研ぎ澄ます心本阿弥光徳・研師たち | 本阿弥光徳・研師たち | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 「研磨(とぎ)いうんは何かを生み出すものやありまへんねん。 刀剣そのものが持つ本来のお姿を表に甦らす。そんだけや。 御刀(おかたな)の語る言葉に耳を傾けることが、すべてや…」 心静かに 研ぎ澄ませ 零れる音に 耳澄ませ 一心 無心 青黒き 秋の空の如く 一心 無心 真白き 綿雪の如く 「幾年月に渡り業(わざ)を磨き培って参りましたが、未だその頂にも、 底にも、到達出来るものやありまへんねん。 ただ、ただ…、御刀様(おかたなさま)の前で丸裸にされるんや」 |
鯨波の声~謡えパライソ少年・山田右衛門作・民衆 | 少年・山田右衛門作・民衆 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | YOSHIZUMI | 天と地は一つ 父と子は一つ 主よ 主よ 我らはゆく パライソへ 聞こえるか? ポロシモの歌が 聞こえる 聞こえる 聞こえるか? 鯨波が! 静かに見える あの海さえも 我々(われら)のために 歌い狂う時は来る! 共に 鯨波(とき)の声をあげよ! パライソ パライソ 我らを繋ぐ言葉 パライソ パライソ 我らを導く教え パライソ パライソ 声高らかに謳え 天と地一つ パライソ パライソ 痛み苦しみ越えて 父と子一つ パライソ パライソ 何も怖くはない 主よ 主よ 喜び 喜び 喜び 我らはゆく パライソへ!! |
次に降る雨桑名江・村雲江 | 桑名江・村雲江 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 「雲が空を覆って、そこから雨が降る。 雨が海へ流れ出て、空へ昇って雲になる。」 「雨……海……雲……ぐるぐる回ってる」 「きっと、みんなそのぐるぐるの中にいるんだと思う。 人も、歴史も、刀剣も」 次に降る雨はその昔 恐竜がこぼした泪(なみだ)かもしれない 「……え?」 河童の皿を潤したかもしれないし つはものたちの汗を流したかもしれない もしかしたら 畦に囲まれ稲穂を実らせ もしかしたら 鳥居を濡らす禊の雨 もしかしたら 最上川の流れを早くしたかもしれない…? 「そうだね」 この星の中を巡り巡って 目が回りそう 大丈夫 ゆっくりだから ゆっくり じっくり 気が遠くなるね なるね でも楽しみだよ 何が生まれるか 何が飛び出すか 次に降る雨はその昔 焼入れの時触れた水かもしれない ゆっくり ゆっくり じっくり じっくり 次に降る雨を待とう |
月よ 朧気であれ伊達政宗・鶴丸国永 | 伊達政宗・鶴丸国永 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ | 「『なつ衣 きつつなれにし 身なれども 別るる秋の ほどぞ物うき』」 「弔いの歌か」 「あんたはなぜ歌う?」 「お主は、なぜ歌わぬ?」 なみだ枯れて こころ渇き 嘆く声も掠れ 落ちてゆく 果て知れぬ 穴の底… 墜ちてゆく まっくらな おとしあな… 憤りに似た 虚無感 悲しみに似た 驚き 涙にぬれた袖を 足元を 照らす容赦のない月 今宵くらいは 朧気であれ 「…なむあみだぶ……」 朧気で あれ… |
誰も教えてくれない兄・弟・鶴丸国永・大倶利伽羅・浦島虎徹・日向正宗 | 兄・弟・鶴丸国永・大倶利伽羅・浦島虎徹・日向正宗 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔・YOSHIZUMI | 場所も時代も 選べないけど 僕たちは ここに生まれ落ちた 父ちゃんと母ちゃんが いたから 僕たちは ここに生を受けた 空と海の青さ 他人(ひと)と自分(ぼく)の命 その境界線の引き方を 教えてください 正義と悪の 天国と地獄の その境界線の見分け方を 教えてください 誰も教えてくれない 大切なこと何ひとつ 誰も答えてくれない 大切なこと何ひとつ 生きるその意味 死にゆくその意味 教えてください 教えて… |
大地とこんにちは リプライズ桑名江 | 桑名江 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | サク サク サク… 忘れないでね 覚えていてね おひさまに ほら おはよう |
