Emerald Dream辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 風とたわむれるシュロの影 水面に揺らめく金星(ヴィーナス) 夏とバカンスを最後の夜(ひ)は テラスですごしたい 出会いと同じ唄 切ないカサノヴァ そっとそっと 体を寄せて 遠い遠い 星を数えて 夢みる頃をすぎても 消えないものがある いくつ恋をして 涙して 傷ついても あなたを愛し始めた 心はエメラルド それが幻でも 信じて明日へこぎだせそう キールのグラスもそのままに ベンチで揉(も)めてるカップル “ときにはケンカも悪くないね…” あなたがつぶやいた 瞳をうるませて 彼を困らせて 背中むけて すねる姿は すぎた日々の 私に似てる 真夏が訪れるたび 華やぐプールサイド いくつ恋人を 旅人を 見送ったの あなたと探しあてたい 心のエルドラド 遠い道のりでも あなたとならば歩きだせそう 夢みる頃をすぎても 心はエメラルド それが幻でも 信じて明日へこぎだせそう |
想い出のVacation辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 天然色に踊る街角で 愛を切った午後 心もショートしてる オレンジのエスバドリュー 霧のエアーポートで にじんでゆく紅いルージュ あなたは冷たい声で サヨナラ告げた ありったけの涙を今 乾いた空に捨てるわ 元気出して! もう一人の私を探すVacation Baby Come On, Calm Down Your Heart あの日ハートは砕けたけれど Baby Come On, I Love You So 男はあなただけじゃない 小麦色のエンジェルフィッシュ 目覚めれば朝焼けに光る ドアノブに はさまれたエアメール あなたから 白い貝を耳にあてて 遠い島のメロディー 素直になれてRemember You でも会えないわ 気まぐれでも悲しかった ポニーテールの彼女のこと 二度と愛を試さないで むなしさが残るだけよ Don't Come To Me, So Set Me Free 私色の夢みつけるまで Don't Come To Me, So Say Good Bye 違う明日を生きてるね ありったけの涙を今 乾いた空に捨てるわ 元気出して! もう一人の私を探すVacation Baby Come On, Calm Down Your Heart あの日ハートは砕けたけれど Baby Come On, I Love You So 男はあなただけじゃない Don't Come To Me, So Set Me Free Don't Come To Me, So Say Good Bye Baby Come On, Calm Down Your Heart Baby Come On, I Love You So Don't Come To Me |
かぐや姫辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | ひとつ手に入れる度に ひとつ失ってしまう さよなら…それはあなたが 夢を選んだせい 一人 泣くことをやめて 窓をあけ放すときに 私のもうひとつの 夜が始まる 終わった恋の ぬけがらたち この身をすりぬけて 今旅にでる 月の光 包まれたなら 悲しみ乾くまで 女はみんな かぐや姫になるわ 人を好きになる度に 歴史くり返すかんじ 見えない力の中で 迷ってゆくけど うつむく瞳(め)に 笑顔は戻る よみがえるの愛は 神話のように 月の光 姿をかえて あなたと巡りあい 恋をするかも 男と女なら 終わった恋の ぬけがらたち この身をすりぬけて 今旅にでる 月の光 包まれたなら 悲しみ乾くまで 女はみんな かぐや姫になるわ 男と女なら… |
Caribbean Blue辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | どのくらい眠ったの? 窓の向こうは朝 腕時計はずしたら 気分も変えて 恋人も仕事も 日本においてきたの ワガママを許してね 今度だけは 夢みるみたいに 浮かんでる 南の島 初めて一人できたけれど きっとうまくいくわ あぁ 空も海もひとつになる もぅ 心は Caribbian Blue 言葉より もっと伝わるもの ねぇ 見つけたの 笑顔から…感じてみたくて どのくらい泳いだの? 浜辺でひと休み カラフルな魚たち さそいにくる ハートにたりないのは ビタミンだけじゃないの ワープロじゃ 語れない 愛に気づいて 自然のリズムで 暮らしてる 小さな島 難しいことは 思うより きっとラクにいくわ あぁ 風も波も音楽になる いつまでも Caribbian Blue ブラインドごしに KissしたSunset ねぇ 気づいたの 大好きから…感じてみたくて あぁ 空も海もひとつになる もぅ 心は Caribbian Blue 言葉より もっと伝わるもの ねぇ 見つけたの 笑顔から…感じてみたくて |
恋はシャッフル辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 佐藤準 | 時計みつめて ため息 日曜の歩行者天国 予想通りにあなたが 今日も遅れてきた おこるだけじゃ クセになるし 知らんぷりで 駆けだせば “ゴメンね”って追うあなた にらむつもりで もうふきだしちゃうよ “お願いね”愛は熱くて さめやすいから 離さないで あなたとぼけているけど 誕生日おめでとう おサイフも 恋のメニューも 今日はまかせといて 無邪気すぎる その笑顔が しゃくだけれど 嬉しいの “ありがとう”ってささやきが Kissになるから ほらくすぐったいよ “お願いね”人混みの中 はぐれないように 手をつないで 無邪気すぎる その笑顔が しゃくだけれど 嬉しいの “ありがとう”ってささやきが Kissになるから ほらくすぐったいよ “お願いね”人混みの中 はぐれないように 手をつないで |
