藍色好きさindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 運命をかき分けてく前に 君がいたんだ それはもう突然だった 揺らぎを見つめ合うとこも シーソーな感情になるとこも その時から決まってた 足しても引いても僕らは いつも違う数になって 答えが出ては笑って抱き合った その度優しさは同じだけ重なり合って 深く深く望んだ 君が好きだってこと以外は この際どうだっていい 藍色になった君が好きなんだ 君が好きだってこと以外は もう何も考えないことにしよう 藍色になって迎えに行くよ 真面目な話をしてもいいかな 僕は君が好きです 背中合わせで愛を育む時があってもいいしさ 言葉が回って届くまでは見つめ直すだけでいい 君が好きだってこと以外は この際どうだっていい 藍色になった君が好きなんだ 君が好きだってこと以外は もう何も考えないことにしよう 藍色になって迎えに行くよ 走る速度が上がれど時間は早くはならない 切なくなる瞬間に君の影から気持ちを受け取った 繰り返して僕は 繰り返して君は 君が好きだってこと以外は この際どうだっていい 藍色になった君が好きなんだ 君が好きだってこと以外は もう何も考えないことにしよう 君が好きさ 君が好きさ 噛み締め忘れた幸せを もう一度だけ ここで言っても 報われないんだろうからさ 迎えに行くまでは取っとかせてよ |
雫に恋してindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 雨ざらしの古いバス停で 行き交うモノクロ街を眺めてる 今の私はどんな顔してるの ただただあなたに恋をしてた ただただ目を見ては 随分長いことそうしてたっけな 片時も忘れずに あなたを思い出しては 落ちる雫に恋して 止められないの 溢れてしょうがないから 意味もなく声も出すんだ よそいきの服を濡らして夜が明ける 泣けてきたって 伝うまま流れるだけ 温度が変わらないままで 落ち着く場所を探して 明日を迎える ひび割れた呼吸で 曇る窓の外がぼやけて 光が射した時浮かんだ あなたの顔が優しくて 何も手に付かなくて また思い出すあの光景を 止められないの 溢れてしょうがないから 意味もなく声も出すんだ よそいきの服を濡らして夜が明ける 泣けてきたって 伝うまま流れるだけ 温度が変わらないままで 落ち着く場所を探して 明日を迎える 雨が悩んで 私を避けて行くわ 雫がポツリと 落ちてもわかるように 止められないの 溢れてしょうがないから 意味もなく声も出すんだ よそいきの服を濡らして夜が明ける 泣けてきたって 伝うまま流れるだけ 温度が変わらないままで 落ち着く場所を探して 明日を迎える |
ココロネindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 詩のついたメロディー 与えあっても 死のついたメロディー 奏できるまで 多分途切れない悲しい連鎖が 産声を上げたあの子を巻く 降りそうな天気が頭ごなしに 心のヒビをギュギュッと締め付け 気づいたらまた濡れてしまってた あの子は多分キャッキャッとはしゃいでる 心の音が 繋がらないまま 負は満たされてく まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ 鼓膜をついた悲哀さはまた 通り抜けては別のところに いつの間にかあの子たちも はしゃぐ雫が涙になってく 誰しも感じる はずなのに何故か 終わらないんだね まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ そして抱きしめ合えたら どんなに救われるかって 言われなくてもわかるだろ 命の歌が増えれば増えるほど 涙を止められない 赤く染まる前に どれだけ心を流したら もっと良い色に染まるのかな 確信を持った瞳の奥に 揺らぐ自分を見て 刹那に気持ちが揺らぐ 弱いな本当に でも心音は受け取れた気がする まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ そして抱きしめ合えたら 救われる先に意味を持たせなくても 安らぐ心があるだけで 他に何もいらないはずさ ほら、雫が降ってきた |
愛の逆流indigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 煌びやかな街並みに 慣れない様子でさ ぶっきらぼうに呟く 「付き合って」 私はもう可笑しくて 姿勢正したあなたに 目を合わせキスをした 懐かしいな 戻れたら戻るけど そうはいかないから あなたならわかるでしょ もうやめて 影に潜んだ後ろめたさをしまい込む 傷付けないで 傷付けないでって 拠り所のないまま言う 傷付けないで 傷付けないでって 声を繋いだ 刻む2人の流れは速いのか遅いのか 冷たく流れたこともあったろう 止まりそうになることもあったろう でも愛は逆流しないだろう 傷付けないで 傷付けないでって 拠り所のないまま言う 傷付けないで 傷付けないでって 声を繋いだ 愛してたんだ 愛してたんだって 瞳の奥を見透かした 愛してたって 愛してたってさ 戻らないんだよ 忙殺される愛の歌 悲しくなったけど 隔たりは矛盾して互いの声を届け合う 傷付けないで 傷付けないでって 拠り所のないまま言う 傷付けないで 傷付けないでって 声を繋いだ 愛してたんだ 愛してたんだって 瞳の奥を見透かした 愛してたって 愛してたってさ 戻らないんだよ |
シノブindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 立ち尽くす暇もなく僕らは 誰かに見逃されながら命を磨いた 心の部屋に入り込んでは気付かれないように息をした 足音に偲ばせた想い そっと深く刻む 愛し愛され僕らは もっと深く息をつく 考え事をしていたら私はもう掴まれていた 命を抱えて立ち上がる 膨らむ声を想像していたら 後ろに愛を感じました 足音に偲ばせた想い そっと深く刻む 愛し愛され僕らは もっと深く息をつく 隔たりを壊したこの命を 僕らは守れるなんてこと 言い切らないと かっこ悪い ただそれだけの話です |
悲しくなる前にindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | indigo la End | 街風に吹かれてる 曇りの今日がまた より一層影を落としていた 演じてる風を装っていた私は なけなしの感情を拾い上げた 「あなたはもういなくなったのね」 と呟いて心を押しやった 悲しくなる前に あなたを忘れちゃわないと 無理なのわかってるの と夜更けに向かって走った 涙が枯れたらさ またあなたを思い出すの 触れるか触れないかで 心臓が揺れるよ 抉るような声で また呼びかけてよ とめどなく流れる 時間に少し反抗して 思い出しては心が戻ってきた もう少しのとこで 浮かび上がるあなたが あまりにも愛しくて たゆたうように気持ちが募って でも苦しくなって影に目を落とした 悲しくなる前に あなたを忘れちゃわないと 無理なのわかってるの と夜更けに向かって走った 涙が枯れたらさ またあなたを思い出すの 触れるか触れないかで 心臓が揺れるよ 抉るような声で また呼びかけてよ 夜の帳が下りたら私は 何度も忘れたあなたの前で 夜の帳が下りたら私は 泣き笑いしながら名前を呼ぶの 悲しくなる前に あなたを忘れちゃわないと 無理なのわかってるの と夜更けに向かって走った 涙が枯れたらさ またあなたを思い出すの 触れるか触れないかで 心臓が揺れるよ 抉るような声で また呼びかけてよ 「愛されてたんだよね?」 問いは空を切った |
忘れて花束indigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 急に花束を抱えてきたあなたは瞬きが多くって 何故か謝ってばかりの顔を見ながら笑ってたっけ 水面を弾いた 何かが私の胸にぶつかった 瞬間に今日が明日に変わっていく あなたを愛そうとした時から 離れようとする心に気付いて 伝ってく想いがかすれた 止まらない感情の諦め合い 私の声にならない渦の中で あなたを見つめ続けた 3分前の妙な空白を 互いに感じ取ってしまった 私は愛したいはずなのに あなたは愛されたいわけじゃない 交差してはいつのまにか逆に振れてしまう 透明を隔て居場所が入れ替わった あなたを愛そうとした時から 離れようとする心に気付いて 伝ってく想いがかすれた 止まらない感情の諦め合い 私の声にならない渦の中で あなたを見つめ続けた 私じゃダメなのって言葉を 飲み込もうとした朝 窓に映る気持ちから目を背けたの あなたが愛そうとしてた時に 心を向けてたら 気付いてたら 叫んで言葉を拾う 「忘れて」って言おうとしたあなたの顔を思い出そうとしても 何故か忘れたいなんて思わないの |
eyeindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 初めて見た世界は 丸くって 大きかった ヨボヨボのおじいさんが言った 「意外と小さいでしょう」 記憶と夢の境の話 スパゲッティみたいな感覚が 鏡に乱反射して僕は困っているんだ eye 求められる時と 求められない時と 2つしかないんだけど どちらも苦しいからね でもさ、続いてくし続いちゃうから 何かが待ってるとか待ってないとか関係なく 僕は生きていくんだろうな 不思議だよな人間って なんでこんな賢いふりして馬鹿なんだろう この世界も箱に入っててもっと賢い何かに遊ばれてるなんて 幼稚な想像も半分くらい当たってるんじゃないかな まあなんでもいいんだ 自分の目で見たものを僕は信じて生きていく 逃げたくなったら逃げればいいし 言いたくなったら言えばいいし 意外とさ、自由なんだよみんな eye |
夏夜のマジックindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | indigo la End | 夏の匂いを吸い込んで吐き出す 弱いまま大人になった僕でも今日は少し 強くなった気がしてはしゃぐ君の顔を思い浮かべた 祭りの音が聞こえ始める時間に 決まって鳴く野良猫の顔が嬉しそうだ 君の方が 僕より夏が好きだったね 夜が重なりあった 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 暮らしの中で生まれる歌を歌って 幸せ悲しみ摘んで 想いながら歩いた 打ち上がった花火を見て笑った君を思い出したよ 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 記憶に蓋をするのは勿体無いよ 時間が流れて少しは綺麗な言葉になって 夏になると思い出す別れの歌も 今なら僕を救う気がする 今日だけは夏の夜のマジックで 今夜だけのマジックで 歌わせて 今なら君のことがわかるような気がする 夏の夜限りのマジックで 今夜限りのマジックで 身を任す 夜明けが流れるまで 夏が終わる前に この歌が始まって こぼれる2人を見守るから 夏よ ラララ歌わせて ナツヨ ラララ歌わせて |