大地とこんにちは桑名江 | 桑名江 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | コン コン コン… 誰かいますか? 誰もいませんか? 大地をノックしています コン コン コン… 聞こえてますか? 聞こえませんか? ここで誰かが生きた音 この星はたまご 何かが生まれる 殻にひびを入れたら なにが飛び出す? おーい って呼んでみる 誰もいないのに おーい って自分で返事する 誰もいないから そんな僕のほっぺたを 優しく撫でる 乾いた風 おーい さよなら おーい こんにちは おーい はじめまして コン コン コン… 誰かいますか? 誰もいませんか? 大地をノックしています コン コン コン… 知ってますか? 知ってますよね? ここであなたが生きたこと |
辿った先鶴丸国永・大倶利伽羅・梵天丸 | 鶴丸国永・大倶利伽羅・梵天丸 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ・和田俊輔 | ひともじ… ひともじ… 私のものがたりの ことはじめ 「…伊達政宗の死から、七十年ほど経った頃。 愛姫(めごひめ)の遺品の中から、あるものが発見された。 それは―…」 …もう一つは これです 「『京に出立する折に殿からいただいた…御守り』」 「…古い手習いだった」 …殿の心宿る 御守り… 古びた紙の上 綴られた歌や手紙 誰かの 物語 書き留めることで 誰かが受け取ることで 託された思いは… 「確かに、残っている……」 |
大河の水面山姥切国広 | 山姥切国広 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ | 流れゆく水を 覗き込む 揺らめく己が 敢え無く消えゆく 流れを止められた水を 覗き込む 鋭い碧眼 じとりと見つめる お前は誰だ? 俺か? 俺だとしたら いつの俺だ? かつての俺か? この先の俺か? 俺は… 俺だ 「水は何処へ行く?」 明るいのは苦手だ 鏡のように俺を照らし出す 止まらぬ大河の中 水だけが行き先を知っている 大河の水面に映る俺 保てぬ輪郭 ぼやけて移ろう ちょうどいい そのくらいが …ちょうどいい |
空は知らない~選ばれぬ者刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹 | 刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 刀として ものとして どう扱われるかは 与(あずか)り知らぬこと 宿命(さだめ)は選べない 戦い 人を斬る 宿命(さだめ)も 飾られ 愛でられる 宿命(さだめ)も 受け入れるしかなかった 選ばれることを 選べない 選ばれぬことを 選べない 同じ空 見上げても 同じ道 辿れるわけじゃない 同じ空の下で こんなにもすれ違う あの日の空を 一緒に見たかった 傍に寄り添い 共に戦いたかったんだ 今更何かが変わるわけじゃねぇ 変えちゃいけねぇ 当たり前のこと できることは 胸を張ること 俺達は同じだけど違う みんな違うけど… 同じだから 選ばれることを 選べない 選ばれぬことを 選べない 僕たちだけじゃない あの人たちだって 時代に選ばれずに死んでいった… 刀として ものとして 宿命(さだめ)は選べない 空がそこにあるように それは当たり前のこと わかってるよ でも… でも… 空に知られぬ雪 散り果てたいのち 舞って 舞って… 空知らぬ雨が 込み上げてきても 今はただ 空を 見上げるだけ |
千年の夜佐々木喜英 | 佐々木喜英 | 末満健一 | 和田俊輔 | | どうだ私の顔色は まるで死人のように悪く見えるか どうだ私の顔色は まるで氷のように青白いか そんなに長く生きられないように見えるか? 今にも死にそうに見えるか? 違う違う違う違う 私は限りなく完璧に近い生物だ 千年の夜を生き 人を殺め人を喰らう 千年の夜を生き 我が血を与え鬼を生む 人喰らう鬼を滅し刃を持て 途は修羅の路なれどただ一つの路 (千年の夜を生き 人を殺め人を喰らう) 人喰らう鬼を滅し刃を持て (千年の夜を生き 我が血を与え鬼を生む) 鬼滅の刃よ |
