この映画館を出たら磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ポップコーンをほうばりながら きみは夢中で映画を見てる ぼくはもうどうしようもなく ずっとその横顔を見てる そろそろ気付いてるはずだろ? きみのすべてに首ったけさ なんてそんなぼくのうわごとは 映画の効果音でかき消された 笑っていても 泣いていても きみは本当に美しい 今その感情を揺さぶる この映画のヒーローみたいにぼくもなりたい 笑うなよ 単純だろ? でも本気さ はやる気持ち たらまなくぎゅっと握った こんなぼくだけど いつまでもそばにいて 言葉はなくても握り返して教えてよ この映画館を出たら さあどこへ出かけよう よそ見しないでよ きみが二度と迷子になってしまわぬように ポップコーンのようにはじけた恋は 食べ過ぎると空っぽになってしまうよ でも大丈夫これからは そのいたずらな手はぼくが離さない 突然ぼくの口に甘いポップコーンと 柔らかい指が入ってきて その瞬間全身レッツプレイザミュージック 歌い出してしまうよ だけどメロディーは何故か物憂げで…儚げで…どうしてだろう 愛おしさと切なさがぎゅっと募った 喜びの数だけ悲しみも訪れる 分かってるつもりだよ でも未来はちょっと怖い この映画館を出たら 確かめたいことがある 茶化さないで聞いてよ 運命という魔法が消えてしまう前に ポップコーンをほうばりながら きみは夢中で映画を見てる ぼくはもうどうしようもなく ずっとその横顔を見ている |
午前3時磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 時計は午後10時 ぼくはバスにのりこむ しばらく会えないって きみに留守電残して あの町を彩るあかりは見えなくなった 頑固になるだけ 距離は離れていくんだ しらけた暗闇の中で ぼくは動き始めてる タイヤの轟音だけが 優しくぼくを包んでくる わがまま 気まぐれ 会えないってのに会いたがって でも 涙はノーサンキュー 優しいことがぼくのステータス いつだって強がって いったい何のためだった? いまはこんなにもきみの声が聞きたいのに しらけた暗闇の中で ぼくはいつでもさまよってる 前が見えないことを 前に進む理由にして 目を覚ますとバスは休憩地点 午前3時 震えたポケットの受話器口に耳をすました どうしてぼくたちはいつも分かり合えないんだろう 見上げると少しだけ 真っ黒の夜空がゆれた しらけた暗闇の中で ぼくはいつでもさまよってる 何かを信じてみたり 何かを疑ってみたり 明日が今日に変わるこの瞬間 少し素直になれたなら 耳元で呼ぶその声が 優しくぼくを包んでくる |
サイテーなスタート磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン・Dream Ami | 磯貝サイモン | | 誰にも負けないってものがない まるで自慢できるもんもない 混沌とした朝日浴びて 今日もまた始まる 「どうでもいいじゃん」ってきみは笑う それにつられてぼくも笑う こんな平凡な毎日も きみがいるなら輝いてる 自由に遊ぶ時間がなくても 贅沢できるほどのお金がなくても 大切なものひとつあればそれでいい そしてそこにいたのはきみだった サイテーなスタートも 冴えない今日も いまはどっちでも愛おしい 本当の答えはいつだって誰のそばにでもある それでもまた遠回りして 歩き疲れてしまったら ぼくらもうはぐれないように 何度でも何度でも呼ぶよ これだってもの手にしては 首をかしげ また手をはなす 迷いもたくさんあるけれど 今日もこの場所で歌っているよ 理想の未来細かくありすぎて 情けない現実見るたび肩落とす ねえどうしていっつもうまくいかないの そしてそこにいたのはきみだった 最高のシナリオ まさにハッピーエンド いまはどっちも必要ない 本当の幸せってなんだっけ? 涙流すこともある それでもまた空回りして何もかも嫌になったら きみの声を聞かせてよ なんでだろう? 優しくなれるよ サイテーなスタートも 冴えない今日も 今はどっちでも愛おしい 本当の答えはいつだって誰のそばにでもある それでもまたちょっと欲張って 幸せになりたいから もう何が起きたってかまわない どこまでもきみの手を引くよ どこまでもきみの手を引くよ 誰にも負けないってものがない まるで自慢できるもんもない 混沌とした朝日浴びて 今日もまた始まる |
さみしこの夜磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | きみはもう眠ってる 今日はクリスマスなのに ただいまの声も 夢までは届かない 仲直りはしてない 今日は雪の降る日 冷えきった体を 暖めてくれる人は誰? 本音を聞かせて ひとり眠れぬ夜 必要とされたい ただそれだけなのに 膨らんで縮む 背中に耳を当てた ねえ本当はきみも満たされたいんだろう? いまのうち ふたりの温度差を もっと もっと 近づけて 一生好きと言い続けるよ だけどきみは何もしゃべらない もしもきみという 甘い実がなってたら ぼくは朝から晩まで もぎ取って喰いつくすだろう それのどこが悪い 大人になんてなれない ぼくという苦い実は いいかげん腐ってしまいそうだ その夢の中にぼくはいるのかな 雪が降り積もる とても静かな夜 年老いてもずっと ずっと一緒にいたい ねえ本当は全部 聞こえてるんだろう? いまのうち ふたりの温度差を もっと もっと 近づけて 一生好きと言い続けるよ 春も夏も秋も冬も そして ふたりの温度差は そっと そっと ひとつになる 一生好きと言い続けるよ だけどきみは何もしゃべらない 愛してる |
さよなら天使磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ある雨の日の朝 天使は出てった 元の場所へと帰っていった 羽根を濡らしちゃ 空も飛べないだろう なのにあなたはもういない いままでの時間は いったいなんだったの こんなにも あなたが好きだったなんて さよなら天使 いかないで 孤独な天使 ぼくをおいてかないで こら 悪魔よぼくの背中まで押すな 元の場所へと戻さないでくれ 優しい声が忘れられない その声でぼくを もいちどだけ 心配はいらないよ そのどしゃぶりは いつかやむから ぼくは虹でも見るよ さよなら天使 いかないで 嘘でもいい 泣いて戻ってこいよ さよなら天使 雲の上 あなたは天使 消えそうな夢の中 おいかけて ありがとう天使 もう泣かないで この世界に天使は たったひとりだけ ぼくの天使を 返しておくれ |
30磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | もう一度走り出すのだ! いつからだって遅くないぜ 希望に終わりはないのだ! 手を広げて 風をつかめ 弱音を吐くのは 明日でいい 最近ちょっと太ったかなあ 最近疲れが取れないなあ 今思えば なんとなく過ごした20代 夢を失ったヒコーキは 地面へ不時着をして ここからは自分の足で歩かなきゃいけない そう ここからが人生だ 幕はまだ上がったばかりだ これまでの予行練習で身につけた 判断力 精神力 コネとかズルがしこさも 必要とオトナは言うけれど どうなんでしょう いくつになっても 余命宣告されても 情熱に火をともしたい 理想と現実の距離 届かないと思っても やるなら今しか ないでしょう? もう一度走り出すのだ! いつからだって遅くないぜ 希望に終わりはないのだ! 手を広げて 風をつかめ 弱音を吐くのは 明日でいい 「少しは休んだら」なんて あんまり甘やかすなよ またなまけちゃう だっておれは弱い テキトーに仕事をこなして 今日も帰ったら晩酌 「あいつはいいな」とかグチを二三こぼしながら もっと自由になりたい 時間も金ももっと欲しい 欲望と嫉妬ばかり膨らんで だけど きみと一生一緒のベッドで寝れるってだけで 世界はハッピーになるって確信をした そして手に持ってたロックグラスを一気に 飲み干した! 妥協したもん勝ちなのだ! カンペキ主義は体に悪いぜ 遠回りしてもいいのだ! 細かいことは気にしないで 笑って一緒に年をとろう もう一度走り出すのだ! いつからだって遅くないぜ 自分に言い聞かせるのだ! 人生 山あり谷ありで だからこそ楽しいんじゃないか もう一度走り出すのだ! 今からだって遅くないぜ 希望に終わりはないのだ! 命が燃え続ける限り 今日もこの町で歌うのさ |
酸素をちょうだい磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 酸素をちょうだい 口移しで hey hey hey 苦しいよ 神様でも治せない傷 助けてよ 心臓の痛みを取って きみがそばにいれば ぼくは呼吸を続けれる あとちょっと笑ってさえいれば もう空も飛べそうな気分なんだ 酸素をちょうだい ひとりじゃ息も出来ない 教えてよ 言葉じゃなくて 態度でもっと 教えてよ ぼくらはいったいどこへ向かうの? うれしいことも かなしいことも 分かち合えるひとよ 今日も明日も太陽になって 出口を照らしてくれ 生きてるってどういうこと? 酸素なしじゃ死んでしまう 愛するってどういうこと? ひとりじゃ答えは見つかんない きみの声が きみの舌が 全身に血液 送り込んで きみの指が きみの爪が 心臓の鼓動 生み出して それでぼくは生きてるって感じんだ きみの存在が肝心だ もう二度とどこにもいかないで ずっとここにいてくれよ 酸素をちょうだい もっと酸素をちょうだい 口移しで hey hey hey |
重々承知のハイジャンプ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ハイジャンプ!まだ見ぬ世界へ いま飛び込んでゆこう 無理だと決めつけて塞いでた心解き放て ギブアップ! 最近怖気づいちゃってんだ そろそろ限界です でもちょっと待って 好奇心のドアを閉めちゃうの早くない? 夢なんか叶わなくてもいい それより大事なのは夢をずっと追いかけることです 経験というシューズ履いて 失敗という靴ひも結んで もう何度目のスタートライン? 笑われるのも重々承知です ハイジャンプ!まだ見ぬ世界へ いま飛び込んでゆこう 無理だと決めつけて塞いでた心解き放て いいじゃん もしミスっても 一切怖いもんはない 涙が枯れたらまたひとつ強くなれるのさ 誰ですか?無理やり背中押したのは やっぱりきみですか そうだよね ひとりじゃなんにも出来ないから さあいこう きみに会ってすべて変わったんだ 生きてく目的さえ 敵わないね ほんとありがとう それぞれの色を重ねて 予期せぬ運命に遭遇して 悩み抜いたその先は…まさかまさかの明るい未来かも ハイジャンプ!まだ見ぬ世界へ いま連れてゆくよ この手はなさないで 人生はまるでジェットコースター ワンチャンス逃さないようにスタンバイしているけど きみと一緒ならどこに向かったって構わないのさ もう消してしまえスタートライン 胸騒ぎがしたらいつでも勝負です 後悔することもある そんくらい本気なんです もう一度助走つけてもっと上の上へ ハイジャンプ!まだ見ぬ世界へ いま飛び込んでゆこう 無理だと決めつけて塞いでた心解き放て いいじゃん もしミスっても 一切怖いもんはない きみがいるだけで生きる力に変わるのさ 涙が枯れたらまたひとつ強くなれるのさ |
skylark -tailwind mix-磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | このベンチに座れば舞い降りてくる 空からのマイフレンド おうたがじょうずね 楽しいことでもあったのかい 最近ぼくはなんか冴えなくてさ 曇りときどき雨 この世界できみは誰のために生きてるの 翼があればなあ 現実と今日もかくれんぼ もういいかい まだだよ 靴ひも何回結び直した? 見かねてまた微笑むきみ この風に乗って 自由を手にして ぼくも飛んでいきたい 自分次第の未来なんです だからこそ躊躇しているんです 無限の可能性 逆転の人生 どこに転がっているんですか? 追い風に両手を広げて もうこんな時間 そろそろ行かなきゃ また会おうマイフレンド 暗くなる前に この空もこの気持ちも 「負けんなよ 負けんなよ」 きみはたぶんそう言ってる 叶うかな 叶うのさ 背負った荷物はいつか 翼に変わると信じて 悲しみを抱いて 喜びに沸いて ぼくは生きていきたい 毎日がターニングポイント 前途多難なハッピーエンド 一生取れない包帯なびかせ 笑えたらちょっとラクになった 向かい風で涙乾かせ ありがとうマイフレンド きっと大丈夫 空から見てておくれ 折れた翼引きずって 錆びついた直感でステップバイステップ この風に乗って 自由を手にして ぼくも飛んでいきたい 自分次第の未来なんです だからこそ躊躇しているんです 無限の可能性 逆転の人生 たとえ転がっていなくたって 今日も歌うよ 夢の続きを たわいもない運命のメロディを |
その手錠を外す前に磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ねえ ぼくのお城にきみを閉じ込めて 独り占めしてもいいかな もう誰の手にも触れさせやしないよ そしてぼくはきみを壊した 明かりを消して その心に触って 何度も気持ちを確かめた はじめは緩やかに 徐々に欲望(おもい)のままに そしてきみもぼくを壊した 鉄格子から漏れる光がきみの胸を照らす まだ続けてたいな ふたりきりのミュージカル 感情的なアドリブと 官能的なソルフェージュ きみはぼくにとっての逸材だったのに その手錠は外せないよ とけない愛の呪文を唱えてあるから いつも優しくて笑顔が似合うきみが好きだった 好きだったんだ もしもあの時ぼくと出会わなけりゃ もっと幸せになれたのかな もつれたふたりのマリオネットは 今夜もシーツのステージでダンス ダンス ダンス… どこでそんな演技(あそび)覚えたの? 言ってごらん ぼくのきみじゃないきみは もうきみじゃないから もう何も言わないで 答えを言葉にしないで これがきみの望んだラストシーンならば その手錠を外す前に ひとつだけ教えてくれないか きみとぼくを繋いでたものは何だったんだろう この鎖だけじゃないはず さよならを言う前に もう一度だけ分かってて欲しい ふたりで過ごしたたくさんの時間は嘘じゃなかったと 嘘じゃなかったと ぼくのきみじゃないきみは もうきみじゃないから さよなら |
