黒木渚作曲の歌詞一覧リスト  66曲中 1-66曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤紙黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚うちに赤紙が届いて 「喜べ」と言った父上 白い骨だけ帰って来た 娯楽も知らぬまま死んだ 貴方が「下らぬ」と言った 場末の歌劇団に入り 私は今や舞踊界のナンバーワン  袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体  被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように  向かいの公爵夫人の 旦那様も戦死なさって ヒステリックな大正琴の音 止むこともなく聴こえて来ます 青い目をした軍人が 何気なくくれたキャラメルは 罪なほど甘い宿敵の味  可愛げの無い切れ長の目も 病的なほど強い野心も どれも貴方から受け継いだX染色体  被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も泣くのです ライトの影 悟られぬように  この想い叫べば 「非国民」後ろ指刺され  兄上は石つぶて受け 母上も悪く言われましょう  袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体  被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように  袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体  被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように
あしかせ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚足をもがれたバッタは同じとこに留まって 半径五センチの中で一生を終えた あしかせを付けた私は逃げ出すこともできず この小さな空間で死んでいくのかな  耳も聞こえるし 目も見える 声を出す事も 悲しい旋律は風になって渓谷を駈ける それだけ それだけ ただ歌うだけ 誰かを待ってただ歌うだけ  イタリアという国には素敵な靴があるという 美しいビロウドで出来た素敵な靴が あしかせを付けた私はその喜びも知らず 薄汚れたこの足で生きていくのかな  耳も聞こえるし 目も見える 声を出す事も 鮮明な感覚が仇になって絶望を作る それだけ それだけ ただ歌うだけ 何かを待ってただ歌うだけ  付きまとう幻覚や幻聴 振り切ってけたら会えるのに 会えるのに
あしながおじさん黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚あしながおじさん ダンヒルのパイプ 高級なウイスキー 「大人の遊びさ」 口髭が笑う  小さなシャーリーテンプル うっとり社交界を見る マリリンモンローのキャットウォーク真似て  「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕の教えを守るんだよ」  「僕は出来そこないさ 妻がいなけりゃワインさえ選べない」 口髭が笑う  世間知らずのシャーリーテンプル 贅沢に憧れて ショーウィンドウのサファイアを狙う  「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕が死んでいなくなっても」 「欲しいものなら 何だって手に入るんだよ 欲望のままに勝ち取っていくんだよ 君にはそれが似合うから」  世間知らずのシャーリーテンプル 贅沢に憧れて ショーウィンドウのサファイアを狙う  「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕の教えを守るんだよ」 「欲しいものなら 何だって手に入るんだよ 欲望のままに勝ち取っていくんだよ 君にはそれが似合うから」
あたしの心臓あげるGOLD LYLIC黒木渚GOLD LYLIC黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD.  直線12個集めたら ひとつ出来たよ角砂糖 踏み潰したら木っ端微塵 潤っていく眼球  ヴァイオリンを弾いてよ 引きちぎるくらいに それに飽きたら あの遊びをしよう  あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい  It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD.  直線たくさん集めたら 塗りつぶされて分かんない 導き給うはイエス様 熱を帯びてゆく眼球  ヴァイオリンを弾いてよ 見とれてしまうかも それに飽きたら 例の遊びをしよう  あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい  It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD.  You call me Alice. Are you Lewis Carroll? I'm not fairly as you know. I'm not sweet like that girl, I don't need fame, I don't need flowers, I want your gift.  It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD.
合わせ鏡黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚向かい合って立つ私たちは 写しあう合わせ鏡 あなたの過去 私の過去 ずらり並んでここで会う  あなたを覗く わたしが映る あなたが笑う わたしも笑う あなたに触れる わたしに触れる あなたの癖が わたしに移る  ひとつひとつ重なって 私たち家族になる 今日と明日が繋がって 続いてく合わせ鏡  支え合って立つ私たちは 抱きあう合わせ鏡 あなたの今 私の今 扉のように開けてく  あなたに似てる わたしに似てる あなたが曇る わたしも曇る あなたを磨く わたしが光る あなたが誓う わたしも誓う  ひとつひとつ積み上げて 人生を築いてゆく 雨も風も乗り越えて 強くなる 合わせ鏡  美しく 輝いて 繊細に 感じて 軽やかに 響いて 歌うように 高らかに  小さな日々が重なって 少しずつ家族になる ありのままをうけとめて 信じあう 合わせ鏡 許しあう 合わせ鏡
アンチスーパースター黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ君のレコード売っぱらってヴィンテージギターを買った 時給800円の大スター夢はあっても金は無い 君が乗り換えた空っぽの女の子が 自慢げにぶら下げたシャネルのニセモノ  何がロックだ何がパンクだ 深い場所で早々と諦めていたくせに  クリムゾン、クラプトン、ビートルズ スーパースターにさよなら ステージから君を見つけてピースサイン ピストルズ、ジェフベック、ジミヘン ここに復讐の音楽を アンチスーパースターのしるし ピースサイン ピースサイン  君が諦めた華やかなスターダムと 言い訳に使われた「天才」の言葉  何がファックだ何がアートだ 浅い場所でダラダラとごまかしていたくせに  プレスリー、イエス、ニルヴァーナ スーパースターの請け売り ステージから君にぶつけるピースサイン ジョップリン、クラッシュ、デイヴィットボーイ 今夜 本当の決別を アンチスーパースターのしるし ピースサイン ピースサイン
アーモンド黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ首に腫瘍のあるハトは 今日も時計台の下にいる 都会の小さな公園で はじかれてしまった透明な存在  ふくれた喉が重いのか うつむいて私にも気付かない アーモンドを1つ投げてやる お前は悔しくはないのかい?  弱音を吐きそうなこの口に 孤独の種を放り込む かみくだいてまた強くなる こうばしい明日が香る  うろたえる赤いランドセル 東京駅で泣いていた 声をかける人も駅員もみんな 少女には敵に見えた  やみくもに「ママ」と叫ぶ声 揺るぎない安心の場所だ アーモンドを1つ握らせて 私もママを思い出したよ  弱音を吐きそうなこの口に 孤独の種を放り込む かみくだいてまた強くなる こうばしい明日が香る
107黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ107のあの夜は完結しないまま 「最後までしないどこ」って言ったヘタレな君が好き 受話器から聞こえる声 蘇るムスクの香り  「彼女は元気?」聞いてみただけ こっちは何も変わんないよ 踏み外すつもりでいたけどね 笑えるね  消し忘れのテレビが体を青く縁取っていた 君は神様みたいに「変な生き物だな」って笑った あの部屋に帰ろう どうしようもなく一人の夜は 案外本気だったかもね 今更だけどね だよね  107のあの夜は蒸発しないまま 最後まで口に出さなかったヘタレな君が好き  「思い出すよね」言ってみただけ 忘れていてもかまわないよ 繰り返すつもりもないけどね 悲しいね  言い忘れた言葉が私を青く縁取っている 君は神様みたいに「分かってる」って言って止めた あの部屋に帰ろう どうしよもなくひとりの夜は 結局本気だったかもね 今更だけどね だよね  踏み外すつもりでいたけどね 笑えるね  消し忘れのテレビが体を青く縁取っていた 君は神様みたいに「変な生き物だな」って笑った あの部屋に帰ろう どうしようもなく一人の夜は 案外本気だったかもね 今更だけどね だよね
命がけで欲しいものひとつ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ毎日毎日コマ送り 東京は深刻そうな顔 回転トビラは速過ぎて 飛び込むタイミングつかめずに  ほんの一瞬のそぶりで 私は清くも醜くもなる ベタな筋書きは痛快なオチへ 無味無臭から脱出セヨ  命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花  毎日毎日飼い殺し 東京は窮屈そうな顔 急行電車は混み過ぎて 乗り換えタイミングつかめずに  ほんの一言のはずみで 私は強くもか弱くもなる ベタなトラウマは成功の鍵へ 無味無臭など抹殺セヨ  命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも高く 燃え尽きて、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花  命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花  命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花
ウェット黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚二ヶ月前 手首を切りました 直前に彼氏を刺しました 極彩色のシャワー浴びながら 「イっちゃてるね」って自分を笑った  昨日の夜 ひとつ気付きました 私はまだ成仏できていない 黒いバスルーム 私の死に場所 未だ留まっているのです そこに  ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな  あの日の夜 知ってしまいました 恋人に家族がいたことに 冷たくなった彼の身体 もう一度ナイフを突き立てた  ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな  湿度の高いこの部屋 浮遊する身体大気に混ざる 湿度の高いこの部屋 浮遊する身体大気に混ざる  ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな  I'm still a wetly ghost, How long, how long must I stay in the bath room ?
