木洩れ陽のワルツ子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる 道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し 肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 子供たち 回すよ ストリート・オルガン 公園のパントマイムに 人が集まる 道化師が 差し出す 目に見えない 花が だんだんと 色づき 風に香るよ おしゃべりは 止めにして 今は 耳をすましましょ Accordez-moi このまま 木洩れ陽舞う花園で Embrassez-moi 踊ろう 猫たちも誘い出し 肩肘を張っても 溜め息で壊れる そんな日は おいでよ 夢を拾いに ほほ笑みをもう少し ほらね 呼びもどしたなら Accordez-moi 誰もが 木洩れ陽舞う街角で Embrassez-moi 恋する 鳥たちもささやくよ Accordez-moi あなたと 木洩れ陽舞う劇場で Embrassez-moi 会えそう 噴水の貴賓席 |
マダム・ノワール−Madame Noir殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う 触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達 煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる 仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう 自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも 目をあけ 見る夢 美し ああ 麗し | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て アノヒトの窓辺に 飛んで行きたいと思う 触れれば血の滲むような 純潔に縛られた 少女達 煌めく地上では 愛さえも機械仕掛け 決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの メトロの終着駅から 夜の国へと 切符をすりかえて マダム・ノワール その胸に 幾夜も抱かれて わたしたちは真実を 見いだす魔術を ああ 教わる 仮面の王者に 君臨する男達 麻痺した心を 燃える愛で救いましょう 自分探し未来都市を 炎のサーカスに変えて 踊るのよ マダム・ノワール 闇夜から 光を見た時 神話の昔(かこ)生き絶えた 天使の羽ばたき ほら 聞こえる マダム・ノワール その指に 髪を撫でられて わたしたちは明日を待つ 儚い命と知っても マダム・ノワール 世紀末最後の答えは 瞳とじて見るよりも 目をあけ 見る夢 美し ああ 麗し |
Das Veilchen野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる 軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう そして死なん 幸福のスミレは | ALI PROJECT | 訳詞:宝野アリカ | Mozart | | 野に吹く微風に 小さなスミレその心 影を曳き揺れる 軽やかに駆ける 美しい娘の 土を撥ねる素足見つめ ああ スミレは思う 目立たぬ儚い私など 摘まれたとて あのやわらかな胸 抱きしめられるなど 叶うことのない夢だろう ああ ならば娘よ 白く滑らかなその爪先で 踏んでおくれ 静かに青い血吐き散らして 指へと口づけよう そして死なん 幸福のスミレは |
極まれり赤(rouge) 画家(えかき)は描く 朱色の 絵の具で 身体に溢れる 血のように心臓のように 画布の上に 青(blue) 詩人は綴る 滲むペン先で 瞳から伝う 哀しみや憂い魂を 漉いた紙に 黄(jaune) 歌い手は泣く しずかなる声で 眠れる涙を 慰めるように撫でながら ひかり示し 黒(noir) 舞踏家は舞う 自らの脚で 鼓動をふるわせ くうを蹴り腕を遠く上げ 大地の上 白(blanc) 私は探す 透明な心は まだ色持たない 歓びも苦しみもすべて 受け取るまで De quelle couleur est le monde? 世界を彩る ひとりとひとり 誰もが生きている 成すべきものの為に | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 赤(rouge) 画家(えかき)は描く 朱色の 絵の具で 身体に溢れる 血のように心臓のように 画布の上に 青(blue) 詩人は綴る 滲むペン先で 瞳から伝う 哀しみや憂い魂を 漉いた紙に 黄(jaune) 歌い手は泣く しずかなる声で 眠れる涙を 慰めるように撫でながら ひかり示し 黒(noir) 舞踏家は舞う 自らの脚で 鼓動をふるわせ くうを蹴り腕を遠く上げ 大地の上 白(blanc) 私は探す 透明な心は まだ色持たない 歓びも苦しみもすべて 受け取るまで De quelle couleur est le monde? 世界を彩る ひとりとひとり 誰もが生きている 成すべきものの為に |
Royal Academy of Gothic Lolita忘れないわ 鉄の門をくぐり おそるおそる 階段のぼった日を ときめく胸に抱いた 百合の紋章の 許可制の手紙 描かれざる地図 孤独だった だけどいい子でいた そんなわたし 神さま見ていらした 初めて自分の居る 場処を見つけたの 静かに頷き 微笑む仲間も 共に あらん 麗しのひととき 着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 陽の光が 少女の頬に 恋した証 わたしたちの 未来を試すため 魔女の森が お城の裏に繋る 妖かし見せる媚薬 抗えるものは 大事に育てる 清らの一滴 迷う 小径 引き返せないなら 纏いましょう 闇の冬 未知の祈り 沁みる影 凍った月も 聖なる歌で 溶かせるように 着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 この光はけして消えない 纏いましょう 蝶の夜 また目覚める 夢の庭 遠いいつか 手を取り戻る 再び此処へ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 忘れないわ 鉄の門をくぐり おそるおそる 階段のぼった日を ときめく胸に抱いた 百合の紋章の 許可制の手紙 描かれざる地図 孤独だった だけどいい子でいた そんなわたし 神さま見ていらした 初めて自分の居る 場処を見つけたの 静かに頷き 微笑む仲間も 共に あらん 麗しのひととき 着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 陽の光が 少女の頬に 恋した証 わたしたちの 未来を試すため 魔女の森が お城の裏に繋る 妖かし見せる媚薬 抗えるものは 大事に育てる 清らの一滴 迷う 小径 引き返せないなら 纏いましょう 闇の冬 未知の祈り 沁みる影 凍った月も 聖なる歌で 溶かせるように 着飾って 薔薇の春 白い肌に 染まる紅 この光はけして消えない 纏いましょう 蝶の夜 また目覚める 夢の庭 遠いいつか 手を取り戻る 再び此処へ |
喰らう女霞嘗めて生きる つもりだった舌は 有象無象の味を 覚えすぎて健啖 まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの 飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在(からだ)も 負った傷見えない 朱い口開けて 呑み込んでいくのよ ありとあらゆる感情 まだ吸って また嘔吐もどし 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいのに 飼い慣らしたハイエナたち 腐肉噛んで 凝った血も溢れ出し 生き返る獲物 喰らい喰らえ 人生を 喰らい喰らえ 快楽を まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの まだ吸って また嘔吐し 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいけど 飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在も | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 霞嘗めて生きる つもりだった舌は 有象無象の味を 覚えすぎて健啖 まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの 飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在(からだ)も 負った傷見えない 朱い口開けて 呑み込んでいくのよ ありとあらゆる感情 まだ吸って また嘔吐もどし 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいのに 飼い慣らしたハイエナたち 腐肉噛んで 凝った血も溢れ出し 生き返る獲物 喰らい喰らえ 人生を 喰らい喰らえ 快楽を まだ肥えて また飢えて 痛ましいくらい 辛くもっと 甘くずっと キリないんだもの まだ吸って また嘔吐し 咀嚼できなくて 早くもっと 深くずっと 理解したいけど 飼い殺しのピラニアたち 鋭い歯で 跡形無く砕いてよ わたしの存在も |
パラソルのある風景空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い 行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいい | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 空飛ぶパラソルを追って あの娘は行ってしまった 水槽の金魚のひれが おだやかな殺意のよう 私の大事な媚薬を盗み あの人に飲ませた 罪は重い 行方不明の哀しいポートレート しぶい髭の探偵は たくさんの少女の中から 私の腕を捕らえる 昨日はお部屋で眠っていたわ そんな娘は知らない 他をあたって まっかなパラソルが浮かぶ 湖に犬がほえる 探偵は首をかしげて 完全犯罪成立 私は見つけた媚薬の獲物 お髭の探偵さん 貴方がいい |
