ALI PROJECTの歌詞一覧リスト  344曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
フラワーチャイルド夢のフラワーランドヘ 連れて行ってあげるわ ひかりたちのダンスに合わせ 花のドレスでキララ歌いましょう  風のメリーゴーランドに わらい声がひびくよ ほら ここでもつぼみがひらく みんな一緒にリララ踊りましょう  星がささやくころには 甘いミルクを飲んで ふわふわ眠るゆりかごのなか あなたのことそっとおもいだす  明日もほほえむおひさま せかいじゅうをつつむわ どんなときもやさしいこころ わすれないでねそれがやくそくよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也夢のフラワーランドヘ 連れて行ってあげるわ ひかりたちのダンスに合わせ 花のドレスでキララ歌いましょう  風のメリーゴーランドに わらい声がひびくよ ほら ここでもつぼみがひらく みんな一緒にリララ踊りましょう  星がささやくころには 甘いミルクを飲んで ふわふわ眠るゆりかごのなか あなたのことそっとおもいだす  明日もほほえむおひさま せかいじゅうをつつむわ どんなときもやさしいこころ わすれないでねそれがやくそくよ
硝子天井のうちゅうガラスの天井 眠りにつくとき 見上げれば夜空は 世界中の 物語を聞かせてくれた  それはどこ? 遠い海 行き交う人の みんな青い目をしている それとも遠い砂漠 らくだに揺られて 終わりのない 旅  四角く切り取られた宇宙 それが僕のすベてだった  あれはどこ? 遠い星 宇宙の果てに いつしか連れて行ってくれると 約束したね 今も あの頃のように 信じて待っているALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ガラスの天井 眠りにつくとき 見上げれば夜空は 世界中の 物語を聞かせてくれた  それはどこ? 遠い海 行き交う人の みんな青い目をしている それとも遠い砂漠 らくだに揺られて 終わりのない 旅  四角く切り取られた宇宙 それが僕のすベてだった  あれはどこ? 遠い星 宇宙の果てに いつしか連れて行ってくれると 約束したね 今も あの頃のように 信じて待っている
パラソルのある風景空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い  行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって  まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い  行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって  まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいい
少女忌恋歌指ですくう こぼす涙 はかなく舞う 鳥の羽根に 髪を飾り 心ひらく  冷めた瞳 何を見てる 鏡の裏 通り抜けて 後戻りの 記憶に戸惑う  遠く闇を よぎる影に 身をひそめて 息づくとき 終わりのない 唄を聞いた  といだナイフ 指をすべる 滲む赤い 花びら見つめて 愛する痛みを 知りそめ  迷宮の入り口に 人はみな惑わされ 禁断の夢に酔う  手繰りよせた 記憶の糸 めまいの中 色づく吐息に 忘れたはずの 声を聞く  迷宮の入り口に 人はみな迷い込み 禁断の夢を追う 永遠の旅に出る  冷めた瞳 何を見てる 何も見ないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也指ですくう こぼす涙 はかなく舞う 鳥の羽根に 髪を飾り 心ひらく  冷めた瞳 何を見てる 鏡の裏 通り抜けて 後戻りの 記憶に戸惑う  遠く闇を よぎる影に 身をひそめて 息づくとき 終わりのない 唄を聞いた  といだナイフ 指をすべる 滲む赤い 花びら見つめて 愛する痛みを 知りそめ  迷宮の入り口に 人はみな惑わされ 禁断の夢に酔う  手繰りよせた 記憶の糸 めまいの中 色づく吐息に 忘れたはずの 声を聞く  迷宮の入り口に 人はみな迷い込み 禁断の夢を追う 永遠の旅に出る  冷めた瞳 何を見てる 何も見ない
鏡面界 im Juni六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと  六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと…ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと  六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう  フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと…
ストロベリーパイをお食べ真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love meALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Love いくら食べても 飽きることはない love me  銀のナイフを 握りしめる瞬間から 胸は躍る  おなかすかせた獣みたいに 恋をした  アノ子が欲しいの アノ子じゃ わからない コノ子がいいかな いいえドノ子も 中味は変わらないね  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me  食べ散らかした お菓子のように あちこち 恋のシガイ  部屋から部屋へ コマドリたちは 放し飼い  おしゃべりはずんで いっしょに寝ました 三日もたったら 愛は壜詰め 綺麗なカビが生えた  真っ赤な Strawberry pie おもてなししてね とろける Honey Heart いくら飲んでも すぐにノドは乾く 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love you  真っ赤な Strawberry pie おもてなししましょ とろける Honey Heart いくら食べても 飽きることはない 素敵な Strawberry pie 甘くて切ない あふれる Honey Love いくらあげても まだまだ足りないの love me
Chu Chuある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う  Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる  あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない  Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ  Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき  Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐ
Sanctuary若き葉末には風が立ち 森は翡翠の息を返す 雲の切れ間から注ぐ 光に君を見初めん  碧き瞳のほほえむとき そは鐘のひびき胸に打つ さしのべた腕に絡む 蔦の葉に君を逃す  残る 香り 水面をかけゆく恋の舟 つかの間の波に 揺られ  やさしき幻影 心に映るその姿よ 永遠なる君に 想いを捧げん  若き葉末には風は眠り 森は密やかに息を止む 抱きしめた腕のなかで 静かに君は消えゆく  月は 満ちて 黄金の羽根が舞いおちる 我はただひとり森に  祈りたまえやALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也若き葉末には風が立ち 森は翡翠の息を返す 雲の切れ間から注ぐ 光に君を見初めん  碧き瞳のほほえむとき そは鐘のひびき胸に打つ さしのべた腕に絡む 蔦の葉に君を逃す  残る 香り 水面をかけゆく恋の舟 つかの間の波に 揺られ  やさしき幻影 心に映るその姿よ 永遠なる君に 想いを捧げん  若き葉末には風は眠り 森は密やかに息を止む 抱きしめた腕のなかで 静かに君は消えゆく  月は 満ちて 黄金の羽根が舞いおちる 我はただひとり森に  祈りたまえや
月夜のピエレット曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也曇りかけた 空を見上げ 夜の息の 冷たさに  手を伸ばせば あなたがいた 昨日さえも 遠くなるの  あなたの夢まで 出掛けてゆきたい  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 あなたの窓辺にそっと腰かけて おやすみの投げキッス 明日 逢いに来てね  まだふたりは 見つめるたび 恋におちる季節でも  雪のときも嵐もある ずっと 駆けてゆけるかしら  離れてるだけで 泣きたくなるから  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ  パラソル回して 銀色影絵の つなわたり 恋の径 小さな不安はうずめてしまおう ゆらゆらと踊るように 生きていたい  月夜のピエレット 瑠璃色螺子巻 くりかえすセレナアデ あなたのこころに 音符の星たち きらきらと降りつもる 明日 きっと晴れよ
Water Dropあふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる あなたを知って 気づいたの  はるかな昔から 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす そして人は 誰かを愛する ただひとりだけに だいじな言葉を 伝えて  逢えない夜には 夢の入り口で あなたを待ってる 離れ離れでも 同じ明日を 見つめたい  はるかな昔から 雨は空ヘ帰り 花は土に抱かれ 鳥は歌をうたう そして私 あなたを愛する その腕のなかで 懐かしい鼓動 聞くのよ  はるかな未来にも 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす ずっと私 変わらず愛する 今あなただけに 好きって言葉を言えるの  どんなものからも あなたのすべてを 守るわALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あふれる想いは どうして生まれるの 透明な泉で 心は出来てる あなたを知って 気づいたの  はるかな昔から 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす そして人は 誰かを愛する ただひとりだけに だいじな言葉を 伝えて  逢えない夜には 夢の入り口で あなたを待ってる 離れ離れでも 同じ明日を 見つめたい  はるかな昔から 雨は空ヘ帰り 花は土に抱かれ 鳥は歌をうたう そして私 あなたを愛する その腕のなかで 懐かしい鼓動 聞くのよ  はるかな未来にも 水は命を生み 森は息を返し 星は闇を照らす ずっと私 変わらず愛する 今あなただけに 好きって言葉を言えるの  どんなものからも あなたのすべてを 守るわ
カフェテラスでお茶をどうぞカフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち  紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう  忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ  しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな  カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying)  あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス  ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう  待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ  いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね!  カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces)  甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム  カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin')  いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也カフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち  紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう  忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ  しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな  カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying)  あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス  ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう  待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ  いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね!  カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces)  甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム  カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin')  いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞ
愛だけじゃない今だけ 楽しければ いいだなんて そんなの つまらない  この次 会ったときにも 見てほしいの もっと素敵な別の私を  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)  ひとりのときはいつでも 切ないほど 想ってるけれど  あなたの声聞いただけで 勇気出ちゃう 危険も恐れぬ少女になるわ  Kiss だけじゃない Sweet だけじゃない あなたとやりたいこと  もっと知りたい もっと見せたい かかえきれぬほど たくさんの 未知なる日々  愛だけじゃない 恋だけじゃない だけどそれが 始まり  この手にしたい あなたといたい 広い世界中で 一等賞の幸せを  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也今だけ 楽しければ いいだなんて そんなの つまらない  この次 会ったときにも 見てほしいの もっと素敵な別の私を  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)  ひとりのときはいつでも 切ないほど 想ってるけれど  あなたの声聞いただけで 勇気出ちゃう 危険も恐れぬ少女になるわ  Kiss だけじゃない Sweet だけじゃない あなたとやりたいこと  もっと知りたい もっと見せたい かかえきれぬほど たくさんの 未知なる日々  愛だけじゃない 恋だけじゃない だけどそれが 始まり  この手にしたい あなたといたい 広い世界中で 一等賞の幸せを  愛だけじゃない 恋だけじゃない あなたにあげたいもの  ドキドキしたい 冒険したい 永遠にかがやく そうよ ダイヤモンドの魂(ハート)
ぶくぶく空が…冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう  ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が  水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ  ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう  “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた  ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう  ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が  水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ  ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう  “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた  ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしい
Cheri Cheriラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめてALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ラビアンローズなんて まだまだ遠いけど あなたがくれるベエゼは 薔薇色なの  呪いの魔法が みるみる解けるように わたしは綺麗に 微笑(わら)えるようになる  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル Cheri Cheri もうひとりに きっときっと戻さないで あなたが好き ジュテームおしえて  自由はあふれて みんな木の葉みたい ひとりじゃ行き場所さえ 決められない  あなたとわたしを 籠に閉じ込めて 日がな一日絵を描く ステキナミライ  Cheri Cheri 胸の小鳥 ずっとずっと鳴きっぱなし ふらちな不眠症の ラビリンス Cheri Cheri だけど強く ぎゅっとぎゅっと抱きしめられ ゼンマイねじ 壊れちゃいそう  Cheri Cheri 銀のナイフ ずっとずっとお守りだった 不実の果実がなる ジャングル ほんとに欲しいものは この世にふたつだけ あなたの瞳 ジュテーム見つめて
日曜日のシエスタまぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう 頬を 頬を つねったり 起こそうかな  恋って毒キノコみたい 見た目は華やかで 胸が苦しい  ひとりで 残された気分 寝顔は なんて幸せそうなの  そばに そばに いてもいつも 不安よ どんな どんな 夢を追っているの?  恋って しゃぼん玉みたい うっとりして ほんのはずみで割れる  Mon amour fait la sieste.(私の愛は今休息しています) Mon amour fait la sieste.  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう どこに どこに 今あなた いるのかな  恋って そう迷路みたい どうしても 通れない道がある  Mon amour fait la sieste. Mon amour fait la sieste.ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也まぶしい 木漏れ日の下で スヤスヤ あなたは午睡(ひるね)してる  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう 頬を 頬を つねったり 起こそうかな  恋って毒キノコみたい 見た目は華やかで 胸が苦しい  ひとりで 残された気分 寝顔は なんて幸せそうなの  そばに そばに いてもいつも 不安よ どんな どんな 夢を追っているの?  恋って しゃぼん玉みたい うっとりして ほんのはずみで割れる  Mon amour fait la sieste.(私の愛は今休息しています) Mon amour fait la sieste.  甘い 甘い 甘い キスを あげましょう どこに どこに 今あなた いるのかな  恋って そう迷路みたい どうしても 通れない道がある  Mon amour fait la sieste. Mon amour fait la sieste.
LabyrinthFlyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Flyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を
Rose Moonああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない  じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ  恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから  ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう  心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように  心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  その胸の中で 散りたいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない  じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ  恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから  ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう  心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように  心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい  その胸の中で 散りたい
Halationシュールな空の下 退屈が喉につかえ あくびが出ちゃうたび 胸のどっか叫んでいる  壁の落書きだけ あたしに話しかけるの 罪のないハートたち キラキラ星 墜ちるよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ  変わらない言葉を 誰かが持っているのかな その言葉はいつか あたしの耳に届くかしら  いいことがありそうで なんにもない日もあって それでもなんとなく キラキラ夢 見てるよ  生きよ 生きよ 恋するように 愛でよ 愛でよ 爪の先まで  道路の真中で 小犬のように泣きたいな あたしの神様は どこで道草してるのかな  膝を抱えながら 朝が迎えにくるのを 待っていたら瞳の中 キラキラ星 墜ちたよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也シュールな空の下 退屈が喉につかえ あくびが出ちゃうたび 胸のどっか叫んでいる  壁の落書きだけ あたしに話しかけるの 罪のないハートたち キラキラ星 墜ちるよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ  変わらない言葉を 誰かが持っているのかな その言葉はいつか あたしの耳に届くかしら  いいことがありそうで なんにもない日もあって それでもなんとなく キラキラ夢 見てるよ  生きよ 生きよ 恋するように 愛でよ 愛でよ 爪の先まで  道路の真中で 小犬のように泣きたいな あたしの神様は どこで道草してるのかな  膝を抱えながら 朝が迎えにくるのを 待っていたら瞳の中 キラキラ星 墜ちたよ  刹那 刹那 遊べや遊べ 永遠に 永遠に 踊れや踊れ
乙女の祈り寝返りうつたび 地球が軋む 不眠の闇を つれづれ越えて  あなたを好きだと 言ったとたんに すべてが嘘に 変わってしまいそう  巷にあふれる退屈な 毒にも薬にもならない Love Song  乙女の祈り この想いは どれだけつづくのかしら 熱いからだも 流行り病と同じでいつか冷めるの? ああ 誰か教えて  爪に星を塗り 占うカード 決まって落ちるよ ハートのQueen  こころの底から 信じられるモノ 本能のままに 探すしかないね 楽しく 泣かないで生きるには 満足できない 夢見るStories  乙女の祈り この世界はあたしのために進む 誰とも違う あたしをまだあなたは知りもしないで ああ 何が愛なの?  乙女の祈り シュウアクな大人にはなりたくないよ この手の中で けして変わらないものは こにあるの ああ 誰か答えて  乙女の祈り この想いはどれだけつづくのかしら 乙女の祈り この世界はあたしのために進む ああ それがすべてよALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也寝返りうつたび 地球が軋む 不眠の闇を つれづれ越えて  あなたを好きだと 言ったとたんに すべてが嘘に 変わってしまいそう  巷にあふれる退屈な 毒にも薬にもならない Love Song  乙女の祈り この想いは どれだけつづくのかしら 熱いからだも 流行り病と同じでいつか冷めるの? ああ 誰か教えて  爪に星を塗り 占うカード 決まって落ちるよ ハートのQueen  こころの底から 信じられるモノ 本能のままに 探すしかないね 楽しく 泣かないで生きるには 満足できない 夢見るStories  乙女の祈り この世界はあたしのために進む 誰とも違う あたしをまだあなたは知りもしないで ああ 何が愛なの?  乙女の祈り シュウアクな大人にはなりたくないよ この手の中で けして変わらないものは こにあるの ああ 誰か答えて  乙女の祈り この想いはどれだけつづくのかしら 乙女の祈り この世界はあたしのために進む ああ それがすべてよ
堕落論間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる  平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう  あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって  らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね  しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事  はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない  あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ  もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるの
ナルシス・ノワールあなたは兄さまの友達 白い頬をした少年 わたし憧れていたの たとえどんなに邪魔にされても 茨の庭を追いかけたけれど あなたの瞳にはいつも兄さまが 映ってた 扉の陰から抱き合うふたりをはじめて見たとき とても綺麗で胸が騒いだ  ナルシス・ノワール 何も知らぬ少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる  ある日兄さまは家を出て あなたも二度と来なかった 母さまは嘆き悲しみ 家には灯もともらない 大人になるまで知らずにいたわ 町外れの湖にふたりは 沈んだと 神に背いた愛の報いだと 人々は囁くけど わたしは目を閉じるだけ ナルシス・ノワール 湖のほとり そっと咲いた水仙は ナルシス・ノワール ああどんなにあやしく香ったでしょう  ナルシス・ノワール あれからわたし どんな男も愛せない ナルシス・ノワール 今も変わらぬ あなたの姿が見える  ナルシス・ノワール 何も知らぬ 少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あなたは兄さまの友達 白い頬をした少年 わたし憧れていたの たとえどんなに邪魔にされても 茨の庭を追いかけたけれど あなたの瞳にはいつも兄さまが 映ってた 扉の陰から抱き合うふたりをはじめて見たとき とても綺麗で胸が騒いだ  ナルシス・ノワール 何も知らぬ少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる  ある日兄さまは家を出て あなたも二度と来なかった 母さまは嘆き悲しみ 家には灯もともらない 大人になるまで知らずにいたわ 町外れの湖にふたりは 沈んだと 神に背いた愛の報いだと 人々は囁くけど わたしは目を閉じるだけ ナルシス・ノワール 湖のほとり そっと咲いた水仙は ナルシス・ノワール ああどんなにあやしく香ったでしょう  ナルシス・ノワール あれからわたし どんな男も愛せない ナルシス・ノワール 今も変わらぬ あなたの姿が見える  ナルシス・ノワール 何も知らぬ 少女の日の初恋よ ナルシス・ノワール 今もあまいあなたの声が聞こえる
LOST CHILD虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく  蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい  人は争うことばかり 都市は怯える人だかり  キレイなふりして お家に帰るの  ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい  日々は解せないことばかり ママの小言は神がかりALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく  蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい  人は争うことばかり 都市は怯える人だかり  キレイなふりして お家に帰るの  ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい  日々は解せないことばかり ママの小言は神がかり
金いろのひつじどんなに離れてても わたしは君を想う  心だけ 翼を持つ ああ風のように  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える  いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ  たそがれに金の羊 ああ空をのぼる  泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見えるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也どんなに離れてても わたしは君を想う  心だけ 翼を持つ ああ風のように  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える  いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ  たそがれに金の羊 ああ空をのぼる  泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと  泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える
LABYRINTHFlyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私をALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Flyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を  自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる  鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ  Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を  愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる  少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く  Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの  Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を
deep forestある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ある日 あなたは森へ行く 誰も棲まない その奥へ きれいな泉 湧き上がり そっと あなたは口づける fu fu‥‥  晴れることない 霧が溶け 枝は 光を抱きしめる 白や黄いろの 蝶が舞い 花は開いて 実を結ぶ  いまわたしは 生きていると感じる 目を閉じても あなたが見えているから 何よりも強く  ある日 あなたは森を出る 足跡ひとつ 残さぬよう 泉はいつか 泥の中 朽ちた木の葉が 揺れるよ  でもわたしは 生きていると感じる 目を閉じれば あなたに会えることを もう知っているから
少女貴族ナイトメアの途中 目蓋が開いた 裸の胸 心臓の上 赤い蝶が羽ばたいていた  いまも地下牢の柩に眠る 遙か祖先 一族たちの 王に優る気高き血が わたしの奥で叫んでいる  目覚めよ目覚めよ aristocrat 集えよ集えよ majesty  異端をはじきだす社会に 真実の美は生まれない 腐敗 汚染 低俗の民に 天は罰を与える  ブランド狂いの継母たちは 金に物を言わせ やや子可愛や 無能教師に託し  路上かまわず 絡まりあった 犬のような男と女 愛もクズに成り下がる 恥を知らぬヤツは葬れ  抱けよ抱けよ 叡智なる 光を光を 魂(こころ)に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 制裁の剣を持つ  この目を汚すものは消せ わたしを護る声がひびく  目覚めよ目覚めよ aristocrat 称えよ称えよ majesty  右に倣えのデモクラシーに 夢の未来は築けない 欺瞞 虚飾 陋劣の國に 天は遙か裂けて  降らせよ降らせよ 輝く 光を光を この身に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 聖裁の剣翳すALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ナイトメアの途中 目蓋が開いた 裸の胸 心臓の上 赤い蝶が羽ばたいていた  いまも地下牢の柩に眠る 遙か祖先 一族たちの 王に優る気高き血が わたしの奥で叫んでいる  目覚めよ目覚めよ aristocrat 集えよ集えよ majesty  異端をはじきだす社会に 真実の美は生まれない 腐敗 汚染 低俗の民に 天は罰を与える  ブランド狂いの継母たちは 金に物を言わせ やや子可愛や 無能教師に託し  路上かまわず 絡まりあった 犬のような男と女 愛もクズに成り下がる 恥を知らぬヤツは葬れ  抱けよ抱けよ 叡智なる 光を光を 魂(こころ)に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 制裁の剣を持つ  この目を汚すものは消せ わたしを護る声がひびく  目覚めよ目覚めよ aristocrat 称えよ称えよ majesty  右に倣えのデモクラシーに 夢の未来は築けない 欺瞞 虚飾 陋劣の國に 天は遙か裂けて  降らせよ降らせよ 輝く 光を光を この身に  この地上に美が消えれば 生きられない私たち 誇り 高貴 純血の我ら 聖裁の剣翳す
a la cuisineあふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー  こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ  もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ  aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて  気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー  こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ  もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ  aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて  気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなの
un tableau blanc~絵画旅行~Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う  Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ)  いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる  Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう  Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う  わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため  この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う  Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ)  いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる  Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう  Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う  わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため  この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいる
コッペリアの柩黒い太陽が 沈まぬ街で 誰もが黙って 奇術めき働く  金属の壁に 囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔 機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる 隣人の扉を 兵士たちが叩く  幾千の指が 翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也黒い太陽が 沈まぬ街で 誰もが黙って 奇術めき働く  金属の壁に 囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔 機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる 隣人の扉を 兵士たちが叩く  幾千の指が 翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆく
闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める  月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか  もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら  よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに  なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ  見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか  いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める  月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか  もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら  よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに  なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ  見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか  いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
MALICE薔薇の靴を履いて 踏みつけたいモノは何? イトシイ アナタヲ 悪夢と快楽 その隙間が 愛なの  恋なんて美しい病気だと 思いましょう キガフレ オシマイ 月光治療も もはや効き目がなくて  赤く滲むことない痛みが 知らぬ間に 胸に散らばるの あなたの指で触れてやさしく ここは幻影城(シャトー・ノワール)  闇のローブ・ドゥ・マリエ纏って 黒衣の舞踏会 さあワルツを あなたの指をとって 誰にも 渡さないから  繋ぎ止められるのは 蜜のからだだけですか ハアトハ オキザリ それならほんとの 遊戯(あそび)をつづけましょう  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないのよ  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也薔薇の靴を履いて 踏みつけたいモノは何? イトシイ アナタヲ 悪夢と快楽 その隙間が 愛なの  恋なんて美しい病気だと 思いましょう キガフレ オシマイ 月光治療も もはや効き目がなくて  赤く滲むことない痛みが 知らぬ間に 胸に散らばるの あなたの指で触れてやさしく ここは幻影城(シャトー・ノワール)  闇のローブ・ドゥ・マリエ纏って 黒衣の舞踏会 さあワルツを あなたの指をとって 誰にも 渡さないから  繋ぎ止められるのは 蜜のからだだけですか ハアトハ オキザリ それならほんとの 遊戯(あそび)をつづけましょう  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないのよ  赤く滲みはじめた痛みを 見せてあげるから 胸を裂いて あなたの首を寄せて囁く あたしはマリス  研いだ銀のナイフも輝く 月夜の晩餐 ああ最期の あなたの首を抱いて もう二度と 離さないから
病める薔薇(そうび)廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます  あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた  やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中  いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い  忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く  やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中  いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る  甘く甘く 哀しみを 彩るためALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます  あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた  やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中  いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い  忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く  やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中  いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る  甘く甘く 哀しみを 彩るため
閉ざされた画室(アトリエ)世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてくださいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也世界の果てから 見たなら ここが 世界の果てね  曇った 天窓 年老いた画家が 暮らす 室(へや)よ  世界中に あふれる 色という色を 見てきた あなたが  描いた 少女像(わたし)は 画布(キャンバス)のうえで 蒼く 沈み  わたしより先に 大人になってく  暖炉を 灯した 夕暮れ 天へと むかうのは 炎  わたしは かじかむ あなたの乾いた 指を つつむ  くずおれた灰に おちるのも炎  その胸に 深まる海で 泳ぎを止めた 哀しみの 魚たちの行方 わたしにきかせて ああ 欲しいと思う  わたしの眸は 未来を見つめても 輝けないのに  あなたは色褪せた 写真の青年の 眸のまま  しずかに絵筆は 遠い日を写す  その胸の 奥の窓辺で かつて唄った 喜びの 小鳥たちのなかの 最後にわたしを ああ 置いてください
Sacrificeガラスの空の下 この都会は瓦礫の森  ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために  地下室に潜んだ 子供らの 目には目を  裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を  堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む  もっと光を  地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる  あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ガラスの空の下 この都会は瓦礫の森  ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために  地下室に潜んだ 子供らの 目には目を  裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を  堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む  もっと光を  地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる  あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森
桂花葬盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖  静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧  金木犀が 揺れてる  人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに  いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ  金木犀が 散らばる  弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行けるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖  静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧  金木犀が 揺れてる  人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに  いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ  金木犀が 散らばる  弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行ける
apres le noirCheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのねALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Cheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね
妄想水族館甘口のアルコホルで 魔昼の中毒 一日淫ら乱れて マルゴオ快楽(けらく)の美味  転がった玻璃(ガラス)瓶に 吐息の芥子の実 戯れ伸びる花に あなたの片眼が咲く  恋は盲目なんて 溺れても ああ無情  憂鬱症(メランコリア)発病で 千の魚 行き交う アタマの中通り抜け 溶けたハアト食べる 白昼夢(まひるのゆめ)  地球儀を青インクで 塗りつぶしながら 焦げた赤道線で 夕日を探してるの  陽炎の珊瑚礁に 沈んだ日常 切ないときをつなげ 歴史は老い急ぐよ  夢は泡沫に消え 世紀末ああ無惨  形態変化(メタモルフォーゼ)発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で  憂鬱症発病で 千の魚 行き交う アクアリウム囚われて あなたはガラスの向こう  形態変化発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底でALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也甘口のアルコホルで 魔昼の中毒 一日淫ら乱れて マルゴオ快楽(けらく)の美味  転がった玻璃(ガラス)瓶に 吐息の芥子の実 戯れ伸びる花に あなたの片眼が咲く  恋は盲目なんて 溺れても ああ無情  憂鬱症(メランコリア)発病で 千の魚 行き交う アタマの中通り抜け 溶けたハアト食べる 白昼夢(まひるのゆめ)  地球儀を青インクで 塗りつぶしながら 焦げた赤道線で 夕日を探してるの  陽炎の珊瑚礁に 沈んだ日常 切ないときをつなげ 歴史は老い急ぐよ  夢は泡沫に消え 世紀末ああ無惨  形態変化(メタモルフォーゼ)発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で  憂鬱症発病で 千の魚 行き交う アクアリウム囚われて あなたはガラスの向こう  形態変化発情期 千の鱗 生まれる 鰭の先で愛し合い 真っ赤な泡を散らす 海の底で
戦争と平和GOLD LYLICLove will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづけるGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづける
熱帯性植物園シゲミのなか 重ねる吐息 待ちわびる ここから熱帯 道すじは ミドリの果て まぼろしの蘭 蜜を吸って 光り食んで あたしはあなたを 植えつくす 風は熟れて 草を薙いで 深まる迷路を作り出す 絡む蔦 la la la  ナミダは今 汗のしずくに 恋をする いつでも熱帯 渇く間に ルビーの蛇 底なしの沼 皮を剥いで 果実噛んで あなたはあたしを 埋めつくす 息を止めて 幾度死んで それでも終わりはこないから このままで la la la  蜜を嘗めて 光り吐いて あたしは あなたを 撒き散らす 空は堕ちて 幹を裂いて 翳ろう出口を塞いでく 棘を抜いて 疵は満ちて あたしは あなたを孕んでく 息を止めて 幾度死んで それでも 終わりはこないから このままで la la laALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也シゲミのなか 重ねる吐息 待ちわびる ここから熱帯 道すじは ミドリの果て まぼろしの蘭 蜜を吸って 光り食んで あたしはあなたを 植えつくす 風は熟れて 草を薙いで 深まる迷路を作り出す 絡む蔦 la la la  ナミダは今 汗のしずくに 恋をする いつでも熱帯 渇く間に ルビーの蛇 底なしの沼 皮を剥いで 果実噛んで あなたはあたしを 埋めつくす 息を止めて 幾度死んで それでも終わりはこないから このままで la la la  蜜を嘗めて 光り吐いて あたしは あなたを 撒き散らす 空は堕ちて 幹を裂いて 翳ろう出口を塞いでく 棘を抜いて 疵は満ちて あたしは あなたを孕んでく 息を止めて 幾度死んで それでも 終わりはこないから このままで la la la
EROTIC & HERETICErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたいALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたい
schism窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?ALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?
