逃走劇逃げようぜ、果ての果てへと 誰もがきっと不安で 痛みに慣れて、麻痺した心で 宛先も無く祈っている 形を成す日は来るだろうか 共犯者になろう カナリヤはとうに鳴き始めてる 映画のようにはいかなくとも 僕らには理解者が必要だ 逃げようぜ、果ての果てへと 破けそうな心臓の鼓動より速く 汚された世界は捨ててしまえ 闇を裂いて息を切らす 僕らの逃走劇さ 正しさが人を殺して 誰一人でさえ悲劇に気付かない 狂ってんだよお前ら全部 怒りに染まる赤い春を征こう 温もりに飢え ぼろぼろになってしまった僕らを 共犯者と呼ぼう 目の前の全部燃やしてしまえばいい 逃げようぜ、果ての果てへと 破けそうな心臓の鼓動より速く 汚された世界は捨ててしまえ 闇を裂いて息を切らす 僕らの逃走劇さ 燃える街を眺めていた 僕らを赦せるのは僕らだけだ 立ち込める暗雲が頭を支配していく 僕らを衝き動かすように 逃げようぜ、果ての果てへと 壊された未来を置き去りにして 永遠に思えた夜の闇 あの満月さえ振りほどく 僕らの逃走劇さ どこまでも行ける気がしていた 水平線の先を目指す 僕らの逃走劇さ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 逃げようぜ、果ての果てへと 誰もがきっと不安で 痛みに慣れて、麻痺した心で 宛先も無く祈っている 形を成す日は来るだろうか 共犯者になろう カナリヤはとうに鳴き始めてる 映画のようにはいかなくとも 僕らには理解者が必要だ 逃げようぜ、果ての果てへと 破けそうな心臓の鼓動より速く 汚された世界は捨ててしまえ 闇を裂いて息を切らす 僕らの逃走劇さ 正しさが人を殺して 誰一人でさえ悲劇に気付かない 狂ってんだよお前ら全部 怒りに染まる赤い春を征こう 温もりに飢え ぼろぼろになってしまった僕らを 共犯者と呼ぼう 目の前の全部燃やしてしまえばいい 逃げようぜ、果ての果てへと 破けそうな心臓の鼓動より速く 汚された世界は捨ててしまえ 闇を裂いて息を切らす 僕らの逃走劇さ 燃える街を眺めていた 僕らを赦せるのは僕らだけだ 立ち込める暗雲が頭を支配していく 僕らを衝き動かすように 逃げようぜ、果ての果てへと 壊された未来を置き去りにして 永遠に思えた夜の闇 あの満月さえ振りほどく 僕らの逃走劇さ どこまでも行ける気がしていた 水平線の先を目指す 僕らの逃走劇さ |
Ghost!?絶望的な希望の中 永遠のトンネルの中 ただ緩やかに死ぬために息をしているだけ 低俗な愛の連鎖で、擦り減り靄がかった脳には 不健全な栄養が必要になるだろう? 世界がアニメーションになっていく 君の仕業だろう、フィンセント? 賑やかだなぁ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 全部抱き締めたい 生も、死も、愛も、憎も! ぶっ壊れた色彩の中で踊っていたいのに 現実から来たお化けに引き戻されてしまうよ 流動的な紋様の中 俺を観察する俺をまた俺が眺めている 意識のマトリョーシカ 脳内はEsたちのパレード 止まない独り言の奥から 自己否定が水面に頭をもたげてくる どうしたんだ、サイコシスなど気取って? 違う、俺は子供のように無垢でありたいだけ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 開きっぱなしの瞳孔 全部が光って見えた ドロドロの眼球から飛び出し 踊り出したハルシネーション なんだこれは?おれは誰でここは何処なのかさえ わかる必要もないぜ 低俗な愛の連鎖なんて比較にもなんないくらいのさ 高潔な快楽の渦で目を回していたいんだ 喜びに震えている世界を 包み込むプネウマの その全てを見つけた ユーリカ! | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 絶望的な希望の中 永遠のトンネルの中 ただ緩やかに死ぬために息をしているだけ 低俗な愛の連鎖で、擦り減り靄がかった脳には 不健全な栄養が必要になるだろう? 世界がアニメーションになっていく 君の仕業だろう、フィンセント? 賑やかだなぁ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 全部抱き締めたい 生も、死も、愛も、憎も! ぶっ壊れた色彩の中で踊っていたいのに 現実から来たお化けに引き戻されてしまうよ 流動的な紋様の中 俺を観察する俺をまた俺が眺めている 意識のマトリョーシカ 脳内はEsたちのパレード 止まない独り言の奥から 自己否定が水面に頭をもたげてくる どうしたんだ、サイコシスなど気取って? 違う、俺は子供のように無垢でありたいだけ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 開きっぱなしの瞳孔 全部が光って見えた ドロドロの眼球から飛び出し 踊り出したハルシネーション なんだこれは?おれは誰でここは何処なのかさえ わかる必要もないぜ 低俗な愛の連鎖なんて比較にもなんないくらいのさ 高潔な快楽の渦で目を回していたいんだ 喜びに震えている世界を 包み込むプネウマの その全てを見つけた ユーリカ! |
聖者の行進 パッと見綺麗な幸福の偽装 メッキが剥がれ落ちた 一枚の薄皮隔てた先で グロいものがなんか呻いていた 人間の間に沈殿した どす黒いものが暴発する日 それにずっと怯える僕達は 緩慢な死の最中にあるみたいだ 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 破壊でもなく救済でもなく 全てを均す聖者の行進 打ちのめされてしまった僕らの 憂いを払ってくれ、なぁ どうして僕たちの幸福の種は 一向に芽吹かないの? 一体どれくらいの暗い闇の底で 泣いてもがいて過ごしたらいい? 山積みの不幸の上に立つ 見せかけの理想、薄ら寒いね 平穏な日々は帰ってこない 熱狂をもたらす僕らのマーチングバンド 産声を上げた日から 悲しみを知った日から 僕らは擦り切れていった 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 向かう先で待っているのが 楽園だろうが地獄だろうが このパレードは進み続けるだけ 怒りや悲しみの歌を歌いながら 跋扈する悪魔を踏み潰して 震える心臓が止まってしまうまで | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | パッと見綺麗な幸福の偽装 メッキが剥がれ落ちた 一枚の薄皮隔てた先で グロいものがなんか呻いていた 人間の間に沈殿した どす黒いものが暴発する日 それにずっと怯える僕達は 緩慢な死の最中にあるみたいだ 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 破壊でもなく救済でもなく 全てを均す聖者の行進 打ちのめされてしまった僕らの 憂いを払ってくれ、なぁ どうして僕たちの幸福の種は 一向に芽吹かないの? 一体どれくらいの暗い闇の底で 泣いてもがいて過ごしたらいい? 山積みの不幸の上に立つ 見せかけの理想、薄ら寒いね 平穏な日々は帰ってこない 熱狂をもたらす僕らのマーチングバンド 産声を上げた日から 悲しみを知った日から 僕らは擦り切れていった 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 向かう先で待っているのが 楽園だろうが地獄だろうが このパレードは進み続けるだけ 怒りや悲しみの歌を歌いながら 跋扈する悪魔を踏み潰して 震える心臓が止まってしまうまで |
Rapport がらんどうの胸に覚えた違和感さえ ひとりきりでは御しきれない この目も鼻も耳も、内側の僕に届かない 茫漠たる灰の海で 痛みさえ忘れていたんだ そんな僕の目の前に現れたあなたに 見えないものを見たんだ あなたと僕の間にあった温度を 僕の弱さを少し預けていられた あなたの言葉が僕の鎖を解いて 空が白んでいくような この手の中の光が、心だと知ったんだ 誰かを傷つけてしまう悪夢で 浅い呼吸を繰り返して その矢印の向きを、この胸の奥に集めて 安寧の孤独の中で 静かな終わりを願って 少しずつ冷えていく何かが寂しかった それでも構わなかった 誰かを愛して、愛されたいと望むこと 同じ数だけ痛みがあるということ そうして鎖した僕の胸の奥まで あなたで満ちてしまったんだ 壁が崩れて橋が架かって、僕は あなたがくれた呼吸で 優しい刃で 見えた形の無いものを この手の中の光を、護りたいと願った | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | がらんどうの胸に覚えた違和感さえ ひとりきりでは御しきれない この目も鼻も耳も、内側の僕に届かない 茫漠たる灰の海で 痛みさえ忘れていたんだ そんな僕の目の前に現れたあなたに 見えないものを見たんだ あなたと僕の間にあった温度を 僕の弱さを少し預けていられた あなたの言葉が僕の鎖を解いて 空が白んでいくような この手の中の光が、心だと知ったんだ 誰かを傷つけてしまう悪夢で 浅い呼吸を繰り返して その矢印の向きを、この胸の奥に集めて 安寧の孤独の中で 静かな終わりを願って 少しずつ冷えていく何かが寂しかった それでも構わなかった 誰かを愛して、愛されたいと望むこと 同じ数だけ痛みがあるということ そうして鎖した僕の胸の奥まで あなたで満ちてしまったんだ 壁が崩れて橋が架かって、僕は あなたがくれた呼吸で 優しい刃で 見えた形の無いものを この手の中の光を、護りたいと願った |
タナトフォビア日常に開いた傷口 グズグズに膿んだそれ見苦しい のにどうして目が離せない? いたいけな悪魔のよう 死んだ魚の目の奥にコール 胸の中心のヴァニタスに問う 悲しみとはなんだろう? 奈落の底では知り得ないよ ひらりひらり 黒い揚羽が誘うように舞って うつつと極楽が混ざって じわりじわり 気づいていたんだ 地獄がすぐ隣で待っているって 歓べよ! きみの愛した世界も この街の誰も彼も、死に向かう人々 踊れ! その歓び平らげるまで 恐れ、嘆きながら、受け入れればいい 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだ後に、何が残るというの? 日常に誰かが線を引く 瞬きする間もなく幕を下ろす 赤子さえ時間がない また太陽が沈むよ エンドロールが終わっても業は消えない 徒に過ごした日々は帰らない どんな月曜日も 愛おしいものだと思えてしまうだろう ゆらりゆらり 底のないコールタールの海辺 座礁した顔のない亡霊 どろりどろり 零れていく 憎しみも苦しみも愛も喜びも 日常の続きの永遠の蛇足に きみは目を背けて忘れたふりをした そこで待ち構えるニル・アドミラリ 抜け落ちた何かに渇き飢えるだろう 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだら、きみはきっと泣けもしないぜ 琥珀に住まう羽虫も、灰になった文明も 時計盤の砂漠を征くキャラバンの中 歓べよ! きみの愛した世界も この街の誰も彼も、死に向かう人々 踊れ! その歓び平らげるまで 恐れ、嘆きながら、受け入れればいい 人間の愛すべき隣人を忘れぬように 今日という日の花を摘んで束ねたブーケを飾って 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだ後に、ただ青い空があった | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 日常に開いた傷口 グズグズに膿んだそれ見苦しい のにどうして目が離せない? いたいけな悪魔のよう 死んだ魚の目の奥にコール 胸の中心のヴァニタスに問う 悲しみとはなんだろう? 奈落の底では知り得ないよ ひらりひらり 黒い揚羽が誘うように舞って うつつと極楽が混ざって じわりじわり 気づいていたんだ 地獄がすぐ隣で待っているって 歓べよ! きみの愛した世界も この街の誰も彼も、死に向かう人々 踊れ! その歓び平らげるまで 恐れ、嘆きながら、受け入れればいい 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだ後に、何が残るというの? 日常に誰かが線を引く 瞬きする間もなく幕を下ろす 赤子さえ時間がない また太陽が沈むよ エンドロールが終わっても業は消えない 徒に過ごした日々は帰らない どんな月曜日も 愛おしいものだと思えてしまうだろう ゆらりゆらり 底のないコールタールの海辺 座礁した顔のない亡霊 どろりどろり 零れていく 憎しみも苦しみも愛も喜びも 日常の続きの永遠の蛇足に きみは目を背けて忘れたふりをした そこで待ち構えるニル・アドミラリ 抜け落ちた何かに渇き飢えるだろう 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだら、きみはきっと泣けもしないぜ 琥珀に住まう羽虫も、灰になった文明も 時計盤の砂漠を征くキャラバンの中 歓べよ! きみの愛した世界も この街の誰も彼も、死に向かう人々 踊れ! その歓び平らげるまで 恐れ、嘆きながら、受け入れればいい 人間の愛すべき隣人を忘れぬように 今日という日の花を摘んで束ねたブーケを飾って 塞がれていた地獄の口が開く音が 鳴き止んだ後に、ただ青い空があった |
