愛撫中森明菜 | 中森明菜 | 松本隆 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 絹の靴に金の刺繍糸 濡れた砂を駆け寄る はだけたシャツ 海は傾いて 指が肩にくいこむ 抱きしめてよ 不幸のかたちに 切り抜かれた心を 罪深さが炎を注いで 沈む夕陽 綺麗ね 愛さないでね 愛してないから 哀しい嘘がひとひら 戯れだっていくらだましても 眼差しは正直よ Lonely Night 人は孤独な星 Lonely Night 瞬いて消える 短すぎる人生なら 眩しく燃えつきるまで生きたい Lonely Night 触れれば触れるほど Lonely Night 遠ざかる身体 だけどいいの 今はいいの 夜空を流れる流星になりたい Touch Me, Touch Me, Touch Me Through The Night めぐり逢ってしまったんだもの 戻せないの 時間は あなたの手の時計を外して 海に投げて沈めた 許さないでね 許してないから 憎むくらいに見つめて 柔らかな髪 撫でていた爪が 優しさで染まってく Lonely Night 人は孤独な波 Lonely Night 寄せて返すだけ 逆らうほど沈みそうで あなたの背中にしがみついてた Lonely Night 探せば探すほど Lonely Night 見失う未来 だけどいいの 今はいいの 夜空を流れる流星になりたい Touch Me, Touch Me, Touch Me Through The Night Lonely Night 触れれば触れるほど Lonely Night 遠ざかる身体 だけどいいの 今はいいの 夜空を流れる流星になりたい Touch Me, Touch Me, Touch Me Through The Night |
スローモーション(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 来生たかお | | 砂の上 刻むステップ ほんのひとり遊び 振り向くと遠く人影 渚を駆けて来る ふいに背すじを抜けて 恋の予感甘く走った 出逢いは スローモーション 軽いめまい 誘うほどに 出逢いは スローモーション 瞳の中 映るひと ストライド 長い脚先(あしさき) ゆっくりよぎってく そのあとを駆けるシェパード 口笛吹くあなた 夏の恋人候補 現われたのこんな早くに 出逢いは スローモーション 心だけが 先走りね あなたの ラブモーション 交わす言葉に 感じるわ 出逢いは スローモーション 恋の景色 ゆるやかだわ 出逢いは スローモーション 恋の速度 ゆるやかに 砂の上 刻むステップ 今あなたと共に |
MOONLIGHT SHADOW 〜月に吠えろ中森明菜 | 中森明菜 | 高見沢俊彦 | 小室哲哉 | | 孤独の影に追いつめられて 言えない言葉ため息になる 眠れない夜 眠らない街 途切れた愛の行方 探す あァ 懐かしい歌が聞こえる あァ 生きている 体で感じて 不思議なくらい淋しくはない だけど 月が満ちる夜 強がりは弱さの裏返し 誰か側にいて欲しい 愛した日々もすべて MOONLIGHT SHADOW 遠い記憶 辿りながら 見果てぬ夢もすべて MOONLIGHT SHADOW 形のない幻影(マ・ボ・ロ・シ) 切ない心 気づいて欲しい 月に吠える夜 悪い噂に耳を塞いで 少しは心晴れるだろう 負けたくはない 夜空見上げて 悔し涙 零れないように あァ どうしても消えない想い あァ 行きずりの恋はいらない 振り向けばいつもあなたがいた どんな時も二人でいた 乱れた髪が哀しいくらい 泣いて 濡れて 揺れて 叶わぬ恋もすべて MOONLIGHT SHADOW 時の魔法 操られて 届かぬ夢もすべて MOONLIGHT SHADOW 形のない幻影(マ・ボ・ロ・シ) 切ない心 気づいて欲しい 月に吠える夜 あァ 唇にほとばしる愛 あァ もう一度 戻れるのなら 強がりは弱さの裏返し 誰か聞いて 受け止めて 今にも崩れそうな心を 強く 強く抱いて ひとときだけの温もりでいい 濡れた瞳 乾くまで ひとときだけの優しさでいい 強く 強く抱いて 切ない心 気づいて欲しい 月に吠える夜 愛した日々もすべて MOONLIGHT SHADOW 見果てぬ夢もすべて MOONLIGHT SHADOW あなたの影もすべて MOONLIGHT SHADOW 叶わぬ恋もすべて MOONLIGHT SHADOW 届かぬ夢もすべて MOONLIGHT SHADOW 形のない幻影(マ・ボ・ロ・シ) 切ない心 気づいて欲しい 月に吠える夜 |
