上條恒彦「お母さんの写真」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
お母さんの写真上條恒彦上條恒彦宮崎駿久石譲アルバムの古い写真の中で 色あせた麦ワラ帽子かしげて 笑ってる 小さな女の子 白く光ったエクボ まぶしい笑顔  お母さんが小さな女の子だった頃の写真 帰らない遠い夏の日の 届かない あこがれ  サルスベリ 影おとす古い家の 門の脇 知らない仔犬だきしめ 笑ってる 小さな女の子 ゆれる短いおさげ やさしいひとみ  お母さんが小さな女の子だった頃の写真 帰らない遠い夏の日の 届かない あこがれ  お母さんが小さな女の子だった頃の写真 いつまでも変わらぬ輝き 遠い夏の日
オルガンの丘上條恒彦上條恒彦筧和歌子丸尾めぐみ高いアカシアの 回す影が あなたの町 指さしてる 風は 青空の色になって まぶたのふち 押し拡げる  ここに在るのは 今だけなのに なぜ昨日が こんなにもいとしい  心を殺して 生きるよりも 切なさに痛いままの 裸足を選ぶよ  傾いだ墓標に ゆれる梢 つぶやくような オルガンの音  止まない嵐 胸に沈めて 旅立つ午後は なぜうららに煙る  あなたがくれた かなしみだから 消えない日々の証 離さずに抱くよ  あなたがくれた かなしみだから…
中央線上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史君の家のほうに 流れ星が落ちた 僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る 今頃君は 流れ星くだいて 湯舟に浮かべて 僕を待ってる  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  逃げ出した猫を 探しに出たまま もう二度と君は 帰ってこなかった 今頃君は どこか居心地のいい 町を見つけて 猫と暮らしてるんだね  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて  走り出せ 中央線 夜を越え 僕を乗せて
牧場の朝上條恒彦上條恒彦文部省唱歌船橋栄吉ただ一面に立ちこめた 牧場の朝の 霧の海 ポプラ並木のうっすりと 黒い底から 勇ましく 鐘が鳴る鳴る かんかんと  もう起き出した 小舎小舎(こやごや)の あたりに高い人の声 霧に包まれ あちこちに 動く羊の幾群の 鈴が鳴る鳴る りんりんと
鞦韆(ぶらんこ)上條恒彦上條恒彦筧和歌子上野洋子遠い山から 吹く風 はこぶ便り 丘の広場は 西日の腕に  誰か忘れていった 銀のハーモニカ 落葉のかげで 黙り込む  ゆらり ゆらり 影をあやして 揺れる ずっと昔 見た夢を思い出して 鞦韆 揺れる  静かに老いた 賢いひとのように 移る季節を ながめてる  坂道づたい 夕闇は 降りてきて まちに灯りの 毛布をかける  鬼の子どもは 一番星 追ってきて 広場の前で 立ち止まる  ゆらり ゆらり 月を仰いで 揺れる 錆びた鎖 ふるえる世界(よぞら)に うなづくように 揺れる  眠りの前の ひそやかな笑い声 まぶたをとじて 聞きながら
真夏の振り子上條恒彦上條恒彦筧和歌子丸尾めぐみ駆けてくほど 遠ざかる青い地平線 風に投げた 麦藁に 君は叫んだ 未来で待っててと ざわめく胸と 海鳴りも 区別できずに 終わらない めまいへ からだ全部で 甘えながら この胸のなか 途切れない 真夏の振り子 今も  青空へ登りつめる 焼けた坂道 とった蜻蛉を 逃がしても 明日は必ず また来ると知ってた 蝉のつんざき 草いきれ 煮えていた水 太陽は 毎日 何度でも 爆発してた あの夏のまま 続いてる 夢の眩しさ 今も  この胸のなか 途切れない 真夏の振り子 今も
油屋上條恒彦上條恒彦宮崎駿久石譲さっき寝たと思ったら もう仕事だ 終わったと思ったら もうはじまりだ 身体は重いぜ 気持ちはもっと重いぜ 仕事があるうちが 華なんだって お前さん  婆ちゃんが言ったよ さっきまで娘だった婆ちゃんが きれいなのは若いうちだけだよって  爺ちゃんが言ったよ さっきまで若かった爺ちゃんが 残るのは人生だけさ 重くてだるい人生だけだってさ
豚の丸焼き背中にかついで上條恒彦上條恒彦糸井重里クニ河内豚の丸焼き背中にかついで やってきました。 おまえさまに 食ってもらいたいで。 豚をぶったたいて 火をたいて 焼きました。 山の向こうから、走って来ました。  汗かいてるし 汚れているので 会わねえで 帰ります。  なまえのわからねぇ 花もひっこぬいて持ってきました。  汗かいてるし 汚れているので 会わねえで 帰ります。
