君島大空作曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
火傷に雨君島大空君島大空君島大空君島大空止まない雨の中 真っ逆さまに手透かして 優しいあの娘の潤んだ右目 冷たく燃えていた? 忘れてた景色さえも泥に塗れていた  すぐにドアを蹴破って この夜余さず掻っ攫って  雨と舞う 君は発条引く羽根翻し 構わず踊ってよ、 差し出す指が逸れてもずっと ねえ!今すぐにならその耳まで 囁く声は降りしきって聞こえる?  明日を選んでいた 怠い美化で終わらせたなら また疼き出すだろ 吐き尽くしたことにして 底で泣き喚く火傷も忘れ  雨と舞う 君は発条引く羽根翻し 構わず踊ってよ 差し出す指が逸れてもずっと ねえ、笑わせるなよ (さらさら届かない) 囁く声が降りしきってきこえる!  夢見てたんだよ、これからもそうだよ ずぶ濡れの僕らは切れ切れの反射光 ずぶ濡れで僕らは乱反射して! 気づいていたんだろう
春の羅針adieuadieu君島大空君島大空そしてまた繰り返す夜の途中で 仕舞い込んでた時間が この体温を奪ってゆく  霧の中に星を繋ぐ  あなたを隠す夜を手繰り寄せるたび 春は歪みながら回り出す 花の香りよ今だけ針を止めて 夢なら覚めて  そっと窓越しに空は白んでゆくようで やっと見つけた小さな この光も奪ってくよ  街の中に立ち竦む 声の渦に掻き消された 聞き返して巻き戻して 霧は晴れた星を連れて  あなたを隠す夜の袖を掴むたび 春は濁りながら振り返る 花の香りが冷えて頬を伝う 「さようなら?」 あなたの背中に聞き返す 僕を燃やす夢から覚めて  そしてまた繰り返す夜の途中で
散瞳君島大空君島大空君島大空君島大空溢れた手に怯えている 君の手は何を掴んだ? ただ腐ってくの? 列成す能面 取り残されて  凹んだ球面に零れ落ちて 逆様になる一瞬を 気付かないふりしたんだ  聴こえない歌が弾け飛んだ朝 君の名前 飽きるほど 窓の向こうに繋いでいたら 美化は気化し無駄に灰色なノイズが走った 今日も充満した花のような雨です 笑ってよ 君を忘れていく世界を 跳ね返してくれよ!  気付かないふり しないで!  聴こえない歌が弾けとんでった 花は染まった 凍り付いた逆光ひっ掴んでおいでって 見えないくらいが良いったってさ 僕はぐらつくんだ 煌々充満した 花弁の雨が止まないんだ ぎこちない小指で世界を 抱きしめてくれよ
花曇君島大空君島大空君島大空君島大空ここは繋がったままの瞼 閉じたら開いた扉 空すら吸い込む ふざけた電飾の渦も届かない場所  したり顔のまま出てきてよ 君に会いにきた いつか、あなたに来た手紙と  浅い眠りを泳ぎだした二人 身を捩る夢の中 体を抜けてゆく 春の歌が聴こえるまでお前は忘れて笑っているんだ  壊れた鏡を並べて誰か喋り出すの 肌の下、目眩の徒然を、針狂す指が星を結わえたことも  鞄の中は散らかったままで霧が晴れてしまって  諄い雨音に過ぎたまんまの春が聴こえてきても さあ行こう、息解くよ こんなにも瓦落多に寄りかかった 騒がしい街が今更振り向いて 君の名前を呼び出すけれど 何も覚えてないふりをしてね  「ねえ昨日が壊れても何も怖くない?」 頼りなく嘲笑った夜の底に鍵を落としてしまっても 僕が繰り返す錆びた雨など届かぬように  きっと花曇の白い胸に波は寄せて 頬を冷やすひび割れた風と溶けて流れ出せ  ここは繋がった瞼 いつか誰かが閉ざした扉
縫層君島大空君島大空君島大空君島大空出口塞ぐはあなただらけの幕間 気化せぬように幾つも束ねて呼ぶ?  肺混線の送電網で 濃い反動を眩くように唾棄して 灰色な夕景へ! 不完全なままの翼に降る雨!雨!  心臓の音が混ざり合う ときめきに怯えながら 歪んだ音は鳴り止まない この世で踊るよ! 血走る息の根が伸ばす手は 君の目に打たれていく透明を結う  ほら、めくれた夕どきの空 まだ雨上がりの街中 晴れ間、裂けた空へ燃えた また造られた花弁...  見上げるほど古い肋の膜目 流れ込んだ木漏れに浸され あなたの頬を染めてく雨  心臓の音が混ざり合うときめきに怯えながら 歪んだ音が、間に合わないこの手をとるよ! (ふたり)は足掻くほど近付く? きっと花弁を浴びるような接吻で 見えるように掻き壊す指までそっと! 泣き声がとれない耳からずっと
