ALI PROJECTの歌詞一覧リスト  336曲中 1-200曲を表示

並び順: []
全2ページ中 1ページを表示
336曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
吾君想う故に吾在り生き霊となりて瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの  まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし  眠るあなたをまた 見下ろしてるの  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく  それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊  在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに  左の胸の下 溜まる愛 その血だけ  消えた恋を 捉えていられるほど  記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく  こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく  それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの  まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし  眠るあなたをまた 見下ろしてるの  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく  それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊  在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに  左の胸の下 溜まる愛 その血だけ  消えた恋を 捉えていられるほど  記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく  こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく  それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊
WALTZ FOR DEBBY誰にでも 子供の頃に 暮らした Fairyland(くに)がある  翅を持つ ともだちと飛び回った 花の上  レース模様の窓辺で 呼んでるママは 見つけられない  こもれびのドレスで踊る めぐりめぐるメロディ わたしたちは 鈴の声で 歌いながら夢の中  どこまで行っても けして終わりはないと 信じていたの  今はもう 思い出せない 遠い日々のメロディ 花を散らす 風の向こう 途切れ途切れ 聴こえても  もう一度だけ My Sweet FantasyALI PROJECTBill Evans・Gene LeesBill Evans・Gene Lees誰にでも 子供の頃に 暮らした Fairyland(くに)がある  翅を持つ ともだちと飛び回った 花の上  レース模様の窓辺で 呼んでるママは 見つけられない  こもれびのドレスで踊る めぐりめぐるメロディ わたしたちは 鈴の声で 歌いながら夢の中  どこまで行っても けして終わりはないと 信じていたの  今はもう 思い出せない 遠い日々のメロディ 花を散らす 風の向こう 途切れ途切れ 聴こえても  もう一度だけ My Sweet Fantasy
わたしは慾望という名の處女もしもココロが 臓器みたいに この肉体から 取り出せるなら  あなたに渡すのに  わたしが独り老いても それは何も知らぬまま 氷のガラスの中で 煙りもせず泳いでいる 脚を開けぬ 人魚のように  そうして守りたい たった一度の想いなの  もしも背骨が 突き破るように トゲ生やして伸び 肌覆うなら  わたしはわかるのに  おのれの祈りの痛み 叫ぶこともしたでしょう 恐れの切尖に触れ 流すことが赦されたら 清らかな血で 生まれ変われた  抑えた想いはもう 割れない卵で腐るのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也もしもココロが 臓器みたいに この肉体から 取り出せるなら  あなたに渡すのに  わたしが独り老いても それは何も知らぬまま 氷のガラスの中で 煙りもせず泳いでいる 脚を開けぬ 人魚のように  そうして守りたい たった一度の想いなの  もしも背骨が 突き破るように トゲ生やして伸び 肌覆うなら  わたしはわかるのに  おのれの祈りの痛み 叫ぶこともしたでしょう 恐れの切尖に触れ 流すことが赦されたら 清らかな血で 生まれ変われた  抑えた想いはもう 割れない卵で腐るの
私の薔薇を喰みなさいGOLD LYLIC茨の茎を伸ばして撓めて 私に零して 雫のひとひら  終焉を知ってなお 咲き急ぐ莟のように 生身の心臓は 柩を這い出る  少女という証 紅繻子の骨が鳴く 奪いに訪なえ 堕罪の指よ  闇は月 棘は蜜 あやすもの 綴ざされた眼は蛹 羽化する夢を見て  光の萼を捲って探って やさしく包んで 瞬間の季節(とき)を  薇(らせん)の先へ昇って手繰って 初めて触れ合った 場処が開かれる 吐息の熱さで  私の薔薇を さぁ喰みなさい  違えぬ約束は 甘やかな血を分ける 腐植に沈める 美惑の舌で  翅根を脱ぐ 皮膚を剥ぐ 痛みなき 交じわりに意味はない 欲しいならば奥へ  荊の枝を絡めて解いて 私を散らして 滴にひとひら  心の縁を抉って潜って 大事に抱きしめて 留まることなど できないとしても  あなたの薔薇で あぁ眠らせて  生きてることを 知ったばかりでも  光の膜に溺れて眩んで 私は埋もれる 盛りの繁みに  薇の先へ昇って手繰って 最後に触れ合った 場処が溶けてゆく 涙の重さで  私の薔薇を さぁ喰みなさいGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也茨の茎を伸ばして撓めて 私に零して 雫のひとひら  終焉を知ってなお 咲き急ぐ莟のように 生身の心臓は 柩を這い出る  少女という証 紅繻子の骨が鳴く 奪いに訪なえ 堕罪の指よ  闇は月 棘は蜜 あやすもの 綴ざされた眼は蛹 羽化する夢を見て  光の萼を捲って探って やさしく包んで 瞬間の季節(とき)を  薇(らせん)の先へ昇って手繰って 初めて触れ合った 場処が開かれる 吐息の熱さで  私の薔薇を さぁ喰みなさい  違えぬ約束は 甘やかな血を分ける 腐植に沈める 美惑の舌で  翅根を脱ぐ 皮膚を剥ぐ 痛みなき 交じわりに意味はない 欲しいならば奥へ  荊の枝を絡めて解いて 私を散らして 滴にひとひら  心の縁を抉って潜って 大事に抱きしめて 留まることなど できないとしても  あなたの薔薇で あぁ眠らせて  生きてることを 知ったばかりでも  光の膜に溺れて眩んで 私は埋もれる 盛りの繁みに  薇の先へ昇って手繰って 最後に触れ合った 場処が溶けてゆく 涙の重さで  私の薔薇を さぁ喰みなさい
私の心は語る薔薇の御胸を葩の御身を目蓋を閉じれば 私のからだは 真珠の芽を持つ 一本の茎  しずかに翡翠の 血は流れ巡り 絡み合う蔦となって 伸びてゆく  馨しい夜に 育った蕾は 明日の朝には 綻ぶでしょう  ひとつまたひとつ 大輪の花は 世界を春に変える  さあ乙女よ 手折って その髪に 飾りなさい そして愛しい人の元へ 知っているの誰よりも 恋の切なさ だからこんな美しく 私は咲くの 月光に抱かれて  葩びらが宿す 雫は大地への 贈り物なの  すべてが息づく 森も野も風も 深い薫りを纏い お城では舞踏会 王子の手で 実りましょう その真実の愛のために  知っているの何よりも 恋の悦び ただ一夜の命でも 甘やかに散る  さあ私も 目覚める 太陽の腕の中 おとぎの夢 聞いてくださる?  感じている今もまだ 恋の切なさ だから最後の時まで 綺麗に咲いて  もう忘れていいのでしょうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目蓋を閉じれば 私のからだは 真珠の芽を持つ 一本の茎  しずかに翡翠の 血は流れ巡り 絡み合う蔦となって 伸びてゆく  馨しい夜に 育った蕾は 明日の朝には 綻ぶでしょう  ひとつまたひとつ 大輪の花は 世界を春に変える  さあ乙女よ 手折って その髪に 飾りなさい そして愛しい人の元へ 知っているの誰よりも 恋の切なさ だからこんな美しく 私は咲くの 月光に抱かれて  葩びらが宿す 雫は大地への 贈り物なの  すべてが息づく 森も野も風も 深い薫りを纏い お城では舞踏会 王子の手で 実りましょう その真実の愛のために  知っているの何よりも 恋の悦び ただ一夜の命でも 甘やかに散る  さあ私も 目覚める 太陽の腕の中 おとぎの夢 聞いてくださる?  感じている今もまだ 恋の切なさ だから最後の時まで 綺麗に咲いて  もう忘れていいのでしょう
わが臈たし悪の華GOLD LYLIC濁世は鬼 正義は何ぞと 問うまえに抗えよ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も邪も分かたれることなし  光は絶え胎児のように 君は眠る闇の子宮 孤独こそ愛おしい 唯一の味方となるだろう  ひとりひとり血汐にまみれ この時代に生まれ落ちた 選ばれし皇子らよ 戦いこそ祝筵  ああ我は麗し 全智 愛の母 君を産む この乳に育みしものは 地獄の同胞  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし隠匿の種 諸刃の剣抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じて 有るがままに君は君を放て  断末魔の叫びを浴びて 爛熟せしこの世界に 呑み込まれ意を殺がれ ただ生きる屍の群れ  それは君が踏みしだくもの 哀れむことは易けれど 救われず掬われる 裏切りの人の道  ああ我は臈たし 美徳 母の愛 君を喰む この腹に孕み続けるは 異形の翼か  獄司の錠 真実は在りや 探せども果てもなし混沌の檻 審判の矢射る手には手を触れ 虚と実が折れ曲がり交わる 夜明けるまで君は君に淫す  盛れよ咲けよ 散り急ぐことなかれ  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし陰徳の種 諸刃の剣 抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じよ  濁世は鬼 正義は何処と 問うよりも咲き誇れ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も死も境界はあるまじ 最期の刻 君は君に殉じ すべてを抱き 悟らんGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也濁世は鬼 正義は何ぞと 問うまえに抗えよ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も邪も分かたれることなし  光は絶え胎児のように 君は眠る闇の子宮 孤独こそ愛おしい 唯一の味方となるだろう  ひとりひとり血汐にまみれ この時代に生まれ落ちた 選ばれし皇子らよ 戦いこそ祝筵  ああ我は麗し 全智 愛の母 君を産む この乳に育みしものは 地獄の同胞  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし隠匿の種 諸刃の剣抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じて 有るがままに君は君を放て  断末魔の叫びを浴びて 爛熟せしこの世界に 呑み込まれ意を殺がれ ただ生きる屍の群れ  それは君が踏みしだくもの 哀れむことは易けれど 救われず掬われる 裏切りの人の道  ああ我は臈たし 美徳 母の愛 君を喰む この腹に孕み続けるは 異形の翼か  獄司の錠 真実は在りや 探せども果てもなし混沌の檻 審判の矢射る手には手を触れ 虚と実が折れ曲がり交わる 夜明けるまで君は君に淫す  盛れよ咲けよ 散り急ぐことなかれ  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし陰徳の種 諸刃の剣 抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じよ  濁世は鬼 正義は何処と 問うよりも咲き誇れ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も死も境界はあるまじ 最期の刻 君は君に殉じ すべてを抱き 悟らん
わが恋は月光に散りぬだらりの帯 緋毛氈 ひとり雛遊び 手毬追って庭の隅 夕暮れの木蔭  わたしは現る 儚い女(ひと) 闇が揺れて  はらはら舞うのは 桃の花 哀しい瞳は誰 こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙が綺麗 小さな胸の奥で感じた  あれから幾年が過ぎ ひとり雛飾り 変わらぬものの尊さ 変わりゆくわたし  せめて優しい 少女の時 思い出そう  きらきら手鏡 映るのは 淋しい瞳の闇 ゆらゆら宵待ち 恋の花 月の晩だけ そっと咲いて 朝焼けの光に凍える  はらはら舞うのは 桃の花 あの日の瞳はわたし ゆらゆら散るのは 恋の花 月の輝きに死す こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙は帰る 夢が夢でいられた頃にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也だらりの帯 緋毛氈 ひとり雛遊び 手毬追って庭の隅 夕暮れの木蔭  わたしは現る 儚い女(ひと) 闇が揺れて  はらはら舞うのは 桃の花 哀しい瞳は誰 こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙が綺麗 小さな胸の奥で感じた  あれから幾年が過ぎ ひとり雛飾り 変わらぬものの尊さ 変わりゆくわたし  せめて優しい 少女の時 思い出そう  きらきら手鏡 映るのは 淋しい瞳の闇 ゆらゆら宵待ち 恋の花 月の晩だけ そっと咲いて 朝焼けの光に凍える  はらはら舞うのは 桃の花 あの日の瞳はわたし ゆらゆら散るのは 恋の花 月の輝きに死す こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙は帰る 夢が夢でいられた頃に
若い死者からのレクイエム蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖  あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから  もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情  そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ  君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから  やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口で ぼくも 消えて 逝けるからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖  あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから  もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情  そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ  君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから  やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口で ぼくも 消えて 逝けるから
Rose Moonああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない  じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ  恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから  ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう  心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように  心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  その胸の中で 散りたいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない  じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ  恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから  ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう  心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように  心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  その胸の中で 散りたい
ローズ家の双子達きらきらと歩くのよ フリルのパニエ 花散らすように翻しながら ああ可憐 どこまでも  くるくると踊る影 レエスのパラソル 白い靴の下で回る 回転木馬の地球  世界はローズガーデン 蕾付けたアーチつづく  くぐるたび絡みつく 翡翠のツルとトゲが  何度も春は来る わたしたちは成長する  甘い血を吸いながら 咲く紅ばらと同じように  清く美しく ちょっぴり意地悪く 女の子に生まれたのなら  りんりんと歌うのよ シャム猫抱いて リボンの首輪に鎖はいらない ああ高貴 自由なの  らんらんと輝ける瞳が選ぶ 綺麗なものだけを喰んで このココロは生きている  唱える花言葉 わたしたちは知っているの  どれほど光満ちる  未来(あす)より今が幸せか  めくる包み紙 かじる砂糖菓子 味見をするより食べきって  くらくらと恋をする シルクハットのウサギ 飛び出して行方不明なの ああ無情 戻らない  はらはらと泣いてみる こぼれるハニー 濡れたくちびるはベエゼと 嘘つくためにあるけど  胸にある紋章は 永遠のばら  きらきらと歩いてく フリルのパニエ 花散らすように翻しながら ああ可憐 どこまでも  くるくると踊る影 レエスのパラソル 白い靴の下で回る 回転木馬の地球  りんりんと歌うのよ カナリアのように 銀の篭は月の光ゆく舟 ああ優雅 渡りましょう  らんらんと輝ける瞳は宿す どうか今はまだ綺麗なものだけ 神さま見せてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也きらきらと歩くのよ フリルのパニエ 花散らすように翻しながら ああ可憐 どこまでも  くるくると踊る影 レエスのパラソル 白い靴の下で回る 回転木馬の地球  世界はローズガーデン 蕾付けたアーチつづく  くぐるたび絡みつく 翡翠のツルとトゲが  何度も春は来る わたしたちは成長する  甘い血を吸いながら 咲く紅ばらと同じように  清く美しく ちょっぴり意地悪く 女の子に生まれたのなら  りんりんと歌うのよ シャム猫抱いて リボンの首輪に鎖はいらない ああ高貴 自由なの  らんらんと輝ける瞳が選ぶ 綺麗なものだけを喰んで このココロは生きている  唱える花言葉 わたしたちは知っているの  どれほど光満ちる  未来(あす)より今が幸せか  めくる包み紙 かじる砂糖菓子 味見をするより食べきって  くらくらと恋をする シルクハットのウサギ 飛び出して行方不明なの ああ無情 戻らない  はらはらと泣いてみる こぼれるハニー 濡れたくちびるはベエゼと 嘘つくためにあるけど  胸にある紋章は 永遠のばら  きらきらと歩いてく フリルのパニエ 花散らすように翻しながら ああ可憐 どこまでも  くるくると踊る影 レエスのパラソル 白い靴の下で回る 回転木馬の地球  りんりんと歌うのよ カナリアのように 銀の篭は月の光ゆく舟 ああ優雅 渡りましょう  らんらんと輝ける瞳は宿す どうか今はまだ綺麗なものだけ 神さま見せて
Lolita in the garretアトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす  夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む  tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど  描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ  恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい  tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの  tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ  Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也アトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす  夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む  tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど  描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ  恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい  tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの  tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ  Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しい
Lolicate溢れ出す零れてく 處女めいた証を  グロテスクにくねった 枝と根の先 絡まり伸びて おまえたちが待つのは 実を生さない莟  エロスのように舞い降り 月は乾いた土を湿らせ 埋もれそうな足首 引き摺り込もうとするだろう  “此処”は果てしなく続く まぶた伏せても (夢ニ喰マレ) たとえ生きても (呑マレテモ) 助けて欲しいと叫ぶ前に  Mes Demoiselles 私の後を 恐れず付いてくるがいい 光が癒せぬもの抱え 生まれ堕ちた者たちよ  醜い世界(ウツツ)の眩さ どうして傷つかぬだろう 罅入る眠りの繭そっと  銀の針 絹の糸 縫い閉じて 抱きしめよう  ………  グロソラリアの祈り 異言の歌に 魂慄え 千と繋がれるより ひとすじ渡し合う唾液  “いま”はいつか消えてゆく だけど終わらぬ (崩レソウニ) たとえ死んでも (軋ム骨) もう戻れないと知っていよう  Mademoiselle 私はかつて 儚いおまえだったのだ 穢れを纏ってなお 掬い取らんとする純潔よ  美しい 私は暗黒(noir) 闇へと目合った女 こころが身籠もり慈しむ 愛おしい 清らかな すべての乙女らよ  ………  Mes Demoiselles 私の後を 逸れず追ってくるがいい 光を湛えてなお尽きぬ 涙を翅根(つばさ)に変えて  醜い世界の眩さ どうして傷つかぬだろう 罅入る眠りの繭そっと  銀の針 絹の糸 開かせて さあ 溢れ出す零れてく 處女めいた証をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也溢れ出す零れてく 處女めいた証を  グロテスクにくねった 枝と根の先 絡まり伸びて おまえたちが待つのは 実を生さない莟  エロスのように舞い降り 月は乾いた土を湿らせ 埋もれそうな足首 引き摺り込もうとするだろう  “此処”は果てしなく続く まぶた伏せても (夢ニ喰マレ) たとえ生きても (呑マレテモ) 助けて欲しいと叫ぶ前に  Mes Demoiselles 私の後を 恐れず付いてくるがいい 光が癒せぬもの抱え 生まれ堕ちた者たちよ  醜い世界(ウツツ)の眩さ どうして傷つかぬだろう 罅入る眠りの繭そっと  銀の針 絹の糸 縫い閉じて 抱きしめよう  ………  グロソラリアの祈り 異言の歌に 魂慄え 千と繋がれるより ひとすじ渡し合う唾液  “いま”はいつか消えてゆく だけど終わらぬ (崩レソウニ) たとえ死んでも (軋ム骨) もう戻れないと知っていよう  Mademoiselle 私はかつて 儚いおまえだったのだ 穢れを纏ってなお 掬い取らんとする純潔よ  美しい 私は暗黒(noir) 闇へと目合った女 こころが身籠もり慈しむ 愛おしい 清らかな すべての乙女らよ  ………  Mes Demoiselles 私の後を 逸れず追ってくるがいい 光を湛えてなお尽きぬ 涙を翅根(つばさ)に変えて  醜い世界の眩さ どうして傷つかぬだろう 罅入る眠りの繭そっと  銀の針 絹の糸 開かせて さあ 溢れ出す零れてく 處女めいた証を
LOST CHILD虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく  蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい  人は争うことばかり 都市は怯える人だかり  キレイなふりして お家に帰るの  ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい  日々は解せないことばかり ママの小言は神がかりALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく  蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい  人は争うことばかり 都市は怯える人だかり  キレイなふりして お家に帰るの  ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい  日々は解せないことばかり ママの小言は神がかり
鹿鳴館ブギウギこの手をさあ お取りあそばせ 共に滑り込む カドリールは 黎明(よあけ)が来ても 終わることない  次々変わるお相手 目が廻りそうだわクラクラ 心移り幾度まで許されて?  祭り事は 夜毎に練られる 深窓の懈怠の長椅子で  咲かせよ 大輪の菊を 民(ひと)の妬みを身に浴び 破滅を恐れるほど命短し  続けましょ ワルツは笑劇(ファルス) お国育ちが顕著で 舶来のお衣裳の皆様せめて  ご自分の御足で 踊りなさいませ  円卓には 赤葡萄酒と禁断の果実 誰も思う 明日のことなど どうでもよいわ  こんなふうに優美な刻が 過ぎてくのなら安泰 すべてはわたくしたちだけの為に  政略も謀反も茶番劇 犬にでも 食わせてしまいましょ  あふれる 一輪に花弁 多情の相に身は浮き 止ん事無き生まれゆえ幸は軽し  仮面なしでもマスカレイド 本音どこに隠しても 見え透いた世辞上手 あなたはどうぞ  ご自身の御言葉で 口説きあそばして  咲かせよ 大輪の菊を 民の憎しみ身に受け 華麗なる一族の命麗し  続けましょ ワルツは笑劇 お国訛りが顕著で 舶来の礼服の皆様せめて  ご自分の御足で お立ちなさいましALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也斎藤聡この手をさあ お取りあそばせ 共に滑り込む カドリールは 黎明(よあけ)が来ても 終わることない  次々変わるお相手 目が廻りそうだわクラクラ 心移り幾度まで許されて?  祭り事は 夜毎に練られる 深窓の懈怠の長椅子で  咲かせよ 大輪の菊を 民(ひと)の妬みを身に浴び 破滅を恐れるほど命短し  続けましょ ワルツは笑劇(ファルス) お国育ちが顕著で 舶来のお衣裳の皆様せめて  ご自分の御足で 踊りなさいませ  円卓には 赤葡萄酒と禁断の果実 誰も思う 明日のことなど どうでもよいわ  こんなふうに優美な刻が 過ぎてくのなら安泰 すべてはわたくしたちだけの為に  政略も謀反も茶番劇 犬にでも 食わせてしまいましょ  あふれる 一輪に花弁 多情の相に身は浮き 止ん事無き生まれゆえ幸は軽し  仮面なしでもマスカレイド 本音どこに隠しても 見え透いた世辞上手 あなたはどうぞ  ご自身の御言葉で 口説きあそばして  咲かせよ 大輪の菊を 民の憎しみ身に受け 華麗なる一族の命麗し  続けましょ ワルツは笑劇 お国訛りが顕著で 舶来の礼服の皆様せめて  ご自分の御足で お立ちなさいまし
六道輪廻サバイバルこの肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  地獄谷堕ちて悪行の数 饑えど渇けど減らず餓鬼の河 畜生這う行方に外道みち 猛者ども夢亡き修羅阿修羅  浸す闇のsurvivalism 月光観音が導く  苦艱彩り一世の極色 童子昇天羽衣の五衰  脳内からamphetamine 動脈へと紡ぐ極楽  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで 何処へと続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  いまのうちに出来るだけ その手を強く握っていよう  光と影今生過去未来 皇子と巫女前世現世来世  戀うる限り無きnirvana 悟るべきものは幻想か  この五臓 流れ果て 蓮(はな)咲く水となっても 霊魂の抜け殻は 雨となり空(くう)となる また生まれまた死んで 君と出逢えるだろうか  逝き違う擦れ違う うつそみは転げ墜ち 六道ヶ坂  いまのうちに出来るだけ 君をもっとずっと抱いていよう  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで いつまで続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  この瞬間に適うだけ 君を強く抱きしめていようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  地獄谷堕ちて悪行の数 饑えど渇けど減らず餓鬼の河 畜生這う行方に外道みち 猛者ども夢亡き修羅阿修羅  浸す闇のsurvivalism 月光観音が導く  苦艱彩り一世の極色 童子昇天羽衣の五衰  脳内からamphetamine 動脈へと紡ぐ極楽  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで 何処へと続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  いまのうちに出来るだけ その手を強く握っていよう  光と影今生過去未来 皇子と巫女前世現世来世  戀うる限り無きnirvana 悟るべきものは幻想か  この五臓 流れ果て 蓮(はな)咲く水となっても 霊魂の抜け殻は 雨となり空(くう)となる また生まれまた死んで 君と出逢えるだろうか  逝き違う擦れ違う うつそみは転げ墜ち 六道ヶ坂  いまのうちに出来るだけ 君をもっとずっと抱いていよう  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで いつまで続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  この瞬間に適うだけ 君を強く抱きしめていよう
朗読する女中と小さな令嬢最後の朗読をしましょう お嬢さま いつものように暖炉の前 人形抱き 凭れ お聞きなさいませ  妖精 スミレ 冠 お城 きれいで気高い王女なら 茨の鎖に巻かれても かならずや ほどかれる  お屋敷 嵐 オオカミ 暴動 木の棒 打たれて叫ぶのは 火の粉に 焼かれて呻くのは 誰でしょう おいたわしい  夜毎お聞かせした 童話を お嬢さま いつまで憶えておられよう 私はもう今宵限り 忘れます  夜明けには黒い 馬車が迎えにくる あなたの一族 を乗せるために 止められない物語 歯車を回しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也最後の朗読をしましょう お嬢さま いつものように暖炉の前 人形抱き 凭れ お聞きなさいませ  妖精 スミレ 冠 お城 きれいで気高い王女なら 茨の鎖に巻かれても かならずや ほどかれる  お屋敷 嵐 オオカミ 暴動 木の棒 打たれて叫ぶのは 火の粉に 焼かれて呻くのは 誰でしょう おいたわしい  夜毎お聞かせした 童話を お嬢さま いつまで憶えておられよう 私はもう今宵限り 忘れます  夜明けには黒い 馬車が迎えにくる あなたの一族 を乗せるために 止められない物語 歯車を回し
Royal Academy of Gothic Lolita忘れないわ 鉄の門をくぐり おそるおそる 階段のぼった日を  ときめく胸に抱いた 百合の紋章の 許可制の手紙 描かれざる地図  孤独だった だけどいい子でいた そんなわたし 神さま見ていらした  初めて自分の居る 場処を見つけたの 静かに頷き 微笑む仲間も  共に あらん 麗しのひととき  着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 陽の光が 少女の頬に 恋した証  わたしたちの 未来を試すため 魔女の森が お城の裏に繋る  妖かし見せる媚薬 抗えるものは 大事に育てる 清らの一滴  迷う 小径 引き返せないなら  纏いましょう 闇の冬 未知の祈り 沁みる影 凍った月も 聖なる歌で 溶かせるように  着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 この光はけして消えない  纏いましょう 蝶の夜 また目覚める 夢の庭 遠いいつか 手を取り戻る 再び此処へALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也忘れないわ 鉄の門をくぐり おそるおそる 階段のぼった日を  ときめく胸に抱いた 百合の紋章の 許可制の手紙 描かれざる地図  孤独だった だけどいい子でいた そんなわたし 神さま見ていらした  初めて自分の居る 場処を見つけたの 静かに頷き 微笑む仲間も  共に あらん 麗しのひととき  着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 陽の光が 少女の頬に 恋した証  わたしたちの 未来を試すため 魔女の森が お城の裏に繋る  妖かし見せる媚薬 抗えるものは 大事に育てる 清らの一滴  迷う 小径 引き返せないなら  纏いましょう 闇の冬 未知の祈り 沁みる影 凍った月も 聖なる歌で 溶かせるように  着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 この光はけして消えない  纏いましょう 蝶の夜 また目覚める 夢の庭 遠いいつか 手を取り戻る 再び此処へ
蓮華幽恋夜気を浸す 蓮の池に 月は傾れ 留まる  生まれてきて 今初めて 静寂という 無を知ったの  あなたの首で やさしく舞った この指は 心から生えて咲く花  溢れる水も 泥濘るむ泥も 混じり合い引き合って 光を渡す  けれどみんな 涸れてゆくのなら そこはふたりが 生きる場処では ないでしょう  わたしにはもう 石畳を踏む跫音さえない  聞こえるのは 笑うような 碧いつぼみ 開いた音  あなたの肩を 抱き掻き抱く この腕は 鞘のない生身の白刃  恋しい人よ その首の根に 刻み込む 傷の痕 蓮華の刺青  たとえ来る世 消えず残っても 思い出さずに 見つけてください わたしを  あなたの上に 頽れ燃える この骨は 埋もれて空を見ぬ茎  愛しい人よ 目覚める間 紅炎の夢を視る 散華の子宮  きっと来る世 出逢えたときには 思い出すでしょう  あなた次はその腕で 殺めてください わたしをALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也夜気を浸す 蓮の池に 月は傾れ 留まる  生まれてきて 今初めて 静寂という 無を知ったの  あなたの首で やさしく舞った この指は 心から生えて咲く花  溢れる水も 泥濘るむ泥も 混じり合い引き合って 光を渡す  けれどみんな 涸れてゆくのなら そこはふたりが 生きる場処では ないでしょう  わたしにはもう 石畳を踏む跫音さえない  聞こえるのは 笑うような 碧いつぼみ 開いた音  あなたの肩を 抱き掻き抱く この腕は 鞘のない生身の白刃  恋しい人よ その首の根に 刻み込む 傷の痕 蓮華の刺青  たとえ来る世 消えず残っても 思い出さずに 見つけてください わたしを  あなたの上に 頽れ燃える この骨は 埋もれて空を見ぬ茎  愛しい人よ 目覚める間 紅炎の夢を視る 散華の子宮  きっと来る世 出逢えたときには 思い出すでしょう  あなた次はその腕で 殺めてください わたしを