恋は芸術気質朝は絵描き 屋根裏部屋の 寝台はアトリエ 光の筆で 夢の君を 隈無くなぞり 飾る 名画 夜は詩人 浪漫派気取り 天窓に菫 床下に星 そばに居ない人を 魔法のように僕は 狂おしい言葉で抱く 恋はなんてアーティスト あふれやまぬ才能の さて正しい使い道が わからないんだ 悩ましい姿を見せておくれ 夜も朝も わたし踊り子 林檎のお酒で 薔薇色の肌 男たちの椅子を 猫の尻尾で撫で かりそめのLOVEを零す 恋はきっとミュージカル 泣いて笑うオペレッタ でも筋書き通りじゃ厭 予期せぬアンコール ひとりの誰かに歌いたい 恋はなんてアーティスト そしてなんてミュージカル 世界一の 芸術品 二人で作ろう 今すぐ 出逢いに出掛けよう | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | Yoshihisa Hirano | 朝は絵描き 屋根裏部屋の 寝台はアトリエ 光の筆で 夢の君を 隈無くなぞり 飾る 名画 夜は詩人 浪漫派気取り 天窓に菫 床下に星 そばに居ない人を 魔法のように僕は 狂おしい言葉で抱く 恋はなんてアーティスト あふれやまぬ才能の さて正しい使い道が わからないんだ 悩ましい姿を見せておくれ 夜も朝も わたし踊り子 林檎のお酒で 薔薇色の肌 男たちの椅子を 猫の尻尾で撫で かりそめのLOVEを零す 恋はきっとミュージカル 泣いて笑うオペレッタ でも筋書き通りじゃ厭 予期せぬアンコール ひとりの誰かに歌いたい 恋はなんてアーティスト そしてなんてミュージカル 世界一の 芸術品 二人で作ろう 今すぐ 出逢いに出掛けよう |
アタシ狂乱ノ時代ヲ歌ウ溜まって堪り兼ねて 悪血のような 膿んだ言葉 綺麗な鞣し革の 匣じゃない この肉体は 虞美人草の口が 嗤いさんざめく さあ皆 罅割れた 仮面を外して 光を厭う華も 咲き方を知っているの 腐臭は美惑の香り 毒の蝶 生け捕るため お先の見えない 明日を監禁 玻璃星昇り果て 闇間の楽園 あたし狂乱の時代に歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 偽物になれない愛を 博愛 自由 平等 美しき三つ巴は 奇しくもどれか欠ける 誰様の向こうあちら 日の目を見たって 忘れられないわ 瞼覆う目隠しの 絹布の恍惚 汝狂騒の時代に眠れ 夢 現のごとし 甘美な地獄の季節を越えて 紫煙の中消えてお終い Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! 別の自分が目覚めては 同じ自分に生き返る 日々は狂乱の時代に踊る 未来 過去の彼方 記憶のどこかで置き去りにした 青い鳥の羽が横切る あたし狂乱の時代を歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 本物になれない愛を | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 溜まって堪り兼ねて 悪血のような 膿んだ言葉 綺麗な鞣し革の 匣じゃない この肉体は 虞美人草の口が 嗤いさんざめく さあ皆 罅割れた 仮面を外して 光を厭う華も 咲き方を知っているの 腐臭は美惑の香り 毒の蝶 生け捕るため お先の見えない 明日を監禁 玻璃星昇り果て 闇間の楽園 あたし狂乱の時代に歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 偽物になれない愛を 博愛 自由 平等 美しき三つ巴は 奇しくもどれか欠ける 誰様の向こうあちら 日の目を見たって 忘れられないわ 瞼覆う目隠しの 絹布の恍惚 汝狂騒の時代に眠れ 夢 現のごとし 甘美な地獄の季節を越えて 紫煙の中消えてお終い Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! 別の自分が目覚めては 同じ自分に生き返る 日々は狂乱の時代に踊る 未来 過去の彼方 記憶のどこかで置き去りにした 青い鳥の羽が横切る あたし狂乱の時代を歌う 現 夢のごとく 誰も享楽の季節に淫す 恥も見栄もかなぐり捨てて Wow Wow Wow! Wow Wow Wow! そうして求め合えばいい 本物になれない愛を |
冬物語冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ 今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはず | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 冬の道に咲いた花 ふたり 歩いた頃は 気づかずに通り過ぎて いたでしょう Why are you leaving? 呼び止めてくれる人もなく What will I live for? 抱きしめる 遠きやさしさよ 木枯らしが 少しずつあなたの夢を うばってゆくの あの日 落ち葉踏みながら 靴のほこり 気にして 別れの言葉も あなた 少なげで Why are you leaving? 問いかけることさえ出来ずに What will I live for? 街は雪 時が止まるよう その腕を はぐれたままでは どこにも 帰れないのよ 今はそっと眠っている 春が目覚めたら 私 あなたの幸せを きっと願えるから Why are you leaving? あの頃につづく道はなく What will I live for? 抱きしめる 遠き愛しさよ いつまでも 私の心はあなたを探しているの Why are you leaving? 追いかけることさえ出来ずに What will I live for? 雪の中 愛は埋もれても ふたりには 忘れなきゃならない事は何もないはず |
Virtual Fantasy月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい 羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい 終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある 幾何学模様 ロマンティック 愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある 化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 月の光を顕微鏡で 覗くように 目に見えぬものを 愛しなさい 羽音はミクロの衣擦れ 心澄まし 大気の調べを 聞きなさい 終わらぬ物語(ストーリー) めくるように キラキラ醒めないで 生きて行くのよ 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影(シャドウ)の中にある 幾何学模様 ロマンティック 愛のしずく試験管で 飽和させ 不毛の日々へと 注ぎなさい きらめく宇宙(コスモス)は 万華鏡なの クルクル目眩く 破壊のモザイク リアルな画面はいつでも あなたの指の先にある 化学雪(ケミカルスノウ) ノスタルジック 流行病(ハヤリヤマイ)ノ ロマンティック 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある 未来はヴァーチュアル・ファンタジー あなたの影の中にある |
平和の因子美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ 清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり 何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子 山も大地も 街も営む日々も 未だ在り そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 美し国には 深く埋もれて眠る 哀しみ 清き水受け 生まれ変わらん 小さき芽となり 何故ならわたしたちは命 このいま願うことが 平和の因子 山も大地も 街も営む日々も 未だ在り そうしてわたしたちは心 いまこそ生きることが 平和の因子 |
鏡面界 im Juni六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと 六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと… | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 六月の雨に 薄紫の花 堕ちてゆくだけの 動かぬ蝶の色 手をのばしても 何も触れない 貴方はこんなに 近くにいるのに フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 永遠に繰り返す 砕けたまま 星のように キラキラと 六月の雨は ひらいた花の色 読み忘れていた 詩集の紐をとく 手をのばしたら みんな消えてく 貴方もきっと 消えてしまうでしょう フロアに割れた鏡 たえずmusic流す 虚ろって繰り返す 果てしない夢のように つめたい心の中 砕けたまま 星となりぬ キラキラと キラキラと… |