燃えない呪文sora tob sakanasora tob sakana君島大空君島大空君島大空誰もいない君の夢を見て まだ浅い呼吸 絡まる針が僕らを急かす 黄昏に凪いだ街の出口  振り返る 丘の向こう 静かに燃えている青に 掌 ひろげて  君の目に映り込む世界から 溢れ出してる光を掬って この空に溶けるもの全てが きらめくように  押し込んだまま 夕闇に溶けてく声 追いかけてく それはいつかの密やかな呪文 羽根が生えるような透けた魔法  鳴り止んで 聞こえてくる 幻さえも抱きしめて このまま駆けてゆくよ  ほら、夕空に浮かんでる 月のように頼りない魔法 めくれた空を見つけたら 思い出しておくれよ  君の目に映り込む 世界から溢れ出してる 光を掬ってこの空に敷き詰めたなら きっと聴こえるから
傘の中の手君島大空君島大空君島大空君島大空行く手囀る朝陽を 軽弾みに見舞うような 浅葱の眩暈に! 1,駆け寄る 2,頬寄す 3,嫌気さす...お好きにどうぞ! 泥濘んだ指間をすり抜けてゆくよ  痩せた魔法と笑いたがるあなたと手 三つ編んで ご覧、扉棚引く ね!眠りの中で歌ってたあの日 「寸でのところで飲めば嘘だよ」 君をずっと待っていたようだ  知らないふりして頭掻いてる 羽根を広げてよ、仕舞い込んだ羽根 冴えた色を掴んで飛ぶ傘の中の手 広げ  仰ぐモノクロ 縦に靡くこの世を 君の声と曲がりながら泳ぐ 発条の軋んだうざったい体も着いてきたから 踊るよ、ここから 白い口が嘘をつく前に  さあ、「新品の酸素だよ」って懲りずに教えてよ 何度も転んで、こんなんで、ぐずぐずのまま  覚めてゆく夢の頬つねる指 「ここまでおいでよ」軋み出せば骨 重ねるほどに壊れる体は? 遮る雨の向こうへ! 傘の中の手、その手へ
笑止君島大空君島大空君島大空君島大空数えてる指がだんだん重くなったら 笑ってるみたいね 引き摺り続けた影絵 肩透かしてゆく風を吸い過ぎたから あなたの声もいきなり遠くなって沈んだ  ほら、水浸しの朝の上腕が湧き、袖を掴む 天鵞絨と継ぎ目なくこの世は混ざり出した 今、殆ど隠して  手繰れば夢なら爪先まで絡繰の内? 錆びつく鍵なら煙にあずけて  剥がれた仮面に反転して煮立ってく涙 距離解く彼は誰? 忽ち夜ならば 白く誤魔化され肩を抱いている 風に散らした恋のように届かない 伸ばしている指間に積み上がってしまった空  垂れた糸のその先に結わえていく 星を吊す彼の娘の背中も白々しく曇り出した 今、縫層を解いて  手折れば花さえ はらり溢れ絡繰のうち 錆びつく手懸り、殆ど教えてくれ 体を逸れた時間に巻きつく指 このままあなたと煙に巻かれて
君島大空君島大空君島大空君島大空うつろい かげのなかにやむ やむ あめはおち いきははき すう  まあるくうしなう まあるくあるく  いびつがうむ えつとかい たゆたう あかり のむ はく こぼれた むらさき
水硝子RYUTistRYUTist君島大空君島大空落ちた涙 狂ったままの針 手操る 胸よじれて逆さの空へ 体溶けて水硝子のよう ほら 君の声でこじれてしまった?  揺れる鼓動、また誰かが幕下ろす? なんてもう結構! 駆け出す  頬の赤らみと溶けて あなたの隙間に 流れてゆくの 魔法じゃないよ 目を逸らして いる間に落ちて 新しい季節を使い切ってこの世の外れで 膝を抱えたままの あなたとぎゅっと硝子になるの  あからさまに夜 記憶はどろどろ 鳴り止まない、甘ったるい声 針の音の上を高く飛べるなら繰り返して  凍てつく夏の日 肩越しの空が 何度も壊れながら 酷く青いまま  夜のその闇に溶けて あなたの隙間に 流れていくの魔法じゃないよ 目をそらしている間に僕は  新しい季節を使い切って この世の外れで膝を抱えたままの あなたの手をやっと掴んで あなたとぎゅっと硝子になるの!
