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    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。
    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。

    TRACK15

    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。

     2025年4月16日に“TRACK15”が2nd Mini Album『season』をリリースしました。今作には、全国各地のラジオ局でパワープレイに選出され、ドラマのエンディング主題歌にも起用された「千年計画」、恋の成就を願いながらも煮え切らない、初々しさを感じる恋心を歌った「青い夏」、冬の冷たさと恋愛の温もりを対比的に表現したラブバラード「ふゆのうた」など、バンドの飛躍的な成長と音楽性の深化を感じられる全7曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“TRACK15”の蓮による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の『season』というタイトルに込めた想い。そして収録されている全7曲それぞれのお話です。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 お久しぶりですTRACK15 Vo.蓮です。 春になって新生活がはじまってバタバタして、、 やっと落ち着いてきた頃かな。   そんな中、僕たちTRACK15は4月16日に新しいミニアルバムをリリースしました!!!   全7曲入り、タイトルは『season』。 自分の中で、四季というものは生活にすごく深く関わるものだと思っていて、そんな風にみんなと音楽で関われたら嬉しいし、春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよとそんなメッセージを込めて名付けました。 シンプルイズザベスト。   どこから触れていこうかなって感じですが、7曲とも全部大切な楽曲なので少しずつ、つまんで話そうかな。   まずはリード曲「 脇役スター 」 なんか感情がぐちゃぐちゃになる楽曲です。放ってる言葉の切なさ、音の切なさ、でもその気持ちを置き去るような疾走感、1曲目にしてぐちゃぐちゃです笑。   2曲目「 サンブンノイチ 」 これはリリースする前からライブでも演奏してた楽曲。ライブで聴くとよりワクワクです。曲の至る所に3って数字が散りばめられていて面白い。MVも面白い。   3曲目「 青い夏 」 2024年にデジタルシングルとしてリリースしていたけど今回のアルバムにも参戦。 個人的にめちゃくちゃお気に入り。 本当に夏を綺麗に表現できた気がします <この恋は戦慄迷宮ジレンマです>ここ1番好き。 4曲目「 君ノーベル 」 こちらはなんといっても歌詞。 遠く離れた人に向けて書いた手紙みたいな楽曲。CDを手にしてくれた方はよかったら歌詞カードに注目してみてほしい、何か気づくかも、、!   5曲目「 告白 」 やりたい事を詰め込んだ楽曲。 どの曲もなんやけど歌いながら映像が鮮明に浮かんでくる。言葉の語尾、息遣い、色んなものを想像通りにできた音達。 目をつぶって聴いてみてほしい。   6曲目「 ふゆのうた 」 現段階TRACK15ナンバーワンのバラードです。カラオケで友達が下手くそに歌ってくれたんですけど、それでもなぜか突き刺さって泣きそうになりました笑。   7曲目「 千年計画 」 このアルバムを締め括るのに相応しい楽曲。まずタイトルがお気に入り。 この楽曲はいつもより大きく?広い?愛!?なんていうかな、、 細かい小さな描写もあるんですけど、上限が広いというか、、? 近い視点、遠い視点、みたいに視点の移動がすごく綺麗だなと思ってます。 何言ってるかわからないと思うので是非聴いてください!笑   これでザッとですが、TRACK15の「season」が何者なのか伝わったかな? 是非もっと深く僕たちの音楽を堪能してほしいので、各CDショップに、サブスクリプションサービスにダッシュしてみてください!!! そしてそして、ライブハウスでお会いしましょう!!!そこでは音源以上のものを届けますお待ちしてます!!! ばいばーい!!!   <TRACK15 Vo.蓮>   ◆2nd Mini Album『season』 2025年4月16日発売   <収録曲> 1.脇役スター 2.サンブンノイチ 3.青い夏  4.君ノーベル  5.告白 6.ふゆのうた 7.千年計画

    2025/04/21

  • 湯木慧
    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。
    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「earth」にまつわるお話です。子どもの頃はきっと誰しも抱いていたはずのトキメキ。あなたには今、何かトキメキはありますか…? 今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 青空や木漏れ日に胸が躍ったり、 季節の変わり目の風に体が宙を舞ったり、 ワクワクして、思わず、走り出しちゃいそう。 この地球で、トキメキと共に、生きてゆくのだ!という曲のお話。   小さい頃は空が飛べたし 虹を作り出せて 葉っぱで船を作って川を下れたんです。   木漏れ日は私だけのステージライトだし その下で踊り出しちゃう。 雨の後の匂いだってトキメキだし 秘密基地は至る所にあったんです。     みんなはそんなトキメキ、ありましたか? ありますか…?   私はなくしちゃってましたよ。   でも、また取り戻すことも 新しいトキメキを見つけることも まだまだできるよ!   一緒に行こうよ!   と言う曲です。     海や大地や風や空や生き物のイメージのアレンジで すごく前向きで、空を飛ぶ曲です。     生活している中でトキメキを逃さない人でありたいですね。       はい。 と言うことで 4月23日にアルバムが出ます。 『僕がこの世界を歌うのなら』というアルバム。 今回書いたコラムは そのアルバムの中のearthという曲についてでした。     以上 湯木慧でした。   <湯木慧> ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/04/18

  • ORCALAND
    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。
    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。

    ORCALAND

    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。

     東京・下北沢発の「あらゆるポジティブを生み出す」ロックバンド“ORCALAND”がDigital EPを2作品リリースしました。2025年3月5日に『ぶちあげる-EP』を、3月26日に『だきしめる-EP』をリリース。時には先頭に立って手を引く力強さ、時には背中を押すような優しさを音楽で届けることができる彼らの楽曲は、多くのリスナーのポジティブのきっかけになること間違いなし!    さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は『だきしめる-EP』にまつわるお話です。“誰一人置いていかない”というテーマをコンセプトに作り上げた今作。ORCALANDの根幹のひとつであるこのテーマへの自身の思いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2025年3月26日(水)『だきしめる-EP』デジタルリリース! 『ぶちあげる-EP』から二週間空けてのリリースになりました しっかりぶちあがってもらえたでしょうか。   前作に続き、初のプロデューサーを迎えての制作となった「Take it Happy!」 バンド5周年にあわせてリリースした「かっとばせ!!」など こちらもモリモリの内容でございます。   我々ORCALANDの“誰一人置いていかない” というテーマをコンセプトに作り上げた今回の作品。 活動初期から掲げてきたこのテーマが、ついに一つの作品として世に出る事になったなという思いがありますね。 今回もこのテーマの解釈は受け取ってくれた貴方に任せたいのですが、折角の歌詞エッセイですので俺なりの解釈をひとつ。 これはテーマであり、目標であり、俺と貴方の人生です。   誰一人置いていかないとか無理じゃない?笑 とか言われる事もあったけど、大事なのは そう思い続ける事、そう言い続ける事 だと思っています。   一人でいる人に手を差し伸べて連れ出したり、そのままの形を受け入れたり。一口に“置いていかない”といっても様々な形やアプローチがあると思います。 俺にとってはそのどれもが正解で、俺たちを知ってくれた人を置いていかないための言葉です。   ロックバンドの歌が、歌詞がまるで自分の人生を歌っているように聞こえた、という瞬間は音楽好きからしたらあるあるだと思うのですが、俺たちロックバンドは、リスナーにこれまでの人生や境遇を直接、ヒアリングして返答することは難しいです。   だから、ORCALANDにそれを感じてくれた時、“誰一人置いていかない”ロックバンドと名乗ることであなたの共感を、人生を、暗に肯定できるような存在になりたいな。なんて思っています   まぁ我々も人間なので!カバーしきれない範囲は多々あるかもしれないけど! もっともっと大きな存在になって、もう訳わかんないくらいたくさんの人が好いてくれるロックバンドになったとしても“一人”を抱きしめられる様に曲を作っていきます俺は。 来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待っての精神です。   『ぶちあげる-EP』の「頭空っぽにして楽しむ」 『だきしめる-EP』の「誰一人置いていかない」 この二つのテーマが【あらゆるポジティブを生み出すロックバンド】ORCALANDの根幹。 出会ってくれた貴方という存在を、人生を、少しでも肯定できるように歌っていきます。   出会ってくれて、ここまで読んでくれてありがとう! <ORCALAND・大塚祥輝>   ◆『ぶちあげる-EP』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1. チャーハン・ナイト 2. インターネットスナイパー 3. SPARK 4. テノヒラスパイラル 5. バニサマ   ◆『だきしめる-EP』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. Take it Happy! 2. かっとばせ!! 3. brand new day 4. オーガスタ 5. セーブポイント

    2025/04/17

  • ネクライトーキー
    そういうものでしょう?
    そういうものでしょう?