よろこびのうた消えてしまえたら よかったのにな 僕らはみんな寂しくて 生きることがへたくそだった 涙がとうに涸れたから 終わる場所を探しているんだ よろこびのうた 抱きしめるように 歌う | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 消えてしまえたら よかったのにな 僕らはみんな寂しくて 生きることがへたくそだった 涙がとうに涸れたから 終わる場所を探しているんだ よろこびのうた 抱きしめるように 歌う |
化け猫 (Leaks From His Laptop)君を撫でて 顔を埋めて 不機嫌な面で睨まれたいな 路地裏に消えてく君の 二股のしっぽも愛おしい 僕のことをじっと見つめるのに カメラを向けたら目を背けるの 烏の濡れ羽と同じ色 足音も立てず夜に溶けた 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 君を撫でて 顔を埋めて 不機嫌な面で睨まれたいな 路地裏に消えてく君の 二股のしっぽも愛おしい 僕のことをじっと見つめるのに カメラを向けたら目を背けるの 烏の濡れ羽と同じ色 足音も立てず夜に溶けた 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ |
冷たい渦何気なく涙ながれて 寄る辺ない夜に急かされ ざわつく心の奥が 少しだけ痛くて 重なり積もる悲しみが 忘れてしまう喜びが ぐちゃぐちゃになっていく 冷たい渦を巻くんだ もう二度と治らない 不安という病が巣食って 街をゆく誰も皆、黒い羊 指先が触れるたび 何か奪われた気がして 抱き合って尚も疑い合い 花の根が腐るまで水を遣ってた ありふれた愛の温度を 一度知ってしまったせいで 肌を刺す孤独の冷たさだけが 耐えれなくて 枯れるまで流した涙 喜びも悲しみも混ざり合っていく 潰れそうな心の奥 僕を飲み込んだ冷たい渦 台風の目の空っぽに 何もない凪の日暮に ただうずくまっている 誰か僕に触ってよ 季節から僕だけが 弾き出されてしまうような 白昼夢が、僕に映る全てだった 差し伸べた君の手に 辿り着けた時にはきっと あらゆる詩歌も通り過ぎる 空の自分でさえ許してあげるのに ありふれた愛の温度を 一度知ってしまったせいで 肌を刺す孤独の冷たさだけが 耐えれなくて 枯れるまで流した涙 喜びも悲しみも混ざり合っていく 恋焦がれた世界から 僕を遠ざけた冷たい渦 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 何気なく涙ながれて 寄る辺ない夜に急かされ ざわつく心の奥が 少しだけ痛くて 重なり積もる悲しみが 忘れてしまう喜びが ぐちゃぐちゃになっていく 冷たい渦を巻くんだ もう二度と治らない 不安という病が巣食って 街をゆく誰も皆、黒い羊 指先が触れるたび 何か奪われた気がして 抱き合って尚も疑い合い 花の根が腐るまで水を遣ってた ありふれた愛の温度を 一度知ってしまったせいで 肌を刺す孤独の冷たさだけが 耐えれなくて 枯れるまで流した涙 喜びも悲しみも混ざり合っていく 潰れそうな心の奥 僕を飲み込んだ冷たい渦 台風の目の空っぽに 何もない凪の日暮に ただうずくまっている 誰か僕に触ってよ 季節から僕だけが 弾き出されてしまうような 白昼夢が、僕に映る全てだった 差し伸べた君の手に 辿り着けた時にはきっと あらゆる詩歌も通り過ぎる 空の自分でさえ許してあげるのに ありふれた愛の温度を 一度知ってしまったせいで 肌を刺す孤独の冷たさだけが 耐えれなくて 枯れるまで流した涙 喜びも悲しみも混ざり合っていく 恋焦がれた世界から 僕を遠ざけた冷たい渦 |
プラネテス 知らない国に迷い込んだみたいだ 誰もが綺麗な嘘で話してる この手をどこにも繋げないまま、私は もがくようにあなたを探している 死んでしまった誰かのニュースに 涙した優しい人たち 這いつくばって生きる誰かの 生きているざまには舌打ちをした 私はどこにいるの? あのね、 あなたとふたりで息をしていたい あなたとふたりで泳いでゆきたい どこか遠くの果てに流れ着くまで まだ見ぬ世界で笑えるまで ただあなたとだけ手を繋げるなら ただあなたとだけ夜をやり過ごせたら 信じられるものなどひとつもなくても ふたつの寂しさでも 何もない宇宙に放り出されたみたいだ 前後も左右もわからなくなる へその緒を切った赤子のように、私は 覚えたての孤独に噛みついている 海の向こうで起きた悲劇に 慈悲をかけ憐れむ人たち 同じ言葉で話す誰かを 傷つけてどうして笑えてしまうの? それでも生きているの? 誰もが独りで生きてはゆけない 悲しみの重さを受け止めきれない 凍てつくビル風に身を震わせて かじかむ心に息を吹いて 今より少しだけ優しくなれたら 繋がり合うことを恐れずにいられたら 目に見えない悪意に苛まれようとも 正しくあれなくとも あのムーンリバーを渡って 迷いながら進もう 沢山の世界をあなたと見たいよ 道標は要らない 隣にあなたがいて 私はここにいるから あなたとふたりで息をしていたい あなたとふたりで泳いでゆきたい どこか遠くの果てに流れ着くまで まだ見ぬ世界で笑えるまで ただあなたとだけ手を繋げるなら ただあなたとだけ夜をやり過ごせたら 信じられるものなどひとつもなくても ふたつの寂しさでも あなたと生きてゆける | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 知らない国に迷い込んだみたいだ 誰もが綺麗な嘘で話してる この手をどこにも繋げないまま、私は もがくようにあなたを探している 死んでしまった誰かのニュースに 涙した優しい人たち 這いつくばって生きる誰かの 生きているざまには舌打ちをした 私はどこにいるの? あのね、 あなたとふたりで息をしていたい あなたとふたりで泳いでゆきたい どこか遠くの果てに流れ着くまで まだ見ぬ世界で笑えるまで ただあなたとだけ手を繋げるなら ただあなたとだけ夜をやり過ごせたら 信じられるものなどひとつもなくても ふたつの寂しさでも 何もない宇宙に放り出されたみたいだ 前後も左右もわからなくなる へその緒を切った赤子のように、私は 覚えたての孤独に噛みついている 海の向こうで起きた悲劇に 慈悲をかけ憐れむ人たち 同じ言葉で話す誰かを 傷つけてどうして笑えてしまうの? それでも生きているの? 誰もが独りで生きてはゆけない 悲しみの重さを受け止めきれない 凍てつくビル風に身を震わせて かじかむ心に息を吹いて 今より少しだけ優しくなれたら 繋がり合うことを恐れずにいられたら 目に見えない悪意に苛まれようとも 正しくあれなくとも あのムーンリバーを渡って 迷いながら進もう 沢山の世界をあなたと見たいよ 道標は要らない 隣にあなたがいて 私はここにいるから あなたとふたりで息をしていたい あなたとふたりで泳いでゆきたい どこか遠くの果てに流れ着くまで まだ見ぬ世界で笑えるまで ただあなたとだけ手を繋げるなら ただあなたとだけ夜をやり過ごせたら 信じられるものなどひとつもなくても ふたつの寂しさでも あなたと生きてゆける |
ちはる feat. n-buna from ヨルシカ - From THE FIRST TAKE君の髪に冬の残り香があった ほろ苦くて、煙みたいなアイスブルーで 僕の髪に春の花びらがついて 笑い合っていたこと もう随分前のことのように思える あまりに脆くて ただ散りゆく季節の幼い恋を 胸に抱いて雨を待つ 花冷えの日、またひとつ春めいていくから さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら 花便りがもう聞こえる 昼下がりの街はグレイスケールの海 こぬか雨だ 傘をさしたって仕方ないね 笑う君の長いまつ毛を滑った しずくになれたら そんな空想さえ懐かしく思える 僕らの時間は ただ散りゆく季節と共に過ぎていった 気づけば君の背中は春霞の向こう側 逃げ去ってしまった さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す アスファルトに滲んでいく 花びらひとつ拾う度 何度も踏みつけられて汚れてもなお鮮やかな桃色が あの日から色のない霧に囚われた 僕の目には眩し過ぎたよ 季節が千巡っても、またここに戻ってこようと思う 花冷えの日 さらさらと頬に伝う しずくはもう溢れてしまって 景色全部が滲んでいく 君の背中が見えた気がした さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら 花便りがもう聞こえる ぬるい風に冬の残り香があった 何度だって 君のいない春を歩いていくよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 君の髪に冬の残り香があった ほろ苦くて、煙みたいなアイスブルーで 僕の髪に春の花びらがついて 笑い合っていたこと もう随分前のことのように思える あまりに脆くて ただ散りゆく季節の幼い恋を 胸に抱いて雨を待つ 花冷えの日、またひとつ春めいていくから さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら 花便りがもう聞こえる 昼下がりの街はグレイスケールの海 こぬか雨だ 傘をさしたって仕方ないね 笑う君の長いまつ毛を滑った しずくになれたら そんな空想さえ懐かしく思える 僕らの時間は ただ散りゆく季節と共に過ぎていった 気づけば君の背中は春霞の向こう側 逃げ去ってしまった さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す アスファルトに滲んでいく 花びらひとつ拾う度 何度も踏みつけられて汚れてもなお鮮やかな桃色が あの日から色のない霧に囚われた 僕の目には眩し過ぎたよ 季節が千巡っても、またここに戻ってこようと思う 花冷えの日 さらさらと頬に伝う しずくはもう溢れてしまって 景色全部が滲んでいく 君の背中が見えた気がした さらさらと頬を撫でる 春の雨にまた君を思い出す 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら 花便りがもう聞こえる ぬるい風に冬の残り香があった 何度だって 君のいない春を歩いていくよ |