遠視のコントラルト君島大空君島大空君島大空君島大空君島大空髪を梳く手が 横顔に触れて 同じ色に染め上げられていく様で いつからか僕は 嘘にも慣れて たゆたうその目には狂ったような振動が見えた  降っても晴れても もう簡単にはいかない 脚は動かない躊躇いも隠せないね 細胞 感触 重なるだけだろう? 「ほらそう、絶対ね」その切れぎれの声で歌い出して  いつかもう目もきっと見えなくなってく 足が絡まるそれすら愛おしい徒労? 泡を食らえば意味をゆすられて 吐き出すこともできないね  容易く色は変わって 遠視のレンズ越しに消えた どこまでゆくの? もう止んだ雨の中に 抑え込んだ笑みの影だけ残して 焼きついたままの化石した景色を ただ見ている まだ見ている 反射した光の果てを掠めて消えてゆく  瞬き 劈き 蠢めき回り 敵わないな 笑い声も履き違え鋭角に胸を抉り取られ 眩き湧き上がり 躍り来る 怠慢な陽射しを吸い込んだ 一切忘れながら流れ出した  いつからか目はもっと見えなくなった 舌は絡まり息だけがただ白む午後 光の溜まりに腰をかけている 君はとても綺麗だね  優しく君は笑った 遠視のレンズ越しに消えた そこまでゆくよ あともう少しだけそうさ 待ってておくれ どうか忘れないでくれ 「焼きつくだけじゃ」「触れさせて」 「もう一度 さあ」「まだ見えない?」 僕の所為で笑ってよ!乱射した言葉は虚空を舞う  誰の所為にしたい? 優しく君は笑った?
都合君島大空君島大空君島大空君島大空腐って隅で泣いてたの 戸惑いも影になる 歪んだ世界ではまともにさみしくって 「言葉を飲んで殺してたら、 いつか目もくれられず 冷めていくのさ」 なんて 哀しいわ  不思議なくらい熱い吐息で 目が冴えてから胸騒ぎに似て 頭の中が真っ白さ  さあ、ねえ聞かせて 言わなくても分かるだなんて嘘っぱちさ 崩れていく夕暮れが砕いた青に染まる君の目も  繋いだ夜を引き伸ばそう できるだけ長く細く 途切れてしまわぬように できるだけ思い出そう 「全てが苦しくなる白さに 息を止めるのは馬鹿らしいよ」 なんて 都合がいいわ  不気味なくらい震え出す両手 声に出す度に阿呆らしく匂い立つ 口の中も真っ白さ  綺麗だって言えば 日が暮れるの早くなったこの町くらいさ 霞んでいく間に崩れ落ちた空ももう色を失くした  さあ、ねえ聞かせてくれ 言わなくても分かるだなんて嘘っぱちを 崩れていく夕暮れが砕いた青に染まる君の目も  さあ、ねえ 聞かせて
19℃君島大空君島大空君島大空君島大空思ったよりも風が強い夜に あなたの声がしたよ 振り向きざまに消えてった  この世の果ての狭い部屋に 流れ着いてふたり 頬を寄せて暮らせたら  喋らなくてもいいよ 数えなくてもいいよ 歩き疲れた僕ら ふたりきり 喋らなくてもいいよ  食い込んだ爪を隠さないで 抱きしめたい 舌がもつれたら また初めから  踊れなくてもいいよ 笑えなくてもいいよ あなたが泣く理由 それだけに 触りたいのさ そっと  あなたに似合う空の色を 全部買い占めたら  喋らなくてもいいよ 数えなくてもいいよ 歩き疲れた僕ら ふたりきり 喋らなくてもいいよ