    ネクライトーキー

    そういうものでしょう?

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は中村郁香が執筆。収録曲「 そういうものでしょう? 」のお話です。この歌詞で思い出した自身のここ5年間のこと。心身の不調がありながらも、なんとか踏ん張ることができたきっかけは…。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 こんにちは、ネクライトーキー2回目を担当します!中村郁香です。EPの中で一番好きかもしれない「 そういうものでしょう? 」という曲なのですが、この曲の歌詞を見ながらふと思い出した、ここ5年の自分の話でもしようかなと思います。   東京に引っ越して5年ほど経ちました。そしてメジャーデビューもちょうど5周年ですね。この5年でコロナでライブが消えたりマスク着用ライブが始まったりといろいろありましたね。   仕事が情勢に翻弄されている間、自分も今までに体験した事のなかった体調の変化や心境の変化がありました。正直な所、マスクなしでのライブが解禁されてみんなが喜んでいる時、私だけが気持ちが追いつけずにいました。ステージに立つ事に抵抗を覚えてしまって、その理由がわからずにずっとモヤモヤしていたのを覚えています。ライブ解禁されたけどまだ行くのは怖いな…と思っていたのと同じ感覚だったのでしょう。   その時は、時間が経てばどうにかなるだろうと思っていました。ですが簡単にはいきませんでした。口では頑張るよと言っているものの、全く身体が動かないんですよね。焦れば焦るほど思うように自分をコントロールできないのに、スマホをつければ仕事のライン通知ばかりでしんどかったです。遅刻常習犯になり、メンバーを困らせている自覚もありました。   何かリセットして落ち着かせたい。そんな時、縁もありスキューバダイビングをやり始めました。最初の体験でのインストラクターさんの人柄もあり、とてもリラックスできたんです。それから別のショップでライセンスなどを取り始めましたが、以前より自分のコントロールがうまくできるようになっていきました。   そんなこんなで今の自分がここに立てているというわけです。主観的にみると大変だったなぁと思いますが、客観的にみると別に大したことではないし、そういう思いをした人は大勢いましたよね。ただ振り返った時、みんな見えない所で同じような気持ちでも頑張っていたんだなと思うと、自分もまだ踏ん張れるかなっと思いました。これが5年間の自分です。   このコラムを書いている時に、話が暗くなりすぎてどうしようと思っていましたが、ちょうどWiennersとの共同主催のライブイベントがあり、こうやって楽しく話せて、心の底から笑えるバンド仲間ができたのだから、しんどい時期に心が折れなくてよかったと思います。生きてて辛い事ばかりじゃないですから。   <ネクライトーキー・中村郁香> ◆紹介曲「 そういうものでしょう? 」 作詞:朝日 作曲:朝日  ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/16

  • Kucci
    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする
    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする

    Kucci

    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は新曲「 ときめき 」にまつわるお話です。理想の自分を追い求めすぎて、今に自信を持てない、自己嫌悪を重ねてしまうあなたへ…。また、今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 はじめまして、Kucciです! まずは、私を見つけてくれてありがとうございます。   この度、3月20日にデビュー曲「ときめき」を配信リリースしました!! 本当に本当に嬉しくて胸がいっぱいです。   このデビュー曲「ときめき」は、映画『女神降臨』の主題歌として書き下ろさせていただいた曲です!   デビュー曲が映画の主題歌という大きなチャンスを与えてもらい、喜びを抱く反面、正直かなりのプレッシャーもあって、抱えきれなくて嗚咽するほど泣いてしまった夜も何度かありました。   でも、そんな悩んだり迷ったりした過去の自分がいたからこそ、描けた歌詞が「ときめき」にたっくさん詰まっています。     <嫌いと決めつける方が、好きより楽だったりする>   自分を信じるってなんだろう。 好きでいてあげたいのに、大切にできない。 そんな自分に嫌気がさしてまた自己嫌悪。   だったらいっそのこと嫌いって言っちゃえ。大っ嫌い。   でもその言葉を受け入れた瞬間、 目の奥が熱くなって、なんだかすごく悲しくて、 ごめんねって自分を抱きしめてあげたくなった。   そっか、私って強くないんだ、そして弱くてもいいんだ。 誰かにならなきゃなんて思わなくていいんだ。   なんだかありのままの自分を受け入れることができるかもって思えた。   「理想」はきっと今の「現実」のプラスαであって、 今を否定するものではないはずだから、今の自分で十分に最高!!   でも、もっと最高になれるかも!って理想に対していつまでも優しい期待を抱いていたい。   明るさの中に見え隠れする痛みにちゃんと寄り添いたい。   そんな想いを込めて作った「ときめき」があなたに届きますように!   <Kucci> ◆紹介曲「 ときめき 」 作詞:Kucci 作曲:Kucci  ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/04/15

  • YUTORI-SEDAI
    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して
    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して

    YUTORI-SEDAI

    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して

     2025年4月9日に“YUTORI-SEDAI”がMajor 1st Debut EP『blanket』をリリースしました。今作には全4曲が収録。タイトルには「どんな時も、どんなあなたも温かく包み込めるように」という思い、「音楽を通して“あなたの全てを肯定する”ため、限られた状況下で使われる毛布やマフラーではなく、使用用途の多さや時期や状況を問わず使われるブランケットみたいな存在でありたい」という気持ちが込められております。    さて、今日のうたではそんな“YUTORI-SEDAI”の金原遼希による歌詞エッセイを2回に渡りお届け。第2弾も引き続き【EPに関して】のお話を綴っていただきました。収録曲「 私だって、 」「 新宿ロマンス 」「 ロックンロール 」それぞれに込めた想いは…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 前回に引き続きEPのお話。   リード曲の「 私だって、 」は、実は約2年前ぐらいにメロディラインの一部は出来上がっていたんです。僕的には、絶対これだ!という確信があって。スタートはそこからでした。   歌詞は、過去の恋愛、学生時代、リアルに体験した出来事をベースに書きました。 当時、好きだった子がいたのですが、実は僕の近しい友人と付き合っていたことを後から知って。 友人が相手だったのもあって、伝えられず後悔して。 その時の歯痒さを思い出しながら歌詞に乗せました。   好きな人には好きな人がいる。 ただそれをどうにかできるわけではなくどうしようもない状況。 そのなんともいえない、もどかしくて切ない感情が、サビのストリングスが目立つ曲調ともピッタリだなと思っています。   大きく楽曲を通して伝えたいのは、どんな状況であっても、自分の価値観や思いを伝えることを大切にしてほしいということです。後から後悔してほしくない。 「私だって、」の先に込めた気持ちをしっかりと相手に伝えてほしい。 そんな想いで書いた楽曲です。   「 新宿ロマンス 」も、実際の経験から作った曲で、“情けない男の片想いソング”です。 もともと昭和歌謡が好きで、その雰囲気から楽曲制作に入りました。 無理だと思っていても少しの期待をして、そわそわした気持ちで誘いに乗るけど、 どこか不安だったり、あとひと押しができなかったり、そんな心情を表現しています。   この曲はタイトル通り、新宿が舞台で、実体験の情景描写をそのまま歌詞として書いているのでよりリアリティを感じてもらえると思います。 シーンは違ったとしても、誰しもが恋をしている時に体験したことのあるような感覚かなと思っているので、「あの甘酸っぱいけどほろ苦い感覚、そういえばあったな」と共感してくれたら嬉しいです。   「 ロックンロール 」は、今回のEPの中で唯一、恋愛曲ではなくメジャーデビュー作品のこのタイミングだからこそ自分へ向けて書いた曲です。   バンドだけでなく生きていく中で、一人孤独を感じて立ち止まってしまう場面が多いけど、立ち止まっていては何も始まらないし進まない。一旦、前に進んでみるとそこから勢いがついて進んでいくこともある。 そんなメッセージを伝えたい気持ちからこういう曲になりました。   岩が転がるとき、最初はぎこちないけれど、どんどん転がるうちに角が取れて丸くなり、スムーズに転がっていく。そんな様子をイメージしてタイトルは「ロックンロール」。   夢を追いかけている全ての人に届いてほしい、そんな1曲です。   今回初のメジャー作品なので、このEPでYUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して制作しました。 4曲通して聴きながら僕たちの音楽をしっかりと感じてもらえたら嬉しいです。   <YUTORI-SEDAI・金原遼希> ◆Major 1st Debut EP『blanket』 2025年4月9日発売   <収録曲> 01. ベストシーン 02. 私だって、 03. 新宿ロマンス 04. ロックンロール