夜警真っ赤な眼の高層ビルがまばたきしている 夜をこするように立つ 不出来な世界を腐している 輝きなんてひとつたりとも無い生活が 灯す明かりの群れが綺麗だね 鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない みんな眠っている 幹線道路も、恋人の肌も みんな眠っている だらだらと終わっていく最中の景色 僕らは緩い滑り台の上 視界の先の先の先まで ぼかす淡い幸福のベールで 盲いた僕らは可能性を手放した 機能しないアミグダラ、下垂 トーラス都市の放射冷却 どろり粘る風が吹く前に 逃げだしたい 逃げだしたい 鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない 悲しくない? 寂しくない? 虚しくない? 途方もない現実の葬列、葬列、葬列、葬列 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | 真っ赤な眼の高層ビルがまばたきしている 夜をこするように立つ 不出来な世界を腐している 輝きなんてひとつたりとも無い生活が 灯す明かりの群れが綺麗だね 鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない みんな眠っている 幹線道路も、恋人の肌も みんな眠っている だらだらと終わっていく最中の景色 僕らは緩い滑り台の上 視界の先の先の先まで ぼかす淡い幸福のベールで 盲いた僕らは可能性を手放した 機能しないアミグダラ、下垂 トーラス都市の放射冷却 どろり粘る風が吹く前に 逃げだしたい 逃げだしたい 鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない 悲しくない? 寂しくない? 虚しくない? 途方もない現実の葬列、葬列、葬列、葬列 |
PINK はぁ 嫌味なくらい美しく咲いている 何を食って何を消化しているのか 散らばった愛の吸い殻に舌打ち 花見客はそういや何処に消えてしまった? 肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 樹の下に集る百鬼夜行 夏の灯の羽虫たち 美しさの糧になりたいみたい 異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる化け物さ 花冷えの曇り空に赤い血が染み込んだような あどけない薄紅の残酷さに毀たれた日 誰かが歌ってた 神の手はにじむピンク 無数の手指で天を撫でる フラクタルが飲み込む春 肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 生まれる前に戻りたい 長い蛇足の今を 美しさに捧げて終わりたい、あー 異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる いったいどれほど失ったんかなあ 不安と憂鬱におはよう これでいい、おれに幸福は似合わない 空っぽの良心で うつろになった目で あんたの中身のピンクを眺めていたい | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | はぁ 嫌味なくらい美しく咲いている 何を食って何を消化しているのか 散らばった愛の吸い殻に舌打ち 花見客はそういや何処に消えてしまった? 肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 樹の下に集る百鬼夜行 夏の灯の羽虫たち 美しさの糧になりたいみたい 異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる化け物さ 花冷えの曇り空に赤い血が染み込んだような あどけない薄紅の残酷さに毀たれた日 誰かが歌ってた 神の手はにじむピンク 無数の手指で天を撫でる フラクタルが飲み込む春 肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 生まれる前に戻りたい 長い蛇足の今を 美しさに捧げて終わりたい、あー 異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる いったいどれほど失ったんかなあ 不安と憂鬱におはよう これでいい、おれに幸福は似合わない 空っぽの良心で うつろになった目で あんたの中身のピンクを眺めていたい |
振り子の上であるいは双子のように あるいは愛しあう恋人のように あるいは憎み相争い拒絶するように あるいは僕と君のように まるで 誰の憐れみもうざったいのに ひとりで食べた飯は不味いとか 僕と僕が喧嘩しているような日々 悲しくて笑えてしまうくらい ささやかな幸福の贅肉がついた心を 責め立てるようによろこびのうたを歌う 消えてしまいたいと願う朝が 生きていてよかったと咽ぶ夜に塗り潰され 感情の振り子の上で僕らは暮らす | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | あるいは双子のように あるいは愛しあう恋人のように あるいは憎み相争い拒絶するように あるいは僕と君のように まるで 誰の憐れみもうざったいのに ひとりで食べた飯は不味いとか 僕と僕が喧嘩しているような日々 悲しくて笑えてしまうくらい ささやかな幸福の贅肉がついた心を 責め立てるようによろこびのうたを歌う 消えてしまいたいと願う朝が 生きていてよかったと咽ぶ夜に塗り潰され 感情の振り子の上で僕らは暮らす |
よろこびのうた僕だけ言葉が通じないみたいだ 誰のせいかなんてわかっているけど なぜ僕はここまで続いてしまった? 優しい友達がいたからかな 数えきれない痛みたちと 片手で足るよろこびの欠片 続けるか終わるかのどっちかひとつを 選び取る自由に疲れたよ 消えてしまえたら よかったのにな 僕らはみんな寂しくて 生きることがへたくそだった 涙がとうに涸れたから 終わる場所を探しているんだ よろこびのうた 抱きしめるように 歌う | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | 僕だけ言葉が通じないみたいだ 誰のせいかなんてわかっているけど なぜ僕はここまで続いてしまった? 優しい友達がいたからかな 数えきれない痛みたちと 片手で足るよろこびの欠片 続けるか終わるかのどっちかひとつを 選び取る自由に疲れたよ 消えてしまえたら よかったのにな 僕らはみんな寂しくて 生きることがへたくそだった 涙がとうに涸れたから 終わる場所を探しているんだ よろこびのうた 抱きしめるように 歌う |
スカー 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 為す術のない僕に芽吹いた焦燥が膨らんでいく どうしたって臆病な僕らを笑うように 幾千の眼が覗いた 何度も何度も折れた魂をただ 抱きしめるだけ いつか灰になるその日まで 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 濃く落ちる影法師のように虚しさが懐いてくる どうしたって痛む傷を癒すように 諦めへと僕の手を引いた 何度も何度も後悔を重ねて それでもまだ ちらつく光が眩しくて この目に映った希望の全てがいつか 崩れ去って 黒く濁って 変わり果ててしまっても 歪んだ失望の囁きを掻き消すように 魂の奥で 誰か叫んだ 与えられた明日に意味などないと ただ立ち止まって座り込んで終わりを待つなら 後悔も失望もいらないのに 闇に抗って選び取って明日を強請るあなたの 美しさに憧れてしまった 間違って、幾つ悔やんで、明日が怖くて、傷を背負った 誰にも渡せない 僕だけの痛みだ 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 為す術のない僕に芽吹いた焦燥が膨らんでいく どうしたって臆病な僕らを笑うように 幾千の眼が覗いた 何度も何度も折れた魂をただ 抱きしめるだけ いつか灰になるその日まで 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 濃く落ちる影法師のように虚しさが懐いてくる どうしたって痛む傷を癒すように 諦めへと僕の手を引いた 何度も何度も後悔を重ねて それでもまだ ちらつく光が眩しくて この目に映った希望の全てがいつか 崩れ去って 黒く濁って 変わり果ててしまっても 歪んだ失望の囁きを掻き消すように 魂の奥で 誰か叫んだ 与えられた明日に意味などないと ただ立ち止まって座り込んで終わりを待つなら 後悔も失望もいらないのに 闇に抗って選び取って明日を強請るあなたの 美しさに憧れてしまった 間違って、幾つ悔やんで、明日が怖くて、傷を背負った 誰にも渡せない 僕だけの痛みだ 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した |
永遠喪失を、過ちを 幾度となく重ねてきた 自分という輪郭の 怯えた線が愛しい 恐怖が染みついた世界で いつかは閉じるこの命で 希望を探して歩く姿は美しい 心の奥で揺らめいている未来の 灯火が燃え尽きるまで 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう、永遠に 忘れること、失うこと 傷と恐怖と歩むこと 消えてゆく隣人の重みを背負いながら 「もしかして絶望している?」 いくつもの足跡、 「いつになれば完璧を得るの?」 全部どこかで途切れている 誰かが辿り着けずにいた この地をまた後にして 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう だから、永遠なんていらない | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 喪失を、過ちを 幾度となく重ねてきた 自分という輪郭の 怯えた線が愛しい 恐怖が染みついた世界で いつかは閉じるこの命で 希望を探して歩く姿は美しい 心の奥で揺らめいている未来の 灯火が燃え尽きるまで 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう、永遠に 忘れること、失うこと 傷と恐怖と歩むこと 消えてゆく隣人の重みを背負いながら 「もしかして絶望している?」 いくつもの足跡、 「いつになれば完璧を得るの?」 全部どこかで途切れている 誰かが辿り着けずにいた この地をまた後にして 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう だから、永遠なんていらない |
化け猫君を撫でて 顔を埋めて 不機嫌な面で睨まれたいな 路地裏に消えてく君の 二股のしっぽも愛おしい 僕のことをじっと見つめるのに カメラを向けたら目を背けるの 烏の濡れ羽と同じ色 足音も立てず夜に溶けた 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ 振り返らない君の髪 夢中で追いかけて気づかぬ間に 路地裏、ねじれてくリビドー 迷い込んでしまってもう終い 僕は気づく、愛しい割れたしっぽに いつの間に無数にのたうつ蛇 正しく汚れてく君を あいも変わらないままに愛でた 愛想のない君は化け猫 揶揄うみたいに牙を見せて笑って 細胞ひとつさえ残らないように 食い殺されて終わりがいいな 寂しいと猫撫で声で鳴いて 承認と肉を狩る 満たされた後には 白い血と赤いミルクの海だけ 気まぐれに夜と戯れ 灰色の人の群れからはぐれ 誰にも懐かない君の大きなあくび 僕には眩しい 思わせぶりに笑って奪っていった全部 そうやって化かされた 愛想のない君は化け猫 ただの一度も飼い慣らせはしなくて 敗北者として君に隷したい 首輪をつけるのは僕の方だね 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 君を撫でて 顔を埋めて 不機嫌な面で睨まれたいな 路地裏に消えてく君の 二股のしっぽも愛おしい 僕のことをじっと見つめるのに カメラを向けたら目を背けるの 烏の濡れ羽と同じ色 足音も立てず夜に溶けた 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ 振り返らない君の髪 夢中で追いかけて気づかぬ間に 路地裏、ねじれてくリビドー 迷い込んでしまってもう終い 僕は気づく、愛しい割れたしっぽに いつの間に無数にのたうつ蛇 正しく汚れてく君を あいも変わらないままに愛でた 愛想のない君は化け猫 揶揄うみたいに牙を見せて笑って 細胞ひとつさえ残らないように 食い殺されて終わりがいいな 寂しいと猫撫で声で鳴いて 承認と肉を狩る 満たされた後には 白い血と赤いミルクの海だけ 気まぐれに夜と戯れ 灰色の人の群れからはぐれ 誰にも懐かない君の大きなあくび 僕には眩しい 思わせぶりに笑って奪っていった全部 そうやって化かされた 愛想のない君は化け猫 ただの一度も飼い慣らせはしなくて 敗北者として君に隷したい 首輪をつけるのは僕の方だね 愛想のない君は化け猫 ガラスの瞳に赤い満月が映った 愛憎渦巻く街の路地裏で 取り殺されても構わないよ |