ぬい君島大空君島大空君島大空君島大空「涙なんて枯れたわ」 「嘘が上手くなっただけさ」 “忙しない日々”が忘れさせていくんだって! 新しい匂いで胸は満たされてゆく? 「横目に伸びてく幼い僕を許して」  目が合った! やっとね 終わり際で 絵に描いた空の夜の手前で また遊べるような気がしたよ  抱きしめる度にはぐれて 遠退く僕らはきっと手を繋いでいるから 物足らなくていいのさ! 夕暮れに手を伸ばしたら きみの匂いがそっと きらめくなら 振り向かなくていいかな  「隠した涙がまた重みを増してゆるくcrackup! 足がつかないくらい夢が増えてしんどいわ」 また脆くなったね (すっかり分かんねえや…) もう行かなきゃ駄目? この瑪瑙硝子に目蓋をするようなくちづけ  「夕立の中で僕らは大人になってしまった?」 そんな顔しないでよ、 胸のほつれた糸を引いて!  「愛してる、なんて言い慣れたら 霧は晴れてしまいそう でももう夜の手前で君を待たせたくはないよ、」  抱きしめるたびにはぐれていく 遠退くふたりは、きっと!!! また会えるから、それまでじゃあね ね!愛しい君よ 君の隣できっと目を覚ますのさ!
朝の惑星RYUTistRYUTist君島大空君島大空君島大空尖る朝の空気に眉を顰めている たった今流れ出した一秒に吸い込まれていく  傾く床に問いかける暇はなく 寄る辺なく袖通しながら踊る 手、手、手の方…? 溢れる手の。 手の鳴る方へ…?  いくら強く抱きしめても 次の角で忘れそうだよ 眩しくても目をひらけるように そこまで まだ手を繋いでいて  今日もまた飛び込んでゆく 瞬くそれはやたら真っ白な影A たったひとつの夢を見てる たったひとつを夢に見てる 星が泣き止む頃  手の鳴る方、手、手、、手の ふたりの手?は届かなくて 手が睨む方へ  濁る朝の空気に息を潜めている 新しい惑星のようなノイズに吸い込まれていく  あなたが飛び込んでいく 瞬く それはそれは真っ白な影A たった一つの夢を見てる たった一人の夢を見てる 星が泣き止む頃 君が泣き止む頃
装置君島大空君島大空君島大空君島大空飛び散る 夏の硝子の中へ 消えていく君は上手く笑う それすら金属で編んだ都合のいい幻さ 息を止めたまま走り抜けてしまえそう  涙の落ちる速度で 掻き消されてゆくから お願いだよ この夕暮れを私の目の前へ 滑り降りてきて!  止まぬ雨すら 急かすように胸に飛び込んで 壊れそうだ 沈む世界が 手を振るほどに燃え映る 届きそうな虹の上  笑えないのは、この掌は、 私だけに見えるあなただけが降り積もる でたらめな空  ひっくり返した箱の夢 積み上げた影が背を向けて言う 夜のつきあたりで 「時計は優しいよ」だって  跡形もなく塞がる傷の 波打ち際を走る君を数える 睫毛の先の金属で編んだ 速度で早く連れてってよ  この夕暮れをあたしの目の前へ 滑り降りてきて! 目が開かぬほどの! 甘いセルロイドの血を流して ねえ、もう行かないで 沈む世界で手をく伸ばす僕に燃え映れ ゆうぐれ  まだ怒ってるよ、腕が震えてる まだ動いてるよ、歌は聴こえる? まだ覚えてるよ、本当、蹴っ飛ばしたい ほら濁ってゆくよ、終わらないように  壊る機の虹 なんで黙ってるの
