君に涙とほほえみを布施明 | 布施明 | Mogol・訳詞:安井かずみ | R.Satti・G.Marchetti | | たとえ今は二人が 遠くはなれていても 心には一つの愛が 燃えている だからあなたの涙と そのほほえみさえ この胸に感じる 遠くはなれていても いつでもこのことは忘れないで あなただけを想っている この熱い愛を たとえどこにいる時も なにをしていても お互いの心を かたく信じ合おうよ |
霧の摩周湖布施明 | 布施明 | 水島哲 | 平尾昌晃 | | 霧にだかれて しずかに眠る 星も見えない 湖にひとり ちぎれた愛の 思い出さえも 映さぬ水に あふれる涙 霧にあなたの 名前を呼べば こだませつない 摩周湖の夜 あなたがいれば 楽しいはずの 旅路の空も 泣いてる霧に いつかあなたが 話してくれた 北のさいはて 摩周湖の夜 |
君は薔薇より美しい布施明 | 布施明 | 門谷憲二 | ミッキー吉野 | | 息をきらし胸をおさえて 久しぶりねと君が笑う ばかだね そんなに急ぐなんて うっすら汗までかいて なぜか今日は君が欲しいよ 違う女と逢ったみたいだ 体にまとったかげりを脱ぎすて かすかに色づく口唇 目にみえない翼ひろげて 確かに君は変った 歩くほどに踊るほどに ふざけながら じらしながら 薔薇より美しい ああ 君は変った 愛の日々と呼べるほどには 心は何も知っていない いつでも抱きしめ急ぐばかり 見つめることさえ忘れ 笑いながら風を追いかけ 君に誘われ行ってみよう だました男がだまされる時 はじめて女を知るのか 目に見えない翼ひろげて 静かに君は変った 走るほどに笑うほどに 夢みながら 愛しながら 薔薇より美しい ああ 君は変った 歩くほどに踊るほどに ふざけながら じらしながら 薔薇より美しい ああ 君は変った |
落葉が雪に布施明 | 布施明 | 布施明 | 布施明 | 天野正道 | 人恋しさのあまり 書き始めた日記に もうひとりの僕との 出逢いがあった 淋しさになれた今 木の葉ずくも去って 押し花残るページに 思い出を語る 落葉が雪に そしてうららの小川の 水に流れるように どうして僕は ここにいるのだろう たて笛ならし帰る 子供達の影に あわい夢をたどって 月がまた昇る 忘れていた愛の 灯をつけても ただけだるい言葉で ページがつづくだけ 落葉が雪に そしてうららの小川の 水に流れるように どうして僕は ここにいるのだろう |
カルチェラタンの雪布施明 | 布施明 | 門谷憲二 | 岡本一生 | | 悪かった もう泣かせたりしない だから はやくコートを着て ともだちに おやすみを言って 抱き合って 家に帰ろう 寒かった 夜ひとりで寝るのは ずっと君を 想っていて 窓をたたく 風のいたずらも 君の足音に 聞こえた 雪がふる 鐘がなる くちづけは 歩きながら カルチェラタンの 哀しい灯りが 凍りつかないうちに こわかった もう逢えない気がして どんな愛にも 証しはなく さよならは 突然にくると 僕だって 知っているから 手を貸して 火をつけたい煙草に 通りすぎる 冬の中で 知り合った あの頃のままに さりげなく 腕をからめて 雪がふる 鐘がなる くちづけは 歩きながら カルチェラタンの 哀しい灯りが 凍りつかないうちに 雪がふる 鐘がなる くちづけは 歩きながら カルチェラタンの 哀しい灯りが 凍りつかないうちに |
恋布施明 | 布施明 | 平尾昌晃・補作詞:水島哲 | 平尾昌晃 | 熱田公紀 | 恋というものは 不思議なものなんだ 逢っているときは なんともないが さよならすると 涙がこぼれちゃう 逢うたびに うれしくて 逢えば 又せつなくて 逢えなけりゃ 悲しくて 逢わずに いられない それというのも 君のためだよ ぼくのこの胸も 恋にふるえてる 逢えばそれだけで 楽しいくせに わかれたあとの 涙がつらいのさ 逢うたびに うれしくて 逢えば 又せつなくて 逢えなけりゃ 悲しくて 逢わずに いられない そんな恋だけど 君が好きだよ ぼくは君だけを 愛しつづけたい ぼくは君だけを 愛しつづけたい |
シクラメンのかほり布施明 | 布施明 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
