんのなら このいびつな世界 踏み出して 壊して 歩いていくだけ だから 届かない情熱をこの手に伝えたい 私が叶えてみせる まだいくつの夢がある 曖昧なことばっかなんでまた少しだけ苦しいよ 焦燥感と戦いの果て勝利をもたらす太陽 感覚的な行動にこの身を委ねて目指せ 「後悔」なんてがらじゃない苦し紛れの思考排除 飾らぬことさえも恐れはしないから あの歪んだ過去も 飛び越して 裸足で 駆けていくだけ 今は 果てしないこの道を確かに歩みたい 私が探してるもの ほらいくつも芽吹いてる 変わらない常識をこの手で壊したい 積み上げていく言葉が 私をまた作ってく 感じるまま生きていこうよ 信じるまま進めばいいさ この地球(ほし)では 辛いことさえ笑え! そんな気持ちが今必要なんだ だから 届かない情熱をこの手に伝えたい 私が叶えてみせる まだいくつの夢がある 揺るがない現実をこの手で掴みたい 明日が教えてくれる それだけただ 信じてる |
最後の放課後いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村太知 | 最初からわかってたこと いつかこの場所を去ること 気付いたら三年間の思い出が泪で滲む いつかのあたしたちは「今日」を目指してきたけれど こんなにも切ないなんて正直想像しなかったよ 当たり前の場所が過去になる 君と初めて出逢った ありふれた出逢い 奇跡になる この教室も あのロッカーも 君の笑顔も… 君から何か伝えてよ あたし 何も喋れないから… いつからかずっと君の背中を目で追っていたんだよ 君が気付いていないこと あたし分かってもいたけど 今日で最後の放課後にあたし 強くなるよ どうしてか捨てられずに 今日も大切に持ってる君にもらったメッセージ 今はあたしのお守りで 小さなメモの隅に走り書きされた言葉が この日までいつもずっとあたしを助けてくれたんだよ あの日何気なく君を見た 夕日に染まるバス停 声をかけられずに 佇んだ その瞬間に その一瞬に 心が爆ぜた あたしから君に伝えるよ 二度とここで逢えないから… どんな日もいつか君にその答え知って欲しかったよ 君が気付いてくれること あたし 祈ってはいたけど どうしても届かなくて 心 苦しかったの 今から君に伝えるよ どうか はぐらかさないでね 本当はいつもいつも あなたのこと 想ってたんだよ 何を言葉にすればいいのかもまだわかってないけど 今日で最後の放課後にあたしから伝えるよ あたしから伝えるよ |
秋桜(コスモス) いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 星の瞬く世界にも 君の声は無力だろう 息を殺し奪う想いも 苦痛を来すだけ 張り詰めてる狂った状況 誘惑に耐えるのが日常 つぶらな瞳に惑わされる そしてまた日は沈むの 恐れるは繰り返す嫉妬 あなたには見えないでしょう 曝け出す機会を待って 見上げた空には三日月が浮かぶの 不埒な柵をほどき あたしの胸は疼き出してく 不適な笑みに埋もれた その愛は嘘だわ 離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう 気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ I just say「yes」. I just say「yes」. きらびやかを纏ったとして 後に何が残るでしょう 渦巻くは欲望の煽り 少し濡れた香り 世知辛いな世間と知って 見え隠れするのも無常 産なあなたの声に酔って 夜明けの空には明星が光るの よこしまな恋の果てに 行きつくべき場所など知れたもの 想いとどまれてるなら この傷も消えるわ 遍く理想 心は無想 声に出したなら砕けよう 凛としたその 心の模様 手に入れたいと願うのも無様だわ I just say「yes」. I just say「yes」. 不意に消えてしまう時間も “思い出”と呼べるなら 昨日だって 明日だって 今だって 誇れるわ 離れぬうち 届かぬうち あたしの愛を溶かしましょう 気付かぬから 忘れ得ぬから 時雨の秋桜と ともにちるのでしょう 離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう 気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ I just say「yes」. I just say「yes」. |
