挽歌いつまでも 海を見ている 後姿の影ひとつ 流されて 波にきらわれ 打ち上げられた 舟のようだね まわれまわれ 沈むことなく 風は必ずやむものと信じて まわれまわれ とまることなく 疲れた翼をふるわせて この道にゆくあてはない 寂しくてまた酔いしれる 引き返し やり直したい やがて寒さに 倒れる前に 歌え歌え 愛した人よ この影を ふりむかせておくれ 歌え歌え 涙流して 遠くで挽歌がきこえる まわれまわれ とまることなく 疲れた翼をふるわせて | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | いつまでも 海を見ている 後姿の影ひとつ 流されて 波にきらわれ 打ち上げられた 舟のようだね まわれまわれ 沈むことなく 風は必ずやむものと信じて まわれまわれ とまることなく 疲れた翼をふるわせて この道にゆくあてはない 寂しくてまた酔いしれる 引き返し やり直したい やがて寒さに 倒れる前に 歌え歌え 愛した人よ この影を ふりむかせておくれ 歌え歌え 涙流して 遠くで挽歌がきこえる まわれまわれ とまることなく 疲れた翼をふるわせて |
愛情紅葉のような 小さな手をとり かすかに笑う 瞳見て 未来が君に 祝福の花 待っていれば それでいい 愛情がすべてなんだと 誰もが解りあいたい 青い海を 守り続ける 青い空を ずっと守る 幼い命が 流れる星に 黒い雲が たちこめる 子供達には のろわれた朝 大人達で ふせぎたい 愛情がすべてなんだと 誰もが解りあいたい 熱い想い もち続けたい 熱い涙 流さないよう 青い海を 守り続ける 青い空を ずっと守る 紅葉のような 小さな手をとり かすかに笑う 瞳見て 君を守る | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 紅葉のような 小さな手をとり かすかに笑う 瞳見て 未来が君に 祝福の花 待っていれば それでいい 愛情がすべてなんだと 誰もが解りあいたい 青い海を 守り続ける 青い空を ずっと守る 幼い命が 流れる星に 黒い雲が たちこめる 子供達には のろわれた朝 大人達で ふせぎたい 愛情がすべてなんだと 誰もが解りあいたい 熱い想い もち続けたい 熱い涙 流さないよう 青い海を 守り続ける 青い空を ずっと守る 紅葉のような 小さな手をとり かすかに笑う 瞳見て 君を守る |
珊瑚礁深い海の底 眠る夢は 欠けて満たされぬ珊瑚礁 幾つもの星と 空の下で 捨てられた あはれ恋心 ひたむきな美しさと もろい美しさと 何ひとつ 失うものがない 君をなくしてしまったら 取りかえすことさえ 叶わない 命枯れるような想い 濡れた髪のまま 浴衣姿 雨上がり古い境内 十五夜の月の中に見てた ウサギなら はかない幻 ねじれてる細い糸と ガラス窓のひびと 見失い言葉でつくろえば 君をなくすことを恐れ 強く抱きしめれば それだけで 二人別々と知らされた 何ひとつ 失うものがない 君をなくしてしまったら 取りかえすことさえ 叶わない 命枯れるような想い | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 深い海の底 眠る夢は 欠けて満たされぬ珊瑚礁 幾つもの星と 空の下で 捨てられた あはれ恋心 ひたむきな美しさと もろい美しさと 何ひとつ 失うものがない 君をなくしてしまったら 取りかえすことさえ 叶わない 命枯れるような想い 濡れた髪のまま 浴衣姿 雨上がり古い境内 十五夜の月の中に見てた ウサギなら はかない幻 ねじれてる細い糸と ガラス窓のひびと 見失い言葉でつくろえば 君をなくすことを恐れ 強く抱きしめれば それだけで 二人別々と知らされた 何ひとつ 失うものがない 君をなくしてしまったら 取りかえすことさえ 叶わない 命枯れるような想い |
愛着春よ来いと 蒼き雪に 咽を枯らすは 春告鳥か 夏が来ぬと 囀る声 緑の夢は 不如帰か 過ぎゆく季節にさえ 虚ろな心 あなた 命を賭けた恋に すすり泣いてる 山の音が 霧を裂いて 岩の清水を 濁らすように いばらの棘 指を刺して 滲む赤き血 口を付ける 紅染まる肌に 薄衣もなく あなた 裸の胸を抱いて すすり泣いてる 幻と深く契りあう 十六夜の月影 過ぎゆく季節にさえ 虚ろな心 あなた 命を賭けた恋に すすり泣いてる 紅染まる肌に 薄衣もなく あなた 切なき調べ奏で すすり泣いてる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 春よ来いと 蒼き雪に 咽を枯らすは 春告鳥か 夏が来ぬと 囀る声 緑の夢は 不如帰か 過ぎゆく季節にさえ 虚ろな心 あなた 命を賭けた恋に すすり泣いてる 山の音が 霧を裂いて 岩の清水を 濁らすように いばらの棘 指を刺して 滲む赤き血 口を付ける 紅染まる肌に 薄衣もなく あなた 裸の胸を抱いて すすり泣いてる 幻と深く契りあう 十六夜の月影 過ぎゆく季節にさえ 虚ろな心 あなた 命を賭けた恋に すすり泣いてる 紅染まる肌に 薄衣もなく あなた 切なき調べ奏で すすり泣いてる |
平凡踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 満ちた香り まぶたを重くして 知識ならどこか 忘れたままで 乱れたタップ 夜明けは遠くなり 更けてゆく夜に 乾杯を 上へ下へ 動く視線は 闇を照らす 鈍いピンライト 欲しくなるかい? 豊かな恋が 探してるかい? 貧しい愛を ピアノの音に 世界が魅せられて 響き出す 妖しい大人のリズム これがそう 平凡 違うかい? 耳をつく 濁ったハーモニー 速く遅く 肩を揺らして 意味をなくす 長い告白 あせってるかい? まちがい電話 笑ってもかい? ぼやけた会話 いつも 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 すべてが 平凡 退屈な夜 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 満ちた香り まぶたを重くして 知識ならどこか 忘れたままで 乱れたタップ 夜明けは遠くなり 更けてゆく夜に 乾杯を 上へ下へ 動く視線は 闇を照らす 鈍いピンライト 欲しくなるかい? 豊かな恋が 探してるかい? 貧しい愛を ピアノの音に 世界が魅せられて 響き出す 妖しい大人のリズム これがそう 平凡 違うかい? 耳をつく 濁ったハーモニー 速く遅く 肩を揺らして 意味をなくす 長い告白 あせってるかい? まちがい電話 笑ってもかい? ぼやけた会話 いつも 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 すべてが 平凡 退屈な夜 |
西陽のあたる部屋西陽のあたる部屋で 二人愛しあっていた 夏はいつも汗かいて 眠れなかったよね おまえは好きな歌を 鼻歌でうたったよね 夜はいつか 闇に溶けて 朝日におこされていたよね 正直さだけ ただ守ってきたね 貧しさにまけそうな 暮らしのなか おまえ抱いてた日々の終わりに 始まった愛に 郵便箱に届いた 秋は薄い便箋 上を見ればきりない 下へは落ちてゆける 坂の途中 疲れきって足が動かないよ 人にたよれば終わる 自分にたよれもしない 街のひかり ぼんやりみえ 夜が沈みきっているようさ 日毎たまった 新聞のように 積み上げられてく 昨日 捨てられずに おまえ抱いてた日々の終わりに 始まった愛に 郵便箱に届いた 秋は薄い便箋 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 西陽のあたる部屋で 二人愛しあっていた 夏はいつも汗かいて 眠れなかったよね おまえは好きな歌を 鼻歌でうたったよね 夜はいつか 闇に溶けて 朝日におこされていたよね 正直さだけ ただ守ってきたね 貧しさにまけそうな 暮らしのなか おまえ抱いてた日々の終わりに 始まった愛に 郵便箱に届いた 秋は薄い便箋 上を見ればきりない 下へは落ちてゆける 坂の途中 疲れきって足が動かないよ 人にたよれば終わる 自分にたよれもしない 街のひかり ぼんやりみえ 夜が沈みきっているようさ 日毎たまった 新聞のように 積み上げられてく 昨日 捨てられずに おまえ抱いてた日々の終わりに 始まった愛に 郵便箱に届いた 秋は薄い便箋 |
この国に生まれてよかった春夏秋冬 繰り返す 季節を着替えながら 花に埋もれて 月を待ち 鳥を追いかけ 睦月 如月 弥生 卯月 朝から夕べへと 雪と舞い遊び 雨に濡れ 雲をたどり この国に生まれてよかった 美しい風の国に ただひとつの故郷で君と生きよう 湯の町 門前の境内 城跡 漁り火よ 岩清水に触れ 石畳 川を眺め この国に生きててよかった 美しい風の国で 地平線の緑色 見つめていこう この国に生まれてよかった 美しい君の国に ただひとつの故郷を二人歩こう 紅葉の山並み 青い空 白いうなじに映る 遠い夢ならば この国で叶うように 遠い夢ならば この国で叶うように | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 春夏秋冬 繰り返す 季節を着替えながら 花に埋もれて 月を待ち 鳥を追いかけ 睦月 如月 弥生 卯月 朝から夕べへと 雪と舞い遊び 雨に濡れ 雲をたどり この国に生まれてよかった 美しい風の国に ただひとつの故郷で君と生きよう 湯の町 門前の境内 城跡 漁り火よ 岩清水に触れ 石畳 川を眺め この国に生きててよかった 美しい風の国で 地平線の緑色 見つめていこう この国に生まれてよかった 美しい君の国に ただひとつの故郷を二人歩こう 紅葉の山並み 青い空 白いうなじに映る 遠い夢ならば この国で叶うように 遠い夢ならば この国で叶うように |