深度は秘密のハイウェイ姫乃たま姫乃たま姫乃たま君島大空君島大空ホテル横目にカーブに差し掛かる ライト後ろに流れる高速  窓開けて君はひどく退屈そう 軽い憂鬱 重い煙草が 風と流れ込んで口塞ぐ  ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける  ゆれる スピードが上がる 宙ぶらり ひかる遠くのトンネル抜けたら  なにもかも飽きて 君は泣き出しそう バックシート倒して 眠りに落ちる速度で逃げ切りたい  ねえ 暗い海に行こうよ 月あかりの橋が架かってる でも踏み込んだら消えちゃいそうで渡れない  ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける
No heavenly君島大空君島大空君島大空君島大空僕にしか聴こえない言葉で 話してくれ 「あなたの隣にいるのよ」 最後の時のことどこまで話したっけ? 「何度も繰り返してほしいの」  いつか見せようと取っておいたんだ きらきらした 胸をくすぐる温度を 天国みたいに 錆びついた夢からの覚め方を  僕にしか聴こえない言葉で 話してくれ あなたの目の前にいるのよ  使い捨ての肌だから 爪立てることはないだろう 頑是ない闇の中 傷はつくよ勝手に ほっといて それでも あなたは忘れてしまうから 大丈夫 なんて二度と言うなよ  どこまでが、この体なのか 思い出す前に 呼吸だけを見留めて 夢はなくて、触って 刺さって外れない痛いのも 甘いのも白いのも頼りない 枯らしても壊しても ひとつだけじゃ足りない 分かっちゃない、 ここからいつでも会いにゆくから? もう誰も来ないで 誰も来ないで
扉の夏君島大空君島大空君島大空君島大空造られた空 果てしないまま 鄙びた喧騒をあてどなく飛ぶ  古い海? 鏡の底? 何度も忘れながら 温度だけになるのさ  ほらまた、向こうで、音もなく崩れる 砂の城のような知らない街ぼやけた焦点で 散らかした部屋 見つけたものは抜け殻 窓枠 貝殻合わせたような小さな音で開く扉  「よく来たね」 夕風が手を引く 君は咲いた花に降り注ぐ 滑り込んだ手の中光ってる そこだけが滲んでく…  あなたが振り向いてしまう前に鍵をかけた  扉の夏
世界はここで回るよ君島大空君島大空君島大空君島大空世界はここで回るよ 鍵の増えた陽だまりで 舞い上がる埃の中で 瞼が閉じるのを待ってる  怖いけどあなたは好きで 震える手で触れてみた 途端にあなたが次の季節に変わる  何度も名前を呼んで 最後の夜の向こうから  鉄でできた街の向こう 悪い瓦斯は空も溶かす ここにいる限り見えない  ひび割れた窓に映った 世界はここで回るよ 鍵の増えた行き止まりで そんなふうに笑えたら 同じ夜に眠れたなら  春の海のその先へ 降り積もる声は繰り返す 「魔法なんかいらない、季節を変えて」  何度も名前を呼んで 最後の夜の向こうから
光暈君島大空君島大空君島大空君島大空背伸びしていたよ 気づかないまま 生きていたよ、僕ら 過ぎて知るのさ  波音の向こう まだ動かない影は 子供のように光を曲げる  聴いて、目を閉じたまま いくら涙溢れても さらさら声は溶けてしまうけど 僕がきっと何度もここで ここで君を見つける 白い波が全て攫っても 同じだけ打ち寄せる光暈  曲がりくねるhalo 映り込むhalo  子供のままで 怯えたままで 君の口の歪みを真似る  聴いて、彼方は此処さ ここで君を見つける 重く、黒く、荒れた油の海の続きで いつか会えたら、忘れてしまっても 知っていたよと言って白い波が全て攫っても 同じだけ打ち寄せてハロ  光る手に映るよ 飲み込む波浪…… 打ち寄せる光暈.........