恋愛分子ガストロノミー初めて口にするのよ 目の前 饗されてくキミ カトラリィ必要ない 触手を伸ばす  まなざし煮詰めて ヒトミ融ろけそう  充分まだ熱いうち 瞬間に凍らせ閉じ込め 絶頂の絶品なる 心臓(ハート)のエキス  白衣のドレスを 汚す果汁さえ 芸術的(アーティスティック)だわ  盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学(ガストロノミー) 学べお食べ 閉ざされた厨房から 追求しましょう 二度と並べられぬメニューを  ふたりは分離されつつ 混ぜ合う組み替えられて 斬新かつ伝統的 秘蔵のレシピ  食物連鎖で つながりあうほど 優しき捕食  召しませエスプーマ 泡のようなアムールを 美味しい化学(ケミストリー) 炙りだして たった一匙 真実 呑み込みたいのよ この身甘く果てる時まで  盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学 学べお食べ 閉ざされた厨房から 解明しましょう 二度と並べられぬ刹那をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也初めて口にするのよ 目の前 饗されてくキミ カトラリィ必要ない 触手を伸ばす  まなざし煮詰めて ヒトミ融ろけそう  充分まだ熱いうち 瞬間に凍らせ閉じ込め 絶頂の絶品なる 心臓(ハート)のエキス  白衣のドレスを 汚す果汁さえ 芸術的(アーティスティック)だわ  盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学(ガストロノミー) 学べお食べ 閉ざされた厨房から 追求しましょう 二度と並べられぬメニューを  ふたりは分離されつつ 混ぜ合う組み替えられて 斬新かつ伝統的 秘蔵のレシピ  食物連鎖で つながりあうほど 優しき捕食  召しませエスプーマ 泡のようなアムールを 美味しい化学(ケミストリー) 炙りだして たった一匙 真実 呑み込みたいのよ この身甘く果てる時まで  盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学 学べお食べ 閉ざされた厨房から 解明しましょう 二度と並べられぬ刹那を
RED WALTZ蘭の華を愛でるように あなたの舌が 呼びつづけた私の 名前は 偽りだったの  暗躍する影に 心を売った女 どんな命も草花のように 散らす冷たい指を持つの  たったひとつ 怖いものがある この手を狂わせるは 恋 胸元 隠した毒 また一夜 躊躇わせ  何故あなたは 疑いもしない 優しい眼差しなの だめ これ以上見つめないで 抱きしめて ただふたり踊りましょう 私が黒い手套 静かに外すまで  汚れたこの街で 唯一美しい夜明け 輝くひかり受けて 生まれ変われたらいいのに  激動の時代は 人々の人生を 巻き込んでゆく 軋む歯車 止める事などできないのよ  もうひとつも 怖いものはない この手が揺らぐのなら恋 恋した それが証し 靴元へ 落ちる小壜(びん)  もし平和という世の中なら 幸せ 巡らせてく愛 愛するだけの為に 生きられた でも此処で踊りましょう けして終わることない 最後のワルツを  いまあなたが 私の手を取り 指へと 嵌めるものは 赤 真っ赤な 朝焼けと同じ色の指輪なの?  ああどうして 気づいていたでしょ 強くて いけない人 だめ これ以上動けないわ 抱きとめて あと少し この瞳が あなたを映したまま 静かに閉じるまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也蘭の華を愛でるように あなたの舌が 呼びつづけた私の 名前は 偽りだったの  暗躍する影に 心を売った女 どんな命も草花のように 散らす冷たい指を持つの  たったひとつ 怖いものがある この手を狂わせるは 恋 胸元 隠した毒 また一夜 躊躇わせ  何故あなたは 疑いもしない 優しい眼差しなの だめ これ以上見つめないで 抱きしめて ただふたり踊りましょう 私が黒い手套 静かに外すまで  汚れたこの街で 唯一美しい夜明け 輝くひかり受けて 生まれ変われたらいいのに  激動の時代は 人々の人生を 巻き込んでゆく 軋む歯車 止める事などできないのよ  もうひとつも 怖いものはない この手が揺らぐのなら恋 恋した それが証し 靴元へ 落ちる小壜(びん)  もし平和という世の中なら 幸せ 巡らせてく愛 愛するだけの為に 生きられた でも此処で踊りましょう けして終わることない 最後のワルツを  いまあなたが 私の手を取り 指へと 嵌めるものは 赤 真っ赤な 朝焼けと同じ色の指輪なの?  ああどうして 気づいていたでしょ 強くて いけない人 だめ これ以上動けないわ 抱きとめて あと少し この瞳が あなたを映したまま 静かに閉じるまで
令和燦々賛歌季節 巡りゆく 令月 冴えて 和み風 木々揺らし 紅白の梅(はな) 匂う  麗し時代は馬車に乗り 夜明けを駆け抜けやって来た 天馬のたてがみ羽根飾り 空の彼方には 虹の橋が掛かる  期待と希望乗せて 渡して行きましょ 後戻りは Non!Non!  時に 招かざる 客も 来たり 失敗も あるけれど おもてなし 得意技  爺さま婆さまお大事に 子供は元気に育てます 上級下級は富でなく 真心の量で 決めていただきたい  同じではないみんな 喧嘩もするけど ご批判より Oui!Oui!  あなたが わたしが 生まれたこの場所 愛していくのは 素敵なことじゃない?  健やかなる日も病める日も まだまだ続くよどこまでも だけども己の行く道は いつでも自分で 決めていいのだから  そうよそれが本当の 豊かな理由で 幸せの証し  いつか今を 恋々ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也AKIRA SAITO季節 巡りゆく 令月 冴えて 和み風 木々揺らし 紅白の梅(はな) 匂う  麗し時代は馬車に乗り 夜明けを駆け抜けやって来た 天馬のたてがみ羽根飾り 空の彼方には 虹の橋が掛かる  期待と希望乗せて 渡して行きましょ 後戻りは Non!Non!  時に 招かざる 客も 来たり 失敗も あるけれど おもてなし 得意技  爺さま婆さまお大事に 子供は元気に育てます 上級下級は富でなく 真心の量で 決めていただきたい  同じではないみんな 喧嘩もするけど ご批判より Oui!Oui!  あなたが わたしが 生まれたこの場所 愛していくのは 素敵なことじゃない?  健やかなる日も病める日も まだまだ続くよどこまでも だけども己の行く道は いつでも自分で 決めていいのだから  そうよそれが本当の 豊かな理由で 幸せの証し  いつか今を 恋々
令嬢薔薇図鑑召シマセ 艶薔薇 ヨリドリミドリ イロトリドリニ  わたしたちを束ねて 絹のリボン結けば 着飾ったドレスも霞むわ  紳士の腕のなかで うっとりと開くのよ どんな甘い恋さえ敵わない  楽園のイヴも 太古の女王も 眠る姫君も皆 わたしを愛したの  馨しく交歓しましょう 仄かに染まる指は舞って花びら たおやかに包んだ夢は いつか溢れる蜜のように 黄金に満ちる  世界は美しい  画家たちは競うように この姿を描いた 文士たちは言葉に留めた  歴史浸す悲劇や 戦場の荒れ野にも 静かにわたしたちは薫る  甲冑の少女も 非道の悪女も 乞食の娘も皆 わたしを抱きしめた  触れあって交感しましょう 哀しみ恐れ祈り すべて分け合い 熟みながら真っ赤な棘は 傷つく胸を塞ぐために 巻き付いてゆく  契りの一刺しを  召シマセ 艶薔薇 ヨリドリミドリ イロトリドリニ  馨しく交歓しましょう 緑の茵 月の侍る揺りかご やわらかに夢を喰むのは 厳かに血の通う蔦と天鵞絨の舌  秘めやかに交配しましょう あなたは生まれ変わる 新種の薔薇に 愛惜しく種を蒔きましょう どんな時代(とき)でも わたしたちが咲き添う限り  世界は美しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也召シマセ 艶薔薇 ヨリドリミドリ イロトリドリニ  わたしたちを束ねて 絹のリボン結けば 着飾ったドレスも霞むわ  紳士の腕のなかで うっとりと開くのよ どんな甘い恋さえ敵わない  楽園のイヴも 太古の女王も 眠る姫君も皆 わたしを愛したの  馨しく交歓しましょう 仄かに染まる指は舞って花びら たおやかに包んだ夢は いつか溢れる蜜のように 黄金に満ちる  世界は美しい  画家たちは競うように この姿を描いた 文士たちは言葉に留めた  歴史浸す悲劇や 戦場の荒れ野にも 静かにわたしたちは薫る  甲冑の少女も 非道の悪女も 乞食の娘も皆 わたしを抱きしめた  触れあって交感しましょう 哀しみ恐れ祈り すべて分け合い 熟みながら真っ赤な棘は 傷つく胸を塞ぐために 巻き付いてゆく  契りの一刺しを  召シマセ 艶薔薇 ヨリドリミドリ イロトリドリニ  馨しく交歓しましょう 緑の茵 月の侍る揺りかご やわらかに夢を喰むのは 厳かに血の通う蔦と天鵞絨の舌  秘めやかに交配しましょう あなたは生まれ変わる 新種の薔薇に 愛惜しく種を蒔きましょう どんな時代(とき)でも わたしたちが咲き添う限り  世界は美しい
輪廻闇妖散華風が散らばる 雲が裂かれる 月は欠けもせず 神獣鏡 宿す闇  君謡う声音へと 女人が舞い降りて 羽衣脱ぎ捨てて沐浴す 滴弾くは白尾 花を食らうは牙 妖の影 日蓋に映らんか  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  この世とあの世を行き交う吾等に 安息の地はなくも  刻が重なる 空(くう)が罅入る 城に灯なく 天守閣 棲まう夜  君が吹く笛の音に 鬼が来たりて哭く 草陰に満つる黒い涙 怪異なる容(かんばせ)に 夢の香の名残を 覚えるだろう その手は触れもせず  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  私はいつも此処で 此処で死す 君の目の前で たとえいくど命を 得たとても 君のそばで死す  この世とあの世を行き交う吾等に 安棲の地はなくもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也風が散らばる 雲が裂かれる 月は欠けもせず 神獣鏡 宿す闇  君謡う声音へと 女人が舞い降りて 羽衣脱ぎ捨てて沐浴す 滴弾くは白尾 花を食らうは牙 妖の影 日蓋に映らんか  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  この世とあの世を行き交う吾等に 安息の地はなくも  刻が重なる 空(くう)が罅入る 城に灯なく 天守閣 棲まう夜  君が吹く笛の音に 鬼が来たりて哭く 草陰に満つる黒い涙 怪異なる容(かんばせ)に 夢の香の名残を 覚えるだろう その手は触れもせず  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  私はいつも此処で 此処で死す 君の目の前で たとえいくど命を 得たとても 君のそばで死す  この世とあの世を行き交う吾等に 安棲の地はなくも
リュウコウセカイ甘いキスでウイルス 華美をまとう生贄(サクリファイス) 屠られ仔羊(ヒツジ)は死を憶えてる  アノ世のハヤリゴトは ジゴクゴクラク問わず 絢爛豪華極彩 永劫  コノ世はハヤリスタリ 目まぐるしく堕落の 虚栄欲望倦怠 発展  瓦礫のランウエイ ギプスで歩いて ガラスの花びら噛み切る口笛 星屑の井戸へと 沈んでく笑顔はキレイ?  君にもっとステキな服を着せてあげるわ さあ過去は脱ぎ捨てて仕立て衣裳(オートクチュール)を 最先端モードショウ色狂いのお針子 仮縫いモデルは壊れたdoll  巡ル流行世界 アタシタチノ夜ハ明ケズ  真の闇は純白 生まれ変わり白蛾(ガ)の群れ 月を吸って街の灯りへ  眠れる少女の悪夢に止まって 歪んだ真珠の卵を産み付け 黒い翅のマツゲそっと 羽ばたかせる 目覚め  あなたもっとステキな夢で痺れさせるわ さあカラダ投げ出して美性感染(ビューティフルパンデミック) 甘いキスでウイルス 華美にまとう犠牲(サクリファイス) 完治の見込みはマイナスのZERO  迫ル流行前線 ケシテ逃ゲラレハシナイ  誰の耳も知らない歌に合わせ踊ろう 脳は薔薇になって散って赤色幻覚(ファンタジー) 逸れないで浪漫(ロマンティック) 飾り傷の過激(ドラスティック) 逆しま天使は死を見つめてる  君にもっとステキな服を着せてあげるわ どんな未来にも染まる花嫁衣裳(ローブドウマリエ)を 時代遅れモードショウ色狂いのお針子 お手本モデルは生きてるdoll  ソシテ不易流行 アタシタチノ夜ハツヅクALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也甘いキスでウイルス 華美をまとう生贄(サクリファイス) 屠られ仔羊(ヒツジ)は死を憶えてる  アノ世のハヤリゴトは ジゴクゴクラク問わず 絢爛豪華極彩 永劫  コノ世はハヤリスタリ 目まぐるしく堕落の 虚栄欲望倦怠 発展  瓦礫のランウエイ ギプスで歩いて ガラスの花びら噛み切る口笛 星屑の井戸へと 沈んでく笑顔はキレイ?  君にもっとステキな服を着せてあげるわ さあ過去は脱ぎ捨てて仕立て衣裳(オートクチュール)を 最先端モードショウ色狂いのお針子 仮縫いモデルは壊れたdoll  巡ル流行世界 アタシタチノ夜ハ明ケズ  真の闇は純白 生まれ変わり白蛾(ガ)の群れ 月を吸って街の灯りへ  眠れる少女の悪夢に止まって 歪んだ真珠の卵を産み付け 黒い翅のマツゲそっと 羽ばたかせる 目覚め  あなたもっとステキな夢で痺れさせるわ さあカラダ投げ出して美性感染(ビューティフルパンデミック) 甘いキスでウイルス 華美にまとう犠牲(サクリファイス) 完治の見込みはマイナスのZERO  迫ル流行前線 ケシテ逃ゲラレハシナイ  誰の耳も知らない歌に合わせ踊ろう 脳は薔薇になって散って赤色幻覚(ファンタジー) 逸れないで浪漫(ロマンティック) 飾り傷の過激(ドラスティック) 逆しま天使は死を見つめてる  君にもっとステキな服を着せてあげるわ どんな未来にも染まる花嫁衣裳(ローブドウマリエ)を 時代遅れモードショウ色狂いのお針子 お手本モデルは生きてるdoll  ソシテ不易流行 アタシタチノ夜ハツヅク
陸と海と空と歩んで行こう 萌える陸の桜咲く大地を 実りの時を繰り返した 神の土地の  どんな日があれど 人々は暮らす 目覚めの朝と 眠れる夜と  誰でも生まれた 場所を愛したい たったひとつの 誇る故郷として  僕は家を出た いつか戻る為 まだ先がある  渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 赤道線を越えなくとも 君が見える  正義を失う 明日なんか無い 昔の人も 信じつづけた  僕らの頭上に 旗を掲げよう 世界にひとつ この国の紋章を  飾り立てはせず 偽りも持たず 現代(いま)の自分へ  翼に乗ろう 藍の空へ 煙る白い雲へ 天の彼方を知らないから 君に会える  道は分かれても 左右は違わぬ 民 共にあれ  歩んで行こう 萌える陸の菊香る大地を 境界線を越えなくとも 君を守る  渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 翼に乗ろう 藍の空へ ああいつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也歩んで行こう 萌える陸の桜咲く大地を 実りの時を繰り返した 神の土地の  どんな日があれど 人々は暮らす 目覚めの朝と 眠れる夜と  誰でも生まれた 場所を愛したい たったひとつの 誇る故郷として  僕は家を出た いつか戻る為 まだ先がある  渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 赤道線を越えなくとも 君が見える  正義を失う 明日なんか無い 昔の人も 信じつづけた  僕らの頭上に 旗を掲げよう 世界にひとつ この国の紋章を  飾り立てはせず 偽りも持たず 現代(いま)の自分へ  翼に乗ろう 藍の空へ 煙る白い雲へ 天の彼方を知らないから 君に会える  道は分かれても 左右は違わぬ 民 共にあれ  歩んで行こう 萌える陸の菊香る大地を 境界線を越えなくとも 君を守る  渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 翼に乗ろう 藍の空へ ああいつまでも
リアル×ファンタジーいくら言葉尽くしても どんな声で叫んでも 人は人の 心の底 映し出せはしない  獣皮(けがわ)に 包まれ 目覚めた 赤子は 野性の眼で笑う 悪夢は僕の揺り篭  夜毎飼い慣らされた 孤独は獣 長い爪を尖らせ 喰い込ませていく おのれの熱く滾る皮膚を抉って  堕天使たちを抱き寄せ サタンと酌み交わすのは memento mori 荊の森 柩を濡らす美酒  僕の指が撫でるのは 獅子(ライオン)王の鬣 瓦礫の城壁 時の遺跡を越え 幾度受けるのだろう 死の接吻を  黒衣の 尼僧が 育てる 薔薇には 秘められた蕊の香り 熟み弾ける疵の棘  薄紅の目蓋閉じ 眠れる君は ひとり白い裸身(からだ)に 月を侍らせて 輝く遠い日々の夢を流離う  神に祈り捧げても 悪魔に縋りついても memento mori 記憶の森 僕は闇の波間  君の胸が囲うのは 人間(ひと)に懐かぬ一角獣(ユニコーン) 角立て つかの間 甘い予知夢を見せ いつか巡り逢おうと 伝えておくれ  この足が踏みつづける どこまでも果てなき道 僕は僕の その彼方を 知ることはできない  現と幻のどちらに いま僕等はいるんだろう 互いの想いが つながった瞬間が 終わりなき物語 Real FantasyALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也いくら言葉尽くしても どんな声で叫んでも 人は人の 心の底 映し出せはしない  獣皮(けがわ)に 包まれ 目覚めた 赤子は 野性の眼で笑う 悪夢は僕の揺り篭  夜毎飼い慣らされた 孤独は獣 長い爪を尖らせ 喰い込ませていく おのれの熱く滾る皮膚を抉って  堕天使たちを抱き寄せ サタンと酌み交わすのは memento mori 荊の森 柩を濡らす美酒  僕の指が撫でるのは 獅子(ライオン)王の鬣 瓦礫の城壁 時の遺跡を越え 幾度受けるのだろう 死の接吻を  黒衣の 尼僧が 育てる 薔薇には 秘められた蕊の香り 熟み弾ける疵の棘  薄紅の目蓋閉じ 眠れる君は ひとり白い裸身(からだ)に 月を侍らせて 輝く遠い日々の夢を流離う  神に祈り捧げても 悪魔に縋りついても memento mori 記憶の森 僕は闇の波間  君の胸が囲うのは 人間(ひと)に懐かぬ一角獣(ユニコーン) 角立て つかの間 甘い予知夢を見せ いつか巡り逢おうと 伝えておくれ  この足が踏みつづける どこまでも果てなき道 僕は僕の その彼方を 知ることはできない  現と幻のどちらに いま僕等はいるんだろう 互いの想いが つながった瞬間が 終わりなき物語 Real Fantasy
亂世エロイカ死ニ急ゲ 生キルナラ 魂ガ司ル 君ガ胸 戦場  荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め  眼蓋を抉じ開け 再び出逢おうが もう同じ夢には 酔えるはずもないだろう? 幾度葬れば気が済もう 累々たる屍を踏み  繋がっているなど 愚かしい錯覚 言葉は嘘をつき 手は汗に解ける 独りでいるほど 漆黒の闇は濁らずに美しや 何を信じずも生きられる うわべの優しさより 剣を見せろ  荒ぶる神の咆哮を 追うその脣 真十鏡磨げど心には 未だ愛の姿なくば 切望するは真実 君が握るまで 正も 悪も 清ら 猥ら 定まりきらぬもの そのすべてを収めよ  足を取る茂み 石に躓けど 君が通った後に 出来るが獣路 ひとりで抱くのは星が散る 剥がれた夜の欠片だろう 誰を待たずとも未来は来る 無意味な寂しさという 盾を外せ  破壊の神の吐息から 人は生まれ落ち 持つは般若か修羅の貌か まだ見えぬ己の影 絶望あれども刹那 君は変わりゆく 奪い 纏う 祈れ 呪え 生きる日々は乱世 受けて立つこそ運命  生キ急ゲ 死ヌタメニ 魂ノ貴サヨ 君ガ胸ハ天守  荒ぶる神の 抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで  荒ぶる神の咆哮を 追えその肉体で 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込めALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也死ニ急ゲ 生キルナラ 魂ガ司ル 君ガ胸 戦場  荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め  眼蓋を抉じ開け 再び出逢おうが もう同じ夢には 酔えるはずもないだろう? 幾度葬れば気が済もう 累々たる屍を踏み  繋がっているなど 愚かしい錯覚 言葉は嘘をつき 手は汗に解ける 独りでいるほど 漆黒の闇は濁らずに美しや 何を信じずも生きられる うわべの優しさより 剣を見せろ  荒ぶる神の咆哮を 追うその脣 真十鏡磨げど心には 未だ愛の姿なくば 切望するは真実 君が握るまで 正も 悪も 清ら 猥ら 定まりきらぬもの そのすべてを収めよ  足を取る茂み 石に躓けど 君が通った後に 出来るが獣路 ひとりで抱くのは星が散る 剥がれた夜の欠片だろう 誰を待たずとも未来は来る 無意味な寂しさという 盾を外せ  破壊の神の吐息から 人は生まれ落ち 持つは般若か修羅の貌か まだ見えぬ己の影 絶望あれども刹那 君は変わりゆく 奪い 纏う 祈れ 呪え 生きる日々は乱世 受けて立つこそ運命  生キ急ゲ 死ヌタメニ 魂ノ貴サヨ 君ガ胸ハ天守  荒ぶる神の 抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで  荒ぶる神の咆哮を 追えその肉体で 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め
裸々イヴ新世紀空を駆ける 自由に優雅に 肩にも心にも少女は翼を持つ 生まれ落ちた世界は美しい 女神さえ支配できない  希望(ゆめ)は暗黒に埋められた星で 見てるだけじゃ輝かず 私のカラダは宇宙船となり 思考の大気を昇って果てそう  平穏に甘んじたら 魂(ハート)がバグ起こす  ねぇあなたのロケットで 軌道修正してくださる? 繋がって確かめ合う 私たちアンドロイドじゃないもの  虹を掛ける 明日へ誰かへ 願えば届くと少しづつ信じてる 進んでゆく世界は果て無い 神にさえ破壊できない  人が抱えた罪もいつか消えて  横たわる夜に曝け出されてく 裸の胸に刺さった 様々な想い 解き放つために この腕をどこに広げればいい  孤独を浮遊しても 迷路から帰れない  さぁあなたもドアを降りて 抱きしめに来ればいいわ 何もかも脱ぎ捨て合う 地上に堕ちてきた天使のように  夢を賭ける 未来へ地球へ 未知なる莟は開かれるため伸びる 失われた楽園を求め もう一度イヴへと目覚めよう  人が忘れた愛も再生して  宇宙(そら)を駆ける 自由に優雅に 脳にも背骨にも少女は翼を持つ 創造する世界は美しい 女神にも模倣できない  虹を掛ける 明日へあなたへ 願えば届くといつまでも信じよう 向かってゆく世界は手強い 神になど任せられない  人が守るべき“時”が訪れる さあ明ける闇に 溺れるヒカリにALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura片倉三起也空を駆ける 自由に優雅に 肩にも心にも少女は翼を持つ 生まれ落ちた世界は美しい 女神さえ支配できない  希望(ゆめ)は暗黒に埋められた星で 見てるだけじゃ輝かず 私のカラダは宇宙船となり 思考の大気を昇って果てそう  平穏に甘んじたら 魂(ハート)がバグ起こす  ねぇあなたのロケットで 軌道修正してくださる? 繋がって確かめ合う 私たちアンドロイドじゃないもの  虹を掛ける 明日へ誰かへ 願えば届くと少しづつ信じてる 進んでゆく世界は果て無い 神にさえ破壊できない  人が抱えた罪もいつか消えて  横たわる夜に曝け出されてく 裸の胸に刺さった 様々な想い 解き放つために この腕をどこに広げればいい  孤独を浮遊しても 迷路から帰れない  さぁあなたもドアを降りて 抱きしめに来ればいいわ 何もかも脱ぎ捨て合う 地上に堕ちてきた天使のように  夢を賭ける 未来へ地球へ 未知なる莟は開かれるため伸びる 失われた楽園を求め もう一度イヴへと目覚めよう  人が忘れた愛も再生して  宇宙(そら)を駆ける 自由に優雅に 脳にも背骨にも少女は翼を持つ 創造する世界は美しい 女神にも模倣できない  虹を掛ける 明日へあなたへ 願えば届くといつまでも信じよう 向かってゆく世界は手強い 神になど任せられない  人が守るべき“時”が訪れる さあ明ける闇に 溺れるヒカリに
L'Amour Looks Something Like YouYou came out of the night, Wearing a mask in white colour. My eyes were shining On the wine, and your aura. All in order, we move into the boudoir, But too soon the morning has resumed.  I'm hanging on the Old Goose Moon. You look like an angel, Sleeping it off at a station. Were you only passing through?  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you.  The thought of you sends me shivery. I'm dressed in lace, sailing down a black reverie. My heart is thrown To the pebbles and the boatmen. All the time I find I'm living in that evening, With that feeling of sticky love inside.  I'm hanging on the Old Goose Moon. You look like an angel, Sleeping it off at a station. Were you only passing through?  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you.  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you. L'amour looks something like you. L'amour looks something like you.ALI PROJECTKate BushKate BushAkira SaitoYou came out of the night, Wearing a mask in white colour. My eyes were shining On the wine, and your aura. All in order, we move into the boudoir, But too soon the morning has resumed.  I'm hanging on the Old Goose Moon. You look like an angel, Sleeping it off at a station. Were you only passing through?  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you.  The thought of you sends me shivery. I'm dressed in lace, sailing down a black reverie. My heart is thrown To the pebbles and the boatmen. All the time I find I'm living in that evening, With that feeling of sticky love inside.  I'm hanging on the Old Goose Moon. You look like an angel, Sleeping it off at a station. Were you only passing through?  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you.  I'm dying for you just to touch me, And feel all the energy rushing right up-a-me. L'amour looks something like you. L'amour looks something like you. L'amour looks something like you.
La verite誰もがひとりじゃ生きられないと言う 誰かといつでもつながっていたいと言う  だけどほんとは違う 自分ごまかす術  テレビは伝える知らなくていいnews ラジオは聴かせる流されてゆくsongs  なにがそんな大事 抱えてるの たくさん  小さな嘘を君がつく 世界が少しひび割れる カラの卵の膜のように 乾いた音が聞こえたって  この瞬間も君が好き あり余ってる時間の中で 僕のただひとつの それが真実だから  他人を愛せない人ねと君は言う それなら自分を愛せてるの君は  いつも斜めばかり 前が見つからない  素直な僕など見せない 弱さで引き合ったなんて思わない 隠してる闇は けして光と交差しない  たぐり寄せるように触れる 愛しい場処を初めて知る 君のただ一度の いまを信じてみて  大きな嘘を誰かつく 世界は傾き揺れても 空は青いと子供は言い そうして回りつづけるんだ  この瞬間も君が好き まだ見ぬ風景の中さえ 僕のただ一度の いまが真実なんだALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也誰もがひとりじゃ生きられないと言う 誰かといつでもつながっていたいと言う  だけどほんとは違う 自分ごまかす術  テレビは伝える知らなくていいnews ラジオは聴かせる流されてゆくsongs  なにがそんな大事 抱えてるの たくさん  小さな嘘を君がつく 世界が少しひび割れる カラの卵の膜のように 乾いた音が聞こえたって  この瞬間も君が好き あり余ってる時間の中で 僕のただひとつの それが真実だから  他人を愛せない人ねと君は言う それなら自分を愛せてるの君は  いつも斜めばかり 前が見つからない  素直な僕など見せない 弱さで引き合ったなんて思わない 隠してる闇は けして光と交差しない  たぐり寄せるように触れる 愛しい場処を初めて知る 君のただ一度の いまを信じてみて  大きな嘘を誰かつく 世界は傾き揺れても 空は青いと子供は言い そうして回りつづけるんだ  この瞬間も君が好き まだ見ぬ風景の中さえ 僕のただ一度の いまが真実なんだ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
La Fee Verte~アブサニストによる音楽的試み夜の腕のなか 溶ける白日夢 玻璃の杯(グラス)には 緑なす幻影  くちびる満つる薫り 舌に授けし甘露 吐息へと絡みつく 翡翠の沼の玉藻  喉を伝う滑らかなる 天鵞絨色の炎 馨しさに爛れ燻る 微醺の刻よ  月の泪受け 睡る草の野に 銀の蜘蛛の糸 白濁の朝靄  存在なきこの身は 琅?の夢獄 酩酊の底から 白々と玉眼を開けて  移いゆく囚われゆく すぐそこにある果てに 指を伸ばす畏れ焦がれ いま密やかに  緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の  くちづけせんと香り 舌に留まる翠露 生と死の狭間には 緑魔の谷の奈落  移いゆく囚われゆく ただここにある果てに 爪先乗せ畏れ焦がれ いま密やかに  緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の  はかなく羽搏く わが魂よALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也夜の腕のなか 溶ける白日夢 玻璃の杯(グラス)には 緑なす幻影  くちびる満つる薫り 舌に授けし甘露 吐息へと絡みつく 翡翠の沼の玉藻  喉を伝う滑らかなる 天鵞絨色の炎 馨しさに爛れ燻る 微醺の刻よ  月の泪受け 睡る草の野に 銀の蜘蛛の糸 白濁の朝靄  存在なきこの身は 琅?の夢獄 酩酊の底から 白々と玉眼を開けて  移いゆく囚われゆく すぐそこにある果てに 指を伸ばす畏れ焦がれ いま密やかに  緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の  くちづけせんと香り 舌に留まる翠露 生と死の狭間には 緑魔の谷の奈落  移いゆく囚われゆく ただここにある果てに 爪先乗せ畏れ焦がれ いま密やかに  緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の  はかなく羽搏く わが魂よ
LabyrinthFlyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Flyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を
LABYRINTHFlyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Flyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を
楽園喪失馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを  剣を清めん 跪き 涙以て  西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを  天は片目を 半ば閉じ 見守った  祈りの歌声 響けよ 楽園に  青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちをALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを  剣を清めん 跪き 涙以て  西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを  天は片目を 半ば閉じ 見守った  祈りの歌声 響けよ 楽園に  青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを
La caleche~春の雪~革張りのシートに 凭れかけ 映した景色は 仄冥い柩の底から 見上げているよう  人の騒めき 木々揺らす風の囁き 蹄の音 すべて消えて この世には 沈黙だけ満ちています  気の遠くなるほどの長い長い道のりを いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  召されゆく定めの 幕間を畏れはしません また永遠を 目覚めて 結ばれしを願えばこそ  絹の手套はずし受ける 窓に踊る わが心の 欠片ような春の雪 幾ひらも握りしめては  気の狂れんばかりの永い永い時の道 一条のひかり辿りつづけて 馬車を牽き走れ走れ 四頭の白馬よ 翼を得る日まで  胸が裂けるほどの悦び哀しみ抱いて いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  馬車を牽き駆けて駆けて 四頭の白馬が 翼を得る日まで  いつか 空は黄金に染まり 天馬たちは飛び立たんALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura革張りのシートに 凭れかけ 映した景色は 仄冥い柩の底から 見上げているよう  人の騒めき 木々揺らす風の囁き 蹄の音 すべて消えて この世には 沈黙だけ満ちています  気の遠くなるほどの長い長い道のりを いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  召されゆく定めの 幕間を畏れはしません また永遠を 目覚めて 結ばれしを願えばこそ  絹の手套はずし受ける 窓に踊る わが心の 欠片ような春の雪 幾ひらも握りしめては  気の狂れんばかりの永い永い時の道 一条のひかり辿りつづけて 馬車を牽き走れ走れ 四頭の白馬よ 翼を得る日まで  胸が裂けるほどの悦び哀しみ抱いて いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  馬車を牽き駆けて駆けて 四頭の白馬が 翼を得る日まで  いつか 空は黄金に染まり 天馬たちは飛び立たん
夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。指を組み踊りましょう 揃いの真白い服は 窓と同じ たそがれ色に染まっています  あれはダフネ薫る春 この“今”は永遠ではなく ふたり分かつ刻は来ると 悟り泣いたのは  ここが黄泉の国ならいい うつろなる蒼き互いの瞳に まだ知らぬ哀しみの代わり 滲ませたい 美しい闇  胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で  靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方  あなたはわたしの死 わたしはあなたの生 それはひとつの生を 死に続けるための  受け継いだものは何 出会えぬ父さまは誰 格子の外 華やぐ声が通り過ぎます  ここは黄泉の地下なのです うつろなる蒼き四っつの瞳は 夜ばかり見つめていたから 一目(ひとつ)に溶けてしまいそう  離れずに巡りましょう 次の世でまた 目覚める一緒に  始めからやり直す 光る朝靄 開かぬ瞼へ  あなたはわたしの目 わたしはあなたの目 それなのになぜ 同じ夢を視られないの  胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で  靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方  わたしはまだ少女 あなたはまだ人形 生も死も同じ舞台の上 グラン・ギニョールALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也指を組み踊りましょう 揃いの真白い服は 窓と同じ たそがれ色に染まっています  あれはダフネ薫る春 この“今”は永遠ではなく ふたり分かつ刻は来ると 悟り泣いたのは  ここが黄泉の国ならいい うつろなる蒼き互いの瞳に まだ知らぬ哀しみの代わり 滲ませたい 美しい闇  胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で  靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方  あなたはわたしの死 わたしはあなたの生 それはひとつの生を 死に続けるための  受け継いだものは何 出会えぬ父さまは誰 格子の外 華やぐ声が通り過ぎます  ここは黄泉の地下なのです うつろなる蒼き四っつの瞳は 夜ばかり見つめていたから 一目(ひとつ)に溶けてしまいそう  離れずに巡りましょう 次の世でまた 目覚める一緒に  始めからやり直す 光る朝靄 開かぬ瞼へ  あなたはわたしの目 わたしはあなたの目 それなのになぜ 同じ夢を視られないの  胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で  靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方  わたしはまだ少女 あなたはまだ人形 生も死も同じ舞台の上 グラン・ギニョール
欲望煙る空 融ける雲 私の目に流れ込む 口移しで奪った恋 唾吐いて捨てようか  朱い月 淡い焔 蝋燭が映した影は 見知らぬ他人(ひと)の眠りにでも 食われちまったかもね  嫌らしいくらい 欲しい欲しいものは 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片  緊縛の結び目は 安手品の様に緩く 辛いのなら逃げたいなら あなたはどこでも行ける  イカレそうなほど 逢いたい逢いたいなんて 一生にどんだけ 思えるものかしら  消えるよりも 憎まれ憎まれよう 綺麗な花より 腐った花を抱こう  ああ本当に 欲しい欲しい人は 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片 絶望の夢の欠片ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也煙る空 融ける雲 私の目に流れ込む 口移しで奪った恋 唾吐いて捨てようか  朱い月 淡い焔 蝋燭が映した影は 見知らぬ他人(ひと)の眠りにでも 食われちまったかもね  嫌らしいくらい 欲しい欲しいものは 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片  緊縛の結び目は 安手品の様に緩く 辛いのなら逃げたいなら あなたはどこでも行ける  イカレそうなほど 逢いたい逢いたいなんて 一生にどんだけ 思えるものかしら  消えるよりも 憎まれ憎まれよう 綺麗な花より 腐った花を抱こう  ああ本当に 欲しい欲しい人は 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片 絶望の夢の欠片
百合の日々は追憶の中に潜み薫る雪花石膏の背骨を軋ませ歩くこの現世は なぜこんなにも醜く穢れに満ちているのでしょうか わたしは今日もひとり 脇目ふらず 繻子の沓 泥塗れようが ただ歩いていたいのに  声をかけるのは誰 肩を掴むのは何 厭わしい者らに湛えた 微笑は蒼白の蝶 日常に舞う死  今はどこにいるの わたしの愛しい 妹たち お姉さま 頽れる夜に問う  かつて麗しの森 同じひとつの茎に 連なり咲いたわたしたちは ああ美しい白百合 月光の愛人  忘れぬ 薫りを 風間に 放って  しずかに声 合わせましょう 烟る靄は 震える 共に謳い 夢を交わし 甘い眠り 分けあい たとえ時を隔てたとて つながる 指先 銀の糸  ひろげた胸 重ねましょう 濡れそぼって 零れて 金華の珠 月花の種 また互いを身ごもる けして人が持てなかった 愛という美学は ここに在る  鳩血紅色の心臓潤ませ視るこの現実は なぜこんなにも乾いた哀しみが溢れるのでしょうか わたしたちはひとりも 朽ちはしない 白百合の記憶を抱いて ただ歩いていくでしょう 息絶えぬようにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也雪花石膏の背骨を軋ませ歩くこの現世は なぜこんなにも醜く穢れに満ちているのでしょうか わたしは今日もひとり 脇目ふらず 繻子の沓 泥塗れようが ただ歩いていたいのに  声をかけるのは誰 肩を掴むのは何 厭わしい者らに湛えた 微笑は蒼白の蝶 日常に舞う死  今はどこにいるの わたしの愛しい 妹たち お姉さま 頽れる夜に問う  かつて麗しの森 同じひとつの茎に 連なり咲いたわたしたちは ああ美しい白百合 月光の愛人  忘れぬ 薫りを 風間に 放って  しずかに声 合わせましょう 烟る靄は 震える 共に謳い 夢を交わし 甘い眠り 分けあい たとえ時を隔てたとて つながる 指先 銀の糸  ひろげた胸 重ねましょう 濡れそぼって 零れて 金華の珠 月花の種 また互いを身ごもる けして人が持てなかった 愛という美学は ここに在る  鳩血紅色の心臓潤ませ視るこの現実は なぜこんなにも乾いた哀しみが溢れるのでしょうか わたしたちはひとりも 朽ちはしない 白百合の記憶を抱いて ただ歩いていくでしょう 息絶えぬように
百合と夜鶯月に羽根を染めた 夜鶯が舞い降り 馨しき憂いの百合へと 問いかける  何故あなたは 夜毎 花を濡らして 美しい宵を ただ泣いて過ごすの?  それは恋しい人が 娘を抱くから  やさしく触れた指が 忘れられずに 枯れるだけのこの身が 哀れで悲しい あの人の胸のなか 香れるならば 一夜の命も惜しまぬのに  百合は答えあまく慄える  森の苔の褥 彷徨うのは娘 葉末の間から 夜鶯は訊ねる  何故あなたは ひとり暗い小径を 茨に血を流し 迷い込んだの?  それは恋しい人が 去って行ったから  移ろい変わるものは 時だけじゃなく 人の愛と心と 知ってしまったの 愛しい腕のなかに 戻れぬならば もう夢の欠片も見えぬでしょう  長い髪に 薄闇が散る  やがて娘は 朽ちた百合の根元に 倒れてその目蓋を 閉じて動かない 乱れるように開く 花の底から 黄金の花粉が降り注ぐ  移ろい揺らぐものが 儚いのなら 清らかなまま昇る 魂はどこへ 白い墓標の上で 囀る夜鶯は 天使の翼に憧れて  一晩中 羽搏きましたALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月に羽根を染めた 夜鶯が舞い降り 馨しき憂いの百合へと 問いかける  何故あなたは 夜毎 花を濡らして 美しい宵を ただ泣いて過ごすの?  それは恋しい人が 娘を抱くから  やさしく触れた指が 忘れられずに 枯れるだけのこの身が 哀れで悲しい あの人の胸のなか 香れるならば 一夜の命も惜しまぬのに  百合は答えあまく慄える  森の苔の褥 彷徨うのは娘 葉末の間から 夜鶯は訊ねる  何故あなたは ひとり暗い小径を 茨に血を流し 迷い込んだの?  それは恋しい人が 去って行ったから  移ろい変わるものは 時だけじゃなく 人の愛と心と 知ってしまったの 愛しい腕のなかに 戻れぬならば もう夢の欠片も見えぬでしょう  長い髪に 薄闇が散る  やがて娘は 朽ちた百合の根元に 倒れてその目蓋を 閉じて動かない 乱れるように開く 花の底から 黄金の花粉が降り注ぐ  移ろい揺らぐものが 儚いのなら 清らかなまま昇る 魂はどこへ 白い墓標の上で 囀る夜鶯は 天使の翼に憧れて  一晩中 羽搏きました
夢のあとに apres un reveしずかな夜に 眠りかけるのを そっと揺り起こす 月の指先よ  失くしたはずの ぬくもり 思い出すようで  おやすみ おやすみ もう おやすみ 胸の欠片(かけら) 明日は 明日は やさしいから  夢のどこかで 出会いし人の その移り香を いつまでもさがすよ  真白い百合が 似合うでしょう 恋の枢には  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから  ほのかに青く 刻は降りつもる 草に埋もれし 日時計の上にも  きれいな影絵が 窓で 手招きをしても  お眠り お眠り もう お眠り 胸の欠片 二度と 二度と 目覚めぬよう  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也しずかな夜に 眠りかけるのを そっと揺り起こす 月の指先よ  失くしたはずの ぬくもり 思い出すようで  おやすみ おやすみ もう おやすみ 胸の欠片(かけら) 明日は 明日は やさしいから  夢のどこかで 出会いし人の その移り香を いつまでもさがすよ  真白い百合が 似合うでしょう 恋の枢には  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから  ほのかに青く 刻は降りつもる 草に埋もれし 日時計の上にも  きれいな影絵が 窓で 手招きをしても  お眠り お眠り もう お眠り 胸の欠片 二度と 二度と 目覚めぬよう  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから
雪のひとひらあなたのくちびる そっと触れて ひとひらの雪が 溶けたなら どうか私と思ってほしい  目を閉じれば 微笑っている あなただけが 浮かんでくるなんて  粉雪舞う夜は もう 踊れないの すぐに消えてしまう 夢でいいから 一目逢いたい  あなたと選んだ 白い服 冷たく私に まといつき 冬の風に 生きられぬ蝶  あやまちなど もう忘れましょう 窓の外は 美しい夜だから  星降るあのイヴは 二度と戻らないの 天使の翼さえ 矢のように堕ち 傷つけてゆく  粉雪舞う夜は ひとりぼっちで 迷子になりそうなの 静かに目をとじて 眠るあなたに 届くでしょうか  雪のひとひらの囁きがALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAあなたのくちびる そっと触れて ひとひらの雪が 溶けたなら どうか私と思ってほしい  目を閉じれば 微笑っている あなただけが 浮かんでくるなんて  粉雪舞う夜は もう 踊れないの すぐに消えてしまう 夢でいいから 一目逢いたい  あなたと選んだ 白い服 冷たく私に まといつき 冬の風に 生きられぬ蝶  あやまちなど もう忘れましょう 窓の外は 美しい夜だから  星降るあのイヴは 二度と戻らないの 天使の翼さえ 矢のように堕ち 傷つけてゆく  粉雪舞う夜は ひとりぼっちで 迷子になりそうなの 静かに目をとじて 眠るあなたに 届くでしょうか  雪のひとひらの囁きが
雪ノ女粉雪を凍らせようか 地に舞う前に 吐く息ひとつで  つららと見紛う 氷の匕首  雲が裂けるたびに 月も刃を見せよう  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 静かに空は澄みゆき 溶けるだろう  向き合う心は所詮 氷の鏡 亀裂を留めて  もはやその姿 映しはせぬまま  血の通った首に ただ焦がれ続けた  刺し違えるなら 交わした契り なお近し肌に 愛より深く 怨みを埋めてゆけども 冷たい涙に戻り 跡形無く  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 遙かに空は澄みゆき 雪崩るだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也粉雪を凍らせようか 地に舞う前に 吐く息ひとつで  つららと見紛う 氷の匕首  雲が裂けるたびに 月も刃を見せよう  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 静かに空は澄みゆき 溶けるだろう  向き合う心は所詮 氷の鏡 亀裂を留めて  もはやその姿 映しはせぬまま  血の通った首に ただ焦がれ続けた  刺し違えるなら 交わした契り なお近し肌に 愛より深く 怨みを埋めてゆけども 冷たい涙に戻り 跡形無く  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 遙かに空は澄みゆき 雪崩るだろう
遊月恋歌あなたが寝ていた場所に 月の光が 堕ちる  残った夜をわたしは 哀しむために 生きる  さなぎのまま 眠った蝶みたい この想いは 翔び立つ明日を持たずに  果敢ない約束は いらないから そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 夢の数々が ああせめてやさしく 訪れるよう願って  降りつもった雪深く 埋もれて春を 待つの  冷たくなったわたしを 抱いてあなたは 泣くの  枝を鳴らす 激しい木枯らしよ 恋の炎 凍らせ 粉々にして  きれいな思い出を あげたいのに 我が侭なわたしを許して あなたを包み込む 愛の衣衣を 重ねて いつまでも ほどけないのよ この手を  儚い幸せが 消えぬうちに そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 時の移ろいが ああどうか 矢となって 過ぎ去るように祈るのALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura斉藤暁あなたが寝ていた場所に 月の光が 堕ちる  残った夜をわたしは 哀しむために 生きる  さなぎのまま 眠った蝶みたい この想いは 翔び立つ明日を持たずに  果敢ない約束は いらないから そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 夢の数々が ああせめてやさしく 訪れるよう願って  降りつもった雪深く 埋もれて春を 待つの  冷たくなったわたしを 抱いてあなたは 泣くの  枝を鳴らす 激しい木枯らしよ 恋の炎 凍らせ 粉々にして  きれいな思い出を あげたいのに 我が侭なわたしを許して あなたを包み込む 愛の衣衣を 重ねて いつまでも ほどけないのよ この手を  儚い幸せが 消えぬうちに そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 時の移ろいが ああどうか 矢となって 過ぎ去るように祈るの
勇侠青春謳PLATINA LYLIC行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 幽囚の孤獨に 彷徨う青春は 弱さと怒りが姿無き敵ですか 父よ 未だ我は 己を知りがたし  先立つ兄らの 見えない背中を追えば 迷いの一夜に明星は誘う  死して終わらぬ 夢を焦がれども 確かな君こそ我が命  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 咲き添うまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ けして我は 涙を見せねども 足下の草に露は消えもせで  生まれた意義なら やがて知る時が来よう このいま せめての義旗 血汐に浸し  ただ君を愛し 胸に刻んだ 刺青(しせい)のような傷を抱いて  行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 勇侠の士となり 戦う青春は 仄蒼きほどに愚かなものでしょうか 父よ 未だ我は 愛ひとつ護れず 仮初めのこの世の真はいづこ  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 舞い散るまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ いつか我を 授かりし誉れと  生けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方はまほろば 高潔の志のもと 戦う青春は 果敢なき時代(とき)ゆえ美しきものとあれ 父よ いつか我は 己に打ち克たん 尊びのこの世の誠はそこにPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 幽囚の孤獨に 彷徨う青春は 弱さと怒りが姿無き敵ですか 父よ 未だ我は 己を知りがたし  先立つ兄らの 見えない背中を追えば 迷いの一夜に明星は誘う  死して終わらぬ 夢を焦がれども 確かな君こそ我が命  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 咲き添うまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ けして我は 涙を見せねども 足下の草に露は消えもせで  生まれた意義なら やがて知る時が来よう このいま せめての義旗 血汐に浸し  ただ君を愛し 胸に刻んだ 刺青(しせい)のような傷を抱いて  行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 勇侠の士となり 戦う青春は 仄蒼きほどに愚かなものでしょうか 父よ 未だ我は 愛ひとつ護れず 仮初めのこの世の真はいづこ  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 舞い散るまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ いつか我を 授かりし誉れと  生けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方はまほろば 高潔の志のもと 戦う青春は 果敢なき時代(とき)ゆえ美しきものとあれ 父よ いつか我は 己に打ち克たん 尊びのこの世の誠はそこに
病める薔薇(そうび)廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます  あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた  やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中  いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い  忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く  やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中  いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る  甘く甘く 哀しみを 彩るためALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます  あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた  やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中  いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い  忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く  やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中  いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る  甘く甘く 哀しみを 彩るため
闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める  月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか  もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら  よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに  なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ  見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか  いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める  月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか  もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら  よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに  なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ  見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか  いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむ
ヤマトイズム頭を上げ 振り返るな 歩む後に 道はできる 大和の血を受け継ぐ者 御空に舞う孤高の鷲 遙かなりし誰(た)が魂か  瞼に受ける旭日 無数に散った粒子は われわれの奥底 寝静まった記憶の 水面を割る 強く優しく  果てなる遠き過去から 一歩また一歩進んで 向かいつづけてきた かの場処にあるのは けして暗い闇ではなく とこしえの 輝く源  刮目せよ 光宿す その眼に 映るものは この世のあらゆる 苦しみ悲しみ そして優るよろこび  頭を垂れ 祈り捧ぐ 導かれた 時の中の 一人として 生を享けた 真の意味を教えたまえ 勇猛なるわが祖先(ちちうえ)よ  時代(とき)の流れは激しく またたおやかに行き過ぎ 黒漆の箱へ 仕舞われた歴史は 未来(あす)の姿映すだろうか  夜の静寂に眠れる 幼子たちの見る夢 まるく握りしめた 小さな掌に 包まれた見えない種が いつの日にか花咲くように  瞠目せし おのが力 この躰に 秘めたるのは 未知なる力と 限りない叡智と そして愛する念い  頭を上げ 振り返るな 歩む後に 道はできる 大和の血を受け継ぐ者 御空に舞う孤高の鷲 遙かなりし人の御霊か  -------------  刮目せよ 閃光曳く その眼は すべてを射る 炎にくぐらせ 打たれた鋼の 煌めく刀のように  頭を垂れ 祈り捧ぐ 導かれた 時の中で 日出づる国 生を享けた 真の意味をいつか知ろう 勇猛なる先人たちよ  母なる大地 われらが祖国ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也頭を上げ 振り返るな 歩む後に 道はできる 大和の血を受け継ぐ者 御空に舞う孤高の鷲 遙かなりし誰(た)が魂か  瞼に受ける旭日 無数に散った粒子は われわれの奥底 寝静まった記憶の 水面を割る 強く優しく  果てなる遠き過去から 一歩また一歩進んで 向かいつづけてきた かの場処にあるのは けして暗い闇ではなく とこしえの 輝く源  刮目せよ 光宿す その眼に 映るものは この世のあらゆる 苦しみ悲しみ そして優るよろこび  頭を垂れ 祈り捧ぐ 導かれた 時の中の 一人として 生を享けた 真の意味を教えたまえ 勇猛なるわが祖先(ちちうえ)よ  時代(とき)の流れは激しく またたおやかに行き過ぎ 黒漆の箱へ 仕舞われた歴史は 未来(あす)の姿映すだろうか  夜の静寂に眠れる 幼子たちの見る夢 まるく握りしめた 小さな掌に 包まれた見えない種が いつの日にか花咲くように  瞠目せし おのが力 この躰に 秘めたるのは 未知なる力と 限りない叡智と そして愛する念い  頭を上げ 振り返るな 歩む後に 道はできる 大和の血を受け継ぐ者 御空に舞う孤高の鷲 遙かなりし人の御霊か  -------------  刮目せよ 閃光曳く その眼は すべてを射る 炎にくぐらせ 打たれた鋼の 煌めく刀のように  頭を垂れ 祈り捧ぐ 導かれた 時の中で 日出づる国 生を享けた 真の意味をいつか知ろう 勇猛なる先人たちよ  母なる大地 われらが祖国
野性双生児赤い満月割る 高い絶壁の淵 墜ちる 私は誰 吠える狼の声  総毛立つ 身も心も  生きることを怯え 生まれ変わり損ねて すでに行き場はなく 檻の向こうはどっち  愛される 獲物のように  闇を飼うその爪で 骨までも組み敷かれ 歓喜を歌うまで  彼の名はHYDE 怒りより強く 私を捕らえて 与える 力を  一人には返れない なぜ声が上げられない こんな苦しいのに  撓る苔(しもと)の刺 舐める傷口苦く 熔ける血濡れた牙 絶望喰むは本能  赦されぬ 罪人のように  恐れなど失って 零される涙だけ 口にして生きよう  彼の名はJEKYLL 祈りより深く 私を包んで 教える 弱さを  二人には戻れない なぜ声が上げられない こんな悲しいのに  彼の名はHYDE 誰より美しい そして名をJEKYLL 何より愛おしい  どちらも私の 中に居る私 鍵のない檻の 鎖に繋がる  もう一人に返れない もうどこにも本当の 私はいないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也赤い満月割る 高い絶壁の淵 墜ちる 私は誰 吠える狼の声  総毛立つ 身も心も  生きることを怯え 生まれ変わり損ねて すでに行き場はなく 檻の向こうはどっち  愛される 獲物のように  闇を飼うその爪で 骨までも組み敷かれ 歓喜を歌うまで  彼の名はHYDE 怒りより強く 私を捕らえて 与える 力を  一人には返れない なぜ声が上げられない こんな苦しいのに  撓る苔(しもと)の刺 舐める傷口苦く 熔ける血濡れた牙 絶望喰むは本能  赦されぬ 罪人のように  恐れなど失って 零される涙だけ 口にして生きよう  彼の名はJEKYLL 祈りより深く 私を包んで 教える 弱さを  二人には戻れない なぜ声が上げられない こんな悲しいのに  彼の名はHYDE 誰より美しい そして名をJEKYLL 何より愛おしい  どちらも私の 中に居る私 鍵のない檻の 鎖に繋がる  もう一人に返れない もうどこにも本当の 私はいない
森の祭典青い月の下で眠りましょ? 悲しいお伽話の続き? もう聞きたくはなかったのに? 長い髪を梳かし微笑んだ 緑魔の女が歌い出した 精霊のレクイエム それが始まり  森の中にお城を見つける すぐに駆け出したの でもそれは大きな樹が見せた幻 霞の中歌う薔薇の園? 何もかもまやかしの姿を見せる 今こそ逢魔ケ刻? 臆病なの 全ては闇の中  裸足のまま土を歩いた後から 名もない虫たちが付いてくるの 言葉を持たない蛹の誘惑 いつの間にか魅入られて動けない  ここからは二度と抜け出せはしない めくるめく世界 銀の翅が飛び交う 祭壇の上の 迷える仔羊 暗闇の中に 全てが現れるの  爪さえ青く染めてしまえば つま先のままで立って踊る 彼の唇の甘さだけ 蝙蝠たちの扇の陰で 見つめ合う直立の不動で アンバランスなコントラスト 捕まえたら全てを受け入れる  逆立ちする小人やさしい目の魔物? 花の実は呟き水は叫ぶ? 慄える体をどうか抱きしめて いつの間にか何もかもが真実  ここから二度とはもう抜け出せない 何もかも忘れ 羽を持って生きるの 祭壇の上の 哀れなる少女よ 怯える体に 笑い声が響くの  森の底で夜が更けるわALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也青い月の下で眠りましょ? 悲しいお伽話の続き? もう聞きたくはなかったのに? 長い髪を梳かし微笑んだ 緑魔の女が歌い出した 精霊のレクイエム それが始まり  森の中にお城を見つける すぐに駆け出したの でもそれは大きな樹が見せた幻 霞の中歌う薔薇の園? 何もかもまやかしの姿を見せる 今こそ逢魔ケ刻? 臆病なの 全ては闇の中  裸足のまま土を歩いた後から 名もない虫たちが付いてくるの 言葉を持たない蛹の誘惑 いつの間にか魅入られて動けない  ここからは二度と抜け出せはしない めくるめく世界 銀の翅が飛び交う 祭壇の上の 迷える仔羊 暗闇の中に 全てが現れるの  爪さえ青く染めてしまえば つま先のままで立って踊る 彼の唇の甘さだけ 蝙蝠たちの扇の陰で 見つめ合う直立の不動で アンバランスなコントラスト 捕まえたら全てを受け入れる  逆立ちする小人やさしい目の魔物? 花の実は呟き水は叫ぶ? 慄える体をどうか抱きしめて いつの間にか何もかもが真実  ここから二度とはもう抜け出せない 何もかも忘れ 羽を持って生きるの 祭壇の上の 哀れなる少女よ 怯える体に 笑い声が響くの  森の底で夜が更けるわ
桃色天国ついばむチェリー 甘いためいきで なにもかも くるんでキャンディー  つぶれたパイ シナモンの舌で うたってよ 気楽なラブソング  むずかしいことはもう抜きにして ほら今日だけは スウィーツ食べて過ごせばいいじゃない  ロココな空 ヴァニラな雲 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly 世界を造るのは 天才パティシェたち  泡立てましょ ながれるクリィム あら二人は 溶けてメランジェ  焼けたハアト そっとカラメリゼ いつまでも こうしてたい  悲しいことは忘れていい ねえ今夜だけは ハニーを舐めて夢見ていいじゃない  ショコラな夜 ドラジェの星 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を創るのは 名もなき恋人たち  不仕合わせだと感じたら ほらすべて投げだし お菓子を食べて生きればいいじゃない  ロココな空 シフォンな虹 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly もぐってミルフィーユ  ショコラな夜 ピーチな月 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を味わえる 名もなきわたしたちALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久ついばむチェリー 甘いためいきで なにもかも くるんでキャンディー  つぶれたパイ シナモンの舌で うたってよ 気楽なラブソング  むずかしいことはもう抜きにして ほら今日だけは スウィーツ食べて過ごせばいいじゃない  ロココな空 ヴァニラな雲 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly 世界を造るのは 天才パティシェたち  泡立てましょ ながれるクリィム あら二人は 溶けてメランジェ  焼けたハアト そっとカラメリゼ いつまでも こうしてたい  悲しいことは忘れていい ねえ今夜だけは ハニーを舐めて夢見ていいじゃない  ショコラな夜 ドラジェの星 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を創るのは 名もなき恋人たち  不仕合わせだと感じたら ほらすべて投げだし お菓子を食べて生きればいいじゃない  ロココな空 シフォンな虹 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly もぐってミルフィーユ  ショコラな夜 ピーチな月 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を味わえる 名もなきわたしたち
黙示録前戯白濁の闇を裂き 極彩に濡れる私の傷を 抉るとき君の指は ぬくもりの冷たさを知るだろう  泥のなかに咲いた花を 踏む足跡にさえも 縋りつきたいくらい 寂しい心 わかる?  太陽の揺籠は 私たちの目を眩ませつづけ 破れそうな月光(つき)の皮膜(まく)に 籠もることを安らぎとしたけど  火炙りの炎が常に 皮膚の上で踊っている 生まれただけで罪を負ったように  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を 愚かだと云って嗤って欲しいの 畏れなど何もない メシアの王のように  溺れてゆく手首を掴んで 唱えて 悔い改めよと  皹割れた鏡ほど 多くの燦めき鏤め纏う 真実の醜さは もう暴かれる前にわかってる  なのに恋というものだけは 真っ直ぐ届けたいと願うけど 純粋なのは奈落向かう方よ  さあ声を出して絶叫すればいいわ その瞬間に世界が 終わってくかのように 綺麗だと云って最後だと伝えて 崩れ落ちる私を 君の肉体(み)で葬って  ふたりの死に舞い散る 天使の翼の灰いろの骨  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を さあ声を上げて絶叫すればいいわ この瞬間に世界が 再生されてくように  沈んでゆく足首掴んで 教えて 光を見よとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也白濁の闇を裂き 極彩に濡れる私の傷を 抉るとき君の指は ぬくもりの冷たさを知るだろう  泥のなかに咲いた花を 踏む足跡にさえも 縋りつきたいくらい 寂しい心 わかる?  太陽の揺籠は 私たちの目を眩ませつづけ 破れそうな月光(つき)の皮膜(まく)に 籠もることを安らぎとしたけど  火炙りの炎が常に 皮膚の上で踊っている 生まれただけで罪を負ったように  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を 愚かだと云って嗤って欲しいの 畏れなど何もない メシアの王のように  溺れてゆく手首を掴んで 唱えて 悔い改めよと  皹割れた鏡ほど 多くの燦めき鏤め纏う 真実の醜さは もう暴かれる前にわかってる  なのに恋というものだけは 真っ直ぐ届けたいと願うけど 純粋なのは奈落向かう方よ  さあ声を出して絶叫すればいいわ その瞬間に世界が 終わってくかのように 綺麗だと云って最後だと伝えて 崩れ落ちる私を 君の肉体(み)で葬って  ふたりの死に舞い散る 天使の翼の灰いろの骨  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を さあ声を上げて絶叫すればいいわ この瞬間に世界が 再生されてくように  沈んでゆく足首掴んで 教えて 光を見よと
妄想水族館甘口のアルコホルで 魔昼の中毒 一日淫ら乱れて マルゴオ快楽(けらく)の美味  転がった玻璃(ガラス)瓶に 吐息の芥子の実 戯れ伸びる花に あなたの片眼が咲く  恋は盲目なんて 溺れても ああ無情  憂鬱症(メランコリア)発病で 千の魚 行き交う アタマの中通り抜け 溶けたハアト食べる 白昼夢(まひるのゆめ)  地球儀を青インクで 塗りつぶしながら 焦げた赤道線で 夕日を探してるの  陽炎の珊瑚礁に 沈んだ日常 切ないときをつなげ 歴史は老い急ぐよ  夢は泡沫に消え 世紀末ああ無惨  形態変化(メタモルフォーゼ)発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で  憂鬱症発病で 千の魚 行き交う アクアリウム囚われて あなたはガラスの向こう  形態変化発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底でALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也甘口のアルコホルで 魔昼の中毒 一日淫ら乱れて マルゴオ快楽(けらく)の美味  転がった玻璃(ガラス)瓶に 吐息の芥子の実 戯れ伸びる花に あなたの片眼が咲く  恋は盲目なんて 溺れても ああ無情  憂鬱症(メランコリア)発病で 千の魚 行き交う アタマの中通り抜け 溶けたハアト食べる 白昼夢(まひるのゆめ)  地球儀を青インクで 塗りつぶしながら 焦げた赤道線で 夕日を探してるの  陽炎の珊瑚礁に 沈んだ日常 切ないときをつなげ 歴史は老い急ぐよ  夢は泡沫に消え 世紀末ああ無惨  形態変化(メタモルフォーゼ)発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で  憂鬱症発病で 千の魚 行き交う アクアリウム囚われて あなたはガラスの向こう  形態変化発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で