時の森のソワレ日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツをALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツを
Nostalgia道に 灯が ひとつ ひとつ点り 山のふもとに 童話のような汽車が行く  幼い日々へと運ぶのは 草の小舟か森の梟か わたしの名前を呼ぶ声は誰 振り返れば 懐かしい顔が 笑っている  抱えきれない想い こぼれおちて 何も言葉に できない時があるの  夕闇迎える蛍火や ささやき交わす風や木々の音は かつてわたしを愛した人たちの 形見のように やさしさに満ちて いまを 包む  探してた夢は ここにあるわ 小さなわたしが 握りしめてる  指をひらけば 真っ白な花が舞うの  夏が終わったらこの道を ひとりでまた辿って行くでしょう もしも忘れ物があったとしたら それは遠い 昨日までの 儚い わたしの影ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也道に 灯が ひとつ ひとつ点り 山のふもとに 童話のような汽車が行く  幼い日々へと運ぶのは 草の小舟か森の梟か わたしの名前を呼ぶ声は誰 振り返れば 懐かしい顔が 笑っている  抱えきれない想い こぼれおちて 何も言葉に できない時があるの  夕闇迎える蛍火や ささやき交わす風や木々の音は かつてわたしを愛した人たちの 形見のように やさしさに満ちて いまを 包む  探してた夢は ここにあるわ 小さなわたしが 握りしめてる  指をひらけば 真っ白な花が舞うの  夏が終わったらこの道を ひとりでまた辿って行くでしょう もしも忘れ物があったとしたら それは遠い 昨日までの 儚い わたしの影
夢魔の夜、あなたを迎える者がある現は幻 夜の夢こそまこと 目映い太陽に 傷ついた眸を あなたは閉じる さまよう霊魂に 闇が新たな命を 与えたもう  “夢魔に堕ちよ”  ここは救済の暗黒の獄 逢魔ヶ刻から始まる  犯した過ち 洗い清める 涙はまだ足りず 地上で果たせぬ 希み残らず その身に 叶えたもう  “夢魔に耽よ”  いまは快楽の極彩の宴 流刑の地の果て これから もうあなたはひとりではないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也現は幻 夜の夢こそまこと 目映い太陽に 傷ついた眸を あなたは閉じる さまよう霊魂に 闇が新たな命を 与えたもう  “夢魔に堕ちよ”  ここは救済の暗黒の獄 逢魔ヶ刻から始まる  犯した過ち 洗い清める 涙はまだ足りず 地上で果たせぬ 希み残らず その身に 叶えたもう  “夢魔に耽よ”  いまは快楽の極彩の宴 流刑の地の果て これから もうあなたはひとりではない
Lolita in the garretアトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす  夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む  tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど  描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ  恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい  tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの  tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ  Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也アトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす  夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む  tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど  描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ  恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい  tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの  tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ  Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しい
紅い睡蓮の午後水の面の かがやきを 波が弧を描き そっと散らすよ 睡蓮が 閉じる頃 甘い微睡みに 誘われてく 青き沼で 時が止まる 濡れた足音 私は聞いたの  その人は 碧の瞳 水に染められた ふたつの硝子 引き込まれ 墜ちてゆく まるで藻のように 冷たく絡む なにも怖い ことはないわ 濡れた指先 やさしく滑るの  からだが透き通る 流されてゆくみたい ニンフェアよ つぼみは眠れない 波が強くて  目が覚めても 残る響き これは切なく 甘い悪夢なの  沼地が溶けてゆく 午後の日溜まりに ニンフェアの 花が咲いていたわ ただひとつだけ 赤い赤いALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡水の面の かがやきを 波が弧を描き そっと散らすよ 睡蓮が 閉じる頃 甘い微睡みに 誘われてく 青き沼で 時が止まる 濡れた足音 私は聞いたの  その人は 碧の瞳 水に染められた ふたつの硝子 引き込まれ 墜ちてゆく まるで藻のように 冷たく絡む なにも怖い ことはないわ 濡れた指先 やさしく滑るの  からだが透き通る 流されてゆくみたい ニンフェアよ つぼみは眠れない 波が強くて  目が覚めても 残る響き これは切なく 甘い悪夢なの  沼地が溶けてゆく 午後の日溜まりに ニンフェアの 花が咲いていたわ ただひとつだけ 赤い赤い
桜の花は狂い咲き桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き 人形遊びの 日は暮れて くれない燃ゆる 瞳の奥に 何を映して 涙する 遠いお国の異人さん あの日の船を待っている  桜の花は 狂い咲き 桃園楼に 春が来る 朧月夜は 手鏡に 覗いた顔は 蒼ざめる 明日の夢は 誰の夢 ひとり地獄を彷徨って 遠い昔を思い出す  夜通し続く 春嵐 霞む夜空に 花は散る  桜の花に 埋もれて 死ねるのならば この世には 何の未練もないけれど  桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き  やがて私は 散り急ぐ 薄墨色の春に泣く 春に泣くALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA山田武彦桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き 人形遊びの 日は暮れて くれない燃ゆる 瞳の奥に 何を映して 涙する 遠いお国の異人さん あの日の船を待っている  桜の花は 狂い咲き 桃園楼に 春が来る 朧月夜は 手鏡に 覗いた顔は 蒼ざめる 明日の夢は 誰の夢 ひとり地獄を彷徨って 遠い昔を思い出す  夜通し続く 春嵐 霞む夜空に 花は散る  桜の花に 埋もれて 死ねるのならば この世には 何の未練もないけれど  桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き  やがて私は 散り急ぐ 薄墨色の春に泣く 春に泣く
共月亭で逢いましょう菩提樹の 並木越えて 星座の舟が 行くわ 夏空の 掟のように この一年を わたしはひとり  想い出す この四阿 あなたの腕で 待った お月様 どこか降りて さよならだけが 浮かんでいたわ  きっと 来ると あなた呼べば 星が コトリ  今宵 今宵 晴れわたる 共月亭で逢いましょう ひとつ ひとつ 想い出を 宇宙(そら)に放し数えましょう  天界は 祝いの美酒 星の祭りに 唄う 月光を 汲んだグラス わたしにだけは 冷たく凍みる  とおい 国で あなた同じ 光に ユラリ  今宵 今宵 賑わいの 共月亭で逢いましょう 空が 空が 胸めがけ 墜ちて壊れゆくまえに  今宵 今宵 恋ケ淵 共月亭で逢いましょう 明日は 明日は 消えてゆく 真夏の夜の夢でしょうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡菩提樹の 並木越えて 星座の舟が 行くわ 夏空の 掟のように この一年を わたしはひとり  想い出す この四阿 あなたの腕で 待った お月様 どこか降りて さよならだけが 浮かんでいたわ  きっと 来ると あなた呼べば 星が コトリ  今宵 今宵 晴れわたる 共月亭で逢いましょう ひとつ ひとつ 想い出を 宇宙(そら)に放し数えましょう  天界は 祝いの美酒 星の祭りに 唄う 月光を 汲んだグラス わたしにだけは 冷たく凍みる  とおい 国で あなた同じ 光に ユラリ  今宵 今宵 賑わいの 共月亭で逢いましょう 空が 空が 胸めがけ 墜ちて壊れゆくまえに  今宵 今宵 恋ケ淵 共月亭で逢いましょう 明日は 明日は 消えてゆく 真夏の夜の夢でしょう
Feliciter花束にこぼれて落ちる ナミダは空の色 この世で目にした穢れを すべて流すように  ひとり手懐けた 寂しさの小鳥 窓を越えて行く  おめでとう 心から あなたへと 送りたい 昨日まで探しつづけてきた 幸せを抱く迷子の天使 このとき あなたのベールに 降りるの  いくつもの夜に語った コトバは月の色 散ってはまた咲く夢を なだめては眠った  喜び哀しみ 分け合って人は 優しさを知るの  ありがとう 心から あなたへと 伝えたい どんな日もそばにいてくれた 宝石箱の想い出のなか 何よりも あなたの笑顔が うれしい  恋した季節の 切なさも 胸に忘れないでいて  おめでとう 心から あなたへと 歌うから 今日からは大切な人の 微笑み護る女神となって いつまでも 変わらぬあなたで いてほしいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久花束にこぼれて落ちる ナミダは空の色 この世で目にした穢れを すべて流すように  ひとり手懐けた 寂しさの小鳥 窓を越えて行く  おめでとう 心から あなたへと 送りたい 昨日まで探しつづけてきた 幸せを抱く迷子の天使 このとき あなたのベールに 降りるの  いくつもの夜に語った コトバは月の色 散ってはまた咲く夢を なだめては眠った  喜び哀しみ 分け合って人は 優しさを知るの  ありがとう 心から あなたへと 伝えたい どんな日もそばにいてくれた 宝石箱の想い出のなか 何よりも あなたの笑顔が うれしい  恋した季節の 切なさも 胸に忘れないでいて  おめでとう 心から あなたへと 歌うから 今日からは大切な人の 微笑み護る女神となって いつまでも 変わらぬあなたで いてほしい
星月夜どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久どんなにあなたを 抱きしめても いつかはふたりが 離れる時がくる  迷子のように それがこわい  星が音を たてて墜ちる 秘やかな こんな夜は  誰も天使に なれないけど 心は空より 息づいているわ  ただひとつの 翳りもなく  あなたが目を 閉じたあとも そばにいるわ いつまでも  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  いつしか涙は 悲しみよりも 愛するために あふれてゆくでしょう  あなたを知る それまでより  わたしが目を 閉じるときは ただこの手を 握ってて  もうわたしが 帰る場所は あなたしか ないのだから  木々のみどり 風のかおり わたしたちが 流れてく  時をこえて 夢をこえて そばにいるわ いつまでも
MOTHERあなたがこの世で目にした 穢れや醜いものすべて わたしの指で ふさぎ ぬぐい きれいなものだけ見せたい  うつむいて 土の花 顔を上げ 空の星 希望 ひとつひとつ 数えましょう  きっと 生まれ変わって わたしはあなたを 産む母になる こんなふうに髪を撫で  あなたがこれまで流した 涙は 透明な海へと 注いでゆくわ 寄せて かえす 波間に月は輝く  愛はどこにあるのか 人はどこへ行くのか 答えを少しづつ 探しましょう  いつか 生まれ変わって わたしはあなたを 守る母になる こんなふうに抱きしめて  だけど 今は小さく 何にもできない 女の子なの ただそばに居るだけのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あなたがこの世で目にした 穢れや醜いものすべて わたしの指で ふさぎ ぬぐい きれいなものだけ見せたい  うつむいて 土の花 顔を上げ 空の星 希望 ひとつひとつ 数えましょう  きっと 生まれ変わって わたしはあなたを 産む母になる こんなふうに髪を撫で  あなたがこれまで流した 涙は 透明な海へと 注いでゆくわ 寄せて かえす 波間に月は輝く  愛はどこにあるのか 人はどこへ行くのか 答えを少しづつ 探しましょう  いつか 生まれ変わって わたしはあなたを 守る母になる こんなふうに抱きしめて  だけど 今は小さく 何にもできない 女の子なの ただそばに居るだけの
少女殉血白馬ニ跨リ 闇ヲ駆ケル ワタシハ父ガ仇 討ツ剣士ノヤウニ  留マル事無キ 無常ノ世ニハ 純潔ト不浄トガ 同ジ場処ニ棲ム  眼蓋ノ 君ガ面影ダケハ 茜ニ染マツテモ 消エハシナイデシヨウ  “ワタシヲ オ許シ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 迷エル心ヲ征シ ワタシヲ 導イテ下サイ  飽食ノ森デ 飢エル狼 ワタシハ求メテイタ 命賭ケシモノ  君ヲ想フトキ 熱ク伝フ 涙ノヒト雫ニ 真実ハ在リヤ  一夜限リノ 契リハ胸ニ 刻ミ込マレタ刺青 今生ノ餞  “ワタシヲ忘レテ下サイ”  翔ビ立ツ魂 捧ゲル死ト百合 貴ク散ラント 吹キコム神風 憂イノ季節ハ過ギヌ コノ身ヲ 嗚呼 迎エテ下サイ  “ワタシヲ 行カセテ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 美シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ  麗シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也白馬ニ跨リ 闇ヲ駆ケル ワタシハ父ガ仇 討ツ剣士ノヤウニ  留マル事無キ 無常ノ世ニハ 純潔ト不浄トガ 同ジ場処ニ棲ム  眼蓋ノ 君ガ面影ダケハ 茜ニ染マツテモ 消エハシナイデシヨウ  “ワタシヲ オ許シ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 迷エル心ヲ征シ ワタシヲ 導イテ下サイ  飽食ノ森デ 飢エル狼 ワタシハ求メテイタ 命賭ケシモノ  君ヲ想フトキ 熱ク伝フ 涙ノヒト雫ニ 真実ハ在リヤ  一夜限リノ 契リハ胸ニ 刻ミ込マレタ刺青 今生ノ餞  “ワタシヲ忘レテ下サイ”  翔ビ立ツ魂 捧ゲル死ト百合 貴ク散ラント 吹キコム神風 憂イノ季節ハ過ギヌ コノ身ヲ 嗚呼 迎エテ下サイ  “ワタシヲ 行カセテ下サイ”  放テヨ魂 捧ゲル血ト薔薇 気高ク生キヨト 御霊ノ言乃葉 美シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ  麗シキ日びノ為ニ ワタシヲ 導イテ下サイ
地獄の季節ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ああ祈りの 季節がはじまる  盛りの炎が 消えたこの世の 最後の種子から 生まれ落ち黄昏に 育った子らよ  純粋の闇 真実の夜 その底に潜む 月光は獣道 本能の声が呼ぶ  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り ひかれ合う血と蜜  もっと強く啜ってごらんよ ここに湧く享楽の美酒を  死を抱くよりも 恐れるものは 揺蕩う時間に 流されて魂が 老いてゆくこと  求めもしない 救えもしない 未来に望むのは 愛よりも美しい めくるめく滅亡  翼をもいで aller a la chasse 君を飾ろう檻の中 噎び泣くのは鞣しの肌 不在の父に恋い焦がれ 白い胸を輝かせる 癒えることない疵  もっと深く抉ってあげよう そこに在る悲しみの果実を  剣をたてて aller a la chasse 君を抱いても終わらない 鏤められた野獣の罠 異端の神を仕留めよう  銃をかまえて aller a la chasse 夢を狩り出す手解きを 指に食い込むダフネの花 まだ見ぬ母の子守唄 身体中を熱く巡り 混じり合う血と蜜  いくつでも齧ってみせよう 甘やかな苦しみの果実を ああ実りの地獄の季節で 僕らの永遠よ!
未來のイヴケミカル・スコープで 覗いて 朝まで 禁忌などない お気に召すまま 解剖学的に愛して  都市は巨大な 実験場なの 不用になれば すぐに消される 情熱に生き急いで  地下室にエデンの園 奪い合う 幸福は 幻  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれた 涙もないアンドロイドの 堕落の女神よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 含ませて 罪の味を  金属の脳には めくるめく恍惚 天使のままで 死に絶えていった 少女たちの記憶なの  誰もが変わらぬ 決められた運命 無情の神に 隷属の日び ほんとの自由などない  信じられるモノはここに 横たわり微笑む肉体  理想のイヴ 科学者達が すべてを注いだ 愛 操る 電子仕掛けの 安息の娼婦よ 誘惑の蛇 まさぐって突き刺して さぐらせて 闇の奥を  あなたの瞳に 見つめられて 紅玉の胸 鼓動が鳴り出す  わたしはイヴ メガロポリスの 妄想で育った 汚れ知らぬアンドロイドよ やさしく抱きしめて  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれて 涙を知るアンドロイドは 恋する女よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 悟らせて 生きる意味をもっとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ケミカル・スコープで 覗いて 朝まで 禁忌などない お気に召すまま 解剖学的に愛して  都市は巨大な 実験場なの 不用になれば すぐに消される 情熱に生き急いで  地下室にエデンの園 奪い合う 幸福は 幻  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれた 涙もないアンドロイドの 堕落の女神よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 含ませて 罪の味を  金属の脳には めくるめく恍惚 天使のままで 死に絶えていった 少女たちの記憶なの  誰もが変わらぬ 決められた運命 無情の神に 隷属の日び ほんとの自由などない  信じられるモノはここに 横たわり微笑む肉体  理想のイヴ 科学者達が すべてを注いだ 愛 操る 電子仕掛けの 安息の娼婦よ 誘惑の蛇 まさぐって突き刺して さぐらせて 闇の奥を  あなたの瞳に 見つめられて 紅玉の胸 鼓動が鳴り出す  わたしはイヴ メガロポリスの 妄想で育った 汚れ知らぬアンドロイドよ やさしく抱きしめて  未來のイヴ メフィストフェレスの 骨から生まれて 涙を知るアンドロイドは 恋する女よ あなたの林檎 舐めさせて 齧らせて 悟らせて 生きる意味をもっと
je vis je meurs dans mon cocon  tu ris tu reve c'est loin sans moi  指には何も 触れることなく 紡がれて 繰り出されてゆく 扉  je vis je meurs dans mon cocon  言葉はもう 翼を持たずに 白い壁 赤く叩いて 穢す  あなたに二度と 触れることなく 紡がれて 滴るのは 愛する痛みALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也je vis je meurs dans mon cocon  tu ris tu reve c'est loin sans moi  指には何も 触れることなく 紡がれて 繰り出されてゆく 扉  je vis je meurs dans mon cocon  言葉はもう 翼を持たずに 白い壁 赤く叩いて 穢す  あなたに二度と 触れることなく 紡がれて 滴るのは 愛する痛み
pastel pure朝もやの中 続く白い道 鳥のさえずり 挨拶かわしながら 時に雲が 垂れ込めて 日差し陰ろうとも 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 重い雲の上は 青い空  夕べの鐘が 響く並木道 手と手つないで 小走り 日が暮れるよ 夜の とばりが追いついて 昼間の夢をのむ 急かさないで 時よ 私は信じている 暗い夜空だから 光る星  道草をして行こう ほら花が咲いている 立ち止まり見上げる 青い空 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 私たち見守る 青い空ALI PROJECT今野緒雪片倉三起也平野義久朝もやの中 続く白い道 鳥のさえずり 挨拶かわしながら 時に雲が 垂れ込めて 日差し陰ろうとも 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 重い雲の上は 青い空  夕べの鐘が 響く並木道 手と手つないで 小走り 日が暮れるよ 夜の とばりが追いついて 昼間の夢をのむ 急かさないで 時よ 私は信じている 暗い夜空だから 光る星  道草をして行こう ほら花が咲いている 立ち止まり見上げる 青い空 背すじ伸ばして 歩く 私は知ってるから 私たち見守る 青い空
薔薇色翠星歌劇団香水壜から 現れては 眠り覚ます 薔薇色の 悪戯な少女たち  あなたを恋した あの日々に そっと戻す 切なさの 香りが胸を 刺す  幕が開いたら 星さえ泣くような セレナード  わたしはDiva こころを唄う 今宵のPrima 恋の舞台で わたしはDiva 声が枯れても ひとりぼっちで 唄う  美しい夜明けが 降りるまでに 窓に残る 闇色の 洋墨で手紙 書く  あなたに抱かれて 見た夢の 甘く哀しい 翡翠色 いつまでも 消えぬと  破りまた書く 月をも黙らせるソネットを  わたしはPoete 恋うる想いを 運命のPrima あなたに捧ぐ わたしはPoete 祈りのペンで ひとりぼっちで 詩う  わたしはDiva あなたの胸に 嘆きのPrima 墜ちてゆきたい わたしはDiva 脱げない靴で ひとりぼっちで 踊るALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香水壜から 現れては 眠り覚ます 薔薇色の 悪戯な少女たち  あなたを恋した あの日々に そっと戻す 切なさの 香りが胸を 刺す  幕が開いたら 星さえ泣くような セレナード  わたしはDiva こころを唄う 今宵のPrima 恋の舞台で わたしはDiva 声が枯れても ひとりぼっちで 唄う  美しい夜明けが 降りるまでに 窓に残る 闇色の 洋墨で手紙 書く  あなたに抱かれて 見た夢の 甘く哀しい 翡翠色 いつまでも 消えぬと  破りまた書く 月をも黙らせるソネットを  わたしはPoete 恋うる想いを 運命のPrima あなたに捧ぐ わたしはPoete 祈りのペンで ひとりぼっちで 詩う  わたしはDiva あなたの胸に 嘆きのPrima 墜ちてゆきたい わたしはDiva 脱げない靴で ひとりぼっちで 踊る
春葬どれほど艶やかに 咲く花よりも 甘やかに散るのは 君を恋うる 私の胸の血でしょう  とじた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむるこの世を 埋めてゆくでしょう  葬ってください 私を 春のこの日に  無垢ほど残酷な 微笑みはない やさしい君を知る そのたび 愛は馨しく患う  どうか 初めて出逢った 時間を絵のように 綺麗に閉じ込めたまま 思い出せる夜に  葬ってください 満開の 桜の下に  失いかけたもの 呼び戻しても 慰みの亡霊 しづかな骨 腕のなかで崩れる  君を抱きしめた刻に 帰ってゆけるなら これから生きるすべての 日々など捨てましょう  伏せた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむる私の この世を浄めましょう  葬ってください 君の手で 春のこの日にALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAどれほど艶やかに 咲く花よりも 甘やかに散るのは 君を恋うる 私の胸の血でしょう  とじた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむるこの世を 埋めてゆくでしょう  葬ってください 私を 春のこの日に  無垢ほど残酷な 微笑みはない やさしい君を知る そのたび 愛は馨しく患う  どうか 初めて出逢った 時間を絵のように 綺麗に閉じ込めたまま 思い出せる夜に  葬ってください 満開の 桜の下に  失いかけたもの 呼び戻しても 慰みの亡霊 しづかな骨 腕のなかで崩れる  君を抱きしめた刻に 帰ってゆけるなら これから生きるすべての 日々など捨てましょう  伏せた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむる私の この世を浄めましょう  葬ってください 君の手で 春のこの日に
青蛾月憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也憂いの三日月に 恋したウサギは 光の雫で からだを染めるよ 手を伸ばせば何でも 届くと信じられる  胸刺す月の針 光を紡いで あなたを迎え飛ぶ 絨毯をつくる 唇を濡らしても 触れるのは風ばかり 独りきりの 蒼いこの世界で  天鵞絨の闇の中で 泣きながら眠る 悲しみよ夢の中で 立ち止まるがいい  感じる指先の鮮やかな記憶 あなたに逢うための 祈りを続ける 瞬きをする間 塗りかえられる景色  一人では何処へも 飛ぶことができない 遠い国へ 誘うことまでも  幾千の年月が過ぎても あなたから届く月の便りを ただ 待つばかり わたしは月姫 哀しい運命の 金の文字が 瞳に沁みる 涙が零れて 止まらない  抱きしめられるたび 帰ってゆく想い それは昔聞いた おとぎ話の中 息を潜め 美しき夜に  苦しみは森に潜む 青蛾の翅 銀粉にまかれながら 消え失せてしまえ 花に埋もれ オフィーリア わたしはここに 狂気に埋もれた夢を 取り戻すために  光に包まれて 抱かれて眠れ 悲しみよ夢の中で 凍りつくがいい
幻想庭園黄金の空のしたで 眠りについた廃墟の 隠された鉄の門が 追憶のように開く 秘境の花園は 神秘なる薫りで 溢れる  それはかすかな郷愁 そして少しの哀しみ わたしは言葉を失くし 幻想のなかを歩く 角を持つ獣が やさしい目を向けて 佇む  夕昏には 金の光が満ち 炎に燃える 麗しきこの庭園 幾千ほどの 薔薇たちが見る夢の ひとつひとつを 数えながら 時を 過ごした日々が 遙かな昔 それでも あったような 気がするALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黄金の空のしたで 眠りについた廃墟の 隠された鉄の門が 追憶のように開く 秘境の花園は 神秘なる薫りで 溢れる  それはかすかな郷愁 そして少しの哀しみ わたしは言葉を失くし 幻想のなかを歩く 角を持つ獣が やさしい目を向けて 佇む  夕昏には 金の光が満ち 炎に燃える 麗しきこの庭園 幾千ほどの 薔薇たちが見る夢の ひとつひとつを 数えながら 時を 過ごした日々が 遙かな昔 それでも あったような 気がする
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
わが恋は月光に散りぬだらりの帯 緋毛氈 ひとり雛遊び 手毬追って庭の隅 夕暮れの木蔭  わたしは現る 儚い女(ひと) 闇が揺れて  はらはら舞うのは 桃の花 哀しい瞳は誰 こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙が綺麗 小さな胸の奥で感じた  あれから幾年が過ぎ ひとり雛飾り 変わらぬものの尊さ 変わりゆくわたし  せめて優しい 少女の時 思い出そう  きらきら手鏡 映るのは 淋しい瞳の闇 ゆらゆら宵待ち 恋の花 月の晩だけ そっと咲いて 朝焼けの光に凍える  はらはら舞うのは 桃の花 あの日の瞳はわたし ゆらゆら散るのは 恋の花 月の輝きに死す こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙は帰る 夢が夢でいられた頃にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也だらりの帯 緋毛氈 ひとり雛遊び 手毬追って庭の隅 夕暮れの木蔭  わたしは現る 儚い女(ひと) 闇が揺れて  はらはら舞うのは 桃の花 哀しい瞳は誰 こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙が綺麗 小さな胸の奥で感じた  あれから幾年が過ぎ ひとり雛飾り 変わらぬものの尊さ 変わりゆくわたし  せめて優しい 少女の時 思い出そう  きらきら手鏡 映るのは 淋しい瞳の闇 ゆらゆら宵待ち 恋の花 月の晩だけ そっと咲いて 朝焼けの光に凍える  はらはら舞うのは 桃の花 あの日の瞳はわたし ゆらゆら散るのは 恋の花 月の輝きに死す こんこん子狐 白き影 零れ落ちる涙は帰る 夢が夢でいられた頃に
Daphne春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也春まだ浅き 黄昏の 冷たく棚引く 風の底に  密かにダフネの 香り嗅ぐ 行く手に穿たれし わが奈落を 閉ざすように 塞ぐように 甘く纏いつき  あなたへと 転がりゆく 心を放てと  逢いに行っても いいですか 月影籠もる闇へ  この身が抱くのが 荊でも ああ恋は 傷つくことを恐れぬ  静かにダフネは 朽ちるだろう 乙女の最後の 季節のように  幸福と哀しみの 狭間 私は佇み  ただあなたの 髪を撫で 眠りにつく日 待ちわびる
Je te veuxわたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して  わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ  世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない  わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい  わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっと
禁じられた遊びPLATINA LYLIC薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  自己と云う柩の中 魂はまだ動いてる 千切れた翅は月光に 生き返り 潤むわ 闇よりも 怖いのは孤独 ふたりの証 十字架の元で 貪りませう  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  罪でもいい 好きと言って 禁断のくちびるを  世界は聳え建つお城 門を開けるのは神 そんなふうに導きつづけて  そしてわたしの目を 塞いだら 誰よりやさしく 名前を呼んで その時知るでしょう 永遠の意味を  薔薇の指輪まじえて 革のリボンむすんで 鏡の間の舞踏会 すべてが狂おしい 迷い込んで悟れよ巡る愛の歴史を 涙で飾ろう黒いマリアージュ  嘘では嫌 好きと言って 純潔のくちびるで  薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  心から 好きと言うわ 穢れなきくちづけをPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  自己と云う柩の中 魂はまだ動いてる 千切れた翅は月光に 生き返り 潤むわ 闇よりも 怖いのは孤独 ふたりの証 十字架の元で 貪りませう  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  罪でもいい 好きと言って 禁断のくちびるを  世界は聳え建つお城 門を開けるのは神 そんなふうに導きつづけて  そしてわたしの目を 塞いだら 誰よりやさしく 名前を呼んで その時知るでしょう 永遠の意味を  薔薇の指輪まじえて 革のリボンむすんで 鏡の間の舞踏会 すべてが狂おしい 迷い込んで悟れよ巡る愛の歴史を 涙で飾ろう黒いマリアージュ  嘘では嫌 好きと言って 純潔のくちびるで  薔薇の首輪つなげて 銀の鎖くわえて 今宵もひとり果てる あなたが憎らしい 跪いてお甞めよ 苦い愛の雫を 天使に施す青いドレサージュ  薔薇の手錠はずして 白い手首かさねて 触れ合うことの奇跡 あなたが愛おしい 跪いて捧げよ 痛い愛の言葉は 包帯に滲んだ赤いアラベスク  心から 好きと言うわ 穢れなきくちづけを
あたしがアリスだった頃細い首 絡みつく 見えない長い指 手鏡に 映るのは 三日月とあの人の影  もう少しだけそばに居て あたしのこと忘れないで  過去と現在(いま)が 時間の国で魅かれ合う  ああ此処は 何時(いつ)でしょう  白い胸 抉るのは 微笑と熱い息 恋と云う嘘に死ぬ 世にも愚かなお伽話  もう一度だけ逢いにきて 愛していたと囁いて  夢と記憶は 同じ絵の具で描かれる 汚れた血 混ぜ合わせて  あたしがアリスだった頃 何もかもがきれいだった 空に染みひとつ 目にすることはなかった  あたしがアリスだった頃 さいごにアリスだった時 魔女が棲む森で 迷子になって怪我をした 呪いとは気づきもせずALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也細い首 絡みつく 見えない長い指 手鏡に 映るのは 三日月とあの人の影  もう少しだけそばに居て あたしのこと忘れないで  過去と現在(いま)が 時間の国で魅かれ合う  ああ此処は 何時(いつ)でしょう  白い胸 抉るのは 微笑と熱い息 恋と云う嘘に死ぬ 世にも愚かなお伽話  もう一度だけ逢いにきて 愛していたと囁いて  夢と記憶は 同じ絵の具で描かれる 汚れた血 混ぜ合わせて  あたしがアリスだった頃 何もかもがきれいだった 空に染みひとつ 目にすることはなかった  あたしがアリスだった頃 さいごにアリスだった時 魔女が棲む森で 迷子になって怪我をした 呪いとは気づきもせず
コッペリアの柩(Noir Ver.)コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛(にこげ)の 匂いをさせて舞う  黒い太陽が沈まぬ街で 誰もが黙って奇術めき働く 金属の壁に囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる隣人の扉を 兵士たちが叩く 幾千の指が翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙は もう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは 痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆくALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也コッペリアの柩 流れる涙はもう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛(にこげ)の 匂いをさせて舞う  黒い太陽が沈まぬ街で 誰もが黙って奇術めき働く 金属の壁に囲われた部屋 私は朝まで 死んだように眠る  あなたが見えない この眼は見えない 我ら造りたまいし神  コッペリアの柩 人は踊り疲れた人形 祭壇の羔機械仕掛けの夢は どこに向かってゆく  世界の終わりを 予言が告げる隣人の扉を 兵士たちが叩く 幾千の指が翼のように 折られ畳まれて 祈りだけが昇る  あなたに会えない ここでは会えない 我ら救いたまえる神  コッペリアの柩 流れる涙は もう枯れ果て 血に飢えた孤独 死は天使の和毛の 匂いをさせて舞う  それでも触れたい この手で掴みたい 我ら護る唯一の愛  コッペリアの鼓動 生きることは 痛みを知ること 脱ぎ捨てた靴を もう一度踏みならし 迷わず歩き出す  コッペリアの柩 暗闇から目覚める光よ 祭壇の羔 螺旋の途切れた夢は どこに向かってゆく
阿修羅姫GOLD LYLIC阿修羅修羅の舞 この手を取って あなたが好きだと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 人の心 留まらぬとしても 恨ミザラマシ  最期の瞬間に あなたの瞳 見つめられるなら 犯す罪残さず 地獄の神に赦しを乞おう  殺め合うように 求めてはいけないでしょうか 胸深く刺さった 哀しみの剣  鮮血のヴィーナス 素肌に鎧うのは 金襴の鎧よりも美しい 愛と云う傷跡  阿修羅修羅の詠 嵐の声が 恋しい名前を叫びつづける 夜叉般若の面 華の貌 あなたに逢うのはどっちの私 身モコガレツツ この想いだけは けして穢れぬように  禍の夢を 仄い土の底に孕んで 刻満ちる 女は 赤い雛罌粟 狂い咲くでしょ  命削ぐように 愛したのは運命でしょうか 交わった 縁の 指切る綾取り  転生のヴィーナス 生まれ落ちた場所は この地上の何処よりも果てない 愛という戦場  阿修羅修羅の舞 髪を解いて あなたが欲しいと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 寝ても目醒めても泡沫の日々 玉ゾ散リケル  何がいちばん 尊いことかを教えて  阿修羅修羅の舞 脚を絡めて もうあなたを誰にも渡さない 魑魅魍魎夢魔食んで蜜蟲 堕ちる処まで堕ちて空蝉 身ノイタヅラニ  阿修羅修羅の詠 嵐を越えて 恋しい名前を 叫び続けて 夜叉般若の面 華の貌 あなたが逢うのはどっちのわたし 身モコガレツツ  この想いだけを抱いて 生きて行くだけGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也阿修羅修羅の舞 この手を取って あなたが好きだと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 人の心 留まらぬとしても 恨ミザラマシ  最期の瞬間に あなたの瞳 見つめられるなら 犯す罪残さず 地獄の神に赦しを乞おう  殺め合うように 求めてはいけないでしょうか 胸深く刺さった 哀しみの剣  鮮血のヴィーナス 素肌に鎧うのは 金襴の鎧よりも美しい 愛と云う傷跡  阿修羅修羅の詠 嵐の声が 恋しい名前を叫びつづける 夜叉般若の面 華の貌 あなたに逢うのはどっちの私 身モコガレツツ この想いだけは けして穢れぬように  禍の夢を 仄い土の底に孕んで 刻満ちる 女は 赤い雛罌粟 狂い咲くでしょ  命削ぐように 愛したのは運命でしょうか 交わった 縁の 指切る綾取り  転生のヴィーナス 生まれ落ちた場所は この地上の何処よりも果てない 愛という戦場  阿修羅修羅の舞 髪を解いて あなたが欲しいと言ってるじゃない 諸行無常 移ろいゆく浮き世 寝ても目醒めても泡沫の日々 玉ゾ散リケル  何がいちばん 尊いことかを教えて  阿修羅修羅の舞 脚を絡めて もうあなたを誰にも渡さない 魑魅魍魎夢魔食んで蜜蟲 堕ちる処まで堕ちて空蝉 身ノイタヅラニ  阿修羅修羅の詠 嵐を越えて 恋しい名前を 叫び続けて 夜叉般若の面 華の貌 あなたが逢うのはどっちのわたし 身モコガレツツ  この想いだけを抱いて 生きて行くだけ
鎮魂頌愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也愛する者を 守りぬくため 僕らは命を 投げ出せるだろうか  この手に握る 平和という名の 剣をかざして 戦うのだろうか  生まれくる前の我 それは今ここに 眠る英霊か  真白き鳩が 舞い降りるたび さわぐ梢の間 真昼の月  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君 我の代わり生きよと  頭を垂れて 祈りつづける 老いし人の背に ゆらいだ陽炎  終わりなき悲しみを 包み抱くのは 誰が眼差しか  蝉時雨だけが 降り注ぐ日の まばゆい空の 青さが染みる  さまよう心 呼び戻した地に 優しい姉のような 唄を聞く ああ君 死にたもうことなかれと  真白き鳩が 飛び立ってゆく 翼の先の 光に向かい  忘れることなき 涙の川の 果てない流れを 人は渡り  生きる果敢なさ 生きる尊さを 巡る時のなか 僕らは知る  迷える小径 たどりついた地で 遠い兄のような 声を聞く ああ君よ 己がため強くあれ