夜行列車通り過ぎていく 街を横目で見流し タバコに火をつけながら 遠いあの街へ ひとり列車に乗り込み 誰にも別れ告げずに いつも思ってた 夢を追いかけ この街を離れていくよ いつか帰るその日には きっと手みやげのひとつ 持っておまえのところへ会いに行くよ 遠く消えていく 街の明かりが何故か 今夜はいつもと違う いつも思ってた夢にすべて預け この街を離れていくよ いつか帰るその日まで ずっとこの俺のことを 今と変わらないままで 待っているかい 過ぎし思い出は 遠いあの街への あこがれとすり替えながら | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 通り過ぎていく 街を横目で見流し タバコに火をつけながら 遠いあの街へ ひとり列車に乗り込み 誰にも別れ告げずに いつも思ってた 夢を追いかけ この街を離れていくよ いつか帰るその日には きっと手みやげのひとつ 持っておまえのところへ会いに行くよ 遠く消えていく 街の明かりが何故か 今夜はいつもと違う いつも思ってた夢にすべて預け この街を離れていくよ いつか帰るその日まで ずっとこの俺のことを 今と変わらないままで 待っているかい 過ぎし思い出は 遠いあの街への あこがれとすり替えながら |
22才の別れあなたにさよならって言えるのは今日だけ あしたになって またあなたの温かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして… 私には鏡に映ったあなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった幸せに すがりついてしまった… 私の誕生日に22本のろうそくを立て ひとつひとつがみんな君の人生だねって 言って 17本目からは いっしょに灯をつけたのが きのうのことのように… 今はただ5年の月日が長すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ嫁いでゆく 私にとって… ひとつだけこんな私のわがまま聞いてくれるなら あなたはあなたのままでかわらずにいてください そのままで… | 村下孝蔵 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 経田康 | あなたにさよならって言えるのは今日だけ あしたになって またあなたの温かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして… 私には鏡に映ったあなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった幸せに すがりついてしまった… 私の誕生日に22本のろうそくを立て ひとつひとつがみんな君の人生だねって 言って 17本目からは いっしょに灯をつけたのが きのうのことのように… 今はただ5年の月日が長すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ嫁いでゆく 私にとって… ひとつだけこんな私のわがまま聞いてくれるなら あなたはあなたのままでかわらずにいてください そのままで… |
影を慕いてまぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ 我が思い つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ 忍び泣く わびしさよ せめて傷心(いたみ)の なぐさめに ギターを取りて 爪弾(つまび)けば どこまで時雨(しぐれ) ゆく秋ぞ 振音(トレモノ)寂し 身は悲し 君故に永(なが)き人生(ひとよ)を 霜枯れて 永遠(とわ)に春見ぬ 我が運命(さだめ) ながろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚(はかな)き影よ 我が恋よ | 村下孝蔵 | 古賀政男 | 古賀政男 | 経田康 | まぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ 我が思い つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ 忍び泣く わびしさよ せめて傷心(いたみ)の なぐさめに ギターを取りて 爪弾(つまび)けば どこまで時雨(しぐれ) ゆく秋ぞ 振音(トレモノ)寂し 身は悲し 君故に永(なが)き人生(ひとよ)を 霜枯れて 永遠(とわ)に春見ぬ 我が運命(さだめ) ながろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚(はかな)き影よ 我が恋よ |
氷の世界窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り きっと誰かがふざけてリンゴ売りのまねをしているだけなんだろう 僕のTVは寒さで画期的な色になり とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 誰か指切りしようよ、僕と指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日はりつめた気持でいたい 小指が僕にからんで動きがとれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕もそんなに悪い気はしないはずだよ 流れてゆくのは時間だけなのか 涙だけなのか 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 人を傷つけたいな、誰か傷つけたいな だけど出来ない理由はやっぱりただ自分が恐いだけなんだな そのやさしさを秘かに胸にいだいてる人は いつかノーベル賞でももらうつもりでガンバってるんじゃないのか ふるえているのは寒さのせいだろ 恐いんじゃないネ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 | 村下孝蔵 | 井上陽水 | 井上陽水 | 経田康 | 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り きっと誰かがふざけてリンゴ売りのまねをしているだけなんだろう 僕のTVは寒さで画期的な色になり とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 誰か指切りしようよ、僕と指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日はりつめた気持でいたい 小指が僕にからんで動きがとれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕もそんなに悪い気はしないはずだよ 流れてゆくのは時間だけなのか 涙だけなのか 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 人を傷つけたいな、誰か傷つけたいな だけど出来ない理由はやっぱりただ自分が恐いだけなんだな そのやさしさを秘かに胸にいだいてる人は いつかノーベル賞でももらうつもりでガンバってるんじゃないのか ふるえているのは寒さのせいだろ 恐いんじゃないネ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 |
雪が降る日に雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ | 村下孝蔵 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 経田康 | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ |
ひとりぽっちの雨の中雨の降る街角で ひとり誰を待つのだろう 傘に隠れたあの人は どんな人だろう なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で ひとりぬれて歩いてる あの人の頬を濡らしてるのは あれは雨か涙か なんとなく声かけて慰めてみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 慰めてみたかった 雨の降る街角で いつまでも待っている あのこは別れたあの人に ちょっと横顔が似てる なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 雨の降る街角で ひとり誰を待つのだろう 傘に隠れたあの人は どんな人だろう なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で ひとりぬれて歩いてる あの人の頬を濡らしてるのは あれは雨か涙か なんとなく声かけて慰めてみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 慰めてみたかった 雨の降る街角で いつまでも待っている あのこは別れたあの人に ちょっと横顔が似てる なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で |
