なんて空だろうNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | この灰色の空は押しつぶそうとボクの頭の上 そんなに気持ちがいいんだろうかボクをいじめて なんて空だろうなんて空だろう ボクの心はくしゃくしゃになってしまいそう 今のボクには勉強なんかなんになる うそで固めたなぐさめなんか欲しくない なんて空だろうなんて空だろう 晴れたところで行くとこなんかある訳じゃないが 働いたって自分の家が建つ訳じゃなく どこかしらないところへ行ってしまいたくなる なんて街だろうなんて街だろう ビルとビルのすきまにむらがる人ばかり なんて空だろうなんて空だろう 都会の空は人の心もかえるのか なんて空だろうなんて空だろう ボクの心も灰色にぬりつぶす気なんだろう |
夏の日差しがいっぱいNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 窓の向こうセミ達がうなる 短すぎる僕の一日が あー 君を愛しているのに 僕は傷つけてしまうよ また君を傷つけてしまうよ 何か足りない物だけせがんで 夏の日差しに溶ける こんな僕を許して 少し眩しい目をして 僕を許して 僕を許して 秋の事でケンカしたっていい いつのまにか ひまわりが枯れた あー 僕がここから消えても 君は探し続けてね この僕を探し続けてね すぐにいい思い出なんかにせずに 雨があがった後で こんな僕を抱きしめて 木々の緑の中で 僕を抱きしめて 僕を抱きしめて |
NIGHT DANCER浅香唯 | 浅香唯 | 真名杏樹 | 天野滋 | | Sorry baby 今夜 また一つ 切ない恋が終わるの 車を着けたベイエリア 言い訳なんて止めてよ Ah あなたの声 最後のクラクション Tonight プラチナの月の下で Break down 踊らせて Dance! Dance! Dance! Tonight 涙ごと甘えられる Break down 悲しみに Kiss! Kiss! Kiss! Tonight 罪なほど 愛を知った Ah 私はもう 天使じゃない Show you, baby 夏のグラスから こぼれた夢のシャンパン 都会の空に撒き散らし 迷子の星座にするわ Ah 傷つくのが 怖いだけね Tonight 移り気な風のルージュ Break up 光らせて Shake! Shake! Shake! Tonight 声かける誰もみんな Break up 寂しいの Cheek! Cheek! Cheek! Ah 胸の中で鳴り続けるクラクション ただ想い出だけ それでいいの? Tonight プラチナの月の下で Break down 躍らせて Dance! Dance! Dance! Tonight 涙ごと甘えられる Break down 悲しみに Kiss! Kiss! Kiss! Tonight サヨナラが似合い過ぎる Ah あなただって 天使じゃない |
どこまでも青くNSP | NSP | 平賀和人 | 天野滋 | | 遠くを見つめるキミの瞳に 僕が愛した人がいる どこか似ている横顔見つめながら 止まった歴史(じかん)を思い出す Oh~Oh~ Oh~Oh~ 君じゃない名前を呼ぶけれど 今は黙って笑って聞いていて欲しい ボクじゃない自分とあいつじゃないキミ 同じ夢見る事はないけど 乾きはじめた砂に絵を描くように 意味のない事も今は刻もう Oh~Oh~ Oh~Oh~ 青く青く続く空 埋もれた未来 ボクはもう僕以上変われやしない Oh~Oh~ Oh~Oh~ 青く青く続く空 生まれる未来 ボクは今あいつ以上 君を愛したいけど |
遠野物語NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 朝霧に包まれ 静かに眠る山々は 雪溶けを待ちわびて息をひそめる 美しい白馬が空を走り抜けるように 喜びも苦しみも通り過ぎゆく 私のすべてを すべてを見て欲しい 忘れないで 幾度生まれ変わろうと 離さないで 強く抱きしめて 忘れないで 命かけた愛の日を 離さないで 永遠の約束を 忘れないで きっと 愛せば愛すだけ 誇りも自信もなくなる 不安が体じゅうをふるえさせるの 私のすべてを すべてを見て欲しい 忘れないで 髪を切ったあの夜を 離さないで この手ちぎれても 忘れないで 炎燃やす激しさを 離さないで 永遠のやすらぎを 忘れないで きっと 忘れないで 幾度生まれ変わろうと 離さないで 強く抱きしめて 忘れないで 命かけた愛の日を 離さないで 永遠の約束を 忘れないで きっと |
チケット握り締めてNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | 梅垣達志 | 明日のチケット 押えたし いつも いつも いつもどおりさ 要る物これでみんな 鞄に納めた 電話掛けて 誘うから 君と 君と 君と二人で 行先不明になって 気ままに過ごそう そこは誰も 僕を知らない もちろん君を 知る人もいない 君を路上で 抱きしめた時に 景色の中に 溶け込むさ 道が分れ 右左 いつも いつも いつも同じさ 足跡少いほうを 選ぶとしようか 都会の静か 森の静か どこか どこか どこか違うよ 生まれてから今まで 気付かないでいた 束縛されない時間を食べて 時計の針を忘れてしまおう 街の人とバスに乗り込み 本当の風を感じるさ |