心一つあるがまま いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | mugen | 振り切れた針に追われてあたしはまた明日を目指す いつか見た夢の続きはまだ胸ん中に宿る 失敗もしてるもんね もう何回もだもんね そんなことで弛まぬ時間は揺らがない 閉ざされた扉の前にたたずむあたしの背中が どう見えるのか 何を語るか それすらに意味は無い 平均値を探して安心感に浸った憂うべき自分はもうここにはいない 愛するべきこの日々に寄り添って 延々と続く現実にキスをして 感情の波間をゆらゆら漂って 確かに今生きる 想像力で息をしたあの日のあたしに逢える この場所が輝きをまた放つ 勇敢なフリをした強がるあたしを捨てて 手招く唯一無二の未来へ 心一つあるがまま 差し出された椅子を蹴ってそれでもまた前を目指す 遠ざかるのは白い雲と脆弱なあたし 案外単純じゃんね 価値観なんだもんね 一頻りのあたしの要素は崩れない 煌々と光る行く先を指差して 傍にいる人々と手を取り合って 限りの無い限界をイメージして 確かに今走る 透明感に染められた輝くあたしに逢える 気付かぬうちに鼓動高まる 聡明なフリをした偽るあたしを捨てて 抱きしめ続けるこの身体と心一つあるがまま 等身大のまま閉じた 瞼の裏側にいるいつかのあたしが背中を押して 本当は知っていた 「飾らぬあたしでいい」って ただひたすら そう ただひたすらに… 想像力で息をしたあの日のあたしに逢える この場所が輝きをまた放つ 勇敢なフリをした強がるあたしを捨てて 手招く唯一無二の未来へ 心一つあるがまま そう 心一つあるがまま |
心の花を咲かせよう いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 僕等が駆け抜けた時期(とき) 明日へと向かう旅 多くを語らず自らその先を見据えてく 一瞬迷うけど必ず道がある 届かない様なゴールなんて無い 遠くに見えてた舞台に待つものは何だろう 心に蒔いたその種子はいつかきっと芽吹くんだ 眠れない一人の夜巡る思考回路は悟る 「今の自分で間違いない…」ってさ 心にある花を枯らさずに咲かせよう 夢がやがて確かな輝きへ変わるように 夢見たその景色は決して色褪せずに 永遠に僕等の胸に刻まれるのだから 今日の日もここに「僕」という意味を生む 曇り無き素朴な光だ もう負けないと誓ったあの夜の泪を拭ったその時に宿った魂があって 忘れない日々を越えてやっと辿り着けた場所に 「後悔」なんてもんは必要ないってさ 心に咲く花を大切に育てよう 時に雨に打たれ 時に風に吹かれ やがて花は朽ちても生まれゆく生命がある 永久に続く連鎖に「僕」という意味を持つ あの日の僕等が笑う 咲き誇る花を慕う 今の僕等に向けるその眼差しは語る 日常の日々こそ奇跡 僕達が紡いでく奇跡 探すのは「特別」ではなく日常という名の目の前の奇跡 輝いた今日に感謝と惜しみなく続く拍手を 燃え尽きた僕等が今抱く誇りこそ持つべき必然 いつか今日が過去に変わり「今」に負けそうになっても 僕達は思い出すだろう 情熱に染まった日々を 心にある花をいつまでも咲かせよう たとえ水が尽きても たとえ闇が覆っても 終わりという始まり 始まりという名の終わり 僕達はまだ歩いてく 僕達がまだ歩いてく その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも ひたすらに続く未来が見たい ひとひらの淡い奇跡を見たい |
恋詩 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 蔦谷好位置 | 絡まった蜘蛛の巣があたしを指差して 浮ついた胸の奥に皮肉を投げる 快楽に溺れし人の涙は 儚き夢の証 彼方に生きる民にあたしは無力 憂うべき運命(さだめ)に何を祈る 現実に流れし人の涙は 眩しき夢の魂 垣間見た心の中咲く 一輪の花の色は見えぬ 妖艶と麗しき罪の名は 忌々しき愛と共に在りし 夜を越えあたしの夢今開く 胸の中に宿りし恋の詩 「一夜の戯れよ」と淡として 餞(はなむけ)の辞(ことば)を捧げましょう 切なき胸の内は一向(ひたすら)隠して 今宵の静寂に吐息は溶ける 甘美な唇に伝う指先 密かに濡れてゆく さんざめく光の中待つ 罪深き人の影は見えぬ 永遠と唄われし罪の名は 儚き愛のもとに宿し 日々を越えあたしの夢今散らし 胸の中の扉は閉ざしましょう 一夜の戯れにも煌煌と 燃え盛りし愛を冷ましましょう 無造作に絡んだ指を解き今 この胸の熱(ほとぼ)りは癒えよう 恍惚と喘ぐ声は空に消え 日溜まりの花と変わるのです また芽吹くのです そう生きるのです やがて時は満ち人は変わるもの 強く儚き愛と生きるもの つれなき恋路をただ阻むのは「あたし」という名の影無双 夜を越えあたしの夢今開く 胸の中に宿りし恋の詩 「一夜の戯れよ」と淡として 餞(はなむけ)の辞(ことば)を捧げましょう |
