ビール ビール 今日は ビール
100年分 忘れてしまおう
泣いて 笑って 騒いで 今夜
聞かせて 生きてゆく言い訳とか
今も 飲み続ける理由
「100年ビール」/シシド・カフカ
僕をわかってくれる何かを探して
今日もまた 共に歩んだ靴を脱いて終わった
お疲れサマと ビールが染み込んでゆく
誰かに勝てたら もっとうまいのかなぁ
「缶ビール」/柴田淳
正月休み ずいぶん久しぶりに
同窓会に顔を出した
結局たいした話はしなかった
居酒屋のけむった空気
“あいつ結婚するんだって…”
“へぇ…そうなんだ”って言った
誰かの笑った声で あの日がふっとよみがえった
ぬるくなったビール 決して戻せない時間
「ぬるいビール」/スガシカオ
一杯ひっかけたあと、こんな“ビールソング”に浸るのもキモチが良さそうです…。また、ビールのCMを見ていても気持ちが煽られますよね。そういえば、ビールのCMといえば、今まで「ごくごく」と飲み干す音が印象的でしたが、今夏アルコール飲料のCMについて、業界全体が「ごくごく」「ぐびぐび」などの効果音は使用せず、喉元のアップなどの描写も控える方針を固めたことが話題となっておりました。また、CM出演者の年齢も「20歳以上」から「25歳以上」に引き上げに…。
その理由は「アルコールを我慢している依存症の患者への配慮」や「若いタレントのCM出演により、未成年者にも飲酒への関心を高めないため」といったものですが、SNSでは「神経質になりすぎでは?」との声も多くあがっておりました。最近は他にも、組体操をやめよう、盆踊りの音をやめよう、バラエティーの大食いをやめよう、などなど、リスクやクレーム防止の為に、今までの伝統をNGにする傾向が強いですよね。音楽面でも、アーティストがテレビに出る際、歌詞の内容に規制がかかり一部変更、というようなこともありました。
時には守りに入ることも大切ですが、やりすぎるとなんだか…いろんなことがつまらなくなってしまいますよねぇ。SNS時代の今は良いコトも悪いコトもすぐに拡散されてしまいますが、「嫌い」「クレーム」「批判」の拡散ではなく「いいね!」がどんどん広がる世の中になればいいなぁと思います。