島酒場 春になったら また来るからと 小さな燕を ボトルに描いて 夜明けの桟橋 帰っていった にくいあなたは ゆきずりのひと 行ったり来たり 行ったり来たり あなたを待ってる 島酒場 夏のにぎわい 波間に消えて 日暮れがどうして こんなに早い 人影ちらほら 連絡船にゃ いつも迎える カモメもいない 誰かを呼んで 誰かを呼んで 汽笛が鳴いてる 島酒場 春になったら また咲く花を 一輪飾って 恋待ち雀 のれんをしまって 熱燗ひとつ 温(ぬく)め直して ひとりで飲んだ 行ったり来たり 行ったり来たり 心が揺れます 島酒場  | 里野鈴妹 | 岸快生 | 水森英夫 | 石倉重信 | 春になったら また来るからと 小さな燕を ボトルに描いて 夜明けの桟橋 帰っていった にくいあなたは ゆきずりのひと 行ったり来たり 行ったり来たり あなたを待ってる 島酒場 夏のにぎわい 波間に消えて 日暮れがどうして こんなに早い 人影ちらほら 連絡船にゃ いつも迎える カモメもいない 誰かを呼んで 誰かを呼んで 汽笛が鳴いてる 島酒場 春になったら また咲く花を 一輪飾って 恋待ち雀 のれんをしまって 熱燗ひとつ 温(ぬく)め直して ひとりで飲んだ 行ったり来たり 行ったり来たり 心が揺れます 島酒場 |
越後恋歌 女房にするならヨ… 越後女だよ どか雪降っても 弱音は吐かぬ だけどあんた ねえあんた されどおんなです 惚れてる男の 腕の中 冷えた身体を 温めて欲しい お酒を飲ませりゃヨ… 男勝りだよ 越後の三山 命の水よ でもねあんた ねえあんた されどおんなです 時にはしっぽり 酔いたいの 肩にもたれて 甘えていたい おぼろ月夜はヨ… 口にゃ出さぬがよ この胸火照(ほて)って 眠れやしない だからあんた ねえあんた されどおんなです お山で 恋しい 波の音… 子守唄でよ なだめて欲しい  | 里野鈴妹 | 本橋夏蘭 | 水森英夫 | 竹内弘一 | 女房にするならヨ… 越後女だよ どか雪降っても 弱音は吐かぬ だけどあんた ねえあんた されどおんなです 惚れてる男の 腕の中 冷えた身体を 温めて欲しい お酒を飲ませりゃヨ… 男勝りだよ 越後の三山 命の水よ でもねあんた ねえあんた されどおんなです 時にはしっぽり 酔いたいの 肩にもたれて 甘えていたい おぼろ月夜はヨ… 口にゃ出さぬがよ この胸火照(ほて)って 眠れやしない だからあんた ねえあんた されどおんなです お山で 恋しい 波の音… 子守唄でよ なだめて欲しい |
| 北吹雪ためした私が わるいのね あなたの愛を 何処にいるの あなた 追いかけて 北の果てへと 汽車に乗る 今更 許される ことではないけれど 今更 愛してと 言ったりしないけど せめて逢いたい 側にいたい 外は白い 北吹雪 優しいあなたを 傷つけた ばかです私 ごめんなさい どうか 叱ってよ そしてもいちど 抱きしめて 今更 悔やんでも 仕方がないけれど 今更 嘘なんて ついたりしないけど せめて言い訳 聞いてほしい こころ責める 北吹雪 今更 わがままな 女と言わないで 今更 帰れよと 背中を向けないで せめて信じて 私の愛 なみだ凍る 北吹雪 | 里野鈴妹 | さくらちさと | 水森英夫 | 伊戸のりお | ためした私が わるいのね あなたの愛を 何処にいるの あなた 追いかけて 北の果てへと 汽車に乗る 今更 許される ことではないけれど 今更 愛してと 言ったりしないけど せめて逢いたい 側にいたい 外は白い 北吹雪 優しいあなたを 傷つけた ばかです私 ごめんなさい どうか 叱ってよ そしてもいちど 抱きしめて 今更 悔やんでも 仕方がないけれど 今更 嘘なんて ついたりしないけど せめて言い訳 聞いてほしい こころ責める 北吹雪 今更 わがままな 女と言わないで 今更 帰れよと 背中を向けないで せめて信じて 私の愛 なみだ凍る 北吹雪 |
| バカ酒場星も見えない 北の空 港酒場に 灯(ひ)が点る 根なし明日(あす)なし 漂泊(さすらい)ものが 君をどうして 抱けようか ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて 涙で飲み乾す 旅の酒 たったひとりも 倖せに 出来ず逃れた 旅の果て 酒に面影 浮かべて泣いて 明日もさすらう 俺なのさ ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 連れて行ってと 縋った声が 今夜も夜空で 風になる 鴎群がる 波止場には 夢を積み上げ 船が出る あてにならない 倖せひとつ 俺を恨んで くれていい ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて 涙で飲み乾す 旅の酒 | 里野鈴妹 | 菅麻貴子 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 星も見えない 北の空 港酒場に 灯(ひ)が点る 根なし明日(あす)なし 漂泊(さすらい)ものが 君をどうして 抱けようか ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて 涙で飲み乾す 旅の酒 たったひとりも 倖せに 出来ず逃れた 旅の果て 酒に面影 浮かべて泣いて 明日もさすらう 俺なのさ ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 連れて行ってと 縋った声が 今夜も夜空で 風になる 鴎群がる 波止場には 夢を積み上げ 船が出る あてにならない 倖せひとつ 俺を恨んで くれていい ばかさ ばかだよ ばかな男の バカ酒場 惚れていながら 背中を向けて 涙で飲み乾す 旅の酒 |