愛は不死鳥布施明 | 布施明 | 川内康範 | 平尾昌晃 | 井川雅幸 | かぎりある 命の悲しさ 愛しても 愛しても つくしても つくしても つくしたりない 真実の こころとこころを 羽根にして 蒼空高く 舞い上る ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない かぎりある この世の運命を おしかえし おしかえし 裂かれても 裂かれても 愛のこころを 寄せながら いくどもいくども よみがえり あなたを連れて 舞い上る ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない |
愛情物語を観ましたか布施明 | 布施明 | 布施明 | 布施明 | 藤野浩一 | 覚えていますか リバイバルの愛情物語に 二人で行った 時のことを 学生のデモに ぶつかって僕は待ち合わせに ちょっぴり遅れて 君はふくれていたね その上すっかり寝込んでしまい 鼻をつままれるまで気が付かなかった 君は目頭を拭いていたから きっと悲しい映画だったんだね 遠い遠い昔の 僕の愛情物語は 開演のベルの音と エンドマークだけ 君が結婚したことも 男の子が生まれたことも 噂で聞いたけど 想像できないよ まるでヒロインのように歩く 君の後ろ姿想い出し 可笑しくてその後で とても寂しくて この前テレビの告知板でね 愛情物語をやると言ってたので 急いで家に帰ったけれど 一週違いで馬鹿な話さ 遠い遠い昔の 僕の愛情物語は 開演のベルの音と エンドマークだけ |
哀愁のナザレ〜ひとり芝居布施明 | 布施明 | 布施明 | 布施明 | 稲田憲一 | 時には一人でも いいさなんて つぶやくその後は あまりにはだざむい ポスターのピエロが やけに今日は ラッタタッタタッタなんて おどけて見ている ひとり芝居は もういやだね 幕をおろして くれないかね 部屋の灯り消して 目を閉じているだけで きっと夢の世界へ 走って行ける 忘れるはずなのに なんで君の 想い出たどったり してみているのだろう せまいはずの部屋が 何で今は 一人のせいだろか 俺には広すぎる ヴェロニクは唄うよ “恋はすてき”と だけど今の俺の 心は揺れない ひとり芝居は もういやだね 幕をおろして くれないかね 部屋の灯り消して 目を閉じているだけで きっと夢の世界へ 走って行ける 男らしくもない こんな夜を 淡い灯りだけが しらけて見ている |
積木の部屋布施明 | 布施明 | 有馬三恵子 | 川口真 | | いつの間にか君と暮しはじめていた 西日だけが入るせまい部屋で二人 君に出来ることはボタン付けとそうじ だけど充ち足りていた やりきれぬ淋しさも愚痴も おたがいのぬくもりで消した もしもどちらかもっと強い気持でいたら 愛は続いていたのか リンゴかじりながら語り明かしたよね 愛はあれから何処へ 二人ここを出てもすぐに誰か住むさ 僕らに似た若い恋人かもしれない きれい好きな君がみがきこんだ窓に どんな灯りがともる 限りないもめごとも嘘も 別れだとなればなつかしい もしもどちらかもっと強い気持でいたら 愛は続いていたのか こんな終り知らず 部屋をさがした頃 そうさあの日がすべて そうさあの日がすべて |
1万回のありがとう布施明 | 布施明 | 布施明 | 布施明 | | 涙を拭いて I'm home 戦い済んで 君の元に 帰って行くよ 黄昏前に I'm home I'm home いつの日にか 僕が先に 旅立つと 思うけど 僕は君を 空の彼方から 見守り続けるからね 心配などないと 言葉で 言っても 心細いよね だけど僕は 照らしているよ 君の旅の 行く道を 1万回 ありがとうと 今 君に言っても 足りないほどの 君の愛に 支えられて 来たんだね 涙を拭いて I'm home 戦い済んで 君の元に 帰って行くよ 黄昏前に I'm home I'm home 今だから 言っておきたい 平凡で すまなかった ずっと君に 感謝してるよ 君の夢を 僕にくれて 沢山の 思い出と 哀しみも ほんの少し ねぇ なんで 時は急いで 風に吹かれて 行くのだろう 1万回 ありがとうと 今 君に言っても 足りないほどの 君の愛に 支えられて 来たんだね 終のすみか 安らぎ 涙もろさ 許してくれたら 僕は君を 守り続ける I'm home I'm home |
