秋暮れタイムカプセル空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | いつかは君は忘れてしまうのだろう 記憶は薄れてく いつか今日のことを話題に出来るように 生きてみてもいいよね? 進路の希望用紙 未だ空欄の秋 放課後君と二人で話した それぞれ目指す未来を 「いつか」を当てにぼんやりしてることが 恥ずかしくなるほど 「いつか」を明確にイメージしてる君 僕は周回遅れ なりたい自分もない 好きだなんて言えない このまま大人になれば 会わせる顔もない 「あんなことあったね」って話す権利を 得られるように 負けずに生きるよ いつかまたどこかで君に会ったときに 思い出させたいんだ そして一緒に笑って話せることが 僕が今、目指す未来 |
作戦コード:夏祭り空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 太鼓の音が遠くで鳴ってる 風鈴揺れる 今夜はチャンス 夏祭りがある 一目会いたい 夏休み中君に会えない それは生き地獄 休みなんてもう必要ないよ これ本音 久々だけど僕の顔を覚えているよね? 君はとても人気だから 僕は君に会いに祭りにいく 夏の夜に夢を描く 君の笑顔を見たいから 僕は今日に賭けるのです 夜店の灯り ソースの匂いが 手招きをする 誘惑なんか はね除けてやるよ 目指すは境内 君に会って最初に何を言うのかが大事 与えられた時間はきっと短いよ 短期決戦に焦る気持ちもちろんあるけど 落ち着いていこう 深呼吸して 友人たちには既に協力要請済み 女子の団体とあの子を素早く引き離して さあ ぬかるな俺 ついに見つけた君の浴衣はとても美しい 花模様がぐるぐるする 僕は君に会いにここまで来た 君との距離を縮めにきた なのに言葉出てこなくて 浴衣の花 見つめていた |
春恋、覚醒 空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 日々の暮らしは飽きている 世間は春に浮かれても 僕の心は石のまま 今日も電車に揺られてる そんな日々に乗り込んできた 初めて見る女の子は 服も鞄も新しい 車両に春風が吹いた 体中の細胞が生まれ変わる 何かが始まる気がした 乗車中気付けばまた君を見てる 瞬きの暇与えない 毎朝読んでる本は 分厚いハードカバー タイトル確認できたら 本屋で探してみよう 鞄に付いてるバッチに 知らない単語が書いてある どうやらバンド名らしい 聞いてみよ 体中が君のこと考えてる 知りたいことで溢れてる 乗車中にもっと君にリンクしたら 新しい世界見えるかも あ~僕と君が混ざり合う感覚だ あ~始発のため起きるのも苦ではない それなのに君はこの3週間 乗車してこない 姿を見せない この時間 この車両 やな予感 やな予感 体中が君のこと求めている もう既に恋に落ちてた 五里霧中君のことを探している もう一度だけでいい 会わせて イヤホンに君が好きな あのバンドが流れてる |
拝啓、我執空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 機嫌の悪さ顔に出したり、落ち込んだら急に黙ったり。 気分の浮き沈みは隠してしまいたいのに、 君は遠慮もせずにくるくる顔を変える。 子供みたいな君が僕の心を乱す。 穏やかな日常に波を立てるよ。 本心を言うけれど、君が大嫌いだ。 もう僕に構わないで。 思えば長い付き合いなんだね。付かず離れずでいつも一緒。 僕が困ったときは必ずそばにいて、 人目も憚らないで感情の壁を越える。 僕の中に別の自分がたしかにいる。 気持ちを偽らぬ正直者だ。 自我なんて押し殺すと心に決めてから、別々に生きてきたね。 本当は君のように、心模様そのまま受け止めたい。 子供みたいな君が、無邪気な窓になって 穏やかな日常を守ってくれた。 僕の中の君よ、いつだってそばにいてね。 死ぬまでの付き合い 共に歩もう。 大嫌いって言ったけど、同じくらい好きだよ。 改めてありがとう。 敬具 |
忙殺のすゝめ空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 目覚めて最初に開く スケジュールのチェック 今日一日の過ごし方 イメージするの 仕事は定刻上がり 友達とも会う 帰宅後もすぐソロ活動 忙しいな 埋め尽くされた月間予定が 安心要素 理由になる 自分が生きてる感覚で満たされてる 毎日幸せ記録更新 詰まった予定を一つずつ消化すれば 確かに感じる 俺は今生きている 明日の分 スケジュールのチェック 夢の中も予行演習 攻めてやろう 迫りくる白の恐怖 暇な時間がネック 何色で塗りつぶそうか ヤキモキする 隙を見せたらつけ込まれちゃうよ あなたに会えぬ 寂しくなる 自分が生きてる感覚が欲しいだけさ 毎日必死で確かめてる 時計を見る間もない程に夢中になれ 日替わりメニューで自分を騙し続ける 気付いてたんだ 幸せの偽造 嘘でもいいよ 生き生きせよ 自分が生きてる証明が欲しいだけさ 毎日必死で掻き集める ホントはあなたが隣で微笑んだら 何にもいらない 叫ぶよ 「今、生きている」 目覚めて最初に開く スケジュールのチェック あなたのための空白が ポツンと目立つ |