線香花火NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | 萩田光雄 | はじっこつまむと 線香花火 ペタンと しゃがんで パチパチ燃やす このごろの花火はすぐに落ちる そうぼやいて きみは火をつける 浴衣なんか着たら 気分がでるのにね 湯上がりで うちわを片手だったらね はじっこつまむと 線香花火 僕は燃えかす拾う係りでも 風を背にうけ 線香花火 僕はきみの機嫌が 気になるけれど こうしてる二人は 絵になるわ そうつぶやき きみは火をつける きみの目の中で光っているんだ こっちの方が本物よりすてきさ 風を背にうけ 線香花火 僕たちの恋も きれいに燃やそうよ パチパチ光る 線香花火 来年も二人でできるといいのにね |
砂浜NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 砂浜に 腹ばいになって 今年の夏を 思い出そう さらさらと 手のひら抜けて 零れてく 時の早さ 冬が来るって あなたが云う 砂の冷たさを 感じたのかな 砂浜に 二人立てば 繰り返す 波変わらずに 今までの 日々を棄てて 帰らない 時の重さ 人が恋しい あなたが云う 僕がいることを 知りながら 砂浜も 今日が最後 明日から 離れて暮らす お互いの 幸せ祈り まちがいも おもいでとして 海が恐いとあなたが云う 波の重吹きが襲ってくるという |
砂浜YSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 砂浜に 腹ばいになって 今年の夏を 思い出そう さらさらと 手のひら抜けて 零れてく 時のはやさ 冬が来るって あなたが云う 砂の冷たさを 感じたのかな 砂浜に 二人立てば 繰り返す 波変わらずに 今までの 日々を棄てて 帰らない 時の重さ 人は恋しい あなたが云う 僕がいることを 知りながら 砂浜も 今日が最後 明日から 離れて暮らす お互いの 幸せ祈り まちがいも おもいでとして 海が恐いとあなたが云う 波の重吹きが 襲ってくるという |
新緑の頃、君に語りかけるNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 君はここに居ても 心がいないから 雪が空から来て 色をなくしてゆく 深い所でつながる夢を見る 知らずに僕の涙が溢れ出す 海を渡る蝶が 不思議を問いかける そこはどこでもなく 地図さえないけれど ベッドの中へしみ込む僕だから 宇宙の闇をさまよう船を出す 誰もがいつか悲しみ受け止めて 神秘の森へ一人で帰るだろう 新しい緑が 枝に輝く頃 毛並みの良い猫が 君に語りかける |
白い椅子の陰NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | ガラス窓の向こうには ラッシュアワーでバスが行く あのバスから降りてくる 君の姿が見えてくる 緑の扉に銀のフチ 坂道の途中のこの茶店 初めていっしょに来た時に なぜか淋しそうだった 君がすわった 白い椅子に 僕の知らない 思い出があるなんて 今 初めて知ったけど そんな思い出を 隠していたなんて 僕の冗談に笑えない あの時の君が嫌だった 僕の話しもうわの空 いつもおしゃべりな君らしくない 君の心に誰かさんが いつも住んでいたのでしょう 今まで君との 出来事が とても色あせてしまうじゃないか 今 初めて知ったけど そんな思い出を 隠していたなんて 話すこともなくなって けんかすることも今はない |
シャツのほころび涙のかけらNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | ほおづえついたテーブルに 涙のかけらが残っているんじゃないか おもわず息を吸ってみる きみの匂いが残っているようで 嫌われたからぐちを云っているんじゃない きみの涙が見たかっただけ 考えては一息にまたいっぱい 頭をかかえてまたいっぱいの酒 風が入ってくるのに窓を開けたまま 夜の空をねころんで見上げ 鼻の頭が凍りつきそう 両手でつつんで息を吹く 嫌われたからぐちを云っているんじゃない きみの涙が見たかっただけ へりくつ並べてきみをおこらせて ほら そのふくれっつら見たかっただけ シャツのほころび縫うのには 時間がかかりすぎて 何をやってもぐずなんだと 云ったあとで後悔する 嫌われたからぐちを云っているんじゃない きみの涙が見たかっただけ 考えては一息にまたいっぱい 頭をかかえてまたいっぱいの酒 |
始発電車NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 起きぬけの ホームにひとり そでの汚れに 吐息が白い 手のひらの キーを放る レールを めがけ ひといきに 少女のうすい胸が 僕の隠れ家だった 始発電車はまだこない 朝もやが 低く沈む 風がないのは いつもと同じ ドアしめて 最後に笑う ほほのえくぼが 目に痛い 少女のうすい胸が 僕の隠れ家だった 始発電車はまだこない |
潮騒のホテルNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 潮騒が聞える 海辺のホテルは 季節はずれで 人影もない 男と女が 安らぎ捜して たどり着いたら どうなる 満たされていた日々 思い違いの日々 信じる中にも 不安がつのる 男も女も 危険を承知で それでも愛を囁く ひとつになれれば ひとつが幸せ ひとつになりたい 体と体 抱きしめたいけど 抱きしめられない 抱きしめたときに 心と心 投げやりな言葉で 傷つけるときでも その陰に隠れた 真実がある 男と女の すきまを埋める やさしさだけで いいのに ひとつになれれば ひとつが幸せ ひとつになりたい 体と体 抱きしめたいけど 抱きしめられない 抱きしめたときに 心と心 潮騒のホテルは 冬を待つホテルさ これから先は どうなる |