知らないあそび prod. indigo la End見えないところにまだ 浮ついた恥ずかしさが 戸惑うピアスの穴 透けて見えるような気がした おままごとのような触れ合いが 勝手に馴染んでたんだよ 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 支えのないゴンドラ 何の疑いもなく乗るあなた いつもより軽い耳で 私は風を借りて踏み出す 揺れているよ まだ進む気配もないのにな 嘘つく前 優しくなる 見飽きたのにまだ痛くって 気付いたのに わかったのに どうにかしようとしてる 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 「私はもうわかってるよ」 その言葉だけ言えなくて 薄闇の中で巡り合う幸せ 見つけようとしてる 上手くできないな 代わりに知らない遊びが増えていく 冷たい汗で あなたを濡らすこととかね | キタニタツヤ | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 見えないところにまだ 浮ついた恥ずかしさが 戸惑うピアスの穴 透けて見えるような気がした おままごとのような触れ合いが 勝手に馴染んでたんだよ 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 支えのないゴンドラ 何の疑いもなく乗るあなた いつもより軽い耳で 私は風を借りて踏み出す 揺れているよ まだ進む気配もないのにな 嘘つく前 優しくなる 見飽きたのにまだ痛くって 気付いたのに わかったのに どうにかしようとしてる 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 「私はもうわかってるよ」 その言葉だけ言えなくて 薄闇の中で巡り合う幸せ 見つけようとしてる 上手くできないな 代わりに知らない遊びが増えていく 冷たい汗で あなたを濡らすこととかね |
ナイトルーティーン feat. suis from ヨルシカ少し大袈裟に喪失を歌う 音楽に涙を拭われて 退屈な映画のしょうもなさが 背をさする夜 「今日あった出来事を話そう」 「おかえりとただいまはちゃんと言おう」 「夕飯の間テレビは消そう」 なんとなくまだ守ってたいよ 風に洗われた犬ころみたいな ぬるい幸せが 大切だった ぴかぴかのコンビニへ歩く ふかふかの布団で夢見る 意味のないルーティーン 君がいないだけさ ぷかぷかと煙を吐き出す すかすかのレイトショーを観る 何度繰り返せば ひとりに慣れるのかな 悲しみをちょっと脚色した いつまでも覚えていれるように とうてい歌にも映画にもならない なんでもないもの 「明日出すゴミはまとめとこう」 「寝る前にあったかいものを飲もう」 染みついたこの癖が抜けたら 本当に君を失うみたいで つやつやのご飯が炊けたよ ぽかぽかのお風呂が沸いたよ 誰に伝えたらいい? 宛先のない日々 ぴかぴかのコンビニへ歩く ふかふかの布団で夢見る 意味のないルーティーン 君がいないだけさ ぷかぷかと煙を吐き出す すかすかのレイトショーを観る 何度繰り返せば ひとりに慣れるのかな 冬の朝の毛布のような 君の名残から抜け出せないよ 二度寝をしようにも 目は冴えてしまってる 夏の夜は薄明るい ひとりでアイスでも買いに行こうかなぁ ぼやけたコンビニへ歩こう | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 少し大袈裟に喪失を歌う 音楽に涙を拭われて 退屈な映画のしょうもなさが 背をさする夜 「今日あった出来事を話そう」 「おかえりとただいまはちゃんと言おう」 「夕飯の間テレビは消そう」 なんとなくまだ守ってたいよ 風に洗われた犬ころみたいな ぬるい幸せが 大切だった ぴかぴかのコンビニへ歩く ふかふかの布団で夢見る 意味のないルーティーン 君がいないだけさ ぷかぷかと煙を吐き出す すかすかのレイトショーを観る 何度繰り返せば ひとりに慣れるのかな 悲しみをちょっと脚色した いつまでも覚えていれるように とうてい歌にも映画にもならない なんでもないもの 「明日出すゴミはまとめとこう」 「寝る前にあったかいものを飲もう」 染みついたこの癖が抜けたら 本当に君を失うみたいで つやつやのご飯が炊けたよ ぽかぽかのお風呂が沸いたよ 誰に伝えたらいい? 宛先のない日々 ぴかぴかのコンビニへ歩く ふかふかの布団で夢見る 意味のないルーティーン 君がいないだけさ ぷかぷかと煙を吐き出す すかすかのレイトショーを観る 何度繰り返せば ひとりに慣れるのかな 冬の朝の毛布のような 君の名残から抜け出せないよ 二度寝をしようにも 目は冴えてしまってる 夏の夜は薄明るい ひとりでアイスでも買いに行こうかなぁ ぼやけたコンビニへ歩こう |
やんぐわーるど prod. NEE残念、馬鹿だね ムキになってしまってもパラッパ ふざけたい、壊したい 申し訳ないけど「うん、ごめんね」 万歳、掲げて この鳴り響く音が分かるなら 衝動、止まれない とりあえず今日はそんなもんなんだ シャララ ここはどこだい? 迷い込んでしまったの 僕が望んで来たはずなのに 正しさも間違いも 馬鹿なフリして分かってる それなのに溢れた僕の失敗作 世界はまだ暴力的に 僕らを笑っている 分からないけどもうサヨナラ 1人ぼっちで良いさ 何気ない日の帰りの道で なぜか泣いちゃいそうです 「我慢するからこっちに来てよ」 誤魔化してまた明日 期待外れの天気予報 希望を捨て歌う、歌う 物語はこれから続くの (あはあは、あはあは) 「信じてるものだけが正義だ」 その未来のため 叫ぶ、叫ぶ 確かに僕も悪いとこがありますが (え?え?え?) 早く帰らせて シャララ 「それなりに考えて 生きている理由も明白です」 そこに普通を求められたって もう分からないよ 常識が違くったって やってる事が変で笑われたって 構わず歌うからさ やるせない日々が僕を包む 眠れずに朝の光が刺す 耐えれない程に傷ついたよ だからもう恐れない僕が居るの お預けよ僕らの絶望 振りかざし今、笑え笑え 電車に揺られ窓を眺めたら (ガタンゴトン、ガタンゴトン) 知らぬ誰かに訴えています 「頑張れば僕も羽ばたけるかな?」 不幸話に付き合ってくれよ (はい、はい、はい) 興味無いようね 予想的中、天気予報 希望のまま歌う、歌う だけど何故か疑ってしまうの 「信じてる物だけが正義か?」 その未来に僕は不安になる いつの間にか誰も信じれなくなった 嗚呼 いつまでも続く幸せとか 有り余る金とか名誉じゃない 願いたいのはもっと単純なものさ (聞かせて、聞かせて) そぅ宇宙の果ての話とか 僕の好きな事や愛とか なにも疑わないで受け取りたいんです 僕は大人になりました。 | キタニタツヤ | くぅ | くぅ | | 残念、馬鹿だね ムキになってしまってもパラッパ ふざけたい、壊したい 申し訳ないけど「うん、ごめんね」 万歳、掲げて この鳴り響く音が分かるなら 衝動、止まれない とりあえず今日はそんなもんなんだ シャララ ここはどこだい? 迷い込んでしまったの 僕が望んで来たはずなのに 正しさも間違いも 馬鹿なフリして分かってる それなのに溢れた僕の失敗作 世界はまだ暴力的に 僕らを笑っている 分からないけどもうサヨナラ 1人ぼっちで良いさ 何気ない日の帰りの道で なぜか泣いちゃいそうです 「我慢するからこっちに来てよ」 誤魔化してまた明日 期待外れの天気予報 希望を捨て歌う、歌う 物語はこれから続くの (あはあは、あはあは) 「信じてるものだけが正義だ」 その未来のため 叫ぶ、叫ぶ 確かに僕も悪いとこがありますが (え?え?え?) 早く帰らせて シャララ 「それなりに考えて 生きている理由も明白です」 そこに普通を求められたって もう分からないよ 常識が違くったって やってる事が変で笑われたって 構わず歌うからさ やるせない日々が僕を包む 眠れずに朝の光が刺す 耐えれない程に傷ついたよ だからもう恐れない僕が居るの お預けよ僕らの絶望 振りかざし今、笑え笑え 電車に揺られ窓を眺めたら (ガタンゴトン、ガタンゴトン) 知らぬ誰かに訴えています 「頑張れば僕も羽ばたけるかな?」 不幸話に付き合ってくれよ (はい、はい、はい) 興味無いようね 予想的中、天気予報 希望のまま歌う、歌う だけど何故か疑ってしまうの 「信じてる物だけが正義か?」 その未来に僕は不安になる いつの間にか誰も信じれなくなった 嗚呼 いつまでも続く幸せとか 有り余る金とか名誉じゃない 願いたいのはもっと単純なものさ (聞かせて、聞かせて) そぅ宇宙の果ての話とか 僕の好きな事や愛とか なにも疑わないで受け取りたいんです 僕は大人になりました。 |
ラブソング feat. Eve正しく汚し合っていた僕ら 互いの悲しみに夢中さ 痛くて舐め合った喪失感 散文的な快楽でもいい 生きているのがどうしようもなく恥ずかしい 気のせいだと思いたくて、思えなくて 眠ることすらきみなしじゃ儘ならない 陶器のようで柔いその頬に傷をつけたい 僕らみたいなクズにはそれしかできない 愛だ恋だと腑抜けた歌うたって きみという毒でキマっていたいね 悲しいことばかり考えはじめて終わんないループ ずっと待っていたこのトキシックな逢瀬 きみは有毒で最悪で最愛の、優しい地獄 まだ抜けない離脱症状 果たして、価値観は狂った きみ無しの人生など滑稽さ 片足で立つような現実感 世界の殆どがグレーアウトした バグりだす脳下垂体の暴走 パキるAM4時過ぎの幻聴 「誰もがお前を愛している」と教えてくれる 消えかけの月明かり 夜半の祝福さえ朝に食い尽くされ また息をしづらくなる 誰もが僕を愛していない ひどい悪夢が現実ならきみを服毒していたい 僕らみたいなクズのためのラブソングはどこ? 愛だ恋だと腑抜けた歌うたって きみという毒でキマっていたいね 悲しいことばかりの僕の命、無価値だったみたい 今日も哀願してまたトキシックな逢瀬 きみは有毒で最悪で最愛の、眩しい常闇 まだ抜けない離脱症状 ただ君に渇いている | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 正しく汚し合っていた僕ら 互いの悲しみに夢中さ 痛くて舐め合った喪失感 散文的な快楽でもいい 生きているのがどうしようもなく恥ずかしい 気のせいだと思いたくて、思えなくて 眠ることすらきみなしじゃ儘ならない 陶器のようで柔いその頬に傷をつけたい 僕らみたいなクズにはそれしかできない 愛だ恋だと腑抜けた歌うたって きみという毒でキマっていたいね 悲しいことばかり考えはじめて終わんないループ ずっと待っていたこのトキシックな逢瀬 きみは有毒で最悪で最愛の、優しい地獄 まだ抜けない離脱症状 果たして、価値観は狂った きみ無しの人生など滑稽さ 片足で立つような現実感 世界の殆どがグレーアウトした バグりだす脳下垂体の暴走 パキるAM4時過ぎの幻聴 「誰もがお前を愛している」と教えてくれる 消えかけの月明かり 夜半の祝福さえ朝に食い尽くされ また息をしづらくなる 誰もが僕を愛していない ひどい悪夢が現実ならきみを服毒していたい 僕らみたいなクズのためのラブソングはどこ? 愛だ恋だと腑抜けた歌うたって きみという毒でキマっていたいね 悲しいことばかりの僕の命、無価値だったみたい 今日も哀願してまたトキシックな逢瀬 きみは有毒で最悪で最愛の、眩しい常闇 まだ抜けない離脱症状 ただ君に渇いている |