叙情組曲「スマイルファンタジー」アンジュルム | アンジュルム | 末満健一 | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 出会ってくれてありがとう…… この宇宙に人類が誕生してどれぐらいの月日が経ったのだろう これまでにどれだけの命がこの世界に生まれ生きてきたのだろう 誰かと誰かが同じ時代に生まれてこうして出会う確率 考えたことあるかしら? きっとそれは途方もないくらい天文学的な確率だよ ある人がこんなことを言っていたの 「人と人が出会うということは奇跡に等しい」って 出会っただけで奇跡だなんてなんて素敵なことなんだろう 今 この私の目の前にあなたがいるってだけでそれは奇跡なんでしょ? じゃあさ そんなあなたがあたしの前で笑顔でいてくれるのは 奇跡なんかよりももっとすごいことなんじゃないかしら? 天文学的確率を通り越して きっともっととんでもない確率 リアルなんかとっくに飛び越してそれはきっとファンタジーなんだよ 君の笑顔はファンタジー 有り得ないくらいの奇跡 人生どれだけつらいことがあったって その笑顔さえあれば生きていけるってこたないが 君の笑顔はファンタジー 有り得ないくらいの軌跡 その笑顔に出会うためにできることならなんだってできるさ 誰かと誰かが出会う確率 天文学的奇跡 誰かと誰かが出会って 愛し合う確率 天文学的奇跡 誰かと誰かが出会って 一緒に同じ歌を歌う確率 天文学的奇跡 その歌をあなたが聞いてくれる確率 神様にだって予測できない 一緒に遊んだり 一緒にお仕事したり 一緒に楽しいこと悔しいこと分かち合ったり すべての確率はファンタジー 宇宙がどれぐらい前からはじまって このあとどれぐらい続くのかわからないけど せめて今だけは大切な人たちと愛で繋がろう そして最後は笑顔でサヨウナラ 君の笑顔はファンタジー 有り得ないくらいの奇跡 人生どれだけつらいことがあったって その笑顔さえあれば生きていけるってこたないが 君の笑顔はファンタジー 有り得ないくらいの軌跡 その笑顔に出会うためにできることならなんだってできるさ あたしがあたしである確率 あたしとあなたが出会うファンタジー ソクラテスでもアリストテレスでもハイデガーだって 思いもよらないこの乙女の哲学 隣にいるあなたに 目の前にいるあなたに 今はここにはいないけどどこかで あたしたちのことを想ってくれているあなたにも たったひとつの言葉を伝えたい 心を込めて 「出会ってくれてありがとう…ありがとう…」 |
Shooting for the future spaceムカサキ | ムカサキ | 向清太朗 | 和田俊輔 | | Shooting for the future space 誰かが僕を 幾重に引き裂いたとしても I'm beauty crazy lady それすら抱えて 愛して どういう明日か探れ 覚えているかな? 僕が産まれた日 全てを失い 君がいたんだ 添い遂げる想いは密かに 託された願いはまるで月光のよう 笑えるなら笑いましょう そして今ここにいるのdestiny Shooting for the future space 未来は今も輝けるものだと信じて 朧げな夜も 儚い朝も 舌を出しつつ 手を差し伸べよう 真実に 賽は投げられた 突き抜ける衝動 その景色見ても 君はいないけど 後悔なんかしたくない 君と僕が歩むその道のり きっと花が咲き誇るよ そう誓い涙拭いた あの夜 Shooting for the future space 誰かが僕を 幾重に引き裂いたとしても I'm beauty crazy lady それすら抱えて 愛してあげよう そっと抱きしめよう 永遠に 偶然も 必然も 同意義で 運命も 宿命も 横並びな realだけど Foolish and I love you 孤独な時を 愛せると思えた堕天使 見違えた僕を 君に見せたい 欲張りなのかい… Shooting for the future space 誰かが僕を 幾重に引き裂いたとしても I'm beauty crazy ladys! それすら抱えて 愛してあげよう そっと抱きしめよう 永遠に 輝いて |
沈んだ星和泉守兼定・蜂須賀虎徹 | 和泉守兼定・蜂須賀虎徹 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 陽に沈んだ 星の輪郭 だがそこに 必ずあると信じて 目を凝らしてみたが 見えないまま… 見えないもんは 見えねぇんだよ それは仕方ねぇ それでも見たいなら 潜れよ 海の底に 飛び込めよ 空の青に 朝が来るのを 怖がるな |
沈む星蜂須賀虎徹 | 蜂須賀虎徹 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 海の底に沈むように 空の青に沈んでゆく 朝の陽が溶かしてゆく 星の輪郭 だがそこに 確かにあるのだから きっと目を凝らせば 見えるはず |