月下、緑雨幻想くるくる回す 傘に散らばる 月光の雨 幕が開くように 流れ去る雲 星の主役(エトワール) 夜空のオペラ座舞台 森の外れのベンチは 今宵貴賓席 濡れた隣に座ってるのは 夢見る小さなわたしね くるくる回れ 白い時計草 昔を連れて 記憶の家の 子供部屋から 壊れたオルゴール 途切れた音が転がる 煙る緑の薫りに 誘われたように 雫をまとう金のカナリア 忘れた唄をうたいだす 花のつぼみ ひとつひとつ 数え過ごす 幻想庭園 いつでも戻りたかった 夢見た頃へと 空いた隣に座った人は 優しい目をした あなたね あなたね | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | くるくる回す 傘に散らばる 月光の雨 幕が開くように 流れ去る雲 星の主役(エトワール) 夜空のオペラ座舞台 森の外れのベンチは 今宵貴賓席 濡れた隣に座ってるのは 夢見る小さなわたしね くるくる回れ 白い時計草 昔を連れて 記憶の家の 子供部屋から 壊れたオルゴール 途切れた音が転がる 煙る緑の薫りに 誘われたように 雫をまとう金のカナリア 忘れた唄をうたいだす 花のつぼみ ひとつひとつ 数え過ごす 幻想庭園 いつでも戻りたかった 夢見た頃へと 空いた隣に座った人は 優しい目をした あなたね あなたね |
BAR酔芙蓉へどうぞウヰスキーはいかが 飲みたい気分でしょ 竹林 風を抜け お出であそばせ 辿り着けたらあなた 乾杯をしましょ 窓の月 切子のグラスに溶かして たまには浮き世離れ しずかに時揺蕩う 酔郷の桃源郷 爪に点した緑蛾の灯り どなたも知らない 秘密の話でも 絽の帯のうしろ 白狐の尻尾 見え隠れしたなら お酔いの証拠ね 色恋は化かし合い 騙されて幸せな 可愛い女もいる ほらあなたの帰りを 待っているひとが見える 夏の嵐のなか 私の名 酔芙蓉 うす紅から紅い その記憶は色づく 目醒めたあとは消えてゆくけど だけどまたいつか 逢いに来てくださる? おひとりで 夢の浮き橋渡って | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 斉藤聡 | ウヰスキーはいかが 飲みたい気分でしょ 竹林 風を抜け お出であそばせ 辿り着けたらあなた 乾杯をしましょ 窓の月 切子のグラスに溶かして たまには浮き世離れ しずかに時揺蕩う 酔郷の桃源郷 爪に点した緑蛾の灯り どなたも知らない 秘密の話でも 絽の帯のうしろ 白狐の尻尾 見え隠れしたなら お酔いの証拠ね 色恋は化かし合い 騙されて幸せな 可愛い女もいる ほらあなたの帰りを 待っているひとが見える 夏の嵐のなか 私の名 酔芙蓉 うす紅から紅い その記憶は色づく 目醒めたあとは消えてゆくけど だけどまたいつか 逢いに来てくださる? おひとりで 夢の浮き橋渡って |
小夜すみれ~ある夜の森の小さなお話泉のほとり小さな茂みに すやすや眠れる乙女がひとり 木の葉揺らして子リスが駆け寄り 岸辺でカエルが飛沫を散らす ほら森の動物(みんな)が 集まってくる 愛らしいお嬢さんの寝顔を見に ああだめよ静かに 小夜啼鳥(ナイチンゲール)が さあわたしが歌いましょう 子守歌を うっとりと誰もみな思ってる 漆黒に伏せたまつげの その下で夢を見る二つの瞳 どんなにか綺麗だろうと きっと湖のヒスイいろ いいえ煙るようなスミレいろ まだかしら目が覚める時はいつ ああ早く朝よ急いで 月の光は巻き毛をくすぐり そよ風はそっと頬を撫でてく そっと呼ぼうかビオレッタビオレッタ ほんとの名前は知らないけれど あら森のみんなも 眠たくなって 小夜すみれ香る夜に溶けてゆくよ ワルツ踊るような 寝息たてる お人形のお嬢さんと円になって! | ALI PROJECT | 宝野アリカ | JohannStrauss | Tsuyoshi Watanabe | 泉のほとり小さな茂みに すやすや眠れる乙女がひとり 木の葉揺らして子リスが駆け寄り 岸辺でカエルが飛沫を散らす ほら森の動物(みんな)が 集まってくる 愛らしいお嬢さんの寝顔を見に ああだめよ静かに 小夜啼鳥(ナイチンゲール)が さあわたしが歌いましょう 子守歌を うっとりと誰もみな思ってる 漆黒に伏せたまつげの その下で夢を見る二つの瞳 どんなにか綺麗だろうと きっと湖のヒスイいろ いいえ煙るようなスミレいろ まだかしら目が覚める時はいつ ああ早く朝よ急いで 月の光は巻き毛をくすぐり そよ風はそっと頬を撫でてく そっと呼ぼうかビオレッタビオレッタ ほんとの名前は知らないけれど あら森のみんなも 眠たくなって 小夜すみれ香る夜に溶けてゆくよ ワルツ踊るような 寝息たてる お人形のお嬢さんと円になって! |
Maison de Bonbonniereブーツで割る Creme Brulee の石畳を 見つけたわ 探してた 絵本のようなお家 屋根は Gateau 壁は Mousse 窓は Gelee 床は Biscuit Macaron の椅子 一日中午後三時 満ち足りて まだ足りぬ お砂糖の誘惑 千の甘い仕合わせを 仕舞うための わたし Bonbonniere うっとりと好きなだけ 腰のリボンをゆるめ 指は Fondant 瞳 Bonbon Marron の舌は とろけて Glace ここはお菓子の国 魔女はとうに焼かれたの 膨らんだ Gomme の頬 煮崩れる Gommeux の口 Confiture の脳 苦い恋も 掻き混ぜて 竈のなか 焦げていい匂い たっぷりと好きなだけ 叱るママンはいない もっと Tarte Tatin たんと Guimauve 弾んで 揺すって Pudding ここに鏡はない 大人になったグレーテル もうカラダ 重すぎてドアを 抜けられない お入りよ 召し上がれ 小さなヘンゼル坊や Blanc Manger おしり Flambe Sirop たらして 添えて a la Mode 可愛い Compote になれ あら わたしが魔女かしら | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | ブーツで割る Creme Brulee の石畳を 見つけたわ 探してた 絵本のようなお家 屋根は Gateau 壁は Mousse 窓は Gelee 床は Biscuit Macaron の椅子 一日中午後三時 満ち足りて まだ足りぬ お砂糖の誘惑 千の甘い仕合わせを 仕舞うための わたし Bonbonniere うっとりと好きなだけ 腰のリボンをゆるめ 指は Fondant 瞳 Bonbon Marron の舌は とろけて Glace ここはお菓子の国 魔女はとうに焼かれたの 膨らんだ Gomme の頬 煮崩れる Gommeux の口 Confiture の脳 苦い恋も 掻き混ぜて 竈のなか 焦げていい匂い たっぷりと好きなだけ 叱るママンはいない もっと Tarte Tatin たんと Guimauve 弾んで 揺すって Pudding ここに鏡はない 大人になったグレーテル もうカラダ 重すぎてドアを 抜けられない お入りよ 召し上がれ 小さなヘンゼル坊や Blanc Manger おしり Flambe Sirop たらして 添えて a la Mode 可愛い Compote になれ あら わたしが魔女かしら |
タンゴ ダダ革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ 紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める 行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう 支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて 失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち 行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう 失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながら | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | Arika Takarano | 革張りの寝椅子(カウチ) 裸の背に貼付く ただ一点を見つめ 死人のポーズ 紫の烟り纏う その眼差しは 乾いた砂のように どこまでも私を沈める 行き場のない 哀しみたちが今 重なり合い踊りだすのは 情熱のタンゴなの 燃え尽きるまで接吻を 交わしましょう 支那扇あおぐ 黄昏のバルコンで 宵闇待つ肌に 白昼夢の心を添えて 失うこと 分かっているのなら やさしい手で殺してみてよ この恋を ひと思い 鮮やかな熱い血が まだ流れるうち 行き場のない 悦びたちが今 重なり合い踊ってるのは 情熱のタンゴなの 息絶えるまで抱擁を つづけましょう 失うこと 分かってしまうから 女の手は壊していくの また愛を 人生を 甘い声で愛しい名を 囁きながら |
魂ノ代憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか 満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな 忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと 精一杯に 声あげ泣こう | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 憶えてるよな 忘れてるよな ココはどこ 桃いろの まん丸い 部屋のなか 満ちてきたよな 満たされたよな つながってる 鹿ノ子帯 目を覚ます お稚児さん わたしは何で 産まれるのか このまま玉で いたいけれど すてきなことが 待ってるのかな 忘れたくない 憶えていたい 苦しい も 楽しい も 哀しい も 嬉しい も わたしはまたも 産まれてゆく そしても一度 くり返すの すてきなことね それってきっと 精一杯に 声あげ泣こう |