    2025/04/14

  • YUTORI-SEDAI
    些細な日々がきっとベストシーンなんだって
    些細な日々がきっとベストシーンなんだって

    YUTORI-SEDAI

    些細な日々がきっとベストシーンなんだって

     2025年4月9日に“YUTORI-SEDAI”がMajor 1st Debut EP『blanket』をリリースしました。今作には全4曲が収録。タイトルには「どんな時も、どんなあなたも温かく包み込めるように」という思い、「音楽を通して“あなたの全てを肯定する”ため、限られた状況下で使われる毛布やマフラーではなく、使用用途の多さや時期や状況を問わず使われるブランケットみたいな存在でありたい」という気持ちが込められております。    さて、今日のうたではそんな“YUTORI-SEDAI”の金原遼希による歌詞エッセイを2回に渡りお届け。第1弾は【EPに関して】のお話。タイトルに込めた想いとは。そして、ストレートに多幸感を描いた収録曲「 ベストシーン 」でもっとも伝えたいメッセージとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。   今回、メジャーデビュー1作品目となる1st EP『blanket』をリリースすることができて本当に嬉しいです。   EPのタイトル『blanket』ですが、この根本には、僕たちYUTORI-SEDAIの主軸である“誰かに寄り添う音楽を届けたい”という気持ちが込められています。   YUTORI-SEDAIが届ける音楽は、どんな時も、どんな瞬間も、どんな感情も全てあなたを肯定したい。つまり、救いたいという想いから音楽制作をしています。そこから、用途の多さや状況、時期にとらわれず、どんな時もあなたを包み込んでくれる“blanket”のような存在でありたいという考えから今回のタイトルへとつながりました。   僕らの4曲を通して、ホッと安心するような気持ちを感じてくれると嬉しいです。   『blanket』は「全てがリード曲になるように!」と制作したので、僕たちの様々な楽曲ジャンルが楽しめる作品となっているのですが、その中でも「 ベストシーン 」は、今までのYUTORI-SEDAIらしさをしっかり表現したい楽曲でした。4曲の中で最も純粋に幸せ感、楽しさ、嬉しさの感情を表した歌詞になっています。   この楽曲を通して一番伝えたいことが1サビの歌詞に詰まっていて   何十年後だって 続いて欲しいと思うよ、だって アルバムにも残らないほどの 些細な日々がきっと ベストシーンなんだって 思うから、台本も無くたって どんな派手な場面よりもただ 二人で居られるなら   写真にすら残らないほどのそんな日常的な場面が一番幸せだったりするんじゃないか? そんな気持ちを伝えたい曲です。これは僕が過去の恋愛で後悔したこと、恋愛観を思い出して描いた楽曲でもあります。   当時は、目立ったことに目を向けがちで、それが理由で恋人と少しの喧嘩をすることもあったけど、そうではなく、些細な日常にこそ幸せの積み重ねがあり、そこに気づけばすごく幸せを感じられる。そんな僕の体験も交えた想いを込めました。   日常でふとした嬉しさや楽しさを感じて、聴いている全員の日常が「ベストシーン」になるように。   <YUTORI-SEDAI・金原遼希> ◆紹介曲「 ベストシーン 」 作詞:金原遼希 作曲:金原遼希 ◆Major 1st Debut EP『blanket』 2025年4月9日発売   <収録曲> 01. ベストシーン 02. 私だって、 03. 新宿ロマンス 04. ロックンロール

    2025/04/11

  • ORCALAND
    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”
    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”

    ORCALAND

    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”

     東京・下北沢発の「あらゆるポジティブを生み出す」ロックバンド“ORCALAND”がDigital EPを2作品リリースしました。2025年3月5日に『ぶちあげる-EP』を、3月26日に『だきしめる-EP』をリリース。時には先頭に立って手を引く力強さ、時には背中を押すような優しさを音楽で届けることができる彼らの楽曲は、多くのリスナーのポジティブのきっかけになること間違いなし!    さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾はEP『ぶちあげる-EP』にまつわるお話です。今作のテーマは「頭空っぽにして楽しむ」こと。自身がライブをしていくなかで生まれた大事な想いとは…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 2025年3月5日(水)『ぶちあげる-EP』 デジタルリリース!めでたい!! こう、リリースにあたって文章を書く機会を頂けるのはとってもありがたいですね。   我々、ORCALANDの「頭空っぽにして楽しむ」 というテーマをコンセプトに作り上げた今回の作品。 初のプロデューサーを迎えての制作となった「 チャーハン・ナイト 」 NECレッドロケッツ川崎さん2024-25シーズン新プロモーションビデオとのタイアップ「 SPARK 」など、モリモリの内容でぶちあげる5曲を収録出来たと自負しています。   「頭空っぽにして楽しむ」の解釈は 聴いてくれた人それぞれでいいのですが、あえて俺が言うとすれば 難しいこと考えずに“今”を楽しもうぜ、というフレーズです。 それは日々ライブをしていく中で思ったこと。   普段の生活では大きな声を出したり、テンション上がって拳を突き上げたりなんて、おかしなことだと笑われるかもしれません。ライブハウスの中ではそれが許され、しかも迎合される。   ただ、ライブハウスに遊びに来る人の中には、初めてライブを見に来た人、思いっきり楽しみたいけど恥ずかしくて思っていたように楽しめない人もいると思います。 そんな人も、もともと楽しみに来た人も、我々も含めて、皆が余計な事を考えずに楽しむ事に集中できる空間、音楽を作っていきたいという想いがこのアルバムにはいっぱい詰まっています。   つまり、この作品はリリースしただけでは完成では無くて。 聴いてくれた人、受け取ってくれた人と一緒に、俺たちのライブで頭空っぽにして楽しむ事で出来上がるもの。だから“ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”な訳ですね。   音楽って常にそういうものと言ったらそういうものなのですが、最近の俺たちは音楽を生み出すだけではなく、“どう受け取ってほしいか”まで考えて曲を作り出しています。 ですが、自由な楽しみ方で、自由な受け取り方でワクワクする方向へ。このEPを楽しんで貰えたらと思っています。 そしてその上で!全国どこまでも人々の耳と心をぶちあげに行きます! この文章を読んでくれた貴方と、ライブハウスで遊べますように!   <ORCALAND ヨシキ>   ◆『ぶちあげる-EP』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1. チャーハン・ナイト 2. インターネットスナイパー 3. SPARK 4. テノヒラスパイラル 5. バニサマ   ◆『だきしめる-EP』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. Take it Happy! 2. かっとばせ!! 3. brand new day 4. オーガスタ 5. セーブポイント