まがいラブ空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 買ったばっかの洋服 着せたら幸福 買ったばっかのピアスを 付けたらイカすよ そうやってあなたを輝かせ お互い満足 そりゃ最高 あなたが喜びそうな物あげて 笑ってくれる顔がまた魅力 言葉で説明せずともわかる 誰もが理想の二人でしょ 新作映画に誘うもノーセンキュー 新作アトラクション誘うもノーセンキュー 「なんかちょっと心ここにあらずのよう」 忙しいの? 会話も減少 こりゃおかしい あなたが喜びそうな物あげて 笑ってくれるはずがまたハズレ 言葉で説明してよお願い 言わなきゃ何にもわからない あなたの悩み事とか 明日への不安だとか 諦めてきた数々の夢の話だとか 何にも知らなかったな 関心さえなかったな かわいい笑顔独占 それでよかったもんな あなたが笑った顔だけ見てた 他には何にも見たくなかった 大事にしてた幸せな日々は まがい物だったと気付いた |
不純の歌空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 心に渦巻く 消えない感情 歌詞に吐き出した 吐瀉物と同じ 大好きなものは 歌しかないのに 出てくる言葉は 独りよがり 歌いたいと思うのに 伝える価値もない 自分でもわかってる いらない言葉 途切れない欲望だけ 張り上げてた声枯らして そこには無意味な音が響いた 人前に立ってわめき散らすだけ 馬鹿馬鹿しくなった 惨めになるだけ そんなことのため 叫ぶわけじゃない 伝えたい想い 真っ直ぐ目を見る 途切れない欲望だけ 満たすための音が徐々に 誰かに響き始めた 「歌」になった 自分宛に綴ってた独り言はいつか 僕の元を離れてあなたの中へ 途切れない欲望 今 形を変え駆り立てるよ あなたに聞いて欲しいから 届けたい 僕の歌が あなたの歌に変わるはず ここには新たな音が共鳴した |
劇的夏革命空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 感情を正直に出せないから 楽しむことさえも遠慮してた 周りを羨んで見てきたけど 今年は全然違う この僕も光を浴びる 真夏を楽しむ権利 誰にでもあるはず 素直になる「もっともっと」思い切り熱を感じる 真夏の太陽に嘘つくことはできない 自分らしく「もっともっと」最初の一歩を踏み出したよ 無限の可能性秘めた季節 誰しも期待するドラマチック 特別な人だけのものじゃないよ 望めば必ず変わる あなたこそ主役になれる 真夏を楽しむ権利 みんなに保証する 主張すべし「もっともっと」存分に熱を感じて 真夏の太陽に嘘つく必要などない 怖がらずに「もっともっと」 心のまま自由になればいい 自分を解き放つことは 少し不安もあるけれど 僕が変われるなら みんな変わっていけるはず 真夏を楽しむ権利 そこから始めよう 動き出した「もっともっと」毎日は劇的になる 真夏の太陽の下 僕が口火を切る 信じている「きっときっと」ここから世界を変えてみせる |
私が雪を待つ理由空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 週間天気予報を見てあなたを思い出す この街にも初雪が降るようです 別れ切り出した私を責めずに 「わかったよ」ってひと言だけ 無理してた 笑顔で 舞い落ちてくる雪を ただあなたは見上げてた 必死で涙こらえていた 覚えてます 離れてみてわかってきた自分のこと どれだけ甘えてきたんだろう 優しさに 見えないところで支えてくれてた 今になって気付くなんてバカみたい ありがち 舞い落ちてくる雪を ただ二人で見上げてた 寒かったけど平気だった 不思議な安心感 今でもまだ覚えてます あなたは覚えてますか? それとも忘れましたか? 今でも私を嫌いなままなんでしょ? 舞い落ちてくる雪を いつも一人で見上げてた 思い出すのは昔のこと 愛おしい 舞い落ちてくる雪を また二人で見上げたい 今の気持ちを伝えたい 途切れてしまう前に 初雪の日 会いにいこう |
桜色の暗転幕 -album mix-空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 外は春の風 香った 別れの季節が迫った マフラーなびいた残像が まだちらついている 消えてった君の白息 澄み切った冬の空へ 死ぬまで忘れるもんかと思った いつか「思い出」と括られてセピアに変わることが どうしても許せない 春は花びらに紛れて大事な何かを隠した 存在していた感情たちは だんだん風化 証明不可 上演中の脚本の様に もう戻せない 過ぎ去った時間の中でこのまま足掻いていても 「続き」は変わらないと悟った きっと桜色の幕降りて 場面は切り替わった 新たな舞台に立つ |
フロントマン空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | なんでも自分でできちゃう自立したあなた 欠かさず見ている毎朝の占いのコーナー 幸せ運ぶ何かを待ち続けてるの? その役 僕の可能性ゼロじゃないはず 試してみる価値あり これも巡り合わせさ 僕越しの世界 少しでいい覗いてよ ありふれた朝 諦めの夜 僕を通して変えて魅せるよ あなたに会えて素敵な急展開 見たことないもの 知らないことに飢えてる自分 気付いてるでしょ? どんなときでもあなたの前を行く おいで 眠りにつくとき思い出すあの日の記憶 お気に召したかな? 僕が考えた道案内 また会えるときまでに 道無き道を進む 僕越しの世界 魅せるために切り開く 未だ見ぬあなた 輝く明日 僕の向こうに映し出すため どんなときでも 必ず前を行く 貫け 見たことないもの 知らないことを僕が見つけて連れていきたい あなたに会えて 素敵な急展開 ありふれた朝 諦めの夜 僕を通して変えて魅せるよ どんなときでもあなたの前を行く おいで |
