Tatsuya Kitani編曲の歌詞一覧リスト  12曲中 1-12曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
よろこびのうたキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani僕だけ言葉が通じないみたいだ 誰のせいかなんてわかっているけど なぜ僕はここまで続いてしまった? 優しい友達がいたからかな  数えきれない痛みたちと 片手で足るよろこびの欠片 続けるか終わるかのどっちかひとつを 選び取る自由に疲れたよ  消えてしまえたら よかったのにな  僕らはみんな寂しくて 生きることがへたくそだった 涙がとうに涸れたから 終わる場所を探しているんだ  よろこびのうた 抱きしめるように 歌う
振り子の上でキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitaniあるいは双子のように あるいは愛しあう恋人のように あるいは憎み相争い拒絶するように あるいは僕と君のように  まるで 誰の憐れみもうざったいのに ひとりで食べた飯は不味いとか 僕と僕が喧嘩しているような日々 悲しくて笑えてしまうくらい  ささやかな幸福の贅肉がついた心を 責め立てるようによろこびのうたを歌う  消えてしまいたいと願う朝が 生きていてよかったと咽ぶ夜に塗り潰され 感情の振り子の上で僕らは暮らす
PINKキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitaniはぁ 嫌味なくらい美しく咲いている 何を食って何を消化しているのか 散らばった愛の吸い殻に舌打ち 花見客はそういや何処に消えてしまった?  肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 樹の下に集る百鬼夜行 夏の灯の羽虫たち 美しさの糧になりたいみたい  異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる化け物さ  花冷えの曇り空に赤い血が染み込んだような あどけない薄紅の残酷さに毀たれた日 誰かが歌ってた 神の手はにじむピンク 無数の手指で天を撫でる フラクタルが飲み込む春  肺いっぱいに吸い込んだ 喉が焼けるほどまで 執拗にあんたで痛みたい 生まれる前に戻りたい 長い蛇足の今を 美しさに捧げて終わりたい、あー  異常なんだよ、ほら 気づいていないんだ、だあれも 気が狂いそうなほどの鮮やかさに あの樹の下にはXXXが埋まっている! あんたと同じもん食ってる  いったいどれほど失ったんかなあ 不安と憂鬱におはよう これでいい、おれに幸福は似合わない 空っぽの良心で うつろになった目で あんたの中身のピンクを眺めていたい
夜警キタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani真っ赤な眼の高層ビルがまばたきしている 夜をこするように立つ 不出来な世界を腐している  輝きなんてひとつたりとも無い生活が 灯す明かりの群れが綺麗だね  鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない  みんな眠っている 幹線道路も、恋人の肌も みんな眠っている  だらだらと終わっていく最中の景色 僕らは緩い滑り台の上  視界の先の先の先まで ぼかす淡い幸福のベールで 盲いた僕らは可能性を手放した 機能しないアミグダラ、下垂 トーラス都市の放射冷却 どろり粘る風が吹く前に 逃げだしたい 逃げだしたい  鼓膜の奥の奥の奥まで 浸すぬるい音の無い夜 甘い匂い、誰も幸福に飢えている 凍りつく野生の常夜灯 千日手に陥る世界 引き分ける相手もいないよ 誰もいない 誰もいない  悲しくない? 寂しくない? 虚しくない? 途方もない現実の葬列、葬列、葬列、葬列
聖者の行進GOLD LYLICキタニタツヤGOLD LYLICキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitaniパッと見綺麗な幸福の偽装 メッキが剥がれ落ちた 一枚の薄皮隔てた先で グロいものがなんか呻いていた  人間の間に沈殿した どす黒いものが暴発する日 それにずっと怯える僕達は 緩慢な死の最中にあるみたいだ  無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる  全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 破壊でもなく救済でもなく 全てを均す聖者の行進 打ちのめされてしまった僕らの 憂いを払ってくれ、なぁ  どうして僕たちの幸福の種は 一向に芽吹かないの? 一体どれくらいの暗い闇の底で 泣いてもがいて過ごしたらいい?  山積みの不幸の上に立つ 見せかけの理想、薄ら寒いね 平穏な日々は帰ってこない 熱狂をもたらす僕らのマーチングバンド  産声を上げた日から 悲しみを知った日から 僕らは擦り切れていった  無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる  全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 向かう先で待っているのが 楽園だろうが地獄だろうが このパレードは進み続けるだけ 怒りや悲しみの歌を歌いながら  跋扈する悪魔を踏み潰して 震える心臓が止まってしまうまで
ハイドアンドシークキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani向こう岸のことやら、くだんないことばかり恐れて ありもしない正しさの奴隷さ チャチな走光性夏の夜の火に身を焦がして 音も立てずに散って逝く、あの羽虫のように終わりたいんだ  追えば追うほどに逃げてしまう あの太陽へと近づいて、羽根の溶ける音を聴く 丸々と肥えた自意識で臆病な僕らが身を隠したって無駄 彼は天井から見ている すぐに見つかってゲームは終いさ  逃げ切れなくなって僕ら 騙されていく騙されていく 見せかけの太陽に皆 喰われちまって壊れちまって 正しさはもうどこにもないんだ  どうして天の賜った言葉の導くままに歩めないのか? 為す術なく塔は落ちる、んで馬鹿はいつも悲劇を招く 分断され惑うばかり 孤独な僕らの怯えた眼、白く濁ってたんだ  燃えるピアノ、破られた絵画 四肢を失くした踊り子が喘いでいる 些細な悪意が群がって、蓮のように醜く爛れた国で 息を潜めて  逃げ切れなくなって僕ら 騙されていく騙されていく 見せかけの太陽に皆 喰われちまって壊れちまって 正しさはもうどこにもなくて  上手く隠れたはずなのに 足音がすぐそこに来ている 僕らの頭上にずっと 生温い視線が向いている 一人として逃げれやしないんだ  顔を上げて鬼と目が合って 慈しみの罰が下るまで  向こう岸のことやら、くだんないことばかり恐れて 孤立していく僕らは何に縋って生きてゆくのだろう?
パノプティコンキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitaniどうなってんだよこれ! 鉄柵の奥の道化を笑ってたはずが 目を覚ましたら自分の番なんてさ、笑えないね 斬奸状は後回し 誰も彼も正義を持て余している 青白い顔の群れは怯えた眼をしていた  切り離されて人肌を忘れてしまった僕らの 心がいつか機能不全を起こしてしまった  七十億と少しの孤独が寄り集まって 猜疑心だけが募って、この手は冷え切ってしまった パノプティコンの向こうで歪んだ笑い声が聞こえる気がした 排気ガス塗れの僕らの頭上、救いの糸は無いんだ  善意でできた道がどうやら地獄の方へと続いてた、なんて ずっと前からわかっていたんだ 無邪気さゆえ手がつけれないんだ  孤独を自ら招いて自壊する 致命的なバグを抱えた僕らの業は 百年足らずじゃ清算できないね  もつれた足で彷徨うことを止め、地下室へ逃げても テレスクリーンから無数の眼に覗かれているんだ  七十億と少しの孤独が寄り集まって 誰も信じれなくなって、温もりを忘れてしまった パノプティコンの向こうで歪んだ笑い声が聞こえる気がした 蓮の花の上に座した悪意 蜘蛛は潰されていたんだ  正義の奴隷になって些末な悪に火を放っていた彼らもまた、 ガス室へ消えていく どこから見ているの? きっと途方もない悪意を孕んでいるんだろう?  七十億と少しの孤独が寄り集まって 猜疑心だけが募って、この手は冷え切ってしまった パノプティコンの向こうで歪んだ笑い声が聞こえる気がした 誰かがあの蜘蛛を徒に踏み潰したその日から 排気ガス塗れの僕らの頭上、救いの糸は無いんだ
デッドウェイトキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani誰かに褒められたあの日も 嘲り罵られたあの日も 全て素敵な思い出だよ 嬉しくも悲しくもないけど  何年かが経った今日まで ずっとこびりついてる 足取りは重くなっていく  この身に残されたのは、吐き出せない澱だけ  どれだけ背負えば終わり? 数えていたらキリが無い程 数多の呪いが纏わりついて 否定も肯定も同じ 真綿で首を絞めるように 少しずつ僕の心臓が軋んでいくみたいだ  愛を契り合ったあの日も 裏切り裏切られたあの日も 全て素敵な思い出だよ 時折恐ろしくなるけど  何十年か経ったとしても 忘れられないんだろう 呪いが僕を縛っていく  全てを抱えていくには、この器じゃ足りない  どれだけ背負えば終わり? 数えていたらキリが無い程 数多の呪いが纏わりついて 否定も肯定も同じ 真綿で首を絞めるように 少しずつ僕の心臓が軋んでいく  「優しい人であれ」と明日の僕を見張って 「お前には無理だ」と昨日の僕を見限ってきた 傷口に膿が溜まるような 数多の呪いで心臓が潰されていくんだ
