鴨田潤作詞の歌詞一覧リスト  73曲中 1-73曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
After Life(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALTake me higher
Magical Blink(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALDon't blink Because If you do it Some people die of your magic somewhere in the world  I know it's ridiculous But I'm sure You have done it before Yes, every your blink  So don't blink
Drive Me Crazy(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALNow, you drive me crazy I can't be myself
A Wish(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALHowever you are not here yet We've never met here before I wish that you could not come here  It's just my wish you don't know yet
How(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALHow did you know I was in love with you?
Can You Feel Me(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALCan you feel me?
Lost And Found(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALI just wanted to dance with you It was one thing we can connect with this society  It kills me If we lost it  And now I am loosing it
The Moment(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤XTALDon't let me down We live in the moment
終わりよ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤転がって転がって いったいあなたはどこへゆく 何時だって今だって 知らないところでわろてる 「黒だ」って「白だ」って 終わらぬLoopを背中に 暗がりでぶつかって 出口を手探りどこへゆく  終わりよ 来ないで  終わりを 拒み  連なって群がって いったい彼らは何してる 嘘だって知りながら 被害者面して居座って 「誰だってあのときは」 枕詞に糊をつけ 口先で踏みつけて 発狂卑怯で生きている  終わりに してやる  終わりの はじまり  言葉って言葉って なにより誰より正直で こだわって隠しても あなたの本音を炙りだす 鈍感な人だかりが 雨後の竹の子 唯一の出口も 塞いで増殖  終わりと 知らずに  終わりと 気づかずに
鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤I love youを毎日言えど I love youは板につかず  愛想よい吹きだしつけど そのコマでは人っこひとり  額縁に飾り眺めるほどの 美しさは宿らぬ  美しさは宿らず  I love you
久々鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤新幹線の先頭席 映画と車窓を見くらべて  体の痛みに起こされて 慌てて荷物を抱え降り 人混みすいすいすり抜ける 昔のように急ぎ足  あそこの駅で途中下車して あそこのパン屋に寄ってみて  あの商店街も抜けてみたい そんな思いもメモ帳止まり 遅刻の言葉を考えないと  ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ  かわらぬずさんな言葉尻 まだらな思い出は今に重なる  懐かしがってる時間をよそに 残酷な距離を思い知る  たまにはこういうのもいいもんだね なんだかみちがえった気分だありがとう  まったく変わらぬ脳天気さ 考えすぎとは正反対 明日までには忘れないと  ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ
道草鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤水曜の昼間なのに 農大通りはひとがいて 麻婆豆腐を考えながら 自信の湧かない服装で 歩いてる  突然できたクレープ屋 学生と主婦に遊ばれる 向かいの蕎麦屋のように 次第にここにも染まって ゆくだろう  誰のことばも嘘にまみれて 誰と話しても退屈で 誰もが知らない山荘で この、街のことを咀嚼、する、しか なし  わかりあえない というより わかりを恐れる人々との 決断は強いられて いる
切札鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤会社のなかではdiamondsの3 友達の間はclubsの7 子どものころはspadesの8  あなたは私を査定する あなたのgameのなかで 勝手に  あなたは私を詠めないまま あなたの粗雑な描写で 値踏みをして押しこめる 勝手に  あなたのおろかな手札に なるわけないことすらもわからず 勝手に
旅の雫鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤Trip trip trip あなたはわたしを拡張する (Trip trip trip) あなたの生活を覗かせて (Trip trip trip) あなたはわたしの現実に (Trip trip trip) 慌てたわたしを置いて去る (Trip trip trip)  聞こえた声は 耳で歌った 沈黙は苦く 時間を急かす  Drip drip drip あなたがわたしにしたたる (Drip drip drip) あなたのわたしに浸って (Drip drip drip) あなたがわたしに残した (Drip drip drip) あなたはわたしを揺るがす (Drip drip drip)  聞こえた声は 耳に居座り 沈黙は語る 時間の効能を
最中鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤きみが陰口を叩く最中 きみが人目を気にする最中 きみが金勘定してる最中 きみが正義を歌う最中 きみが言い訳を歌う最中 きみが泣き言で稼ぐ最中  僕は  きみが皮肉で笑う最中 きみがつっこみをいれる最中 きみが他人事と突き放す最中 きみが見下してはしゃぐ最中 きみがかしこげに弁打つ最中 きみがきみらしく卑しい最中  僕は  この午後6時の空に 体のなかにたまった言葉を 洗って空っぽにしてふたたび 新しい言葉で支えようと 自分自身を保とうと あがいていた 気のままになろうと  書き加えろ きみの怒りを 書き加えろ
100鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤誰も 途中で 匙を投げる この無限の 時間を 和やかに つきそう  これは はじめて  手にいれた あなたと 世界との 入り口ゆえに 朝から晩まで つづけよう
フルーツサンド鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤バカだな なんども 言わせることじゃ ないのに 欲しがるきみの 瞳が 美しく ほほえむなら それくらいしか できないけど 何十年も 続けていうよ いうよ 「誰しもひとの 気持ちなんて 続かなくて さめるから “絶対”なんてことばは ありえないの」と 駆け引きをする かわいいきみに それでもたとえ 信じなくとも 死ぬまで 続けていうよ  愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばだがバカだろいうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ  きみがフルーツサンドを うれしそうに食べるのが好きで かなしませたりよろこばせたことを 思い出すんだ  きみとぼくが同じように ゆらせあった感情が ふたりの目尻のシワに 刻まれてゆくその時間すべてを  愛してるよ この世のすべてのできごとを ふたりで 分かち合いたいんだ  愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばこころ込めていうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ
わらって.net鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤唇かすかにふるわせ 戸惑う指先を迷わせる 下書きのなかでゆれてる 言葉それがいまの(わたしorあたし) ってわたしかあたしか一人称 すらままならないよこの文章  嬉しい気持ちを表現すれば、 だれかに妬まれんじゃないかって  送信ボタン押せないわ 悲しい性ね 露骨なマイナス思考を わらって わらってってば お願いだから 頭ん中がんじがらめになってるわ おお...! 救って 救っててば お願い いつか更新してやるぜインターネット 1.2.3.4.  もうもうもうもうぜんぜん... いやいや...そんな...と謙遜 しつつ、褒めあうライバル牽制 年齢詐称の変装 毎秒刻みの戦争  女子アピールしないとなって 手料理自慢してるひとや 泣いて甘えるうまいひとや 末っ子感が得意だとか  バカバカしいよさよーなら 競わされてる向こうがわ に きみの手をひいて連れだす 大きな呼吸つかみたくて  炎上している世界も 落書きみたいな世界も こんなちっぽけなわたしが 幸せにすると考えてる  そう信じて いるけれど 悲しい性ね またまたマイナス思考が おそって おそってくる お願いだから あっちにいってて人生かかってるんだから おお...! 迷って 迷ってたけど 恥かく準備 好奇心とからだひとつで未来へ飛びだすんだから  わらって わらってってば お願いだから きみの笑顔がみたくてここまできてるんだよ そう...! 救って 救ってみせる おまたせ 今から更新してやるぜインターネット はじまりだよ
ハウスミュージックだけが鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤おねがい どうか 夜よ 終わらないで 朝が はじまれば きみが かえってしまう 時計を ゆるめるように 流れる 音楽は 未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて  寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる だからさ 夜の果てまでふたりだけのひみつを つづけていこうよ  ハウスミュージックだけが いつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてる やさしい場所で ゆめをみせてくれる  おねがい どうか 夜よ 終わらないで  朝が はじまれば きみが かえってしまう  時計を ゆるめるように 流れる 音楽は  未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて  寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる  だからさ 夜の果てまで ふたりだけのひみつを つづけていこうよ  ハウスミュージックだけがいつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてるやさしい場所で ゆめをみせてくれる
Blue Canary鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤浮かんで色づき 流れてゆく空  なんだか多くを 思い出して恥らう  浮かんで色づき 流れてゆく空  あなたがうつした こころの景色に この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした  Blue Canary  あなたの夕暮れが 心に焼きついて なんだか遠くの 広い景色を眺めていると この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした  Blue Canary
いい時間鴨田潤 featuring 矢野顕子鴨田潤 featuring 矢野顕子鴨田潤鴨田潤・EVISBEATS・前田和彦ふいに何故か いま 訪れた そんな 空気が いま 流れた 誰かを 感じながら 眺めた 優しさが 胸の中 暴れた  この 時間のせい? この 天気のせい? この 景色のせい? この 年齢のせい?  涙 隠しながら にやけた 言葉を 探して つまった 息を 深く 吸い込んだ音 誰にも 見られたくなかった とたんに 急に 喉が渇いて 温くなった お茶を 飲んだ その時 ちょうど 目があって 鼻を すすりながら 笑った  この 時間のせい? この 天気のせい? この 景色のせい? この 年齢のせい?  訪れた いま いい時間 久々の いい時間 訪れた いま いい時間 もしかして いま いい時間  何も 浮かばなかったからって 何も してない訳でもなくて 何も 言う事がないくらいに 何でもない 時間が素敵で  誰でも 忘れられなくて だけども いつも覚えてなくて だけど ふとした きっかけで 緩やかな いま が流れる  この 時間のせい? この 天気のせい? この 景色のせい? この 年齢のせい?  訪れた いま いい時間 久々の いい時間 訪れた いま いい時間 もしかして いま いい時間  何故だか 忘れてた 思い出 何故だか 捨てきれない 強がり 何故だか いま 同時に浮かんで 何故だか ふわりと 軽くなった  そんな 空気に 包まれながら ただ それが過ぎるのも わかった 終わりを 感じながら 眺めて お腹が すいた事に 気づいた  この 時間のせい? この 天気のせい? この 景色のせい? この 年齢のせい?  訪れた いま いい時間 久々の いい時間 訪れた いま いい時間 もしかして いま いい時間
いてもたってもいられないわ二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band鴨田潤鴨田潤お手を 引き抜き(そこで) 後ろ 振り向き(それに) 理屈 抜き抜き(そんな) あなた 好き好き なんて ウワサ 口々(そらし) 歌う ブギウギ(そばで) 合わせ ノリノリ(そうね) 今宵 ハリキリ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの街 この街 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  明日 意識し(あ、いた) 今日も 待ち侘び(あまい) お茶で 落ち着き(あらま) だけど 無理矢理 あわて 背中 飛び乗り(あたし) 心 はみだし(あきた) 服を 次々(あいの) 着替え ウキウキ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの方 この方 次々 攻め込み  いてもたってもいられないわ  火照っちゃって 踊っちゃって わ・す・れ・さ・せ・て!  上がっちゃって 困っちゃって や・ぶ・れ・か・ぶ・れ!  いてもたってもいられないわ
Lovers Rock二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band鴨田潤鴨田潤・二階堂和美愛したい気持ちが 愛されたい気持ちを 追い越して つらい日々になってしまっているのです  愛されたい気持ちが 愛したい気持ちを 追い越して わがままになってしまっているのです  何時になくあなたが見えなくて さみしくて 悲しくて 電話を切った 眺めていると思い出したの 優しさを分け合った あの頃のふたりを  愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっているのです  いつの日かあなたがかけてくれた 励ましで踏み出して歩んできて いまも欲しがっているけど 繰り返すとなれて甘えてしまうのが 怖くて  愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっていきたくて ねぇ 転がりあっているその先 手をさしのべて あなた
起点蓮沼執太蓮沼執太鴨田潤蓮沼執太SHUTA HASUNUMA終わりが瞳にはりついたはじまりは ぐるりと一頻り見渡して踊りだす しらないゆく先へ軸足をあずければ まわるまわる SPEED をいだいて遠くまで もう少しでつかめるゆく先へ  右手をみてぎゅっと握っておもいきって 滾って引っぱって走ってってのときって 見聞きしてたこととちがって したがって 瞬間ででたおもいつきで変えていって 機転をきかせた DRIFT 視点をずらした旅人 知ってる知識支点にしないでTEMPLATEすてて 「聞いて、聞いて」衝動の蜷局の音 WINDING AROUND AND AROUND そう、起点はここからの咆哮