同窓会夜汽車が走る 星を目指して 丘の上で僕は 月のウサギ見てた ハモニカ吹いて あのこ想った 気持ちをいえなくて せつなさ握りしめ 人恋しくて 一人も好きで 雨が降れば 雨に降られ 風が吹けば 風にまかれ ただひたむきに走ってた どんなときも 忘れない みんなで泣いた 青春を すぐまた会える それから五年十年 忘れない みんなで泣いた 青春を 汗かき先生 仰げば尊し 白いチョークと黒板 笑顔としかめっつら 人に勝つより 自分に克てと 夢を見れば 夢を語り 昨日よりも あしたを見て いちばん強い太陽に 焼かれたから 忘れない 一緒に泣いた 青春を すぐまた会える あれから五年十年 忘れない 一緒に泣いた 青春を 夜空の星が ほら とてもきれいだよ 今夜も ただ やるせなく生きていた どんなときも 同じ窓から見ていた未来 すぐまた会える それから五年十年 忘れない みんなで泣いた 青春を | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 須藤晃 | 夜汽車が走る 星を目指して 丘の上で僕は 月のウサギ見てた ハモニカ吹いて あのこ想った 気持ちをいえなくて せつなさ握りしめ 人恋しくて 一人も好きで 雨が降れば 雨に降られ 風が吹けば 風にまかれ ただひたむきに走ってた どんなときも 忘れない みんなで泣いた 青春を すぐまた会える それから五年十年 忘れない みんなで泣いた 青春を 汗かき先生 仰げば尊し 白いチョークと黒板 笑顔としかめっつら 人に勝つより 自分に克てと 夢を見れば 夢を語り 昨日よりも あしたを見て いちばん強い太陽に 焼かれたから 忘れない 一緒に泣いた 青春を すぐまた会える あれから五年十年 忘れない 一緒に泣いた 青春を 夜空の星が ほら とてもきれいだよ 今夜も ただ やるせなく生きていた どんなときも 同じ窓から見ていた未来 すぐまた会える それから五年十年 忘れない みんなで泣いた 青春を |
16才なかよしこよしがうれし ひとりぼっち 大きらい 電話きって またかけて 何がこわいの 泣き虫こむし弱虫 みんな同じカゴのなか 「あのさ、ゴメンネ、そうそう」 くりかえしてる ぼくが ほしいものは 何? ぼくの 未来なら そこにある だから ライラライラ 踊るだけ 花になるまで きれいな色に変わるまで だから ライラライラ 回るだけ 風になるまで いそげ 十六の夜をいけ 坂道 野道 寄り道 どこまでも一緒にいくよ ウソなんてつかないから それがもうウソ ねころび 遊び 待ちわび いつも違う夢のなか 「そうさ、だって、しょうがない」 うなだれている ぼくに できることは 何? ぼくの 答えなら ここにある だから ライラライラ 歌うだけ 星になるまで 小さな勇気つかむまで だから、ライラライラ 傷つくだけ 朝になるまで いそげ 十六の夜をいけ だから ライラライラ 踊るだけ 花になるまで きれいな色に変わるまで だから ライラライラ 回るだけ 風になるまで いそげ 十六の夜をいけ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 武澤豊 | なかよしこよしがうれし ひとりぼっち 大きらい 電話きって またかけて 何がこわいの 泣き虫こむし弱虫 みんな同じカゴのなか 「あのさ、ゴメンネ、そうそう」 くりかえしてる ぼくが ほしいものは 何? ぼくの 未来なら そこにある だから ライラライラ 踊るだけ 花になるまで きれいな色に変わるまで だから ライラライラ 回るだけ 風になるまで いそげ 十六の夜をいけ 坂道 野道 寄り道 どこまでも一緒にいくよ ウソなんてつかないから それがもうウソ ねころび 遊び 待ちわび いつも違う夢のなか 「そうさ、だって、しょうがない」 うなだれている ぼくに できることは 何? ぼくの 答えなら ここにある だから ライラライラ 歌うだけ 星になるまで 小さな勇気つかむまで だから、ライラライラ 傷つくだけ 朝になるまで いそげ 十六の夜をいけ だから ライラライラ 踊るだけ 花になるまで きれいな色に変わるまで だから ライラライラ 回るだけ 風になるまで いそげ 十六の夜をいけ |
つれてってときどき ここへ来て 好きなときに 何にも気にせずに 平気だから ときどき 電話して どこからでも 寝ぼけていたならば 怒ってね 二人で暮らしていけたら ほかに何もいらない 叶わぬ夢を見てる それだけの女 ときどき気にかけて 疲れたとき 絶対邪魔なこと しないから ときどき私見て やさしい目で いちばん好きな顔 してるから あなたと一緒にいたいの そうじゃなきゃ 生きられない ばかだと言われたって それだけの女 ロサンゼルスの写真にミッキーマウス笑ってた いつか きっとつれてって ねえ つれてって あなたと歩いていきたい だめとつき放されて だいなしに生きたって それだけの命 それだけの女 ねえ 私つれてって | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | ときどき ここへ来て 好きなときに 何にも気にせずに 平気だから ときどき 電話して どこからでも 寝ぼけていたならば 怒ってね 二人で暮らしていけたら ほかに何もいらない 叶わぬ夢を見てる それだけの女 ときどき気にかけて 疲れたとき 絶対邪魔なこと しないから ときどき私見て やさしい目で いちばん好きな顔 してるから あなたと一緒にいたいの そうじゃなきゃ 生きられない ばかだと言われたって それだけの女 ロサンゼルスの写真にミッキーマウス笑ってた いつか きっとつれてって ねえ つれてって あなたと歩いていきたい だめとつき放されて だいなしに生きたって それだけの命 それだけの女 ねえ 私つれてって |
ロマンスカー愛を貯めてた 少しずつ 君を満たしていたかった 愛を食べてた ひとつずつ 君を満たしていたかった 愛情以外は何も 僕らの未来を作れない 窓の外を光る電車が 町並み抜けて走った 夢を乗せたロマンスカーを 何度も見てた 寄り添って 夏がだんだん終わってく 何か欲しくてあせってた 冬がだんだん近づいて 何か欲しくてあせってた 抱きしめあうたび何故か 僕らは過去へと逃げてった 踏み切り越し手を振る君の 隠れる姿 探して 通り過ぎるロマンスカーに 叫んだ声は 風の中 海にも山にもいつか 並んで行こうね 手をつなぎ 君の好きなロマンスカーは 二人の日々を駆け抜け 夢がにじむ遠い夜空に 名もない星が流れた 君はいない | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 愛を貯めてた 少しずつ 君を満たしていたかった 愛を食べてた ひとつずつ 君を満たしていたかった 愛情以外は何も 僕らの未来を作れない 窓の外を光る電車が 町並み抜けて走った 夢を乗せたロマンスカーを 何度も見てた 寄り添って 夏がだんだん終わってく 何か欲しくてあせってた 冬がだんだん近づいて 何か欲しくてあせってた 抱きしめあうたび何故か 僕らは過去へと逃げてった 踏み切り越し手を振る君の 隠れる姿 探して 通り過ぎるロマンスカーに 叫んだ声は 風の中 海にも山にもいつか 並んで行こうね 手をつなぎ 君の好きなロマンスカーは 二人の日々を駆け抜け 夢がにじむ遠い夜空に 名もない星が流れた 君はいない |
一粒の砂夜空を埋めてる星くずに ひとつひとつ名をつけた 果てなく広がる地平線 街の灯り探した 人の気持ち繋いでる 何か大切なもの見つめてた 金と銀との心を抱え 月の砂漠を一人歩いた 昼と夜との隙間を抜けて 涙の河を泳ぎ続けた ひとりぼっちで 道草している旅人に 数え切れず 恋をした 命に限りはあるけれど 愛の形さぐった 雨に濡れた夢を見て 切なく悲しい雲を引きずり 金と銀との衣装を捨てて 月の砂漠を二人歩いた 夏から冬へ季節を重ね 裸のままで流れ続けた ゆくあてもなく 炎ふたつ合わせても 大きな炎になり燃えつきる 金と銀との幻を見た 月の砂漠に浮かぶ蜃気楼 白い朝たどり着く旅路の果てに 待っている太陽の光信じて 金と銀との心を抱え 月の砂漠をみんな歩くよ 昼と夜との隙間を抜けて 一粒の砂 落ちてゆくように ひとりぼっちで | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 武澤豊 | 夜空を埋めてる星くずに ひとつひとつ名をつけた 果てなく広がる地平線 街の灯り探した 人の気持ち繋いでる 何か大切なもの見つめてた 金と銀との心を抱え 月の砂漠を一人歩いた 昼と夜との隙間を抜けて 涙の河を泳ぎ続けた ひとりぼっちで 道草している旅人に 数え切れず 恋をした 命に限りはあるけれど 愛の形さぐった 雨に濡れた夢を見て 切なく悲しい雲を引きずり 金と銀との衣装を捨てて 月の砂漠を二人歩いた 夏から冬へ季節を重ね 裸のままで流れ続けた ゆくあてもなく 炎ふたつ合わせても 大きな炎になり燃えつきる 金と銀との幻を見た 月の砂漠に浮かぶ蜃気楼 白い朝たどり着く旅路の果てに 待っている太陽の光信じて 金と銀との心を抱え 月の砂漠をみんな歩くよ 昼と夜との隙間を抜けて 一粒の砂 落ちてゆくように ひとりぼっちで |
アキナおまえのそばにいたい 頭なでてやりたい 耐えて忍ぶ 細い肩は 哀しからずや純情 おまえのそばにいたい 愛を貫く姿 泣きはらした 大きな目は 愛しからずや 少女 歌ってくれ むせび泣いて 一途な想いを 可憐な花 赤く 咲きな 可愛い笑顔を 見せなよ おまえのように生きたい 男らしく生きたい ただひたすら ひたむきな夢 追い掛けている純情 おまえのように生きたい 何もかも捨ててまで ガラスの恋に 打ち震える か弱き 愛の漂泊者 歌ってくれ 澄んだ声で 手おいの白鳥 オレの胸で 深く 泣きな 涙はこの手で 受けてやる 歌ってくれ むせび泣いて 一途な想いを 可憐な花 赤く 咲きな 可愛い笑顔を 見せなよ 涙はこの手で 受けてやる 笑ってアキナ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | おまえのそばにいたい 頭なでてやりたい 耐えて忍ぶ 細い肩は 哀しからずや純情 おまえのそばにいたい 愛を貫く姿 泣きはらした 大きな目は 愛しからずや 少女 歌ってくれ むせび泣いて 一途な想いを 可憐な花 赤く 咲きな 可愛い笑顔を 見せなよ おまえのように生きたい 男らしく生きたい ただひたすら ひたむきな夢 追い掛けている純情 おまえのように生きたい 何もかも捨ててまで ガラスの恋に 打ち震える か弱き 愛の漂泊者 歌ってくれ 澄んだ声で 手おいの白鳥 オレの胸で 深く 泣きな 涙はこの手で 受けてやる 歌ってくれ むせび泣いて 一途な想いを 可憐な花 赤く 咲きな 可愛い笑顔を 見せなよ 涙はこの手で 受けてやる 笑ってアキナ |
