SUPER BEAVER

ぱっと一言じゃ言い表せない。好き、だけのはずがない。

 2021年5月19日に“SUPER BEAVER”がニューシングル「愛しい人」をリリースしました。タイトル曲は、松坂桃李×麻生久美子×井浦新による金曜ドラマ『あのときキスしておけば』主題歌。この楽曲には<死ぬまで味方でいよう>と綴られ、世代を超えて多くの人の共感を呼ぶラブソングに仕上がっております。

 さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SUPER BEAVER”の柳沢亮太(Gt.)による歌詞エッセイをお届け!新曲「愛しい人」に通ずる想いです。あなたがこれまで経験してきた“恋”を振り返りながら、あなたのそばにいる“大切な人”を頭に思い浮かべながら、このエッセイと歌詞に込められた“愛”を受け取ってください。

~歌詞エッセイ「愛しい人」~

恋愛。口にすると実に照れくさい響き。それでいて人生と切り離せない、恋とか、愛とか。

誰かのことを恋愛感情として明確に意識し始めるのは小学生くらいの頃だろうか。それから抱くいくつかの恋心は、初めての気持ちとたくさん出会わせてくれる。

“好きな人”
クラスが別になって落ち込んだり、友達と同じ人を好きになったり、その人は自分ではなく友達のことが好きだったり…。学校帰りの待ち合わせ、初めて遠出をしたデート、手を繋げた嬉しさ。進路、将来のこと、引越し、好きなのに、お別れしたり。当たり前のように動く世界が憎たらしくなるくらい、長く引きずる失恋もあるかもしれない。

胸の高鳴り、寂しさ、悔しさ、切なさ、苦しさ、嫉妬、執着。
振り返ればどれも微笑ましくて、その瞬間は真剣そのもので。
歓びを知って、哀しさも知って。満足を知って、喪失を知る。

やがて、そんな経験が予防線へと変わっていくこともある。万が一でも、落ち込まないよう、惨めにならないよう。告白、なんて曖昧にして、それよりも、何となくの勢いに身を任せてみたり。浮かれたり、後悔したり、嫌悪したり。いつしか「恋」は思い出話に。

それでも、ため息をついたその隣で「まあまあ」なんて言いながら、話に付き合ってくれる人もいたりして。互いに愚痴を披露しあって、卑しい部分も知っていて、それでいて一番気が合うような。

“大切な人”
それが恋愛感情なのかどうなのか。それでも、一緒にいたいと思うようになって。少しずつお互いの人生に干渉するようにもなる。他人に話したことのない話を聞いてほしくなったり。恋心だけでは築けなかった関係。自分だけが知っている相手の良いところに頬を緩ませて、自分しか知らないであろう相手の駄目なところに苛々したりもする。

見た目が好き?優しい?面白い?趣味が同じ?惹かれた理由?さあ、なんだったっけ。

ぱっと一言じゃ言い表せない。
好き、だけのはずがない。

胸の高鳴り、寂しさや悔しさ、切なさも苦しみも渡し合って。歓びも、哀しみも、後悔も困難も分かち合って。嫉妬、執着、卑しさ、落ち込む姿も、惨めな姿も見せ合って。

死ぬまで味方でありたい、死ぬまで味方でいようと思うこと。
人と人とで向き合い生まれる信頼。きっといくつかの恋心の先で巡り合う特別。

口にするのは実に照れくさいけれど。
それが、好きな人で、大切な人で、自分の人生から切り離せない

“愛しい人”。

<SUPER BEAVER・柳沢亮太>

◆紹介曲「愛しい人
作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太

◆New Single『愛しい人』
2021年5月19日発売
初回生産限定盤 SRCL-11762~3 ¥1,900(税込)
通常盤 SRCL-11764 ¥1,300(税込)

<収録曲>
01. 愛しい人
02. ほっといて
03. はちきれそう
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