RAW TOWN蓮沼執太蓮沼執太鴨田潤蓮沼執太SHUTA HASUNUMA丸の内中央口 雨のなか皇居方面へ 日比谷通り和田倉門 千代田線二重橋前駅の  6番口階段下って 改札から PLATFORM に 「多摩急行小田急線の 唐木田行きに乗ってきて」って  うまいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で  こわいなあきみはさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって  国会議事堂前駅下車 1番出口を上がって 茱萸坂(ぐみざか)左へ上る 総理官邸前右へ  246に沿ってゆく 国会図書館前交差点 右へ東京 METRO 背に 「国会前 BUS停で乗って」って  うまいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で  こわいなあきみはさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって  平河町交差点を越え 麹町4丁目交差点越え 市ヶ谷橋渡り神田川 沿って外堀通り西  牛込柳町駅を越え 若松町交差点を越え 雨足も止まない鼓動も 近づいて近づいてだから  こわいなあきみはさ ぼくの気管すぐ乗っ取って SAX みたい吹きこなし 喉から手出させる魔法で  こわいなあきみがさ 詰まれてる言葉に押させた つかめない都会のさ 生のきみに会いにいくって
Siren Syrup(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystalダブついたままの青春が いつの日も恋を急かすから 齧りつきたいよ毒々しい 甘い添加物のSyrupさえにも  Candy Says“刺激を荒だてて”  知覚過敏なきみの肌が 赤い添加物を纏って 淡い邪な陽炎を 砂嵐のなか躍らせた  “声も出せないほどの冷たい 深海に連れこんで”  なんてさ  ぼくに言うなんてきみはいかれてる  ギラついた眼男が いつの日も心を砕くから 現実に毎夜なぶられて 甘い添加物に手をのばすきみは  Candy Says“一秒抱きしめて”  途端、ふたりの世界 砂嵐のなかで踊りでた  声も出せないほどの力で 背中から抱きしめたら  この気持ちきみに言うなんて ぼくはいかれてる  ぼくらいかれてる
Boys & Girls(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystalとめどなく溢れることばのせいだろ きみの思考回路にできないConnect 間違いの接近はすれ違いざまに 濡れて使えないCardを ぼくにScanするから  感電さ 完全な停電で回路が消滅さ  喧騒のあと静寂がおとずれて いつも絶望さ  たどれない 幾千ものきみと交わした ことばの裏にかくれた少年たち  とめどなく流れる感情のせいだよ きみの心象風景がにごってゆくの はじまりの点滅は赤い信号とともに 朽ちて使えないCardが きみにScanされて  繊細な 水彩画のはずがまるで深刻一色に  喧騒のあと静寂がおとずれて いつも絶望さ  たどれない 幾千ものきみと交わした ことばの裏にかくれた少女たち  すらつかめないまま
To Fail To Fake(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Seiho朝焼けの藍色を指先でつまんで除き Endless Redに変えた君とは まだ終われない  暗がりのPin Hall 月明かりは照らす つま先でたおす 抑圧のPin Heel  まるで誇らしげに 軸足はずれず Rhythmは忘れずにね 静寂で踊るのさ  ぼくら いまもそういまも 極極のFittingがRuleで 言論すらTuneの息づかい とぎれとぎれ  とぎれずに  飲み干してとFailな愛を注がれて 大丈夫よとFakeな愛を注がれて  絶望が待ってるのに  飲み干してとFailな愛を注がれて 大丈夫よとFakeな愛を注がれて  こぼれてもFailな愛を注がれて 溺れてよとFakeな愛を注がれて  絶望が待ってるのに
Hibiscus(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal・Dorian「場違いなせりふだってよ… きみのことばが」  「ゆく波くる波荒波だってよ… 世間はさ」  はじらいながらのYesが 好きだってよ男はさ」  「自由にも節度がいるんだってよ 世間はさ」  …心そこにあらず、そりゃそうさ  …心そこにあらず、そりゃそうさ だってさ  Hibiscusの色に誓いをたてたら  Hibiscusのように愛しあうふたりは  いまもひまもいきもできないくらいに 無限夢中のなかで  Hibiscusの色に誓いをたてたら  Hibiscusのように愛しあうふたりは しどろもどろの世間もどらず  Hibiscusの色に誓いをたてたら  Hibiscusのように愛しあうふたりは  いまもひまもいきもできないくらいに 無限夢中のなかで
Please Be Selfish(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystalとめられないんだ  とめどなくあふれて狂う  きみのわがままの美しさに ぼくは三秒間だけ  (Stop motion…)  見惚れていたんだ  それは秘密の話さ今となっては  ぼくらは理屈によって色気を奪われてしまった そんなぼくらの横を 後ろから全速力で追い越してゆく Spring Boardに向かったきみに ぼくらは一生 くたばりながら見惚れているんだろう  それは秘密の話さ今となっては
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
乙zz姫 (Sleeping Beauty Part3)(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤・Crystal・Kenya Koarata・佐野元春うむ、Lady 押し寄せてる 広げたてのひらにChance到来 運命が引き寄せてる 群がる街角にChance到来  ギクシャ、クしてた天気模様 あっけらかんに晴れあがる よそいきの帽子かぶってんのに 頬杖ついてひとり窓際  誰彼か待ってんの? 眺めてばっか窓の外 ふわりと浮かぶシャボン玉が きみの指先とまった刹那  ぱちんと弾けはじまりの Return key押したら“出番です” Be BopのBeatがきみの服に Flamingo色の夏を描く  どうして醒めないの? 夢なのに 夢なのにずっと街中で  どうしてよべないの? 夢だけで終わらせない時間をStoryに  Showerにうたれ割れた硝子 Bldgに写りこむ黄昏時 Show Roomはみでた彼女のあし 水飛沫せまるHockneyの絵  Deskに散ったDesignの付箋 Focusはずす夜のBokeh 帰宅へ向かう渋滞の列 Present隠した背中の期待  悲観的でない 比較できない ほどにStoryは唯我独尊 誰も褒めない 誰も褒めないってそりゃそう きみは比較できない  悲観的でない 比較できないほどに都会には奈落の底 ありつけたOasis やっとさ Bed Roomにだけ甘えるきみは  どうして醒めないの? 夢なのに 夢なのにずっと街中で  どうしてよべないの? 夢だけで終わらせない時間をStoryに
Time Capsule(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal発育している途中だと信じてた ひみつの隠れ家だとも思ってた  木漏れ日はいつも瞬間で ふたりの間すりぬけてく そのときにかぎっておたがい背中をむけて みてなかったり  もう一度 木漏れ日をまってすごしてる もう二度と 瞬間なんてさ一度きり  永遠のはてに手がのびたとき きみの顔が歪んでみえた 時間にさらわれ輪郭となり 思い出にとけて湾曲した  どちらかが言いださないかぎり どちらもここで終わってしまう Time Capsuleの亀裂から Speedがきみをのみこんで  ぼくは泣きそうになったんだ ぼくは泣きそうになったんだ ぼくは泣きそうになったんだ  無力で無力で孤独でみぐるしい  なみだをすって咲いた花 抑圧をよけてのびた蔦 理屈にそむいて駆ける足 身軽をもとめのびた腕  もう一度 時間をまって夢みても もう二度と 終わりさこないよ一度きり  永遠のはてに手が伸びたのは ぼくの顔がさきに歪んだから 連綿とつづく不安のなか 思い出はさらに泥濘で  すぐにでも逃げださないかぎり すぐにもここで終わってしまう Time Capsuleが破裂した Speedがすべてのみこんで  ぼくら後悔を知ったんだ ぼくら後悔を知ったんだ ぼくら後悔を知ったんだ  無力で無力で孤独も奪われて
(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal・砂原良徳梔のままぼくら沈んでく  「見知らぬままがよかったのかしら」って それはないよ  またこれだ はじまりに突然襲われて おわりが忽然と連れさった 貝殻となったことばだけ 乾いた砂上に残したまま 耳元にあててせがんでも 潮騒の影もきこえない 熟しても 残酷さ 思いの泡はひらかなくて  “You need to get out of the wer words, to surface from that dripping wet world.”  “Come surface from there.”  “Those dripping wet words and worlds.”  またこれさ 齧られたはずのこの味は 齧られず朽ちて落ちてゆき 立ち去れずいまも 立ち尽くしていることも出来ず窪んだまま 場違いなことばに圧されて 間違い犯して歪んでく きみが残した 優しさの香りも嗅げない深淵で  梔のまま沈んでく