恋跡 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | いつかあの人にこう言われたっけな 「紡ぐ思い出って永遠じゃないの?」って あたしは困っちゃって少しだけ涙して 温もるその右手を強く握り返した ひどく冷えた三月の空 風は別れの季節を運ぶ 触れた指先離れて止まった時間 あれから三年月日経ってあたしまだここにいる 「簡単」なんて思えないの いくつかの恋もしてみたけど なおさらだって分かってたって想いはまだ消えぬ 大体知っているんだけど あなたはまだこの胸にいるの あの答えが今さら揺れて消える あの日言いたくても言えなかった言葉を 冷たい風に乗せて飛ばせたならいいのに 強く踏み出したつもりでも 何故か涙がまた邪魔をする ずれた行き先 迷って交じった視線 「ごめんね…」なんて欲しくなくって あたしは瞳を閉じる 「経験」なんてしたくないの 叶わない夢をまだ見るのも 「いつかは…」なんて思ってたって想いはまだ癒えぬ 「会いたい」なんて言えないけど あなたが瞼の中にいるの その答えが今でも胸を締める 「嫌い」になんてなれないのよ 本当の「逢い」を探したけれど 「これからだって信じてる」ってあたしまた嘘つき 「運命」なんて思えないよ 「思い出」にだって出来てないの それでも見上げたのはあの日の空 |
くちづけ いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | 震える唇と言葉にならぬいくつもの声 頬を伝うは無数の雫 最後の言葉を口に出せずとまどうあなたに あたしができることなどないの 心強くあると信じたあたしの胸の中は壊されてしまい いつも傍にあると信じたあなたの心は今はここには無い 溜息混じりの雨があたしを叩く 扉の向こうはもう 一人の世界 肩を包む温もりが傷を抉る 今宵の涙は全て雨に変わるわ 一度だけ くちづけて 一度だけ 握る手の平はいつもよりほんの少し冷たく 掻き乱された想いは熱く 冷静な振りをするあたしをあなたは見透かす その優しさも時には罪ね 「夢の中で逢える」信じるあたしの思いは虚しさを誘うだけ いつも愛してると誓った あなたの言葉に曇りはなかった あの日の記憶も消えてしまうでしょうか 傷のない恋などないのでしょうか 壊れた恋は偽物だったでしょうか 何よりそれも一つの愛なのでしょう 一度だけ くちづけて 最後まで くちづけて あたしはあなたの胸の中に小さく埋もり 絶えることない涙を知る |
季節いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 亀田誠治 | 巡る季節が咲かせた花は何度目だろう ひたすらに駆け抜けた時代が瞼にある 言葉にすれば壊れそうな夢だけ抱えて 始まりの言葉たち 大切に集めていた 不器用とわかっていて もう一度を繰り返す 悲しいこともまだ知らないでいたんだよ それでも続いてく物語 桜舞う街の中 見上げたその景色は どんなときもいつの日にも眩しすぎて 瞳を細めました 気づいたら何故か伝う涙は 喜びにも悲しみにも優しさにも 似てるような気がしたんだ そうやって春は満ちる 一つの 小さな 奇跡のように 諦めないと大人にはなれないと気づいて 消えていく未来もさ あったことわかっていた 届かないような窓に 手を伸ばして気がついた つまづいたあの日も 傷ついた夢さえも 降り注ぐ太陽があったんだ 光差す道の上 かけがえない出会いが 僕らを変え世界を変え今確かに 僕らに届きました 巡りゆく季節に咲く命が また今年も 空に舞って 僕らをつなぐ 景色になりますように 桜舞う街の中 見上げたその景色は どんなときもいつの日にも眩しすぎて 瞳を細めました 気づいたら何故か伝う涙は 喜びにも悲しみにも優しさにも 似てるような気がしたんだ そうやって春は満ちる 一つの 小さな 奇跡のように |