星の降るひと君島大空君島大空君島大空君島大空誰も君を知らない夜明け 重ねた色の向こうから季節は変わる 誰も君を知らない夜明け 煤けた指の隙間から海が湧き上がる  俯いたとき星を掴んだ 手の中を青く燃やして 破けた地図の上に新しい朝陽を注ぎ込んでゆくんだね  みんなみんな忘れた後も 君はずっと抱きしめている 誰も誰も知らない場所で あなただけに届く電波で 空を写していく
午後の反射光君島大空君島大空君島大空君島大空君島大空「睫毛の隙間 踊る光を掬い取れたら すぐに見せてあげる」 空をめくれば いつか飛び越えた夜も見つけた  「ねえ 宙を待っていたの 終わらないように声を繋いで」 「ねえ それと言わず教えてよ 曖昧なトーン耳打ちで」  懲りもせずまた夢の破片弄り 色違い掴んで灼け爛れても 届きそう、今ならきっと、と繰り返す  あなたが笑うたびに その滲んだ右の眼から溢れ出す光は いつも君を奪い去る きっと止まらないね ずっと伸びてゆけよ 今結んださよなら  背筋にすっと15:08の光 留めて踊っていた 逸れたボタンホールの中で 僕はすっかり乗り遅れ 燻んだブルーにフレームアウトした  (遠い警鐘 煙が上がる 何故だろう 綺麗な綺麗な夢を見るたび 胸が濁り出すんだ?)  古い扉 何遍も叩く夜を 急ぎ足で通り過ぎていくよ 繋ぎたい 今思い出すように造り出した最後を クラクションが撃ち抜いてしまっても  吸って吐いた 息燃やして 言えないや これも抱きしめてゆくよ きっとそうだ 今笑った  あなたが笑う度に その潤んだ右の眼から 溢れ出す光の中でいつか会えるなら すぐに教えなくちゃ ずっとここにいたんだよって!  きっと伸ばした指先が 空をまためくるよ
回転扉の内側は春?君島大空君島大空君島大空君島大空髪解くたび 逆毛が可愛くて ちらついて、もっと見たいんだ ねえ、遠く見てろよ  あ、時計の雨だ  『傘だって降ります(あの交差点?) で、きっと、ふざけてる………. 二人は黒い目をしてる………. 笑えないぜ…………』  「予定調和だって、」 回転扉で首揃えて途絶えた青 『暗くしてみたい!』『遊びたんない!』 くちづけ?重いね?笑 煙ばっかそっちいくね?涙 一回毎生まれ直すから! 何度モイッテ壊レルマデ “コノ世ハ絶対、アナタノ明褪” って 見てよ外、 嘘みたいだ!  願いをかけるのさ ここで200回点滅した安い魔法 何遍も擦りすぎて赤い目で 聞こえるような発光電飾地獄が君の目の海に沈む 『ねぇ、次は観覧車に乗りたいわ!夜!』 …知ってる  確かめたいの 怖くない ねえ?懲りない全然 白目まで舐め合おう 干からびていくの見られたいんだ、君なら  爛れた夢が覚めたって 覚えていて 嘘がなくて 柔らかくて 赤くて 動いてる 見えるだろうほらもうすぐ
エルド君島大空君島大空君島大空君島大空君に花を選んだ 手紙は書けなかった 抱えたまま走った そうさ 何度でもふたりは生きていけるんだ  きっと似合う青を 最悪な日々の途中 あなたへ歌っているよ もうすぐ見えるだろう さあ笑おう 笑うよ 夢が覚めても  (花に手を翳してどっか行ったまんまで…) (はらり手を離してどっかいったまんまで…)
向こう髪君島大空君島大空君島大空君島大空真新しい眠りの中で君の名を呼ぶ 繋がれど叫ぶ 腐りゆく記憶を乗せて回り出すのは 針のない文字盤  寒さに気圧されながら 海射抜く光で 手の内を見紛おうと甘い囁きは砕け 「冷たくなってゆくのよ」 忘れたくなる世界で君の目を見てる  青さよ!落書きを徒然と焼き尽くし 走ってく、弾んでる 揺れる向こう髪に 星を撒き散らし踊り出しそうな夜も 君の目の中に今連れてゆくんだ 涙を隠した両手のぼろぼろの袖を 飛び越えてゆくつもりのステップ  真っ暗を手繰り寄せたら このままを泳ぐ、間に合うかもしれない 「踊りましょう?」 レコードを止めて 思い出すたび うしろ髪ひかれ  暑さに目回しながら 切りのない言葉で 手の内を暴くような 優しい嘘を聞かせて 冷たくなってゆくなら忘れたふりしないでね 君の目を見て言う  消えない落書きを誰も知らない場所に 隠してる?弾んでく、揺れる向こう髪に 星を撒き散らし踊り出しそうな夜も 君の目の中に今連れてゆくんだ 涙を隠した両手のぼろぼろの袖を 飛び越えてゆくつもりのステップ