Her In Pocket(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤乾ききった風が荒れた喉かきむしって Pocketのなかの焦燥に 「この先で待ってるわ」と書き残す  涙ひとつ飲みこんで荒れた喉を潤して Pocketのなかの約束に 「その先でかならず」と握り締め  もう いつも思い出して  “So, I just called for your name many times” せめてきみの寝顔を  “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて  夢みてなんども壊れてく  わめきだした夕凪がきみの頬思いだせて 海の青も街並みもわだかまりも赤く染めてく  悲しみも飲みこんで荒れた心を冬にした Pocketのなかの約束が 握り締めた温もりで溶けてく  もう いつもふたりだけを  “So, I just called for your name many times” せめてきみの笑顔を  “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて  夢みてなんども壊れてく
Signal Signal(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal夜景のなか一片の 青い空が落ちてきたんだ  誰にも掠めとれないほどの はじまりがきみへとめがけて おりてくる  淑やかなきみの指先が 晴天のかけらにふれたとき  ぼくらの未来は電光石火で 煌こうと放ちだしたんだ  Signal Signal  鳴らすふたりは  Dancing Lights Sing Night  めぐるふたりの  Physical Physical  あふれるようなあつい年月で  ゆらぐデジタルの泡 水平線のぼるネオンの太陽 まるで踊るニューロンはいいわけを 遮ってきみの知性につながって ほら 放ちだしたんだ  Signal Signal  鳴らす未来は  Dancing Lights Sing Night  叶う誓いと  Rising Lights Think Night  めぐるふたりの  Physical Physical  あふれるようなあつい腰つきで
Imagination.oO(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystalワクワクすること 刺 激 的 キラキラとかすめた したり顔のきみが 僕のほうふりむいた  彼女のあたまのなかで 咲きほこる花園を 僕のあたまのなかに 送りこんでおくれよ!!!!!  た た た、 たったふたりだけの 素 敵 な 景色を浮かべても ま わ り の 誰にも知れない  僕らの楽園は  彼女の愛にあふれた 色彩がのびあがって 僕のあたまのなかで パレードをはじめてる!!!!!  (((IMAGINATION))) は・じ・け・と・ん・だ・  (((IMAGINATION))) わ・か・ち・あ・い・た・い・  ど・こ・で・も・  ふ・た・り・う・か・べ・た・ら  きみが広げた海 僕が浮かべた船  きみが走る浜辺と 僕らを照らす太陽にRIDE ON  「殺風景だ」 交わす言葉のなかじゃ  僕ら遊びたりなくて 無限が広がる地図に はしゃぐハート描いた  (((IMAGINATION))) は・じ・け・と・ん・だ・  (((IMAGINATION))) わ・か・ち・あ・い・た・い・  (((IMAGINATION))) あ・ふ・れ・そ・う・だ・  (((IMAGINATION))) そ・だ・て・あ・い・た・い・  み・ら・い・を・  僕らはうみだすのさ イマジネーションの世界を  全ては始まるのさ イマジネーションの楽園で
きみは New Age(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal・砂原良徳あぶないほどに はしゃいでるよ 閃きが 青い空もおどらせて 胸を鳴らしはじけた  陽射のように 照らしてるよ 微笑みが 白いヤミを吹き飛ばし ときめく波が押しょせる  きみのNEW AGEな魅力が ぼくの心ぬりかえた 言葉が追いつけないほどの美しさで  まるで流星だ 燦然と一直線につらぬいた あたらしい恋たかまる世界へ  とまらない思い 勘違いの逃げ水も 蒸発させてしまうくらい のぼせてるよ灼熱さ  いままでのパラダイム プラスティックな戦略も 古い地図に変えてしまう どきどきさせる天才さ  きみのNEW AGEは魔法だ ぼくの言葉うばったまま 常軌を狂わすほどの美しさで  ぼくは流星だ 騒然と一直線にきみの奥 あたらしい恋はぐくむ世界へ  ふたりをビートで  きみはNEW AGE はじまりだ ぼくの歴史ぬりかえた 時代が見惚れるほどの美しさで  ぼくら流星だ 猛然と一直線にかけぬけた ふたりの未来あふるる世界へ  きみのNEW AGEな魅力が ぼくらのリズム育てた いなせに季節をわたる麗らかさで  空を流星が超然と ふたりのようかけぬけた ピリオドのないかざあな世界へ  きみはNEW AGEさ きみだけに宿った  きみはNEW AGEさ きみだけが宿った
Soul Music(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤てか、 ボ..クらは..住みなれたこの街から移.. 動..するしか..ないこともないが たったひとり..きみのためだったら ど..こにでも..いくよソウルミュージック さながら  BOYSみたいに とっぽい帽子が  てか、 さっ..きまで..きみがキスでとどけた ドッ..キリみたいな..あの濃厚な味が の..どぼとけで..ほろ苦くなってて 残..酷な..味だソウルミュージック悪魔だ  BOYSみたいに  いしきつなげたら  あたりかまわず きみのまなざしの 目のまえにだけ 乱反射する  息を吸いこむ 手のひらのなか ボクを見透かしておくれ  きみのソウルミュージックNO.1サッ  BOYSみたいに とっぽい帽子の GET DOWN  今、 ねっ..とりと..きみの思考回路が マッ..クスに..治外法権だから じっ..くりと..ボクは待つのをやめて ジャン..プして奪うソウルミュージックささげた  BOYSのそとに  いしきつなげたら  森羅万象 Odbの潜水艦で 滑らかにゆれる  息を吐きだす しゃぼんのなか ボクを見透かしておくれ  きみのソウルミュージックNO.1サッ  BOYSみたいな とっぽい帽子が GET DOWN
Neon Tetra(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤澤部渡放課後のような街角を泳ぐ ネオンテトラだろぼくらは  四、五年前なら語れた希望も 背広の前では儚げさ  にしても  ねたましいほどに気にしないきみはまだ まっすぐ白いキャンバスに筆を走らせる  「芸術が人生にビジネスを迫ったら あなたはおりるべきよ」とそんなこというなんて  悲しいよ  きみはぼくがまるで メフィストと契約したかのように 冗談交じりで責め立てるけど  きみのその瞳 その口許に宿る 美しさの前じゃ 誰だってすべて ささげたくなるさ きみの才能が愛しい  舞いあがる風に色彩の宇宙ちりばめ続けるあなたの姿こそ芸術さ  ぼくらは進むよ 法律にも詳しくなって  ぼくらはまるで ギャンバスを抱えた ネオンテトラとパトロンのキャラバンさ 街角を泳いで  ぼくらは進むよ
空中分解するアイラビュー(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal最近はね、どうなんだろ? きみの心読み込めなくて 頭ん中のハムスターが ただ空回りしてるだけなんだ 浮かれちまった悲しみに ぼくらの青春は一瞬でまみれた  来週のね、わかればなし ぼくの誕生日も近いよね 恥ずかしげに手渡された オーダーメイドの腕時計が 先週に部屋から消えたのは こんなぼくらから逃げだしたのかもね でもね 今も未練がましくテレパス送ってるのさ  アイラビュー それはやっぱり きみにだけ知られずに 空中分解して風に溶けていくんだろう そんなことわかっているくせに 「女々しさは焦る男の子の専売特許だ」って きみは笑うんだろう これからつのるこの想いは やがて詠み人知らずの詩となる やるせないね  難解だね、わかればなし ぼくもきみも強情だね 恋の果て、わかればなし 何億通りもあるのだろうねって 浮かれちまった悲しみは ぼくらを呑み込み一瞬で冷ました  「あなたなら、わたしよりきっと素敵な人と出会うから大丈夫よ」って 今言ったことば そっくりそのまま返すよ きみの方が何倍も素敵だからさ 本当に  アイラビュー  ぼくらやっぱり 戻ってもいずれはまた 空中分解して風に溶けていくんだろう そんなことわかってるぼくをみて 「女々しさは焦る男の子の専売特許だ」ってきみは笑うんだろう これからつのるこの想いは やがて詠み人知らずの詩となる  なんて そんなことは 我慢出来なくて  なんて 気持ちよりも きみの幸せを祈るよ それくらいキザなセリフを言わせるくらい きみは素敵だったと思いたいんだ 恨んでないといえばうそになるけど  さようなら  アイラビュー これも詠み人知らずの詩となるだろう