セカンド・ラブ(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 来生えつこ | 来生たかお | 武部聡志 | 恋も二度目なら 少しは上手(じょうず)に 愛のメッセージ 伝えたい あなたのセーター 袖口つまんで うつむくだけなんて 帰りたくない そばにいたいの そのひとことが 言えない 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさの スピードは高まって とまどうばかりの私 恋も二度目なら 少しは器用に 甘いささやきに 応(こた)えたい 前髪を少し 直すふりをして うつむくだけなんて 舗道に伸びた あなたの影を 動かぬように 止めたい 抱きあげて 時間ごと 体ごと 私をさらってほしい せつなさが クロスするさよならに 追いかけられるのイヤよ 抱きあげ てつれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさは モノローグ胸の中 とまどうばかりの私 |
ジプシー・クイーン(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 松本一起 | 国安わたる | | 百二十五頁で 終わった二人 燃える愛の途中で Ah すべて Wine色を染める 重い空に嘆(なげ)き アスファルトのBedに ため息こぼれる 貴方の胸で やせた ランプ灯(とも)し 終わりのない運命 踊っていたけど 男と女は謎 貴方は別の 女(ひと)を愛し 私は Ah 一人 生まれる前の星座(くに)で あんなに愛し合って ひとつの時代だけで 失った 振り向く私はもう 化石になってもいい 貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン 夢みる女 一人眠る夜は 夢をさがす女が一人 目をさます 誰も見た事がない 時間(とき)にかくれて 愛は神のあやつる Ah 不思議 貴方との日々今は かくしてしまったから 以前(まえ)より悲しいけど 寒くない タロット・カード捨てて 夜明けを重ねてゆく 貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン 生まれる前の星座(くに)で あんなに愛し合って ひとつの時代だけで 失った 振り向く私はもう 化石になってもいい 貴方と次の星座(ほし)で逢えるまで ジプシー・クイーン |
飾りじゃないのよ涙は(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 井上陽水 | 井上陽水 | | 私は泣いたことがない 灯の消えた街角で 速い車にのっけられても 急にスピンかけられても恐くなかった 赤いスカーフがゆれるのを 不思議な気持ちで見てたけど 私泣いたりするのは違うと感じてた 私は泣いたことがない つめたい夜の真ん中で いろんな人とすれ違ったり 投げKiss 受けとめたり投げ返したり そして友達が変わるたび 想いでばかりがふえたけど 私泣いたりするのは違うと感じてた 飾りじゃないのよ涙は HA HAN 好きだと言ってるじゃないの HO HO 真珠じゃないのよ涙は HA HAN きれいなだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は HO HO HO… 私は泣いたことがない 本当の恋をしていない 誰の前でもひとりきりでも 瞳の奥の涙は隠していたから いつか恋人に会える時 私の世界が変わる時 私泣いたりするんじゃないかと感じてる きっと泣いたりするんじゃないかと感じてる 飾りじゃないのよ涙は HA HAN 好きだと言ってるじゃないの HO HO 真珠じゃないのよ涙は HA HAN きれいなだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は 飾りじゃないのよ涙は HA HAN かがやくだけならいいけど HO HO ダイヤと違うの涙は HA HAN さみしいだけならいいけど ちょっと悲しすぎるのよ涙は ラララ… |
Necessary中森明菜 | 中森明菜 | 夏野芹子 | 大内義昭 | 服部隆之 | 月明かり 風に揺れている さり気ない夜 触れるほど わかる私たち 鏡のよう 穏やかな心がほら あなたを微笑ませ してほしいことをしたい 私を感じた 抱かれて抱いて姿 映しあうまま 捜したい あなたのすべて いけないところまでも 愛してくれる あなたの強さに甘えたい 哀しみも 独り癒せるわ 静けさの中 それなのに ふたり寄り添えば 震えている 私たち大人だけど 素直も嘘も欲しい 鏡には願いまでも 無惨に映るの 抱かれて抱いて涙 こぼれるままに ぶつけるわ 私のすべて 覚悟を決めることに 憧れていた いまこそ出逢いを信じるわ 抱かれて抱いて姿 映しあうまま 捜したい あなたのすべて 覚悟を決めることに 憧れていた いまこそ出逢いを信じるわ |