ソネット葡萄色の街並み 寂しさがつもり 家路を急ぐ 広い道に ひとりきりが ひしめく いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら 何もいらない 冷たいドア 開けたら 鏡の自分が 孤独並べて 知った答えは ひとりきりは つらい いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら それだけでいい 未来占い 過去をなぞり ひとりきりは つらい いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら 何もいらない いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら それだけでいい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 葡萄色の街並み 寂しさがつもり 家路を急ぐ 広い道に ひとりきりが ひしめく いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら 何もいらない 冷たいドア 開けたら 鏡の自分が 孤独並べて 知った答えは ひとりきりは つらい いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら それだけでいい 未来占い 過去をなぞり ひとりきりは つらい いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら 何もいらない いちばん好きな人 あなたのために 生まれて死ねるなら それだけでいい |
風のたより久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 幸せに暮らして 生活(くらし)を守り 時をなぞっているね 雨が降れば傘の中で幼い子を抱いて 濡れぬように身体ごと 抱き締めているのか 晴れた日にはベランダから 眠る子揺らしながら 過ぎ去った陽炎を 眺めているのですか 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 繰り返す日々に 何か見つけ 僕を想い続けてる 人は一人 生きてゆくと つぶやいていた君は 夕凪の海に向かい 叫んでいて欲しいよ 東から西へ 南から北へ 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 繰り返す日々に 何か見つけ 僕を想い続けてる 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 潮の香りがしたよ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 幸せに暮らして 生活(くらし)を守り 時をなぞっているね 雨が降れば傘の中で幼い子を抱いて 濡れぬように身体ごと 抱き締めているのか 晴れた日にはベランダから 眠る子揺らしながら 過ぎ去った陽炎を 眺めているのですか 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 繰り返す日々に 何か見つけ 僕を想い続けてる 人は一人 生きてゆくと つぶやいていた君は 夕凪の海に向かい 叫んでいて欲しいよ 東から西へ 南から北へ 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 繰り返す日々に 何か見つけ 僕を想い続けてる 久しぶり君から届いた手紙 潮の香りがしたよ 潮の香りがしたよ |
哀愁物語 ~哀愁にさようなら~ハラハラと桜吹雪 まるで この心のように 散る哀しさと美しさ いじらしさ 追わないで 泣かないで うしろ向かないで くちびる重ねた時を思えばきっと生きられる 二人で刻んだ愛の言葉は色あせない 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを 結ばれぬ愛であれば なおのこと激しく思え 抱く切なさと狂おしさ いとおしさ 云わないで 責めないで 夢を捨てないで まぶたをはらした辛い涙をそっとすくい取り 悲しみばかりが愛じゃないよと励まし合い 別れはひととき 逢えば永遠結ばれる その時は哀愁にさようならを 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを | 村下孝蔵 | 阿久悠 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | ハラハラと桜吹雪 まるで この心のように 散る哀しさと美しさ いじらしさ 追わないで 泣かないで うしろ向かないで くちびる重ねた時を思えばきっと生きられる 二人で刻んだ愛の言葉は色あせない 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを 結ばれぬ愛であれば なおのこと激しく思え 抱く切なさと狂おしさ いとおしさ 云わないで 責めないで 夢を捨てないで まぶたをはらした辛い涙をそっとすくい取り 悲しみばかりが愛じゃないよと励まし合い 別れはひととき 逢えば永遠結ばれる その時は哀愁にさようならを 季節が巡れば春はふたたび訪れて その時は哀愁にさようならを |
ねがいまるで雫が葉をすべり 虹がきらめく雨上がり 君を見つめているだけで 心が洗われる レモンをかじって 眉しかめ くすくす笑った天使のような声 こわれやすい素直な気持ち 無くさないで 朝焼け浴びて ほらごらん 燕が宙を切る 洗いたての髪 風にとけ 蝶が舞うように 自由に飛んでゆけ 人の色が混ざった都会に染まらないで まるで真冬の路地裏で 炎ゆらめく窓の中 黙ってそばにいるだけで 心が熱くなる 君を見つめて 黙ってそばに | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | まるで雫が葉をすべり 虹がきらめく雨上がり 君を見つめているだけで 心が洗われる レモンをかじって 眉しかめ くすくす笑った天使のような声 こわれやすい素直な気持ち 無くさないで 朝焼け浴びて ほらごらん 燕が宙を切る 洗いたての髪 風にとけ 蝶が舞うように 自由に飛んでゆけ 人の色が混ざった都会に染まらないで まるで真冬の路地裏で 炎ゆらめく窓の中 黙ってそばにいるだけで 心が熱くなる 君を見つめて 黙ってそばに |
かざぐるま叶わぬ恋と決めつけても あきらめきれないよ どうにもならぬと はじめから 知っていたのに かざぐるまが音をたててる カラカラ響いても 風がやんで止まったあとは 色がわかれる 夏の海に抱かれるように 何故に飛び込んでくれない ああ すべてを捨てて あなた奪えるなら もう何もいらない 思いのままになれば 実らぬ恋とわかってても 離れていられない 涙をこらえて暮らしていても あなたはそこに 線香花火 闇の中でも キラキラ輝いて だけど燃えつきてしまったら 落ちてゆくだけ 夏の夜に魅せられても 何故に星にとどかないの ああ あなたをつつむ 風になれるのなら 今 二人の心 くるくるまわしたいよ ああ すべてを捨てて あなた奪えるなら もう何もいらない 思いのままになれば | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 叶わぬ恋と決めつけても あきらめきれないよ どうにもならぬと はじめから 知っていたのに かざぐるまが音をたててる カラカラ響いても 風がやんで止まったあとは 色がわかれる 夏の海に抱かれるように 何故に飛び込んでくれない ああ すべてを捨てて あなた奪えるなら もう何もいらない 思いのままになれば 実らぬ恋とわかってても 離れていられない 涙をこらえて暮らしていても あなたはそこに 線香花火 闇の中でも キラキラ輝いて だけど燃えつきてしまったら 落ちてゆくだけ 夏の夜に魅せられても 何故に星にとどかないの ああ あなたをつつむ 風になれるのなら 今 二人の心 くるくるまわしたいよ ああ すべてを捨てて あなた奪えるなら もう何もいらない 思いのままになれば |
帰郷哀しい時はひとつずつ やり直すこと教え 傷つけた私の言葉 浮かべては消して あの時はまだ人生を 決めることが恐くて ひとり歩きがしたかった 自分を笑って 転びそうになったら 手を差し伸べて下さい もう一度この都会で逢えたら 貴方の胸に飛び込みたいけれど 寂しい時は懐かしい 子供の頃の唄と 祭り囃子の遠い音が そっと蘇る 見上げれば今黄昏に 渡り鳥は南へ 翳りゆく遥か家路へ 群れなし飛び立つ 明日の朝になったら 故郷に帰ります もう二度と戻らないと書いた 駅の伝言板 白い文字を残して | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 哀しい時はひとつずつ やり直すこと教え 傷つけた私の言葉 浮かべては消して あの時はまだ人生を 決めることが恐くて ひとり歩きがしたかった 自分を笑って 転びそうになったら 手を差し伸べて下さい もう一度この都会で逢えたら 貴方の胸に飛び込みたいけれど 寂しい時は懐かしい 子供の頃の唄と 祭り囃子の遠い音が そっと蘇る 見上げれば今黄昏に 渡り鳥は南へ 翳りゆく遥か家路へ 群れなし飛び立つ 明日の朝になったら 故郷に帰ります もう二度と戻らないと書いた 駅の伝言板 白い文字を残して |