半径1mの夏(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤たらした汗も 溶けてくアイスクリームも 落ちてくぼくの心も すべてきみの 半径1mで起きた夏の出来事さ  これから他人同士としてふたり 季節をこえるつよさを探さないと 給水塔の影のように長く遠く きみがはなれてゆくから  もうふたりの足元から透けるように 半径1mの夏が消えてなくなった そしてふたりはおたがいを知らぬころの 半径1mの夏を歩いた
Swan Song's Story(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤荒内佑いま、唇からもれた聞こえないほどの呪文 驚いたのは誰よりもそれを唱えたきみだろう  途ぎれるわかれの水際に魔法終わらせたくなくて 「わすれて」とあわてるきみを思わず抱きしめたのは  やさしさのなか愛しさがまざってぼくを泳がせた 帰りたくないふたり想いを込めて夏の星座へ  つなぐ手に通わせたこころの奥底は せつなさを羽ばたかせことばをつのらせてる  さあ飛びたて白鳥よ夜空へ  ふれた手の約束をこころの奥底に せつなさを散りばめた夜空を見つめてる  いつか飛びたつ白鳥のきみへ  忘れないさ 唱えた魔法が物語をうつしはじめたから
Hocus Pocus(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ  今日で何回目だよ こんなムードになってるのは  「これだけは言わせて」と それが口癖になってきてる  せっかくおしゃれにきめたのに ふしぎなメロディたたき続けてる ださいピアノマンとお別れの時間  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ  けっきょくこたえをきめたのに 思い出にしがみいずれ崩れゆく たかいポン・デュ・ガールともお別れの時間  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ
エイプリルフール feat. 坂本真綾冨田ラボ冨田ラボ鴨田潤冨田恵一冨田恵一今年で三度目かな 四月一日は  君はさりげなく 芝居を始める  黄昏の色した 空に寄りそって  私の目の前 話を続ける  だけど 愛しい人 君が嘘をつく時 左に目をやる癖 気づいてるけど そのままで  君の顔を 染めてゆく 夕陽と嘘が綺麗で 手のひらで踊りながら この日を抱きしめて  話し終えた君は 私の目を見つめ  笑顔を広げて 「エイプリルフールさ」  思い出す 初めて私に嘘をついて 「これからこの日だけ」と 約束するの 重ねてた  君の顔を 染めてゆく 夕陽と嘘が綺麗で 手のひらで踊りながら この日を抱きしめて  いつまでも 君の顔を 染めてゆく 夕陽と嘘が綺麗で 手のひらで踊りながら この日を抱きよせて  たとえば 君と私が 年を重ねていっても 四月一日が来れば 私だけに 「そう、エイプリルフールだからさ」 その日を抱きしめて
Surround Island(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤言葉と音の波間に耳を傾けながら  君のアイデアが僕に溶けるのさ  意識が交わり繋がれば立体的な夢心地に  ふたりの中に広がる世界で未来が跳ねて空を舞う  僕達だけのSurround Island
夜のライン(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal君が夜を呼べば 空に月が灯り 暗い夜の街で 耳を研ぎ澄ました  人をかき分けて 網をくぐり抜け 見果てぬその夢に 君の手を引いてく  RIDE ON  そうまさに 読みかけの小説を 目の前に広げた様 飛び出しそうな心 目と目を合わせながら  じれったい 見えっぱり 捨てたいと頷き 越えたい夜のライン 二人の足が  飛び越えて塗りかえた 足音を響かせて  Knock Out  「導いておくれ夜のライン」  まるで未来模様 ネオンもぎりとって カラフルなデコレーション 二人照らしながら  とめないで 止まない 君とのスパーク 終わりなき夜のライン 二人の足が  翔け上がり飛んでいく 足音を捨て去って  Knock Out
サマータイマー(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal・K404裸足のままで 熱い地面に 飛び上がる様 この場所へ 駆けて来い  君からもれる 体の呼吸 全て笑い声の様に見えた  ひらひらゆれる シャツからのぞく 生きた素肌が 眩しくて見れないよ  どこに  いても  考えてる  辿り着いたら ここで溶け合おう  甘い時間を掴み キスをしよう  何時もなら 恥ずかしい時間が 二人に味方する  信じられない二人にサマータイマーは味方する 小さく弾んだ世界がテントのように広がって  飛び込んだ 僕らまきこんだ  二人が押した サマータイマー 回ってる  いつまでも 終わりが来ないよう  目を瞑って 想ってキスをする  一心不乱に 信じて燃え上がる  二人が押した サマータイマー 何時までもと信じて ひとつの世界を見た  辿り着いたらここで溶け合おう  今まで経験した事無い 季節が目の前に迫ったら 慣れない手つきで受け止めな 全てを体に焼きつけろ  眩しい空が飛び交って 涼しい風がすり抜けば 広がる地平線を見てる スローモーションな君に向けて  飛び込んだ 僕らをまきこんだ  二人が押した サマータイマー いまも 回ってる  いつまでも 終わりが来ないよう  見つめあって 叶った今が何時までも続くから  二人が押した サマータイマー 何時までも
陽炎リディム(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう  オーライ 足もと伸びる影が アスファルトで揺れてら キラリとひかり浴びた 君の顔が笑えば  夏のにおいに そそのかされてゆく  オーライ あたたまったからだを 水を浴びせ冷やして リディムの音にあわせ 君の声が歌えば  夏のかおりに そそのかされてゆく  あまい陽ざしに 呑みこまれ夢みる  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう  思い出になりそうなこの日が はにかんで汗をたらし過ぎる  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう
Gauge Song(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤Crystal降り出した雨が 建物を叩き 騒がしさを増して 音の壁を作る  その 静寂の最中 君は胸の中の 駅を僕に挿して 距離をからませる  気まぐれなほど 今にも走りそうな 二人だけのゲージ 向かったり 外れたり 行き交う  時折 夜を覗かせて 君はシルエットになる  その時 耳を澄ましても 僕の影はひとつだけ  そう、 降りだした雨が 再びからませる 二人だけのゲージ 向かったり 外れたり  気まぐれなほど 今にも走りそうな 二人だけのゲージ 向かったり 外れたり 行き交う
タイムリープでつかまえて(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤高城晶平ベランダからよく見える 建設途中のビルは 反響して音を立て 胸を蒸し暑くする  ゆれ動く蜃気楼は まるで今の心模様 目を閉じて思い出し ぼくらは過去をたどる  あの日の1ページ ふたりのストーリーは お互いのノイズが邪魔で フキダシが余白のままさ  そんな曖昧模糊じゃ 次のシーンめくっても パラレルワールド生じ ぼくらは離れてく  必死に記憶を掘り下げて 解像度上げていっても あの時目を逸らしてて 真実が見えてこない  思い出は落書きの様 輪郭を捉えてるだけ 都合よく色づけされて フィクションへと変わる前に  連なってる時間の扉 ひとつずつ急いで開けて つながってるふたりの世界を 迷っているふたりが探す  きみとぼくが交わした言葉 その後に落とした涙 スローモーションその後を つなぎ止めたい  ぼくらは時間かけぬけ きみの心見つけないと ふたりの未来は溶けて ゆびの間通りすぎて消える  その前に  坂の上、落ちてく陽射し 見つめあったふたりはその後 うつむいてかわした言葉に 誤解がはらんでいる  懐かしいその町の 高い坂をぼくらは走る ふたりの重い背中が 離れてく前に  ぼくらは声に出した 「きみの心広がれ」と ふたりの手をつかみ お互いを「離さないで」と  きみはきみをぬりかえ ぼくはぼく、ぬりかえて ふたりはただひとつを受け入れて  その先の落ちる陽射し眺めては そのまま ぼくらをつなぐ