ミ・アモーレ(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 康珍化 | 松岡直也 | | あなたをさがしてのばした指先が 踊りの渦にまかれてく 人ごみに押されて リオの街はカーニバル 銀の紙吹雪 黒いヒトミの踊り子 汗を飛びちらせ きらめく羽根飾り 魔法にかかった異国の夜の街 心にジュモンを投げるの ふたりはぐれた時 それがチャンスと 迷い 迷わされて カーニバル 夢ね 夢よだから 今夜は 誘い 誘われたら カーニバル 腕から腕の中 ゆられて 抱いて 抱かれるから カーニバル キスは命の火よ アモーレ パレードの向こうにあなたを見つけたわ 夢からさめていくように 立ちつくす街角 空に割れて飛ぶ花火 サンバのリズムが 一千一秒 ときめきを ムダにしないでって そう告げるの 踊り 踊らされて カーニバル 光の輪の中で あなたを もとめ もとめられて カーニバル この手につかまえて アモーレ 迷い 迷わされて カーニバル しっかり抱いていて 私を 誘い 誘われたら カーニバル 心がすり抜けて ゆくから 抱いて 抱かれるから カーニバル キスは命の火よ アモーレ…… アモーレ (Meu amor e…), アモーレ (Meu amor e…) アモーレ |
月華中森明菜 | 中森明菜 | 松井五郎 | 梶原秀剛 | 松本晃彦 | 夜の果て ただ逢いたかった ひとりがつらくて きっと ひとときの 慰めが欲しいのでしょう 唇は夕月になった 見つめられながら そっと やさしさを ただあげられたらいいのに 抱きしめて 夢を見せて あなたの渇き 癒すまで 花のない 女でなど いたくない 抱きしめて 愛にふれて 名残り惜しさに 揺れるまで 幻で済ませるのも 覚悟して 眠るから Ah 恋は Ah どこへ 長い髪 乱すほど もっと 涙も忘れる きっと 永遠に 気づかない幸せもいい 抱きしめて 夢を見せて 爪のさきまで なにもかも 別れ際 想い出まで 隠すから 抱きしめて 愛にふれて めまいのように一度でも 傷ついて苦しむほど 愛しさが 深くなる Ah ふたり Ah どこへ 抱きしめて 夢を見せて 抱きしめて 愛にふれて さみしさに 夢を見せて ためいきで 愛にふれて 抱きしめて 夢を見せて 抱きしめて 愛にふれて さみしさに 夢を見せて ためいきで 愛にふれて |
DESIRE -情熱-(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 阿木燿子 | 鈴木キサブロー | | Get up, Get up, Get up, Get up Burning love やり切れない程 退屈な時があるわ あなたと居ても 喋るぐらいなら 踊っていたいの 今は 硝子のディスコティック そう みんな堕天使ね 汗が羽のかわりに飛んでる 何にこだわればいいの 愛の見えない時代の 恋人達ね まっさかさまに堕ちて desire 炎のように燃えて desire 恋も dance, dance, dance, dance ほど 夢中になれないなんてね 淋しい Get up, Get up, Get up, Get up Burning heart 腕を離してよ キスをされるのも ごめん 気分じゃないの ヒールを脱ぎ捨て 感じているのよ 夜の孤独な長さ そう 多分 贅沢な悩み 分かっているわ これでも 何を信じればいいの スキャンダルさえ 時代のエクスタシィよ ぶつかり合って廻れ desire 星のかけらを掴め desire 夢はそうよ 見る前に醒めてしまったら 何にもならない Get up, Get up, Get up, Get up burning love まっさかさまに堕ちて desire 炎のように燃えて desire 恋も dance, dance, dance、dance ほど 夢中になれないなんてね 淋しい Get up, Get up, Get up, Get up Burning heart Get up, Get up, Get up, Get up Get up, Get up, Get up, Get up Burning love |
予感(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | | どうせ 嫌われるなら 思いきり 嫌われたい 飾り立てた そのやさしさよりも 一つの真実(ほんとう)が 聞きたい いつも引きずってた あなたを 想えばこそ この恋だけは 失いたくないと ただそればかり 考えてた あなたの心が わからない 噛みしめた唇が とても熱い どんな 言葉でもかまわない 答えを下さい もう疲れたの 明日へ 進みきれない あなたを 行ったり来たり 思わせぶりの 罪を認めて欲しい 夢なら朝を迎えてる あなたの心が わからない 予感がこの胸をつまらせる どんな 言葉でもかまわない 答えを下さい もう疲れたの どんな 言葉でもかまわない 答えを下さい もう疲れたの |