    2025/04/10

  • ネクライトーキー
    モブなりのカンフー
    モブなりのカンフー

    ネクライトーキー

    モブなりのカンフー

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は藤田(Ba)が執筆。綴っていただいたのは、収録曲「 モブなりのカンフー 」にまつわるお話です。仮歌詞の段階から、自身がとても気に入っていたワードとは。そして、そのワードの行方は…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 どうも、ネクライトーキーのベース藤田です。 今日のうたコラムを書くの3回目でした。結構書いててびっくり。私は曲を書いている側ではないのですが、毎度の如く勝手にああだこうだ言いたいと思います。 では、今回は2025年3月26日に配信リリースされたEPから「モブなりのカンフー」について。   皆さんステゴロで闘ってますか? 私は絶対武器を持っていたい派です。最悪その辺の木の枝でも良い。出来る事なら事前に色々準備しておきたい。基本的に急な出来事への対応力が0に等しいので武器は多ければ多いほどいい。まぁ先に色々準備しといた癖にこれならいけるやろと余裕ぶっかまして全部忘れたりもするのですが。ウサギとカメならウサギですね。別にフィジカルが強い訳でもないからウサギにも失礼かもしれない。   そんな事はどうでも良くて、朝日がこの曲のデモを持ってきた時に仮歌詞として「ステゴロ一辺倒」が入っていました。それを私が甚く気に入ってしまい、朝日に対して呪詛のように歌詞に入れてほしいと懇願したのを今更ながら困らせたかもなぁ悪かったなぁと反省しております。朝日が歌詞を書く際、私が放った呪詛の影響を受けるタイプだとは思わないのですが、だからこそ少しでも脳に刷り込みたかった。「ステゴロ一辺倒」を。   だってかっこいいじゃないですか「ステゴロ一辺倒」!まず語感がめちゃくちゃ良い。武器を持たずに素手で闘い続けているのって憧れる。もしかしたら不器用だから故のステゴロかもしれないけれど、いや、やっぱり覚悟と信念をもってなんじゃないかな。どんな歌詞になるかまだ分かんないけど私この曲の主人公の事多分好きになっちゃうな。そんな予感がしたのです。まぁこの時点で相当好きなのですけどね。   歌詞が完全に決定するのは大抵ボーカルRECのタイミングなのですが、最終的に歌詞に「ステゴロ一辺倒」が入った時は小躍りしました。なんならアレンジの時点で最後にもう一回Aメロやって「ステゴロ一辺倒」で終わりたい!と猛アピールしていたものの、その歌詞を最終的に入れるかは朝日次第なのでドキドキしてたんですよね。入った。嬉しい。今も嬉しい。   皆さんにも、この曲のこの歌詞狂おしいくらい良いよなってポイントあると思います。私の場合は「ステゴロ一辺倒」でした。ちなみに朝日さん的には「大事な写真ならもっと嫌いになるほど見とけ」が気に入っているそうですよ。1行違いだね。だからなんだって話だね。   他にもこの曲の歌詞で好きなところが沢山あるのですがとっ散らかりそうなのでこの辺で締めたいと思います。   今回はなんかアツいオタク語りみたいになっちゃったな。そういう時もある。藤田はネクライトーキーの事好きなので。   <ネクライトーキー・藤田(Ba)> ◆紹介曲「 モブなりのカンフー 」 作詞:朝日 作曲:朝日  ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/09

  • 紫 今
    魔性の女A
    魔性の女A

    紫 今

    魔性の女A

     2025年3月12日に“紫 今(ムラサキイマ)”が1stフルアルバム『eMulsion』(読み:エマルション)をリリースしました。紫 今は作詞・作曲のみならず、編曲も自ら手掛ける新世代クリエイター。今作には、2023年リリースの初配信楽曲「ゴールデンタイム」以降、国内外でバイラルヒットした「魔性の女A」を含め、彼女がこれまでリリースしてきた楽曲と、新曲を合わせた全15曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“紫 今”による歌詞エッセイを2カ月連続でお届け! 第2弾は収録曲「 魔性の女A 」にまつわるお話です。令和の日本のルッキズムとは真逆の存在、魔性の女Aとは? 今、ルッキズムに苦しんでいるあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 様々な時代や国に合わせて、人々が求める“理想の美人像”に姿を変えて何千年も生き続けている妖怪、『魔性の女A』の物語。   【人々の気分次第で変化してきた美の不安定さと多様さ】を体現している彼女。 “美の画一化”が日々加速している 令和の日本のルッキズムとは真逆の存在。   もしも現代の日本に彼女が存在していたら、 どんな姿をしているのか? AI美女だったら皮肉ですね。   「こんな形の顔、パーツ、体型が美しい。」 美醜を条件で判断する価値観が溢れるSNSの影響で、 「自分はその条件に当てはまっていないから美しくない」 そうやってルッキズムに苦しむ人が増えた気がします。 私もその一人でした。   美を追求することは素敵なことだけれど、 あなたが目指す理想像は、本当にあなたが心から惹かれたものですか? 「今流行っている顔だから」 「ネットに書いてあった美人の条件に当てはまっているから」 そんな理由だったりしませんか?   美しいものに惹かれてしまうのは人間の性。 ルッキズムを完全否定することは難しい。 じゃあルッキズムとどうやって向き合っていけばいいのか? そんなことを思ったのがきっかけでこの曲を作りました。   どうせ“美の魔力”から逃れられないなら、 誰かが決めた“条件”に囚われるよりも、 言語化できない“魔性”に取り憑かれていたい。   人の数だけ“魔性”があるように、人の数だけ多様な“美の形”があってほしい。   誰にも介入させないで。 あなたの感性を大切に守ってほしい。 あなたが美しいと思ったならそれが正解。 美を条件にして、画一化して、凝り固まっていく 日本の現代ルッキズム。   それと最も対極にある言葉、“魔性”纏いましょう。   <紫 今> ◆紹介曲「 魔性の女A 」 作詞:紫 今 作曲:紫 今  ◆1stフルアルバム『eMulsion』 2025年3月12日発売   <収録曲> M1: 合法パンチ M2: 魔性の女 A M3: Server Down M4: 凡人様 M5: メロイズム M6: 正面 M7: Soap Flower M8: ギンモクセイ M9: 青春の晩餐 M10: フラットライン M11: ゴールデンタイム M12: Not Queen M13: 最愛 M14: 学級日誌 M15: 革命讃歌

    2025/04/08

  • Hana Hope
    フリーバード
    フリーバード

    Hana Hope

    フリーバード

     2025年3月19日に“Hana Hope”がメジャーファーストアルバム『Between The Stars』をリリースしました。2023年8月のメジャーデビューから約1年7か月、高校卒業~大学進学という人生のターニングポイントで制作。大人になる過程での不安や困難を抱えながらも、未来への希望を見出す<成長と旅>がテーマになっており、Hana Hopeの音楽の旅を体感する全13曲が収録。    さて、今日のうたではそんな“Hana Hope”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、注目のミュージシャン・jo0jiとのコラボレーションで生まれた収録曲「 フリーバード 」にまつわるお話です。この歌詞に影響を与えた映画『レディーバード』から感じたものとは。そして、自分自身が伝えたいメッセージは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 jo0jiさんと作詞した「 フリーバード 」は、グレッタ・ガーウィグ監督の映画『レディーバード』からインスパイアされました。この映画は、女の子が思春期から大人へと成長していく過程を描いていて、結構リアルに家族との衝突や将来への不安といった現実的なテーマをありのままに見せています。   こうした正直な映画にすごく魅力を感じるのは、多分、「自分は一人じゃない」と思い出させてくれるからかもしれません。世界には同じような思いや経験を持つ仲間がたくさんいる。だからこそ、どんな不安も乗り越えられると信じられる。   なので、「フリーバード」を作るに当たって自分のリアルな心の表情も見せるように心がけました。   “なんでもできるが故に 手を伸ばす方向が 定まらない当てなどない 逃避行のような日々さ”   無限の可能性を前にしながらも躊躇する自分、答えを求められる中ひたすら逃げていたーー。私もアーティストになると決意する前は、ポシビリティーがたくさんある中、自分に最適な道を選択できるのか、という不安に強く苛まれていました。だからこそ、私はアーティストとしての第一歩を踏み出すことにとても勇気がいりました。   jo0jiさんとの制作セッションに向かっている途中、Neil Youngの「Rockin' in the Free World」を聴いてました。この曲のサビに出てくる<Free World>という歌詞に惹かれて、自分へのリマインダーにもなりましたー“そうだここは自由な世界なんだ”と。生きていて、自分のルーティンに囚われて閉じこもってしまう方はたくさんいる気がします。なので、最後のコーラスでは、このメッセージを届けたいと思いました。   “Free Bird don't you know  Everything 変わりゆく世界の中でも Free World don't you know”   何があったとしても、自由な鳥のように未来へと一生懸命羽ばたけば、いつか地上には着く。   <Hana Hope> ◆紹介曲「 フリーバード 」 作詞:jo0ji・Hana Hope 作曲:jo0ji  ◆メジャーファーストアルバム『Between The Stars』 2025年3月19日発売 <収録曲> 1.flowers 2.フリーバード 3.Rain Or Shine 4.サマータイム・ブルース 5.passing forward 6.Growing Pains 7.消えるまで 8.アカイロ 9.たゆたう 10.背中 11.leave me blind 12.旅のゆくえ 13.UnSaid