冬の刹那(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤高井康生・Crystal届かぬ距離を込めたあきらめを マフラーで隠した唇が唱えれば 転がる時空の壁をすり抜けて 瞬間移動で僕は会いに行くよ  だなんて言葉の先に 君は魔法を見る程の日々さ  やるせない姿に手を伸ばし 君の刹那にテレポーテーションしても  僕らの センチメンタルな強がりは 何時までも噛み合わず 何時もあと少しの所で 冬の寒空が巻き上げてゆくだけなんだ  君の心が 光の速さで 消える前に 僕は冬の刹那に テレポーテーションして取り戻すのさ  うつろう季節の果てに火をつけて 遠く冷めた心を温めれば 二人の波長の先が紡がれて 瞬間移動で君に会いに行ける  だなんて言葉の先に 僕は魔法を見る程に今は  やるせない姿で手を伸ばし 君の刹那にテレポーテーションしても  僕らの センチメンタルな強がりは 何時までも噛み合わず 何時もあと少しの所で 冬の寒空が巻き上げてゆくだけなんだ  遥かから 君の世界に現れて 抱きしめて触れ合っても 心が移っていれば 冬の寒空に消えてなくなるだけなんだ  君の心が 光の速さで 消える前に 僕は冬の刹那に テレポーテーションして取り戻すのさ  きっと
Skyper(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤あぁ、 泣き空を君が駆けてけば 虹を掲げに さぁ、 降り出そう僕のスコール  あぁ、 青空を虹が架けてけば 君を眺めに さぁ、 飛び出そう僕のスコープ  てりかえし うつしだす 七色の彩りは 浮かれ咲き 乱れ落ち 僕達の街に届く  待ってたような気がする かつてない事だから 待ってたこの街に 明後日が降りそそぐ
R.E.C.O.R.D.(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤真夜中にふと、ひとり 君への思いに耽る  この先も君を幸せに出来るかと  二人が合わせた息の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とせば 隠れてた君の魅力が鳴り出した  君を喜ばせる事を忘れず...  とてもシンプルな話だが これが難しい目標なんだ  二人が重ねた年の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とす事を 思い出し僕はレコード鳴らすのさ  君と笑い明かす日々を続ける...  とてもシンプルな話だが これが難しい人生なんだ
Magic Number鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤魔法の様な瞬間を 君が今 呼びよせた  どんどん袖から遠ざかって 近づいて行く舞台の中心 「無心に」 人々の前 姿、かたち 心 解け 緩み、笑い 大人気無いひと時 酔いしれ 振り返れば あっと言う間 がむしゃらにやりきれば終わってた 疑って瞬きすれば  途端、手叩き、歓声 目の前広がる賞賛 冗談みたいな瞬間 気持ち悪いけど一体感 実際は何分間? けど 集中しすぎて 何年間も見たかの疲れと安心感  では このまま 君はこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない  はじまりが君を連れてゆく  それまでを全て振り切り そしてここからは振り出し 張り出した胸に気を付けて 繰り上げてる階段、思い出し 足元から天辺まで 満ちているのが伺えて 飲まれずに飲み込んでいける  だから このまま きみはこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない  はじまりが君を連れてゆく  魔法の様な瞬間を君が今、呼びよせた
昨日は、鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤ただいま朝の五時 なかなか寝つけずに 窓をあけて風を呑み ドアをあけてうちをでた 何がほしいわけでも 無いのにふらふらと 町を歩いてコンビニへ くりだす  ただいまと戻っても 何時もどおりひとり 白くたまったホコリと 散らかったままの服 何時かは片付けようと 考えながらふとんに 転がり、またふたたび 思い出す  夜中の電話 なぐさめようと あれこれ言うが裏目に出て 気まずく切った  できる事ならば早く 君の誤解を解きたいが どう打てば良いかわからず 前置きだけのメールの途中で 眠った  夜中の電話 なぐさめようと してくれたのにごめんなさい、と メールが届いた  できる事ならば早く 君に会いに行きたいが 今は仕事中だから 俺の方こそ、ごめん、と返して 弾んだ
パンピーブギ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤そんなこんなでどうにも テレビに出ている女がエロ過ぎる 薄着で谷間も見せるし くびれにくびれてずばりゆれて良し  そんなこんなでどうにも マスコミの流すゴシップが大げさで あいつとこいつがデキてる 喧嘩や借金、失言知れて良し  ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる  ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる  ストレス溜まった私らが 澱んだ川を見下ろして 水面に映る自らと そいつと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる
無理問答鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  悪いが後にしてくれない? 今はいっぱいいっぱいだ 君の願いも聞きたいが 俺にも自分のペースがある  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  悪いが後にしてくれない? 今はゆっくりしてるんだ 突然、急に言われても 俺にも自分の都合がある  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  分かってくれよな わがままな君だけど 忘れてくれるな 君の事は好きさ でも、今は  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!
おんなのおっさん鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤こないだあった話なんですが 俺の住んでるアパートに 夜の仕事してるおかまのおっさんがいるんですけど そのおっさんが女装して、 俺が毎朝使ってるバスに乗って来た。 だいたい朝のバスってもう同じ人ばっかりなんで おっさん、ひとり目立ってね 近所で会釈するくらいの顔見知りなんですが こんな二つ隣の駅のバス停で見るとは  おっさん、どこ行くんだろうか?  なかなか浮かばれない この朝の空気が いかさま、騙されない 愚か者の奮起で どうした? 何時もとどうやら違うが 通りを見慣れたバスが横切って  通勤通学詰め込んだ 駅までのバスに乗り込んだ 見慣れた面子とプラス1 見慣れた面子2度見をして  「あれは一体何なんだ?」 「あいつは一体何なんだ?」 「朝から一体何なんだ?」と 思ってるのが目に見えたり  化粧もはげて素性が出た 女の格好のおっさんの羞恥心は周知も承知 まるで教室に犬乱入 背広の足並みを乱した あいつは一体何なんだ? あいつは近所に住んでいて 俺はあいつを知っている  噂じゃ夜起きて朝戻ってくるらしい ちびっ子じゃ判断出来ない性別でもあるらしい 職場では仲間からヒラリー(平畠)と呼ばれてるらしい 故郷は飛び出して二度とは敷居をまたげない 繋がりは3つ下の妹とだけ電話で でも 珍しモン好き近所でも 付き合いが芽生え始めて 佃煮が好物で 何時かは自分で料理を 作りすぎて思い切って 隣りの家族におすそわけするのが せめてもの夢 らしいけど らしからぬな  あいつは 二度とは私生活で うつむかないと決めたから 泣きたいながらも笑顔で 罵られてもジョークで  あいつは 挨拶だけは一人前 挨拶だけが精一杯 絶やさぬ笑顔で通り過ぎ すかさず口元をさわって 前歯の渇きを潤して 出会えば灯を灯して 「あの人、何時見ても笑てるけどしんどくないんだろうか?」 いやいや、ちゃうちゃう ここだけが そこだけが 唯一 この街との人との接点です だから たいそう大切にしてるという話が廻りまわって  なかなか浮かばれない この朝の空気は いささかいたたまれない 愚か者の奮起で どうもね見事に どうやら乱れて どうしてこの俺は 少し嬉しいのだろうか  見慣れたバスの車内で ここでは見慣れぬおっさんが 人混みの中で俺みつけ 人目をはばかりはにかんで それこそ近所で評判の 小さい笑顔で会釈した  俺も笑顔で返そうか?  俺も笑顔で返そうか  俺も笑顔で返そうぜ  乗ってけ乗ってけ
