LIVE REPORT

赤い公園 ライヴレポート

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【赤い公園 ライヴレポート】 『FUYU TOUR 2019 “Yo-Ho”』 2019年11月10日 at EX THEATER ROPPONGI

2019年11月10日@

撮影:安藤未優/取材:田山雄士

2019.11.12

2018年に元アイドルネッサンスの石野理子(Vo)が電撃加入し、第2章のスタートを切った赤い公園。10月にリリースしたEP『消えない - EP』を引っ提げて、彼女たちの新体制リリース後初となる全国11公演にわたるワンマンツアー『FUYU TOUR 2019 “Yo-Ho”』が幕を開けた。本稿では11月10日のEX THEATER ROPPONGI公演の模様をレポートする。

“『FUYU TOUR 2019 “Yo-Ho”』へようこそ。赤い公園です!”――照明がメンバーを後光の如く差す中、石野がそう挨拶してライヴは軽やかに始まった。オープニングナンバーを経て、“EX盛り上がっていきましょうー!”と彼女が呼び掛けると、津野米咲(Gu)、藤本ひかり(Ba)、歌川菜穂(Dr)も堰を切ったように躍動し、代表曲のアッパーチューンを連発! 颯爽と飛ばす4人のアクションが眩しく映り、ぎっしり埋まったフロアーからは拳が突き上がっていく。

新体制前の楽曲をニューアレンジで聴かせてくれるパフォーマンスも嬉しく、それらを石野が自分のものにしてきている様子にもグッときてしまう。また、音源化されていない色とりどりの新曲を次々に披露し、終始目の離せない瞬間が続いた。《片道切符で僕ら未来へ行こう》と清らかに歌った「HEISEI」後のMCでは、“新体制になってからCDをリリースするまで、待ってくれて本当にありがとうございます”と石野がファンに感謝を伝えた。また、“新しい曲をたくさんやるけど、私が一生懸命みんなを引っ張るから!”とオーディエンスを気遣う場面もみられた。10年近いキャリアを持つバンドのフロントを張るというのは途轍もないほどのプレッシャーがあったに違いない。しかし、それでも持ち前の真っ直ぐな歌声は初めて耳にする新曲の歌詞をも印象強く残し、メンバーと切磋琢磨しながらバンドをリードしていこうとする心構えがひしひしと伝わってきた。

新生・赤い公園の産声と言える「消えない」、とろけそうな甘い音像と抜け感のあるビートでオーディエンスを心地良く揺らした「Highway Cabriolet」、曲中に石野がメンバー紹介をし“赤い公園です!”と改めて言い放ちフロアーを揺らした「凛々爛々」、ミラーボールが輝く中で赤い公園史上初のアレンジを試みた「Yo-Ho」など、『消えない - EP』収録曲を軸に、アレンジセンスが光るポップスから狂気があふれ出すナンバーまでを聴かせた4人。ツアー2公演目のライヴは今後の彼女たちがますます楽しみになるとともに、次のフェーズへじっくりと誘ってくれるようなステージだった。

それ以外にもこの日はたくさんの新曲が聴けただけに、もしかしたらアルバムの完成も近いかもしれない。ツアーは12月25日の石川・金沢AZ公演まで続く。

撮影:安藤未優/取材:田山雄士

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