お馬鹿なふりをして、ゆらゆら生きている。

Mrs. GREEN APPLE
お馬鹿なふりをして、ゆらゆら生きている。
Mrs. GREEN APPLEが、2017年8月30日に5枚目のシングル「WanteD! WanteD!」をリリース!歌ネットではタイトル曲の歌詞先行公開がスタートし、早速、注目度ランキングの首位に君臨しております。この歌は、火9ドラマ『僕たちがやりました』のオープニング曲として書き下ろされた楽曲。窪田正孝さん演じる主人公・トビオは、大それた夢も持たず「そこそこ楽しく生きられればいい」が口癖のイマドキ高校生です。「WanteD! WanteD!」に描かれているのも、そんな子どもと大人の狭間にいる若者たちの姿。 だんだん簡単に 心が壊れてしまうようになったな やる気もがれて 傷ついたから 「あぁもう辞めだ」 WANTED! WANTED! 僕らは逃げている WANTED! WANTED! 自分の弱さから お馬鹿なふりをして ゆらゆら生きている 誰も知らない 僕らの行き先は 「WanteD! WanteD!」/Mrs. GREEN APPLE 心が壊れてしまうのも、やる気がもがれるのも、傷つくのも、もうイヤだから、いろんな感情から逃げて<お馬鹿なふりをして ゆらゆら生きている>僕ら。ドラマ内で、トビオを含めた4人の仲間たちもそうやって“そこそこ”な日々を過ごしておりました。しかし、ある日イタズラ半分で実行したとある復讐計画が、想定外の大事件となってしまうのです。結果、そこそこな日常は一転。犯罪者として本当に“逃げる”毎日に追い込まれてゆきます。 ただ、絶体絶命な日々のなかでやっと気づけたことが<僕らは逃げている>という事実。これまで自分がいかに様々なことから面倒くさいと目を背けてきたか、他者としっかり向き合わずに過ごしてきたか、当たり前が当たり前じゃなくなって初めて、彼らは痛感するのです。「WanteD! WanteD!」の歌詞にも綴られていますが、このまま生き続けてしまったら<気高く保守的なだけ>の<ツマラヌ オトナドモ>になってしまう…。 WANTED! WANTED! 僕らは逃げている WANTED! WANTED! 妬む心から あの子は馬鹿で スラスラ生きれている 「月が綺麗だ」 幸せの形を 何かのせいにして 遊べるのは今だけなんだ 焦らなくていい? 少しずつ気づいてゆけばいい? WANTED! WANTED! 僕らは生きている WANTED! WANTED! 間違いながらも 逃げるのに慣れて 【愛】に気づけなくなっている いつか綺麗な 大人になれるかな 「WanteD! WanteD!」/Mrs. GREEN APPLE また、世の中には<お馬鹿なふり>ではなく、本当に<馬鹿で スラスラ生きれている>人もいますよね。それはそれで幸せなのかもしれません。しかし、そういう生き方を<妬む心から>、自分も見ないふり、聞かないふり、知らないふりをして感情から逃げることは、己に嘘をつくのと一緒です。その嘘によりどんどん心は麻痺して、「月が綺麗だ」というささやかな幸せの形に気づく感度さえも失われていくのでしょう…。では“僕ら”はどうすればいいのでしょうか。 ヒントは、ラストで<僕らは逃げている>から<僕らは生きている>という意識に変化するこの歌のなかにありそうですね。自分にとって都合のいい言葉に甘えて“そこそこな日々”に逃げてしまう若者たち。あっと言う間に<ツマラヌ オトナドモ>の一員です。本当に今<焦らなくていい? 少しずつ気づいてゆけばいい?>。いつか“綺麗な大人”になるための、Mrs. GREEN APPLEからのクエスチョンに、みなさんなら、どのような答えを出しますか…? ◆紹介曲「 WanteD! WanteD! 」 作詞:大森元貴 作曲:大森元貴 ◆5th SINGLE「WanteD! WanteD!」 2017年8月30日発売 初回盤 UPCH-89356 ¥1,700+税 通常盤 UPCH-80477 ¥1,200+税