大切な人辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 十川知司 | この世に 男と女がいて 『愛』って形は 複雑だから 家族や 恋人と 過ごすよりも 癒しあえる そんな場所が 誰だってある 今私も あなたのこと 考えてた! なんとなく 好き 心地いい 距離 いい加減にみえるふたりでも 大切な人 大切なもの それさえ忘れなければ、大丈夫 あなたが電話をくれたあの夜(ひ) 私も人生最悪だった 『頑張って』言われたら もっと辛い 少し飲んで 少し泣いて 胸がスッとした 人生に ムダなものって 何ひとつない 去ってゆく恋 移り行く街 何も変わってないふたりでも 大切な人 大切なもの 守りたい もっともっと 時間かけて 昨日よりも 今日のほうが 楽しかった 大切な人 大切なもの 少しずつ増える、ありがとう たまらなく 好き 泣きたいほど 好き あなたがいる それが しあわせな時間 あなたは 大切な人 ずっと… |
心の休日辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 静かな日曜の朝 早起きVespaにのれば メイプル並木の風が 心をリンスする 瞳にひろがる街は 生きてるスクリーンみたい うららかな青空に 気持ちはOffになる できることなら 誰とも競争したくないの だけど 遠慮のカタマリで生きたくないよ 胸を焦がすたくさんの 恋もしたいけれど ウェディング・ベルをまつだけの 私じゃかなしいネ いつだって探してる 笑顔のみちしるべ みつけたら ゆびぶえ吹き 合図送ってね うれしい予感がしたの 誕生日でもないけど 自分で自分のために 花を買ってみよう 周りのビルにおされて 店は小さくなっても マーガレットの花は 清らかに揺れてる できることなら 誰かの喜ぶことがしたい だけど 束縛されない自由も欲しい 永遠の愛を誓うような 恋にも会いたいけど 同じ夢に泣けるような 友達も作りたい 本当は迷ってる 明日のみちしるべ みかけたら“元気出せ”って 肩をたたいてね いつだって探してる 笑顔のみちしるべ みかけたら“元気出せ”って 肩をたたいてね |
泣きたいのに辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 今 リボンかけた箱の愛は何で量る? きっと 他人の目にはうらやましく映ってるね 賑やかな街でプレゼント選びながら 聞けないことが心に渦巻いてる 泣きたいのに 泣きたいのに あなたが探せなくて そばにいても 微笑んでも 心は離れている 髪にふわり舞い降りた雪 初めて会った日のように 何故 一人よりも二人の方が切なくなる? ただ 別れるより耐える方が愛は深い 若い日のような激しい時期(とき)は過ぎ 積み重ねてきた静かな愛を知る 思いだして 思いだして 本当は不器用なの 失くすほどに怖くなって 誰も愛せなくなる 一緒にいてわかってきた 二人は似ていることを コートに手を絡ませたの 白い氷の粒は 何も言わず 春が来れば 消えてゆくでしょう 泣きたいのに 泣きたいのに あなたが探せなくて そばにいても 追いかけても 心は離れてゆく 買ってあるの黒のセーター 寒いから早く帰ろう 帰ろう、帰ろう... 一緒に、帰ろう... |
とっておきの朝辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 白いテーブルへと コイン並べて 二人 あきれて笑ってしまう 昨夜はしゃぎすぎて 今朝は空しい バスをやめて 歩きながら 駅までゆこう あなたと目覚めた 土曜の街に 気ままな足どりで 夢を描いて とっておきの愛が近づいてくる もぎたての朝を二人で広げて Richじゃないけど気分はHappy! 不思議なくらい 元気になれるよ 坂の途中の店 ウィンドウをみつめて 二人おどけて ため息つくの 呼吸あわせながら 同じ歩幅で ときめいたり 泣いてみたり できるといいね 緑の香りに 光が揺れて 天使が舞い降りる瞬間(とき)を感じて とっておきの愛を分けあうように 焼きたてのパンを二人でほおばる カフェ・オ・レないけど気分はTasty! 不思議なくらい 元気になれるよ とっておきの愛が近づいてくる もぎたての朝を二人で広げて Richじゃないけど 気分はHappy! 不思議なくらい あなたが好きよ |
Jealousy辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 小林信吾 | お帰りなさい 私のもとへ 海の底から 光がさして あなたが 戻ってきたわ やっと…‥やっと 気ままな恋に 別れを告げて 強がる背中 紅茶をいれた 私は 何も聞かない だけど…‥だけど Tell me うしろの正面はだれ? 心にうずまいて Jealousy ひとつになれるまで 好きだとは言わないの Jealousy その手に入れたなら ダイヤもね、ただの石ころみたいでしょう お休みなさい 私の中で 次の夢へと はばたくまでの 私は とまり木だけど ずっと…‥ずっと Tell me うしろの正面はだれ? ゆらめく人魚たち Jealousy 嘘だと知りながらで 何もかも許してく Jealousy その手に熱いのは 真紅(あか)より ね、蒼白(あお)く燃えてる炎でしょう Jealousy ひとつになれるまで 好きだとは言わないの Jealousy その手に入れたなら ダイヤもね、ただの石ころみたいでしょう |