うすはりの少女黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚たたずんでいる 四方に進めるのに 見下している 私を含め世界を  この目は焦点を合わすこともなく ただ一点を見やっている 天真爛漫ってことは時に 邪悪なのかも知れないね  深緑の黒髪も 宇宙のような目も 全てあげる 捨ててあげる  羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる  疼いている とうに癒えているのに 錆び付いている 若い肉体を除いて  飽きてしまったのお芝居には 核を見せてあげようかしら 慈悲の心って時に 残酷なのかも知れないね  ガラスのような肌も 穢れない声も 全てあげる 捨ててあげる  羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる きっと捨てる  奪われたい私と奪いたいあなた ひと思いに壊してよ それを望んでいる  羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる  ガラスのような肌も 穢れない声も 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる きっと捨てる
美しい滅びかた黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚私が死んだら心臓はコニャックに漬けて レモンの木の下に埋めてね 普通の人にはならないでって 君が呪った 私を呪った  一行ずつ交代で物語を書くような 不安定な筋書たどって  美しく滅びてく私を見ていてよ 罪人のような気持ちで 苦いチョコレート ゆるやかに滅びてゆく  何処にも行けない感情はロケットに詰めて 宇宙の彼方に捨ててね 私が死ぬまで遊ぼうねって 君を呪った 私が呪った  100年なんて一瞬で燃え尽きてしまうから 極上のさよならを探して  宇宙をうらがえしたり スニーカーを洗ったり あの屋上でまた飲もうよ 幸せに滅びてゆく  吸って吐いて全部入れ替わってゆくから 憂鬱も手放して  鮮やかに枯れてゆく私を見ていてよ 最期は君だけに手を振るよ 安らかに滅びてゆく 宇宙をうらがえしたり スニーカーを洗ったり あの屋上でまた飲もうよ 幸せに滅びてゆく
エジソン黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚soundbreakersまばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら  つまらないと言うのも とっくに飽きたので 今すぐ君を抱きに行こうと思う いいよね  たまには下品なほど 私達動物になりましょう 甘く痺れる体をしっかり見ていてよ  何もかも光に晒して潔白を誓うよ 変わりゆく何かが少し怖いの  まばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら 悲しくも とうとうと時間は過ぎ 今を忘れさろうとも 薄いガラスの頭蓋骨に 灯り続けたなら愛かしら  どうしようと言うのも 結局無駄なので 全てを捨てて会いに行こうと思う いいよね  細いフィラメント通じて 拙く繋がってる 熱く焦がれる体をあけすけに見せてよ  やみくもに体をさわって 全身を探すよ 確かめるヒントがひとつ欲しいの  さみしくも 東京は私達を囲う迷宮の様に 暗い出口の向こう側に 灯るぬくもりは愛かしら 苦しくも ごうごうと嵐が過ぎ 願いが途切れようとも 深い意識のど真ん中を 流れ続けるのが愛かしら  残された1%の そのアイデアが その直感が かけがえのないもの達を 生み出してゆく 導いてゆく  さみしくも 東京は私達を囲う迷宮の様に 暗い出口の向こう側に 灯るぬくもりは愛かしら  まばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら 悲しくも とうとうと時間は過ぎ 今を忘れさろうとも 薄いガラスの頭蓋骨に 灯り続けたなら愛かしら
エスパー黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚エナジーを集めて 小さな太陽に 体の真ん中を、真ん中を 通るイメージ  指先に 指先に 指先に 曲がるスプーン  エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー  とても暗い所へ マグマのように深く 見えるはず無くても 暗闇で照らすイメージ  深海へ 深海へ 深海へ もっと深く  エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー  好奇心揺さぶる スペシャルな人 好奇心揺さぶる スペシャルな人  宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな  エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー  好奇心揺さぶるスペシャルな人!
おんな・おとこ・おんな黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ・宮田リョウだめだ やばい かなり まずい あなた ずるい すごく すてき もっと ほしい ぜんぶ ほしい はやく はやく たかく のぼる  せめる ゆるす さすが あなた あくま みたい ふかく はまる きっと うばう ぜんぶ うばう あれも これも あまく さそう  まんが みたい きせき なんて あした あえる ひみつ ひみつ あたま なでる いいこ いいこ きっと わらう それで なおる  やさしい おわかれ むかつく あばずれ はるなつ あきふゆ まいにち なぞなぞ  いたい ださい あたま わるい とても もろい ひどく うずく やっぱ おわり ぜんぶ おわり あそび あそび まじで おわる  コント みたい ビンタ なんて ほっぺ ねらう ワンツー! ワンツー! あたる あがる イイネ! イイネ! さっと よける それで かてる  かわいい うそつき ずぶとい どろぼう そこのけ そこのけ まいにち ごたごた  はるも なつも あきも ふゆも ふたり ひとつ あれも これも それも いつか おわる なんて おとこ おんな おとこ おんな おとこ おんな だまし だまされ  せめる ゆるす さすが あなた あくま みたい  またね やさしい おわかれ むかつく あばずれ はるなつ あきふゆ まいにち なぞなぞ かわいい うそつき ずぶとい どろぼう そこのけ そこのけ まいにち ごたごた  だめだ やばい かなり まずい あなた ずるい すごく すてき
解放区への旅黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ孤独は宇宙だ 真空で息もまともに吸えない 無気力に慣れて 変化に怯えて冒険に飢えて  大陸を流れ歩くキャラバンみたいに自由に 険しい旅路の果てに新鮮な感動を 夜空を突き抜けて惑星のスケールで  この手が命を撫でた感触も この目が映したパノラマも 誰かと身を寄せて分け合う体温も 抱いて進め 荒野を踏みならして  限界を超えて全てがガラクタに感じる 小さなプライドも 陰湿なムードも 下世話な噂も  守ってばかりの心がうっとうしいな 振り切りたいな 音も光も追い越す抜群のスピードで  笑われた夢物語や情熱を 捨てるほど大人でもなくて バカになる覚悟を決めて走れ  砂漠も海もジャングルも直線で 駆け抜けて無敵になってゆく 衝動で大きく叫んだはがゆさも悲しみも喜びも 噛み締めて 今を生きる
カイワレ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ・宮田リョウやせっぽっちで 青白くて 脇役のカイワレ 味気ないし 華もないし 添えものの人生  ごちそうじゃないけど 主人公じゃないけど 変わり者のアナタだけが好きだと言うなら  ひがまない 妬まないし でしゃばらないよ ささやかに生きてゆけるよ  皿の隅に追いやられ ノケモノのカイワレ 残されて 捨てられて ちっぽけな人生  悲しくはないけど 悔しくもないけど 私だって 私だって 私だってさぁ…  I wanna cry 望まないし 欲しがらないよ 弱々しく風に揺れるよ  ごちそうじゃないけど 主人公じゃないけど 変わり者のアナタだけが好きだと言うなら  ひがまない 妬まないし でしゃばらないよ ささやかに生きてゆけるよ 弱々しく風に揺れるよ
革命GOLD LYLIC黒木渚GOLD LYLIC黒木渚黒木渚黒木渚右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ  女でいるには強すぎた でも裸の足は震えた つまずいたって しくじったって 目指す場所は確かに  最後の最後でロザリオに奇跡など望んでしまえば 最後の最後であきらめた自分の罪を知る  右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ  1人で行くには遠すぎた でも裸の足は歩いた すり減ったって 険しくたって 目指す場所は確かに  痛みが分かると言うなら トドメを刺す気でゆかねば 戸惑いは切り捨てよ  最後の最後でロザリオに奇跡など望んでしまえば 最後の最後であきらめた自分の罪を知る  右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ  散るとしても 生き急ぐ 追い風よ もっと強く吹け!  右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ  右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 気高く生きよ 気高く生きよ