    2025/04/07

  • 藤巻亮太
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】

    藤巻亮太

    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】

     2025年3月26日に“藤巻亮太”がニューアルバム『儚く脆いもの』をリリースしました。今作には、「真っ白な街」「朝焼けの向こう」の他、昨年開催の『THANK YOU LIVE 2024』にて披露され話題となった「桜の花が咲く頃」や、同年開催の『Mt. FUJIMAKI 2024』にて完成したばかりの新曲として披露されていた「新しい季節」など藤巻が信頼を寄せるミュージシャンと共にバンドサウンドに拘った計10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤巻亮太”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾では【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】を綴っていただきました。全収録曲それぞれの歌詞に込めた想いやその背景にあるものを受け取ってください。 アルバム『儚く脆いもの』   自分の足元を見つめ、どこへ進むかを模索する中で生まれる曲がある。ニューアルバム『儚く脆いもの』にとっては「新しい季節」がそんな曲だ。   歌詞を書きながら自分の心にある気持ちに気がついたり、想いを整理したり、時に自分を鼓舞しながら言葉を紡いだ。最も前向きな歌に仕上がった。この曲が生まれてアルバム制作のスイッチが入り、どんどん曲をつくっていった。   ディレクターさんと話しながら、自分で蓋をしているような心の部分を、あえて歌詞の世界で描いてみないかという話があった。その頃、世界ではガザ侵攻が報道され始め、その光景を連日のように眺めながら人間の闇というものが迫ってきた。それは自分自身の闇と呼応しはじめて「メテオ」ができた。遠い国の他人の出来事ではない何かが胸に迫ってきた。   時系列はバラバラだが、「真っ白な街」「桜の花が咲く頃」「Glory Days」「ハマユウ」など別れがテーマの曲も多い。切なさや痛み後悔など、確かにあまり向き合いたくないような心象が浮かんできた。   けれどそういった強い感情の渦に飲み込まれても消えない光があるような気がした。一回しかない人生で出会えたことや、共に過ごした時間の中に、確かにかけがえのないものもがあると思った。   「儚く脆いもの」は、15年前にケニアのナイロビで医師・國井修さんと出会ったことがきっかけで生まれた曲だ。現在、世界に20億人もいる感染症に苦しむ人たちにワクチンを届ける仕事をされている。   國井先生からの、「この病気を世界で唯一克服した事例があってそれが山梨なんですよ。」という言葉に衝撃を受け、日本住血吸虫症を扱った『死の貝』という本を読んだ。およそ100年もの時間をかけてこの病気と戦い克服した先人たちの歴史に胸を打たれこの曲は生まれた。   「愛の風」は同級生たちが集まった時の何気ない会話が心に残っていて、そこから生まれた曲だ。社会に出たらみんないろんな想いを抱えながら生きているし、過去とうまく付き合いながら未来に向かって懸命に今を生きている姿が胸に浮かんだ。   「以心伝心」は曲調が面白いので、メロディーに引っ張られるままに歌詞を書いていった。いい意味であまり何も考えていない感じが軽やかでいい。   「朝焼けの向こう」はウクライナ侵攻が始まった頃に書いた。明らかにそれまでと世界の空気は変わってしまったし、「戦う」というテーマはこれまでに直接扱ってこなかったが、あくまで自分にとっての戦いという目線で、整理したい気持ちを歌詞にした。   <藤巻亮太>   ◆ニューアルバム『儚く脆いもの』 2025年3月26日発売   <収録曲> 01. 桜の花が咲く頃 02. 朝焼けの向こう 03. Glory Days 04. 愛の風 05. 真っ白な街 06. 以心伝心 07. 儚く脆いもの 08. 新しい季節 09. メテオ 10. ハマユウ ◆藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」 詳細: https://www.fujimakiryota.com/live/?id=189

    2025/04/04

  • さかいゆう
    “本当の自分”にアクセスできるツール。
    “本当の自分”にアクセスできるツール。

    さかいゆう

    “本当の自分”にアクセスできるツール。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回が最終回です。綴っていただいたのは、収録曲「 アイのマネ 」にまつわるお話。時折、夢と現実があやふやになる自身が、それらを分ける唯一の方法とは。そして、自身にとっての音楽とは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 昔から独りが好きな子ども、 というより、一人じゃないとやりたい事が何にもできないな、と考える子どもだった。   そして、時折、夢と現実があやふやになる感覚、それは今も続いている。 空を明らかに飛ぶ事ができるし飛び方も色々ある。 夢の中で夢だと気づいた事がないゆえに、夢もまた現実と全く同じように過ごす。 それはもはや、もう一つの現実で、完全にパラレルワールド。   ただ、自分にとって、夢と一応現実と言ってる状態を分ける唯一の方法は、空を飛ぶか飛ばないかだったりする。 今、これを書いている時に、不思議と空を飛べる気にはなれないが、夢の中では完璧に現実として空を飛んでいる。   僕にとってはfantasyの世界もまさに現実であり、寧ろ、今この、モノを書いている時間を過ごしている現実の世界の方が、なんとなくしっくり来ないような不可解で不自然で不快な出来事が多く、 はたして本当に現実なんだろうか、なんて途方に暮れる事もある。   それぞれにそれぞれの全く異なる世界に生き、 それぞれが思う自分像を演じ、一応の法律や常識や空気で、 なんとか誤魔化しながら同じ世界で共存している、ような気がする。 それは、何かの真似事に近い。   僕にとって音楽は、この、真似事でなんとか過ごそうと努力している“本当の自分”にアクセスできるツールとも言える。   美しい音楽に触れた時、頭ではなく心や魂が喜ぶ。 自分の歌や演奏も然り、奏で歌いながら、同時にリスナーでもある。 あの感覚がほんの少しでも欲しくて音楽を止められないでいる。   今まで、「愛は微熱」「愛の出番」など、 愛という言葉の意味を正しく理解できているとも到底思えない自分が書いてきたが、 愛に似たような感情や行為は一応理解しているつもりだ。   いつも愛について書く時は、また何らかの真似事をしようとしている本当の自分に問いかけてみる。   お金と愛、演じている自分、自分探し、凡庸なテーマではあるが、この曲の作詞は楽しかった。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 アイのマネ 」 作詞:さかいゆう 作曲:Shingo Suzuki・さかいゆう ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/03

  • さかいゆう
    現実と夢の間に橋をかける。
    現実と夢の間に橋をかける。

    さかいゆう

    現実と夢の間に橋をかける。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 Gotta Get Up feat. magora 」にまつわるお話。自身にとって作詞とはどんな行為なのか、改めて向き合ってみたときに、しっくり来た答えは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 とにかく楽しいL.A.でのCo-Writeセッションだった。 Justinのスタジオはロサンゼルスの街を見下ろす丘の上にあり、 L.A.の吸い込まれそうな青空に近くて、こんな場所で暗い曲を書くなんてできっこないと感じるほどだった。 そして生まれたのがこの曲のメロディとトラック。   普通のパーティーソングにするか、メッセージソングにするか。 これまでの自分の作詞作業を見つめ直すモードになり、 自分にとって作詞とはどんな行為なのか? を考えた。   一番しっくり来た答えが、 僕にとって作詞とは、「現実と夢の間に橋をかけるような行為」だった。   作詞をするにあたり、VOCALの相方を務めてくれたMAGORAこと山ちゃんからも、 最近思っている事や、このトラックから想起する言葉たちをランダムに出してもらい、気持ちを一つにした。 出来上がった歌詞はパーティーチューンにしてはかなりシリアスな内容になった。   自分の外側で日々起こっている出来事は、全部抱えるには大きすぎるし、 部分的に抱えるのも誤解が多すぎ、その価値判断はニュースや他人からの情報に頼る他ない。   その中でミュージシャンは何ができるだろうか。 何を歌おうか、歌うべきか、そんな日々のボヤキから生まれた楽曲。   単なるパーティーソングではなく、 今の世の中に目を向けた、重力をしっかり感じる歌詞にしたくて、 自分たちなりの“POLITICAL PARTY SONG”になったと感じている。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 Gotta Get Up feat. magora 」 作詞:さかいゆう・magora・Justin Gray・Anita McCloud 作曲:さかいゆう・Justin Gray・Anita McCloud   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/02

