地平線のディエゴ

TRUMPシリーズ 繭期幻想樂団

地平線のディエゴ

作詞:末満健一
作曲:和田俊輔
発売日:2026/05/20
この曲の表示回数:124回

地平線のディエゴ
少年が最後に見た世界は
地平線に沈んでいく夕景だ
今日にさよならを言いながら
陽は沈んでいく誰かの明日のために

生まれた時から運命に見放されていた
人間種と吸血種の混ざり子ダンピールだ
少年は自己存在を呪いながら
逃げて逃げて逃げ続けた

ようやくたどり着いたのは
嘘という名の檻の中で
本当の自分なんてどこにもいない
檻の中で誰よりも自由でいたかった
ずっと外を眺めていた
そこから見える景色はどんなものだろう
一日の終わりに空が夕暮れに染まっていく
今日という一日が死にゆく景色だ
誰かが言っていた心の色は
血よりも赤い赤だという
あの夕暮れのような赤であればいいのに

ようやくたどり着いたのは
嘘という名の檻の中で
友情なんてどこにもなかった
それでも約束した、みんなを連れていくと
終わることのない永遠の繭期に
その約束が果たされることはなかったけれど
気がつけば檻の中でも逃げ続けていた
ダンピールの限られた時間の儚さを知る
それでも夕暮れに願わずにはいられなかった
また明日がやってくることを
あの夕暮れのような赤をずっと見ていたかった

この手はなんだって掴むことができる
そう信じていた
あんたを自由にしてやると言った
自由じゃないのは自分とも知らずに
だからまた逃げなければいけない
夕暮れを幾重にも越えた空の彼方に
なにも見えない
まだなにも
そこに行ってみなくては
逃げることは罪だった

罪を犯した少年は囚われた
檻の中のさらに奥深く
ヘル・クランと呼ばれる まるで牢獄に
出口は堅く閉ざされている
そこからは誰も逃れられない
そこからはあの空も見えはしない
だから少年はそこにはいられなかった
その両の手が自由に届くところにまで
檻を壊した少年は駆け出した
逃げるためではなく生きるために
息が切れるまで
心臓の鼓動が止まる前に
闇を払うようにして追っ手から逃げた
傷いて打ちのめされてまた傷ついて
心が今にも尽き果てそうだ
その時 一筋の光が見えた
あと一歩 あと一歩
自分が呪った運命の出口へと
重たい足取りを進める
少年がようやく檻の外に出ると
目の前に広がるは遥かな地平線だった

少年が最後に見た世界は
地平線に沈んでいく夕景だ
今日にさよならを言いながら
陽は沈んでいく誰かの明日のために
空が夜に染まり星が瞬く頃に
地平線のディエゴは長い長い眠りについた
永遠の繭期を夢に見ながら

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