カルデラ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚「最低だ」と思う日は 会いに来てよ 私がもがくのを見ていなよ 若さ失っても 酸素失っても 必ず目印でいるよ  なんでどうして 病める時も 屈辱の夜も 乱れなく生きる 頑丈な 私ですよ?  湧き出るのはいつも こんなタイミング ブラックな事件 待ちわびるように  同じ血を分けて 堕ちてきたあなた 会えたらなと思ったのは ほんの出来心  あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ  「最高だ」と思う日も 会いに来てよ 私の渇望を満たしてよ 頭醒めきっている 感覚殺している 私を沸騰させてよ  なんでどうして いつのときもペンを握る手は 軽やかな言葉 欲している 探している  でも湧き出るのはいつも 毒 針 闇 ブラックな事件 待ちわびるように  同じ血を分けて 堕ちてきたあなた 会えたらなと思ったのは ほんの出来心  あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ  あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ  「最高だ」と思う日は 会いに来てよ 私の渇望を満たしてよ 頭醒めきっている 感覚殺している 私を沸騰させてよ  「最低だ」と思う日も 会いに来てよ 私がもがくのを見ていなよ 若さ失っても 酸素失っても 必ず目印でいるよ
君が私をダメにするGOLD LYLIC黒木渚GOLD LYLIC黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキこのまま会社を休んでクラゲでも見に行こうなんて 素敵過ぎて振り回されてしまうよ 明日の朝も早いからもう寝なくちゃ、と言うなんて いっそ朝までめちゃくちゃで良いんじゃない?  大切なものを4つあげる 愛・思想・時間・体 「ひとつで良いよ」と言うんでしょ だから君のこと止められない  そして 君が私をダメにする ズブズブに甘やかして まるで余裕なフリをする 飲み込まれてしまいたい 君が私をダメにする ビショビショに濡れそぼって バカな私は油断する 消化されてゆく  バイトも授業もサボってパスポート取りに行こうなんて 楽し過ぎて振り回されてしまうよ 明日の朝を迎えたらボーダーラインも飛び越えて いっそ死ぬまでめちゃくちゃで良いんじゃない?  曖昧なものに悩まされる 愛・思想・時間・体 気楽でいいさと言うんでしょ だから君のこと止められない  そして君が私をダメにする ギリギリに突き放して まるで平気なフリをする 解き放ってしまいたい 君が私をダメにする クタクタに連れまわして バカな私は油断する 同化されてゆく  清潔な声で鼓膜を溶かして 美しい八重歯で息の根を止めて  君が私をダメにする ズブズブに甘やかして まるで余裕なフリをするのみ込まれてしまいたい 君が私をダメにする ビショビショに濡れそぼって バカな私は油断する 消化されて 君が私をダメにする ギリギリに突き放して まるで平気なフリをする 解き放ってしまいたい 次は私がダメにする 君を私がダメにする ああー ああー 崩れあってゆく
金魚姫黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚女は金魚 円を描いて誘う 初恋の弔いを終え 泣きながら泳ぐ  赤い体は溶けた鉄 だから水を抱いて眠る  あなたすくってくれないか 優雅な私である内に ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追って来て  女は金魚 ゆらりゆられて遊ぶ 人知れず悲しみを越え やわらかに笑う  丸いあぶくは恋の数 消えないあぶくはどこにある  あなたすくってくれないか 清らかな私であるうちに ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追ってきて  消えないあぶくはどこにある  あなたすくってくれないか 優雅な私である内に ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追って来て 袖を濡らして追って来て
クマリ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚見開いた水牛の目 反射する水晶体 額には第3の目 盲目の神の目  かしづいた村人は ひたすらに意味を待つ 祀り上げよ 盛大に それで心休まるのなら  クマリである私の目 人々を見下す私は誰? 何を欲しくて集うのか ホントは私こそ知りたくて  空に放たれた意味深な言葉 吐きだしてうつむいた泣かない子供  卑しめる民衆の目 足を伝う初潮の血 額には第3の目 盲目の神の目  引きずりおろす愚民の手 玉座を失い人になる 揺るぎないあの崇拝が この変わりよう  クマリを見る私の目 神殿を奪ったあの子は誰? 芽生えたざわつきはもしかして 感情と言うものかしら  甘さを閉じ込めたココナツの殻 こじ開けて飲みほした泣かない子供  クマリを見る私の目 神殿を奪ったあの子は誰? 芽生えたざわつきはもしかして 感情と言うものかしら  甘さを閉じ込めたココナツの殻 こじ開けて飲みほした泣かない子供
原点怪奇黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚恨み 裏切り 裏返し 奪われていく  華の都に吹くは西洋の風 水銀灯が照らすまやかしの街 正義を掲げたシルクハットの行進 人の不幸を舐めながら笑う鬼あり  富も流行りも贅沢も 移りにけりないたづらに 響く亡者の高笑い 本当はずっと破壊を待ってる  くだらない つまらない どうしようもないけど 欠けた所から腐敗する心 美しい 妬ましい 枯れるほど泣いても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく  人の心に宿る臆病の花 下弦の月が照らすモノクロの街 栄華を極めた強者もあはれ散り行き がらんどうの瞳は光を探す  酸いも甘いも勝ち負けも あれよあれよと夢のあと 願い崩れて様変わり 本当はずっと救いを待ってる  変わりたい 逃れたい どうしようもないけど 錆び付いた喉から絞り出す叫び 破りたい 破れない いくらあがいても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく  富も流行りも贅沢も 移りにけりないたづらに 響く亡者の高笑い 本当はずっと破壊を待ってる  くだらない つまらない どうしようもないけど 欠けた所から腐敗する心 美しい 妬ましい 枯れるほど泣いても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく 恨み 裏切り 裏返し 奪われてい
心がイエスと言ったなら黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚二日酔いの頭でぼんやり思う 靴の中の石ころみたいにしっくりこない 君らしくあれと言われて 響かないのは 私が平凡だからか わかんないけど  どんなに時間を費やして 大きな結果を残せても 必ず死ぬとわかっていて私たちはなお生きる なぜ?  心がイエスと言ったなら 我慢も駆け引きも捨てて 狂ったように走ってゆけ たったそれだけの理由で 心がイエスと言ったなら 一秒で世界は裏返る 狂ったように笑ってゆけ ほんの一瞬の命さ 痛いほど  聞き分けが良いと言われてムカついたから 安定を手放したのは 愚かだろうか  どんなに無謀か知っている 最初で最後と知っている 笑われるのも気にせずに 私たちはなぜ賭ける ただ  心がイエスと言ったなら セオリーも理屈も捨てて 思ったように向かってゆけ たったそれだけの理由で 心がイエスと言ったなら 一秒で世界は立ち上がる 描いたように作ってゆけ たった一回の命さ  心がイエスと言ったなら 一秒で世界は裏返る 狂ったように笑ってゆけ ほんの一瞬の命さ 痛いほど
虎視眈々と淡々とGOLD LYLIC黒木渚GOLD LYLIC黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と  世界で一番暗い場所は 人間の黒目の中にある 世界で一番素敵なのは いつもさよならの中にある  嘘をついてついてついてつきまくれ 染まらない何かが本物だ  ギラッとした本性を吐き出したくて爆音 ズバッと撃ち抜いてみる くらってしまった一撃にストップしていた人生 奪ってゆくつもりで やっと分かってゆく 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と  世界で一番悲しいのは いつも喜びの後にある 世界で一番孤独なのは 何故かひとごみの中にある  風を切って切って切って切りまくれ 届かない何かが本物だ  ぐらっとした重心を取り戻せたら全力 ガラッと切り替えてみる 決まってしまった道筋がクラッシュしていく人生 無関心なそぶりで そっと祈っている 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と坦々と  デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ  信じる事など止めてしまえよ 半端に傷つくくらいなら  ギラッとした本性を吐き出したくて爆音 ズバッと撃ち抜いてみる くらってしまった一撃にストップしていた人生 奪ってゆくつもりで やっと分かってゆく 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と 望みひとつ自分ひとり 虎視眈々と坦々と
さかさまの雨黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚シャンパングラスの中 さかさまの雨が降る 病のように出口がないし 傷つくこともできない  シャワーを浴びてこの恋が終わる 石鹸みたいにすり減って終わる  乱れてもいい 忘れてもいい 一瞬マグマになれればいい 君は私のものだったよ この夜だけ 二時間だけ  汚れてもいい 壊れてもいい 特別な誰かになれればいい 君の狡さが好きだったよ この夜だけ 二時間だけは  シャンパングラスの中 安物の雨が降る 若くもないし 綺麗じゃないし すがりつくこともできない  ドラマのようにありふれて終わる 予告通りに堕落して終わる  一人でもいい 二人でもいい 粉々に砕けてしまえばいい 君の全てが欲しかったよ この夜だけ 二時間だけ  むなしくていい さみしくていい 繋がってるならそれだけでいい 君の弱さも好きだったよ この夜だけ 二時間だけは  醜くていい 惨めでもいい 一瞬狂気に触れればいい 君は私のものだったよ この夜だけ 二時間だけ  痛みでもいい 叫びでもいい 曖昧な何かじゃなければいい 残酷なとこも好きだったよ この夜だけ 二時間だけは
