禁じられた遊び山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 馬飼野康二 | 恐くない 恐くない あなたとだったら 何でも出来る 離れない 離れない あなたとだったら 何処でも行ける 稲妻みたいな 赤いひらめき 私の躰をかけめぐる 生まれて初めて 人を愛して 私の心は乱れそう 今こそ私は 変ってゆくわ カラを脱ぎ捨てる 惜しくない 惜しくない あなたが望めば 何でも捨てる 破らない 破らない あなたとだったら 秘密は守る 悔やまない 悔やまない あなたとだったら 何でも耐える ローソクみたいな 燃える炎に 私の躰は熱くなる 思いもよらない 愛の痛みが 私の心につきささる 今こそ私は 変ってゆくわ カラを脱ぎ捨てる 惜しくない 惜しくない あなたが望めば 何でも捨てる |
お月様の下で山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 高田弘 | 今夜はあなたと 大人びた 恋をしたいのよ 心の結びめ ひとつずつ ほどかれるように 軽いくちづけなら 許せるのよ 初めてだけれど 知らぬ間に ふるえていたわ お月様の下で― 夜明けが来るまで 大人びた 愛を交すのよ 浜辺の貝ガラ 波の間に さらわれるように 甘いささやきなら 間きたいのよ 恥かしいけれど 気づかずに 泣き出していた お月様の下で― 甘いささやきなら 間きたいのよ 恥かしいけれど 気づかずに 泣き出していた お月様の下で― |
恋人ごっこ山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 高田弘 | 私のことを あなたはどんな 女の子だと思うのか 教えてほしい 邪魔っけかしら 迷惑かしら はっきりと確かめたいの 心の中を― 甘えてばっかり いるような 恋人ごっこは イヤだから 本当のその気持 関かせてほしい ふたりにとって 大切なのは 涙よリ約束よりも ひとつの愛よ― 私のことを あなたはどんな 女の子だと思うのか 教えてほしい 幸福かしら 満足かしら ひとリ決めしているだけじゃ 心配なのよ― 慣れっ子同士の つき合いの 恋人ごっこは イヤだから 何にも隠さずに 答えてほしい ふたリにとって 大切なのは 言葉よりおねだりよりも ひとつの愛よ― |
悩み多い14才山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 笑うと可愛いえくぼが出来るの私の彼は 私じゃなくても女の子みんなまいってしまう 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 怒ると前髪吹くのが癖なの私の彼は 私が悪くはないのになんだかあやまりたいの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 眠ると赤ちゃんみたいになるのよ私の彼は 私の小指をしっかリ握って離しはしない 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 叱るときれいな涙をこぼすの私の彼は 私の背中を軽く叩いてうつむいているの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 悩みは多い |
パパは恋人山口百恵・宇津井健 | 山口百恵・宇津井健 | 千家和也 | 都倉俊一 | 高田弘 | 手のひら握ると 何かがつかめるの お前もそろそろ 年頃になったね 私の倖せは どこにあるの 近くなる遠くなる そして隠れるルル 私の恋人は パパに似てる 唇も髪の毛も 指の形も 三人でお見合いしましょう いつの日にかいつの日にか 睫毛をふせると 泪がこぼれるの 何だかこの頃 綺麗に見えるのさ 私の倖せは 誰がくれる あの人かこの人か 別の人かなアア 私の恋人は パパに似てる 笑い声歩き方 話す仕草も 三人でお見合いしましょう いつの日にかいつの日にか |
青い果実山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 馬飼野康二 | あなたが望むなら 私何をされてもいいわ いけない娘だと 噂されてもいい 恋した時に 躰の隅で 別の私が 眼を覚ますの 大きな胸に 抱きとめられて きれいな泪 こぼすのよ 側に居れば 側に居れば 誰も恐くない あなたが望むなら 私何をされてもいいわ いけない娘だと 噂されてもいい 恋した時に 心の中で 別の私に 生まれ変わる 恥しそうに 薄眼をあけて 初めて秘密 打ちあける 側に居れば 側に居れば 何もほしくない あなたが望むなら 私何をされてもいいわ いけない娘だと 噂されてもいい |