心の休日辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 静かな日曜の朝 早起きVespaにのれば メイプル並木の風が 心をリンスする 瞳にひろがる街は 生きてるスクリーンみたい うららかな青空に 気持ちはOffになる できることなら 誰とも競争したくないの だけど 遠慮のカタマリで生きたくないよ 胸を焦がすたくさんの 恋もしたいけれど ウェディング・ベルをまつだけの 私じゃかなしいネ いつだって探してる 笑顔のみちしるべ みつけたら ゆびぶえ吹き 合図送ってね うれしい予感がしたの 誕生日でもないけど 自分で自分のために 花を買ってみよう 周りのビルにおされて 店は小さくなっても マーガレットの花は 清らかに揺れてる できることなら 誰かの喜ぶことがしたい だけど 束縛されない自由も欲しい 永遠の愛を誓うような 恋にも会いたいけど 同じ夢に泣けるような 友達も作りたい 本当は迷ってる 明日のみちしるべ みかけたら“元気出せ”って 肩をたたいてね いつだって探してる 笑顔のみちしるべ みかけたら“元気出せ”って 肩をたたいてね |
最後の手紙辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 久し振りのあなただから 懐かしさに頬を染める これが最後の恋人としての夏休みね 勝手すぎる話ねと 手紙をみて泣いた日々を きっとあなたはみじんも解ってないのよ なぜ あなたの なぜ 微笑みが なぜ 心を乱すんだろう たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら 待つことには昔から 慣れきってた私だもの 後まわしでもかまわないけれど もうさよなら どこまでもあなた追って ゆけそうな気はしてたのに 今は涙ですべてに自信がないの そう あなたが そう 言うように そう 友達でいたかった たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら なぜ あなたの なぜ 微笑みが なぜ 心を乱すんだろう たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら |
Jealousy辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 小林信吾 | お帰りなさい 私のもとへ 海の底から 光がさして あなたが 戻ってきたわ やっと…‥やっと 気ままな恋に 別れを告げて 強がる背中 紅茶をいれた 私は 何も聞かない だけど…‥だけど Tell me うしろの正面はだれ? 心にうずまいて Jealousy ひとつになれるまで 好きだとは言わないの Jealousy その手に入れたなら ダイヤもね、ただの石ころみたいでしょう お休みなさい 私の中で 次の夢へと はばたくまでの 私は とまり木だけど ずっと…‥ずっと Tell me うしろの正面はだれ? ゆらめく人魚たち Jealousy 嘘だと知りながらで 何もかも許してく Jealousy その手に熱いのは 真紅(あか)より ね、蒼白(あお)く燃えてる炎でしょう Jealousy ひとつになれるまで 好きだとは言わないの Jealousy その手に入れたなら ダイヤもね、ただの石ころみたいでしょう |
時間旅行辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 10年ぶりに思いだした おもちゃ箱の機関車 みえない場所に隠したまま そのまま忘れてたなんて トキメキがため息になった 二人の愛に似てる 宝物にしたいものほど ホコリがつきやすいみたい 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね 消えないうちに 不意にあなたに会いたくなる 胸騒ぎつかまえて 出逢いの場所へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ ゼンマイ仕掛けのおもちゃでも 夢が買えたあの頃 愛することにいつのまにか 理由を探してるなんて 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね かなう日もあるわ 胸の奥光る忘れもの みつけたらその日から 未来(あした)の地図へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね かなう日もあるわ 胸の奥光る忘れもの みつけたらその日から 未来(あした)の地図へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ |
チャンスの卵辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 会社を辞めたよ 半年悩み続けて 三日間眠れなかったのに 引きとめられずに あっさりサヨナラ すこし物足りないの スケジュールが 空っぽになる 目の前の自由に 戸惑ってる そう、誰にも譲れない 夢があるなら 元気よく行こう! その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて ひとりぼっち だけど生きてる 夜を抱きしめながら 自動ドアじゃない めんどうでも人生の扉は 自分の手で開けて 都会の空気は いつも向かい風 だから振りむかないで 私だけの 地図を描くよ 空色のキャンバスに 思いっきり そう、涙のその先に 夢はあるから あせらずに行こう! 哀しみを越えるたび チャンスの卵強くなる いつかきっと しあわせになる 明日を追いかけながら そう、誰にも譲れない 夢があるなら 大丈夫、行こう! その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて もっともっとしあわせになる 明日を信じてるから |