砂金黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚誰の言いなりか 歯向かいもせず 砂をすくっては ふるいに掛け  川の水の冷たさに 指の感覚は失われ 割れるような耳鳴り  もう駄目だ もうお終い 命さえ捨てましょう 溺れる事すら許さぬ 浅瀬にうずくまる  川底に光る一粒の砂金 川底に光る一粒の砂金  あなたの瞳に望みは無くとも救い出してあげよう あの砂金が私を蘇らせた様に  砂金よ流れて渚へおいで 広く広大なこの場所では 誰もが自由だ  誰の安らぎか 慰め きれいごと 底の無い井戸は 波紋を知らない  真空のような悲しみは 貴方の鼓膜を殺した 逃げ道伝える前に  もういらない 声など 言えぬなら見せましょう 貴方のため 砂金集め作った砂時計  砂金は糸になり時間は落ちる 積っては裏返し 裂けた皮膚が戻るまで  私の望みが無謀だとしても泣きごとなど言わず あの砂金が沈黙を守ったように  瞳よ鼓膜よ渚へおいで 強くたくましいこの場所では 誰もが自由だ
懺悔録黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚失敗作だったよ あらかじめの不平等 真上から見下ろして掻き回してたんだよ 退屈させないよに対立させなくちゃね 三つ巴の正義もぐちゃぐちゃになってく  とっておきの未来はタチの悪いジョークさ 終らせるのが惜しくて言いふらしたジョークさ  ごめんなさいごめんなさい 踊らせてたんだよ 空虚と熱狂がうずまきになってさ ひざまづいて乱れきって ぐちゃぐちゃになっちゃえ  やっぱりそうだったよ 当たり前の仲たがい はじめから見通してそのままにしたんだよ 悲劇のシナリオなら派手に壊さなくちゃね 備え付けの勇気もボロボロになってく  とっておきの未来は暇つぶしのジョークさ 期待させて振り落として笑う為のジョークさ  ごめんなさいごめんなさい 遊ばせてたんだよ 平和と平凡が不細工にゆがんでさ 泣き叫んで荒れ狂って ボロボロになっちゃえ  とっておきの未来は暇つぶしのジョークさ 期待させて振り落として笑う為のジョークさ  ごめんなさいごめんなさい 遊ばせてたんだよ 平和と平凡が不細工にゆがんでさ 泣き叫んで荒れ狂って ボロボロになっちゃえ ぐちゃぐちゃになっちゃえ
Sick黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚夢を見るのが嫌いで 眠ることやめたの ひとりで夜更かし 世界の寝息を聞いていたい  静かな夜のとばり 内緒話をしましょ いのちが沈む前に 退屈なものばかり どうかさらって 憂鬱なこの星を捨て…る?  土星の輪っかでプロポーズして 宇宙の果てまでハネムーン さよなら愛しいニセモノたち あたし先にいくね  人に合わせてるみたいで 笑うことやめたの ひとりでため息 無邪気なテンポで生きていたい  神話的な星の巡り 眺めていましょ 体が消える前に どうせ忘れてしまう しょうがないでしょ 大切なこの星を捨て…る?  火星のデートでエスコートして ブラックホールへエスケープ よろしくさみしい本物たち あたしここにいるね  土星の輪っかでプロポーズして 宇宙の果てまでハネムーン さよなら愛しいニセモノたち あたし先にいくね 火星のデートでエスコートして ブラックホールへエスケープ よろしくさみしい本物たち あたしここにいるね
死に損ないのパレード黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚13階のベランダ 片足つっこんで 生と死の境目でブーラブラ やっぱりダメだ 怖くて逝けないや 決意が弱くてグーラグラ  死に損ないの僕らには 怖いものなんてなんにもない どうせこの世は化け物だらけ 開き直って愉快だな  ついておいで 午前0時に花火が上がるパレード 夜空にぶちまけて葬ってしまえ ついておいで 恥をさらして歩くパレード 泣いてないで 絶望にも飽きたころだろう?  さっぱりダメだ 暑くて寝れないや 結局朝までダーラダラ  死に損ないの僕らには ヤバイことなんてなんにもない どうせ僕らはキズモノだらけ 開き直って元気だな  ついておいで 午前0時に全てが消えるパレード 誰かに打ち明けて葬ってしまえ ついておいで 我を忘れてはしゃぐパレード スカしてないで 静寂にも飽きたころだろう?
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
砂の城黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚危ういバランスでたっている砂の城 今がいちばん綺麗だと泣いている砂の城  あなたもわたしも脆いから いっそこの手で崩しましょう  どしゃぶりに打たれて儚く消えるなら 悲しみに打たれて台無しになるなら  思い出がこわい 気まぐれがこわい まばゆさがこわい なくなるのがこわい  かたちをなくしたら自由になれるのか 正しい息の仕方もいつかは分かるのか  約束がこわい 愛しさがこわい 安心がこわい 忘れるのがこわい  かたちをなくしたら…  ことばをなくしたら…  時間をなくしたら…  痛みを忘れたら…
象に踏まれても黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚奇妙な生い立ちのせいで どこか欠けてしまいました 極限に追い込まれたら なぜか笑けてくるような  水鉄砲で撃ち殺した 鬱陶しいサブキャラ 神様なんていてもいなくてもどっちだっていいよ  地べたから宇宙に飛んで自分を眺めたら 穴に落ちている姿はまるでギャグのように 例えば象に踏まれてもかすり傷ひとつない タフな私でありたい 大雑把でいいから  奇抜なひらめきのせいで こんな感じになりました がむしゃらに遊んでいたら なぜか涙が出るような  安月給で押し殺した あいくるしい謎キャラ 約束なんてしてもしなくてもどっちだっていいよ  地べたから未来に飛んで自分を眺めたら 化石になった姿はまるでギャグのように 例えばサルに噛まれてもかすり傷ひとつない タフな私でありたい なんとなくでいいから  ミクロからマクロに飛んで自分を眺めたら 慌てふためいた姿はまるでギャグのように 例えばカバに蹴られてもかすり傷ひとつない タフな私でありたい 今だけでもいいから
タイガー黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚私のかわいいタイガー 今日も飢えているタイガー 低く唸って ぐるるるる 彼にも聞こえたかな  私のやさしいタイガー いつも鳴いているタイガー 私の変わりに ぐるるるる 悲しんでくれてるの  産まれたときから ふたりはひとつ 弱虫な私と勇敢なタイガー  私の味方よタイガー おなかの中にはタイガー 甘えているの ぐるるるる ずっと守っていてね  ご飯が炊けたよタイガー 食いしん坊なのタイガー お腹がまんぷく ぐるるるる 今は眠っているよ  どんな時でも ふたりはひとつ 死ぬまで一緒 大好きよタイガー  恥ずかしがりやのタイガー どんな姿なのタイガー 隠れているよ ぐるるるる 秘密の友達なの みんなには内緒だよ
黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚手のひらに走る葉脈 生命線が短いのね 気だるい春に打ちのめされて どうでも良いような命さと笑う  盗み見た日記の中に あなたの本心を見たの 余裕綽々な言葉の裏に 臆病を匿っている  からっぽと節目を繰り返して ゆれながら乱れて青く生きる 触れ合う細い指先から銀河が生まれる 世界を吸い上げて上へ  手のひらで触る動脈 恋をするって苦しいのね 気だるいキスに打ちのめされて どうにかなるような瞳だと笑う  ありふれた景色の中に 世界の本質を見たの 威風堂々とふるまうくせに 爆発を企んでいる  からっぽと節目を繰り返して ゆれながら乱れて青く生きる 触れ合う細い指先から銀河が生まれる 世界を突き上げて上へ  からっぽと節目を繰り返して ゆれながら乱れて青く生きる 触れ合う細い指先から銀河が生まれる 世界を吸い上げて  からっぽと節目を繰り返して ゆれながら乱れて青く生きる 触れ合う細い指先から銀河が生まれる 進化が始まる 全てがつながる 世界を巻き上げて上へ
大本命黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ浅き夢見し馬鹿者、と 私のすべてを言い当てて この声ですら授かりものさ 隠すほどの才能なんてない  土砂降りの日にチャイムが鳴って 嵐の世界に私をさそう この声だけが授かりものさ 引き返すほどの賢さなんてない  びしょぬれになって遊び回るのは さぞや爽快な気分だろう  水平線はねじ曲がり 真っすぐに歩くのは難しい 戦って行くの本当の名前で 私を本命にしてよ  優等生の私はある日気づいてしまった 憧れの人は皆ルールを破っている事  水平線はねじ曲がり 真っすぐに歌うのは難しい 戦って行くの本当の名前で 私を本命にしてよ
大予言黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ汚れた海から怪物がうまれる 灼熱の日曜日にひょうが降る 傾いた平和がバランスを失う 眠りたいと真夜中に空が泣く  無責任な誰かの 大 大 大予言 当たっても外れても運命まかせ?  残酷だらけの世界をぶん殴ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを愛して豪快に歩け 命短し我々が 最後は勝つのさ 大予言  ホームレスの中から王様が現れ 世界中の札束がゴミ屑になる 捨てられた戦車で猫が産まれる 大陸を引き裂いた運河の怒り  いいかげんな誰かの 大 大 大予言 信じないも信じるも あなた次第よ  障害だらけの世界をぶち破ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを許してゴージャスに笑え 命短し我々が 歯向かってゆくは 大予言  アンラッキーや悲劇や 恐怖の大王も 蹴散らして 生意気に  残酷だらけの世界をぶん殴ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを愛して豪快に歩け 命短し我々が 最後は勝つのさ 大予言