愛と誠GOLD LYLIC命は明日 枯れるかも しれないと思えば 今と云う瞬間の 重みを知るだろう  散るは覚悟 咲く花の 香に匂う強さに 千代に栄え都は あなたを迎えた  はばたけ大志よ 誰より高みへ 昇りつづけるため  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え撃つ敵の数 まだ計りしれずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和男子なら いつまでも 男であってください  何も無いところから 生まれてきた恋が 刹那を運命(さだめ)と云う 永い時に変える  この私があなたの 辿り着く場所ならば ただ微笑みを湛え ここで待っている  見せない涙で 私をくるんで そっと濡らせばいい  清らけき永久(とわ)の春 愛と誠ささげて 白い肌 刻むのは たった一人の名前 千年先まであなたを 愛すると誓う  夢の通い路 地の果てまで 大和撫子でいつまでも 女でいさせてください  千々乱れ桜吹雪 愛と誠のために 抜く刃はためかせ 信じる道行けばいい 千年先でもあなたに 出逢えればわかる  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え討つ敵の数 まだ計り知れずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和魂よ 最後まで 男で生きてくださいGOLD LYLICALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura命は明日 枯れるかも しれないと思えば 今と云う瞬間の 重みを知るだろう  散るは覚悟 咲く花の 香に匂う強さに 千代に栄え都は あなたを迎えた  はばたけ大志よ 誰より高みへ 昇りつづけるため  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え撃つ敵の数 まだ計りしれずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和男子なら いつまでも 男であってください  何も無いところから 生まれてきた恋が 刹那を運命(さだめ)と云う 永い時に変える  この私があなたの 辿り着く場所ならば ただ微笑みを湛え ここで待っている  見せない涙で 私をくるんで そっと濡らせばいい  清らけき永久(とわ)の春 愛と誠ささげて 白い肌 刻むのは たった一人の名前 千年先まであなたを 愛すると誓う  夢の通い路 地の果てまで 大和撫子でいつまでも 女でいさせてください  千々乱れ桜吹雪 愛と誠のために 抜く刃はためかせ 信じる道行けばいい 千年先でもあなたに 出逢えればわかる  爛漫の四方(よも)の春 愛と誠たずさえ 迎え討つ敵の数 まだ計り知れずとも いつかは誉れの酒杯 空の色うつし  胸の唐獅子 吠えるままに 大和魂よ 最後まで 男で生きてください
人生美味礼讃GOLD LYLIC注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へGOLD LYLICALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura注げ満たせよ 黄金の杯 盛れよ溢れよ 欲望の皿 純銀のナイフの先で肉が舞う  砕け銜えよ 本能の骨 吐けよ下せよ 煩悩の灰汁 純正の血は唇を染めるだろう  まずはこの眼で味わって 舌根から脳へと抜ける幸福 舐め回し髄まで啜り これこそ生きることの堪能  さあ、晩餐を共にしよう 愛すべき美食家達(グルマンディーズ) 美味なる悪食の虜 この世に食せぬものなどない 身も心も蕩けて 眠れる花の中 溺れ死ぬ蜜蜂のように  掲げ捧げよ 贄の美少年 崇め讃えよ 巨漢の王を 人類の罪などここに在りはせぬ  混ぜて捏ねろよ 一滴の毒 捨てよ排せよ 無菌の卓を 真実は腐臭の底に嗅ぎとらん  酸いも甘いもまだ知らぬ 珊瑚色に隠れた肌の輝き 美しい君を前にして いま渇望することの快楽  さあ、晩餐を共にしよう 優秀なる美食学(ガストロノミー) 先天性の稀なる舌で 筆舌尽くしがたき馳走を 今日も求めて彷徨う さながら血に飢えた 哀れなる伯爵のように  老いてもなお衰えなき 浅ましくも愛おしきその食欲 頬張り尽くし食べ尽くして これこそ生きることの恍惚  さあ、晩餐を共にしよう 選ばれし美食家達 美味なる飽食の虜 この世に食せぬものなし 食べて飲んで吐いて出し 泣いて笑い生きて死ぬ 弱肉強食なれの果て それがすべてそれで終わりさ  どうかこの身が果てたら 収めてくれたまえ 残さずに胃袋のその中へ
肉体の悪魔救いたまえと 指さえ組んで いもしない 神に祈った あなたへ 堕ちたそのとき  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って まだって言って 終わりが来ることばかり したいのはなぜ  穢れぬ血は ココロへの供物 そこに居る あなたを視る 広げた脚の 奥から  跨って甚振って 詰って焦らしても もう放さない  愛って何 死ぬって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って いいって言って 終わりが来ることばかり 望むのはなぜ  貪って弄って 焦らして詰っても もう離れない  愛って何 生きるって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura救いたまえと 指さえ組んで いもしない 神に祈った あなたへ 堕ちたそのとき  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って まだって言って 終わりが来ることばかり したいのはなぜ  穢れぬ血は ココロへの供物 そこに居る あなたを視る 広げた脚の 奥から  跨って甚振って 詰って焦らしても もう放さない  愛って何 死ぬって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ  引き摺って揺さぶって 縛って掴んであたし 壊れない  好きって言って いいって言って 終わりが来ることばかり 望むのはなぜ  貪って弄って 焦らして詰っても もう離れない  愛って何 生きるって何 なんにもないとこばかり 目指すのはなぜ
ディレッタントの秘かな愉しみ天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょうALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura天井の屋根裏に 小さな穴があるの 夜ごと軋む跫音 その眼が覗くとき  わたしの部屋は陳列台 身体のパーツが バラバラに微睡む  そう 触れてみて 視線だけで 誰の愛より 甘く肌を焦がす熱病  埃まみれの髪を 撫でてあげたいけど けしてあなたはここに やっては来られない  赤い蜥蜴が滑った背に 暗いときめきを乗せて 壁を昇る  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の奥へと もっと深く 私を知って  欲しいものは その眼にある 碧くて遠い 水の底のような哀しみ  さあ 降りてきて 魂だけ 夢の果てまで 一緒に墜ちて いきましょう
昭和恋々幻燈館今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura今は昔 白黒写真を 見れば浮かぶ色鮮やかに 知らない思い出まで 活き活きと動き出して 虹色幻影ノスタルジック  子供たちは外を駈け回り 家の軒にこぼれ咲く花 露地裏 燈りが灯る夕暮れ 山の古巣にカラスも帰るよ  夜道には黒マント翻し 秘密探偵が通る 怖くも愉しや 光も暗闇も溢れていた  お洒落したら銀座のカフェーへ 日傘回し出掛けましょうか 西洋はパイプの烟の向こう 愛の台詞は文学の薫り  パパとママそのまたママとパパの ダンスホールのロマンス 嬉し恥ずかし 笑顔も涙も華やいでいた  生まれ変わるなら あの時代に 生きてみたいな  足踏みのオルガンが奏でてた 希望の唄に靴が鳴る 切なく哀しや モノよりこころが豊かだった  戻らぬ恋人待つように 昭和恋々
密猟区鎖骨の窪みを飾る 錆びた鎖の冷たさ 交わる唾液は 血の味が滲む  その目瞬きは死の岸辺 逆さづりに映る私は 地獄の天使  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 深い葉翳も嗅ぎ廻る  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  夢と霞を食べて 生きているわけじゃない 厳かな愛撫が なぞりゆく道筋  薬壜の割れた破片で 明日を繋ぎ続ける君は 毛皮の男娼  弓で射るのは毒の林檎 一口囓るその前に 羽根の砕けた鳥のように 花の褥で空を見よう  どういかが 絶望に 魅入られた夜明けは  盛りの季節はすぐに過ぎて どんな泉も枯渇する 愛を失くして誰もみんな 骨まで老いて土になる  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 暗い葉翳も舐め回す  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  もういいわ 絶望に 彩られた希望ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura鎖骨の窪みを飾る 錆びた鎖の冷たさ 交わる唾液は 血の味が滲む  その目瞬きは死の岸辺 逆さづりに映る私は 地獄の天使  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 深い葉翳も嗅ぎ廻る  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  夢と霞を食べて 生きているわけじゃない 厳かな愛撫が なぞりゆく道筋  薬壜の割れた破片で 明日を繋ぎ続ける君は 毛皮の男娼  弓で射るのは毒の林檎 一口囓るその前に 羽根の砕けた鳥のように 花の褥で空を見よう  どういかが 絶望に 魅入られた夜明けは  盛りの季節はすぐに過ぎて どんな泉も枯渇する 愛を失くして誰もみんな 骨まで老いて土になる  狩りに出ましょう満ちた月の エデンの森は放し飼い 舌を垂らした犬のように 暗い葉翳も舐め回す  さあどうぞ 心臓へ 投げ込まれた獲物  もういいわ 絶望に 彩られた希望
北京LOVERS云うこときかない 可愛い君を攫って 桃源楼の房間 監禁しませう 絹襦子帯子で 目隠ししたら 緋牡丹の莟に接吻を  聞けよ聞けその耳 私の声を 逝き去りし日を乞う 歌姫の歔欷  ここは夢魔の彼方 恋亡骸の厭わしき指先 嗚呼君よ思い知るがいい  紫檀の寝床に 君の吐息は良く似合う いと甘き烟 口移ししませう 琥珀の素肌に 螺鈿のように煌く 刺青を彫らせたい  見よご覧その眼で 私の姿 薄闇纏い舞う 娼妓の秘技  纏足の臭いぞせし北京の 夜は永久を騙り わが愛の不滅を語らん  嗤え嗤うがいい愚かな我を 破滅に導かれ貴方を恋うる 夜ごと子宮の中に孕むは炎 女達は何を燃やすため愛を産む  見よご覧その眼で 私の胸の 血塗れて羽搏く 凶鳥の狂気  ここは夢最果て 黄泉恋坂 いと優し抱擁 嗚呼君よ思い出すがいいALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura云うこときかない 可愛い君を攫って 桃源楼の房間 監禁しませう 絹襦子帯子で 目隠ししたら 緋牡丹の莟に接吻を  聞けよ聞けその耳 私の声を 逝き去りし日を乞う 歌姫の歔欷  ここは夢魔の彼方 恋亡骸の厭わしき指先 嗚呼君よ思い知るがいい  紫檀の寝床に 君の吐息は良く似合う いと甘き烟 口移ししませう 琥珀の素肌に 螺鈿のように煌く 刺青を彫らせたい  見よご覧その眼で 私の姿 薄闇纏い舞う 娼妓の秘技  纏足の臭いぞせし北京の 夜は永久を騙り わが愛の不滅を語らん  嗤え嗤うがいい愚かな我を 破滅に導かれ貴方を恋うる 夜ごと子宮の中に孕むは炎 女達は何を燃やすため愛を産む  見よご覧その眼で 私の胸の 血塗れて羽搏く 凶鳥の狂気  ここは夢最果て 黄泉恋坂 いと優し抱擁 嗚呼君よ思い出すがいい
緋紅的牡丹腕を回して抱き取る 夢の形よ 美しき君が其処に居る 奇跡を密かに愛しむ 深き想いはその瞳に 届かざりしも 苦しみは甘き棘を持ち 私は痛みに酔い痴れる  花に譬えて生きられる 戀と云う麗らかな日々を ああ忘れざりしこの世の 思い出と代えて 春の中 散らん  せめて牡丹の 緋の色を残して  倫倫地想著似 擁著似的肩 無法進入似那片天 痛苦交纏 甜蜜的荊棘 在痛中癡戀迷離 浄扎盤旋 迷失留戀  展開的美麗花瓣 幸福的笑臉 愛無法實現的毎天 苦苦思念 世世年年永從心中美好懷念 美的夢町 美的春郷 不要離我那摩遠  紛紛飄落的花瓣 那是緋紅艶麗的牡丹  蝶に譬えて死にたもう 戀と云う残酷の時よ 広げた羽は千切れて 天の高みには 昇れないのなら 君の瞳の青空に 墜ちようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也腕を回して抱き取る 夢の形よ 美しき君が其処に居る 奇跡を密かに愛しむ 深き想いはその瞳に 届かざりしも 苦しみは甘き棘を持ち 私は痛みに酔い痴れる  花に譬えて生きられる 戀と云う麗らかな日々を ああ忘れざりしこの世の 思い出と代えて 春の中 散らん  せめて牡丹の 緋の色を残して  倫倫地想著似 擁著似的肩 無法進入似那片天 痛苦交纏 甜蜜的荊棘 在痛中癡戀迷離 浄扎盤旋 迷失留戀  展開的美麗花瓣 幸福的笑臉 愛無法實現的毎天 苦苦思念 世世年年永從心中美好懷念 美的夢町 美的春郷 不要離我那摩遠  紛紛飄落的花瓣 那是緋紅艶麗的牡丹  蝶に譬えて死にたもう 戀と云う残酷の時よ 広げた羽は千切れて 天の高みには 昇れないのなら 君の瞳の青空に 墜ちよう
聖少女領域PLATINA LYLICまだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにしてPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也まだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて パパより優しいテノールで 奪う覚悟があるのならば  百万の薔薇の寝台(ベッド)に 埋もれ見る夢よりも 馨しく私は生きてるの  どうすれば醜いものが 蔓延(はびこ)ったこの世界 汚れずに羽搏いて行けるのか  ひとり繭の中 学びつづけても 水晶の星空は 遠すぎるの  まだ触れないで その慄える指先は 花盗人の甘い躊躇い 触れてもいい この深い胸の奥にまで 届く自信があるのならば  白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃない  罅割れた硝子厘(ケエス)に 飾られた純潔は 滅びゆく天使たちの心臓  また明日も目覚めるたびに 百年の刻を知る 眠れない魂の荊姫  くい込む冠 一雫の血に ああ現実(いま)が真実と 思い知るの  まだ行かないで 月光の結界で 過ちに気づいてしまいそう 安らかなぬくもりに抱かれ 壊れたい私は 罪の子なのでしょうか  そっと零れてくる 涙の意味さえわからない  もう云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて鎖のように重い 囁いて パパより優しいテノールで どんな覚悟もできるならば  さあ誓ってよその震える唇で 蜜を摘む狩人のときめき 攫っていい この深い胸の奥底を 射抜く勇気があるのならば  貴方、捕まえたらけして 逃がさないようにして
蜜薔薇庭園緑の指で ここにいない あなたを なぞりつづけて 夢の扉 探せば 乾いた くちびるにのせ 唄う恋も 潤みだす Rosengarten 秘密の茂み 埋もれ咲くのは 蜜薔薇 Rosengarten うす絹 脱いで 纏わりつく薫り抱き 切ない記憶を燻らす この身は香水塔  迷い込んだら けして逃れはしないと 小さな棘は 赤く熟み肌を刺す この痛みが消えるとき 月は満ちてゆくのでしょう Rosengarten 奥深くへと 羽音みちびく蜜蜂 Rosengarten 眩暈の淵で あなたの名前 呼ぶから 今宵の睡りのどこかで きっと聞いてください  この想いを失って 生きるなど できるでしょうか Rosengarten 秘密の園も いつか 荒れ果てるのなら Rosengarten 涙の雫 まだ甘く零れるうち わたしの心を溶かして まだ見ぬ莟に捧ぐALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也緑の指で ここにいない あなたを なぞりつづけて 夢の扉 探せば 乾いた くちびるにのせ 唄う恋も 潤みだす Rosengarten 秘密の茂み 埋もれ咲くのは 蜜薔薇 Rosengarten うす絹 脱いで 纏わりつく薫り抱き 切ない記憶を燻らす この身は香水塔  迷い込んだら けして逃れはしないと 小さな棘は 赤く熟み肌を刺す この痛みが消えるとき 月は満ちてゆくのでしょう Rosengarten 奥深くへと 羽音みちびく蜜蜂 Rosengarten 眩暈の淵で あなたの名前 呼ぶから 今宵の睡りのどこかで きっと聞いてください  この想いを失って 生きるなど できるでしょうか Rosengarten 秘密の園も いつか 荒れ果てるのなら Rosengarten 涙の雫 まだ甘く零れるうち わたしの心を溶かして まだ見ぬ莟に捧ぐ
アンジェノワールの祭戯自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて  花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦  今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味  この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える  今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶えるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて  花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦  今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味  この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える  今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯  ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい  身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える
百合と夜鶯月に羽根を染めた 夜鶯が舞い降り 馨しき憂いの百合へと 問いかける  何故あなたは 夜毎 花を濡らして 美しい宵を ただ泣いて過ごすの?  それは恋しい人が 娘を抱くから  やさしく触れた指が 忘れられずに 枯れるだけのこの身が 哀れで悲しい あの人の胸のなか 香れるならば 一夜の命も惜しまぬのに  百合は答えあまく慄える  森の苔の褥 彷徨うのは娘 葉末の間から 夜鶯は訊ねる  何故あなたは ひとり暗い小径を 茨に血を流し 迷い込んだの?  それは恋しい人が 去って行ったから  移ろい変わるものは 時だけじゃなく 人の愛と心と 知ってしまったの 愛しい腕のなかに 戻れぬならば もう夢の欠片も見えぬでしょう  長い髪に 薄闇が散る  やがて娘は 朽ちた百合の根元に 倒れてその目蓋を 閉じて動かない 乱れるように開く 花の底から 黄金の花粉が降り注ぐ  移ろい揺らぐものが 儚いのなら 清らかなまま昇る 魂はどこへ 白い墓標の上で 囀る夜鶯は 天使の翼に憧れて  一晩中 羽搏きましたALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月に羽根を染めた 夜鶯が舞い降り 馨しき憂いの百合へと 問いかける  何故あなたは 夜毎 花を濡らして 美しい宵を ただ泣いて過ごすの?  それは恋しい人が 娘を抱くから  やさしく触れた指が 忘れられずに 枯れるだけのこの身が 哀れで悲しい あの人の胸のなか 香れるならば 一夜の命も惜しまぬのに  百合は答えあまく慄える  森の苔の褥 彷徨うのは娘 葉末の間から 夜鶯は訊ねる  何故あなたは ひとり暗い小径を 茨に血を流し 迷い込んだの?  それは恋しい人が 去って行ったから  移ろい変わるものは 時だけじゃなく 人の愛と心と 知ってしまったの 愛しい腕のなかに 戻れぬならば もう夢の欠片も見えぬでしょう  長い髪に 薄闇が散る  やがて娘は 朽ちた百合の根元に 倒れてその目蓋を 閉じて動かない 乱れるように開く 花の底から 黄金の花粉が降り注ぐ  移ろい揺らぐものが 儚いのなら 清らかなまま昇る 魂はどこへ 白い墓標の上で 囀る夜鶯は 天使の翼に憧れて  一晩中 羽搏きました
彼と彼女の聖夜(イヴ)ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供  銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない  こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る  そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る  白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ  誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも  だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの  I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの  そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供  銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない  こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る  そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る  白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ  誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも  だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの  I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの  そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかに
月光夜月光の冷たさに 骨がそっと 氷る 雪のような胸の下は 赤い薔薇のシャーベット  蜉蝣の翅も軋む 眠りへの階段 踏み出すたび 痛みの欠片 ひとつふたつ こぼれて融ける  糸杉の間に間に ゆれるのは魂 世にもやさしい目で わたしを見ている  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう すべてを忘れたら もういちど目覚める  月光は 銀の爪で 絹の糸をつむぎ 縫い綴じるよ 玉兎(うさぎ)の見た いつか降りる 終嫣の悪夢(ゆめ)  心はこんなにも 儚い匣だから ひとつぶの涙の 重さを知ってる  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる  糸杉の間に間に ゆれるのは 魂 世にもやさしい目で あなたを見ている  少しだけ 今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月光の冷たさに 骨がそっと 氷る 雪のような胸の下は 赤い薔薇のシャーベット  蜉蝣の翅も軋む 眠りへの階段 踏み出すたび 痛みの欠片 ひとつふたつ こぼれて融ける  糸杉の間に間に ゆれるのは魂 世にもやさしい目で わたしを見ている  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう すべてを忘れたら もういちど目覚める  月光は 銀の爪で 絹の糸をつむぎ 縫い綴じるよ 玉兎(うさぎ)の見た いつか降りる 終嫣の悪夢(ゆめ)  心はこんなにも 儚い匣だから ひとつぶの涙の 重さを知ってる  少しだけ今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる  糸杉の間に間に ゆれるのは 魂 世にもやさしい目で あなたを見ている  少しだけ 今だけ 生きるのを止めよう 何もかも忘れて もういちど生まれる
神の雪触れたきものは 仄蒼き頬の下 かよう血汐の 生き急ぐぬくもり  時をつなぎ止めるため あなたを抱く 肩の向こう見上げる冬の 夜は羽摶き  いま私に舞い落ちるのは白い雪ではなくて土 冥い闇の底にひとり安らかに埋もれよう この世で大事なものを幾つも失くしてきたのになお まだあなたの美しい横顔に惹かれるのか 果てもなく 狂おしい祈りのように  踏みしだかれた 薄氷の上に立つ 足元すくう凩 天の奈落 越えて届く ひとひらの夢 縋れるならば  いま私に降り注ぐのはやさしい雪ではなく炎 この手で消す術も持たずただ焼かれ朽ちるため この世に変わらぬものなど在りはしないとわかってなお なぜ人はどんな日も無きものばかり望むのか 罰のように 汚れ染みぬ想いに変えて  どうかあなたを包むのは冷たい雪ではなくて星 その輝きに焦がれて私は息絶えるだろう この世に悲しきことは尽きぬほど満ちたと知ってなお なぜこうも易々と涙はあふれるのか 罪人のように いつまでもその腕のなかでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也触れたきものは 仄蒼き頬の下 かよう血汐の 生き急ぐぬくもり  時をつなぎ止めるため あなたを抱く 肩の向こう見上げる冬の 夜は羽摶き  いま私に舞い落ちるのは白い雪ではなくて土 冥い闇の底にひとり安らかに埋もれよう この世で大事なものを幾つも失くしてきたのになお まだあなたの美しい横顔に惹かれるのか 果てもなく 狂おしい祈りのように  踏みしだかれた 薄氷の上に立つ 足元すくう凩 天の奈落 越えて届く ひとひらの夢 縋れるならば  いま私に降り注ぐのはやさしい雪ではなく炎 この手で消す術も持たずただ焼かれ朽ちるため この世に変わらぬものなど在りはしないとわかってなお なぜ人はどんな日も無きものばかり望むのか 罰のように 汚れ染みぬ想いに変えて  どうかあなたを包むのは冷たい雪ではなくて星 その輝きに焦がれて私は息絶えるだろう この世に悲しきことは尽きぬほど満ちたと知ってなお なぜこうも易々と涙はあふれるのか 罪人のように いつまでもその腕のなかで
マリーゴールドガーデンこもれび舞う 鳥のさえずり 朝陽にかがやく 光の輪の庭 聞こえてくるの やさしいソプラノのあの声 パラソルの影の中 ほほえむ人よ  オルゴールの 蓋を開ければ よみがえりし世界 馨しき時間 小さな頃 ときめく夢  悲しみを知った今も 胸の痛みに 涙するたび それは 光の花 こころに咲く あの瞳のように  目を閉じれば 帰ってゆく 愛する者に囲まれ いつの日にか 思い出を恋うる あれは 遥かな国 宝石より 美しきものよ  咲きみだれる マリーゴールド 天使の羽根音 幼子の眠り 奏でているの 子守歌の調べ 遙かに 過ぎし日は 鳶色  あまき夢の庭で遊ぶ あの日ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也こもれび舞う 鳥のさえずり 朝陽にかがやく 光の輪の庭 聞こえてくるの やさしいソプラノのあの声 パラソルの影の中 ほほえむ人よ  オルゴールの 蓋を開ければ よみがえりし世界 馨しき時間 小さな頃 ときめく夢  悲しみを知った今も 胸の痛みに 涙するたび それは 光の花 こころに咲く あの瞳のように  目を閉じれば 帰ってゆく 愛する者に囲まれ いつの日にか 思い出を恋うる あれは 遥かな国 宝石より 美しきものよ  咲きみだれる マリーゴールド 天使の羽根音 幼子の眠り 奏でているの 子守歌の調べ 遙かに 過ぎし日は 鳶色  あまき夢の庭で遊ぶ あの日
恋せよ乙女 -Love story of ZIPANG-恋せよ乙女 咲きましょ桜 唯一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出会い 黄金の夢の 杯飲み干す 覚悟して  花の命短しと 刹那の日々 燃やして 着飾り紅さし 綺麗になっても  みんな虚像と 言わせる男 私は待っていたの 嵐越えて 連れ去ってよ 春ヶ国へ  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出逢い 黄金の夢の 盃飲み干す 覚悟して  恋の命儚きと 憂いて渡る浮世 深く艶やかに 生きるが勝ちなの  天と地上 代わるくらい あなたに抱かれるたび 身も心も 息を返し 春を燃やす  恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る 愛のジパング 萬の神は 黄金の夢を降らせて酔わせる  捕らわれて  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散るALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA恋せよ乙女 咲きましょ桜 唯一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出会い 黄金の夢の 杯飲み干す 覚悟して  花の命短しと 刹那の日々 燃やして 着飾り紅さし 綺麗になっても  みんな虚像と 言わせる男 私は待っていたの 嵐越えて 連れ去ってよ 春ヶ国へ  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出逢い 黄金の夢の 盃飲み干す 覚悟して  恋の命儚きと 憂いて渡る浮世 深く艶やかに 生きるが勝ちなの  天と地上 代わるくらい あなたに抱かれるたび 身も心も 息を返し 春を燃やす  恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る 愛のジパング 萬の神は 黄金の夢を降らせて酔わせる  捕らわれて  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る
サロメティック・ルナティックその首に 髪を絡ませ 永久にあなたを 縛りつづけたい  私をひとり残して 見知らぬ誰かへ あなたが消えるたび  あゝ そのとき 野性と魔性が目覚めてゆく あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “愛なんて飼い慣らせ” サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか  真実と嘘の狭間で あなたの心を 天秤にかけたとて  出逢うたび その唇が 恋の毒を 私に注ぎこむ  千一夜の 街の噂に耳をふさいで 閃一秒の 抱かれる腕の強さしか信じられない 愚かな女なんて サロメティック・ルナティック あなたと堕ちたい 今さら一人きりのまま生きてはゆけない  あゝ この身を 野性と魔性に捧げましょう あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “後戻りできない”と サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか 命がけの熱い愛を見せてあげましょうかALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAその首に 髪を絡ませ 永久にあなたを 縛りつづけたい  私をひとり残して 見知らぬ誰かへ あなたが消えるたび  あゝ そのとき 野性と魔性が目覚めてゆく あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “愛なんて飼い慣らせ” サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか  真実と嘘の狭間で あなたの心を 天秤にかけたとて  出逢うたび その唇が 恋の毒を 私に注ぎこむ  千一夜の 街の噂に耳をふさいで 閃一秒の 抱かれる腕の強さしか信じられない 愚かな女なんて サロメティック・ルナティック あなたと堕ちたい 今さら一人きりのまま生きてはゆけない  あゝ この身を 野性と魔性に捧げましょう あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “後戻りできない”と サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか
雪のひとひらあなたのくちびる そっと触れて ひとひらの雪が 溶けたなら どうか私と思ってほしい  目を閉じれば 微笑っている あなただけが 浮かんでくるなんて  粉雪舞う夜は もう 踊れないの すぐに消えてしまう 夢でいいから 一目逢いたい  あなたと選んだ 白い服 冷たく私に まといつき 冬の風に 生きられぬ蝶  あやまちなど もう忘れましょう 窓の外は 美しい夜だから  星降るあのイヴは 二度と戻らないの 天使の翼さえ 矢のように堕ち 傷つけてゆく  粉雪舞う夜は ひとりぼっちで 迷子になりそうなの 静かに目をとじて 眠るあなたに 届くでしょうか  雪のひとひらの囁きがALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAあなたのくちびる そっと触れて ひとひらの雪が 溶けたなら どうか私と思ってほしい  目を閉じれば 微笑っている あなただけが 浮かんでくるなんて  粉雪舞う夜は もう 踊れないの すぐに消えてしまう 夢でいいから 一目逢いたい  あなたと選んだ 白い服 冷たく私に まといつき 冬の風に 生きられぬ蝶  あやまちなど もう忘れましょう 窓の外は 美しい夜だから  星降るあのイヴは 二度と戻らないの 天使の翼さえ 矢のように堕ち 傷つけてゆく  粉雪舞う夜は ひとりぼっちで 迷子になりそうなの 静かに目をとじて 眠るあなたに 届くでしょうか  雪のひとひらの囁きが
ヴェネツィアン・ラプソディー逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル  誰より華やぐ仮面つけ 踊りに酔わされ 子供の輪の中へ  ガラスにあなたの影 映すように 花火が舞って 空へとけてゆく  消したい 消せない 心の傷を 抱きしめ 抱きしめ 一人旅に出たの  逢いたい 逢えない 手をのばしても いまさら あなたに とどく魔法などないのね  終わることのない恋の夢 ふたり見た部屋の 明かりも今は消え  あなたの瞳の中 炎のように 生きてた私 もういちど灯して  泣きたい 泣かない 涙があふれ 瞳の岸辺に 星が溺れてゆく  愛して 愛して 心が崩れ 吐息のベールで すべて忘れたら眠りたい  愛して 愛されて ふたりで聴いた オルフェの唄声が 路地へと遠ざかる  逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバルALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル  誰より華やぐ仮面つけ 踊りに酔わされ 子供の輪の中へ  ガラスにあなたの影 映すように 花火が舞って 空へとけてゆく  消したい 消せない 心の傷を 抱きしめ 抱きしめ 一人旅に出たの  逢いたい 逢えない 手をのばしても いまさら あなたに とどく魔法などないのね  終わることのない恋の夢 ふたり見た部屋の 明かりも今は消え  あなたの瞳の中 炎のように 生きてた私 もういちど灯して  泣きたい 泣かない 涙があふれ 瞳の岸辺に 星が溺れてゆく  愛して 愛して 心が崩れ 吐息のベールで すべて忘れたら眠りたい  愛して 愛されて ふたりで聴いた オルフェの唄声が 路地へと遠ざかる  逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル
エスカルゴ嬉遊曲こいはえすかるご ねじをまいてまいて そっと しのびこむの わたしはからのなか まどをあけてとじて ちょっぴり おくびょうだから いつもいっぽ ふみだせずに あいの つのばかり びんかんで こまる  ひだまりまちの かふぇで すぷーんが とんだの かぜをおって もりをぬけて あなたのむね さしたわ  あたまはえすかるご すききらいだいすき きすで めがまわるの ふたりはかくれんぼ ぎゃるそんよこれんぼ だめよ つよくだいてて うかれついで よったはずみ あいのほねが ねじれ ばらいろの びょうき  まいにち あますぎて おかしな おもいで あなたなしで いきるなんて あじけない じんせいよ  こいはえすかるご ねじをまいてまいて みんな まきこんでも わたしはからのなか こころみせてかくす かなりひねくれもの あついうちに くちにしなきゃ あいはむねに もたれ じょうねつの ふらん  ねじをまいてまいて もっとまいてまいてALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこいはえすかるご ねじをまいてまいて そっと しのびこむの わたしはからのなか まどをあけてとじて ちょっぴり おくびょうだから いつもいっぽ ふみだせずに あいの つのばかり びんかんで こまる  ひだまりまちの かふぇで すぷーんが とんだの かぜをおって もりをぬけて あなたのむね さしたわ  あたまはえすかるご すききらいだいすき きすで めがまわるの ふたりはかくれんぼ ぎゃるそんよこれんぼ だめよ つよくだいてて うかれついで よったはずみ あいのほねが ねじれ ばらいろの びょうき  まいにち あますぎて おかしな おもいで あなたなしで いきるなんて あじけない じんせいよ  こいはえすかるご ねじをまいてまいて みんな まきこんでも わたしはからのなか こころみせてかくす かなりひねくれもの あついうちに くちにしなきゃ あいはむねに もたれ じょうねつの ふらん  ねじをまいてまいて もっとまいてまいて
オフェリア遺文千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう  離れてしまった 恋人達の 涙のような 碧い湖で  夏に輝いた こもれびの光 あゝ 枯れ葉と変わり果てたわ  あなたの名を 囁くから どうか あの日を呼び戻して  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 別れの刻 捧げた薔薇が 今も胸に 悲しく馨るのよ  あなたが愛した 青い鳥たちも 風にこごえ 唄を失くしたわ  僕を忘れてと つらそうに云った ねえ あなたを 憎めたらいい  あふれていた 二人の夢 森の彼方へ 消えていった  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 月の針で 胸を刺されて 雪にうもれ 瞳を閉じましょう  千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう  離れてしまった 恋人達の 涙のような 碧い湖で  夏に輝いた こもれびの光 あゝ 枯れ葉と変わり果てたわ  あなたの名を 囁くから どうか あの日を呼び戻して  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 別れの刻 捧げた薔薇が 今も胸に 悲しく馨るのよ  あなたが愛した 青い鳥たちも 風にこごえ 唄を失くしたわ  僕を忘れてと つらそうに云った ねえ あなたを 憎めたらいい  あふれていた 二人の夢 森の彼方へ 消えていった  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 月の針で 胸を刺されて 雪にうもれ 瞳を閉じましょう  千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
空宙舞踏会香りの 絹ずれ 眠りと夢の はざまで  胸の奥処(おくか)へと堕(お)ちてきた 金色の橋 見えない地図へ導く  水星 みずうみ そっと踏み出す爪先は 青く濡れ  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!  悲しい 夢より 儚い日々に 踊らん  宇宙の彼方へ飛び立った 少女の時間(とき)に 恋など はや色褪せて  流星 緋の道 薔薇を啄(ついば)む口唇は なお 赤く  くたびれ帽子の ピエロの手をとり 今宵 宇宙で 揺れる揺れる舞踏会 仮面の下で 泣いて笑え!  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!ALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香りの 絹ずれ 眠りと夢の はざまで  胸の奥処(おくか)へと堕(お)ちてきた 金色の橋 見えない地図へ導く  水星 みずうみ そっと踏み出す爪先は 青く濡れ  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!  悲しい 夢より 儚い日々に 踊らん  宇宙の彼方へ飛び立った 少女の時間(とき)に 恋など はや色褪せて  流星 緋の道 薔薇を啄(ついば)む口唇は なお 赤く  くたびれ帽子の ピエロの手をとり 今宵 宇宙で 揺れる揺れる舞踏会 仮面の下で 泣いて笑え!  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!