きさらぎ君島大空君島大空君島大空君島大空夕闇が飲み込んだ町で 迷子のふりをして 帰れなくなりたくて 僕は針を回してた 一秒毎に巻き戻していたよ  なんだか怖くて目をつむったふたりは どこへも行けそうね、って、小さく笑うよ  結び目を探さないで? そんなところに僕はいないから 次の駅まで魔法をかけてよ 何度も  なんだか怖くて目をつむったふたりは どこへも行けそうね、って小さく… 何度も頬つねって、小さく笑うよ
夜を抜けて君島大空君島大空君島大空君島大空君島大空あなたがどれほど美しいのかを あなたが知らないことが どれほど美しいのかを 僕は言いふらして回りたいな  閉じ込めて 言わないで ひととき ぽたり思い出す季節と 壊れる時に吹く風の匂い 優しくしないでくれ  いっそ君をさらい この夜を抜けて 何から終わってもいいように 手を繋ぐ 手を繋ぐ 要らないものがなくなるまで目を閉じていようよ きっと騒がしい朝に紛れても 体に一つだけと知って  陽だまりの中で微睡んだ目も 二度と震えないように
銃口君島大空君島大空君島大空君島大空(ねえ、まだ黙って、待ってる?) あなたのことを誰にも言えずにいる  ほら 目を泳ぐ光も、足音も綺麗で 朝まで、きらめく朝まで息をしててよ  昨日のことを笑おうよ ふたりで さよならしようよ  傾く千の日々に少しずつ目が慣れても 何も感じない肌の下へ懲りずに伸ばす指の先 掴んだら教えて  手を引く季節に爪を立てる綺麗な夢 瞬きの向こう 私は眠りの中で欲しいものをみつけて ずっと聞こえるの、夕暮れにはさ、滑走路を走るんだ! きらきら見える?錆びついた僕の息 の根、を止めるようなくちづけで 先を見せないで もうふたりだけの海で  春の実が鳴って 誰もこないで 春の陽が射して、、、 壊れたシャッターの音で僕を焦がして
遺構君島大空君島大空君島大空君島大空大変だ 定員が溢れてたわむ空 見えた全て教えたくなった (形ばかりで騒がしい…)  「ねえ、この窓で海は見れるかな?」 「どうだろう…」 そこで切れてしまった 遠い波のね、さざめいた  君が笑うと この部屋はもう明るい それでいい さようなら 新しい名前をそっと湛える  『なんで?忘れないで?』 映らない海は溢れ出してる 『消えていった君は装丁じゃない』 『誰…?』 『幽霊さ』 (散々途切れてる…) 『君を誰が決められるの?』  随分前閉め切った窓に映るのは僕だ
瓶底の夏君島大空君島大空君島大空君島大空君島大空朦朧と僕は片手に持った 磨り減った午後の光の中  捩れた煙の先に見えた 絡まって転がった瞳の中泳ぐ その夢も夢の中へ  言いかけのふたり 飴を噛み砕く 指遊びしましょう 扉閉め切って 錆びついたオルゴールも 咳き込んだ夕暮れ  照らし出せば影を引いて 混ざりあえない瞼に嵩む 口を塞ぐだけの永遠も捨てて 降りてゆけば  いつの間にか 瓶底に沈めた夏の雨に溶かされた 僕らが水面で揺れる  朦朧と僕は片手に持った 磨り減った午後の陽射しの中
白い花君島大空君島大空君島大空君島大空白い花の落とす影のそれすら白ければ その目はもう長い夜に吸い込まれずに済むの? 瞼閉じてから僕は君を見つけるよ  幽霊みたいになって君の胸に滑り込もう 遠い窓から懲りもせずに新しい煙草に 火をつけて  振り向けば夏が来るけど 鍵は開けておいてよ 笑い方忘れたなら 走ってゆくよいつでも  誰よりも早く朝陽が君を抱きしめるより それよりも早く君の窓を僕はすり抜けて  幽霊みたいになって溶け出した夜を抜けて そっと降り積もる羽根も舞わぬように、 新しい季節が花弁を浴びるように、 できるだけ、起こさぬように…  ばれた?ごめんよ……
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