Birthday辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | いつでも いつでも あなたに会いたい 手を振り さよなら 心で振りむく 改札口に 私のつたなさを 残して… ほんとに ほんとに きれいになりたい 私に こんな日が来るとは 知らずにいたの あたらしい My Birthday… Your Birthday…Happy Birthday もうひとつの Birthday 感じてる 今 夜空と同じね 広くて 遠くて 数えきれないほどの 灯をともして 星くずの涙 私にこんな日が 来るとは 知らずにいたの あたらしい My Birthday… Your Birthday…Happy Birthday もうひとつの Birthday あなたにあえた 言葉にならない 何かが生きてる 日付の変わる駅(ばしょ)で 滑りおちて 星くずの涙 いつでも いつでも あなたに会いたい |
星とワインとあなた辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | ベランダの風が 雨あがりで気持ちいいから テーブルと椅子 持ちこんで 今夜は星とワインとあなた パジャマのまま 話そうよ 天文学者に なりそこねた少年の夢 聞かせてもっと 照れないで 難しくても わかったフリで あなたの顔 みつめてたい 都会の隅から 二人で眺める 何億光年 先の未来 不思議ね ありふれた毎日の ひとつひとつが嬉しい 願いごとを胸で 唱えた 変わらない愛と ぬくもりをいつまでも はずんだ言葉が ふと途切れて あなたを見れば 眠そうに目を こするのね 明朝(あした)はパンを おいしく焼くわ 楽しみを また見つけた 宇宙のパノラマ 目覚めてゆくまで 何億光年 旅をしよう 素敵ね 夜が朝になるたび 街は新しくなる 夢をみてね あなたはずっと 変わらない愛で ついてゆく どこまでも 願いごとを胸で 唱えた 変わらない愛を ぬくもりをいつまでも |
地図辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 十川知司 | 肩をすくめ 彼と微笑った 若い街は もう歩けないね 路地のcafeはなくなってた、あなた捜せない 挑むような 強い瞳を 好きになって 暮らし始めた だけど 女は 地図が欲しい あなたの夢 私の明日 始めてケンカをした 過ぎてしまえば よくある映画のよう uhm~ すべてがセピア 次の誕生日 待つのがこわくなって 部屋をでたの、あの日 今は 彼の導くままに 愛の地図を 辿っているわ 夕暮れ 静けさ 包んだとき 大事なこと 話したいと 急にみつめられたの 返事につまり 景色に目をそらせば uhm~ すべてがセピア 戻れないから 人は歩きだすのかも だけど胸が 痛い ひとつだけ ひとつだけ 手に入れるなら ほんとうは ほんとうは…… 好きだけじゃ 愛は 幸せにはなれない uhm~ すべてがセピア 戻れないから 人は歩きだすのかも 彼に ついて ゆくわ…… |
赤わいん辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 月夜に電話かけたのは よりを戻したいからじゃない 会いたい気持ちと 愛情はさらさら別のもの 巻き毛を指に絡ませて 涙のひとつも見せたなら かわいい女と呼べますか だめだめだめ答えてよ つれなくしないでお願い やさしくなじってお願い 光の速さでうばって Hold Me Tight, Hold Me Tight, あの頃ふたりは若くて Hold Me Tight, Hold Me Tight, ケンカもずいぶんしたけど Hold Me Tight, Hold Me Tight, ほんとは好きだった 幸せですかと聞かれたら いじでもYESと答えるわ そんなとこ昔のままだねと くすくすくす笑うだけ つれなくしないでお願い やさしくなじってお願い グラスはふたりを待ってる Hold Me Tight, Hold Me Tight, 女の体は真紅な Hold Me Tight, Hold Me Tight, ワインでできてるなんてね Hold Me Tight, Hold Me Tight, 辛口に乾杯 Hold Me Tight, Hold Me Tight, あの頃ふたりは若くて Hold Me Tight, Hold Me Tight, ケンカもずいぶんしたけど Hold Me Tight, Hold Me Tight, ほんとは好きだった |
Welcome To Paradise辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 生まれたての夏を 体中に浴びて あなたが駆けてゆく coral island 遠い昔 誰も 夢にみたオアシス “こだわる”とか“おちこむ”とかちっぽけな さざ波みたい すれ違いの理由(わけ)を 探すよりも早く “SUKI” !と思うあなたをもっと増やそう 素敵にmy heart 南風に乗せて二人の恋は まぶしい rainbow 彩とりどりの花 咲かせてゆくの 意地をはってごめんネ I send my love,“Welcome to paradise!” デジタルの都会じゃ 素直になれなくて 二人はいつだって parallel feelin' ペパーミントのシャワー 笑顔かわすだけで 不思議なほど たやすくほらシアワセはみつかるのね 人見知りしないで 小鳥を話すように 自然なまま 心にもっと触れてね 素敵に my heart フラミンゴも踊る 恋のリズムを まぶしい rainbow 夏休みが過ぎて会えない日には たまに想いだしてネ I send my love,“Welcome to paradise!” 素敵にmy heart 南風に乗せて二人の恋は まぶしい rainbow 彩とりどりの花 咲かせてゆくの 意地をはってごめんネ I send my love,“Welcome to paradise!” |