TANGO NOIR(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 冬杜花代子 | 都志見隆 | 藤原いくろう | 冷たい指で手首つかまれて 踏み出した黒い繻子(しゅす)の靴から 終わりの来ない夜 始まったの Pas de deux noir(パ ドウ ドウ ノアール) リズム切り裂いて ふるえる肩先 瞳(め)の中にかげろう 赤くゆれて もうひき返せない 美しい悪魔に 魅入られて 愛して いたぶられるままに ふりむくだけであなた 罪なオトコ 命を燃やして踊れば Tango Tango 愛しただけでわたし 壊れてゆく のけぞる胸元 くちづけられ Tango Noir ありったけのジェラシー浴びながら わたしとびきりのレディに変わる 恋という戦い きらびやかに Pas de deux noir (パ ドゥ ドゥ ノアール) シルクのヒュスチェのウエストひき寄せ ターンきめられたら 息も途切れ ゆくとこまでゆくわ 美しい破滅に 魅入られて 愛して 流されてくままに 生きてるだけであなた 罪なオトコ 燃えつきたいから踊れば Tango Tango 愛しただけでわたし 壊れてゆく 逆らうことさえ 歓びなの Tango Noir もうひき返せない 美しい悪魔に 魅入られて 愛して いたぶられるままに ふりむくだけであなた 罪なオトコ 命を燃やして踊れば Tango Tango 愛しただけでわたし 壊れてゆく のけぞる胸元 くちづけられ Tango Noir |
Tokyo Rose中森明菜 | 中森明菜 | 中森明菜・上澤津孝 | MASAKI | BRIAN SETZER | 真っ赤なルージュで あなたの胸に ~デラシネ~と書いて そっと口づけるの ハイドが揺さぶるエモーション ジキルに届けばジャンクション じれったい言葉なら 私が生まれたヒストリー あなたが踏み込むテリトリー もう何も聞かないで… Crazy Love もっと もっと 素直に ありのままに 生きてみたい Crazy Cool あなたのすべてが 欲しい せつない恋 咲き乱れてく 奇跡をおこして 運命にさからう 私 Tokyo Rose この世によくある 皮肉は得意だわ 大事なものほど 知らずに傷つける 優しい言葉はバイオレンス 傷口に滲みるレミネセンス 永遠に終わらない 扱い慣れてるロンリネス だから見せないでテンダネス この時代あざ笑う… Crazy Love ずっと ずっと 夢みた いつか巡る 明日への風 Crazy Cool 感じて 私のすべて 光もとめ 咲き乱れてく 上手に生きてく 女にはなれない 私 Tokyo Rose Crazy Love もっと もっと 素直に ありのままに 生きてみたい Crazy Cool あなたのすべてが 欲しい せつない恋 咲き乱れてく 奇跡をおこして 運命にさからう 私 Tokyo Rose |
難破船(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐山雅弘 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
原始、女は太陽だった中森明菜 | 中森明菜 | 及川眠子 | MASAKI | 岩崎文紀 | 恋に落ちて 私は燃え尽きて 孤独という氷河をさまよった 不幸に愛された運命はまた この心を手まねくけど 太陽が昇る 裸の胸に いま哀しみさえ 生きる力に変えてく 誰・誰・誰・誰・誰も恨んでないわ ねぇ誰・誰・誰・誰・誰か だから見つめて 揺るぎない私のすべてを 夢に迷い 心は血を流し 報われない想いにただれてた 朝をむかえるため 夜が在ること 教えたのは空と大地 原始に生まれた女のように ただありのままに 愛をもとめてゆきたい 誰・誰・誰・誰・誰もなぐさめないで ねぇ誰・誰・誰・誰・誰か だけど感じて 抱きしめた私のすべてを 闇が溶けてく 風がざわめく 弱ささえ受けとめた私がいる 男に生まれてあなた 何がよかった ねぇ女に生まれて私 きっとよかった あゝ誰・誰・誰・誰・誰もなぐさめないで ねぇ誰・誰・誰・誰・誰か だけど感じて 抱きしめた私のすべてを 私のすべてを |
二人静 -「天河伝説殺人事件」より-(renewal)中森明菜 | 中森明菜 | 松本隆 | 関口誠人 | | 「きっと、愛しすぎたから…」 散り急ぐ花びらを時間(とき)の背中に サヨナラと並べてる指がいじらしいね 殺(あや)めたいくらい愛しすぎたから… 添い寝して 永遠に抱いていてあげる いい夢を見なさいな うたかたの夢を 夜桜がさわぐ 幸薄い蜉蝣(かげろう)の衣(きぬ)を脱ぐように 凛(りん)とした生き方の自分を見せたくて 焦がれそうなほど哀しすぎたから… 添い寝して 三日月を枕に眠れば 魂は蘇って火の鳥に変わる 天の川キラリ 殺(あや)めたいくらい愛しすぎたから… 添い寝して 運命に寄り添ってあげる 冷えきった掌(てのひら)を胸に押しあてて あたためて 添い寝して 永遠に抱いていてあげる いい夢を見なさいな うたかたの夢を 夜桜がさわぐ |