月あかり朧月夜に障子を開けて 注しつ注されつほろ酔い加減 小川の流れに耳を澄まし 君はほんのり頬を染めていた 君が誘った最後の旅に 何も把めず迎えた夜は 交わす言葉も空しく 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と 何故かいつもと違ってた君の言葉が優しくて 夜風吹きぬけ障子を閉めて 向かい合わせの旅の宿 夜も深まり二人の声も 川の流れに溶け込んで 傷つけ合って暮らせぬ事に 二人気付いて頬づえついた 夜のしじまに時は消えていた 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と こんな夜は寂しすぎて一人飲む程想い出す 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と 今も聞こえてくるような君のつぶやき悲しくて | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 朧月夜に障子を開けて 注しつ注されつほろ酔い加減 小川の流れに耳を澄まし 君はほんのり頬を染めていた 君が誘った最後の旅に 何も把めず迎えた夜は 交わす言葉も空しく 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と 何故かいつもと違ってた君の言葉が優しくて 夜風吹きぬけ障子を閉めて 向かい合わせの旅の宿 夜も深まり二人の声も 川の流れに溶け込んで 傷つけ合って暮らせぬ事に 二人気付いて頬づえついた 夜のしじまに時は消えていた 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と こんな夜は寂しすぎて一人飲む程想い出す 「もうこれ以上飲んだらだめよ」 「もうこれ以上飲んだらだめ」と 今も聞こえてくるような君のつぶやき悲しくて |
歌人早いもんだね 時が経つのは 別れて半年過ぎた 今も時々あの店の前通ればお前が居そうで おかしいもんさ 変わらぬ癖 こんな淋しい夜は お前の代わり 夜風誘って 今夜もあの日の店 いくら飲んでも酔えない心 背中に隠しては 歌えよ ほら 歌うよ お前の好きな歌 そんなお前を愛した4年 余りに長すぎたのか 子供のような心変わりは今も俺に出来はしない 人に言えない秘密のひとつ 男にはあるものさ こんな夜は 時計はずして ひとり飲む忘れ水 いくら飲んでも酔えない心 背中に隠しては 歌えよ ほら 歌うよ お前の好きな歌 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 早いもんだね 時が経つのは 別れて半年過ぎた 今も時々あの店の前通ればお前が居そうで おかしいもんさ 変わらぬ癖 こんな淋しい夜は お前の代わり 夜風誘って 今夜もあの日の店 いくら飲んでも酔えない心 背中に隠しては 歌えよ ほら 歌うよ お前の好きな歌 そんなお前を愛した4年 余りに長すぎたのか 子供のような心変わりは今も俺に出来はしない 人に言えない秘密のひとつ 男にはあるものさ こんな夜は 時計はずして ひとり飲む忘れ水 いくら飲んでも酔えない心 背中に隠しては 歌えよ ほら 歌うよ お前の好きな歌 |
読み人知らず雨が降る日に 彼は生まれた だから 光り 眩しくて 弱い生き方 救い求めた 待ち人は まだ来ない 流れにのまれて 把むべきものなく 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で 母は息子に 愛を与えて 熱い心 授けたが 強い言葉に 振り回された 読み人は まだ知らず 失くすだけ失くし 頼るべき人なく 君も彼女も とらえられては ひどい痛みの 傷をうけている 抜け出してゆけ 神の両手へ 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 雨が降る日に 彼は生まれた だから 光り 眩しくて 弱い生き方 救い求めた 待ち人は まだ来ない 流れにのまれて 把むべきものなく 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で 母は息子に 愛を与えて 熱い心 授けたが 強い言葉に 振り回された 読み人は まだ知らず 失くすだけ失くし 頼るべき人なく 君も彼女も とらえられては ひどい痛みの 傷をうけている 抜け出してゆけ 神の両手へ 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で |
女優もしも君が恋にやぶれ みぞれ降る街にたって 去った人を待ち続けて 凍りついていたら あの人は来ないよと 教えたい 本当に愛したらわかるはず 髪を切り 可愛い女になり シャツのボタンが はじけとぶように 突然 ドラマは終わりゆく 音をたてて ドアがしまる 苺の実を洗ったあと ひとつずつ つぶしながら 星占い めぐりあわせ 気にしていた君は 木枯しの吹き荒れるアスファルト 投げ捨てた煙草には 口紅が 踏みつけて 男達 通りすぎ 白い衣装が 少し汚れて 鏡の中で 黒に染まる 手のグラス 投げつける 土曜日に脱ぎ捨てた 赤い靴 火曜日に 片方のかかとがおれる 髪を切り 可愛い女になり シャツのボタンが はじけとぶように 突然 ドラマは終わりゆく 本当に愛したらわかるはず 君は女優 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | もしも君が恋にやぶれ みぞれ降る街にたって 去った人を待ち続けて 凍りついていたら あの人は来ないよと 教えたい 本当に愛したらわかるはず 髪を切り 可愛い女になり シャツのボタンが はじけとぶように 突然 ドラマは終わりゆく 音をたてて ドアがしまる 苺の実を洗ったあと ひとつずつ つぶしながら 星占い めぐりあわせ 気にしていた君は 木枯しの吹き荒れるアスファルト 投げ捨てた煙草には 口紅が 踏みつけて 男達 通りすぎ 白い衣装が 少し汚れて 鏡の中で 黒に染まる 手のグラス 投げつける 土曜日に脱ぎ捨てた 赤い靴 火曜日に 片方のかかとがおれる 髪を切り 可愛い女になり シャツのボタンが はじけとぶように 突然 ドラマは終わりゆく 本当に愛したらわかるはず 君は女優 |
幸せの時間差し込む赤い夕陽に 影絵のような君 灯りを消した部屋から 僕は外を見ている 小さく響く風鈴 寝息のような風の音 おだやかな眠りをさましてゆく いつか見つけられると信じてきた 幸せの時間を見た気がした 長い髪 束ねただけ 無造作なかたちは 暮らしの汚れた意味を やさしくつつんでいる 時が思い出をつくり 時がそれだけ重くなって ささえきれなくなるまで 歩くのか いつか見つけられると信じていた 幸せの時間を見た気がした いつか見つけられると信じてきた 幸せの時間を見た気がした | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 差し込む赤い夕陽に 影絵のような君 灯りを消した部屋から 僕は外を見ている 小さく響く風鈴 寝息のような風の音 おだやかな眠りをさましてゆく いつか見つけられると信じてきた 幸せの時間を見た気がした 長い髪 束ねただけ 無造作なかたちは 暮らしの汚れた意味を やさしくつつんでいる 時が思い出をつくり 時がそれだけ重くなって ささえきれなくなるまで 歩くのか いつか見つけられると信じていた 幸せの時間を見た気がした いつか見つけられると信じてきた 幸せの時間を見た気がした |
野菊よ何故 彼女は 瞳を見ない 頭垂れた 日陰の花よ 誰にも知られず 雑草の中 道ばたに咲く 野菊よ 何故 彼女は 答えてくれぬ 囁きさえ 風に流され 大空見あげて 小さな生命 確かめている 野菊よ 数えきれない 煩わしさにまみれ 単純な日を 送って 眠れないで 夜をこらえた時には 朝露のような 涙する 何故 彼女は 歌を忘れた 足が乱れ 動けもしない 遠くの陽炎 追いかけ続けて 淡く色づく 野菊よ たった一度 愛に折られ傷つき 花の重みに うつむく 微笑んで 可愛い女になって 顔をあげなよ 僕がいる 雨に打たれ 深い雪に埋れて 寒い帳におおわれ 淋しくて 淋しくて たまらぬ時も 見つめ続ける 僕がいる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 何故 彼女は 瞳を見ない 頭垂れた 日陰の花よ 誰にも知られず 雑草の中 道ばたに咲く 野菊よ 何故 彼女は 答えてくれぬ 囁きさえ 風に流され 大空見あげて 小さな生命 確かめている 野菊よ 数えきれない 煩わしさにまみれ 単純な日を 送って 眠れないで 夜をこらえた時には 朝露のような 涙する 何故 彼女は 歌を忘れた 足が乱れ 動けもしない 遠くの陽炎 追いかけ続けて 淡く色づく 野菊よ たった一度 愛に折られ傷つき 花の重みに うつむく 微笑んで 可愛い女になって 顔をあげなよ 僕がいる 雨に打たれ 深い雪に埋れて 寒い帳におおわれ 淋しくて 淋しくて たまらぬ時も 見つめ続ける 僕がいる |
たなばたきらきらと流れる天の川 笹の葉は小さな船になり 願い事 叶え 届けてと 振り向けば流れ星が 優しい気持ちを 忘れないで いつかどこかで巡り会う あなたを夢見ている おさな日に父の背に負われて 手を伸ばし つかもうとした星 ふるさとの町では今でも 変わらずに大きく見えるかな 素直な心で生きていたい いつか必ず巡り会う あなたも今夜は 風にさらさら短冊が 夏の夜に歌う | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | きらきらと流れる天の川 笹の葉は小さな船になり 願い事 叶え 届けてと 振り向けば流れ星が 優しい気持ちを 忘れないで いつかどこかで巡り会う あなたを夢見ている おさな日に父の背に負われて 手を伸ばし つかもうとした星 ふるさとの町では今でも 変わらずに大きく見えるかな 素直な心で生きていたい いつか必ず巡り会う あなたも今夜は 風にさらさら短冊が 夏の夜に歌う |