残像NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 何がそんなに悲しくて 憎みあったというのか 今となっては訳なんて どうでもいいんだ 寒いプールで溺れかけて 死んでゆくんだと思った 水面の光だけが 目に焼き付いてる 長い長い夜の闇の中で 絶望の影に怯える 眠れない苦しさを 分け合いたいんだ 溶けだした雪が 土の中にしみ込んでいくように 君の心を少しずつ解りたいだけ いったい君はどこから 生まれてきたの いったい君はどこまで ゆくつもりなの 愛してるよ 勘違いかな 形のない温もりを 抱きしめている 余計な物を集めすぎた 真実だけがつかめない ありふれた毎日の中 慣れてしまうよ 金網のむこうの校舎から 黄昏に沈んでゆく ふざけあった友達の顔を 想い描いてる いったい僕はいつから ここに居るんだろう いったい僕はどうして 君が欲しいんだろう いったい君はどこから 生まれてきたの いったい君はどこまで ゆくつもりなの 愛してるよ 口にしないけど 声にならない気持ちだけを抱きしめている |
The WIND'S SONGNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | ああ この体じゅう ああ この体じゅう ああ 風を受けて 風を受けて 風を受けながら 丘へ続く道を 風が通り抜ける 背のびしたら ふいに 空が低く落ちる 淡い光を浴びて 君が輝きだす 二人きり過ごすことが とても自然すぎる 君の影の上に 僕の影を重ね 大地の温もりを 確かめながらゆく 疲れた時君は 僕のベッドがいい ゆっくり眠ったら 少し勇気が沸く 自由に生きることに 深い意味はないし 不確かな未来よりも 裸のままの君 ああ これからずっと ああ これからずっと ああ 風を受けて 風を受けて 風を受けながら |
さようなら NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | やけに真白な雪がふわふわ 真っ裸の木をこごえさせ 蝉の子どもは土の下 あったかいんだね ぐっすり眠る 昨日までそうだったように 明日もこのままでいたかった 楽しかったわだなんて それが最後の言葉かい ひとの言葉は悪いいたずら 愛は心にかいた落書きさ いつまでも心にへばりついて ぼくの心をさみしくさせる さようなら さようなら…… 去年の冬はふたり仲よく こたつでまるまっていたんじゃないか 君はみかんをむいてくれたし ありがとうってぼくは笑ったはずさ ほくには君が大切なのに 君だっておんなじはずさ あれは嘘っぱちだったんだね もういいよさようなら さようなら さようなら…… |
さようならYSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | やけに真白な 雪がふわふわ 真っ裸の木を こごえさせ 蝉の子どもは 土の下 あったかいんだね ぐっすり眠る 昨日まで そうだったように 明日も このままでいたかった 楽しかったわ だなんて それが 最後の言葉かい ひとの言葉は 悪いいたずら 愛は 心にかいた落書きさ いつまでも 心にへばりついて ぼくの心を 悲しくさせる さようなら さようなら 去年の冬は ふたり仲よく こたつで まるまっていたんじゃないか 君はみかんを むいてくれたし ありがとうって ぼくは笑ったはずさ ほくには君が 大切なのに 君だって おんなじはずさ あれは 嘘っぱちだったんだね もういいよ さようなら さようなら さようなら… |
五月雨NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 二つも年をごまかして 僕に抱かれ 行きずりの恋なんて言った君さ どうしてそんなに意地を張るの その理由は 聞かないでいたほうが良かったよ 素敵な恋を失くしたの そんなことをこの僕に 幼い頃の思い出を 笑顔で話す君でいてね 失くした恋は忘れてさ 人の幸せ恨むより やさしいだけの君がいい 終わった恋は忘れてさ いいね こんな夜に雨だなんて 憂うつだなあ せっかく君が尋ねて来ても ずぶ濡れ裸足で ドアの前に立っている どうして自分を苛めるの 悲しいことは誰にだって 一つや二つあることさ 人は黄昏年老いて 遠い想いに背を向けて 歩き疲れ泣き尽くす 誰の心を憎むより 悲しさ辛さ嘆くより 僕の愛を受け止めて いいね 失くした恋はこの五月雨に 洗い流してしまえばいい 過ぎた後はなつかしいだけ 今は僕のこの胸に 抱かれ眠れぐっすりと 何もかも忘れてさ いいね |
五丁目二番地NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 淋しさに耐えかねて 公衆電話 ダイヤルを回す音 心に凍みる 帰るよ今すぐ やさしさ求めて 帰るよおまえに 安らぎ求めて 路地裏に迷ってる子犬を抱いて おまえが待っている五丁目二番地 履いた靴が重い程 疲れた時に 振り返ると影一つ 僕の影だけ 帰るよ今すぐ 何もかも棄てて 帰るよおまえに 安らぎ求めて ポケットの小銭をはたいて買った 花束を抱えて 五丁目二番地 帰るよ今すぐ やさしさ求めて 帰るよおまえに 安らぎ求めて |