誰ソ彼パピヨン回廊灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた お急ぎにならず 考えあそばし 抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを 傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する 幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね 床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫 沈みゆく刻も 煌めくものです 舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側 追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて 積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に 夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を 抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは 傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める 幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた お急ぎにならず 考えあそばし 抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを 傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する 幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵 もうとっくにお持ちね 床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫 沈みゆく刻も 煌めくものです 舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側 追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて 積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に 夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を 抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは 傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める 幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し |
恋愛分子ガストロノミー初めて口にするのよ 目の前 饗されてくキミ カトラリィ必要ない 触手を伸ばす まなざし煮詰めて ヒトミ融ろけそう 充分まだ熱いうち 瞬間に凍らせ閉じ込め 絶頂の絶品なる 心臓(ハート)のエキス 白衣のドレスを 汚す果汁さえ 芸術的(アーティスティック)だわ 盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学(ガストロノミー) 学べお食べ 閉ざされた厨房から 追求しましょう 二度と並べられぬメニューを ふたりは分離されつつ 混ぜ合う組み替えられて 斬新かつ伝統的 秘蔵のレシピ 食物連鎖で つながりあうほど 優しき捕食 召しませエスプーマ 泡のようなアムールを 美味しい化学(ケミストリー) 炙りだして たった一匙 真実 呑み込みたいのよ この身甘く果てる時まで 盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学 学べお食べ 閉ざされた厨房から 解明しましょう 二度と並べられぬ刹那を | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 初めて口にするのよ 目の前 饗されてくキミ カトラリィ必要ない 触手を伸ばす まなざし煮詰めて ヒトミ融ろけそう 充分まだ熱いうち 瞬間に凍らせ閉じ込め 絶頂の絶品なる 心臓(ハート)のエキス 白衣のドレスを 汚す果汁さえ 芸術的(アーティスティック)だわ 盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学(ガストロノミー) 学べお食べ 閉ざされた厨房から 追求しましょう 二度と並べられぬメニューを ふたりは分離されつつ 混ぜ合う組み替えられて 斬新かつ伝統的 秘蔵のレシピ 食物連鎖で つながりあうほど 優しき捕食 召しませエスプーマ 泡のようなアムールを 美味しい化学(ケミストリー) 炙りだして たった一匙 真実 呑み込みたいのよ この身甘く果てる時まで 盛られてキュイズィーヌ 迷い選ぶアラカルト 恋して美食学 学べお食べ 閉ざされた厨房から 解明しましょう 二度と並べられぬ刹那を |
TailorTの変身譚誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう 首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを 銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて 襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを 1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです 絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる 銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体 「ご婦人用もございます。テーラーT店主」 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 誰もまだ見たことない あなたへと仕立てましょう 首のネクタイ解くように 心つないでる枷を外す お好きな色こそ もっともお似合い 寸法ぴっちり 測ったあとは さあお任せを 銀のハサミが断つ 型紙のない生地 ただひとりの為のテーラー お針子たちが踏む ミシンの音ミュージカル 新人の主役を 待っている マネキンめいた裸へと 仮縫いピン留めて 息も止めて 襟やボタン お顔に映えるように ふたつとない その個性 華やぐデザインを 1ミリも違わず 仕立屋は線を引く 着心地も見た目も極上 誰もが振り返り あなたに見惚れよう ほらまるで 銀幕のスターです 絹糸は縫い閉じる これまでの人生を 熟練の指先 動く 忘れたい記憶も 消してしまいたい過去も 朱子織りの裏地に 仕舞われる 銀のハサミが断つ 魔法のような生地 その一着の為のメゾン お針子たちが踏む ミシンのオートクチュール 新しい衣装で 生まれ変われ でも服を一度脱げば 抜け殻は そのお体 「ご婦人用もございます。テーラーT店主」 |
WALTZ FOR DEBBY誰にでも 子供の頃に 暮らした Fairyland(くに)がある 翅を持つ ともだちと飛び回った 花の上 レース模様の窓辺で 呼んでるママは 見つけられない こもれびのドレスで踊る めぐりめぐるメロディ わたしたちは 鈴の声で 歌いながら夢の中 どこまで行っても けして終わりはないと 信じていたの 今はもう 思い出せない 遠い日々のメロディ 花を散らす 風の向こう 途切れ途切れ 聴こえても もう一度だけ My Sweet Fantasy | ALI PROJECT | Bill Evans・Gene Lees | Bill Evans・Gene Lees | | 誰にでも 子供の頃に 暮らした Fairyland(くに)がある 翅を持つ ともだちと飛び回った 花の上 レース模様の窓辺で 呼んでるママは 見つけられない こもれびのドレスで踊る めぐりめぐるメロディ わたしたちは 鈴の声で 歌いながら夢の中 どこまで行っても けして終わりはないと 信じていたの 今はもう 思い出せない 遠い日々のメロディ 花を散らす 風の向こう 途切れ途切れ 聴こえても もう一度だけ My Sweet Fantasy |
ノスフェラトゥ目に見える景色なんて もう生きる場処じゃないの なぜならあなたの眼の奥へ わたしは旅をしてる 交わる青い炎が この世界で ただふたつの命となって 舞っているわ エフェメラル 雪のように 人間は出逢うことを 運命と信じるのね たゆたいながら選び取れる 互いの半身なら 混ぜ合う罌栗色の血は 終わりのない 夢魔の痛みを甘く包み 頬に昇る 重ねた青い吐息が この世界の 最後の見果てぬ死となって 留まっている エターナル 星のように エフェメラル 甦る ノスフェラトゥ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 目に見える景色なんて もう生きる場処じゃないの なぜならあなたの眼の奥へ わたしは旅をしてる 交わる青い炎が この世界で ただふたつの命となって 舞っているわ エフェメラル 雪のように 人間は出逢うことを 運命と信じるのね たゆたいながら選び取れる 互いの半身なら 混ぜ合う罌栗色の血は 終わりのない 夢魔の痛みを甘く包み 頬に昇る 重ねた青い吐息が この世界の 最後の見果てぬ死となって 留まっている エターナル 星のように エフェメラル 甦る ノスフェラトゥ |
ぶくぶく空が…冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が 水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしい | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 冷たい雨にうたれて 駆け出したの 行き交う人の傘だけ はなやぐ睡蓮のよう ぶくぶくぶく空が アブクをたてる Rainy rainy day どうして 言えなかったの ごめんねの一言が 水たまりは底なしの 沼になって わたしの足をのみこむ 転んで服もずぶ濡れ ぶくぶくぶく空よ アブクをたてて Lonely lonely day ハートを 洗いながして 泣きながら笑っちゃう “もしもし おじょうさん ごきげんいかが?” 手をさし出したのは 笑顔のあなた ぶくぶくぶく空は アブクをたてて Shiny shiny day 夕日を 磨いてたのね だってこんなに まぶしい |
