13/0.9GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 死なない自信はあるのかと問われて たしか保険上乗せしたはずだと御茶を濁す その悪しき依存性 まるで恋にも似た 決して醒めないその赤で この胸に火を点けろ 声高に否を告げろ 今 空に優しく溶けてゆく狼煙 暗闇に火を点けろ すぐ灰になるけど 今 壊れる少し手前の狂炎 実はどこかに陰があるのかもと案じてる いつかは恒常性も失われてくのか この次に気をつけろ 声高に生を告げろ 今 咽に焼けつく刺激が狂おしい そのために精をつけろ また生まれかわるけど 今 追われてどこへ行く 13 肺を染める色なんて想像しない 決して醒めないほど愛してる |
その未来GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | たった今その声が聴こえたような気がしただけ たった今どこまでも行けるような そんな気がしただけ 忘れられない想いがこの胸に刻まれてくだけ たった一秒一秒が それだけが真実だっただけ 憧れが 惑いが あっさり全部ひとつに繋がった 抉じ開けて その未来も過去もそのまま 見ろ だって正しいと思えた事など 一度だってないだけ だって誰もが言うみたいな言葉に乗り切れないだけ やっぱりだ 痛みがバッサリ疵を残しやがった 始めるぜ 昨日も今日も明日もこのまま 走れ 行けよ 聴け 声無き声 風の音 雨の唄 聴こえないのはいつも自分の鼓動だけ 憧れが 出会いが 確かに全部ひとつに繋がった 抉じ開けて クソ重い想い抱いたまま 見ろよバカタレが やっぱり疵は消えやしないんだ 始まりさ その未来も過去もそのまま そう 見ろ |
少年GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 田中和将 | 長田進・GRAPEVINE | 交わした温もりなんて思い出せないだろう 歩いた道程なんて振り返らないだろう 伸ばす手を振り解く そんな夢ばかりだって こうしていれば通り過ぎてくだけ 歪んだ価値感だって染みついてしまうだろう 子供達はそれらを背負って どこへ向かえばいいんだろう 照らしてほしいのは そんな遠くばかりじゃなくて 目の前の本当の世界だけ 夜 目が醒めた なんとなく知ってたのさ 知りたくない事 恥じる事などない 憎しみだって なぜか 照らしてほしいのは そんな遠くの方じゃなくて 欲しいのは そう そんな嘘ばかりじゃなくて 本当言えば そう いつも傍にいて 照らしてよ 本当を 交わした温もりなんて忘れてしまうだろう |
VIRUSGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 永遠を頬ばった 永遠を頬ばった 永遠を頬ばったので 排泄を行った 排泄を行った アイデンティティなど壊疽 煩わしいよ スポーツニュースは 挨拶を葬った アメダスを封印した カードローンを延滞したので ダンジョンを攻略した アイドルを打擲した 原宿にウイルスを流した ああ忙しいよ 眠る間もない 頭の奥で赤い光が 微かについた気がしたのは 永遠を頬ばった 排泄を行った |
REWGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | やたら地味な精錬を かたや派手な経験を たかが歌のワンフレーズを繰り返しては 他人の汗に軽蔑を 可惜当たり前な顔を 又は他人の顔色を伺うような 疲れるでしょうと したり顔で笑うか おれは最低か 華々しい画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 叶わない願いも しかつめらしい悲しみも やり直し どこまで戻せばいいんだ 語り種の人生を 事無かれの永遠を 雑踏の中の雑草を誇らかしては 掴まえましょうと 偏に前向きなフリか それは才能か 慌しい報道も わざとらしい外連味も うら淋しい真冬の名盤も 空回りの懸念も 誰かの言う戯れも やり直し リアリティを感じないせいだ 華々しい次画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 大なり小なり 叶わない願いも しかつめらしくまわる世界も やり直し どこまで戻せばいいんだろう REWIND |