  • さかいゆう
    僕をミュージシャンにしてくれた街。
    僕をミュージシャンにしてくれた街。

    さかいゆう

    僕をミュージシャンにしてくれた街。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 PASADENA 」にまつわるお話。L.A.での楽曲制作期間に生まれたというこの歌。現在に通じる、20年以上前の懐かしい記憶とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 Pasadena。その昔、1年間住んでいたロサンゼルスの街。 想像していたよりも静かで、それまで2年間住んでいた東京よりもずっと時間がゆっくり流れていた。   昨年夏、L.A.で1週間ほどの楽曲制作の期間をもらい、 この「Pasadena」はその時のCo-Writeセッションで生まれた楽曲。 ノープランでL.A.での制作に臨み、 現地の陽の光と潮風を受けながら懐かしさと新しさが感じられる曲を書けたらと考えていた。   住んでいた当時の記憶が20年以上の時を経て、 まさに、懐かしいような、でも何か新しい物語がまた始まるような感覚を覚えた。   当時は「金ない」「友いない」「英語喋れない」。 これに加えて決定的だったのが、「楽器も弾けない」だった。 ボーカリストとして楽器が弾けない上に友達もいなければなんの音楽活動もできない。 唯一、僕にあったもの、それは、「時間」。   既に22歳になっていた僕は、キーボードを購入し、なんの前触れもなく独学我流で練習し始めた。 そのキーボードだけが会話のできる親友だった。 譜面も読めない、音楽理論など何も分からない僕は、 とにかく聴こえてくる好きな音たちを片っ端から耳コピする事に夢中になった。   そののめり込み様は、 まるで小学生の頃に夢中になった天文学さながら。 好きで日々聴いている名曲たちの秘密が少しずつ明かされていく快感に日々酔いしれた。   気づけばDOWNTOWNのストリートで、曲を覚えてはそれを一人弾き語りで披露していて、 そのスタイルは、今の自分にも通じる原型となった。   Pasadena、僕をミュージシャンにしてくれた街。 僕が感じたカリフォルニアの空気や景色をこの曲から感じていただけたら幸いです。   年始のL.A.火事、Pasadenaあたりの映像もニュースに出て来てとても心配した。 心よりお見舞い申し上げます。   また訪れたい美しい街、僕の第二の故郷Pasadena。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 PASADENA 」 作詞:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher 作曲:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/01

  • 逢田梨香子
    自由に、気ままに
    自由に、気ままに

    逢田梨香子

    自由に、気ままに

     2025年3月26日に“逢田梨香子”が4th EP『装飾』をリリース!今作には、収録される楽曲達を日々の「装飾」として楽しんでもらいたいという本人の想いが込められております。初回限定盤(CD+Blu-ray)と通常盤(CD only)の2形態で販売され、楽曲はアーティストデビュー5周年記念楽曲「マイメソッド」を含むバラエティに富んだ全5曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“逢田梨香子”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は、自身が作詞を手掛けた収録曲「 透明な装飾 」にまつわるお話です。かつては、人の顔色を伺い、自分の気持ちは後回しにしていた自身が今、大切にしているルールは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 私は誰かに自分の何かを否定されるのがものすごく苦手だ。“嫌い”というと、人の意見を受け入れない柔軟性のない人間だと思われるのも嫌だから苦手ということにしておく。   子どもの頃から、着る洋服、聴く音楽、観るテレビ、好きな芸能人、親自身の琴線に触れるものしか見せてもらうことも与えてもらうこともなかった。   小学生の時に“メゾピアノ”というジュニアブランドが流行っていて、ベリエちゃんというピンクの頭巾を被ったウサギがモチーフのガーリーな洋服ブランドで、まわりの友達でも着ている子が多かった。本当は私もメゾピアノの洋服が着たかったが、親の好みではないと子どもながらに感覚と傾向でわかっていたので欲しいと言い出せず、一度も袖を通すことのなかったメゾピアノへの未練は大人になった今も残っている。   当時、好きだったアーティストのアルバムを親には内緒でおばあちゃんに買ってもらったことがあった。 そのCDが見つかると、「これりかこの好きなやつじゃないでしょ?」と捨てられてしまった。 そういったことが長年続くと私は、親の思い描く自分を演じようと全ての感情を閉ざし自分の意見を言わなくなった。 人の顔色を伺い、自分の気持ちは後回しにして、その場が円滑に進むならそれが一番いい、と。   私は誰の為に、誰の人生を生きてるんだろう? と生きる意味もわからなくなった。 この先もこうやって生きていくのが“普通”のことなんだと思って人生を諦め始めていた。   そんな私も高校生になり、環境もまわりの人間関係も大きく変わり、自分で選択しなければならないものも増えていき、見える景色も変化していった。 今まで“普通”だと思っていたものが、もしかして普通じゃなかったのか、と気づいてしまった。   クラスメイトはみんな、好きな物を着て、好きなメイクをして、好きな音楽を聴いて、友達と自由に出かけ、自分の人生を当たり前のように生きていた。親の監視下にある狭い箱の中で生きてきた私には少し刺激が強く、でもとてもキラキラして見えた。 私の中の自我が目覚めたのはそのあたりからだ。   自分の好きなもの。 そんなもの100人いれば100通りあるのは当然なことなのだ。 流行りの音楽やファッション、もちろん刺さらないものも沢山ある。 けど、それでいいし、それがいいと思っている。   自分にも、人から見たら理解しがたい趣味や好みがある自負もある。 でも他人から否定される筋合いなんて一切ない。正解なんてこの世にはないのだから。 簡単に理解なんてされたくないし、中途半端な気持ちなら私の領域に入って来るなとすら思っている。   私は今、大方のことは自分で自由に選択出来る環境で生きている。否定してくる人間もいない。 今日はスニーカーを履こう。ピンクのワンピースを着よう。お昼は喫茶店でメロンソーダを飲もう。観に行きたかった映画を観よう。 当たり前かもしれないそんな些細なことが私にとっては大きな幸せだ。 幼少期の経験があったから今の私が形成されたわけである。 当たり前の日常に日々、感謝できる人間になることができてよかったと感謝すらしている。   良くなるも悪くなるも、全部自分の選択がゆえ。誰のせいにもしない。単純なことかもしれないけどそれが私のルールだ。   沢山の方の支えがあってこそというのは大前提だが、私は今、間違いなく自分の足で立って生きている。   ここからの人生をどう彩って行こうか。 日々模索している。   <逢田梨香子> ◆紹介曲「 透明な装飾 」 作詞:逢田梨香子 作曲:市川淳 ◆4th EP『装飾』 2025年3月26日発売   ・初回限定盤(CD+Blu-ray) 価格:¥4,091(税抜) / ¥4,500(税込) 品番:AZZS-163 仕様:ブックレット 16P、三方背ケース   ・通常盤(CD) 価格:¥2,727(税抜) / ¥3,000(税込) 品番:AZCS-1134 仕様:ブックレット 12P   [CD](初回・通常共通) 01.decorate 作曲・編曲:市川淳 02. 透明な装飾 作詞:逢田梨香子 作曲・編曲:市川淳 03.Is this love? <TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第二エンディングテーマ> 作詞・作曲:寿美礼、田辺望 編曲:湯浅篤 04.銀河のエデン作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司(Dream Monster) 05.マイメソッド 作詞:逢田梨香子 作曲:田中秀典、川口圭太 編曲:川口圭太   [Blu-ray] ※初回限定盤のみ ・Is this love?(Music Video) ・“装飾”Behind The Scene   ★★CDショップ先着予約購入特典★★ 【Amazon.co.jp】メガジャケ 【アニメイト(通販含む)】初回・通常共通:缶バッジ(56㎜) 【ゲーマーズ】初回盤:缶バッジ(56㎜)+L版ブロマイド 通常盤:缶バッジ(56㎜) ※缶バッジ(56㎜)とL判ブロマイドは同絵柄になります。 ※先着予約購入特典には数量に限りがございますので、なくなり次第終了となります。   <ライブ情報> RIKAKO AIDA LIVE 2025「Decorate My Stage」 日程:2025年5月5日(月・祝) / OPEN 17:00. START 18:00 会場:東京・LINE CUBE SHIBUYA 価格:8,000円 ※全席指定・税込   [チケット一般販売中] チケットぴあ  https://w.pia.jp/t/rikakoaida/ ローソンチケット  https://l-tike.com/rikakoaida/ イープラス  https://eplus.jp/rikakoaida/ ※お1人様2枚まで ※先着順ですので、予定枚数に達し次第受付終了いたします。   X: https://twitter.com/rikako_aida 逢田梨香子STAFF X: https://x.com/rikakoaidastaff Instagram: https://www.instagram.com/aida_rikako_/ 逢田梨香子オフィシャルサイト: https://rikakoaida.com/ 逢田梨香子YouTube チャンネル: https://youtube.com/@rikakoaida RIKAKO AIDA OFFICIAL MEMBER「Us」: https://members.rikakoaida.com/aboutUs/