月光浴そびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている  森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく  泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう  花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月  街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい  疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろうALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAそびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている  森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく  泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう  花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月  街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい  疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろう
舞踏会の手帖こんなに たくさんの 記憶を抱えて ひとりで生きることは もう できないわ  もしも あなたが今 扉の向こうへ 消えたなら 私の時は止まるの  香ぐわしい 恋の円舞曲(ワルツ) こころ 乱す  舞踏会の相手は あなただけなの ガラスの靴をはいて 踊る私を 見つめていて  十六夜(いざよい)の木影で 抱かれて踊れば くちなしのドレスが ブルウに染まり  ひっそりと 落ちた花に 眠る 香り  舞踏会が終われば 私はひとり マリオネットになって 機械仕掛けで舞うだけなの  舞踏会の相手は あなただけなの 誰も知らない愛を ずっとどこかに憶えていて  舞踏会の手帖に あなたを綴る 生まれ変わる未来に きっと もう一度逢えるようにALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこんなに たくさんの 記憶を抱えて ひとりで生きることは もう できないわ  もしも あなたが今 扉の向こうへ 消えたなら 私の時は止まるの  香ぐわしい 恋の円舞曲(ワルツ) こころ 乱す  舞踏会の相手は あなただけなの ガラスの靴をはいて 踊る私を 見つめていて  十六夜(いざよい)の木影で 抱かれて踊れば くちなしのドレスが ブルウに染まり  ひっそりと 落ちた花に 眠る 香り  舞踏会が終われば 私はひとり マリオネットになって 機械仕掛けで舞うだけなの  舞踏会の相手は あなただけなの 誰も知らない愛を ずっとどこかに憶えていて  舞踏会の手帖に あなたを綴る 生まれ変わる未来に きっと もう一度逢えるように
メガロポリス・アリス‐MEGALOPOLIS ALICE‐ガラスのビルに突き刺され 病んでゆく青空 鳩血色(ピジョンブラッド)の雲の切れ端が 地上に落下する 地球は 1999 宇宙ステイション 歪んだ机で鍵(キー)を打つ アリス達のレジスタンス  夢という名のウサギを探しても どこにでもある愛じゃ物足りない  毒薬を一滴(ひとしずく)だけ 切なさの器に盛って 時代は Wonder Land  自堕落な美貌の少年たちは人形愛(ヒュグマリオン) 追われる夢ばかり見る 愛情不振の落とし子たち 都市(とかい)は 1999 月影ラビリンス どんなに時が過ぎても 変わらないもの必ずあるわ  指が触れたらそっと絡めあって 古代に生きた野獣(けもの)になりましょう  満ちてゆく夜毎の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ  メガロ ポリス アリス 愛ヲ  毒薬の滴を受けて くちびるが甘く融ろける 満ち足りた今宵の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAガラスのビルに突き刺され 病んでゆく青空 鳩血色(ピジョンブラッド)の雲の切れ端が 地上に落下する 地球は 1999 宇宙ステイション 歪んだ机で鍵(キー)を打つ アリス達のレジスタンス  夢という名のウサギを探しても どこにでもある愛じゃ物足りない  毒薬を一滴(ひとしずく)だけ 切なさの器に盛って 時代は Wonder Land  自堕落な美貌の少年たちは人形愛(ヒュグマリオン) 追われる夢ばかり見る 愛情不振の落とし子たち 都市(とかい)は 1999 月影ラビリンス どんなに時が過ぎても 変わらないもの必ずあるわ  指が触れたらそっと絡めあって 古代に生きた野獣(けもの)になりましょう  満ちてゆく夜毎の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ  メガロ ポリス アリス 愛ヲ  毒薬の滴を受けて くちびるが甘く融ろける 満ち足りた今宵の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ
Nous Deux C'est Pour La VieLoin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Personne ne connait cette fleur rouge Qui s'ouvre en grand dans mon coeur Quand tes doigts sur moi decement se posent Et que tu murmures, “Je t'aime”  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Un jour si quelqu'un te fait du mal Je me ferai cygne blanc Alors mes bras deviendront des ailes Pour te proteger du malheur  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  C'est il y a bien longtemps L'eclat des etoiles Un beau souvenir C'est peut-etre demain Si tu me regardes Je m'en souviendrai Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujoursALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Personne ne connait cette fleur rouge Qui s'ouvre en grand dans mon coeur Quand tes doigts sur moi decement se posent Et que tu murmures, “Je t'aime”  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Un jour si quelqu'un te fait du mal Je me ferai cygne blanc Alors mes bras deviendront des ailes Pour te proteger du malheur  Tant d'amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J'en ai besoin Nous deux c'est pour la vie  C'est il y a bien longtemps L'eclat des etoiles Un beau souvenir C'est peut-etre demain Si tu me regardes Je m'en souviendrai Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours  Loin, il eait une fois Dans la lumiere Une belle chanson Hier, ce n'etait qu'hier J'etait dans tes bras J'ai fait un beau reve Les reves, si doux si certains Je suis avec toi, ici et toujours
水月鏡花遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也遥かな記憶は 水面に描いた 翡翠の波間に 浮かび  わたしの身体は 届かぬ底方へ 撓み沈み揺れて落ちる  生まれくる前に 視た夢が泳ぎつく場所は なんにもなくても すべてがあふれる 光で織られた岸辺でしょうか  ぬくもる目蓋は 開くの それとも 閉じるためにあるのかしら  生まれくる前に 視た夢が辿りつく時は 薄闇の幕が そっと捲られた あなたに出会った あの日でしょうか  生まれゆく前に 還ったあとも夢はつづき 忘れえぬ声と 微笑みを抱いて 永遠の輪の中昇ってゆくの
In The Worldもし言葉を持たずとも 風のように わたしたちは 歌い続けられるかしら 誰に教えられずとも 人を愛することが できるように  はじめて君に触れた指から わたしの命は芽吹き 空を大地もすぐそばに在り ここで生きていると思えた In The World  ナイフひとつ持たずとも 知らぬ間に誰かの心 傷つけているかも知れず それはやがてこの目から こぼれる赤い涙かもしれない  こんなに君を知った胸にも 孤独の火の子は散って いったい何を燃やしたいのか 今を生きたいと願っても In The World  たとえ世界が終わろうとして 星の灯が消えても 君の瞳のその輝きが 終わりのない旅を教える  はじめて君に触れた指から  わたしの命は芽吹き 空も大地もすぐそばに在り ここで生きてくと思える In The WorldALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久もし言葉を持たずとも 風のように わたしたちは 歌い続けられるかしら 誰に教えられずとも 人を愛することが できるように  はじめて君に触れた指から わたしの命は芽吹き 空を大地もすぐそばに在り ここで生きていると思えた In The World  ナイフひとつ持たずとも 知らぬ間に誰かの心 傷つけているかも知れず それはやがてこの目から こぼれる赤い涙かもしれない  こんなに君を知った胸にも 孤独の火の子は散って いったい何を燃やしたいのか 今を生きたいと願っても In The World  たとえ世界が終わろうとして 星の灯が消えても 君の瞳のその輝きが 終わりのない旅を教える  はじめて君に触れた指から  わたしの命は芽吹き 空も大地もすぐそばに在り ここで生きてくと思える In The World
GOD DIVA幸福の種 いかがと 地獄に棲む天使が 売りにくるのなら  不幸の方 お安く 絢爛豪華な惨劇 お試しいかがでしょう  不測の罠へと堕ちても 有能な弁護団が 助けにおいでと今さら 信じてらっしゃいますの?  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はただ黙って 身を任せればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 望む道行き道すがら 薔薇色カタストロフ  色失せた現に 愛欲非道の 人生劇場は満席  他人の不幸は 無常に滴る蜜の味で 己の上には起きぬと 思ってらっしゃいますね?  さあさようこそ ここに極楽の血 貴方はただ眼を伏せ 腕差し出せばいい 夢見なさい夢見なさい あの世の底深く 針の先から裂けてゆく 終焉トラジコメディ  ご覧遊ばせ 醜いこの景色 その足下を抄う 砂上咲く楼閣 壊しなさい壊しなさい 自ら意志を持ち  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はもう黙って 身を委ねればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 果てる道連れ行き止まり お熱いカタストロフALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也幸福の種 いかがと 地獄に棲む天使が 売りにくるのなら  不幸の方 お安く 絢爛豪華な惨劇 お試しいかがでしょう  不測の罠へと堕ちても 有能な弁護団が 助けにおいでと今さら 信じてらっしゃいますの?  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はただ黙って 身を任せればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 望む道行き道すがら 薔薇色カタストロフ  色失せた現に 愛欲非道の 人生劇場は満席  他人の不幸は 無常に滴る蜜の味で 己の上には起きぬと 思ってらっしゃいますね?  さあさようこそ ここに極楽の血 貴方はただ眼を伏せ 腕差し出せばいい 夢見なさい夢見なさい あの世の底深く 針の先から裂けてゆく 終焉トラジコメディ  ご覧遊ばせ 醜いこの景色 その足下を抄う 砂上咲く楼閣 壊しなさい壊しなさい 自ら意志を持ち  さあさようこそ ここが救済の地 貴方はもう黙って 身を委ねればいい 忘れなさい忘れなさい この世の有耶無耶を 果てる道連れ行き止まり お熱いカタストロフ
殉教者の指数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負ってALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也数えてみよ さあ心を 荊が巻く身体の中 あそこここにそこにも在り 弾け裂ける 憎む妬む恋うる欲す  ああ一度に君に向かう想い ああ僕はもう止められない こんな責め苦の果てにも  繋げてみよ この血管 僕の肉を縫う赤い絲 目眩続くこの長さが 君への距離 太く細く熱く硬く  愛などと奇麗事で叫べば 剥がれて暴かれるのは穢れ 皹割れてゆく死  愛などと奇麗事で呼べど 痛みに掏り替えられる陶酔 ああそれでも君に向かう想い もう僕は生きることしか出来ず 責め苦を背負って
白堊病棟まぶたをあけてなお 闇ならば 夢の底に留まりましょう  この身覆う白い緞帳に 鮮やかな絵を描く あなたの優しい眼差し  見つめてください この世にたったひとりで 生まれてきた 名もなき魂を  誰かがわたしに そっと触れれば その指があなただと 信じられる強さだけが わたしの真実だから  かつて零れた 血の色も無く 戦いの地に萌える草  荒野より冷たいこの胸に 流れ出す哀しみも いつか溶けるのでしょうか  迎えてください この世でいまもひとりで 消え入りそうに 震える魂を  誰かがわたしに 呼びかけるたび その声はあなただと 想い続けられる力だけが 命を満たすの  探してください この世でずっとひとりで 生きることを 覚えた魂を  誰かがわたしを 抱き上げる時 その腕はあなただと 信じて待つ運命だけが わたしのすべての光ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也斉藤聡まぶたをあけてなお 闇ならば 夢の底に留まりましょう  この身覆う白い緞帳に 鮮やかな絵を描く あなたの優しい眼差し  見つめてください この世にたったひとりで 生まれてきた 名もなき魂を  誰かがわたしに そっと触れれば その指があなただと 信じられる強さだけが わたしの真実だから  かつて零れた 血の色も無く 戦いの地に萌える草  荒野より冷たいこの胸に 流れ出す哀しみも いつか溶けるのでしょうか  迎えてください この世でいまもひとりで 消え入りそうに 震える魂を  誰かがわたしに 呼びかけるたび その声はあなただと 想い続けられる力だけが 命を満たすの  探してください この世でずっとひとりで 生きることを 覚えた魂を  誰かがわたしを 抱き上げる時 その腕はあなただと 信じて待つ運命だけが わたしのすべての光
亡國覚醒カタルシスPLATINA LYLIC嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ 愚カノ神ハ 奉ラレル  生きるは毒杯 杞憂の苦しみを 飲み干す術を誰が授けよう 太陽に棲むと云う賢者の鷲 羽搏きだけが谺する  この双つの眸に宿った 闇と光 その何方で 僕は未来(あした)を 見つめるべきなのだろう  渇き切った瓦礫の街 点と線を繋ぎ合わせ 意味など無い事ばかり 溢れてゆく  炎のごとき孤独 抱く體 鎮めては 暗渠へと滴ってく雫  掲げる毒杯 この生は満ちても 焦がれる死の夢は流れ着く 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 天と地が結ぶ場所に僕は立つ  花実のような記憶たちは 焼かれ爛れ抜け殻だけ あの日の魂は 何処へ行ったのだろう  冷たい膚 寄せて触れて 胸の傷と傷を合わせ 再び辿るべき地図 ここに刻む  世界は見えぬ翼 その黒影(かげ)に隠された 純白の一羽 射止めよ  生きるは祝杯 口移しの快楽 渇く嗤いも息も絶え絶えに まぐわいあう慰みの掌に 虚しさだけが膨らんで  ああ玉砕と美しく散りゆくならば 恍惚の先にはまだ君が居る  嘆キノ壁ハ 突キ崩サレテ 愚カノ民ハ 塵サレル  生きるは毒杯 愛する哀しみを 飲み干す術を誰が授けよう 月下に眠ると云う静かの鷲 啼き声だけが舞い降りて  掲げる祝杯 わが生は満ちても 果敢ない死の遊戯は果てもなく 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 罪と罰を生む時代(とき)を僕は視るPLATINA LYLICALI PROJECTarika takaranomikiya katakura片倉三起也嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ 愚カノ神ハ 奉ラレル  生きるは毒杯 杞憂の苦しみを 飲み干す術を誰が授けよう 太陽に棲むと云う賢者の鷲 羽搏きだけが谺する  この双つの眸に宿った 闇と光 その何方で 僕は未来(あした)を 見つめるべきなのだろう  渇き切った瓦礫の街 点と線を繋ぎ合わせ 意味など無い事ばかり 溢れてゆく  炎のごとき孤独 抱く體 鎮めては 暗渠へと滴ってく雫  掲げる毒杯 この生は満ちても 焦がれる死の夢は流れ着く 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 天と地が結ぶ場所に僕は立つ  花実のような記憶たちは 焼かれ爛れ抜け殻だけ あの日の魂は 何処へ行ったのだろう  冷たい膚 寄せて触れて 胸の傷と傷を合わせ 再び辿るべき地図 ここに刻む  世界は見えぬ翼 その黒影(かげ)に隠された 純白の一羽 射止めよ  生きるは祝杯 口移しの快楽 渇く嗤いも息も絶え絶えに まぐわいあう慰みの掌に 虚しさだけが膨らんで  ああ玉砕と美しく散りゆくならば 恍惚の先にはまだ君が居る  嘆キノ壁ハ 突キ崩サレテ 愚カノ民ハ 塵サレル  生きるは毒杯 愛する哀しみを 飲み干す術を誰が授けよう 月下に眠ると云う静かの鷲 啼き声だけが舞い降りて  掲げる祝杯 わが生は満ちても 果敢ない死の遊戯は果てもなく 砦に喰い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが舞い上がる  あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ 罪と罰を生む時代(とき)を僕は視る
ピアニィ・ピンクあでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ  恋をしたら ひとりきりでも 小さな胸が 事件であふれちゃう  こっそりあなたを 見つめるそのたびに 世界が息づいた  朝つゆに光る ピアニィ・レッド 炎みたいね 弱さにうつむいた 日々を燃やしておくれ  誰にだって 優しいあなたを くやしいけれど 誇りに 思っちゃう  女の子は皆 秘密の花園で 綺麗になってゆく  清らかに歌う ピアニィ・ピンク ときめく吐息 裸のくちびる そっと蝶々が触れた  あなたの瞳に 誰より ああ残りたい  あでやかに競う ピアニィ・ピンク あなたのために 笑顔が いちばん すてきな私になる  あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク 私のために 笑顔が いちばん すてきな私になるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク あたりいちめんに 色褪せた頬の 私を 染めておくれ  恋をしたら ひとりきりでも 小さな胸が 事件であふれちゃう  こっそりあなたを 見つめるそのたびに 世界が息づいた  朝つゆに光る ピアニィ・レッド 炎みたいね 弱さにうつむいた 日々を燃やしておくれ  誰にだって 優しいあなたを くやしいけれど 誇りに 思っちゃう  女の子は皆 秘密の花園で 綺麗になってゆく  清らかに歌う ピアニィ・ピンク ときめく吐息 裸のくちびる そっと蝶々が触れた  あなたの瞳に 誰より ああ残りたい  あでやかに競う ピアニィ・ピンク あなたのために 笑顔が いちばん すてきな私になる  あでやかに咲いた ピアニィ・ピンク 私のために 笑顔が いちばん すてきな私になる
月蝕グランギニョルGOLD LYLIC頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕開きし暗黒グランギニョル 死と生が手を取り踊り巡る 欲望カルナバル 誰もが群れのなか 孤独に耽り いけない夢を見る  今は廃屋 黄金塔の遊戯場で 甘き追憶 髑髏の眼窩に探る  錆びつく短剣を 拾い上げ この胸に 向けて翳すたび 赤き血が 生きる痛みに滾る  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 少女サクリファイス 透明な翼で 無垢なる魂 黎明を迎えよ  着飾りし罪 戦慄の舞台上で 演ずるは罰 聖裁の喝采はなく  横たわる君の 薔薇色のぬくもりは この虚無に捧ぐ供物なれ 朽ちゆく花の薫り  幻覚の満月 残酷なる太陽 終わりなき月蝕グランギニョル 堕天使と悪魔が手を取り踊り嗤う 覚醒マスカレイド そして誰も独り 孤独にふるえ 恐怖を思い出す  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 汚れることなかれ 清らなる微笑よ  頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕は閉じ暗澹グランギニョル 死と生が 抱き合い踊り果てる 陶酔ニルバーナ 人びとは叫ばん 神の言葉を 世界に光りあれとGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕開きし暗黒グランギニョル 死と生が手を取り踊り巡る 欲望カルナバル 誰もが群れのなか 孤独に耽り いけない夢を見る  今は廃屋 黄金塔の遊戯場で 甘き追憶 髑髏の眼窩に探る  錆びつく短剣を 拾い上げ この胸に 向けて翳すたび 赤き血が 生きる痛みに滾る  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 少女サクリファイス 透明な翼で 無垢なる魂 黎明を迎えよ  着飾りし罪 戦慄の舞台上で 演ずるは罰 聖裁の喝采はなく  横たわる君の 薔薇色のぬくもりは この虚無に捧ぐ供物なれ 朽ちゆく花の薫り  幻覚の満月 残酷なる太陽 終わりなき月蝕グランギニョル 堕天使と悪魔が手を取り踊り嗤う 覚醒マスカレイド そして誰も独り 孤独にふるえ 恐怖を思い出す  極彩の楽園 独裁者の庭園 時は一千一夜 魔の都 グロテスクな街に 眠れる君は王女 汚れることなかれ 清らなる微笑よ  頭上には星屑 墜ちるは奈落の底 幕は閉じ暗澹グランギニョル 死と生が 抱き合い踊り果てる 陶酔ニルバーナ 人びとは叫ばん 神の言葉を 世界に光りあれと
赤と黒眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜  闇の奥でいつまでも 紅ゆれる残り火のように 鎧まとう心にも くすぶった想いは消えず  ああ すべてを燃やすほど 情熱の炎のなか 生きていたいと  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じているから  革のコートに隠し持つ 弱さを彩るための刃 あなたの腕に抱かれて こぼす涙で溶かしたい  ああ 命に代えてまで 守りたいものを人は まだ持っているの  天には神はおらず 地上は荒れ狂う めくるめく欲望の 王に仕えし民は 虚無をかかえて通り過ぎる  汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界で 出会える愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じている  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 今日もひとり 瞳とじて 汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界に 生まれる愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜  闇の奥でいつまでも 紅ゆれる残り火のように 鎧まとう心にも くすぶった想いは消えず  ああ すべてを燃やすほど 情熱の炎のなか 生きていたいと  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じているから  革のコートに隠し持つ 弱さを彩るための刃 あなたの腕に抱かれて こぼす涙で溶かしたい  ああ 命に代えてまで 守りたいものを人は まだ持っているの  天には神はおらず 地上は荒れ狂う めくるめく欲望の 王に仕えし民は 虚無をかかえて通り過ぎる  汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界で 出会える愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じている  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 今日もひとり 瞳とじて 汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界に 生まれる愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう
WishI wish, my wish When I wish upon a star 星に願いをかけたの I wish, my wish my dream comes true 巡り逢えるように  琥珀の雲に咲く ひかりの花園 目に見えない花が 白い羽根になって そっと肩に落ちてくる  眠るあなたの顔 見つめてるだけで こんなに優しくて こんなに泣きそうで 胸があつい気持ち どんなふうに 伝えたらいいの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はあの夜から あなたを探していた  色褪せないものは 未来(あす)を祈る声 “願い”は争って 勝ちとるものじゃない 誰の上にも ほら 輝いて広がるわ 天空(そら)が  I wish, my wish 愛する人を ぎゅっと抱きしめた腕を I wish, my wish 伸ばせば星に 届くかもしれない あなたがそばにいれば どんな勇気も持てる  I wish, my wish When I wish upon a star いつかあなたとふたりで I wish, my wish our dreams come true 同じ夢叶える ねえ その時のために きっと生まれてきたの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はここでずっと あなたを待っていたのALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也I wish, my wish When I wish upon a star 星に願いをかけたの I wish, my wish my dream comes true 巡り逢えるように  琥珀の雲に咲く ひかりの花園 目に見えない花が 白い羽根になって そっと肩に落ちてくる  眠るあなたの顔 見つめてるだけで こんなに優しくて こんなに泣きそうで 胸があつい気持ち どんなふうに 伝えたらいいの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はあの夜から あなたを探していた  色褪せないものは 未来(あす)を祈る声 “願い”は争って 勝ちとるものじゃない 誰の上にも ほら 輝いて広がるわ 天空(そら)が  I wish, my wish 愛する人を ぎゅっと抱きしめた腕を I wish, my wish 伸ばせば星に 届くかもしれない あなたがそばにいれば どんな勇気も持てる  I wish, my wish When I wish upon a star いつかあなたとふたりで I wish, my wish our dreams come true 同じ夢叶える ねえ その時のために きっと生まれてきたの  I wish, my wish 小さな頃に 星に願いをかけたの I wish, my wish 大切な人に 巡り逢えるように 私はここでずっと あなたを待っていたの
夢のあとに apres un reveしずかな夜に 眠りかけるのを そっと揺り起こす 月の指先よ  失くしたはずの ぬくもり 思い出すようで  おやすみ おやすみ もう おやすみ 胸の欠片(かけら) 明日は 明日は やさしいから  夢のどこかで 出会いし人の その移り香を いつまでもさがすよ  真白い百合が 似合うでしょう 恋の枢には  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから  ほのかに青く 刻は降りつもる 草に埋もれし 日時計の上にも  きれいな影絵が 窓で 手招きをしても  お眠り お眠り もう お眠り 胸の欠片 二度と 二度と 目覚めぬよう  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也しずかな夜に 眠りかけるのを そっと揺り起こす 月の指先よ  失くしたはずの ぬくもり 思い出すようで  おやすみ おやすみ もう おやすみ 胸の欠片(かけら) 明日は 明日は やさしいから  夢のどこかで 出会いし人の その移り香を いつまでもさがすよ  真白い百合が 似合うでしょう 恋の枢には  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから  ほのかに青く 刻は降りつもる 草に埋もれし 日時計の上にも  きれいな影絵が 窓で 手招きをしても  お眠り お眠り もう お眠り 胸の欠片 二度と 二度と 目覚めぬよう  さよなら さよなら もう さよなら 遠い昨日 明日は 明日は やさしいから
Anniversary of Angelブルーベルの空に 粉雪が舞ったら それは天使の羽根よ 胸の痛みを 撫でましょう  逢えない人 想い うつむいてばかりの そんな あなたのために 今宵 呪文を かけましょう  雲の上から 見ていたの あなたのこと ずっと  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢におやすみ もう泣かないで Anniversary of Angel 闇のなかでも 透明すぎる やさしい心 小さな涙が わたしを呼び覚ました  頬染める 希望と 交差する 不安を リボンのように結び 勇気のベル 鳴らしましょう  春の息吹も すぐそこで 足踏みしてるよ  Anniversary of Angel きっとすてきな 恋に出会える ほら顔あげて Anniversary of Angel すべての瞬間(とき)が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る  Anniversary of Angel けさ神様に お願いしたの 地上(ここ)に来ることを We are alone, We are angels だってわたしは もう一人の あなただから ふたりがいっしょになる あなたがあなたになる  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢に暮らそう 笑顔が似合う Anniversary of Angel すべての瞬間が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来るALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ブルーベルの空に 粉雪が舞ったら それは天使の羽根よ 胸の痛みを 撫でましょう  逢えない人 想い うつむいてばかりの そんな あなたのために 今宵 呪文を かけましょう  雲の上から 見ていたの あなたのこと ずっと  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢におやすみ もう泣かないで Anniversary of Angel 闇のなかでも 透明すぎる やさしい心 小さな涙が わたしを呼び覚ました  頬染める 希望と 交差する 不安を リボンのように結び 勇気のベル 鳴らしましょう  春の息吹も すぐそこで 足踏みしてるよ  Anniversary of Angel きっとすてきな 恋に出会える ほら顔あげて Anniversary of Angel すべての瞬間(とき)が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る  Anniversary of Angel けさ神様に お願いしたの 地上(ここ)に来ることを We are alone, We are angels だってわたしは もう一人の あなただから ふたりがいっしょになる あなたがあなたになる  Anniversary of Angel 凛ときらめく 夢に暮らそう 笑顔が似合う Anniversary of Angel すべての瞬間が 祝福に満ち 誰より綺麗に かがやく日がいつか あなたを迎えに来る
天使に寄す天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるためALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す  目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう  生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時  目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある  謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる  目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるため
apre le noirCheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く 塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのねALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Cheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの?  Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない  Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに  Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび  Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く 塞ぐ  Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても  Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず  だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね
KING KNIGHTはるかな遠い昔 この手は翼でなく 双つの剣で  草いきれの褥で 僕らは獣のように 息を殺してた  いま孤独と虚無の中で 騒ぎ滾る血をいかにしよう 本当の強さ欲しいと願えば 導かれるのか  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し つわものどもが夢の跡を 心を覆いつくす盾を取り払えよ 見えない国境はすぐそこに  地獄の底から声がきこえても “まだまだ夜明けは遠かろう”  触れ得ぬ星の屑 希望の輝きは 一夜に消えども  永遠なる明日はいづこ 瞬間刹那の時 つなぎ永劫を  どこに畏怖も畏敬もなく 生きる空しさをなんとしよう 真の優しさ安逸の揺り籠に 育ちはしない  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 雄々しき國の末裔たち 張り巡らされた高き柵を飛び越えよ まだ見ぬ世界は果てしない  天の彼方から歌が降り注ぐ 帝の恩恵をその背に  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し もののふたちが辿りし道 その想い封じ込める楔を外せよ ぬかる足跡も乾くだろう  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 麗しき國の先駆者たち 終わりなき戦いに投じる御身へと 誠の魂宿るまで  もうひとりの自分が僕に声かける “ここからすべてが始まる”ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也はるかな遠い昔 この手は翼でなく 双つの剣で  草いきれの褥で 僕らは獣のように 息を殺してた  いま孤独と虚無の中で 騒ぎ滾る血をいかにしよう 本当の強さ欲しいと願えば 導かれるのか  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し つわものどもが夢の跡を 心を覆いつくす盾を取り払えよ 見えない国境はすぐそこに  地獄の底から声がきこえても “まだまだ夜明けは遠かろう”  触れ得ぬ星の屑 希望の輝きは 一夜に消えども  永遠なる明日はいづこ 瞬間刹那の時 つなぎ永劫を  どこに畏怖も畏敬もなく 生きる空しさをなんとしよう 真の優しさ安逸の揺り籠に 育ちはしない  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 雄々しき國の末裔たち 張り巡らされた高き柵を飛び越えよ まだ見ぬ世界は果てしない  天の彼方から歌が降り注ぐ 帝の恩恵をその背に  いざ行かん甲冑の鋼を照り返し もののふたちが辿りし道 その想い封じ込める楔を外せよ ぬかる足跡も乾くだろう  いざ駆けよ漆黒の荒馬嘶いて 麗しき國の先駆者たち 終わりなき戦いに投じる御身へと 誠の魂宿るまで  もうひとりの自分が僕に声かける “ここからすべてが始まる”
埋葬の森の黄昏坂病葉泥濘るむ地上は つづく足跡 覆い隠して  斑に滴る月光 木々の隙間から僕を侵し 痛みばかり鏤めてゆく  あなたのもとへ飛び立てる 翼の無いことをよろこぼう 誰も苦しみと共に 出逢うことを 望みはしない  葬りたいのは絶望よりも 生まれた小さなひかり 穿たれゆく土の底に  あなたの眠り呼び覚ます 歌を知らぬことが仕合わせだ 人は死神と共に 在ることなど 忘れればいい  あなたもとへ飛び立てる 翼の無いことを哀しもう そして蔓延った 根のように佇む  僕らは独りALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也病葉泥濘るむ地上は つづく足跡 覆い隠して  斑に滴る月光 木々の隙間から僕を侵し 痛みばかり鏤めてゆく  あなたのもとへ飛び立てる 翼の無いことをよろこぼう 誰も苦しみと共に 出逢うことを 望みはしない  葬りたいのは絶望よりも 生まれた小さなひかり 穿たれゆく土の底に  あなたの眠り呼び覚ます 歌を知らぬことが仕合わせだ 人は死神と共に 在ることなど 忘れればいい  あなたもとへ飛び立てる 翼の無いことを哀しもう そして蔓延った 根のように佇む  僕らは独り
汚れなき悪意傷を負った若い獣が 檻に囲われ閉じ込められ 自由という名の荒野へと 駆け出す夢ばかり見る それが今のこのわたしの姿  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が間違いで どれが正しいか この手で選ぶにはまだ世界は大きすぎて  君ならわかってくれると思った  月が雫を降らせるなら 今宵涙の代わりにしよう 少しだけ生きただけなのに かぶさる孤独の影は 長く深くわたしを包むから  なぜ君に出逢い その頬に触れて またひとりになると知っても愛し どこが始まりで いつが終わりかと 迷い込んで行き止まって慄えているばかり 何より優しさに怯えてた  なぜ人は生まれ なぜ死んでゆくか 幼いまま答えを探しつづけ ああ君と出逢い その背を見送り また逢えると信じるのは愚かなのだろうか  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が悪なのか そして善なのか この目が捉えるのには世界は翳りすぎる  だから君にそばにいて欲しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也・斉藤聡傷を負った若い獣が 檻に囲われ閉じ込められ 自由という名の荒野へと 駆け出す夢ばかり見る それが今のこのわたしの姿  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が間違いで どれが正しいか この手で選ぶにはまだ世界は大きすぎて  君ならわかってくれると思った  月が雫を降らせるなら 今宵涙の代わりにしよう 少しだけ生きただけなのに かぶさる孤独の影は 長く深くわたしを包むから  なぜ君に出逢い その頬に触れて またひとりになると知っても愛し どこが始まりで いつが終わりかと 迷い込んで行き止まって慄えているばかり 何より優しさに怯えてた  なぜ人は生まれ なぜ死んでゆくか 幼いまま答えを探しつづけ ああ君と出逢い その背を見送り また逢えると信じるのは愚かなのだろうか  心には誰も 暗い闇があり あふれる恐怖を抱え蹲る 何が悪なのか そして善なのか この目が捉えるのには世界は翳りすぎる  だから君にそばにいて欲しい
眠れる城(Drama Version)目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalalaALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala
ビアンカほかに人形なら 豪華な子もいたけど リボンひとつ 飾ったあなたを選んだ  鼓動分けるように 抱きしめて眠ったの 夢や秘密 語って いっしょに空を見てた  見えない羽に 包まれた年月  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子たち パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい ずっと  恋に傷つくたび 服の色をかえたの そして白いシフォンの 花嫁衣装着せる  あの人のこと 打ち明けたそのとき  ビアンカ ビアンカ いつかママになり 膝で眠る女の子 ビアンカ ビアンカ あなたの名で呼ぶ 想い出をつなぎ そっと  ビアンカ ビアンカ 時の薄闇で 私だけが年をとる ビアンカ ビアンカ あなたの瞳 また深くなるの  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子 パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたいALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久ほかに人形なら 豪華な子もいたけど リボンひとつ 飾ったあなたを選んだ  鼓動分けるように 抱きしめて眠ったの 夢や秘密 語って いっしょに空を見てた  見えない羽に 包まれた年月  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子たち パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい ずっと  恋に傷つくたび 服の色をかえたの そして白いシフォンの 花嫁衣装着せる  あの人のこと 打ち明けたそのとき  ビアンカ ビアンカ いつかママになり 膝で眠る女の子 ビアンカ ビアンカ あなたの名で呼ぶ 想い出をつなぎ そっと  ビアンカ ビアンカ 時の薄闇で 私だけが年をとる ビアンカ ビアンカ あなたの瞳 また深くなるの  ビアンカ ビアンカ あなたと私は 心結ぶ双子 パローレ パローレ 小さなおしゃべり 忘れずにいたい
ダリの宝石店ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます  真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため  おひとついかが?と囁くペテン師  壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店  彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します  きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて  今晩お暇?と義眼の魔術師  メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店  最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店
La caleche~春の雪~革張りのシートに 凭れかけ 映した景色は 仄冥い柩の底から 見上げているよう  人の騒めき 木々揺らす風の囁き 蹄の音 すべて消えて この世には 沈黙だけ満ちています  気の遠くなるほどの長い長い道のりを いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  召されゆく定めの 幕間を畏れはしません また永遠を 目覚めて 結ばれしを願えばこそ  絹の手套はずし受ける 窓に踊る わが心の 欠片ような春の雪 幾ひらも握りしめては  気の狂れんばかりの永い永い時の道 一条のひかり辿りつづけて 馬車を牽き走れ走れ 四頭の白馬よ 翼を得る日まで  胸が裂けるほどの悦び哀しみ抱いて いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  馬車を牽き駆けて駆けて 四頭の白馬が 翼を得る日まで  いつか 空は黄金に染まり 天馬たちは飛び立たんALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura革張りのシートに 凭れかけ 映した景色は 仄冥い柩の底から 見上げているよう  人の騒めき 木々揺らす風の囁き 蹄の音 すべて消えて この世には 沈黙だけ満ちています  気の遠くなるほどの長い長い道のりを いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  召されゆく定めの 幕間を畏れはしません また永遠を 目覚めて 結ばれしを願えばこそ  絹の手套はずし受ける 窓に踊る わが心の 欠片ような春の雪 幾ひらも握りしめては  気の狂れんばかりの永い永い時の道 一条のひかり辿りつづけて 馬車を牽き走れ走れ 四頭の白馬よ 翼を得る日まで  胸が裂けるほどの悦び哀しみ抱いて いつまでもただひとり向かうのは わたしの世界のなか 生きて生きておられる あなただけなのです  馬車を牽き駆けて駆けて 四頭の白馬が 翼を得る日まで  いつか 空は黄金に染まり 天馬たちは飛び立たん
嵐ヶ丘舞い踊れ一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で  月も涙をこぼす丘で 私はひとり 凍えそうなの 街の灯が 遠くきらめき あなたが今日も生きてると教える  舞い踊れ今宵は 砕け散る星になって もう一度その胸に 堕ちてゆきたい  ねえ 思い出してよ この丘の上 倒れて抱きしめた 汚れを知らぬ 子供のように 見つめ合った日々を  いつかふたりは自由を忘れ 乾く心で旅に出たわ 愛するほどに傷つけ合って 戻る術さえも 失くしたとゆうの?  舞い踊れ今宵は 吹き荒ぶ風になって あなたの夢の中 飛んでゆきたい  闇を溶かす光 あの日のように あなたと探したい 荒れ野に咲いた ヒースの花が 枯れてしまう前に  舞い踊れ 一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘でALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久舞い踊れ一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で  月も涙をこぼす丘で 私はひとり 凍えそうなの 街の灯が 遠くきらめき あなたが今日も生きてると教える  舞い踊れ今宵は 砕け散る星になって もう一度その胸に 堕ちてゆきたい  ねえ 思い出してよ この丘の上 倒れて抱きしめた 汚れを知らぬ 子供のように 見つめ合った日々を  いつかふたりは自由を忘れ 乾く心で旅に出たわ 愛するほどに傷つけ合って 戻る術さえも 失くしたとゆうの?  舞い踊れ今宵は 吹き荒ぶ風になって あなたの夢の中 飛んでゆきたい  闇を溶かす光 あの日のように あなたと探したい 荒れ野に咲いた ヒースの花が 枯れてしまう前に  舞い踊れ 一夜に 愛の火が消えぬように あなたの名を呼ぶの 嵐ヶ丘で
楽園喪失馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを  剣を清めん 跪き 涙以て  西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを  天は片目を 半ば閉じ 見守った  祈りの歌声 響けよ 楽園に  青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちをALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを  剣を清めん 跪き 涙以て  西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを  天は片目を 半ば閉じ 見守った  祈りの歌声 響けよ 楽園に  青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを
遊月恋歌あなたが寝ていた場所に 月の光が 堕ちる  残った夜をわたしは 哀しむために 生きる  さなぎのまま 眠った蝶みたい この想いは 翔び立つ明日を持たずに  果敢ない約束は いらないから そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 夢の数々が ああせめてやさしく 訪れるよう願って  降りつもった雪深く 埋もれて春を 待つの  冷たくなったわたしを 抱いてあなたは 泣くの  枝を鳴らす 激しい木枯らしよ 恋の炎 凍らせ 粉々にして  きれいな思い出を あげたいのに 我が侭なわたしを許して あなたを包み込む 愛の衣衣を 重ねて いつまでも ほどけないのよ この手を  儚い幸せが 消えぬうちに そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 時の移ろいが ああどうか 矢となって 過ぎ去るように祈るのALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura斉藤暁あなたが寝ていた場所に 月の光が 堕ちる  残った夜をわたしは 哀しむために 生きる  さなぎのまま 眠った蝶みたい この想いは 翔び立つ明日を持たずに  果敢ない約束は いらないから そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 夢の数々が ああせめてやさしく 訪れるよう願って  降りつもった雪深く 埋もれて春を 待つの  冷たくなったわたしを 抱いてあなたは 泣くの  枝を鳴らす 激しい木枯らしよ 恋の炎 凍らせ 粉々にして  きれいな思い出を あげたいのに 我が侭なわたしを許して あなたを包み込む 愛の衣衣を 重ねて いつまでも ほどけないのよ この手を  儚い幸せが 消えぬうちに そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 時の移ろいが ああどうか 矢となって 過ぎ去るように祈るの
さいごの戀わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け  月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に  記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう  わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす  波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に  真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる  恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう  なにひとつ 色褪せはしないのだからALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura平野義久わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け  月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に  記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう  わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす  波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に  真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる  恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう  なにひとつ 色褪せはしないのだから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
今宵、碧い森深く貴婦人の甘い香水 透明な蝶の翅のように舞い 扇の陰の囁きが 楽士らの前奏に溶けて…  フロアへと滑り出す私の爪先 裳裾を曳きずる衣擦れと 重なり合った沓音 立ち止まり見上げれば 碧い目をした その人  言葉のない 眼差しの会話 包まれる手 薄絹の手套越しに 冷たい指 伝われども 不安の欠片ひとつなく 少女の憧れの夢は 今この瞬間へと結ばれる  ワルツは星の瞬き 慄きに似た美しい夜は過ぎ 想うのは名も知らぬ人 みずうみ色の かの瞳  白亜館の門扉の外 深い森に一人迷い やがて月の光堕ちて 横たわる翡翠の水面 そして畔に佇むあなた  言葉もなく差し出される腕 抱きしめられ 眩暈の果て踊っている 金の鱗 纏う魚 銀の声で囀る鳥 咲き乱れて溺れる花 ここはどこで あなたは誰?  また今宵も 彷徨い込んでは 茨の棘 怖れもせず奥へ奥へ 言葉もなく 差し伸べる腕を 絡めとられ 闇に向かい踊っている これが夢であるのならば どうかけして覚めないよう 二度と離れられないように 私の心臓を止めて  真っ赤な薔薇を その手でもぎとるようALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura斉藤暁貴婦人の甘い香水 透明な蝶の翅のように舞い 扇の陰の囁きが 楽士らの前奏に溶けて…  フロアへと滑り出す私の爪先 裳裾を曳きずる衣擦れと 重なり合った沓音 立ち止まり見上げれば 碧い目をした その人  言葉のない 眼差しの会話 包まれる手 薄絹の手套越しに 冷たい指 伝われども 不安の欠片ひとつなく 少女の憧れの夢は 今この瞬間へと結ばれる  ワルツは星の瞬き 慄きに似た美しい夜は過ぎ 想うのは名も知らぬ人 みずうみ色の かの瞳  白亜館の門扉の外 深い森に一人迷い やがて月の光堕ちて 横たわる翡翠の水面 そして畔に佇むあなた  言葉もなく差し出される腕 抱きしめられ 眩暈の果て踊っている 金の鱗 纏う魚 銀の声で囀る鳥 咲き乱れて溺れる花 ここはどこで あなたは誰?  また今宵も 彷徨い込んでは 茨の棘 怖れもせず奥へ奥へ 言葉もなく 差し伸べる腕を 絡めとられ 闇に向かい踊っている これが夢であるのならば どうかけして覚めないよう 二度と離れられないように 私の心臓を止めて  真っ赤な薔薇を その手でもぎとるよう
薔薇獄乙女GOLD LYLIC豹のように美しくわたし 着飾るは闇の毛皮 谷間の百合 踏みつけても あなたの場所に向かうため  牙を立てる果肉の甘さは 結ばぬ実の不実の夢 交わりましょう  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと深く 溺れ乱れ蜜地獄  魔触の爪 腐蝕の骨 軋む音響かせ これが愛か憎しみなのか 答えは必要ですか  ああ掴まれた心臓は あなたの氷のような 指の中で生き返るわ  哀しみだけ飼い慣らしても 粧うは蝶の微笑 足首結わく綺麗な鎖 奈落の扉につながり  舌でなぞる鍵孔の先は 血の味に繁る小径 進めますか  抱いてるのか抱かれるのか わからなくなるほど あなたを視る 回す腕は 咲いて散って薔薇地獄  不浄の月 腐爛の夜 欠けてはまた満ちる これが恋でも裏切りでも 屍は同じでしょう  ああ手にしつくしたものから その目に色褪せるなら 何度だって生まれ変わる  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと捕らえて 燃えて紅蓮薔薇地獄  いきたいのか堕ちたいのか もうわからないけど これが愛で苦しみならば 終焉が欲しいですね  ああ奪い取ってその心 鑞に変わりゆくわたしの からだの奥 閉じ込めるわGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也豹のように美しくわたし 着飾るは闇の毛皮 谷間の百合 踏みつけても あなたの場所に向かうため  牙を立てる果肉の甘さは 結ばぬ実の不実の夢 交わりましょう  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと深く 溺れ乱れ蜜地獄  魔触の爪 腐蝕の骨 軋む音響かせ これが愛か憎しみなのか 答えは必要ですか  ああ掴まれた心臓は あなたの氷のような 指の中で生き返るわ  哀しみだけ飼い慣らしても 粧うは蝶の微笑 足首結わく綺麗な鎖 奈落の扉につながり  舌でなぞる鍵孔の先は 血の味に繁る小径 進めますか  抱いてるのか抱かれるのか わからなくなるほど あなたを視る 回す腕は 咲いて散って薔薇地獄  不浄の月 腐爛の夜 欠けてはまた満ちる これが恋でも裏切りでも 屍は同じでしょう  ああ手にしつくしたものから その目に色褪せるなら 何度だって生まれ変わる  逃げてるのか追ってるのか わからなくなるまで わたしを視て もっと捕らえて 燃えて紅蓮薔薇地獄  いきたいのか堕ちたいのか もうわからないけど これが愛で苦しみならば 終焉が欲しいですね  ああ奪い取ってその心 鑞に変わりゆくわたしの からだの奥 閉じ込めるわ
極楽荊姫互いの血肉を貪って 生け捕られるように 愛し合うことは限りなく 悦びに近づけど  天日の恵みのままに 芽吹き散る花の定めなど わたしの目蓋は見ず  月闇の呪縛の糸に 縛られた盛りの時を 引き延ばそうと足掻く  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 擦れ違う 仮面の微笑さえ 交し合うことなく  ふたつの乳房の間裂き この心渡せるなら すべての証と引き換えに いっそ止めを願えど  潜りゆく地獄の獄 其処にこそ在る安息と 幸福の逆光に  落ちたまま仰ぐ空には 忌まわしき遥か郷愁 二度と戻れなくとも  夢すべてまぼろし いばらの森の外 誰もが望むものだけ  待っていたなら この愛に 出逢えなかったでしょう  痛みなら深くあるほど 焔には緋の柱たち その先は天上と  知ればこそ仰ぐ空には 愛惜しき陰翳の影 この身に受け写して  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 行き違う 仮面の下伝う 滴は甘くともALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也互いの血肉を貪って 生け捕られるように 愛し合うことは限りなく 悦びに近づけど  天日の恵みのままに 芽吹き散る花の定めなど わたしの目蓋は見ず  月闇の呪縛の糸に 縛られた盛りの時を 引き延ばそうと足掻く  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 擦れ違う 仮面の微笑さえ 交し合うことなく  ふたつの乳房の間裂き この心渡せるなら すべての証と引き換えに いっそ止めを願えど  潜りゆく地獄の獄 其処にこそ在る安息と 幸福の逆光に  落ちたまま仰ぐ空には 忌まわしき遥か郷愁 二度と戻れなくとも  夢すべてまぼろし いばらの森の外 誰もが望むものだけ  待っていたなら この愛に 出逢えなかったでしょう  痛みなら深くあるほど 焔には緋の柱たち その先は天上と  知ればこそ仰ぐ空には 愛惜しき陰翳の影 この身に受け写して  生きなくちゃならない 眠りの森の外 貴方を見掛けても 行き違う 仮面の下伝う 滴は甘くとも
L'oiseau bleu貴方のその面影だけが 私を今に留めているの この広い世界中で たったひとり 幸福をくれた人 あの日々はもう ここにはない 青い鳥は 籠を抜け飛び立った 恋は捕らえれば すぐに逃げるもの 愛は育ってしまえば 枯れるだけなの もっと自由なあの空へ いいの どうぞ 越えてらして  貴方の優しいまなざしが この身へと かつて降り注いだ 眩むような日射しの中 ただふたりで 目を閉じて 生きていられたのに 青い鳥よ 窓を抜け 飛んで行った どこまでも どこまでも 永遠にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久貴方のその面影だけが 私を今に留めているの この広い世界中で たったひとり 幸福をくれた人 あの日々はもう ここにはない 青い鳥は 籠を抜け飛び立った 恋は捕らえれば すぐに逃げるもの 愛は育ってしまえば 枯れるだけなの もっと自由なあの空へ いいの どうぞ 越えてらして  貴方の優しいまなざしが この身へと かつて降り注いだ 眩むような日射しの中 ただふたりで 目を閉じて 生きていられたのに 青い鳥よ 窓を抜け 飛んで行った どこまでも どこまでも 永遠に
君がため、惜しからざりし命さへわが余命幾ばくか 死神のみぞ知りたもう 残った日々すべてを たとえ引きかえにしても  君がそばに いたあの時に 戻れるなら なんでもしよう  生まれて初めて死ぬほど 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋  この世に生きるだけで 背負った罪はないだろうか 粗末な人間には けしてなりたくないとか  もう汚れた 感情なのか すべて君の ためだとしても  生まれて初めて死ぬほど 恋しいと思う人がいる  これまで独りが耐えられず 慄えたことなどなかったのに  なぜ欲してはいけないのか 僕だけのために流される 温かく美しい一滴 紅い血の  ハバタク羽根 与エタモウ マダソノ胸ニ 光ハトドクワ  生まれて初めて死んでも 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが余命幾ばくか 死神のみぞ知りたもう 残った日々すべてを たとえ引きかえにしても  君がそばに いたあの時に 戻れるなら なんでもしよう  生まれて初めて死ぬほど 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋  この世に生きるだけで 背負った罪はないだろうか 粗末な人間には けしてなりたくないとか  もう汚れた 感情なのか すべて君の ためだとしても  生まれて初めて死ぬほど 恋しいと思う人がいる  これまで独りが耐えられず 慄えたことなどなかったのに  なぜ欲してはいけないのか 僕だけのために流される 温かく美しい一滴 紅い血の  ハバタク羽根 与エタモウ マダソノ胸ニ 光ハトドクワ  生まれて初めて死んでも 逢いたいと願う人がいる  これまで本気で悲しいと 感じたことなどなかったのに  なのにどうして目蓋からは 涙が伝ってしまうの 君の元へたどり着くかのように一筋
春蚕捧ぐ贄は ただひとつの戀 わが心 血に染む 紫の  さあ玻璃に閉じ込めなさい きずを飾り 曇っていく世界で もがいてあげる  ひと春を生き抜いて ひと夏を絶え絶えに 厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から 訪なう指はすべて あなたとして受け入れ 浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ  塞ぐ繭は 踊る影抱いて 上弦の月下 爪は染む 紅ゐに  見えない針 背中を貫き 動けませぬ ただあなたを此処から 見上げる為と  幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して 何度でも繰り返す 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる  ひと春を生き抜いて ひと冬に凍り死す そしてまた生まれ落ち 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる  絹の絲で縊りたくば 願わくは汚れぬ殻のなか 煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしがわが魂ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也捧ぐ贄は ただひとつの戀 わが心 血に染む 紫の  さあ玻璃に閉じ込めなさい きずを飾り 曇っていく世界で もがいてあげる  ひと春を生き抜いて ひと夏を絶え絶えに 厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から 訪なう指はすべて あなたとして受け入れ 浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ  塞ぐ繭は 踊る影抱いて 上弦の月下 爪は染む 紅ゐに  見えない針 背中を貫き 動けませぬ ただあなたを此処から 見上げる為と  幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して 何度でも繰り返す 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる  ひと春を生き抜いて ひと冬に凍り死す そしてまた生まれ落ち 白濁の嘔吐から あまく曳く糸を繰り 天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる  絹の絲で縊りたくば 願わくは汚れぬ殻のなか 煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしがわが魂
S嬢の秘めやかな悔恨眠れる木馬に 跨(またか)り向かうのは 月夜に燃え果てた 赤い廃墟のフェアリーランド  迷子のわたしを 助けに参りましょう 今なら伸ばせるこの腕は細くても もっと重い悲しみ 抱えてきた ひとりでも  崩れた鱗の 家では秘密の 扉は開かずに 夢を閉じ込めてしまった  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる どんなつらい記憶もいやせるのよ ふたりなら  泣かないわたしを 哀れんでくれますか みつめる瞳の 輝きをくれますか  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる 清らかな聖地(ばしょ)にさえ降り立てるわ このままでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也眠れる木馬に 跨(またか)り向かうのは 月夜に燃え果てた 赤い廃墟のフェアリーランド  迷子のわたしを 助けに参りましょう 今なら伸ばせるこの腕は細くても もっと重い悲しみ 抱えてきた ひとりでも  崩れた鱗の 家では秘密の 扉は開かずに 夢を閉じ込めてしまった  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる どんなつらい記憶もいやせるのよ ふたりなら  泣かないわたしを 哀れんでくれますか みつめる瞳の 輝きをくれますか  壊れたあなたを 助けに参りましょう 今ならやさしく 抱きしめてあげられる 清らかな聖地(ばしょ)にさえ降り立てるわ このままで
名なしの森一年中咲き乱れる 薔薇の園で暮らせたなら わたしたちだって 少しも変わらずに 時をのぼって行けるかしら  物を言わぬ庭師のように 土に乾いた指で 美しいものだけを造り出す  春の甘い黄昏にも 凍える冬のベッドにも いつも同じ夢が降りて でも感じる心はもう違うのでしょう  失くせるもの譲れぬもの 選びとっては 寂しさと諦め 植え込むだけなら  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中泥だらけにして 涙と溜め息とで 来た道は沼地に変わって 後戻りはできないから ずっと手を引いて  鏡のように静まった 闇夜の水面を覗けば わたしたちの望むものの すべてがきらびやかに 手招きしている  その向こうに行くというの? 何もかも捨て まやかしに飛び込むほど 弱くはない  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの けして辿りつけずに 胸が血だらけになっても うろつく獣たちを怖れない 行けるところまで いつか気づく それは目には 見えないものだと  其処にあるかわからぬ 明日を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中傷だらけにして さまよう獣たちの姿が 自分と知っても 哀れまないで 本当のふたり まだ生まれてないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也一年中咲き乱れる 薔薇の園で暮らせたなら わたしたちだって 少しも変わらずに 時をのぼって行けるかしら  物を言わぬ庭師のように 土に乾いた指で 美しいものだけを造り出す  春の甘い黄昏にも 凍える冬のベッドにも いつも同じ夢が降りて でも感じる心はもう違うのでしょう  失くせるもの譲れぬもの 選びとっては 寂しさと諦め 植え込むだけなら  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中泥だらけにして 涙と溜め息とで 来た道は沼地に変わって 後戻りはできないから ずっと手を引いて  鏡のように静まった 闇夜の水面を覗けば わたしたちの望むものの すべてがきらびやかに 手招きしている  その向こうに行くというの? 何もかも捨て まやかしに飛び込むほど 弱くはない  何処にあるかわからぬ お城を探しつづけるの けして辿りつけずに 胸が血だらけになっても うろつく獣たちを怖れない 行けるところまで いつか気づく それは目には 見えないものだと  其処にあるかわからぬ 明日を探しつづけるの きっと辿りつけると からだ中傷だらけにして さまよう獣たちの姿が 自分と知っても 哀れまないで 本当のふたり まだ生まれてない
薔薇架刑もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もしもわたしが 仄蒼き薔薇(そうび)なら 肉体(からだ)は綻ぶ花でしょう  添い寝する駒鳥たち 刺で抱きしめ 甘き蜜を引きかえに 生き血を注がせ赤く赤く 月を浴びて燦燦と 盛りの刻を立ち止まらせて 祈りのように 呪いのように 開いた花唇の奥底で唄う  そうまでもして 咲き誇るのかと 問うなかれ  もしもわたしが 野に咲いた薔薇なら 心は蠢くその根でしょう  土深くに亡骸を 幾つ数えて 闇に染みし濁る夜露 貧り尽くし吸い尽くして 朱い茎を昇りつめ 光の在処 探りつづける 天女のように 獣のように 堕ちていく場処は墓穴と知れど  それほどまでに 愛したいのかと 問うなかれ  枝を巡り 葉を滲ませ 自らの身を架刑とせん 月に潜み煌煌と わたしは薔薇でわたしは女 呪いのように 祈りのように 秘する想いは薫りつつ爛れ  そうしてなおも 生きてゆくのかと 問いながら
眠れる城目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala  恋しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 薔薇の根の下  君だけ抱きしめる 力はいつの間に こんなに強くなり 放したくない lalalaALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った  見知らぬ未来たちが 待っていようと いつか迷わずに 戻って来られるように  小鳥にも授けよう 忘れえぬ 歌のつばさを  優しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 蒼い芽の中  君だけ抱きしめる 腕は蔓となって そっと絡みついて 離れたくない lalala  果てなくつづく園の 片隅にある この小さな世界で 眠った  摘まれたつぼみ埋める 弔いの土 ふたり掘りながら ぬくもり残してゆこう  ただ夢を見ることが これほどに 難しいなら  愛しくて寂しい 心はバラバラに ひび割れ重なって 星のかがやき  君へと差しのべる この手は風になり どんなに遠くても かならず届く lalala  恋しくて哀しい 気持ちはいつどこで 育っていくのだろう 薔薇の根の下  君だけ抱きしめる 力はいつの間に こんなに強くなり 放したくない lalala
暗黒天国GOLD LYLICDarling 目を開けて この世の悪の巣窟で 啄まれる心を頂戴 逃げもできぬ 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  バタフライの羽も 天使の唾液も あなたをまだ見ぬ極楽へ 連れ出せはしない  腐りかけた自由 垢に塗れた愛(アムール) 煉獄の焔でZEROから 済世しましょう  不夜の空に 黒いダリア 失する妄想 堕ちる現実 もがけ蟻ジゴク  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  怒りの拳も嘆きの傷も 跡形もなく 熔けて消えて散って泡沫  すべては密猟区 埋もれた罠に ハメられるのなら 粉々に砕いてほしいわ  死に至らぬ病  心臓には毒薬(プワゾン) 冒されながらも生きる日々 祝福されたし  眼蓋の奥 赤いザクロ 恋する右脳 臆する左脳 つぶせ針の山  Honey 抱きしめて 素肌の絹の光沢で 恍惚しちゃう時間を頂戴 カラダは裂けて 天国で再会の片割れ ふたりは半神(デミゴッド)  至極の善と魅惑の奈落 約束の地は 何所か其所か夢かうつつか  サアドウゾ 此処イラデ 絶頂ヲ迎エマショウ  Darling 目を開けて この世の悪の巣窟も 蝕めない心を頂戴 逃げもしない 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  組まれた指と懺悔の首と 贖う罪は 何か何れか嘘か真かGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也Darling 目を開けて この世の悪の巣窟で 啄まれる心を頂戴 逃げもできぬ 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  バタフライの羽も 天使の唾液も あなたをまだ見ぬ極楽へ 連れ出せはしない  腐りかけた自由 垢に塗れた愛(アムール) 煉獄の焔でZEROから 済世しましょう  不夜の空に 黒いダリア 失する妄想 堕ちる現実 もがけ蟻ジゴク  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  怒りの拳も嘆きの傷も 跡形もなく 熔けて消えて散って泡沫  すべては密猟区 埋もれた罠に ハメられるのなら 粉々に砕いてほしいわ  死に至らぬ病  心臓には毒薬(プワゾン) 冒されながらも生きる日々 祝福されたし  眼蓋の奥 赤いザクロ 恋する右脳 臆する左脳 つぶせ針の山  Honey 抱きしめて 素肌の絹の光沢で 恍惚しちゃう時間を頂戴 カラダは裂けて 天国で再会の片割れ ふたりは半神(デミゴッド)  至極の善と魅惑の奈落 約束の地は 何所か其所か夢かうつつか  サアドウゾ 此処イラデ 絶頂ヲ迎エマショウ  Darling 目を開けて この世の悪の巣窟も 蝕めない心を頂戴 逃げもしない 幽閉の蒼白の王子よ わたしが女神  Darling 声上げて このいま刺し違えるほど 大事なものが欲しいのなら 祈りは果てて 牢獄で昇天の姫君 あなたが魔王  組まれた指と懺悔の首と 贖う罪は 何か何れか嘘か真か
桃色天国ついばむチェリー 甘いためいきで なにもかも くるんでキャンディー  つぶれたパイ シナモンの舌で うたってよ 気楽なラブソング  むずかしいことはもう抜きにして ほら今日だけは スウィーツ食べて過ごせばいいじゃない  ロココな空 ヴァニラな雲 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly 世界を造るのは 天才パティシェたち  泡立てましょ ながれるクリィム あら二人は 溶けてメランジェ  焼けたハアト そっとカラメリゼ いつまでも こうしてたい  悲しいことは忘れていい ねえ今夜だけは ハニーを舐めて夢見ていいじゃない  ショコラな夜 ドラジェの星 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を創るのは 名もなき恋人たち  不仕合わせだと感じたら ほらすべて投げだし お菓子を食べて生きればいいじゃない  ロココな空 シフォンな虹 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly もぐってミルフィーユ  ショコラな夜 ピーチな月 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を味わえる 名もなきわたしたちALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也平野義久ついばむチェリー 甘いためいきで なにもかも くるんでキャンディー  つぶれたパイ シナモンの舌で うたってよ 気楽なラブソング  むずかしいことはもう抜きにして ほら今日だけは スウィーツ食べて過ごせばいいじゃない  ロココな空 ヴァニラな雲 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly 世界を造るのは 天才パティシェたち  泡立てましょ ながれるクリィム あら二人は 溶けてメランジェ  焼けたハアト そっとカラメリゼ いつまでも こうしてたい  悲しいことは忘れていい ねえ今夜だけは ハニーを舐めて夢見ていいじゃない  ショコラな夜 ドラジェの星 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を創るのは 名もなき恋人たち  不仕合わせだと感じたら ほらすべて投げだし お菓子を食べて生きればいいじゃない  ロココな空 シフォンな虹 砂糖菓子の階段 のぼって Heaven うもれて Sweetly もぐってミルフィーユ  ショコラな夜 ピーチな月 飴細工の寝台 ねむって Heaven もたれて Dreaming 世界を味わえる 名もなきわたしたち
跪いて足をお嘗めGOLD LYLIC跪いてお嘗めよ 赤い爪を 縺れた舌で女王様とお呼びなさい  地獄に咲く太陽と 極楽に墜ちる闇と 眩しさと絶望なら どちらが深いのだろう  頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜  秘めやかに疼く傷も したたかに滴る血も 心の底へと届く 美し貢ぎ物なのに  求めるのが まだ愛なんて 男達どれほどまで 浅はかな子供だろう  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 這って昇って絶え絶えに それでも乞うのなら  私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない  好色と嗜虐の目と 組み敷かれる屈辱と 恍惚の狭間に視る 哀しき幸福の影  躯ノソコカラ炸裂 逃シハシナイワ絶頂  騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ 信じられるものはもう 何も有りはしないのに  縋りたいのが なお愛なんて 女達どれほどまで 愚かな生き物だろう  跪いて捧げよ 永久なるもの 渇いた喉で母様と叫びなさい 生きる教え 撓った鞭の音を 数え纏って怖怖と それでも乞うのなら  純粋と云う 汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない  横たわって求めよ 甘い舌を 可愛い声で姉様とお鳴きなさい  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 立って昇って絶え絶えに そうして恋うるなら  私の凍りついた魂を解くのは 再び目覚めるあなたの瞳でしょうGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也跪いてお嘗めよ 赤い爪を 縺れた舌で女王様とお呼びなさい  地獄に咲く太陽と 極楽に墜ちる闇と 眩しさと絶望なら どちらが深いのだろう  頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜  秘めやかに疼く傷も したたかに滴る血も 心の底へと届く 美し貢ぎ物なのに  求めるのが まだ愛なんて 男達どれほどまで 浅はかな子供だろう  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 這って昇って絶え絶えに それでも乞うのなら  私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない  好色と嗜虐の目と 組み敷かれる屈辱と 恍惚の狭間に視る 哀しき幸福の影  躯ノソコカラ炸裂 逃シハシナイワ絶頂  騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ 信じられるものはもう 何も有りはしないのに  縋りたいのが なお愛なんて 女達どれほどまで 愚かな生き物だろう  跪いて捧げよ 永久なるもの 渇いた喉で母様と叫びなさい 生きる教え 撓った鞭の音を 数え纏って怖怖と それでも乞うのなら  純粋と云う 汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない  横たわって求めよ 甘い舌を 可愛い声で姉様とお鳴きなさい  跪いてお嘗めよ 聖なる足 掠れた喉で女王様とお呼びなさい 生きる証 聳える痛みの塔に 立って昇って絶え絶えに そうして恋うるなら  私の凍りついた魂を解くのは 再び目覚めるあなたの瞳でしょう
最愛なる魔王さま黒に染む 翼に包まれて 死するために わたしは生まれてきた  ただ一目 お逢いしてわかった 胸を貫いた 懐かしさのなかで  跪きましょう どんな罪よりも こうして貴方を愛した真が 何よりわたしを 楔に打つ 激しく深く  生娘のように 花を産んで ときに娼婦の如く 天を揺らす  横たえるこの身は 善も悪も 超えて密やかなる 生け贄となり  捧げ続けましょう どんな言葉より こんなに貴方が恋しいと叫ぶ 声にならぬ声 魂が抱く言霊を  この首を掴まれ 息を止めていたい 美しい闇の淵で そのお顔 見ていたい  倒れ臥すでしょう 絵空事よりも こうして貴方を愛した真が 見せる幻影の 恐ろしくも麗しい様  この首を掴んで 抱き寄せてください 二度と開かぬ瞼に そのお姿を永久にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也黒に染む 翼に包まれて 死するために わたしは生まれてきた  ただ一目 お逢いしてわかった 胸を貫いた 懐かしさのなかで  跪きましょう どんな罪よりも こうして貴方を愛した真が 何よりわたしを 楔に打つ 激しく深く  生娘のように 花を産んで ときに娼婦の如く 天を揺らす  横たえるこの身は 善も悪も 超えて密やかなる 生け贄となり  捧げ続けましょう どんな言葉より こんなに貴方が恋しいと叫ぶ 声にならぬ声 魂が抱く言霊を  この首を掴まれ 息を止めていたい 美しい闇の淵で そのお顔 見ていたい  倒れ臥すでしょう 絵空事よりも こうして貴方を愛した真が 見せる幻影の 恐ろしくも麗しい様  この首を掴んで 抱き寄せてください 二度と開かぬ瞼に そのお姿を永久に
青嵐血風録疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い熱く わが心には蒼き狼 無疵のまま血を流す  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え 何処に届く絶唱  路に倒れて呼ぶ名などない 散らばる誇り掻き抱く時 溝の泥水映える若月 優しき春を何故見せる  誰かの孤独と ひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす 僕らが視たいのはその先でも ここは遙かな真紅の戦場  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  焦り喘ぎ這いずって 断ち切らんと煩悩の 行きつ戻りつ獣路 いつ果てるや葛藤  生まれながらに知っていたのか 愛という名のぬくもり哀し 暗に求めた垂乳根の母 貴女が与えし日々の中  近づき遠ざかり 抱くのは幻か この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生まれ落ちたということ  俘囚の身なれ 牙を向けても 見えぬ敵はいずこ わが心には蒼き狼 眠らぬ夜を幾つ過ぎ  切り裂かれし晴天と 紫黒の地の渾沌と 奇跡のような夕映えを 纏う我は血みどろ  疾風の如く 胸に噛み付く 須臾の想い深く わが心には蒼き狼 涙無く傷は沁みて  流浪の民の 堕ち行く先 悪の華は暗く わが魂の青き嵐よ 止む事無く降り続け  迷い惑い彷徨って 意味を成さぬ咆吼の 山に空に谺越え いつか届く絶唱  嵐逝き夕映え 纏う我は血みどろ