月夜に抱かれて辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | まるで女占うように愛のかたちがひとつ 天使になる 悪魔になれる 月夜に抱かれて 言葉を失くしてしまう 見つめられて 恋ならいくつ通りすぎて それでも今夜はあなた離せなくて ざわめき 遥かな水のほとり いらだつのはあなたのせい ひとりじめにしたい 情(おも)いね 心のまま 生まれたまま 愛のかたちがひとつ 天使になる 悪魔になれる 月夜に抱かれて あなたをまどわすすべて許せなくて 花さえ 消してしまいたくて 一人の夜には窓にもたれながら 刺しこむ光に包まれてる この涙はあなたのせい 甘く熱く痛い 情(おも)いね 心のまま 生まれたまま 愛のかたちがひとつ 天使になる 悪魔になれる 月夜に抱かれて |
ツバメ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 愛する時間 愛される時間が いつか 逆に回り あなたを信じてしまった時には 誰も そこに在ない 覚えていますか 忘れているでしょ 春の愛は気まぐれ わかっていたはず だけど悲しいね 心 泣いています 春は秋の忘れがたみ 秋は春の涙語り 愛される時は ツバメのように 春の気分だけ感じていたい 季節が過ぎれば 海を渡って 潮風になれ 涙 離れる心 引きとめる心 さよならだけを避けて あなたの部屋から旅立った だけど どこへ行けばいいの 翼をください 翔ばせてください 春の空を低く あなたの知らない所で あなたを 遠く近く見てる 春は秋の忘れがたみ 秋は春の涙語り 愛される時は ツバメのように 春の異国へと飛んでゆきたい 季節が巡れば 小窓を叩き 時の返事を待つわ 愛される時は ツバメのように 春の気分だけ感じていたい 季節が過ぎれば 海を渡って 潮風になれ 涙 |
遠い夏の日辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 瀬尾一三 | Good bye Summer そっと 季節が ほら 変わる 雲の行方 あなた どこで見てるかしら? 重いカバン 持ちかえながら 過ぎた日々を 振り返る時 胸のスクリーン よみがえるのは いつも同じ あなたの笑顔 卒業旅行 あぁ 二人きりに なれなかったね 最後の最後まで Good bye Summer いつも あなただけを 見てた 一晩中 夢に届かなくて 泣いた トビウオみたいに 輝いてた 遠い夏の日 電車の窓 私はたぶん あの頃より キツイ瞳ね 恋人には 向かないかしら 友達なら きっとなれるわ めくるめく日々 あぁ 揉(も)まれながら 弱くて強い 私を感じてる Good bye Summer そっと 季節が ほら 変わる 雲の行方 あなた どこで見てるかしら? ヒマワリみたいな 花火が散った 遠い夏の日 Good bye Summer いつも あなただけを 見てた 一晩中 夢に届かなくて 泣いた トビウオみたいに 輝いてた 遠い夏の日 |
年下の彼辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 小林信吾 | 電話もせず急に 訪ねてきて、ゴメン あなた 仔犬みたいに 瞳を丸くしてる やましいこと何も無いのなら、どうして 妙に背中でかばう 冷蔵庫あけてみせて 恋した人は 年下の彼 愛があるなら 年の差なんて 何とかなるって 思ってたけど 少し 甘くみてた みたい “違うよ、誤解だよ”って 見つけた写真は、ツーショット あなたと彼女と海 凍えて出てきたわ かわいい方が好き? 大人の女が好き? こんな私でいいの? それともただの遊び? あれこれ悩んでも 女友達へと 相談しても 結局 自分で決めなくちゃね “年下なんて、やったじゃない!”って “応援する!”って みんな言うけど 2年ももてば いまか いまかと 別れ話 期待してる “本当さ、信じてよ”って 心を許しちゃ、負け 本音を言い出すまで シッポは離さない 恋した人は 年下の彼 愛があるなら 年の差なんて 何とかなるって 思ってたけど 少し 甘くみてた みたい “違うよ、誤解だよ”って 見つけた写真は、ツーショット あなたと彼女と海 凍えて出てきたわ “本当さ、信じてよ”って 心を許しちゃ、負け 本気で大好きだって 覚悟を決めたから |
ともだちだから辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 小鳥が木陰でふるえる 雨の日 あなたが訪ねてくるような 気がしてた 悲しい事出会うたび ノッポのあなたは ひざをかかえ まるで 弟になる そばにいるよ ともだちだから 好きなだけソファに埋もれて 泣いてもいいよ 恋人にも 会えないくらい 情けない あなたの顔も声も 気にしないで、今夜は 聞こえる 時の子守り歌 あなたは ビデオをみてる形のまま 眠ってる 春色のカーディガン 背中にかけて 朝(あした)はねぇ きっと 笑顔をみせて そばにいても ともだちだから 愛情(やさしさ)の手前で ときどき戸惑うけれど 恋人にも負けないくらい あなたの幸せを いつもいつも 気にしてるよ、私は |