報告鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤「ハイ、起立」の号令は、レッツゴーと 陳列する成人 軽薄なアラーム スクラム交わる 委ねるも漏れる モラトリアムとレッテル 競ってる 急いてる レッテルにめげてる 立ってるけど寝てる 見えてるけどぶれてる 黙って待ってる 目の前近づくにしても歩く足元が一歩一歩駄目元 恐る恐るそろりそろりの抜き足は手探り 笑われると用意している言い訳は 「近視なんで気にしないで」と 吐き続けると覇気無くなる言葉 箸転がるだけで笑いたい本当は 半ドアで乗る車 反動で飛び出せ鳩は 雑踏は潜水で学ぶ 面接で触れる過去には書こうとしない事故が 引っこ抜かれた希望は じいっとしていると尻尾さえ無くなる 膝抱え丸くなると安心する、と言う迷信 鼻で笑うのを堪える 触れると気が振れる 叩くと震える 連れて回ると疲れる 促すと疑う エキストラでリハビリ 「でかした」と褒める くべる火には細心の注意を払う 雰囲気だけで話す病気 動機を探る 興味好奇心が時化て不発 迂闊に出す手 噛み付く犬歯で 全身で痙攣した後、白々しい声で 「状況は情報だけ 便乗は商業だけ 頂上は幻想だけ 後、国境と宗教だけ」と 分かった様な気分にさせるのが危ないと思いました 向かった 「今日は手を止めて出かけます」と 「先ずは頭、冷やしますわ」 「先ずは頭、冷やしますわ」 と微かに小さく二度呟くのを聞いた
はるいちばん鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤浮かれた顔待たせ 春の誘惑をのんびり眺めた 揺れる窓開けて 風の音を受けて日差しを仰いだ  背伸びしながら歩いた ふるさとの街並みを思い出して また 足もと見つけて歩き始めようか  思い出のあの場所は今も残っているだろうか 明日、春の風が吹いたら 久しぶりにでも帰ってみようか
ハローグッバイ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤抱きしめて さようなら もう二度も泣かない 涙に背を向け くちびる噛みしめ 手を振った  あの顔が描いている 話し足りなかった 夕べのけんか かすれた声に 腫れ上がったまぶた 笑顔でこらえた  こころを揺らせて そこまで送るよと 歩きだした  抱きしめた あなたの ぬくもりが 消えてく 見えなくなるまで 背中に手を振る さようなら  二人で歩いた駅までの道を 一人で歩いて受け止めている  抱きしめて始まり 抱きしめて終わった 憶えて真似した あなたのくちぐせに さようなら
空部屋鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤何にもない 時間の余った空っぽの部屋に まずはひとり ようやく、夜中やってきた 明日の昼間 荷物が一式届くから 布団も枕も無しで今日は寝る事に気づいた 一人暮らしの初日が雑魚寝になるとは、と 首にかけていた白いタオル 枕変わりにして 明かりを消して かたい床に寝そべりながら 期待と不安と疲れた頭で考えた  例えば いつか誰かが遊び来たとして 泊まっていくなら何人くらい寝れるだろう  例えば いつか恋人が遊び来たとして 泊まっていくならひとつの布団で寝れるだろう  何にもない 時間を戻した空っぽの部屋は 荷物が無いと意外と広く感じられた 明日からこの部屋も見ること無いから 携帯電話のカメラで写メを撮っていると 一人暮らしの初日は雑魚寝になったとか 思い出して 思い返して 新しい部屋に荷物が明日届くから またもや、床で寝ると いつまでたっても変わらぬ頭で部屋を出た  やがて 空っぽになったあの部屋も いつか誰かが生活を持ち込むだろう  そして 明日から世話になる部屋も 空っぽのとこに生活を持ち込むだろう  そこに いつか誰かが遊び来たとして 泊まっていくなら何人くらい寝れるだろう  あとは やはり恋人が遊び来たとして 泊まっていくならひとつの布団で眠るだろう
プロテストソング鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤三年ぶりに実家に帰るも 当然、居る場所も無くて 俺達兄弟の部屋だった所は 今では親父の部屋になってる  俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で いったい何をしてるんだろうか  三十年ぶりに親父が手に入れた自分の部屋には 押入れにしまっていた若い時の物がちらほらと 表に出てきて青春がタイムスリップしているから 冷やかし半分の好奇心であれこれ物色していると 色褪せたカセットテープが見つかる ラベルにはボールペンで昔の曲と書いてあったから 若い頃何を聴いていたのか少し気になって その隣に置いていたラジカセで再生してみた  ダビングした昭和のポップス、洋楽のロックもしくは 何かのラジオのエアチェックが入ってるのかと思いきや 線の細い生々しいフォークギターの音が鳴り出して それに乗せてまさかの親父の歌声が聴こえて来た  親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった  言葉の選び、言い回しからひょっとして察するに 若い頃に作ったと思われるオリジナルソングで 俺の知っている親父からは考えられないが なかなかやる堂々としたプロテストソングだった その時代の流れに沿って作られたのだろう その当時歌っている姿も想像出来て 何となく鉛筆で歌詞を書きとめながら メロディーをなぞって口ずさんでみた  ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている  可愛い顔だが 悲しい目をして 肩から崩れて そのまま倒れた  誰かが怯えて 誰かを騙して 誰かを殺して 誰かが得した  本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ  愛しいあなたを 急いで抱きしめ 命の終わりを 体で感じた  本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ  くちづけしたいが 今では抱けない  笑えた話も 今では出来ない  ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている  夜も過ぎ、外から帰ってきたおれの親父は 台所でテレビを見ながら酒を飲んでいた 久々に会う事をやはり、補いたくて ぎこちない距離感の挨拶で顔を見せた  軽く椅子に腰掛けて、がまんして酒に付きあうと 酔っ払って声のでかくなった親父と打ち解けてきて 何となく流れから、いけそうだったので 親父の部屋にあったカセットテープについて聞いてみた  なんとまあ驚いた事に、録音されたあの歌は 人前で一度たりとも歌った事が無いらしく ましてや録音した頃には学生運動も反戦ソングも 下火になり忘れられかけていた頃らしくて  その当時、生活のため懸命に働いていた親父は しかし、同い年のやつらのやっている事が気になって ニュースやラジオでその動きを知らされながら 羨ましくも疎ましくも思っていたらしかった  結婚して一年後、おふくろが妊娠したので 俺が生まれたら今よりももっと忙しくなるだろうから 今のうちに何かしてみたかった事をやっておこうと 電気屋へ行って一番安いラジカセを買ったらしい  もともと歌詞はその当時、反戦歌に憧れ、見よう見まねで 作ってあって、ギターもほんの少しだがコードが弾けたので 毎日少しづつ寝る時間を削って一週間かけて 曲を作り、録音して残したらしい  親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった  俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で 親父は今も生きていた  親父の話にへえ~、と相槌を打ちながら 酒の勢いもあり「でもあれなかなか良かった」と言い切ると 親父は笑いながら安心した様に席を立ち 食器を流しに置いて「そうか」と喜んだ後  照れなのかなんなのか少し間をあけて 「でもあれ、あの曲、キスとか抱くとか歌っているが 詞を書いたあの頃、当時、実はまだ、童貞だった」と つけ加えて親父は部屋に戻って行った  朝早く親父もおふくろも寝ている間に 申し訳ないが挨拶もせずに家を出た 曇り空だがこれから晴れそうな天気を見て 息を吸い昨日を受け入れて始まった
レールのその向こう二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美この独りきりのままで 孤独は好き嫌いなく常に 語り出すとガタゴトと嫌な音がする各駅停車に 急かされて しがらみで 苛立って 平たい手うって気取るのも 悪くも有り 軽く積もり 丸く収まり  何時か 溜まって 静かに 黙って 絡んで 往かないで 咳き込んで 諦めて  履き違った足元は 慌てている充分な証拠 先走った泣き言は 怠けている充分な証拠  今日この頃どころかこれからも較べてもそれだけは真似しない
なみだの色二階堂和美二階堂和美鴨田潤二階堂和美涙は何故だか色はない 何かが流されていったのかな  お店の前で 母親にぐずり 濡らす あの子の赤い頬 夕焼けも赤く 涙染めて 足を止めた うつる空が心つれて行く  昼間、澱んでた失敗も あの子の涙が 水に流してくれたよ  空の色に寄りそって帰ろうかな