夢をつないで辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 夜がきしむ 心しずむ 青い光の小道 振りむく人 重なる声 影がうるんでく あの日 別れたあなたと ここで会えるなんて 戸惑いと ときめきを 星が 包んでる 続いてる つないでる 夢も そして愛も 会いたくて 会えなくて 泣く日もあったの ねぇ 離れたぶん あなたのことわかるから ねぇ 運命でも 偶然でもいい 巡り会えた それだけで 都会(まち)で道に迷う私 今も羊のようね 急ぎ足で歩くあなた 夢はかなったの? みつめすぎずにもっと おだやかな気持ちで それぞれの生き方を 愛せばよかった 続いてる つないでる 今日も そして明日も 新しく 懐かしく 泣き笑いしながら ねぇ どこにいても元気でいて いつまでも ねぇ 永遠でも 一瞬でもいい 巡りあえた それだけで ねぇ 離れたぶん あなたのことわかるから ねぇ 運命でも 偶然でもいい 巡りあえた それだけで |
Keep On“Keeping On”辛島美登里 | 辛島美登里 | Shiina Nagano | Midori Karashima | 大村雅朗 | ため息の度に何かが 乾いてゆく気がして 通り過ぎる人波に まぎれ込んでも一人 日暮れまで走り続ける 影踏みの子供達 つまづきながら涙の意味を 体で感じて Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら こんな日もあるよね あるよね Keep On“Keeping On” 大切な物は 素直にならなきゃ探せはしないから 弱いままの自分の素顔 こんなにも苦しくて 誰かに見つめてほしい 背中を押してほしい 振り向けば昨日までに 強がりですれ違った あたたかい手がいくつも見える ぬくもり感じて Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら こんな日もいいよね いいよね Keep On“Keeping On” 本当の愛は やさしくならなきゃ探せはしないから Keep On“Keeping On” 夢へ急ぐのなら 素直にならなきゃ 探せはしないから |
Half and Half~私自身~辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 大村雅朗 | 笑ってみたり おこってみたり ときには涙もでる そんな私を愛してくれる あなたに早く会いたい 信号待ちのWindow 映るのは誰? 私のことは 私が一番知らない Good days 晴れにして Bad days ツイてない日も Half and half 気分次第 仕事もするし 遊びもするし ときには孤独(ひとり)も好き そんな私をわかってくれる あなたに早く会いたい Buleな時は まっすぐ帰りたくない ビルのすき間に 落ちてく夕陽がきれい Good days 運命に Bad days 探す答えは Half and half ひとつじゃない 笑ってみたり おこってみたり ときには涙もでる そんな私を愛してくれる あなたに早く会いたい タフな私も ダメな私も Half and half 私自身 仕事もするし 遊びもするし ときには孤独(ひとり)も好き そんな私をわかってくれる あなたに早く会いたい 笑ってみたり おこってみたり ときには涙もでる そんな私を愛してくれる あなたに早く会いたい |
春は旅立ち辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 恋の終わりは 旅の始まり まぶしい風に 目覚めた朝 頬の涙も いつか乾いて 背伸びをしてみる 子供のように 私だけのあなたじゃなく あなただけの私じゃない 夢はさよならをつれてくるけけど 続けて思ったままに私を生きるの ずっと ずっと ずっと 好きだから 泣いたり 懐かしんだり ありふれたくない きっと…会いたいの 春の陽ざしに まぎれて歩く 街もかたちを 変えてゆくわ よく似た人を 見かける度に 時が少しだけ 止まる気がする 私だけのあなたじゃなく あなただけの私じゃない それでも一人では生きてゆけない 信じて迷った日にも あなたの生き方 ずっと ずっと ずっと 好きだから 何処かで 愛が待ってる 笑顔みつけたら きっと…会えるかも 続けて思ったままに私を生きるの ずっと ずっと ずっと 好きだから 何処かで 愛が待ってる 笑顔みつけたら きっと…会えるかも |
冷たい瞳辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 大村雅朗 | 巡り逢いの数だけ 物語はある だから悲しい時も 心閉じないで 今日の向こうに 明日があるように 涙の先に 待ってる人がいる 冷たい瞳をしてるあなたに なぜか魅かれてゆく気持ちは あぁ 自分(わたし)を そこに 見たから 予期せぬ出来事に 逆らうことは 誰も誰もできない あぁ だけど それさえ 運命なら…… 巡り逢いは不思議ね 好きになるほどに 何もいらない 何も望まなくなるの 私の知らない あなたを捜す あなたが私に 夢を連れてくる 冷たい瞳の奥に隠した痛み そっとそっと抱きたい あぁ 静かに 指をからめて やさしさだけじゃない 二人はもっと 深い深いところへ あぁ 溶けてゆくほど ひとつになる 冷たい瞳の奥に隠した痛み そっとそっと抱きたい あぁ 静かに 指をからめて やさしさだけじゃない 二人はもっと 深い深いところへ あぁ 溶けてゆくほど ひとつになる 運命なら…… |
最後の夜に辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 萩田光雄 | 幸せになろうと思うの でも この次生まれ変われたら… 最後の夜に もいちど抱いて 初めて会った気持ちでキスして みつめないで 好きよ、だけど このままじゃいけないと思う、それだけ 幸せになろうと思うの でも この次生まれ変われたら 名前もない 人の目も気にしなくていい ただの男と女として、会いたい 雨の降る日は 嫌い 彼女が 改札口に 迎えにきてた 愛は深い 恋は脆い ずっとそばにいる人の 強さ感じた 愛されるより愛したいの その悦び くれたのはあなた でも本当は待っていた、待ち続けていた いつか私を選んでくれる未来を 『何処にも行くな』と 拒む手をつかみ 連れ去って 欲しかった すべて失くしても 幸せになろうと思うの でも この次生まれ変われたら 名前もない 人の目も気にしなくていい ただの男と女として、会いたい もう あなたに 会わない |
