26歳、なに着て生きていこう?

  2024年3月6日に“ゆいにしお”がMajor 2nd Full Album『weekday』をリリース! 今作は、TVアニメ『真の仲間』2ndシーズンOP曲「routine life」他、全11曲が収録された、1年5ヶ月ぶりとなるフルアルバム。「仕事をして過ごす日々」=weekdayを過ごす中での葛藤や困難を受け入れて、「自分の時間をもっと大切にしよう、人生を楽しもう」という気持ちにさせてくれる1枚となっております。
 
 さて、今日のうたコラムではそんな“ゆいにしお”による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第1弾。綴っていただいたのは、Major 2nd Full Albumにも収録される新曲「TWO HANDS」にまつわるお話です。26歳の”今”のリアルな気持ちを詰め込んだこの歌。なかでもゆいにしおがとくに悩んでいる問題は…。今回は音声版もございます。ぜひ本人の朗読でもエッセイをお楽しみください!


ゆいにしおの朗読を聞く

先日リリースした曲『TWO HANDS』は、26歳の今を全力で楽しもう!というメッセージを込めた曲。26歳は両手のジェスチャーで表せないので、両手で表せる以上の可能性を感じて、楽しくいろいろチャレンジしながら生きていきたい、という気持ちがいっぱい詰まっています。
 
でも、26歳なりにいろいろな悩みがあります。
 
たとえば、『TWO HANDS』では<なに着て なに食べて 生きていこうかな>という歌詞がある。
そこで、今回は26歳の悩みの中でも、とくに私が悩んでいる「26歳女、何着て生きていこうか問題」について話したい。
 
26歳になってから、急に着る服がわからなくなった。自分なりに考えた理由は2つ。
 
1つめは、突然の体型の変化。
20代前半と体重はそう変わらないのに、明らかに体型が変わってきている。もともと下半身の骨格がしっかりしているほうなんだけど、なにを守っているのかわからない、一見不要な肉がつきはじめている。そのせいか、タイトなワンピースなど下半身が強調される服があまり似合わないような気がしてきた。
 
2つめは、価格帯とデザインのバランス。
世間的なアラサー向けらしいブランドは、アラサーの平均的なお給料で継続的に購入するのは難しい。
だけど、お財布に優しい大学生向けのブランドは、20代前半ではいい感じに着こなせたのに今着るとなんか違う。
結局、赤い看板のファストファッションブランドに落ち着いてしまう日々だ。
 
結論、着たい服を着ればよい、というありふれた回答が頼りになってしまう。
でも、自分を好きになれる服を着て生きていきたい。体型と価格とデザインが、ちょうど自分を好きになれる服に重なるといいなあ。そんな服ってどこにあるかしら。
 
残り半年となった26歳は、そんな模索も『TWO HANDS』とともに楽しみたい。
 
<ゆいにしお>



◆紹介曲「TWO HANDS
作詞:ゆいにしお
作曲:ゆいにしお



◆Major 2nd Full Album『weekday』
2024年3月6日発売

商品予約ページ:https://lit.link/yuinishio