涙のリフレイン辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 懐かしい声 瞳とじれば 今 別れた夜が 昨日のことのよう 涙のリフレイン 些細な事に 心引き裂かれて 夢中であなたの部屋 とびだした 胸に想い出の風が舞う 痛みだけを 時間(とき)はさらって 二人を大人に変えた今 やさしく私を迎えにくる 微笑んで グラス交わせば 琥珀色のひととき ひろがるわ 結婚したと 噂で知った時 あなたの幸福 遠くで祈ったの 涙のリフレイン 別れと巡り逢い 重ねながら いつしか 独り歩き 始めたわ 胸に想い出の風が舞う 夢だけで 生きられたらいいのに 愛しい気持ちは あふれても もう二度と あの日に帰れない 微笑んで グラス交わせば 今夜(きょう)あなたに 出逢えてよかった 胸に想い出の風が舞う 痛みだけを 時間(とき)はさらって 二人を大人に変えた今 やさしく私を迎えにくる 微笑んで グラス交わせば 琥珀色のひととき ひろがるわ 微笑んで グラス交わせば 今夜(きょう)あなたに 出逢えてよかった |
人魚伝説辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 聞いてください 人魚の唄を 心を鏡にして 私の声映して 初めて恋した人は海 遙かな夢みつめてる人 肌と肌とで触れあう幻じゃない なのにあなたの果てを知らない 涙一粒こぼすその度 少女のうなじ また少し色付く 月の光が髪を濡らせば 心は乱れてゆく 星の雫と渚の調べ あなたを泳ぐ人魚 想いは風 流れてゆくの 幾千ものせつなさ抱いて 誰も知らない あなたの海を探すわ そこに私の未来(あす)があるから 涙一粒 溶かすその度 人魚の鱗 また剥がれてゆくわ 聞いてください 人魚の唄を 心を鏡にして 私の声映して 星の雫と渚の調べ あなたを泳ぐ人魚 |
ネコの目辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 噂をきいた あなた 彼女とうまくいかなくてしょげてると いたわるような 瞳の奥で 誰かが“チャンス…”とささやいた 自由と微笑うには 何かが足りなくて 一人じゃいられない あなたがそこにいるわ “久しぶり”と声かけた 三日月の街 偶然じゃないの 甘く そして懐かしく 名前を呼ぶわ ネコの目をして 恋を重ねて 髪を伸ばして あなたに会う時(ひ)を待っていた 蜂蜜色の瞳がほら ビロードの夜を照らしてる うつむいたあなたの 心のすき間へと ルージュをひいてゆく 私がここにいるわ からめた手をすり抜けた 三日月の影 戸惑せたいの あやすように 逃げながら 近づきたいの ネコの目をして 甘く そして懐かしく 近づきたいの ネコの目をして |
春は旅立ち辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 恋の終わりは 旅の始まり まぶしい風に 目覚めた朝 頬の涙も いつか乾いて 背伸びをしてみる 子供のように 私だけのあなたじゃなく あなただけの私じゃない 夢はさよならをつれてくるけけど 続けて思ったままに私を生きるの ずっと ずっと ずっと 好きだから 泣いたり 懐かしんだり ありふれたくない きっと…会いたいの 春の陽ざしに まぎれて歩く 街もかたちを 変えてゆくわ よく似た人を 見かける度に 時が少しだけ 止まる気がする 私だけのあなたじゃなく あなただけの私じゃない それでも一人では生きてゆけない 信じて迷った日にも あなたの生き方 ずっと ずっと ずっと 好きだから 何処かで 愛が待ってる 笑顔みつけたら きっと…会えるかも 続けて思ったままに私を生きるの ずっと ずっと ずっと 好きだから 何処かで 愛が待ってる 笑顔みつけたら きっと…会えるかも |
Birthday辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | いつでも いつでも あなたに会いたい 手を振り さよなら 心で振りむく 改札口に 私のつたなさを 残して… ほんとに ほんとに きれいになりたい 私に こんな日が来るとは 知らずにいたの あたらしい My Birthday… Your Birthday…Happy Birthday もうひとつの Birthday 感じてる 今 夜空と同じね 広くて 遠くて 数えきれないほどの 灯をともして 星くずの涙 私にこんな日が 来るとは 知らずにいたの あたらしい My Birthday… Your Birthday…Happy Birthday もうひとつの Birthday あなたにあえた 言葉にならない 何かが生きてる 日付の変わる駅(ばしょ)で 滑りおちて 星くずの涙 いつでも いつでも あなたに会いたい |
一人ではいられない辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 約束のない 週末 寒い夜 雨やどりする 傘がほしいの 誘われるまま 踊るの 哀しいね あなたの影を 重ねてる 心乱れて 人の波に 涙をかくして まぎれこんだ 愛をいつも 探してる 悲しい恋は 二度としない あなたいない この街を 一人では 歩けない 友達になら 電話をかけるけど あなたのnumber 息がつまるの アドレス捨てて あなたを打ち消しても 指先がまだ 憶えてる 「わりと元気に暮らしてる」と かしこい女に なれないから 愛をいまも 忘れない あなたが誰と どこにいても 時間(とき)が傷を癒しても 一人ではいられない 愛をいつも 探してる 悲しい恋は 二度としない あなたいない この街を 一人では 歩けない |