ダ・カーポ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚五線譜は鉄格子 閉じ込められた 音 音 小節の中を行ったり来たり まるで私みたいだ 繰り返される 独白 窮屈な部屋を行ったり来たり  どこで間違えて 何を諦めた 過去に囚われて 進めない 進めない  堂々めぐりのシナプスは 真実を探して枝分かれ 妄想だらけの毎日は 現実を忘れてループする ここに出口はない  キルケゴールみたいだ 振り回される 毒、吐く 寄り添っているみたい やっぱり 嫌い  何に選ばれて ここへ運ばれた やみに拐われて 届かない  天才かぶれのシナプスは 芸術を忘れて枝分かれ 残響だらけの毎日は タイミング逃してループする そこにひかりはない  堂々めぐりのシナプスは 真実を探して枝分かれ 妄想だらけの毎日は 現実を忘れてループする ここに出口はない  「ダ・カーポ」
テンプレート黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚sasakure.UK天地無用の割れ物です 半分はやさしさで出来ている 放送禁止のご用件 「ピー」という音の後にどうぞ  有害な思想は除菌します 当機は間もなく離陸します 一緒に行くなら白線の内側へ  命令がシグナルが街に溢れてる 御用の際はインターフォンを押して 押して 押して 押して  扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい  ファイト一発粗大ゴミ くうねるあそぶの毎日です 口外無用の案件です 判決を下しますお静かに  私脱いでもすごいんです ビン・カン・ペット持ち帰り 寄せて上げてはニセモノです お好きでしょ?  テンプレが警告が街に溢れてる オーガニックで老廃物を出して 出して 出して 出して  扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい  命令がシグナルが街に溢れてる 御用の際はインターフォンを押して 押して 押して 押して  扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい
テーマ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚最高過ぎて苦しいね  赤裸々な事って溢れてるクセに なかなか本音には出会えない 振り回されたら付いてけないよ 深海魚みたく破裂してしまう  けたたましいよ 世界は騒音だ 翻弄さえも愉快な方へ引っ張って 最高過ぎて苦しいね あぁあぁあぁ!  夜になったら忍んでおいで 産まれた姿で待ってるからさ 見つからない様に隠れておいで 今夜は眠らず待ってるからさ  たまにで良いからこんな夜があれば つまんない話も我慢するからさ 器用な方とは思っていても 深層心理 夢は鏡に  荒々しいよ 世界は暴力だ ふれ幅さえも愉快な方へ振り切って 最高すぎて苦しいね あぁあぁあぁ!  朝になっても消えずにいたら 本物だから留めておくよ 最期の時にも思い出したら 来世に必ず持ってくからさ  最高すぎて苦しいね あぁあぁあぁ!  朝になっても消えずにいたら 本物だから留めておくよ 最期の時にも思い出したら 来世に必ず持ってくからさ  夜になったら忍んでおいで 産まれた姿で待ってるからさ
灯台黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ遠くから見るあなたって 凛とそびえる灯台 「こっちへおいで」 強い光で示しているの  足元を何度も回って見上げてみると あなたは誰に光を届けているの?  水平線の向こうで迷える私のこと 導いてくれたなら 真っ直ぐに君のいる港へ  いま、暁に抱かれ 貴方がぼやけてしまうのが嫌だ 夜に浮かんで目もくらむような 一筋を眺めていたい  ぴんと小さな帆を張って 風にあらがう小舟 あっちへすすめ 強い思いで海を割るよに  うみどりが運んで来たのは悲しい噂 あなたはいつもあの子を照らしていたの  運命線の向こうに留まる私のこと 気付いてくれたなら 勇敢に飛び込んでゆくのに  ただ恋を打ち明けて 2人が壊れてしまうならまだ 寄せては返すさざ波のような 切なさに溺れていたい  サッドエンドの予感が 塩水になって また海を満たす  朝焼けにゆれて 貴方が霞んでしまうのが嫌だ 寄せては返すさざ波のような 切なさに溺れて  暁に抱かれ 貴方がぼやけてしまうのが嫌だ 夜に浮かんで目もくらむような 一筋を眺めていたい 一筋を眺めていたい
独立上昇曲 第一番黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚言葉を使う動物はみんな詐欺師だよ ゼラチンみたいな夜の底 絶望って綺麗だ  君が死にたがっていることは本棚を見ればわかる むつかしい本は体に毒さ 燃やしてしまえよ  悟りきった目で飛べばいいんだ 手すり乗り越えていっちゃえ いっちゃえよ  とめどない怒り あてのない祈り きまじめに絡まって 世界のカラクリ くたびれたルール 粉々にぶっ壊して 身軽になって そこから始まる  泣けるくらいの悲しみなんて使えないもんは捨てて それにしたってがむしゃらなんだ 人間ってバカだな  やつれきった頬で笑えばいいさ ちゃんと見てるからやっちゃえ やっちゃえよ  見失って掻きむしって腐りそうなんだ 君でいいや ひとおもいに、さあ こじらせた夢も逃したチャンスも 軽々とかっさらって 呪われた道もぼやけた景色も 本能でぶった切って 飄々と弔って 振り返らずに ここから始めよう
はさみ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚身を守るすべを知らなくて 引き出しのはさみを取り出した 鈍く光った表面に 本当の私が写っている  あなたに向ける勇気は無いが 気休め程度になるだろう 憂鬱の類いを切り裂いてしまえば 凛として立ってられるのに 恥じる心さえ切り裂いてしまえば 大胆に生きてゆけるのに  冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い  交差する二本の刃が 真ん中できつく抱き合えば 暗闇でさえも切り裂ける 美しいひとつのはさみになる  あなたは返事をくれるでしょうか 身勝手な私の申し出に 感性の類いを切り開いて行ければ 真夜中も正気でいれるのに あなたと対をなして世界を見れば 「完全」になれる気がするのに  冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い  身を守るすべを知らなくて 引き出しのはさみを取り出した  何故だろう  冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い
彼岸花黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚まっとうなものに囲まれた白く清潔な無菌室 丸く太った球根が誰かにそっと毒を盛る 他人と比べていなくちゃ普通も幸せもわからない 素敵なものへの欲求が えげつないほどの欲望が  何を合図か 一斉に 土手を燃やして彼岸花  神秘的な夜だから クソみたいな劣等感 宙へ散ってグラデーション 幻想で終わるなよ 盛大に燃やせ 燃え尽きた後はまた土の中潜って 来年もまた会おう 同じ日に  はなから空っぽのくせしてダミーか本物かわからない それっぽいものでいいのかな 安っぽい嘘で泣けるかな  ただのまぐれか 一斉に 命弾けて彼岸花  神秘的な夜だから 馬鹿みたいな絶頂感 芯を食ったノンフィクション 絶望で腐るなよ 盛大に燃やせ 焦げ付いた後もまだくたばるな 笑って 来年もまた会おう 同じ日に  クソみたいな劣等感 宙へ散ってグラデーション 幻想で終わるなよ 盛大に燃やせ 燃え尽きた後はまた土の中潜って 来年もまた会おう 同じ日に 馬鹿みたいな絶頂感 芯を食ったノンフィクション 絶望で腐るなよ 盛大に燃やせ 焦げ付いた後もまだくたばるな 笑って 来年もまた会おう 同じ日に
火の鳥黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚soundbreakers鮮やかな炎に抱かれて 黒焦げになる私の夢 強烈に生きた日々は帳消しになってしまうの  全ての弱さが愛しい 戦う強さは美しい 打ちのめされて墜落して どん底蹴ってまた飛び立つよ  灰になってく手足にサヨナラを告げたら 焼け残った心がまだ息をしていた  今夜、火の鳥になって ゆれる運命に復讐を 哀しみと喜びが 諦めと悔しさが つり合って真っすぐに空を飛ぶ  あわれ 荒波に遊ばれ ボロボロになる私の声 のたうち回って笑われてあっけなく死んでしまうの  君の欠落が愛しい カンペキなものは虚しい 痛みも怒りも裏返して どん底蹴ってまた飛び立つよ  泣き明かした瞼に朝焼けが透けて 拗じ曲がった心はまだ息をしてる  今夜、火の鳥になって ゆれる運命に復讐を 永遠と一瞬が これまでとこれからが つり合って真っすぐに空を飛ぶ
V.I.P.黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚大好きなんてクソ寒い とても言えやしない 「ずっと一緒」とか信じない 毎秒変わってゆくのに  愛してるなんてクソ重い 何も証拠がない 酔っ払っててもそれはない 黙って抱いて  ほんとのほんとに大事なことは 言葉にした途端に嘘くさい  だから グラスに注がれたあたしの夕方を あなたが飲み干して 夜 夜 夜 とっておきにしすぎて握りつぶしちゃいそう あなた私のV.I.P. 今のとこV.I.P.  ライバルなんて気にしない 何も心配ない ひっかかっててもしょうがない 黙って抱いて  あの子もこの子もみんなキュートで くよくよ悩んでる暇はない  だから グラスに注がれたあなたの夕方を あたしが飲み干して 夜 夜 夜 レッドカードぎりぎり 反則で構わない あなたわたしのV.I.P. 最高のV.I.P.  Hey you, V.I.P. You are the fuck'n pretty V.I.P. Hey you, V.I.P. 優柔不断なV.I.P. Hey you, V.I.P. 終電まぎわのV.I.P. Hey you, V.I.P. 朝までいようよV.I.P.!!  だから グラスに注がれたあたしの夕方を あなたが飲み干して 夜 夜 夜 とっておきにしすぎて握りつぶしちゃいそう あなた私のV.I.P. 今のとこV.I.P. あなた私のV.I.P. ダントツでV.I.P.