人間みたいねGOLD LYLICキタニタツヤGOLD LYLICキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitaniあなたの優しさは涸れてしまって 同じ生き物じゃなくなったみたいだ それでも誰かの代わりで良かったのに どうやらそれも叶わない  悲しみの形がわかっていった あなたに見合うのはもっと奥の、暗く深い地獄だよ 壊れたら元には戻らないこと、わかっているでしょう?  あなたまるで人間みたいね けだもののくせにさ 脳の奥がさ、冷えてくのがわかるんだ わたしと同じように誰かを愛せた気になっても それじゃ駄目だよ お揃いの悪夢の中で会える日を待ってるから  夾竹桃の花のように鮮やかな記憶の毒がまわり始めた あなたの優しさが涸れてしまった日が焼きついて離れなくて  誰一人愛せた覚えが無いよ わたしはあの日から知ってしまった 暗く深い孤独を かじかんだ身体を慰めるもの、わかっているでしょう?  あなたまるで人間みたいね けだもののくせにさ 脳の奥がさ、冷えてくのがわかるんだ それでもわたしの心がまた満たされてしまうこと 許せないんだよ 犬の骨のようにあなたの玩具で終わってしまった  あなたまるで人間みたいね けだもののくせにさ 脳の奥がさ、冷えてくのがわかるんだ わたしと同じように誰かを愛せた気になっても それじゃ駄目だよ お揃いの悪夢の中で会える日を待ってるから
悪夢キタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani現実か夢かわからないままの歪んだ視界 四つ這いで呻く 濡れたコンクリート 時間の感覚が無い  見苦しくも嘔吐いて 腑溢れ出した なぁ、ここはどこで俺は何をしてる? 萎びた草として時が経つのを待った 無意味に晴れる空 まだ俺は動けないんだ  「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ? あーあ  畜生も食わない末枯れの生が腐れていく 燦々と注ぐ太陽の光さえも 得てして平等じゃない  燃える火に包まって 焼ける肺に喘いで この苦しみから未だ逃れられず 雨降りに凍えて 自分すらも憎んで 無意味で無秩序な悲劇を生きろと強いられてる  「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ?  ねぇ  「明けない夜など無い」? ならこの俺を今すぐにでも照らしておくれよ
デマゴーグキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani信じていたものたちがことごとく壊れて 何ひとつわからなくなった 私が私であること、それさえも見失うような 暗い場所に落ちてきたみたいだ  膨らみ続けてく宇宙で、ひどく小さないきものたち みんな何かの奴隷になって 柔らかな夢の中へ逃げてしまった  「度し難い孤独を、痛みを分かちあって生きてゆこう」とか 吐き気がするような嘘に騙された先には 悪い夢のような現実だけが残る  私は一人で歩くよ、この地獄を愛してみる 呼吸をすることその苦しみ全てを抱えて生きる、 美しさに祝福を!  信じていたものたちがことごとく壊れて 何ひとつわからなくなった 生温い痛みの中 母親の腕の中で眠るような錯覚を覚えた  狭まり続けてく視界で、見えたものさえ失ってゆく 遅効性の毒が抜けないまま 抜け殻のように終わってしまうのだろうか  「度し難い孤独を、痛みを分かちあって生きてゆこう」とか 吐き気がするような嘘に騙された先には 悪い夢のような現実だけが残る  私は一人で歩くよ、この地獄を愛してみる あなたも、その汚されてしまった瞳を光で雪いで 醒めない夢はないんだよ  隣にいる誰かを妬ましく思う日々さえ、受け入れられますように その目を覆いたくなるような現実の醜さでさえ、 抱きしめられますように ずっとその苦しみ全てを抱えて生きる、あなたへの祈りを!
泥中の蓮キタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤキタニタツヤTatsuya Kitani生まれた時には終わっていた この悪い夢はいつまで続くのか 油の浮いた水面にボウフラが湧くように 群れを成した  押し付けられた不条理の中 逃げ出すことさえ怖くてただ 微睡んでいる  あらゆる悪意を吸い取って生きて 誰一人に愛されず愛すことも無くて 背負った憎しみで僕らはいつから 眠りこけた睡蓮のようだ  生まれた時には終わっていた 泥濘みに足をとられてもがいていた 傍らをふと見遣れば 蓮が笑うように揺れていたんだ  ずっと醒めない悪夢の中 いつまでもこの夜の闇が明けないまま  あらゆる悪意を吸い取って生きて 誰一人に愛されず愛すことも無くて 濁った泥中で僕らはいつまで 咲き方を知らずにいるんだ  光のない場所で萎えてうなだれた花びら 醜さゆえ疎まれたその種が肥えていく  あらゆる悪意を吸い取って生きて 誰一人に愛されず愛すことも無くて それでも暁が僕らを照らして 白く染まる日を待っているんだ
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