地球で天映す 水面 輝く緑 巡る風 雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も 肌の下 流れている 静かな川は あたたかい 永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星 喜びも涙もある 愛を持たない場所はない だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では 生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 天映す 水面 輝く緑 巡る風 雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も 肌の下 流れている 静かな川は あたたかい 永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星 喜びも涙もある 愛を持たない場所はない だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では 生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星 |
恋闇路啼くのは鴉か 魂迎鳥か 凌霄花も 燃える道行 人の闇路も 此処より過ぎれば 憂き世の誰も 追っては来られぬ 主様 お手を 針の孔ほども ありゃせん後悔は 人でなしの恋 野垂れてござれ がしゃ髑髏 三千世界を 刹那に生き抜き 非道を潜った ふたりにゃ地獄も極楽 すべて捨てて 禍夢の中 さあ入らんか その肩を撫でる 濡羽色羽織 背で 風孕み 闇に舞う 闇 巡り合うたら 命の崖端 確と繋いだ 指の先にだけ 巡る 生き血 罵れ女衆 日の当たる場処で 胸を抉るよに 惚れ貫く悦びも持たず 十万億土は 死んでも遠くあり 外道の棲処は 子飼いの毒蛇も蜜猫 纏いついて 漏れる邪念を たんと舐め取れ 針の先ほども ありゃせん未練は 人で在りし日よ 野垂れてござる がしゃ髑髏 三千世界を 刹那に生き逝き 非道の限りの ふたりにゃ地獄も極楽 すべて忘れ 禍夢の中 さあ暮らさんか | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 啼くのは鴉か 魂迎鳥か 凌霄花も 燃える道行 人の闇路も 此処より過ぎれば 憂き世の誰も 追っては来られぬ 主様 お手を 針の孔ほども ありゃせん後悔は 人でなしの恋 野垂れてござれ がしゃ髑髏 三千世界を 刹那に生き抜き 非道を潜った ふたりにゃ地獄も極楽 すべて捨てて 禍夢の中 さあ入らんか その肩を撫でる 濡羽色羽織 背で 風孕み 闇に舞う 闇 巡り合うたら 命の崖端 確と繋いだ 指の先にだけ 巡る 生き血 罵れ女衆 日の当たる場処で 胸を抉るよに 惚れ貫く悦びも持たず 十万億土は 死んでも遠くあり 外道の棲処は 子飼いの毒蛇も蜜猫 纏いついて 漏れる邪念を たんと舐め取れ 針の先ほども ありゃせん未練は 人で在りし日よ 野垂れてござる がしゃ髑髏 三千世界を 刹那に生き逝き 非道の限りの ふたりにゃ地獄も極楽 すべて忘れ 禍夢の中 さあ暮らさんか |
La Fee Verte~アブサニストによる音楽的試み夜の腕のなか 溶ける白日夢 玻璃の杯(グラス)には 緑なす幻影 くちびる満つる薫り 舌に授けし甘露 吐息へと絡みつく 翡翠の沼の玉藻 喉を伝う滑らかなる 天鵞絨色の炎 馨しさに爛れ燻る 微醺の刻よ 月の泪受け 睡る草の野に 銀の蜘蛛の糸 白濁の朝靄 存在なきこの身は 琅?の夢獄 酩酊の底から 白々と玉眼を開けて 移いゆく囚われゆく すぐそこにある果てに 指を伸ばす畏れ焦がれ いま密やかに 緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の くちづけせんと香り 舌に留まる翠露 生と死の狭間には 緑魔の谷の奈落 移いゆく囚われゆく ただここにある果てに 爪先乗せ畏れ焦がれ いま密やかに 緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の はかなく羽搏く わが魂よ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 夜の腕のなか 溶ける白日夢 玻璃の杯(グラス)には 緑なす幻影 くちびる満つる薫り 舌に授けし甘露 吐息へと絡みつく 翡翠の沼の玉藻 喉を伝う滑らかなる 天鵞絨色の炎 馨しさに爛れ燻る 微醺の刻よ 月の泪受け 睡る草の野に 銀の蜘蛛の糸 白濁の朝靄 存在なきこの身は 琅?の夢獄 酩酊の底から 白々と玉眼を開けて 移いゆく囚われゆく すぐそこにある果てに 指を伸ばす畏れ焦がれ いま密やかに 緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の くちづけせんと香り 舌に留まる翠露 生と死の狭間には 緑魔の谷の奈落 移いゆく囚われゆく ただここにある果てに 爪先乗せ畏れ焦がれ いま密やかに 緑の翅 舞う妖精 やさしき化身よ わが魂の はかなく羽搏く わが魂よ |
Cafe d'ALIで逢いましょう初めての街角 青空広場を ぐるりと囲んだ 宝石店 Tailor ジビエ茸料理店 あやしい秘密倶楽部 だけどまずはテラスの 陽溜まりのこの Cafe へ やっと辿り着いたあなた 静かに迎えるわ ビオレッタ 茉莉花茶 薔薇の花びら添えて 多感な少年少女 あの日は向かいの椅子にある お疲れなら裏の 双子のホテルを 予約しましょうか 白狐の BAR も 扉が開く合い言葉 そっと耳に落ちる 非日常と日常 その狭間立ち止まり 振り返って前を向いて また自分へ帰る 途端に賑わう声 素敵な仲間達が あなたの名前を呼ぶわ ギャルソンの私達もいる だからまずはテラスの 月明かり差す Cafe へ やっと巡り逢えたんだもの ほら約束通り 次もここで逢いましょう 席を外してもすぐ 誰もが戻ってくるわ 宝の在りかみたいな場所 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 初めての街角 青空広場を ぐるりと囲んだ 宝石店 Tailor ジビエ茸料理店 あやしい秘密倶楽部 だけどまずはテラスの 陽溜まりのこの Cafe へ やっと辿り着いたあなた 静かに迎えるわ ビオレッタ 茉莉花茶 薔薇の花びら添えて 多感な少年少女 あの日は向かいの椅子にある お疲れなら裏の 双子のホテルを 予約しましょうか 白狐の BAR も 扉が開く合い言葉 そっと耳に落ちる 非日常と日常 その狭間立ち止まり 振り返って前を向いて また自分へ帰る 途端に賑わう声 素敵な仲間達が あなたの名前を呼ぶわ ギャルソンの私達もいる だからまずはテラスの 月明かり差す Cafe へ やっと巡り逢えたんだもの ほら約束通り 次もここで逢いましょう 席を外してもすぐ 誰もが戻ってくるわ 宝の在りかみたいな場所 |
森の祭典青い月の下で眠りましょ? 悲しいお伽話の続き? もう聞きたくはなかったのに? 長い髪を梳かし微笑んだ 緑魔の女が歌い出した 精霊のレクイエム それが始まり 森の中にお城を見つける すぐに駆け出したの でもそれは大きな樹が見せた幻 霞の中歌う薔薇の園? 何もかもまやかしの姿を見せる 今こそ逢魔ケ刻? 臆病なの 全ては闇の中 裸足のまま土を歩いた後から 名もない虫たちが付いてくるの 言葉を持たない蛹の誘惑 いつの間にか魅入られて動けない ここからは二度と抜け出せはしない めくるめく世界 銀の翅が飛び交う 祭壇の上の 迷える仔羊 暗闇の中に 全てが現れるの 爪さえ青く染めてしまえば つま先のままで立って踊る 彼の唇の甘さだけ 蝙蝠たちの扇の陰で 見つめ合う直立の不動で アンバランスなコントラスト 捕まえたら全てを受け入れる 逆立ちする小人やさしい目の魔物? 花の実は呟き水は叫ぶ? 慄える体をどうか抱きしめて いつの間にか何もかもが真実 ここから二度とはもう抜け出せない 何もかも忘れ 羽を持って生きるの 祭壇の上の 哀れなる少女よ 怯える体に 笑い声が響くの 森の底で夜が更けるわ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 青い月の下で眠りましょ? 悲しいお伽話の続き? もう聞きたくはなかったのに? 長い髪を梳かし微笑んだ 緑魔の女が歌い出した 精霊のレクイエム それが始まり 森の中にお城を見つける すぐに駆け出したの でもそれは大きな樹が見せた幻 霞の中歌う薔薇の園? 何もかもまやかしの姿を見せる 今こそ逢魔ケ刻? 臆病なの 全ては闇の中 裸足のまま土を歩いた後から 名もない虫たちが付いてくるの 言葉を持たない蛹の誘惑 いつの間にか魅入られて動けない ここからは二度と抜け出せはしない めくるめく世界 銀の翅が飛び交う 祭壇の上の 迷える仔羊 暗闇の中に 全てが現れるの 爪さえ青く染めてしまえば つま先のままで立って踊る 彼の唇の甘さだけ 蝙蝠たちの扇の陰で 見つめ合う直立の不動で アンバランスなコントラスト 捕まえたら全てを受け入れる 逆立ちする小人やさしい目の魔物? 花の実は呟き水は叫ぶ? 慄える体をどうか抱きしめて いつの間にか何もかもが真実 ここから二度とはもう抜け出せない 何もかも忘れ 羽を持って生きるの 祭壇の上の 哀れなる少女よ 怯える体に 笑い声が響くの 森の底で夜が更けるわ |