白夜黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ君の頭をかき抱いて 甘い欲望がふくらむ この夜は誰のもの?  夢の狭間をさまよって 熱い輪郭が交わる この夜は誰のもの? この夜は誰のもの?  動物だった時代のように一糸まとわぬ姿で どの天体より堂々と私は歩く  キュビズムのように難しく ラクガキのようにあどけないもの 皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする はるか遠くへ はるか遠くへ  罪な言葉をばらまいて 甘い葛藤がうまれる この声は誰のもの? この恋は君のもの  産まれそろった双子のように何ら違わぬ心理で どの困難にも勇ましく二人は歩く  組曲のように素晴らしく はなうたのように親密なもの 君の唇に手をあてて旋律を感じている 君をつま弾いて音がする はるか遠くへ はるか遠くへ  キュビズムのように難しく ラクガキのようにあどけないもの 皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする はるか遠くへ はるか遠くへ はるか遠くへ はるか遠くへ
ピカソ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキにおい 形 味 色 温度 重さ 時間 場所  英語 社会 理科 図工 音楽 国語 放課後  まぜて けんけんぱ 転んだ いっせーの はないちもんめ だあれ? 鬼さんこちら  君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 頭の中をはしゃいで無邪気に遊んでいるんだろ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 暗くて怖い夜道も遊びに変えてしまうんだろ?  怒る 笑う 泣く 寝る がまん はずむ よろこぶ  砂場 レンガ ブランコ シーソー とんぼ 自転車  まぜて けんけんぱ 転んだ いっせーの はないちもんめ だあれ? 鬼さんこちら  君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 時間の中を泳いで上手に進んで行くんだよ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? ズルくて怖い夜道も笑いとばして行くんだよ  君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 時間の中を泳いで上手に進んで行くんだよ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? ズルくて怖い夜道も笑いとばして行くんだよ  僕の中にも小さなピカソが住んでいるんだよ 劇薬のような毎日を本当は望んでいるんだよ
ふざけんな世界、ふざけろよGOLD LYLIC黒木渚GOLD LYLIC黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ・宮田リョウ安定をひったくるテロリズム 人生を寝取ったあの女 チクショーチクショーふざけんな この世はほとんど終ってる  表現を自重する芸術家 能無しが出世する チクショーチクショーふざけんな この世はとっくに終ってる  面白ろおかしくやっていけたら気が楽なんだけど 常識や美学変えるような かつてないセンスで またとないチャンスを この手につかめたら  駆け上がって転げ落ちて人生はコメディ 何度でもこっぱみじんになって やけくそで立ち上がって スパイみたいに良く狙って くすり くすり 狙撃する ユーモアの弾丸くらって 世界が目を覚ます  残業ですりへって午前様 神様 お局様 チクショーチクショーふざけんな 会社も社会も終ってる  正論をふりかざすマスメディア 世間が丸呑みする チクショーチクショーふざけんな 匿名だらけの戦争だ  いつまでもタフにやっていけたら楽勝なんだけど 苛立ちや涙晴れるような しょうもないジョークと 果てのないビールで 愉快に暮らせたら  宇宙も キスも タブーも 価値も 哲学も 嘘も シンプルに生きていたいだなんて なおさらカオスになって 軽やかな蝶みたいに くすり くすり 飛び回り ユーモアの鱗粉まとって 世界が癒えてゆく  陽気なスキップで小粋にトラップをかわして 今夜はポップなステップに盛大なクラップを 折れそうで 泣きそうでも ゴキゲンな笑い話にして  駆け上がって転げ落ちて人生はコメディ 真面目にきちんとやろうだなんて 力むほど遠ざかって ダリアみたいに強く咲いて くすり くすり 魅了する ユーモアの蕾ほころんで 世界が溶けてゆく 世界に溶けてゆく
フラフープ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚シャットダウン また無駄な時間を生きてしまった 血の通った人間に会わなけりゃ 何にも進まない 何にも学べない ひとり遊びでは ひとりぼっちじゃ  思い切り吸いこんで 満たされた二つの肺は モウロク メイテイ ヘイボンギライ ワカラズヤ あの人に会いたいな あの人にも会いたいな しゃべったら少しは落ち着くかな  「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど息切れ 泣き笑い 回している フラフープ  楽しいが産まれる 楽しいわお母さん 悲しいが産まれる 悲しいわお母さん  シャットダウン また無駄な時間を生きてしまった 血の通った人間に会わなけりゃ  思い切り吸いこんで 満たされた二つの肺は モウロク メイテイ ヘイボンギライ ワカラズヤ あの人に会いたいな あの人にも会いたいな しゃべったら少しは落ち着くかな  「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど 息切れ 泣き笑い 回している フラフープ  楽しいが産まれる 楽しいわお母さん 悲しいが産まれる 悲しいわお母さん  「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」  「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど 息切れ 泣き笑い 回している フラフープ  嬉しいが産まれる 嬉しいはお母さん 悔しいが産まれる 悔しいはお母さん 悲しいが産まれる 悲しいはお母さん 楽しいが産まれる 楽しいはお母さん
ふりだし黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキ・宮田リョウあの子が欲しい あの子じゃ分からん 次があるのかも 全っ然分からん  死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた 呪縛の様に溜まっていたハブラシもバイバイ  堕落してゆく君のこと見てるのが嫌だ クズみたいに移り気で弱点だらけだバイバイ  昆虫の様に慎ましく積み上げた6年間とお別れ 新しく積み上げてゆく  ひずんでる ひずんでる 乱れに乱れて狂気の沙汰 次に誰かと出会ったら所かまわず求め合って ウザいほどさらけ出して スキだらけダメな女になる あの子が欲しい あの子じゃ分からん 次があるのかも 全っ然分からん  一億回の「ごめんなさい」と 一億回の「いいよ」 5コマ進んでサイコロ振って、結局1人だバイバイ  何もかもリセットして忘れてしまえばいいや だだっ広くて無表情で惨めな部屋ともバイバイ  宿り木の様にゆっくりと奪われた6年間よサヨナラ もう一度組み立ててゆく  ゆがんでる ゆがんでる 汚れに汚れて狂気の沙汰 次に誰かと出会ったら右も左も見失って ダサいほど取り乱して 好きなだけ恋に溺れてやる あの子が欲しい あの子じゃ分からん 何回やっても全っ然変わらん  亡霊のようにおとなしく すり抜けた6年間よ 今日から 鮮やかに 色づいてゆけ  ひずんでる ひずんでる 乱れに乱れて狂気の沙汰 次に誰かと出会ったら所かまわず求め合って ウザいほどさらけ出して スキだらけダメな女になる あの子が欲しい あの子じゃ分からん 次があるのかも 全っ然分からん  ひずんでる ひずんでる ゆがんでる ゆがんでる  死にたての愛を今朝ゴミ箱に捨てた
ブルー黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキカラリと晴れた青空は こんなに綺麗な青なのに 悲しく積もるユウウツを どうしてブルーと呼ぶのかな  1日3回ひとつずつ まあるい元気を飲み込んだ お腹で溶けたビタミンは 私の元気になるのかな  ブルー、ブルー、ブルー、 少し泣いたらまた明日  体は生きてるのに 気まぐれに去ってった私の命 心はまだ逃げない 悲しみよかかってこい  切ないほどに優しくて 弱音も吐けずに強がった 重く残った無気力は 私を許してくれるかな  ブルー、ブルー、ブルー 少し泣いたらまた明日  本当は知ってるのに 臆病になっていたあの日の弱さ 心はもう逃げない しあわせよかかってこい  体は生きてるのに 気まぐれに去ってった私の命 心はまだ逃げない 悲しみよかかってこい しあわせよかかってこい