風と未来 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ・湯浅篤 | 都会を抜け出して風を探したよ 「少しだけ疲れたね」なんて苦笑(わら)うけど見たい景色がある ほどけた足跡をもう一度辿れば いつか見た夢の続き書き直してまた始められるよ 「簡単なこと」がさ 難しすぎちゃって一人迷い込む土曜日 明るい空の下 手を伸ばしました 隠さずね 素直にね 望むこの道を 今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ 届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ 朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて 見慣れた街角に花を咲かせたら 春と夏 秋と冬 季節が巡って彩る風は吹く 「純粋なこと」がさ 見えなくなっちゃって何故か思い込む夜明け ふいに見上げたら まぁるい月でした 蒼白くささやいた言葉を探して 今そよいだ風に乗って明日の僕らに逢いにゆくよ 繋いだ掌を確かめて胸いっぱい息を吸い込んで 遠くの空に広がった星降る夜空を抱きしめるよ 小さな涙星は流れて 祈りが夜風の波を舞うよ 今始まる未来はきっと素敵な光を身に纏って 鮮やかな彩りは確かに僕らの明日を照らし出すよ 今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ 届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ 朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて |
風乞うて花揺れるいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 蔦谷好位置 | ひとひらのあの花の様に 輝く明日を願ったでしょう 瞼の裏側にある悲しみはもう知った 道端にうずくまった僕らが愛の種だとして 光と水をくれたこの場所に花を咲かそう 鼠色の空の下「青空を」と祈るけど 隠しきれないこの足跡に 誇りをつむいで歩いてく 遠くに見えた一番星 西へ向かう昨日に手を振る あなたはまだそこにいてくれて 東から来る明日を待ってる ずっとずっと分かってたよ 君が照らしてくれたその道を その丘に風は吹いて 始まる夜空を見上げるのでしょう 瞬いた星達が変わらない街を照らす 藍に染まる空の下 星々が散らばるなら 過去に出来ない痛みを前に 明日を探して踏み出せる 遠くに消えた一番星 「明日に帰るんだ」と呟く いつも今日も気づいてたよ 君が守ってくれたこの場所も 変わらぬ気持ちで出逢えた朝には もう戻れない不安の影も静かに確かに緩んでく 昨日の空に満ちる光 いつかの空にもまた輝く あなたはまたそこにいてくれて 僕らの胸の中にも灯る 遠くに見えた一番星 西へ向かう昨日に手を振る あなたはまだそこにいてくれて 東から来る明日を待ってる ずっとずっと分かってたよ 君が照らしてくれたその道を 君が照らしてくれたこの道を |
かげぼうし いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 田中ユウスケ・湯浅篤 | 一筋の涙が零れた 明かりの消えた街灯と 立ち止まるあたしの影ぼうし 離れないでと今祈る あなたがくれた幸せはあの夕日の向こうに消えて せわしなく流れてく雲 あたしに向かって手を振った ありのままに描く夢 思うままにこの手でカタチに出来ればなぁ 振り絞った声があなたに いつかきっと届くなら… そんなこと考える 今止まった時を越えたら さらに一歩踏み出して あたし今 鳥になる 冬の訪れを告げたのは切なさに染まった涼風 うっすらと消えてく影ぼうし 傍にいてと願ったのにな あの日触れたあなたの手 もっと強く握り返して欲しかったなぁ 笑い合った声は確かに あの日きっと聞こえたよ もう一度… なんてほら… また潤んだ瞳拭って見上げたんだ そうしたら 満天の星が在る 紛れ込んだ闇を抜けたら晴れ渡った朝が来る いつの日かまた逢える 澄み渡った朝の光が溢れ出したその先をあたしまた歩き出す 振り絞った声があなたに いつかきっと届くなら… そんなこと考える 今止まった時を越えたら さらに一歩踏み出して あたし今 鳥になる |
オリオンいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | いきものがかり・江口亮 | 「青空は綺麗だけど 夕焼けが好きなんだ」と 君は少しはにかんで沈む日を眺めていた 今年も冬が近づく また白い吐息が舞う 君と初めて出逢った季節がまた巡ってく 遠く見えてた空は藍と染まり 確かな輝きを胸に纏った そしてまた今年も君の隣り 瞬き始めた夜空を見つめて そっと君が指差す先 光に満ちた 光に満ちたオリオン 伝えたい事はいつもさ 言葉では足りなくってさ だからその手を握ったら 温もりが伝わるんだよ 星の降る夜のこと覚えている 初めて交わした言葉を知ってる そして見つけたのは淡い光 力強く輝く淡い光 ずっとそこで見守ってた 今年初めて君と見つけたオリオン 遠く見えてた空は藍と染まり 確かな輝きを胸に纏った そしてまた今年も君の隣り 瞬き始めた夜空を見つめて そっと君が指差す先 光に満ちた 光に満ちたオリオン |
おもいでのすきまいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 思い出すと変わらずにいたあの頃 「気取んな」って笑って過ごしてた日々 二人してムキになっていたけど そういつだって今日だって思い出 気がつくと考えてたのはいつも 「君と二人でいられる」ってこと いつからかすれ違いが二人を包み 僕の未来にもう君はいない おもいでのすきまから 漏れてる光に誘われ 一人歩く街の中 無意識に君の姿を探す 今僕らの恋に告げるべき言葉を知って戸惑いの風に吹かれる 現実に目をそらす この僕の想いが消えるようにそっと目を閉じながら 深く永い眠りに落ちていけばいい 隣り合った瞬間目の合ったときに はにかんで見せてくれた仕草も 握った手に伝わる君の体温も 時間は経つも色褪せぬ思い出 プラス思考を盾にしても 辛い痛みや不安を忘れない もらった数知れぬ勇気が やがて僕の内の未来を創る この僕の胸に残すべき答えに気付く この恋のおもいでのすきまを埋めていけるように またどこかで偶然出逢っても 前と変わらないような顔して二人笑い合いたいな 「憂鬱なる運命」はただ嫌う 今僕らの恋に告げるべき言葉を知って切なさの雨に打たれる 現実に目を凝らす この僕の想いが消えるようにそっと目を閉じながら おもいでのすきまはもう埋まる もう埋める 今になってやっと気がついたけど そういつだって今日だって思い出 |
いろはにほへといきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 溢れる夢継ぎ足す毎日に飽きたなら いつか叶えと願う あたしここいるよ ツギハギの毎日についにしびれを切らして 飛び出すあなたも今日生きるよ 「あ~切ないわ」なんて いつも口に出してないで しこたま持った希望や不安も あたしの細胞なのです ずんぐりむっくりの絵の具を 身体中塗りたくって 出来上がったこの唄が 今日七色に染まる いろはにほへとのちりぬるが とりあえずPOPなんで 並び替えたこの声で今ね、あなたに届け とどまること知らずに歩くあなたの背中が 今日はいつもよりも少し光るよ 「もう出来ないわ」なんて やたらと落ち込んでいないで 積もり積もった不平や不満も カタチの無いものなんです 紅藍黄色のこの声を がむしゃらに混ぜてまって かき鳴らした六弦が 日々の弱さを埋める 転がり続ける石ころが とりあえずROCKなんで さらに映えたこの声で今日もあなたに届け あなたに響け |
今走り出せば いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | 僕達(ら)が出逢った限られた日々の中で 何を手にしたんだろう? 何を見つけたんだろう? 描いた言葉をこの胸に書き記そう それは次の毎日の「始まり」という予感 どこでつまずいたって構わないけど 出来る全ての事を探してくんだよ あの日交わした約束がね 今日の僕等を繋いで ほら今風になる 飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって 今だから行ける未来がある いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって 信じ合うその先の答えを そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して 輝く毎日はまるで夢のように過ぎて 気付けば今いる場所がかけがえのない場所 例えば僕達が離ればなれになっても 分かち合ったものがある 「オモイデ」という時間 そこに明日が見えなくても いつの日かの君は言うの「ほらまだ道がある」 抜け出して 心のね不安をね 越える僕になんだって いつの日か見てた未来はある 届くかな 迷ってた自分とね もう一度向き合うんだって 見慣れてるその街の景色が いつもより少し輝いたんだ この胸に瞬いて 飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって 今だから行ける未来がある いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって 信じ合うその先の答えを そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して |