ドリアンヌ嬢の肖像わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする 仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私 愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り 微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない 夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく 誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を 光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ 虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと 愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて 涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずに | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | わが名はドリアンヌ わが名はドリアンヌ この世でただ独り 永遠を友として生きる者 この退屈な物語 なぜ貴方は聞こうとする 仮面集う夜会 夜毎薔薇は開く 少女の声で歌う 若いままの私 愛おしきはただ退廃と 尽きもせぬ享楽と 艶やかなる肌 血に濡らす 残虐と幻惑と 刻は 月下に散り 微笑みは常に輝けど 愛することなど 倦み果てて 貴方の瞳に映る姿は 空ろな生き人形 穢れ知らぬ手は 抱くことのできない 夜更けに上るのは 開かずの塔の部屋 壁に掛かる私の肖像画 描かれたその貌だけが また醜く 年老いていく 誰も知りたくない 真実の己を 胸へと塗り込めた 数々の罪を 光は暗闇覆うごと 凄惨に傷ましく 衰えぬ美こそ祝福の 悪の神 わが命 戻る術はいらぬ 虚無から羽化した絶望が 目映く世界を映し出す 貴方の深い瞳に 忘れた心が 甦ろうと 愛おしきはただ退廃の 尽きもせぬ快楽と 厳かなる時間 血に浸す 残酷と幻覚と 今だけを見つめて 涙の先には何もない 愛することなど意味はない それでも 生きているのは 変わらぬ私である為だけ あの絵を断ち切る ナイフなど持たずに |
君影草静かに 鳴く風 広がる 野原で 緑に 埋もれて 連なる 花の名 君影草と そっとあなたは 俯きながら 鈴の音の声 ああ人生は 美しいと そう教えてくれた人 光を受け 咲いていよう 悠久の時 その中の 一瞬だとしても 涙の しずくで 育った 花のよう 果てない世界 その片隅で 寄り添い集う やさしい縁(えにし) ああ人生は 時に哀しい 触れた指は離れて またひとりの 夜が降りる 思い出という 忘れ物 胸の奥 仕舞って 生きることは なおも愛しい そう今ならわかるから ああ人生は 唯 美しい 悠久の時 その中で 重なる 煌めきを | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | Tsuyoshi Watanabe | 静かに 鳴く風 広がる 野原で 緑に 埋もれて 連なる 花の名 君影草と そっとあなたは 俯きながら 鈴の音の声 ああ人生は 美しいと そう教えてくれた人 光を受け 咲いていよう 悠久の時 その中の 一瞬だとしても 涙の しずくで 育った 花のよう 果てない世界 その片隅で 寄り添い集う やさしい縁(えにし) ああ人生は 時に哀しい 触れた指は離れて またひとりの 夜が降りる 思い出という 忘れ物 胸の奥 仕舞って 生きることは なおも愛しい そう今ならわかるから ああ人生は 唯 美しい 悠久の時 その中で 重なる 煌めきを |
転生離宮へ黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ 舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる 宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて 黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる 得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの 命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ 誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような 宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいて | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 黄昏が 燃えている 炎の鳥が 翔び立つのよ 舞う火の粉 天昇り 生まれたばかりの 星となる 宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か いつかどこかで あなたに逢える 互いの記憶 そっと結んでいて 黄金の 天秤を 掲げた女神 夜を統べる 得るものと 失くすもの どちらも等しく 大事なもの 命を抱え わたしは夢む 想いはつづく 過ぎ去りし日へ 来る日へ 誰もひとつの 物語なの 奇跡が描く 永い神話のような 宇宙に抱かれ わたしは眠る 目覚めるはどこ 異郷か知らぬ世界か いつか再び あなたに逢える 記憶の糸を ずっと繋いでいて |
万花繚乱姥桜百花繚乱 百では足りぬ 咲き誇って行かん 男勝りに見えても 可愛い 女です 美と若さは手放せません 枕を濡らして 初恋患い 火照った体を 青い夜が癒やした あれから幾つ春を数えて 花も盛り そろそろ散らん まだまだ枯れぬ だって心は あの頃のまま 年相応に生きよと申す アナタいつの時代 どんな日も私たち 着飾ってなんぼでしょ 年齢不詳 知らぬが仏? いいえ ただのナンバー 魔女の鏡の呪いで 死ぬまで 女です さあ大事に愛してたもれ 艶めくお肌は 保湿の賜物 ストレス発散 たまに推しなど愛でて きっと前世はバンパイアなの 薔薇を好み ポリフェノオルの赤いワインを 処女(おとめ)の血だと 思って飲むの 日進月歩 美容医学の 麗しの女医たち 恩恵を受けない手は ないかも? 今かも? 不老と不死の秘薬はいつか 完成されてゆく いくらでも実験台に なっちゃうわ 任せて 後世のため 命張るわ 年相応に生きよと申す アナタいつの時代 着たい服に私たち 選ばれてるだけよ 万花繚乱 千でも足りぬ 咲き誇って行かん ひとりひとり開く花 何歳(いくつ)になっても さあそのまま輝け 爛漫 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 百花繚乱 百では足りぬ 咲き誇って行かん 男勝りに見えても 可愛い 女です 美と若さは手放せません 枕を濡らして 初恋患い 火照った体を 青い夜が癒やした あれから幾つ春を数えて 花も盛り そろそろ散らん まだまだ枯れぬ だって心は あの頃のまま 年相応に生きよと申す アナタいつの時代 どんな日も私たち 着飾ってなんぼでしょ 年齢不詳 知らぬが仏? いいえ ただのナンバー 魔女の鏡の呪いで 死ぬまで 女です さあ大事に愛してたもれ 艶めくお肌は 保湿の賜物 ストレス発散 たまに推しなど愛でて きっと前世はバンパイアなの 薔薇を好み ポリフェノオルの赤いワインを 処女(おとめ)の血だと 思って飲むの 日進月歩 美容医学の 麗しの女医たち 恩恵を受けない手は ないかも? 今かも? 不老と不死の秘薬はいつか 完成されてゆく いくらでも実験台に なっちゃうわ 任せて 後世のため 命張るわ 年相応に生きよと申す アナタいつの時代 着たい服に私たち 選ばれてるだけよ 万花繚乱 千でも足りぬ 咲き誇って行かん ひとりひとり開く花 何歳(いくつ)になっても さあそのまま輝け 爛漫 |
天気晴朗ナレドモ波高シ本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣 声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと 前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦 巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの 走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく 遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ 前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃 戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運 守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ 高く舞え 神風を 背に受け 吶喊 戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運 たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう 次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 本日 晴朗 藍色の 大空は 海に落ち 揺れる やがて波高し 行け 行け 出陣 声援を 送る 人生の 海原で けして独りでは ないとわかるよう 奮え 奮え 君へと 前途は 眩しい 舵を取れ 風に乗れ この心 発艦 巡り巡る 時代に ひとりひとり生まれて 出逢い別れ 運命は おのが 選び取るもの 走り抜ける 波間は 月も日にも 輝く どこまでも進め 後退ることなく 遠き人は立つ 息吹持ち 傍らに 引き継ぐ この血へ 薫陶授けて 奮え 奮え 自分へ 前途は 険しい 暗い雲 黒い影 蹴散らせよ 突撃 戦争(いくさ)知らぬ ぼくらも 生きることは 戦い 持てる 智恵と勇気は 助けられる 幸運 守るものは 気高い 平和という 生きもの 飼い慣らすなかれ 尊びつづけよ 高く舞え 神風を 背に受け 吶喊 戦争知らぬ ぼくらは 生きることが 闘い 持てる 智恵と勇気に 導びかれよ 勝運 たとえ 倒れ伏しても 天を仰ぎ 目覚めん そこには見護る 光が差すだろう 次の代に 伝えよう 変わらぬ 大和魂強しと 見ぬ同胞(とも)たちへ |