青のすみか どこまでも続くような青の季節は 四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない アスファルト、蝉時雨を反射して きみという沈黙が聞こえなくなる この日々が色褪せる 僕と違うきみの匂いを知ってしまっても 置き忘れてきた永遠の底に 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 昼下がり、じめつく風の季節は 想い馳せる、まだ何者でもなかった僕らの肖像 何もかも分かち合えたはずだった あの日から少しずつ きみと違う僕という呪いが肥っていく きみの笑顔の奥の憂いを 見落としたこと、悔やみ尽くして 徒花と咲いて散っていくきみに さよなら 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 無限に膨張する銀河の星の粒のように 指の隙間を零れた | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | どこまでも続くような青の季節は 四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない アスファルト、蝉時雨を反射して きみという沈黙が聞こえなくなる この日々が色褪せる 僕と違うきみの匂いを知ってしまっても 置き忘れてきた永遠の底に 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 昼下がり、じめつく風の季節は 想い馳せる、まだ何者でもなかった僕らの肖像 何もかも分かち合えたはずだった あの日から少しずつ きみと違う僕という呪いが肥っていく きみの笑顔の奥の憂いを 見落としたこと、悔やみ尽くして 徒花と咲いて散っていくきみに さよなら 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 無限に膨張する銀河の星の粒のように 指の隙間を零れた |
素敵なしゅうまつを!虚しさ未満の何かがもやついて 鼻が詰まったみたいな朝 四角で彩られた街 何もかもが少しずつずれてったんだ 黙示録はよいこのため 破滅の時には抱き合って、さぁ祈りを! 裸足のまま逃げ出すような お行儀の悪い子から順に摘まれていく どこかで息を潜めている悪意が 目覚めたらもう戻れない あの針が12を指せば終わり のんびり構えて待っていよう? それではみなさまごきげんよう! 天国で会えるといいね 風船に空いた穴のように 前触れもなくやってくるんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 思えば僕らの明日は 端っから決まって不明瞭な見通しでした ヴァルプルギスの夜が来て 誰も彼も騒がしく浮き足立った 終着の駅に着けば徒歩でゆけるよ 諍いのない海まで 巨大な鉄の蛇の巣を お行儀よく苛立つ葬列は進んでいく 水平線に飲まれるほど 空は落ち太陽が溺れてる 祈りの宛先が番外地なら 黙祷に意味はないとおもう それではみなさまごきげんよう! 天国(仮)で会えるといいね 感傷に浸る間もないけど 合言葉は決めといたんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 「素敵なしゅうまつを!」 誰が作った映画か 神への畏怖を失ってしまったら 「素敵なしゅうまつを!」 みんな席を立ってく ポストクレジットは誰も観ていない | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Mizore・Tatsuya Kitani | 虚しさ未満の何かがもやついて 鼻が詰まったみたいな朝 四角で彩られた街 何もかもが少しずつずれてったんだ 黙示録はよいこのため 破滅の時には抱き合って、さぁ祈りを! 裸足のまま逃げ出すような お行儀の悪い子から順に摘まれていく どこかで息を潜めている悪意が 目覚めたらもう戻れない あの針が12を指せば終わり のんびり構えて待っていよう? それではみなさまごきげんよう! 天国で会えるといいね 風船に空いた穴のように 前触れもなくやってくるんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 思えば僕らの明日は 端っから決まって不明瞭な見通しでした ヴァルプルギスの夜が来て 誰も彼も騒がしく浮き足立った 終着の駅に着けば徒歩でゆけるよ 諍いのない海まで 巨大な鉄の蛇の巣を お行儀よく苛立つ葬列は進んでいく 水平線に飲まれるほど 空は落ち太陽が溺れてる 祈りの宛先が番外地なら 黙祷に意味はないとおもう それではみなさまごきげんよう! 天国(仮)で会えるといいね 感傷に浸る間もないけど 合言葉は決めといたんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 「素敵なしゅうまつを!」 誰が作った映画か 神への畏怖を失ってしまったら 「素敵なしゅうまつを!」 みんな席を立ってく ポストクレジットは誰も観ていない |
Moonthiefうーん どうにかなってしまいそうな 僕が僕でなくなっていくような 誰かの人生に変わったとして それはそれで生きてしまえるような 借り物みてーな日々だって愛着も湧いている 神妙な顔して踊っている 夜去、香り立つペトリコール あの月の眩しさが邪魔だった 暗くて甘い夜が好きだった かばんの中で溶けかけた チョコレートみたいな曖昧なベーゼ 愛は死語になる、価値はとうに無く 愛はもう地縛霊、彷徨しだす 放射冷却で凍りついた街をすべる 僕らはMoonthief 月を盗み出してしまおうぜ こわいものばかりの世界の中 ちょっとだけ隠れやすくしたって いいだろMoonthief あいつらの目を騙くらかして 死にたくなるほどの夜だけは ちゃんと生きれてる気がしたんだ 厭世主義者ぶるいけない子 o0(この星の終わりを夢に見ている!) 愛を説こうとも意味がないの? o0(想像もつかないほど綺麗かも…) あの月に祈れども無駄だった 潰れたロードキルが僕だった 群れるビルが墓碑に見えた ピカレスク気取って開き直ろうぜ 僕だけが違う、脳端子の規格 ソーシャルを離脱、勝った気の自虐 情けないくらいに寂しさが埋まらない 僕らはMoonthief 月を盗み出してしまおうぜ こわいものばかりの世界の中 ちょっとだけ隠れやすくしたって いいだろMoonthief あいつらの目を騙くらかして 死にたくなるほどの夜だけは ちゃんと生きれてる気がしたんだ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | うーん どうにかなってしまいそうな 僕が僕でなくなっていくような 誰かの人生に変わったとして それはそれで生きてしまえるような 借り物みてーな日々だって愛着も湧いている 神妙な顔して踊っている 夜去、香り立つペトリコール あの月の眩しさが邪魔だった 暗くて甘い夜が好きだった かばんの中で溶けかけた チョコレートみたいな曖昧なベーゼ 愛は死語になる、価値はとうに無く 愛はもう地縛霊、彷徨しだす 放射冷却で凍りついた街をすべる 僕らはMoonthief 月を盗み出してしまおうぜ こわいものばかりの世界の中 ちょっとだけ隠れやすくしたって いいだろMoonthief あいつらの目を騙くらかして 死にたくなるほどの夜だけは ちゃんと生きれてる気がしたんだ 厭世主義者ぶるいけない子 o0(この星の終わりを夢に見ている!) 愛を説こうとも意味がないの? o0(想像もつかないほど綺麗かも…) あの月に祈れども無駄だった 潰れたロードキルが僕だった 群れるビルが墓碑に見えた ピカレスク気取って開き直ろうぜ 僕だけが違う、脳端子の規格 ソーシャルを離脱、勝った気の自虐 情けないくらいに寂しさが埋まらない 僕らはMoonthief 月を盗み出してしまおうぜ こわいものばかりの世界の中 ちょっとだけ隠れやすくしたって いいだろMoonthief あいつらの目を騙くらかして 死にたくなるほどの夜だけは ちゃんと生きれてる気がしたんだ |
大人になっても大人になっても 泥みたいなコーヒーはまだ苦いままだし 大人になっても クロモソームの違いがまだ恐ろしいし 大人になっても あの日を思い出して眠れなくなるし 大人になっても 伝えたいことをちゃんと伝えられないまま 夕焼けが綺麗すぎて死にたくなる 大人になっても この心に、何か一枚、羽織るものが欲しい 人肌ではもう誤魔化せない なぜだか寒くて 正しく傷つくための方法を 正しく学びとる前に学校を出ました 社会に不時着して、借り物の言葉で ああ、間に合わせの人生だ 大人になっても 誰かに依存するのが不安でたまらないし 大人になっても 愛を向けると愛を向けられるのが怖い 大人になっても 砂糖菓子の甘さで心は満ちるし 大人になっても 正しい教科書の言葉聞いてりゃ楽だし 大人になっても 冬の気配にちゃんと寂しくもなるし 大人になっても 人生の意味を知るため死ぬ選択肢はある 君のその苦しみはずっとあるよ 大人になっても 嫌な歌を聴かせちゃったけど 不安にならないで なんとなくで幸せに生きてる 滑稽だろ、笑えよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 大人になっても 泥みたいなコーヒーはまだ苦いままだし 大人になっても クロモソームの違いがまだ恐ろしいし 大人になっても あの日を思い出して眠れなくなるし 大人になっても 伝えたいことをちゃんと伝えられないまま 夕焼けが綺麗すぎて死にたくなる 大人になっても この心に、何か一枚、羽織るものが欲しい 人肌ではもう誤魔化せない なぜだか寒くて 正しく傷つくための方法を 正しく学びとる前に学校を出ました 社会に不時着して、借り物の言葉で ああ、間に合わせの人生だ 大人になっても 誰かに依存するのが不安でたまらないし 大人になっても 愛を向けると愛を向けられるのが怖い 大人になっても 砂糖菓子の甘さで心は満ちるし 大人になっても 正しい教科書の言葉聞いてりゃ楽だし 大人になっても 冬の気配にちゃんと寂しくもなるし 大人になっても 人生の意味を知るため死ぬ選択肢はある 君のその苦しみはずっとあるよ 大人になっても 嫌な歌を聴かせちゃったけど 不安にならないで なんとなくで幸せに生きてる 滑稽だろ、笑えよ |