いつだって僕らは いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | 輝いたその日々の中で僕らは何を見つけたんだろう 浮かんでゆく景色の中にあなたを見つけたんだよ さざめいたその笑い声が雑踏の中を駆け抜けてゆく 降り出した雨あしに急かされながら歩く try! 一瞬にしてもう fly!! 飛び越えちゃって 手探りで掴むのはあの日決めた夢 いつだって 最高の感情を描いてみた 僕らそうやって純粋に夢をみた 果てしなく広がるこの空の下 僕らはその答えを見つけました 大切な存在に気づいたんなら ヒトはいつだって空を羽ばたけんだよ 伝えたい言葉達に託すんだよ 僕らの信じる道開くために 泣き出した空に差し込んだ光を信じる事にしたんだ 怯えてる暇があるくらいなら始めた方がいい 遠ざかる雨雲にキスを 光で満ちた世界に愛を 包まれていた不安の影はやがて晴れる 「未来」僕らがそう呼んだ世界 飛び込んじゃって あてもなく憧れた今目の前のステージ 今日だって 本当の冒険に出逢いました 僕らどうやって乗り越えてゆくんだろう いつになく輝いたあなたがいる 一人じゃないと知った強さがある 勇敢な存在に気づいたから 僕らいつだってここで歩けるんだよ 伝えたい言葉達を守るんだよ 歌いたい歌を今歌うために 永遠の感動に出逢えるんだよ 僕らいつだって目指す場所があんだよ 壊れない「今」をまた踏み出すんだよ そうして僕らはまだ行く いつだって 最高の感情を描いてみた 僕らそうやって純粋に夢をみた 果てしなく広がるこの空の下 僕らはその答えを見つけました 大切な存在に気づいたんなら ヒトはいつだって空を羽ばたけんだよ 伝えたい言葉達に託すんだよ 僕らの信じる道開くために |
いこう いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 揺れてる光の中で君に出会った あの日に輝く姿はまぶしくて 攻め続けていたいから守るつもりもない そんな生き様に僕は魅せられた 走り出す日々の中 街の声が聞こえる 怒鳴りつけるような声や 窓を叩く雨音の声や 君を守る声が いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく 共にゴールへと向かう仲間がここにいる 喜び悲しむシーソーゲームで ときに悔しさに宿る想い解き放つ そんな瞬間に心が踊った 期待と不安の中 また何かが始まる ふと耳を澄ましてみると その音は高らかに響く 今を生きる声で いこう おもむくまま 飾らぬまま 振り出しにだって戻っても 何度目のゴールを駆けても また明日が待ってる wow 怖がらずに あらがわずに 自分のきた道を信じて 壮大な物語の先に届くだろう 場所が待っている いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく |
甘い苦い時間いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 斎藤勇二 | 私たちはここにいて 明日のことを夢見る ひどく狭く不器用なこの歩幅で 毎日は純粋で ひたすらにきらめいて それでいて確実に日々は去く 叶わぬ恋に胸を焦がし 自分の胸の中を描く この場所を分かち合えたこと いつの日か誇れるのでしょう 悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに ささやかな愛を問いかけるでしょう 遠のく昨日も近づき続ける明日も 変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… いつかの過去にだって「現在」があったって もっと言うなればそれも また過去の「未来」 毎日はありふれて それ故に気づかなくて 時々ヒトは何かを見失う 暮れ行く夕日が今放つ 明日へ向けた影と光 イロトリドリのセカイはただ 静かに「今日」を閉じてゆく 優しい呪文が いつか未来へと繋がって 忘れかけた私たちは ひたむきな愛を思い出せるでしょう 一瞬の躊躇いや避けられない戸惑いを超えて 変わらずいつまでも ずっと持ち続けたいんだ 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… 悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに ささやかな愛を問いかけるでしょう 遠のく昨日も近づき続ける明日も 変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… |