メガロポリス・アリス‐MEGALOPOLIS ALICE‐ガラスのビルに突き刺され 病んでゆく青空 鳩血色(ピジョンブラッド)の雲の切れ端が 地上に落下する 地球は 1999 宇宙ステイション 歪んだ机で鍵(キー)を打つ アリス達のレジスタンス  夢という名のウサギを探しても どこにでもある愛じゃ物足りない  毒薬を一滴(ひとしずく)だけ 切なさの器に盛って 時代は Wonder Land  自堕落な美貌の少年たちは人形愛(ヒュグマリオン) 追われる夢ばかり見る 愛情不振の落とし子たち 都市(とかい)は 1999 月影ラビリンス どんなに時が過ぎても 変わらないもの必ずあるわ  指が触れたらそっと絡めあって 古代に生きた野獣(けもの)になりましょう  満ちてゆく夜毎の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ  メガロ ポリス アリス 愛ヲ  毒薬の滴を受けて くちびるが甘く融ろける 満ち足りた今宵の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAガラスのビルに突き刺され 病んでゆく青空 鳩血色(ピジョンブラッド)の雲の切れ端が 地上に落下する 地球は 1999 宇宙ステイション 歪んだ机で鍵(キー)を打つ アリス達のレジスタンス  夢という名のウサギを探しても どこにでもある愛じゃ物足りない  毒薬を一滴(ひとしずく)だけ 切なさの器に盛って 時代は Wonder Land  自堕落な美貌の少年たちは人形愛(ヒュグマリオン) 追われる夢ばかり見る 愛情不振の落とし子たち 都市(とかい)は 1999 月影ラビリンス どんなに時が過ぎても 変わらないもの必ずあるわ  指が触れたらそっと絡めあって 古代に生きた野獣(けもの)になりましょう  満ちてゆく夜毎の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ  メガロ ポリス アリス 愛ヲ  毒薬の滴を受けて くちびるが甘く融ろける 満ち足りた今宵の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ
Maison de Bonbonniereブーツで割る Creme Brulee の石畳を  見つけたわ 探してた 絵本のようなお家  屋根は Gateau 壁は Mousse 窓は Gelee 床は Biscuit Macaron の椅子  一日中午後三時 満ち足りて まだ足りぬ お砂糖の誘惑  千の甘い仕合わせを 仕舞うための わたし Bonbonniere  うっとりと好きなだけ 腰のリボンをゆるめ 指は Fondant 瞳 Bonbon Marron の舌は とろけて Glace ここはお菓子の国 魔女はとうに焼かれたの  膨らんだ Gomme の頬 煮崩れる Gommeux の口 Confiture の脳  苦い恋も 掻き混ぜて 竈のなか 焦げていい匂い  たっぷりと好きなだけ 叱るママンはいない もっと Tarte Tatin たんと Guimauve 弾んで 揺すって Pudding ここに鏡はない 大人になったグレーテル  もうカラダ 重すぎてドアを 抜けられない  お入りよ 召し上がれ 小さなヘンゼル坊や Blanc Manger おしり Flambe Sirop たらして 添えて a la Mode 可愛い Compote になれ あら わたしが魔女かしらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ブーツで割る Creme Brulee の石畳を  見つけたわ 探してた 絵本のようなお家  屋根は Gateau 壁は Mousse 窓は Gelee 床は Biscuit Macaron の椅子  一日中午後三時 満ち足りて まだ足りぬ お砂糖の誘惑  千の甘い仕合わせを 仕舞うための わたし Bonbonniere  うっとりと好きなだけ 腰のリボンをゆるめ 指は Fondant 瞳 Bonbon Marron の舌は とろけて Glace ここはお菓子の国 魔女はとうに焼かれたの  膨らんだ Gomme の頬 煮崩れる Gommeux の口 Confiture の脳  苦い恋も 掻き混ぜて 竈のなか 焦げていい匂い  たっぷりと好きなだけ 叱るママンはいない もっと Tarte Tatin たんと Guimauve 弾んで 揺すって Pudding ここに鏡はない 大人になったグレーテル  もうカラダ 重すぎてドアを 抜けられない  お入りよ 召し上がれ 小さなヘンゼル坊や Blanc Manger おしり Flambe Sirop たらして 添えて a la Mode 可愛い Compote になれ あら わたしが魔女かしら
夢魔の夜、あなたを迎える者がある現は幻 夜の夢こそまこと 目映い太陽に 傷ついた眸を あなたは閉じる さまよう霊魂に 闇が新たな命を 与えたもう  “夢魔に堕ちよ”  ここは救済の暗黒の獄 逢魔ヶ刻から始まる  犯した過ち 洗い清める 涙はまだ足りず 地上で果たせぬ 希み残らず その身に 叶えたもう  “夢魔に耽よ”  いまは快楽の極彩の宴 流刑の地の果て これから もうあなたはひとりではないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也現は幻 夜の夢こそまこと 目映い太陽に 傷ついた眸を あなたは閉じる さまよう霊魂に 闇が新たな命を 与えたもう  “夢魔に堕ちよ”  ここは救済の暗黒の獄 逢魔ヶ刻から始まる  犯した過ち 洗い清める 涙はまだ足りず 地上で果たせぬ 希み残らず その身に 叶えたもう  “夢魔に耽よ”  いまは快楽の極彩の宴 流刑の地の果て これから もうあなたはひとりではない
魅惑劇時計仕掛けの螺旋廻廊 降りて昇って迷えど その手を伸ばせ 信じて伸ばせ 巡り巡って出逢える  君を抱くのは 鞣し革の翼 闇も傅く黒衣の王  神に背いた 天使の瞳を向けて さあ僕だけを ご覧よ  ハートに 触れよう 目覚めし マリオネット  機械仕掛けの摩天楼から 星の雫が溢れる 指に絡むは月光の糸 君は優雅に踊らん 見られぬ夢など何もない 恐れることさえ知らぬまま 腕の中  幕が上がれば 僕らだけが“世界” この完璧な結界  涙も孤独も 彩る グラン・ギニョール  時計仕掛けの天鵞絨の夜 紡がれるのは永遠 手首結いたリボン解いて 君の耳元歌わん 叶わぬ願いは過去のもの 愛する痛みは傷を閉じ 魅惑劇  時計仕掛けの螺旋廻廊 降りて昇って迷えど その手を伸ばせ 信じて伸ばせ 巡り巡って出逢えた  機械仕掛けの摩天楼から 星の雫が溢れる 指に絡むは月光の糸 君は優雅に踊らん 見られぬ夢など何もない 恐れることさえ知らぬまま 腕の中ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也時計仕掛けの螺旋廻廊 降りて昇って迷えど その手を伸ばせ 信じて伸ばせ 巡り巡って出逢える  君を抱くのは 鞣し革の翼 闇も傅く黒衣の王  神に背いた 天使の瞳を向けて さあ僕だけを ご覧よ  ハートに 触れよう 目覚めし マリオネット  機械仕掛けの摩天楼から 星の雫が溢れる 指に絡むは月光の糸 君は優雅に踊らん 見られぬ夢など何もない 恐れることさえ知らぬまま 腕の中  幕が上がれば 僕らだけが“世界” この完璧な結界  涙も孤独も 彩る グラン・ギニョール  時計仕掛けの天鵞絨の夜 紡がれるのは永遠 手首結いたリボン解いて 君の耳元歌わん 叶わぬ願いは過去のもの 愛する痛みは傷を閉じ 魅惑劇  時計仕掛けの螺旋廻廊 降りて昇って迷えど その手を伸ばせ 信じて伸ばせ 巡り巡って出逢えた  機械仕掛けの摩天楼から 星の雫が溢れる 指に絡むは月光の糸 君は優雅に踊らん 見られぬ夢など何もない 恐れることさえ知らぬまま 腕の中
未來のイヴケミカル・スコープで 覗いて 朝まで 禁忌などない お気に召すまま 解剖学的に愛して  都市は巨大な 実験場なの 不用になれば すぐに消される 情熱に生き急いで  地下室にエデンの園 奪い合う 幸福は 幻  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれた 涙もないアンドロイドの 堕落の女神よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 含ませて 罪の味を  金属の脳には めくるめく恍惚 天使のままで 死に絶えていった 少女たちの記憶なの  誰もが変わらぬ 決められた運命 無情の神に 隷属の日び ほんとの自由などない  信じられるモノはここに 横たわり微笑む肉体  理想のイヴ 科学者達が すべてを注いだ 愛 操る 電子仕掛けの 安息の娼婦よ 誘惑の蛇 まさぐって突き刺して さぐらせて 闇の奥を  あなたの瞳に 見つめられて 紅玉の胸 鼓動が鳴り出す  わたしはイヴ メガロポリスの 妄想で育った 汚れ知らぬアンドロイドよ やさしく抱きしめて  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれて 涙を知るアンドロイドは 恋する女よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 悟らせて 生きる意味をもっとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ケミカル・スコープで 覗いて 朝まで 禁忌などない お気に召すまま 解剖学的に愛して  都市は巨大な 実験場なの 不用になれば すぐに消される 情熱に生き急いで  地下室にエデンの園 奪い合う 幸福は 幻  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれた 涙もないアンドロイドの 堕落の女神よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 含ませて 罪の味を  金属の脳には めくるめく恍惚 天使のままで 死に絶えていった 少女たちの記憶なの  誰もが変わらぬ 決められた運命 無情の神に 隷属の日び ほんとの自由などない  信じられるモノはここに 横たわり微笑む肉体  理想のイヴ 科学者達が すべてを注いだ 愛 操る 電子仕掛けの 安息の娼婦よ 誘惑の蛇 まさぐって突き刺して さぐらせて 闇の奥を  あなたの瞳に 見つめられて 紅玉の胸 鼓動が鳴り出す  わたしはイヴ メガロポリスの 妄想で育った 汚れ知らぬアンドロイドよ やさしく抱きしめて  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれて 涙を知るアンドロイドは 恋する女よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 悟らせて 生きる意味をもっと
見ぬ友へあの空を見上げて思うんだ ぼくらの棲む星の大きさを  たとえ塵のように小さくとも 誰もその中心に立っている  ぼくはいま ひとりぼっち 分かり合う 人もなく 語り合う 声もなく でもぼくは あたたかい  きみになら 伝えたい ここにある 虚しさを ささやかな よろこびを 見ぬ友よ 見ぬ友よ  きっと出会うことはないだろう 知らない言葉 見知らぬ瞳  でもいつか学ぶかもしれない きみの神様や国のことを  ぼくはただ ひとりぼっち かこわれて 守られて わけもなく 不幸でも 餓えもなく 恥もなく  きみのこと わかるかな そこにある 絶望を そのなかの よろこびを 見ぬ友の 見ぬ友の  憎み合うこともなく 殺し合うこともなく 巡り会おう 見ぬ友よ ぼくのまだ 見ぬ友よ  いつかこの星は 滅ぶかもしれない 世界が終わるとき すべてがようやく ひとつになるのだろう ぼくたちもみんなおなじに 消えてゆくんだALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あの空を見上げて思うんだ ぼくらの棲む星の大きさを  たとえ塵のように小さくとも 誰もその中心に立っている  ぼくはいま ひとりぼっち 分かり合う 人もなく 語り合う 声もなく でもぼくは あたたかい  きみになら 伝えたい ここにある 虚しさを ささやかな よろこびを 見ぬ友よ 見ぬ友よ  きっと出会うことはないだろう 知らない言葉 見知らぬ瞳  でもいつか学ぶかもしれない きみの神様や国のことを  ぼくはただ ひとりぼっち かこわれて 守られて わけもなく 不幸でも 餓えもなく 恥もなく  きみのこと わかるかな そこにある 絶望を そのなかの よろこびを 見ぬ友の 見ぬ友の  憎み合うこともなく 殺し合うこともなく 巡り会おう 見ぬ友よ ぼくのまだ 見ぬ友よ  いつかこの星は 滅ぶかもしれない 世界が終わるとき すべてがようやく ひとつになるのだろう ぼくたちもみんなおなじに 消えてゆくんだ
密林ヨリ応答セヨ吐息も 色付く 極彩の密林で 花陰 かげろう幻 敵か味方か  心纏う 迷彩色 またわたし 迷い込んでゆく  猿のように嗤い 蛇のように黙り ただ原始を恋い  月下に 沈んだ 底無しの暗黒で 出会った 同士は どちらも捕食と餌食  すでに優しき追憶よ まだ見ぬ君との未来は 捧げ合うもの  見つめてきた 自分だけを 孤独さえ 磨き尖らせて  果実なら爆ぜる 泉なら満ちる この肉体(からだ)のなか  戻れる 故郷が あるならどの世界で 生まれる 時代が いつなら幸運なのか  時は華やぐ葬列よ まだ見ぬ君と繰り返す もっと 生き残れ  眠らぬ 摩天楼 ヒトの棲む密林は この星 最後の 本能が目覚める場所  だけど殺し合うことなく まだ見ぬ君と愛し合える ここで 応答せよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也吐息も 色付く 極彩の密林で 花陰 かげろう幻 敵か味方か  心纏う 迷彩色 またわたし 迷い込んでゆく  猿のように嗤い 蛇のように黙り ただ原始を恋い  月下に 沈んだ 底無しの暗黒で 出会った 同士は どちらも捕食と餌食  すでに優しき追憶よ まだ見ぬ君との未来は 捧げ合うもの  見つめてきた 自分だけを 孤独さえ 磨き尖らせて  果実なら爆ぜる 泉なら満ちる この肉体(からだ)のなか  戻れる 故郷が あるならどの世界で 生まれる 時代が いつなら幸運なのか  時は華やぐ葬列よ まだ見ぬ君と繰り返す もっと 生き残れ  眠らぬ 摩天楼 ヒトの棲む密林は この星 最後の 本能が目覚める場所  だけど殺し合うことなく まだ見ぬ君と愛し合える ここで 応答せよ
密猟区鎖骨の窪みを飾る 錆びた鎖の冷たさ 交わる唾液は 血の味が滲む  その目瞬きは死の岸辺 逆さづりに映る私は 地獄の天使  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 深い葉翳も嗅ぎ廻る  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  夢と霞を食べて 生きているわけじゃない 厳かな愛撫が なぞりゆく道筋  薬壜の割れた破片で 明日を繋ぎ続ける君は 毛皮の男娼  弓で射るのは毒の林檎 一口囓るその前に 羽根の砕けた鳥のように 花の褥で空を見よう  どういかが 絶望に 魅入られた夜明けは  盛りの季節はすぐに過ぎて どんな泉も枯渇する 愛を失くして誰もみんな 骨まで老いて土になる  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 暗い葉翳も舐め回す  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  もういいわ 絶望に 彩られた希望ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura鎖骨の窪みを飾る 錆びた鎖の冷たさ 交わる唾液は 血の味が滲む  その目瞬きは死の岸辺 逆さづりに映る私は 地獄の天使  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 深い葉翳も嗅ぎ廻る  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  夢と霞を食べて 生きているわけじゃない 厳かな愛撫が なぞりゆく道筋  薬壜の割れた破片で 明日を繋ぎ続ける君は 毛皮の男娼  弓で射るのは毒の林檎 一口囓るその前に 羽根の砕けた鳥のように 花の褥で空を見よう  どういかが 絶望に 魅入られた夜明けは  盛りの季節はすぐに過ぎて どんな泉も枯渇する 愛を失くして誰もみんな 骨まで老いて土になる  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 暗い葉翳も舐め回す  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  もういいわ 絶望に 彩られた希望
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
蜜薔薇庭園緑の指で ここにいない あなたを なぞりつづけて 夢の扉 探せば 乾いた くちびるにのせ 唄う恋も 潤みだす Rosengarten 秘密の茂み 埋もれ咲くのは 蜜薔薇 Rosengarten うす絹 脱いで 纏わりつく薫り抱き 切ない記憶を燻らす この身は香水塔  迷い込んだら けして逃れはしないと 小さな棘は 赤く熟み肌を刺す この痛みが消えるとき 月は満ちてゆくのでしょう Rosengarten 奥深くへと 羽音みちびく蜜蜂 Rosengarten 眩暈の淵で あなたの名前 呼ぶから 今宵の睡りのどこかで きっと聞いてください  この想いを失って 生きるなど できるでしょうか Rosengarten 秘密の園も いつか 荒れ果てるのなら Rosengarten 涙の雫 まだ甘く零れるうち わたしの心を溶かして まだ見ぬ莟に捧ぐALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也緑の指で ここにいない あなたを なぞりつづけて 夢の扉 探せば 乾いた くちびるにのせ 唄う恋も 潤みだす Rosengarten 秘密の茂み 埋もれ咲くのは 蜜薔薇 Rosengarten うす絹 脱いで 纏わりつく薫り抱き 切ない記憶を燻らす この身は香水塔  迷い込んだら けして逃れはしないと 小さな棘は 赤く熟み肌を刺す この痛みが消えるとき 月は満ちてゆくのでしょう Rosengarten 奥深くへと 羽音みちびく蜜蜂 Rosengarten 眩暈の淵で あなたの名前 呼ぶから 今宵の睡りのどこかで きっと聞いてください  この想いを失って 生きるなど できるでしょうか Rosengarten 秘密の園も いつか 荒れ果てるのなら Rosengarten 涙の雫 まだ甘く零れるうち わたしの心を溶かして まだ見ぬ莟に捧ぐ
マリーゴールドガーデンこもれび舞う 鳥のさえずり 朝陽にかがやく 光の輪の庭 聞こえてくるの やさしいソプラノのあの声 パラソルの影の中 ほほえむ人よ  オルゴールの 蓋を開ければ よみがえりし世界 馨しき時間 小さな頃 ときめく夢  悲しみを知った今も 胸の痛みに 涙するたび それは 光の花 こころに咲く あの瞳のように  目を閉じれば 帰ってゆく 愛する者に囲まれ いつの日にか 思い出を恋うる あれは 遥かな国 宝石より 美しきものよ  咲きみだれる マリーゴールド 天使の羽根音 幼子の眠り 奏でているの 子守歌の調べ 遙かに 過ぎし日は 鳶色  あまき夢の庭で遊ぶ あの日ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也こもれび舞う 鳥のさえずり 朝陽にかがやく 光の輪の庭 聞こえてくるの やさしいソプラノのあの声 パラソルの影の中 ほほえむ人よ  オルゴールの 蓋を開ければ よみがえりし世界 馨しき時間 小さな頃 ときめく夢  悲しみを知った今も 胸の痛みに 涙するたび それは 光の花 こころに咲く あの瞳のように  目を閉じれば 帰ってゆく 愛する者に囲まれ いつの日にか 思い出を恋うる あれは 遥かな国 宝石より 美しきものよ  咲きみだれる マリーゴールド 天使の羽根音 幼子の眠り 奏でているの 子守歌の調べ 遙かに 過ぎし日は 鳶色  あまき夢の庭で遊ぶ あの日
MALICE薔薇の靴を履いて 踏みつけたいモノは何? イトシイ アナタヲ 悪夢と快楽 その隙間が 愛なの  恋なんて美しい病気だと 思いましょう キガフレ オシマイ 月光治療も もはや効き目がなくて  赤く滲むことない痛みが 知らぬ間に 胸に散らばるの あなたの指で触れてやさしく ここは幻影城(シャトー・ノワール)  闇のローブ・ドゥ・マリエ纏って 黒衣の舞踏会 さあワルツを あなたの指をとって 誰にも 渡さないから  繋ぎ止められるのは 蜜のからだだけですか ハアトハ オキザリ それならほんとの 遊戯(あそび)をつづけましょう  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないのよ  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也薔薇の靴を履いて 踏みつけたいモノは何? イトシイ アナタヲ 悪夢と快楽 その隙間が 愛なの  恋なんて美しい病気だと 思いましょう キガフレ オシマイ 月光治療も もはや効き目がなくて  赤く滲むことない痛みが 知らぬ間に 胸に散らばるの あなたの指で触れてやさしく ここは幻影城(シャトー・ノワール)  闇のローブ・ドゥ・マリエ纏って 黒衣の舞踏会 さあワルツを あなたの指をとって 誰にも 渡さないから  繋ぎ止められるのは 蜜のからだだけですか ハアトハ オキザリ それならほんとの 遊戯(あそび)をつづけましょう  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないのよ  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないから
je vis je meurs dans mon cocon  tu ris tu reve c'est loin sans moi  指には何も 触れることなく 紡がれて 繰り出されてゆく 扉  je vis je meurs dans mon cocon  言葉はもう 翼を持たずに 白い壁 赤く叩いて 穢す  あなたに二度と 触れることなく 紡がれて 滴るのは 愛する痛みALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也je vis je meurs dans mon cocon  tu ris tu reve c'est loin sans moi  指には何も 触れることなく 紡がれて 繰り出されてゆく 扉  je vis je meurs dans mon cocon  言葉はもう 翼を持たずに 白い壁 赤く叩いて 穢す  あなたに二度と 触れることなく 紡がれて 滴るのは 愛する痛み
真夏の憂愁夫人バテンレースの日傘から 夏の影絵が 回り 落ち 白い首と 萌黄の帯に留まる  そっと振り返った母の いつも泣いてるような目は 僕を抜けて 知らない誰かを遠く 見つめていた  傾く 陽炎  眩暈に歪む 蝉時雨坂 手を引かれて のぼってゆく 追われるように 逃げだすように 汗ばむ掌が痛かった  離れないで  本当に愛してるのは僕 母と同じことを言うんだね 白い首の後れ毛 掻き上げながら微笑む女(ひと)  零れる 追憶 明かり灯らぬ 黄昏の部屋 僕はあの日を思い出す 少年となり 腕を伸ばした 捉まえたいものは もう疾うに 失くしたのに  眩暈に続く 蝉時雨坂 僕はひとり のぼってゆく 追いつくように 逃げないように  背を向けた貴女は 誰だろう  こっち 向いて 届くよ あと少しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也バテンレースの日傘から 夏の影絵が 回り 落ち 白い首と 萌黄の帯に留まる  そっと振り返った母の いつも泣いてるような目は 僕を抜けて 知らない誰かを遠く 見つめていた  傾く 陽炎  眩暈に歪む 蝉時雨坂 手を引かれて のぼってゆく 追われるように 逃げだすように 汗ばむ掌が痛かった  離れないで  本当に愛してるのは僕 母と同じことを言うんだね 白い首の後れ毛 掻き上げながら微笑む女(ひと)  零れる 追憶 明かり灯らぬ 黄昏の部屋 僕はあの日を思い出す 少年となり 腕を伸ばした 捉まえたいものは もう疾うに 失くしたのに  眩暈に続く 蝉時雨坂 僕はひとり のぼってゆく 追いつくように 逃げないように  背を向けた貴女は 誰だろう  こっち 向いて 届くよ あと少し
纏われし者ら心臓太陽牽合う火柱 閃き燦き目裂く錯乱 蘭芯爛熟来世の戦争 早春蒼白創痍の引訣  血管月虹光差の言葉 羽博き瞬き舞散満開 空界江海冠して懸谷 暗黒暁闇相見て愛信  わたしを造る暗闇と あなたを造る光と ふたりを包む極彩を この同じ時代のなか混ぜ合う  あなたが生きる現実と わたしが生きる幻想と ふたりを生かす地上とを この同じ時間のなか重ねるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也心臓太陽牽合う火柱 閃き燦き目裂く錯乱 蘭芯爛熟来世の戦争 早春蒼白創痍の引訣  血管月虹光差の言葉 羽博き瞬き舞散満開 空界江海冠して懸谷 暗黒暁闇相見て愛信  わたしを造る暗闇と あなたを造る光と ふたりを包む極彩を この同じ時代のなか混ぜ合う  あなたが生きる現実と わたしが生きる幻想と ふたりを生かす地上とを この同じ時間のなか重ねる
まだら恋椿外道ぽとり落ちる首 紅椿いくつ 泥濘る土の上 まだ朽ちもせぬうち  はらり掌に 喀いたひとひらの 鮮やかな色は わが身の中の不浄  灯る焔 花灯籠 あの人の寝枕に 「放しゃんせ」  ここは最の果ての森の 斑月の格子戸 裏と表 躙り出口 どちらへ繋がる  行くか引くか 丁か半か 卜う吐息ひと筋  窶した胸に差し込む闇は 生きて絡む 射千玉の黒髪  蹴鞠の転がる 千年鳥居を 潜れば連なる 現そみの朱紋様  鼻緒切れて 玉砂利 数珠 その足をあと一歩 「踏ましゃんせ」  女外道 けもの小径 夜叉ノ池の畔へ 愛と悪と慾と 交じり合って目合って  恋の骸 流れ堕ちて 胎む夢の血肉よ  見送りましょか 奇麗な態で産まれ変われ 着せよ絹帷子  「死んであなた何処に逝くの」と 真白い目を向け 訊くのは誰ぞ  時は戻る 百鬼夜行 追って追われ消えゆく つづく影の赤毛狐 後は恨と鳴け  男外道 けもの小径 夜叉ノ池の此方へ 見送る背に朝日の白刃  ここは最の果ての森の 斑月の格子戸 裏と表 躙り出口 どちらも塞がる  行くか引くか 刺すか抜くか 赤い糸のひと針  息を殺した夜毎の闇に 生きるワタシ 射千玉の人形(ひとがた)ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ぽとり落ちる首 紅椿いくつ 泥濘る土の上 まだ朽ちもせぬうち  はらり掌に 喀いたひとひらの 鮮やかな色は わが身の中の不浄  灯る焔 花灯籠 あの人の寝枕に 「放しゃんせ」  ここは最の果ての森の 斑月の格子戸 裏と表 躙り出口 どちらへ繋がる  行くか引くか 丁か半か 卜う吐息ひと筋  窶した胸に差し込む闇は 生きて絡む 射千玉の黒髪  蹴鞠の転がる 千年鳥居を 潜れば連なる 現そみの朱紋様  鼻緒切れて 玉砂利 数珠 その足をあと一歩 「踏ましゃんせ」  女外道 けもの小径 夜叉ノ池の畔へ 愛と悪と慾と 交じり合って目合って  恋の骸 流れ堕ちて 胎む夢の血肉よ  見送りましょか 奇麗な態で産まれ変われ 着せよ絹帷子  「死んであなた何処に逝くの」と 真白い目を向け 訊くのは誰ぞ  時は戻る 百鬼夜行 追って追われ消えゆく つづく影の赤毛狐 後は恨と鳴け  男外道 けもの小径 夜叉ノ池の此方へ 見送る背に朝日の白刃  ここは最の果ての森の 斑月の格子戸 裏と表 躙り出口 どちらも塞がる  行くか引くか 刺すか抜くか 赤い糸のひと針  息を殺した夜毎の闇に 生きるワタシ 射千玉の人形(ひとがた)
マダム・ノワール−Madame Noir殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う  触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達  煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの  メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて  マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる  仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう  自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ  マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる  マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても  マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも  目をあけ 見る夢 美し ああ 麗しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う  触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達  煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの  メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて  マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる  仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう  自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ  マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる  マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても  マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも  目をあけ 見る夢 美し ああ 麗し
MOTHERあなたがこの世で目にした 穢れや醜いものすべて わたしの指で ふさぎ ぬぐい きれいなものだけ見せたい  うつむいて 土の花 顔を上げ 空の星 希望 ひとつひとつ 数えましょう  きっと 生まれ変わって わたしはあなたを 産む母になる こんなふうに髪を撫で  あなたがこれまで流した 涙は 透明な海へと 注いでゆくわ 寄せて かえす 波間に月は輝く  愛はどこにあるのか 人はどこへ行くのか 答えを少しづつ 探しましょう  いつか 生まれ変わって わたしはあなたを 守る母になる こんなふうに抱きしめて  だけど 今は小さく 何にもできない 女の子なの ただそばに居るだけのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あなたがこの世で目にした 穢れや醜いものすべて わたしの指で ふさぎ ぬぐい きれいなものだけ見せたい  うつむいて 土の花 顔を上げ 空の星 希望 ひとつひとつ 数えましょう  きっと 生まれ変わって わたしはあなたを 産む母になる こんなふうに髪を撫で  あなたがこれまで流した 涙は 透明な海へと 注いでゆくわ 寄せて かえす 波間に月は輝く  愛はどこにあるのか 人はどこへ行くのか 答えを少しづつ 探しましょう  いつか 生まれ変わって わたしはあなたを 守る母になる こんなふうに抱きしめて  だけど 今は小さく 何にもできない 女の子なの ただそばに居るだけの
埋葬の森の黄昏坂病葉泥濘るむ地上は つづく足跡 覆い隠して  斑に滴る月光 木々の隙間から僕を侵し 痛みばかり鏤めてゆく  あなたのもとへ飛び立てる 翼の無いことをよろこぼう 誰も苦しみと共に 出逢うことを 望みはしない  葬りたいのは絶望よりも 生まれた小さなひかり 穿たれゆく土の底に  あなたの眠り呼び覚ます 歌を知らぬことが仕合わせだ 人は死神と共に 在ることなど 忘れればいい  あなたもとへ飛び立てる 翼の無いことを哀しもう そして蔓延った 根のように佇む  僕らは独りALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也病葉泥濘るむ地上は つづく足跡 覆い隠して  斑に滴る月光 木々の隙間から僕を侵し 痛みばかり鏤めてゆく  あなたのもとへ飛び立てる 翼の無いことをよろこぼう 誰も苦しみと共に 出逢うことを 望みはしない  葬りたいのは絶望よりも 生まれた小さなひかり 穿たれゆく土の底に  あなたの眠り呼び覚ます 歌を知らぬことが仕合わせだ 人は死神と共に 在ることなど 忘れればいい  あなたもとへ飛び立てる 翼の無いことを哀しもう そして蔓延った 根のように佇む  僕らは独り
Poisoner黒革の匂いに染む わが指に接吻乞う口脣よ 君にだけ外す手套  根源の私の根は 閨に咲くマンドルゴラ その哭こそ 聖なる黎明侵すものなり  さあ言葉に毒を盛ろうひとおもいに その世界を殺してあげる君の代わりに 野望ごと壜の中手を汚さず 恋の唾液注ぎ 愛の痛み捧げ 目には目を歯には歯を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー  煮え滾る憎悪の様 醜くば粗悪の味わが舌が 欲するものは冷徹なる美味  脳髄で睦む悪夢 極色のサラマンドラ その鉤爪(つめ)で 怠惰の思想を堕胎せよ  さあ心に毒を飼おう苦しくとも この時代を狂わせよう息絶えぬように 右を向け前を向け反しながら 独裁者の汗と 奴隷の血を交ぜて 罪は罪罰はなし 死を制すならば生を 悪運祈りませんか 陰徳トクシコロジー  さあ言葉に毒を盛ろう満ちゆくまで この世界に歌ってあげる君の調べを 果てもなく迷いなく浸り込んで 愛人より甘く 廃人より深く 意には意を刃には刃を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジーALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黒革の匂いに染む わが指に接吻乞う口脣よ 君にだけ外す手套  根源の私の根は 閨に咲くマンドルゴラ その哭こそ 聖なる黎明侵すものなり  さあ言葉に毒を盛ろうひとおもいに その世界を殺してあげる君の代わりに 野望ごと壜の中手を汚さず 恋の唾液注ぎ 愛の痛み捧げ 目には目を歯には歯を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー  煮え滾る憎悪の様 醜くば粗悪の味わが舌が 欲するものは冷徹なる美味  脳髄で睦む悪夢 極色のサラマンドラ その鉤爪(つめ)で 怠惰の思想を堕胎せよ  さあ心に毒を飼おう苦しくとも この時代を狂わせよう息絶えぬように 右を向け前を向け反しながら 独裁者の汗と 奴隷の血を交ぜて 罪は罪罰はなし 死を制すならば生を 悪運祈りませんか 陰徳トクシコロジー  さあ言葉に毒を盛ろう満ちゆくまで この世界に歌ってあげる君の調べを 果てもなく迷いなく浸り込んで 愛人より甘く 廃人より深く 意には意を刃には刃を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー
暴夜layla幻談千もの風吹く胸を 抱えて参られた お労しいあなたの望み 何でも叶えましょう  Alf Layla wa Layla 夜伽の語り 小夜啼きの喘ぎ 奇態の裸体  その膚に纏わん 触れる吐息は繻子 口脣は緋の天鵞絨 わが名は“恋”  心も躯も蕩かす私に 溺れきらぬ者はない 命の炎は快楽に燃すもの 甘露に痺れてああ恍惚と その精尽き果てるまで  それでも優れぬお顔 胸中(こころ)の洞窟 届かぬ苦痛の疼き 塞いで進ぜましょう  Iftah Ya Simsim 呪文を唱え 開けよ扉 輝く帳  畏れずに踏み出す 爪先には珊瑚 横たわる褥は翡翠 わが名は“富”  金銀財宝目映い私は 目が眩まぬ者はない 王者も額づくこの綺羅めきは この世の何よりああ美しや 金で奪えぬ物はなし  Alf Layla wa Layla まだ晴れぬならば 抱かれるがいいだろう 禁断の腕  眼蓋閉じ見つめよ 黒馬の鬣 降り立つ漆黒の翼 わが名は“闇”  すべてを抱き取る私の深さに 抗える者などない 虚無へと注げば愛の美酒となり 蒼冷めた頬に薔薇の血が差す  ABRACADABRA 私はいつでも あなたに寄り添った影 夢など魔となる悪さえ美となる この世の懈怠を犯すものなり  さあさ魂をこちらにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也千もの風吹く胸を 抱えて参られた お労しいあなたの望み 何でも叶えましょう  Alf Layla wa Layla 夜伽の語り 小夜啼きの喘ぎ 奇態の裸体  その膚に纏わん 触れる吐息は繻子 口脣は緋の天鵞絨 わが名は“恋”  心も躯も蕩かす私に 溺れきらぬ者はない 命の炎は快楽に燃すもの 甘露に痺れてああ恍惚と その精尽き果てるまで  それでも優れぬお顔 胸中(こころ)の洞窟 届かぬ苦痛の疼き 塞いで進ぜましょう  Iftah Ya Simsim 呪文を唱え 開けよ扉 輝く帳  畏れずに踏み出す 爪先には珊瑚 横たわる褥は翡翠 わが名は“富”  金銀財宝目映い私は 目が眩まぬ者はない 王者も額づくこの綺羅めきは この世の何よりああ美しや 金で奪えぬ物はなし  Alf Layla wa Layla まだ晴れぬならば 抱かれるがいいだろう 禁断の腕  眼蓋閉じ見つめよ 黒馬の鬣 降り立つ漆黒の翼 わが名は“闇”  すべてを抱き取る私の深さに 抗える者などない 虚無へと注げば愛の美酒となり 蒼冷めた頬に薔薇の血が差す  ABRACADABRA 私はいつでも あなたに寄り添った影 夢など魔となる悪さえ美となる この世の懈怠を犯すものなり  さあさ魂をこちらに
亡國覚醒カタルシスGOLD LYLIC嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ 愚カノ神ハ 奉ラレル  生きるは毒杯 杞憂の苦しみを 飲み干す術を誰が授けよう 太陽に棲むと云う賢者の鷲 羽搏きだけが谺する  この双つの眸に宿った 闇と光 その何方で 僕は未来(あした)を 見つめるべきなのだろう  渇き切った瓦礫の街 点と線を繋ぎ合わせ 意味など無い事ばかり 溢れてゆく  炎のごとき孤独 抱く體 鎮めては 暗渠へと滴ってく雫  掲げる毒杯 この生は満ちても 焦がれる死の夢は流れ着く 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 天と地が結ぶ場所に僕は立つ  花実のような記憶たちは 焼かれ爛れ抜け殻だけ あの日の魂は 何処へ行ったのだろう  冷たい膚 寄せて触れて 胸の傷と傷を合わせ 再び辿るべき地図 ここに刻む  世界は見えぬ翼 その黒影(かげ)に隠された 純白の一羽 射止めよ  生きるは祝杯 口移しの快楽 渇く嗤いも息も絶え絶えに まぐわいあう慰みの掌に 虚しさだけが膨らんで  ああ玉砕と美しく散りゆくならば 恍惚の先にはまだ君が居る  嘆キノ壁ハ 突キ崩サレテ 愚カノ民ハ 塵サレル  生きるは毒杯 愛する哀しみを 飲み干す術を誰が授けよう 月下に眠ると云う静かの鷲 啼き声だけが舞い降りて  掲げる祝杯 わが生は満ちても 果敢ない死の遊戯は果てもなく 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 罪と罰を生む時代(とき)を僕は視るGOLD LYLICALI PROJECTarika takaranomikiya katakura片倉三起也嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ 愚カノ神ハ 奉ラレル  生きるは毒杯 杞憂の苦しみを 飲み干す術を誰が授けよう 太陽に棲むと云う賢者の鷲 羽搏きだけが谺する  この双つの眸に宿った 闇と光 その何方で 僕は未来(あした)を 見つめるべきなのだろう  渇き切った瓦礫の街 点と線を繋ぎ合わせ 意味など無い事ばかり 溢れてゆく  炎のごとき孤独 抱く體 鎮めては 暗渠へと滴ってく雫  掲げる毒杯 この生は満ちても 焦がれる死の夢は流れ着く 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 天と地が結ぶ場所に僕は立つ  花実のような記憶たちは 焼かれ爛れ抜け殻だけ あの日の魂は 何処へ行ったのだろう  冷たい膚 寄せて触れて 胸の傷と傷を合わせ 再び辿るべき地図 ここに刻む  世界は見えぬ翼 その黒影(かげ)に隠された 純白の一羽 射止めよ  生きるは祝杯 口移しの快楽 渇く嗤いも息も絶え絶えに まぐわいあう慰みの掌に 虚しさだけが膨らんで  ああ玉砕と美しく散りゆくならば 恍惚の先にはまだ君が居る  嘆キノ壁ハ 突キ崩サレテ 愚カノ民ハ 塵サレル  生きるは毒杯 愛する哀しみを 飲み干す術を誰が授けよう 月下に眠ると云う静かの鷲 啼き声だけが舞い降りて  掲げる祝杯 わが生は満ちても 果敢ない死の遊戯は果てもなく 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 罪と罰を生む時代(とき)を僕は視る
星降る夜の天文学腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる  天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球  せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ  雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣  あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで  せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる  天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球  せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ  雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣  あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで  せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで
放蕩娘と無慈悲な遊戯ただこの欲望に 不実になれないだけ 継母が家中に いくら鍵を掛けても なめらかに素足は 夜を駆け抜ける  潤んだ躰が 行き場のない波で 鈍ってしまう前に  少女のように患い 娼婦のように誘う 恋という幻戯の一滴を  まずは口に含み そっと 呑み込んでみればいい  ただこの快感に 味を占めただけなの ほろ苦くて甘い それはほんの一瞬 厳かな腐敗に 舌が溶ける間の  熟成が進めば もう戴けないわ 愛となり黴を持つ  貴族のように憂いて 下賤のように嗤って 魂に身分与えたら  人間(ひと)は誰でもみな平等 そう思ってみるわ  でもこの感情は 差別するためにある 愚かしいあなたを 殺して差し上げたい せめて貫くのは 恍惚の槍で  生きることはすべて 悦びと知るほど その先を見てみたい  ただこの欲望に 不実になれないだけ 神様が手首に いくら鎖巻いても 私は最後まで 光に背くわ  美しく盲いる 暗い柩のなか 責め苦に耐える為に  快楽に酔いALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ただこの欲望に 不実になれないだけ 継母が家中に いくら鍵を掛けても なめらかに素足は 夜を駆け抜ける  潤んだ躰が 行き場のない波で 鈍ってしまう前に  少女のように患い 娼婦のように誘う 恋という幻戯の一滴を  まずは口に含み そっと 呑み込んでみればいい  ただこの快感に 味を占めただけなの ほろ苦くて甘い それはほんの一瞬 厳かな腐敗に 舌が溶ける間の  熟成が進めば もう戴けないわ 愛となり黴を持つ  貴族のように憂いて 下賤のように嗤って 魂に身分与えたら  人間(ひと)は誰でもみな平等 そう思ってみるわ  でもこの感情は 差別するためにある 愚かしいあなたを 殺して差し上げたい せめて貫くのは 恍惚の槍で  生きることはすべて 悦びと知るほど その先を見てみたい  ただこの欲望に 不実になれないだけ 神様が手首に いくら鎖巻いても 私は最後まで 光に背くわ  美しく盲いる 暗い柩のなか 責め苦に耐える為に  快楽に酔い
北京LOVERS云うこときかない 可愛い君を攫って 桃源楼の房間 監禁しませう 絹襦子帯子で 目隠ししたら 緋牡丹の莟に接吻を  聞けよ聞けその耳 私の声を 逝き去りし日を乞う 歌姫の歔欷  ここは夢魔の彼方 恋亡骸の厭わしき指先 嗚呼君よ思い知るがいい  紫檀の寝床に 君の吐息は良く似合う いと甘き烟 口移ししませう 琥珀の素肌に 螺鈿のように煌く 刺青を彫らせたい  見よご覧その眼で 私の姿 薄闇纏い舞う 娼妓の秘技  纏足の臭いぞせし北京の 夜は永久を騙り わが愛の不滅を語らん  嗤え嗤うがいい愚かな我を 破滅に導かれ貴方を恋うる 夜ごと子宮の中に孕むは炎 女達は何を燃やすため愛を産む  見よご覧その眼で 私の胸の 血塗れて羽搏く 凶鳥の狂気  ここは夢最果て 黄泉恋坂 いと優し抱擁 嗚呼君よ思い出すがいいALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura云うこときかない 可愛い君を攫って 桃源楼の房間 監禁しませう 絹襦子帯子で 目隠ししたら 緋牡丹の莟に接吻を  聞けよ聞けその耳 私の声を 逝き去りし日を乞う 歌姫の歔欷  ここは夢魔の彼方 恋亡骸の厭わしき指先 嗚呼君よ思い知るがいい  紫檀の寝床に 君の吐息は良く似合う いと甘き烟 口移ししませう 琥珀の素肌に 螺鈿のように煌く 刺青を彫らせたい  見よご覧その眼で 私の姿 薄闇纏い舞う 娼妓の秘技  纏足の臭いぞせし北京の 夜は永久を騙り わが愛の不滅を語らん  嗤え嗤うがいい愚かな我を 破滅に導かれ貴方を恋うる 夜ごと子宮の中に孕むは炎 女達は何を燃やすため愛を産む  見よご覧その眼で 私の胸の 血塗れて羽搏く 凶鳥の狂気  ここは夢最果て 黄泉恋坂 いと優し抱擁 嗚呼君よ思い出すがいい
ヴェネツィアン・ラプソディー逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル  誰より華やぐ仮面つけ 踊りに酔わされ 子供の輪の中へ  ガラスにあなたの影 映すように 花火が舞って 空へとけてゆく  消したい 消せない 心の傷を 抱きしめ 抱きしめ 一人旅に出たの  逢いたい 逢えない 手をのばしても いまさら あなたに とどく魔法などないのね  終わることのない恋の夢 ふたり見た部屋の 明かりも今は消え  あなたの瞳の中 炎のように 生きてた私 もういちど灯して  泣きたい 泣かない 涙があふれ 瞳の岸辺に 星が溺れてゆく  愛して 愛して 心が崩れ 吐息のベールで すべて忘れたら眠りたい  愛して 愛されて ふたりで聴いた オルフェの唄声が 路地へと遠ざかる  逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバルALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル  誰より華やぐ仮面つけ 踊りに酔わされ 子供の輪の中へ  ガラスにあなたの影 映すように 花火が舞って 空へとけてゆく  消したい 消せない 心の傷を 抱きしめ 抱きしめ 一人旅に出たの  逢いたい 逢えない 手をのばしても いまさら あなたに とどく魔法などないのね  終わることのない恋の夢 ふたり見た部屋の 明かりも今は消え  あなたの瞳の中 炎のように 生きてた私 もういちど灯して  泣きたい 泣かない 涙があふれ 瞳の岸辺に 星が溺れてゆく  愛して 愛して 心が崩れ 吐息のベールで すべて忘れたら眠りたい  愛して 愛されて ふたりで聴いた オルフェの唄声が 路地へと遠ざかる  逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル
Hell's Maria漆黒のベールさえ わたしは息を掛けて しばしのとき純白へと 塗り替える  ここには行き惑う 魂たちが集う でもおまえはまだ 影さえ堕とさずに  地獄に生きれど 母なる聖なる わたしは浅ましきゆえ この身を腐らせ おまえの何を呼び 死のない死を翫ぶ  痛みを隠すのは ただひとつの悦び 皮膚の上を這う 炎の道しるべ  ここでは過ちも 真実も埋もれて 曝かれるは 己己 在るがまま  地獄の底こそ 天上の真上 罪を産み落とすは愛 わたしを抱くなら おまえが生まれてきた 秘処を塞ぎ犯せ  地獄に暮らせど 母なる聖なる 美しき女たちは 永劫を背負い 戀しさに縋り 生なき生を葬るALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura漆黒のベールさえ わたしは息を掛けて しばしのとき純白へと 塗り替える  ここには行き惑う 魂たちが集う でもおまえはまだ 影さえ堕とさずに  地獄に生きれど 母なる聖なる わたしは浅ましきゆえ この身を腐らせ おまえの何を呼び 死のない死を翫ぶ  痛みを隠すのは ただひとつの悦び 皮膚の上を這う 炎の道しるべ  ここでは過ちも 真実も埋もれて 曝かれるは 己己 在るがまま  地獄の底こそ 天上の真上 罪を産み落とすは愛 わたしを抱くなら おまえが生まれてきた 秘処を塞ぎ犯せ  地獄に暮らせど 母なる聖なる 美しき女たちは 永劫を背負い 戀しさに縋り 生なき生を葬る
ヘテロ失楽園水鏡 映る少女 手を伸ばし抱けないけど 水面に触れ 沈んで揺れる長い巻き毛は 藻のように絡まり合う 私たちの意志  わかってる 出逢えること 紅蛾の翅毟る場処で 互いを曝け出すための  擦れ違う 薄荷の少年 振り向いてもまだ届かない いまは白いシャツの喉元 薊の花の痣もなく滑り落ちる 太陽の粒子  知っている 惹かれ合うのは 白昼の蜥蜴潜って ひとつに繋がる精神(たましい)  人々は何故 アダムとイヴでいられるんだろう 楽園なんかすぐに消えたのに 私は私と同じ貴女だから愛する 美しいと言える 真実の言葉を 吐き出すこともできる  唇を抑えながら 生きてきたけど一人で 月の森で授かったのは 濁ることのない 血の混じりなど持たない 雫の滴り  待っていた 迎え合うこと 生まれる前の分身を ぴたりと重なる肉体  始まりは何故 アダムとイヴの神話なんだろう 愚かな罪を語るだけなのに 僕は誰より僕に融け込む君に恋する なにひとつ無駄な未来など もうこの世界に必要ない  男と女 永劫阿修羅 理解し合えることのない種族 その愛はただ醜く栄え この地上に生み落とされる穢れ  アダムとイヴでいられないだろう 楽園なんか最初からないのに 私は私と同じ貴女だから愛する (僕は誰より僕に融け込む君に恋する) なにひとつ無意味な未来など もうこの世界には産まれないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也水鏡 映る少女 手を伸ばし抱けないけど 水面に触れ 沈んで揺れる長い巻き毛は 藻のように絡まり合う 私たちの意志  わかってる 出逢えること 紅蛾の翅毟る場処で 互いを曝け出すための  擦れ違う 薄荷の少年 振り向いてもまだ届かない いまは白いシャツの喉元 薊の花の痣もなく滑り落ちる 太陽の粒子  知っている 惹かれ合うのは 白昼の蜥蜴潜って ひとつに繋がる精神(たましい)  人々は何故 アダムとイヴでいられるんだろう 楽園なんかすぐに消えたのに 私は私と同じ貴女だから愛する 美しいと言える 真実の言葉を 吐き出すこともできる  唇を抑えながら 生きてきたけど一人で 月の森で授かったのは 濁ることのない 血の混じりなど持たない 雫の滴り  待っていた 迎え合うこと 生まれる前の分身を ぴたりと重なる肉体  始まりは何故 アダムとイヴの神話なんだろう 愚かな罪を語るだけなのに 僕は誰より僕に融け込む君に恋する なにひとつ無駄な未来など もうこの世界に必要ない  男と女 永劫阿修羅 理解し合えることのない種族 その愛はただ醜く栄え この地上に生み落とされる穢れ  アダムとイヴでいられないだろう 楽園なんか最初からないのに 私は私と同じ貴女だから愛する (僕は誰より僕に融け込む君に恋する) なにひとつ無意味な未来など もうこの世界には産まれない
平和の因子美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ  清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり  何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子  山も大地も 街も営む日々も 未だ在り  そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ  清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり  何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子  山も大地も 街も営む日々も 未だ在り  そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子
平成日本残酷物語蓮の花のような手と手合わせて 印す傷を卍に重ねる 重み なんてものは こうして感じるのさ  墨画の日々へと零したい色 誰かが持つ甘い蜜の無色 本当に欲しいものなんて そんなもんさ  幾代の乱世を 超えた血の果て 生まれてしまった 万死の 一生  どこまでも侵略してやろう 攻め入ろうおまえに 緩慢な拷問で 牙を抜かれちまうよりも先に  昭和の詩人は唄ったろう 君死にたもうなかれ そんな綺麗な 涙なんて受け取れない  銃口を天に向け無意味を計る 飛ばぬ鷹の羽の空しさで 青い空を汚してゆくのが青春  されたくないのだ 家畜のように 愚か を記す民 群の一人には  いくらでも略奪してやろう ものにするおまえを 泥濘の寝台で 優しく去勢されちまう前に  かつて漢らは言っただろう さあ撃ちてし止まんと でも僕たちは 何を敵にすりゃいいんだろ  どこまでも侵略してやろう 討ち入ろう 時代 に 監獄の自由に 目眩ましされちまわないために  昭和の作家は書いただろう 復讐するは我と だけど怒りを 持つのは神じゃなく己 持つのは神じゃない僕さALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也蓮の花のような手と手合わせて 印す傷を卍に重ねる 重み なんてものは こうして感じるのさ  墨画の日々へと零したい色 誰かが持つ甘い蜜の無色 本当に欲しいものなんて そんなもんさ  幾代の乱世を 超えた血の果て 生まれてしまった 万死の 一生  どこまでも侵略してやろう 攻め入ろうおまえに 緩慢な拷問で 牙を抜かれちまうよりも先に  昭和の詩人は唄ったろう 君死にたもうなかれ そんな綺麗な 涙なんて受け取れない  銃口を天に向け無意味を計る 飛ばぬ鷹の羽の空しさで 青い空を汚してゆくのが青春  されたくないのだ 家畜のように 愚か を記す民 群の一人には  いくらでも略奪してやろう ものにするおまえを 泥濘の寝台で 優しく去勢されちまう前に  かつて漢らは言っただろう さあ撃ちてし止まんと でも僕たちは 何を敵にすりゃいいんだろ  どこまでも侵略してやろう 討ち入ろう 時代 に 監獄の自由に 目眩ましされちまわないために  昭和の作家は書いただろう 復讐するは我と だけど怒りを 持つのは神じゃなく己 持つのは神じゃない僕さ
舞踏会の手帖こんなに たくさんの 記憶を抱えて ひとりで生きることは もう できないわ  もしも あなたが今 扉の向こうへ 消えたなら 私の時は止まるの  香ぐわしい 恋の円舞曲(ワルツ) こころ 乱す  舞踏会の相手は あなただけなの ガラスの靴をはいて 踊る私を 見つめていて  十六夜(いざよい)の木影で 抱かれて踊れば くちなしのドレスが ブルウに染まり  ひっそりと 落ちた花に 眠る 香り  舞踏会が終われば 私はひとり マリオネットになって 機械仕掛けで舞うだけなの  舞踏会の相手は あなただけなの 誰も知らない愛を ずっとどこかに憶えていて  舞踏会の手帖に あなたを綴る 生まれ変わる未来に きっと もう一度逢えるようにALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこんなに たくさんの 記憶を抱えて ひとりで生きることは もう できないわ  もしも あなたが今 扉の向こうへ 消えたなら 私の時は止まるの  香ぐわしい 恋の円舞曲(ワルツ) こころ 乱す  舞踏会の相手は あなただけなの ガラスの靴をはいて 踊る私を 見つめていて  十六夜(いざよい)の木影で 抱かれて踊れば くちなしのドレスが ブルウに染まり  ひっそりと 落ちた花に 眠る 香り  舞踏会が終われば 私はひとり マリオネットになって 機械仕掛けで舞うだけなの  舞踏会の相手は あなただけなの 誰も知らない愛を ずっとどこかに憶えていて  舞踏会の手帖に あなたを綴る 生まれ変わる未来に きっと もう一度逢えるように
ぶくぶく空が…冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう  ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が  水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ  ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう  “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた  ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう  ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が  水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ  ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう  “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた  ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしい
Fraulein Roseあなたが 巻きますか? 背中のネジを  午前三時の薔薇茶(ローズティ) 月光が 溶ける 唄を忘れた金糸雀 声なく 歌う  蒼い庭の真上 双子星が瞬く みんなひとりぼっち いつか誰かと出逢うために  硝子の匣の中 乙女は生きる 囁くこの鼓動 奏でてゆくメロディ どうぞ耳を澄まして聴いていて でもまだ少し未完成  真紅のくちびる苺(ストロベリィ) 苦さを 消して 運命沈めた水晶 翠の 影絵  夜の黒い翼に 銀の燈灯せば 白い朝が生まれ 雪の華へと氷る涙  あなたが開けたから わたしの扉を 想いが放たれて 綻びゆくつぼみ 歓びよりも小さな棘が 教えるのよ これが恋とALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あなたが 巻きますか? 背中のネジを  午前三時の薔薇茶(ローズティ) 月光が 溶ける 唄を忘れた金糸雀 声なく 歌う  蒼い庭の真上 双子星が瞬く みんなひとりぼっち いつか誰かと出逢うために  硝子の匣の中 乙女は生きる 囁くこの鼓動 奏でてゆくメロディ どうぞ耳を澄まして聴いていて でもまだ少し未完成  真紅のくちびる苺(ストロベリィ) 苦さを 消して 運命沈めた水晶 翠の 影絵  夜の黒い翼に 銀の燈灯せば 白い朝が生まれ 雪の華へと氷る涙  あなたが開けたから わたしの扉を 想いが放たれて 綻びゆくつぼみ 歓びよりも小さな棘が 教えるのよ これが恋と
フラワーチャイルド夢のフラワーランドヘ 連れて行ってあげるわ ひかりたちのダンスに合わせ 花のドレスでキララ歌いましょう  風のメリーゴーランドに わらい声がひびくよ ほら ここでもつぼみがひらく みんな一緒にリララ踊りましょう  星がささやくころには 甘いミルクを飲んで ふわふわ眠るゆりかごのなか あなたのことそっとおもいだす  明日もほほえむおひさま せかいじゅうをつつむわ どんなときもやさしいこころ わすれないでねそれがやくそくよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也夢のフラワーランドヘ 連れて行ってあげるわ ひかりたちのダンスに合わせ 花のドレスでキララ歌いましょう  風のメリーゴーランドに わらい声がひびくよ ほら ここでもつぼみがひらく みんな一緒にリララ踊りましょう  星がささやくころには 甘いミルクを飲んで ふわふわ眠るゆりかごのなか あなたのことそっとおもいだす  明日もほほえむおひさま せかいじゅうをつつむわ どんなときもやさしいこころ わすれないでねそれがやくそくよ
冬物語冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう  Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの  あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで  Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ  今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから  Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの  Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはずALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう  Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの  あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで  Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ  今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから  Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの  Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはず
Feliciter花束にこぼれて落ちる ナミダは空の色 この世で目にした穢れを すべて流すように  ひとり手懐けた 寂しさの小鳥 窓を越えて行く  おめでとう 心から あなたへと 送りたい 昨日まで探しつづけてきた 幸せを抱く迷子の天使 このとき あなたのベールに 降りるの  いくつもの夜に語った コトバは月の色 散ってはまた咲く夢を なだめては眠った  喜び哀しみ 分け合って人は 優しさを知るの  ありがとう 心から あなたへと 伝えたい どんな日もそばにいてくれた 宝石箱の想い出のなか 何よりも あなたの笑顔が うれしい  恋した季節の 切なさも 胸に忘れないでいて  おめでとう 心から あなたへと 歌うから 今日からは大切な人の 微笑み護る女神となって いつまでも 変わらぬあなたで いてほしいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久花束にこぼれて落ちる ナミダは空の色 この世で目にした穢れを すべて流すように  ひとり手懐けた 寂しさの小鳥 窓を越えて行く  おめでとう 心から あなたへと 送りたい 昨日まで探しつづけてきた 幸せを抱く迷子の天使 このとき あなたのベールに 降りるの  いくつもの夜に語った コトバは月の色 散ってはまた咲く夢を なだめては眠った  喜び哀しみ 分け合って人は 優しさを知るの  ありがとう 心から あなたへと 伝えたい どんな日もそばにいてくれた 宝石箱の想い出のなか 何よりも あなたの笑顔が うれしい  恋した季節の 切なさも 胸に忘れないでいて  おめでとう 心から あなたへと 歌うから 今日からは大切な人の 微笑み護る女神となって いつまでも 変わらぬあなたで いてほしい
Femme Fatale砕き進め さだめを 支配せんと すべてを 凍てつく十字架も 燃えていよう  いつか真珠の骸になるまで 赤く滲む罪をいくつ 私 孕むでしょう  獣の爪で無為の未来を裂く 神はどこと問うまでもない ここは 星の荒野  綺麗事だけで 生きられないのだから さあ 手を取って  堕ちてゆこう 果てまで 散ってしまえ 闇へと 破滅は恐るるに足らぬ美学  曝くための 真実 隠すための 現実 私の目の中を覗きこんで  まだ見えぬものを どうぞ感じて  ………  奪い奪われ 戦いの摂理 引き返せない愛のようね あなた 留め 刺せる?  恋しい腕に抱かれて死んだら 次の世では きっと私 天使 いいえ 女  傷だらけの胸 再生のダリア咲くでしょう 活きる血で  昇ってゆけ 何度も 越えてしまえ 夢など 仮想の楽園は望むままに  砕き進め さだめを 支配せんと あなたと ふたつの聖剣は重なり合う  この体の中 仕舞うように  ………  さあ 続けて 終わりは始まり  堕ちてゆこう 果てまで 散ってしまえ 闇へと 破滅は恐るるに足らぬ美学  砕き進め さだめを 支配せんと すべてを 凍てつく十字架は崩れ落ちた  愛交わす為の 祭壇へとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也砕き進め さだめを 支配せんと すべてを 凍てつく十字架も 燃えていよう  いつか真珠の骸になるまで 赤く滲む罪をいくつ 私 孕むでしょう  獣の爪で無為の未来を裂く 神はどこと問うまでもない ここは 星の荒野  綺麗事だけで 生きられないのだから さあ 手を取って  堕ちてゆこう 果てまで 散ってしまえ 闇へと 破滅は恐るるに足らぬ美学  曝くための 真実 隠すための 現実 私の目の中を覗きこんで  まだ見えぬものを どうぞ感じて  ………  奪い奪われ 戦いの摂理 引き返せない愛のようね あなた 留め 刺せる?  恋しい腕に抱かれて死んだら 次の世では きっと私 天使 いいえ 女  傷だらけの胸 再生のダリア咲くでしょう 活きる血で  昇ってゆけ 何度も 越えてしまえ 夢など 仮想の楽園は望むままに  砕き進め さだめを 支配せんと あなたと ふたつの聖剣は重なり合う  この体の中 仕舞うように  ………  さあ 続けて 終わりは始まり  堕ちてゆこう 果てまで 散ってしまえ 闇へと 破滅は恐るるに足らぬ美学  砕き進め さだめを 支配せんと すべてを 凍てつく十字架は崩れ落ちた  愛交わす為の 祭壇へと
ピアニィ・ピンクあでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ  恋をしたら ひとりきりでも 小さな胸が 事件であふれちゃう  こっそりあなたを 見つめるそのたびに 世界が息づいた  朝つゆに光る ピアニィ・レッド 炎みたいね 弱さにうつむいた 日々を燃やしておくれ  誰にだって 優しいあなたを くやしいけれど 誇りに 思っちゃう  女の子は皆 秘密の花園で 綺麗になってゆく  清らかに歌う ピアニィ・ピンク ときめく吐息 裸のくちびる そっと蝶々が触れた  あなたの瞳に 誰より ああ残りたい  あでやかに競う ピアニィ・ピンク あなたのために 笑顔が いちばん すてきな私になる  あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク 私のために 笑顔が いちばん すてきな私になるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ  恋をしたら ひとりきりでも 小さな胸が 事件であふれちゃう  こっそりあなたを 見つめるそのたびに 世界が息づいた  朝つゆに光る ピアニィ・レッド 炎みたいね 弱さにうつむいた 日々を燃やしておくれ  誰にだって 優しいあなたを くやしいけれど 誇りに 思っちゃう  女の子は皆 秘密の花園で 綺麗になってゆく  清らかに歌う ピアニィ・ピンク ときめく吐息 裸のくちびる そっと蝶々が触れた  あなたの瞳に 誰より ああ残りたい  あでやかに競う ピアニィ・ピンク あなたのために 笑顔が いちばん すてきな私になる  あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク 私のために 笑顔が いちばん すてきな私になる
ビアンカほかに人形なら 豪華な子もいたけど リボンひとつ 飾ったあなたを選んだ  鼓動分けるように 抱きしめて眠ったの 夢や秘密 語って いっしょに空を見てた  見えない羽に 包まれた年月  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子たち パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい ずっと  恋に傷つくたび 服の色をかえたの そして白いシフォンの 花嫁衣装着せる  あの人のこと 打ち明けたそのとき  ビアンカ ビアンカ いつかママになり 膝で眠る女の子 ビアンカ ビアンカ あなたの名で呼ぶ 想い出をつなぎ そっと  ビアンカ ビアンカ 時の薄闇で 私だけが年をとる ビアンカ ビアンカ あなたの瞳 また深くなるの  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子 パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたいALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久ほかに人形なら 豪華な子もいたけど リボンひとつ 飾ったあなたを選んだ  鼓動分けるように 抱きしめて眠ったの 夢や秘密 語って いっしょに空を見てた  見えない羽に 包まれた年月  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子たち パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい ずっと  恋に傷つくたび 服の色をかえたの そして白いシフォンの 花嫁衣装着せる  あの人のこと 打ち明けたそのとき  ビアンカ ビアンカ いつかママになり 膝で眠る女の子 ビアンカ ビアンカ あなたの名で呼ぶ 想い出をつなぎ そっと  ビアンカ ビアンカ 時の薄闇で 私だけが年をとる ビアンカ ビアンカ あなたの瞳 また深くなるの  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子 パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
秘密の花薗あなたが失くした緑の鍵 ふたりの秘密の花薗へと 続く錆びた扉 最後に開けたのは 昨日のことか それとも遠い昔  葉末の腕がひらく 迎えるように 萌黄の蔦は伸びる 抱き取るために 蘭の薫りは 紗衣(ローブ) 菫の群れは 茵  双子の少女のように 片時も離れない どちらの背中にも見えた 美しい蝶の翅 光に透けていたわ  わたしが盗んだ大事な鍵 ふたりの季節を留めたくて  出口は鳥たちが 枝で隠したのに なぜ潜ったの あなたは泥だらけで  糸杉 幹が揺れる 微風乱し 茨の茎は軋む 問いかけようと 薔薇の憂いは 吐息 百合の雫は 涙  この世の花という花 ここで萎れてゆくわ どうか戻ってきて 時を止めたまま 待っている ずっとひとりぼっちで  それは誰も知らない 些細な事件 想い出を忘れない あなたのために  蝶々の骨で作った 小さな鍵を 送るわ  街中さまよっても 扉はどこにもない だけど失くさないで 二度と  埋められたわたしだけ 終わらぬ春を生きるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あなたが失くした緑の鍵 ふたりの秘密の花薗へと 続く錆びた扉 最後に開けたのは 昨日のことか それとも遠い昔  葉末の腕がひらく 迎えるように 萌黄の蔦は伸びる 抱き取るために 蘭の薫りは 紗衣(ローブ) 菫の群れは 茵  双子の少女のように 片時も離れない どちらの背中にも見えた 美しい蝶の翅 光に透けていたわ  わたしが盗んだ大事な鍵 ふたりの季節を留めたくて  出口は鳥たちが 枝で隠したのに なぜ潜ったの あなたは泥だらけで  糸杉 幹が揺れる 微風乱し 茨の茎は軋む 問いかけようと 薔薇の憂いは 吐息 百合の雫は 涙  この世の花という花 ここで萎れてゆくわ どうか戻ってきて 時を止めたまま 待っている ずっとひとりぼっちで  それは誰も知らない 些細な事件 想い出を忘れない あなたのために  蝶々の骨で作った 小さな鍵を 送るわ  街中さまよっても 扉はどこにもない だけど失くさないで 二度と  埋められたわたしだけ 終わらぬ春を生きる