風詠む季節indigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 手紙を書いたあの日には今日が来るなんて思ってなかった 空気が変わる季節の間を君は綺麗にすり抜けた どこが好きかと聞かれて 横顔と答えたら怒られたんだ そんなとこも好きと言うセリフを 風に渡した もう離さないなんて言わないけど 離れないでね 選ぶ権利は僕にないとか冗談も言わないでね 今日はいつもより真面目なんだ アナログな想いの伝え方に恥ずかしそうにしながら 「しょうがない」と言う横顔を眺めていた 何度も季節を通過して 今日がやってきた もう離さないなんて言わないけど 離れないでね 選ぶ権利は僕にないとか冗談も言わないでね 今日はいつもより真面目なんだ 心の隙間に吹き込んだ 僕の風は音もなく忍び込んだ 想像通りのはずなのに 涙が止まらなくなった キラリと光る溢れた温度を 僕は掬い上げた もう離さないなんて言わないはずの僕なのに 今日は変だな、幸せだな いつもより真面目で良かった |
music Aindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 惹きつけられた 理想のミュージック 歌ってよ 歌ってよ |
ダンスが続けばindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | おどける僕のダンスダンスダンス 目線を合わせてもっと もっと 踊り明かしてみようじゃない 僕はここにいる いじける暇はないからさ いつでも誘ってもっと もっと 明かりを消してダンスダンスダンス 僕はここにいる 果てを知るまではきっと 空っぽの身体にガソリンを入れてく 年と値段は上がるとか そんなの知るかよ 幸せは当たり前に踊ることさ 一度きりじゃない 幸せに当たり前に踊ってみないか めんどくさいけど テンポが揺れる度に 心が揺れちゃった でも結論紐解く君が手動で揺らしたってだけ 馬鹿馬鹿しい振り付けのダンス 毎日見せられてる 僕も上手くはないけど 品は勝ってるかな 認めても認めなくても 誰にも邪魔されたくない 幸せは当たり前に踊ることさ 一度きりじゃない 幸せに当たり前に踊ってみないか 身を削って踊るのはさ なんかちょっと違う気がするけど 当たり前に踊ったら 結果命が削れてく 2色の花が咲き合う 気持ちはわからないけど綺麗だ 僕らもそれと同じでしょ 踊り合ってみようよ 幸せは当たり前に踊ることさ 一度きりじゃない 幸せに当たり前に踊ってみないか 身を削って踊るのはさ なんかちょっと違う気がするけど 当たり前に踊ってこう 今すぐダンスダンスダンス |
心雨indigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | ごめんね、あなただけ 1人にさせてしまうかもしれない 左心房の炎が少しづつ消えかけてるの 深くあなたのことを 考えれば考えるほど 感情が迸(ほとばし)った わかんないよ 土砂降りの雨に打たれて 消えてく炎 私は1人泣く 土砂降りの雨に打たれて どこかどこかと 居場所を探すのよ 遅いよ気付くのが 今頃になって 部屋を探してるんでしょ 東京は豪雨で この間に少しづつ この街で初めて愛して この街で最後に愛した あなたの触れた温度が 消えてゆく 土砂降りの雨に打たれて 消えてく炎 私は1人泣く 土砂降りの雨に打たれても 心絶やさぬように 立ち尽くした2人は 流されようと必死で そんな時に限って地に足がついた 「苦しいなら燃やせばいい」 最後に見えた青い光で互いを悟って涙した 土砂降りの雨に打たれて 消えてく炎 私は1人泣く 土砂降りの雨に打たれて 流るる心の嘘 土砂降りの 雨に打たれて 土砂降りの 雨に打たれて |
インディゴラブストーリーindigo la End | indigo la End | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 僕らは命を取っ替えた 瞬間銃声が聞こえた それが昨日見た夢の内容だったんです 飛散する危ないハートを握って目覚めた 切り取った一部の悲しみ それをまだ知らずに生きる子供たち 愛されたってまだ 愛されたってまだ 気付かないで眠った 生けるか 生けるか 愛されたってもう 愛されたってもう 撃ち抜かれる未来を 涙で語った 突飛なラブストーリーが聞きたい 何もかもが優しくて甘いストーリー 笑えるラブストーリーを演じたい 誰もが知ってるあの女優と 渇く喉に流し込んだ 一つ確認するけどさそれは血じゃないよね 悲しみを切り取って貼って 赤く染まった手を見て目を瞑った 愛されたってまだ 愛されたってまだ 気付かないで眠った 生けるか 生けるか 愛し合う術を見て 小さな命を知る それだけのことを 幸せに続けれたら 愛し合うだけでもう 他はいらないからさ それくらいは 幸せであって欲しい |