モ・ザ・イ・ク初めて君の狭い部屋を訪ねた ありあわせのコーヒーカップ こんなものねとうつむき笑っていたね 熱い予感を飲んだ二人 僕の言葉を全部覚えてきては 会うとふざけていつも真似て見せたよ めぐり逢った時には 二人子供のようだったのに 愛をなくした後では 誰も大人のふりをする 結んだ糸を僕が強くひいたら プツリと切れて目が覚めたよ 傾いたままずっと元に戻らぬ 悲しい恋の道標 夢の中でも君を見失っている 何もできないままにまた今日が終わる こわれるものは必ず 音をたてて崩れてゆくのに 言葉ひとつも残さず どこへ君は消えたのか めぐり逢った時には 二人子供のようだったのに 愛をなくした後では 誰も大人のふりをする | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 初めて君の狭い部屋を訪ねた ありあわせのコーヒーカップ こんなものねとうつむき笑っていたね 熱い予感を飲んだ二人 僕の言葉を全部覚えてきては 会うとふざけていつも真似て見せたよ めぐり逢った時には 二人子供のようだったのに 愛をなくした後では 誰も大人のふりをする 結んだ糸を僕が強くひいたら プツリと切れて目が覚めたよ 傾いたままずっと元に戻らぬ 悲しい恋の道標 夢の中でも君を見失っている 何もできないままにまた今日が終わる こわれるものは必ず 音をたてて崩れてゆくのに 言葉ひとつも残さず どこへ君は消えたのか めぐり逢った時には 二人子供のようだったのに 愛をなくした後では 誰も大人のふりをする |
冬物語時計台の影を踏みながら歩いた 去年の秋と何も変わらない あなただけがいない この街にはいない 今年の秋を枯れ葉が埋める 小さな倖せを掴みきれないまま 迷い込んだ心 漂う街角 降り出しそうな空 震えてる小枝が 僕を映している 窓ガラスに爪を立てる それぞれの風が胸を凍らせてく 冬物語 静かに始まる やがて白い雪が 悲しみを被って 洗い流して春をむかえるよ 掴みきれないもの それが夢なんだと わかっていたならば 目かくししたまま 一人部屋の中で 生きていればいいと なだめているように 時計台が心叩く | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 時計台の影を踏みながら歩いた 去年の秋と何も変わらない あなただけがいない この街にはいない 今年の秋を枯れ葉が埋める 小さな倖せを掴みきれないまま 迷い込んだ心 漂う街角 降り出しそうな空 震えてる小枝が 僕を映している 窓ガラスに爪を立てる それぞれの風が胸を凍らせてく 冬物語 静かに始まる やがて白い雪が 悲しみを被って 洗い流して春をむかえるよ 掴みきれないもの それが夢なんだと わかっていたならば 目かくししたまま 一人部屋の中で 生きていればいいと なだめているように 時計台が心叩く |
ネコいつも 僕は おまえのこと “ネコ”と呼び捨てにしてた 細い目をし 寒がっては 眠そうに起きてた 真夜中 目が醒めると 隣で 横向きで まるまっていた 寝言の声 小さな音 泣いているように どこへ 君は消えた 訳も伝えず 道に迷って 裏町の中を走り 雨の中を一人 震える身体 ずぶぬれになり 瞳光らせ 何を探すの 怒った時は 爪をたてる 僕を睨みつけるように 髪をなでる うれしそうに 笑い声 あげた 気が強そうに 見えてたけど 本当は臆病者さ そこが ぼくと同じだから ひかれあい 暮らした どこへ 君は消えた 訳も伝えず 道に迷って 裏町の中を走り 雨の中を一人 震える身体 ずぶぬれになり 瞳光らせ 何を探すの | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | いつも 僕は おまえのこと “ネコ”と呼び捨てにしてた 細い目をし 寒がっては 眠そうに起きてた 真夜中 目が醒めると 隣で 横向きで まるまっていた 寝言の声 小さな音 泣いているように どこへ 君は消えた 訳も伝えず 道に迷って 裏町の中を走り 雨の中を一人 震える身体 ずぶぬれになり 瞳光らせ 何を探すの 怒った時は 爪をたてる 僕を睨みつけるように 髪をなでる うれしそうに 笑い声 あげた 気が強そうに 見えてたけど 本当は臆病者さ そこが ぼくと同じだから ひかれあい 暮らした どこへ 君は消えた 訳も伝えず 道に迷って 裏町の中を走り 雨の中を一人 震える身体 ずぶぬれになり 瞳光らせ 何を探すの |
故郷へ俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながら ふと想い出す あの頃の学生服の秋の日を くりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道で かわいいあの娘が来るか来ぬか 花占いで待った日を 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は久し振り ばあちゃん元気でいてくれよ ほかほか布団の縁側で昔話を聞かせてよ 兄ちゃん姉ちゃん遠い町 めったに会えないあの日から お互い道があるけれど 今度の夏には故郷で 今じゃ遠い故郷は変わらずあの日と同じように 今度は夏は久し振り 土産をたくさん持って行くよ みんなで一緒にあの日のようにお茶でも飲んで話そうや 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は帰るから おやじおふくろ元気でいろよ 久し振りだよ帰るのは じいちゃん花を飾るから | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながら ふと想い出す あの頃の学生服の秋の日を くりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道で かわいいあの娘が来るか来ぬか 花占いで待った日を 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は久し振り ばあちゃん元気でいてくれよ ほかほか布団の縁側で昔話を聞かせてよ 兄ちゃん姉ちゃん遠い町 めったに会えないあの日から お互い道があるけれど 今度の夏には故郷で 今じゃ遠い故郷は変わらずあの日と同じように 今度は夏は久し振り 土産をたくさん持って行くよ みんなで一緒にあの日のようにお茶でも飲んで話そうや 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は帰るから おやじおふくろ元気でいろよ 久し振りだよ帰るのは じいちゃん花を飾るから |
とまりぎたとえばあなた最後に 帰る場所があり さまよい疲れていたなら 知らぬふりしてた だけどもあなた最後に 帰る場所もなく 倒れそうな人だから 心の窓を開けた 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っている 昨日も 今日も そして明日も パジャマ姿ねむそうに 新聞を読んで 紅茶二杯ゆっくりと飲みほした後 ひげを剃り それから言う 今日は寒いねと テレビからは 平和そうな声が聞こえてくる 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っていた 私ひとりの 私ひとりの 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っている 昨日も 今日も そして明日も | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | たとえばあなた最後に 帰る場所があり さまよい疲れていたなら 知らぬふりしてた だけどもあなた最後に 帰る場所もなく 倒れそうな人だから 心の窓を開けた 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っている 昨日も 今日も そして明日も パジャマ姿ねむそうに 新聞を読んで 紅茶二杯ゆっくりと飲みほした後 ひげを剃り それから言う 今日は寒いねと テレビからは 平和そうな声が聞こえてくる 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っていた 私ひとりの 私ひとりの 風吹けばあなたを 雨降ればあなたを いつの日もあなたを 想っている 昨日も 今日も そして明日も |
私一人愛する人のない冷たいこの街で 私は一人生きてゆける あなたの後を追い ここまで来てみたが もう今は逢わずにいたい 日暮れには茜雲 故郷とどこか似ている この場所で あなたの幻を追いかけ 愛されることが下手な私だけど 薄紅の朝を待っている 誰かを好きになり もし叶わなくても 私は一人生きてゆける 人ゴミ 帰り道 ドアに写る顔に ふいに悲しくなったけれど 濡れた舗道 人待ち顔で さまよい歩く寂しさ この場所で あなたの幻を追いかけ 愛する人のない 冷たいこの街で 私は一人生きてゆける 私は一人生きてゆける | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 愛する人のない冷たいこの街で 私は一人生きてゆける あなたの後を追い ここまで来てみたが もう今は逢わずにいたい 日暮れには茜雲 故郷とどこか似ている この場所で あなたの幻を追いかけ 愛されることが下手な私だけど 薄紅の朝を待っている 誰かを好きになり もし叶わなくても 私は一人生きてゆける 人ゴミ 帰り道 ドアに写る顔に ふいに悲しくなったけれど 濡れた舗道 人待ち顔で さまよい歩く寂しさ この場所で あなたの幻を追いかけ 愛する人のない 冷たいこの街で 私は一人生きてゆける 私は一人生きてゆける |