コンクリートの壁にはさまれてNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | コンクリートの壁にはさまれて 君とボクはじっとりぬれる はぁはぁいいながらボクとキスする君は コンクリートに咲いた花 君もボクもコンクリートに はさまれ育った仲なのさ コンクリートの壁にはさまれて 君とボクはじっとりぬれる そんなに好きだ好きだなんていうから ボクは君を愛せないんだ 君もボクもコンクリートに はさまれ育った仲なのさ コンクリートの壁にはさまれて 君とボクは向いあう 私の胸小さいのっていう君は コンクリートに咲いた花 君もボクもコンクリートに はさまれ育った仲なのさ ああコンクリートに咲いた花 君もボクもコンクリートに はさまれ育った仲なのさ |
木枯がやさしい夜NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | 瀬尾一三 | 外は木枯さ窓ガラスが笑う寒い夜さ ちょっとここに来て僕の話聞いて少し聞いて 君に不満があるわけじゃない 安らぐ毛布に包まれながら 愛する人が微笑んで見守る夜も 何か不安に思う 溶けた雪がまた凍り始めてゆく深い夜さ テレビが終わったら冬の風を入れて少し入れて 君を縛っているわけじゃない 傷つけ合うのも時には愛さ 言葉ばかりの慰めは優しさじゃない そうと分かっていても 外は木枯吹き荒れる夜 愛する気持ちに変わりはないし 二人こうして過すたび幸せだけど 何か不安に思う |
去年の夏YSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 海沿いに歩いた日 聞こえたピアノは とぎれとぎれの微(かす)かなメロディ 叱られて泣き顔の 小さな坊やが きっと何度も弾いていたの 海はどこまでも 深く青くて 空と交わって 境い目がない 僕と君の糸が 切れた夏 つまずいた空かんで 君は足を切り 痛さ隠して最後の笑顔 砂に寝ころべば 突き刺す日差し 二人別々の明日があった 僕と君の糸が 切れた夏 僕と君の糸が 切れた夏 |
キャンドル ライトNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | 瀬尾一三 | 君に招かれて 尋ねた あの夜想うよ 赤く 弾けてたライトが ドアから漏れてた 君が 腕をふるうディナー キャンドルだけで 声を弾ませて 笑うと 明りも揺れてた 何にも恐れず 無邪気な気持ちで 愛してあげれば よかった 何にも恐れず 心のままに 包んであげれば よかった あの頃の 君を 振り向くことは なかったけど 隠れて窓から 僕の姿が 消えるまで 見てたのは 知ってる 何にも恐れず 無邪気な気持ちで 愛してあげれば よかった 何にも恐れず 心のままに 包んであげれば よかった あの頃の 君を 君に招かれて 尋ねた あの夜想うよ 赤く 弾けてたライトが ドアから漏れてた |
キャンドルライトYSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 君に招かれて 尋ねた あの夜想うよ 赤く 弾けてたライトが ドアから漏れてた 君が 腕をふるうディナー キャンドルだけで 声を弾ませて 笑うと 明りも揺れてた 何にも恐れず 無邪気な気持ちで 愛してあげれば よかった 何にも恐れず 心のままに 包んであげれば よかった あの頃の 君を 振り向くことは なかったけど 隠れて窓から 僕の姿が 消えるまで 見てたのは 知ってる 何にも恐れず 無邪気な気持ちで 愛してあげれば よかった 何にも恐れず 心のままに 包んであげれば よかった あの頃の 君を 君に招かれて 尋ねた あの夜想うよ 赤く 弾けてたライトが ドアから漏れてた |
君は輝いて 天使にみえた石川ひとみ | 石川ひとみ | 天野滋 | 天野滋 | | 走ると揺れて 止まると揺れて 緑の電車はゆくよ 君の頭に 吊輪が下がり 天使のようにみえたよ なにげなく 風景を なにげなく 眺めているきみが だんだん 変りはじめてる それが心配な僕さ 恋を無くして 泣いた日がある ホントは僕もわかってた 流れる髪を 掻き分けた時 大人の影がのぞいた できるなら いつまでも できるなら 心の片隅に 少女の 気持ち忘れずに 僕はそれだけを願う 駅の階段 今ごろ君は 息切らして降りてる頃 僕が残した 伝言板の 見慣れた文字を探して 君は今 輝くよ 君は今 天使の羽根をつけ 自由にどこか飛べばいい 僕は見守っているよ 君は今 輝くよ 君は今 きれいになってゆく 黙って 僕は見ているよ だからもう少しこのまま |
君だけなんだ、8回思うNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 東京タワーを楽しんだ後 風を招き入れて 走り抜けてゆくビルの谷間で カーラジオと歌おう ねぇ 本当さ 君だけなんだ 流れる髪が素敵だよ 本当さ 君だけなんだ 形にならない あー こんな気持ち こんな気持ち 掌の上で転がすピアス 心が読めなくて フロントガラスに一粒の雨 そろそろ帰ろうか ねぇ 本当さ 君だけなんだ 汚れた夜空が落ち着くね 本当さ 君だけなんだ 2人を乗せて あー 夜を走る 夜を走る いつでも何かに夢中でいたいね 僕達どこまで 行ける所まで Side by side 何だか空気が薄くて今夜 胸が苦しくなる どこを見てるのか君の視線を 遮るワイパーさ ねぇ 本当さ 君だけなんだ タイヤがしぶきをあげるだけ 本当さ 君だけなんだ からめる指に あー くよくよする くよくよする ねぇ 本当さ 君だけなんだ 本当さ 君だけなんだ ねぇ 本当さ |