サバイバーこぶしファクトリー | こぶしファクトリー | 太田善也 | 和田俊輔 | | 『サバイバー』の世界へようこそ… これは あなたが生き残るためのゲーム それは あなただけが生き残るゲーム 1つ あなたは誰か一人を選ぶ 2つ 選ばれた者は消えていなくなる 生き残れ あなたがサバイバー 立ち上がれ 闘えサバイバー 拳を固め 涙を拭けば いざ幕がひらく サバイバル これは わたしが生き残るためのチャンス それは わたしだけが手にできるライセンス 1つ わたしは誰か一人を選ぶ 2つ 選ばれた者は消えていなくなる 掴み取れ わたしがサバイバー 駆け抜けろ 孤独なサバイバー ゆとりじゃないわ お遊びじゃない 負けてはいけない サバイバル 生き残れ あなたがサバイバー 立ち上がれ 闘えサバイバー 拳を固め 涙を拭けば いざ幕がひらく 掴み取れ わたしがサバイバー 駆け抜けろ 孤独なサバイバー ゆとりじゃないわ お遊びじゃない 負けてはいけない サバイバル |
言葉なき対話リプライズ鬼丸国綱・一期一振・大般若長光・小竜景光・へし切長谷部・山姥切長義・本阿弥光徳 | 鬼丸国綱・一期一振・大般若長光・小竜景光・へし切長谷部・山姥切長義・本阿弥光徳 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 鈍く 鋭く 輝き 生と死の狭間 照らす 貴(たか)く 尊(とうと)く 輝き 悠久の時代(とき)を 渡る 戦うための姿形(かたち) 命断つための造形(かたち) この目を奪い 心を乱すほどの 美しさよ 決して 退く気はない 負けられぬ戦 |
言葉なき対話本阿弥光徳 | 本阿弥光徳 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 鈍く 鋭く 輝き 生と死の狭間 照らす 貴(たか)く 尊(とうと)く 輝き 悠久の時代(とき)を 渡る 戦うための姿形(かたち) 命断つための造形(かたち) この目を奪い 心を乱すほどの 美しさよ 暫(しば)し 希(こいねが)う 言葉なき対話 「お前様をお預かりしてから…もう三遍目の夏が間もなく終わります。 ついぞ小田原を落とし、関白殿下が名実ともに天下人とならはりました。 …天下一の霊刀がここで、 鬼門の御護りとしてのお力を発揮しておられるからでしょうな」 御刀(おかたな)の言の葉 神なるものの言葉 叶うなら もう一度 この耳で… |
ことはじめ~私の武器梵天丸・伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅 | 梵天丸・伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ | ひともじ… ひともじ… 筆がものがたる ひともじ… ひともじ… 私のものがたりの ことはじめ 「……行くぞ。敵の狙いはここじゃない」 「おーい伽羅坊、手紙はいいのかい?」 ひとふで… ひとふで… 筆がえがく ひとふで… 私のこころ ひともじ… ことはじめ ひともじ… ひともじ… 私のこころ 私のものがたりの ことはじめ… 大河の中 埋もれることなく 幾千の言葉に宿る その想い その生き様… 「……狙われたとしてもおかしくはない…か?」 幼き折、片目失い この心眼(まなこ)が向くは内ばかり だが知った 筆一つで繋がる 筆一つで広がる 筆一つで拓ける 筆は、 刀に勝るとも劣らぬ |
曇まぼろし新良エツ子 | 新良エツ子 | 新良エツ子 | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 一ツ処に寄る辺なく 二ツ災い産声あげりゃ 三ツ成る魂 惹き合って 曇天から笑うとせ 果たす 果たせぬ 願いなら いっそこのまま 遠くまで 視えぬところに 隠してよ 骨も骸もこの獄じゃ 夢まぼろしと消えるから 人つ柱を演ずれば 蓋す心は消え失せて 密なる想いは変わらじと 煉の器は聴いたとせ 絶えず 絶やさぬ 焔なら いっそこのまま 身体ごと 癒えぬ疵口隠してよ 鬼も灯せばこの獄で 恋まぼろしと消えるから 望み 望まぬ 生命なら いっそ乱世を 誰よりも 自由存分 吠えてやろう 明日を占う石ころが 風まぼろしを起こすから 未来を切り裂き導いて 花まぼろしで充してよ 雲まぼろしを充してよ |