初恋の雨音辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 若草恵 | 涙の雨音 あなたを傷つけてしまった 哀しい雨音 あなたに嫌われてしまった 初めて知った恋は あまりに臆病で 大人のあなたが遙(とお)く 澄んでみえる 傘を持つ手が髪に触れてるのがわかる 背の高さを気使ってくれるやさしさ 嘘をついた 嫌い 嫌い 好きと言えば 愛が逃げる 二人の場面が音をたててくずれてしまう 戸惑うあなたを傘に残し 雨の中を走る 車が通るたびに 街並みがはじける 雨糸の長い髪に 虹のカチューシャ 青空の水たまり 泳ぐ雲のように 素直にあなたのあとを ついてゆけたら 嘘をついた 嫌い 嫌い 好きと言えば 愛が逃げる あなたはいい人 だからきっと離れてしまう はかない雨だれ 濡れた髪ももう少しで乾く 涙の雨音 誰のために 泣いているの 哀しい雨音 もう一度だけ会わせてください |
遠い夏の日辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 瀬尾一三 | Good bye Summer そっと 季節が ほら 変わる 雲の行方 あなた どこで見てるかしら? 重いカバン 持ちかえながら 過ぎた日々を 振り返る時 胸のスクリーン よみがえるのは いつも同じ あなたの笑顔 卒業旅行 あぁ 二人きりに なれなかったね 最後の最後まで Good bye Summer いつも あなただけを 見てた 一晩中 夢に届かなくて 泣いた トビウオみたいに 輝いてた 遠い夏の日 電車の窓 私はたぶん あの頃より キツイ瞳ね 恋人には 向かないかしら 友達なら きっとなれるわ めくるめく日々 あぁ 揉(も)まれながら 弱くて強い 私を感じてる Good bye Summer そっと 季節が ほら 変わる 雲の行方 あなた どこで見てるかしら? ヒマワリみたいな 花火が散った 遠い夏の日 Good bye Summer いつも あなただけを 見てた 一晩中 夢に届かなくて 泣いた トビウオみたいに 輝いてた 遠い夏の日 |
Farewell辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 傾きかけた冬のグラウンド パーティーの終わりの曲 フォークダンスの輪にあなたの影を 背伸びしてさがすの スピーカーから流れる歌は お別れのメロディー Dance Dance あなたの手が Swing Swing 輪を描くの Wink Wink 時を止めて…腕の中で 季節がすぎてクラスが変わり あいさつさえかわせない あなたのうわさ耳にするたび くちびるをかんだの これが最後の恋のチャンスと 友達は言うけど Dance Dance あなたは風 Swing Swing はかない夢 Wink Wink まばたきして… Dance Dance あなたの手が Swing Swing 輪を描くの Wink Wink まばたきして…恋も終わる |
あなたにかえれない辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 瞳(め)を閉じて 窓打つ音 季節が変わるわ 賑やかな街さえ 今 風をみつめてる 束の間の静けさにも 心休まるひととき 流れる日々 時間(とき)をとめて 愛を辿りたい かえりたい あなたに “元気でいるよ”とはずむ声を聞かせて 何気ないほど 一人がやるせない夜 やさしさも ぬくもりも 胸にしみる ため息に 抱かれて 闇は深まる 部屋じゅうに モカの香り 過去を映しだす 自由を手にするために あなたの腕をほどいた 夢は遠く 憧れてるほうが 倖せね かえれない あなたに 想い出はそっと胸に秘めておくもの 忘れかけてた やすらぎに逢えたらいい 朝(あした)また 歩きだすために かえりたい あなたに “元気でいるよ”とはずむ声を聞かせて 何気ないほど 一人がやるせない夜 やさしさも ぬくもりも 胸にしみる |
永遠の楽園辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 瀬尾一三 | こんな 遠く 来たの 初めて シャツの背中 ほほをうずめた にじむ夕陽 海を染めたら 二人 そっと 舟を漕ぎだすのよ 永遠の楽園に たどりつきたかった だれよりも 幸せになりたい 泣きながら 真夜中の坂を歩きつづけた 気がつけば 気がつけば あなたがそばに いたのね うまく 人と 合わせられない うまく 人に 甘えられない 嬉しいことも 悲しいことも 波のまにま ひとつに揺れている 永遠の楽園に たどりつけなくていい 幸せは 形にはみえない 黄昏に包まれた 小さな生命(わたし)たち あなただけ あなただけ ほかには何も いらない 永遠の楽園に たどりつきたかった だれよりも 幸せになりたい 黄昏に包まれた 小さな生命(わたし)たち あなただけ あなただけ ほかには何も いらない |
あなたの胸の片隅に辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 夕陽が静かに あなたを照らしてる 背中を丸めて らしくもない ジャスミンの吐息で紅茶をいれるから 気がすんだら 隣りに戻ってきて すべてわかりあうなど 多分できないけれど そばにいるのよ 気づかないほど あなたをみつめていたい 頬をこぼれた少年に 今 誰よりもやさしい風になりたい 光と闇とが揺らめく都会(まち)だもの 幸せ探すのも あなた次第 明るさがとりえの 小さな部屋だけど 気がむいたら いつでも訪ねてきて とめることのできない 時間(とき)が流れてゆくわ そばにいたいの 胸の片隅 あなたをみつめていたい 暮れてゆく空 振り向くあなたの 飾らない微笑み 大事にしてね そばにいるのよ 気づかないほど あなたをみつめていたい 頬をこぼれた少年に 今 誰よりもやさしい風になりたい |