放浪フリークGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 西川弘剛 | GRAPEVINE | それさえあれば何もいらない きみさえいれば他は同じで 人混み 一呼吸 皆牽制して 外見と想像で 身の振り 利ロなふり いつか見た夢 やばい 宿題終わったっけ 目の前だけ見て やり過ごしてきた日々で はずみでそれは 使い切ってしまうそれは 風になってしまう この際場所はどこだって同じ 短い夏はそこでねばってんぞ 嘘もいい 苦悩もいいが 言訳してると大抵不幸になったよ 放浪フリーク 片道で いつだってうまく言えやしない だからどうか 力とか 光とか …実際苦手で 目の前のせいにして ただ過ごしてきた日々で はずみでそれは 歌になってしまうそれは 風になってしまう きみは |
KINGDOM COMEGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 田中和将 | GRAPEVINE | 王者の顔で蹴躓く 偉そう 大手を振って蹴躓く でも偉そう 応援 必要そうだな レスキュー 必要そうでもないか 例年これほどの 屈辱は無かったが 法律は容認してしまいそう 可決しそう 猛烈な党員泣きだしそう 黄金 わがゴールデンクラウン 故に荘厳 筆舌も尽くせまい いえいえ 実は相当深い 傷が御座います 防衛! 亡命? やがてキングダムカム 亡霊見つめる夢枕 条例! 浄霊! やがてキングダムカム 敬礼! 一斉動員 増員だ 王者の顔で蹴躓く 偉そうに 王国の繁栄 衰退を 没落を 黄金 わがゴールデントゥース 故に荘厳 筆舌も尽くせまい これ以上足が出るようなら 褒美はないぞよ いつも偉そうな顔 いつも偉そうな顔を いつも偉そうな顔 月末 怪訝そうな顔 |
それを魔法と呼ぶのならGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 誰が笑っていて 誰かは泣いていて 建てて壊して 例えばどこかで曲がって また戻って それが魔法というものなら どれだけ信じれるだろう それで時間が止まるんなら それだけが人を動かすのなら それでもまだそう言うのなら カレンダー塗り潰して ベランダで吸った二本目 頭で解って 心で解らなくなって そう そこを解っても それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも 君の事を思うのなら 誰も理解してくれなくなったとしても ぼくは今のままでいい すでに盛大に幕が引かれたとして やさしくはないんだ 難しくもないが いつもはどうやってこなしてたんだっけ それが魔法というものなら どこまで信じれるだろう 君の事を思うのなら それだけが世界を動かしてんなら ぼくは今のままでいい それを魔法と呼ぶのなら |
GRAVEYARDGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 時代の声だ 耳をやられた 聴こえないのはそのせいだ 誓いを立てた指を咬まれた 手懐けたつもりが ムカつく 四つ角の悪魔に会う ここがモダングレイヴヤード たかがそれだけを誇る為 何を捨て 胃から込上げる塊の味を知れ そして 馬鹿みたいな顔ばっか 自分探しはまだ飽きないのかい 見つかるのはきっと樹海のコミュニティ 有財無財餓鬼達と踊れ 伝えるべき事は無え たかがこれだけを誇る為 何をしてる? 胃から込上げる塊 今更手遅れ 無駄に垂流す言葉はもう腐ってる 揺らいだ世界で独り立ってる たかがそれだけの為に何もかも捨て 見たいのかい 聴こえるかい 馬鹿みたいな顔ばっか |
スカイラインGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 田中和将 | GRAPEVINE | このリーバイスはブルー 空 ミルキーウェイ コーンウィスキーにブーツ 買わなきゃ レディファーストの憂鬱 豆料理食う 砂 舞上げて走れ 夜明けと あの川の向こうを目指して 石ころと足の跡 戻れないと 今 季節はジュライ 続くハイウェイ かなり遠く スカイラインまで 夜明けと あの川の向こうを目指して 石ころと足の跡 忘れないと 今 季節はジュライ 続くハイウェイ かなり遠く スカイラインまで スカイラインまで 空 見上げて走るぜ |