Farewell辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 傾きかけた冬のグラウンド パーティーの終わりの曲 フォークダンスの輪にあなたの影を 背伸びしてさがすの スピーカーから流れる歌は お別れのメロディー Dance Dance あなたの手が Swing Swing 輪を描くの Wink Wink 時を止めて…腕の中で 季節がすぎてクラスが変わり あいさつさえかわせない あなたのうわさ耳にするたび くちびるをかんだの これが最後の恋のチャンスと 友達は言うけど Dance Dance あなたは風 Swing Swing はかない夢 Wink Wink まばたきして… Dance Dance あなたの手が Swing Swing 輪を描くの Wink Wink まばたきして…恋も終わる |
星とワインとあなた辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | ベランダの風が 雨あがりで気持ちいいから テーブルと椅子 持ちこんで 今夜は星とワインとあなた パジャマのまま 話そうよ 天文学者に なりそこねた少年の夢 聞かせてもっと 照れないで 難しくても わかったフリで あなたの顔 みつめてたい 都会の隅から 二人で眺める 何億光年 先の未来 不思議ね ありふれた毎日の ひとつひとつが嬉しい 願いごとを胸で 唱えた 変わらない愛と ぬくもりをいつまでも はずんだ言葉が ふと途切れて あなたを見れば 眠そうに目を こするのね 明朝(あした)はパンを おいしく焼くわ 楽しみを また見つけた 宇宙のパノラマ 目覚めてゆくまで 何億光年 旅をしよう 素敵ね 夜が朝になるたび 街は新しくなる 夢をみてね あなたはずっと 変わらない愛で ついてゆく どこまでも 願いごとを胸で 唱えた 変わらない愛を ぬくもりをいつまでも |
Mist Away辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 胸騒ぎ 霧雨が煙るYOKOHAMA 街の灯り 影絵のようだわ いつからか言い訳さえ 顔色ひとつ変えないあなたになった 彼女のことあなたから 打ちあけてくれたら 終わりにできる 抱きしめて… あなたを愛した夜も あなたを失くした今も 同じ激しさで 運命は私をさらってゆくわ 腕をほどいたら 今夜恋にさよなら 想い出にすがるような 二人きりなら ひとりぼっち 支えにしたいの 友達に変わるような 愛はいらない やさしくなんてしないで 彼女のこと憎めない 切ない心はたぶん同じね 抱きしめて… あなたを忘れぬように あなたに出逢えるように きっと輝くわ 運命は私を磨いてゆくわ 腕をほどいたら 今夜恋にさよなら 霧が流れてゆくわ あなたのぬくもり 遠く遠く消えてゆくのね 抱きしめて… あなたを愛した夜も あなたを失くした今も 同じ激しさで 運命は私をさらってゆくわ 腕をほどいたら 今夜恋にさよなら |
夜の囁き辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 小林信吾 | 今日と明日のロープを 渡ってゆくの あなたは 割れんほどの拍手と ライトに浮かぶ舞台(ステージ) 油断しちゃ、だめ つまづく瞬間(とき)を 息を殺し 息を殺し みんな待ってる ひと足 ひと足 心静めて 照明(あかり)が導く 遠くをみつめて 今日と明日のつづきを ほんとは 誰も知らない 信じてる人だけに 夢は語り続けるの 迷っては、だめ そのすき間から よくないこと よくないこと 生まれるから ひと足 ひと足 瞳こらして 私がさしだす この手をつかんで ひと足 ひと足 心静めて 照明(あかり)が導く 遠くをみつめて |
ラプソディ・ラプソディ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 満ちたり 欠けたり 不思議な恋心 月のかげりは 二人の 恋もよう ワイングラスに 透かして 愛問えば 前ぶれもなく あなたと 三日月の夜がくる 満月の夜は とびきり 悩みもなく 十五に一度 あふれそうな 愛届く やさしい光に 瞳を閉じて 踊るけど 三日月の夜は気まぐれ 足もとを迷わせる まわした腕から 耳もとに 冷たく嘲笑(わら)って見てるのは 誰 誰 誰?! ラプソディ ラプソディ 誰にも渡さない 心を狂わせて 揺らめいてく ラプソディ 闇の淵から あなたを誘う声 十五に一度 果てるときが 近くなる 光と影との 境目に腰かけて 私は露となり あなたの胸の中 こぼれるの 寄りそう背中に 胸もとに 酔えない呪文をかけたのは 誰 誰 誰?! ラプソディ ラプソディ 誰かが唄ってる 心を惑わせて 色めいてく ラプソディ ラプソディ ラプソディ 誰にも渡さない 心を狂わせて 揺らめいてく 色めいてく 謎めいてく ラプソディ |
Ring Ring辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | やっと通じた瞬間 かけめぐる疑問符 一人? それとも…?! パステルの心がデジタルの言葉に だから電話は苦手 突然 予期せぬ沈黙の罠 ハートパニック 声にならない恋なんて あなたは知らないね “Dateしたい”気持ちも Ring Ring 呼ぶうちにひるんじゃう 約束のゆびきり Ring Ring 邪魔する電話にジェラシー ふっと置いた瞬間 おしよせる後悔 今度も、言えずに… ときめいた分だけ せつなさがしみるの だけど電話をかける 静かな夜更けに たった一度の コールマジック 会えない時間 星空のコードでつなぎたい “愛してる”告白 Ring Ring しのびこむ夢の中 ちょっとだけあなたに Ring Ring 響かせたいのよ True my heart 静かな夜更けに たった一度の コールマジック 会えない時間 星空のコードでつなぎたい “愛してる”告白 Ring Ring しのびこむ夢の中 ちょっとだけあなたに Ring Ring 響かせたいのよ True my heart |