    2025/03/31

  • 藤巻亮太
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】

    藤巻亮太

    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】

     2025年3月26日に“藤巻亮太”がニューアルバム『儚く脆いもの』をリリースしました。今作には、「真っ白な街」「朝焼けの向こう」の他、昨年開催の『THANK YOU LIVE 2024』にて披露され話題となった「桜の花が咲く頃」や、同年開催の『Mt. FUJIMAKI 2024』にて完成したばかりの新曲として披露されていた「新しい季節」など藤巻が信頼を寄せるミュージシャンと共にバンドサウンドに拘った計10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤巻亮太”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾では【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】を綴っていただきました。全収録曲のサウンド面でのこだわりをそれぞれお楽しみください。 01「桜の花が咲く頃」 ど真ん中のポップソングをつくりたいと思ってメロディーをつくり始め、それに伴いコード進行も自然と爽やかな流れになりました。四つ打ちのビートと明るいサウンド感は意識していましたが、桜が咲く春のイメージで鮮やかなアレンジは曽我淳一くんがリードしてくれて練り上がりました。ピアノとメロトロンの音色もとても合っています。   02「朝焼けの向こう」 原哲夫さん作画の『いくさの子』という作品にインスパイアされてつくっていきました。ギターリフと共にロックな曲です。デモ段階でリズム隊のアレンジをしていたのですが、レコーディングでのDr片山タカズミくん、Bass御供信弘くんの演奏が圧倒的に素晴らしく、魂を吹き込んでもらいました。曽我淳一くんのアレンジもダイナミックです。   03「Glory Days」 心の中を行ったり来たりするような情けない感情がメロディーを呼んでいきました。その後シンセのリフが思い浮かび、音色が決まった時に曲の世界観が定まった印象です。1番のサビに左右のアコギのアルペジオが入っていて、それが良かったのでイントロにも持ってきて、更にもう一本エレキのアルペジオを加えて気持ちのいいオープニングに仕上がりました。   04「愛の風」 シンプルにアコギの弾き語りでつくりました。とにかく言葉を聴いてもらおうと、とてもシンプルな構成を目指しました。リズム隊の演奏、曽我くんのメロトロンとオルガンの音色が優しく寄り添ってくれて、温かい曲に仕上がりました。エレキもギブソンES300という箱物ギターの音色がお気に入りです。   05「真っ白な街」 アルバム制作の最後にできた曲だったので弾き語りの状態でタカズミくん、御供くん、曽我くんに聴いてもらい、一緒にアレンジを練っていきました。ウィーリッツァーの素朴な音色と12弦ギターの温かく滲んだ音色が曲の世界観にハマりました。サビのコード進行を御供くん、曽我くんが整理してくれて、「キタ!」って感じでした。   06「以心伝心」 ソロでは初めての曲調で、かなり遊んでいる感じの曲です。リズムを倍のテンポでとっているからか個人的には忍者が走っているようなイメージです(笑)。レスポールを歪ませたベーシックともう1本のギター、2本だけのエレキで出来ています。途中のシンセドラムはスタジオで遊びながらみんなが入れてくれました。それでいてリズム隊の演奏はかなりロックです。   07「儚く脆いもの」 アルバムの中で最もギターアンサンブルのアレンジを練りあげた曲です。サビのメロディーは元々あって、そこから歌詞を書きながらAメロ、Bメロと出来ていきました。その後にイントロもコードを感じるようなリフを、次いでギターソロを思いついてと、どんどんイメージが膨らんでいきました。アルバムの新曲の中で最もロックな曲として完成しました。   08「新しい季節」 アルバム制作に取り掛かるスイッチが入った曲です。その前向きなマインドと力強さを曲にしっかり込めたいという思いでつくっていきました。16ビートで刻むエレキがベーシックなのですが、アルペジオからカッティングへ変わっていくもう1本のギターとのアンサンブルもお気に入りです。サビのコーラスワークにいちばん時間がかかりましたが、いい感じに仕上がったと思います。   09「メテオ」 このアルバムで歌詞としては最もダークな曲です。その求めるままに弾き語りでつくっていき、その後タカズミくんとプリプロをしてドラムのアレンジがめちゃ素晴らしく、それを御供くんに聴いてもらい弾いてくれたベースが凄まじく、狂気の1曲として仕上がりました。最後に左右からエレキの隕石が降ってきます。   10「ハマユウ」 海が見える場所でつくった曲で、かなり前から弾き語りのデモがありました。ディレクターさんと話していて、ハマユウという言葉と、曲の持っているプリミティブ性から沖縄の三線の響きが思い浮かびました。アレンジは曽我くんが引っ張ってくれて、実際に三線奏者の宜保和也さんに演奏していただきました。アルバムの最後に相応しい優しくも切なく美しい曲に仕上がりました。   <藤巻亮太>   ◆ニューアルバム『儚く脆いもの』 2025年3月26日発売   <収録曲> 01. 桜の花が咲く頃 02. 朝焼けの向こう 03. Glory Days 04. 愛の風 05. 真っ白な街 06. 以心伝心 07. 儚く脆いもの 08. 新しい季節 09. メテオ 10. ハマユウ ◆藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」 詳細: https://www.fujimakiryota.com/live/?id=189