旅にでも出よっかもう頑張りたくなくて お休みした 朝の空気が気持ちいいから 散歩するみたいに 出掛けてみよう 目的地はない むかしの音楽 車輪の音 僕を日々から少しだけ遠ざける ぼさぼさの頭 風のコーム それならおしゃれもしよう 明日のことは明日の僕が うまくやってるでしょう 旅にでも出よっか 遠く遠くのどっか 狭いまちを飛び出して 今日はよそで寝よう 海を見に行こうぜ 美味いめしも食おうぜ 嫌なことは忘れよう やりたいことぜんぶ やりきるまでは帰れない! 流れていく景色 折れた切符 綿のように運ばれたいと、そう思う くしゃくしゃの煙草 鳴る小銭 ポケットは軽くしてある きみのすべきこと 誰かに代わってもらいましょう 旅にでも出よっか 遠く遠くのどっか 狭いまちを飛び出して 今日はよそで寝よう 少し勇気を出して 知らん人と話して 子供に戻ったように わがままも言える 財布が軽くなって 両足は重くなって 心が満ちる時間 家が恋しくなって 遊び疲れて帰ればいい | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | もう頑張りたくなくて お休みした 朝の空気が気持ちいいから 散歩するみたいに 出掛けてみよう 目的地はない むかしの音楽 車輪の音 僕を日々から少しだけ遠ざける ぼさぼさの頭 風のコーム それならおしゃれもしよう 明日のことは明日の僕が うまくやってるでしょう 旅にでも出よっか 遠く遠くのどっか 狭いまちを飛び出して 今日はよそで寝よう 海を見に行こうぜ 美味いめしも食おうぜ 嫌なことは忘れよう やりたいことぜんぶ やりきるまでは帰れない! 流れていく景色 折れた切符 綿のように運ばれたいと、そう思う くしゃくしゃの煙草 鳴る小銭 ポケットは軽くしてある きみのすべきこと 誰かに代わってもらいましょう 旅にでも出よっか 遠く遠くのどっか 狭いまちを飛び出して 今日はよそで寝よう 少し勇気を出して 知らん人と話して 子供に戻ったように わがままも言える 財布が軽くなって 両足は重くなって 心が満ちる時間 家が恋しくなって 遊び疲れて帰ればいい |
月光 (feat. はるまきごはん)ガラクタばかりを集めて ボロ切れひとつを被せた 醜い形をしたレプリカ 誰かが紡いだ言葉を 誰かが奏でた音色を 歪にコラージュした偽物 一番最初はベイルの中 革新的な少年の愛情が 僕ら気付いたらもう見えなくなる おもちゃを無くした子供が泣いている どうしてだろう? あのスポットライトに照らされている その背中はまたこの手から遠ざかっていく あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 一人になって一人になって くすんだ夢を見続けてしまった なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって その心臓が放つ血液には 僕だけの怒りがあった 足りないのなんだったんだろう 神様に聞いてきたあとで 堕天使の弓矢に口止めされた 初めから知っていたんだよ 忘れた芝居をしてんだよ 貰いもんの剣を抱きしめている 何十回目の失望だろう? いっそ何もかもを捨ててしまいたいと きっと最後は何も残らない 愛も、紡いだ音も、名前も朽ちていく どうしてだろう? この胸の奥にこびり付いている 冬の夜の静寂に似た孤独を あなたはきっと知りもしないで 一人星を見ていた 赤い目の僕に気も留めないまま 隣に立ったあなたは遠くて くすんだ夢も見えなくなってしまって それでも追い続けて 偽物だって、真実(ほんとう)だって 今振り返ればただそこには ぼやけた記憶があった 廃物と化したアイロニー クリシェを抜け出したいのに 「また誰かの焼き直し?」 数多の星の屑たち 沈み消えゆくユースタシー 無慈悲な月の光 「アイデンティティさえまやかし?」 「盗んででも愛が欲しい?」 羊のような雲が浮かんだ昼すぎ 懐かしい歌が風に揺れている あなたの声で教えて貰った言葉 今でも忘れぬように 書き留めてる同じことを あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 時間が経って時間が経って 振り返る時目を逸らさぬように なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって 醒めぬ夢を追っていった先には 僕だけの光が、ずっと | キタニタツヤ | キタニタツヤ・はるまきごはん | キタニタツヤ・はるまきごはん | キタニタツヤ・はるまきごはん | ガラクタばかりを集めて ボロ切れひとつを被せた 醜い形をしたレプリカ 誰かが紡いだ言葉を 誰かが奏でた音色を 歪にコラージュした偽物 一番最初はベイルの中 革新的な少年の愛情が 僕ら気付いたらもう見えなくなる おもちゃを無くした子供が泣いている どうしてだろう? あのスポットライトに照らされている その背中はまたこの手から遠ざかっていく あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 一人になって一人になって くすんだ夢を見続けてしまった なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって その心臓が放つ血液には 僕だけの怒りがあった 足りないのなんだったんだろう 神様に聞いてきたあとで 堕天使の弓矢に口止めされた 初めから知っていたんだよ 忘れた芝居をしてんだよ 貰いもんの剣を抱きしめている 何十回目の失望だろう? いっそ何もかもを捨ててしまいたいと きっと最後は何も残らない 愛も、紡いだ音も、名前も朽ちていく どうしてだろう? この胸の奥にこびり付いている 冬の夜の静寂に似た孤独を あなたはきっと知りもしないで 一人星を見ていた 赤い目の僕に気も留めないまま 隣に立ったあなたは遠くて くすんだ夢も見えなくなってしまって それでも追い続けて 偽物だって、真実(ほんとう)だって 今振り返ればただそこには ぼやけた記憶があった 廃物と化したアイロニー クリシェを抜け出したいのに 「また誰かの焼き直し?」 数多の星の屑たち 沈み消えゆくユースタシー 無慈悲な月の光 「アイデンティティさえまやかし?」 「盗んででも愛が欲しい?」 羊のような雲が浮かんだ昼すぎ 懐かしい歌が風に揺れている あなたの声で教えて貰った言葉 今でも忘れぬように 書き留めてる同じことを あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 時間が経って時間が経って 振り返る時目を逸らさぬように なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって 醒めぬ夢を追っていった先には 僕だけの光が、ずっと |
キュートアグレッション他人の痛みには鈍感で 自分の痛みには敏感な僕ら 思春期に壊れちゃって 直せなくなった 止まない春の狂躁で 蓋してられない衝動がリークしていく 僕も壊したいなあ 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して こんな化け物にだって 親がいたりするんだ 無責任な人もいるね 可哀想って言葉に沿って 日々を装ってりゃ満足そうで カメリアコンプレックスをくすぐる為に 愛を浪費している 一見してみれば寛容で はみ出す僕らには狭量な世界は hocus-pocusって言うんだ 大人はみんなペテン師さ! 殖えたいという本能と 征服したいという劣情を隠している 僕にはできないなあ 忘れたいほどの過去など 忘れられるほどの痛みと呪いで 上書きしたいよ 同情の余地もないほど 気味の悪い 君の張り付けた泣き顔を 踏み躙ってみたいな 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって かったりいアイミスユーとか いらない、僕たちは ルサンチマンが煮凝ったドス黒い愛を 八つ当たりみたいに ぶつけて、毟り合う くだらない泥試合に夢中になった やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 他人の痛みには鈍感で 自分の痛みには敏感な僕ら 思春期に壊れちゃって 直せなくなった 止まない春の狂躁で 蓋してられない衝動がリークしていく 僕も壊したいなあ 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して こんな化け物にだって 親がいたりするんだ 無責任な人もいるね 可哀想って言葉に沿って 日々を装ってりゃ満足そうで カメリアコンプレックスをくすぐる為に 愛を浪費している 一見してみれば寛容で はみ出す僕らには狭量な世界は hocus-pocusって言うんだ 大人はみんなペテン師さ! 殖えたいという本能と 征服したいという劣情を隠している 僕にはできないなあ 忘れたいほどの過去など 忘れられるほどの痛みと呪いで 上書きしたいよ 同情の余地もないほど 気味の悪い 君の張り付けた泣き顔を 踏み躙ってみたいな 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって かったりいアイミスユーとか いらない、僕たちは ルサンチマンが煮凝ったドス黒い愛を 八つ当たりみたいに ぶつけて、毟り合う くだらない泥試合に夢中になった やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して |
私が明日死ぬなら 私が明日死ぬなら、いくつか悔やむことがあるでしょう あの人に冷たくしたこと、死ぬことを恐れすぎたこと 私が明日死ぬなら、誰にどれだけの感謝をしよう 冗談で言う「死ね」の言葉、冗談で済んでくれたこと 私が明日死ぬなら、少し先の未来を夢見よう 新しく生まれる命は、まだ私より尊いでしょう 私が明日死ぬなら、世界を呪う言葉を残そう 今日という日のつまらなさも、音楽にして救われましょう 「私に見向きもしないでいてくれてありがとう!」 約束だよ もしも自分を傷つけたくなってしまったら 約束だよ 私に触れた時のやさしさを思い出してよ もしも、 あなたが明日も生きたら 好きな服を着て出かけてみよう あなたが明日も生きたら 嫌いな色全部塗りつぶそう あなたが明日も生きたら 昨日になる今日さえ愛おしい 地獄の中でたまに笑おう あなたが明日も生きるなら 私が明日死ぬなら、もう写真を眺めるのは止そう 髪を切った日の午後のように、あなたに会いたくなるのでしょう 私が明日死ぬなら、しばらく誰も気づかないでしょう ポストに溜まった不在票が墓標の代わりになるでしょう 私が明日死ぬなら、残されたあなたを惟よう 悲しみだけ花束にして、一緒に燃やしてくれるでしょう 私が明日死ぬなら、明々後日は日々に戻りましょう 動き出す世界の晴れ間に、その綺麗な目を細めるでしょう 例えばいつか にわか雨の寂しさがあなたを襲っても 大丈夫かな こんな歌でも傘にしてどうにかやり過ごすんだよ 約束だよ 呼吸の仕方を上手に思い出せないなら 約束だよ 呟くように、歌うように、涙を吐き出してよ 聴いて、 あなたが明日も生きたら もう明後日も同じことでしょう あなたが明日も生きたら 誕生日のように暮らしましょう あなたが明日も生きたら 変わらず苦しい日々を見つめ この歌と小指を結んで あなたは明日も生きていくんだ 約束だよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Naoki Itai(MUSIC FOR MUSIC)・Tatsuya Kitani | 私が明日死ぬなら、いくつか悔やむことがあるでしょう あの人に冷たくしたこと、死ぬことを恐れすぎたこと 私が明日死ぬなら、誰にどれだけの感謝をしよう 冗談で言う「死ね」の言葉、冗談で済んでくれたこと 私が明日死ぬなら、少し先の未来を夢見よう 新しく生まれる命は、まだ私より尊いでしょう 私が明日死ぬなら、世界を呪う言葉を残そう 今日という日のつまらなさも、音楽にして救われましょう 「私に見向きもしないでいてくれてありがとう!」 約束だよ もしも自分を傷つけたくなってしまったら 約束だよ 私に触れた時のやさしさを思い出してよ もしも、 あなたが明日も生きたら 好きな服を着て出かけてみよう あなたが明日も生きたら 嫌いな色全部塗りつぶそう あなたが明日も生きたら 昨日になる今日さえ愛おしい 地獄の中でたまに笑おう あなたが明日も生きるなら 私が明日死ぬなら、もう写真を眺めるのは止そう 髪を切った日の午後のように、あなたに会いたくなるのでしょう 私が明日死ぬなら、しばらく誰も気づかないでしょう ポストに溜まった不在票が墓標の代わりになるでしょう 私が明日死ぬなら、残されたあなたを惟よう 悲しみだけ花束にして、一緒に燃やしてくれるでしょう 私が明日死ぬなら、明々後日は日々に戻りましょう 動き出す世界の晴れ間に、その綺麗な目を細めるでしょう 例えばいつか にわか雨の寂しさがあなたを襲っても 大丈夫かな こんな歌でも傘にしてどうにかやり過ごすんだよ 約束だよ 呼吸の仕方を上手に思い出せないなら 約束だよ 呟くように、歌うように、涙を吐き出してよ 聴いて、 あなたが明日も生きたら もう明後日も同じことでしょう あなたが明日も生きたら 誕生日のように暮らしましょう あなたが明日も生きたら 変わらず苦しい日々を見つめ この歌と小指を結んで あなたは明日も生きていくんだ 約束だよ |