日出づる万國博覧会ever ever ぼくらは持ってる 美しいものを ever ever 目の中と外に ever ever いつでも待ってる まだ見ぬ世界は ever ever 限りない扉を開けて 日出づる場処の 準備は万端 行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで 誉れ 自慢の国宝 職人技の数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと今が 大好きになるだろう ever ever ぼくらは分け合う 美しいものを ever ever 心捧ぐように never never けして変わらない 大切なすべて ever ever 人が生きて生み出すもの 日出づる時代 出会ったぼくら 行こう 夢の万博へ! 登れ 輝く塔へと 笑顔だけで 通じるさ 誰とだって 誇る 伝統工芸 先端技術も 芸術 床し新し 美術に ぼくの世界 また広がってく Let's go to BANPAKU all together! 行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで 誉れ 自慢の国宝 職人技の 数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと未来が 大好きになるだろう | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | ever ever ぼくらは持ってる 美しいものを ever ever 目の中と外に ever ever いつでも待ってる まだ見ぬ世界は ever ever 限りない扉を開けて 日出づる場処の 準備は万端 行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで 誉れ 自慢の国宝 職人技の数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと今が 大好きになるだろう ever ever ぼくらは分け合う 美しいものを ever ever 心捧ぐように never never けして変わらない 大切なすべて ever ever 人が生きて生み出すもの 日出づる時代 出会ったぼくら 行こう 夢の万博へ! 登れ 輝く塔へと 笑顔だけで 通じるさ 誰とだって 誇る 伝統工芸 先端技術も 芸術 床し新し 美術に ぼくの世界 また広がってく Let's go to BANPAKU all together! 行こう 愉し万博へ! 空に映える パビリオン 知らない国も 旅しよう 付いておいで 誉れ 自慢の国宝 職人技の 数々も 触れよ 素晴らしい文化に もっと未来が 大好きになるだろう |
大正撫子モダンガール黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ 床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する 凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて 声高に叫ぶ 気丈な女性に 憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中 凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友 凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えて | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 黒い繭のように 結い上げた髪を 最初に切った 断髪の 君よ 床に散らばった 重たい柵み 二度と縛られず 自由を旅する 凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その瞳(め)が 見た夢の先 このわたしの今が在る Our name is GIRL 時代(とき)を超えて 声高に叫ぶ 気丈な女性に 憧れるけれど モダンに学ぼう 小粋な可憐さ 強さは その中 凜と生きる 姫撫子 緋色の帯 解かれた恋 その心の 切なさを もうわたしも知っている You and I are girls 懐かし友 凜と香る 姫撫子 内に秘めし 熱き想い その眼差し 見つめてた 未来にいるこのわたし Our name is GIRL 時代を超えて |
令和燦々賛歌季節 巡りゆく 令月 冴えて 和み風 木々揺らし 紅白の梅(はな) 匂う 麗し時代は馬車に乗り 夜明けを駆け抜けやって来た 天馬のたてがみ羽根飾り 空の彼方には 虹の橋が掛かる 期待と希望乗せて 渡して行きましょ 後戻りは Non!Non! 時に 招かざる 客も 来たり 失敗も あるけれど おもてなし 得意技 爺さま婆さまお大事に 子供は元気に育てます 上級下級は富でなく 真心の量で 決めていただきたい 同じではないみんな 喧嘩もするけど ご批判より Oui!Oui! あなたが わたしが 生まれたこの場所 愛していくのは 素敵なことじゃない? 健やかなる日も病める日も まだまだ続くよどこまでも だけども己の行く道は いつでも自分で 決めていいのだから そうよそれが本当の 豊かな理由で 幸せの証し いつか今を 恋々 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | AKIRA SAITO | 季節 巡りゆく 令月 冴えて 和み風 木々揺らし 紅白の梅(はな) 匂う 麗し時代は馬車に乗り 夜明けを駆け抜けやって来た 天馬のたてがみ羽根飾り 空の彼方には 虹の橋が掛かる 期待と希望乗せて 渡して行きましょ 後戻りは Non!Non! 時に 招かざる 客も 来たり 失敗も あるけれど おもてなし 得意技 爺さま婆さまお大事に 子供は元気に育てます 上級下級は富でなく 真心の量で 決めていただきたい 同じではないみんな 喧嘩もするけど ご批判より Oui!Oui! あなたが わたしが 生まれたこの場所 愛していくのは 素敵なことじゃない? 健やかなる日も病める日も まだまだ続くよどこまでも だけども己の行く道は いつでも自分で 決めていいのだから そうよそれが本当の 豊かな理由で 幸せの証し いつか今を 恋々 |
絶途、新世界ヘボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題 鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて 弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血 常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者 ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ 積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫 遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま 僕らは やがて 目覚め あおう 新世界で | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る どんなに汚れても 先へ進んで行く カタカタと骨を鳴らし 歓喜(よろこび)の歌を吠えよ 生きるか死ぬかなど くだらない問題 鎖も口輪も 外した僕たちは 尾を振る飼主(あいて)を 持たない猛犬さ ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 微笑み撫でさせて 弱さは 腐った優しさ抱きしめる 強さを授けよ 眠れる勇者の血 常に君をみつめてた赤の他人 影を落とす節穴の目を瞠き 追う生者 ボロボロの旗を掲げ ココロに錦を飾る カタカタと骨を鳴らし 歓喜の歌を吠えよ ギリギリの崖を渡る 乾いた包帯靡く 道程風任せ 終わりを超えてゆけ 積もった枯れ葉も 再び吹き上がる 土には還らぬ 尊き意思の砂礫 遠い彼方を決めるのは奴らじゃない 瓦礫の海踏みしだく裸足のまま 僕らは やがて 目覚め あおう 新世界で |
緋ノ月 (TV-size)凍てついた闇世を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの? 誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ 朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くの | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 凍てついた闇世を 砕き割れ月よ 私たちがつなげる 青い星の行方 知っているの? 誰にも 見えない 緋色の 銀河 渦を巻き 広がる この身体の中に 夢を呑み込んで あなたと 初めて 見上げた 空の 光りの先へ解き放とう いつか遠い宇宙に この手が触れたら 世界中で轟く どんな祈りも届くわ 朝焼けの水面に 流れ着く月よ 他の誰とも違う 私のまま今を 超えて行くの |
