銀の目と夜のように

TRUMPシリーズ 繭期幻想樂団

銀の目と夜のように

作詞:末満健一
作曲:和田俊輔
発売日:2026/05/20
この曲の表示回数:89回

銀の目と夜のように
ひとりの少年は衝動のままに生きていた
胸の内に燻る獰猛な衝動を
押さえることができなかった
暴れる彼を止めようと
火掻き棒が彼の顔にめがけて振り下ろされた
片目を潰された繭期の少年
白濁した瞳は光があたると銀色に輝いて見えた
片目が銀色の目をした吸血種の物語

一度目の脱走は
嘘みたいに呆気なく失敗に終わった
二度目の脱走は
懲罰房から出てすぐのこと
このときの脱走は成功する
そのあとすぐに捕まって
二週間の懲罰房入り
三度目の脱走も成功する
毒の血のジュース事件を知ってるかしら?
クランの食堂で出された兎の血のジュースに
リコリスの毒が混入されていた
毒の血のジュースを飲んだ生徒で
医務室は溢れ返り クラン中が大騒ぎ
騒ぎが収まった頃 少年の姿はすでに消えていた

血盟警察が動き出す事態になったけれど
誰も彼を見つけることはできなかった
少年が向かったのは人間種の世界
互いの世界を侵犯してはならぬ
不可侵条約があればこそ
吸血種が身を隠すには打ってつけの場所

喉の渇きを潤すために少年は
夜道をひとり歩く少女を獲物に定めた
首筋に牙を突き立てようとした
少年の目は闇に吸い込まれる
まるで死んでいるかのような白い肌
まるで夜しかしらないような黒い瞳
夜のような少女は怯える様子もなく
心奪われた少年は一目で恋に落ちたのだった

人間種と吸血種 互いに世界を別つふたり
両親を亡くして孤独である少女は
自分を襲おうとした少年を匿った
彼が吸血種であることをわかりつつ
少女はどこからか手に入れた血液を
少年に施し与え その渇きを癒す

時を同じくして
その少女の住む村は恐怖に陥っていた
村の人間が次々と殺されていった
猟奇的連続殺人事件
誰の仕業かもわからずに
村中に疑心暗鬼が蔓延する
ある日少年は物音に気付く
真夜中に少女がどこかに出かける
後を追う少年
少女は歩みは迷いなく
そこは若い夫婦の住む家だった
少年が窓から覗くと
身重の妻が殺されていた
小さな村を震撼させた
猟奇的連続殺人事件
すべては彼女の仕業だった

夜のような少女 一目で恋に落ちた
夜のような少女 血を与えてくれた
夜のような少女 彼女は狂気の虜であった
気がつくと少年のその手は
少女の首を絞めつけていた
夜は恍惚とした笑みを浮かべながら
少年の手によって息絶えた
その光景を見ていた者がいた
妻を殺されたばかりの男だろう
少年はすぐさま逃げ出した
夜のような少女 彼女の犯した罪のすべては
少年のものとなるだろう
片目を潰された繭期の少年
白濁した瞳は光があたると銀色に輝いて見えた
片目が銀色の目をした吸血種の物語

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