次回予告 始業のベルで僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「いけ、たたかえ、まけないで!」 「せいぎはかつ、まけたらわるもの?」 子供の夢で彩られた大人たちの朝 何故こんなにも許せない? 受け入れたこれまでの日々を (来週の君は負け犬です!) (20年後の君も以下同文です!) ネタバラシでさえ書き換える 幕が上がる また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を また朝が来て僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「行け、戦え、負けないで?」 「正義は勝つ、負けたら悪者!」 生きてることが偉いなんて嘘は ここじゃあ意味をなさない いつの間にか毎日を安っぽいクリシェで満たして このゲームから降りたふりでやり過ごして、何が幸福? 理由もなくこの世界は在るし 理由もなく僕らを嘲るし 理由もなく生まれ生きたしるしを どこかに置いていかなくちゃ 履き潰した靴の底のように 進めば擦り減る僕らの未来 結末の見えた物語を 少しは愛せるように また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を エンディングの時間が来たよ 今日も楽しんでくれたかな 次回も同じ日々が来るよ 来週もまた乞うご期待 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 始業のベルで僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「いけ、たたかえ、まけないで!」 「せいぎはかつ、まけたらわるもの?」 子供の夢で彩られた大人たちの朝 何故こんなにも許せない? 受け入れたこれまでの日々を (来週の君は負け犬です!) (20年後の君も以下同文です!) ネタバラシでさえ書き換える 幕が上がる また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を また朝が来て僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「行け、戦え、負けないで?」 「正義は勝つ、負けたら悪者!」 生きてることが偉いなんて嘘は ここじゃあ意味をなさない いつの間にか毎日を安っぽいクリシェで満たして このゲームから降りたふりでやり過ごして、何が幸福? 理由もなくこの世界は在るし 理由もなく僕らを嘲るし 理由もなく生まれ生きたしるしを どこかに置いていかなくちゃ 履き潰した靴の底のように 進めば擦り減る僕らの未来 結末の見えた物語を 少しは愛せるように また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を エンディングの時間が来たよ 今日も楽しんでくれたかな 次回も同じ日々が来るよ 来週もまた乞うご期待 |
ずうっといっしょ! 充電器を貸して!またあなたのせいであたしすり減った 終電見逃してまたあたしのせいで帰れなくなった 繋がっていようね、消耗戦に持ち込んで お互いに足を引っ張ったアオハル 沈殿した思い出でずうっといっしょ! 参観日にだって誰からも見られていない気がしたんだ 散々シニカって昼の街に期待しないようにしたんだ そうやって守った孤独さえめちゃくちゃになった あたしいつだって死にたくて仕方ない こんな顔だいじにしたいと思えないもん 共に過ごした日々が ささやかな幸せが かけがえのないトラウマになってたらいいな はなればなれなんて誰かが吐かせたバグだよね? あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も グロい履歴の中でずうっといっしょ! もうちょっとふつうに悲しいこと悲しいと思いたかった 長調のチューンに感情委託して楽になりたかった 「せいぜい一生懸命に生きてくださいね」 あたしいつだって死にたくて仕方ない あんな歌の言いなりになっていたくないの あなただけひとりで あたしの目を盗んで 幸せになろうなんて思わないで 髪を乾かしてくれた夜から あたしは壊されたんだよ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ 外れなくなってしまった指輪みたいに 何度もずっとフラッシュバックしている、最低だよ 一緒に居た時の方があたし可愛かったなあ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も 他の誰かと眠っていても お揃いの悪夢でずうっといっしょ! | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 充電器を貸して!またあなたのせいであたしすり減った 終電見逃してまたあたしのせいで帰れなくなった 繋がっていようね、消耗戦に持ち込んで お互いに足を引っ張ったアオハル 沈殿した思い出でずうっといっしょ! 参観日にだって誰からも見られていない気がしたんだ 散々シニカって昼の街に期待しないようにしたんだ そうやって守った孤独さえめちゃくちゃになった あたしいつだって死にたくて仕方ない こんな顔だいじにしたいと思えないもん 共に過ごした日々が ささやかな幸せが かけがえのないトラウマになってたらいいな はなればなれなんて誰かが吐かせたバグだよね? あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も グロい履歴の中でずうっといっしょ! もうちょっとふつうに悲しいこと悲しいと思いたかった 長調のチューンに感情委託して楽になりたかった 「せいぜい一生懸命に生きてくださいね」 あたしいつだって死にたくて仕方ない あんな歌の言いなりになっていたくないの あなただけひとりで あたしの目を盗んで 幸せになろうなんて思わないで 髪を乾かしてくれた夜から あたしは壊されたんだよ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ 外れなくなってしまった指輪みたいに 何度もずっとフラッシュバックしている、最低だよ 一緒に居た時の方があたし可愛かったなあ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も 他の誰かと眠っていても お揃いの悪夢でずうっといっしょ! |
ウィスパー誰にも聞こえない叫びを 友だちさえ知らない、透き通る翼を 隠していた 溶けてく飴玉、寂しくて 大人へと近づく つま先で立ってる あたたかな太陽さえ眩しくて疎ましく思えてしまうこと 自分だけが間違いを抱えてる気がして悲しくもなるけど 弱さを抱えた僕たちに でも孤独を愛せる僕たちに おまじないのメロディをくれるような 秘密の逃げ場所があるよ 教科書を閉じた僕たちに 悪いことを知りたい僕たちに 自分らしさのリズムをくれるような 小さく響くささやきを いつも 泣いている君の目頭を拭って 笑っている君の今を彩って いつも 開いた口から溢れそうな弱音を 歌が上書きして、少し楽になる 走り出した僕らの追い風になる音 隠した幼い羽、今なら飛べるかな 天使たちがくれたやさしい思い込みの歌を 空からばら撒こう、街じゅうに積もるほど 互いを知りたい僕たちに でも傷を負いすぎた僕たちに 柔らかなハーモニーをくれるような 手探りの言葉があるよ 靴擦れが痛む僕たちに それでも歩いてゆく僕たちに 生きることを手伝ってくれるような 小さく響くささやきを いつも 泣いている君の目頭を拭って 笑っている君の今を彩って いつも 開いた口から溢れそうな弱音を 歌が上書きして、少し楽になる | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 誰にも聞こえない叫びを 友だちさえ知らない、透き通る翼を 隠していた 溶けてく飴玉、寂しくて 大人へと近づく つま先で立ってる あたたかな太陽さえ眩しくて疎ましく思えてしまうこと 自分だけが間違いを抱えてる気がして悲しくもなるけど 弱さを抱えた僕たちに でも孤独を愛せる僕たちに おまじないのメロディをくれるような 秘密の逃げ場所があるよ 教科書を閉じた僕たちに 悪いことを知りたい僕たちに 自分らしさのリズムをくれるような 小さく響くささやきを いつも 泣いている君の目頭を拭って 笑っている君の今を彩って いつも 開いた口から溢れそうな弱音を 歌が上書きして、少し楽になる 走り出した僕らの追い風になる音 隠した幼い羽、今なら飛べるかな 天使たちがくれたやさしい思い込みの歌を 空からばら撒こう、街じゅうに積もるほど 互いを知りたい僕たちに でも傷を負いすぎた僕たちに 柔らかなハーモニーをくれるような 手探りの言葉があるよ 靴擦れが痛む僕たちに それでも歩いてゆく僕たちに 生きることを手伝ってくれるような 小さく響くささやきを いつも 泣いている君の目頭を拭って 笑っている君の今を彩って いつも 開いた口から溢れそうな弱音を 歌が上書きして、少し楽になる |
ユーモア乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 きみのおどけた声がききたい ぬるい陽だまりをひとりで歩いて 飼い慣らせないままのさびしさがある 強い風の日の急ぎ足の雲に 追いつくようにきみは走り去った 波の音が永遠に響く海 歌うように跳ねる砂が足を舐める 乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 きみのおどけた声がききたい やさしいユーモアをもっと教えて くだらないジョークをいくつもまじえて 悲しい話をうまいことごまかす 散らかる心の部屋を片付けて 余白を生むようにきみの詩は在った 僕たちは永遠でいられない それでも言葉の残響は名残る 束ねた花に煩いがほどけていくように きみから見た世界は柔らかい ゆるむ頬で真似してうたう 抱きしめあえない星座たち 夜の隔たりの距離を詩は渡っていく 乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 冷蔵庫の音がうるさい きみのおどけた声はもうきけない きみのユーモアを覚えておこう | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | トオミヨウ | 乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 きみのおどけた声がききたい ぬるい陽だまりをひとりで歩いて 飼い慣らせないままのさびしさがある 強い風の日の急ぎ足の雲に 追いつくようにきみは走り去った 波の音が永遠に響く海 歌うように跳ねる砂が足を舐める 乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 きみのおどけた声がききたい やさしいユーモアをもっと教えて くだらないジョークをいくつもまじえて 悲しい話をうまいことごまかす 散らかる心の部屋を片付けて 余白を生むようにきみの詩は在った 僕たちは永遠でいられない それでも言葉の残響は名残る 束ねた花に煩いがほどけていくように きみから見た世界は柔らかい ゆるむ頬で真似してうたう 抱きしめあえない星座たち 夜の隔たりの距離を詩は渡っていく 乾いた空に雨雲が押し寄せるように 涙があふれそうになる夜 冷蔵庫の音がうるさい きみのおどけた声はもうきけない きみのユーモアを覚えておこう |