レイニー・デイ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 花びらが 揺れるように きみの瞳を 濡らした午後 ミルクティ 冷めてく 切なさを 二人で見つめてた もう一度 君が言いかけて止(や)めた その夢を どうぞ聞かせて 風が渡るように 愛は始まるよ 走り抜けてRainy Day ずぶぬれのシャツ 確かなものはきっとみつかる ささやかな つまずきも あとからあとから 寄せる波 その瞳 抱きしめてゆけるほど 私も強くない 今はただ 時間(とき)の水たまり きみと手をとって 駆けてゆきたい 雲が逃げてゆくよ 夢はすぐそこに 虹を架けて Glory Day 緑のしずく 鮮やかな日がきっと待ってる 風が渡るように 愛は始まるよ 走り抜けてRainy Day ずぶぬれのシャツ 確かなものはきっとみつかる |
私は泣かない辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 若草恵 | おねがいだから もうこれ以上 ケンカはやめよう 憎しみだけで つながるなんて あまりに空しい さよなら 言えば 二人 ふりだしに戻れるのよ 悲しくて 悲しくて だけどやり直せない 不器用な心たち どれだけ傷つけあえばいいの 雨が降る 雨が降る 逃げてはいけないよと この部屋を つつんでる 今度は誰を 呼んでも誰も 助けてはくれない 握手した手を 離せないまま あなたがうつむく 幸せになる 約束だから 私は 泣かない さよなら そして ありがとう…… 最後は声にならない 優しくて 優しくて だけど許しあえない いつの日かすれ違い 些細なことも見逃せなくって 雨が降る 雨が降る 私を叱るように 目の前が にじんでも 振りむくことも できないくらい 強くたたきつけて 悲しくて 悲しくて だけどやり直せない 不器用な心たち どれだけ傷つけあえばいいの 雨が降る 雨が降る 私を叱るように 目の前が にじんでも 振りむくことも できないくらい 強くたたきつけて 今度は誰を 呼んでも誰も 助けてはくれない |
ワンダーヴィーナス辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 頬を包む緑の風 アクセルを緩めて 心の窓開きながら 深く息を吸うわ 摩天楼をぬけだして ハイウェイとばした あなたの腕には 二度と戻らない 誰もいないレイクサイド エメラルドのシャワー ヒール脱いで 駆け出したら まるで少女気分 テーブルに置いたリング もう気づく頃ね 自分のペースで 今を 生きたいの Wonder Venus Wonder Venus 誰のものにもならない Wonder Venus Wonder Venus 私のメロディ Wonder Venus Wonder Venus 揺れる音色 輝いて ファンタジー 水の辺(ほとり) 想い出たち 過去(きのう)へと放てば 甘い夜と 部屋の鍵が 雲母(きらら)の底 沈む “まるで手に負えないよ”とあなた微笑(わら)ったけど 恋のルールは 自分で決めたくて Wonder Venus Wonder Venus 恋のカーブ越えたら Wonder Venus Wonder Venus 新しい朝 Wonder Venus Wonder Venus 弾むリズム 磨かれて ファンタジー 夢見るだけじゃもう 物足りない かけがえのない 今日の素敵が欲しいの Wonder Venus Wonder Venus Wonder Venus Wonder Venus Wonder Venus Wonder Venus |
1・2・3!one-two-three辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 十川知司 | こんなに突然 さよならだなんて 打ち切りドラマよ 恋があんまりかわいそう どこにも行かない だれにも会わない、でも ふさぎこんでいてばかりじゃ 始まらない 1・2・3! 自分を励ます 1・2・3! 大丈夫 1・2・3! いつもと同んなじ 夜が明けたわ もう 泣かないで 泣かないで 元気を出して 地下鉄の波 だれだって 泳いでる魚ね さぁ あわてずに あわてずに 流れに乗ろう そのうちきっと 本当の朝がくるわ すべての風景(けしき)に あなたが重なる 仕事の仲間を 選ばなけりゃよかったの? 秘密にするより ケンカをするより、ねえ 普通にすることの方が 難しい 1・2・3! 失敗するかも 1・2・3! 大丈夫 1・2・3! あなたに“おはよう”明るく言えた もう 泣かないわ 泣かないわ 元気になるわ しがみつかずに いさぎよく ふりだしに戻るの さぁ あせらずに あせらずに 道を探そう 忘れた頃に あなたは気づくはずよ もう 泣かないで 泣かないで 元気を出して 地下鉄の波 だれだって 泳いでる魚ね さぁ あわてずに あわてずに 流れに乗ろう そのうちきっと 本当の朝がくるわ |
再会~part 1~辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | なんで心のまま 好きだよと言えなかったの 雲が風にちぎれるよに すれ違った二人 名前呼ばれた時 驚いた それは嘘 気づかれる前にそっと 店を出たかった 隣で会釈した 彼女がそうなのね 悲しい事ばかり こんなに起こるのは 今日の日を受け止める メッセージだったのね 突然訪れた 二人の再会は 振り切れない私にくれた もうひとつのピリオド |