昨日からの逃げ道NSP | NSP | まきしい | 天野滋 | | 思い出が 思い出でしかないことは 分かりきっていた はずなのに 私の瞳に 明日は見えないことは 分かりきっていた はずなのに いつも いつも いつも 黒いシミが こびりついた 昨日が 見えるだけ 昨日が 見えるだけ 死ぬことを 約束できないことは 誰でも 知ってるはずなのに 逃げて行く私に 未来がないことは 誰でも 知ってるはずなのに いつも いつも いつも 醜い 傷あとをつけた 昨日が 見えるだけ 昨日が 見えるだけ 思い出が 思い出でしかないことは 分かりきっていた はずなのに 私の瞳に 明日は見えないことは 分かりきっていた はずなのに いつも いつも いつも 黒いシミが こびりついた 昨日が 見えるだけ 昨日が 見えるだけ |
北風が見ていたNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 約束なんて 守れなかった 吐息のようなつぶやききいていた 真顔でウソを云えたその日から 子供のような笑顔も忘れたの? 好きだったと口にしたのは すべて過去にするため つないだ君の手が自然に ちぎれてた 季節は みじめだった 屈辱の涙 風が見てた 風が見ていた 風が見ていた 普通の日々を生きたくないと それならどんな明日を望むのか 煙がくすぶるたき火を ながめてた 鋪道で 誰もがだまってた理由は 冬を待っていただけ 静かだった 死んでゆくように 風も見てた 風が見ていた 風が見ていた 風が見ていた 風が見ていた |
哀しみの翼浅香唯 | 浅香唯 | 佐藤純子 | 天野滋 | | 夕陽に流れだす人ごみの中で 涙がこぼれぬよう よそ見をしていた ずい分 変わったね 逢えないあいだに 髪型…シャツの色も違うひとのよう 「元気そうで よかったよ」と 思い出したみたいに言うね… ひとりで何を今、考えているの? 笑顔で心では 誰をかばってるの? あなたが飛んでゆく羽根の音がする こんなに好きなのに 何故ダメになるの? 哀しみの翼 出逢いのあの頃は 電話鳴るだけで あなたがかけてきたと すぐに分ったわ 哀しみに負けないほど 見つめかえす瞳が欲しい こんなに限りなく離れてゆくなら 恋したきっかけも みんな持ち去って ふたりで よく似てる夢を見ていたの どうして あなただけ目覚めたの 先に 哀しみの翼 どうして 人はみな恋なんかするの 美しいさよならは何処にも無いのに あなたが飛んでゆく羽根の音がする こんなに好きなのに何故ダメになるの? 哀しみの翼 |
かげふみNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 冬のかげは昼間でも 大きいからすぐつかまるよ きみのかげをふんだなら ぼくからもうにげられない かげふみ かげふみ 日かげなんかににげるなんてずるいな かげふみ かげふみ つかまえたらキスしてもいいだろう かけ足のおそいきみ ほらつかまえた お日様がかくれたら きみとボクはちょいとひとやすみ ながれるあせをふくのには きみのハンカチかりようか かげふみ かげふみ 二人だけのないしょないしょのあそび かげふみ かげふみ 寒空の下 風といっしょにおいかけっこ にげおくれたスカートのかげをふんだのさ かげふみ かげふみ 二人だけのないしょないしょのあそび かげふみ かげふみ つかまえたらキスしてもいいだろう かけ足のおそいきみ ほらつかまえた |
かくれんぼ鬼は誰NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 空がない 土がない 東京の街 ほこりだらけの雪でさえ 降れば いいなぁ かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 ちょっと待って ひとりぼっち 言葉が欲しい 朝なのに 日もでない 空が落ちてくる かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 頬にキッス 恐い顔 今でも わからない どこを越え 旅に出る 手遅れに ならぬよう かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 |
お休みの風景NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | NSP・福井崚 | 明日はほんとに行こうと いっていたんじゃないか お休みなんだから 遠くに出られると かわいた土の道を ズボンのすそ ひきずって 歩く姿の君 ウ………… 花の咲いてる野原で きれいなのを一本 おさげのさきっちょに 飾ってあげたかった 日よけの帽子も買っておいたのに 夢の続きをみるだけね あとに残るは ぼくをよこぎる 恋人達の笑い声 素晴らしい思い出にしようだなんて 君のくちから聞くとは思わなかった へたな別れ話はやめようと へいきなふりしていったけれど 日よけの帽子も買っておいたのに 夢の続きをみるだけね いきかう車の音にかき消され さいごの言葉も聞こえない ラララ……… |