イエスタデイ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | Yesterday 楽しいことがひとつふたつほど Yesterday 悲しいことは少し多いほど Yesterday あなたと会うたびに年をとって Yesterday それぞれの色をかさねてきた 無理などしないで 今日もひとつづつ ああ 心を休めて あなたの手にかえす シャララ シャララ ハイリハイリホ 闇をぬけてしまえば シャララ シャララ 昨日へ昨日へ 流れて行く 川がみえる Yesterday 過ぎ去れば悲しみもやわらぐし Yesterday 振り向けば楽しさはほほえむし Yesterday あなたに頼るには ものたりない Yesterday だけど今は少し眠らせて 無理などしないで どんな一日も ああ 未来と過去とを 行ったり来たりする シャララ シャララ ハイリハイリホ 川をたどる小石は シャララ シャララ 昨日へ昨日へ 流されては 丸くなる シャララ シャララ ハイリハイリホ 無理を無理をしないで シャララ シャララ 昨日を昨日を さかのぼると 明日が見える シャララ シャララ ハイリハイリホ 無理を無理をしないで シャララ シャララ 昨日を昨日を さかのぼると 明日が見える |
交差点辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 十川知司 | なんだかせつないひとりの夜 さそってほしいときに限って Lululu…電話もこない あなたはどこでなにしてますか? だれかとくらし始めてますか? Lululu…あれは何の歌? 「しあわせ?」よく人は聞きたがる だけど、ねぇ 満たされることなど 一生ないって気がするの あいたくて あいたくて あなたしか 私は 愛せない あえないと知りながら ほかの人みつめながら 戻れなくなって やっと気付くの あれが 恋 だと どうしてだろう、カレにむかって あなたの名を呼びそうになって Lululu…ごまかしたのよ なんでもない、日常のなかに 無意識に呼吸するみたいに Lululu…あなたはいるの もぅ二度と逢わないと 振り向かず 生きてきた そうじゃなきゃ 何度でも 私は あなたを 好きになる さみしくて さみしくて 誰でもよかった、わけじゃない、ない カレの腕に抱かれると 不安を忘れるの でも、 あなたとわたしのあいだは何も 終わって ない かも 息をきらし通った駅 電車で乗り過ごすたび 心の交差点 また ひとつ 失くすようで、痛い あいたくて あいたくて あなたしか 私は 愛せない あえないと知りながら ほかの人みつめながら 戻れなくなって やっと気付くの あれが 恋 だと なんだか泣きたいひとりの夜 あなたとわたしのあいだは、まだ、Lululu… |
湖辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 浦田恵司・柴草玲 | 私をみつめてる もうひとりの私 嘘とほんとの心 映しだす湖 青く 冷たく さざ波たてながら 霧が晴れる瞬間を 待っている 大好きなのに その一言を どうしてあなたに言えない 嫌われたくない そうやって今度も 傷つくことから逃げるの? 聞きたいの 私はひとを ほんとに愛せるの? 恋も仕事も平凡にこなすしかなかった 『どんなに頑張ったって 一番にはなれない』 風や 雲は 私に問いかける 自分らしく生きる むずかしさ プライドもある 欲望もある そして今の私がいる あなたを見るだけで ただそれだけで 救われる朝があるから 変えたいの 運命を 信じる力で 大好きなのに その一言を どうしてあなたに言えない 他の誰でもなく 私のなかに 答えが潜んでる湖 あなたのその胸に 飛び込む勇気を もいちど私にください ほどほどの愛を飛び回らずに ひとつの愛に生きたいの 運命は 変えられる 信じる力で |
輝きの瞬間(とき)辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 久米大作 | 光の街に 行き交う人の波 つまさき立ちで あなたを探すの 肩を抱かれて 振り向く瞬間(とき)が好きよ 物語には はじめとおわりがあるわ そんなふうに行く先には 涙もあるかしら あなたを忘れない 笑顔を忘れない 明日も ふと触れた指先 ときめきとぬくもりは 言葉にならない 輝きになる 並んで歩く ついこの前までは 知らない同士だったのに 不思議ね ふいをつかれて 遠い瞳のあなた 心模様なら 時に雨も降るけど 素敵なこと増やしながら 永遠に変えたいの あなたを忘れない やさしさ忘れない 明日も 悲しみの季節も 二人して越えられたら 心に消えない 星くずになる あなたを忘れない 笑顔を忘れない 明日も ふと触れた指先 ときめきとぬくもりは 言葉にならない 輝きになる |
恋はシャッフル辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 佐藤準 | 時計みつめて ため息 日曜の歩行者天国 予想通りにあなたが 今日も遅れてきた おこるだけじゃ クセになるし 知らんぷりで 駆けだせば “ゴメンね”って追うあなた にらむつもりで もうふきだしちゃうよ “お願いね”愛は熱くて さめやすいから 離さないで あなたとぼけているけど 誕生日おめでとう おサイフも 恋のメニューも 今日はまかせといて 無邪気すぎる その笑顔が しゃくだけれど 嬉しいの “ありがとう”ってささやきが Kissになるから ほらくすぐったいよ “お願いね”人混みの中 はぐれないように 手をつないで 無邪気すぎる その笑顔が しゃくだけれど 嬉しいの “ありがとう”ってささやきが Kissになるから ほらくすぐったいよ “お願いね”人混みの中 はぐれないように 手をつないで |