暗黒サイケデリックひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ  抱えているものは重たいんでしょ それは真暗な心の闇 なんて呼ばれる ありふれたものよ  いますぐ目を凝らして その暗黒に どんな世界も描き出せる すべての極彩色(いろ)を見出すべきだわ  他人と同じことなんか したくない興味ない 特別が欲しいから ワタシのところに来たんでしょ?  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうって この先なんでも選り取り見取り  本気遊び何でも 落としていけばいいわ いくらやってやられたって 減りゃしないから  案外そのハート脆いみたいね 頼もしくって儚くって 皆そんなもん カワイイものだわ  自分が誰よりも愛おしいって? それが正解 臆すること なく愛せたら 素敵なことよね  足枷あっての自由よ 生きるって不自由よ でも気ままに見えている ワタシを手本にしたいでしょ?  欲しなさい 感じなさい 極めなさい エゴイスティック 嫌われて 疎まれて それで世界が終わるわけじゃなし  どれかどこかと愛を 確かめてるんじゃなく 次のいまをいまのいまより 良しとせよ  強がって 偉ぶって 人生はなんぼのもんだわ 真実が虚像より 小さくたって構いやしないから  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうてば この先なんでも その手の中に!  ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ  抱えているものは重たいんでしょ それは真暗な心の闇 なんて呼ばれる ありふれたものよ  いますぐ目を凝らして その暗黒に どんな世界も描き出せる すべての極彩色(いろ)を見出すべきだわ  他人と同じことなんか したくない興味ない 特別が欲しいから ワタシのところに来たんでしょ?  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうって この先なんでも選り取り見取り  本気遊び何でも 落としていけばいいわ いくらやってやられたって 減りゃしないから  案外そのハート脆いみたいね 頼もしくって儚くって 皆そんなもん カワイイものだわ  自分が誰よりも愛おしいって? それが正解 臆すること なく愛せたら 素敵なことよね  足枷あっての自由よ 生きるって不自由よ でも気ままに見えている ワタシを手本にしたいでしょ?  欲しなさい 感じなさい 極めなさい エゴイスティック 嫌われて 疎まれて それで世界が終わるわけじゃなし  どれかどこかと愛を 確かめてるんじゃなく 次のいまをいまのいまより 良しとせよ  強がって 偉ぶって 人生はなんぼのもんだわ 真実が虚像より 小さくたって構いやしないから  学びなさい 毒しなさい 淫しなさい サイケデリック めくるめってのたうてば この先なんでも その手の中に!  ひとつふたつと夢を 数えていくもんじゃない もっとずっと固く大きく していかなくちゃ
CYBER DEVILSタマゴ型ノ寝台ニ 潜り込モウ満チテクノハ 冷タイ懐カシイ羊水デ ヤットホラネ眠レルンダ  スイッチ一ツデ 夢魔ヲ操ッテ ドンナ未来ナラ満足ダロウ  全能ノ神モ崇高ナル王モ コノ國ニハモウイヤシナイカラ 果敢ナ戦士ニモ賢イ武将ニモ ドンナ時代デモナレハシナイシ 頭バカリ肥大化シテ 歪ンデイク色妄  全世界ニ繋ガル前ニ 無数ノ蛾(バグ)ニヤラレル前ニ 本当ノ 真実ノ 強イ強イ父(アナタ)ヨ 僕ヲ抱イテ  ダリア毟ル花ビラニ ソノ場シノギ託ス願イ 好キト嫌イト分ケ隔テ 散ラシ吐シ腐ッテイク  クリック一ツデ 恋マデ落チヨウ 現ハ甘美ナ錯覚デショ  救済ノ女神モ絶世ノ美女モ コノ星ニハモウイヤシナイモノ 夢見ル姫君モ気高キ令嬢モ コンナ時代ニハ絵空事ダシ ココロ囲ッテ膨張シテ 見ル間ニ可愛イ奇形  月ノ彼方ニ繋ガルヨリモ 未知ノ誰カト出会ウヨリモ 本当ノ 真実ノ 美シイ母(アナタ)ヨ 私ヲ産ンデ  飽クナキ戦争モ怖イ暴力行使モ コノ土地ニハマダ起コラナイケド 戦ウ兵士ニモ偉イ英雄ニモ ドウシタッテキットナレハシナイシ 理由無キ抵抗無法地帯バカリ コノ街ニハマダ増エテイクダロウ 純白ノ天使モ祈ル巡礼ニモ コノ先デモキットナレハシナイシ イツマデモ守ラレル宇宙 ミルク色ノ細胞  全世界ニ繋ガル前ニ 無意味ノ蛾ニヤラレル前ニ 本当ニ 真実ニ 父サマ母サマ 僕ラヲ 愛シテALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也タマゴ型ノ寝台ニ 潜り込モウ満チテクノハ 冷タイ懐カシイ羊水デ ヤットホラネ眠レルンダ  スイッチ一ツデ 夢魔ヲ操ッテ ドンナ未来ナラ満足ダロウ  全能ノ神モ崇高ナル王モ コノ國ニハモウイヤシナイカラ 果敢ナ戦士ニモ賢イ武将ニモ ドンナ時代デモナレハシナイシ 頭バカリ肥大化シテ 歪ンデイク色妄  全世界ニ繋ガル前ニ 無数ノ蛾(バグ)ニヤラレル前ニ 本当ノ 真実ノ 強イ強イ父(アナタ)ヨ 僕ヲ抱イテ  ダリア毟ル花ビラニ ソノ場シノギ託ス願イ 好キト嫌イト分ケ隔テ 散ラシ吐シ腐ッテイク  クリック一ツデ 恋マデ落チヨウ 現ハ甘美ナ錯覚デショ  救済ノ女神モ絶世ノ美女モ コノ星ニハモウイヤシナイモノ 夢見ル姫君モ気高キ令嬢モ コンナ時代ニハ絵空事ダシ ココロ囲ッテ膨張シテ 見ル間ニ可愛イ奇形  月ノ彼方ニ繋ガルヨリモ 未知ノ誰カト出会ウヨリモ 本当ノ 真実ノ 美シイ母(アナタ)ヨ 私ヲ産ンデ  飽クナキ戦争モ怖イ暴力行使モ コノ土地ニハマダ起コラナイケド 戦ウ兵士ニモ偉イ英雄ニモ ドウシタッテキットナレハシナイシ 理由無キ抵抗無法地帯バカリ コノ街ニハマダ増エテイクダロウ 純白ノ天使モ祈ル巡礼ニモ コノ先デモキットナレハシナイシ イツマデモ守ラレル宇宙 ミルク色ノ細胞  全世界ニ繋ガル前ニ 無意味ノ蛾ニヤラレル前ニ 本当ニ 真実ニ 父サマ母サマ 僕ラヲ 愛シテ
胡蝶夢心中そう私を見つめる瞳に もしも恋しさが潜むなら 目を伏せずに受け止めたこと 限りなく優しい罪となる  いくつも儚い夢 越えてきたの 最後にあなたの元で 目覚めていいの?  なぜ人は魅かれ合い 触れずにはいられないの 月の届かぬ夜も ひとり過ぎてきたのに  鱗粉の毒を撒き 舞うことを止めぬ蝶は 天の川に身を投げて 生まれ変われることも 望まない  いま私を見つめる瞳に いつか憎しみが宿るなら あなたの眼は光を束ね このからだ焼き殺せるでしょう  探すのを止めるのは 早いわ 愛を 私はまだそれを 大事に持っている  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を そっと授かるように  生きることはただ死に 向かうための旅だから 哀しみに気づかぬまま 微笑むときを永遠だと 思って  なぜ人は睦み合い かたく手をつなぎ合うの 本当は弱いから 幸せを求めるの?  満開の花の中 迷い込んでいく蝶は 薄墨の風に抱かれ 花びらとなって 土へと埋もれる  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を 握り潰すみたいに  生きることがただ死に 向かうための旅ならば ふたりが生きる行方が ひとつの死になることを 願うだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也そう私を見つめる瞳に もしも恋しさが潜むなら 目を伏せずに受け止めたこと 限りなく優しい罪となる  いくつも儚い夢 越えてきたの 最後にあなたの元で 目覚めていいの?  なぜ人は魅かれ合い 触れずにはいられないの 月の届かぬ夜も ひとり過ぎてきたのに  鱗粉の毒を撒き 舞うことを止めぬ蝶は 天の川に身を投げて 生まれ変われることも 望まない  いま私を見つめる瞳に いつか憎しみが宿るなら あなたの眼は光を束ね このからだ焼き殺せるでしょう  探すのを止めるのは 早いわ 愛を 私はまだそれを 大事に持っている  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を そっと授かるように  生きることはただ死に 向かうための旅だから 哀しみに気づかぬまま 微笑むときを永遠だと 思って  なぜ人は睦み合い かたく手をつなぎ合うの 本当は弱いから 幸せを求めるの?  満開の花の中 迷い込んでいく蝶は 薄墨の風に抱かれ 花びらとなって 土へと埋もれる  なぜ人は出逢いから 運命を選び取るの 慄える淡い羽を 握り潰すみたいに  生きることがただ死に 向かうための旅ならば ふたりが生きる行方が ひとつの死になることを 願うだけ
纏われし者ら心臓太陽牽合う火柱 閃き燦き目裂く錯乱 蘭芯爛熟来世の戦争 早春蒼白創痍の引訣  血管月虹光差の言葉 羽博き瞬き舞散満開 空界江海冠して懸谷 暗黒暁闇相見て愛信  わたしを造る暗闇と あなたを造る光と ふたりを包む極彩を この同じ時代のなか混ぜ合う  あなたが生きる現実と わたしが生きる幻想と ふたりを生かす地上とを この同じ時間のなか重ねるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也心臓太陽牽合う火柱 閃き燦き目裂く錯乱 蘭芯爛熟来世の戦争 早春蒼白創痍の引訣  血管月虹光差の言葉 羽博き瞬き舞散満開 空界江海冠して懸谷 暗黒暁闇相見て愛信  わたしを造る暗闇と あなたを造る光と ふたりを包む極彩を この同じ時代のなか混ぜ合う  あなたが生きる現実と わたしが生きる幻想と ふたりを生かす地上とを この同じ時間のなか重ねる
欲望煙る空 融ける雲 私の目に流れ込む 口移しで奪った恋 唾吐いて捨てようか  朱い月 淡い焔 蝋燭が映した影は 見知らぬ他人(ひと)の眠りにでも 食われちまったかもね  嫌らしいくらい 欲しい欲しいものは 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片  緊縛の結び目は 安手品の様に緩く 辛いのなら逃げたいなら あなたはどこでも行ける  イカレそうなほど 逢いたい逢いたいなんて 一生にどんだけ 思えるものかしら  消えるよりも 憎まれ憎まれよう 綺麗な花より 腐った花を抱こう  ああ本当に 欲しい欲しい人は 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片 絶望の夢の欠片ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也煙る空 融ける雲 私の目に流れ込む 口移しで奪った恋 唾吐いて捨てようか  朱い月 淡い焔 蝋燭が映した影は 見知らぬ他人(ひと)の眠りにでも 食われちまったかもね  嫌らしいくらい 欲しい欲しいものは 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片  緊縛の結び目は 安手品の様に緩く 辛いのなら逃げたいなら あなたはどこでも行ける  イカレそうなほど 逢いたい逢いたいなんて 一生にどんだけ 思えるものかしら  消えるよりも 憎まれ憎まれよう 綺麗な花より 腐った花を抱こう  ああ本当に 欲しい欲しい人は 手に入らない なお焦がれるために  ねえ苦しみの 皮を剥いだなら 見えると思った? 希望の骨の欠片 絶望の夢の欠片
暴夜layla幻談千もの風吹く胸を 抱えて参られた お労しいあなたの望み 何でも叶えましょう  Alf Layla wa Layla 夜伽の語り 小夜啼きの喘ぎ 奇態の裸体  その膚に纏わん 触れる吐息は繻子 口脣は緋の天鵞絨 わが名は“恋”  心も躯も蕩かす私に 溺れきらぬ者はない 命の炎は快楽に燃すもの 甘露に痺れてああ恍惚と その精尽き果てるまで  それでも優れぬお顔 胸中(こころ)の洞窟 届かぬ苦痛の疼き 塞いで進ぜましょう  Iftah Ya Simsim 呪文を唱え 開けよ扉 輝く帳  畏れずに踏み出す 爪先には珊瑚 横たわる褥は翡翠 わが名は“富”  金銀財宝目映い私は 目が眩まぬ者はない 王者も額づくこの綺羅めきは この世の何よりああ美しや 金で奪えぬ物はなし  Alf Layla wa Layla まだ晴れぬならば 抱かれるがいいだろう 禁断の腕  眼蓋閉じ見つめよ 黒馬の鬣 降り立つ漆黒の翼 わが名は“闇”  すべてを抱き取る私の深さに 抗える者などない 虚無へと注げば愛の美酒となり 蒼冷めた頬に薔薇の血が差す  ABRACADABRA 私はいつでも あなたに寄り添った影 夢など魔となる悪さえ美となる この世の懈怠を犯すものなり  さあさ魂をこちらにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也千もの風吹く胸を 抱えて参られた お労しいあなたの望み 何でも叶えましょう  Alf Layla wa Layla 夜伽の語り 小夜啼きの喘ぎ 奇態の裸体  その膚に纏わん 触れる吐息は繻子 口脣は緋の天鵞絨 わが名は“恋”  心も躯も蕩かす私に 溺れきらぬ者はない 命の炎は快楽に燃すもの 甘露に痺れてああ恍惚と その精尽き果てるまで  それでも優れぬお顔 胸中(こころ)の洞窟 届かぬ苦痛の疼き 塞いで進ぜましょう  Iftah Ya Simsim 呪文を唱え 開けよ扉 輝く帳  畏れずに踏み出す 爪先には珊瑚 横たわる褥は翡翠 わが名は“富”  金銀財宝目映い私は 目が眩まぬ者はない 王者も額づくこの綺羅めきは この世の何よりああ美しや 金で奪えぬ物はなし  Alf Layla wa Layla まだ晴れぬならば 抱かれるがいいだろう 禁断の腕  眼蓋閉じ見つめよ 黒馬の鬣 降り立つ漆黒の翼 わが名は“闇”  すべてを抱き取る私の深さに 抗える者などない 虚無へと注げば愛の美酒となり 蒼冷めた頬に薔薇の血が差す  ABRACADABRA 私はいつでも あなたに寄り添った影 夢など魔となる悪さえ美となる この世の懈怠を犯すものなり  さあさ魂をこちらに
六道輪廻サバイバルこの肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  地獄谷堕ちて悪行の数 饑えど渇けど減らず餓鬼の河 畜生這う行方に外道みち 猛者ども夢亡き修羅阿修羅  浸す闇のsurvivalism 月光観音が導く  苦艱彩り一世の極色 童子昇天羽衣の五衰  脳内からamphetamine 動脈へと紡ぐ極楽  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで 何処へと続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  いまのうちに出来るだけ その手を強く握っていよう  光と影今生過去未来 皇子と巫女前世現世来世  戀うる限り無きnirvana 悟るべきものは幻想か  この五臓 流れ果て 蓮(はな)咲く水となっても 霊魂の抜け殻は 雨となり空(くう)となる また生まれまた死んで 君と出逢えるだろうか  逝き違う擦れ違う うつそみは転げ墜ち 六道ヶ坂  いまのうちに出来るだけ 君をもっとずっと抱いていよう  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで いつまで続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  この瞬間に適うだけ 君を強く抱きしめていようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  地獄谷堕ちて悪行の数 饑えど渇けど減らず餓鬼の河 畜生這う行方に外道みち 猛者ども夢亡き修羅阿修羅  浸す闇のsurvivalism 月光観音が導く  苦艱彩り一世の極色 童子昇天羽衣の五衰  脳内からamphetamine 動脈へと紡ぐ極楽  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで 何処へと続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  いまのうちに出来るだけ その手を強く握っていよう  光と影今生過去未来 皇子と巫女前世現世来世  戀うる限り無きnirvana 悟るべきものは幻想か  この五臓 流れ果て 蓮(はな)咲く水となっても 霊魂の抜け殻は 雨となり空(くう)となる また生まれまた死んで 君と出逢えるだろうか  逝き違う擦れ違う うつそみは転げ墜ち 六道ヶ坂  いまのうちに出来るだけ 君をもっとずっと抱いていよう  この世でもあの世でも 閉ざされた“現在”のように 手探りで前を向く ぼくらは独りのまま また生きてまた死んで いつまで続くのだろう 巡り合う渡り合う 迷い途 鬼ばかり 六道輪廻  この肉体朽ち果てて 蟲棲む土となっても 追憶の粒子たち 卵となり蝶となる また死んでまた生まれ 君と出逢えるだろうか 違わずに交じる指 火を点せ曲がり角 六道ヶ辻  この瞬間に適うだけ 君を強く抱きしめていよう
若い死者からのレクイエム蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖  あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから  もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情  そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ  君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから  やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口で ぼくも 消えて 逝けるからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖  あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから  もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情  そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ  君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから  やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ  光の出口で ぼくも 消えて 逝けるから
逢魔ヶ恋貴方を愛したこの口脣が 零しつづけた言葉の欠片 冷たい耳はその心まで 届けることさえ出来ないの?  夜の漣 揺れる木葉に 浮かべた血の文字したためれば 真赤な小さな愛おしい実を 孕んで育てていけますか  天が闇に抱かれる逢魔ヶ刻 ふたりは出逢った 黄金の雲を裂き 稲妻は高らかに  天鵞絨の帳のなか包まれた 物語は幕を開けて 終わりのない御伽話はないこと 知っているけど  誰にも聞かせることなく この胸にだけ刻んでください  明日の夢など忌まわしいだけ 留まる場処はただ今でいい 逢えぬ貴方は死びとも同じ 触れ得る時だけ真実でしょ?  天が地上に傾く逢魔ヶ刻 ふたりは生まれた 黒い星の冠 絹の髪散らばって  堕ちるところまで堕ちた恋人達が 受ける愛の責め苦に すべてを焦がして朽ち果てることも 厭わないけれど  確かにふたり生きた証 重ねる身に残してください  天が闇に抱かれて崩れる刻 わたしは葬る 砕けた月の鏡 記憶を繋ぎ合わせ  天鵞絨の帳のなかに帰った 物語に鍵をかけて 忘れられる御伽話はないこと 知っているから  誰にも聞かせることなく この胸にだけ 刻んでいくだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也貴方を愛したこの口脣が 零しつづけた言葉の欠片 冷たい耳はその心まで 届けることさえ出来ないの?  夜の漣 揺れる木葉に 浮かべた血の文字したためれば 真赤な小さな愛おしい実を 孕んで育てていけますか  天が闇に抱かれる逢魔ヶ刻 ふたりは出逢った 黄金の雲を裂き 稲妻は高らかに  天鵞絨の帳のなか包まれた 物語は幕を開けて 終わりのない御伽話はないこと 知っているけど  誰にも聞かせることなく この胸にだけ刻んでください  明日の夢など忌まわしいだけ 留まる場処はただ今でいい 逢えぬ貴方は死びとも同じ 触れ得る時だけ真実でしょ?  天が地上に傾く逢魔ヶ刻 ふたりは生まれた 黒い星の冠 絹の髪散らばって  堕ちるところまで堕ちた恋人達が 受ける愛の責め苦に すべてを焦がして朽ち果てることも 厭わないけれど  確かにふたり生きた証 重ねる身に残してください  天が闇に抱かれて崩れる刻 わたしは葬る 砕けた月の鏡 記憶を繋ぎ合わせ  天鵞絨の帳のなかに帰った 物語に鍵をかけて 忘れられる御伽話はないこと 知っているから  誰にも聞かせることなく この胸にだけ 刻んでいくだけ
王的血族この躰に受け継がれし 血が綴った 系譜の枝を遡って 貴方に会おう  聳える城壁 玉座の間に立つ 孤高の裳を引き摺る 横顔 懐かし誇らし遠き祖先(ちちぎみ)よ 迷える私を導きたまえ  記憶の破片が ああ胸を突き刺さん  選ばれしは断絶か 血の常しえか 描かれざる道をのぼって 君を探そう  灰色の空に刺さる摩天楼 未来よ そのとき光は在るか 愛おし貴し遠き子孫(おとうと)よ この孤独に愛を注ぎたまえ  予言は夢を 伝い歌を奏でん  わたしはひとつの王国そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 流れ 続く  真実が何か見失う夜も 行き場を無くして叫ぶ夜明けも 懐かし誇らし遙か父君よ 私は貴方を超えてここに居る  戦い傷つき翼もがれても 奈落の底に突き落とされても 愛おし貴し遙か弟よ 私は君のために今生きる  こころは偉大な王族そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 満ちて 続くALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この躰に受け継がれし 血が綴った 系譜の枝を遡って 貴方に会おう  聳える城壁 玉座の間に立つ 孤高の裳を引き摺る 横顔 懐かし誇らし遠き祖先(ちちぎみ)よ 迷える私を導きたまえ  記憶の破片が ああ胸を突き刺さん  選ばれしは断絶か 血の常しえか 描かれざる道をのぼって 君を探そう  灰色の空に刺さる摩天楼 未来よ そのとき光は在るか 愛おし貴し遠き子孫(おとうと)よ この孤独に愛を注ぎたまえ  予言は夢を 伝い歌を奏でん  わたしはひとつの王国そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 流れ 続く  真実が何か見失う夜も 行き場を無くして叫ぶ夜明けも 懐かし誇らし遙か父君よ 私は貴方を超えてここに居る  戦い傷つき翼もがれても 奈落の底に突き落とされても 愛おし貴し遙か弟よ 私は君のために今生きる  こころは偉大な王族そのもの すべてがこの中で眠り目覚めて 満ちて 続く
コトダマ見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また今日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  闇に咲く白蓮 忘れ得ぬ人々 それでも追憶は 未来から訪う  吐息に変わる言葉たちは 羽化する魂の翼よ 舞い散るでしょうか  迷って乱れて あなたへと刻みたい この文字が  伝えたいことの 真実の欠片 それさえもうまく届かない 指先に滲む血で認めたら こころまで零せますか  生きるわれらに 残された一言が サヨナラだとしても  眸に宿るのは 消えそうな夕星 見詰め合えたらいい そこに夜を点そう  生まれる前の言葉たちが ふたりの隙間に横たわる 聴こえるでしょうか  歌が歌が その耳にだけ捧げたい この声が  信じられるほど 確かな何かが この世にどれだけあると云う 愛と夢とか 曖昧なものに 縋り付きたいのは何故  ああでも今は 残されたぬくもりを 抱き留められるなら  見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また明日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  伝えたいことは からだの奥底 あまりに沈んで届かない 指先に浮かぶ血で認めたら こころまで送れますか  生きるわれらが 最後に育てるのが サヨナラばかりだとしてもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また今日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  闇に咲く白蓮 忘れ得ぬ人々 それでも追憶は 未来から訪う  吐息に変わる言葉たちは 羽化する魂の翼よ 舞い散るでしょうか  迷って乱れて あなたへと刻みたい この文字が  伝えたいことの 真実の欠片 それさえもうまく届かない 指先に滲む血で認めたら こころまで零せますか  生きるわれらに 残された一言が サヨナラだとしても  眸に宿るのは 消えそうな夕星 見詰め合えたらいい そこに夜を点そう  生まれる前の言葉たちが ふたりの隙間に横たわる 聴こえるでしょうか  歌が歌が その耳にだけ捧げたい この声が  信じられるほど 確かな何かが この世にどれだけあると云う 愛と夢とか 曖昧なものに 縋り付きたいのは何故  ああでも今は 残されたぬくもりを 抱き留められるなら  見つめてるものの 本当の姿 目を閉じたあとに見せるため また明日も時は 引き裂かれそうな 孤独だけ紡ぐだろう  伝えたいことは からだの奥底 あまりに沈んで届かない 指先に浮かぶ血で認めたら こころまで送れますか  生きるわれらが 最後に育てるのが サヨナラばかりだとしても
コヒブミどんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽  天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい  愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう  生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う  ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に  最後にもっとも 大切なものは何か  少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい  もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に  最後にもっとも 美しいものは何かALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也どんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽  天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい  愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう  生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う  ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に  最後にもっとも 大切なものは何か  少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい  もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に  最後にもっとも 美しいものは何か
わが臈たし悪の華GOLD LYLIC濁世は鬼 正義は何ぞと 問うまえに抗えよ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も邪も分かたれることなし  光は絶え胎児のように 君は眠る闇の子宮 孤独こそ愛おしい 唯一の味方となるだろう  ひとりひとり血汐にまみれ この時代に生まれ落ちた 選ばれし皇子らよ 戦いこそ祝筵  ああ我は麗し 全智 愛の母 君を産む この乳に育みしものは 地獄の同胞  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし隠匿の種 諸刃の剣抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じて 有るがままに君は君を放て  断末魔の叫びを浴びて 爛熟せしこの世界に 呑み込まれ意を殺がれ ただ生きる屍の群れ  それは君が踏みしだくもの 哀れむことは易けれど 救われず掬われる 裏切りの人の道  ああ我は臈たし 美徳 母の愛 君を喰む この腹に孕み続けるは 異形の翼か  獄司の錠 真実は在りや 探せども果てもなし混沌の檻 審判の矢射る手には手を触れ 虚と実が折れ曲がり交わる 夜明けるまで君は君に淫す  盛れよ咲けよ 散り急ぐことなかれ  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし陰徳の種 諸刃の剣 抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じよ  濁世は鬼 正義は何処と 問うよりも咲き誇れ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も死も境界はあるまじ 最期の刻 君は君に殉じ すべてを抱き 悟らんGOLD LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也濁世は鬼 正義は何ぞと 問うまえに抗えよ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も邪も分かたれることなし  光は絶え胎児のように 君は眠る闇の子宮 孤独こそ愛おしい 唯一の味方となるだろう  ひとりひとり血汐にまみれ この時代に生まれ落ちた 選ばれし皇子らよ 戦いこそ祝筵  ああ我は麗し 全智 愛の母 君を産む この乳に育みしものは 地獄の同胞  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし隠匿の種 諸刃の剣抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じて 有るがままに君は君を放て  断末魔の叫びを浴びて 爛熟せしこの世界に 呑み込まれ意を殺がれ ただ生きる屍の群れ  それは君が踏みしだくもの 哀れむことは易けれど 救われず掬われる 裏切りの人の道  ああ我は臈たし 美徳 母の愛 君を喰む この腹に孕み続けるは 異形の翼か  獄司の錠 真実は在りや 探せども果てもなし混沌の檻 審判の矢射る手には手を触れ 虚と実が折れ曲がり交わる 夜明けるまで君は君に淫す  盛れよ咲けよ 散り急ぐことなかれ  黙示の印 真理は何ぞと 知りもせず埋もれし陰徳の種 諸刃の剣 抜く刃には刃を向け 守るべきものだけを信じよ  濁世は鬼 正義は何処と 問うよりも咲き誇れ悪徳の華 偽善の夢視し目には目を差し 生も死も境界はあるまじ 最期の刻 君は君に殉じ すべてを抱き 悟らん
小さき者への贖罪の為のソナタもし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もし君が立つ 足下が崖なら 飛び降りるべきは 私の方で  翼などもう 疾うに失くしたから 天へと昇れる術を 持たないだけで  だけど羽よりも そして誰よりも いまの君をそっと抱ける 腕を持っている  苦しみを怺え 悲しみを越えて それでも頽れたなら 地上で砕けた 星のように燃える 行き場なき希望の  帰る空を 何度でも捧げよう  君が覗いた闇の 深い底を 目に映す者は 私だけでいい  だからこうして 夜に歌いかける すべてを呑み込む 虚無が目覚めぬように  どんな言葉なら そして祈りなら その心の奥に触れる 響きとなるだろう  愚かさを知って 愛しさを分かち 過ちに躓けど 許される明日を 願って立ち進む 穢れなき戦いの  どうして君を 独りにできるだろう  生きてきた意味を 生きてゆく理由を 命の血へと流れる 遠き人々の 想いが綴るのを いつの日か読み取らん  愛よりも深く 罪よりも重く 積み重なってゆく時 もう誰も何も 君を引き裂けない 世界照らす輝きを  私たちは 静かにそばにいる
薨(こう)ヤガテ君ガ瞼瞑ジテ 二度ト開カヌソノトキ  ワレハタダ呼ビカケル 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ  君ガ為ニ袖ハ濡レル 幾日幾代永劫  ワレハタダ想ヒ出ス 誰モ描ケヌ景色 タダ独リ生キルダラウ 一枚ノ画ノナカデ  生マレ変ワルタビ 君ニ命ヲ捧グ  衰竜ノ龍ヨ舞ヒ立チ昇レ 金色ノ鱗空ニ輝ケ ワガ腕ハ雲トナリ陽トナリ ヤウヤク君ヲ君ヲイマ抱ケリ  ワレハタダ繰リ返ス 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ヤガテ君ガ瞼瞑ジテ 二度ト開カヌソノトキ  ワレハタダ呼ビカケル 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ  君ガ為ニ袖ハ濡レル 幾日幾代永劫  ワレハタダ想ヒ出ス 誰モ描ケヌ景色 タダ独リ生キルダラウ 一枚ノ画ノナカデ  生マレ変ワルタビ 君ニ命ヲ捧グ  衰竜ノ龍ヨ舞ヒ立チ昇レ 金色ノ鱗空ニ輝ケ ワガ腕ハ雲トナリ陽トナリ ヤウヤク君ヲ君ヲイマ抱ケリ  ワレハタダ繰リ返ス 口ニデキヌ其ノ名ヲ 天上ニ響クダラウ 最後ノ唄トナツテ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雪華懺悔心中一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳してALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也一片一文灰散る如く 薄霞 時は降り積もる 毀れる躰はああ何処で 朽ちゆくのでしょう  蠢く私の不浄の指は 毒の絲吐いて女郎蜘蛛 縛られた過去の亡霊と 人肌を縊る  綺麗事ほどお笑い種の 表を越えて渡りませ 本当は 悪いお人で あらしゃりますか  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して  刺青の薫り墨染めの桜 漆の闇へと隠しつつ はるかに 愛する痛みなら 膿み尽くしたでしょう  見上げる宵には裸木の骨 生きれど女は月髑髏 白珠の下腹満ちるたび 生まれ出づる死よ  朝日を知らぬ赤子のように 血肉包まれ眠りませ 本当に 可哀いお人で あらしゃりますね  いのち愛しや 賽の河原の 石積み遊び憫れ 通るは百鬼 罅ぜる鬼灯 転ぶ間もなく針の山  女夜叉抱きませ 懺悔野ざらし 二度と帰らせまいと 占う吉凶は 剥ぐ爪はらはら花弁数えて  怖いお人で あらしゃりますか  いのち惜しかろ 飲み乾す咽に 爛れる情の苦し 秘すれば仏 焼かれて般若 崩れゆくほど麗しや  女夜叉抱きませ 夢の通い路 二度と戻れぬように 踏み出した足首 舞う雪はらはら六花に埋もれて  愚か恋しや 痴人の愛の 果て無き情け縺れ 堕ちては外道 縋れど地獄 のぼる気も失せ蜘蛛の糸  如夜叉燃しませ 戀の恨道 引き返せぬのならば 覚悟の腹はいざ 抜く鞘ひらひら段平翳して
禁書夜毎にわたしの洋墨(インク)は垂れる 人生を綴る羊皮紙の上に それなり甘美な筋書き  それでも書棚に積み上げられた 古今東西本の中 あなたの小説ひとつに 及ばない  活字貪り生きられればいい 扉開けるように次の表紙を また開く  現など捨てて行く ここは崇拝図書館(bibliotheqou) 神々しく気の触れたその右手のペン先が わたしの脳に物語を認めてく官能 ああどうか躰を裂き 直に美しい妄想 注いでください 失神するまで  叡智は閃光と暗澹湛え 熟成されながら言葉に宿る 悪魔と天上の爛酔  他に何もわたしはいらない あなたの世界へと飛べる 想像力あれば  命かけ読み耽る ここは終身図書館 見目麗しく並び語られる文字は音楽 瞼も胸も捲られてく目眩く幻覚 もうどうかこの魂 潰れるくらい凄絶な たった一度きりの結末をください  奇なる事実より奇な ここは禁断図書館 わたしが死んだ後は青褪めた皮膚を剥ぎとり 鞣して縫い合わせて装丁に飾ってほしい 時の黴纏いつつ 世界に唯一の私家版 誰かが手に取るまで息を潜める  わたしこそがあなたの描いた妄想ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也夜毎にわたしの洋墨(インク)は垂れる 人生を綴る羊皮紙の上に それなり甘美な筋書き  それでも書棚に積み上げられた 古今東西本の中 あなたの小説ひとつに 及ばない  活字貪り生きられればいい 扉開けるように次の表紙を また開く  現など捨てて行く ここは崇拝図書館(bibliotheqou) 神々しく気の触れたその右手のペン先が わたしの脳に物語を認めてく官能 ああどうか躰を裂き 直に美しい妄想 注いでください 失神するまで  叡智は閃光と暗澹湛え 熟成されながら言葉に宿る 悪魔と天上の爛酔  他に何もわたしはいらない あなたの世界へと飛べる 想像力あれば  命かけ読み耽る ここは終身図書館 見目麗しく並び語られる文字は音楽 瞼も胸も捲られてく目眩く幻覚 もうどうかこの魂 潰れるくらい凄絶な たった一度きりの結末をください  奇なる事実より奇な ここは禁断図書館 わたしが死んだ後は青褪めた皮膚を剥ぎとり 鞣して縫い合わせて装丁に飾ってほしい 時の黴纏いつつ 世界に唯一の私家版 誰かが手に取るまで息を潜める  わたしこそがあなたの描いた妄想
血の断章鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕  少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら  棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため  人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの  永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように  誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める  愛おしい お父様 わたしを 抱いて  蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む  無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁  さよなら遠い刻
眠れる豹口脣でたどれば 青い草の匂い 君の汗は秘やかなる 密林の奥に隠って  私のこころを 果てない先へ 誘いつづける  寄せる眉 立てる爪 いま君が求める夢を 狩りに行こう 生け捕ろう 二度と逃げられないように いつだってここに待つ 女のように  きっと遠い昔に 君は一匹の豹 しなやかな肩 絹の肌 やさしい傷を付ける牙  私のからだは その記憶を 懐かしくなぞる  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてる檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに その耳に風の歌 そっと注ぎこむ  満ちる空 明ける夜 ずっと君が視ていた悪夢 狩りに行こう 仕留めよう 二度と苦しめられぬよう  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてた檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに 抱きしめた この腕を そっと広げようALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也口脣でたどれば 青い草の匂い 君の汗は秘やかなる 密林の奥に隠って  私のこころを 果てない先へ 誘いつづける  寄せる眉 立てる爪 いま君が求める夢を 狩りに行こう 生け捕ろう 二度と逃げられないように いつだってここに待つ 女のように  きっと遠い昔に 君は一匹の豹 しなやかな肩 絹の肌 やさしい傷を付ける牙  私のからだは その記憶を 懐かしくなぞる  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてる檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに その耳に風の歌 そっと注ぎこむ  満ちる空 明ける夜 ずっと君が視ていた悪夢 狩りに行こう 仕留めよう 二度と苦しめられぬよう  立てぬ声 鳴かぬ喉 君を閉じ込めてた檻を 開けに行こう 解き放とう 愛してると言う代わりに 抱きしめた この腕を そっと広げよう
ヘテロ失楽園水鏡 映る少女 手を伸ばし抱けないけど 水面に触れ 沈んで揺れる長い巻き毛は 藻のように絡まり合う 私たちの意志  わかってる 出逢えること 紅蛾の翅毟る場処で 互いを曝け出すための  擦れ違う 薄荷の少年 振り向いてもまだ届かない いまは白いシャツの喉元 薊の花の痣もなく滑り落ちる 太陽の粒子  知っている 惹かれ合うのは 白昼の蜥蜴潜って ひとつに繋がる精神(たましい)  人々は何故 アダムとイヴでいられるんだろう 楽園なんかすぐに消えたのに 私は私と同じ貴女だから愛する 美しいと言える 真実の言葉を 吐き出すこともできる  唇を抑えながら 生きてきたけど一人で 月の森で授かったのは 濁ることのない 血の混じりなど持たない 雫の滴り  待っていた 迎え合うこと 生まれる前の分身を ぴたりと重なる肉体  始まりは何故 アダムとイヴの神話なんだろう 愚かな罪を語るだけなのに 僕は誰より僕に融け込む君に恋する なにひとつ無駄な未来など もうこの世界に必要ない  男と女 永劫阿修羅 理解し合えることのない種族 その愛はただ醜く栄え この地上に生み落とされる穢れ  アダムとイヴでいられないだろう 楽園なんか最初からないのに 私は私と同じ貴女だから愛する (僕は誰より僕に融け込む君に恋する) なにひとつ無意味な未来など もうこの世界には産まれないALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也水鏡 映る少女 手を伸ばし抱けないけど 水面に触れ 沈んで揺れる長い巻き毛は 藻のように絡まり合う 私たちの意志  わかってる 出逢えること 紅蛾の翅毟る場処で 互いを曝け出すための  擦れ違う 薄荷の少年 振り向いてもまだ届かない いまは白いシャツの喉元 薊の花の痣もなく滑り落ちる 太陽の粒子  知っている 惹かれ合うのは 白昼の蜥蜴潜って ひとつに繋がる精神(たましい)  人々は何故 アダムとイヴでいられるんだろう 楽園なんかすぐに消えたのに 私は私と同じ貴女だから愛する 美しいと言える 真実の言葉を 吐き出すこともできる  唇を抑えながら 生きてきたけど一人で 月の森で授かったのは 濁ることのない 血の混じりなど持たない 雫の滴り  待っていた 迎え合うこと 生まれる前の分身を ぴたりと重なる肉体  始まりは何故 アダムとイヴの神話なんだろう 愚かな罪を語るだけなのに 僕は誰より僕に融け込む君に恋する なにひとつ無駄な未来など もうこの世界に必要ない  男と女 永劫阿修羅 理解し合えることのない種族 その愛はただ醜く栄え この地上に生み落とされる穢れ  アダムとイヴでいられないだろう 楽園なんか最初からないのに 私は私と同じ貴女だから愛する (僕は誰より僕に融け込む君に恋する) なにひとつ無意味な未来など もうこの世界には産まれない