か~てぃんこ~るんるんアンジュルム | アンジュルム | 末満健一 | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 今日は会いに来てくれてとても嬉しく思います 楽しい時間はいつまでも続かなくて幕は必ず下りてしまうけれど 最後の最後まで楽しく盛り上がっていきまっしょい か~てぃんこ~るるるん るるるん お帰りの際は気をつけて 家についたらまた少し思い出して今日あったことを か~てぃんこヶrあるるるん るるるん 明日からまたそれぞれの人生を過ごして 時々はこうして集まってみんなで笑いあおう か~てぃんこ~るるるん るるるん この終幕はなにかの終わりじゃなくて 次に会う日までのスタートの合図 か~てぃんこ~るるるん るるるん か~てぃんこ~るるるん るるるん それではここでメンバーを紹介します めいめい!めいめい!めいめい!めいめい!田村芽実! りなぷー!りなぷー!りなぷー!りなぷー!勝田里奈! たけちゃん!たけちゃん!たけちゃん!たけちゃん!竹内朱莉! かななん!かななん!かななん!かななん!中西香菜! かにょん!かにょん!かにょん!かにょん!福田花音! あやちょ!あやちょ!あやちょ!あやちょ!和田彩花! か~てぃんこ~るるるん るるるん お帰りの際は気をつけて 家についたらまた少し思い出して今日あったことを か~てぃんこ~るるるん るるるん 明日からまたそれぞれの人生を過ごして 時々はこうして集まってみんなで笑いあおう か~てぃんこ~るるるん るるるん この終幕はなにかの終わりじゃなくて 次に会う日までのスタートの合図 か~てぃんこ~るるるん るるるん か~てぃんこ~るるるん るるるん か~てぃんこ~るるるん るるるん か~てぃんこ~るるるん るるるん それでは最後にみんなで一緒に三三七拍子 さあ、皆様お手を拝借 本日は本当にありがとう!!! |
神の子少年・山田右衛門作・民衆 | 少年・山田右衛門作・民衆 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | YOSHIZUMI | 鳥は 飛ぶことをゆるされた わたしたちは 何をゆるされた? それは… あいすること あいされること 「…集え…神の子の元へ」 「…集え…白き旗を手にして」 神の子… 神の子… 我らを 導く? 神の子 我らを 導く? パライソ パライソ パライソ 「…パライソ」 神の子が現れ給う ぜずす・きりしとは 我らと共に いととうとき聖体の秘蹟 ほめ尊まえ給れ |
おろろん子守唄 リプライズ山田右衛門作・鶴丸国永 | 山田右衛門作・鶴丸国永 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 朝んこもれびに 昼んぬくさに ぜずすさまはおっとばい やったら夜は どこにおっとやろか 夢ん中なら 会えるやろ おろろん おろろん おろろんばい はよ泣きやんで ねんねしな おろろん おろろん おろろんばい |
おろろん子守歌~消えた光山田右衛門作 | 山田右衛門作 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 朝んおとずれば 教えてくれる そん光はガラサ ばってん消えた 消えてしもうた 夢やと誰か 言ってくれんね おろろん おろろん おろろんばい |
おろろん子守唄山田右衛門作・民衆 | 山田右衛門作・民衆 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 朝んこもれびに 昼んぬくさに ぜずすさまはおっとばい やったら夜は どこにおっとやろか 見えんばってん そこにおるやろが すぐそばにおるやろが 夢ん中なら 会えるやろ おろろん おろろん おろろん おろろん おろろん おろろん おろろんばい おろろん おろろん おろろん おろろん… |
御守りと武器鶴丸国永・伊達政宗・梵天丸・虎哉宗乙 | 鶴丸国永・伊達政宗・梵天丸・虎哉宗乙 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 殿 申し上げます 天下はまだ定まっておりません 私のことはお気になさらず 殿は 殿の大義に従い 突き進みくださいませ 「…愛(めご)」 ご安心ください 二つの御守りが ありますから 「二つの御守り…?」 一つは懐剣 いざという時 この身 守り抜きます もう一つは これです 「『京に出立する折に殿からいただいた…御守り』」 殿の心宿る 御守り… 幼き折、片目失い 醜き己を忌み嫌った だが知った 筆一つで繋がる ひともじ ひともじ 筆一つで広がる ひともじ ひともじ 筆一つで拓ける ひともじ ひともじ 「…歌を詠むことで己の心と向き合い、 文を書くことで多くの者と想いを分け合った。 