“どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに
自分より 悲しむから
つらいのがどっちか わからなくなるよ
ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる”
「ひまわりの約束」/秦基博
現在、歌ネットでは秦基博のインタビューを公開していますが、秦本人もこの曲は「多くの方が聴いてくれているのももちろんですけど、歌ってくれているんだなぁと、今も感じることが多い」と語っておりました。聴いてくれている人の“今の状況”や“人と人”の関係が良い方へ変わってくれたら…という想いを込めて描かれたという歌詞。曲を聴いても、歌詞を読んでも、カラオケで歌っても心に沁みる名曲ですよねぇ…。
そして、カラオケ年間ランキングは、2位がセカオワ「Dragon Night」、3位が中島みゆき「糸」、以下、三代目JSB「R.Y.U.S.E.I.」 、松たか子「Let It Go〜ありのままで〜」、一青窈「ハナミズキ」、西野カナ「Darling」、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」、WhiteFlame feat.初音ミク「千本桜」、MONGOL800「小さな恋のうた」と続きます。2014年のヒット曲と不朽の名曲のランクインが目立つ一方、2015年のリリースものが1曲もランクインしていないことに驚きました…!唯一、クマムシの「あったかいんだからぁ♪」が14位に入り込みましたが、こちらも“ネタ”としてのブレイクは2014年です。
“歌詞ランキング”は、今のリアルなヒット曲が最速で反映されるため、週間ランキングも年間ランキングもかなり流動的です。しかし、カラオケでは皆さんの多くが“自分が歌えること”+“なるべくみんなが知っている曲”を前提として選曲をしますよね。【カラオケ年間ランキング】の楽曲はまずその条件を満たしていなければなりません。さらに「ハナミズキ」や「残酷な天使のテーゼ」などのいわゆる“カラオケ定番曲”は常に上位にランクインするため、最新ヒット曲がそれを上回って新たな“カラオケ定番曲”となるには、より時間がかかるのではないでしょうか。よって、今年【カラオケ年間ランキング】にはランクインしなかった2015年リリース楽曲が、時を経て2016年の年間ランキングで“定番曲”として認定されている可能性もアリ!
ちなみに現在、カラオケ週間ランキングではback numberの「クリスマスソング」が1位を記録中。歌詞アクセスは400万回を突破し、たった2ヵ月で歌ネットの<歴代人気曲>首位に君臨した新王者でもあります!4位には、CMで話題の浦島太郎(桐谷健太)「海の声」。5位には、女子から“神曲”と称されている西野カナ「トリセツ」が。さらに20位には、UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」。21位には、家入レオ「君がくれた夏」がランクイン!さて、これらの楽曲のどれかが来年の【カラオケ年間ランキング】にはランクインするのでしょうか…!?注目ですっ。