80秒間世界一周キラ星 掬い取って 君に贈るよ 窓辺にこぼし いつどこかで 会ってもぼくを もう忘れているね 海 空 萌える大地 いまの味方は それがすべてさ 暮らしてきた 場所は小さな 箱庭だったんだ さあ旅立て 気球に乗って まだ見ぬ国を 探しに 道連れは カモメか鷲か 遙か高みを ぼくに教えておくれ 上がれ! 進め! これぞ 真の自由だ 朝 晩 気の向くまま 剣で断ち切る しがらみの縄 葉巻くわえ 重い錨は もう下ろしはしない 帆をあげろ 海賊船で 宝の島を 求めて 先導は 人魚か鮫か 黒い深みに 絡め取られぬように だけど いったい ここは どこなのかしら 砂嵐 列車は走る 幻の駅 行き過ぎ 伴走は 天馬かドラゴン 辿りつきたし 誰も知らない異世界 さあ旅立つ 気球に乗って まだ見ぬ時空 目指して 道連れは 天女か雷神 遙か高みへ ぼくを連れてってくれ 上がれ! 昇れ! 墜ちる!! 蒲団の奈落… | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | キラ星 掬い取って 君に贈るよ 窓辺にこぼし いつどこかで 会ってもぼくを もう忘れているね 海 空 萌える大地 いまの味方は それがすべてさ 暮らしてきた 場所は小さな 箱庭だったんだ さあ旅立て 気球に乗って まだ見ぬ国を 探しに 道連れは カモメか鷲か 遙か高みを ぼくに教えておくれ 上がれ! 進め! これぞ 真の自由だ 朝 晩 気の向くまま 剣で断ち切る しがらみの縄 葉巻くわえ 重い錨は もう下ろしはしない 帆をあげろ 海賊船で 宝の島を 求めて 先導は 人魚か鮫か 黒い深みに 絡め取られぬように だけど いったい ここは どこなのかしら 砂嵐 列車は走る 幻の駅 行き過ぎ 伴走は 天馬かドラゴン 辿りつきたし 誰も知らない異世界 さあ旅立つ 気球に乗って まだ見ぬ時空 目指して 道連れは 天女か雷神 遙か高みへ ぼくを連れてってくれ 上がれ! 昇れ! 墜ちる!! 蒲団の奈落… |
NON-HUMAN眩しいのに冥い ここは もうずっと 母さん わたし おなかから 外に出たんだよね 泣いていいか わからない 声あげても 笑えない なぜいつも感じないの まぶたが乾く I wanna be, I wanna be human? どこで 間違えちゃったんだろう ただのいい子で good girl だけど きっと違う 飛び立つ鳥 つばさ選び 産まれてきた わたし何を 授かって ここで 動けない? 空の青さ 教えて 地面を踏む 冷たさも どうして 思い出せない 腕だけ 熱い I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう ちょっと悪い子 bad girl だけど 人間じゃない I wanna be non- human いつか 帰る所 いまは汚れぬ good girl だから きっと叶う 遙か昔 生まれる前 異なる 存在だった 忘れてない おとぎ話 あのまま 生きていたかった 夢の夢の ように I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう もっといい子で good girl わたし人間じゃない I wanna be non- human いつか 孵る卵 I wanna be non- human だから きっと叶う I wanna be non- human いつか 孵す卵 I wanna be non- human 君も人間じゃない | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 眩しいのに冥い ここは もうずっと 母さん わたし おなかから 外に出たんだよね 泣いていいか わからない 声あげても 笑えない なぜいつも感じないの まぶたが乾く I wanna be, I wanna be human? どこで 間違えちゃったんだろう ただのいい子で good girl だけど きっと違う 飛び立つ鳥 つばさ選び 産まれてきた わたし何を 授かって ここで 動けない? 空の青さ 教えて 地面を踏む 冷たさも どうして 思い出せない 腕だけ 熱い I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう ちょっと悪い子 bad girl だけど 人間じゃない I wanna be non- human いつか 帰る所 いまは汚れぬ good girl だから きっと叶う 遙か昔 生まれる前 異なる 存在だった 忘れてない おとぎ話 あのまま 生きていたかった 夢の夢の ように I wanna be I wanna be human? どこで 交差しちゃったんだろう もっといい子で good girl わたし人間じゃない I wanna be non- human いつか 孵る卵 I wanna be non- human だから きっと叶う I wanna be non- human いつか 孵す卵 I wanna be non- human 君も人間じゃない |
密林ヨリ応答セヨ吐息も 色付く 極彩の密林で 花陰 かげろう幻 敵か味方か 心纏う 迷彩色 またわたし 迷い込んでゆく 猿のように嗤い 蛇のように黙り ただ原始を恋い 月下に 沈んだ 底無しの暗黒で 出会った 同士は どちらも捕食と餌食 すでに優しき追憶よ まだ見ぬ君との未来は 捧げ合うもの 見つめてきた 自分だけを 孤独さえ 磨き尖らせて 果実なら爆ぜる 泉なら満ちる この肉体(からだ)のなか 戻れる 故郷が あるならどの世界で 生まれる 時代が いつなら幸運なのか 時は華やぐ葬列よ まだ見ぬ君と繰り返す もっと 生き残れ 眠らぬ 摩天楼 ヒトの棲む密林は この星 最後の 本能が目覚める場所 だけど殺し合うことなく まだ見ぬ君と愛し合える ここで 応答せよ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 吐息も 色付く 極彩の密林で 花陰 かげろう幻 敵か味方か 心纏う 迷彩色 またわたし 迷い込んでゆく 猿のように嗤い 蛇のように黙り ただ原始を恋い 月下に 沈んだ 底無しの暗黒で 出会った 同士は どちらも捕食と餌食 すでに優しき追憶よ まだ見ぬ君との未来は 捧げ合うもの 見つめてきた 自分だけを 孤独さえ 磨き尖らせて 果実なら爆ぜる 泉なら満ちる この肉体(からだ)のなか 戻れる 故郷が あるならどの世界で 生まれる 時代が いつなら幸運なのか 時は華やぐ葬列よ まだ見ぬ君と繰り返す もっと 生き残れ 眠らぬ 摩天楼 ヒトの棲む密林は この星 最後の 本能が目覚める場所 だけど殺し合うことなく まだ見ぬ君と愛し合える ここで 応答せよ |
STILL ALIVE静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ 風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ 音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ アタシハマダ 機械ジャナイカラ 無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル 共鳴ダケ 残シテイコウ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 静寂 蒼ク深ク 時ノ水面 揺蕩ウ ヒトリ 風ガ吹クヨウニ 過ギ去ッテク 彼奴ハドコニ 向カッテクンダロウ 音ヲ紡グ 息ヲオクレ 此処デ本当ノ 歌ヲツクロウ アタシハマダ 機械ジャナイカラ 無限ヲ抱ク 宇宙ガ視エル 共鳴ダケ 残シテイコウ |
瓦礫ノ子守歌眠れ 眠れ そっと お空も静かに 眠るよ 夢だけは あたたかい どんな時も 夜明けまで消えぬよう 見張っているから この世界に残された 優しさと綺麗なものだけを 見つめていて いまはまだ 穢れなき瞳のまま 映せる お空の向こうが とどろく 恐くない 腕のなか お耳を塞ごう かつて街に満ちていた 楽しくて幸せな音楽 思い出して その胸の鼓動のリズムで あなたは 生きるの わたしたちを作りあげた 愛しさと美しいものたちを 取り返して 掌がたとえ汚れても 必ず 掴んで | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 眠れ 眠れ そっと お空も静かに 眠るよ 夢だけは あたたかい どんな時も 夜明けまで消えぬよう 見張っているから この世界に残された 優しさと綺麗なものだけを 見つめていて いまはまだ 穢れなき瞳のまま 映せる お空の向こうが とどろく 恐くない 腕のなか お耳を塞ごう かつて街に満ちていた 楽しくて幸せな音楽 思い出して その胸の鼓動のリズムで あなたは 生きるの わたしたちを作りあげた 愛しさと美しいものたちを 取り返して 掌がたとえ汚れても 必ず 掴んで |
美シ国ノ四季ハ夢ム盛る青空 寄せる小波 君を目がけて こぼれる太陽 やがて色づく 紅葉を揺らし ほてった頬を 撫でる 風よ 佇む 間に 季節は 巡って またひとつ石段をのぼる 美し 国を 造りたもうた 神々たち どんな 未来(さき)を 見つめ添えた 四つの印 春と 夏と 秋と そして冬の 六花を溶かす 手のぬくもりを つなげて渡る 凍る 闇も 誰もが 消えても 残って ゆくもの そこにある いつまでも永遠に 美し 国で 生を授かった わたしたち どんな いまを 紡ぎ刻む 恵みの中で 夏の 秋の 冬の やがて春の 芽吹くほほえみ ほころぶ莟 かそけき命 包むように 始まりの季をくりかえし | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 盛る青空 寄せる小波 君を目がけて こぼれる太陽 やがて色づく 紅葉を揺らし ほてった頬を 撫でる 風よ 佇む 間に 季節は 巡って またひとつ石段をのぼる 美し 国を 造りたもうた 神々たち どんな 未来(さき)を 見つめ添えた 四つの印 春と 夏と 秋と そして冬の 六花を溶かす 手のぬくもりを つなげて渡る 凍る 闇も 誰もが 消えても 残って ゆくもの そこにある いつまでも永遠に 美し 国で 生を授かった わたしたち どんな いまを 紡ぎ刻む 恵みの中で 夏の 秋の 冬の やがて春の 芽吹くほほえみ ほころぶ莟 かそけき命 包むように 始まりの季をくりかえし |