たいくつな日々 ~What brings you joy?~磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 今日もバイト寝坊で遅刻 一応謝るけど怖くない年下店長 ああ なんてたいくつな日々 幸せなんて似合わないって 誰が決めたんだ 誰が決めたんだ? 今日もカーラジオを回して よく晴れた午後 助手席はフリー あてもなくドライブ ああ なんてたいくつな日々 どこまでいっても目的地はない なあそうだろDJ 待ってんだ こう見えても ハッピーがやってくるのを 「つまんないなあ」って言葉はまるで呪文のように 降り注ぐよ 希望のシャワー こんなたいくつな日々に 何がつらいんだ 何が怖いんだ 全部壊せばいい 悔しくてやんなってひねくれて 誰だって怯えてるよ 足りないもんは ラララララ 明日を彩るメロディ 理想にド派手に入ったヒビ 修復不可能 涙も染みて もう痛いのなんの でもきっとこれもあたらしい日々! なんてそう単純になれるのも少し問題だけど 運命を変えるんだ ラッキーをつかむんだ ギブアップはとりあえず100年後くらいにとっといて 積めば積むだけ邪魔をする経験 無意味にハードルだけが上がって 多少亀裂が入ってたっていいじゃん 大丈夫なはずだろ 手を伸ばせ じっとしてらんないよ 希望のシャワー こんな大切な日々に 根拠ないけど 順風満帆だ もう一回走り出せ 町は突然 夕立のシャワー ひとつひとつのヒビに そっと染み込んで ラララララ 空は七色のメロディ |
time磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 寺岡呼人 | 磯貝サイモン | | 昔のアルバム開いたら 笑顔の二人がそこにいた あれから時は過ぎ 今じゃ髪を切った君にも僕は気づけないでいる 未来(あした)のことなど考えない 無邪気な僕らはもういない いつしか立ち止まる余裕もなくなるくらい 荷物が増えていった けれど こうして少しずつ変わってゆく季節(じかん)を 君と生きることが幸せ くだらない出来事も ぶつかり合うことさえ 僕にはすべて宝物 君にも消せない過去(できごと)があるかな 今さら聞けないけど いくつもの交差点で選択を迫られながら やっと僕へたどり着いた 迷うことは何もないよ この手を離さないで そうだよ 僕らに残された限りある人生(じかん)を 君と生きられたら もう何もいらない こうして少しずつ変わってゆく季節(じかん)を 君と生きることが幸せ くだらない出来事も 泣きたくなるくらい 僕にはすべて宝物 |
タイムマシン磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 不思議な夜もあるもんだ 風呂あがり 妙にのぼせた夜 きみの幻がそこにいた 合鍵は返してもらったはずの きみが やあ久しぶり…返事はかえってこない きみの声 思い出せない ぼくは歌ってみせた ララララ ララララ ふたりの思い出もう一度 タイムマシンで取り戻せるなら 「どうしてぼくらは 出会ってまたはなれてゆくの」 きみの声がいま そう言った気がした あの日も不思議な夜だった きみの目はもうまともに見れなくて それでぼくは天井ばっか見てた きみは最後もそれを叱った 何か言いたげで…ぼくを見つめるきみ そして流れ出したのは そう きみが大好きだったメロディ ララララ ララララ ふたりの思い出を鳴らして タイムマシンはぼくを連れ出した 「どうしてぼくらは 出会ってまたはなれてゆくの」 ぼくはまた答え 伝えられずに 夜は大旋回 光にかすむきみ 人は誰でもさみしいんだ だからぼくら手をつないだ ララララ サヨナラ ふたりの思い出を並べて タイムマシンはどこかへ消えてった 「こうしてぼくらは 出会ってまたはなれてゆくの」 きみの声がいま そう言った気がした そう言った気がした |
旅の途中磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 「強く強く信じたら かなわないものなんてないんだよ」 いかなくちゃ ぼくらは旅の途中 これ以上 歩くのがつらいなら 荷物を捨ててしまえばいい 楽になるのは簡単さ どんなに真っ暗なトンネルにも 出口があるって言うけど ねえここはどこなんだ? 残りはどのくらいだ? 誰かのいいなりになっていたら迷い込んだ 「強く強く信じたら かなわないものなんてないんだよ」 好奇心に逆らわず いこうぜ 遠い遠い道の向こう ぼくを待っている人がいる 声が聴こえては耳をすまして 踏み出しては躊躇して いかなくちゃ ぼくらは旅の途中 どんな照明でも照らせない暗闇が きみにもあるなら教えて まだ名前も知らないきみの光にもし ぼくがなれるなら 強く強く信じたら かなわないものなんてないんだよ だからもう悲しまないで もし心が騒ぐなら 素直になってしまえばいい 好奇心を探しにいこうぜ 強い風の吹くほうへ 明日も捨てたもんじゃないだろう また転んでは起き上がって 夢見ては覚めて まばたきする暇はないぜ 未来は色づき出してる いかなくちゃ ぼくらは 旅の途中 |
divin'磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | divin' divin' もっと深く溺れていい 嫌なことは全部 今だけは忘れてさ たぶん今夜きみは知ってしまうだろう わたしの本当の姿を どうして そんな男にだまされているの? その魔法 このわたしが解いてあげましょう おどけたピエロ 人目を盗んで きみの家まで幾夜 ラッタッタッタッタ 選択肢はない ボクニキメナヨ そしてきみは体中で恋に落ちる divin' divin' もっと深く溺れていい 嫌なことは全部 今だけは忘れてさ たぶん今夜 きみは泣いてしまうだろう 指先で触れるだけで そろそろ もう帰らなくちゃ 今日の記憶 全部消去して うすっぺらい仮面の裏は 偽りの愛のセリフばかり ちょっとあんまじらさないで 早くアレしよう 手を替え品を替え ラッタッタッタッタ ソファの上で ベッドの上で 転がり落ちて きみは悪魔を知る さあもう一度 快楽の縦笛を吹け 次はどんな夢の世界 お見せしましょうか 舌なめずりした顔 サマになってきたよ 真の欲望よ 開花せよ divin' divin' もっと深く溺れていい 鏡に映った姿 ほらちゃんとご覧よ たぶん今夜きみは知ってしまうだろう 己の本当の姿を 己の本当の姿を 己の本当の姿を… |
追憶の夜磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ねえ きみとはなればなれになって もうどんくらい季節がめぐったろう 錆びついた弦 かき鳴らしては きみを歌ってた夏のころ 慎重な性格は裏目に出て これだって どうも言い切れない いつも途中で違う気がして たちまち置き去りにしてしまう 見渡せば ぼくはひとりきり いつになっても満たされない そしてふと口ずさむのはあの日聴いてたメロディ 夢で 砂漠をきみと歩いてた まきついた腕 重たくなって ぼくは夏の暑さのせいにして 自分勝手にそっとほどいた 目覚めるたび ぼくはひとりきり 後悔する夜はつれづれ そしてふと口ずさむのは あの日聴いてたメロディ 新しい光を見つけ 手を伸ばし また目を伏せる それでも世界は止まらずに 見渡せば ぼくはひとりきり いつになっても満たされない 追憶の夜にたずねても答えはもう闇の中 歩き出せ まずはまっすぐに 満たされないから進むのさ そしていま口ずさむのは あの日聴いてたメロディ |