ワーカーズアンセム空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・古賀健一・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 連れ出して バックビート 疲れ気味の体に 重たい曲なんか 僕を支えきれない 連れ出して バックビート やつれきった心は 受け止め切れないよ 力強いメッセージ 連れ出して バックビート 歌詞では越えられない 壁があるようだ 欲しいのは音の粒 連れ出して バックビート 声では満たされない 優先すべきは 音として感じる事 解説不要の心地よさがある 鳴らすビートに体動く 前置き不要でいきなりのピーク 心震わすドラマがある そう 踊って踊って昂って 踊って踊って昂って 転がして バックビート 体の隅々まで 音が行き渡って みるみる良い感じだ 転がして バックビート テンションもうなぎ上り 疲れもなんのその 切り札の俺参上 解説不要の心地よさがある 鳴らすビートに体動く 前置き不要でいきなりのピーク 心震わすドラマを見ろ さあ 約束なんてない ルールはいらない 音を鳴らせば心踊る 準備もいらない 予約なんてない 音が聞こえる限り 解説不要の心地よさがある 鳴らすビートに体動く 前置き不要でいきなりのピーク 心震わすドラマがある そう 踊って踊って昂って 踊って踊って昂って 踊って踊って昂って 踊って踊って奮い立つ |
不在証明空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・古賀健一・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 夕方五時のチャイム 悲しく聞こえるのは何故? 今日も僕が不甲斐なかったから? 「これでいいのかな」なんて 疑問に思うことも減った 流され続けていつしか迷子 例えば僕が消えて 世界は気付くのかな? 一人でぼんやり見ていた夕焼けの空を覚えている あんなに綺麗な空はもう見えない このまま私は年を取り死んでいくのですか? まだ見つからない 存在証明 この世で起こることは 全て理由があるらしい 教えてよ 僕がいるわけを 誰にも求められず なんにも生み出せないけど ここで生きる意味を与えてよ 例えば僕が消えても 世界は動いていく 一人でぼんやり見ていた光る星空を覚えている 3回唱えた願い事 叶えと このまま私は年を取り死んでいくのですか? まだ見つからない 存在証明 幼い僕が見ていたのは希望のレンズを通過した世界 もう見れないのかな? 一人でぼんやり見ていた 透明な僕はもういないの あんなに綺麗な空 また見たいよ このまま私は年を取り死んでいくのですか? まだ見つからない 存在証明 |
ミュージック空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 邪魔だな いつも悪さをする 制御が利かない心 大嫌い 大嫌い 消えてゆけ 悲しい気持ちは 僕の指令を無視して膨らみ続け 恐れる気持ちは 僕の制止を振り切り暴れてしまう 摘出不可の心 対処もできなくて 終息を待つ 心の免疫力低下 抗うこともできない 大嫌い 悲しみや 嫌い 恐怖心 飲まれそうになるけれど 歌って 大好きな調べが 弱った心に溶ける 大嫌い 大嫌い 消えてゆけ 悲しいときは 無理矢理 高揚させるメロディを投与 恐れるときは プラスのイメージを作る言葉 処方して 眠れる自己治癒力 今すぐ この歌で全て目覚めよ 心の免疫力低下 身動きすらできなくて 大嫌い 諦めや 嫌い 言い訳に 飲まれそうになるけれど 歌って 大好きな調べが 弱った心に溶ける 大嫌い 大嫌い 消えてゆけ ラララ |
AI空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 問題ない 今日もミスはない 減点ない 役目は果たした 依頼された仕事日々こなして 約束された対価を貰う 求められるは機械の如き 安定さこそ命綱 あなた望むならば 「自分らしさ」邪魔ものなんです 私アンドロイド 感情なんて元々もっちゃいない 新鮮さ 求めるあなたに ついていく そのためアップデート 代わりなんていくらでもいるって 言われなくてもわかっています いらなくなれば捨てられること 怯えながらも働いて あなた望むならば 「自分らしさ」邪魔ものなんです 私アンドロイド 感情なんて元々もっちゃいない 近頃どうやら電池切れって 日々の生活でわかります 終わりがどんどん近づいてって 何故だか涙出てきます 私アンドロイド 感情なんてないはず 困った どんなに望まれても 「自分らしさ」 消せない人間です 不完全な人間です |
ビジョン空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | ダメじゃない 涙を隠すピエロ 気持ちに嘘をついた僕 黒星だらけの日々 挫けそうになる度 笑って誤魔化してた 特技の嘘笑いは いつの間にか出来てた 涙を隠すように 葛藤 それでいいのか? もっと 素顔のままの笑顔でいたい ダメじゃない 折り紙つきの弱さ 変われないのは自分のせいだ 嘘じゃない ビジョンはもう頭の中 不可能など言い訳だろ 諦めきれないのは 未来の図があるから 賽はもう投げられた 葛藤 何を描くの? ずっと 一人きりで描いたビジョン 夢じゃない 嘘つきな僕にバイバイ 踏み出せたら景色変わる 一人じゃない 周りにはみんながいて 互いに持ち寄る白地図 重ね合い 目指す場所 共有 ダメじゃない 涙を隠すピエロ 気持ちに嘘をついた僕 夢じゃない 隣にあなたがいて 新しい自分を映してくれた バカじゃない 過ちは繰り返さない 不可能など言い訳だろ 嘘じゃない あなたの笑顔こそが 僕に何度だって力くれるよ 僕にとってのビジョンはあなた |