あなたのことをおしえてあなたのことをおしえて 好きな音楽とか、嫌いな人とか あなたの未来を見せて 守りたいもの、抗いたいこと 36度の受動態が仮面の下で泣いている あなたはもう何も差し出さなくてもいいと思うよ ささやかでも世界を憎むことを許してあげよう だから、 どうか生きて、笑って、泣いて 少しでも多く 胸の奥、眠っている壮大なストーリー 僕に見せてくれ ありったけの悲しみ全部 この歌に蒔いた 水を遣って、その涙で あなたのことをおしえて あなたの好きな言葉で どうか生きて、笑って、泣いて 少しでも多く 胸の奥、眠っている壮大なストーリー 僕に見せてくれ ありったけの悲しみ全部 この歌に蒔いた 優しさを明け渡し奪われてきた あなたにはわかるでしょう? あなたの歌をきかせて 失くさないように抱えている 秘密をおしえて あなたの気持ちを分けて 僕の悲しみを育てて、その涙で | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | あなたのことをおしえて 好きな音楽とか、嫌いな人とか あなたの未来を見せて 守りたいもの、抗いたいこと 36度の受動態が仮面の下で泣いている あなたはもう何も差し出さなくてもいいと思うよ ささやかでも世界を憎むことを許してあげよう だから、 どうか生きて、笑って、泣いて 少しでも多く 胸の奥、眠っている壮大なストーリー 僕に見せてくれ ありったけの悲しみ全部 この歌に蒔いた 水を遣って、その涙で あなたのことをおしえて あなたの好きな言葉で どうか生きて、笑って、泣いて 少しでも多く 胸の奥、眠っている壮大なストーリー 僕に見せてくれ ありったけの悲しみ全部 この歌に蒔いた 優しさを明け渡し奪われてきた あなたにはわかるでしょう? あなたの歌をきかせて 失くさないように抱えている 秘密をおしえて あなたの気持ちを分けて 僕の悲しみを育てて、その涙で |
なくしもの「深い霧の中を灯りもつけずに ふら、ふらり、ひとりさまよい 無邪気な子どもがそう望んだから 気まぐれで手折られた花ひとつ 『ここは遺失物係です』 『何を失くされましたか』 『場所はどこら辺か、心当たりは』 すっからかんの頭とすっからかんのカバンの 底は抜けていた どこをどう歩いてきたっけ? 何を失くしたのかさえもわからなくて けれど大事にしてたことは憶えていて いつか誰かが拾ってくれるでしょうか 探し続けていたら がらんどうに向き合えたら いつか生きててよかったと思えるでしょうか 天から賜るこの不幸せに 前触れも、筋合いもない ふわり舞った蝶がふと疎ましくて 徒に毟られた翅ひとつ ただ生きていたって意味がさして無いように思えて 諦めることばかり考えます なんとなくまた目覚めてなんとなく寝落ちている ひとつも戻らなかったカバンの中 明日も明後日もそうでしょう 大事なものが幾つもあって ひとつさえ失くしたくなくて ちゃんと抱えて歩いてきたのに 気づいたら空っぽだ 生きることってなんですか? 何を失くしたのかさえもわからなくて けれど大事にしてたことは憶えていて いつか誰かが拾ってくれるでしょうか 探し続けていたら がらんどうに向き合えたら いつか生きててよかったと思えるでしょうか ただ生きていたっていいやと笑えるでしょうか」 誰かを踏み潰す雨が止みますように。 差しのべられた手をちゃんと取れますように。 失くしものをあなたと見つけられますように。 いつか、いつか、いつか、いつか、 いつか。 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 「深い霧の中を灯りもつけずに ふら、ふらり、ひとりさまよい 無邪気な子どもがそう望んだから 気まぐれで手折られた花ひとつ 『ここは遺失物係です』 『何を失くされましたか』 『場所はどこら辺か、心当たりは』 すっからかんの頭とすっからかんのカバンの 底は抜けていた どこをどう歩いてきたっけ? 何を失くしたのかさえもわからなくて けれど大事にしてたことは憶えていて いつか誰かが拾ってくれるでしょうか 探し続けていたら がらんどうに向き合えたら いつか生きててよかったと思えるでしょうか 天から賜るこの不幸せに 前触れも、筋合いもない ふわり舞った蝶がふと疎ましくて 徒に毟られた翅ひとつ ただ生きていたって意味がさして無いように思えて 諦めることばかり考えます なんとなくまた目覚めてなんとなく寝落ちている ひとつも戻らなかったカバンの中 明日も明後日もそうでしょう 大事なものが幾つもあって ひとつさえ失くしたくなくて ちゃんと抱えて歩いてきたのに 気づいたら空っぽだ 生きることってなんですか? 何を失くしたのかさえもわからなくて けれど大事にしてたことは憶えていて いつか誰かが拾ってくれるでしょうか 探し続けていたら がらんどうに向き合えたら いつか生きててよかったと思えるでしょうか ただ生きていたっていいやと笑えるでしょうか」 誰かを踏み潰す雨が止みますように。 差しのべられた手をちゃんと取れますように。 失くしものをあなたと見つけられますように。 いつか、いつか、いつか、いつか、 いつか。 |
まなざしは光雨降り、小さな傘に身を隠す僕に 薄明かりがひとすじ またひとつ諦める、身体は軽くなる 足元に引いた線の向こうから手を振る人 きみが笑うだけでどうしてこんなにも 過去の自分がほどかれるのだろう この感情には名前があるらしい 心臓がうるさい きみと目があうたび、指が触れあうたび 僕の奥の奥まで見つけてもらえたような気がした 言葉を交わすたび、同じ景色を見るたび 僕を照らしてくれるきみのこと、もっと知りたくなるよ あの入道雲さえ突き破って真っ直ぐ泳ぎ渡ってきた 眩しくて、でもあたたかな きみのまなざしは光だ 傷つくことも、傷つけられることも 足元に引いた線の中で逃げてきたけど 雨降り、小さな傘に身を隠してそぼ濡れていた 僕をそっと暖めるような光がさす 目を細めて見上げた先 どんな言葉でも足らないほどに愛しい 子供みたいな笑み どうしようもないくらい 自分でも怖いくらい もうこの目を逸らせない きみのまなざしの全てが欲しい きみと目があうたび、指が触れあうたび 僕の奥の奥まで見つけてもらえたような気がした 言葉を交わすたび、同じ景色を見るたび 僕を照らしてくれるきみのこと、もっと知りたくなるよ あの入道雲さえ突き破って真っ直ぐ泳ぎ渡ってきた 眩しくて、でもあたたかな きみのまなざしは光だ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 雨降り、小さな傘に身を隠す僕に 薄明かりがひとすじ またひとつ諦める、身体は軽くなる 足元に引いた線の向こうから手を振る人 きみが笑うだけでどうしてこんなにも 過去の自分がほどかれるのだろう この感情には名前があるらしい 心臓がうるさい きみと目があうたび、指が触れあうたび 僕の奥の奥まで見つけてもらえたような気がした 言葉を交わすたび、同じ景色を見るたび 僕を照らしてくれるきみのこと、もっと知りたくなるよ あの入道雲さえ突き破って真っ直ぐ泳ぎ渡ってきた 眩しくて、でもあたたかな きみのまなざしは光だ 傷つくことも、傷つけられることも 足元に引いた線の中で逃げてきたけど 雨降り、小さな傘に身を隠してそぼ濡れていた 僕をそっと暖めるような光がさす 目を細めて見上げた先 どんな言葉でも足らないほどに愛しい 子供みたいな笑み どうしようもないくらい 自分でも怖いくらい もうこの目を逸らせない きみのまなざしの全てが欲しい きみと目があうたび、指が触れあうたび 僕の奥の奥まで見つけてもらえたような気がした 言葉を交わすたび、同じ景色を見るたび 僕を照らしてくれるきみのこと、もっと知りたくなるよ あの入道雲さえ突き破って真っ直ぐ泳ぎ渡ってきた 眩しくて、でもあたたかな きみのまなざしは光だ |
カルチャー ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、ユーチューブじゃもらえないよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー ね、そうだろべいべー モ**の前でおしゃべりしてるだけの人たち ムカつく「****」は顔出し晒してもいいらしい ここでぶっちゃけたいが 在*****2世のおれの***もまた**フォビアでさ(えー?) 自分とこで痛みのリレー止めんのはムズいらしい 「なんとなく嫌」「なんとなく怖い」 そんなフォビアをアンインストールしたい 粛々と考える そうやって歳をとる ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、ツイッターにゃ荷が重いよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー 「少子化は若い**たちのせい」 「治安の悪化は****のせい」 「戦争は茶番、DSのやらせ」 歯止めのないネットミーム 誰かの描いた物語をありがたく聴いてそれだけをただ丸呑む 「真実」がぼくらの望む形をしてくれていたら、ちょっと危険かもね 「あいつらが悪い」「あいつらはずるい」 って二元論で片付くストーリーじゃない から考え続ける ハンナおばちゃんもゆってる(^-^)v ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、無くたって君はすごいよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー ね、そうだろべいべー ポピュリストも拳銃も キャッチーすぎる熱狂は長続きしないもんよ ぼくらにはカルチャー ひ孫にさえ届くように どうせ逃げれぬ現実を楽しく見つめれるように ぼくらにはカルチャー  | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、ユーチューブじゃもらえないよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー ね、そうだろべいべー モ**の前でおしゃべりしてるだけの人たち ムカつく「****」は顔出し晒してもいいらしい ここでぶっちゃけたいが 在*****2世のおれの***もまた**フォビアでさ(えー?) 自分とこで痛みのリレー止めんのはムズいらしい 「なんとなく嫌」「なんとなく怖い」 そんなフォビアをアンインストールしたい 粛々と考える そうやって歳をとる ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、ツイッターにゃ荷が重いよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー 「少子化は若い**たちのせい」 「治安の悪化は****のせい」 「戦争は茶番、DSのやらせ」 歯止めのないネットミーム 誰かの描いた物語をありがたく聴いてそれだけをただ丸呑む 「真実」がぼくらの望む形をしてくれていたら、ちょっと危険かもね 「あいつらが悪い」「あいつらはずるい」 って二元論で片付くストーリーじゃない から考え続ける ハンナおばちゃんもゆってる(^-^)v ぼくらはマターリ進んでいく、少しずつ理性を耕していく 「気づき」も「目覚め」も、無くたって君はすごいよ 一歩ずつユクーリ学んでいく、間違えるたんび直していく マジでかったるくて苦しい、でも日々育っていくデモクラシー ね、そうだろべいべー ポピュリストも拳銃も キャッチーすぎる熱狂は長続きしないもんよ ぼくらにはカルチャー ひ孫にさえ届くように どうせ逃げれぬ現実を楽しく見つめれるように ぼくらにはカルチャー |