TVショウ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 定時退社 日没前 玄関にはヒール捨て この世イチ大事なもの まっさきにしがみつく 明かりはテレビひとつ かたい床 寝そべって スナック食い散らかして ぼくの帰り待ってる 大好きTVショウ 毎晩TVショウ ぼくからしてみれば どれも全部そっくりで おもろいかつまらんか きみだけのショウタイム ゴールデンTVショウ マンネリTVショウ 大好きTVショウ サプリメントABC 効能には超詳しい これで昼の評判は キープしているのよ そしてTVショウ すかさずTVショウ ほら会話は続かない テレビにつっこみ絶え間ない すると誰からか着信 くちなしからマシンガン 消音TVショウ 二刀流TVショウ 茶碗洗いしましょうか お茶でも入れましょうか 風呂沸かしときましょうか 明日何時起きますか 肩が凝ってきましたか 小腹減ってきましたか コンビニいってきましょうか まだ眠くはないですか 万歳TVショウ 万歳TVショウ 万歳TVショウ |
ニューライフ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | いっそこのまま波にのって 未知の世界へ踏み出そう あくびで起きる週末 出かける予定はない きみは携帯をいじってる 無限に広がる小さな世界 海に出るつもりじゃなかった 行き先なくさまようけど 夜が来てもはぐれないように ぼくはその名を呼んだ いっそこのまま波にのって 未知の世界へ踏み出そう その先がもしも いつかどこかで見た同じ景色だったとしても 間違い探しするみたいに きみといつでも見つけたい 「この変わらない気持ち」 きっとそれだけで 世界はもうまるで新しくみえる 長い長い夜明けを ただ待つより きみの話の続きを もっと聞かせてほしい 雨は降り続いている 仕事の愚痴はもう聞いた 寄せては返す波のような だけど退屈っていうのとは違う 穏やかな毎日だからこそ ほうっときがちなものがある きみはなんにも言わないけど ぼくはその手をひいた いっそこのまま波にのって 未知の世界へ踏み出そう その先がもしも 昨日と変わりない平凡な今日だったとしても 伝言ゲームするみたいに きみと何度も確かめたい 「この変わらない気持ち」 きっとそれだけで 世界はもうまるで新しくみえる いっそこのまま波にのって… きっとそれだけで… |
忍者ユトリくん磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | にんにん二度と恋はしない 死ぬまでこのまま平々凡々 お城は攻めたくないでござる そうです拙者が忍者ユトリくん 面倒な事はキライ 出来ることならひっそり隠居生活 同居人は一切不要 抜き足差し足で にんにんにんにん 一生ラクに暮らしたい さっさっさーと忍術使って 投げても当たらぬ手裏剣 それならもう最初から降参希望します にんにん二度と恋はしない 死ぬまでこのまま平々凡々 お城は攻めたくないでござる そうです拙者が忍者ユトリくん ドンドンドアを叩く 誰だ邪魔するのは?隠居生活 刀を握りしめそっとカギを開けたら そこにいたのは…くのいち!! それはまさに恋だった はじめて覚えた感触 深く刺さった1本の矢 どうやらもうハートから抜けそうにないのです 火花の散るような恋をした 新たな忍術「ト・キ・メ・キ」 お城を共に狙うでござる 今日から拙者と命懸け どんなストーリーにも潜む 感動的なクライマックス 平凡な人生なんて存在しない 必ずやってくるターニングポイント 火花の散るような恋をしたい 欲望むき出せ にんにんにんにん お城はふたりのもんでござる 手を振ってサヨナラ忍者ユトリくん さあ次のストーリーはあなたの番 |
happy hour磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 今日は来てくれてありがとう どれくらいぶりになるだろう まずはお酒でも飲みながら 昔のことなど思い出しながら きっとこんなありふれた夜に ぼくらは出会って恋をした ハッピーな時間はいつもあっという間 電光石火で過ぎてしまう でも絶対忘れられないことが 誰の胸にもあるだろう だから今日は時間を忘れて楽しまなくちゃね お互いなんも変わってないな まるでタイムスリップしたみたい 特別なエピソードと共に 昨日のことのようによみがえる ちょうどこんな美しい夜に ぼくらは決まってキスをした ハッピーな時間はいつもあっけなくて 氷が解けるようなスピードで もう少し時が止まっててほしい きみの声だけがこだまする なのにどうしても思い出せない 大好きだったきみを もしも記憶から今日という日が 消えてしまう時が来たとしても 後悔はしないだろう もうきみなら大丈夫さ きみはすーっと寝息を立て ぼくの肩に寄りかかってる 星空がいつもより綺麗なのは ちょっとだけ飲みすぎたせいなのかい きみの住む町まで送って そしてぼくはさよならした ハッピーな時間はいつもあっという間 電光石火で過ぎてしまう でも絶対忘れられないことはずっと ぼくの胸で輝くだろう きっとこんなありふれた夜に ぼくはいつかまた恋をする 明日は今日よりもあなたが幸せになりますように |
初恋に捧ぐ歌磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | さびついた歩道橋は 夏が終わるにおいがした シャツを夜風が吹きぬける きみからのメールはもうあれからとぎれてる ぼくはからっぽの空見あげ 目を閉じた 絶対に忘れないって あのとき思ったこと いまならいくつくらい 思いだせるだろう 追いかけても 追いかけても きみはもう どこにもいない なくしたくない思い出も いつか忘れてしまうのかな 笑い合って 泣き疲れて そのどれもが嘘じゃないはず “きみと出会えてよかった” それだけが 小さく心に響いた 難しい言葉は何ひとつ必要なくて 素直になれた いつだって でも時を重ねるほど 試したり 疑ったりして 素直すぎる言葉で きみを傷つけた 絶対にはなさないって この手で誓ったのに 守れないものもあると はじめて知ったんだ 問いかけても 問いかけても その声はもう聞こえてこない ありふれたせりふでも きみが言えば特別だった 積み重ねた お互いの傷 涙で流してしまいたくない そう今恐いのは きみがいない明日に“慣れてしまう”こと いつかくれた きみの手紙 ぼくはそっと読み返してみた 見慣れた文字 たどる言葉 あふれてくる記憶 そして… 追いかけても 追いかけても きみはもう どこにもいない なくしたくない思い出は できるだけ深く焼きつけるよ 空を見上げ 風に押され もう恐れずに歩いてこう “きみと出会えてよかった” それだけが 小さく心に響いた |