波動砲ガールフレンド -Acoustic ver.-空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 彼方見る君の視線 障害物蹴散らしながら 前進するその姿は 美しい 直線描く 遠くから見守ってる僕の気持ち 気付かぬ程の推進力 それ自体が兵器に変わる 誰にもできない 君の揺るがぬ進撃に心を奪われる 誰にも似てない 強い波動にヤラレて落ちていく 倍速で進む君と立ち止まったままの僕との間では 時空歪み 波を生んで 答え迫る 放たれたその光が僕の影を浮き彫りにする 推進力 それ自体が兵器に変わる 消したいほどにまぶしい 誰にも言えない 君のせいだ 僕は君を殺したくなる 誰にも言えない 僕も一緒に消えてしまえばいい |
上書き保存ガール空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 岡田典之・佐々木直也・テディ・三浦隆一 | 5ヶ月ぶりに君から電話 久しぶりだったから僕は無理矢理 明るい声で話に乗っかった 僕と君との思い出の場所 知らない誰かが上書きをした そんな話なら聞きたくなかったな そうして君は簡単に 僕との思い出を上書きしていくんだね 無邪気な君の明るさに 僕のぎこちなさうまく隠せているといいけど 勘のいい君はすぐに異変に気付いてしまう うまく笑わなきゃ そうして君は簡単に 僕との思い出を上書きしていくんだね 無邪気な君の明るさに何も言う事はない そうして君はだんだんに 僕との思い出を上書きしていくんだね 無邪気な君の明るさに 僕のぎこちなさうまく隠せているかな |
罪と罰空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 嫌な事あるたびに 遡り 探す罪 知らず知らず殺した虫かな 償うときかな 過ちの先 報い受ける仕組みの中 四六時中見られ 幸せの夢 望む程の聖者ではない 言い聞かせ生きる 定め 鼓動ごと止めたくなる苦しみは何の罰? 罪と共に生まれ落ちたのか 償う旅かな 過ちの先 報い受ける仕組みの中 四六時中責めて 幸せの夢 望むことは許されない 怯えつつ生きる 定め 希望はないのです 絶望もないのです 許されない罪 許されない過去 許されない現在(いま) 許されない未来 許して欲しい 無視して欲しい あなたは自由だと言って 僕の命は 報い受けるためじゃないと 四六時中撫でて 幸せになれ 誰か強く求めてくれ 必要としてよ 助けて |
アイシテイルの破壊力空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | アイシテイルの意味は知らないが この高鳴りをうまく伝えたい 他所から借りた言の葉は 胸に刺さらず木の葉のように舞う あなた落とせるのは心からの愛の言葉 心技体整い 言える日まで 口に出さず アイシテイルの意味も知らないで オハヨウみたく使う奴がいる 言われ慣れぬ少女たちは 王子様が迎えに来たとはしゃぐ あなた落としたのは軽々しい愛の言葉 情緒もクソもない 言霊でも 何故に響く? 真面目な奴が泣きを見る 嘘も方便か? あなたに幸せを 心からの愛の言葉 「愛している」と言えぬ この僕こそあなた想い |
解の恋式空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 告白するならもっと成功率上げたいな 当たって砕けろなんて今時流行んねぇよ 無策で突撃なんてちゃんちゃらおかしいよ 相手をよく見てもっと答えを探せよ 多忙な君がくれた時間を 無駄にできないから 全部詰め込んで 君の顔色うかがって 好かれようと装って 次の策練りに練って 僕は楽しめてたっけ? 狙い球は3球空振り 君はもう誰かのもの 新たな女神を発見 次こそしくじんねぇ 恋するスピード感が圧倒的に足りない 牽制にビビりまくって おずおず進む 君の顔色うかがった 傷付くのが怖かった 次の策のせいにして 僕は楽しくなかった 考えすぎた配球が邪魔する 僕をもうはずしてくれ 恋のからくり見破る公式を どなたか至急至急正してくれ 明日のデートまでには間に合わない 殻自分で破らなきゃ 君の顔色うかがって 好かれようと装って 次の策練りに練って 君と楽しめたらな 火花散る駆け引きが醍醐味 大人になれるかな? 捨てたいな 公式よ サヨナラ |
スタートシグナル空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | かなりまいってる現状 手に負えなくなって すぐ揺らいじゃう感情 やめられない止まらない妄想 散らかってる見えない意識が時々顔出しべそかいてる 留まってる頭の中から静かに様子をうかがってる 固まってる理想の形はいつでもリアルとずれちゃってる 広がってるその差を恐れて踏み出す一歩が弱まってる かなりまいってる現状 手に負えなくなって 消す幸せの残像 やめられない止まらない 明日生まれ変わるような幻想にすがる いつだってスリーツーワンでスタート 明日は明日の風が吹くように願う いつだってスリーツーワンでしたいな 間違ってるやり方なんだと最初に決めちゃう癖辞めたい 間違ってるやり方なのかは後から自分が決めれんだろ 五月雨落ちる あみだで決める きっかけはどれでも運命感じるだろ? 明日は明日の君が作り出せる いつだってスリーツーワンでいけ! 明日生まれ変わるような幻想にすがる いつだってスリーツーワンでスタート 明日は明日の風が吹くように願う いつだってスリーツーワンでしたいな |
