猫系女子の切ない失恋を歌う、吉澤嘉代子の新曲「胃」をピックアップ!

 にゃん(2)・にゃん(2)・にゃん(2)の語呂から【猫の日】と呼ばれている2月22日。最近は“ネコノミクス”という言葉まで誕生するほどの猫ブームだそうな。何千何万と拡散され、毎日のようにSNSで目にする猫動画。映画でも『猫なんかよんでもこない。』が現在公開中、『世界から猫が消えたなら』は2016年5月14日公開スタート。さらにチュートリアルの徳井さんや、自称<ネコ吸い>の超愛猫家・坂本美雨さんなどがたびたびテレビで猫への愛を語っていますよね♪

 そして猫の日、J-WAVEラジオ「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では、猫ソングがテーマとして取り上げられておりました!ネコ吸いの坂本さんをはじめ、中島美嘉さん、斉藤和義さんなども大の猫好きとして知られており、猫好きアーティストはとても多いんだとか。よって歌詞に「猫」が登場する曲も沢山。ラジオパーソナリティーの亀田誠治さんセレクトの“猫ソング”はスピッツ「猫になりたい」、Chara「ミルク」、東京事変「黒猫道」、そして亀田さんプロデュースのビビアン・スー「Beauyiful day」でした。

 ラブソングの中で“猫”というワードは、たびたび“女性らしい心の動き”を例えるために使われ、可愛らしさや小悪魔性など女性の魅力的な部分を描いていることが多いのだそうですよ!他にもaikoの「猫」や米津玄師の「ホラ吹き猫野郎」といった猫ソングもオススメ♪ さらに本日のニュースでは、そんな猫のような性格のせいで彼とお別れすることになってしまったちょっぴり切ないニューラブソングをご紹介したいと思います。吉澤嘉代子が2月17日にリリースしたニューアルバム『東京絶景』の収録曲「胃」です。かなり変わったタイトルです…!

“あなたの胃を弱らせた わたしのわがまま
よそでは借りてきた猫 うちでは女王さま

誰にも本音 言えなくて すべてぶつけていた

胃がキリキリキリキリ痛むくらい ずいぶん苦しませて
もうムリムリムリムリになって 
さようならになっちゃった はあ”
「胃」/吉澤嘉代子

 歌詞のなかに“よそでは借りてきた猫”という言葉も出てきますが、この歌の主人公もきっと猫系女子ですよね…。自分を周りに表現することが苦手で、わがままで気分屋な彼女。すごく甘えたいのに素直になれずに、自宅に戻ったら彼に“好き”な気持ちを裏返してぶつけてしまう…。そして挙句「一緒にいると胃が痛くなる」と振られてしまうのです。切ない(泣)。愛しているのに、ついつい彼にキツくあたってしまうという女の子に是非、聴いていただきたい1曲です。良き距離を保ちながら、そんな猫系女子を愛してくれる男性もいるハズ…!

 また、このアルバムには「ジャイアンみたい」、「手品」、「ひゅー」などタイトルからして内容が気になってしまう名ラブソングが詰まっておりますので、まずは収録曲の歌詞を楽しんでみてください♪

2016年2月17日発売
初回限定盤(CD+DVD) CRCP-40446 ¥3,241+税
通常盤(CD) CRCP-40447 ¥2,778+税

<収録曲> ※全曲歌詞公開中!
01. movie
02. ひゅー
03. 胃
04. ガリ
05. ひょうひょう
06. ジャイアンみたい
07. 手品
08. 化粧落とし
09. 綺麗
10. 野暮
11. ユキカ
12. 東京絶景