黙示録前戯白濁の闇を裂き 極彩に濡れる私の傷を 抉るとき君の指は ぬくもりの冷たさを知るだろう  泥のなかに咲いた花を 踏む足跡にさえも 縋りつきたいくらい 寂しい心 わかる?  太陽の揺籠は 私たちの目を眩ませつづけ 破れそうな月光(つき)の皮膜(まく)に 籠もることを安らぎとしたけど  火炙りの炎が常に 皮膚の上で踊っている 生まれただけで罪を負ったように  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を 愚かだと云って嗤って欲しいの 畏れなど何もない メシアの王のように  溺れてゆく手首を掴んで 唱えて 悔い改めよと  皹割れた鏡ほど 多くの燦めき鏤め纏う 真実の醜さは もう暴かれる前にわかってる  なのに恋というものだけは 真っ直ぐ届けたいと願うけど 純粋なのは奈落向かう方よ  さあ声を出して絶叫すればいいわ その瞬間に世界が 終わってくかのように 綺麗だと云って最後だと伝えて 崩れ落ちる私を 君の肉体(み)で葬って  ふたりの死に舞い散る 天使の翼の灰いろの骨  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を さあ声を上げて絶叫すればいいわ この瞬間に世界が 再生されてくように  沈んでゆく足首掴んで 教えて 光を見よとALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也白濁の闇を裂き 極彩に濡れる私の傷を 抉るとき君の指は ぬくもりの冷たさを知るだろう  泥のなかに咲いた花を 踏む足跡にさえも 縋りつきたいくらい 寂しい心 わかる?  太陽の揺籠は 私たちの目を眩ませつづけ 破れそうな月光(つき)の皮膜(まく)に 籠もることを安らぎとしたけど  火炙りの炎が常に 皮膚の上で踊っている 生まれただけで罪を負ったように  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を 愚かだと云って嗤って欲しいの 畏れなど何もない メシアの王のように  溺れてゆく手首を掴んで 唱えて 悔い改めよと  皹割れた鏡ほど 多くの燦めき鏤め纏う 真実の醜さは もう暴かれる前にわかってる  なのに恋というものだけは 真っ直ぐ届けたいと願うけど 純粋なのは奈落向かう方よ  さあ声を出して絶叫すればいいわ その瞬間に世界が 終わってくかのように 綺麗だと云って最後だと伝えて 崩れ落ちる私を 君の肉体(み)で葬って  ふたりの死に舞い散る 天使の翼の灰いろの骨  さあ唾を吐いて罵るがいいわ 汚された顔でさえ 微笑むこの私を さあ声を上げて絶叫すればいいわ この瞬間に世界が 再生されてくように  沈んでゆく足首掴んで 教えて 光を見よと
神風いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い遙か 響く先人の声  かつて黒馬に跨り 駆け回った神の野山も 現世(いま)は繁栄の都 再び君は戦う戦士  守るのは小さな城で また今日も疲れ果てて眠れば 射干玉の夜は静かに 輝きながら君を包む  人知れず零した涙 やがて清らな川となり 来る日を育む糧とならん  いざ進まん 運命を抱き 日出づる処 目覚めし者らよ 行く手阻む 敵があれど 雲間を裂く雷  その身体に 流れるのは大和の血 嗚呼 千代に八千代に いつまでも  ありふれた愛の歌が 伝えるのは虚ろな正義で 胸の鞘へとし隠した 白刃の煌めき無きものとす  護られるべきは君で 道なき道砕いて渡るとき 背中を押す一陣の 風の強さに身を任さん  花と散った遠き友が 万世の桜華を咲かす 身捨つるほどの未來のためと  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その心に 宿りしは大和の夢 ただ不撓不屈で 生きるべし  誰の神の子では非ず けれども尊き 人の子  いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い満ちて 響く神風の声  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その身体に 巡れるのは大和の血 君 千代に八千代に いつまでもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い遙か 響く先人の声  かつて黒馬に跨り 駆け回った神の野山も 現世(いま)は繁栄の都 再び君は戦う戦士  守るのは小さな城で また今日も疲れ果てて眠れば 射干玉の夜は静かに 輝きながら君を包む  人知れず零した涙 やがて清らな川となり 来る日を育む糧とならん  いざ進まん 運命を抱き 日出づる処 目覚めし者らよ 行く手阻む 敵があれど 雲間を裂く雷  その身体に 流れるのは大和の血 嗚呼 千代に八千代に いつまでも  ありふれた愛の歌が 伝えるのは虚ろな正義で 胸の鞘へとし隠した 白刃の煌めき無きものとす  護られるべきは君で 道なき道砕いて渡るとき 背中を押す一陣の 風の強さに身を任さん  花と散った遠き友が 万世の桜華を咲かす 身捨つるほどの未來のためと  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その心に 宿りしは大和の夢 ただ不撓不屈で 生きるべし  誰の神の子では非ず けれども尊き 人の子  いざ進まん 時を越えて 日出づる国 生まれし者らよ 知らざれざる 想い満ちて 響く神風の声  いざ羽撃け 若き鷹の 翼はまだ 空の藍染まる 彼方消えた 星の行方 追って天届くまで  その身体に 巡れるのは大和の血 君 千代に八千代に いつまでも
亡骸の女どこまでも続く園 繚乱噎せる花の蜜 わたしは蝶と生まれ 余すことなく 甘受する幸福の 一瞬が永遠だった  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻は鮮らかに 指にいまも触れるのに  聳え建つは楼閣 酔郷巡って回廊 わたしは巫女と生まれ 億の夢を授かり舞う 悦びの戯欷は 償いだった  見えない砂が落ちる 崩れるすべての時 埋もれる人のように 諦めて目蓋を閉じ  ああ言葉も葬られ あなたの名前ももう知らない 幻は跡形もなく 瞳には虚ばかり  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻を恋いながら 亡骸のまま生きようか  朽ちもせず焼かれもせず 醜くも美しい わたしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也どこまでも続く園 繚乱噎せる花の蜜 わたしは蝶と生まれ 余すことなく 甘受する幸福の 一瞬が永遠だった  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻は鮮らかに 指にいまも触れるのに  聳え建つは楼閣 酔郷巡って回廊 わたしは巫女と生まれ 億の夢を授かり舞う 悦びの戯欷は 償いだった  見えない砂が落ちる 崩れるすべての時 埋もれる人のように 諦めて目蓋を閉じ  ああ言葉も葬られ あなたの名前ももう知らない 幻は跡形もなく 瞳には虚ばかり  気づけば床に倒れ 白い天井を見てた 溺れてく人のように 手を伸ばして口を開け  この声を失くすだろう あなたの名前をもう呼べない 幻を恋いながら 亡骸のまま生きようか  朽ちもせず焼かれもせず 醜くも美しい わたし
鬼帝の剣この胸に抱くのは正義  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と哀しみに どれだけ触れるのか 僕は僕であるため 闇を融かしてゆく  まだ見ぬ世界への 扉をくぐるとき 翼が傷つくのなら この心を 鋼に変え  交差する光よ 落ちる影は 未来の先を 輝かせるだろう  果てしのない宇宙の隅 ひとつひとつ孤独の星に 生きる僕ら 繋がり合う 地球越えるLINE(はし)となるように  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  魂(こころ)の奥に棲む 鬼は片眼を開け 深まる時を見つめる 何が悪で何が善か  誰かを守る為 怒りを持ち 涙を流し 己に熔けゆく  尽きぬものは希望と欲 ひとりひとり刹那の罠に 迷う僕ら 争い合う それが正しい歴史となるのか  遠く近く聳ゆる わが大地 頽れ踏みしめ すべてを還す土の上 包み込む腕の 優しさの記憶 何度でも目覚める 人が人であるため 道は続くだろう  この胸に抱くのは剣  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と憎しみに どれだけ触れようと 僕は僕でありたい  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  そして僕を 護る 勝利ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也この胸に抱くのは正義  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と哀しみに どれだけ触れるのか 僕は僕であるため 闇を融かしてゆく  まだ見ぬ世界への 扉をくぐるとき 翼が傷つくのなら この心を 鋼に変え  交差する光よ 落ちる影は 未来の先を 輝かせるだろう  果てしのない宇宙の隅 ひとつひとつ孤独の星に 生きる僕ら 繋がり合う 地球越えるLINE(はし)となるように  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  魂(こころ)の奥に棲む 鬼は片眼を開け 深まる時を見つめる 何が悪で何が善か  誰かを守る為 怒りを持ち 涙を流し 己に熔けゆく  尽きぬものは希望と欲 ひとりひとり刹那の罠に 迷う僕ら 争い合う それが正しい歴史となるのか  遠く近く聳ゆる わが大地 頽れ踏みしめ すべてを還す土の上 包み込む腕の 優しさの記憶 何度でも目覚める 人が人であるため 道は続くだろう  この胸に抱くのは剣  朱く熱く燃える わが太陽 この世の何処かで 凍りつき眠る真実 見つけ出すこの手 愛と憎しみに どれだけ触れようと 僕は僕でありたい  昏く潜み浮く青天の月 嘲り翳ろう 夢の雫がこぼれても 差し伸べたこの手 受け取るぬくもり そこに在る微笑み 君が君でいるため 命を添わせよう  そして僕を 護る 勝利
勇侠青春謳PLATINA LYLIC行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 幽囚の孤獨に 彷徨う青春は 弱さと怒りが姿無き敵ですか 父よ 未だ我は 己を知りがたし  先立つ兄らの 見えない背中を追えば 迷いの一夜に明星は誘う  死して終わらぬ 夢を焦がれども 確かな君こそ我が命  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 咲き添うまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ けして我は 涙を見せねども 足下の草に露は消えもせで  生まれた意義なら やがて知る時が来よう このいま せめての義旗 血汐に浸し  ただ君を愛し 胸に刻んだ 刺青(しせい)のような傷を抱いて  行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 勇侠の士となり 戦う青春は 仄蒼きほどに愚かなものでしょうか 父よ 未だ我は 愛ひとつ護れず 仮初めのこの世の真はいづこ  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 舞い散るまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ いつか我を 授かりし誉れと  生けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方はまほろば 高潔の志のもと 戦う青春は 果敢なき時代(とき)ゆえ美しきものとあれ 父よ いつか我は 己に打ち克たん 尊びのこの世の誠はそこにPLATINA LYLICALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 幽囚の孤獨に 彷徨う青春は 弱さと怒りが姿無き敵ですか 父よ 未だ我は 己を知りがたし  先立つ兄らの 見えない背中を追えば 迷いの一夜に明星は誘う  死して終わらぬ 夢を焦がれども 確かな君こそ我が命  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 咲き添うまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ けして我は 涙を見せねども 足下の草に露は消えもせで  生まれた意義なら やがて知る時が来よう このいま せめての義旗 血汐に浸し  ただ君を愛し 胸に刻んだ 刺青(しせい)のような傷を抱いて  行けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方にまほろば 勇侠の士となり 戦う青春は 仄蒼きほどに愚かなものでしょうか 父よ 未だ我は 愛ひとつ護れず 仮初めのこの世の真はいづこ  烈風の荒野で 蝶よ花よと生き とこしえの春に 舞い散るまぼろし 混濁の純潔 この身は汚れても 心の錦を信じていてください 母よ いつか我を 授かりし誉れと  生けどもけものみち 獅子よ虎よと吠え 茜射す空の 彼方はまほろば 高潔の志のもと 戦う青春は 果敢なき時代(とき)ゆえ美しきものとあれ 父よ いつか我は 己に打ち克たん 尊びのこの世の誠はそこに
アラ皮昔々 栄えし国の 王子がひとり狩りへと出た 禁忌の森に入り 崖に足を取られて 気が付けば月も落ちぬ夜  そのとき眩暈のなか 近づくのは金色の姿 気高く聳えた角 一頭の神々しい牡鹿 不思議な光に向け 若者は我を失くしたように 弓を構えて 狙いを定めて 撓む弦に鋼の矢  命など惜しまぬと 鹿は銀いろの声で云う だがこの森守るわたしが 死ねばすべては茨となり おまえの都も滅びるだろう  心臓を突き 金の首と剥いだ皮 勇んで城に運ばれる  幾年か経ち王子は王に 戦破れ国は衰え 茨伝う城壁 嘆き交わす人々 愛も幸も遠去かりゆく  やがては喰うものまで 底を尽き飢えと渇きのなか 森へと訪えども朽ちた木々 芽のひとつもなく 泉も涸れ 獣の影さえなくただ風が通り 疲れ頽れ ふと目を上げれば 黄金の幼き牡鹿  あなたは父の仇 いつかと同じ声が響く でも屍と化した国を 再び甦らせるのは あなたをおいては誰もいない 永遠の わたしのこの血肉で 国人を救えるだろう  命は捧げましょう 鹿は銀いろの声で鳴く 王は涙をこぼしながら やわらかな胸へと矢を射る あの日の過ちを心から懺悔して 悔い改めた王は禁色の光と生きる  死ぬまで二頭のアラ皮 纏いつづけながらALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也昔々 栄えし国の 王子がひとり狩りへと出た 禁忌の森に入り 崖に足を取られて 気が付けば月も落ちぬ夜  そのとき眩暈のなか 近づくのは金色の姿 気高く聳えた角 一頭の神々しい牡鹿 不思議な光に向け 若者は我を失くしたように 弓を構えて 狙いを定めて 撓む弦に鋼の矢  命など惜しまぬと 鹿は銀いろの声で云う だがこの森守るわたしが 死ねばすべては茨となり おまえの都も滅びるだろう  心臓を突き 金の首と剥いだ皮 勇んで城に運ばれる  幾年か経ち王子は王に 戦破れ国は衰え 茨伝う城壁 嘆き交わす人々 愛も幸も遠去かりゆく  やがては喰うものまで 底を尽き飢えと渇きのなか 森へと訪えども朽ちた木々 芽のひとつもなく 泉も涸れ 獣の影さえなくただ風が通り 疲れ頽れ ふと目を上げれば 黄金の幼き牡鹿  あなたは父の仇 いつかと同じ声が響く でも屍と化した国を 再び甦らせるのは あなたをおいては誰もいない 永遠の わたしのこの血肉で 国人を救えるだろう  命は捧げましょう 鹿は銀いろの声で鳴く 王は涙をこぼしながら やわらかな胸へと矢を射る あの日の過ちを心から懺悔して 悔い改めた王は禁色の光と生きる  死ぬまで二頭のアラ皮 纏いつづけながら
桂冠詩人わが心を夜毎 冷たい月の 光に凍らせて 粉々に砕けば  燦爛と燃え 破片は胸を刺さん これが愛する痛みと  白亜の神殿に 刻まれた幾万の詩 過去からの営み なぞる如く生きては ただ歌を紡ぐ 狂おしき宿命  なおも馨しく 苦しみ伝う血  わが涙を注ぐ 静かな海に 水面の輝きに 抱かれて沈むなら  深淵に落ち 蒼い真珠とならん 偽りなき恋ならば  想いの海原を 言葉は帆船(ふね)になって どこまでも旅する 辿り着く岸辺は この世にはないのに 波は永久に寄せる  頭上に戴く 泡沫の花よ  天へと捧げん 空に書き風に詩い 最後の一節まで 月桂の葉匂う 美し供物となれ この命を添えて  すべて時の砂 埋もれたあともALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也わが心を夜毎 冷たい月の 光に凍らせて 粉々に砕けば  燦爛と燃え 破片は胸を刺さん これが愛する痛みと  白亜の神殿に 刻まれた幾万の詩 過去からの営み なぞる如く生きては ただ歌を紡ぐ 狂おしき宿命  なおも馨しく 苦しみ伝う血  わが涙を注ぐ 静かな海に 水面の輝きに 抱かれて沈むなら  深淵に落ち 蒼い真珠とならん 偽りなき恋ならば  想いの海原を 言葉は帆船(ふね)になって どこまでも旅する 辿り着く岸辺は この世にはないのに 波は永久に寄せる  頭上に戴く 泡沫の花よ  天へと捧げん 空に書き風に詩い 最後の一節まで 月桂の葉匂う 美し供物となれ この命を添えて  すべて時の砂 埋もれたあとも
裸々イヴ新世紀空を駆ける 自由に優雅に 肩にも心にも少女は翼を持つ 生まれ落ちた世界は美しい 女神さえ支配できない  希望(ゆめ)は暗黒に埋められた星で 見てるだけじゃ輝かず 私のカラダは宇宙船となり 思考の大気を昇って果てそう  平穏に甘んじたら 魂(ハート)がバグ起こす  ねぇあなたのロケットで 軌道修正してくださる? 繋がって確かめ合う 私たちアンドロイドじゃないもの  虹を掛ける 明日へ誰かへ 願えば届くと少しづつ信じてる 進んでゆく世界は果て無い 神にさえ破壊できない  人が抱えた罪もいつか消えて  横たわる夜に曝け出されてく 裸の胸に刺さった 様々な想い 解き放つために この腕をどこに広げればいい  孤独を浮遊しても 迷路から帰れない  さぁあなたもドアを降りて 抱きしめに来ればいいわ 何もかも脱ぎ捨て合う 地上に堕ちてきた天使のように  夢を賭ける 未来へ地球へ 未知なる莟は開かれるため伸びる 失われた楽園を求め もう一度イヴへと目覚めよう  人が忘れた愛も再生して  宇宙(そら)を駆ける 自由に優雅に 脳にも背骨にも少女は翼を持つ 創造する世界は美しい 女神にも模倣できない  虹を掛ける 明日へあなたへ 願えば届くといつまでも信じよう 向かってゆく世界は手強い 神になど任せられない  人が守るべき“時”が訪れる さあ明ける闇に 溺れるヒカリにALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura片倉三起也空を駆ける 自由に優雅に 肩にも心にも少女は翼を持つ 生まれ落ちた世界は美しい 女神さえ支配できない  希望(ゆめ)は暗黒に埋められた星で 見てるだけじゃ輝かず 私のカラダは宇宙船となり 思考の大気を昇って果てそう  平穏に甘んじたら 魂(ハート)がバグ起こす  ねぇあなたのロケットで 軌道修正してくださる? 繋がって確かめ合う 私たちアンドロイドじゃないもの  虹を掛ける 明日へ誰かへ 願えば届くと少しづつ信じてる 進んでゆく世界は果て無い 神にさえ破壊できない  人が抱えた罪もいつか消えて  横たわる夜に曝け出されてく 裸の胸に刺さった 様々な想い 解き放つために この腕をどこに広げればいい  孤独を浮遊しても 迷路から帰れない  さぁあなたもドアを降りて 抱きしめに来ればいいわ 何もかも脱ぎ捨て合う 地上に堕ちてきた天使のように  夢を賭ける 未来へ地球へ 未知なる莟は開かれるため伸びる 失われた楽園を求め もう一度イヴへと目覚めよう  人が忘れた愛も再生して  宇宙(そら)を駆ける 自由に優雅に 脳にも背骨にも少女は翼を持つ 創造する世界は美しい 女神にも模倣できない  虹を掛ける 明日へあなたへ 願えば届くといつまでも信じよう 向かってゆく世界は手強い 神になど任せられない  人が守るべき“時”が訪れる さあ明ける闇に 溺れるヒカリに
騎士乙女枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  戦うことを忘れ去って 白い絹に包まれたなら 今あなたが見えるのだろう その手が持つ夢の姿も  でも何故 耳に響く咆哮  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある  生きることさえ忘れ去って ひとりまたひとり後退る 微笑は寂しく優しく まるで私哀れむように  ここには 永久に続く渇き  盾を持たぬこの身体が 浴びるは誰が血か己が血か 夕炎の朱も弾く肌に 恐れの色は宿らぬ  枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙があるALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura片倉三起也枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  戦うことを忘れ去って 白い絹に包まれたなら 今あなたが見えるのだろう その手が持つ夢の姿も  でも何故 耳に響く咆哮  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある  生きることさえ忘れ去って ひとりまたひとり後退る 微笑は寂しく優しく まるで私哀れむように  ここには 永久に続く渇き  盾を持たぬこの身体が 浴びるは誰が血か己が血か 夕炎の朱も弾く肌に 恐れの色は宿らぬ  枕の下 隠すは剣 古より私を護る 胸の痛みを塞ぐのは その青き輝きのみ  眠れぬ夜に眼は煌めく 被さった闇の隙間から 見上げなくとも心には 果てしない宇宙がある
地獄の門蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!ALI PROJECT宝野アリカ宝野アリカ片倉三起也蛇に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の道深く 憎しみはたわわに 虚実は花と咲き乱れ実る 夢の瑕疵の 唾棄すべき腑  手をかけよ 命を以って 蒼白に開く指 まみえる前に  もしもおまえが 暗殺者ならば 迷い 嫉み 打ち砕くことができようか 悶絶せよ  堕落するときは いっそ見事に 血を吐き 毒に塗れ 奈落へと向かわん 其処でしか見えない天を仰ぎ 灼け爛れてゆく 明日を嗤えよ  縋り付き 這い上がる 鉄の汗 舌にのせ 喘ぎは至極  悪も穢れも 生きてゆくこその 痛み 証 涙を汚すより貴く 闘争せよ  愛を知りたくば 真っ暗がりへ 求めよ 赤子のように 叫びの胤の中 産まれるまえの闇 甦らん 選ぶがいい 戻るのか行くのか  もしもわたしが 征服者ならば 人の心 忘れ去ってしまえるだろうか 陥落せよ  邪に魅入られたら 真っ逆さまに 堕ちよ 蛇の谷深く 悦びはうららに 月華さえ最後に辿り着くは 底の土 静かなる塋域  堕落すべきとき さあさ華麗に 血を抱き 毒に淫し 奈落へと向かわん この世の終わりには 果てがないと 嗚呼知るがいい 悶え盛る日々に!
吾君想う故に吾在り生き霊となりて瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの  まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし  眠るあなたをまた 見下ろしてるの  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく  それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊  在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに  左の胸の下 溜まる愛 その血だけ  消えた恋を 捉えていられるほど  記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく  こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく  それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの  まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし  眠るあなたをまた 見下ろしてるの  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく  それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊  在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに  左の胸の下 溜まる愛 その血だけ  消えた恋を 捉えていられるほど  記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく  こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下  月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく  それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊
堕ちて候桜の花は 狂い咲き 桜の花は 狂い咲き 春告鳥は 狂い啼き  乱れ髪ゆらり 夢一夜散りぬるを  桜の花は 狂い咲き 狂い咲き 年中寝んごろ 恋ぐるい 夜風の間に間の無情なさ  赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 手折る枝はらり 恋し人 帰しゃせぬ  紅蓮の闇は 甘く深く 持ちつ持たれつ 堕ちて候  桜の花は 狂い咲き  花緒切れからり 通りゃんせ 堕ちりゃんせ 簪がきらり 恋し人 帰しゃせぬ 赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 熱き胸ほろり 参りゃんせ 堕ちりゃんせALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也桜の花は 狂い咲き 桜の花は 狂い咲き 春告鳥は 狂い啼き  乱れ髪ゆらり 夢一夜散りぬるを  桜の花は 狂い咲き 狂い咲き 年中寝んごろ 恋ぐるい 夜風の間に間の無情なさ  赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 手折る枝はらり 恋し人 帰しゃせぬ  紅蓮の闇は 甘く深く 持ちつ持たれつ 堕ちて候  桜の花は 狂い咲き  花緒切れからり 通りゃんせ 堕ちりゃんせ 簪がきらり 恋し人 帰しゃせぬ 赤き帯だらり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ 熱き胸ほろり 参りゃんせ 堕ちりゃんせ
木洩れ陽のワルツ子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる  道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ  おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ  Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し  肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに  ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら  Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ  Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる  道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ  おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ  Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し  肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに  ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら  Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ  Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席
マダム・ノワール−Madame Noir殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う  触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達  煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの  メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて  マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる  仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう  自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ  マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる  マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても  マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも  目をあけ 見る夢 美し ああ 麗しALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う  触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達  煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの  メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて  マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる  仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう  自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ  マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる  マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても  マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも  目をあけ 見る夢 美し ああ 麗し
星降る夜の天文学腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる  天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球  せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ  雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣  あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで  せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる  天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球  せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ  雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣  あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで  せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい  死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで
小夜啼鳥(ナイチンゲール)あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は  知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る  その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない  あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は  知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る  その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない  あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけ
Virtual Fantasy月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい  羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい  終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある  幾何学模様 ロマンティック  愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい  きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク  リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある  化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にあるALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい  羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい  終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある  幾何学模様 ロマンティック  愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい  きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク  リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある  化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある  未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある
冬物語冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう  Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの  あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで  Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ  今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから  Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの  Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはずALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう  Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの  あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで  Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ  今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから  Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの  Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはず
雨のソナタ ~La Pluie~溜息ひとつ ついて 瞳をそらすのね 私の胸に残る 想いをあなたは散らす  ひらいた窓の 雨音にまぎれ いつかの Pianoが 唄っている  ああ 抱きしめてくれた日の 陽炎が ああ ふたりの季節 流してく涙になる ただひとつの 言葉も 留められずに  冷たい風のなかも あなたの影に 寄りそって歩いてた やさしさに慣れすぎてる  雨が止む前に 部屋を出ていって 消えてく靴音 追えないよう  ああ さよならが言えなくて 今はただ もう 色褪せて落ちるのを 待つだけなの あなたの香り そっと 雫に流して  ああ 抱きしめてくれた日の ピアニッシモ ねえ 忘れない 忘れないで 胸の奥に あなたが好き それだけで 生きていたのよ それだけで 生きてきたのにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也溜息ひとつ ついて 瞳をそらすのね 私の胸に残る 想いをあなたは散らす  ひらいた窓の 雨音にまぎれ いつかの Pianoが 唄っている  ああ 抱きしめてくれた日の 陽炎が ああ ふたりの季節 流してく涙になる ただひとつの 言葉も 留められずに  冷たい風のなかも あなたの影に 寄りそって歩いてた やさしさに慣れすぎてる  雨が止む前に 部屋を出ていって 消えてく靴音 追えないよう  ああ さよならが言えなくて 今はただ もう 色褪せて落ちるのを 待つだけなの あなたの香り そっと 雫に流して  ああ 抱きしめてくれた日の ピアニッシモ ねえ 忘れない 忘れないで 胸の奥に あなたが好き それだけで 生きていたのよ それだけで 生きてきたのに
戦慄の子供たち光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命ALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura光る眼で闇を読む 恐るべき子供達  生まれてきた時からずっと 愛とは凶器で 真っ赤に濡れた胸を掴んで 傷口に埋めた  腐敗の中から成せる世界には 華やぐ絶望 生かすも殺すもわたしたちの業 犬のように笑い 豚のように泣いて 喚きつづけたあとには さあどうする  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  守られあやされ壊して すべてわかったふりをして 撃つのは甲斐なき幻(ゆめ)ばかり  足の生えた亡霊の群れ 遊戯の死を踏めど 生きるために焦がれて探す ゲートは 地の底に  どんな始まりも終わりの為では 非ざる凶暴 わたしを救うのはわたしたちだけ 敵のように愛し 友のように憎み 偽りながら出会ったわけじゃない  番って求めてさぐれば みんな沈んでく気がする 上澄みに浮かぶ心は 汚れてはないと知る  番って求め 弄って 涙にならない痛みを さあ口移しで分け合おう  眠る眼で闇を抱く 哀しみの子供達  守られあやされ毀れて 息づくこの身は抜け殻 ひび割れ煌めく心の 引き金に指を掛け  縛られ囲われ飼われて喰まれて 抗う切なる自由よ  呪って夢みて疎んで祈って 運命よ! 生きたいと願う まだ残れるわたしの命
Hell's Maria漆黒のベールさえ わたしは息を掛けて しばしのとき純白へと 塗り替える  ここには行き惑う 魂たちが集う でもおまえはまだ 影さえ堕とさずに  地獄に生きれど 母なる聖なる わたしは浅ましきゆえ この身を腐らせ おまえの何を呼び 死のない死を翫ぶ  痛みを隠すのは ただひとつの悦び 皮膚の上を這う 炎の道しるべ  ここでは過ちも 真実も埋もれて 曝かれるは 己己 在るがまま  地獄の底こそ 天上の真上 罪を産み落とすは愛 わたしを抱くなら おまえが生まれてきた 秘処を塞ぎ犯せ  地獄に暮らせど 母なる聖なる 美しき女たちは 永劫を背負い 戀しさに縋り 生なき生を葬るALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura漆黒のベールさえ わたしは息を掛けて しばしのとき純白へと 塗り替える  ここには行き惑う 魂たちが集う でもおまえはまだ 影さえ堕とさずに  地獄に生きれど 母なる聖なる わたしは浅ましきゆえ この身を腐らせ おまえの何を呼び 死のない死を翫ぶ  痛みを隠すのは ただひとつの悦び 皮膚の上を這う 炎の道しるべ  ここでは過ちも 真実も埋もれて 曝かれるは 己己 在るがまま  地獄の底こそ 天上の真上 罪を産み落とすは愛 わたしを抱くなら おまえが生まれてきた 秘処を塞ぎ犯せ  地獄に暮らせど 母なる聖なる 美しき女たちは 永劫を背負い 戀しさに縋り 生なき生を葬る
この國の向こうにもしも愛しい者が 傷つけられ 砕けた星のように 瞳を伏せたとしたら  僕はすべてを捨て ただこの手に 涙で研いだ刀 握り続けるだろう  どこかの国が 今日も争い 悪夢より鮮やかな 哀しみの影を 垣間見せる  愛することと憎しみと どちらが強いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  でも僕たちはまだ この狭い世界に生きるしかできない  もし見知らぬ者が 助けを乞い 何も持たぬ指を 差し伸べていたなら  僕は膝をつく ただその手を 取ることしかできず 途方にくれても  どこの国でも 違う言葉で 繰り返し唱えるのは 同じ祈りと わかっている  真(まこと)は光と影との どちらに潜むのだろう 人は誰も表と裏 合わせながら過ごして  なぜ僕たちはまだ あの青い空しか見ることができない  愛することと憎しみと どちらが深いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  なぜ僕たちはまだ この狭い世界変えることができない  憎むことと許すことは どちらが勝るのだろう この弱い心はその重みに 耐えられるのか  だけど僕はひとりでも 広い世界に踏み出して 行きたい 行くだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也もしも愛しい者が 傷つけられ 砕けた星のように 瞳を伏せたとしたら  僕はすべてを捨て ただこの手に 涙で研いだ刀 握り続けるだろう  どこかの国が 今日も争い 悪夢より鮮やかな 哀しみの影を 垣間見せる  愛することと憎しみと どちらが強いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  でも僕たちはまだ この狭い世界に生きるしかできない  もし見知らぬ者が 助けを乞い 何も持たぬ指を 差し伸べていたなら  僕は膝をつく ただその手を 取ることしかできず 途方にくれても  どこの国でも 違う言葉で 繰り返し唱えるのは 同じ祈りと わかっている  真(まこと)は光と影との どちらに潜むのだろう 人は誰も表と裏 合わせながら過ごして  なぜ僕たちはまだ あの青い空しか見ることができない  愛することと憎しみと どちらが深いのだろう 人はいつかそのふたつを 心のなか抱える  なぜ僕たちはまだ この狭い世界変えることができない  憎むことと許すことは どちらが勝るのだろう この弱い心はその重みに 耐えられるのか  だけど僕はひとりでも 広い世界に踏み出して 行きたい 行くだろう