プラナリア黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚六畳半の部屋 ひとり号泣する 平気な顔で夕食を摂っていたはずなのに  危機は突然やってくる 危機は突然やってくる 闇は濃度を増してゆく 闇は濃度を増してゆく  箸をもつ自分 脳内の自分 分裂してしまう あなた繋ぎとめて  だめ だめ 先に逝かないで しがみついてないと 折れてしまいそう だめ だめ もう耐えられない こらえた中身があふれ出てしまう  あの日の日記帳 棺と燃やしてよ 私の葛藤知られてしまえば  格好悪くて死んでしまう 格好悪くて死んでしまう  勇ましく歩けない 雄弁に語れない 分裂してしまう あなたの目の前で  だめ だめ なんて俗物 見られてしまえば 楽になるのだろう だめ だめ 全部飲み込んで 過去の刻印に 糸切り歯立てる  おねがい 解放して おねがい 気がふれる前に  だめ だめ 先に逝かないで しがみついてないと 折れてしまいそう だめ だめ なんて俗物 過去の刻印に 糸切り歯立てる
黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚死んだ後でも 楽しめるように 墓石に点数を彫ろう 「前衛的だ」と君は笑った 多分 ほめてくれてるんだろう  生活や学問や、あるいは恋において 気まぐれな 思い付きが 私を立たせている  それはまるで 骨の様に 私を通る 強い直線 それはまるで 骨の様に 私を燃やして 残るもの  生きる間を 手抜きせぬように 墓石に点数を彫ろう 「受けてたとう」と君は笑った 多分 本気で楽しむんだろう  国籍や性別やあるいは肌の色や 様々な枠組みが私をつくっている  それはまるで まゆの様に 私を守る やわらかなよろい それはまるで まゆの様に 私を包んで 育むもの  うしろめたさを ひきずって 楽しめない おろか者 全力で 快楽を うけとめて 潰されず 生きて行ける様に  生活や学問や、あるいは恋において 気まぐれな 思い付きが 私を立たせている  それはまるで 骨の様に 私を通る 強い直線 それはまるでまゆの様に 私を守る やわらかなよろい それはまるで 骨の様に 私を燃やして 残るもの
枕詞黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚會田茂一ライオンになった夜 性欲も吐き出して理性よお帰り タバコが1番美味しい時間なんだよ、今 頷いて吸い込んだ枕の匂い  ライオンになった夜 極限も乗り越えて理性よおかえり においが一番記憶に焼き付くんだよ、ねぇ うそぶいて吐き出した枕詞  明かりを消してよ 研ぎ澄まされなきゃ 分かんない何かが見たくてさ 砂糖の様なセリフ言わないでよ 今、終わったばかりの今、今、今  どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 愛の言葉を受け止めるドロリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて 甘い言葉を拒絶する冷めた目  『うるさい』と呟いて 引き寄せて飲み干した喉元の汗 苦手と思って言葉にしてみたんだよ、今 頷いて吹き出した枕詞  上等過ぎて肌に合わないんだよ 泥臭い何かが欲しくてさ ヒロインみたいに扱わないでよ 今、確かめたばかりの、今、今、今  どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 愛の言葉を受け止めるドロリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて 甘い言葉を拒絶する  どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 面倒くさいと飛び込んだザラリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて ベタな言葉を期待する 濡れた目
マトリョーシカ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚スイーツ・サブカル・草食系 人間図鑑の大都会 見目麗しい人々に 犯されるパーソナルスペース  メンヘラ・トラウマ・依存症 人間嫌いの大都会 匿名希望の誰かに 犯されるプライバシー  笑いかける雑貨屋のマトリョーシカ 可愛らしい顔した虚しい玩具 空洞が同じもの包み隠して もし、仮に君がそれだとして  開けて開けて開けて開け続けて 陽気な顔が縮んでく 開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつの中身は何? 最後のひとつの中身は闇?  漠然としたものでなく クリアな答えでありますように 漠然としたものでなく 過激な中身でありますように  願いを… 救いを…  「病んでる」という言葉だけで 閉ざしてしまうには 「狂ってる」という言葉で 遠ざけてしまうには  少し惜しい気がしている  開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつにたどり着いた 何も無かったなら、もうそれでいいや どうせ期待もしていないんだし  開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつにたどり着いた 開けて開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつの中身は何?  入っていたのはマトリョーシカ
黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚二階の右から3番目 私の恋が暮らす窓 毎日見上げる小さな灯り 恋が暮らす窓  一度きりでも忘れない シルクの様な君の声 もっと近くで聞けたなら いけない、生身のあなたが怖い  私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影  二階の右から3番目 私の恋が暮らす窓 毎日見上げる小さな灯り 恋が暮らす窓  一度きりでもかまわない 迷路の様な君のこと もっと奥まで知れたなら いけない、あなたを知るのが怖い  私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを抱きしめる 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影  絵空事、例えば 体温とシーツに抱かれて あの部屋で朝日を受けてみたい  私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 閉じたカーテン 夕日に伸びる  私が西日になれたなら あの部屋に真っすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 幻のあなた 私に手を振る 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影
モンロー黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚コンプレックスが多すぎて 神様にも愛想つかされた 私の前に現れた とびっきりキュートなモンロー  彼女は言った「簡単なことよ」 あなたの武器はその歌声よ  スターダム登り詰めて 私を見ている世界に Say I Love You 美人なんてハッタリね 誰もが不平等な世界で 何か勝ち取ってく  プレッシャーの渦に飲み込まれ 呼吸さえ忘れかけていた 私の前に現れた とびっきりキュートなモンロー  彼女は言った「簡単なことよ」 あなたの武器は言葉なんでしょ  スターダム登り詰めて 私を取り巻く世界に Say I Love You あなたってゴージャスね 誰もがくそったれな世界で いつか輝いてく  彼女は言った「簡単なことよ」 あなたの武器はその明るさよ  スターダム登り詰めて 私の産み出す世界に Say I Love You 生きるってハッピーね 誰もがクレイジーな世界で 何度もハグして  スターダム登りつめて 私を見ているあなたに Say I Love You あなたって最高ね 全てが今夜目の前で 生まれ変わってゆく
ようこそ世界へ黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚松岡モトキサイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」  へその緒は命綱 マザーシップに導いて 無重力ただよっている 産まれたてのアストロノート  柔らかな網膜を透かし さかさまに世界を見る 今やっと呼吸できるの  サイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」  月面を踏み鳴らして モノクローム味気なくて 次々とさまよって行く 産まれたてのアストロノート  新しい惑星の叫び 今まさに日の目を見る 勇敢な長旅の果て  ラブロマンスのヒロインみたいに 愛されて産まれて来たの 美しいのも若いのも 本当は一瞬だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」  サイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから ラブロマンスのヒロインみたいに 愛されて産まれて来たの 美しいのも若いのも 本当は一瞬だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」