マイヒーロー空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 誰にも話せない苦しさは鉛の味 無理矢理飲み込んで 今日もまたどこか壊れた 辛いだけの毎日に何の意味があるの? 今すぐに消えてよ 幸せ望むのもくたびれた 泣いたって消せないぼやけた夜景が僕の世界 誰にも話せずに苦しさに負ける人がいる 弱さを認めつつ戦い続ける人がいる 差し込む光のよう 戦う君は希望 そう マイヒーロー 呼ばせて 君のように強く生きれたなら 今日よりも綺麗な朝日を見れるのだろうか 痛みが響くから僕らわかり合う 弱さに触れるから僕ら強く繋がってく そう マイヒーロー 呼んでよ どこかで泣いてる人がいたら 無駄じゃない こんな僕でも誰かの光になれるはずさ 誰かに打ち明けた苦しさは未来の味 優しく飲み込んで 今日も戦うよ 生きよう |
エール空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 閉じ込められた心の声聞こえる距離 一番そばにいる私に何ができる? ため息纏い帰った顔は作り笑い 優しく包む 糸ほどいて呼吸するまで 痛いの痛いの飛んでけ しわしわの魂 伸ばして 痛いの痛いの飛んでけ 素顔に戻れ 負けず嫌いの背中押させて 声かけることしかできないけど ちゃんと見てるよ 刻む足跡 やり遂げた今日讃え 明日へ向かおう ノックしたドアは核心まで響いてるの? 痛いの痛いの飛んでけ 気休めになれぬ 無力さ 痛いの痛いの教えて 本当の辛さわからない わかりたい 負けず嫌いの背中押させて 所詮他人の心と諦めたくない 声の限りに叫び続ける 疑いはないよ 絶対届くと |
宛先不明と再配達空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 送ったはずが宛先不明のスタンプ押され手元に返る 処理もされないゴミで作られた世界 心の空に書いた願いを映し出す 描いて積み上げて抱いて鳴らして ありがとうの気持ちとごめんなさいの気持ちを ちゃんと伝えられなくて 誰もが迷う 僕もそうだ 変わらず捨てられない想いがあって 次こそってまた始める 何度目だろう?届きそびれた想いの熱で不完全燃焼 煤(すす)で咳き込む 涙が滲んだ 笑えてきた ありがとうの気持ちとごめんなさいの気持ちは ずっと生まれてから迷子のままだ 僕ら似てる ありがとうと言いたい ごめんなさいと言いたいから 不安の泥濘(ぬかるみ) 足取られても進む ありがとうを描いて ごめんなさいを描いて 今 僕だけの風に乗せて飛ばすよ 何回迷っても 何回間違っても 君に届けたい 君に届け |
霧雨ガール空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 夜になる 滲み出す 君の事 じんわり入り込む カラカラの心の隙間に 眠る前 沁みてくる 君の事 じんわり入り込む カチカチの頭の隙間に 朝が来ればもう消えてる 君の事すっかり ただ過ぎてく日々は無情に 隅っこへ追いやる 当たり前 無意識の時間は 知らぬ間に拠り所と化した ひび割れて枯れていく 音のない悲鳴を 心地よく響く声で君が消してくれた いつの間にか 僕はもう 君で満たされてた 霧雨に濡れるように 気付くのが遅かった 「味方など現れない 誰にも頼らず一人で生きてこそ」と ずっと信じ込んでた ひび割れて枯れていく 僕を繋ぎ止めて 柔らかく包み込んで一緒にいてくれた 見えてるのに掴めない でもたしかにそこにいる 霧雨に濡れるようにしっとりと感じている |
プロポーズ空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 言葉だけじゃ足りないなら うまく補ってみせるから 何も言わずついてきてよ そっとそっとそっと 不良品な僕だけれど約束する 嘘はつかない ただ雨が降るのを眺めてみよう ずっとずっと そんな時間は退屈かな ずっとずっと 僕ら互いに望む事 『違う』ってことから始めよう 一つ一つ合わせていこう そっとそっとそっと ただ雨が降るのを眺めていよう ずっとずっと こんな時間は贅沢かな ずっとずっと ただ雨が降るのを眺めていよう ずっとずっと こんな時間が『幸せ』だよ きっと ただ雨が降るのを眺めるような ずっとずっと そんな二人でいれたらいいな ずっとずっと |
ワールズエンド空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | 夏休みが終われば 君は遠くの知らない場所へ行ってしまう 君はサヨナラも言わずに 夢のように消えようとしてる おしゃべりな君が柄にもなく ずっと黙ったままうつむいてる 君のそんな様子に僕は 追い込まれて言葉を探す ずっと僕はこんな調子で時間を無駄にしてきた 心の中見せないまま 今日まで過ぎた 何きっかけで何を言えば自然な流れかを悩んでたら いつの間にか9月も終わる 夜の風になびいた君の髪を僕はぼんやり眺めていた 何か言葉を口にした途端に全部壊れるような気がした 君の声 君の色 君の匂い ずっと忘れずいられるようにって 思えば思うほど君のことが遠くに霞んでいく ずっと僕はこんな調子で時間だけ過ぎてくの? 君に何も言えないまま年老いてくの? 何きっかけで何を言えば自然な流れかが 間違いだって どうだっていい 今 伝えたい |