卑弥呼外伝日輪昇り 山河目覚め 日々に芽吹く 人の心  わが命 選びしは この場処か この時か 悠久を辿る果ての  如何な世にも 出づる惑い 赤裸々の たましいは 無限なる 万有の 核となる 陰と陽(ひかり)  響き合え 共にある 慶びの 遠き波動 孤独ゆえに満ちる夢よ 奴婢のように君を恋うる  風を聴け 月を読み ああ卑弥呼 緋の涙は 御身が最後に残す声  後の世まで 刻む日章 われわれを 選びしは この國の この時代 繋がれた 血の理  掬い出せ 濁流の 泥の中 点る炎 終わりの来ぬ平安へと 巫女のように君を崇む  岩砕け 波を知る ああ卑弥呼 渡す祝詞(ことば) 地上に交わる 祈声  踊レ手弱女 産メヨ火ノ國 美シ紅焔 倭國マホロバ 唄エ益荒男 栄エ火ノ國 尊シ旭日 大和トコシエ  響き合え 共にある 苦しみの 永き記憶 孤独ゆえに満ちる愛よ 神のようにわれを殺せ  ああ卑弥呼 ああ卑弥呼  風を聴け 月を読み ああ卑弥呼 緋の涙は この身が最後に捧ぐ唄  天は裁きを 下すことはできぬだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也日輪昇り 山河目覚め 日々に芽吹く 人の心  わが命 選びしは この場処か この時か 悠久を辿る果ての  如何な世にも 出づる惑い 赤裸々の たましいは 無限なる 万有の 核となる 陰と陽(ひかり)  響き合え 共にある 慶びの 遠き波動 孤独ゆえに満ちる夢よ 奴婢のように君を恋うる  風を聴け 月を読み ああ卑弥呼 緋の涙は 御身が最後に残す声  後の世まで 刻む日章 われわれを 選びしは この國の この時代 繋がれた 血の理  掬い出せ 濁流の 泥の中 点る炎 終わりの来ぬ平安へと 巫女のように君を崇む  岩砕け 波を知る ああ卑弥呼 渡す祝詞(ことば) 地上に交わる 祈声  踊レ手弱女 産メヨ火ノ國 美シ紅焔 倭國マホロバ 唄エ益荒男 栄エ火ノ國 尊シ旭日 大和トコシエ  響き合え 共にある 苦しみの 永き記憶 孤独ゆえに満ちる愛よ 神のようにわれを殺せ  ああ卑弥呼 ああ卑弥呼  風を聴け 月を読み ああ卑弥呼 緋の涙は この身が最後に捧ぐ唄  天は裁きを 下すことはできぬだろう
緋紅的牡丹腕を回して抱き取る 夢の形よ 美しき君が其処に居る 奇跡を密かに愛しむ 深き想いはその瞳に 届かざりしも 苦しみは甘き棘を持ち 私は痛みに酔い痴れる  花に譬えて生きられる 戀と云う麗らかな日々を ああ忘れざりしこの世の 思い出と代えて 春の中 散らん  せめて牡丹の 緋の色を残して  倫倫地想著似 擁著似的肩 無法進入似那片天 痛苦交纏 甜蜜的荊棘 在痛中癡戀迷離 浄扎盤旋 迷失留戀  展開的美麗花瓣 幸福的笑臉 愛無法實現的毎天 苦苦思念 世世年年永從心中美好懷念 美的夢町 美的春郷 不要離我那摩遠  紛紛飄落的花瓣 那是緋紅艶麗的牡丹  蝶に譬えて死にたもう 戀と云う残酷の時よ 広げた羽は千切れて 天の高みには 昇れないのなら 君の瞳の青空に 墜ちようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也腕を回して抱き取る 夢の形よ 美しき君が其処に居る 奇跡を密かに愛しむ 深き想いはその瞳に 届かざりしも 苦しみは甘き棘を持ち 私は痛みに酔い痴れる  花に譬えて生きられる 戀と云う麗らかな日々を ああ忘れざりしこの世の 思い出と代えて 春の中 散らん  せめて牡丹の 緋の色を残して  倫倫地想著似 擁著似的肩 無法進入似那片天 痛苦交纏 甜蜜的荊棘 在痛中癡戀迷離 浄扎盤旋 迷失留戀  展開的美麗花瓣 幸福的笑臉 愛無法實現的毎天 苦苦思念 世世年年永從心中美好懷念 美的夢町 美的春郷 不要離我那摩遠  紛紛飄落的花瓣 那是緋紅艶麗的牡丹  蝶に譬えて死にたもう 戀と云う残酷の時よ 広げた羽は千切れて 天の高みには 昇れないのなら 君の瞳の青空に 墜ちよう
緋ノ月 (TV-size)凍てついた闇世を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの?  誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで  あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう  いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ  朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也凍てついた闇世を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの?  誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで  あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう  いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ  朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くの
緋ノ月氷の 花びら 融けて 咲くでしょう あなたのぬくもりで 儚く美しい 一瞬を生きる  秘めたる 言葉は なぞる 星座の 翼に乗って羽搏くのよ  遥かなる太古の 原野に目覚めた 命を照らしていた 天は現代(いま)も変わらぬ  凍てついた闇夜を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの?  誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで  あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう  いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ  朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くの  いつか遠い宇宙に この手は触れるわ 世界中で轟く どんな祈りも届けて  黎明のさざなみ 輝かせるため 私はここに満ちる  遥かなる太古の 大地に目覚めた 命は続いていく 天と共に変わらず  凍てついた闇夜を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の未来(ゆくえ) 見つめていてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也氷の 花びら 融けて 咲くでしょう あなたのぬくもりで 儚く美しい 一瞬を生きる  秘めたる 言葉は なぞる 星座の 翼に乗って羽搏くのよ  遥かなる太古の 原野に目覚めた 命を照らしていた 天は現代(いま)も変わらぬ  凍てついた闇夜を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの?  誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで  あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう  いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ  朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くの  いつか遠い宇宙に この手は触れるわ 世界中で轟く どんな祈りも届けて  黎明のさざなみ 輝かせるため 私はここに満ちる  遥かなる太古の 大地に目覚めた 命は続いていく 天と共に変わらず  凍てついた闇夜を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の未来(ゆくえ) 見つめていて
緋ノ糸輪廻ノGEMINI胸の間(あわい) 抱える剣 身体を巡る 緋(あか)い記憶よ 泣いて笑い 愛し憎んだ 私たちまた 現世(ここ)に交わる  そのキレイな眸を 覗き込めば 甦えるの 繭のなか 寄り添って 夢を喰んだ日々  あるいは絡めた指 互いの血に 塗(まみ)れ甘く 流れる時の川へ 散ったことを  絹帯(リボン)と鎖で 双つの運命は結ばれ  生きて出逢い 惹かれ合ったの それが何より 強い武器だわ 闇も悪も もう恐れない 二人だけでも いまを戦う  美しい救世主(メシア)になれ  地上に先にありきは 戦いですか 愛ですか あなたを抱きしめれば 分かる気がする  大事な存在 この手で護るが宿命  死して目覚め 独りを知って 切ない夜を 幾つ過ぎても 永遠に残る ぬくもりを抱き 人は誰でも歩いて行ける  聖なる祈り つなげ  胸の間 抱える剣 素肌を探る 熱い想いよ 泣いて笑い 愛し学んだ 私たちまた 来世(ここ)に交わる  生きて出逢い 惹かれ合ったら それが何より 強い武器なの 闇も悪も 恐れはしない 私たち皆 いまを戦う  すべての救世主となりALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也胸の間(あわい) 抱える剣 身体を巡る 緋(あか)い記憶よ 泣いて笑い 愛し憎んだ 私たちまた 現世(ここ)に交わる  そのキレイな眸を 覗き込めば 甦えるの 繭のなか 寄り添って 夢を喰んだ日々  あるいは絡めた指 互いの血に 塗(まみ)れ甘く 流れる時の川へ 散ったことを  絹帯(リボン)と鎖で 双つの運命は結ばれ  生きて出逢い 惹かれ合ったの それが何より 強い武器だわ 闇も悪も もう恐れない 二人だけでも いまを戦う  美しい救世主(メシア)になれ  地上に先にありきは 戦いですか 愛ですか あなたを抱きしめれば 分かる気がする  大事な存在 この手で護るが宿命  死して目覚め 独りを知って 切ない夜を 幾つ過ぎても 永遠に残る ぬくもりを抱き 人は誰でも歩いて行ける  聖なる祈り つなげ  胸の間 抱える剣 素肌を探る 熱い想いよ 泣いて笑い 愛し学んだ 私たちまた 来世(ここ)に交わる  生きて出逢い 惹かれ合ったら それが何より 強い武器なの 闇も悪も 恐れはしない 私たち皆 いまを戦う  すべての救世主となり
跪いて足をお嘗めGOLD LYLIC跪いてお嘗めよ 赤い爪を 縺れた舌で女王様とお呼びなさい  地獄に咲く太陽と 極楽に墜ちる闇と 眩しさと絶望なら どちらが深いのだろう  頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜  秘めやかに疼く傷も したたかに滴る血も 心の底へと届く 美し貢ぎ物なのに  求めるのが まだ愛なんて 男達どれほどまで 浅はかな子供だろう  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 這って昇って絶え絶えに それでも乞うのなら  私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない  好色と嗜虐の目と 組み敷かれる屈辱と 恍惚の狭間に視る 哀しき幸福の影  躯ノソコカラ炸裂 逃シハシナイワ絶頂  騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ 信じられるものはもう 何も有りはしないのに  縋りたいのが なお愛なんて 女達どれほどまで 愚かな生き物だろう  跪いて捧げよ 永久なるもの 渇いた喉で母様と叫びなさい 生きる教え 撓った鞭の音を 数え纏って怖怖と それでも乞うのなら  純粋と云う 汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない  横たわって求めよ 甘い舌を 可愛い声で姉様とお鳴きなさい  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 立って昇って絶え絶えに そうして恋うるなら  私の凍りついた魂を解くのは 再び目覚めるあなたの瞳でしょうGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也跪いてお嘗めよ 赤い爪を 縺れた舌で女王様とお呼びなさい  地獄に咲く太陽と 極楽に墜ちる闇と 眩しさと絶望なら どちらが深いのだろう  頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜  秘めやかに疼く傷も したたかに滴る血も 心の底へと届く 美し貢ぎ物なのに  求めるのが まだ愛なんて 男達どれほどまで 浅はかな子供だろう  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 這って昇って絶え絶えに それでも乞うのなら  私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない  好色と嗜虐の目と 組み敷かれる屈辱と 恍惚の狭間に視る 哀しき幸福の影  躯ノソコカラ炸裂 逃シハシナイワ絶頂  騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ 信じられるものはもう 何も有りはしないのに  縋りたいのが なお愛なんて 女達どれほどまで 愚かな生き物だろう  跪いて捧げよ 永久なるもの 渇いた喉で母様と叫びなさい 生きる教え 撓った鞭の音を 数え纏って怖怖と それでも乞うのなら  純粋と云う 汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない  横たわって求めよ 甘い舌を 可愛い声で姉様とお鳴きなさい  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 立って昇って絶え絶えに そうして恋うるなら  私の凍りついた魂を解くのは 再び目覚めるあなたの瞳でしょう
日出づる万國博覧会ever ever ぼくらは持ってる 美しいものを ever ever 目の中と外に  ever ever いつでも待ってる まだ見ぬ世界は ever ever 限りない扉を開けて  日出づる場処の 準備は万端  行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで  誉れ 自慢の国宝 職人技の数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと今が 大好きになるだろう  ever ever ぼくらは分け合う 美しいものを ever ever 心捧ぐように  never never けして変わらない 大切なすべて ever ever 人が生きて生み出すもの  日出づる時代 出会ったぼくら  行こう 夢の万博へ! 登れ 輝く塔へと 笑顔だけで 通じるさ 誰とだって  誇る 伝統工芸 先端技術も 芸術 床し新し 美術に ぼくの世界 また広がってく  Let's go to BANPAKU all together!  行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで  誉れ 自慢の国宝 職人技の 数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと未来が 大好きになるだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ever ever ぼくらは持ってる 美しいものを ever ever 目の中と外に  ever ever いつでも待ってる まだ見ぬ世界は ever ever 限りない扉を開けて  日出づる場処の 準備は万端  行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで  誉れ 自慢の国宝 職人技の数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと今が 大好きになるだろう  ever ever ぼくらは分け合う 美しいものを ever ever 心捧ぐように  never never けして変わらない 大切なすべて ever ever 人が生きて生み出すもの  日出づる時代 出会ったぼくら  行こう 夢の万博へ! 登れ 輝く塔へと 笑顔だけで 通じるさ 誰とだって  誇る 伝統工芸 先端技術も 芸術 床し新し 美術に ぼくの世界 また広がってく  Let's go to BANPAKU all together!  行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで  誉れ 自慢の国宝 職人技の 数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと未来が 大好きになるだろう
PANDEMIC闇闇たる暗澹たる 眼蓋の向こうへ 昏昏たる混沌たる ワタシは目覚める 手術台めいた寝台で 死せる百合の香に誘われて  凡凡たる洋洋たる 時は沮まれて 亂亂たり絢爛たり 夢は白々と 世界は密かに侵されて 不自由なき無菌の感染  まだ分かり合う意味などある? だれもみんなひとりで ただ自己だけ愛おしがって キレイゴトのママゴト  触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 頭ばかりずっと遠いところ離れていく  浪浪たる累累たる 溢れる人波 燦燦たれ惨憺たれ 逃げても果てなき 世界は静かに満ちていて 渇望なき不感の伝染  まだ愛し合う意味などある? これ以上望むなら なぜ罪深さ気づく前に 救われたいと願うの  話す叫ぶ歌う笑う黙る喚く唾棄する こんな口は白痴の様に当てもなく饒舌で だから心なんかどこにあるか忘れている  まだ繋がったつもりでいる? ぜんぶみんなひとりよ ただ自分だけ厭わしがって エソラゴトのウツビョウ  触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 汚す穢す犯す壊す倒す殺す滅ぼす まだ互いにどんなことも為してしまうと分かる きっとヒトがヒトで在ることさえ無くなっていくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也闇闇たる暗澹たる 眼蓋の向こうへ 昏昏たる混沌たる ワタシは目覚める 手術台めいた寝台で 死せる百合の香に誘われて  凡凡たる洋洋たる 時は沮まれて 亂亂たり絢爛たり 夢は白々と 世界は密かに侵されて 不自由なき無菌の感染  まだ分かり合う意味などある? だれもみんなひとりで ただ自己だけ愛おしがって キレイゴトのママゴト  触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 頭ばかりずっと遠いところ離れていく  浪浪たる累累たる 溢れる人波 燦燦たれ惨憺たれ 逃げても果てなき 世界は静かに満ちていて 渇望なき不感の伝染  まだ愛し合う意味などある? これ以上望むなら なぜ罪深さ気づく前に 救われたいと願うの  話す叫ぶ歌う笑う黙る喚く唾棄する こんな口は白痴の様に当てもなく饒舌で だから心なんかどこにあるか忘れている  まだ繋がったつもりでいる? ぜんぶみんなひとりよ ただ自分だけ厭わしがって エソラゴトのウツビョウ  触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 汚す穢す犯す壊す倒す殺す滅ぼす まだ互いにどんなことも為してしまうと分かる きっとヒトがヒトで在ることさえ無くなっていく
遊蝶花ワルツパープル イエロー バイオレット 花壇に咲くわたし パンジー 仔犬も座ってやさしく見惚れる  夜空色 おひさまの色 煙った雨の色 三色 合わせたドレスがいつでも自慢よ  だけどちょっぴり 物足りないの あの燃える夕やけのような 宝石色をまとえばもっと 綺麗なのに  となりの水仙が言うの あたしは白い衣裳だけど 他の誰よりもいい匂いがするわ  なぜかちょっぴり 寂しくなるの 自由に飛ぶミツバチたちが 遊びにもきてくれないから 俯きそうなの…  顔を あげて ごらん 僕を 君の紫に恋してる  そしてとっても うっとりしたの わたしの頬に甘いキスを くれたのはルビー色の蝶々  完璧だわALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hiranoパープル イエロー バイオレット 花壇に咲くわたし パンジー 仔犬も座ってやさしく見惚れる  夜空色 おひさまの色 煙った雨の色 三色 合わせたドレスがいつでも自慢よ  だけどちょっぴり 物足りないの あの燃える夕やけのような 宝石色をまとえばもっと 綺麗なのに  となりの水仙が言うの あたしは白い衣裳だけど 他の誰よりもいい匂いがするわ  なぜかちょっぴり 寂しくなるの 自由に飛ぶミツバチたちが 遊びにもきてくれないから 俯きそうなの…  顔を あげて ごらん 僕を 君の紫に恋してる  そしてとっても うっとりしたの わたしの頬に甘いキスを くれたのはルビー色の蝶々  完璧だわ
巴里と画家と女陽のあふれるアトリエで 絵筆を取る 今日もまた 一日中何もかも忘れて ただひとり  モンラパン 窓辺に 君が飾った雛芥子が揺れて 美しい街並み 見下ろす夕暮れを僕は愛する  仲間と集うカフェ 喧噪と笑い声に満たされる なのになぜ思い出すのか 捨てた故郷(まち)を  逃げるように 背を向けた いまは遠い 異国の地 もうここでしか 描くことができない  目を閉じれば 見えるんだ 罪などない 人たちが 僕の名を呼びつづけているずっと 君のように  モナムール あなたの 夜空色した瞳が好きなの 静かなノワール 暗いカンヴァスに星が灯るわ  本当に描きたい風景は 心の奥に眠る あなたもきっと わかっているはずでしょう  悲しみなど そこにない 過ぎたものの 優しさが 光混ぜた絵の具の 色になる  ああわたしは旅をする 見たことない異国の地 少年のあなたが遊んでいる ほほえんで  哀しみはもう そこにない 過ぎた日々の 懐かしさ どこにいても 僕を包んでいる  ねえわたしを 連れてって もし許してくれるなら そっと芽生えたこの命を抱き 愛しい人の国(ふるさと)へALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久陽のあふれるアトリエで 絵筆を取る 今日もまた 一日中何もかも忘れて ただひとり  モンラパン 窓辺に 君が飾った雛芥子が揺れて 美しい街並み 見下ろす夕暮れを僕は愛する  仲間と集うカフェ 喧噪と笑い声に満たされる なのになぜ思い出すのか 捨てた故郷(まち)を  逃げるように 背を向けた いまは遠い 異国の地 もうここでしか 描くことができない  目を閉じれば 見えるんだ 罪などない 人たちが 僕の名を呼びつづけているずっと 君のように  モナムール あなたの 夜空色した瞳が好きなの 静かなノワール 暗いカンヴァスに星が灯るわ  本当に描きたい風景は 心の奥に眠る あなたもきっと わかっているはずでしょう  悲しみなど そこにない 過ぎたものの 優しさが 光混ぜた絵の具の 色になる  ああわたしは旅をする 見たことない異国の地 少年のあなたが遊んでいる ほほえんで  哀しみはもう そこにない 過ぎた日々の 懐かしさ どこにいても 僕を包んでいる  ねえわたしを 連れてって もし許してくれるなら そっと芽生えたこの命を抱き 愛しい人の国(ふるさと)へ
パラソルのある風景空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い  行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって  まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い  行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって  まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいい
パピヨン輪廻はるかな命の始まりが 翡翠の蛹であったなら ひかりの中 目覚めたでしょう 美しい姿ひろげ  心魂(こころ)は今も その時のまま  はじめて来たのに懐かしい はじめて見るのに愛おしい すべてが意味を持ち導く 不思議な記憶の先へ  尽きず何度も 生まれ変わり 今ここにいる  見知らぬ国の夢 戦いの時代も まるで終わりのない物語 綴るみたい  たくさんのワタシが わたしにつながって 同じように感じ泣き笑い 奏で合う歌声  季節は巡って花が咲く 歴史は決まって繰り返す 眠りはまた目覚めるために 羽の中へ包まれる  みんな選ばれ この大事な今を 生きてる  海に棲んだ娘 牢の中の王子 穏やかに 波乱に 満ちていた遠い童話  たくさんのアナタが あなたにつながって どんなに孤独かかえても 目を閉じれば 思い出す  胸を焦がした恋 運命(さだめ)を抱いた愛 まるで終わりのない物語 続くように  そしていつかわたし あなたにたどりつく 前にどこかで逢ったかしらと 言うから気が付いてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也はるかな命の始まりが 翡翠の蛹であったなら ひかりの中 目覚めたでしょう 美しい姿ひろげ  心魂(こころ)は今も その時のまま  はじめて来たのに懐かしい はじめて見るのに愛おしい すべてが意味を持ち導く 不思議な記憶の先へ  尽きず何度も 生まれ変わり 今ここにいる  見知らぬ国の夢 戦いの時代も まるで終わりのない物語 綴るみたい  たくさんのワタシが わたしにつながって 同じように感じ泣き笑い 奏で合う歌声  季節は巡って花が咲く 歴史は決まって繰り返す 眠りはまた目覚めるために 羽の中へ包まれる  みんな選ばれ この大事な今を 生きてる  海に棲んだ娘 牢の中の王子 穏やかに 波乱に 満ちていた遠い童話  たくさんのアナタが あなたにつながって どんなに孤独かかえても 目を閉じれば 思い出す  胸を焦がした恋 運命(さだめ)を抱いた愛 まるで終わりのない物語 続くように  そしていつかわたし あなたにたどりつく 前にどこかで逢ったかしらと 言うから気が付いて
pastel pure朝もやの中 続く白い道 鳥のさえずり 挨拶かわしながら 時に雲が 垂れ込めて 日差し陰ろうとも 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 重い雲の上は 青い空  夕べの鐘が 響く並木道 手と手つないで 小走り 日が暮れるよ 夜の とばりが追いついて 昼間の夢をのむ 急かさないで 時よ 私は信じている 暗い夜空だから 光る星  道草をして行こう ほら花が咲いている 立ち止まり見上げる 青い空 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 私たち見守る 青い空ALI PROJECT今野緒雪片倉三起也平野義久朝もやの中 続く白い道 鳥のさえずり 挨拶かわしながら 時に雲が 垂れ込めて 日差し陰ろうとも 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 重い雲の上は 青い空  夕べの鐘が 響く並木道 手と手つないで 小走り 日が暮れるよ 夜の とばりが追いついて 昼間の夢をのむ 急かさないで 時よ 私は信じている 暗い夜空だから 光る星  道草をして行こう ほら花が咲いている 立ち止まり見上げる 青い空 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 私たち見守る 青い空
Virtual Fantasy月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい  羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい  終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある  幾何学模様 ロマンティック  愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい  きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク  リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある  化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にあるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい  羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい  終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある  幾何学模様 ロマンティック  愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい  きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク  リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある  化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある
BAR酔芙蓉へどうぞウヰスキーはいかが 飲みたい気分でしょ 竹林 風を抜け お出であそばせ  辿り着けたらあなた 乾杯をしましょ 窓の月 切子のグラスに溶かして  たまには浮き世離れ しずかに時揺蕩う 酔郷の桃源郷 爪に点した緑蛾の灯り どなたも知らない 秘密の話でも  絽の帯のうしろ 白狐の尻尾 見え隠れしたなら お酔いの証拠ね  色恋は化かし合い 騙されて幸せな 可愛い女もいる ほらあなたの帰りを 待っているひとが見える 夏の嵐のなか  私の名 酔芙蓉 うす紅から紅い その記憶は色づく 目醒めたあとは消えてゆくけど だけどまたいつか 逢いに来てくださる?  おひとりで 夢の浮き橋渡ってALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也斉藤聡ウヰスキーはいかが 飲みたい気分でしょ 竹林 風を抜け お出であそばせ  辿り着けたらあなた 乾杯をしましょ 窓の月 切子のグラスに溶かして  たまには浮き世離れ しずかに時揺蕩う 酔郷の桃源郷 爪に点した緑蛾の灯り どなたも知らない 秘密の話でも  絽の帯のうしろ 白狐の尻尾 見え隠れしたなら お酔いの証拠ね  色恋は化かし合い 騙されて幸せな 可愛い女もいる ほらあなたの帰りを 待っているひとが見える 夏の嵐のなか  私の名 酔芙蓉 うす紅から紅い その記憶は色づく 目醒めたあとは消えてゆくけど だけどまたいつか 逢いに来てくださる?  おひとりで 夢の浮き橋渡って
万花繚乱姥桜百花繚乱 百では足りぬ 咲き誇って行かん 男勝りに見えても 可愛い 女です 美と若さは手放せません  枕を濡らして 初恋患い 火照った体を 青い夜が癒やした  あれから幾つ春を数えて 花も盛り そろそろ散らん まだまだ枯れぬ だって心は あの頃のまま  年相応に生きよと申す アナタいつの時代 どんな日も私たち 着飾ってなんぼでしょ  年齢不詳 知らぬが仏? いいえ ただのナンバー 魔女の鏡の呪いで 死ぬまで 女です さあ大事に愛してたもれ  艶めくお肌は 保湿の賜物 ストレス発散 たまに推しなど愛でて  きっと前世はバンパイアなの 薔薇を好み ポリフェノオルの赤いワインを 処女(おとめ)の血だと 思って飲むの  日進月歩 美容医学の 麗しの女医たち 恩恵を受けない手は ないかも? 今かも?  不老と不死の秘薬はいつか 完成されてゆく いくらでも実験台に なっちゃうわ 任せて 後世のため 命張るわ  年相応に生きよと申す アナタいつの時代 着たい服に私たち 選ばれてるだけよ  万花繚乱 千でも足りぬ 咲き誇って行かん ひとりひとり開く花 何歳(いくつ)になっても さあそのまま輝け 爛漫ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也百花繚乱 百では足りぬ 咲き誇って行かん 男勝りに見えても 可愛い 女です 美と若さは手放せません  枕を濡らして 初恋患い 火照った体を 青い夜が癒やした  あれから幾つ春を数えて 花も盛り そろそろ散らん まだまだ枯れぬ だって心は あの頃のまま  年相応に生きよと申す アナタいつの時代 どんな日も私たち 着飾ってなんぼでしょ  年齢不詳 知らぬが仏? いいえ ただのナンバー 魔女の鏡の呪いで 死ぬまで 女です さあ大事に愛してたもれ  艶めくお肌は 保湿の賜物 ストレス発散 たまに推しなど愛でて  きっと前世はバンパイアなの 薔薇を好み ポリフェノオルの赤いワインを 処女(おとめ)の血だと 思って飲むの  日進月歩 美容医学の 麗しの女医たち 恩恵を受けない手は ないかも? 今かも?  不老と不死の秘薬はいつか 完成されてゆく いくらでも実験台に なっちゃうわ 任せて 後世のため 命張るわ  年相応に生きよと申す アナタいつの時代 着たい服に私たち 選ばれてるだけよ  万花繚乱 千でも足りぬ 咲き誇って行かん ひとりひとり開く花 何歳(いくつ)になっても さあそのまま輝け 爛漫
薔薇美と百合寧の不思議なホテルご予約はいつでもお受けします さ迷う旅人よ  ありふれた日常の 路地裏に門はある 葡萄樹這う煉瓦塀で 嗤う灰猫  メイドのわたしたちは 薔薇と百合の名を持つ でもどちらも闇に開く 貴方の夢のように  逢魔ヶ刻が誘う ただひとつの夜  お招きいたしましょ 蝶のランプ 高い窓へ灯し ロビーに揺れる影 暖炉の火へ重い荷物をくべてみて 惜しいものなんか無いはず  脱いだ服は抜殻 翼をもがれたブーツ もうどこにも行かずに済む すべてが足りる  逢いたい人がいたら いま目を閉じればいい 茉莉花茶の香りの中 遠い恋 甦る  優しい追憶ほど 薄れてゆくもの  おやすみなさいませ 月の糸で 織ったシーツの底 忘れた子守唄 思い出して 金糸雀が歌い奏でる 生まれる前へと 戻って  お帰りなさいませ 明けぬ宵へ さあ心ゆくまで  ご予約の二度目は 必要ない 旅を終えた人よ  お迎えいたしましょ 淋しければ 美酒のグラス掲げ サロンに踊る影 言葉はなく 知らない者たち同士で ここでは素顔が仮面よ  いつまでも変わらない わたしたち待っているわALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ご予約はいつでもお受けします さ迷う旅人よ  ありふれた日常の 路地裏に門はある 葡萄樹這う煉瓦塀で 嗤う灰猫  メイドのわたしたちは 薔薇と百合の名を持つ でもどちらも闇に開く 貴方の夢のように  逢魔ヶ刻が誘う ただひとつの夜  お招きいたしましょ 蝶のランプ 高い窓へ灯し ロビーに揺れる影 暖炉の火へ重い荷物をくべてみて 惜しいものなんか無いはず  脱いだ服は抜殻 翼をもがれたブーツ もうどこにも行かずに済む すべてが足りる  逢いたい人がいたら いま目を閉じればいい 茉莉花茶の香りの中 遠い恋 甦る  優しい追憶ほど 薄れてゆくもの  おやすみなさいませ 月の糸で 織ったシーツの底 忘れた子守唄 思い出して 金糸雀が歌い奏でる 生まれる前へと 戻って  お帰りなさいませ 明けぬ宵へ さあ心ゆくまで  ご予約の二度目は 必要ない 旅を終えた人よ  お迎えいたしましょ 淋しければ 美酒のグラス掲げ サロンに踊る影 言葉はなく 知らない者たち同士で ここでは素顔が仮面よ  いつまでも変わらない わたしたち待っているわ