気をつけて辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 軽い冗談ばかり 真夜中呼びだしといて 海がみたいと言った あなたをみつめる 何も言わないけど 顔にかいてあるわ 無理に聞かないけど 肩よせて夜明けまでつきあってあげる 気をつけて 気をつけて みかけより強くないでしょう やさしさのナイフはもうこの海に捨ててよ 眠りの浅い都会を 脱けだしバイクとばそう 躰の芯まで冷えたら あとは楽になるだけ 胸に受けた傷 私じゃ治せないけど 一人よりも二人 星の夜 何気ない話し相手よ 打ち明けて 打ち明けて 遠くをみる瞳(め)が哀しいわ 切ない時こそ 私呼んでくれてありがとう 気をつけて 気をつけて みかけより強くないでしょう 切ない時こそ 私呼んでくれてありがとう |
私は泣かない辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 若草恵 | おねがいだから もうこれ以上 ケンカはやめよう 憎しみだけで つながるなんて あまりに空しい さよなら 言えば 二人 ふりだしに戻れるのよ 悲しくて 悲しくて だけどやり直せない 不器用な心たち どれだけ傷つけあえばいいの 雨が降る 雨が降る 逃げてはいけないよと この部屋を つつんでる 今度は誰を 呼んでも誰も 助けてはくれない 握手した手を 離せないまま あなたがうつむく 幸せになる 約束だから 私は 泣かない さよなら そして ありがとう…… 最後は声にならない 優しくて 優しくて だけど許しあえない いつの日かすれ違い 些細なことも見逃せなくって 雨が降る 雨が降る 私を叱るように 目の前が にじんでも 振りむくことも できないくらい 強くたたきつけて 悲しくて 悲しくて だけどやり直せない 不器用な心たち どれだけ傷つけあえばいいの 雨が降る 雨が降る 私を叱るように 目の前が にじんでも 振りむくことも できないくらい 強くたたきつけて 今度は誰を 呼んでも誰も 助けてはくれない |
レイニー・デイ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 花びらが 揺れるように きみの瞳を 濡らした午後 ミルクティ 冷めてく 切なさを 二人で見つめてた もう一度 君が言いかけて止(や)めた その夢を どうぞ聞かせて 風が渡るように 愛は始まるよ 走り抜けてRainy Day ずぶぬれのシャツ 確かなものはきっとみつかる ささやかな つまずきも あとからあとから 寄せる波 その瞳 抱きしめてゆけるほど 私も強くない 今はただ 時間(とき)の水たまり きみと手をとって 駆けてゆきたい 雲が逃げてゆくよ 夢はすぐそこに 虹を架けて Glory Day 緑のしずく 鮮やかな日がきっと待ってる 風が渡るように 愛は始まるよ 走り抜けてRainy Day ずぶぬれのシャツ 確かなものはきっとみつかる |
年下の彼辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 小林信吾 | 電話もせず急に 訪ねてきて、ゴメン あなた 仔犬みたいに 瞳を丸くしてる やましいこと何も無いのなら、どうして 妙に背中でかばう 冷蔵庫あけてみせて 恋した人は 年下の彼 愛があるなら 年の差なんて 何とかなるって 思ってたけど 少し 甘くみてた みたい “違うよ、誤解だよ”って 見つけた写真は、ツーショット あなたと彼女と海 凍えて出てきたわ かわいい方が好き? 大人の女が好き? こんな私でいいの? それともただの遊び? あれこれ悩んでも 女友達へと 相談しても 結局 自分で決めなくちゃね “年下なんて、やったじゃない!”って “応援する!”って みんな言うけど 2年ももてば いまか いまかと 別れ話 期待してる “本当さ、信じてよ”って 心を許しちゃ、負け 本音を言い出すまで シッポは離さない 恋した人は 年下の彼 愛があるなら 年の差なんて 何とかなるって 思ってたけど 少し 甘くみてた みたい “違うよ、誤解だよ”って 見つけた写真は、ツーショット あなたと彼女と海 凍えて出てきたわ “本当さ、信じてよ”って 心を許しちゃ、負け 本気で大好きだって 覚悟を決めたから |
Emerald Dream辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 風とたわむれるシュロの影 水面に揺らめく金星(ヴィーナス) 夏とバカンスを最後の夜(ひ)は テラスですごしたい 出会いと同じ唄 切ないカサノヴァ そっとそっと 体を寄せて 遠い遠い 星を数えて 夢みる頃をすぎても 消えないものがある いくつ恋をして 涙して 傷ついても あなたを愛し始めた 心はエメラルド それが幻でも 信じて明日へこぎだせそう キールのグラスもそのままに ベンチで揉(も)めてるカップル “ときにはケンカも悪くないね…” あなたがつぶやいた 瞳をうるませて 彼を困らせて 背中むけて すねる姿は すぎた日々の 私に似てる 真夏が訪れるたび 華やぐプールサイド いくつ恋人を 旅人を 見送ったの あなたと探しあてたい 心のエルドラド 遠い道のりでも あなたとならば歩きだせそう 夢みる頃をすぎても 心はエメラルド それが幻でも 信じて明日へこぎだせそう |