私一人ではどこへも行けぬ。ここでただ生きることもままならぬ…」 筆は、 刀に勝るとも劣らぬ… 「私の武器となった。…そのはじめを愛(めご)に託そう」 あなたの ことはじめ 大切にいたします あなたの 物語を 心(ここ)にしまって… 「ああ……いけませんな、年を重ねますとどうも涙腺が緩くなってしまう。 えーごほん!」 「そんな最中……大崎・葛西にて一揆が発生! それを政宗が煽動しているというあらぬ噂が立ち、 政宗はその弁明に追われることとなったのです」 疑いを晴らさねば! この筆で… これは、負けられぬ戦じゃ 武器を持て! 各所へ 各所へ 送る書状が 私を守る鎧兜 斬れ味鋭き刀 筆よ 書状よ 私を守れ…!! 「頼むぞ」 「はっ!」 |
埋まらぬもの/伊達政宗伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅 | 伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ・和田俊輔 | 呑み込んだ 己の息 もはや余喘(よぜん) 心眼(まなこ)は見た… 「……見渡す限りの大軍勢が小田原城を完全に包囲しております」 『これがまことの陣備え。まことの戦』 「…はい。まさに圧巻でございます」 その目に何が見える その目で何を見た 「…!!っ」 己の在り処 見極める心眼(まなこ) 明白な懸隔(けんかく) 『もう少し早く生まれていれば……』 「…!」 『さすれば、天下が取れたと思うてか』 「…滅相もございません」 埋めたいと 思うだろう? 出遅れた 時間を… 「……」 「……」 隻眼の黒き龍よ 爪も鱗も 染められたのか 敗北の白き衣に… 隻眼の黒き龍よ 見上げることを 諦めたのか 雄飛するはずの空を… 「…なぜ、戦わずに屈した?」 刀抜かぬ戦い方など 刀交えぬ戦い方など 知らない 知りたくない わかりたくもない 埋めてやる 俺は 俺の 戦い方で… |
映す己 映る己一期一振 | 一期一振 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 此処は何処だ? 日の当たらぬ場所 いつだって私の 傍にあった 一歩踏み外せば それだけで迷い込む 光なくして影はない 影を生まぬ光はない 「私は…、本当に一期一振なのでしょうか」 映すのが己か? 映るのが己か? 思い知らされた 存在することは なんと 覚束ぬことか 今の 私は…… 「あの方を思い出せない。 …本当に共に過ごしたことがあったのでしょうか? がらん… としたこの内側には、何が在ったのでしょう? 豊臣の最期と共に焼け落ちてしまう前には、確かに在ったのでしょうか? ……私は、誰に問うているのでしょう? 私自身…? 中身を持たぬ私自身に問うて、何が返ってくるというのか…… がらんとした部屋と同じ。 ただ己の声が虚しく響くだけ。 それだけだ……」 |
美しき ひとひら山姥切国広 | 山姥切国広 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | ハラヨシヒロ | 散る ひとひら ひとひら おなじ命(はな)は ない 枝と別れ 空に舞う 美しさはそこまで 地に落ちて 池に浮かび 瞬く間に朽ちてゆく 醜く 儚く 聞かせてほしい どんな風に 生きてきた? 恋焦がれた夜 夢語った時代 絶命の声は何故 産声に似ているのか 塞がれて 流れ失くす 美しさはそこまでか… 地に果てて 池に沈み 瞬く間に腐りゆく …美しく …美しく 散る ひとひら ひとひら おなじ花(いのち)は ない 俺も… その ひとひら |
歌を辿る刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅 | 刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 「不思議だよなあ。…書き留めたから、残る」 「…何を当たり前のことを言っている」 「書き留めなければ、残らない」 「……」 古びた紙の上 綴られた歌や手紙 誰かの 物語 口にすることなく 胸にしまったままなら 残らなかった 何ひとつ 「…何ひとつ……」 込められた思いや 心ってやつも… 「ははっ。興味なさそうな顔してるな。伽羅坊にはまだわからないか」 「…歌を詠む意味など、わかるわけがない」 「…わかりたくもない?」 「……」 「さて、いくか」 「……どうする気だ」 「そんなん決まってんだろう? …ドーンといってバーンだ!」 「……は?」 「ドーンといってバーン! 覚えておくといい。 うちの本丸じゃ、作戦は大体これで通じる」 「……ちゃんと説明しろ」 「全く伽羅坊は仕方がねえな。敵の狙いが絞れないなら、 まずは辿ってみるか、ってことだ」 「…辿る?」 「ああ」 古びた紙の上 綴られた歌や手紙 その… 物語 「…ま、とにかく行ってみようぜ!」 |