完全犯罪彼女空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会 | あの子は笑った 完璧なまでに 今までの全部 忘れさす笑顔 他の男には見せないであろう 無邪気な部分を見せてくれたの? そんな笑顔を見せられてしまったら 何も言えない 君が人殺しであったとしても 君はいつもそう 大事なことうやむやにして 何も知らない 何も話さないって笑う 僕が君を告発できないこと わかっていて 笑った あの子は泣いた 完璧なまでに 今までの全部 忘れさす涙 他の男には見せないであろう 弱気な部分を見せてくれたの? 君がしたことを 俺 黙っていれば 真相は永久に闇の中 例え共犯だと言われたって構わない 二人だけの秘密が欲しい 君はいつもそう 大事なことうやむやにして 何も知らない 何も話さないって笑う 僕が君を告発できないこと わかっていて 僕の前で 涙流してる |
亡霊三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 揺れる木の下や 通りの向こう側 幽かに動く 眠る前の部屋 鏡の端にも ちらりと見えた ああ 一度でも意識したら消えない影 頭の中 広がってく闇の色 もう君の姿に怯えてたくない もう君の言葉に怯えてたくない ただそこにいるだけ 何もしないのに 何故囚われるの どこにもいないのに どこにでもいる ほらそこにも 付け込まれるのは 心が弱いから それも知ってる まとわりつく 足を掴まれ 重たくなる あぁ 左だけ 耳鳴りにのせて囁いた もう君の姿に怯えてたくない もう君の言葉に怯えてたくない ただそこにいるだけ 何もしないのに 何故囚われるの お化けなんてないさ お化けなんて嘘さ 寝ぼけてないのに見えた気がしても お化けなんてないさ お化けなんて嘘さ そこにあるのは挑めるチャンス そこにあるのは成功のチャンス |
ロボット三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 目が覚めて 朝日を暖かく感じたかい? 鏡の前に立ち自分に問いかける これから始まる1日は自分が望んでたのに 体の重さと憂鬱さが探してる 誰かに話すできない理由を 僕はロボットなのにどうして動けないの? 失敗が怖いの? 間違いが恥ずかしいの? 不完全な自分が許せない 周りを見てみたらひたすらトライアンドエラー 感情失くしたの? 仕事に魂売買? 壁にぶつかっては打ちのめされ それでも立ち上がり修正 僕が迷ってる間も続いてる ある時気付く 追いつけない程開いた能力 君もロボットなのにどうして続けれるの? 失敗怖くない? 間違い恥ずかしくない? 不完全な今は重要じゃない? 僕はロボットなのにどうして動かないの? 失敗が仕事だ 間違いが貴重なのさ 僕はロボットだから 未来のために生きる 失敗は平気さ 間違いが進化になる 不完全な自分が美しい明日を作ってる |
怪三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 抜けない棘 傷つけた頸動脈3mm 気を抜いたら暴れ出す 僕の中の魔物 可愛いもんだと笑って済ませない いつしか僕の息の根を止めるだろう 飼いならすことは未だにできてない それでも明日もこいつと生きてく 予想を超えた間違いや 手に負えない感情 他人事に見えるほど 季節外れの雨みたい 可愛いもんだと笑って済ませない いつしか僕の息の根を止めるだろう 飼いならすことは未だにできてない それでも明日もこいつと生きてく 解けない謎 理を知ろうとして気付く 色をつけて研いだのは 僕ではなくこいつ 可愛いもんだと笑って済ませたい いつでも僕の生き方に寄り添うんだ 飼いならすことにそもそも意味がない 僕らは死ぬまで上手にやってく 僕らは死ぬまで一緒に生きてく |
フォトグラフ三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | カメラ構えることのない風景 流れてく色 褪せてく街 登下校の恋 夢への足取り 閉まったままの引き出しの奥に 写真にも残らない 思い出すこともないはずの場所を 目を閉じて愛しく想う程 僕は遠くまで来た 道に迷いそうな時確かめるよ 足元まで続いてる歩んできた日々 転んだっていいよ 後戻りもいいさ またスタートから始めりゃいい 写真には写らない 暖かい風に包まれていたよ まだ見ぬ場所へ進む背中を押してくれた 写真にも残らない 振り返ることもないはずの場所を 目を閉じて誇りに想うまで僕は進み続ける まだ先へ もっと先へ 行ってみるから |
自演乙三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 痛みがなくったって生きてる手触りあるだろう? そうだよ 僕は生きてる 青空 自由に飛ぶ鳥を羨ましく感じるその心に蓋をしてきた毎日 どこにも見えない今日イチ 喜びを感じるのが苦手 もっと無邪気に楽しめたらいいのに 望まれてないような感覚 積み重ねていたイマイチ いつでも選べる終焉を選ばないための理由を 光描くため影を描くように 痛みを 苦悩を 欲しがってた かさぶた剥がして舐めてみるように 影よ際立て 僕は生きてるの? 周りに合わせてた軸足を抜いたら見えてきた景色 綺麗とか美味しいとか優しいとか暖かいとか 終わりたくない理由を 勿体無い当たり前を 痛みがなくったって生きてる手触りあるだろう? 見えるだろう? 等身大の幸せ感じて 自分を責めなくていいんだよ いいんだよ 僕は生きてる 光描くため影を描くよりもっといい方法見つけ出せたんだ 痛みがなくったって生きてる手触りあるだろう? 見えるだろう? 許されたんだ 幸せになった自分を夢見ていいんだよ いいんだよ 僕は生きてく |