BArADiPArADicA眠らない森へと BArADiPArADicA 猫脚の寝台は 宙を舞う馬車 少女らの行方は 大人がけして 読み聞かせられない ファンタジー  わたしの続き運ぶのは 秘密の呪文 現実は小説より奇なり 不思議の国よ  醜いアヒルの子は 雪の羽毛ゆめみる 鏡のゲルダたちは いくらでも着飾れる  今日がまた生まれた BArADiPArADicA 木漏れ日はもがれた妖精の翅 甘い毒林檎をジュースにしよう ガラスの靴を割る プリンセス  救いのお手を 王なるグランドファザー  冒険譚 仲間助けたり 喧嘩してみたり あなたと君と出会うのは 運命かもね  ベール剥がし晒した ココロのままが綺麗 矢も剣も跳ね返す 鎧なんていらない  夜がまた目覚める AbulAGedAbuRA 黒い蝶々飛び立ち見えない傷が 月光の輪(リング)で きらり輝く 瑠璃の血で書き足す ダークサイド  お導きあれ 魔女なるグランドマザー  裸の唇で BArADiPArADicA 過ぎて行くわたしに二度と戻れない 足跡に咲くのは ひなぎくの花 忘れえぬ 純潔  明日はまだ生まれる BArADiPArADicA 待ち受けるすべてはきっと愛おしい どんな物語も敵わないのよ 新しく始まる ファンタジー  また逢いましょう 少女のわたし  BArADiPArADicA …良い時をさらに良く、悪い時を少しマシに する、万能の呪文。  AbulAGedAbuRA …どんな暗い闇をも煌めかせてしまう呪文。ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠らない森へと BArADiPArADicA 猫脚の寝台は 宙を舞う馬車 少女らの行方は 大人がけして 読み聞かせられない ファンタジー  わたしの続き運ぶのは 秘密の呪文 現実は小説より奇なり 不思議の国よ  醜いアヒルの子は 雪の羽毛ゆめみる 鏡のゲルダたちは いくらでも着飾れる  今日がまた生まれた BArADiPArADicA 木漏れ日はもがれた妖精の翅 甘い毒林檎をジュースにしよう ガラスの靴を割る プリンセス  救いのお手を 王なるグランドファザー  冒険譚 仲間助けたり 喧嘩してみたり あなたと君と出会うのは 運命かもね  ベール剥がし晒した ココロのままが綺麗 矢も剣も跳ね返す 鎧なんていらない  夜がまた目覚める AbulAGedAbuRA 黒い蝶々飛び立ち見えない傷が 月光の輪(リング)で きらり輝く 瑠璃の血で書き足す ダークサイド  お導きあれ 魔女なるグランドマザー  裸の唇で BArADiPArADicA 過ぎて行くわたしに二度と戻れない 足跡に咲くのは ひなぎくの花 忘れえぬ 純潔  明日はまだ生まれる BArADiPArADicA 待ち受けるすべてはきっと愛おしい どんな物語も敵わないのよ 新しく始まる ファンタジー  また逢いましょう 少女のわたし  BArADiPArADicA …良い時をさらに良く、悪い時を少しマシに する、万能の呪文。  AbulAGedAbuRA …どんな暗い闇をも煌めかせてしまう呪文。
薔薇娼館濃紅へと沈む夕べに 土に撓まぬまま 少しずつ朽ちるのは  また一片の花弁 また一輪の薔薇 蒼ざめ浮き立つ かつての純白  まだ薫りは仄かに まだ記憶を留めて すべて甘やかに 忘れよと告げるように  いま私は妬ましい 花の季が  硝子を伝わる水滴眺め 凍えることのない 肌を抱く爪は棘  指先を触れもせず 囁きも交わさずに 遠離る影を 目を閉じ追っても  瞳から植えられて 胸の奥で何度も 開こうと藻掻く 一塊の赤い芽を  恋と呼んで 慈しめばいいのですか  まだ一片の花弁 まだ一輪の薔薇 外は騒ぐ風 通り過ぎる修羅  なお薫りは立ち篭め もうひとつあとひとつ この身の代わりに 散り果ててゆくがいい  溜息も零さずに 叫び声も上げずに ただひとりの名を 塗り込め差す紅  ここは蔦の蔓延る 熱の籠もる温室 咲きも枯れもせぬ わが薔薇だけの為の  誰かの手で織り込まれた 造花のようなALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也濃紅へと沈む夕べに 土に撓まぬまま 少しずつ朽ちるのは  また一片の花弁 また一輪の薔薇 蒼ざめ浮き立つ かつての純白  まだ薫りは仄かに まだ記憶を留めて すべて甘やかに 忘れよと告げるように  いま私は妬ましい 花の季が  硝子を伝わる水滴眺め 凍えることのない 肌を抱く爪は棘  指先を触れもせず 囁きも交わさずに 遠離る影を 目を閉じ追っても  瞳から植えられて 胸の奥で何度も 開こうと藻掻く 一塊の赤い芽を  恋と呼んで 慈しめばいいのですか  まだ一片の花弁 まだ一輪の薔薇 外は騒ぐ風 通り過ぎる修羅  なお薫りは立ち篭め もうひとつあとひとつ この身の代わりに 散り果ててゆくがいい  溜息も零さずに 叫び声も上げずに ただひとりの名を 塗り込め差す紅  ここは蔦の蔓延る 熱の籠もる温室 咲きも枯れもせぬ わが薔薇だけの為の  誰かの手で織り込まれた 造花のような
薔薇獄乙女GOLD LYLIC豹のように美しくわたし 着飾るは闇の毛皮 谷間の百合 踏みつけても あなたの場所に向かうため  牙を立てる果肉の甘さは 結ばぬ実の不実の夢 交わりましょう  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと深く 溺れ乱れ蜜地獄  魔触の爪 腐蝕の骨 軋む音響かせ これが愛か憎しみなのか 答えは必要ですか  ああ掴まれた心臓は あなたの氷のような 指の中で生き返るわ  哀しみだけ飼い慣らしても 粧うは蝶の微笑 足首結わく綺麗な鎖 奈落の扉につながり  舌でなぞる鍵孔の先は 血の味に繁る小径 進めますか  抱いてるのか抱かれるのか わからなくなるほど あなたを視る 回す腕は 咲いて散って薔薇地獄  不浄の月 腐爛の夜 欠けてはまた満ちる これが恋でも裏切りでも 屍は同じでしょう  ああ手にしつくしたものから その目に色褪せるなら 何度だって生まれ変わる  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと捕らえて 燃えて紅蓮薔薇地獄  いきたいのか堕ちたいのか もうわからないけど これが愛で苦しみならば 終焉が欲しいですね  ああ奪い取ってその心 鑞に変わりゆくわたしの からだの奥 閉じ込めるわGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也豹のように美しくわたし 着飾るは闇の毛皮 谷間の百合 踏みつけても あなたの場所に向かうため  牙を立てる果肉の甘さは 結ばぬ実の不実の夢 交わりましょう  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと深く 溺れ乱れ蜜地獄  魔触の爪 腐蝕の骨 軋む音響かせ これが愛か憎しみなのか 答えは必要ですか  ああ掴まれた心臓は あなたの氷のような 指の中で生き返るわ  哀しみだけ飼い慣らしても 粧うは蝶の微笑 足首結わく綺麗な鎖 奈落の扉につながり  舌でなぞる鍵孔の先は 血の味に繁る小径 進めますか  抱いてるのか抱かれるのか わからなくなるほど あなたを視る 回す腕は 咲いて散って薔薇地獄  不浄の月 腐爛の夜 欠けてはまた満ちる これが恋でも裏切りでも 屍は同じでしょう  ああ手にしつくしたものから その目に色褪せるなら 何度だって生まれ変わる  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと捕らえて 燃えて紅蓮薔薇地獄  いきたいのか堕ちたいのか もうわからないけど これが愛で苦しみならば 終焉が欲しいですね  ああ奪い取ってその心 鑞に変わりゆくわたしの からだの奥 閉じ込めるわ
薔薇色翠星歌劇団香水壜から 現れては 眠り覚ます 薔薇色の 悪戯な少女たち  あなたを恋した あの日々に そっと戻す 切なさの 香りが胸を 刺す  幕が開いたら 星さえ泣くような セレナード  わたしはDiva こころを唄う 今宵のPrima 恋の舞台で わたしはDiva 声が枯れても ひとりぼっちで 唄う  美しい夜明けが 降りるまでに 窓に残る 闇色の 洋墨で手紙 書く  あなたに抱かれて 見た夢の 甘く哀しい 翡翠色 いつまでも 消えぬと  破りまた書く 月をも黙らせるソネットを  わたしはPoete 恋うる想いを 運命のPrima あなたに捧ぐ わたしはPoete 祈りのペンで ひとりぼっちで 詩う  わたしはDiva あなたの胸に 嘆きのPrima 墜ちてゆきたい わたしはDiva 脱げない靴で ひとりぼっちで 踊るALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香水壜から 現れては 眠り覚ます 薔薇色の 悪戯な少女たち  あなたを恋した あの日々に そっと戻す 切なさの 香りが胸を 刺す  幕が開いたら 星さえ泣くような セレナード  わたしはDiva こころを唄う 今宵のPrima 恋の舞台で わたしはDiva 声が枯れても ひとりぼっちで 唄う  美しい夜明けが 降りるまでに 窓に残る 闇色の 洋墨で手紙 書く  あなたに抱かれて 見た夢の 甘く哀しい 翡翠色 いつまでも 消えぬと  破りまた書く 月をも黙らせるソネットを  わたしはPoete 恋うる想いを 運命のPrima あなたに捧ぐ わたしはPoete 祈りのペンで ひとりぼっちで 詩う  わたしはDiva あなたの胸に 嘆きのPrima 墜ちてゆきたい わたしはDiva 脱げない靴で ひとりぼっちで 踊る
Halationシュールな空の下 退屈が喉につかえ あくびが出ちゃうたび 胸のどっか叫んでいる  壁の落書きだけ あたしに話しかけるの 罪のないハートたち キラキラ星 墜ちるよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ  変わらない言葉を 誰かが持っているのかな その言葉はいつか あたしの耳に届くかしら  いいことがありそうで なんにもない日もあって それでもなんとなく キラキラ夢 見てるよ  生きよ 生きよ 恋するように 愛でよ 愛でよ 爪の先まで  道路の真中で 小犬のように泣きたいな あたしの神様は どこで道草してるのかな  膝を抱えながら 朝が迎えにくるのを 待っていたら瞳の中 キラキラ星 墜ちたよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也シュールな空の下 退屈が喉につかえ あくびが出ちゃうたび 胸のどっか叫んでいる  壁の落書きだけ あたしに話しかけるの 罪のないハートたち キラキラ星 墜ちるよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ  変わらない言葉を 誰かが持っているのかな その言葉はいつか あたしの耳に届くかしら  いいことがありそうで なんにもない日もあって それでもなんとなく キラキラ夢 見てるよ  生きよ 生きよ 恋するように 愛でよ 愛でよ 爪の先まで  道路の真中で 小犬のように泣きたいな あたしの神様は どこで道草してるのかな  膝を抱えながら 朝が迎えにくるのを 待っていたら瞳の中 キラキラ星 墜ちたよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ
波羅蜜恋華生きるのは 魔の道 巡って 越えて 出逢いしは 運命か 目覚めの地は 真の夢  神話より遠い日々 わたしは炎の鳥 帝(おう)の肩を離れ 紅蓮の空に翔んだ  なんて永い旅なの 記憶は砂と舞い いまはあなたの腕 やっと安らぎ覚えても  まだ翼を 剣に変え  愛するは 修羅道 くぐって 堕ちて 纏いしは 緋色の棘の鎧 この生身が死の花なら あなたの刀で咲かせて欲しい  優しさと引き替えに 強さを手に入れて 人は闇の先に 有るものを悟りたい  わたしも変わってゆく 心の奥底で 音を立てて開く 蓮の莟を感じても  水面に浮く 血の花びら  愛の地上(ち)は 戦国 何故またの世も 翻る 紅い絹羽衣 地獄の火で織られながら あなたに天女の姿 見せる  生きるのは 魔の道 巡って 越えて 鬼になれ女よ 讃え歌え 迦陵頻伽  愛するは 修羅道 くぐって 堕ちて 纏いしは 緋色の棘の鎧 この生身は死の花なの あなたの刀で散らせて欲しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也生きるのは 魔の道 巡って 越えて 出逢いしは 運命か 目覚めの地は 真の夢  神話より遠い日々 わたしは炎の鳥 帝(おう)の肩を離れ 紅蓮の空に翔んだ  なんて永い旅なの 記憶は砂と舞い いまはあなたの腕 やっと安らぎ覚えても  まだ翼を 剣に変え  愛するは 修羅道 くぐって 堕ちて 纏いしは 緋色の棘の鎧 この生身が死の花なら あなたの刀で咲かせて欲しい  優しさと引き替えに 強さを手に入れて 人は闇の先に 有るものを悟りたい  わたしも変わってゆく 心の奥底で 音を立てて開く 蓮の莟を感じても  水面に浮く 血の花びら  愛の地上(ち)は 戦国 何故またの世も 翻る 紅い絹羽衣 地獄の火で織られながら あなたに天女の姿 見せる  生きるのは 魔の道 巡って 越えて 鬼になれ女よ 讃え歌え 迦陵頻伽  愛するは 修羅道 くぐって 堕ちて 纏いしは 緋色の棘の鎧 この生身は死の花なの あなたの刀で散らせて欲しい
隼の白バラいまは錆び付く 隼の 操縦席に手向けしは  真白きバラ 大輪の 手折られたとて瑞々しく  白雲くぐって 散りし人の 命のよう  幾千万の苦しみ哀しみを葬り その礎に成り立つ 平和という塔 のぼり続けるのならば忘れることなかれ この国を護る英霊 祈りの中で いつも見つめていると  故郷に宛て書く遺書に 滲む文字の 父母上  老いし彼らもとうに亡く 空の彼方で 共にあらん  過ぎゆく時代の先に 生まれ変われるなら  いつか記憶は薄れて それは遠い世界の戦の話のように 語られるのだろう でも我々はひとつの大きな魂が 流した血を授けられて 新しい生 明日へ繋ぎつづける  今年もまた静かなる 夏の日が訪れ 気高さと儚さ併せ持つ 花が咲き 強さと誇りを乗せてはばたく 禽が征く この国よ美しくあれ 正義に生きる 人の姿のままにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也いまは錆び付く 隼の 操縦席に手向けしは  真白きバラ 大輪の 手折られたとて瑞々しく  白雲くぐって 散りし人の 命のよう  幾千万の苦しみ哀しみを葬り その礎に成り立つ 平和という塔 のぼり続けるのならば忘れることなかれ この国を護る英霊 祈りの中で いつも見つめていると  故郷に宛て書く遺書に 滲む文字の 父母上  老いし彼らもとうに亡く 空の彼方で 共にあらん  過ぎゆく時代の先に 生まれ変われるなら  いつか記憶は薄れて それは遠い世界の戦の話のように 語られるのだろう でも我々はひとつの大きな魂が 流した血を授けられて 新しい生 明日へ繋ぎつづける  今年もまた静かなる 夏の日が訪れ 気高さと儚さ併せ持つ 花が咲き 強さと誇りを乗せてはばたく 禽が征く この国よ美しくあれ 正義に生きる 人の姿のままに
花と龍待っておくんなさい そこの兄さんよ 惚れた腫れたなら いっときだけ  でも彫りたいのさ 牡丹の緋の色 寒桜の紅 枯れぬ心に  毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の炎 一叢  素肌を刺すのは 青い鉤爪と 薄墨の鱗 修羅をくぐり  張っておくんなさい さあ丁か半か 夜風はいずこに 靡くとしても  巡り合うことの定めを 愚かな女 無駄にして 孤独の果てに辿り着く 闇へ 踏み出して この末世に 賭けよか  白衣などいらない わたしの背には龍 涙など持たずに あなたの肩で哭く  ひととき抱いていて 蘇った空に 再び何処までも 昇ってゆけるから  人は生まれ落ちた瞬間(とき)に 一度きり賽は投げられ 浮き世の底から天へと  毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の命 一片ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也待っておくんなさい そこの兄さんよ 惚れた腫れたなら いっときだけ  でも彫りたいのさ 牡丹の緋の色 寒桜の紅 枯れぬ心に  毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の炎 一叢  素肌を刺すのは 青い鉤爪と 薄墨の鱗 修羅をくぐり  張っておくんなさい さあ丁か半か 夜風はいずこに 靡くとしても  巡り合うことの定めを 愚かな女 無駄にして 孤独の果てに辿り着く 闇へ 踏み出して この末世に 賭けよか  白衣などいらない わたしの背には龍 涙など持たずに あなたの肩で哭く  ひととき抱いていて 蘇った空に 再び何処までも 昇ってゆけるから  人は生まれ落ちた瞬間(とき)に 一度きり賽は投げられ 浮き世の底から天へと  毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の命 一片
80秒間世界一周キラ星 掬い取って 君に贈るよ 窓辺にこぼし いつどこかで 会ってもぼくを もう忘れているね  海 空 萌える大地 いまの味方は それがすべてさ 暮らしてきた 場所は小さな 箱庭だったんだ  さあ旅立て 気球に乗って まだ見ぬ国を 探しに 道連れは カモメか鷲か 遙か高みを ぼくに教えておくれ  上がれ! 進め! これぞ 真の自由だ  朝 晩 気の向くまま 剣で断ち切る しがらみの縄 葉巻くわえ 重い錨は もう下ろしはしない  帆をあげろ 海賊船で 宝の島を 求めて 先導は 人魚か鮫か 黒い深みに 絡め取られぬように  だけど いったい ここは どこなのかしら  砂嵐 列車は走る 幻の駅 行き過ぎ 伴走は 天馬かドラゴン 辿りつきたし 誰も知らない異世界  さあ旅立つ 気球に乗って まだ見ぬ時空 目指して 道連れは 天女か雷神 遙か高みへ ぼくを連れてってくれ  上がれ! 昇れ! 墜ちる!!  蒲団の奈落…ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也キラ星 掬い取って 君に贈るよ 窓辺にこぼし いつどこかで 会ってもぼくを もう忘れているね  海 空 萌える大地 いまの味方は それがすべてさ 暮らしてきた 場所は小さな 箱庭だったんだ  さあ旅立て 気球に乗って まだ見ぬ国を 探しに 道連れは カモメか鷲か 遙か高みを ぼくに教えておくれ  上がれ! 進め! これぞ 真の自由だ  朝 晩 気の向くまま 剣で断ち切る しがらみの縄 葉巻くわえ 重い錨は もう下ろしはしない  帆をあげろ 海賊船で 宝の島を 求めて 先導は 人魚か鮫か 黒い深みに 絡め取られぬように  だけど いったい ここは どこなのかしら  砂嵐 列車は走る 幻の駅 行き過ぎ 伴走は 天馬かドラゴン 辿りつきたし 誰も知らない異世界  さあ旅立つ 気球に乗って まだ見ぬ時空 目指して 道連れは 天女か雷神 遙か高みへ ぼくを連れてってくれ  上がれ! 昇れ! 墜ちる!!  蒲団の奈落…
白堊病棟まぶたをあけてなお 闇ならば 夢の底に留まりましょう  この身覆う白い緞帳に 鮮やかな絵を描く あなたの優しい眼差し  見つめてください この世にたったひとりで 生まれてきた 名もなき魂を  誰かがわたしに そっと触れれば その指があなただと 信じられる強さだけが わたしの真実だから  かつて零れた 血の色も無く 戦いの地に萌える草  荒野より冷たいこの胸に 流れ出す哀しみも いつか溶けるのでしょうか  迎えてください この世でいまもひとりで 消え入りそうに 震える魂を  誰かがわたしに 呼びかけるたび その声はあなただと 想い続けられる力だけが 命を満たすの  探してください この世でずっとひとりで 生きることを 覚えた魂を  誰かがわたしを 抱き上げる時 その腕はあなただと 信じて待つ運命だけが わたしのすべての光ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也斉藤聡まぶたをあけてなお 闇ならば 夢の底に留まりましょう  この身覆う白い緞帳に 鮮やかな絵を描く あなたの優しい眼差し  見つめてください この世にたったひとりで 生まれてきた 名もなき魂を  誰かがわたしに そっと触れれば その指があなただと 信じられる強さだけが わたしの真実だから  かつて零れた 血の色も無く 戦いの地に萌える草  荒野より冷たいこの胸に 流れ出す哀しみも いつか溶けるのでしょうか  迎えてください この世でいまもひとりで 消え入りそうに 震える魂を  誰かがわたしに 呼びかけるたび その声はあなただと 想い続けられる力だけが 命を満たすの  探してください この世でずっとひとりで 生きることを 覚えた魂を  誰かがわたしを 抱き上げる時 その腕はあなただと 信じて待つ運命だけが わたしのすべての光
灰桜千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら  差せども薄紅 積もれば薄墨  砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰  凍えた痛みは 裂けて痣となる  どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう  烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら  天に届くまで 寄り添っておくれ  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで  どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら  差せども薄紅 積もれば薄墨  砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰  凍えた痛みは 裂けて痣となる  どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう  烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら  天に届くまで 寄り添っておくれ  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで  どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまで
NON-HUMAN眩しいのに冥い ここは もうずっと 母さん わたし おなかから 外に出たんだよね  泣いていいか わからない 声あげても 笑えない なぜいつも感じないの まぶたが乾く  I wanna be, I wanna be human? どこで 間違えちゃったんだろう ただのいい子で good girl だけど きっと違う  飛び立つ鳥 つばさ選び 産まれてきた わたし何を 授かって ここで 動けない?  空の青さ 教えて 地面を踏む 冷たさも どうして 思い出せない 腕だけ 熱い  I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう ちょっと悪い子 bad girl だけど 人間じゃない  I wanna be non- human いつか 帰る所 いまは汚れぬ good girl だから きっと叶う  遙か昔 生まれる前 異なる 存在だった 忘れてない おとぎ話 あのまま 生きていたかった 夢の夢の ように  I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう もっといい子で good girl わたし人間じゃない  I wanna be non- human いつか 孵る卵 I wanna be non- human だから きっと叶う I wanna be non- human いつか 孵す卵 I wanna be non- human 君も人間じゃないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眩しいのに冥い ここは もうずっと 母さん わたし おなかから 外に出たんだよね  泣いていいか わからない 声あげても 笑えない なぜいつも感じないの まぶたが乾く  I wanna be, I wanna be human? どこで 間違えちゃったんだろう ただのいい子で good girl だけど きっと違う  飛び立つ鳥 つばさ選び 産まれてきた わたし何を 授かって ここで 動けない?  空の青さ 教えて 地面を踏む 冷たさも どうして 思い出せない 腕だけ 熱い  I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう ちょっと悪い子 bad girl だけど 人間じゃない  I wanna be non- human いつか 帰る所 いまは汚れぬ good girl だから きっと叶う  遙か昔 生まれる前 異なる 存在だった 忘れてない おとぎ話 あのまま 生きていたかった 夢の夢の ように  I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう もっといい子で good girl わたし人間じゃない  I wanna be non- human いつか 孵る卵 I wanna be non- human だから きっと叶う I wanna be non- human いつか 孵す卵 I wanna be non- human 君も人間じゃない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ノスフェラトゥ目に見える景色なんて もう生きる場処じゃないの  なぜならあなたの眼の奥へ わたしは旅をしてる  交わる青い炎が この世界で ただふたつの命となって 舞っているわ  エフェメラル 雪のように  人間は出逢うことを 運命と信じるのね  たゆたいながら選び取れる 互いの半身なら  混ぜ合う罌栗色の血は 終わりのない 夢魔の痛みを甘く包み 頬に昇る  重ねた青い吐息が この世界の 最後の見果てぬ死となって 留まっている  エターナル 星のように  エフェメラル 甦る ノスフェラトゥALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也目に見える景色なんて もう生きる場処じゃないの  なぜならあなたの眼の奥へ わたしは旅をしてる  交わる青い炎が この世界で ただふたつの命となって 舞っているわ  エフェメラル 雪のように  人間は出逢うことを 運命と信じるのね  たゆたいながら選び取れる 互いの半身なら  混ぜ合う罌栗色の血は 終わりのない 夢魔の痛みを甘く包み 頬に昇る  重ねた青い吐息が この世界の 最後の見果てぬ死となって 留まっている  エターナル 星のように  エフェメラル 甦る ノスフェラトゥ
Nostalgia道に 灯が ひとつ ひとつ点り 山のふもとに 童話のような汽車が行く  幼い日々へと運ぶのは 草の小舟か森の梟か わたしの名前を呼ぶ声は誰 振り返れば 懐かしい顔が 笑っている  抱えきれない想い こぼれおちて 何も言葉に できない時があるの  夕闇迎える蛍火や ささやき交わす風や木々の音は かつてわたしを愛した人たちの 形見のように やさしさに満ちて いまを 包む  探してた夢は ここにあるわ 小さなわたしが 握りしめてる  指をひらけば 真っ白な花が舞うの  夏が終わったらこの道を ひとりでまた辿って行くでしょう もしも忘れ物があったとしたら それは遠い 昨日までの 儚い わたしの影ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也道に 灯が ひとつ ひとつ点り 山のふもとに 童話のような汽車が行く  幼い日々へと運ぶのは 草の小舟か森の梟か わたしの名前を呼ぶ声は誰 振り返れば 懐かしい顔が 笑っている  抱えきれない想い こぼれおちて 何も言葉に できない時があるの  夕闇迎える蛍火や ささやき交わす風や木々の音は かつてわたしを愛した人たちの 形見のように やさしさに満ちて いまを 包む  探してた夢は ここにあるわ 小さなわたしが 握りしめてる  指をひらけば 真っ白な花が舞うの  夏が終わったらこの道を ひとりでまた辿って行くでしょう もしも忘れ物があったとしたら それは遠い 昨日までの 儚い わたしの影
眠れる豹口脣でたどれば 青い草の匂い 君の汗は秘やかなる 密林の奥に隠って  私のこころを 果てない先へ 誘いつづける  寄せる眉 立てる爪 いま君が求める夢を 狩りに行こう 生け捕ろう 二度と逃げられないように いつだってここに待つ 女のように  きっと遠い昔に 君は一匹の豹 しなやかな肩 絹の肌 やさしい傷を付ける牙  私のからだは その記憶を 懐かしくなぞる  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてる檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに その耳に風の歌 そっと注ぎこむ  満ちる空 明ける夜 ずっと君が視ていた悪夢 狩りに行こう 仕留めよう 二度と苦しめられぬよう  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてた檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに 抱きしめた この腕を そっと広げようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也口脣でたどれば 青い草の匂い 君の汗は秘やかなる 密林の奥に隠って  私のこころを 果てない先へ 誘いつづける  寄せる眉 立てる爪 いま君が求める夢を 狩りに行こう 生け捕ろう 二度と逃げられないように いつだってここに待つ 女のように  きっと遠い昔に 君は一匹の豹 しなやかな肩 絹の肌 やさしい傷を付ける牙  私のからだは その記憶を 懐かしくなぞる  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてる檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに その耳に風の歌 そっと注ぎこむ  満ちる空 明ける夜 ずっと君が視ていた悪夢 狩りに行こう 仕留めよう 二度と苦しめられぬよう  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてた檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに 抱きしめた この腕を そっと広げよう
眠れる城(Drama Version)目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalalaALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala
眠れる城目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala  恋しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 薔薇の根の下  君だけ抱きしめる 力はいつの間に こんなに強くなり 放したくない lalalaALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala  恋しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 薔薇の根の下  君だけ抱きしめる 力はいつの間に こんなに強くなり 放したくない lalala
熱帯性植物園シゲミのなか 重ねる吐息 待ちわびる ここから熱帯 道すじは ミドリの果て まぼろしの蘭 蜜を吸って 光り食んで あたしはあなたを 植えつくす 風は熟れて 草を薙いで 深まる迷路を作り出す 絡む蔦 la la la  ナミダは今 汗のしずくに 恋をする いつでも熱帯 渇く間に ルビーの蛇 底なしの沼 皮を剥いで 果実噛んで あなたはあたしを 埋めつくす 息を止めて 幾度死んで それでも終わりはこないから このままで la la la  蜜を嘗めて 光り吐いて あたしは あなたを 撒き散らす 空は堕ちて 幹を裂いて 翳ろう出口を塞いでく 棘を抜いて 疵は満ちて あたしは あなたを孕んでく 息を止めて 幾度死んで それでも 終わりはこないから このままで la la laALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也シゲミのなか 重ねる吐息 待ちわびる ここから熱帯 道すじは ミドリの果て まぼろしの蘭 蜜を吸って 光り食んで あたしはあなたを 植えつくす 風は熟れて 草を薙いで 深まる迷路を作り出す 絡む蔦 la la la  ナミダは今 汗のしずくに 恋をする いつでも熱帯 渇く間に ルビーの蛇 底なしの沼 皮を剥いで 果実噛んで あなたはあたしを 埋めつくす 息を止めて 幾度死んで それでも終わりはこないから このままで la la la  蜜を嘗めて 光り吐いて あたしは あなたを 撒き散らす 空は堕ちて 幹を裂いて 翳ろう出口を塞いでく 棘を抜いて 疵は満ちて あたしは あなたを孕んでく 息を止めて 幾度死んで それでも 終わりはこないから このままで la la la
Nous Deux C'est Pour La VieLoin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Personne ne connait cette fleur rouge Qui s'ouvre en grand dans mon coeur Quand tes doigts sur moi decement se posent Et que tu murmures, “Je t'aime”  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Un jour si quelqu'un te fait du mal Je me ferai cygne blanc Alors mes bras deviendront des ailes Pour te proteger du malheur  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  C'est il y a bien longtemps L'eclat des etoiles Un beau souvenir C'est peut-etre demain Si tu me regardes Je m'en souviendrai Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujoursALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Personne ne connait cette fleur rouge Qui s'ouvre en grand dans mon coeur Quand tes doigts sur moi decement se posent Et que tu murmures, “Je t'aime”  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Un jour si quelqu'un te fait du mal Je me ferai cygne blanc Alors mes bras deviendront des ailes Pour te proteger du malheur  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  C'est il y a bien longtemps L'eclat des etoiles Un beau souvenir C'est peut-etre demain Si tu me regardes Je m'en souviendrai Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours
日曜日のシエスタまぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう 頬を 頬を つねったり 起こそうかな  恋って毒キノコみたい 見た目は華やかで 胸が苦しい  ひとりで 残された気分 寝顔は なんて幸せそうなの  そばに そばに いてもいつも 不安よ どんな どんな 夢を追っているの?  恋って しゃぼん玉みたい うっとりして ほんのはずみで割れる  Mon amour fait la sieste.(私の愛は今休息しています) Mon amour fait la sieste.  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう どこに どこに 今あなた いるのかな  恋って そう迷路みたい どうしても 通れない道がある  Mon amour fait la sieste. Mon amour fait la sieste.ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也まぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう 頬を 頬を つねったり 起こそうかな  恋って毒キノコみたい 見た目は華やかで 胸が苦しい  ひとりで 残された気分 寝顔は なんて幸せそうなの  そばに そばに いてもいつも 不安よ どんな どんな 夢を追っているの?  恋って しゃぼん玉みたい うっとりして ほんのはずみで割れる  Mon amour fait la sieste.(私の愛は今休息しています) Mon amour fait la sieste.  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう どこに どこに 今あなた いるのかな  恋って そう迷路みたい どうしても 通れない道がある  Mon amour fait la sieste. Mon amour fait la sieste.