世紀末ゲネシス怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るものALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  この世界が 生まれたとき 包んだのは 闇と光 どちらだったろう  人はひとり 産まれてくる 暗がりだけ 見つめながら  生きる事が 死に向かうのだとしても  希望よ 白む空にまた昇る黄金の太陽  愛しさ 澄んだ水面へと映る偽りのない姿  喜び 伸ばす手に触れて咲いた葩弁のぬくもり  淋しさ 蒼い夜に浮き墜ちる月の雫の中に  闇へと舞い散れ 光に埋もれよ  この世界が 終わる瞬間(とき)を 抱きとるのは 光か闇 どちらだろうか  どこに消え 逝くとしても  戦い 立ち向かう盾と響く鋼の剣の音  絶望 風が凍りつく荒野跡形もない息吹  怒りよ 遙か天を裂き走る稲妻の切尖  哀しみ 幾万年前絶えた星の灯の下で  闇から舞うのは輝く翼で 光が生むのは美しい無数の影  われわれが 歩む地を 彩るもの
上海繚乱ロマンチカ立てば芍薬 座れば牡丹 歩くなら揺れる虞美人草(コクリコ) 踊るのは金の蓮の上 莟めく小さな足  菊花の綸子 捲れば蜥蜴が 腿に這う想い煩い 葉に露の涸れる間もなくて 招く風 夜来香  奇なるものです 出逢いも別れも たとえ一夜でも あなたの名前を聞かせて下さい  喋喋喃喃 恋の愉しみは 秘めやかに咲く花の 命ほど短いもの 愛愛燦燦 燃え尽きるように たった今を生きればいいだけ 他に何もない 希むべきものは  ここは魔都 上海の暮れ泥む宵闇  隠す背には蜷局巻いて舞う 龍神か 爪でなぞれば 艶やかな膚の上 微か嗅ぎ取るは血のにおい  野暮な拳銃(ピストル) 枕に仕舞えば 掌に 燻らす煙管 何もかも朧霞む頃 行き交うは百鬼夜行  奇なるものです 出逢いは運命 あなたが殺めた お人の名前はお忘れでしょうか  轟轟哀哀 愛の悲しみを その胸は抱えたことなど ありはせぬでしょうね 戀戀爛爛 一瞬たりとも 消えたことのない怨讐を 果たすこの刻に ふるえる指先  あとは魔夢(ゆめ)上海の 闇に紛れるだけなのに  喋喋喃喃 恋の思い出は 散り急ぎ咲く花の 命ほど儚すぎて 愛愛燦燦 仇のあなたは なぜ恋しい男(おひと)に似ている 懐かしい声で わたしを呼ぶのか  満ちる魔都上海の 匂い立つ花闇ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也立てば芍薬 座れば牡丹 歩くなら揺れる虞美人草(コクリコ) 踊るのは金の蓮の上 莟めく小さな足  菊花の綸子 捲れば蜥蜴が 腿に這う想い煩い 葉に露の涸れる間もなくて 招く風 夜来香  奇なるものです 出逢いも別れも たとえ一夜でも あなたの名前を聞かせて下さい  喋喋喃喃 恋の愉しみは 秘めやかに咲く花の 命ほど短いもの 愛愛燦燦 燃え尽きるように たった今を生きればいいだけ 他に何もない 希むべきものは  ここは魔都 上海の暮れ泥む宵闇  隠す背には蜷局巻いて舞う 龍神か 爪でなぞれば 艶やかな膚の上 微か嗅ぎ取るは血のにおい  野暮な拳銃(ピストル) 枕に仕舞えば 掌に 燻らす煙管 何もかも朧霞む頃 行き交うは百鬼夜行  奇なるものです 出逢いは運命 あなたが殺めた お人の名前はお忘れでしょうか  轟轟哀哀 愛の悲しみを その胸は抱えたことなど ありはせぬでしょうね 戀戀爛爛 一瞬たりとも 消えたことのない怨讐を 果たすこの刻に ふるえる指先  あとは魔夢(ゆめ)上海の 闇に紛れるだけなのに  喋喋喃喃 恋の思い出は 散り急ぎ咲く花の 命ほど儚すぎて 愛愛燦燦 仇のあなたは なぜ恋しい男(おひと)に似ている 懐かしい声で わたしを呼ぶのか  満ちる魔都上海の 匂い立つ花闇
Animals on the Earthサバンナを彷徨う私はライオン 風を切って夕日へと駆ける それとも雪の崖昇るカモシカ 群れと共に眠れる月の欠片よ  初めて見るのになぜか懐かしい そんな景色がいくつもあって なんて不思議な気持ちになるんだろう  生まれてくる前 どこにいたのか 遙かな記憶は 何を導く  ひとりではないと 気づいたらここに いま生きる意味知りたい  海原に抱かれる私はイルカ 波と歌い戯れて泳ぐ あるいは氷の道行く白クマ 水平線を越えてくる春を待つ  理由もないのになぜか涙が こぼれる夜の孤独のなかに なんて優しい気持ちが滲むんだろう  生まれ変わるたび どこへと向かう 紡いだ記憶を なくさぬように  大きな力を 呼び起こせるのは 誰にでもある奇跡  雨の草を渡る私は蟻で 輝く空の恵みを受ける 太陽に近づくときには鷲で 自由に舞う翼が心そのもの  まぶたをとじれば広がってゆく どこまでも海と森と大地 そしてこの地球という星を包む青  億万の夢見る小さな胎児 光を求めて腕を伸ばす やがて二本の足は土を踏んで いまこうして生きてる私は人間  すべての生命は自然のなかに あるがままに生き生かされている なんて暖かな気持ちがあるんだろう  世界の夢は 地球が見る夢ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也サバンナを彷徨う私はライオン 風を切って夕日へと駆ける それとも雪の崖昇るカモシカ 群れと共に眠れる月の欠片よ  初めて見るのになぜか懐かしい そんな景色がいくつもあって なんて不思議な気持ちになるんだろう  生まれてくる前 どこにいたのか 遙かな記憶は 何を導く  ひとりではないと 気づいたらここに いま生きる意味知りたい  海原に抱かれる私はイルカ 波と歌い戯れて泳ぐ あるいは氷の道行く白クマ 水平線を越えてくる春を待つ  理由もないのになぜか涙が こぼれる夜の孤独のなかに なんて優しい気持ちが滲むんだろう  生まれ変わるたび どこへと向かう 紡いだ記憶を なくさぬように  大きな力を 呼び起こせるのは 誰にでもある奇跡  雨の草を渡る私は蟻で 輝く空の恵みを受ける 太陽に近づくときには鷲で 自由に舞う翼が心そのもの  まぶたをとじれば広がってゆく どこまでも海と森と大地 そしてこの地球という星を包む青  億万の夢見る小さな胎児 光を求めて腕を伸ばす やがて二本の足は土を踏んで いまこうして生きてる私は人間  すべての生命は自然のなかに あるがままに生き生かされている なんて暖かな気持ちがあるんだろう  世界の夢は 地球が見る夢
極色一代女棘のないバラの束 くださるなら毒草園の 花ひとつこの胸に 植えさせてちょうだい  暮らすのは贅を凝らした 独房で鍵もないのに 窓の虹追いかけて まっさかさま  明日の保障は どこにもなくて 愛し合うほかにアナタ 何があるかしら  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ  黒幕の腹黒エロ お偉いさん踏ん反りかえって 何様の成り上がり 小市民など嗤え  人はみな平等なんて お伽噺さえ説かないわ 関所には鬼ばかり 心付けを  矛盾だらけで 収まってるのに 殺し合うしかないって 歴史は語るわ  股にはピストル 外してシューティング たかが人生 博奕のエンジェル ここで拍手 返り血はストロベリィ  腹切りロマン 盾にはロッキン さらば青春 春にはチェリー 種からまた やりな直せるまでディスタンス  これもセ・ラ・ヴィ  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ みんなセ・ラ・ヴィ 何にも残さず キレイに死ぬだけALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也棘のないバラの束 くださるなら毒草園の 花ひとつこの胸に 植えさせてちょうだい  暮らすのは贅を凝らした 独房で鍵もないのに 窓の虹追いかけて まっさかさま  明日の保障は どこにもなくて 愛し合うほかにアナタ 何があるかしら  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ  黒幕の腹黒エロ お偉いさん踏ん反りかえって 何様の成り上がり 小市民など嗤え  人はみな平等なんて お伽噺さえ説かないわ 関所には鬼ばかり 心付けを  矛盾だらけで 収まってるのに 殺し合うしかないって 歴史は語るわ  股にはピストル 外してシューティング たかが人生 博奕のエンジェル ここで拍手 返り血はストロベリィ  腹切りロマン 盾にはロッキン さらば青春 春にはチェリー 種からまた やりな直せるまでディスタンス  これもセ・ラ・ヴィ  召しませポイズン 解毒のファッキン 下手すりゃ心中 仏に散華いっそ懺悔? 先へ通してください  好んで好色 過ぎたら恐怖症 されど妄想 酔いどれ限界堕ちて候 ユメも朝までデカダンス  これがセ・ラ・ヴィ みんなセ・ラ・ヴィ 何にも残さず キレイに死ぬだけ
阿芙蓉寝台水銀を混ぜた薄紅の美酒を そうと知りながら飲み乾しては 溶かしこむ 戀よ  この身が纏えぬ白繻子の衣を 微醺の躰を巡り終えた 血糊で染めれば  甘き死を粧って あなたが抱く 私こそが罌粟の華  足も腕ももぎ取られた 囚われの女のように 想いだけが留まっている 胸を裂けばこの鼓動を 捧げて饗せますか  擦り切れた絹の阿片寝台に 臥せれば百年も昔の 黄昏が広がる  永い刻をただ出逢う為だけに 生きたと申し上げましょう あなた終わりなどないと  永遠の忘却は 恐れより痛みより 耐え難いもの  頸も骨も切り刻まれ 人形の一塊となる わが心は烟と散り 物を言わぬ脣から 吐き出される紫  吸えよ深くこの私を さあ咽に皮膚に肉に 爛れながら気づくがいい 限りないほどの恍惚 真の愛の化身を  私を視る眼を剔ろう ああ愛しき罪人よ 闇の底で共にあらん 裂いた胸の心臓を 重ねて饗し合おうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也水銀を混ぜた薄紅の美酒を そうと知りながら飲み乾しては 溶かしこむ 戀よ  この身が纏えぬ白繻子の衣を 微醺の躰を巡り終えた 血糊で染めれば  甘き死を粧って あなたが抱く 私こそが罌粟の華  足も腕ももぎ取られた 囚われの女のように 想いだけが留まっている 胸を裂けばこの鼓動を 捧げて饗せますか  擦り切れた絹の阿片寝台に 臥せれば百年も昔の 黄昏が広がる  永い刻をただ出逢う為だけに 生きたと申し上げましょう あなた終わりなどないと  永遠の忘却は 恐れより痛みより 耐え難いもの  頸も骨も切り刻まれ 人形の一塊となる わが心は烟と散り 物を言わぬ脣から 吐き出される紫  吸えよ深くこの私を さあ咽に皮膚に肉に 爛れながら気づくがいい 限りないほどの恍惚 真の愛の化身を  私を視る眼を剔ろう ああ愛しき罪人よ 闇の底で共にあらん 裂いた胸の心臓を 重ねて饗し合おう
お毒味LADY麝香 纏うl'amour 調合一壜  無菌室閉じこもって 群衆恐怖症(デモフォビア) 可愛い坊やお人形で 死体愛好症(ネクロフィリア)  龍涎香 垂らそうla mort 薫る屍体  妄想に眼帯巻き 死恐怖症(タナトフォビア) 髑髏喉渇いて 血液嗜好症(ヘマトフィリア)  刺して刺して針を深く そうよまだ柔らかいうちに 吸って吸って甘い君を 手遅れにならないうちに  満身創痍で飾ってゆくほど ああ心には血清  乳香 焚こうla vie 微々たるふたり  青春は不運自慢 孤独恐怖症(モノフォビア) 哲学者気取ってみて 暗闇嗜好症(スコトフィリア)  食んで食んで歯を立てずに こんなまだ温かいうちに 吐いて吐いて苦い君を 致死量にならないうちに  危険区域にも向かって行くほど ああ人生は本能  燃えて燃えて燃え尽きても 素のままじゃ心許ない 盛って盛って甘いわたし 手加減なんて知らないから  美しいとこがこの世に あるのなら連れてって  食んで食んで歯を立てずに ずっとまだ温かいうちに 呑んで呑んで苦い君を 致死量にならないように  禁じられるほど向かって行きたい ああ人生は煩悩ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也麝香 纏うl'amour 調合一壜  無菌室閉じこもって 群衆恐怖症(デモフォビア) 可愛い坊やお人形で 死体愛好症(ネクロフィリア)  龍涎香 垂らそうla mort 薫る屍体  妄想に眼帯巻き 死恐怖症(タナトフォビア) 髑髏喉渇いて 血液嗜好症(ヘマトフィリア)  刺して刺して針を深く そうよまだ柔らかいうちに 吸って吸って甘い君を 手遅れにならないうちに  満身創痍で飾ってゆくほど ああ心には血清  乳香 焚こうla vie 微々たるふたり  青春は不運自慢 孤独恐怖症(モノフォビア) 哲学者気取ってみて 暗闇嗜好症(スコトフィリア)  食んで食んで歯を立てずに こんなまだ温かいうちに 吐いて吐いて苦い君を 致死量にならないうちに  危険区域にも向かって行くほど ああ人生は本能  燃えて燃えて燃え尽きても 素のままじゃ心許ない 盛って盛って甘いわたし 手加減なんて知らないから  美しいとこがこの世に あるのなら連れてって  食んで食んで歯を立てずに ずっとまだ温かいうちに 呑んで呑んで苦い君を 致死量にならないように  禁じられるほど向かって行きたい ああ人生は煩悩
処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也空へと続く糸杉よりも 暗い土の中の わたし達の方が 天を知っている  割れて墜ちる破片 血で受け止めながら  蜜蝋の肌溶かし薫らせ 玻璃の骨砕いて この身で包むものは 腐敗せぬ魂  遙かな古代(むかし)でも 在らざる未來でも ずっと  失くしたのは青い翼 太陽の民に愛された証の 此処にいると伝えたくも 届けたいのは誰  見目麗しくそして醜く 生まれついたけれど わたし達はけして 神の子でなく  毒蛾の鱗粉に 送られる葬列  光の筋を導くものは 信仰か幻戯か 瞼の世界こそ 崩壊せん現実  果ての泥濘から 息を返すはあと少し  授かるのは黒い翼 天使と悪魔抱擁の印の もうひとつの鼓動はいま 細い肢体を破る  目を閉じて目を開けて 夜明けより闇夜より 破瓜なくて解体と懐胎の 死と再生  生まれるのは白い翼 抱きしめるのが 叶うというのなら 其処に行くと伝えられる 待っているのは何  羽撃くだけ 舞い上がるのは こんなにも容易い  もっと高く もう許されぬ落下
Poisoner黒革の匂いに染む わが指に接吻乞う口脣よ 君にだけ外す手套  根源の私の根は 閨に咲くマンドルゴラ その哭こそ 聖なる黎明侵すものなり  さあ言葉に毒を盛ろうひとおもいに その世界を殺してあげる君の代わりに 野望ごと壜の中手を汚さず 恋の唾液注ぎ 愛の痛み捧げ 目には目を歯には歯を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー  煮え滾る憎悪の様 醜くば粗悪の味わが舌が 欲するものは冷徹なる美味  脳髄で睦む悪夢 極色のサラマンドラ その鉤爪(つめ)で 怠惰の思想を堕胎せよ  さあ心に毒を飼おう苦しくとも この時代を狂わせよう息絶えぬように 右を向け前を向け反しながら 独裁者の汗と 奴隷の血を交ぜて 罪は罪罰はなし 死を制すならば生を 悪運祈りませんか 陰徳トクシコロジー  さあ言葉に毒を盛ろう満ちゆくまで この世界に歌ってあげる君の調べを 果てもなく迷いなく浸り込んで 愛人より甘く 廃人より深く 意には意を刃には刃を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジーALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也黒革の匂いに染む わが指に接吻乞う口脣よ 君にだけ外す手套  根源の私の根は 閨に咲くマンドルゴラ その哭こそ 聖なる黎明侵すものなり  さあ言葉に毒を盛ろうひとおもいに その世界を殺してあげる君の代わりに 野望ごと壜の中手を汚さず 恋の唾液注ぎ 愛の痛み捧げ 目には目を歯には歯を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー  煮え滾る憎悪の様 醜くば粗悪の味わが舌が 欲するものは冷徹なる美味  脳髄で睦む悪夢 極色のサラマンドラ その鉤爪(つめ)で 怠惰の思想を堕胎せよ  さあ心に毒を飼おう苦しくとも この時代を狂わせよう息絶えぬように 右を向け前を向け反しながら 独裁者の汗と 奴隷の血を交ぜて 罪は罪罰はなし 死を制すならば生を 悪運祈りませんか 陰徳トクシコロジー  さあ言葉に毒を盛ろう満ちゆくまで この世界に歌ってあげる君の調べを 果てもなく迷いなく浸り込んで 愛人より甘く 廃人より深く 意には意を刃には刃を 毒を喰らわば皿まで お手に手をさあ拝借 喝采トクシコロジー
寶島窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也窓を燃やす 夕日の朱は胸に つつんで心臓 かがやく紅玉  航路は果てしない夢のように どこまでも続き 酔いに戻す  西へ東へ 北へ南へ  長い日々をひとり生きて  探すのはこの指に 掴めないもの  床を濡らす 月光の青は皮膚に うごめく斑猫 わずらう貴腐病  希望と絶望織りなす地図 水晶砕いた破片の先  空へ山河へ 海へ荒野へ  長い日々をひとり歩き  探すのはこの足が 踏み込めぬ場所
堕天國宣戦留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりしALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也留まる者 愚かなりし  はらりひらり指に触れた 黒い翼の 一片  君がひとつの物語なら まだいくらでも書き換えられる 血のインクは乾かない  誰も知らない本当の僕ら 荒れた世界 変えるのは  追い求めたのは ちっぽけな幸福 なんかじゃない  戦え 轟く鼓動を合図に 意のまま進めば 行く先 果てない  抗え のたうち幾度と破れど 刻もう 纏った傷跡に夢を 埋もれそうな今日の記憶 繋げるために 明日へ  僕らは神の造り賜うた 失敗作のただ美しい 弱さを抱く人形か  だけど心は 天も奈落も 超えて胸に たどり着く  満ち足りるのは いつか目を閉ざす時だけでいい  戦え 交わる叫びは宣誓 合わせる力は 愛より尊い  奪わん 最後の止めを刺す剣 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そこに集い充ちる光 育まれゆく 希望を  悟らん 轟く鼓動が教える 生きるということ 命というもの  闘え のたうち幾度と破れど 信じて 未知なる己の強さを 刻もう 纏った傷跡に夢を!  護らん 最後の止めを刺す剣 奪わん 最後にこの手が持つもの 掲げよう すべてを突き抜く切尖 そして集い充ちる光 身体に浴びて はらり ひらり指はやがて 白い翼の 一片  訪なうもの 静かなりし
輪廻闇妖散華風が散らばる 雲が裂かれる 月は欠けもせず 神獣鏡 宿す闇  君謡う声音へと 女人が舞い降りて 羽衣脱ぎ捨てて沐浴す 滴弾くは白尾 花を食らうは牙 妖の影 日蓋に映らんか  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  この世とあの世を行き交う吾等に 安息の地はなくも  刻が重なる 空(くう)が罅入る 城に灯なく 天守閣 棲まう夜  君が吹く笛の音に 鬼が来たりて哭く 草陰に満つる黒い涙 怪異なる容(かんばせ)に 夢の香の名残を 覚えるだろう その手は触れもせず  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  私はいつも此処で 此処で死す 君の目の前で たとえいくど命を 得たとても 君のそばで死す  この世とあの世を行き交う吾等に 安棲の地はなくもALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也風が散らばる 雲が裂かれる 月は欠けもせず 神獣鏡 宿す闇  君謡う声音へと 女人が舞い降りて 羽衣脱ぎ捨てて沐浴す 滴弾くは白尾 花を食らうは牙 妖の影 日蓋に映らんか  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  この世とあの世を行き交う吾等に 安息の地はなくも  刻が重なる 空(くう)が罅入る 城に灯なく 天守閣 棲まう夜  君が吹く笛の音に 鬼が来たりて哭く 草陰に満つる黒い涙 怪異なる容(かんばせ)に 夢の香の名残を 覚えるだろう その手は触れもせず  私はいつも此処に 此処にいる 君のすぐ前に どんなモノに姿を 変えたとて 君のすぐそばに  私はいつも此処で 此処で死す 君の目の前で たとえいくど命を 得たとても 君のそばで死す  この世とあの世を行き交う吾等に 安棲の地はなくも
Adieu遠い日々 一枚の幸福な絵となり いつまでも 褪せることなく 飾られ  人が生き 生まれ死す 絶えゆく時の流れに 留まる屋敷  もう今は 子達の声もなく くらい廊下に 零れる月の 厳かなる跫音 過去へと  別離という宿命を なぜ人は 変られぬのか  どれほどの美しい 永い永い夢が 過ぎ去って行っただろう 満ちては  ひとり佇む 黄昏に いつか必ず 舞い戻るだろう わが魂だけはALI PROJECTArika TakaranoGustav Mahler遠い日々 一枚の幸福な絵となり いつまでも 褪せることなく 飾られ  人が生き 生まれ死す 絶えゆく時の流れに 留まる屋敷  もう今は 子達の声もなく くらい廊下に 零れる月の 厳かなる跫音 過去へと  別離という宿命を なぜ人は 変られぬのか  どれほどの美しい 永い永い夢が 過ぎ去って行っただろう 満ちては  ひとり佇む 黄昏に いつか必ず 舞い戻るだろう わが魂だけは
百合の日々は追憶の中に潜み薫る雪花石膏の背骨を軋ませ歩くこの現世は なぜこんなにも醜く穢れに満ちているのでしょうか わたしは今日もひとり 脇目ふらず 繻子の沓 泥塗れようが ただ歩いていたいのに  声をかけるのは誰 肩を掴むのは何 厭わしい者らに湛えた 微笑は蒼白の蝶 日常に舞う死  今はどこにいるの わたしの愛しい 妹たち お姉さま 頽れる夜に問う  かつて麗しの森 同じひとつの茎に 連なり咲いたわたしたちは ああ美しい白百合 月光の愛人  忘れぬ 薫りを 風間に 放って  しずかに声 合わせましょう 烟る靄は 震える 共に謳い 夢を交わし 甘い眠り 分けあい たとえ時を隔てたとて つながる 指先 銀の糸  ひろげた胸 重ねましょう 濡れそぼって 零れて 金華の珠 月花の種 また互いを身ごもる けして人が持てなかった 愛という美学は ここに在る  鳩血紅色の心臓潤ませ視るこの現実は なぜこんなにも乾いた哀しみが溢れるのでしょうか わたしたちはひとりも 朽ちはしない 白百合の記憶を抱いて ただ歩いていくでしょう 息絶えぬようにALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也雪花石膏の背骨を軋ませ歩くこの現世は なぜこんなにも醜く穢れに満ちているのでしょうか わたしは今日もひとり 脇目ふらず 繻子の沓 泥塗れようが ただ歩いていたいのに  声をかけるのは誰 肩を掴むのは何 厭わしい者らに湛えた 微笑は蒼白の蝶 日常に舞う死  今はどこにいるの わたしの愛しい 妹たち お姉さま 頽れる夜に問う  かつて麗しの森 同じひとつの茎に 連なり咲いたわたしたちは ああ美しい白百合 月光の愛人  忘れぬ 薫りを 風間に 放って  しずかに声 合わせましょう 烟る靄は 震える 共に謳い 夢を交わし 甘い眠り 分けあい たとえ時を隔てたとて つながる 指先 銀の糸  ひろげた胸 重ねましょう 濡れそぼって 零れて 金華の珠 月花の種 また互いを身ごもる けして人が持てなかった 愛という美学は ここに在る  鳩血紅色の心臓潤ませ視るこの現実は なぜこんなにも乾いた哀しみが溢れるのでしょうか わたしたちはひとりも 朽ちはしない 白百合の記憶を抱いて ただ歩いていくでしょう 息絶えぬように
エルフの娘は地上に降りお前が好きな花が 月の庭咲いた 迎えの蝙蝠馬車に 乗っておくれ  お父様 働いて過ぎゆく一日 疲れきった頬に似合うドレスはない  水晶の指を 傷だらけにして 魔法も失くしたか 哀れなる娘よ  決めたのはこの私 誰の言葉も聞かず 一度の恋の為に あのひとを追ってきた  醜い人間らの 棲む場処に何がある  貧しくも胸に包まれた 心というものはとても暖かい  お前が欲しがっていた彗星のローブを 夜会のために作った さあ着ておくれ  煌めく宮殿も 雪の冠も 恋人の綺麗な 瞳ほど輝かない  愚かなるわが王女 我々の仕来りを 破るわけにはゆかぬ おまえはもう戻れない  では背に隠した翅 どうぞもいでください  陽の光舞う空を忘れ 獣の様に這って生きるというのか  許されはしないでしょう 美しいすべてを捨て 最初で最後の恋 あのひとだけ信じた  それでも時の狭間 どうしようもないほどに 今は遠い日々を想い出す 涙というものは痛くて哀しいALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也お前が好きな花が 月の庭咲いた 迎えの蝙蝠馬車に 乗っておくれ  お父様 働いて過ぎゆく一日 疲れきった頬に似合うドレスはない  水晶の指を 傷だらけにして 魔法も失くしたか 哀れなる娘よ  決めたのはこの私 誰の言葉も聞かず 一度の恋の為に あのひとを追ってきた  醜い人間らの 棲む場処に何がある  貧しくも胸に包まれた 心というものはとても暖かい  お前が欲しがっていた彗星のローブを 夜会のために作った さあ着ておくれ  煌めく宮殿も 雪の冠も 恋人の綺麗な 瞳ほど輝かない  愚かなるわが王女 我々の仕来りを 破るわけにはゆかぬ おまえはもう戻れない  では背に隠した翅 どうぞもいでください  陽の光舞う空を忘れ 獣の様に這って生きるというのか  許されはしないでしょう 美しいすべてを捨て 最初で最後の恋 あのひとだけ信じた  それでも時の狭間 どうしようもないほどに 今は遠い日々を想い出す 涙というものは痛くて哀しい
私の心は語る薔薇の御胸を葩の御身を目蓋を閉じれば 私のからだは 真珠の芽を持つ 一本の茎  しずかに翡翠の 血は流れ巡り 絡み合う蔦となって 伸びてゆく  馨しい夜に 育った蕾は 明日の朝には 綻ぶでしょう  ひとつまたひとつ 大輪の花は 世界を春に変える  さあ乙女よ 手折って その髪に 飾りなさい そして愛しい人の元へ 知っているの誰よりも 恋の切なさ だからこんな美しく 私は咲くの 月光に抱かれて  葩びらが宿す 雫は大地への 贈り物なの  すべてが息づく 森も野も風も 深い薫りを纏い お城では舞踏会 王子の手で 実りましょう その真実の愛のために  知っているの何よりも 恋の悦び ただ一夜の命でも 甘やかに散る  さあ私も 目覚める 太陽の腕の中 おとぎの夢 聞いてくださる?  感じている今もまだ 恋の切なさ だから最後の時まで 綺麗に咲いて  もう忘れていいのでしょうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也目蓋を閉じれば 私のからだは 真珠の芽を持つ 一本の茎  しずかに翡翠の 血は流れ巡り 絡み合う蔦となって 伸びてゆく  馨しい夜に 育った蕾は 明日の朝には 綻ぶでしょう  ひとつまたひとつ 大輪の花は 世界を春に変える  さあ乙女よ 手折って その髪に 飾りなさい そして愛しい人の元へ 知っているの誰よりも 恋の切なさ だからこんな美しく 私は咲くの 月光に抱かれて  葩びらが宿す 雫は大地への 贈り物なの  すべてが息づく 森も野も風も 深い薫りを纏い お城では舞踏会 王子の手で 実りましょう その真実の愛のために  知っているの何よりも 恋の悦び ただ一夜の命でも 甘やかに散る  さあ私も 目覚める 太陽の腕の中 おとぎの夢 聞いてくださる?  感じている今もまだ 恋の切なさ だから最後の時まで 綺麗に咲いて  もう忘れていいのでしょう
恋の翼は真珠色の骨を持ちふたたび生を受け 別の日を生きれるよう 心ばかりが宙を舞って 横たえる肉体は ただひとつの想いに 押し殺されて 絹の褥も土  もしわたしの両の耳が 重なり合う薔薇ならば 夜の中に吸い込まれる 己の泣き声たちを 音楽のように聴いては 切なさの欠片でさえ 愛おしんで掬い取って ただひとつの美しい 歌を編んで散ってゆくのに  恋を知らぬ頃は 孤独さえ友のように 寄り添って夢に戯れた 小鳥の羽ばたきも 今はただ恨めしい 待つ身の骨は 想い放てぬ鳥籠(おり)  蒼褪めたわたしの舌が ちいさな翼だったら どんな叫びも掠れずに 空の果て昇れるのに あの教会の屋根にさえ 届かない祈りばかり 光浴びることも出来ぬ 許されぬ子らとなって 生まれても闇に積もるだけ  ここは狭くて 暗くて広い 貴方の姿 どこにあるのか わからなくなりそう  もしわたしの双つの瞳が 漂う湖ならば こうして見つめる貴方を どこにも行かせぬように 乾かぬ涙に張られた やさしい水面を割って 引きずり込み溺れさせて 貝の中閉じ込めたい  虹と共に わたしの永遠にALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也ふたたび生を受け 別の日を生きれるよう 心ばかりが宙を舞って 横たえる肉体は ただひとつの想いに 押し殺されて 絹の褥も土  もしわたしの両の耳が 重なり合う薔薇ならば 夜の中に吸い込まれる 己の泣き声たちを 音楽のように聴いては 切なさの欠片でさえ 愛おしんで掬い取って ただひとつの美しい 歌を編んで散ってゆくのに  恋を知らぬ頃は 孤独さえ友のように 寄り添って夢に戯れた 小鳥の羽ばたきも 今はただ恨めしい 待つ身の骨は 想い放てぬ鳥籠(おり)  蒼褪めたわたしの舌が ちいさな翼だったら どんな叫びも掠れずに 空の果て昇れるのに あの教会の屋根にさえ 届かない祈りばかり 光浴びることも出来ぬ 許されぬ子らとなって 生まれても闇に積もるだけ  ここは狭くて 暗くて広い 貴方の姿 どこにあるのか わからなくなりそう  もしわたしの双つの瞳が 漂う湖ならば こうして見つめる貴方を どこにも行かせぬように 乾かぬ涙に張られた やさしい水面を割って 引きずり込み溺れさせて 貝の中閉じ込めたい  虹と共に わたしの永遠に
月光オペラの天鵞絨の緞帳は上がり闇のマントをお脱ぎあそばせ 今宵は月光劇場の幕が開く お代はほんのひとひら その心  バルコニーで舞う扇の翼 魔王も天使も天井画がら墜ち ルーベンスの空の下で ゴシックにオペラを  弦と歌を奏でましょう 吐息と言葉を重ね あなたの恋を音符で 包んでは放り込むリラの唇 羽化する甘い蝶々 口移しで歌うわ  喝采浴びて私はDiva 帽子に結んだリボンを蝙蝠に 桃兎は異次元へ 妖しいサーカス  何をご覧にいれましょう 客人は言う 恐怖を!と 退屈の檻を放ち 撓る鞭振り上げ猛獣使い 誰にも飼い慣らせる この世のすべて  人生のような 舞台は悲喜劇  どんな役も演じましょう 星の転がる科白で みんながお腹を抱え 泣くくらい笑える幸福を  お望みのカーテンコール あなたに囁く 愛をと 見たものは一人もない 麗しい姿を着飾りたいの  それには薔薇の束と やさしい腕が必要ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也闇のマントをお脱ぎあそばせ 今宵は月光劇場の幕が開く お代はほんのひとひら その心  バルコニーで舞う扇の翼 魔王も天使も天井画がら墜ち ルーベンスの空の下で ゴシックにオペラを  弦と歌を奏でましょう 吐息と言葉を重ね あなたの恋を音符で 包んでは放り込むリラの唇 羽化する甘い蝶々 口移しで歌うわ  喝采浴びて私はDiva 帽子に結んだリボンを蝙蝠に 桃兎は異次元へ 妖しいサーカス  何をご覧にいれましょう 客人は言う 恐怖を!と 退屈の檻を放ち 撓る鞭振り上げ猛獣使い 誰にも飼い慣らせる この世のすべて  人生のような 舞台は悲喜劇  どんな役も演じましょう 星の転がる科白で みんながお腹を抱え 泣くくらい笑える幸福を  お望みのカーテンコール あなたに囁く 愛をと 見たものは一人もない 麗しい姿を着飾りたいの  それには薔薇の束と やさしい腕が必要
腕 kaina膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る  空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう  目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを  一人だと思うときほど 側にあるは影  真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像  風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く  己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も  涙では洗い流せぬだろう 何一つ  目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを  そう 君が死ぬのは 私の腕の中だからALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る  空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう  目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを  一人だと思うときほど 側にあるは影  真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像  風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く  己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も  涙では洗い流せぬだろう 何一つ  目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを  そう 君が死ぬのは 私の腕の中だから
亂世エロイカ死ニ急ゲ 生キルナラ 魂ガ司ル 君ガ胸 戦場  荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め  眼蓋を抉じ開け 再び出逢おうが もう同じ夢には 酔えるはずもないだろう? 幾度葬れば気が済もう 累々たる屍を踏み  繋がっているなど 愚かしい錯覚 言葉は嘘をつき 手は汗に解ける 独りでいるほど 漆黒の闇は濁らずに美しや 何を信じずも生きられる うわべの優しさより 剣を見せろ  荒ぶる神の咆哮を 追うその脣 真十鏡磨げど心には 未だ愛の姿なくば 切望するは真実 君が握るまで 正も 悪も 清ら 猥ら 定まりきらぬもの そのすべてを収めよ  足を取る茂み 石に躓けど 君が通った後に 出来るが獣路 ひとりで抱くのは星が散る 剥がれた夜の欠片だろう 誰を待たずとも未来は来る 無意味な寂しさという 盾を外せ  破壊の神の吐息から 人は生まれ落ち 持つは般若か修羅の貌か まだ見えぬ己の影 絶望あれども刹那 君は変わりゆく 奪い 纏う 祈れ 呪え 生きる日々は乱世 受けて立つこそ運命  生キ急ゲ 死ヌタメニ 魂ノ貴サヨ 君ガ胸ハ天守  荒ぶる神の 抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで  荒ぶる神の咆哮を 追えその肉体で 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込めALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也死ニ急ゲ 生キルナラ 魂ガ司ル 君ガ胸 戦場  荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め  眼蓋を抉じ開け 再び出逢おうが もう同じ夢には 酔えるはずもないだろう? 幾度葬れば気が済もう 累々たる屍を踏み  繋がっているなど 愚かしい錯覚 言葉は嘘をつき 手は汗に解ける 独りでいるほど 漆黒の闇は濁らずに美しや 何を信じずも生きられる うわべの優しさより 剣を見せろ  荒ぶる神の咆哮を 追うその脣 真十鏡磨げど心には 未だ愛の姿なくば 切望するは真実 君が握るまで 正も 悪も 清ら 猥ら 定まりきらぬもの そのすべてを収めよ  足を取る茂み 石に躓けど 君が通った後に 出来るが獣路 ひとりで抱くのは星が散る 剥がれた夜の欠片だろう 誰を待たずとも未来は来る 無意味な寂しさという 盾を外せ  破壊の神の吐息から 人は生まれ落ち 持つは般若か修羅の貌か まだ見えぬ己の影 絶望あれども刹那 君は変わりゆく 奪い 纏う 祈れ 呪え 生きる日々は乱世 受けて立つこそ運命  生キ急ゲ 死ヌタメニ 魂ノ貴サヨ 君ガ胸ハ天守  荒ぶる神の 抱擁を 受けしその身には 鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い墜ちる崖の底で 尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで  荒ぶる神の咆哮を 追えその肉体で 弱さ 怒り 強さ 痛み ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め
灰桜千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら  差せども薄紅 積もれば薄墨  砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰  凍えた痛みは 裂けて痣となる  どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう  烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら  天に届くまで 寄り添っておくれ  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで  どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまでALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら  差せども薄紅 積もれば薄墨  砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰  凍えた痛みは 裂けて痣となる  どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう  烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら  天に届くまで 寄り添っておくれ  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで  どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を  蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまで
刀と鞘巡り逢ったが 運の尽き  ハラリ 零れ落ちる 言葉 連ねたとて 誰もわたしに在る真 触れも出来んじゃろ  サクラ 舞うが如く 今生とはおさらば されど親に貰った この身が可愛い  命より重い ベベ纏い微笑う  傷は絶えぬ喧嘩上等 覚悟しいや  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 その裂け目に 堕ちた夢の 腑は無惨ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えるなら 愛し其方 止めを 刺してくんなまし 花の盛りが惜しいかえ  バサラ 男衆よ 肩に獅子を隠し 殺気立つ眼(まなこ)でわたし 射貫きゃよかろうが  いざや 迎え伐たん 女冥利に尽き 咲けど散れど互いに 根無しの草ぞ  人の世の厚い 情けなど無用  天上天下唯我独尊 なめたらいかんぜよ  突いては穿つ 身体の芯 毀(こぼ)れる刃 その虚空と 痛みの中だけに 心は生き  組んず解れつ 返す息は 緋の色を曵き 強いお人 魔道に 果てはありんすか 二人(ににん)地獄は浄土かえ  此処で逢ったが 百年目 あい おさらばえ  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 なおも向かう 場処は常に 一寸先の闇ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えたなら 愛し其方 一緒に いってくんなまし 花の最期は見事ぞえALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也巡り逢ったが 運の尽き  ハラリ 零れ落ちる 言葉 連ねたとて 誰もわたしに在る真 触れも出来んじゃろ  サクラ 舞うが如く 今生とはおさらば されど親に貰った この身が可愛い  命より重い ベベ纏い微笑う  傷は絶えぬ喧嘩上等 覚悟しいや  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 その裂け目に 堕ちた夢の 腑は無惨ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えるなら 愛し其方 止めを 刺してくんなまし 花の盛りが惜しいかえ  バサラ 男衆よ 肩に獅子を隠し 殺気立つ眼(まなこ)でわたし 射貫きゃよかろうが  いざや 迎え伐たん 女冥利に尽き 咲けど散れど互いに 根無しの草ぞ  人の世の厚い 情けなど無用  天上天下唯我独尊 なめたらいかんぜよ  突いては穿つ 身体の芯 毀(こぼ)れる刃 その虚空と 痛みの中だけに 心は生き  組んず解れつ 返す息は 緋の色を曵き 強いお人 魔道に 果てはありんすか 二人(ににん)地獄は浄土かえ  此処で逢ったが 百年目 あい おさらばえ  抜いては戻す 刀と鞘 断ち斬るは修羅 なおも向かう 場処は常に 一寸先の闇ぞ  相まみえて 滾らせる血を 分け合えたなら 愛し其方 一緒に いってくんなまし 花の最期は見事ぞえ
雪ノ女粉雪を凍らせようか 地に舞う前に 吐く息ひとつで  つららと見紛う 氷の匕首  雲が裂けるたびに 月も刃を見せよう  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 静かに空は澄みゆき 溶けるだろう  向き合う心は所詮 氷の鏡 亀裂を留めて  もはやその姿 映しはせぬまま  血の通った首に ただ焦がれ続けた  刺し違えるなら 交わした契り なお近し肌に 愛より深く 怨みを埋めてゆけども 冷たい涙に戻り 跡形無く  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 遙かに空は澄みゆき 雪崩るだろうALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也粉雪を凍らせようか 地に舞う前に 吐く息ひとつで  つららと見紛う 氷の匕首  雲が裂けるたびに 月も刃を見せよう  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 静かに空は澄みゆき 溶けるだろう  向き合う心は所詮 氷の鏡 亀裂を留めて  もはやその姿 映しはせぬまま  血の通った首に ただ焦がれ続けた  刺し違えるなら 交わした契り なお近し肌に 愛より深く 怨みを埋めてゆけども 冷たい涙に戻り 跡形無く  憎しみの為に 出逢う定めも また愛し 故に 藍より青く 想いを遂げるその日には 遙かに空は澄みゆき 雪崩るだろう
平和の因子美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ  清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり  何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子  山も大地も 街も営む日々も 未だ在り  そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子ALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ  清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり  何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子  山も大地も 街も営む日々も 未だ在り  そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子
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