春の憂鬱磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 心の内までさらす 駅前の歌うたい まだ僕は やりきれない桜の花びらを浴びている なまぬるい風に向かい なまぬるい歌詞(せりふ)吐いた そんな言葉じゃ 誰も分かってくれない 自分自身でさえ素直になれず 町は流れ流れて 僕はおいてきぼり 静かにけむりが真横にのびてく その先には何もないけど 消えかかる道しるべ 必死で手伸ばした 今日もその場しのぎに甘えて つかめない 間違いなのか真実なのか 誰も教えちゃくれない さて僕は この先も なにか大事なもの見つけられるかな なまぬるい風に向かい なまぬるいけむり吐いた そんな仕草じゃ 君はわかってくれない 胸元の隙間 ひらり揺れるスカート 春を感じているのは君だけじゃないか ここでこうして立ち止まってても 現実が離れていくだけ このため息だって君のせいだよ 足元にたまってく 春の憂鬱 ズットマエカラオモッテタコト イマモマダマギレナイ |
ハートマーク磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ケータイ片手にきみは打つ 本心と裏腹にきみは使う オオカミ少女の必殺技 真っ黒に汚れた ハートマーク 上手になってしまうの? 傷あとを隠すこと ウソを重ね ウソでかため 信じること 忘れたみたい とうとう 戻れない 戻れない きみのハートマークください 本物の愛を見せてください どんな崩れた形でも 不恰好でもいいから 町中にひらひら飛んでいる 迷子のきみは今日も欲しがって 白昼堂々 傷をなめ合う そう使い捨ての ハートマーク いい加減になってしまうの? 気持ちを伝えること どれがホンネで どれがフェイクか どれがホンキで どれがジョークか もう 分からない 分からない きみのハートマークください 本物の愛を見せてください どんな崩れた形でも 不恰好でもいいから きみのハートマークください ぼくの背中に書いてください どんな歪んだ形でも 曲がっててもいいから またぼくは 居場所を失った気分だよ もうぼくは きみのこと信じれないの? きみのハートマークください 本物の愛を見せてください どんな崩れた形でも 不恰好でもいいから きみのハートマークください ぼくの背中に書いてください どんな歪んだ形でも 曲がっててもいい そこのきみ ハートマークください そこのきみ 本物の愛を見せて だけどもし どんな崩れた形でも 不恰好でもいいなら ぼくの愛をあげる ぼくの愛をあげる |
ばかやろう友よ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 突然届いた 白黒の手紙 おまえが死んだって書いてある うそだろまさか うそだって言えよ 手紙の地図を頼りにして 卒業して以来の町を歩いている 思い残したことが たくさんあったろう 命とはなんて儚いもので いつ音を立てて終わるか 分からない ばかやろう 友よ どうして死ぬんだよ おまえが選んだ たったひとつの答えで 悲しむ人がこんなにいるんだよ 気付かせてあげられなくてごめんよ 仲間と飲めばよみがえる どれもくだらない思い出ばかり どうしてこんなに涙が出るの しばらく会わないうちに変わったな あんな夢中だったギターも埃かぶって あの日 音楽はぼくらの救いだった 風になって またここにおいでよ あの歌のサビのとこ みんなで なんべんだって歌おうぜ ばかやろう 友よ もう一度笑えよ ぼくらがふざけ合った あの定番のジョークで 話したいことがこんなにあるんだよ そのひとつひとつを 一輪の花に託して ありがとう 友よ ずっと忘れない 現実は容赦なく おまえを遠くへ連れていく きっとまたどっか旅に出るんだろ またこの空のどこかで会えるよ |
パレードを歩くその日まで磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 子供の頃の夢覚えてる? 胸の奥で誓ったあの日 いまじゃどうせ無理だって決めつけて 臆病になってしまう なってしまう もっと自分に素直になってみたらどう? ココロ輝くたびに夢を見よう 主人公は自分だ さあ殻から飛び出してゆこうぜ いつだって不安と胸騒ぎは紙一重 命ある限り物語は続くよ だからあきらめないで 昨日にサヨナラ ほらもう一度生まれ変わろう 新しい夢を見つけたんだ 聞いて欲しい いま会いに行くよ 何度転んでも何度も立ち上がれ 泥まみれ でもなんでだろう 燃え上がる どんなに時間かかっても構わないかな? 喜怒哀楽まるごと全部分かち合おう 抱え込んだ思いは 金輪際吐き出してみようぜ 大丈夫 手を取り合えばなんだって越えてゆける きみとならもう少しだけ信じてみたい 人生のパレードを歩くその日まで 雨も風も立ち向かっていこう 光が差す その向こうにあるのは 理想か、現実か、それとも… 迷い込んだ世界の出口は もう探さなくていいぜ 気付いたんだ 生きてるってだけでもはやハッピーさ 最高のエンディングをきみと迎えたい 七色のアーチをくぐり抜けていこう ついてきてほしいんだ 主人公は自分だ さあ殻から飛び出してゆこうぜ いつだって不安と胸騒ぎは紙一重 命ある限り物語は続くよ だからあきらめないで 昨日にサヨナラ ほらもう一度生まれ変わろう ほらもう一度 走り出すんだ |
ひとりじゃない磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | もうひとりじゃない 重なる鼓動 ずっと探してた 生きていく理由 ひとりぼっちのシーソーは まるでぼくみたいと思ってた どんなに悪あがきしても どうせこの場所から動けない 大人になるなんて サイテーなことだと思ってた もしきみがいなかったら 負ける強ささえ知らなかった とりえがないのがとりえでした 現実逃避は得意技 何やらしても平均点あたりで いつかは変わるぞって口では言って 大人げなく背伸びばっかしてた きみに出会うまでは もうひとりじゃない 重なる鼓動 ずっと探してた 生きていく理由 きみに出会えてよかったなあ 心の底から思っています きみが教えてくれた ささやかな人生の楽しみ方 今日も帰り借りてくよ 昨日よりもっと笑えるやつ 悩みがないのが悩みでした 気分転換は得意技 何言わせても説得力あって そんなきみにもたったひとつだけ 誰にもばれたくない弱いとこ ぼくだけが知っている もうひとりにしない ここにおいで 一生守るから 笑っててよ ほらひとりじゃない あったかい場所 そうひとりじゃない いつまででも もうひとりじゃない 重なる鼓動 ずっと探してた 生きていく理由 きみに出会えてよかったなあ 心の底から思っています でも時にはね 泣きついてくれてもいいんだよ ぼくだって 分からなくなることもある そんな時は 手をつなごう 言葉はなくても ただぼくは ただぼくは そばにいるよ |
ビューティフル磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | すべてをかわかったような口調で 言い当てられるのはうんざりで かかとを踏んづけたまま そこを抜け出した 何もないまっすぐな道を ただ 歩いてたかった またひとつ パズルを並べて またひとつ うまくはまらなくて たったひとつの答えはどうやら なくしたみたいだ どこにもない完成図 むりやり知ろうとして この手を伸ばした 歩き出そうとするたび つまづくこと恐れてた 僕らは形の合わない景色つなげて 触れては傷つけてた やっと描いた美しい景色 うなずいては浮かぶクエスチョン このまま暗闇をつたっていっても 降りるべき目的地を僕は見つけられないだろう 嬉しいと言うから 僕は笑った 悲しいと言うから 僕は泣いた それでもはぐれてしまう あまりに正しくて たぶん答えなんてはじめからなかったから もうはなさない 歩き出そうとするたび もう一度見つめてみよう 目の前の景色はどこかイメージと違う でもそれはとてもきれいだった 歩き出そうとするたび もしつまづいたとしても 僕らは形の合わない景色つなげて こんな名前つけるだろう |