分岐点三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 大き過ぎる荷物を抱えて辿り着いた この場所に 遥か先にある理想まで旅の途中で岐路に立つ 今の小さな世界じゃ嵩張るが どうにも捨てられない希望とは自分さ 真っ白なこの地図に中継地点を描いたよ この想いは原動力 ここからまた始めるんだ 好きなことやりたいこと 誰にも隠さなくていい 僕のまま僕でいられる場所 思いがけずに訪ねたこの場所が大事になってく 方位磁石を見ながら思い描く 次のストーリー 夢を語り合える仲間とか 暗い道を照らす出会いが溢れる 真っ青な空の下 集合地点を作ったよ 温もりが安心感 失敗も怖くはないさ 嫌なこと辛いこと 無理してやらなくてもいい 僕のまま僕でいられる場所はきっと そう多くない 大事に守りたい 真っ新なこの世界に新たなホームを築いたよ この想いは原動力 ここからまた始めるんだ 好きなことやりたいこと 胸張ってやり切ればいい 僕のまま僕でいられる場所で |
テリトリー三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 真っ暗な海に浸かるようだ 心臓までも冷やす黒い血が細胞を巡り 僕を否定する 乱すな 波立つな 囚われる価値もない 乱すな 波立つな 心は別世界 誰にも見えない古いドア 優しい熱で満ちた一人部屋 消えない灯りが僕を肯定する 乱すな 波立つな 縛られる価値もない 乱すな 波立つな 見失うな 乱すな 波立つな 囚われる価値もない 乱すな 波立つな 心は別世界 |
花瓶に水三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 時計の秒針に追い回されるように息継ぎもできず走る 今日の出来事も未来予想図も残せないままに消えた 葉が落ちてく木々に重ねた 僕の日々も枯れてくのか もう諦めるか 想像すらできない 足踏みしてるのわかってても ただやり過ごす 繰り返しの中 僕の青い春 溢れた ふいに立ち止まる 息切れはないな 周りの景色も見えて 今日の出来事も未来予想図も描ける 微かな呼吸 重ねた時が体に溶けて 新たな僕を作ってた もう諦めてた 愛想が尽きてた 残り時間も無意味だと でも無駄じゃなかった 糧になってた 花瓶に水をやるように 春に芽吹く木々に重ねた 僕の日々はまた始まる もうじき咲くだろう 妄想じゃないんだ 起こる全てが糧になる 有限の時の全てを活かすよ 花瓶に水をやるように |
ルポライター三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | ここではないどこかへ 僕ではない誰かへ 未来のために生きてるから 現実は後回し 今は小さな蛹でも 羽を広げて羽ばたける 根拠はないがきっと来る ターニングポイントを待ちぼうけ 全力を出してもうまくいかなかったら? また眠れない 大空を自由に羽ばたいて どこかにあるはずの僕の場所 見つけたら生まれ変わる 起きても覚めない夢か 大空を羽ばたく羽はどれ? 目指すべき新しい場所はどこ? 宛てもなく宝探し 今日もまた始まらないの? 物語 行きたいのはどこなのか なりたいのは誰なのか いつでも基準にあるのは 顔のない誰かの視線だ 灯台の灯りが見えなくなりそうだ また眠れない 大空を羽ばたく羽がない 輝くはずの僕の場所がない もう探すところがない 始まらず終わったのか? 大空を羽ばたく羽の色 目指すべき新しい場所の地図 問いかけろ自分の中 答えは奥の奥の奥で光る 大空を羽ばたく羽はこれ 目指すべき新しい場所はここ 内なる声に従え もう走り始めてる 物語 |
えん三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 大事な音が違ったって 奏でる明日が違ったってでも響く 君と 見えない壁 消えぬ定め いつまで続いていく 止まない雨 かき乱す風 身を潜めて歩く 守りたい人なら目の前に 誰にも邪魔はさせない ハーモニー 今 言葉が僕ら違ったって 居場所が少し遠くたって 風向きがちょっと違ったって歌う 言葉で通じ合えなくたって 手を取ることができなくてでも歌いながら 見えない壁 消えぬ定め 超えられる気がした 止まない雨 かき乱す風 いつか晴れて見上げる空 大事な音が違ったって 奏でる明日が違ったって 守りたい人なら目の前に 誰にも奪えはしないメロディ 今 言葉が僕ら違ったって 居場所が少し遠くたって 風向きがちょっと違ったって歌う 言葉で通じ合えなくたって 手を取ることができなくてでも響く 君と 君と |
will空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 夜が来るのが怖くて 残り何回なのかな 明日明日と先へ伸ばす そして終わるときはいつになるのかな? 君にずっと言いたかったことがまだ残っているんだよ 照れ臭くて言えないまま終わりなんてのは避けたいよな 朝が来るのが嬉しくて 残り何回なのかな 明日明日と先へ伸ばす そして終わるときは何を思うかな? 君とずっとやりたかったことがまだ残っているんだよ 照れ臭くてできないまま終わりなんてのは避けたいよな 今 会いたい |
Re:gain空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | そろそろ始めようぜ 準備はいいかい? 心のフェーダー上げて 高まるこの熱が 響き渡る よい夢見せてあげる |
コイアイ空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | いつの間にか始まって いつの間にか終わってる 青い春はどこへいった? 噂話 人生に於いて一番いい時期はとうに過ぎてしまったらしい 朱い夏がすぐそこに 迎えにきたよ 心の奥でまだ燻り続けてる これはきっと春だ そうだ 感情揺れて 鼓動はまだ高鳴る とても目を逸らせない 抜けるような青空の色のままでいれる程 強くないし素直じゃない 消えぬ青はくすんでしまった それも愛しく思える 自分だけの色だ 朱い夏がすぐそこに 迎えにきても 悲しいことや悔しいことある度 涙が春に染み込んだ くすんだ青を何度も塗り重ねたら 僕だけのコイアイへと 心の奥でまだ燻り続けてよ 変わらないで 春よ 終わるな |