おやすみ魔法の杖 ほら ひと振り宙を切れば 星降る彼方 宝島へと 黄金色 夢の世界 君を連れてく おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて 夜のポケット ほら たくさんつめこまれた 子供だけの 宝石箱さ 楽しかった 思い出だけが 君を包むよ おやすみ もう 目を閉じ 朝陽に ねえ 笑って 小さな手を ひろげて 生きてゆけ 眠りの精は ここにいる 君を守って ずっといる おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 魔法の杖 ほら ひと振り宙を切れば 星降る彼方 宝島へと 黄金色 夢の世界 君を連れてく おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて 夜のポケット ほら たくさんつめこまれた 子供だけの 宝石箱さ 楽しかった 思い出だけが 君を包むよ おやすみ もう 目を閉じ 朝陽に ねえ 笑って 小さな手を ひろげて 生きてゆけ 眠りの精は ここにいる 君を守って ずっといる おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて |
弟一人になったら 受話器を握り締めて 誰にでもいいから 話がしたくなる ダイヤル回して 呼出音が続き 留守番電話から 明るい声が 弟みたいに つきあい 笑い合った あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった 映画にさそわれ それより飲みにいこう むりやりつきあわせ 酔いつぶれた私 大人のふりして いばっていたけれども 私がおんななら あいつはおとこ 弟みたいに きやすく ふざけあった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えていたかった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 一人になったら 受話器を握り締めて 誰にでもいいから 話がしたくなる ダイヤル回して 呼出音が続き 留守番電話から 明るい声が 弟みたいに つきあい 笑い合った あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった 映画にさそわれ それより飲みにいこう むりやりつきあわせ 酔いつぶれた私 大人のふりして いばっていたけれども 私がおんななら あいつはおとこ 弟みたいに きやすく ふざけあった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えていたかった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった |
離愁朝が来るまで二人は黙って時を見ていた 低いラジオの音だけ 遠くで犬が鳴いてた 蒼い空 哀しそうに 始発電車をむかえる 友と別れるように 手を振り笑いあえたなら 愛は愛で残してゆく 夢は夢で残されてる だけど一人になれば 涙の中で 君の姿を 追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ ため息で髪をとかし 言葉なく暮らすよりも 君は強い人だから 別れることを望んだ ひとつの傘で二人は 寄り添って歩いてきた かばいきれずに互いの肩を 濡らしていたんだね 抱きあう程 君は君で 僕は僕と教えられた だからこわれてしまえ 想い出なんて ひびわれた絵は 元に戻らぬ 忘れてしまえ 僕のことなど 季節の風に吹かれるように 一人になれば 涙の中で 君の姿を追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ…… | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 朝が来るまで二人は黙って時を見ていた 低いラジオの音だけ 遠くで犬が鳴いてた 蒼い空 哀しそうに 始発電車をむかえる 友と別れるように 手を振り笑いあえたなら 愛は愛で残してゆく 夢は夢で残されてる だけど一人になれば 涙の中で 君の姿を 追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ ため息で髪をとかし 言葉なく暮らすよりも 君は強い人だから 別れることを望んだ ひとつの傘で二人は 寄り添って歩いてきた かばいきれずに互いの肩を 濡らしていたんだね 抱きあう程 君は君で 僕は僕と教えられた だからこわれてしまえ 想い出なんて ひびわれた絵は 元に戻らぬ 忘れてしまえ 僕のことなど 季節の風に吹かれるように 一人になれば 涙の中で 君の姿を追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ…… |
未成年深い嘘にうなされ 浅い夢から醒める 忘れたい事ばかり 頭の中を回る かじかんだ指先で 綴る君への手紙 大人のふりをして 自分をかくしながら 愛して嫌われて 人の愛わからない 傷つけるだけの恋ばかり つらい別れを またくり返し 憧れを少しずつ 諦めに変える 心の片隅に 想いは凍りつき 言葉にはならない 誰か溶かしてくれ 形ある倖せ 音のない倖せ 見せかけの倖せ すべて消えてゆくよ 明日の朝になったら 僕は北へと旅立つ 二度と呼ぶことのない 名前をつぶやいてみる 君の名残りあるもの 焚火の中に捨てる 立ちこめる煙の中 過去が灰になってゆく 愛して求め合い 二人きり過ごした日 与えあうことはなかったよ まるで安物の指輪のようにねじれて めぐりめぐった愛の終り | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 深い嘘にうなされ 浅い夢から醒める 忘れたい事ばかり 頭の中を回る かじかんだ指先で 綴る君への手紙 大人のふりをして 自分をかくしながら 愛して嫌われて 人の愛わからない 傷つけるだけの恋ばかり つらい別れを またくり返し 憧れを少しずつ 諦めに変える 心の片隅に 想いは凍りつき 言葉にはならない 誰か溶かしてくれ 形ある倖せ 音のない倖せ 見せかけの倖せ すべて消えてゆくよ 明日の朝になったら 僕は北へと旅立つ 二度と呼ぶことのない 名前をつぶやいてみる 君の名残りあるもの 焚火の中に捨てる 立ちこめる煙の中 過去が灰になってゆく 愛して求め合い 二人きり過ごした日 与えあうことはなかったよ まるで安物の指輪のようにねじれて めぐりめぐった愛の終り |
ひとりごとかじかんだ手を じっと暖めるように あなたは優しく 僕を包んだよ 小さな花を そっと育てるように いつでも黙って 僕を見てた 一番そばにいたら 大きすぎて 大切な人を 忘れていたよ あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を やり遂げられず あきらめ投げ出しても あなたは微笑み 僕をあやしてた 泣きじゃくる肩 両手でかばうように いつでも静かに 僕を支え 甘えてばかりいたよ 見失って ささやかな愛を 気づかずにいた あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を 受け止めてほしい この言葉を | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | かじかんだ手を じっと暖めるように あなたは優しく 僕を包んだよ 小さな花を そっと育てるように いつでも黙って 僕を見てた 一番そばにいたら 大きすぎて 大切な人を 忘れていたよ あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を やり遂げられず あきらめ投げ出しても あなたは微笑み 僕をあやしてた 泣きじゃくる肩 両手でかばうように いつでも静かに 僕を支え 甘えてばかりいたよ 見失って ささやかな愛を 気づかずにいた あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を 受け止めてほしい この言葉を |
常緑樹霧雨の舗道行く 恋人達 遥れるパラソル 混ざる色 橋のたもと行き交う 人混みに 昔のままの 君がいた 久しぶりに歩いてみよう 懐しいはやり歌 涙でそう 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない 夕陽が泣いている ビルの中 遠く公園 溶ける色 人待ち顔が騒ぐ 街角に 昔のままの僕がいた 校舎染めた 夕暮れにうたう 新しい生活さえ 胸に熱い 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない 久しぶりに歩いてみよう 懐しいはやり歌 涙でそう 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 霧雨の舗道行く 恋人達 遥れるパラソル 混ざる色 橋のたもと行き交う 人混みに 昔のままの 君がいた 久しぶりに歩いてみよう 懐しいはやり歌 涙でそう 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない 夕陽が泣いている ビルの中 遠く公園 溶ける色 人待ち顔が騒ぐ 街角に 昔のままの僕がいた 校舎染めた 夕暮れにうたう 新しい生活さえ 胸に熱い 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない 久しぶりに歩いてみよう 懐しいはやり歌 涙でそう 時がたち 僕らの青春は 色褪せそうで 変わらない |