面影橋YSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 君には君を愛する人がいつもそばにいるのに 僕の口づけをうけた訳がわからない 黄昏せまる面影橋に見送るつもりで来たが 帰したくなくなってさよならいえない ルールも 友だちも 約束もみんな棄てて 君を ああこのまま 抱いていたい 面影橋で 心のままに生きたとしても幸せとは限らない ほら ふざけているうちに涙がでてきちゃう 楽しい事も悲しい事も時が洗い流して すべてを思い出という言葉に変えてしまう ルールも 友だちも 約束もみんな棄てて 君の ああ名前を 呼んでいたい 面影橋で ルールも 友だちも 約束もみんな棄てて 君を ああこのまま 抱いていたい 面影橋で |
思い出はドラマさNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 思い出 それは あの日に君と別れてから始まった 思い出 それは ドラマさ 心がスクリーンさ すべてが同じ景色の中に 静かに息づいている すべてが同じだけれど 君の姿がそこにない 君の姿がそこにない 僕の影だけ他にない 緑の森を四角いキャンパスに 閉じこめた君が 片目を閉じて笑った あれはクライマックス 五月も終わりかけてた 温い日差しが降り注いでた すべてが同じだけれど 君の姿がそこにない 君の姿がそこにない 僕の影だけ他にない 思い出 それは 心に根を張り枝を広げてく 思い出 それは 傷跡悲しみしか残さない すべてが絡みあってる 長い長い長い物語 すべてが同じだけれど 君の姿がそこにない 君の姿がそこにない 僕の影だけ他にない 君の姿がそこにない 僕の影だけ他にない |
おもいでNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | こっくりとうなずく僕は しゃべることを忘れてしまう スカートのすそつまんで 座るきみ うつむいたまま まわる おもいでまわる まわる 静かにまわる ぐるぐるとぐるぐると まわる おもいでまわる 遠回りしてきた僕さ きみと会えて ほんとによかった 別れても 友だちでいよう 月並な 言葉ですが まわれ おもいでまわれ まわれ 静かにまわれ ぐるぐるとぐるぐると まわれ おもいでまわれ |
おはじきNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 身の上話が空を切る 悲しいドラマの ひとコマに似て この時ばかりと 涙をさそう 君はおはじき 指ではじいた 笑顔のまま 横向いたまま 聞いてないふり しないで 聞いてないふり しないで 誰だって悲しいことはある わかりきっているはずなのに 僕の悲しみのひとつにも 君は涙を流してほしい 僕に抱かれ黙って抱かれ 聞いてないふり しないで 聞いてないふり しないで ウウウ…… |
おちばは夏の忘れものYSP | YSP | 小岩昌代 | 天野滋 | | 青空の下でポプラは そよ風に吹かれて 気持ち良さそうに 小鳥たちと遊んでいる 私の気持ちも 知らずに おちばは夏の忘れもの おちばは夏の忘れもの 枯れて 乾いた 草むらに うとうと 眠かけ 光をあびて あなたの息のぬくもりも あなたの言葉もすてきだったワ おちばは夏の忘れもの おちばは夏の忘れもの 何も話せない うつむいて さようならの 数分前なのよ 涙のせいじゃなくて あなたは ほんとに みえなくなった おちばは夏の忘れもの おちばは夏の忘れもの |
歌は世につれNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 街頭では学生たちが マイクをもって声を上げる 決まりきったように政治の季節 どこかの店先に流行りのメロディ 歌は世につれ僕はおもう 燃えつきそうな若さにしがみつこうと いつでも いつでも 情熱を注ぐのは何でもいいし どれもこれもが1つの青春で 僕もこうしてギターを持って LOVE SONGを口ずさむ 歌は世につれ人は誰でも 過ぎていった昨日にすがりついてる いつでも いつでも 死にたい時も何度かあった 自分が嫌になることだって 泣き事だらけの僕のとなりに 君が笑ってすわっていて欲しい 歌は世につれ僕はおもう 足並をそろえすぎて流れてしまう いつでも いつでも |
いなかっぺちゃんNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | きらいきらいはききあきて そんなにわがままいうんじゃあない ボクまでおこるよ だだっこちゃん きみがよぶのは わかっていても ふりむいてしまうのは しゃくなんだしゃくなんだ だめよだめだめつらいから そんなにないたらだめなんだ おはながでるよ さあふいて きみはおさげの かわいいこ わたいれがにあうよ いなかっぺなんだなあ いなかっぺなんだなあ いやよいやいや いうきみが ホントはすきだとわかってる 赤いほっぺにかいてある きみは元気な女の子 東北育ちさ いなかっぺなんだなあ いなかっぺなんだなあ |
いいNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 天雲の下がいい うるさい所がいい 雨がザザンカザン 風さんビュービュー 電信柱の高いこと 二人かささし道路の片すみに 青空の下がいい 明るい所がいい おひさまぽかぽか 風さん 僕をなでて 友達に会ったら笑顔みせて 二人並んで町までおかいもの そんな二人になりたかった 腕をくんで歩く恋人同志 だけどうつむいてばかりいたんじゃ 愛の言葉も言えやしない だから お家の中がいい 一人でいるのがいい ストーブが燃えて 僕の心もとけて ストーブの上のやかんがふいて 僕は一人へやのすみっこに お家の外がいい スカッとするのがいい 雪をまるめて投げて 僕のユーウツも投げて |
雨は似合わないNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 頭の中をぐるぐると いろんなことがかけまわる 小さい時しかられたこと 仲間はずれにされたこと そんなことまで思い出し フフンとにやけてみせる 鏡の中の自分にネ 涙がこぼれているのに 冬だから 雨は似合わない 冬だから 君を思い出す 一つのマフラー二人でしてネ 君のポケットで僕の手を 暖めてくれた君に お礼のひとことを今 水たまりをはねかえし 白いソックスは泥だらけ 君がころべばいいなとネ 僕は冗談に言ったっけ 冬だから 雨は似合わない 冬だから 白と黒の街 たとえばタバコを吸ってみる 一人で映画を見たくなる 君は淋しくないのかい 僕は死んでしまいそう おでことおでこくっつけて また話がしたい それからそっとキスをする それから長いキスをする 冬だから 雨は似合わない 冬だから さよなら思い出す 冬だから 寒いのはしょうがない 冬だから 君を思い出す 冬だから 雨は似合わない 冬だから 君はもういない |
あの夏が続く空河合奈保子 | 河合奈保子 | 天野滋 | 天野滋 | | 恋の終わりは ためらいがすべて 私のせいね 焼けた背中にハート震わせ そっとつぶやく I Love You だけど あなた気付かない あなた気付かない 寄せてはかえす 波に紛(まぎ)れたの あなた追いかけて あなた追いかけて あの夏に消えた恋 椰子の木陰で うたた寝をすると 陽炎揺れた きれいになったと耳元聞えて 振り向く瞬間 夢が醒(さ)めていた あなた抱きしめて あなた抱きしめて いけない朝を迎えてもいいの あなた捜しても あなた捜しても ただ海が青いだけ だけど あなた遠い人 あなた遠い人 今度は上手に愛を囁くわ あなた忘れない あなた忘れない あの夏が続く空 |
あなたこっちを振り向いてNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 僕が忘れた 車のKeyを そっと隠して ポケットに いじわるするんじゃ こまってしまう 機嫌を直して くださいね あなたこっちを振り向いて ちょっと八重歯をのぞかせて ブラックコーヒー 向こうの席は 恋人同士が 語り合う さめたコーヒー 苦いはずです きまずい思いじゃ 苦いはずです あなたこっちを振り向いて ちょっと八重歯をのぞかせて くもり空です くもり顔です 手もふりきったら 御機嫌ななめ 僕の後ろを トボトボついて もうすぐ涙 くもりのち雨 あなたこっちを振り向いて ちょっと八重歯をのぞかせて |
あせNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 全く人気のない道に しらけた太陽が照って ほこりっぽい石ころだらけ 風もない雨もない 何かいいこと捜して ひたいにしわよせて歩いて こんな道 一本道を気のむくままに フラフラと つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう せっかく生きているのに 何にも出来ないなんて 石ころをけとばして 空にぶつけてみようか みっともないこんな姿を 誰にもみせたくないから 道に沿って 遠くどこかへ 行ってしまいたいのさ この世で一番大事なものは 一体何だろう 金でもない勉強でもない まして女じゃないさ もちろんそれだって 少しは大切だけど もっと大事なことが 絶対あるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう そりゃ誰だって つらいことはたくさんあるけれど この世に生まれた以上は 生きてゆかなくちゃ 生意気だけど 精一杯生きてゆくのさ そうすれば きっと何かがあるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう |
あせピース | ピース | 天野滋 | 天野滋 | ピース・ヤマサキテツヤ | 全く人気のない道に しらけた太陽が照って ほこりっぽい石ころだらけで 風もない 雨もない 何かいいことさがして ひたいにしわよせて歩いて こんな道 一本道を 気のむくままに ふらふらと つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗をぬぐう せっかく生きているのに なんにも出来ないなんて 石ころを けとばして 空にぶつけてみようか みっともない こんな姿を 誰にもみせたくないから 道にそって 遠くどこかへ いってしまいたいのさ この世で一番大事なものは 一体何だろう 金でもない 勉強でもない まして女じゃないさ もちろんそれだって 少しは大切だけれど もっと大事なことが 絶対あるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗をぬぐう そりゃだれだって つらいことはたくさんあるけれど この世に生まれた以上は 生きてゆかなくちゃ 生意気だけど 精一杯生きてゆくのさ そうすれば きっと何かがあるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの汗をぬぐう |
あせYSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 全く人気のない道に しらけた太陽が照って ほこりっぽい石ころだらけ 風もない雨もない 何かいいことさがして ひたいにしわよせて歩いて こんな道 一本道を気のむくままに フラフラと つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう せっかく生きているのに 何にも出来ないなんて 石ころをけとばして 空にぶつけてみようか みっともないこんな姿を 誰にもみせたくないから 道にそって 遠くどこかへ 行ってしまいたいのさ この世で一番大事なものは 一体何だろう 金でもない勉強でもない まして女じゃないさ もちろんそれだって 少しは大切だけど もっと大事なことが 絶対あるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう そりゃ誰だって つらいことはたくさんあるけれど この世に生まれた以上は 生きてゆかなくちゃ 生意気だけど 精一杯生きてゆくのさ そうすれば きっと何かがあるはずさ つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗を流し つぶつぶの しょっぱい汗を つぶつぶの 汗をぬぐう |
秋の木立ちと天気雨NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 秋の木立ちは気取っても 冬が来るのを隠せない 紙とエンピツ転がせば 転た寝猫が耳立てる ちょっと零れた溜め息 ちょっと零れた溜め息 郵便受けは今日も空っぽ 一枚枯葉が覗いてる それは季節の悪戯 それは季節の悪戯 君のKISSは天気雨 知らない間に乾いてる 君の助けが欲しいんだ 恋の病いはなお続く ちょっと零れた溜め息 ちょっと零れた溜め息 声がするような気がするけれど 生憎外は空っ風さ それは季節の悪戯 それは季節の悪戯 |
赤い糸の伝説NSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | 人は生まれながら 赤い糸で結ばれている そしていつかは その糸をたどって めぐり会う しかし その糸は 細くて 弱い あなたと僕の 小指の糸が ほどけない様に 結びましょ 明日の朝は 汽車に乗るあなた 別れに涙は つきものと いやなんだ いやなんだ やさしいあなたを ひたすら待ち 年をとる悲しい僕に なりそうな気がして 誰にも見えない 赤い糸が 二人をつなぐという キャラメルほおばり ほほふくらませ あなたと並んで 歩きましょ あなたの口びる ひとさし指で そっとふれても いいですか だめなんだ だめなんだ じょうだんも言えずに くだをまく あなたが女じゃなかったら なぐってやるのに 遠く離れてしまえば 愛も 消えてしまうという こわいんだ こわいんだ あなたの写真を みながら あなたが思い出になってゆく そんな気がして 手紙書くだけで 心の糸が つながっているだろうか |
赤い糸の伝説YSP | YSP | 天野滋 | 天野滋 | | 人は生まれながら 赤い糸で結ばれている そしていつかは その糸をたどって めぐり会う しかし その糸は 細くて 弱い あなたと僕の 小指の糸が ほどけない様に 結びましょ 明日の朝は 汽車に乗るあなた 別れに涙は つきものと いやなんだ いやなんだ やさしいあなたを ひたすら待ち 年をとる悲しい僕に なりそうな気がして 誰にも見えない 赤い糸が二人をつなぐという キャラメルほおばり ほほふくらませ あなたと並んで 歩きましょ あなたの口びる ひとさし指で そっとふれても いいですか だめなんだ だめなんだ じょうだんも言えずに くだをまく あなたが女じゃなかったら なぐってやるのに 遠く離れてしまえば 愛も 消えてしまうという こわいんだ こわいんだ あなたの写真を みながら あなたが思い出になってゆく そんな気がして 手紙書くだけで心の糸が つながっているだろうか |
青い涙の味がするNSP | NSP | 天野滋 | 天野滋 | | すすきが揺れる 遠いふるさとの町に 忘れ物を捜しに来たんだ ホームに足を 降ろしただけでこうばしい 青い涙の味がする 仲間を呼んで騒いだ 酒など飲んで歌った そしていまはみんなちりぢり 青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた あの頃の僕たちさ 黙っていても 少しずつ年をとってく 体の中は思い出だらけ 久し振りに ふと合わせたアイツの顔が 可笑しいくらい老けていた 握手をしてもダメさ 頭を下げても無駄さ 心の距離を感じてしまう 青春なんて文字が 心の隅をつつく 傷口をまたつつく 慰めあった人も 別れを惜しんだ人も 今となってはみんなちりぢり 青春なんて言葉の 意味さえわからずに あの頃は生きていた 青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた あの頃の僕たちさ |