時間旅行辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 10年ぶりに思いだした おもちゃ箱の機関車 みえない場所に隠したまま そのまま忘れてたなんて トキメキがため息になった 二人の愛に似てる 宝物にしたいものほど ホコリがつきやすいみたい 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね 消えないうちに 不意にあなたに会いたくなる 胸騒ぎつかまえて 出逢いの場所へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ ゼンマイ仕掛けのおもちゃでも 夢が買えたあの頃 愛することにいつのまにか 理由を探してるなんて 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね かなう日もあるわ 胸の奥光る忘れもの みつけたらその日から 未来(あした)の地図へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ 失くしたものは何ですか? 欲しいものは何ですか? 好きならば祈るのね かなう日もあるわ 胸の奥光る忘れもの みつけたらその日から 未来(あした)の地図へ時間旅行 サヨナラはそのあとで間にあうわ |
チャンスの卵辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 会社を辞めたよ 半年悩み続けて 三日間眠れなかったのに 引きとめられずに あっさりサヨナラ すこし物足りないの スケジュールが 空っぽになる 目の前の自由に 戸惑ってる そう、誰にも譲れない 夢があるなら 元気よく行こう! その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて ひとりぼっち だけど生きてる 夜を抱きしめながら 自動ドアじゃない めんどうでも人生の扉は 自分の手で開けて 都会の空気は いつも向かい風 だから振りむかないで 私だけの 地図を描くよ 空色のキャンバスに 思いっきり そう、涙のその先に 夢はあるから あせらずに行こう! 哀しみを越えるたび チャンスの卵強くなる いつかきっと しあわせになる 明日を追いかけながら そう、誰にも譲れない 夢があるなら 大丈夫、行こう! その胸にこわれそうな チャンスの卵あたためて もっともっとしあわせになる 明日を信じてるから |
いつかきっと微笑みへ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 人は誰も 哀しい天使 夢の翼 終わりのない旅をつづける 目覚めた空気が 瞳にまぶしい 朝のニュース 今日は少し早めにでかけてみる 昨夜(きのう)の涙を追うのは おしまい あなたのもういない街で 生まれ変わる 愛を探して 歩いてゆくの 出会ってまた さよならをくり返しても 人は誰も 哀しい天使 夢の翼 終りのない旅をつづける 新しいスーツで 人波ぬけるの 大丈夫よ ふりだしから もう一度始めてみる せつなさ乗り越え 選んだ道なら いつかきっと 微笑みへとたどりつける 愛を探して 歩いてゆくの 近づくほど 倖せは遠去かるよう 人は誰も 哀しい天使 夢の翼 それでもまた旅をつづける 人は誰も 哀しい天使 夢の翼 終りのない旅をつづける |
ネコの目辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 噂をきいた あなた 彼女とうまくいかなくてしょげてると いたわるような 瞳の奥で 誰かが“チャンス…”とささやいた 自由と微笑うには 何かが足りなくて 一人じゃいられない あなたがそこにいるわ “久しぶり”と声かけた 三日月の街 偶然じゃないの 甘く そして懐かしく 名前を呼ぶわ ネコの目をして 恋を重ねて 髪を伸ばして あなたに会う時(ひ)を待っていた 蜂蜜色の瞳がほら ビロードの夜を照らしてる うつむいたあなたの 心のすき間へと ルージュをひいてゆく 私がここにいるわ からめた手をすり抜けた 三日月の影 戸惑せたいの あやすように 逃げながら 近づきたいの ネコの目をして 甘く そして懐かしく 近づきたいの ネコの目をして |
くちづけの予感辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 山川恵津子 | 巡りあう瞬間を 運命と呼ぶの? そばにいる それだけで 胸が痛い あなたを誘いだした 彼女の恋人(かれ)と 知ってて 海の果て 夕焼けが 二人染めてゆく…… あなたを あなたを 好きになる 周囲(まわり)はごまかせても 自分の心に 嘘はつけない 最初で最後の恋になる 予感が走りだすの こんなに愛(いと)しくて 切ないのは なぜ? あと戻り できないの 秘密知られたら 恋人も 友達も 失うのね みんな幸せならば きっと恋などしない 満たされぬ さみしさが 二人魅きよせて…… あなたを あなたを 好きになる 誰にも止められない 見つめても 見つめても 足りない気がする 最初で最後の恋になる 予感を信じたいの くちびる触れた時 何かが生まれる…… あなたを あなたを 好きになる 誰にも止められない 見つめても 見つめても 足りない気がする 最初で最後の恋になる 予感を信じたいの くちびる触れた時 何かが生まれる…… |
一番みじかいKiss辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 薄墨の雲が ちぎれてゆくわ ため息 埋めつくす夜明け前 争う言葉も みつからなくて 最後のドア開く 勇気が欲しい どこで何が すれ違ってしまったの 恋はもう 物語なのね 好きな時間 好きな場面だけ 巻き戻してしまう VIDEOみたいに 捨てるように 置き去りにしてね この世界で 一番みじかいKissをして 空ろな瞳に 朝焼けの街 見慣れた風景を 映しだす あなたを失くせば また新しい出会いが あることも 知っているけど どこで何を 引き換えたとしても 胸でまだ 疼(うず)いている愛が 違う顔で 違うやさしさで それでも同じ空 生きてゆくなら 憎むくらい 冷たい人でいて この世界で 一番みじかいKissをして 好きな時間 好きな場面だけ 巻き戻してしまう VIDEOみたいに 捨てるように 置き去りにしてね この世界で 一番みじかいKissをして |