flyboy磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 明日 夏が終わるなら あなたの命も終わるでしょう さみしいよ 空飛ぶ戦士は 木陰で泣いている ぼくら なんで生まれてきたの 誰に聞いてもみんな泣いてばっか 孤独さ だからぼくもまた 抜殻になってしまう この大空で みんな夢を見てる あのヒコーキみたいに たったひとりでもいい 必要とされたかった あきらめるなよflyboy 命ある限り 傷ついても負けんな 生きる意味 探しにいけ 今日はとても騒がしい夜 長くて短い最後の夜 不思議さ もうあなたの声しか聞こえてこない この気持ちはなんて言うの ねえまたいつか この空の下で あなたと会えるなら ぼくの心臓はもう一度燃え上がる あきらめないよflyboy あなたがいる限り どんなちっぽけでもいいんだ あなたの光になりたい 光になりたい 光になりたい あきらめるなよflyboy あきらめるなよflyboy 明日 夏が終わるなら ぼくの命も終わるでしょう 最後 あなたの気持ちが聞けて 本当によかった |
ふりだしのうた磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | どうしてぼくら泣いてんだろう これでよかったんじゃなかったの? さよならを口にしたとたん ひとりになることが 恐くなった かみ合わない 言い争い 数えきれない傷 その痛みを ただの涙に ただの思い出に 変えてしまいたくないんだ きみもそうだろう もう一度 手をつなごう 本当に大切な人 それがきみだって心から気付いたんだ 根拠はいらない 今日からもっとうまくきみを愛せる気がするよ ふりだしに戻ったね でも出会った時とは まるで景色が違う ふたりで育てた花がたくさん咲き並ぶ一本道を いつまでも寄り添っていこう 永遠の誓い たがいちがい 信じるって困難 そりゃいまでも イライラしたり つい怒ったり するときもあるけれど 乗り越えてゆける 何度でも抱きしめよう きみが放つ光も影も それでぼくまで輝いていれるから 翼をください まだ見たこともない場所へきみを連れて 泣かないで 顔を上げて これからもずっとそばにいるよ きみとぼくがしわくちゃになってもずっと もう一度 手をつなごう ねえぼくの大切な人 想像してよ ほら笑顔こぼれてる 答えはいらない まだ見たこともない場所へきみを連れて行くよ きみを連れて行くよ |
ふるえない磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | きみといるだけで幸せだった なーんもしなくたって楽しかった どんな痛みでも分け合えた 世界がいつ終わってもよかった きみと作った思い出の数々 1ページずつ読み返してた どれも大切なきみであふれてて 絵に描いたような幸せだった だけど今この心は どうしてもうふるえない 何度その肩抱きしめても きみが心にいない ひどい男さ ろくでなしさ いっそキライになってくれないか そんなことをずっと考えながら きみの寝顔 朝まで見つめてた 曇りひとつないきみの笑顔 まっすぐな目がまた愛しいんだ これがもしぼく以外のものになるとして ああだめだ想像するだけで胸がつまる 「わたしの好きなとこ3つあげてみて」 たくさんあるけど言い出せないのは何故? たぶんぼくはまだ きみが大好きだ だけどなんていうんだ この感情は いやになるくらいこの体は きみをすべておぼえてる 今日もきみを満たすふりをして この心隠し通すの? これ以上優しくしないで これ以上未来を描かないで だけどもしも明日世界が終わるなら ぼくは誰といたいんだろう そんなことをずっと考えながら きみの寝顔 朝まで見つめてた |
blue磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ゆらりゆらり潜っていく 音のする方へ 吸いこむように誘ってくる 深い方から 僕はどこから来たんだろう この泡のように 儚きほんの一瞬に生まれ また消えてくのか この海も この空も 全部僕のものだけど あの光で何色に輝いているのかは知らない あの光が来る方へ思いっきりジャンプしてみたい まだ見たことのない世界へ 果てしないイメージの続きが 広がってる 僕にはその奥の方まで 泳ぐ義務はない それを皆争ってまでも 手に入れようとする 僕はその理由さえ知らずに 音のする方へ この海も この空も 全部僕のものだけど あの光で 何色に色褪せていくかは知らない あの光を いつしか僕のものにしてみたい まだ見たことのない世界を この海も その空も あの光で |
平和ボケのこのシマから抜け出せ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ぼくらが住むこの小さなシマは いまにも噴火しそうなマグマを抱えてる 四方八方を海に囲まれた 我が国はもはや背水の陣です ホームパーティーに明け暮れる お隣さん うとうと会議で居眠り お偉いさん おめかししてどこ行くの? そこのお嬢さん みんな忙しいみたい 口を揃えて言うの 「あんたに構ってる暇なんてないのよ」 このボートに乗って 一緒に抜け出しませんか 宝島へ行こう 手にしたい希望 時間がないのさ だけど目的地は東西南北どっちなんだっけ そもそも目的地はどこなんだっけ 分からなくなって今日も ベッドの海で溺れあがくモーニング ぼくらが住むこの小さなシマは いまにも崩れそうなモラルに怯えてる サルマネがヒットチャートで拍手喝采 誰も異議を唱えない 呆れた未来 授業さぼってカラオケ大好き 学生さん 千鳥足で電車のホーム歩く お父さん 料理がまずいと店員怒鳴る お客さん みんな平和ボケみたい 口を揃えて言うの 「いまが楽しきゃぶっちゃけなんでもいいのよ」 このボートに乗って 今日もいったいどこまで漕いでゆく 煩悩だらけの人、人、人が 向こう岸で笑ってら だけど突然寂しくなるのはどうして みんな幸せそうなのはどうして 涙を隠して今日も 嫉妬の渦に飲まれ眠るモーニング そう人生はいつも大誤算 何度目の無駄骨だっけ?ご苦労さん でも逃げてばっかじゃ何にも手に出来ないさ 地球最後の日だって 明日来てもおかしくない 覚悟は出来た どっからでもかかってきなさい このボートを捨てて 一緒に戦いませんか けがれた思考回路 組み替えてみよう チャンスはまだあるかい? きっと目的地なんてそもそもないんだって こんなに愛に満ちた我が国で 胸騒ぎがして今日も 言葉を書きなぐって歌うモーニング もう二度と後悔しない イッツマイライフ |