歌が咲く田村芽実 | 田村芽実 | 末満健一 | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 昔に撮った古い映像を見た そこに映っていたのは幼い頃の私 まだ言葉を話しはじめたばかりなのに 私は歌を歌っていた 歌にもなっていないような歌を 小さな私が口ずさんでいた あとになってママから聞いた あなたはいつも歌っていたのよって それからはいつも歌がそばにあって 私はいまでも歌っている 歌を歌を歌を歌いたいんだ それしかさ方法が見つからなくて だから私は歌っている 歌を歌を歌を歌いたいんだ あなたが聞いてくれている限り いつかこの世界に歌の花を咲かせるの もしもこの声が心に届けば 歌が咲く ずっと前に聞いたことがあるの 人は役目を持って生まれてくるんだって 自分の役目はなんなんだろうって考えたときに 私は歌を歌っていた 上手いとか下手だとかどうでもよくて でも負けず嫌いだった私は 誰にも負けたくなくってだから 誰よりも歌を愛そうと思った それからはいつも歌がそばにあって 私はこれからも歌っていく 歌を歌を歌を歌いたいんだ 神様が歌声を与えてくれた だから私には歌があるんだ 歌を歌を歌を歌いたいんだ どこかで誰かが泣いているなら いつかその涙で歌の花を咲かせるの もしもこの声があなたに届けば 歌が咲く 町を歩きながら歌っていると 道行く人が振り返って私を見る たぶん変な人だって思われたかもしれないけど 私は歌を歌っていた 今は今しか歌えない歌を 歳を取ってからはその時の歌を これからどんな歌と出会えるんだろう どんな歌を届けられるんだろう いつか歌えなくなるその日まで 私はそうだ歌うんだ 歌を歌を歌を歌いたいんだ それしかさ方法が見つからなくて だから私は歌っている 歌を歌を歌を歌いたいんだ あなたが聞いてくれている限り いつかこの世界に歌の花を咲かせるの もしもこの声が心に届けば 歌が咲く |
インフェルノ民衆 voice of 山田右衛門作 | 民衆 voice of 山田右衛門作 | 浅井さやか (One on One) | 和田俊輔 | YOSHIZUMI | インフェルノ… ここは地の底 海の底 焼き尽くす紅蓮 断末魔と呻吟 インフェルノ… ここは闇の底 ここに光はない 全てを奪われ 飢えと渇きが襲う インフェルノ… ここは闇の果て ここに明日はない 光はない 「…今より二十五年の後…神の子来たりて… 我らに救いの手を差し伸べるであろう… …天は堕ち…大地は裂け…この世に地獄が訪れしとき… 神の子が我らを導くであろう…」 明日はない 光はない 明日はない 光は…… |
妹との約束犬川荘助・犬山道節 | 犬川荘助・犬山道節 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 「さあ、吐いてもらおうか。浜路は…、我が妹はどこだ!」 「え…、妹……?」 幼き頃 父は主君を守って 命を落とした まだ赤ん坊だった妹は ある村に預けられた 「それが大塚村だと最近わかった」 「……」 別れの時 私は約束したんだ 命をかけて まだ赤ん坊だった妹に 必ず迎えに行くと やっとの思いで 会いに行ったが 妹はさらわれたと言われた |
今の私一期一振・本阿弥光徳 | 一期一振・本阿弥光徳 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | 和田俊輔 | 「私(あて)にしか出来ん仕事… …鬼丸様はそう仰った……」 「御刀様(おかたなさま)を守るためやったとはいえや、 その前で偽りごとなど……。 …そうや。この御刀様(おかたなさま)こそが……」 映すのが己でも… 映るのが己でも… 今の 私に…… 「出来ることがあるのであれば…」 |