    2025/03/28

  • the shes gone
    AGAINの原材料名
    AGAINの原材料名

    the shes gone

    AGAINの原材料名

     2025年3月26日に“the shes gone”が約2年ぶりとなるミニアルバム『AGAIN』をリリースしました。今作には、島田昌典氏をプロデューサーに迎えた壮大なバラード曲「ひらひら」をはじめ、SUNNY氏をアレンジャーに迎えた初のドラマ『君となら恋をしてみても』タイアップ曲「きらめくきもち」など、話題作を含む全8曲入り。新体制初のミニアルバムとなっております。    さて、今日のうたではそんな“the shes gone”の兼丸による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『AGAIN』に込めた想いとこだわり。そして新曲「センチメンタル・ミー」「アゲイン」「何者」「ひらひら」それぞれのお話です。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 このアルバムはひとことで言うと、“覚悟”みたいなものだと思います。   前回のツアー『You Found Me TOUR 2024』のMCで 「あなたの1番になることを諦める、のを諦める。」 ということを口にしていたのですが。   これは僕なりの 「もう誰にも譲らずあなたにとっての1番でありたい」 というエゴにも近い決心、覚悟でもありました(分かりにくいね。ごめんね)。   そんな想いも反映されている今アルバム。 構成としては全8曲。   自分たちがやりたいことをやった既発曲(2023~2024の配信シングル) ・きらめくきもち ・エイド ・タイムトラベラーと恋人 ・LONG WEEKEND   そして、原点を見つめ直した新曲(2025年先行配信、アルバム曲組) ・センチメンタル・ミー ・アゲイン ・何者 ・ひらひら   と言ったところでしょうか。 全曲触れてしまうとあまりに長くなってしまうので、厳選して今回は2025年にリリースされたこの4曲についてを。   過去の“今日のうた”のコラム で「 エイド 」についてがっつりお話させてもらっているので、そちらも読んでみてください。   「 センチメンタル・ミー 」 胸が痛い痛い。 先生、キリキリする痛みのほうです。という感じ。 怒りとやるせなさの純度が高めです。   「 アゲイン 」 弾き語りをしながら<君を知らない世界で>という歌詞とメロディが生まれたのがきっかけで、そこから作り上げていった曲。 サビの考え方、世界観は『エターナル・サンシャイン』という映画からもエッセンスをもらっているので、気になる方は見てみてください。更に歌詞の解釈が可視化して深まると思います。   「 何者 」 音楽に苦しめられて、音楽に救われる。なんじゃそりゃ。 あとの説明は野暮なので聴いてください。 この曲がこのアルバムの核です。   「 ひらひら 」 やっぱりthe shes goneというバンドはどのバンドよりもバラードを大切にしたい。しなきゃいけないとまで思っているところがあって。   シンプルに分数も他曲の2曲分あるのもあって、気持ちの込め方が違うなと。 気合いじゃなくて、気持ちね。 この子はアルバムの“顔”なのかも。   初めてプロデューサーさん(島田昌典さん)と制作して、初めて音としてピアノとストリングスを取り入れました。 そのおかげで主人公の想いを丁寧にしっとり且つ、しっかりと繊細に受け取れる歌と歌詞になっていると思います。 最後まで散りゆく想いと、その行く末をどうか見守ってあげてください。   以上、 たっっぷり書かせていただいた“AGAINの原材料名”いかがでしたでしょうか?   是非、ご覧になった上で一度、アルバムを曲順で聴いてください!! そして、あなたにとって“また”何度でも聴きたくなるアルバムになってくれたら嬉しいです。   <the shes gone・兼丸>   ◆ミニアルバム『AGAIN』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. センチメンタル・ミー 2.アゲイン 3.LONG WEEKEND 4.ひらひら 5.エイド  6.タイムトラベラーと恋人 7.きらめくきもち 8.何者

    2025/03/27

  • MIMiNARI
    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。
    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。

    MIMiNARI

    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。

     2025年3月26日“MIMiNARI”が1st Full Album『freq.』をリリース。今作には、TVアニメ『彼女、お借りします』第2期ED曲「言えない feat. asmi」、TVアニメ『あやかしトライアングル』ED曲「厭わない feat. 富田美憂, 市ノ瀬加那」、TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』ED曲「眠れない feat.楠木ともり」をはじめ、新曲を含む全18曲、通常盤には、Bonus Trackを含む全20曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“MIMiNARI”による歌詞エッセイを2日連続でお届け!第2弾は収録曲「スペクトル feat. HACHI」にまつわるお話です。変わることのない“記憶”に揺らぎながらも、“成長”する少女の恋をどのように描いたのか…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。   どこかで聞いたことのある話。 身体の細胞は何年かで全て生まれ変わり、物質的には全くの別人になるという。   物事の感じ方もそうで。 小さい頃に苦手だったものが平気になったり、逆に舌が肥えて食べられなくなることだってある。 大汗を流しながらも新たな発見に感動した夏は、今はただ日差しを避けて空調の効いた場所を探すようになって、 雪合戦に走った冬は、今はただ転ばない様に歩くだけ。   一方で、記憶は一定性を保っていると思う。 記憶を遡れば、その当時の自分の背丈、目線、感じ方に還る事ができる。 季節の移り変わりは残酷だが、想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。 いつもその時のまま。   時間軸に沿って感じ方が変わることを成長と呼ぶのだとしたら、 「スペクトル feat. HACHI」は“記憶”に揺らぎながらも “成長”する少女の恋を切り取った作品です。   光や電波、音などの見えない成分。 それらを周波数ごとに青や赤などの色で可視化したものをスペクトルという。 その色合いを『四季』や『淡く幼い恋の中で感じる視界』『気持ちの浮き沈み』などに 見立てて物語が進んでいく。   盲目的な恋は何もかもが正しく思えて。 ちょっとやそっとの疑問符は見て見ぬふりをしてしまったり。 幼さに気付かないまま背伸びをし続けてしまったり。 それでも季節は残酷で、いつの間にか客観視できる様になって、糸を引いた強がりだけが残ったり。   何も分からなかったけど刺激に満ちた毎日から、良くも悪くも分かる様になってしまう過程。 そういう意味で、 成長ってポジティブな言葉だけど、どこか寂しさを帯びている。 改めて曲を聴きながら、そんなことを感じた。   要所要所で取り入れた中国語とアジアを感じる曲想は、この曲ならではの作風になったので、その辺りも楽しんでもらえたら嬉しいです。   <MIMiNARI nari , sham>   ◆1st Full Album『freq.』 2025年3月26日発売

    2025/03/26

  • MIMiNARI
    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。
    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。

    MIMiNARI

    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。

     2025年3月26日“MIMiNARI”が1st Full Album『freq.』をリリース。今作には、TVアニメ『彼女、お借りします』第2期ED曲「言えない feat. asmi」、TVアニメ『あやかしトライアングル』ED曲「厭わない feat. 富田美憂, 市ノ瀬加那」、TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』ED曲「眠れない feat.楠木ともり」をはじめ、新曲を含む全18曲、通常盤には、Bonus Trackを含む全20曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“MIMiNARI”による歌詞エッセイを2日連続でお届け!第1弾では<アルバム全体に関して>のお話を綴っていただきました。MIMiNARIのアイデンティティを考えて、制作に向き合った結果、たどり着いた気持ちは…。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。   アインシュタインは唱えた。 時間や空間は絶対的なものではなく、観測者の状況によって変わる「相対的」なものである、と。 確かにアルバム制作中、カレンダーが捲れるのが速かった。 まさに相対性理論を実感(?)していた制作期間。 迫り来る締め切り。積み上がるタスク。   ………………   当たり前だが、1曲も手を抜けなかった。 過去曲の収録が多い分、 “力を抜く曲”は在っても新曲それぞれに収録する意味が必要だ。 1stフルアルバムだからこそ、名刺代わりになる様なものにする。 だからこそ、MIMiNARI(=耳鳴り)というアーティストネームから連想し『freq.』(フリークエンシー=周波数)というタイトルを名付けた。   思い返せば、足掛け3年の活動期間で毛色の異なる4枚のEPをリリースさせていただいた。 様々な作風やジャンルに挑戦し、深化している手応えは掴んだ一方で“MIMiNARIの音楽とは?”という問いに端的に答えられない悩みもあった。 MIMiNARIのアイデンティティ。 聴いてくださる方だけでなく、自分達自身に向けても明示できるようなアルバムを創りたいという想いが根っこに在った様に感じる。   マスタリングを終えて音源を通しで聴いた時、どれも本当に愛おしいと思えた自分達に安堵した。 アイデンティティ云々とか、そんな不安は姿を消した。 色んな作風やジャンルに手を出したけど、よく考えたら紛れもなく自分たちが踏みしめた足跡で。 遠回りしなければできなかった曲も在ったはずで、そこに正解や不正解など無くて。 手探った毎日も今なら肯定できる気がした。   そして何よりも20名に及ぶ素敵なボーカリストさんとこの作品を紡げた事。 それだけで音楽人生の大きな財産です。 この場をお借りしてボーカリストの皆さんに心から感謝します。 1stフルアルバム『freq.』是非お楽しみください。   ………………   SNSショート動画の撮影をしたり、インタビューを受けさせていただいたり、今まさにこのエッセイを書いていたり。 カレンダーはまだ速いまま。   <MIMiNARI nari , sham> ◆1st Full Album『freq.』 2025年3月26日発売

    2025/03/25

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