慟哭布施明 | 布施明 | Lucio Dalla・日本語詞:布施明 | Lucio Dalla | 藤野浩一 | 誰もが見つめる 通りぬけた日々の あの別れ道を 思い出して 違う路を行く この身を映しても いつか溜め息と 涙になる 時の流れ 儚くあなたを 運んでいく 夢の世界へと 自分が何を 恐れているのか わかっているのに 知らん振りして 人それぞれだと 言い聞かせても 胸の痛みが 悲しいだけ 時が過ぎて行き 人が消えて行く 夢が滲むとき 闇を見上げる 時の流れ 儚くあなたを 運んでいく 夢の世界へと いつか「ありがとう」の 言葉を繰り返し 寂しさに馴れて 振り向くとき 夢の中で帰れ あの人の胸に 抱かれて沈め 想いのままに 出会いはいつも この身をすり抜けて 時代の中に 埋もれて行く 今 病葉は行く あなたの波に揺れ 流れ流れて 海へとたどる 時の流れ 儚くあなたを 運んでいく 夢の世界へと 時の流れ 儚くあなたを 運んでいく 夢の世界へ |
MY WAY布施明 | 布施明 | Paul Anka・Claude Francois・Lucien Thibaut・Jacques Revaux・日本語詞:片桐和子 | Paul Anka・Claude Francois・Lucien Thibaut・Jacques Revaux | | 今 船出が近づくこの時に ふとたたずみ 私は振り返る 遠く旅して 歩いた若い日よ すべて 心の決めたままに 愛と 涙と 微笑みにあふれ 今思えば 楽しい想い出よ 君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の 決めたままに 私には 愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ すべては 心のきめたままに 愛と 涙と 微笑みにあふれ 今思えば 楽しい想い出よ 君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の 決めたままに 私には 愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ すべては 心の決めたままに 私には 愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ すべては 心の決めたままに |
そっとおやすみ布施明 | 布施明 | クニ河内 | クニ河内 | 熱田公紀 | 化粧の後の かがみの前で いつも貴方の 手を借りた 背中のボタンが とめにくい 一人ぼっちの 部屋で 今は居ない 貴方に そっとそっと おやすみなさい もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに 傷ついた けんかの名残りも 悲しそう 一人ぼっちの 部屋で 今は居ない 貴方に そっとそっと おやすみなさい 別れの夜の 涙のしずく 星も流れて 散ってゆく 今夜のベッドも 冷たそう 一人ぼっちの 部屋で 今は居ない 貴方に そっとそっと おやすみなさい そっとそっと おやすみなさい |
次の一歩へ布施明 | 布施明 | 布施明 | 布施明 | 井川雅幸 | 昨日までの道 昨日までの愛に 別れの言葉を贈って 歩き出そう 夜を越えて 苦しみ続けて 涙を流した 人生ならば 夜空に オリオンを仰ぎ見よう 思えばいつしか こんなにも旅を続けて これが運命(さだめ)ならば 次の一歩へ そう 次の一歩へ 頑張って来たね 君は君の道を おだやかならばいいのさ 時の流れのままで 思えばいつしか こんなにも旅を続けて これが運命(さだめ)ならば 次の一歩へ そう 長からぬ命だから 儚くも愛(うつく)しい でも名残(なごり)はつきない 思えばいつしか こんなにも旅を続けて これが運命(さだめ)ならば 次の一歩へ そう 次の一歩へ。 |