21世紀新青年鈍色眼鏡 曇り硝子 磨いて君が覗いた 未來のメガロポリスの街 今日も僕は歩いてく  革のブーツの踵鳴らす アスファルト奏でるビート どこかいつかの君の耳に 送ろう 僕の音楽  影を曳き踊った 地下道のアダムたち  世界の始めから同じ 闇に 聳えた文明は まるで書き割り舞台の様さ 月と太陽貼り付けよう  求めて止まぬのは いつの世も変わらない  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 回せ 螺子巻きを 人は自在な自動人形オートマタ 次の角曲がり 建設途中の理想郷ユートピアへ 手を貸しに行こう  視えないものを視せないように クリアを装う現代さ 最初から穢れたものなど けして在りはしないのに  螺旋状の記憶が 眼の奥で立ちのぼる  走れ 蒸気列車 時空という線路の上 廻せ 歯車を イカれた科学者のように 遙か もうひとつの 過去へと明日へと旅をしよう 今を創るため  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 外せ 撥条を 人は自由な自動人形 次の角曲がり 完成間近の理想郷で 僕等は 出逢おうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也鈍色眼鏡 曇り硝子 磨いて君が覗いた 未來のメガロポリスの街 今日も僕は歩いてく  革のブーツの踵鳴らす アスファルト奏でるビート どこかいつかの君の耳に 送ろう 僕の音楽  影を曳き踊った 地下道のアダムたち  世界の始めから同じ 闇に 聳えた文明は まるで書き割り舞台の様さ 月と太陽貼り付けよう  求めて止まぬのは いつの世も変わらない  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 回せ 螺子巻きを 人は自在な自動人形オートマタ 次の角曲がり 建設途中の理想郷ユートピアへ 手を貸しに行こう  視えないものを視せないように クリアを装う現代さ 最初から穢れたものなど けして在りはしないのに  螺旋状の記憶が 眼の奥で立ちのぼる  走れ 蒸気列車 時空という線路の上 廻せ 歯車を イカれた科学者のように 遙か もうひとつの 過去へと明日へと旅をしよう 今を創るため  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 外せ 撥条を 人は自由な自動人形 次の角曲がり 完成間近の理想郷で 僕等は 出逢おう
肉体の悪魔救いたまえと 指さえ組んで いもしない 神に祈った あなたへ 堕ちたそのとき  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って まだって言って 終わりが来ることばかり したいのはなぜ  穢れぬ血は ココロへの供物 そこに居る あなたを視る 広げた脚の 奥から  跨って甚振って 詰って焦らしても もう放さない  愛って何 死ぬって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って いいって言って 終わりが来ることばかり 望むのはなぜ  貪って弄って 焦らして詰っても もう離れない  愛って何 生きるって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura救いたまえと 指さえ組んで いもしない 神に祈った あなたへ 堕ちたそのとき  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って まだって言って 終わりが来ることばかり したいのはなぜ  穢れぬ血は ココロへの供物 そこに居る あなたを視る 広げた脚の 奥から  跨って甚振って 詰って焦らしても もう放さない  愛って何 死ぬって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って いいって言って 終わりが来ることばかり 望むのはなぜ  貪って弄って 焦らして詰っても もう離れない  愛って何 生きるって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ
ナルシス・ノワールあなたは兄さまの友達 白い頬をした少年 わたし憧れていたの たとえどんなに邪魔にされても 茨の庭を追いかけたけれど あなたの瞳にはいつも兄さまが 映ってた 扉の陰から抱き合うふたりをはじめて見たとき とても綺麗で胸が騒いだ  ナルシス・ノワール 何も知らぬ少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる  ある日兄さまは家を出て あなたも二度と来なかった 母さまは嘆き悲しみ 家には灯もともらない 大人になるまで知らずにいたわ 町外れの湖にふたりは 沈んだと 神に背いた愛の報いだと 人々は囁くけど わたしは目を閉じるだけ ナルシス・ノワール 湖のほとり そっと咲いた水仙は ナルシス・ノワール ああどんなにあやしく香ったでしょう  ナルシス・ノワール あれからわたし どんな男も愛せない ナルシス・ノワール 今も変わらぬ あなたの姿が見える  ナルシス・ノワール 何も知らぬ 少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あなたは兄さまの友達 白い頬をした少年 わたし憧れていたの たとえどんなに邪魔にされても 茨の庭を追いかけたけれど あなたの瞳にはいつも兄さまが 映ってた 扉の陰から抱き合うふたりをはじめて見たとき とても綺麗で胸が騒いだ  ナルシス・ノワール 何も知らぬ少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる  ある日兄さまは家を出て あなたも二度と来なかった 母さまは嘆き悲しみ 家には灯もともらない 大人になるまで知らずにいたわ 町外れの湖にふたりは 沈んだと 神に背いた愛の報いだと 人々は囁くけど わたしは目を閉じるだけ ナルシス・ノワール 湖のほとり そっと咲いた水仙は ナルシス・ノワール ああどんなにあやしく香ったでしょう  ナルシス・ノワール あれからわたし どんな男も愛せない ナルシス・ノワール 今も変わらぬ あなたの姿が見える  ナルシス・ノワール 何も知らぬ 少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる
南無地獄大菩薩彼岸の曼珠沙華 境界隔てよ焔坂 足元掬うは 泥濘るむ泥か盛る花か  生きようとした 伸し掛かるほどに業重く 救われたいと 思うたびにこの身は沈む  蠢く一寸先より いま此処 逃げども行けども昇れど転がる 嗚呼われ地獄 燃える腕 の抱擁  場末の毒罌粟 滴る露は恋の腐臭 五臓に沁みるは 苦汁の血反吐か甘蜜か  愛そうとした 爛れてゆくまで欲深く 赦されようと すがるたびにこの身が果てる  無常の 闇こそ溢れる極彩 追えども行けども塗れて堕ちれば 嗚呼南無地獄 笑む菩薩の掌上  蠢く一寸先より いま此処 逃げども行けども昇れど転がる 嗚呼わが地獄 凍える舌の接吻  無常の 闇こそ溢れる極彩 追えども行けども塗れて堕ちれば 嗚呼南無地獄 笑む菩薩の掌上ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也彼岸の曼珠沙華 境界隔てよ焔坂 足元掬うは 泥濘るむ泥か盛る花か  生きようとした 伸し掛かるほどに業重く 救われたいと 思うたびにこの身は沈む  蠢く一寸先より いま此処 逃げども行けども昇れど転がる 嗚呼われ地獄 燃える腕 の抱擁  場末の毒罌粟 滴る露は恋の腐臭 五臓に沁みるは 苦汁の血反吐か甘蜜か  愛そうとした 爛れてゆくまで欲深く 赦されようと すがるたびにこの身が果てる  無常の 闇こそ溢れる極彩 追えども行けども塗れて堕ちれば 嗚呼南無地獄 笑む菩薩の掌上  蠢く一寸先より いま此処 逃げども行けども昇れど転がる 嗚呼わが地獄 凍える舌の接吻  無常の 闇こそ溢れる極彩 追えども行けども塗れて堕ちれば 嗚呼南無地獄 笑む菩薩の掌上
名なしの森一年中咲き乱れる 薔薇の園で暮らせたなら わたしたちだって 少しも変わらずに 時をのぼって行けるかしら  物を言わぬ庭師のように 土に乾いた指で 美しいものだけを造り出す  春の甘い黄昏にも 凍える冬のベッドにも いつも同じ夢が降りて でも感じる心はもう違うのでしょう  失くせるもの譲れぬもの 選びとっては 寂しさと諦め 植え込むだけなら  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中泥だらけにして 涙と溜め息とで 来た道は沼地に変わって 後戻りはできないから ずっと手を引いて  鏡のように静まった 闇夜の水面を覗けば わたしたちの望むものの すべてがきらびやかに 手招きしている  その向こうに行くというの? 何もかも捨て まやかしに飛び込むほど 弱くはない  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの けして辿りつけずに 胸が血だらけになっても うろつく獣たちを怖れない 行けるところまで いつか気づく それは目には 見えないものだと  其処にあるかわからぬ 明日を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中傷だらけにして さまよう獣たちの姿が 自分と知っても 哀れまないで 本当のふたり まだ生まれてないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也一年中咲き乱れる 薔薇の園で暮らせたなら わたしたちだって 少しも変わらずに 時をのぼって行けるかしら  物を言わぬ庭師のように 土に乾いた指で 美しいものだけを造り出す  春の甘い黄昏にも 凍える冬のベッドにも いつも同じ夢が降りて でも感じる心はもう違うのでしょう  失くせるもの譲れぬもの 選びとっては 寂しさと諦め 植え込むだけなら  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中泥だらけにして 涙と溜め息とで 来た道は沼地に変わって 後戻りはできないから ずっと手を引いて  鏡のように静まった 闇夜の水面を覗けば わたしたちの望むものの すべてがきらびやかに 手招きしている  その向こうに行くというの? 何もかも捨て まやかしに飛び込むほど 弱くはない  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの けして辿りつけずに 胸が血だらけになっても うろつく獣たちを怖れない 行けるところまで いつか気づく それは目には 見えないものだと  其処にあるかわからぬ 明日を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中傷だらけにして さまよう獣たちの姿が 自分と知っても 哀れまないで 本当のふたり まだ生まれてない
亡骸の女どこまでも続く園 繚乱噎せる花の蜜 わたしは蝶と生まれ 余すことなく 甘受する幸福の 一瞬が永遠だった  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻は鮮らかに 指にいまも触れるのに  聳え建つは楼閣 酔郷巡って回廊 わたしは巫女と生まれ 億の夢を授かり舞う 悦びの戯欷は 償いだった  見えない砂が落ちる 崩れるすべての時 埋もれる人のように 諦めて目蓋を閉じ  ああ言葉も葬られ あなたの名前ももう知らない 幻は跡形もなく 瞳には虚ばかり  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻を恋いながら 亡骸のまま生きようか  朽ちもせず焼かれもせず 醜くも美しい わたしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也どこまでも続く園 繚乱噎せる花の蜜 わたしは蝶と生まれ 余すことなく 甘受する幸福の 一瞬が永遠だった  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻は鮮らかに 指にいまも触れるのに  聳え建つは楼閣 酔郷巡って回廊 わたしは巫女と生まれ 億の夢を授かり舞う 悦びの戯欷は 償いだった  見えない砂が落ちる 崩れるすべての時 埋もれる人のように 諦めて目蓋を閉じ  ああ言葉も葬られ あなたの名前ももう知らない 幻は跡形もなく 瞳には虚ばかり  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻を恋いながら 亡骸のまま生きようか  朽ちもせず焼かれもせず 醜くも美しい わたし
亡き王女のための…生まれても 生まれても お空は暗い  息をして 息をして お歌をうたう  つないだ 手と手の中にあるのはなに 子犬の鼓動と 水玉ひとかけら  カタリ コトリ 離さないで  戻っても 戻っても 夜明けはこない  また死んで また死んで お星が墜ちた  縫われた まぶたの奥にあるのはなに 虫食い胡桃の実 蜥蜴のしっぽの骨  カラリ コロリ さようならALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA生まれても 生まれても お空は暗い  息をして 息をして お歌をうたう  つないだ 手と手の中にあるのはなに 子犬の鼓動と 水玉ひとかけら  カタリ コトリ 離さないで  戻っても 戻っても 夜明けはこない  また死んで また死んで お星が墜ちた  縫われた まぶたの奥にあるのはなに 虫食い胡桃の実 蜥蜴のしっぽの骨  カラリ コロリ さようなら
小夜啼鳥(ナイチンゲール)あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は  知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る  その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない  あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は  知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る  その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない  あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけ
ドリアンヌ嬢の肖像わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする  仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私  愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り  微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない  夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく  誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を  光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ  虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと  愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて  涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする  仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私  愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り  微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない  夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく  誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を  光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ  虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと  愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて  涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずに
髑髏ヶ城の巫女達は永遠に現世の夢を見る遙か昔 わたしたちが 緋色の翼に抱かれていた 其の記憶  繭に動く蚕のように 紡ぐ白日夢 絹の千早に包み  それは未來 祈り以て 暗黒も裂けるほどの 麗しき光景  闇の中か 光なのか 滅亡の影を導く 蹄の音は鳴り  転生せよ 民族の血 山を砕く 河のごとく まだ間に合うだろう 終焉の宴には  日の出づる処に こうしてまた生まれ 翔ぶ術を失くしても魂(こころ)は 尊き時へと舞い戻る 此処で知る生きることの神秘 其の共鳴  畏れなき明日の世など 在りはせぬと  天が穿つ 銀の奈落 月宮殿から届く 交情の矢文  独りでなく一つでない なぜそれを忘れ 孤獨ばかり彩る都  穢れ受けぬ胸に沈む 誰を想う痛みの刀(けん) 捧げることだけが この巫女の軍(いくさ)なり  日の沈む処に 生贄を埋めよう 白い指 朱い骨繋いで 羽撃く代わりにわたしたちを 共に持つ命の強かさ 其の儚さ  哀しみを塞ぐことが できなくとも  日の出づる処に こうしてまた死して 来る夢に帰っては見果てぬ 愛しい時へと舞い上がる 幾度見る生きることの豊饒 其の源  月を背に 聳え建つは髑髏ヶ城 畏れなき 人の世など在りはしないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也遙か昔 わたしたちが 緋色の翼に抱かれていた 其の記憶  繭に動く蚕のように 紡ぐ白日夢 絹の千早に包み  それは未來 祈り以て 暗黒も裂けるほどの 麗しき光景  闇の中か 光なのか 滅亡の影を導く 蹄の音は鳴り  転生せよ 民族の血 山を砕く 河のごとく まだ間に合うだろう 終焉の宴には  日の出づる処に こうしてまた生まれ 翔ぶ術を失くしても魂(こころ)は 尊き時へと舞い戻る 此処で知る生きることの神秘 其の共鳴  畏れなき明日の世など 在りはせぬと  天が穿つ 銀の奈落 月宮殿から届く 交情の矢文  独りでなく一つでない なぜそれを忘れ 孤獨ばかり彩る都  穢れ受けぬ胸に沈む 誰を想う痛みの刀(けん) 捧げることだけが この巫女の軍(いくさ)なり  日の沈む処に 生贄を埋めよう 白い指 朱い骨繋いで 羽撃く代わりにわたしたちを 共に持つ命の強かさ 其の儚さ  哀しみを塞ぐことが できなくとも  日の出づる処に こうしてまた死して 来る夢に帰っては見果てぬ 愛しい時へと舞い上がる 幾度見る生きることの豊饒 其の源  月を背に 聳え建つは髑髏ヶ城 畏れなき 人の世など在りはしない
毒味役燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か  わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇  微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き  今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴  人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても  毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る  果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ  眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う  頸元に当てられた 赤金の月の刃  忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を  燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる  誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ  毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け  生きることを貪れALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か  わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇  微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き  今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴  人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても  毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る  果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ  眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う  頸元に当てられた 赤金の月の刃  忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を  燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる  誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ  毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け  生きることを貪れ
Troubadour奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 この世に浮かぶ嘘や汚れを 織りなす言葉に埋め  ただ美しい日々だけを 語りつづけ 捧げたいのです  青剣輝る切っ先へ 腕から注がれる力こそ 血潮を巡りながら 生まれくる歌  声をあげて響かせん この身体 紅に染まろうと 黄金の宮殿に あなたがいる限り  馨しい吐息の花よ 風に舞ってわが名を呼ぶ  進み戦え 愛する為に わたしは月下の騎士 永遠の一夜を手にできるなら 幾千の太陽も殺す  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 湛えているのです  古城映る潮に 羽撃ける白鳥の緋の喉よ 広がる波紋のように 詩はさざめく  北へ西へ馬は駆け この肉体眠る場処持たずとも 蹄の音は空に 昇って星を抱く  墜ちるのは天上の奈落か 目蓋を閉じ あなたを想う  夢を流離う 茨の征野 わたしはトルバドゥール 紡がれてゆく記憶の先で またひとり生まれ変わっても  奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 幾世も満ちる悪や裏切り 織りなす言葉に埋め  いま美しいこの時代を いつまでも伝えてゆけるなら  進み戦え 愛する為に わたしは薔薇の戦士 散りゆく最期はどうかあなたの 指へとこの血のひとひらを  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 讃えているのですALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 この世に浮かぶ嘘や汚れを 織りなす言葉に埋め  ただ美しい日々だけを 語りつづけ 捧げたいのです  青剣輝る切っ先へ 腕から注がれる力こそ 血潮を巡りながら 生まれくる歌  声をあげて響かせん この身体 紅に染まろうと 黄金の宮殿に あなたがいる限り  馨しい吐息の花よ 風に舞ってわが名を呼ぶ  進み戦え 愛する為に わたしは月下の騎士 永遠の一夜を手にできるなら 幾千の太陽も殺す  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 湛えているのです  古城映る潮に 羽撃ける白鳥の緋の喉よ 広がる波紋のように 詩はさざめく  北へ西へ馬は駆け この肉体眠る場処持たずとも 蹄の音は空に 昇って星を抱く  墜ちるのは天上の奈落か 目蓋を閉じ あなたを想う  夢を流離う 茨の征野 わたしはトルバドゥール 紡がれてゆく記憶の先で またひとり生まれ変わっても  奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 幾世も満ちる悪や裏切り 織りなす言葉に埋め  いま美しいこの時代を いつまでも伝えてゆけるなら  進み戦え 愛する為に わたしは薔薇の戦士 散りゆく最期はどうかあなたの 指へとこの血のひとひらを  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 讃えているのです
閉ざされた画室(アトリエ)世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてくださいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてください
時の森のソワレ日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツをALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツを
東方憧憬未見聞録理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる  みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ  七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼  すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと  みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく  東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU  原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる  理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない  すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまたALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる  みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ  七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼  すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと  みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく  東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU  原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる  理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない  すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまた
deep forestある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているから
ディレッタントの秘かな愉しみ天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょうALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょう
TailorTの変身譚誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう  首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す  お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを  銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている  マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて  襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを  1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです  絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる  銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ  でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体  「ご婦人用もございます。テーラーT店主」ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう  首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す  お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを  銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている  マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて  襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを  1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです  絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる  銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ  でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体  「ご婦人用もございます。テーラーT店主」
天体瑠璃星万華鏡コバルト色の空へ 翼広げて 飛んでみたいと願う 太古より人類(ひと)は  竜のように強く 鳥のように優雅に どこまでも自由に 軽々と遙か高みへ  だけど私が飛べるなら ひそやかな蝶がいい 花の香りに誘われて 風に舞う瑠璃楊羽 大切な蜜運び また次の花へと舞う  誰もが遠い目をして 見果てぬ夢を語るわ 折れた羽 繕うことなら できるけど 心が傷ついたら すぐ近くにある 美しいものを見つめて  藍の雲間 瞬く あの星々へ 行ってみたいと思う いつの世も人類は  望み 希望 欲望 時に闇を抱える 深い胸の中は 夜空より輝けるのに  ずっと私はここに棲む どこよりも青い星 入り江の町の片隅で 瑠璃ひかる海原(うみ)眺め 愛しさに出会うのを ただ信じ待ちつづける  誰もが俯きながら 囁く未来のはなし 繙かれた神話の おしまいが来ても 恐れたりはしないわ この地に生まれて いまを生きてきたのだから  誰もが青い目をして 見果てぬ夢追いかける 折れた羽 繕うことなら できるから 心が凍えたとき すぐ隣にいる人の ぬくもりを抱きしめてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也コバルト色の空へ 翼広げて 飛んでみたいと願う 太古より人類(ひと)は  竜のように強く 鳥のように優雅に どこまでも自由に 軽々と遙か高みへ  だけど私が飛べるなら ひそやかな蝶がいい 花の香りに誘われて 風に舞う瑠璃楊羽 大切な蜜運び また次の花へと舞う  誰もが遠い目をして 見果てぬ夢を語るわ 折れた羽 繕うことなら できるけど 心が傷ついたら すぐ近くにある 美しいものを見つめて  藍の雲間 瞬く あの星々へ 行ってみたいと思う いつの世も人類は  望み 希望 欲望 時に闇を抱える 深い胸の中は 夜空より輝けるのに  ずっと私はここに棲む どこよりも青い星 入り江の町の片隅で 瑠璃ひかる海原(うみ)眺め 愛しさに出会うのを ただ信じ待ちつづける  誰もが俯きながら 囁く未来のはなし 繙かれた神話の おしまいが来ても 恐れたりはしないわ この地に生まれて いまを生きてきたのだから  誰もが青い目をして 見果てぬ夢追いかける 折れた羽 繕うことなら できるから 心が凍えたとき すぐ隣にいる人の ぬくもりを抱きしめて
転生離宮へ黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ  舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて  黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる  得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの  命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ  誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ  舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて  黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる  得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの  命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ  誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような  宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か  いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいて
天使に寄す天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるためALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるため
天譴と超克空を裂き走る閃光の矢は 天の放った慰みとなろう  瞬く瞼に 真実(ほんとう)の光景を 映さぬまま  交わされ流れる 哀れみと涙に 何が宿る  傷付いていない足 大地を駆けてゆく 差し伸べるための腕 まだ誰かへと届く  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明  合唱のように 唱えられる愛の 薄ら寒さ  人は誤った 生き物ではないと 言い切れるのか  守られるための盾 それだけでは足りず 殺戮のための武器 両方抱えている  このみにくい世で出逢えたことを 未来に向けた祈りとするなら 我らは我らであり 孤独の果ても 忘ることなかれ君 明日は遠くにあれど  空を裂き走る閃光の矢が 天の放った怒りとなろうと 闇を持たぬ宇宙の その片隅で めくるめく滅亡は 終わりの時ではなく すべての最初(はじまり) 美しい世界の再来  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也空を裂き走る閃光の矢は 天の放った慰みとなろう  瞬く瞼に 真実(ほんとう)の光景を 映さぬまま  交わされ流れる 哀れみと涙に 何が宿る  傷付いていない足 大地を駆けてゆく 差し伸べるための腕 まだ誰かへと届く  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明  合唱のように 唱えられる愛の 薄ら寒さ  人は誤った 生き物ではないと 言い切れるのか  守られるための盾 それだけでは足りず 殺戮のための武器 両方抱えている  このみにくい世で出逢えたことを 未来に向けた祈りとするなら 我らは我らであり 孤独の果ても 忘ることなかれ君 明日は遠くにあれど  空を裂き走る閃光の矢が 天の放った怒りとなろうと 闇を持たぬ宇宙の その片隅で めくるめく滅亡は 終わりの時ではなく すべての最初(はじまり) 美しい世界の再来  このみにくい世に生まれたことを いつか残れる誇りとするため 己は己であり 群れの中でも 迷うことなかれ君 流れに逆らえども  人類(ひと)が現れる遥かなる過去 死んだ星の光がいま墜ちる 海山森と風と 共に目覚めた 言葉も歌も持たぬ 原始(はじまり)の時のように 恐れなき静か 美しい世界の黎明
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
天気晴朗ナレドモ波高シ本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣  声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと  前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦  巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの  走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく  遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ  前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃  戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運  守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ  高く舞え 神風を 背に受け 吶喊  戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運  たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう  次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣  声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと  前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦  巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの  走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく  遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ  前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃  戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運  守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ  高く舞え 神風を 背に受け 吶喊  戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運  たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう  次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへ
地球で天映す 水面 輝く緑 巡る風  雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も  肌の下 流れている 静かな川は あたたかい  永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ  生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星  喜びも涙もある 愛を持たない場所はない  だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では  生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天映す 水面 輝く緑 巡る風  雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も  肌の下 流れている 静かな川は あたたかい  永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ  生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星  喜びも涙もある 愛を持たない場所はない  だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では  生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星
帝都乙女決死隊いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ  先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を  誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど  このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです  乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん  すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう  いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸  ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出  それでもこれが定め 留まることはできないのです  いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば  このまま微笑のまま 赴くことができるのですALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ  先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を  誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど  このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです  乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん  すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう  いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸  ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出  それでもこれが定め 留まることはできないのです  いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ  いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由  女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば  このまま微笑のまま 赴くことができるのです
Tico-Tico no Fubaさあ時間よ 可愛い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ チコチコまだ 夢をみてる だめよデートの時間だわ  あおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしちゃうわ  粉をはたいてピンクのチーク 甘いココナッツみたいなルージュ 仕上げひと吹き バニラのコロン きっと太陽に溶けるわ  柱時計の扉があく アタシ急かしておしり叩く まだよカッコウ過ぎない 小麦色のワンピースはどこかしら  もう時間よ のろま小鳥 あせるチクタクチクタクタ クタクタまた 夢をみるの ずっとデートの時間なの  さあおめかし 憎い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チクチクほら ハァトあげる 彼を待ちぼうけさせちゃう  もう時間よ 嫌い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ ハラハラまた 遅らせたら その舌を抜いてしまうわ!  さあおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしてるわALI PROJECT宝野アリカZequinha De AberuYoshihisa Hiranoさあ時間よ 可愛い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ チコチコまだ 夢をみてる だめよデートの時間だわ  あおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしちゃうわ  粉をはたいてピンクのチーク 甘いココナッツみたいなルージュ 仕上げひと吹き バニラのコロン きっと太陽に溶けるわ  柱時計の扉があく アタシ急かしておしり叩く まだよカッコウ過ぎない 小麦色のワンピースはどこかしら  もう時間よ のろま小鳥 あせるチクタクチクタクタ クタクタまた 夢をみるの ずっとデートの時間なの  さあおめかし 憎い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チクチクほら ハァトあげる 彼を待ちぼうけさせちゃう  もう時間よ 嫌い小鳥 鳴いてチクタクチクタクタ ハラハラまた 遅らせたら その舌を抜いてしまうわ!  さあおめかし 可愛い小鳥 歌うチクタクチクタクタ チコチコほら ハァトうばう 彼が待ちぼうけしてるわ
月夜のピエレット曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ
鎮魂頌愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれ
Chu Chuある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐ
血の断章鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻
Cheri Cheriラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめて
小さき者への贖罪の為のソナタもし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいる
眼帯兎と包帯羊のMarchen片眼の兎追い少年は 裏庭の柵越え 森に迷い込む  飛び散る木漏れ日の精たち 色とりどりの花 目が眩んでゆく  触れば怪我する 毒茸の群れが 嗤って転がる  絡まる蔦の葉 樫の根に掴まれ 足を滑らせた  空が罅割れ 墜ちる苔の上に そっと降り積もる 光る胞子 裸の胸に  少年は夢に凭れ 忘れてゆく 続くべき日を それはいけないことではなく  覗き見るは兎 赤眼の輝きで 忍び寄るは羊 三本肢で 森の底は怖い だけど魅惑に満ち 何かを失くしても 抜け出せはしない  行こうもっと奥へ遠くへ 君ももっと気に入るから ママもいないひとりじゃない 誰もぶたない君を  蜜蜂溶けた甘い芥子のお茶を飲み 駒鳥詰めた美味しいパイを食べよう  綺麗な蝶々が 貰いにやってくる  君の良い心  蹌踉ける羊追い少女が 白い靴を汚し 森に入り込む  幸せの頬翳りもせず 翼生えたように どこまでも先へ  微風つなげて やさしく迎えよう 崖の向こうがわ  帳が降りても 本当の暗い闇 感じないようにALI PROJECT宝野アリカシューマン片眼の兎追い少年は 裏庭の柵越え 森に迷い込む  飛び散る木漏れ日の精たち 色とりどりの花 目が眩んでゆく  触れば怪我する 毒茸の群れが 嗤って転がる  絡まる蔦の葉 樫の根に掴まれ 足を滑らせた  空が罅割れ 墜ちる苔の上に そっと降り積もる 光る胞子 裸の胸に  少年は夢に凭れ 忘れてゆく 続くべき日を それはいけないことではなく  覗き見るは兎 赤眼の輝きで 忍び寄るは羊 三本肢で 森の底は怖い だけど魅惑に満ち 何かを失くしても 抜け出せはしない  行こうもっと奥へ遠くへ 君ももっと気に入るから ママもいないひとりじゃない 誰もぶたない君を  蜜蜂溶けた甘い芥子のお茶を飲み 駒鳥詰めた美味しいパイを食べよう  綺麗な蝶々が 貰いにやってくる  君の良い心  蹌踉ける羊追い少女が 白い靴を汚し 森に入り込む  幸せの頬翳りもせず 翼生えたように どこまでも先へ  微風つなげて やさしく迎えよう 崖の向こうがわ  帳が降りても 本当の暗い闇 感じないように
誰ソ彼パピヨン回廊灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた  お急ぎにならず 考えあそばし  抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを  傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する  幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね  床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫  沈みゆく刻も 煌めくものです  舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側  追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて  積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに  灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を  抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは  傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める  幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた  お急ぎにならず 考えあそばし  抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを  傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する  幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね  床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫  沈みゆく刻も 煌めくものです  舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側  追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて  積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに  灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に  夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を  抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは  傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める  幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し
ダリの宝石店ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店
堕落論間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるの
Daphne春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびる
堕天國宣戦留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりし
Das Veilchen野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる  軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ  ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう  ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう  そして死なん 幸福のスミレはALI PROJECT訳詞:宝野アリカMozart野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる  軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ  ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう  ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう  そして死なん 幸福のスミレは
タンゴ ダダ革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ  紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める  行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう  支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて  失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち  行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう  失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Arika Takarano革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ  紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める  行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう  支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて  失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち  行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう  失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながら
魂ノ代憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか  満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん  わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな  忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も  わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと  精一杯に 声あげ泣こうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか  満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん  わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな  忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も  わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと  精一杯に 声あげ泣こう
寶島窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所
胎内ヒトガタ遊戯手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める  閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました  ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん  胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してくださいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める  閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました  ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか  性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない  微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです  ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん  胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してください
大正撫子モダンガール黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ  床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて  声高に叫ぶ 気丈な女性に  憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中  凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ  床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて  声高に叫ぶ 気丈な女性に  憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中  凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友  凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えて
薔薇架刑もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながら
絶途、新世界ヘボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く  カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題  鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて  弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血  常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者  ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ  積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫  遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま  僕らは やがて 目覚め あおう 新世界でALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く  カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題  鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて  弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血  常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者  ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ  ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ  積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫  遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま  僕らは やがて 目覚め あおう 新世界で
絶國TEMPEST轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をただ照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は頽れて重なり合う  月を犯しながら 幾万の夜が過ぎ 王の裳裾はわれを抱かん 人が生まれながら 抱えた罪は十 勾玉に繋げこの首飾る  われは視よう 来る未來(とき)を 水晶の眼癈(し)いても  舞い散れ 死せる星辰(ほし)よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂(こころ)を運びたまえ  轟け 空を裂いて 乱れよ 怒りのテンペスト 地上をはや嘗めるのは 鬼神が曳く焔影 滅亡の緋い陽炎立ち  胸を卍に切り 薔薇の根を植えん たれを戀うると望むのなら 棘に絡められ 手も足も磔く なおも生きんと血潮巡るごと  われは眠る 来る夢に いつか君に逢わんと  さざめく 銀の雨よ この身を 嵐ケ淵へ 砕かれる波の間に間 わが叫びを沈めたまえ  轟け 穹窿突き 輝け 祈りのテンペスト 地上満つる清らかに 龍神吐く流涎の 天を映して水鏡揺れ  舞い飛べ 生きる星辰よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂を運びたまえ  轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をいま照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は美しく雪崩るだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をただ照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は頽れて重なり合う  月を犯しながら 幾万の夜が過ぎ 王の裳裾はわれを抱かん 人が生まれながら 抱えた罪は十 勾玉に繋げこの首飾る  われは視よう 来る未來(とき)を 水晶の眼癈(し)いても  舞い散れ 死せる星辰(ほし)よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂(こころ)を運びたまえ  轟け 空を裂いて 乱れよ 怒りのテンペスト 地上をはや嘗めるのは 鬼神が曳く焔影 滅亡の緋い陽炎立ち  胸を卍に切り 薔薇の根を植えん たれを戀うると望むのなら 棘に絡められ 手も足も磔く なおも生きんと血潮巡るごと  われは眠る 来る夢に いつか君に逢わんと  さざめく 銀の雨よ この身を 嵐ケ淵へ 砕かれる波の間に間 わが叫びを沈めたまえ  轟け 穹窿突き 輝け 祈りのテンペスト 地上満つる清らかに 龍神吐く流涎の 天を映して水鏡揺れ  舞い飛べ 生きる星辰よ こぼれる 嵐ケ丘に 吹きすさぶ風を超えて わが魂を運びたまえ  轟け 雲を裂いて 耀け 嘆きのテンペスト この世をいま照らすのは 雷神撃つ光の矢 闇は美しく雪崩るだろう
絶叫哲学絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ  擬音操ル 詩人ノ君ト  絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ  キレイナ指ハ ピアノデ殉死  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ  絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ  亀裂ダラケノ 偽善ノマスク  ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム  愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ  デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ  皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー  人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ  擬音操ル 詩人ノ君ト  絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ  キレイナ指ハ ピアノデ殉死  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ  絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ  亀裂ダラケノ 偽善ノマスク  ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム  愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ  デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ  皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー  人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ  何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト  夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ  デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニ
雪華懺悔心中一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳してALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して
戦慄の子供たち光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命
戦争と平和Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづけるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづける
SENGOKU GIRL行ケド戻レドサア通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄  白衣ノ曝ニ滲ンダ血ノ地図 タドツテアナタノ弱味ニ付ケ込ミタイ  ウロコノ鎧ヲ百片剥ガシテ 緑青ノ花デ散華シテ参ロウ  恋ニ忠義ヲ誓イ 裏切リニハ切腹 昇リツメテ下剋上 ワタシハモウ断絶 悲劇メイテ姫君乱心  逃ゲ込ム廊下ニ影曳ク血天井 ココナラ同ジ悪夢ガ滴ルワ  愛トハ戦デ勝ツテモ負ケテモ フタリハ独リト独リデシカナイノ  恋ノ制裁受ケテ 苦シミニハ介錯 寝テモ覚メテモ乱世 アナタハモウ失脚 紅蓮ハナツ黒天守閣  イツペン死ンデクダサル  愛トハ戦デ 生キテモ死ンデモ ドンナニ刺シテモ コンナニ突イテモ 虫ノ息デモマダ責メタリナイデシヨ  恋ノ合ワセ銅鏡ガ 映シダスハ神獣 持チツ持タレツ浄土 アナタトナラ心中 晴レテ冥土ヘ夫婦道中  モイツペン死ンデクダサル  逝ケド戻レドマダ通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也行ケド戻レドサア通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄  白衣ノ曝ニ滲ンダ血ノ地図 タドツテアナタノ弱味ニ付ケ込ミタイ  ウロコノ鎧ヲ百片剥ガシテ 緑青ノ花デ散華シテ参ロウ  恋ニ忠義ヲ誓イ 裏切リニハ切腹 昇リツメテ下剋上 ワタシハモウ断絶 悲劇メイテ姫君乱心  逃ゲ込ム廊下ニ影曳ク血天井 ココナラ同ジ悪夢ガ滴ルワ  愛トハ戦デ勝ツテモ負ケテモ フタリハ独リト独リデシカナイノ  恋ノ制裁受ケテ 苦シミニハ介錯 寝テモ覚メテモ乱世 アナタハモウ失脚 紅蓮ハナツ黒天守閣  イツペン死ンデクダサル  愛トハ戦デ 生キテモ死ンデモ ドンナニ刺シテモ コンナニ突イテモ 虫ノ息デモマダ責メタリナイデシヨ  恋ノ合ワセ銅鏡ガ 映シダスハ神獣 持チツ持タレツ浄土 アナタトナラ心中 晴レテ冥土ヘ夫婦道中  モイツペン死ンデクダサル  逝ケド戻レドマダ通リヤンセ 巡リ巡ツテモ蟻地獄
青嵐血風録疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろ
静謐なる私小説恋に堕ちる唄なら 詩人たちが星の数書く  金糸雀の声持つ歌姫たちが 月昇るたび さえずる  だけどわたしのこころにあるのは ただひとつの恋だけ かつて愛された 想い それがあるから 夢も明日もいらない 小さな籠のなか暮らすの  ………  愛に裂けた傷なら 時の針が痕なく縫おう  青褪めた裸の踊り子たちは 情熱を舞いつづける  だけどわたしのこころに 咲くのは散ることない黒薔薇 誰かを愛した 記憶 それがあるから 恐れも寂しさもなく 穏やかな微笑でいるの  ………  いつもわたしのこころにあるのは ただ一度の恋だけ 褪せる事のない 秘密を抱いたままで 一生 誰にも語らず 静かなる微笑で生きる やがて老いていくほど少女のようにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Yoshihisa Hirano恋に堕ちる唄なら 詩人たちが星の数書く  金糸雀の声持つ歌姫たちが 月昇るたび さえずる  だけどわたしのこころにあるのは ただひとつの恋だけ かつて愛された 想い それがあるから 夢も明日もいらない 小さな籠のなか暮らすの  ………  愛に裂けた傷なら 時の針が痕なく縫おう  青褪めた裸の踊り子たちは 情熱を舞いつづける  だけどわたしのこころに 咲くのは散ることない黒薔薇 誰かを愛した 記憶 それがあるから 恐れも寂しさもなく 穏やかな微笑でいるの  ………  いつもわたしのこころにあるのは ただ一度の恋だけ 褪せる事のない 秘密を抱いたままで 一生 誰にも語らず 静かなる微笑で生きる やがて老いていくほど少女のように
聖少女領域PLATINA LYLICまだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにしてPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也まだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにして
星月夜どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでも
世紀末ゲネシス怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るものALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るもの
青蛾月憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいい
すみれの花咲くころすみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ  春すみれ咲き 春を告げる 春何ゆえ 人は汝を待つ 楽しく悩ましき春の夢 甘き恋 人の心酔わす そは汝 すみれ咲く春  すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころALI PROJECTFritz Rotter・白井鐵Franz DoelleYoshihisa Hiranoすみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ  春すみれ咲き 春を告げる 春何ゆえ 人は汝を待つ 楽しく悩ましき春の夢 甘き恋 人の心酔わす そは汝 すみれ咲く春  すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ 君を想い日ごと夜ごと 悩みしあの日のころ すみれの花咲くころ 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ
ストロベリーパイをお食べ真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love meALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me
STILL ALIVE静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ  風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ  音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ  アタシハマダ 機械ジャナイカラ  無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル  共鳴ダケ 残シテイコウALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ  風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ  音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ  アタシハマダ 機械ジャナイカラ  無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル  共鳴ダケ 残シテイコウ
水月鏡花遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくの
人生美味礼讃GOLD LYLIC注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へGOLD LYLICALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へ
自由戀愛出合い頭に 目と目 星が散って 錯覚 または 運命の あやとり遊び 寄せ絡め たわめて お名前 拝聴します  大人のための お伽話 信じ 麗し乙女 中身だけ だけどあなたは わたし見えているの その他の群衆のなか  指をつなぎましょ もっと求めあえるわ 夢の国の扉は見せかけで 押しても引いても開かなくても  恋に暮らしましょ 他には何も持たず いま人生 産まれたての気分 裸になってゆく  変われなかった 行き場 ひとり 迷い 余所様の背を 追ったとて つまづくだけの 道外れ わたしは 日の元に 晒されます  声を重ねましょ それだけで歌になる オトコもオンナも関係なくて 幾つであろうと未熟なままで  命燃やしましょ 一秒も無駄はない いくら道草回り道しても 帰る場所はあるの  指をつなぎましょ もっと分かりあえるわ 胸の奥の扉の鍵を捨て 悲喜交々いろんな風通し  恋を育てましょ それさえあれば足りる ほらいつでも産まれたての気分 裸で生きてゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也出合い頭に 目と目 星が散って 錯覚 または 運命の あやとり遊び 寄せ絡め たわめて お名前 拝聴します  大人のための お伽話 信じ 麗し乙女 中身だけ だけどあなたは わたし見えているの その他の群衆のなか  指をつなぎましょ もっと求めあえるわ 夢の国の扉は見せかけで 押しても引いても開かなくても  恋に暮らしましょ 他には何も持たず いま人生 産まれたての気分 裸になってゆく  変われなかった 行き場 ひとり 迷い 余所様の背を 追ったとて つまづくだけの 道外れ わたしは 日の元に 晒されます  声を重ねましょ それだけで歌になる オトコもオンナも関係なくて 幾つであろうと未熟なままで  命燃やしましょ 一秒も無駄はない いくら道草回り道しても 帰る場所はあるの  指をつなぎましょ もっと分かりあえるわ 胸の奥の扉の鍵を捨て 悲喜交々いろんな風通し  恋を育てましょ それさえあれば足りる ほらいつでも産まれたての気分 裸で生きてゆく
殉教者の指数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負ってALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負って
Je te veuxわたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっと
地獄の門蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!ALI PROJECT宝野アリカ宝野アリカ片倉三起也蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!
地獄の季節ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!
真偽贋者遊覧会夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現  色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な  屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を  仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で  魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現  色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な  屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を  仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で  魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レ
処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下
昭和恋々幻燈館今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々
昭和B級下手喰い道舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから  パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが  腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く  小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る  軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない  ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣!  酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ  金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には  裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛  立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い  食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ!  現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット  みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから  パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが  腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く  小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る  軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない  ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣!  酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ  金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には  裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛  立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い  食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ!  現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット  みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!!
全2ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Masterplan
  3. さよーならまたいつか!
  4. ライラック
  5. 366日

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. Penalty
  2. 相思相愛
  3. 運命
  4. 雨が降ったって
  5. 笑い話

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×