2nd Hometown辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 岡本洋 | 日曜の朝にねぇ 二人で散歩しよう 駅までのイチョウ並木 コーヒーの豆だけ買いに 寒々とした道で 白い息重なって 黙ってても手をつなぐと話してる気分になる ふたつめの あなたのhometown 一人で暮らしはじめて どんな夢 どんな涙を 流しながら大人になったの? (何人の女の子の名前をここで呼んだ?) 不安とか秘密とか 誰だって抱えてる 大切なことは、愛を知ったこと dear your hometown 人ごみで懐かしく声かけてくれた時 前よりも もっと好きになってゆく私がいた 初めての あなたのhometown 名もない小さな街が 暖かな場所に変わるの やっと言える 私はどんなに (愛に包まれていたか離れてみてわかった...) 恋を知り 失って 何もないところから ひとつずつ揃えたの、こんど来て a little my hometown 探せたらいいね our hometown 冬の空 晴れてゆくよ 気持ちいい... 晴れてゆくよ 気持ちいいね... 晴れてゆくよ... |
爪の月辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 誰も知らない別の私をあなたに見せたい 伸ばした爪がまるで細い月のよう みんなとはしゃいでるけど早く独りになりたい... そんな私のこと あなたずっと見ていたの? 泣きなさい、ここで。 月は二人に誘いかける 眠りなさい、蒼い光に浮かぶ雲のベッド 時計の針になって切ない夜をこえよう 失うことを怖れているの?でもこの都会には 永遠などないのよ 夢は夢のまま いい時だけね 悪くなったら遠ざかる足音 そっと声をかけてくれた人はあなただけ 泣けないの、涙は、もっと悲しい時のために 眠れない、心は、目を離すスキに変わってゆく マニキュア乾かしてる 二人の未来映して 隣にいないのが不思議になってく 愛はもう ひざの上で消えるおとぎ話 泣きなさい、ここで。 月は二人に誘いかける 眠りなさい、蒼い光に浮かぶ雲のベッド 時計の針になって切ない夜をこえよう |
再会 ~part2~辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | なんで心のまま 好きだよと言えなかったの? 雲が風にちぎれるよに すれ違った二人 名前呼ばれたとき 驚いた それはウソ 気づかれる前にそっと 店を出たかった 隣で会釈した 彼女がそうなのね... 悲しいことばかり こんなに起こるのは 今日の日を受け止める メッセージだったのね 突然訪れた 二人の再会は 振り切れない私にくれた もうひとつのピリオド あの日選んだ夢 あきらめたわけじゃない でもこの頃 普通の日々もいいなと思う 何もない夜にも 電話してくれた人 眠たそうに返事してた私 ごめんね 優しい顔になった 彼女が変えたのね... 新しい温もりをあなたは見つけたね 窓越しに冬空が私に問いかける 幸せって何だろう?後から気づくもの? ささやかに安らげる場所..あなたをみて、わかった 悲しいことばかり こんなに起こるには もっと強く きっとなれる 神様のエール 突然訪れた 二人の再会は 歩きだす頬に流れた 涙とめるピリオド |
Promise辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 教えてよ この手が離れる瞬間に何を言えばいい? 今きみが 背中を向けたら戻ってこない気がするよ 魅かれあうその訳をなりゆきと想ってる? 目が合った時にもう、私は恋をしてた あなたがいたから私の微笑みは生まれ続けた 風の日雲が動いてく空を見て全てが、約束に思えたあの頃(ひ) 気がつけば一緒にいたから 好きなもの感じ方もわかる だけど何故?名前を呼んでも振り向かない時があるね すれ違う日々もある だけど忘れないで あなたが行くどの道も 私は見守るよ 楽しむだけなら互いを必要としなかったはず 切ない時間を越えてまた出会うの、二人は 大切な、友達だから 永遠の、恋人だから あなたがいたから私の微笑みは生まれ続けた 切ない時間を越えたらもっと深く愛せる さよならは言わないで 永遠の、約束だから |
Lotus辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 浦田恵司 | 逃げ水の夢散歩 遮断機の通せんぼ 改札に人はいない 辿るのは行きずりの 老婆から聞いた道 一面に蓮の花 水に浮いて 風に揺れて 召される空 見つめ 愛のほかに何にもない 私も無心に咲いていたい 雲を切る赤トンボ とうきびのかくれんぼ 鬼は誰?恋はどこ? 雨に打たれ 陽にさらされ 離れられぬ 定め 嘆くよりも微笑みたい ありのままで生きていく 水に浮いて 風に揺れて 召される空 見つめ 愛のほかに何もない 私も無心に咲いていたい... |
haru.辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | あなたには理解らないことがある 愛しあっていても どうしても会いたくない日もある 鏡の前 いつからだろう?使わなくなった 引き出しを覗いた時 失くしたものが見つかるような 温もりに包まれて 春の空を眺めて歩いた 時の針を巻き戻し 古い写真 ふくよかだった 子供の頃 思い出して 好きだった道 膨らむつぼみ やさしい人 いつも私 守られてた 「僕のこと好きじゃない?!」そうじゃない その繰り返しが 重たくて また傷付けあいそうで 不安になる 男と女 季節のように はぐれても戻れたら... 「春は苦手」あなたの言葉に 何故か少しホッとした 無理に他人にあわせないでね そこが好きな私だから 花冷えの街 長い道のり あなたがいて たぶん私 救われてる 春の空を眺めて歩いた 時の針を巻き戻し 無理に他人にあわせないでね そこが好きな私だから 夕映えの橋 追いつくように 並んだ影 たぶん私 あなたとなら うまくやれる |