ほくろときみのラブストーリー磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | きみが生まれつき持ってるものさ きみの個性をかたどるものさ 嫌がることないでしょ だってぼくはそのほくろが好きなんだ ほっぺたにある小さいのや 首筋にある中くらいのや 背中に広がるそれはまるで宇宙のようだなんてね まあそんな怒るなよ そのひとつひとつを指でなぞっては 星座のように名前などつけて 「ちょっといい加減にして」と振り向いた顔が あまりに愛しくてぎゅっと抱きしめた ほくろときみのラブストーリー 今からぼくが話す通り この世界中でただひとり きみが好き きみはとっても嬉しそうにうなづいて ぼくの手を握り返した 何の根拠もないけど ほくろの数だけ幸せにならないか もう何も隠さなくていいよ それこそが君のチャームポイントさ どんなコンプレックスさえも ぼくにとっては愛の形、おかしいかい? どうしても分かってくれないの? そのほくろを取りたいだなんて ぼくは寂しいけれど 大好きなきみが言うならまあ仕方ない まだ知らないきみをもっと深く知りたい きみの奥にいるきみはどんな人? 迷信は信じないけどきみが言うなら信じたい 同じ場所にほくろがある人は運命の人 ほくろときみのラブストーリー 今からぼくが話す通り この世界中でただひとり きみが好き きみは何かを言いたそうに見つめては ぼくの顔そっと触った 何の根拠もないけど ほくろの数だけ幸せに… 何の根拠もないけど ほくろの数だけ幸せにならないか |
ホントのハジマリ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 椎名慶治・磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | くだらない理由で ぶつかって沈黙 意地を張り合って 咳払いも躊躇 時計の針だけがチクタク騒ぐ いっそ時限爆弾なら いいのにな このシチュエーションが もしも映画なら きみは囚われたヒロインでどうだい 助けるつもりが捕まる ドジなヒーロー なんて妄想してたら睨まれた さあ声に出して ぶつかって ちゃんと確かめて ぼくらまだまだ 幾らでもやり直せる 赤と青の見えない線を今切ろう それが「ホントのハジマリ」の合図 ひとつのミッション クリアしてもまた 迫り来るのはいったいどんな恐怖? 倦怠期 疑心暗鬼 きみは趣味のヨガに躍起 きみの中で僕は何パーですか? さあ勇気出して 飛び込んで ちゃんと突き止めて ぼくらまだまだ 秘密だらけかもね 白と黒と 答えはグレーもあること そう忘れずに向き合いましょう もっともっと声に出して ぶつかって ちゃんと確かめて ぼくらまだまだ 幾らでもやり直せる 赤と青の見えない線を今切ろう 黄色と緑とピンクもいっぺんに さあ勇気出して 飛び込んで ちゃんと突き止めて ぼくらまだまだ 秘密だらけかもね 大切な人とちゃんとホンネ言い合えてますか? ドキッとしたらそれは初期症状 そして「ホントのハジマリ」の合図 |
ホータイ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ホータイをまいてあげる 傷口をちょっとみして ホータイをまいてあげる 心をもっとみして 何も恐くない 心を開くだけ ひとりじゃ負けてしまう ぼくの目を見てごらん 過去は見せずガード 弱さ隠すハート 家にこもる生徒 そんなんじゃ no no ダメなんだ ホータイをまいてあげる 傷口をちょっとみして ホータイをまいてあげる 心をもっとみして 何も恐くない ぼくもリハビリした それだけでホータイは取れて そして羽根になる 汚れ拭うシート 怒りを綴るノート 脳内だけでヒート そんなんじゃキレイに治らない ホータイをまいてあげる 傷口をちょっとみして ホータイをまいてあげる 心をもっとみして ホータイをまいてあげる 傷口をちょっとみして ホータイをまいてあげる 心をもっとみして ホータイをまいてあげる ぼくの傷口もみるかい? ホータイをまいてあげる いいからちょっと手を出してみ ぐるぐる巻きにしてやるから ちゃんとみせればその傷口はいつか必ず治るんだ ぐるぐる巻きにしてやるぜ |
ぼくの飼い主はミュージシャン磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ぼくの飼い主はミュージシャン 夜中もうるさくて眠れやしない なんて歌ってるかは知らないが 今日もこんな曲を歌いだした ワンワンワン吠えろワン 言葉は通じない だけど大好きさ 悩ましげな表情決め込んで ギターを弾きながらブツブツ言ってる しかしよく飽きないですねぇ、そのフレーズ 音楽ってそんな楽しいかい ワンワンワン吠えろワン 言葉は通じない だけど大好きさ 今夜も飲み過ぎて千鳥足 ぼくにただいまって叫んだそのあと そうさ ぼくの飼い主はミュージシャン 素敵な名曲を生み出すんだ ワンワンワン吠えろワン 言葉は通じない だけど大好きさ ワンワンワン吠えろワン 朝は起きれない だけど大好きさ ワンワンワン吠えろワン 何から何までダメなやつだけど大好きさ ワンワンワン吠えろワン |
ミセスクロースのねがいごと磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | わたしはミセスクロース 旦那はサンタクロース 12月は寂しい季節 あなたの帰りを待っています 世界中へのプレゼントの準備 わたしも毎晩手伝った 子供たちの笑顔のために そしてあなたの笑顔のために いつかわたしもソリに乗せて 旅のお供に連れていってね これから先も一緒にいたい たとえ会えない日が続いても あなたが求める幸せがわたしの幸せでもあるのよ クリスマスの日 離れていても心はちゃんと繋がってる 帰ってきたら聞かせてね 元気なただいまの声を トナカイさんとケンカしてませんか? 煙突から落っこちてませんか? 降りしきる雪の数だけ 今夜もあなたが気がかりなの 叶わないと分かっていても 遠い夜空に願いを込めて これから先も見守ってるわ たまには手紙も書いて欲しい でも頑張ってるあなたを見ると そんなこともなかなか言えなくて クリスマスの日 誰かのために生きてるあなたが大好きよ 帰ってきたら教えてね あなたが見てきた奇跡を あなたが帰ってくることが わたしの一番のプレゼント |
耳鳴りを止めてくれ磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | うるさいなもう 少し黙ってくれないか 夢見ること どこが悪いのでしょうか それでもふと誰かの声が聞こえる 「お前は何のために生まれてきたんだ」 傷だらけでも飛ぼうとする鳥のように ずっと空に手を伸ばしてるの バカだな もしあの時違う道選んでたら こんなうなされずに済んだの? 耳鳴りを止めてくれ まとわりつく悪夢よ 泥沼に溺れても 奇跡を信じていたい 歯車はギシギシと壊れながらも回ってる この原動力はいったい? しがみついたロープはもうちぎれそうだ 外れくじなら切ってしまえばいいじゃない それでもまだ手離せないのは何故だ あきらめ悪くてごめんなさい からっぽを埋めてくれ 腐れ縁の希望よ 暗闇に迷っても 未来に憧れたい かさぶたはヒリヒリと熟しては剥がれ落ちる そのマイナス思考で毎回 人生の袋とじ開いて 下心で覗いてみたって ヒントが書いてあるわけなくて やっぱり自分次第でしょうね 愛のラビリンスを彷徨って たまたま道が開かれたって どうせまた袋小路だって やっぱりゴールなんてないんだ 天国と地獄のはざまって きっとこんなところかななんて 笑ってたらみんな怖がって やっぱりひとり籠っています 違うこれは望んでたもんじゃないんだ こんなはずじゃないんだ 生きていくためには誰かが必要なんだ 照明をつけてくれ ここだよ 気付いておくれ もう一度この歌を 特等席で聴いておくれ 回り道 勘違い 四苦八苦 五里霧中 どんな場面においても もう孤独はごめんだ 耳鳴りを止めてくれ まとわりつく悪夢よ 泥沼に溺れても 奇跡を信じていたい この長い長い苦しみをきっと抜け出して いつの日か笑顔で会いたい 幸せになるんだ絶対 |