ひとつ やくそく上條恒彦上條恒彦糸井重里クニ河内なにを いうかと おもうだろうが そんなこと しるかと おもうだろうが  おやより さきに しんでは いかん おやより さきに しんでは いかん  いくつも いったら まもれないけど どうせだったら ひとつだけ  おやより さきに しんでは いかん おやより さきに しんでは いかん  ほかには なんにも いらないけれど それだけ ひとつ やくそくだ  おやより さきに しんでは いかん おやより さきに しんでは いかん  なにを いうかと おもうだろうが そんなこと しるかと おもうだろうが  おやより さきに しんでは いかん おやより さきに しんでは いかん  おやより さきに しんでは いかん
椅子上條恒彦上條恒彦伊藤アキラ井上鑑椅子を買いに出かけた 街の店をさがす 頑固だけを 主張する 樫の椅子がほしい 春は木漏れ陽に置いて 本を読むとか、そんな 夏は短パンのままで しばしまどろむ、そんな 椅子がほしい 自分だけの この世にひとつの椅子がほしい  椅子を探し疲れて 道の石に座る こんなはずじゃないだろう 夜の闇が近い 秋は日溜まりに置いて 文を書くとか、そんな 冬はストーブのそばで 酒を飲んだり、そんな 椅子がほしい 自分だけの さがしてさがした椅子がほしい  椅子がほしい 自分だけの この世にひとつの椅子がほしい
上條恒彦上條恒彦矢川澄子矢野顕子こころの窓から あなたのよぶ声が きこえた春の日 ひらいたわたしの花 ひとつ  いまはただ あの日にかえり いつかくる別れのときまで こころの窓あけ あなたのよぶ声きいていたい  こころの窓辺に 月日は移ろうて この世のすべてが さざめき通りすぎて いった  秋の日は しずけく深く いつかくるあなたの跫音も ふりつむ落葉と やさしくかそけくひびきかわす
花あかり上條恒彦上條恒彦上條恒彦上條恒彦花あかり 花あかり 古い桜の 花あかり  不知火の海辺 水俣の湯堂の 大きな桜見下ろす 小さな入り江 潮の中に 清水盛り上がり湧く 虹色のベラがさざめく 貝がつぶやく  天草の船人たちも 桜の魂に呼び寄せられて 漕ぎ入れて ただもう夢見心地で 渚の井戸で 水をもらって花見をしたと 漕ぎ入れた舟のままで 夢見心地の花見を  花あかり 花あかり  きよ子の手はねじれ きよ子の足はねじれ どうやってすべくり降りたか  土の庭に 花びら散り敷く 土の庭に 花びらがきよ子を包む きよ子が微笑む  曲がった指ですけん 花びらは拾われまっせん ねじりつけてなあ 花もかわいそうに 抱き上げて 花びら拾うてやりましたが その年きよ子は死にました 二十八でした  花あかり 花あかり  桜咲けば きよ子の魂の来て 花見よるかもしれんと 線香ばあげよりましたが 思えばせつのうして 思えばせつのうして 母は桜を切りました きよ子のたむけに  花あかり 花あかり 古い桜の 花あかり 花あかり
冬の星座上條恒彦上條恒彦William Shakespeare Hays・日本語詞:堀内敬三William Shakespeare Hays木枯とだえて さゆる空より 地上に降りしく 奇しき光よ ものみないこえる しじまの中に きらめき揺れつつ 星座はめぐる  ほのぼの明りて 流るる銀河 オリオン舞いたち スバルはさざめく 無窮をゆびさす 北斗の針と きらめき揺れつつ 星座はめぐる
何もいらない上條恒彦上條恒彦宮沢和史宮沢和史銀河を渡る船に揺られて 夜を彩る街に見とれた 山河を下る風に吹かれて 四季を織りなす木々と語った  いつからだろう 思い出よりも 今日一日が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい  時代の影で戦い続け 夢に敗れた人と歌った 社会の隅で夢を奪われ 立ちつくす人と酒を交わした  いつからだろう 夕焼けよりも 朝の日差が愛しく思う  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたがいつもそこにいてくれる それだけでいい  いつかはきっと 争いのない 虹の向こうへ辿り着くだろう  もう何もいらない 何も欲しくはない あなたが今日もそばにいてくれる それだけでいい それだけでいい
祝祭上條恒彦上條恒彦覚和歌子上野洋子つゆおく野辺に 朝は訪れ 横たわるむくろを 陽は包む  花 抱(いだ)く手を 銃に持ちかえ 何も祈らなかった 私なのに  遠く すませる耳は 翼 なぜ拍手は 満ちるのだろう 今 やさしい風の終わりに  胸を燻した 悔いと痛みが ためらいながら 空に透けていく  何も持たずに 生まれたように 夢と同じものに 還れるなら  星 宿した 瞳の舟 もう 私は 分かちがたく ただひとつの 歌に変わる  今 やさしい風の終わりに

見果てぬ夢(ライブ・レコーディング)

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