予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚ぽたぽたと雫の様に 若さを消費して いつの日か、いつの日か 報われるときを待つ  雨粒がつどう 筋になって流れだす 太陽が落ちる プラズマの風が吹く  予測不能の1秒先も 濁流みたいに愛している 叶わなかったフラストレーション 灰になって消えた  しらじらと煙の様に 行方を決めかねて いつの日か いつの日か いつの日か  ため息が集う 声になって溢れだす 体がほどける 力学の風が吹く  予測不能の1秒先も 濁流みたいに愛している 届かなかったフラストレーション 灰になって消えた  予測不能の1秒先も 濁流みたいに愛している 譲れなかったインスピレーション 光になって  予測不能の1秒先も 濁流みたいに愛している 重なり合ったフラストレーション ハイになって消えた
落雷黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚壊れつつあるのか 回復してるのか わからなくて叫ぶ たまらなくて叫ぶ  酔っ払ってハイになってぺしゃんこ 歓声はハイ感情はロー  闇のような光のような接点 クリムトの描いたような接吻  それは落雷のように 身体中に轟いて 破滅しそうな歌へと枝分かれ それは落雷のように 『美しい』が飛び込んでくる 矛盾している命 そのものが尊いよ  産まれつつあるのか 滅びつつあるのか わからなくて叫ぶ 情けなくて叫ぶ  ぽっと出でかっさらってそれだけ 可も不可もない神聖なゾーン  凪のような嵐のような直感 神様の降りたような瞬間  それは落雷のように そこら中に飛び散って 堕落しそうな言葉へ枝分かれ  どしゃぶりに打たれる 渋谷のターミナル スローに流れてく光 透明な傘の上ハイハットが踊る 粒になって転がる光  それは落雷のように そこら中に飛び散って 堕落しそうな言葉へ枝分かれ それは落雷のように 平凡を切り裂いて 官能的な命 剥き出しでしんどいよ
レスポール黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚100万円のレスポールどぶ川に投げ捨てた これであなたは私から目が逸らせない いつだって貴方の困ったさんで居るため 思い付く限りのサプライズを 空回りだって気にしないわ  油断大敵 背筋正せよ 世界は危険だらけよ 平和ぼけしてる頭に寸止め 現実はヒトラーみたいね  100万円のレスポールどぶ川に投げ捨てた これであなたは私から目が逸らせない いつだって貴方を困らせていたいのよ 絶望の渦に飲まれないよう 悲しみの井戸に落ちないよに  愉快痛快 もののあはれよ 世界はユーモアだらけよ 石ころになった頭にいかづち 現実はインチキみたいね  100万人の目の前で高らかに歌えても 本物が無くちゃやだーやだーやだー!  いつだって貴方の困ったさんでいるため 思い付く限りのサプライズを 貴方が私を忘れない様に
檸檬の棘黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚世界が壊れた記念に檸檬の苗を植えた 叫ぶことは諦めたよ むくんだ目で大人を睨む  君はやがて知るだろう あの素晴らしい棘を 内側から怒りが 怒りが貫いて尖る  戦って戦って戦っていなくちゃ 抗っているからこそ私だって言える 水になって炎になって風になってみたいな 粒子になった体はどこへだってゆける  誰かを許した記念に檸檬の苗を植えた 憎むことは諦めたよ 綺麗事で心を逃す  君はやがて知るだろう あの狂おしい棘を 真新しい痛みを 痛みを突きつけて迫る  生み出して生み出して生み出していかなきゃ 吐き出しているからこそ私だって言える 鳥になって獣になって魚になってみたいな 自由になった心はどこへだってゆける  ひねくれた檸檬どこか私と似てる 病弱で劣等生 いびつな感性 飛び散った  戦って戦って戦っていなくちゃ 抗っているからこそ私だって言える 水になって炎になって風になってみたいな 粒子になった体はどこへだってゆける 生み出して生み出して生み出していかなきゃ 吐き出しているからこそ私だって言える 鳥になって獣になって魚になってみたいな 自由になった心はどこへだってゆける  水になって炎になって風になって 鳥になって獣になって魚になって
ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚簡潔に言う 気に入らない 難しい理屈もない 深くもない 世界が逆転するような揺らぎがない 泣ける映画も優しい歌もわかんない  話の分からん脳なしばかりで 本音も言えない誰かの代わりに 声を大にして 声を大にして 声を大にして フェイクばかりで薄っぺら こざかしいんだよ くたばれ  率直に言う もの足りない 諦めるつもりもない 怖くもない 昨日も明日も同じじゃ意味がない 楽しいフリして瞳の奥が笑ってない  どうにもならない腰抜けばかりで 毎日死にたい誰かの代わりに 声を大にして 声を大にして 声を大にして フェイクばかりで薄っぺら こざかしいんだよ くたばれ  話の分からん脳なしばかりで 本音も言えない誰かの代わりに 声を大にして 声を大にして 声を大にして フェイクばかりで薄っぺら こざかしいんだよ くたばれ
ロマン黒木渚黒木渚黒木渚黒木渚夜霧の中にはダンディズム 揺れるカーテンはセクシー ジオラマを走るSL 過ぎ去った日の観覧車  あなたのロマンは何でしょう 私のロマンは何でしょう 届かぬ想いを追いかけて 夢中になってゆく、狂おしさ あなたの命を揺さぶって  ロマンを抱えて生きている 叶えがたいものへの恋のような ロマンを抱えて生きている 取りこぼしたものへの未練のような  涙の中には海がある 白い真珠の美しさ  あなたのロマンは何でしょう 私のロマンは何でしょう マゾヒスティックな感覚で 絞り出しているこの声が あなたの脳裏を引っ掻いて  ロマンを抱えて生きている 甘く漏れいずるため息のような ロマンを抱えて生きている 心をかき乱す嵐のような  ロマンを抱えて生きている 叶えがたいものへの恋のような ロマンを抱えて生きている 取りこぼしたものへの未練のような  ロマンを抱えて生きている 甘く漏れいずるため息のような ロマンを抱えて生きている 傷痕をくすぐる息吹のような
V.I.P.こゑだこゑだ黒木渚黒木渚大好きなんてクソ寒い とても言えやしない 「ずっと一緒」とか信じない 毎秒変わってゆくのに  愛してるなんてクソ重い 何も証拠がない 酔っ払っててもそれはない 黙って抱いて  ほんとのほんとに大事なことは 言葉にした途端に嘘くさい  だから グラスに注がれた私の夕方を あなたが飲み干して 夜 夜 夜 とっておきにしすぎて握りつぶしちゃいそう あなた私のV.I.P. 今のとこV.I.P.  ライバルなんて気にしない 何も心配ない ひっかかっててもしょうがない 黙って抱いて  あの子もこの子もみんなキュートで くよくよ悩んでる暇はない  だから グラスに注がれたあなたの夕方を 私が飲み干して 夜 夜 夜 レッドカードぎりぎり 反則で構わない あなた私のV.I.P. 最高のV.I.P.  Hey you, V.I.P. You are the fuck'n pretty V.I.P. Hey you, V.I.P. どういうイミなのV.I.P. Hey you, V.I.P. 終電まぎわのV.I.P. Hey you, V.I.P. イエスもブッダもV.I.P.!!  だから グラスに注がれた私の夕方を あなたが飲み干して 夜 夜 夜 とっておきにしすぎて握りつぶしちゃいそう あなた私のV.I.P. 今のとこV.I.P. あなた私のV.I.P. ダントツでV.I.P.
滅亡前夜こゑだこゑだ黒木渚黒木渚ややこしくって めんどくさくて 力づくで振り切って 腑に落ちないな しこりになって 今だに引っかかって  ニセモノだらけ 本音が聞きたい ないものねだり 上手くはゆかない  目をつぶってるだけじゃ世界は同じ でっかちな頭壊して 柔らかい私へ 目に映るものだけじゃ答えは同じ へんくつな心許して生まれたての私へ ふり注ぐ隕石の光 滅亡前夜  キリがなくって 気力もなくて あとまわししてやんなくて 絶望だって ミラクルだって 死んだら 意味がなくて  まだまだ足りない 夢中になりたい 勢いまかせ 理由もいらない  まだ息をしてること 生きてること でっかちな頭壊して 最強の私へ まだやり残したこと 知らないこと へんくつな心許して 貪欲な私へ  全部捨てちゃえ 理論もこだわりも 脱力した手足が教えてくれる  まだ息をしてること 生きてること でっかちな頭壊して 最強の私へ まだやり残したこと 知らないこと へんくつな心許して 貪欲な私へ ただぐずってるだけじゃチャンスは来ない 深刻なムード殺して 軽やかな私へ  砕け散る隕石の力 全てを壊せ 崩れゆく幻想の私 滅亡前夜
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