Dodo空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 夜勤明けの体に朝日は眩しすぎる ガラスの破片みたい体に突き刺さる 通りがかり電気屋のテレビ映るあいつは 世界一の笑顔で世界から愛されて 夢なんていつまでも見られない 生きているそれだけで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 前からくる家族 子供抱いたお前は 世界一の笑顔で 家族から愛されて ゆく道を変えるのは負けなのか 生き方はそれぞれで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 飛べない鳥でも飛べる日は来るのか いつか風に乗れる日が来る 信じて今日まで 生きてはみたけど どんなに時が過ぎても 傷の痛みのせいで 羽も開かず どんなにどんなに願っても 逃げた自分は消えない 空を見上げて想像するだけ このまま地べたで死ねるか |
トリガー空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 夜が更け 偽善者の化けの皮 削げ落ちて 残るのはホントだけ あなたへの想いだけ 嘘でできてる自分の奥に 隠し続けた キョウキに触れた あなたのそばにいてその手を握ったら 僕ら生まれ変わる これは定め 誰かの幸せと自分の幸せ 比べるまでもない 最後に笑いたい 大切に育ててる日常をなくしても 今以上望みたい 根拠なく期待だけ 乾きもなく 主張もない 脇役とはこれを機にバイバイ あなたのそばにいてその手を握ったら 左手の指輪は 役目終える あなたは被害者で 全部僕のせい 責められるのは僕 それでいい 壊して 全部消えたなら ゼロから始めよう 二人だけで あなたのそばにいてその手を握ったら 僕ら生まれ変わる 幸せ作ろう |
縋る蜃気楼空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 落ちない夕日差しこむ部屋で 見つめる先には 花びら散って隠れた君が 未だ見つからず 取り外した心持ち寄って どこに捨てようかと話し合う 燃やせるのかまた使えるのか 説明書を読んでも わかんない 音より強く光よりも強く 誰にも刺さる姿で描きたい 冷めない熱が奥の方に残った それがまだ消えないよ 昇る朝日をまた見るために 君にすがらせて カッコよく年も取れないのが 惨めさ募らす 取り外した心捨て去って 大人になったようなふりをして 自然に消えることはあるのか 説明書を読んでたら腐っていた 全力は出せたの? 言い訳はもうないの? 自分を嫌いなの? 答えはまた明日 腐ってる 音より強く光よりも強く 誰にも刺さる姿で描きたい 冷めない熱が奥の方に残った それがまだ消えないよ |
全速力ガール空想委員会 | 空想委員会 | 三浦隆一 | 三浦隆一 | | 暗すぎる夜 進む道さえ 照らす灯りも 月の明かりも 何もない夜 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 遠すぎる朝 望む明日さえ 照らす日差しも 優しい風も 何もない朝 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 通り過ぎてきた 景色に浸り続けてる 僕を追い抜いた 彼女は全力だった 困らせた感情捨て去って 全速力で走る君を見てたらもう 全部どうでもよくなった 拗らせた才能振り切って 全速力で走る君は美しい光だ 誇らしい光だ 遠く 遠くまで届く 何もない日々 見えるのは影 目を凝らしても 境目はない 夢も見ない場所から すぐに連れ出して欲しい 願う声さえもう届きはしないだろうが 困らせた感情捨て去って 全速力で走る君を見てたらもう 全部どうでもよくなった 拗らせた才能振り切って 全速力で走る君は美しい光だ 誇らしい光だ 曇らせた残像捨て去って 全速力で走り出せ 美しい光と 誇らしい光と 遠く 遠く |
欲しがり優想委員会 | 優想委員会 | 上野優華・三浦隆一 | 三浦隆一 | 空想委員会・時乗浩一郎 | 傷つかない関係を 期待しないような距離感を 核心をつかない態度を 好きと言わない曖昧さを 連絡はあなたからで 決まって大体終電で わざとらしい甘いお酒で 安いドラマのようなキスをして 私 そんな扱いされる 女じゃないの 本当の本当の本当は あなたも見ないフリをしてる 捨てられないプライドで あなたの首を締めて泣いてる 私はゆらゆら 揺られるだけ 傷つけない関係を 期待させない距離感を 核心をつかない態度を 好きと言わせぬ曖昧さを 連絡は自分からで 大体決まって終電で 甘い酒で早めに酔って 安いキスで口を塞いでる あなた そんな扱いされる 女じゃないよな 本当の本当の本当は あなたも見ないフリをしてる 捨てられないプライドで あなたの首を締めて泣いてる 私はゆらゆら 揺られるだけ 求めるものが互いに違う わかってて それでも探す 見つからなくて 失望し ないものねだり 似たもの同士 隣にいるのに 満たされない 本当の本当の本当は あなたも見ないフリをしてる 捨てられないプライドで あなたの首を締めて泣いてる 私はゆらゆら 揺られるだけ |