乙女の祈り山口百恵 | 山口百恵 | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | 神保正明 | 恋にもえる胸の願いはひとつ 好きな人とかたく結ばれたい あなたの淋しげな横顔を 見てると何故かやさしくなるの 私のこの胸に頬をうずめ 心ゆくまで泣かせてあげたい それなのに何も何も云えない 口に出すと恋がこわれそうなの 恋にもえる胸の願いはひとつ 好きな人とかたく結ばれたい にぎりあう手と手をはなさずに このまま何処か行きたくなるの この世の誰よりもあなたなひとリ 愛しているの生れて初めて それなのに何も何も云えない 口に出すと恋がこわれそうなの 恋にもえる胸の願いはひとつ 好きな人とかたく結ばれたい |
個人授業山口百恵 | 山口百恵 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 神保正明 | いけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりしてしまう あなたはせんせい 授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハ 学校帰リの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ 場所でただこうしているよ あなたはせんせい せんせい はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマなことも ぼくは気がついているんだよ あなたはせんせい 今度の休みになれぱ 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハ ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい せんせい |
草原の輝き山口百恵 | 山口百恵 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | 馬飼野康二 | い眠りしたのね いつか 小川のせせらぎ きいて レンゲの花 まくらに 今 目がさめた 恋しい気持が 夢で 逢わせてくれた あの人 君は元気かと 聞いた 手を振りながら 今 涙をかくして 風の中 ひとりゆけば はるかな 私の好きな 草原 知らずに 遠くまで来た 野イチゴ捜して ホント 手かごに持ちきれなくて ポケットに入れた あの人が 帰る時を 指おリ数えて 待てば いつのまにか 夕焼に あたりは そまる ふと涙が出そうよ 風の中 こだまに呼ぶ 名前は あなたの好きな 草原 ふと涙が出そうよ 風の中 こだまに呼ぶ 名前は あなたの好きな 草原 |
初恋のひと山口百恵 | 山口百恵 | 有馬三恵子 | 鈴木淳 | 馬飼野康二 | そよ風みたいにしのぶ あの人はもう 私の事など みんな忘れたかしら のばらをいつも 両手に抱いて 朝の窓辺に 届けて呉れた 何故だか逢えなくなって 恋しい人なの 麦わら帽子のような 匂いをさせて 私を海辺へつれて 走った人よ 光の中を もつれるように はずんだ胸は 熱かったわね 懐しがっても遠い 夢の人なの 小麦色した あの日の笑顔 私一人が 知っているのに 今なら恋だと分かる はるかな人なの |
中学三年生山口百恵 | 山口百恵 | 阿久悠 | 遠藤実 | 馬飼野康二 | 別れの季節の悲しみを 生れてはじめて知りました しるしをつけたカレンダー もうすぐそこに来ています 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの めそめそしていちゃいけないわ 私も中学三年生 明日からやさしいあの声も とってもすてきなあの顔も 逢えないなんて思えない そこまで春が来てるのに 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 |
わたしの彼は左きき山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 筒美京平 | 馬飼野康二 | 小さく投げキッス する時もする時も こちらにおいでと 呼ぶ時も呼ぶ時も いつでもいつでも彼は 左きき あふれる泪を ぬぐうのもぬぐうのも やさしく小指を つなぐのもつなぐのも いつでもいつでも彼は 左きき あなたに合わせて みたいけど 私は右ききすれ違い 意池悪意地悪なの 別れに片手を 振る時も振る時も 横眼で時計を 見る時も見る時も 私の私の彼は 左きき 背中にいたずら する時もする時も ブラックコーヒー 飲む時も飲む時も いつでもいつでも彼は 左きき あなたの真似して みるけれど 私の右きき直せない 意池悪意地なの 短い手紙を 書く時も書く時も 誰かに電話を する時もする時も 私の私の彼は 左きき......... |