遠ざかる日夢に見たスィートホーム あの頃 君はまだ学生で 卒業したら 迎えに来ると 約束したね 校舎のかげで 旅立つ前に 愛の意味さえも知らない頃 走り出す バスの窓から 遠ざかる 夕暮れの街並 風に揺れた 青いマフラー 今もまだ 想い出すよ 夢に見たスィートホーム あれから僕は 幾つもの愛 通り過ぎたよ アルバムの中 セーラー服の あどけない君 ただ笑ってる 変わる心さえも知らないで くり返す 悲しみの旅 遠ざかる あの頃のときめき 長いまつげ 涙に濡れた 今もまだ 想い出すよ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 夢に見たスィートホーム あの頃 君はまだ学生で 卒業したら 迎えに来ると 約束したね 校舎のかげで 旅立つ前に 愛の意味さえも知らない頃 走り出す バスの窓から 遠ざかる 夕暮れの街並 風に揺れた 青いマフラー 今もまだ 想い出すよ 夢に見たスィートホーム あれから僕は 幾つもの愛 通り過ぎたよ アルバムの中 セーラー服の あどけない君 ただ笑ってる 変わる心さえも知らないで くり返す 悲しみの旅 遠ざかる あの頃のときめき 長いまつげ 涙に濡れた 今もまだ 想い出すよ |
かすみ草プロペラが空で鳴ると どこまでも追いかけ つまずいて 汗にまみれて 手を振り声をあげた 誰もいないグランドで 鉄棒につかまり 長い影 校舎の壁に 落書きみたいに映った 暮れていく野道には 自転車のベルと サイレンの遠い響きが 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる 黒板に描かれた絵を 泣きながら消してた いじめあい かばいあっては 小さな胸をいためた はばたく鳥の群れや こわれた水車や 段々畑の景色も 仲間の声に 蝉が鳴きだすように 一度に溢れる 路面電車の音や こだまする汽笛 まどろみの中で輝き 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | プロペラが空で鳴ると どこまでも追いかけ つまずいて 汗にまみれて 手を振り声をあげた 誰もいないグランドで 鉄棒につかまり 長い影 校舎の壁に 落書きみたいに映った 暮れていく野道には 自転車のベルと サイレンの遠い響きが 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる 黒板に描かれた絵を 泣きながら消してた いじめあい かばいあっては 小さな胸をいためた はばたく鳥の群れや こわれた水車や 段々畑の景色も 仲間の声に 蝉が鳴きだすように 一度に溢れる 路面電車の音や こだまする汽笛 まどろみの中で輝き 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる |
教訓煩わしさにくじけず 壁があったら乗り越え ここより遠い場所へ 人は頑張るだけ 勝ち負けより どんな汗を流してきたのか 人に勝つことよりも 自分に克て 休まないで走り続け 働き続けて 少しでも目標に近づくこと 繰り返し何回も教えられた 立派な男になれと 誉められたくて張り切り 誉められなくてしょげてる 誰のためにでもなく 人は頑張るだけ 百になって どんな道を歩いてきたのか 自由とは何なのか考えても 見も心もすべて尽くし 今立ち向かって わずかでも悔いること残さぬよう 後戻り出来ないと教えられた 男らしく生きてみろ 失敗恐れひるまず 目を開けたまま進んで より高い場所目指し 人は頑張るだけ 煩わしさにくじけず 壁があったら乗り越え ここより遠い場所へ 人は頑張るだけ 人は頑張るだけ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 煩わしさにくじけず 壁があったら乗り越え ここより遠い場所へ 人は頑張るだけ 勝ち負けより どんな汗を流してきたのか 人に勝つことよりも 自分に克て 休まないで走り続け 働き続けて 少しでも目標に近づくこと 繰り返し何回も教えられた 立派な男になれと 誉められたくて張り切り 誉められなくてしょげてる 誰のためにでもなく 人は頑張るだけ 百になって どんな道を歩いてきたのか 自由とは何なのか考えても 見も心もすべて尽くし 今立ち向かって わずかでも悔いること残さぬよう 後戻り出来ないと教えられた 男らしく生きてみろ 失敗恐れひるまず 目を開けたまま進んで より高い場所目指し 人は頑張るだけ 煩わしさにくじけず 壁があったら乗り越え ここより遠い場所へ 人は頑張るだけ 人は頑張るだけ |
きっといつかはつまずいたこともあるよ 先を急いでいたから 何処へ行こうとして 前を見たのか? 泣いたりしたこともある 思い通りにならずに 何を手に入れて 何をなくしたか 寒くて広いこの街に一人きり 今まで生きてきた しがみついて 淋しくていつもあの空を眺めてた いつかは見つけよう ひとつだけの愛 あきらめそうになったよ 力尽くしてみたけど 何が大切で どちらを選ぶか 迷ってばかり この道を歩いてる 今まで生きてきた すがりついて 悲しくていつもあの海を見つめてる いつかは見つけたい 生きてゆく答えを 本当の愛を... | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | つまずいたこともあるよ 先を急いでいたから 何処へ行こうとして 前を見たのか? 泣いたりしたこともある 思い通りにならずに 何を手に入れて 何をなくしたか 寒くて広いこの街に一人きり 今まで生きてきた しがみついて 淋しくていつもあの空を眺めてた いつかは見つけよう ひとつだけの愛 あきらめそうになったよ 力尽くしてみたけど 何が大切で どちらを選ぶか 迷ってばかり この道を歩いてる 今まで生きてきた すがりついて 悲しくていつもあの海を見つめてる いつかは見つけたい 生きてゆく答えを 本当の愛を... |
似顔絵似ている人に会いました 笑いながら鼻をこするくせ 真面目になれると照れながら 煙草をすぐ消してしまうくせ みんな あなた いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい 愛したあなたがそばにいて 別の人の話をしてくれた うなずきながら一人になると 鏡の中に語りかけてる みんな 私 幸せそうに肩寄せる 街角見知らぬ恋人 目の前がかすんで もう前に進めない さよならの言葉を下さい いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 似ている人に会いました 笑いながら鼻をこするくせ 真面目になれると照れながら 煙草をすぐ消してしまうくせ みんな あなた いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい 愛したあなたがそばにいて 別の人の話をしてくれた うなずきながら一人になると 鏡の中に語りかけてる みんな 私 幸せそうに肩寄せる 街角見知らぬ恋人 目の前がかすんで もう前に進めない さよならの言葉を下さい いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい |
アンバランス私が一番好きなあなた とても素敵なあなた どんな時でも何もかもが 光り輝いてる あなたが好きな私の仕草 自然な私じゃない 見られていると思った時 どこか作っている 二人釣り合わない それでも 愛があればすべてのことが うまくいくと信じていたのに 愛があれば小さな傷も すぐに消えると あなたならいつも私のこと 守ってくれるはずと 安心して寄りかかってた 腕に絡みついて あなたが誰かに目を奪われ よそ見をしていたのに 詰まらない冗談を言って はしゃいでいた私 似合わない二人と 言われて 愛があればほかのことなど 見えなくなると信じていたら 一人置いてきぼりにされて 自分を見失った 愛があればすべてのことが うまくいくと信じていたのに 愛があれば小さな傷も すぐに消えると 信じていた | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 私が一番好きなあなた とても素敵なあなた どんな時でも何もかもが 光り輝いてる あなたが好きな私の仕草 自然な私じゃない 見られていると思った時 どこか作っている 二人釣り合わない それでも 愛があればすべてのことが うまくいくと信じていたのに 愛があれば小さな傷も すぐに消えると あなたならいつも私のこと 守ってくれるはずと 安心して寄りかかってた 腕に絡みついて あなたが誰かに目を奪われ よそ見をしていたのに 詰まらない冗談を言って はしゃいでいた私 似合わない二人と 言われて 愛があればほかのことなど 見えなくなると信じていたら 一人置いてきぼりにされて 自分を見失った 愛があればすべてのことが うまくいくと信じていたのに 愛があれば小さな傷も すぐに消えると 信じていた |
落葉すみれの花咲いた頃もそばにいて つばき咲く頃にもずっとそばにいる 落葉が舞うように決められたこと あなたの後ろから歩いて行くわ シャボン玉が飛んでどこかで割れる そんなふうにいられたら それでいいよと あなた好きなように生きてほしい 私 好きなように後から行く 入道雲どこかあなたに似てる そう言うと横向き“ばか”と呟く 回る独楽もいつか止まるけれども ひとときは音をたて回りたいなら あなた好きなように生きてほしい 私 好きなように後から行く 落葉が舞うように決められたこと あなたの後ろから歩いて行くわ 歩いて行く | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | すみれの花咲いた頃もそばにいて つばき咲く頃にもずっとそばにいる 落葉が舞うように決められたこと あなたの後ろから歩いて行くわ シャボン玉が飛んでどこかで割れる そんなふうにいられたら それでいいよと あなた好きなように生きてほしい 私 好きなように後から行く 入道雲どこかあなたに似てる そう言うと横向き“ばか”と呟く 回る独楽もいつか止まるけれども ひとときは音をたて回りたいなら あなた好きなように生きてほしい 私 好きなように後から行く 落葉が舞うように決められたこと あなたの後ろから歩いて行くわ 歩いて行く |