「い」ないあなた珠妃 | 珠妃 | 珠妃 | 和田俊輔 | | なぜあなたは逃げてしまうの? 誰にもわからない。far from that, 隠れてるなら、逃がさない。 さぁ、来い。ここへ。 逃げ場なんて無いから。 期待してもuselessness, 狂おしい程愛してるから どこにも行かないで、この手で終わりにしたいの。 「い」ないあなた自身を。 心の中疑問だらけ。 あなたがいれば、settlement, 泣いているならすぐ行くよ。 さぁ、この手をとって。 どこにも行けないようにしてあげるから。 私を見てそらさないで。 夢と現実の区別が曖昧で何が本当かわからない。 さぁ、来い。ここへ。 逃げ場なんて無いから。 期待してもuselessness, 狂おしい程愛してるから さぁ、この手をとって。 どこにも行けないようにしてあげるから。 私を見て ねぇ、この手をとって。生と死を彷徨うのも一つの楽しみじゃない? 常識なんて忘れたから。 どこにも行かないで。この手で終わりにしたいの。 「い」ないあなた自身を。 |
あわせ鏡堀川国広 | 堀川国広 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 目を凝らしても 見えない星 暗くて とても小さい 追いかける背中 肩並べる隣 己を映す あわせ鏡 |
雨と雲と犬五月雨江・村雲江 | 五月雨江・村雲江 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 「郷義弘が作刀、名物、五月雨江。 え? これですか。 これは前の主に対しての義理のようなもの。 それよりは…」 同じ時代に生きた あの方 私の名前を詠んでくれた あの方 思いが溢れてくる 季語と共に… 雨に隠れて 何をしましょうか? 雨に忍んで 何をいたしましょう? わん 雨に濡れた子犬が わん あなたのために詠みましょう わん 素晴らしい一句を わん あなたのためだけに 雨に隠れて 密かに攻め込み 雨に忍んで 闇討ちしましょう 「郷義弘が作刀、名物、村雲江。」 かつての主たちは悪人と呼ばれてる どうせ俺は二束三文だし 正義とか悪とか興味ない どうせ勝った方が正義なんだろう? あぁ お腹いたい… 「……雨さんはどこ?」 雲に隠れて 何をする気なのさ? 雲に隠れたって 何もできやしない わん 見ての通り負け犬 わん 俺より高いものばかり わん 癒して 雨さん わん 癒してよ 雨さん 雲に隠れて 逃げてもいいけど 雲に隠れたって 何も変わらないから 移り行く季節は 雲となり雨となる 移り行く時代は 道照らす光求めるけど 移り行く想いは 誰が繋ぎとめる? わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… わん… |
浅葱色の桜沖田総司・大和守安定 | 沖田総司・大和守安定 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 「…まいったな…まだやらなくちゃいけないことがあるんだけどな… あの星が…見えない…はは…そっか… 冬の星だもんな…」 あの星に雄叫びは 届いただろうか? 浅葱色の桜は 咲き誇れただろうか? 「…沖田君 …これを使えば…沖田君は生きることが出来る…生きることが…」 真っ暗な夜の訪れ 僕が食い止めれば あなたの花は咲き続ける… 咲き続けることができる…!! 「まだだ…」 「…だめだ…だめだ…だめだだめだだめだだめだだめだ だめだぁぁぁ!!」 「…沖田君…僕はずっと考えてたんだ… もし君が病気にならなかったら… 長生きすることが出来たら…歴史はどうなってたんだろうって…… ひょっとしたら新撰組が負けることも無くて… 刀の時代が終わることも無かったんじゃないかって… おかしいだろ?そんなことまで考えたんだ」 でも… 必ずやって来る 夜も闇も それは…変わらない 「…歴史を変えちゃいけない本当の理由がわかった気がするよ… ごめんね沖田君…僕は君を否定しようとしていたのかもしれない」 闇夜に咲く 浅葱桜 散る時を待つ 浅葱桜 短く 果てても 儚く 消えても それは誰かの未知なる道 歩んだのは 君だから 「沖田君…君の持ち刀で本当に良かった…」 |
あかき花 散り紛ふ加州清光 | 加州清光 | 浅井さやか(One on One) | 和田俊輔 | | 震える火玉 花の蕾 咲く時を待つ あかき蕾 弾ける火花 百花の王 ぱちぱちと啼(な)く あかき牡丹 激しく燃ゆる 華やか松葉 枝垂れる軌跡 穏やか柳 最期は美しく 散り紛ふ 静か 艶やか ひとひら 散り菊 闇夜に咲く あかき花 一世に散る あかき花 短く落ちても 儚く消えても… |