東横線辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | 河野圭 | 考えていたよりも別れは簡単だった あなたの指を見つめていた 瞳の奥に刻みこんだ おそろいの腕時計 薄まってゆくアイスティ 暗くなる前にもう一度 並んで歩いて さらさらと あなたは私を忘れる さらさらと 幸せにできずごめん、とあきらめた 女の気持ちを 何にもしらずに 人波に押されながら吊革につかまる時 似た手を見る度思い出す 寂しさはいつ消えるだろう? 変わってく愛情を あなたが認めなくても 好きだから先に気付いたの 泣かせないで、もう さらさらと 多摩川越えたらもうすぐ さらさらと やっと慣れた頃 別れがやってくる 失ったものは 恋だけじゃないの あなたの街に停まらない電車に乗る 本当に私を愛していたなら 行かないで このままにしないで さらさらと あなたは私を忘れる さらさらと あきらめてゆくの 女の気持ちを 何にもしらずに... |
最後の手紙辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 久し振りのあなただから 懐かしさに頬を染める これが最後の恋人としての夏休みね 勝手すぎる話ねと 手紙をみて泣いた日々を きっとあなたはみじんも解ってないのよ なぜ あなたの なぜ 微笑みが なぜ 心を乱すんだろう たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら 待つことには昔から 慣れきってた私だもの 後まわしでもかまわないけれど もうさよなら どこまでもあなた追って ゆけそうな気はしてたのに 今は涙ですべてに自信がないの そう あなたが そう 言うように そう 友達でいたかった たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら なぜ あなたの なぜ 微笑みが なぜ 心を乱すんだろう たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら たぶん あなたを本当に愛し始めたからかしら |
涙のリフレイン辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 懐かしい声 瞳とじれば 今 別れた夜が 昨日のことのよう 涙のリフレイン 些細な事に 心引き裂かれて 夢中であなたの部屋 とびだした 胸に想い出の風が舞う 痛みだけを 時間(とき)はさらって 二人を大人に変えた今 やさしく私を迎えにくる 微笑んで グラス交わせば 琥珀色のひととき ひろがるわ 結婚したと 噂で知った時 あなたの幸福 遠くで祈ったの 涙のリフレイン 別れと巡り逢い 重ねながら いつしか 独り歩き 始めたわ 胸に想い出の風が舞う 夢だけで 生きられたらいいのに 愛しい気持ちは あふれても もう二度と あの日に帰れない 微笑んで グラス交わせば 今夜(きょう)あなたに 出逢えてよかった 胸に想い出の風が舞う 痛みだけを 時間(とき)はさらって 二人を大人に変えた今 やさしく私を迎えにくる 微笑んで グラス交わせば 琥珀色のひととき ひろがるわ 微笑んで グラス交わせば 今夜(きょう)あなたに 出逢えてよかった |
誰にも言えない恋だから辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | coba | I love you, I love you… 伝えたい I love you, I love you… 離れていても 乾いた部屋で コートを着たままで もう戻れないと抱き合った あなたの指が頬が 触れるたびに青白(あお)い 火花散らして 誰にも言えない恋だから ふたりは心でKissをする この次逢うまでの切なさを ため息でつないでゆく I love you, I love you… 聞こえるでしょう I love you, I love you… 離れていても やっとついたウソなら 最後までつらぬいて 本物にして 誰にも言えない恋もある 死ぬまでひきずる恋もある 触れずに 話さずに 視線だけで 交しあう愛も、ある I love you, I love you… 聞こえるわ (誰にも言えない恋だから ふたりは心でKissをする) I love you, I love you… 離れていても (誰にも言えない恋もある 死ぬまでひきずる恋もある) 誰にも言えない恋だから ふたりは心でKissをする この次逢うまでの切なさを ため息でつないでゆく |
ツバメ辛島美登里 | 辛島美登里 | Midori Karashima | Midori Karashima | | 愛する時間 愛される時間が いつか 逆に回り あなたを信じてしまった時には 誰も そこに在ない 覚えていますか 忘れているでしょ 春の愛は気まぐれ わかっていたはず だけど悲しいね 心 泣いています 春は秋の忘れがたみ 秋は春の涙語り 愛される時は ツバメのように 春の気分だけ感じていたい 季節が過ぎれば 海を渡って 潮風になれ 涙 離れる心 引きとめる心 さよならだけを避けて あなたの部屋から旅立った だけど どこへ行けばいいの 翼をください 翔ばせてください 春の空を低く あなたの知らない所で あなたを 遠く近く見てる 春は秋の忘れがたみ 秋は春の涙語り 愛される時は ツバメのように 春の異国へと飛んでゆきたい 季節が巡れば 小窓を叩き 時の返事を待つわ 愛される時は ツバメのように 春の気分だけ感じていたい 季節が過ぎれば 海を渡って 潮風になれ 涙 |