唯一の才能磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 「趣味は何ですか?」って そんなこと聞かんでおくれ こんな名前で生まれた時点でもう運命 ぼくからオンガク取ったら そりゃあもうパニック そんなぼくがきみに出来ること ずっときみを歌い続けるよ これがぼくの唯一の才能 きみが弱ってる時も つらい思いしても 目の前の100人に嫌われたとしても ぼくはきみの味方 だからもう泣かないで 涙こらえて きみは仕事から帰ってきた ぼくはついつい 詩人気分でアドバイス 「大丈夫 きみはひとりじゃないよ」 気づけばそっと 眠ってる横顔がいいね そっときみに歌い続けるよ これがぼくの唯一の才能 きみが弱ってる時も つらい思いしても 目の前の100人に嫌われたとしても ぼくはきみの味方 だからもう泣かないで ずっときみを歌い続けるよ これがぼくの唯一の才能 きみが弱ってる時も つらい思いしても 目の前の100人に嫌われたとしても ぼくはきみの味方 だからもう泣かないで ぼくはきみの味方 だからもう泣かないで ずっときみを歌い続けるよ |
ヨーヨー磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ヨーヨーは宙ぶらりん ぼくの手の下 ゆれる車輪 はなれてるけど ちゃんとつながっている いつから遊んでない? いつから話してない? もっとこっち来て 今日は飲まないか その糸をつたってこい そうさ まっすぐのぼってこい ぼくがその腕 ひっぱるから あいしてる こわれるくらいに おもちゃ箱はまだかたづけないで もう一度遊ぼうよ 糸がぷつんと切れてしまう そのまえに 薬指むすんだリング そこから糸が宙ぶらりん はなれてるけど ちゃんとつながっている からまわりしたっていい 何度も泣いて笑っていい ぼくがそのカッター だきしめるから あいしてる こわれるくらいに おもちゃ箱がもしひっくり返っても どこまでも追いかけるよ 糸がぷつんと切れてしまう そのあとも ずっと ずっと… ヨーヨーは宙ぶらりん ぼくの手の下 ゆれる車輪 はなれてるけど ちゃんとつながっている |
リセット磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 相手の横顔うかがってばかりで 慎重に放ったダーツも的外れで あの日から何か狂い始めた 背中ばかり気にしすぎて ほほのガードがおろそか 重い引き金に 指をかければ逃げ出してしまう そんなぼくは だめだった今日を リセットすることばかり考えて 閉めきって暑くて 寝過ごした真夏の昼も ボタンひとつだけで 夢の続きあたりまで戻ればいいのに どこまでも素直に白状すりゃいいんだ 表も裏も?もしばられたらまずいことも? “一度くらいどうってことないはず”なんて ばればれのアリバイかざした そんで明日にはなかったことにしよう 分かっちゃいるのに なぜまた繰り返してしまうんだろう 悲しい嘘さえごまかすために リセットすることばかり考えて 苦しまぎれに いいわけばかりが積もってく そんな時も救ってくれるのは このリセットボタンだけ? つじつま合わせても 逃げきれない現実問題 アリバイはもう裏返された ここからは自分が変わっていかないと 重い引き金に 指をかければ逃げ出してしまう そんなぼくは だめだった今日を リセットすることばかり考えて 閉めきって暑くて 寝過ごした真夏の昼も ボタンひとつだけで 夢の続きあたりまで戻ればいいのに |
リピーター磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | ちょっとほっとくときみは また寝転んで何やら読みふけってる それこないだも読んでたやつだろ 2度目ならまだしもたぶん8度目くらいだろ ひとつのものをずっと好きでいられることは奇跡 いつかその愛読書も 本棚に片づけられてしまう時が来るのか 同じもんを何回も何回も読み返すきみは ぼくのことも何回も何回も愛してくれるのかい そしてその最終回を読み終える頃 そろそろこっちを向いてよハニー きみと出会った最初の頃は 次々進むストーリーただ必死で追いかけてた そこから何度も季節めぐった今だから きみという主人公の深みが分かる 言葉はなくとも分かり合っているこの空気 ただひとつだけ怖いのは ぼくという古本を段ボールにしまって 挙句の果てにはナントカオフに売っぱらってしまわれぬよう 今夜もきみを抱きしめるのさ 読書が好き テレビも好き おやつも好き おひるね好き でもそれより好き? 誰より好き? 誰が好き? 答えてくれよ! ひとつのものをずっと好きでいられることは奇跡 このふたりの運命が この先どうなるか乞うご期待 同じもんを何回も何回も読み返すきみは ぼくのことも何回も何回も愛してくれるのかい そしてその最終回を読み終える頃 そろそろこっちを向いてよハニー そろそろこっちを向いてよハニー 喉に優しいのはマヌカハニー それよりもっと大切なんだよハニー そろそろごはんの時間! |
low battery's song磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | 磯貝サイモン | | 「電池が切れた」と言うから なんのことかと思ったら どうやら元気がないみたい 帽子深々とかぶって 風邪っぽいならビタミンC 飲んでみたら?と勧めても どうやら足りてないものは そういう栄養じゃないらしい なんだってそんなに黙ってるの? 心を開いてよ どんだけだって待てるから 元気出して 笑ってよ 難しいことじゃない 頑張りすぎたぶんだけ 涙を流してしまおう 明日はきっと笑えるよ 素晴らしいことじゃない カラッポと満タン 繰り返し ぼくらは強くなる 何をやらしても要領悪いほうだから仕方ない きみは人一倍努力してると思うよ もっと自分のこと信じてみて 苦手なことは 誰かに任せてみればいいんです 元気出して 笑ってよ 難しいことじゃない 我慢は不満に変わるから あんまりオススメはしない 「涙のあとにゃ虹も出る」 なんてよく言ったもんじゃない そんな小さな希望で 世界は変わり出す 充電がまた切れる その前には 呼んでほしいんだ きみはもはや ひとりじゃない そうさ みんなもはや ひとりじゃない 元気出して 笑ってよ 難しいことじゃない 頑張りすぎたぶんだけ 涙を流してしまおう 明日はきっと笑えるよ 素晴らしいことじゃない カラッポと満タン 繰り返し ぼくらは強くなる |