泣きたいのに辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 今 リボンかけた箱の愛は何で量る? きっと 他人の目にはうらやましく映ってるね 賑やかな街でプレゼント選びながら 聞けないことが心に渦巻いてる 泣きたいのに 泣きたいのに あなたが探せなくて そばにいても 微笑んでも 心は離れている 髪にふわり舞い降りた雪 初めて会った日のように 何故 一人よりも二人の方が切なくなる? ただ 別れるより耐える方が愛は深い 若い日のような激しい時期(とき)は過ぎ 積み重ねてきた静かな愛を知る 思いだして 思いだして 本当は不器用なの 失くすほどに怖くなって 誰も愛せなくなる 一緒にいてわかってきた 二人は似ていることを コートに手を絡ませたの 白い氷の粒は 何も言わず 春が来れば 消えてゆくでしょう 泣きたいのに 泣きたいのに あなたが探せなくて そばにいても 追いかけても 心は離れてゆく 買ってあるの黒のセーター 寒いから早く帰ろう 帰ろう、帰ろう... 一緒に、帰ろう... |
Blue辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 仲直りをしたいけれど、今更やだあやまれない ご免なさい...この5文字が 意外とムズカシイ 「パソコンでは低気圧がにわか雨を運んでくる」 あなたってねぇ、思ったより複雑な人です。 LaLaLa......愛はもしか 足し算じゃないかも だって今二人はなんだかBlue LaLaLa......クリックするその隣に腰掛けた 引力はきっとてのひらにあるよ 重ねると、あたたかい 恋はまるで天気予報 晴れも雨も当たりにくい 傘がさせてちょっとはしゃぐ、単純な人です。 LaLaLa......愛はもしか 透き通ったものかも だって今二人の間にBlue LaLaLa......跳ねる水 誰もいないオープンカフェ 幸せはたぶん色々あるけど この気持ち理解るのは 世界中に、私だけ... LaLaLa......愛はもしか 足し算じゃないかも だって今二人はなんだかBlue LaLaLa......クリックするその隣に腰掛けた LaLaLa......愛はもしか 透き通ったものかも だって今二人の間にBlue LaLaLa......跳ねる水 誰もいないオープンカフェ LaLaLa......引力はきっと てのひらにあるよ LaLaLa......幸せはたぶん色々あるけど LaLaLa.......... |
東横線辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 考えていたよりも別れは簡単だった あなたの指を見つめていた 瞳の奥に刻みこんだ おそろいの腕時計 薄まってゆくアイスティ 暗くなる前にもう一度 並んで歩いて さらさらと あなたは私を忘れる さらさらと 幸せにできずごめん、とあきらめた 女の気持ちを 何にもしらずに 人波に押されながら吊革につかまる時 似た手を見る度思い出す 寂しさはいつ消えるだろう? 変わってく愛情を あなたが認めなくても 好きだから先に気付いたの 泣かせないで、もう さらさらと 多摩川越えたらもうすぐ さらさらと やっと慣れた頃 別れがやってくる 失ったものは 恋だけじゃないの あなたの街に停まらない電車に乗る 本当に私を愛していたなら 行かないで このままにしないで さらさらと あなたは私を忘れる さらさらと あきらめてゆくの 女の気持ちを 何にもしらずに... |
帰郷辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 思い出は遥かに 現在の私見守ってる 出迎える空気は 変わらない故郷 駅前に置く自転車 好きな人待つ本屋 本当の友達がいない気がしていた 悲しくて 悲しくて 目立たない自分なりに夢みてた この町を離れたら新しい私になる それまでは 帰らない 帰れない おかっぱの少女 恋人との愛は消えたけれど 命を得た 穏やかな海の色あなたに見せたくて 生まれた瞬間の風を 身体中今浴びて もう一度やり直すために戻ってきた 切なくて 切なくて でも夢を全部失くしたわけじゃない 少しだけ疲れたの あの頃見えなかった愛情を 感じたい 注ぎたい 歩いてゆこう 切なくて 切なくて こらえてた涙がやっとこぼれたの 帰ったの故郷に あの頃見えなかった愛情を 感じたい 注ぎたい 歩いてゆこう |
Keep On“Keeping On”辛島美登里 | 辛島美登里 | Shiina Nagano | Midori Karashima | 大村雅朗 | ため息の度に何かが 乾いてゆく気がして 通り過ぎる人波に まぎれ込んでも一人 日暮れまで走り続ける 影踏みの子供達 つまづきながら涙の意味を 体で感じて Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら こんな日もあるよね あるよね Keep On“Keeping On” 大切な物は 素直にならなきゃ探せはしないから 弱いままの自分の素顔 こんなにも苦しくて 誰かに見つめてほしい 背中を押してほしい 振り向けば昨日までに 強がりですれ違った あたたかい手がいくつも見える ぬくもり感じて Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら こんな日もいいよね いいよね Keep On“Keeping On” 本当の愛は やさしくならなきゃ探せはしないから Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら 素直にならなきゃ 探せはしないから |