あの子のあの頃二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美夜の表情探す何処? 夜も色濃く残る頃  歩道橋の下、鉄道 まるで軌道沿う惑星 すれ違い ロマンチックに眺めたいって 騒ぐ胸に踊るくちびる ざわつけば ときめきが久々にからかう  いっこうに見せた事の無い 一方的な訪れは 近頃珍しい事ですね 変ね 戻って来れるとすれば 二十歳的な立ち振る舞いで すらりとかわしてゆく  あの日の行方は 忘れた訳無いから 思い出して笑って 話してみても大丈夫 冗談みたいなホントかどうか 尾ひれのついた話です あの子のあの頃の様な  救急車 ドップラー 高ぶるわ 今日な一大事は過ぎ行く薄情な平常心 喧騒終えた空き地には 残る水道の蛇口が 短い間で降板のヒロイン ゆっくり蛇口に口を近づけ 飲みほしてすすり泣き 舌をゆすぐ  裸足の生の足跡 探したく無い足音 屈んで拾う傷跡 憶えています先程  この後  近所のボクにも読めぬ結末 願う切実な筆圧がくつがえすのを見守る  夜も、もう遠く 戻る何処へ?  夜も、もう遠く 戻る鼓動
今日を問う Part2二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美歩き疲れちゃった今日のあの娘どうだろうか 今日は待ちに待った休み 電話で誘って  ワン ツー  切実にハツラツとファイト見せる態度 「勘定は俺が持つ」と声がうわずった 言おうか今日は、でも、迷う 夢の中ガツンとキメの言葉振舞った見せ場は? 「あのね、後で…」後でって、何が待つんだ? 晴れた空に向かって地図を描いた 質問ばっか言って話それていって でもねもしか気づかれちゃったら、それって? 心臓ばくばく高まると詰まる間 熱くなるとアスファルト泣いてくれるか? 合格不合格仕切り入れて比率 電卓叩く所まで心触れて 終わったらば後の祭り 駄目元で攻めろ! 駅を抜けて15分後到着 キンコンカンコン金属音チャイム鳴らす 夕方の3時に最初で最後か!? 川の土手を歩く二人のらりくらり会話交わし こんな時間ごめんねって固い顔で眼を合わし 時が止まり 声が詰まり 見つめ合いが続き その空気が急遽本題に突入!の途端 携帯うるさく鳴り出してあの娘も思わず出てしまい、その先は? 想う心あって屋上登ってビルは西にそっぽ向いて太陽振り切って 今度は崩さず外さないタイミング ジョークは優しく明日の君に 目掛けて狙って愛を振りまくって そのうち奇跡的に  いやいや いや!もっと意図的に うん  歩き疲れちゃった今日の俺はどうだろうか? 想い疲れちゃった今日の俺はどうだどうだ  歩き疲れちゃった今日の彼はどうだろうか? テンポよく店舗並び歩く商店街  スリー フォー  切実にハツラツとファイト見せた彼の 感情がそうさせたのかと思うと 本気なのか?クエスチョンこれまでも何度か優しかった事が有った んーだけどまあ 何せナンセンスな服装だから 仮にそうとすれば彼について行けるかな? 知らない所やっぱ多すぎてどうも 不安だけど楽しみって、これって?まるで 想う心あって屋上登ってビルは西にそっぽ向いて太陽振り切って 多くは話さず外さないタイミング ウインクは優しく明日の君に 今からスカッとカットしてもらって そのうち見せるときに いやいや これから見せに行こか なんてね 歩き疲れちゃった今日の恋が転がって  歩き過ぎた距離だけ二人は近づいた
いてもたってもいられないわ二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤お手を 引き抜き (そこで) 後ろ 振り向き (それに) 理屈 抜き抜き (そんな) あなた 好き好き なんて ウワサ 口々 (そらし) 歌う ブギウギ (そばで) 合わせ ノリノリ (そうね) 今宵 ハリキリ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの街 この街 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  明日 意識し (あ、いた) 今日も 待ち侘び (あまい) お茶で 落ち着き (あらま) だけど 無理矢理 あわて 背中 飛び乗り (あたし) 心 はみだし (あきた) 服を 次々 (あいの) 着替え ウキウキ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの方 この方 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  火照っちゃって 踊っちゃって わ・す・れ・さ・せ・て!  上がっちゃって 困っちゃって や・ぶ・れ・か・ぶ・れ!  いてもたってもいられないわ
long torch song二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美ふさいでいるかさぶたと両耳を 歌い出す鼻歌は正直に  未だまだらに残る体温に笑う 話した事は確かだけど微かにだけ脚色  仕草眩まして 幾ら暗がりで手をかざしても 見えた事も無いのに有ると思い込んでる ベル鳴らさずに ベール隠されてる方が良かったんでしょ  近かったんでしょ  ばいばい。  ふさいでいるかさぶたを恐々と 心の奥、育ててる思い込み あなたにまだ打ち明けない弱い顔 あなたにまた打ち明けたい弱い顔  今、体に残る優しさが揺らす 悲しい事は確かだけど、強がりごまかす  何時かふくらまして 撫でてくれたの頬 手を差し出しても さけた事も無いのに 逃げると思い込んでるから 全部話せずに  ベール隠されてる方が良かったんでしょ  近かったんでしょ  ばいばい。
Lovers Rock二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美愛したい気持ちが 愛されたい気持ちを 追い越して つらい日々になってしまっているのです  愛されたい気持ちが 愛したい気持ちを 追い越して わがままになってしまっているのです  何時になくあなたが見えなくて さみしくて 悲しくて 電話を切った 眺めていると思い出したの 優しさを分け合った あの頃のふたりを  愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっているのです  いつの日かあなたがかけてくれた 励ましで踏み出して歩んできて いまも欲しがっているけど 繰り返すとなれて甘えてしまうのが 怖くて  愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い 確かめあっていきたくて ねぇ 転がりあっているその先に 手をさしのべて あなた
絵空葉書二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美存分にぼんやり とっくの昔に  背もたれにゆだねる 手掛けてる絵空は ひねられてひめられ 人知れずかさばる はかなく空回る 何気なく淡い 裁縫道具で開放を織り込む 清書の途中の原稿に取り次ぐ 「取り急ぎ」とだけ配置 文字で急いてみても 見慣れすぎた景色が 日暮れても返事が 天気が 免疫が 任期が 負けん気が  えっと 忘れてしまいそうな  存分にぼんやり とっくの昔に  増えていく辞書に沿って 減っていく緊張 感傷もともすれば 環境にうながされ 呆れても無いのに あくびで開けた口のおかげで モノも言えぬのが良かったから  えっと 忘れてしまいたくなる  存分にぼんやり とっくの昔に 忘れてしまったはずなのに
虚離より二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤・二階堂和美輪郭を滲ます光が窓から雰囲気を作る  「いらない物だから…」  「言わないはずだから…」  「いかない約束は…」  思い出してなぞり 目の前をよぎる 耳の中にとどめる  静けさが時計の針を刻んで 染みて 沈んで  張りつめそうな空気 と 振り出しそうな天気 と 立ち去りそうな足元 と 逢わなくなりそうな面影 と 踏まずに過ごしそうな床 と 思い出になろう景色 を 一度で一瞬で振り返ってしまった  うつむいて熱心に見つめるその姿 靴脱いで決心に揺れるのを待ったのは 黙っているから  未だ未だ大丈夫  声に出すと不味い  抜け無い
日向月二階堂和美二階堂和美鴨田潤高山純未だ真昼間なのに月を探して見上げて どの時計を信じよう この関係を閉じよう もういくつか靴を交互に出してから座って なのに地面蹴る足音の速度聞くと 気が急いてしまいます。 ほら 今 部屋に居る時の様子 思い返して だから 高々デカさ 中と外 違うだけ  あいまいにされている返事 もう要らない ひんぱんに携帯も のぞかないの  それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします  未だ真昼間なのに部屋で明かりを点けて 物だけを捨てよう 場所空けると広そう 静かに息づかいする心使い もう知らない なのにポケット 振動 ブルと鳴ると 気が滅入ってしまいます。 構いたくなる甘い感覚 笑い方を控えては無い  あいまいにされている返事 もう要らない ひんぱんに携帯も のぞかないの  それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします  あいまいに晴れている天気も悪く無い ひんぱんに悪態も吐かないの  それからは直ぐに 伸び上がる背筋は これからも ずっと 影を伸ばします
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