@ miso soupいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村太知 | あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 始まらない憂鬱な恋をしたってしょうがないでしょ? It's so blue!! 変わらない夢 始まりのスタイルが あたしの元を去って行ったとしても問題はないでしょ? 目の前には一日の始まりを告げる温めのミソスープ いつまでもあたしを守っていてね 冴えない現実を離れ夢見たとしても 目敏い欲望に駆られ踏み外したって今日も君はいる あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 味気のない憂鬱な恋になんて答えは出ないでしょ? It's so Boo!!! 香り立つ湯気 お決まりのカツオ節のダシにほんのちょっと隠し味は一筋の泪 窓開いたら 溢れ出した朝の光に溺れそうなの いつだって変わらず笑っていてね 危うい感情とは何故? 知らん顔をしても歯痒い日常の中で苦しくたって今日もあたしを見る 今日も「I'm at miso soup」温め過ぎには気をつけて 火傷しないくらいの方があたしの口には合うから つまり「I'm at miso soup」いつもそっから始めたいな 混じりの無い純粋な恋をしたくてしょうがないでしょ? It's so good!! それは曖昧な苦痛 だけど一生忘れないの 見つからない「偶然」が今日もその運命を嘆いても だけど「I'm at miso soup」 今日も感動をしてたいの 見込みの無い そんな想いにだって答えは見えるでしょ? あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 味気のない憂鬱な恋になんて答えは出ないでしょ? It's so Boo!!! That's so cool!! Just wanna do!! |
明日へ向かう帰り道 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 住友紀人 | 夕焼け色に染まるる この街の中歩いている 言葉にすればいつも伝わらなくて胸にしまう いつか見たあの空に浮かんだ雲に似ているなぁ ふわふわ流れ行くまま 明日へ向かう帰り道 一欠片の不幸せと一欠片の幸せと 本当は二つを欲しがる 色褪せた孤独さでさえも… 伸びる影 沈む夕日に 僕等は何を願い何を祈ろうとするだろう 細く狭いこの道の行く先には変わらない温もりが僕を待ってる きらきらと瞬いてる無数の星を見上げている あのどれか一つだけでもあなたのもとに届けたいな ひとときの道のりの中 つぶやく言葉を拾う ひとひらの限られた時間 今まさに暮れてゆく街よ 伸びる影 沈む夕日に 僕等が託された日々の記憶とは何だろう 強く強く胸を打つ鼓動を信じて 今日の日とあの夕日に別れを告げよう 一つ一つ零れゆく無数の泪は 花となりいつか僕等を潤してゆくのでしょう 閉じかけた胸のしじまに差し込む 一筋の光を連れて家へと帰ろう 家へと帰ろう |
明日ハレルカナいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 毎日おきる出来事に僕らどんな顔して過ごしたろう 街はまだ夕日に包まれてる 日が沈んでく 「愛されたい」と願っても叶わないことの方が多いや だけど自分に胸を張れるように日々を生きていたい 悲しみに負けないように無理して笑ったりもしたし ウソだって分かってて ただ強がったりもした 毎日が特別で分からないことの方が多いが 苦笑いで見上げたのは夜空 だから毎日毎晩歩んだ日々 曲がりくねって続いてく道 忘れることない小さな恋 あなたのそばに届けたい愛 そうして毎回涙したり それでも笑顔にほころんだり 全ての出逢いに感謝したり ここから僕ら歩いてこう また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ 限られた時間の中でいつか僕ら大人になるのかな あの日輝いた光の粒が空に散らばって 苦しさの上にあるの 今日だって目には見えないけれど あとちょっとの涙が また背中をそっと押す いつだって有り触れた奇跡を見逃すこともあるけど 焦らないで気づけばほら未来 そしていつの日だって忘れたくない かけがえない いくつもの出逢い 「今日から」だって始めるたびに 新しいその道は開ける ふるさとにほら想い馳せたり 初恋の日を思い出したり 悲しみをまたさ乗り越えたり これからをまた生きて行こう また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ だから毎日毎晩歩んだ日々 曲がりくねって続いてく道 忘れることない小さな恋 あなたのそばに届けたい愛 そうして毎回涙したり それでも笑顔にほころんだり 全ての出逢いに感謝したり ここから僕ら歩いてこう また明日ハレルカナ また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ |
あしたのそら いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 「一生懸命なんだよ」なんて言いたくないけど、 「君が教えてくれたんだよ」なんて感謝しています。 泣いて笑って繋いだ手ってのは温かいんだね。 それすら気付かずに生きてたってことはもう言わないで。 La La La... 僕から君に伝えたいことはたくさんあるけど、 「何から話したらいいんだろう?」なんていつも困ります。 あるがままに、ただ素直に言葉を紡ぎたいのに、 伝ったのはキラリの涙。甘くほろ苦い涙。 気づかれぬようにね 笑うけど、嬉しくて切なくてまた溢れる。 届けたい想いがあるからさ、喜びも悲しみもいつも共に生きてく。 どこまで どこまでも続く僕らの明日は簡単なんかじゃないけど、 またその背中を追います。 いつまで いつまでも続く明日の空を見上げられるよ、 と信じて僕は君の手を引くよ。 一体いつからなんだろう? 僕ら大人になってて、 見えなくなってたいくつもの夢や希望が在ります。 「しょうがない…」って諦めたあの時の自分たちに、 何を伝えたならいいんだろう? 何を語ればいいんだろう? 難しいことがさ、あるからさ。悔しさを押し込めて涙も出る。 苦しさの上にさ、在るものが、輝いて眩しくて、瞼閉じかけてしまう。 どこまで どこまでも遠く広がる世界の片隅にうずくまってる、 ちっぽけな僕たちがいます。 いつまで いつまでも強く踏み出したいから、 躊躇いの雨が降ったりしても明日を目指してく。 「一生懸命なんだよ」なんて言いたくないけど、 「君が教えてくれたんだよ」なんて感謝しています。 泣いて笑って繋いだ手ってのは温かいんだね。 それだけを信じて生きてこう。それだけをまた信じてこう。 |
蒼い舟いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 肩慣らしと笑ったこの声は秘密めいた夢 黄昏に流れし友の声が静かに染み入る 風向きを味方につけただろう蒼きこの舟は たおやかに身体を今包み静かに走り出す 艶やかに舞った一筋の泪 見ないようにしてその目を隠してしまって 私たちがここに居る意味がここに在る 探したものも 失くしたものも 見えてたはずの自分も… このまま悠久に続く時間にただ身を任せ 限りのない私の行く先をね 探そうか もう僅かな不安にさえ小さな幸せを願えるでしょう 世界は今日も確かに「今」と共に在る ささやかな祈りが夕暮れに溶け出して映し出してくように あの日の私に今 手を振ろうか ある出会いに導かれし夢の中で泳ぐとき 憂鬱の海、その先に見えた微かに光る雨 未来に散らばった数々の出会いや 避けること出来ない別れが恐くもある 大それたことなんて何も言えないけど 生まれた意味や 歩んだ道よ ここに居るのが自分だ ここから始まる全ての未来図は見えないけど その先を棚引く風が背中を押して さぁ今この風に揺られ 躊躇(ためら)いの涙に別れを告げ 果てしのない「私」見付ける旅へ出ようか 柔らかな願いが木漏れ日に溶け込んで溢れ出してくように あの日の私が今微笑み返す |
愛言葉 いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 震えた最後の文字が色褪せた日々に花を咲かす 息吹きの夢の欠片たちは壊れた明日の幻 伝えたい言葉だけがこの掌の中こぼれ落ちて やがて芽吹いたその命は確かに生まれるのでしょう 「諦めないで」「忘れさせたりしないで」 まだ浅い朝 眠る街は今 白々と浮かぶ光から目覚めて 夢はただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉 「変わらない」と信じてた その世界はある日変わっていて 判然としないこの「今」に躊躇い戸惑いもする 「ここにいさせて」「知らぬ場所へいかないで」 まだ遠い夜 君を感じたら 温もりが胸に染み込んで広がる 街がただ静かに色彩(いろ)を変えても 轍をまた残していこう 「君」が「僕」がここにいるということ 伝わる鼓動その狭間に いつもそこに命がある かけがえない愛の証 かけがえない愛の証 夢は今確かにまた動き出す 悲劇の先 祈りを込め 夢がただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉 |